JP2009095764A - 多層構造体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材層と、第1の層と、該第1の層に隣接する第2の層とを有する多層構造体の製造方法であって、以下の工程(1)、(2)を順に含む多層構造体の製造方法。
(1)第1の無機微粒子、第1の金属アルコキシドおよび第1の水系媒体を含む第1の塗工液を基材層上に塗工して第1の塗工膜を形成し、次いで該第1の塗工膜から第1の水系媒体を除去して、第1の層を形成する工程
(2)第2の樹脂、第2の無機層状化合物および第2の液体媒体を含む第2の塗工液を、前記第1の層上に塗工して第2の塗工膜を形成し、次いで該第2の塗工膜から第2の液体媒体を除去して、第2の層を前記第1の層上に形成する工程
【選択図】なし
Description
(1)第1の無機微粒子、第1の金属アルコキシドおよび第1の水系媒体を含む第1の塗工液を基材層上に塗工して第1の塗工膜を形成し、次いで該第1の塗工膜から第1の水系媒体を除去して、第1の層を形成する工程
(2)第2の樹脂、第2の無機層状化合物および第2の液体媒体を含む第2の塗工液を、前記第1の層上に塗工して第2の塗工膜を形成し、次いで該第2の塗工膜から第2の液体媒体を除去して、第2の層を前記第1の層上に形成する工程
(1)第1の無機微粒子、第1の金属アルコキシドおよび第1の水系媒体を含む第1の塗工液を基材層上に塗工して第1の塗工膜を形成し、次いで該第1の塗工膜から第1の水系媒体を除去して、第1の層を形成する工程
(2)第2の樹脂、第2の無機層状化合物および第2の液体媒体を含む第2の塗工液を、前記第1の層上に塗工して第2の塗工膜を形成し、次いで該第2の塗工膜から第2の液体媒体を除去して、第2の層を前記第1の層上に形成する工程
R’m−M(−OR)n (I)
(式中、Mは金属元素を表し、R’は、同一または異なっていてもよく、アミノ基、エポキシ基、ビニル基、メタクリル基、メルカプト基に代表される反応性有機官能基あるいはアルキル基に代表される非反応性有機官能基を表し、Rは、同一または異なっていてもよく、水素原子または炭素原子数1〜4のアルキル基を表し、mは0または正の整数、nは1以上の整数であり、かつm+nは金属元素Mの原子価と一致する。)
第2の樹脂が、水酸基を有する樹脂と、水酸基と反応し得る第2の官能基を有する樹脂との混合物である場合には、水酸基を有する樹脂がポリビニルアルコールであり、水酸基と反応し得る第2の官能基を有する樹脂がポリアクリル酸および/またはポリメタアクリル酸であることが好ましい。
また本発明におけるポリビニルアルコールは、ビニルアルコール単位と、エチレン、プロピレン等のα−オレフィン単位とを含む共重合体であってもよい。ポリビニルアルコールが一分子中にビニルアルコール単位とα−オレフィン単位とを含む場合、本発明では、α−オレフィン単位の含有量が20モル%以下である樹脂をPVAと称する。ここでα−オレフィン単位とは、α−オレフィン由来の構成単位を意味する。
中和度=(A/B)×100
A:ポリアクリル酸1g中に含まれる中和されたカルボキシル基のモル数
B:ポリアクリル酸1g中に含まれる中和前のカルボキシル基のモル数
また、ポリメタアクリル酸中和物についても同様である。
本発明の無機層状化合物とは、原料の状態で、単位結晶層が互いに積み重なって層状構造を形成している物をいう。層状構造とは、原子が共有結合等によって強く結合して密に配列した面が、ファン・デル・ワールス等の弱い結合力によってほぼ平行に積み重なった構造をいう。
無機層状化合物の中でも特に溶媒への膨潤性を持つ粘土鉱物が好ましく用いられる。
100mlメスシリンダーに液体媒体100mlを入れ、これに無機層状化合物2gを徐々に加える。23℃にて24時間静置後、上記メスシリンダー内における無機層状化合物分散層と上澄みとの界面の目盛から無機層状化合物分散層の体積(ml)を読む。この数値(膨潤値)が大きい程、膨潤性が高いことを示す。
無機層状化合物30gを液体媒体1,500ml中に徐々に加え、分散機(浅田鉄工株式会社製、デスパMH−L、羽根径52mm、回転数3,100rpm、容器容量3L、底面−羽根間の距離28mm)にて、周速8.5m/分、23℃で90分間分散させた後、この分散液100mlをメスシリンダーに採取する。60分静置後、上記メスシリンダー内における層状化合物分散層と上澄みとの界面の目盛から無機層状化合物分散層の体積(ml)を読む。この数値(劈開値)が大きい程、劈開性が高いことを示す。
架橋剤にキレート化合物を用いる場合には、架橋剤を混合した後の第2の塗工液の安定性の観点から、該塗工液が酸性であることが好ましい。
第2の塗工液のpHを調製する方法としては、公知の方法を用いることができるが、塩酸や水酸化ナトリウム等の強酸性あるいは強塩基性添加剤を添加する方法、イオン交換樹脂を用いる方法が好ましい。
(1)第1の無機微粒子、第1の金属アルコキシドおよび第1の水系媒体を含む第1の塗工液を基材層上に塗工して第1の塗工膜を形成し、次いで該第1の塗工膜から第1の水系媒体を除去して、第1の層を形成する工程
(2)第2の樹脂、第2の無機層状化合物および第2の液体媒体を含む第2の塗工液を、前記第1の層上に塗工して第2の塗工膜を形成し、次いで該第2の塗工膜から第2の液体媒体を除去して、第2の層を前記第1の層上に形成する工程
基材層/第1の層/第2の層(構成1)、
基材層/第1の層/第2の層/追加層A(構成2)、
基材層/第1の層/第2の層/追加層B/追加層C(構成3)、
基材層/第1の層/第2の層/追加層D/追加層E/追加層F(構成4)、
基材層/第1の層/第2の層/樹脂層(構成5)、
基材層/第1の層/第2の層/追加層B/追加層C/樹脂層(構成6)、
基材層/第1の層/第2の層/追加層D/追加層E/追加層F/樹脂層(構成7)
基材層/追加層G/第1の層/第2の層(構成8)
基材層/追加層G/第1の層/第2の層/追加層A(構成9)、
基材層/追加層G/第1の層/第2の層/追加層B/追加層C(構成10)、
基材層/追加層G/第1の層/第2の層/追加層D/追加層E/追加層F(構成11)、
基材層/追加層G/第1の層/第2の層/樹脂層(構成12)、
基材層/追加層G/第1の層/第2の層/追加層B/追加層C/樹脂層(構成13)、
基材層/追加層G/第1の層/第2の層/追加層D/追加層E/追加層F/樹脂層(構成14)
が挙げられる。
ここで追加層A、B、C、D、E、F、Gは、それぞれ第1の層または第2の層と同じ組成であってもよい。例えば構成2あるいは構成9において追加層Aが第1の層と同じ組成であってもよく、構成3、構成6、構成10あるいは構成13において追加層Bが第1の層と、追加層Cが第2の層と同じ組成であってもよい。また構成4、構成7、構成11あるいは構成14において追加層DおよびFが第1の層と同じ組成であり、追加層Eが第2の層と同じ組成であってもよい。また構成8〜構成14の追加層Gについても同様に、第2の層と同じ組成であってもよい。
また本発明で得られる多層構造体を包装材料として用いることにより、該包装材料で包装された内容物の酸素劣化を防ぐことができる。本発明で得られる多層構造体を包装材料として用いる場合、その形状としては、フィルム、袋、パウチ、ボトル、ボトルキャップ、カートン容器、カップ、皿、トレー、タンク、チューブ等が挙げられる。本発明で得られる多層構造体は、レトルト後バリア性に優れることから、特にレトルト用包装材料として好ましく用いられる。本発明で得られる多層構造体により包装される内容物としては、ケーキ、カステラ等の洋菓子、大福、もち等の和菓子、ポテトチップス等のスナック菓子等の菓子類、竹輪や蒲鉾等の水産加工品、味噌、漬物、蒟蒻、ミートボール、ハンバーグ、ハム・ソーセージ等の食品、コーヒー、茶、ジュース等の飲料品、牛乳、ヨーグルト等の乳製品、米飯、カレー等が例示される。また食料品以外に、洗剤、入浴剤、化粧品といったトイレタリー製品、ガソリン、水素ガス等の燃料、粉末剤、錠剤、点眼薬、輸液バック等の医薬品および医療機器、ハードディスク、シリコンウエハ等の電子部品および電子機器等の包装材料としても用いることができる。
0.5μm以上の厚みは、市販のデジタル厚み計(接触式厚み計、商品名:超高精度デシマイクロヘッド MH−15M、日本光学社製)を用いて測定した。0.5μm未満の厚みは、透過型電子顕微鏡(TEM)の断面観察より求めた。
レーザー回折・散乱式粒度分布測定装置(LA910、堀場製作所(株)製)を用いて測定した。塗工液(1)、塗工液(2)を希釈し、該希釈液中の無機層状化合物の平均粒径を、フローセルにて光路長4mmで測定し、得られた平均粒径を無機層状化合物の平均粒径Lとみなした。
なお、塗工液(1)、塗工液(2)を希釈せずに、該塗工液中の無機層状化合物の平均粒径をペーストセルにて光路長50μmで測定し、この平均粒径と、希釈液で求めた平均粒径Lの値とがほぼ一致したとき、該塗工液中で無機層状化合物が充分に膨潤し劈開していると認定した。
X線回折装置(XD−5A、(株)島津製作所製)を用い、無機層状化合物そのものについて粉末法による回折測定を行った。これにより無機層状化合物の単位厚さaを求め、上述の方法で求めた粒径Lを用いて、アスペクト比Zを、Z=L/aの式により算出した。なお塗工液(1)、塗工液(2)を乾燥したものについてもX線回折測定を行ない、無機層状化合物の面間隔が広がっていることを確認した。
JIS K7126に基づき、超高感度酸素透過度測定装置(OX−TRANML、MOCON社製)にて、23℃90%RHの条件下で測定を行った。
塗工液(1)の作製
分散釜(商品名:デスパMH−L、浅田鉄工(株)製)に、イオン交換水(比電気伝導率0.7μs/cm以下)1300gと、ポリビニルアルコール(AQ2117;(株)クラレ製,ケン化度;99.6%、重合度1,700)130gとを混合し、低速撹拌下(1500rpm、周速度4.1m/分)で95℃に昇温した。該混合系を同温度で30分間攪拌してポリビニルアルコールを溶解させたのち、60℃に冷却し、ポリビニルアルコール水溶液を得た。該ポリビニルアルコール水溶液(60℃)を前記同様の条件で攪拌しながら、1−ブタノール122g、イソプロピルアルコール122gおよびイオン交換水520gを混合してなるアルコール水溶液を5分間かけて滴下した。滴下終了後、高速攪拌(3,000rpm、周速度=8.2m/分)に切り替え、該攪拌系に高純度モンモリロナイト(商品名:クニピアG;クニミネ工業(株)製)65gを徐々に加え、添加終了後、60℃で60分間攪拌を続けた。その後、さらにイソプロパノール243gを15分間かけて加え、次いで該混合系を室温まで冷却し、さらに非イオン性界面活性剤(ポリジメチルシロキサン−ポリオキシエチレン共重合体、商品名:SH3746、東レ・ダウコーニング(株)製)0.1重量%(前記含有液の重量を基準とする)を添加し、無機層状化合物分散液(A)を得た。さらにこの無機層状化合物分散液(A)を高圧分散装置(商品名:超高圧ホモジナイザーM110−E/H、Microfluidics Corporation 製)を用いて、1100kgf/cm2の条件で処理し、無機層状化合物分散液(B)を得た。無機層状化合物分散液(B)中の劈開したモンモリロナイト平均粒径は560nm、粉末X線回折から得られるa値は1.2156nmであり、アスペクト比は460であった。また、無機層状化合物分散液(B)のpHは8であった。
上記の無機層状化合物分散液(B)を、低速撹拌下(1500rpm、周速度4.1m/分)において、系のpHが8となるように水酸化ナトリウムで調整しながら徐々に添加することにより、塗工液(1)を調製した。塗工液(1)中のポリビニルアルコールと無機層状化合物の合計体積を100%としたとき、無機層状化合物の割合は20vol%であった。
攪拌機にて、室温下、コロイダルシリカ(商品名:コロイダルシリカST−XS、日産化学工業(株)製)80gを高速攪拌(3,000rpm、周速度=8.2m/分)のもと、該攪拌系に水760g、イソプロパノール760gを徐々に加え、添加終了後、室温下にて60分間攪拌を続け、無機微粒子分散液(1)を調製した。粒径測定を行ったところ、平均粒径は0.005μm以下、アスペクト比は1、すなわち球状であった。
その後、低速撹拌下(1500rpm、周速度4.1m/分)で60℃に昇温し、該無機微粒子分散液(1)にテトラエトキシシラン(和光純薬工業(株)製)2.9gを徐々に加え、同温度で60分間攪拌した後室温に戻し、塗工液(2)を作製した。該塗工液(2)は、使用した無機微粒子の体積とテトラエトキシシランをSiO2に換算した場合のSiO2の体積の合計体積を100vol%としたとき、無機微粒子の割合が95vol%であり、テトラエトキシシランをSiO2に換算した場合のSiO2の割合が5vol%となる塗工液である。
塗工液(1)にコロイダルシリカ199gを徐々に加え、添加終了後、室温下にて60分間攪拌を続け、塗工液(3’)を調製した。その後、低速撹拌下(1500rpm、周速度4.1m/分)で60℃に昇温し、該塗工液(3’)にテトラエトキシシラン(和光純薬工業(株)製)62.5gを徐々に加え、同温度で60分間攪拌した後室温に戻し、塗工液(3)を作製した。該塗工液(3)は、使用した樹脂と無機層状化合物と無機微粒子とテトラエトキシシランをSiO2に換算した場合のSiO2の体積比が71/18/11/1となる塗工液である。
厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(商品名:PTM;ユニチカ(株)製)の片面をコロナ処理したものを基材層とし、該基材層のコロナ処理面に、前述の塗工液(1)をテストコーター(康井精機製)を用いてマイクログラビア塗工法(グラビアロールの線数 300)により、塗工速度3m/分でグラビア塗工して乾燥温度100℃で乾燥し、下塗り層を形成した。下塗り層の厚みは0.04μmであった。該第1の層をA1層とする。次にA1層上に、塗工液(2)を塗工液(1)と同様の方法で塗工して乾燥し、第1の層を形成した。該第1の層をB1層とする。さらに上記B1層上に塗工液(1)を先と同様の方法で塗工して乾燥して第2の層を形成した。該第2の層をA2層とする。このようにして基材層を含めて4層(基材層/A1層/B1層/A2層)の多層構造体を得た。該多層構造体における乾燥後の塗工層の総厚み(全塗工層厚み)、すなわちA1層/B1層/A2層の厚みは0.09μmであった。A1層の厚みが0.04μmであったことから、同様にA2層の厚みも0.04μmであり、B1層の厚みは0.01μmと算出される。
なおA1層、A2層の各層に含まれる無機層状化合物の割合は、用いた塗工液(1)中のポリビニルアルコールと無機層状化合物の合計体積を100%としたときの無機層状化合物の割合と等しいとみなすことができ、20vol%である。
またB1層に含まれる無機微粒子の割合およびテトラエトキシシランをSiO2に換算した場合のSiO2の割合は、用いた塗工液(2)中の無機微粒子の体積とテトラエトキシシランをSiO2に換算した場合のSiO2の体積の合計体積を100%としたときの無機微粒子の割合およびテトラエトキシシランをSiO2に換算した場合のSiO2の割合と等しいと見なすことができ、それぞれ95vol%と5vol%である。また全塗工層における樹脂と無機層状化合物と無機微粒子とテトラエトキシシランをSiO2に換算した場合のSiO2の体積比は71/18/11/1となる。
得られた多層構造体について熱処理を行い、次いで乾燥処理を行い、その後酸素透過度測定を行った。結果を表1に示した。
B1層を形成する塗工液(2)のかわりに塗工液(1)を、A2層を形成する塗工液(1)のかわりに塗工液(2)を用いたこと以外は実施例1と同様にして多層構造体を得た。得られた多層構造体の構成は、基材層/A1層/A2層/B1層であり、該多層構造体における乾燥後の塗工層の総厚み、すなわちA1層/A2層/B1層の厚みは0.09μmであった。A1層の厚みが0.04μmであったことから、同様にA2層の厚みも0.04μmであり、B1層の厚みは0.01μmと算出される。
なおA1層、A2層の各層に含まれる無機層状化合物の割合は、用いた塗工液(1)中のポリビニルアルコールと無機層状化合物の合計体積を100%としたときの無機層状化合物の割合と等しいとみなすことができ、20vol%である。
またB1層に含まれる無機微粒子の割合およびテトラエトキシシランをSiO2に換算した場合のSiO2の割合は、用いた塗工液(2)中の無機微粒子の体積とテトラエトキシシランをSiO2に換算した場合のSiO2の体積の合計体積を100%としたときの無機微粒子の割合およびテトラエトキシシランをSiO2に換算した場合のSiO2の割合と等しいと見なすことができ、それぞれ95vol%と5vol%である。また全塗工層における樹脂と無機層状化合物と無機微粒子とテトラエトキシシランをSiO2に換算した場合のSiO2の体積比は71/18/11/1となる。
得られた多層構造体について熱処理を行い、次いで乾燥処理を行い、その後酸素透過度測定を行った。結果を表1に示した。
塗工液(1)および塗工液(2)のかわりに、塗工液(3)を用いたこと以外は実施例1と同様にして多層構造体を得た。得られた多層構造体の構成は、基材層/C1層であり、該多層構造体における乾燥後の塗工層の総厚み、すなわちC1層の厚みは0.12μmであった。
またC1層における樹脂、無機層状化合物、無機微粒子およびテトラエトキシシランをSiO2に換算した場合のSiO2の体積比は、用いた塗工液(3)中の樹脂、無機層状化合物、無機微粒子およびテトラエトキシシランをSiO2に換算した場合のSiO2の体積比と等しいと見なすことができ、71/18/11/1である。
得られた多層構造体について熱処理を行い、次いで乾燥処理を行い、その後酸素透過度測定を行った。結果を表1に示した。
Claims (9)
- 基材層と、第1の層と、該第1の層に隣接する第2の層とを有する多層構造体の製造方法であって、以下の工程(1)、(2)を順に含む多層構造体の製造方法。
(1)第1の無機微粒子、第1の金属アルコキシドおよび第1の水系媒体を含む第1の塗工液を基材層上に塗工して第1の塗工膜を形成し、次いで該第1の塗工膜から第1の水系媒体を除去して、第1の層を形成する工程
(2)第2の樹脂、第2の無機層状化合物および第2の液体媒体を含む第2の塗工液を、前記第1の層上に塗工して第2の塗工膜を形成し、次いで該第2の塗工膜から第2の液体媒体を除去して、第2の層を前記第1の層上に形成する工程 - 前記第1の無機微粒子の平均粒径が1μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の多層構造体の製造方法。
- 前記第1の無機微粒子の金属元素がアルミニウムである請求項1または2に記載の多層構造体の製造方法。
- 前記第1の無機微粒子の金属元素がケイ素である請求項1または2に記載の多層構造体の製造方法。
- 前記第1の無機微粒子の金属元素と前記第1の金属アルコキシドに含まれる金属元素とが同一である請求項1〜4いずれかに記載の多層構造体の製造方法。
- 前記第1の層に含まれる第1の無機微粒子の割合が5〜95vol%(ただし第1の層の体積を100%とする)である請求項1〜5いずれかに記載の多層構造体の製造方法。
- 前記第1の金属アルコキシド由来の金属を全て金属酸化物に換算した場合、第1の層に含まれる金属酸化物の割合が5〜95vol%(ただし第1の層の体積を100%とする)である請求項1〜6いずれかに記載の多層構造体の製造方法。
- 前記第2の層に含まれる第2の樹脂の割合が50〜95vol%であり、第2の無機層状化合物の割合が5〜50vol%である(ただし第2の層の体積を100%とする)請求項1〜7いずれかに記載の多層構造体の製造方法。
- 前記第2の樹脂が水酸基を有する樹脂である請求項1〜8いずれかに記載の多層構造体の製造方法。
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