JP2004010580A - 毛髪化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(A) カチオン界面活性剤、(B) 高級アルコール、(C) 炭素数10以下の有機酸及び(D) ベタイン型両性界面活性剤を含有し、(A)の含有量が2〜7重量%、(B)の含有量が10〜18重量%、(D)/〔(A)+(B)〕の含有重量比が0.01〜0.7であり、5重量%水溶液のpHが2〜6である毛髪化粧料。
【効果】良好な使用感を有し、毛髪のツヤ及び柔軟性の改善効果に優れ、しかも美しいパール光沢の外観を有する。
【選択図】 なし
【効果】良好な使用感を有し、毛髪のツヤ及び柔軟性の改善効果に優れ、しかも美しいパール光沢の外観を有する。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、良好な使用感を有し、毛髪のツヤ及び柔軟性の改善効果に優れ、しかも美しいパール光沢の外観を有する毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
シャンプー後の毛髪の感触を向上させるために、リンス、コンディショナー、トリートメント等の毛髪化粧料が使用されている。このような毛髪化粧料の多くには、毛髪のツヤ等の光学的性質を改善するため、オルガノポリシロキサンオキシアルキレン共重合体、アクリル樹脂等の種々の成分が配合されている。
【0003】
しかし、これらは、毛髪表面又はその近傍にあるキューティクルに作用して光学的性質を改善するもので、その効果は一時的であって十分ではなかった。この点を解決する手段として、有機酸により毛髪のツヤ性を改善する方法や有機酸により、持続的な柔軟性をまとまり性を与える方法が開発されている。しかし、有機酸を毛髪化粧料に配合した場合、感触を向上させる性能を担うカチオン界面活性剤−高級アルコールの併用系において、塗布時のなめらかさやすすぎ時の柔軟性を損なうという問題がある。また組成物の外観も白く白濁し、艶やかな感じが失われてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、良好な使用感を有し、毛髪のツヤ及び柔軟性の改善効果に優れ、外観も美しい毛髪化粧料を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、高濃度のカチオン界面活性剤と高級アルコール、有機酸、及びベタイン型界面活性剤を一定量比で配合した組成物が、パール光沢性に優れ、かつ手に取った時にこぼれにくく、かつ毛髪に伸ばしやすい液性(8000〜80000mPa・s程度)を有し、塗布〜すすぎ時のなめらかさに優れ、毛髪のツヤ及び柔軟性の改善効果に優れることを見出した。
【0006】
すなわち本発明は、次の成分(A)〜(D)
(A) カチオン界面活性剤
(B) 高級アルコール
(C) 炭素数10以下の有機酸
(D) ベタイン型両性界面活性剤
を含有し、(A)の含有量が2〜7重量%、(B)の含有量が10〜18重量%、(D)/〔(A)+(B)〕の含有重量比が0.01〜0.7であり、5重量%水溶液のpHが2〜6である毛髪化粧料を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
成分(A)のカチオン性界面活性剤としては、例えば次の一般式で表される第4級アンモニウム塩等が挙げられる。
【0008】
【化1】
【0009】
〔式中、R1及びR2は各々独立して水素原子、炭素数1〜28のアルキル基又はベンジル基を示すが、同時に水素原子又はベンジル基となる場合を除く。X−はアニオンを示す。〕
で表されるものが好ましい。ここでR1及びR2は、その一方が炭素数16〜24、特に22のアルキル基、とりわけ直鎖アルキル基であるのが好ましく、また他方は炭素数1〜3の低級アルキル基、特にメチル基であるのが好ましい。アニオンX−としては、塩化物イオン、臭化物イオン等のハロゲン化物イオン;エチル硫酸イオン、炭酸メチルイオン等の有機アニオン等が挙げられ、ハロゲン化物イオン、特に塩化物イオンが好ましい。
【0010】
カチオン界面活性剤としては、モノ長鎖アルキル四級アンモニウム塩が好ましく、具体的には、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化アラキルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム等が挙げられ、特に塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムが好ましい。なお、成分(A)として、例えばステアロキシプロピルジメチルアミン等の三級アミンを配合することにより後述の有機酸との反応により形成される塩を使用することもできる。
【0011】
カチオン界面活性剤は、2種以上を併用してもよく、またその含有量は、本発明の毛髪化粧料の2〜7重量%であるが、更なる柔軟性、なめらか感、安定性等の向上の点から、3〜6重量%が好ましい。
【0012】
成分(B)である高級アルコールとしては、炭素数12〜28のアルキル基を有するものが好ましく、更には炭素数16〜24、特に22のアルキル基を有するものが好ましく、またこのアルキル基は直鎖アルキル基であるのが好ましい。高級アルコールの好ましい具体例としては、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール等が挙げられ、特にベヘニルアルコールが好ましい。
【0013】
成分(B)の高級アルコールは、2種以上を併用してもよく、またその含有量は、本発明の毛髪化粧料の10〜18重量%であるが、滑らかさ、使いやすさ、安定性等の向上の点から、11〜16重量%、特に11〜15重量%が好ましい。
【0014】
成分(C)の炭素数10以下の有機酸としては、モノカルボン酸、ジカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、ポリカルボン酸等が挙げられ、特にジカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸が好ましく、また炭素数6以下のものが好ましい。ジカルボン酸としては、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸等が挙げられ、ヒドロキシカルボン酸としては、グリコール酸、乳酸、ヒドロキシアクリル酸、オキシ酪酸、グリセリン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸等が挙げられる。なかでもα−ヒドロキシカルボン酸、特に乳酸、リンゴ酸が好ましい。
【0015】
有機酸は2種以上を併用してもよく、またその含有量は、本発明の毛髪洗浄剤中の0.1〜10重量%が好ましく、更には0.2〜8重量%、特に0.5〜5重量%が好ましい。
【0016】
成分(D)のベタイン型両性界面活性剤としては、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタイン等が挙げられ、脂肪酸アミドプロピルベタインが特に好ましい。脂肪酸アミドプロピルベタインは、炭素数8〜28、特に炭素数10〜16のアシル基を有するものが好ましく、特にラウリン酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等が好ましい。
【0017】
ベタイン型両性界面活性剤は2種以上を併用してもよく、またその含有量は、本発明の毛髪洗浄剤中の0.2〜12重量%が好ましく、更には0.2〜8重量%、特に0.3〜5重量%が好ましい。更に成分(D)の含有量は、成分(A)と(B)との関係において、下記条件を満たすことが必要である。すなわち、本発明の毛髪化粧料が美しいパール外観を持ち、かつ良好な使用感を発現するためには、(D)/〔(A)+(B)〕の重量比が0.01〜0.7の範囲内である必要があり、0.01〜0.6、特に0.01〜0.5の範囲内にあることが好ましい。
【0018】
本発明の毛髪化粧料の5重量%水溶液のpH(20℃)は、2〜6であり、3〜4であるのが好ましい。pHの調整には、成分(C)の有機酸のほか、無機酸や水酸化ナトリウム等の塩基物質を使用することができる。
【0019】
さらに、本発明の毛髪化粧料には、必要に応じて、(A)〜(D)成分に加えて、毛髪化粧料に常用されている他の成分や添加剤を含有せしめることができる。このような成分としては、例えば、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビニルポリマー等の増粘剤;ポリプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、ポリエチレングリコール等の溶剤;炭化水素油、エステル油等の油剤;1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、タンパク加水分解液等の保湿剤;高重合PEG、カチオン化セルロース、カチオン化グアーガム等のコンディショニング剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の可溶化剤;パラベン等の防腐剤;サリチル酸、トリクロサン、ピロクトンオラミン等の殺菌剤;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のpH調整剤;エデト酸塩、ヒドロキシエタンジホスホン酸等の金属イオン封鎖剤;パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、オキシベンゾン、パラジメチルアミノ安息香酸−2−エチルヘキシル等の紫外線吸収剤;ジブチルヒドロキシトルエン、酢酸トコフェロール等の酸化防止剤;そのた動植物由来の抽出エキス、色素などを挙げることができる。
【0020】
本発明の毛髪化粧料は、水溶液、エタノール溶液、エマルション、サスペンション、ゲル、液晶、固形、エアゾール等の所望の形態にすることができ、例えば、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアクリーム、ヘアムース、ヘアスプレー、シャンプー、リーブオントリートメント等に適用できる。特に、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント等の洗い流して使用する剤型として好適である。
【0021】
【実施例】
実施例1
表1に示す組成の毛髪コンディショニング組成物を調製し、以下の方法及び基準に従い、その官能評価試験を行った。
【0022】
<評価方法>
パネラー20名が、次の基準に基づいて評価を行い、その平均点により、判定を行った。この結果を表1に示す。
なお、外観評価はサンプルをガラス瓶に入れた状態および、黒いプラスチック板上での状態を見て評価を行った。
感触評価は毛髪束(ヘアブリーチ処理を1回行った女性毛髪20g,30cm)を各サンプルにて処理しながら官能評価を行った。
また表1には、5重量%水溶液のpH(25℃)、及びヘリカルスタンドコントローラー付B8R型粘度計により測定(条件:ローターT−C,回転速度10rpm,1分間,30℃)した組成物の粘度を併せて記載した。
【0023】
<評価基準>
・外観(パール光沢性)
3:パール光沢性が認められる
2:パール光沢性がやや認められる
1:パール光沢性が僅かに認められる
0:白く濁っておりパール光沢性が認められない
【0024】
・塗布時のなめらかさ
4:非常になめらかである
3:なめらかである
2:ややなめらかである
1:ややひっかかりがあってきしむ
0:ひっかかりがあってきしむ
【0025】
・乾燥後の髪のつや
4:顕著なツヤの改善が見られる
3:ツヤの改善が見られる
2:ややツヤの改善が見られる
1:ツヤの改善が見られない
0:ツヤがなくなった
【0026】
・乾燥後の髪の柔軟性
4:非常に柔軟である
3:柔軟である
2:やや柔軟である
1:やや柔軟性がない
0:柔軟性がない
【0027】
<判定基準>
◎:評価点の平均が3.0以上4.0以下
○:評価点の平均が2.0以上3.0未満
△:評価点の平均が1.0以上2.0未満
×:評価点の平均が0以上1.0未満
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】
本発明の毛髪化粧料は、良好な使用感を有し、毛髪のツヤ及び柔軟性の改善効果に優れ、しかも美しいパール光沢の外観を有する。
【発明の属する技術分野】
本発明は、良好な使用感を有し、毛髪のツヤ及び柔軟性の改善効果に優れ、しかも美しいパール光沢の外観を有する毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
シャンプー後の毛髪の感触を向上させるために、リンス、コンディショナー、トリートメント等の毛髪化粧料が使用されている。このような毛髪化粧料の多くには、毛髪のツヤ等の光学的性質を改善するため、オルガノポリシロキサンオキシアルキレン共重合体、アクリル樹脂等の種々の成分が配合されている。
【0003】
しかし、これらは、毛髪表面又はその近傍にあるキューティクルに作用して光学的性質を改善するもので、その効果は一時的であって十分ではなかった。この点を解決する手段として、有機酸により毛髪のツヤ性を改善する方法や有機酸により、持続的な柔軟性をまとまり性を与える方法が開発されている。しかし、有機酸を毛髪化粧料に配合した場合、感触を向上させる性能を担うカチオン界面活性剤−高級アルコールの併用系において、塗布時のなめらかさやすすぎ時の柔軟性を損なうという問題がある。また組成物の外観も白く白濁し、艶やかな感じが失われてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、良好な使用感を有し、毛髪のツヤ及び柔軟性の改善効果に優れ、外観も美しい毛髪化粧料を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、高濃度のカチオン界面活性剤と高級アルコール、有機酸、及びベタイン型界面活性剤を一定量比で配合した組成物が、パール光沢性に優れ、かつ手に取った時にこぼれにくく、かつ毛髪に伸ばしやすい液性(8000〜80000mPa・s程度)を有し、塗布〜すすぎ時のなめらかさに優れ、毛髪のツヤ及び柔軟性の改善効果に優れることを見出した。
【0006】
すなわち本発明は、次の成分(A)〜(D)
(A) カチオン界面活性剤
(B) 高級アルコール
(C) 炭素数10以下の有機酸
(D) ベタイン型両性界面活性剤
を含有し、(A)の含有量が2〜7重量%、(B)の含有量が10〜18重量%、(D)/〔(A)+(B)〕の含有重量比が0.01〜0.7であり、5重量%水溶液のpHが2〜6である毛髪化粧料を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
成分(A)のカチオン性界面活性剤としては、例えば次の一般式で表される第4級アンモニウム塩等が挙げられる。
【0008】
【化1】
【0009】
〔式中、R1及びR2は各々独立して水素原子、炭素数1〜28のアルキル基又はベンジル基を示すが、同時に水素原子又はベンジル基となる場合を除く。X−はアニオンを示す。〕
で表されるものが好ましい。ここでR1及びR2は、その一方が炭素数16〜24、特に22のアルキル基、とりわけ直鎖アルキル基であるのが好ましく、また他方は炭素数1〜3の低級アルキル基、特にメチル基であるのが好ましい。アニオンX−としては、塩化物イオン、臭化物イオン等のハロゲン化物イオン;エチル硫酸イオン、炭酸メチルイオン等の有機アニオン等が挙げられ、ハロゲン化物イオン、特に塩化物イオンが好ましい。
【0010】
カチオン界面活性剤としては、モノ長鎖アルキル四級アンモニウム塩が好ましく、具体的には、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化アラキルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム等が挙げられ、特に塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムが好ましい。なお、成分(A)として、例えばステアロキシプロピルジメチルアミン等の三級アミンを配合することにより後述の有機酸との反応により形成される塩を使用することもできる。
【0011】
カチオン界面活性剤は、2種以上を併用してもよく、またその含有量は、本発明の毛髪化粧料の2〜7重量%であるが、更なる柔軟性、なめらか感、安定性等の向上の点から、3〜6重量%が好ましい。
【0012】
成分(B)である高級アルコールとしては、炭素数12〜28のアルキル基を有するものが好ましく、更には炭素数16〜24、特に22のアルキル基を有するものが好ましく、またこのアルキル基は直鎖アルキル基であるのが好ましい。高級アルコールの好ましい具体例としては、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール等が挙げられ、特にベヘニルアルコールが好ましい。
【0013】
成分(B)の高級アルコールは、2種以上を併用してもよく、またその含有量は、本発明の毛髪化粧料の10〜18重量%であるが、滑らかさ、使いやすさ、安定性等の向上の点から、11〜16重量%、特に11〜15重量%が好ましい。
【0014】
成分(C)の炭素数10以下の有機酸としては、モノカルボン酸、ジカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、ポリカルボン酸等が挙げられ、特にジカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸が好ましく、また炭素数6以下のものが好ましい。ジカルボン酸としては、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸等が挙げられ、ヒドロキシカルボン酸としては、グリコール酸、乳酸、ヒドロキシアクリル酸、オキシ酪酸、グリセリン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸等が挙げられる。なかでもα−ヒドロキシカルボン酸、特に乳酸、リンゴ酸が好ましい。
【0015】
有機酸は2種以上を併用してもよく、またその含有量は、本発明の毛髪洗浄剤中の0.1〜10重量%が好ましく、更には0.2〜8重量%、特に0.5〜5重量%が好ましい。
【0016】
成分(D)のベタイン型両性界面活性剤としては、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタイン等が挙げられ、脂肪酸アミドプロピルベタインが特に好ましい。脂肪酸アミドプロピルベタインは、炭素数8〜28、特に炭素数10〜16のアシル基を有するものが好ましく、特にラウリン酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等が好ましい。
【0017】
ベタイン型両性界面活性剤は2種以上を併用してもよく、またその含有量は、本発明の毛髪洗浄剤中の0.2〜12重量%が好ましく、更には0.2〜8重量%、特に0.3〜5重量%が好ましい。更に成分(D)の含有量は、成分(A)と(B)との関係において、下記条件を満たすことが必要である。すなわち、本発明の毛髪化粧料が美しいパール外観を持ち、かつ良好な使用感を発現するためには、(D)/〔(A)+(B)〕の重量比が0.01〜0.7の範囲内である必要があり、0.01〜0.6、特に0.01〜0.5の範囲内にあることが好ましい。
【0018】
本発明の毛髪化粧料の5重量%水溶液のpH(20℃)は、2〜6であり、3〜4であるのが好ましい。pHの調整には、成分(C)の有機酸のほか、無機酸や水酸化ナトリウム等の塩基物質を使用することができる。
【0019】
さらに、本発明の毛髪化粧料には、必要に応じて、(A)〜(D)成分に加えて、毛髪化粧料に常用されている他の成分や添加剤を含有せしめることができる。このような成分としては、例えば、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビニルポリマー等の増粘剤;ポリプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、ポリエチレングリコール等の溶剤;炭化水素油、エステル油等の油剤;1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、タンパク加水分解液等の保湿剤;高重合PEG、カチオン化セルロース、カチオン化グアーガム等のコンディショニング剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の可溶化剤;パラベン等の防腐剤;サリチル酸、トリクロサン、ピロクトンオラミン等の殺菌剤;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のpH調整剤;エデト酸塩、ヒドロキシエタンジホスホン酸等の金属イオン封鎖剤;パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、オキシベンゾン、パラジメチルアミノ安息香酸−2−エチルヘキシル等の紫外線吸収剤;ジブチルヒドロキシトルエン、酢酸トコフェロール等の酸化防止剤;そのた動植物由来の抽出エキス、色素などを挙げることができる。
【0020】
本発明の毛髪化粧料は、水溶液、エタノール溶液、エマルション、サスペンション、ゲル、液晶、固形、エアゾール等の所望の形態にすることができ、例えば、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアクリーム、ヘアムース、ヘアスプレー、シャンプー、リーブオントリートメント等に適用できる。特に、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント等の洗い流して使用する剤型として好適である。
【0021】
【実施例】
実施例1
表1に示す組成の毛髪コンディショニング組成物を調製し、以下の方法及び基準に従い、その官能評価試験を行った。
【0022】
<評価方法>
パネラー20名が、次の基準に基づいて評価を行い、その平均点により、判定を行った。この結果を表1に示す。
なお、外観評価はサンプルをガラス瓶に入れた状態および、黒いプラスチック板上での状態を見て評価を行った。
感触評価は毛髪束(ヘアブリーチ処理を1回行った女性毛髪20g,30cm)を各サンプルにて処理しながら官能評価を行った。
また表1には、5重量%水溶液のpH(25℃)、及びヘリカルスタンドコントローラー付B8R型粘度計により測定(条件:ローターT−C,回転速度10rpm,1分間,30℃)した組成物の粘度を併せて記載した。
【0023】
<評価基準>
・外観(パール光沢性)
3:パール光沢性が認められる
2:パール光沢性がやや認められる
1:パール光沢性が僅かに認められる
0:白く濁っておりパール光沢性が認められない
【0024】
・塗布時のなめらかさ
4:非常になめらかである
3:なめらかである
2:ややなめらかである
1:ややひっかかりがあってきしむ
0:ひっかかりがあってきしむ
【0025】
・乾燥後の髪のつや
4:顕著なツヤの改善が見られる
3:ツヤの改善が見られる
2:ややツヤの改善が見られる
1:ツヤの改善が見られない
0:ツヤがなくなった
【0026】
・乾燥後の髪の柔軟性
4:非常に柔軟である
3:柔軟である
2:やや柔軟である
1:やや柔軟性がない
0:柔軟性がない
【0027】
<判定基準>
◎:評価点の平均が3.0以上4.0以下
○:評価点の平均が2.0以上3.0未満
△:評価点の平均が1.0以上2.0未満
×:評価点の平均が0以上1.0未満
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】
本発明の毛髪化粧料は、良好な使用感を有し、毛髪のツヤ及び柔軟性の改善効果に優れ、しかも美しいパール光沢の外観を有する。
Claims (2)
- 次の成分(A)〜(D)
(A) カチオン界面活性剤
(B) 高級アルコール
(C) 炭素数10以下の有機酸
(D) ベタイン型両性界面活性剤
を含有し、(A)の含有量が2〜7重量%、(B)の含有量が10〜18重量%、(D)/〔(A)+(B)〕の含有重量比が0.01〜0.7であり、5重量%水溶液のpHが2〜6である毛髪化粧料。 - 成分(C)の有機酸が、ヒドロキシカルボン酸である請求項1記載の毛髪化粧料。
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| JP2002169654A JP2004010580A (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | 毛髪化粧料 |
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|---|---|---|---|
| JP2002169654A JP2004010580A (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | 毛髪化粧料 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004010580A true JP2004010580A (ja) | 2004-01-15 |
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| JP2002169654A Pending JP2004010580A (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | 毛髪化粧料 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2004010580A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006016325A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Shiseido Co Ltd | 毛髪化粧料 |
| WO2006109877A1 (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-19 | Kao Corporation | 毛髪化粧料 |
| JP2011021041A (ja) * | 2010-11-04 | 2011-02-03 | Kao Corp | スカルプケア剤 |
| JP2011105692A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Toho Chem Ind Co Ltd | 毛髪用組成物 |
| JP2012056926A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Toho Chem Ind Co Ltd | 毛髪用組成物 |
-
2002
- 2002-06-11 JP JP2002169654A patent/JP2004010580A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006016325A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Shiseido Co Ltd | 毛髪化粧料 |
| WO2006109877A1 (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-19 | Kao Corporation | 毛髪化粧料 |
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