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JP2009096765A - 毛髪用組成物 - Google Patents

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JP2009096765A
JP2009096765A JP2007270682A JP2007270682A JP2009096765A JP 2009096765 A JP2009096765 A JP 2009096765A JP 2007270682 A JP2007270682 A JP 2007270682A JP 2007270682 A JP2007270682 A JP 2007270682A JP 2009096765 A JP2009096765 A JP 2009096765A
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hair
composition
polymer
methyl ether
mass
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JP2007270682A
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English (en)
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Tomoko Koyagi
友子 小八木
Yasushi Kakizawa
恭史 柿澤
Enko Sato
円康 佐藤
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Lion Corp
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Lion Corp
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Abstract

【課題】髪をごわつかせることなしに、髪にハリコシを付与することのできる、優れた毛髪用組成物を提供すること。
【解決手段】(A)ビニルメチルエーテル系高分子と、
(B)ビニルピロリドン系高分子と、
(C)脂肪酸エステルと
を含有し、前記(A)ビニルメチルエーテル系高分子と、前記(B)ビニルピロリドン系高分子との含有量比が、質量比で、(A)/(B)=9.0/1〜1.0/1であることを特徴とする毛髪用組成物である。
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪用組成物に関し、より詳細には、髪をごわつかせることなしに、髪にハリコシを付与することのできる、優れた毛髪用組成物に関する。
髪の細さや、ハリコシのなさを改善するため、従来から、例えば、育毛有効成分を配合した育毛剤、養毛剤などが利用されてきた。しかしながら、従来の育毛剤や養毛剤では、髪は太くならず、ハリコシを与えるほどの効果は期待できないという問題があった。そのため、ヘアスプレーや、セット剤を活用して髪にハリコシを付与しようとする試みも行われているが、ヘアスプレーやセット剤を利用することによれば、ハリコシは付与されるものの、髪がごわついてしまうという欠点があった。
従来から、毛髪用組成物においては、髪にハリコシを付与したり、髪をごわつかせないための技術が検討されており、例えば、両親媒性高分子と、6−ベンジルアミノプリン及びその誘導体の少なくともいずれかとを含有する養育毛剤組成物(特許文献1参照);ポリアクリル酸のアルカリ塩、毛髪固定用ポリマー、高級アルコール、及び、エステル、トリグリセライド等の油剤を、それぞれ特定の含有量で含有する整髪剤組成物(特許文献2参照);毛髪固定用高分子化合物、分岐鎖脂肪酸エステル、エタノール、及び、水を含有するスプレー用毛髪固定用化粧料(特許文献3参照);毛髪固定用高分子化合物、分岐鎖脂肪酸エステル、及び、ロジンを含有する毛髪化粧料(特許文献4参照);などが報告されている。
しかしながら、これら従来の技術では、所望の程度のハリコシの付与と、ごわつきのなさを、同時に満足できるものではなく、したがって、髪をごわつかせることなしに、髪にハリコシを付与することのできる、優れた毛髪用組成物は、未だ望まれているのが現状である。
特開2006−213637号公報 特開平10−310510号公報 特開平4−244010号公報 特開平1−153609号公報
本発明は、前記従来における諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、髪をごわつかせることなしに、髪にハリコシを付与することのできる、優れた毛髪用組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、(A)ビニルメチルエーテル系高分子と、(B)ビニルピロリドン系高分子とを、特定の含有量比で組み合わせることで、髪に所望の程度のハリコシを付与することができ、更に、(C)脂肪酸エステルを組み合わせることで、ハリコシを付与する効果は維持しつつ、髪のごわつきを抑制できることを見出し、本発明の完成に至った。
本発明は、本発明者らによる前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては以下の通りである。即ち、
<1> (A)ビニルメチルエーテル系高分子と、
(B)ビニルピロリドン系高分子と、
(C)脂肪酸エステルと
を含有し、前記(A)ビニルメチルエーテル系高分子と、前記(B)ビニルピロリドン系高分子との含有量比が、質量比で、(A)/(B)=9.0/1〜1.0/1であることを特徴とする毛髪用組成物である。
<2> (A)ビニルメチルエーテル系高分子、及び、(B)ビニルピロリドン系高分子の合計含有量が、(A)+(B)=0.5〜15質量%である前記<1>に記載の毛髪用組成物である。
<3> (C)脂肪酸エステルが、ミリスチン酸イソプロピル、及び、イソステアリン酸イソプロピルの少なくともいずれかであり、かつ、前記(C)脂肪酸エステルの含有量に対する、(A)ビニルメチルエーテル系高分子、及び、(B)ビニルピロリドン系高分子の合計含有量が、質量比で、[(A)+(B)]/(C)=10〜100である前記<1>から<2>のいずれかに記載の毛髪用組成物である。
<4> pHが、3.0〜7.0である前記<1>から<3>のいずれかに記載の毛髪用組成物である。
本発明によれば、前記従来における諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、髪をごわつかせることなしに、髪にハリコシを付与することのできる、優れた毛髪用組成物を提供することができる。
(毛髪用組成物)
本発明の毛髪用組成物は、(A)ビニルメチルエーテル系高分子と、(B)ビニルピロリドン系高分子と、(C)脂肪酸エステルとを含有してなり、更に必要に応じて、適宜その他の成分を含有してなる。
<(A)ビニルメチルエーテル系高分子>
前記ビニルメチルエーテル系高分子は、主に、髪にハリコシを付与する目的で配合される。
前記ビニルメチルエーテル系高分子としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ビニルメチルエーテル・マレイン酸ブチル共重合体液、ビニルメチルエーテル・マレイン酸エチル共重合体液などが挙げられる。これらの中でも、髪にハリコシを付与する効果に優れる点で、ビニルメチルエーテル・マレイン酸ブチル共重合体液が好ましい。
前記ビニルメチルエーテル系高分子は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ビニルメチルエーテル系高分子の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記毛髪用組成物中、0.3〜12質量%が好ましく、0.7〜4質量%がより好ましい。前記含有量が、0.3質量%未満であると、髪に所望の程度のハリコシを付与できないことがあり、12質量%を超えると、髪がごわついてしまうことがある。一方、前記含有量が、より好ましい範囲内であると、髪をごわつかせることなしに、髪に所望の程度のハリコシを付与することができる点で、有利である。
<(B)ビニルピロリドン系高分子>
前記ビニルピロリドン系高分子は、主に、髪にハリコシを付与する目的で配合される。
前記ビニルピロリドン系高分子としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン・メタクリル酸ジメチルアミノエチル共重合体、ビニルピロリドン・アクリル酸アミノプロピルメタクリルアミド共重合体、ビニルピロリドン・ヘキサデン共重合体、エイコセン・ビニルピロリドン共重合体などが挙げられる。これらの中でも、毛髪への吸着性の点で、酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体、ポリビニルピロリドンが好ましい。更に好ましくは、酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体である。
中でも、前記酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体の共重合モル比としては、酢酸ビニル(VA)/ビニルピロリドン(VP)=1/100〜100/1が好ましく、30/70〜70/30がより好ましく、40/60〜50/50が更に好ましい。前記共重合モル比が、1/100未満であると、毛髪へ吸着しにくいことがあり、100/1を超えると、洗浄性が悪くなることがある。一方、前記共重合モル比が、更に好ましい範囲内であると、洗浄性が悪くなることなしに、毛髪への吸着がよい点で、有利である。
なお、前記酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体における、酢酸ビニル(VA)とビニルピロリドン(VP)のモル比率は、例えば、1H NMR法により求めることができる。
前記ビニルピロリドン系高分子は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ビニルピロリドン系高分子の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記毛髪用組成物中、0.1〜4質量%が好ましく、0.2〜2質量%がより好ましい。前記含有量が、0.1質量%未満であると、髪に所望の程度のハリコシを付与できないことがあり、4質量%を超えると、髪がごわついてしまうことがある。一方、前記含有量が、より好ましい範囲内であると、髪をごわつかせることなしに、髪に所望の程度のハリコシを付与することができる点で、有利である。
<(A)/(B)>
また、前記毛髪用組成物における、前記(A)ビニルメチルエーテル系高分子と、前記(B)ビニルピロリドン系高分子との含有量比は、質量比で、(A)/(B)=9.0/1〜1.0/1であり、7.0/1〜2.0/1が好ましく、5.0/1〜2.0/1がより好ましい。前記(A)ビニルメチルエーテル系高分子の含有量が、前記(B)ビニルピロリドン系高分子の含有量に対して、質量比で、9.0倍を超えると、髪に所望の程度のハリコシを付与できないなどの問題があり、1.0倍未満であると、髪がごわついてしまうなどの問題がある。一方、前記含有量比が、より好ましい範囲内であると、髪をごわつかせることなしに、髪に所望の程度のハリコシを付与することができる点で、有利である。
<(A)+(B)>
また、前記毛髪用組成物における、前記(A)ビニルメチルエーテル系高分子、及び、前記(B)ビニルピロリドン系高分子の合計含有量は、(A)+(B)=0.5〜15質量%が好ましく、1〜10質量%がより好ましく、1〜5質量%が更に好ましい。前記合計含有量が、0.5質量%未満であると、髪に所望の程度のハリコシを付与できないことがあり、15質量%を超えると、髪がごわついてしまうことがある。一方、前記合計含有量が、更に好ましい範囲内であると、髪をごわつかせることなしに、髪に所望の程度のハリコシを付与することができる点で、有利である。
<(C)脂肪酸エステル>
前記脂肪酸エステルは、主に、高分子(前記(A)成分、前記(B)成分)による被膜を柔らかくし、髪のごわつきを抑える目的で配合される。
前記脂肪酸エステルとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸エチルヘキシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソステアリル、パルミチン酸セチル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸エチルヘキシル、ラウリン酸ヘキシル、ラウリン酸イソステアリル、イソオクタン酸セチル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソプロピル、リンゴ酸ジイソステアリル、オレイン酸エチル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、イソステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸ジグリセリル、イソステアリン酸デカグリセリル、イソステアリン酸イソプロピル、乳酸ラウリル、乳酸セチル、乳酸オクチルドデシル、カプリル酸セチル、オクタン酸セチルなどが挙げられる。これらの中でも、髪のごわつきを抑える効果に優れる点で、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソプロピルが好ましい。
前記脂肪酸エステルは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記脂肪酸エステルの含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記毛髪用組成物中、0.01〜0.2質量%が好ましく、0.03〜0.2質量%がより好ましい。前記含有量が、0.01質量%未満であると、髪がごわついてしまうことがあり、0.2質量%を超えると、髪に所望の程度のハリコシを付与できないことがある。一方、前記含有量が、より好ましい範囲内であると、髪をごわつかせることなしに、髪に所望の程度のハリコシを付与することができる点で、有利である。
<[(A)+(B)]/(C)>
また、前記毛髪用組成物における、前記(C)脂肪酸エステルの含有量に対する、前記(A)ビニルメチルエーテル系高分子、及び、前記(B)ビニルピロリドン系高分子の合計含有量は、質量比で、[(A)+(B)]/(C)=10〜100が好ましく、15〜80がより好ましく、15〜40が更に好ましい。前記質量比が、10未満であると、髪に所望の程度のハリコシを付与できないことがあり、100を超えると、髪のごわつきを抑える効果が得られないことがある。一方、前記質量比が、更に好ましい範囲内であると、髪にハリコシを付与する効果に優れ、かつ、髪のごわつきを抑える効果にも優れる点で、有利である。
<その他の成分>
前記毛髪用組成物は、前記(A)〜(C)成分以外にも、本発明の効果を損なわない範囲内で、その他の成分を含有することができる。前記その他の成分としては、毛髪用組成物に通常配合され得るものの中から目的に応じて適宜選択することができ、例えば、育毛有効成分、ビタミン類、ホルモン類、血管拡張剤、アミノ酸類、抗炎症剤、皮膚機能亢進剤、角質溶解剤、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、半極性界面活性剤、シリコーン類、多価アルコール、増粘剤、香料、紫外線吸収剤、微粒子粉末、有機酸、防腐剤、着色剤、pH調整剤、酸化防止剤、精製水などが挙げられる。
−育毛有効成分−
前記育毛有効成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、β−グリチルレチン酸、セファランチン、センプリエキス、ヒノキチオール、ヨウ化ニンニクエキス、ビオチン、アラントイン、塩酸ピリドキシン、dl−α−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、trans−3,4’−ジメチル−3−ヒドロキシフラバノン、アデノシン、ミノキシジル、ペンタデカン酸グリセリド、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、D−パントテン酸カルシウム、D−パントテニルアルコール、アセチルパントテニルエチルエーテル、エストラジオール、エチニルエストラジオール、塩化カプロニウム、塩酸ジフェンヒドラミン、感光素301、カンフル、ノニル酸バニリルアミド、ノナン酸バニリルアミド、モノニトログアアヤコール、γ−アミノ酪酸、アロエ抽出物、イチョウ抽出物、オウゴン抽出物、オーキシン、オトギリソウ抽出物、海藻抽出物、カンタリスチンキ、クララエキス、ウシヘマチン、ショウキョウチンキ、デュークエキス、トウキンセンカ抽出物、冬虫夏草抽出物、10−ヒドロキシ−Δ2−デサン酸、ヒドロコルチゾン、プラセンタ抽出物などが挙げられる。
前記育毛有効成分は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記育毛有効成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記毛髪用組成物中、0.01〜10質量%が好ましく、0.02〜3質量%がより好ましい。前記含有量が、0.01質量%未満であると、所望の程度の育毛効果が得られないことがあり、10質量%を超えると、低温で析出してしまうなど、毛髪用組成物の安定性が悪くなることがある。一方、前記含有量が、より好ましい範囲内であると、育毛効果に優れ、かつ、毛髪用組成物の安定性にも優れる点で、有利である。
<製造>
前記毛髪用組成物の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記(A)〜(C)成分と、前記その他の成分と、水及びエタノールの少なくともいずれかとを混合することにより、得ることができる。より具体的には、水及びエタノールの少なくともいずれかの中に、前記(A)〜(C)成分、前記その他の成分を順次投入し、室温〜40℃程度で攪拌することにより、前記毛髪用組成物を得ることができる。前記攪拌に用いる装置としても、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、攪拌子、攪拌羽などを利用することができる。
<pH>
前記毛髪用組成物のpHは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、3.0〜7.0が好ましく、4.0〜7.0がより好ましい。前記pHが、3.0未満であると、髪がごわついてしまうことがあり、7.0を超えると、頭皮に刺激を与えてしまうことがある。一方、前記pHが、より好ましい範囲内であると、髪をごわつかせることがなく、また、頭皮に刺激を与えてしまうこともない点で、有利である。なお、前記pHは、精製水で10倍に薄めた前記毛髪用組成物を、pHメーター(東亜ディーケーケー株式会社;HM−30G)を用い、25℃で測定した値である。
前記毛髪用組成物のpHは、例えば、所望のpH調整剤を用いて調整することができる。前記pH調整剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、クエン酸、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールなどが好適である。
<剤型・容器>
前記毛髪用組成物の剤型としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ジェル、ローション、ミスト、エアゾール等の各種剤型で用いることができる。前記各種剤型の毛髪用組成物は、従来公知の手法に従い、製造することができる。
また、前記毛髪用組成物は、通常の容器に充填することができる。前記容器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ディスペンサー容器(ポンプ容器、ポンプフォーム容器、ポンプスプレー容器等)、スクイーズ容器、ラミネートフィルム容器、スポイト容器、スティック容器、ジャー容器、ボトル容器、エアゾール容器などが挙げられる。
<用途・効果>
前記毛髪用組成物は、毛髪に使用される任意の組成物に適用可能であり、例えば、育毛剤、養毛剤、整髪剤、シャンプー剤、リンス剤、トリートメント剤、染毛剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、スタイリング剤などに好適である。これらの中でも、前記毛髪用組成物は、髪をごわつかせることなしに、髪にハリコシを付与する効果に優れることから、育毛剤や養毛剤、中でも、整髪機能を有する育毛剤や養毛剤(整髪育毛剤、整髪養毛剤)に、特に好適である。
以下、実施例、比較例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、以下の実施例及び比較例において、特に明記のない場合は、「%」はいずれも「質量%」を表し、比率はいずれも質量比を表す。
(実施例1〜22、比較例1〜5)
下記表1〜4に示す組成に従い、実施例1〜22、及び、比較例1〜5の毛髪用組成物を常法により調製した。具体的には、精製水とエタノール中に、(A)〜(C)成分、及び、共通成分を順次投入し、ホットスターラーを用い攪拌子で攪拌し、40℃で調製した。得られた各毛髪用組成物のpHを、精製水で10倍に薄めた各毛髪用組成物を用い、pHメーター(東亜ディーケーケー株式会社;HM−30G)を利用し、測定した(25℃)。
得られた各毛髪用組成物について、以下の方法により、ハリコシ度(毛束評価)、ハリコシ感(使用感評価)、及び、ごわつきのなさ(使用感評価)を評価した。結果を表1〜4に併せて示す。
<ハリコシ度の評価(毛束評価)>
エタノールで3倍に薄めた各毛髪用組成物0.3gを、10cm、1gの毛束に塗布後、5回くし通しし、風乾後、1回くし通しした。その毛束を水平に垂らした時の横の長さをamm、縦の長さをbmmとし(図1参照)、a/bをハリコシ度とした。
−ハリコシ度の評価基準−
1.5以上 :ハリコシがかなりある。
1.2〜1.5未満:ハリコシがある。
0.9〜1.2未満:ハリコシがややある。
0.9未満 :ハリコシがない。
<ハリコシ感、ごわつきのなさの評価(使用感評価)>
パネル10人が、各毛髪用組成物について使用テストを行った。各毛髪用組成物を毛髪に適量塗布し、乾いた直後の毛髪のハリコシ感、ごわつきのなさを下記評価基準に従って評価した。パネル10人の平均点について、下記判定基準によりハリコシ感、ごわつきのなさを判定した。
なお、「ハリコシ感」とは、髪にある程度の硬さがある状態をいい、外部から髪に力が加わっても元の状態を維持しようとする性質をいう。髪の太さとハリコシ感は相関し、髪が細くなるとハリコシ感が失われ、髪が太いとハリコシ感が強くなる。髪にハリコシ感があると、髪型がつぶれず、ボリュームが出、ヘアスタイルを維持しやすくなる。一方で、ハリコシ感が強すぎると、髪がごわつくようになる。また、「ごわつき」とは、髪が硬く、手触りがなめらかでない状態をいう。従来のスプレー剤やセット剤を塗布してごわつきが出た髪を撓ませると、髪が元に戻ろうとするというよりも、髪の被膜が壊れる状態になってしまう。
−ハリコシ感の評価基準−
5点:ハリコシ感が非常にある。
4点:ハリコシ感がかなりある。
3点:ハリコシ感がある。
2点:ハリコシ感がわずかにある。
1点:ハリコシ感がない。
−ごわつきのなさの評価基準−
5点:ごわつかない。
4点:わずかにごわつく。
3点:ごわつく。
2点:かなりごわつく。
1点:非常にごわつく。
−ハリコシ感、ごわつきのなさの判定基準−
◎:パネル10人の平均点が4点以上。
○:パネル10人の平均点が3点以上4点未満。
△:パネル10人の平均点が2点以上3点未満。
×:パネル10人の平均点が2点未満。
表1〜4の結果から、(A)〜(C)成分を含み、かつ、(A)成分と(B)成分との含有量比が一定の範囲内である実施例1〜22の毛髪用組成物は、前記各要件の少なくともいずれかを満たさない比較例1〜5の毛髪用組成物に比べ、髪をごわつかせることなしに、髪にハリコシを付与することのできる、優れた毛髪用組成物であることがわかった。
(実施例23:育毛スプレー)
以下に示す配合組成の育毛スプレーを、常法により調製した。
(原液組成) (質量%)
ビニルメチルエーテル・マレイン酸ブチル共重合体液 3.0
酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体(VA/VP=4:6) 0.6
ミリスチン酸イソプロピル 0.1
酢酸dl−α―トコフェロール 0.1
ピロクトンオラミン 0.1
ミノキシジル 1.0
ポリエチレングリコール300 0.1
クエン酸 適量(pH4.0)
l−メントール 0.3
エタノール 75.0
香料*1 0.5
精製水 残部
合計 100.0
(希釈用充填液)
上記原液 70.0
ジメチルエーテル 30.0
合計 100.0
香料*1:特開2003−113019号公報記載の表2におけるA組成
(実施例24:整髪用エアゾールフォーム)
以下に示す配合組成の整髪用エアゾールフォームを、常法により調製した。
(原液組成) (質量%)
ビニルメチルエーテル・マレイン酸ブチル共重合体液 0.8
酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体(VA/VP=5:5) 0.2
イソステアリン酸イソプロピル 0.05
カチオン化セルロース 0.1
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 0.3
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸ナトリウム 0.05
POEステアリルエーテル(30EO) 0.3
コレウスエキス 0.5
2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール 適量(pH6.0)
パラオキシ安息香酸メチル 0.05
エタノール 20.0
香料*2 0.5
精製水 残部
合計 100.0
(希釈用充填液)
上記原液 80.0
液化石油ガス 20.0
合計 100.0
香料*2:特開2003−113019号公報記載の表2におけるB組成
(実施例25:整髪用ジェル)
以下に示す配合組成の整髪用ジェルを、常法により調製した。
(原液組成) (質量%)
ビニルメチルエーテル・マレイン酸エチル共重合体液 0.75
ポリビニルピロリドン 0.15
イソステアリン酸イソプロピル 0.06
カルボキシビニルポリマー 0.5
濃グリセリン 10.0
ジヒドロキシベンゾフェノン 0.1
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
亜硫酸水素ナトリウム 0.1
l−メントール 0.05
ニコチン酸アミド 0.2
2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール 適量(pH7.0)
エタノール 20.0
香料*3 0.5
精製水 残部
合計 100.0
香料*3:特開2003−113019号公報記載の表2におけるC組成
(実施例26:育毛トニック)
以下に示す配合組成の育毛トニックを、常法により調製した。
(原液組成) (質量%)
ビニルメチルエーテル・マレイン酸ブチル共重合体液 3.0
酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体(VA/VP=7:3) 1.5
ミリスチン酸イソプロピル 0.12
ミノキシジル 1.0
ニコチン酸アミド 0.3
濃グリセリン 0.1
ポリオキシエチレンステアリルエーテル(20EO) 2.0
l−メントール 0.2
ジブチルヒドロキシトルエン 0.01
2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール 適量(pH5.0)
エタノール 75.0
香料*4 0.5
精製水 残部
合計 100.0
香料*4:特開2003−113019号公報記載の表2におけるD組成
実施例23〜26の毛髪用組成物について、前記同様に各評価を行った。結果を表5に示す。実施例23〜26の毛髪用組成物は、髪をごわつかせることなしに、髪にハリコシを付与することのできる、優れた毛髪用組成物であることがわかった。
なお、前記実施例及び比較例で使用した各成分の詳細は以下の通りである。
前記毛髪用組成物は、髪をごわつかせることなしに、髪にハリコシを付与する効果に優れることから、育毛剤や養毛剤、中でも、整髪機能を有する育毛剤や養毛剤(整髪育毛剤、整髪養毛剤)に、特に好適である。
図1は、本実施例におけるハリコシ度の測定方法を示す図である。各毛髪用組成物を塗布した毛束を水平に垂らした時の横の長さをamm、縦の長さをbmmとし、a/bをハリコシ度とした。

Claims (4)

  1. (A)ビニルメチルエーテル系高分子と、
    (B)ビニルピロリドン系高分子と、
    (C)脂肪酸エステルと
    を含有し、前記(A)ビニルメチルエーテル系高分子と、前記(B)ビニルピロリドン系高分子との含有量比が、質量比で、(A)/(B)=9.0/1〜1.0/1であることを特徴とする毛髪用組成物。
  2. (A)ビニルメチルエーテル系高分子、及び、(B)ビニルピロリドン系高分子の合計含有量が、(A)+(B)=0.5〜15質量%である請求項1に記載の毛髪用組成物。
  3. (C)脂肪酸エステルが、ミリスチン酸イソプロピル、及び、イソステアリン酸イソプロピルの少なくともいずれかであり、かつ、前記(C)脂肪酸エステルの含有量に対する、(A)ビニルメチルエーテル系高分子、及び、(B)ビニルピロリドン系高分子の合計含有量が、質量比で、[(A)+(B)]/(C)=10〜100である請求項1から2のいずれかに記載の毛髪用組成物。
  4. pHが、3.0〜7.0である請求項1から3のいずれかに記載の毛髪用組成物。
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