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JP2009005073A - デジタルアナログ変換器と歪補正回路 - Google Patents

デジタルアナログ変換器と歪補正回路 Download PDF

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JP2009005073A
JP2009005073A JP2007163933A JP2007163933A JP2009005073A JP 2009005073 A JP2009005073 A JP 2009005073A JP 2007163933 A JP2007163933 A JP 2007163933A JP 2007163933 A JP2007163933 A JP 2007163933A JP 2009005073 A JP2009005073 A JP 2009005073A
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健吾 岡田
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Abstract

【課題】本発明は、正確な歪成分生成のための係数を決定するために調整作業を要せず、簡易な構成により、PWMの高調波成分を除去することができるD/A変換器を提供する。
【解決手段】デジタル信号をデルタシグマ変調するDSM103と、DSM103から出力されるデジタル値に応じたパルス幅のパルス幅変調信号を出力するPWM104と、PWM104で発生する歪成分を検出する歪検出器102を備え、歪検出器102はデジタル信号を受け位相補正する遅延器115と、DSM113と、PWM114と、PWM114の出力からDSM113の出力を減算し減算結果を出力する減算器116と、遅延器115の出力信号から減算器116の出力信号を減算する減算器117を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタルアナログ変換器に関し、特に、パルス幅変調信号を出力するデジタルアナログ変換器の歪補正に好適な構成の回路構成に関する。
デジタルアナログ変換器(「D/A変換器」とも略載される)として、デジタル信号のデジタル値に応じたパルス幅のパルス幅変調(Pulse Width Modulation:「PWM」とも略載される)信号を出力するパルス幅変調信号出力回路を用いるものが知られている。この種のD/A変換器についてその概要を説明するため、以下では、特許文献1の記載を参照して説明する。図13乃至図15は、特許文献1の図面を引用したものである。図13を参照すると、ΔΣ変調回路4の出力デジタル信号は、D/A変換部を構成するPWM回路5に供給される。PWM回路5は、入力されるデジタル信号のビット数に応じた数のパルス幅のPWM信号を出力する。例えば、受け取ったデジタル信号が3ビットであれば、PWM回路5は、そのデジタル値に応じた7種類のパルス幅のPWM信号を出力する。
歪補正成分生成回路3は、入力信号からPWM回路5で発生する高調波歪の補正成分を生成する。位相補正回路10は、歪補正成分生成回路3で生成した歪補正成分Dnとちょうど逆位相となるように、入力信号を位相補正した信号Dcを出力する。減算器2でDcからDdを差し引くことで、予めPWM回路5で生じる歪相当の成分を低減させる。
歪補正成分生成回路3では、入力信号の高調波成分を演算により擬似的に発生させる方式を取っている。位相補正回路10は、歪補正成分生成回路3で生成した信号と逆相となる特性を持たせる。
図14は、PWM回路5発生する再生信号の2次高調波歪を除去する場合の位相補正回路10および歪補正成分生成回路3の構成例を示している(特許文献1の図2を引用)。すなわち、この例においては、位相補正回路10は、入力デジタルオーディオ信号Diの1サンプル分の遅延回路11を備えている。位相補正回路10の伝達関数Haは、Ha=Z−1である。なお、Z−1は1サンプル遅延をZ関数で表したものである。歪補正成分生成回路3は、乗算器31と、アンプ32と、1サンプル遅延回路33、35と、減算回路34、36を備えている。歪補正成分生成回路3の伝達関数Heは、
He=α・x・(1−Z−1
となる。ただし、αは定数、xは入力デジタル信号の値、Z−1は1サンプル遅延をZ関数で表している。
PWM回路5では、再生信号成分の高調波歪が発生し、特に2次高調波歪が一番大きくなる。図13に示した構成は、PWM回路5で発生する再生信号成分の2次高調波歪を、規格化周波数が高いときにも、十分に抑圧できる。
図15は、複数個の高調波歪を除去するD/A変換器の構成例を示すものである(特許文献1の図8を引用)。歪補正成分生成回路3は、2次歪、3次歪、・・・のようにm(mは2以上の整数)個のn次高調波歪のそれぞれに対応する歪補正成分を生成する歪補正成分生成部301、302、・・・30mを備え、歪補正成分生成部301、302、・・・30mは、それぞれ入力端1からのデジタル信号DiからPWM回路5で発生するm個の次数の高調波歪のうちの、対応する次数の高調波歪を除去するための歪補正成分Dn1、Dn2、・・・Dnmを生成するための伝達関数He1、He2、・・・Hemを備える。歪補正成分生成部301、302、・・・30mからの歪補正成分Dn1、Dn2、・・・Dnmは、加算回路310に供給され、加算回路310はm個の歪補正成分Dn1、Dn2、・・・Dnmの加算出力として歪補正成分Dnを生成し、歪補正成分Dnを減算回路2に供給し、位相補正回路10からのデジタル信号から減算する。位相補正回路10は、m個の歪補正成分生成部301、302、・・・30mでの位相特性に合わせるように、入力デジタル信号Diの位相特性を補正するための位相補正部101、102、・・・10mを備え、位相補正部101、102、・・・10mは、入力デジタル信号DiについてPWM回路5で発生するm個のn次高調波歪のそれぞれが、PWM回路5において、減算回路2を通ってきた歪補正成分Dn1、Dn2、・・・Dnmに対して、規格化周波数に関係なく、逆相となるように、入力デジタル信号Diを位相補正するための伝達関数Ha1、Ha2、・・・Hamを備える設計とされる。位相補正部101、102、・・・10mからの位相補正されたデジタル信号Dc1、Dc2、・・・Dcmは、加算回路110に供給され、加算回路110は、m個のデジタル信号Dc1、Dc2、・・・Dcmの加算出力として振幅および位相補正されたデジタル信号Dcを生成し減算回路2に供給し、複数個のn次高調波歪を除去する構成とされている。
特許第3772970号公報(特開2003−133959号公報)
図13乃至図15を参照して説明した関連技術のD/A変換器は、次のような問題点を有している。なお、以下の内容は、本発明者の検討結果によるものである。
高調波歪を低減することはできるものの、例えば正確な歪成分生成のための係数を決定する等のために、調整作業が発生する。
すなわち、歪補正成分生成回路3(図14参照)では、歪成分を演算により擬似的に生成しているため、実回路で発生する高調波歪のレベルに合わせて回路を調整することが必要となる。
また、一つの歪に対して一つの補正回路で対処しているため、複数次の成分に対応するためには、複数個の補正回路の設計が必要となる(図15参照)。
通常、高調波歪は、複数次発生するが、それぞれの次数に対応した補正回路が必要となるため、補正する次数が多くなると、必然的に回路が複雑化してしまい、調整すべき項目も増加する。
さらに、入力信号の2乗演算に乗算器31を備えている(図14参照)。複数次の高調波歪を低減させる場合、位相補正回路10(図13参照)が複雑化する。また、高調波を生成するために2乗回路を必要としており、回路面積や消費電力の上でも、適用に制約が生じる場合がある。
本願で開示される発明は、前記課題を解決するため、概略以下の構成とされる。
本発明の1つの側面(アスペクト)に係る回路(歪補正回路)においては、入力信号を信号処理した信号を出力する第1の回路に対して、前記第1の回路と前記信号処理に関して同一又は等価な構成を含む第2の回路を、前記第1の回路よりも前段に備え、前記第2の回路は、入力信号を受け信号処理し、前記第2の回路の出力信号には、前記第1の回路に前記入力信号を入力した場合に生成される歪成分と等価な歪成分が含まれ、前記第2の回路の出力信号より、前記入力信号成分を除いた歪成分を含む信号を抽出する回路を備え、前記入力信号から、前記抽出された歪成分を含む信号(歪信号)を減算した信号が、前記第1の回路に入力され、前記第1の回路から歪成分が補正された信号が出力される。
本発明の他の側面に係る回路(歪補正回路)においては、入力信号を信号処理した信号を出力する第1の回路に対して、前記第1の回路の入力と出力のそれぞれの切替を行い、前記第1の回路をして、歪検出と信号処理とを時分割で行うように切替制御する切替回路を備え、前記切替回路により、まず、入力信号が前記第1の回路に入力され、前記第1の回路では前記入力信号を信号処理し、前記第1の回路の出力信号を帰還させ、帰還路内に、前記第1の回路の出力信号より、前記入力信号成分を除いた歪成分を含む信号を抽出する回路を備え、前記入力信号から、前記抽出された歪成分を含む信号(歪信号)を減算した信号が、前記第1の回路に入力され、前記第1の回路から歪成分が補正された信号が出力される。
本発明においては、前記第1の回路が、入力されるデジタル信号の値に応じたパルス幅のパルス幅変調信号を出力するパルス幅変調器を含む。
本発明においては、前記第1の回路が、前記デジタル信号を受けデルタシグマ変調して出力するデルタシグマ変調器をさらに含み、前記デルタシグマ変調器の出力が、前記パルス幅変調器に入力される。
本発明の1つ側面に係る回路(デジタルアナログ変換器)においては、デジタル信号を受けデルタシグマ変調して出力する第1のデルタシグマ変調器と、
前記第1のデルタシグマ変調器から出力されるデジタル信号を受け該デジタル信号の値に応じたパルス幅のパルス幅変調信号を出力する第1のパルス幅変調器と、
入力デジタル信号を受け出力信号を前記第1のデルタシグマ変調器に供給する歪検出器と、を備えている。
本発明において、前記歪検出器は、
前記入力デジタル信号を受け位相補正して出力する遅延器と、
前記入力デジタル信号を受けデルタシグマ変調して出力する第2のデルタシグマ変調器と、
前記第2のデルタシグマ変調器から出力されるデジタル信号を受け該デジタル信号の値に応じたパルス幅のパルスを出力する第2のパルス幅変調器と、
前記第2のパルス幅変調器からの出力信号より、前記第2のデルタシグマ変調器からの出力信号を減算し、減算結果を出力する第1の減算器と、
前記遅延器の出力信号より、前記第1の減算器からの出力信号を減算し、減算結果を出力する第2の減算器と、
を備え、前記第2の減算器の出力信号が前記第1のデルタシグマ変調器に入力される。
本発明においては、前記歪検出器が、
前記第2のデルタシグマ変調器の出力信号を受けサンプリングレートを変換する第1のサンプリングレート変換回路を備え、
前記第1の減算器は、前記第2のパルス幅変調器の出力信号より、前記第1のサンプリングレート変換回路の出力信号を減算し、
前記第1の減算器の出力信号を受けサンプリングレートを変換する第2のサンプリングレート変換回路を備え、
前記第2の減算器は、前記遅延器の出力信号より、前記第2のサンプリングレート変換回路からの出力信号を減算し、減算結果を出力する構成としてもよい。
本発明においては、前記歪検出器が、
前記第2のパルス幅変調器の出力信号を受けサンプリングレートを変換するサンプリングレート変換回路を備え、
前記第1の減算器は、前記サンプリングレート変換回路の出力信号より、前記第2のデルタシグマ変調器からの出力信号を減算し、減算結果を出力する構成としてもよい。
本発明において、前記第1のデルタシグマ変調器と前記第2のデルタシグマ変調器とが同一構成であり、前記第1のパルス幅変調器と前記第2のパルス幅変調器とが同一構成とされる。
本発明の他の側面に係る回路(デジタルアナログ変換器)においては、デジタル信号を受けデルタシグマ変調して出力するデルタシグマ変調器と、
前記デルタシグマ変調器から出力されるデジタル信号を受け該デジタル信号の値に応じたパルス幅のパルス幅変調信号を出力するパルス幅変調器と、
前記入力デジタル信号を受け位相補正して出力する遅延器と、
前記パルス幅変調器からの出力信号より、前記デルタシグマ変調器からの出力信号を減算し、減算結果を出力する第1の減算器と、
前記遅延器の出力信号より、前記第1の減算器からの出力信号を減算し、減算結果を出力する第2の減算器と、
入力デジタル信号と前記第2の減算器の出力信号のいずれか一方を選択して前記デルタシグマ変調器に入力する第1の切替スイッチと、
前記パルス幅変調器の出力信号を、出力バッファと前記第1の減算器のいずれか一方に出力する第2の切替スイッチと、
を備えている。
本発明においては、前記デルタシグマ変調器の出力信号を受けサンプリングレートを変換する第1のサンプリングレート変換回路を備え、
前記第1の減算器は、前記パルス幅変調器の出力信号より、前記第1のサンプリングレート変換回路の出力信号を減算し、
前記第1の減算器の出力信号を受けサンプリングレートを変換する第2のサンプリングレート変換回路を備え、
前記第2の減算器は、前記遅延器の出力信号より、前記第2のサンプリングレート変換回路からの出力信号を減算し、減算結果を出力する。
本発明において、前記第1のサンプリングレート変換回路がインターポレーションフィルタを含み、前記第2のサンプリングレート変換回路がデシメーションフィルタを含む。
本発明においては、前記パルス幅変調器の出力信号を受けサンプリングレートを変換するサンプリングレート変換回路を備え、
前記第1の減算器は、前記サンプリングレート変換回路の出力信号より、前記デルタシグマ変調器からの出力信号を減算し、減算結果を出力する構成としてもよい。
本発明において、前記サンプリングレート変換回路がデシメーションフィルタを含む。
本発明によれば、正確に歪補正を行うための調整作業を要せず、簡易な構成により、高調波成分を除去することができる。
上記した本発明についてさらに詳細に説述すべく添付図面を参照して以下に説明する。本発明においては、パルス幅変調(Pulse Width Modulation :「PWM」とも略記される)を用いるD/A変換器において、PWM変換に伴う歪発生を抑えるための構成として、実信号処理パスと同じデルタシグマ(ΔΣ)変調(Delta−Sigma Modulator :「DSM」とも略記される)とPWMを用いて歪検出を行う。かかる構成により、発生する歪成分と完全に同一の歪成分を検出することができる。
本発明に係る回路においては、その1つの態様として、図2を参照すると、入力信号を信号処理した信号を出力する第1の回路(DSM103、PWM104)に対して、前記第1の回路と等価な第2の回路(DSM113、PWM114)を、歪検出器として、前記第1の回路よりも前段に備え、前記第2の回路(DSM113、PWM114)は、入力信号を受け信号処理し、前記第2の回路の出力信号には、前記第1の回路に前記入力信号を入力した場合に前記第1の回路の出力信号に含まれる歪成分(例えば入力信号の高調波成分)と等価な歪成分が含まれ、前記第2の回路(DSM113、PWM114)の出力信号より、前記入力信号成分を除いた前記歪成分を含む信号を抽出し、前記入力信号から、前記歪成分を抽出した信号を減算した信号が、前記第1の回路(DSM103、PWM104)に入力され、前記第1の回路の出力(PWM104)から歪成分(例えば入力信号の高調波成分)が補正(抑制、除去)された信号が出力される。
本発明によれば、歪検出器として、1組の回路(DSM、PWM)で、全高調波歪に対応できる。
さらに、本発明によれば、実信号処理パスの回路(DSM、PWM)を歪検出器として用いる構成としたことにより、歪検出器を改めて設計する必要はない。本発明によれば、更に、歪検出器の伝達関数の設計が必要なく、設計期間や工数削減に寄与する。
本発明において、歪成分の除去は、実信号処理パスの回路であるDSMよりも以前で行う。
本発明において、ノイズシェーピング特性の劣化やPWM変換に要するクロック周波数の増加を伴わずに、特性を改善することができる。
一般に、PWMの分解能が増加すると必要となるクロック周波数も増加する関係にあるため、PWMの分解能は低く設定される。
分解能を低くするためには、入力信号のビット幅も小さくする必要があるため、DSMを用いて、信号の帯域内品質は保ちつつ、ビット幅を下げている。
このため、DSMの後に、歪検出及び補正を行う場合、表現できる歪成分の分解能が小さくなり、効果的な除去が困難な上、ノイズシェーピング特性の劣化やビット幅増加によるPWM処理に必要なクロック周波数の増加等が発生する可能性がある。
これに対して、本発明によれば、PWM変換方式の構成や、DSM(ΔΣ変調器)の伝達関数、信号のサンプリング周波数、ビット幅に依存せずに、良好な歪補正を行うことができる。
本発明において、DSMとPWMとしては、同一の回路(DSM、PWM)を2組用意するという構成に限定されるものでなく、本発明の別の態様として、DSMとPWMの1組を、時分割で利用するようにしてもよいことは勿論である。本発明に係る回路においては、その別の態様として、図6を参照すると、入力信号を信号処理した信号を出力する第1の回路(DSM、PWM)に対して、前記第1の回路(DSM、PWM)の入力と出力のそれぞれの切替を行い、前記第1の回路をして、歪検出と信号処理とを時分割で行うように切替制御する切替回路(SWA、SWB)を備え、切替回路により、まず、入力信号が前記第1の回路(DSM、PWM)に入力され、前記第1の回路(DSM、PWM)では前記入力信号を信号処理し、前記第1の回路の出力信号を帰還させ、帰還路内で、前記第1の回路の出力信号より前記入力信号成分を除いた歪成分を含む信号を抽出する(歪検出サイクル)。次に、前記入力信号より、前記第1の回路で生成される歪成分を減算した信号が、前記第1の回路(DSM、PWM)に入力され、前記第1の回路の出力(PWM)から、歪成分(例えば入力信号の高調波成分)が補正(抑制、除去)された信号が出力される。以下、デジタルオーディオ再生装置におけるオーバーサンプリング型D/A変換器に本発明を適用した実施例について説明する。
図1は、本発明の一実施例の全体構成を示す図である。図1を参照すると、本実施例は、オーバーサンプリングフィルタ(Over Sampling Filter:「OSF」とも略記される)101の出力信号が、本発明による歪検出器(Distortion Detector)102へ入力される。なお、OSF101では、もとのサンプリング周波数fsのn倍の周波数(n×fs)でデータをサンプリングする。歪検出器102の出力は、出力符号と入力符号の差を積分し積分結果が最小となるように符合を出力するDSM(Delta Sigma Modulator)103に入力され、DSM103の出力は、PWM(Pulse Width Modulator)104に入力される。DSM103の出力の周波数スペクトラム特性において、量子化雑音成分は高い周波数側に分布し、ノイズシェーピング特性を実現している。なお、PWM104の出力は、いずれも図示されない、ドライバアンプ、平滑回路を通してスピーカーを駆動する。
DSM(ΔΣ変調)103は、入力されるデジタル信号のビット数を落とし、量子化ノイズを高域側に移す。例えば24ビットのデジタルオーディオ信号に対して3次のノイズシェーピングを行なって、3〜8ビットのデジタル信号を出力する。
図2は、図1の歪検出器102の構成をシグナルフロー(Signal Flow Diagram)で示した図である。図2を参照すると、歪検出器102は、遅延器(Delay Controller)115と、DSM(ΔΣ変調)113と、PWM114と、PWM114の出力信号よりDSM113の出力信号(フィードフォアワードされた信号)を減算する減算器116と、遅延器(Delay Controller)115の出力信号より、減算器116の出力信号を減算する減算器117を備えている。
減算器117は、入力信号と、実信号パスと同等のΔΣ変調、及びPWM処理を行った信号の差分信号を生成する(高調波歪成分の抽出)。
遅延器115は、DSM113、PWM114、減算器116の歪検出の遅延を補正する。なお、減算器116は、PWM114の出力信号と、DSM113の出力信号の逆相信号とを加算(ADD)する動作を行う加算器でもある。同様に、減算器117は、遅延器115の出力信号と、減算器116の出力信号の逆相信号とを加算(ADD)する動作を行う加算器でもある。
オーバーサンプリングフィルタ(OSF)101の出力信号から歪検出器102の出力の信号を差し引いた信号(減算器117の出力)が、実信号パスのDSM103へ入力される。
図3は、図2の歪検出(Distortion Detector)回路の各ノードでの周波数領域のスペクトラム特性を模式的に示す図である。なお、図3のスペクトラム特性(a)乃至(e)は、対応するノード71〜75での時間領域の信号をDFT(離散フーリエ変換)、あるいはFFT(高速フーリエ変換)等により周波数領域に変換しパワースペクトラム(スペクトラム強度)表示したものである。
図1のOSF101の出力、すなわち、遅延器115の入力ノード(図3の71)の周波数成分は、図3のスペクトラム特性(a)に示すように、信号スペクトルと、雑音成分(量子化雑音等)が含まれる。なお、Nyquist(ナイキスト)周波数(n×fs/2)まで量子化雑音は一様に分布している。サンプリング周波数に反比例して単位周波数あたりの雑音電力は低減することが知られており、オーバーサンプリング(n×fs)によって、量子化雑音のスペクトラム強度は、サンプリング周波数fsの場合の1/nに低減される。
DSM113の出力ノード(図3の72)においては、図3のスペクトラム特性(b)に示すように、量子化雑音は高い周波方向にシフトされており、低周波側のスペクトラム強度は低減される。なお、スペクトラム特性(b)では、雑音成分スペクトラムを模式的に直角三角形で表している。
PWM114の出力(図3の73)においては、図3のスペクトラム特性(c)に示すように、信号の高調波成分が現われる。なお、スペクトラム特性(c)では、信号成分と、2次、3次の高調波成分のスペクトルのみが示されており、4次以上の高調波のスペクトラム強度は、ノイズシェーピングされた雑音レベル以下となっているため、図示されない。
減算器116の出力(図3の74)においては、図3のスペクトラム特性(d)に示すように、信号成分は相殺されて消え、高調波成分(2次、3次、・・・)が残る。なお、雑音成分は、無相関(ランダム)であるため、減算器116による減算(正相信号と逆相信号の加算)でも相殺されることなく、残る。
減算器117の出力においては、入力信号を遅延器115で遅延させた信号(スペクトラム特性(a))より、減算器116の出力信号(スペクトラム特性(d))を時間領域で差し引いた信号の周波数成分として、信号スペクトルと、減算器116の出力ノード(図3の74)に含まれる高調波成分と逆相の高調波成分が残る。
これを、DSM103でΔΣ変調し、PWM104でPWM変調する。PWM104の出力ノード(図3の75)のスペクトラム特性は、図3の(e)に示すようなものとなり、高調波成分は現われない。なお、前述したように、減算器116、117は、いずれも時間領域(time domain)で信号の減算を行うものであり、周波数領域(frequency domain)においてスペクトラム特性同士の減算等を行うものではないことを付言しておく。
図2にシグナルフローを示した歪検出器102について具体的な構成例を以下に説明する。
図4は、歪検出器102の一実施例(実施例1)の構成を示す図である。図4を参照すると、歪検出器102は、入力されたデジタル信号を受けデルタシグマ変調するDSM113と、DSM113から出力されるデジタル信号を受け該デジタル信号の値に応じたパルス幅のパルスを出力するPWM114と、DSM113の出力信号を受け補間によりサンプリングレートを変換するインターポレーションフィルタ(ITPL)118と、PWM113の出力からITPL118の出力信号を減算する減算器116と、減算器116の出力信号を受け間引きによりサンプリングレートを変換するデシメーションフィルタ(DCMT)119と、遅延器(DELAY CONTROLLER)115とを備えている。遅延器115の出力からデシメーションフィルタ119の出力を減算する減算器117の出力が、DSM103に入力され、DSM103の出力がPWM104に入力される。DSM113では、例えば24ビットのデジタルオーディオ信号に対して3次のノイズシェーピングを行なって、例えば3〜8ビットのデジタル信号を出力し、ITPL118は、DSM113の出力(図2のOSFのサンプリング周波数n×fs)をアップサンプリングしてPWM114でのサンプリングレート(m×fs)にあわせる。DCMT119は、サンプリングレートm×fsでサンプルされた信号を間引いてサンプリングレートをn×fsに戻す。
図5は、歪検出器102の別の実施例(実施例2)の構成を示す図である。図5を参照すると、歪検出器102は、入力されたデジタル信号を受けデルタシグマ変調するDSM113と、DSM113から出力されるデジタル信号を受け該デジタル信号の値に応じたパルス幅のパルスを出力するPWM114と、PWM114の出力信号のサンプリングレートを変換するデシメーションフィルタ(DCMT)119と、DCMT119の出力からDSM113の出力を減算する減算器116と、遅延器(DELAY CONTROLLER)115を備えている。遅延器115の出力からデシメーションフィルタ119の出力を減算する減算器117の出力が、DSM103に入力され、DSM103の出力がPWM104に入力される。なお、DSM113の出力は、バッファ(不図示)等を介して、PWM114、DCMT119の遅延時間分、遅延させて減算器116に入力される。図5に示す構成は、図4のITPL118を削除し、かわりにバッファ(不図示)等を備え、DCMT119の出力からDSM113の出力を減算するようにしたものである。
上記した各実施例においては、DSM103とPWM104とは別に、歪検出器102内にDSM113とPWM114を備えている。すなわち、各実施例においては、DSMとPWMの組を2組備えているが、本発明はかかる構成に限定されるものでないことは勿論である。例えば、DSMとPWMを1組で構成し、1組を歪検出用と信号処理用に時分割で切替えるようにしてもよい。以下に、この実施例を説明する。
図6は、本発明の別の実施例(実施例3)の構成を示す図である。図4に示した前記実施例では、DSM113、PWM114と、DSM103、PWM104の2組を用いていたものを、本実施例では、1組とし、時分割で歪検出器として用いるものである。図6において、矢線は、信号のパスを表している。図7は、図6の回路の処理動作を説明する流れ図である。なお、図6の回路を、例えばDSP(デジタルシグナルプロセッサ)又はCPU等のプログラム制御のプロセッサで実現した場合、図7のフローは、DSP(又はCPU)における演算処理の手順を表している。また、図6の回路を、DSP(CPU)等で実現した場合、DSM103には、図示されないワークメモリが接続される(ワークメモリを歪検出と実信号処理の時分割に対応して切替えてもよい)。
図6を参照すると、切替スイッチ(SWA)120と、DSM103と、PWM104と、切替スイッチ(SWB)121と、バッファ122、遅延器115と、減算器116と、デシメーションフィルタ(DCMT)119と、減算器117と、インターポレーションフィルタ(ITPL)118を備えている。図6において、遅延器115、減算器116、デシメーションフィルタ(DCMT)119、減算器117、インターポレーションフィルタ(ITPL)118は、図4のそれぞれと同一の働きをなす。
図6及び図7を参照して、本実施例の動作を説明する。サンプリング周波数fsのn倍にオーバーサンプリングされた入力信号(図1のOSF101の出力信号)は、切替スイッチ(SWA)120を介して、DSM103に入力されDSM処理され(図7のDSM1)、その出力は、PWM104、ITPL118に入力され、図7のPWM1、ITPLの処理が並列に行われる。PWM104の出力は切替スイッチ(SWB)121を経由して減算器116に入力され、ITPL118の出力が減算される(図7のADD1)。なお、減算器116では、PWM104とITPL118の出力の逆相を加算するため、図7では、加算演算(ADD1)で表している。減算器116の出力は、DCMT処理される。減算器117において、遅延器115の出力(図7のDELAY)より、DCMT119の出力が減算される(図7のADD2)。減算器117での減算結果は、切替スイッチ(SWA)120を介して、再び、DSM103に入力され、DSM処理され(図7のDSM2)、DSM103の出力は、PWM104に入力され(図7のPWM2)、切替スイッチ(SWB)121を介してバッファ122に一旦蓄積されたのち出力される。特に制限されないが、バッファ122の出力は、いずれも図示されない、ドライバ、平滑回路を介してスピーカーに接続される。
ITPL118は、PWM104のサンプリングレートに対応させて、n×fsのサンプリングレートをm×fs(mはm>n)に変換する。デシメーションフィルタは、m×fsをn×fsにダウンサンプルする。
なお、図6に示した構成(DSMとPWMを1組備える)において、図4の構成(DSMとPWMを2組備える)場合と同等のレートで信号の入出力を行う場合、各回路は、図4の回路の動作周波数の2倍の動作周波数で駆動される。
図8は、1組のDSMとPWMを時分割で用いる、別の実施例(実施例4)の構成を示す図である。本実施例は、図5のDSM113、PWM114とDSM103、PWM104を1組としたものである。図8において、矢線は、信号のパスを表している。図9は、図8の回路の処理動作を説明する流れ図である。なお、図8の回路を、例えばDSP(デジタルシグナルプロセッサ)又はCPU等のプログラム制御のプロセッサで実現した場合、図9のフローは、DSP(又はCPU)における演算処理の手順を表している。また、図8の回路を、DSP(CPU)等で実現した場合、DSM103には、図示されないワークメモリが接続される(ワークメモリを歪検出と実信号処理の時分割に対応して切替えてもよい)。
図8を参照すると、切替スイッチ(SWA)120と、DSM103と、PWM104と、スイッチ(SWB)121と、バッファ122、123と、遅延器115と、減算器116と、デシメーションフィルタ(DCMT)119と、減算器117を備えている。図8において、遅延器115、減算器116、デシメーションフィルタ(DCMT)119、減算器117は、図5のそれぞれと同一の働きをなす。
サンプリング周波数fsのn倍にオーバーサンプリングされた入力信号は、切替スイッチ(SWA)120を介してDSM103に入力されDSM処理され(図9のDSM1)、その出力はPWM104、バッファ(BUF)123に入力される(図9のPWM1とBUF)。PWM1の出力(サンプリングレートm×fs)は切替スイッチ(SWB)121を経由して、DCMT119に入力され、サンプリングレートn×fsに戻され(図9のDCMT1)、DCMT119の出力は減算器116に入力され、減算器116では、DCMT119の出力よりバッファ123の出力を減算する(図9のADD1)。さらに、減算器117において、遅延器115の出力(図9のDELAY)より、減算器116の出力が減算され(図9のADD2)、減算結果は、切替スイッチ(SWA)120を介してDSM103に入力され、DSM処理され(図9のDSM2)、DSM103の出力はPWM104に入力されてPMW処理され(図9のPWM2)、PWM104の出力は、切替スイッチ(SWB)121を介してバッファ122に一時的に蓄積されて出力される。バッファ122は、PWM104からの出力信号のタイミングを調整する。また、バッファ123は、DSM103の出力を、PWM104、DCMT119の処理遅延に対応させて遅延させる働きを担うものである。特に制限されないが、バッファ122の出力は、いずれも図示されない、ドライバ、平滑回路を介してスピーカーに接続される。
なお、図8の構成において、図5の場合と同等のレートで信号の入出力を行う場合、各回路は、図5の回路の動作周波数の2倍の動作周波数で駆動される。
本発明に係る回路の作用効果を検証するため、シミュレーションを行った。本発明による回路及び比較例のシミュレーション結果を、図10乃至図12に示す。
図10は、比較例として、本発明による歪検出器を備えない場合(図1において歪検出器102を除いた場合)の、PWMの出力の周波数スペクトラム特性を示す図である。5KHzの信号成分に対して10KHzの2次高調波成分が現われている。
これに対して、図11は、本発明によるPWMの出力の周波数スペクトラム特性を示す図である。図11に示すように、2次高調波は現われない。図11から、高調波歪を改善できることが確認できる。すなわち、実信号処理パスと同じ回路(DSM+PWM)を用いて、歪成分を抽出するため、正確な歪成分が検出できることが検証された。
図12は、入力信号周波数とD/A変換器(PWM114)の出力のS/N+D(信号対雑音比+歪(Distortion))の特性のシミュレーション結果を示す図である(サンプリング周波数fs=48KHz、20KHz帯域)。図12は、D/A変換器のダイナミック特性(実質、どの周波数まで使えるか)を示している。
図12において、横軸は入力信号周波数(単位KHz)、縦軸はS/N+Dである(単位dB)。三角を結んだ特性が、本発明により歪補正したものであり、四角を結んだ特性は、比較例(歪補正無し)である。本発明により歪補正することで、入力信号周波数を高くしても、S/N+Dは、低下しない。一方、比較例の場合、入力信号周波数が高くなるとそれに追従してS/N+Dは低下する。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の一実施形態の全体構成を説明する図である。 本発明の一実施形態の歪検出器の構成を示す図である。 図2の歪検出器の代表的なノードにおける信号の周波数領域で模式的に示す図である。 本発明の第1の実施例の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例の構成を示す図である。 本発明の第3の実施例の構成を示す図である。 本発明の第3の実施例の処理動作を説明する図である。 本発明の第4の実施例の構成を示す図である。 本発明の第4の実施例の処理動作を説明する図である。 比較例のシミュレーション結果を示す図である。 本発明のシミュレーション結果を示す図である。 D/A変換器のダイナミック特性を、本発明の実施例と比較例について示す図である。 関連技術の構成を示す図である(特許文献1の図1)。 関連技術の構成を示す図である(特許文献1の図2)。 関連技術の構成を示す図である(特許文献1の図8)。
符号の説明
2 減算回路
3 歪補正成分生成回路
4 DSM(ΔΣ変調回路)
5 パルス幅変調器(PWM:Pulse Width Modulator)
10 位相補正回路
71〜75 ノード
101 オーバーサンプリングフィルタ(OSF:OverSamping Filter)
102 歪検出器(Distortion Detector)
103、113 ΔΣ変調器(DSM:Delta Sigma Modulator)
104、114 パルス幅変調器(PWM:Pulse Width Modulator)
115 遅延器(Delay Controller)
116、117 減算器
118 インターポレーションフィルタ(ITPL)
119 デシメーションフィルタ(DCMT)
120 切替スイッチ(SWA)
121 切替スイッチ(SWB)
122、123 バッファ(BUF)

Claims (15)

  1. 入力信号を信号処理した信号を出力する第1の回路に対して、
    前記第1の回路と同一又は等価な構成の第2の回路を、前記第1の回路よりも前段に備え、
    前記第2の回路は、入力信号を受け信号処理し、前記第2の回路の出力信号には、前記第1の回路に前記入力信号を入力した場合に生成される歪成分と等価な歪成分が含まれ、
    前記第2の回路の出力信号より、前記入力信号成分を除いた歪成分を含む信号を抽出する回路を備え、
    前記入力信号から、前記抽出された歪成分を含む信号を減算した信号が、前記第1の回路に入力され、前記第1の回路から歪成分が補正された信号が出力される、ことを特徴とする歪補正回路。
  2. 入力信号を信号処理した信号を出力する第1の回路に対して、
    前記第1の回路の入力と出力のそれぞれの切替を行い、前記第1の回路をして、歪検出と信号処理とを時分割で行うように切替制御する切替回路を備え、
    前記切替回路により、まず、入力信号が前記第1の回路に入力され、前記第1の回路では前記入力信号を信号処理し、前記第1の回路の出力信号を帰還させ、
    帰還路内に、前記第1の回路の出力信号より、前記入力信号成分を除いた歪成分を含む信号を抽出する回路を備え、
    前記入力信号から、前記抽出された歪成分を含む信号を減算した信号が、前記第1の回路に入力され、前記第1の回路から歪成分が補正された信号が出力される、ことを特徴とする歪補正回路。
  3. 前記第1の回路が、入力されるデジタル信号の値に応じたパルス幅のパルス幅変調信号を出力するパルス幅変調器を含む、ことを特徴とする請求項1又は2記載の歪補正回路。
  4. 前記第1の回路が、前記デジタル信号を受けデルタシグマ変調して出力するデルタシグマ変調器をさらに含み、前記デルタシグマ変調器の出力が、前記パルス幅変調器に入力される、ことを特徴とする請求項3記載の歪補正回路。
  5. 前記歪成分が、前記入力信号の高調波成分を含む、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の歪補正回路。
  6. 請求項4記載の歪補正回路を備えたデジタルアナログ変換器。
  7. デジタル信号を受けデルタシグマ変調して出力する第1のデルタシグマ変調器と、
    前記第1のデルタシグマ変調器から出力されるデジタル信号を受け該デジタル信号の値に応じたパルス幅のパルス幅変調信号を出力する第1のパルス幅変調器と、
    入力デジタル信号を受け出力信号を前記第1のデルタシグマ変調器に供給する歪検出器と、
    を備え、
    前記歪検出器は、
    前記入力デジタル信号を受け位相補正して出力する遅延器と、
    前記入力デジタル信号を受けデルタシグマ変調して出力する第2のデルタシグマ変調器と、
    前記第2のデルタシグマ変調器から出力されるデジタル信号を受け該デジタル信号の値に応じたパルス幅のパルスを出力する第2のパルス幅変調器と、
    前記第2のパルス幅変調器からの出力信号より、前記第2のデルタシグマ変調器からの出力信号を減算し、減算結果を出力する第1の減算器と、
    前記遅延器の出力信号より、前記第1の減算器からの出力信号を減算し、減算結果を出力する第2の減算器と、
    を備え、
    前記第2の減算器の出力信号が前記第1のデルタシグマ変調器に入力される、ことを特徴とするデジタルアナログ変換器。
  8. 前記歪検出器が、
    前記第2のデルタシグマ変調器の出力信号を受けサンプリングレートを変換する第1のサンプリングレート変換回路を備え、
    前記第1の減算器は、前記第2のパルス幅変調器の出力信号より、前記第1のサンプリングレート変換回路の出力信号を減算し、
    前記第1の減算器の出力信号を受けサンプリングレートを変換する第2のサンプリングレート変換回路を備え、
    前記第2の減算器は、前記遅延器の出力信号より、前記第2のサンプリングレート変換回路からの出力信号を減算し、減算結果を出力する、ことを特徴とする請求項7記載のデジタルアナログ変換器。
  9. 前記歪検出器が、
    前記第2のパルス幅変調器の出力信号を受けサンプリングレートを変換するサンプリングレート変換回路を備え、
    前記第1の減算器は、前記サンプリングレート変換回路の出力信号より、前記第2のデルタシグマ変調器からの出力信号を減算し、減算結果を出力する、ことを特徴とする請求項8記載のデジタルアナログ変換器。
  10. 前記第1のデルタシグマ変調器と前記第2のデルタシグマ変調器とが同一構成であり、
    前記第1のパルス幅変調器と前記第2のパルス幅変調器とが同一構成である、ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載のデジタルアナログ変換器。
  11. デジタル信号を受けデルタシグマ変調して出力するデルタシグマ変調器と、
    前記デルタシグマ変調器から出力されるデジタル信号を受け該デジタル信号の値に応じたパルス幅のパルス幅変調信号を出力するパルス幅変調器と、
    入力デジタル信号を受け位相補正して出力する遅延器と、
    前記パルス幅変調器からの出力信号より、前記デルタシグマ変調器からの出力信号を減算し、減算結果を出力する第1の減算器と、
    前記遅延器の出力信号より、前記第1の減算器からの出力信号を減算し、減算結果を出力する第2の減算器と、
    前記入力デジタル信号と前記第2の減算器の出力信号のいずれか一方を選択して前記デルタシグマ変調器に入力する第1の切替スイッチと、
    前記パルス幅変調器の出力信号を、出力バッファと前記第1の減算器のいずれか一方に出力する第2の切替スイッチと、
    を備えている、ことを特徴とするデジタルアナログ変換器。
  12. 前記デルタシグマ変調器の出力信号を受けサンプリングレートを変換する第1のサンプリングレート変換回路を備え、
    前記第1の減算器は、前記パルス幅変調器の出力信号より、前記第1のサンプリングレート変換回路の出力信号を減算し、
    前記第1の減算器の出力信号を受けサンプリングレートを変換する第2のサンプリングレート変換回路を備え、
    前記第2の減算器は、前記遅延器の出力信号より、前記第2のサンプリングレート変換回路からの出力信号を減算し、減算結果を出力する、ことを特徴とする請求項11記載のデジタルアナログ変換器。
  13. 前記パルス幅変調器の出力信号を受けサンプリングレートを変換するサンプリングレート変換回路を備え、
    前記第1の減算器は、前記サンプリングレート変換回路の出力信号より、前記デルタシグマ変調器からの出力信号を減算し、減算結果を出力する、ことを特徴とする請求項11記載のデジタルアナログ変換器。
  14. 前記第1のサンプリングレート変換回路がインターポレーションフィルタを含み、
    前記第2のサンプリングレート変換回路がデシメーションフィルタを含む、ことを特徴とする請求項8又は12記載のデジタルアナログ変換器。
  15. 前記サンプリングレート変換回路がデシメーションフィルタを含む、ことを特徴とする請求項9又は13記載のデジタルアナログ変換器。
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