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JP2009099604A - 光制御部材、光束制御部材、発光装置及び照明装置 - Google Patents

光制御部材、光束制御部材、発光装置及び照明装置 Download PDF

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JP2009099604A
JP2009099604A JP2007266903A JP2007266903A JP2009099604A JP 2009099604 A JP2009099604 A JP 2009099604A JP 2007266903 A JP2007266903 A JP 2007266903A JP 2007266903 A JP2007266903 A JP 2007266903A JP 2009099604 A JP2009099604 A JP 2009099604A
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Fumio Kokubo
文雄 小久保
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Abstract

【課題】十分な光利用効率を得つつ、発光素子から出射された光を滑らかに集光することが可能な光制御部材、光束制御部材、発光装置及び照明装置を提供する。
【解決手段】発光装置10は、光軸Zと発光素子1の発光面との交点を基準点Oとし、光入射面2a上の点と基準点Oとを結ぶ直線と光軸Zとのなす角がα1 、光入射面2a上の点と基準点Oとの間の距離がR1 であるとき、少なくともα1 <π/3の範囲ではα1 の増加に従いR1 が単調増加し、光出射面2b上の点と基準点Oとを結ぶ直線と光軸Zとのなす角をα2 、光出射面2b上の点と基準点との間の距離をR2 とし、少なくともα2 <π/3の範囲ではα2 の増加に従いR2 が単調減少し、光制御部材2の材料の屈折率がn、α2 の増分Δα2 に対するR2 の増分ΔR2 をR2 で除算し、−1を乗じた値−ΔR2 /(R2 Δα2 )がA2 である場合、A2 <1/√(n2 −1)を満たすように構成してある。
【選択図】図2

Description

本発明は、光制御部材、光束制御部材、発光装置及び該発光装置を備える照明装置に関し、例えば、光源からの光を集光する光制御部材、光束制御部材、光制御部材又は光束制御部材を備え室内の一般照明などの各種照明に用いることができる発光装置及び該発光装置を備える照明装置に関する。
近年、室内の一般照明などの各種照明に用いられる照明装置として、発光ダイオード(以下、LEDという)等の発光素子を光源とした発光装置を備える照明装置が知られている。このような照明装置に用いられるLEDを光源とした発光装置として、例えば、特許文献1や特許文献2に開示された発光装置を挙げることができる。
図8は、特許文献1に開示された従来の発光装置100の模式的断面図である。発光装置100は、発光素子101と、該発光素子101からの光を集光する光制御部材102とを備えている。光制御部材102は、発光素子101からの光が入射する光入射面102aと、該光入射面102aに入射した光が出射される光出射面102bとを有している。光出射面102bは、楕円の長径の一端を頂点とした楕円の長径まわりの回転楕円面に形成してあり、光制御部材102は、楕円の長径を含む直線が光軸Xとなるようにしてある。そして、光入射面102bは、楕円の頂点から遠い焦点を極として焦点から頂点へ向く直線を始線とする極座標を(r、θ)とした場合、光制御部材の屈折率がn、焦点と光軸上の所定の点との間の距離がaであるとき、
Figure 2009099604
を満たす形状にしてある。このとき所定の点に光源(発光素子101)を配置することにより光源の虚像と焦点とが一致するため、光源から出射した光は、光入射面102aにて楕円の長径に平行をなす方向に屈折されることとなり、光源から出射した光を平行光にすることができる。
次に、特許文献2に開示された従来の発光装置110の模式的断面図を図9に示す。発光装置110は、発光素子であるLED111と、LED111の側面光を前方に反射させるべく、放物面又はその近似曲面に形成された反射面112cを有する光制御部材である反射器本体112とを備えている。反射器本体112の反射面112c中心部には、LED111が入れられる凹部112aが形成されている。また、凹部112a内のLED111の前方位置には、LED111から前方に向けて出射した光の進行方向を補正するためのレンズ112bが設けられている。LED111から横方向に出射した光Lを反射面112cにて反射させて出射面から出射させることが可能であるため、光利用効率の向上を図ることが可能となる。
特開平4−99074号公報 特開2003−281909号公報
しかしながら、これら従来の発光装置においては、以下の問題点を有している。特許文献1の発光装置100においては、図8に示す光入射面102aに対応するαの角度範囲以外の方向にLED101から出射した光は、光入射面102aに入射しないため集光できないという問題がある。この問題を解決するため、LED101からの出射光の大部分が光入射面102aに入射することが可能なようにLED101を光制御部材102に近づけることが考えられるが、反射率が増大してしまうという問題がある。すなわち特許文献1の発光装置100においては、十分な光利用効率が得られないという問題がある。
また、特許文献2の発光装置においては、図9に示す如く、光制御部材112が複雑な形状を有しているため、製作が容易ではなく、またコストが増大するという問題がある。また、この発光装置を一般照明に用いた場合、光制御部材112の反射器本体112とレンズ112bでは作用が異なり、夫々の作用部材により、別々に照度分布が形成されるため、これらをうまく構成しないと、照度分布が滑らかにならないという問題が生じる。この問題に対応するため、照度分布を滑らかにするための対策が別途必要になると共に、コストが増大する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、十分な光利用効率を得つつ、発光素子から出射された光を滑らかに集光することが可能な光制御部材、光束制御部材、光制御部材又は光束制御部材を有する発光装置及び該発光装置を備える照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る発光装置は、発光素子と、該発光素子から出射された光を制御する光制御部材とを備える発光装置において、前記光制御部材は、前記発光素子から出射された光が光制御部材に入射する光入射面と、該光入射面に入射した光が光制御部材から出射される光出射面とを備え、前記光入射面は、前記発光素子の基準光軸に対し軸対称な凹の曲面部分を有し、前記基準光軸と前記発光素子の発光面との交点を基準点としたとき、前記光入射面上の任意の点と前記基準点とを結ぶ直線と、前記基準光軸とのなす角をα1 、前記光入射面上の任意の点と前記基準点との距離をR1 として、少なくともα1 <π/3の範囲においては、α1 の増加に従いR1 は単調増加し、前記光出射面は、前記基準光軸に対し軸対称な凸の曲面部分を有する形状であり、前記光出射面上の任意の点と前記基準点とを結ぶ直線と、前記基準光軸とのなす角をα2 、前記光出射面上の任意の点と前記基準点との距離をR2 として、少なくともα2 <π/3の範囲においては、α2 の増加に従いR2 は単調減少し、前記光制御部材の前記出射面において全反射を抑制し、照射面における照度ムラを抑制したことを特徴とする。
本発明にあっては、光入射面上の点と基準点とを結ぶ直線と、基準光軸とのなす角の増加に応じて、光入射面上の点と基準点との間の距離が単調増加しているため、光入射面にて光が基準光軸に近付く方向に屈折され、さらに光出射面の点と基準点とを結ぶ直線と、基準光軸とのなす角の増加に応じて、光出射面上の点と基準点との間の距離が単調減少しているため、さらに光入射面にて光が基準光軸に近付く方向に屈折される。光入射面及び光出射面と基準点との間の距離が、一般的な発光素子から出射した光束の3/4程度が含まれる、基準光軸からπ/3の角度範囲に亘って夫々単調増加又は単調減少するように光入射面及び光出射面を形成しているから、照度分布に急激な変化を発生させることなく、光を滑らかに集光させることが可能となる。また、光出射面を適切に形成することにより、光出射面における全反射が抑制される。このため、光出射面の一部領域から光が出射しない等の照度ムラの原因の抑制が可能になる。
本発明に係る発光装置は、発光素子と、該発光素子から出射された光が入射する光入射面及び該光入射面に入射した光が出射される光出射面を有する光制御部材とを備える発光装置において、前記光制御部材は、前記光入射面及び光出射面が、前記発光素子の光軸に関して軸対称の曲面部分を夫々有するように形成してあり、前記光入射面は、少なくともα1 <π/3の範囲において、α1 の増加に従いR1 が単調増加するように形成してあり、
但し、
α1 ;前記発光素子の発光面及び前記光軸の交点と前記光入射面上の点とを結ぶ直線並びに前記光軸のなす角、
1 ;前記交点と前記光入射面上の点との間の距離
前記光出射面は、少なくともα2 <π/3の範囲において、α2 の増加に従いR2 が単調減少し、以下の条件式(1)
Figure 2009099604
を満たすように形成してあることを特徴とする。
但し、
α2 ;前記発光素子の発光面及び前記光軸の交点と前記光出射面上の点とを結ぶ直線並びに前記光軸のなす角、
2;前記交点と前記光出射面上の点との間の距離、
n;前記光制御部材を構成する材料の屈折率、
2 ;前記α2 の増分Δα2 に対するR2 の増分ΔR2 をR2 で除算して、−1を乗じた値−ΔR2 /(R2 Δα2
本発明にあっては、光入射面上の点と交点とを結ぶ直線と、光軸とのなす角の増加に応じて、光入射面上の点と交点との間の距離が単調増加しているため、光入射面にて光が光軸に近付く方向に屈折され、さらに光出射面の点と交点とを結ぶ直線と、光軸とのなす角の増加に応じて、光出射面上の点と交点との間の距離が単調減少しているため、さらに光入射面にて光が光軸に近付く方向に屈折される。光入射面及び光出射面と交点との間の距離が、一般的な発光素子から出射した光束の3/4程度が含まれる、光軸からπ/3の角度範囲に亘って夫々単調増加又は単調減少するように光入射面及び光出射面を形成しているから、照度分布に急激な変化を発生させることなく、光を滑らかに集光させることが可能となる。また、A2 が条件式(1)を満たすように光出射面を形成しているから、光出射面における全反射が抑制される。このため、光出射面の一部領域から光が出射しない等の照度ムラの原因の抑制が可能になる。
また、本発明に係る発光装置は、前記光制御部材は、前記光入射面において、α1 が0のとき、A1 が0であり、
但し、
1 ;前記α1 の増分Δα1 に対するR1 の増分ΔR1 をR1 で除算した値ΔR1 /(R1 Δα1
前記光出射面において、α2 が0のとき、A2 が0であるように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、光軸上に出射された光は、光制御部材の光入射面及び光出射面において曲げられずに光制御部材から出射されるため、光軸上が暗くなる照度ムラを抑制することが可能になる。
また、本発明に係る発光装置は、前記光制御部材は屈折率が1.45以上1.65以下である透光性材料からなることを特徴とする。
本発明にあっては、屈折率が1.45以上1.65以下である透光性材料として、アクリル、ポリカーボネート等の樹脂を用いることにより、光制御部材の形状を容易に形成することができ、またコストを低減することが可能となる。
また、本発明に係る発光装置は、発光素子と、該発光素子から出射された光が入射する光入射面及び該光入射面に入射した光が出射される光出射面を有する光制御部材とを備える発光装置において、前記光制御部材から光の出射側に離隔して前記発光素子の光軸と直交する平面内において、Aが以下の条件式(2)
Figure 2009099604
で求まる値であり、
但し、
φ1 ;前記発光素子から出射された光と前記光軸とのなす角度
P(φ1 );前記発光素子の配光特性
以下の条件式(3)
Figure 2009099604
を満たすように構成してあることを特徴とする。
但し、
r;前記平面内における前記光軸からの距離
C;r=0のときφ1 =0を満たすように定まる定数
σ;集光性を表す定数(小さいほど集光性が高い)
本発明にあっては、発光装置が条件式(2)及び(3)を満たすように構成してあるから、光制御部材から光の出射側に離隔して発光素子の光軸と直交する平面内において、例えば、発光装置が天井に設置された場合の床面上において、発光素子から出射された光の分布をガウス分布に近付けることができる。このため、前記光が前記平面上に生じさせる照度ムラを抑制することができる。
また、本発明に係る発光装置は、前記平面内において、前記発光素子の配光特性P(φ1 )がランバート分布であるとき、以下の条件式(4)
Figure 2009099604
を満たすように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、発光装置が条件式(4)を満たすように構成してあるから、発光素子からランバート分布で出射された光を前記平面内においてガウス分布に変換することができる。これにより、一般的な発光素子を用いて滑らかな照度分布が得られる発光装置を提供することができる。
また、本発明に係る発光装置は、前記光制御部材は、屈折率が1.65以下であり、前記φ1 からφ2 を減算した値Δφが13π/90以下であるとき、以下の条件式(5)
1/88.5≦θ1 /θ2 ≦88.5 ・・・ (5)
を満たすように構成してあることを特徴とする。
但し、
θ1 ;前記発光素子からの光が入射する前記光入射面上の光入射点から、外部に光が出射される前記光出射面上の光出射点に到達する光と、前記光入射点における前記光入射面の垂線とのなす角
θ2 ;前記光入射点から、前記光出射点に到達する光と、前記光出射点における前記光出射面の垂線とのなす角
φ2 ;前記光出射点から出射された光と前記光軸とのなす角
また、本発明に係る発光装置は、前記光制御部材は、屈折率が1.65以下であり、前記φ1 からφ2 を減算した値Δφがπ/6以下であるとき、以下の条件式(6)
1/4.7≦θ1 /θ2 ≦4.7 ・・・ (6)
を満たすように構成してあることを特徴とする。
但し、
θ1 ;前記発光素子からの光が入射する前記光入射面上の光入射点から、外部に光が出射される前記光出射面上の光出射点に到達する光と、前記光入射点における前記光入射面の垂線とのなす角
θ2 ;前記光入射点から、前記光出射点に到達する光と、前記光出射点における前記光出射面の垂線とのなす角
φ2 ;前記光出射点から出射された光と前記光軸とのなす角
また、本発明に係る発光装置は、前記光制御部材は、屈折率が1.65以下であり、前記φ1 からφ2 を減算した値Δφが7π/36以下であるとき、以下の条件式(7)
1/2.2≦θ1 /θ2 ≦2.2 ・・・ (7)
を満たすように構成してあることを特徴とする。
但し、
θ1 ;前記発光素子からの光が入射する前記光入射面上の光入射点から、外部に光が出射される前記光出射面上の光出射点に到達する光と、前記光入射点における前記光入射面の垂線とのなす角
θ2 ;前記光入射点から、前記光出射点に到達する光と、前記光出射点における前記光出射面の垂線とのなす角
φ2 ;前記光出射点から出射された光と前記光軸とのなす角
また、本発明に係る発光装置は、前記光制御部材は、屈折率が1.65以下であり、前記φ1 からφ2 を減算した値Δφが2π/9以下であるとき、以下の条件式(8)
1/1.4≦θ1 /θ2 ≦1.4 ・・・ (8)
を満たすように構成してあることを特徴とする。
但し、
θ1 ;前記発光素子からの光が入射する前記光入射面上の光入射点から、外部に光が出射される前記光出射面上の光出射点に到達する光と、前記光入射点における前記光入射面の垂線とのなす角
θ2 ;前記光入射点から、前記光出射点に到達する光と、前記光出射点における前記光出射面の垂線とのなす角
φ2 ;前記光出射点から出射された光と前記光軸とのなす角
また、本発明に係る発光装置は、前記光制御部材は、屈折率が1.65以下であり、前記φ1 からφ2 を減算した値Δφが43π/180以下であるとき、以下の条件式(9)
1/1.1≦θ1 /θ2 ≦1.1 ・・・ (9)
を満たすように構成してあることを特徴とする。
但し、
θ1 ;前記発光素子からの光が入射する前記光入射面上の光入射点から、外部に光が出射される前記光出射面上の光出射点に到達する光と、前記光入射点における前記光入射面の垂線とのなす角
θ2 ;前記光入射点から、前記光出射点に到達する光と、前記光出射点における前記光出射面の垂線とのなす角
φ2 ;前記光出射点から出射された光と前記光軸とのなす角
本発明にあっては、発光装置が、以上のうち何れか一つの条件を満たすように構成してあるから、発光素子から出射される光の反射率を15%以下にすることができ、さらに光利用効率を向上することが可能となる。
また、本発明に係る照明装置は、第1発明から第11発明の何れか一つに記載の発光装置を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、フレネル反射による反射率を低減させ、集光性が向上された照明装置を提供することができる。
本発明に係る光制御部材は、発光素子から出射された光を制御する光制御部材であって、前記発光素子から出射された光が光制御部材に入射する光入射面と、上記光入射面に入射した光が光制御部材から出射される光出射面とを備え、前記光入射面は、前記発光素子の基準光軸に対し軸対称な凹の曲面部分を有し、前記基準光軸と前記発光素子の発光面との交点を基準点としたとき、前記光入射面上の任意の点と前記基準点とを結ぶ直線と、前記基準光軸とのなす角をα1 、前記光入射面上の任意の点と前記基準点との距離をR1 として、少なくともα1 <π/3の範囲においては、α1 の増加に従いR1 は単調増加し、前記光出射面は、前記基準光軸に対し軸対称な凸の曲面部分を有する形状であり、前記光出射面上の任意の点と前記基準点とを結ぶ直線と、前記基準光軸とのなす角をα2 、前記光出射面上の任意の点と前記基準点との距離をR2 として、少なくともα2 <π/3の範囲においては、α2 の増加に従いR2 は単調減少し、前記出射面において全反射を抑制し、照射面における照度ムラを低減したことを特徴とする。
本発明にあっては、光入射面上の点と基準点とを結ぶ直線と、基準光軸とのなす角の増加に応じて、光入射面上の点と基準点との間の距離が単調増加しているため、光が光入射面に入射した場合、該光は、光入射面にて基準光軸に近付く方向に屈折され、さらに光出射面の点と基準点とを結ぶ直線と、基準光軸とのなす角の増加に応じて、光出射面上の点と基準点との間の距離が単調減少しているため、さらに光入射面にて光が基準光軸に近付く方向に屈折されることになる。光入射面及び光出射面と基準点との間の距離が、一般的な発光素子から出射した光束の3/4程度が含まれる、基準光軸からπ/3の角度範囲に亘って夫々単調増加又は単調減少するように光入射面及び光出射面を形成しているから、照度分布に急激な変化を発生させることなく、光を滑らかに集光させることが可能となる。また、光出射面を適切に形成することにより、光出射面における全反射が抑制される。このため、光出射面の一部領域から光が出射しない等の照度ムラの原因の抑制が可能になる。
本発明に係る光束制御部材は、第13発明に記載の光制御部材を複数個連続して設けてなることを特徴とする。
本発明にあっては、光制御部材を複数個連続して設けており、例えば、複数の発光素子を光源として用いる照明装置のように複数個の光制御部材が必要とされる場合に、発光素子の配置に合わせて適切に光束制御部材を形成することにより、個々に位置決めをして取付ける作業が不要となり、照明装置の組立作業を効率的に行うことが可能となる。
本発明によれば、十分な光利用効率を得つつ、発光素子から出射された光を滑らかに集光することが可能である。また、照射面における照度ムラを低減することが可能である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態に係る発光装置10の模式的断面図である。発光装置10は、発光素子1と、該発光素子1から出射された光を集光する光制御部材2とを備えてなる。光軸(基準光軸)Zの方向は、発光素子1から出射される光の立体的な出射光束の中心における光の進行方向をいう。同図においては、便宜上、発光素子1から鉛直上向きの方向を光軸(基準光軸)Zとする。
図中、矩形にて示している発光素子1は、光軸Zを中心に周囲に光を出射する部材であり、光軸Zを中心とした回転対称の形状を有している。なお、発光素子1の形状は、光軸Zを中心とした回転対称の形状である必要はなく、直方体、多面体等の形状でもよい。発光素子1としては、例えば公知のLEDチップを用いることができ、特に限定されるものではない。
発光素子1の発光面側には、光制御部材2が設けてある。光制御部材2は、発光素子1から出射された光Lの方向を変化させるための部材であり、光Lを光軸Zに対し平行に近い方向に曲げることにより、光Lを集光させる。光制御部材2は、光軸Zに対し軸対称な曲面部分を有し、発光素子1から出射された光Lが入射する光入射面2aと、光軸Zに対し軸対称な曲面部分を有し、光入射面2aに入射した光Lが出射される光出射面2bと、光入射面2a及び光出射面2bの端縁を結ぶ光制御部材の支持面としての作用も有する底面2cとを有している。発光素子1は、光入射面2aの端縁を含む平面又は該平面より光制御部材2の側に発光素子1の発光面が位置するように配置してある。
光制御部材2の光入射面2aの断面形状は、同図に示すように、光軸Z上では光軸Zと略垂直に交わり、光軸Z付近から輪郭線の傾きが徐々に変化していく、放物面に近い形状を有している。一方、光制御部材2の光出射面2bの断面形状は、光軸Z付近では輪郭線の傾きが光軸Zと略垂直で傾き変化が徐々に大きく、その後、光軸Zと垂直方向に近付くにしたがって輪郭線の傾きの変化が小さくなり、次第に光軸Zと平行な方向に変化する形状を有している。
なお、本実施の形態で用いられる光制御部材2は、例えば、片面が凸面で、反対面が凹面のレンズから構成される、メニスカスレンズと呼ばれるレンズ(集光部材)である。
光制御部材2は、透明樹脂やガラス等、特に限定されるものではないが、好ましくは、屈折率が1.45以上1.65以下である透明樹脂を用いることができる。具体的には、屈折率が1.49であるポリメタクリル酸メチル(PMMA)、屈折率が1.59であるポリカーボネート(PC)、エポキシ樹脂(EP)等の透明樹脂材料である。これら透明樹脂材料は射出成型が可能であり、製作が容易であり、コストの低減を図ることができる。
次に、図2に基づいて、光制御部材2の光出射面2bにおける光Lの方向を変化させる構成について説明する。同図は図1で示す発光装置10の一部を拡大した部分断面図である。
同図において、光入射面2aは、光軸Zと発光素子1の発光面との交点を基準点Oとしたとき、光入射面2a上の任意の点P1 と基準点Oとを結ぶ直線と、光軸Zとのなす角がα1 、光入射面2a上の点P1 と基準点Oとの間の距離がR1 であるとき、少なくともα1 <π/3の範囲において、α1 の増加に従いR1 が単調増加するような凹面に形成してある。発光素子1の発光特性が一般的な発光素子の配光特性であるランバート分布である場合、発光素子1から出射する光束の3/4程度の光束がα1 <π/3の範囲に含まれることになる。なお、本明細書では特に断らない限り角度表記にはラジアンを用いる。
次に、光出射面2bは、光出射面2b上の任意の点P2 と基準点Oとを結ぶ直線と、光軸Zとのなす角がα2 、光出射面2b上の点P2 と基準点Oとの間の距離がR2 であるとき、少なくともα2 <π/3の範囲においては、α2 の増加に従いR2 は単調減少するような凸面に形成してある。
このように形成された光制御部材2において、光入射面2aに入射した光Lは、光軸Z側に屈折し、光出射面2bから出射するときにさらに光軸Z側に屈折させられる。以下にその原理を示す。仮に光入射面2aの形状が、α1 が増加してもR1 が変化しない(同図の断面図でα1 の増分Δα1 に対するR1 の増分ΔR1 が0である)形状、すなわち基準点Oを中心とする半径R1 の球面である場合、光は光入射面に垂直に入射するため、方向を変えずに伝播することになる。
一方、光入射面2aの形状がα1 の増加に従いR1 が増加する形状である場合、すなわち、同図の断面図でα1 の増分Δα1 に対するR1 の増分ΔR1 がΔR1 >0である場合、光入射面2a上の点P1 における接線は、基準点Oを中心とした半径R1 の円の接線より光軸Zと垂直な方向に近付いた角度となり、このとき基準点Oから出射し、任意の点P1 に入射した光Lは光軸Zに近付く方向に曲げられて、光制御部材2内を伝播することになる。このとき、ΔR1 /R1 Δα1 =A1 とすると、A1 はA1 >0となる。
次に、光出射面2bでは逆にα2 の増加にしたがいR2 が減少するため、光出射面2b上の点P2 における接線は、基準点Oを中心とした半径R2 の円の接線より光軸Zと平行な角度に近付いた角度となり、基準点Oと点P2 とを結ぶ直線の方向から点P2 に入射した光はさらに光軸Zに近付く方向に曲げられる。実際には光入射面2aがあるため、同図に示すように基準点Oと点P2 とを結ぶ直線と点P2 における法線とのなす角よりも、実際に点P2 に入射する光Lと点P2 における法線とのなす角の方が大きく、さらに光軸Zに近付く方向へと曲げられる。このように、以上の特性を有する光入射面2aと光出射面2bとを有することにより、集光性を向上させた発光装置を得ることができる。
次に、図2を参照して光出射面2bから光を出射させるための条件について述べる。まず、基準点Oと光出射面2b上の点P2 とを結ぶ直線の方向から点P2 へ入射した光(図において破線にて示す)について考える。
点P2 における法線と基準点Oと点P2 を結ぶ直線とのなす角をβ、α2 が微小量Δα2 だけ変化したときのR2 の変化量をΔR2 とすると、
tanβ=−ΔR2 /R2 Δα2 となる。次に光制御部材2の屈折率がnであるとき、点P2 へ入射した光が光出射面2bから出射するためには、nsinβ≦1の条件式を満足する必要がある。−ΔR2/R2 Δα2 =A2 として、以上の式を整理すると
Figure 2009099604
となり、これが、基準点Oと光出射面2b上の点P2 を結ぶ直線の方向から点P2 へ入射した光が光出射面2bから出射するための条件となる。以上は、基準点Oから出射した光が光入射面2aで曲がらずに光出射面2bに到達した場合に成り立つ条件であるが、実際には光入射面2aで屈折されるため、光出射面2b上の点P2 へ到達する光Lの入射角はβより大きくなる。そのため、
Figure 2009099604
の条件下では必ず全反射が生じてしまう。よって、少なくともA2 が以下の条件式(1)
Figure 2009099604
を満たすように光出射面2bを形成する必要がある。
以上では、α1 =0、及びα2 =0以外の部分について述べたが、α1 =0、α2 =0のときは、発光素子1から光軸Z方向に出射された光Lをそのまま光軸Z方向に出射する必要があるため、A1 及びA2 が0になるように光制御部材2を構成する必要がある。
次に、図3に基づいて、発光素子1から出射された光Lが光制御部材2から光の出射側に離隔して光軸Zと直交する平面内において照度ムラを抑制する構成について説明する。同図は図1で示す発光装置10の一部を拡大した部分断面図である。
図3において、発光素子1から出射され、光入射面2aに到達する光Lと光軸Zとのなす角をφ1 とする。さらに、光入射面2aに入射し、光出射面2bに到達し、光出射面2bから出射した光Lと、光Lが光出射面2bにおいて到達する出射点P4 を通り光軸Zと平行な線とのなす角度をφ2 とする。
また、同図において、発光素子1から出射された光Lが光入射面2aに入射した点を光入射点P3 とし、光入射点P3 から入射した光Lと光入射点P3 における法線とのなす角度がθ1 として表されている。また、光制御部材2の中を透過し、光出射面2bに入射した光Lの出射面における点を光出射点P4 とし、光出射点P4 に到達した光Lと光出射点P4 における法線とのなす角度がθ2 として表されている。
同図に示すように、発光素子1から出射された光Lは、光入射面2aに入射し、光制御部材2の内部を伝播した後、光出射面2bから外部(例えば、空気中)にスネルの法則にしたがって出射されることになる。この際、本発明に係る光制御部材2から出射される発光素子1からの光束は、光軸Zに近付くように屈折して出射される。
前記の発光装置10において、さらに集光性を向上させ、発光装置10を複数マトリクス状に配列したときの照度ムラを抑制するためには、発光素子1から出射された光Lを照射面上においてガウス分布のような、発光装置10の光軸Z上が明るく、光軸Z上から離れるにしたがって暗くなる分布にすることが好ましいと考えられる。そこで、発明者は鋭意検討を行った結果、配光特性がP(φ1 )である発光素子1から出射された光Lについて以下の条件とすることを見出した。
すなわち、光制御部材2から光の出射側に離隔して光軸Zと直交する平面内において、光軸Zからの距離がr、発光素子1から出射した光Lと光軸Zとのなす角度がφ1 であり、Aが前述した式(2)により求まる値、Cがr=0のときφ1 =0を満たすように定まる定数、σが集光性を表す定数とした場合に、前述した条件式(3)を満たす場合に、配光特性がP(φ1 )である発光素子1からの光Lを平面上、例えば、床面上でガウス分布にすることができることを見出した。
このように、発光装置10が前記の条件を満たすように構成されることにより、光Lを床面上においてガウス分布にすることができる。これにより、発光装置10を複数マトリクス状に配列したとき、発光素子1から出射される光Lの照度ムラを抑制することができる。
特に、一般的なLEDの配光特性であるP(φ1 )=P0 cosφ1 (P0 は定数)で表されるランバート分布は重要であり、前述した条件式(4)を満たすことにより、ランバート分布を前記平面上(床面上)でガウス分布に変換することができる。これにより、発光装置10を複数マトリクス状に配列したときの発光素子1から出射される光Lの照度ムラをさらに抑制することができる。
図4は、発光装置10におけるθ1 /θ2 と反射率との関係を示すグラフである。同図において、縦軸は反射率を示し、横軸はθ1 /θ2 を対数表示にて示している。計算に用いた屈折率は、屈折率1.45〜1.65の範囲で最も反射率が高くなる屈折率1.65である。反射率は、光入射面2aおよび光出射面2bの両面での反射を含んだ反射率が表されている。Δφ=φ1 −φ2 を一定とした場合、反射率が最小となるのはθ1 /θ2 =1のとき、すなわちθ1 =θ2 のときであり、Δφが大きくなるほど反射率が大きくなることが分かる。
一方、光制御部材2により光Lの集光性を向上させるためには、発光素子1から出射された光をできるだけ光軸Zと垂直な方向に近付ける必要があるため、Δφを大きくする必要がある。
図5は、屈折率1.65の材料から空気中に出射する光の透過率と出射面への入射角度の関係を示すグラフである。同図において、縦軸は透過率を示し、横軸は入射角を示している。図に示すように、フレネル反射による透過率が85%を下回る入射角度では微小な入射角の変化に対して透過率が急激に変動している。このため、透過率が85%を下回る入射角度においては集光特性がばらつくという問題が発生するため、透過率は85%以上、すなわち反射率は15%以下にすることが望ましい。
反射率を15%以下にする条件は、図4に示すグラフを考察し、以下の条件式(10)〜(15)で表される。
Δφ≦5π/36において、0≦θ1 /θ2 ≦∞ ・・・ (10)
Δφ=13π/90において、1/88.5≦θ1 /θ2 ≦88.5 ・・・ (11)
Δφ=π/6において、1/4.7≦θ1 /θ2 ≦4.7 ・・・ (12)
Δφ=7π/36において、1/2.2≦θ1 /θ2 ≦2.2 ・・・ (13)
Δφ=2π/9において、1/1.4≦θ1 /θ2 ≦1.4 ・・・ (14)
Δφ=43π/180において、1/1.1≦θ1 /θ2 ≦1.1 ・・・ (15)
また、Δφ≧11π/45では反射率を15%以下にはできない。これらを勘案すると、以下の条件式(5)〜(9)
Δφ≦13π/90において、1/88.5≦θ1 /θ2 ≦88.5 ・・・ (5)
Δφ≦π/6において、1/4.7≦θ1 /θ2 ≦4.7 ・・・ (6)
Δφ≦7π/36において、1/2.2≦θ1 /θ2 ≦2.2 ・・・ (7)
Δφ≦2π/9において、1/1.4≦θ1 /θ2 ≦1.4 ・・・ (8)
Δφ≦43π/180において、1/1.1≦θ1 /θ2 ≦1.1 ・・・ (9)
の何れかを満たすことにより、反射率を15%以下に抑制することが可能となり、従来技術に係る発光装置100よりも光Lの利用効率を向上することが可能となる。
なお、本実施の形態において、光制御部材2の屈折率が1.65以下である場合に、反射率を15%以下に抑制し、光Lの利用効率を向上することができる条件について述べたが、これらの条件は光制御部材2に使用される材料の選定に応じて、同様の手順にて適宜設定される。
本実施の形態に係る発光装置を備える照明装置の一例を図6に示す。図6は、本実施の形態に係る発光装置を備える照明装置20の外観斜視図であり、図7は、図6の VII−VII 線による照明装置20の部分断面図である。
図において12は、樹脂製または金属製のカバーであり、カバー12は、矩形窓を有する矩形枠部12aと、該矩形枠部12aの端縁から略直交して一方向に延びる矩形状の4側壁12b,12b…とを備えている。このカバー12には、金属製のフレーム13が内嵌してあり、カバー12及びフレーム13により照明装置20の筺体を構成している。
フレーム13には、図7に示すように、基板14が設けてあり、該基板14には、前述した発光素子1,1…が複数実装されている。これら発光素子1,1…の発光面側には、複数の光制御部材2,2…が一体的に形成された集光シート(光束制御部材)11が、光制御部材2,2…の光軸と発光素子1,1…の発光面の中心とが夫々一致するように設けてある。
集光シート11の光制御部材2,2…の底面には、複数の突出部2d,2d…が等配をなして形成してある。これら集光シート11及び発光素子1,1…が実装された基板14は、ネジ15,15…によりフレーム13に固定してある。突出部2d,2d…にて基板14がフレーム13に押し付けられ、基板14がフレーム13に略全面にて当接するから、発光素子1,1…にて発生した熱を効率よく放熱することができる。なお、突出部2d,2d…がない場合であっても、光制御部材の底面(図1参照)を光制御部材の支持面とすることも可能である。
このように構成された照明装置20は、本実施の形態に係る発光装置10を備えるため、フレネル反射による反射率を低減させることができ、光利用効率を向上することができる。照明装置の具体例としては、室内照明に用いられるベースライト、ダウンライト等の一般照明用の照明装置を挙げることができる。
また、光制御部材及び当該光制御部材を有する発光装置は、光制御部材内での反射を抑えて光利用効率を確保しつつ、滑らかに集光できるということから、用途は一般照明用に限定されず、他の用途にも有効である。例えば、液晶表示装置のバックライト用にも好適に適用することができる。
なお、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本実施の形態に係る発光装置の模式的断面図である。 図1で示す発光装置の一部を拡大した部分断面図である。 図1で示す発光装置の一部を拡大した部分断面図である。 本実施の形態に係る発光装置におけるθ1 /θ2 と反射率との関係を示すグラフである。 屈折率1.65の材料から空気中に出射する光の透過率と出射面への入射角度の関係を示すグラフである。 本実施の形態に係る発光装置を備える照明装置の外観斜視図である。 図6の VII−VII 線による照明装置の部分断面図である。 従来の発光装置の模式的断面図である。 従来の発光装置の模式的断面図である。
符号の説明
1 発光素子
2 光制御部材
2a 光入射面
2b 光出射面
10 発光装置
11 集光シート(光束制御部材)
α 角度
α 角度
Δα 角度
Δα 角度
O 基準点(交点)
距離
距離
入射点
出射点
Z 光軸

Claims (14)

  1. 発光素子と、該発光素子から出射された光を制御する光制御部材とを備える発光装置において、
    前記光制御部材は、前記発光素子から出射された光が光制御部材に入射する光入射面と、該光入射面に入射した光が光制御部材から出射される光出射面とを備え、
    前記光入射面は、前記発光素子の基準光軸に対し軸対称な凹の曲面部分を有し、
    前記基準光軸と前記発光素子の発光面との交点を基準点としたとき、前記光入射面上の任意の点と前記基準点とを結ぶ直線と、前記基準光軸とのなす角をα1 、前記光入射面上の任意の点と前記基準点との距離をR1 として、少なくともα1 <π/3の範囲においては、α1 の増加に従いR1 は単調増加し、
    前記光出射面は、前記基準光軸に対し軸対称な凸の曲面部分を有する形状であり、
    前記光出射面上の任意の点と前記基準点とを結ぶ直線と、前記基準光軸とのなす角をα2 、前記光出射面上の任意の点と前記基準点との距離をR2 として、少なくともα2 <π/3の範囲においては、α2 の増加に従いR2 は単調減少し、
    前記光制御部材の前記出射面において全反射を抑制し、照射面における照度ムラを抑制したことを特徴とする発光装置。
  2. 発光素子と、該発光素子から出射された光が入射する光入射面及び該光入射面に入射した光が出射される光出射面を有する光制御部材とを備える発光装置において、
    前記光制御部材は、前記光入射面及び光出射面が、前記発光素子の光軸に関して軸対称の曲面部分を夫々有するように形成してあり、
    前記光入射面は、少なくともα1 <π/3の範囲において、α1 の増加に従いR1 が単調増加するように形成してあり、
    但し、

    α1 ;前記発光素子の発光面及び前記光軸の交点と前記光入射面上の点とを結ぶ直線並びに前記光軸のなす角、
    1 ;前記交点と前記光入射面上の点との間の距離

    前記光出射面は、少なくともα2 <π/3の範囲において、α2 の増加に従いR2 が単調減少し、以下の条件式(1)
    Figure 2009099604
    を満たすように形成してあることを特徴とする発光装置。
    但し、
    α2 ;前記発光素子の発光面及び前記光軸の交点と前記光出射面上の点とを結ぶ直線並びに前記光軸のなす角、
    2;前記交点と前記光出射面上の点との間の距離、
    n;前記光制御部材を構成する材料の屈折率、
    2;前記α2 の増分Δα2 に対するR2 の増分ΔR2 をR2 で除算して、−1を乗じた値−ΔR2 /(R2 Δα2
  3. 前記光制御部材は、前記光入射面において、α1 が0のとき、A1 が0であり、

    但し、
    1 ;前記α1 の増分Δα1 に対するR1 の増分ΔR1 をR1 で除算した値ΔR1 /(R1 Δα1

    前記光出射面において、α2 が0のとき、A2 が0であるように構成してあることを特徴とする請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 前記光制御部材は屈折率が1.45以上1.65以下である透光性材料からなることを特徴とする請求項1から3の何れか一つに記載の発光装置。
  5. 発光素子と、該発光素子から出射された光が入射する光入射面及び該光入射面に入射した光が出射される光出射面を有する光制御部材とを備える発光装置において、
    前記光制御部材から光の出射側に離隔して前記発光素子の光軸と直交する平面内において、Aが以下の条件式(2)
    Figure 2009099604
    で求まる値であり、

    但し、
    φ1 ;前記発光素子から出射された光と前記光軸とのなす角度
    P(φ1 );前記発光素子の配光特性

    以下の条件式(3)
    Figure 2009099604
    を満たすように構成してあることを特徴とする発光装置。
    但し、
    r;前記平面内における前記光軸からの距離
    C;r=0のときφ1 =0を満たすように定まる定数
    σ;集光性を表す定数
  6. 前記平面内において、
    前記発光素子の配光特性P(φ1 )がランバート分布であるとき、以下の条件式(4)
    Figure 2009099604
    を満たすように構成してあることを特徴とする請求項5に記載の発光装置。
  7. 前記光制御部材は、屈折率が1.65以下であり、
    前記φ1 からφ2 を減算した値Δφが13π/90以下であるとき、以下の条件式(5)
    1/88.5≦θ1 /θ2 ≦88.5 ・・・ (5)
    を満たすように構成してあることを特徴とする請求項5または6に記載の発光装置。
    但し、
    θ1 ;前記発光素子からの光が入射する前記光入射面上の光入射点から、外部に光が出射される前記光出射面上の光出射点に到達する光と、前記光入射点における前記光入射面の垂線とのなす角
    θ2 ;前記光入射点から、前記光出射点に到達する光と、前記光出射点における前記光出射面の垂線とのなす角
    φ2 ;前記光出射点から出射された光と前記光軸とのなす角
  8. 前記光制御部材は、屈折率が1.65以下であり、
    前記φ1 からφ2 を減算した値Δφがπ/6以下であるとき、以下の条件式(6)
    1/4.7≦θ1 /θ2 ≦4.7 ・・・ (6)
    を満たすように構成してあることを特徴とする請求項5または6に記載の発光装置。
    但し、
    θ1 ;前記発光素子からの光が入射する前記光入射面上の光入射点から、外部に光が出射される前記光出射面上の光出射点に到達する光と、前記光入射点における前記光入射面の垂線とのなす角
    θ2 ;前記光入射点から、前記光出射点に到達する光と、前記光出射点における前記光出射面の垂線とのなす角
    φ2 ;前記光出射点から出射された光と前記光軸とのなす角
  9. 前記光制御部材は、屈折率が1.65以下であり、
    前記φ1 からφ2 を減算した値Δφが7π/36以下であるとき、以下の条件式(7)
    1/2.2≦θ1 /θ2 ≦2.2 ・・・ (7)
    を満たすように構成してあることを特徴とする請求項5または6に記載の発光装置。
    但し、
    θ1 ;前記発光素子からの光が入射する前記光入射面上の光入射点から、外部に光が出射される前記光出射面上の光出射点に到達する光と、前記光入射点における前記光入射面の垂線とのなす角
    θ2 ;前記光入射点から、前記光出射点に到達する光と、前記光出射点における前記光出射面の垂線とのなす角
    φ2 ;前記光出射点から出射された光と前記光軸とのなす角
  10. 前記光制御部材は、屈折率が1.65以下であり、
    前記φ1 からφ2 を減算した値Δφが2π/9以下であるとき、以下の条件式(8)
    1/1.4≦θ1 /θ2 ≦1.4 ・・・ (8)
    を満たすように構成してあることを特徴とする請求項5または6に記載の発光装置。
    但し、
    θ1 ;前記発光素子からの光が入射する前記光入射面上の光入射点から、外部に光が出射される前記光出射面上の光出射点に到達する光と、前記光入射点における前記光入射面の垂線とのなす角
    θ2 ;前記光入射点から、前記光出射点に到達する光と、前記光出射点における前記光出射面の垂線とのなす角
    φ2 ;前記光出射点から出射された光と前記光軸とのなす角
  11. 前記光制御部材は、屈折率が1.65以下であり、
    前記φ1 からφ2 を減算した値Δφが43π/180以下であるとき、以下の条件式(9)
    1/1.1≦θ1 /θ2 ≦1.1 ・・・ (9)
    を満たすように構成してあることを特徴とする請求項5または6に記載の発光装置。
    但し、
    θ1 ;前記発光素子からの光が入射する前記光入射面上の光入射点から、外部に光が出射される前記光出射面上の光出射点に到達する光と、前記光入射点における前記光入射面の垂線とのなす角
    θ2 ;前記光入射点から、前記光出射点に到達する光と、前記光出射点における前記光出射面の垂線とのなす角
    φ2 ;前記光出射点から出射された光と前記光軸とのなす角
  12. 請求項1から11の何れか一つに記載の発光装置を備えることを特徴とする照明装置。
  13. 発光素子から出射された光を制御する光制御部材であって、
    前記発光素子から出射された光が光制御部材に入射する光入射面と、上記光入射面に入射した光が光制御部材から出射される光出射面とを備え、
    前記光入射面は、前記発光素子の基準光軸に対し軸対称な凹の曲面部分を有し、
    前記基準光軸と前記発光素子の発光面との交点を基準点としたとき、前記光入射面上の任意の点と前記基準点とを結ぶ直線と、前記基準光軸とのなす角をα1 、前記光入射面上の任意の点と前記基準点との距離をR1 として、少なくともα1 <π/3の範囲においては、α1 の増加に従いR1 は単調増加し、
    前記光出射面は、前記基準光軸に対し軸対称な凸の曲面部分を有する形状であり、
    前記光出射面上の任意の点と前記基準点とを結ぶ直線と、前記基準光軸とのなす角をα2 、前記光出射面上の任意の点と前記基準点との距離をR2 として、少なくともα2 <π/3の範囲においては、α2 の増加に従いR2 は単調減少し、
    前記出射面において全反射を抑制し、照射面における照度ムラを低減したことを特徴とする光制御部材。
  14. 請求項13に記載の光制御部材を複数個連続して設けてなる光束制御部材。
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