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JP2009070893A - 発光装置及びその製造方法 - Google Patents

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Kazuhiko Senda
和彦 千田
Nobuaki Matsui
宣明 松井
Keiyo Kobuchi
啓誉 小渕
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Abstract

【課題】複数色光を発することができ、小型化を実現することができる発光装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】発光装置1において、基板2と、基板2上の第1の領域に配設され、緑色光を発する第1の活性層5G及び第1のクラッド層6Gと、基板2上の第1の領域に対して第1の方向に隣接する第2の領域に配設され、青色光を発する第2の活性層5B及び第2のクラッド層6Bと、基板2上の第1の領域及び第2の領域に対して第1の方向と交差する第2の方向に隣接する第3の領域に配設され、第1の活性層5G及び第2の活性層5Bに接続された第3のクラッド層4G及び4Bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置及びその製造方法に関し、特に複数色光を発する発光装置及びその製造方法に関する。
半導体レーザや発光ダイオード(LED:light emitting diode)等の発光素子の製作には様々な材料が使用されている。近年、活性層(発光層)にインジウム(In)を用いた半導体発光素子の開発が進められている。特に、窒化ガリウム(GaN)系半導体により製造された青色光を発する発光素子においては活性層にInGaNが使用されている。
この種の発光装置の製造方法は、まず最初に成長用基板上にn型コンタクト層やn型クラッド層が積層される。そして、n型コンタクト層上やn型クラッド層上に活性層が成長され、更に活性層上にp型クラッド層やp型コンタクト層が積層される。GaN系半導体の結晶成長には、ハイドライド気相成長法(HVPE)や有機金属化学気相成長法(MOCVD)が使用されている。クラッド層には例えばAlGaNやGaNが使用される。また、クラッド層には例えばGaNが使用される。最後に、n型コンタクト層、p型コンタクト層にそれぞれ電極が形成される。
例えば、LEDにおいて、フルカラー用の三原色光のうち青色光と緑色光との2色光が必要な場合、青色光を発する青色LED、緑色光を発する緑色LEDのそれぞれは1チップづつ別々に制作されている。そして、青色LED及び緑色LEDは1つのパッケージ内に実装され、2色光を発する発光装置を完成させることができる。
特開2004−55719号公報
しかしながら、前述の発光装置においては、下記の点について配慮がなされていなかった。青色LEDと緑色LEDとの2つの発光素子を1つのパッケージ内に離間させて収納しているので、発光装置の小型化が難しかった。更に、青色LEDの発光源と緑色LEDの発光源との間の距離が離れてしまうので、双方を同時に点灯させた場合に、見る角度により発光装置から発せられる光に色斑が生じてしまう。
本発明は上記課題を解決するためになされたものである。従って、本発明は、複数色光を発することができ、小型化を実現することができる発光装置及びその製造方法を提供することである。更に、本発明は、発せられる光の色斑を減少することができる発光装置及びその製造方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、発光装置において、基板と、基板上の第1の領域に配設され、波長が480 nm−550 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第1の活性層と、第1の活性層上に配設され、この第1の活性層に接続された第1の導電型の第1のクラッド層と、基板上の第1の領域に対して第1の方向に隣接する第2の領域に配設され、波長が440 nm−480 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第2の活性層と、第2の活性層上に配設され、この第2の活性層に接続された第1の導電型の第2のクラッド層と、基板上の第1の領域及び第2の領域に対して第1の方向と交差する第2の方向に隣接する第3の領域に配設され、第1の導電型とは反対の第2の導電型を有し、第1の活性層及び第2の活性層に接続された第3のクラッド層とを備える。第1の特徴に係る発光装置において、基板はサファイア基板であり、第1の活性層、第2の活性層、第1のクラッド層、第2のクラッド層及び第3のクラッド層はIII族窒化物半導体により構成されることが好ましい。更に、第1の特徴に係る発光装置において、第1の活性層、第2の活性層、第1のクラッド層、第2のクラッド層及び第3のクラッド層は非極性面又は半極性面を主面とするIII族窒化物半導体により構成されることが好ましい。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、発光装置において、基板と、基板上の第4の領域に配設され、波長が550 nm−610 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第3の活性層と、第3の活性層上に配設され、この第3の活性層に接続された第1の導電型の第4のクラッド層と、基板上の第4の領域に対して第1の方向に隣接する第1の領域に配設され、波長が480 nm−550 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第1の活性層と、第1の活性層上に配設され、この第1の活性層に接続された第1の導電型の第1のクラッド層と、基板上の第1の領域に対して更に第1の方向に隣接する第2の領域に配設され、波長が440 nm−480 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第2の活性層と、第2の活性層上に配設され、この第2の活性層に接続された第1導電型の第2のクラッド層と、基板上の第1の領域、第2の領域及び第4の領域に対して第1の方向と交差する第2の方向に隣接する第3の領域に配設され、第1の導電型とは反対の第2の導電型を有し、第1の活性層、第2の活性層及び第3の活性層に電気的に接続された第3のクラッド層とを備える。
本発明の実施の形態に係る第3の特徴は、発光装置の製造方法において、基板上の互いに隣接する第1の領域及び第2の領域に第2の導電型の第3のクラッド層を形成する工程と、第3のクラッド層上に第1のマスクを形成する工程と、第3のクラッド層上の第1の領域において第1のマスクをウエットエッチングを用いて除去する工程と、第1の領域において第3のクラッド層上に波長が480 nm−550 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第1の活性層を少なくとも形成する工程と、第1の活性層上に第1の導電型とは反対の第2の導電型の第2のクラッド層を形成する工程と、第3のクラッド層上の第2の領域において残存する第1のマスクをウエットエッチングを用いて除去する工程と、第1の活性層上に第2のマスクを形成する工程と、第3のクラッド層上の第2の領域において波長が440 nm−480 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第2の活性層を少なくとも形成する工程と、第2の活性層上に第2導電型の第3のクラッド層を形成する工程と、第2のマスクをウエットエッチングを用いて除去する工程とを備える。第3の特徴に係る発光装置の製造方法において、第1のマスクを形成する工程は第1の活性層が成長しない薄膜を形成する工程であり、第2のマスクを形成する工程は第2の活性層が成長しない薄膜を形成する工程であることが好ましい。更に、第3の特徴に係る発光装置の製造方法において、第1のマスクを形成する工程はシリコン酸化膜を形成する工程であり、第2のマスクを形成する工程はシリコン酸化膜を形成する工程であり、第1のマスクを除去する工程及び第2のマスク除去する工程はフッ酸系ウエットエッチングを用いて除去する工程であることが好ましい。
本発明の実施の形態に係る第4の特徴は、発光装置の製造方法において、基板上の互いに隣接する第1の領域、第2の領域及び第4の領域に第1の導電型の第3のクラッド層を形成する工程と、第3のクラッド層上に第1のマスクを形成する工程と、第3のクラッド層上の第4の領域において第1のマスクをウエットエッチングを用いて除去する工程と、第4の領域において第3のクラッド層上に波長が550 nm−610 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第3の活性層を少なくとも形成する工程と、第3の活性層上に第1の導電型とは反対の第2の導電型の第4のクラッド層を形成する工程と、第3のクラッド層上の第1の領域及び第2の領域において残存する第1のマスクをウエットエッチングを用いて除去する工程と、第3の活性層上及び第3のクラッド層上の第2の領域に第2のマスクを形成する工程と、第3のクラッド層上の第1の領域において波長が480 nm−550 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第1の活性層を少なくとも形成する工程と、第1の活性層上に第2導電型の第1のクラッド層を形成する工程と、第2のマスクをウエットエッチングを用いて除去する工程と、第3の活性層上及び第1の活性層上に第3のマスクを形成する工程と、第3のクラッド層上の第2の領域において波長が440 nm−480 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第2の活性層を少なくとも形成する工程と、第2の活性層上に第2導電型の第2のクラッド層を形成する工程と、第3のマスクをウエットエッチングを用いて除去する工程とを備える。
本発明によれば、複数色光を発することができ、小型化を実現することができる発光装置及びその製造方法を提供することができる。更に、本発明によれば、発せられる光の色斑を減少することができる発光装置及びその製造方法を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なる。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。また、以下に示す実施の形態はこの発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態は、2色光を発する発光装置に本発明を適用した例を説明するものである。
[発光装置の断面構造並びに平面構造]
図1、図2及び図3に示すように、第1の実施の形態に係る発光装置1は、基板2と、基板2上の第1の領域(図1中、下側)に配設され、波長が480 nm−550 nmの範囲内にメインピークを有する光(緑色光)を発する第1の活性層5Gと、第1の活性層5G上に配設され、この第1の活性層5Gに接続された第1の導電型の第1のクラッド層6Gと、基板2上の第1の領域に対して第1の方向(図1中、縦方向)に隣接する第2の領域に配設され、波長が440 nm−480 nmの範囲内にメインピークを有する光(青色光)を発する第2の活性層5Bと、第2の活性層5B上に配設され、この第2の活性層5Bに接続された第1の導電型の第2のクラッド層6Bと、基板2上の第1の領域及び第2の領域に対して第1の方向と交差する第2の方向(図1中、横方向)に隣接する第3の領域に配設され、第1の導電型とは反対の第2の導電型を有し、第1の活性層5G及び第2の活性層5Bに接続された第3のクラッド層4G及び4Bとを備える。第1の実施の形態において、第1のクラッド層6G及び第2のクラッド層6Bの第1の導電型はp型に設定され、第3のクラッド層4G及び4Bの第1の導電型はn型に設定されている。
第1の実施の形態に係る発光装置1においては、第3のクラッド層4G、第1の活性層5G、第1のクラッド層6Gのそれぞれが順次基板2上に積層され、緑色光を発する緑色光LEDユニットが構築されている。更に、緑色光LEDユニットに隣接し、第3のクラッド層4B、第2の活性層5B、第2のクラッド層6Bのそれぞれが順次基板2上に積層され、青色光を発する青色光LEDユニットが構築されている。すなわち、1つの共通の基板2(1チップ)に2色光を発する緑色光LEDユニット及び青色光LEDユニットが混在され、搭載されている。
第1の実施の形態において、基板2にはサファイア(Al2O3)基板を実用的に使用することができる。基板2上であって、基板2と第3のクラッド層4G及び4Bとの間にはバッファ層3が配設されている。バッファ層3には例えば1 nm−20 nmの膜厚を有するAlNを使用することができる。
第3のクラッド層4G、4Bのそれぞれは、第1の活性層5G並びに第2の活性層5Bに共通のクラッド層として基板2上に一体に構成されている。つまり、第3のクラッド層4G及び4Bは基板2上の第1の領域、第2の領域及び第3の領域に跨って配設され、第1の活性層5Gに重複する第1の領域において緑色光LEDユニットを構築する第3のクラッド層4Gとして使用され、第2の活性層5Bに重複する第2の領域において青色光LEDユニットを構築する第3のクラッド層4Bとして使用されている。第3のクラッド層4G、4Bは、いずれも図1中右側に引き出され、双方に共通の電極(カソード電極)40に電気的に接続されている。
第3のクラッド層4G及び4Bには第1の実施の形態においてIII族窒化物半導体である窒化ガリウム(GaN)層が使用されている。GaN層は、例えば4.5 μm−5.5 μmの膜厚を有し、2 × 1018 atoms/cm3−4 × 1018 atoms/cm3程度の不純物密度においてSiを含む。また、III族窒化物半導体には、例えば窒化アルミニウム(AlN)、窒化インジウム(InN)等がある。代表的なIII族窒化物半導体はAlxInyGa1-x-yN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1)により表される。GaNは、窒素を含む六方晶化合物半導体の中でもよく知られたIII−V族化合物半導体である。
電極40は、図2に示すように、第3の領域において、第1の活性層5G及び第1のクラッド層6G並びに第2の活性層5B及び第2のクラッド層6Bの一部をメサエッチングにより取り除き露出された第3のクラッド層4G及び4Bの引き出された部分に配設されている。電極40は、例えばアルミニウム(Al)層(コンタクト層)401、金(Au)層及びニッケル(Ni)層の複合膜402、金錫(AuSn)層403のそれぞれを順次積層して構成されている。
第1の活性層(発光層)5G及び第2の活性層(発光層)5Bは図3に示すように基本的には同一構造により構成され、双方は特定の化合物の組成比を異にする。第1の活性層5G及び第2の活性層5Bは、その断面構造を図示していないが、第1の実施の形態において、複数の井戸層と、複数のバリア層とを交互に積層した多重量子井戸(MQW:multi quantum well)構造により構成されている。井戸層及びバリア層は、6 ペア−11 ペア、好ましくは8 ペアを有する。第1の実施の形態において、第1の活性層5G及び第2の活性層5Bのそれぞれの井戸層は例えば2 nm−3 nm、好ましくは2.8 nmを有する同じ膜厚のノンドープのInGaNにより構成されている。また、それぞれのバリア層は例えば20 nm以下、好ましくは16 nm以下の膜厚を有するノンドープのGaNにより構成されている。第1の活性層5G、第2の活性層5Bのそれぞれのインジウム(In)の組成比は異なる。第1の活性層5Gは、22 %−24 %のInを有し、例えば530 nmの緑色光を発する。第2の活性層5Bは、14 %−16 %のInを有し、例えば470 nmの青色光を発する。
第1の活性層5G及び第2の活性層5Bは、第3のクラッド層4G及び4BすなわちGaN結晶の結晶成長表面を非極性面(non-polar plane)又は半極性面(semi-polar plane)として使用し、この結晶成長表面の法線方向に積層して形成してもよい。例えば、結晶成長表面が非極性面であるm面とすると、m面を主面とするIII族窒化物半導体により第1の活性層5G及び第2の活性層5Bを構成することができる。通常、GaN結晶の極性面であるc面を結晶成長表面とするIII族窒化物半導体からなる活性層から取り出される光はランダム偏光(無偏光)状態である。一方、c面以外のa面、m面等の非極性面又は半極性面を結晶成長表面とするIII族窒化物半導体を用いて形成した活性層から取り出される光においては強い偏光状態を実現することができる。例えば、m面を主面として活性層が構成される場合、m面に平行な偏光成分、より具体的にはa軸方向の偏光成分を多く含む偏光を活性層から発生させることができる。ここで、「偏光」とは直線偏光成分が均等(ランダム)ではなく偏りがあるものを意味するが、第1の実施の形態においては100 %の直線偏光である必要はない。従って、偏光の偏光方向とは最も直線偏光成分の大きい方向である。なお、第1の活性層5G及び第2の活性層5Bには井戸層(ウェル層)を井戸層よりもバンドギャップの大きなバリア層(層障壁層)でサンドイッチ状に挟んだ量子井戸(quantum well)構造を採用することができる。
第1のクラッド層6G及び第2のクラッド層6Bには第1の実施の形態においてIII族窒化物半導体であるGaN層が使用されている。GaN層は、例えば180 nm−220 nmの膜厚を有し、2 × 1019 atoms/cm3−4 × 1019 atoms/cm3程度の不純物密度においてMgを含む。
図2に示すように、第1のクラッド層6Gには電極(アノード電極)61が電気的に接続され、第2のクラッド層6Bには電極(アノード電極)62が電気的に接続される。電極61、62は、第1の実施の形態において、酸化亜鉛(ZnO)層(コンタクト層)601、反射層602、Au層及びNi層の複合膜603、AuSn層604のそれぞれを順次積層
して構成されている。
第1の実施の形態において、発光装置1(基板2)の縦方向の寸法は0.19 mm−0.22 mmに設定され、横方向の寸法は0.19 mm−0.21 mmに設定されている。第1の活性層5G、第2の活性層5Bの縦方向の寸法は0.07 mm−0.09 mmに設定され、横方向の寸法は0.12 mm−0.14 mmに設定されている。第1の活性層5Gと第2の活性層5Bとの間の離間距離は0.02 mm−0.04 mmに設定されている。
[発光装置の発光動作]
第1の実施の形態に係る発光装置1においては、第1の活性層5Gに第3のクラッド層4Gから第2の導電型のキャリアが供給され、第1のクラッド層6Gから第1の導電型のキャリアが供給される。ここでは、第1の導電型がp型、第2の導電型がn型であるので、第1の活性層5Gに第3のクラッド層4Gから電子が供給され、第1のクラッド層6Gから正孔が供給され、電子と正孔との再結合がなされ、第1の活性層5Gから緑色光が発せられる。この緑色光は主に第3のクラッド層4G、基板2のそれぞれを透過し基板2の裏面から出力される。
一方、発光装置1においては、第2の活性層5Bに第3のクラッド層4Bから第2の導電型のキャリアが供給され、第2のクラッド層6Bから第1の導電型のキャリアが供給される。第2の活性層5Bに第3のクラッド層4Bから電子が供給され、第2のクラッド層6Bから正孔が供給され、電子と正孔との再結合がなされ、第2の活性層5Bから青色光が発せられる。この青色光は主に第3のクラッド層4B、基板2のそれぞれを透過し基板2の裏面から出力される。
このように構成される第1の実施の形態に係る発光装置1においては、第1の活性層5Gを有し緑色光を発する緑色光LEDユニットと、第2の活性層5Bを有し青色光を発する青色光LEDユニットとを同一の基板2上に搭載したので、複数色光を発することができ、しかも緑色光LEDユニットと青色光LEDユニットとの間の双方の兼用領域を備え、双方の間の離間距離を縮小することができ、小型化を実現することができる。
更に、第1の実施の形態に係る発光装置1においては、緑色光LEDユニットと青色光LEDユニットとの間の双方の離間距離を縮小することができ、緑色光及び青色光を同時に点灯した場合の色斑を減少することができる。
[発光装置の製造方法]
次に、前述の第1の実施の形態に係る発光装置1の製造方法を説明する。まず最初に基板2が準備され、この基板2の主面(結晶成長面)上にバッファ層3が形成される(図4参照。)バッファ層3はMOCVD法により成膜されたAlN層により形成される。AlN層は、キャリアガスにより供給されたトリメチルアルミニウム(以下、「TMA」という。)ガスとアンモニアガスとを反応させて成膜される。なお、第1の実施の形態に係る製造方法においては、その前処理の段階の基板2は複数の発光装置1を同時に製造するウエーハとして使用される。そして、ウエーハは製造過程の後処理の段階において細分化(チップ化)され、個々に分割された複数個の発光装置1を製造することができる。
次に、バッファ層3上に第3のクラッド層4G及び4Bの一部が形成される(図4参照。)第3のクラッド層4G及び4BはMOCVD法により成膜されたnドープドGaN層により形成される。GaN層は、成長温度を約1050 ℃に設定した状態において、キャリアガスにより供給されたシランガス、トリメチルガリウム(以下、「TMG」という。)ガス及びアンモニアガスを反応させて成膜される。
図4に示すように、第3のクラッド層4G及び4B上を含む基板2の全面にマスク10が形成される。マスク10には、その表面が非エピタキシャル成長面となる例えばシリコン酸化(SiO2)膜を実用的に使用することができる。SiO2膜は、例えばCVD法により成膜され、第1の活性層5G及び第1のクラッド層6Gの合計の膜厚、若しくは第2の活性層5B及び第2のクラッド層6Bの合計の膜厚に比べて厚い膜厚例えば800 nm−1200 nmの膜厚により形成される。
図5に示すように、緑色光LEDユニットつまり第1の活性層5Gを形成する第1の領域において、マスク10に開口101が形成される。開口101は、例えばフォトリソグラフィ技術により形成したレジストマスクを用い、ウエットエッチングによりマスク10を部分に除去して第3のクラッド層4Gの表面を露出することにより形成される。ウエットエッチングには例えばフッ酸系エッチング液を実用的に使用することができる。ドライエッチングを使用した場合には結晶成長面となる第3のクラッド層4Gの表面にダメージが生じ、良質な結晶成長膜を成長することができない。
図6に示すように、マスク10の開口101内(第1の領域内)において、露出する第3のクラッド層4Gの一部の表面上にその表面を結晶成長面として第3のクラッド層4Gの残りの一部、第1の活性層5G、第1のクラッド層6Gのそれぞれを選択的に順次結晶成長させる。第3のクラッド層4Gの残りの一部は前述の第3のクラッド層4Gの一部と同様の条件おいて成膜される。
第1の活性層5Gはバリア層と井戸層とを交互に成膜することにより形成される。バリア膜はMOCVD法により成膜されたノンドープドGaN層により形成される。このノンドープドGaN層は、成長温度を約600 ℃−1000 ℃に設定した状態において、キャリアガスにより供給されたTMGガス及びアンモニアガスを反応させて成膜される。井戸層は同様にMOCVD法により成膜されたノンドープドInxGa1-xN (0.05 ≦ x ≦ 0.30)により形成される。このノンドープドInGaN層は、成長温度を約600 ℃−800 ℃に設定した状態において、キャリアガスにより供給されたトリメチルインジウム(以下、「TMI」という。)ガス、TMGガス及びアンモニアガスを反応させて成膜される。
第1のクラッド層6GはMOCVD法により成膜されたpドープドGaN層により形成される。このpドープドGaN層は、成長温度を約850 ℃以下の低温度に設定した状態において、キャリアガスにより供給されたビスシクロペンタジエニルマグネシウム(Cp2Mg)ガス、TMGガス及びアンモニアガスを反応させて成膜される。
第3のクラッド層4Gの残りの一部、第1の活性層5G及び第1のクラッド層6Gの合計の膜厚は例えば700 nm−800 nmに設定されている。マスク10の表面上には第3のクラッド層4G等は結晶成長しない。
第1の実施の形態に係る発光装置1の製造方法においては、緑色光を発する第1の活性層5Gを形成する工程が、青色光を発する第2の活性層5Bを形成する工程に比べて先に組み込まれている。第1の活性層5Gは、前述のとおり、Inの組成比が20 %を越えて多く含まれるInGaN層により形成されているので、InGaN層の結晶成長温度を下げないとInが入りにくく、又Inは熱に弱いので、製造しにくい。従って、第2の活性層5Bの製造条件に左右されない製造条件において、第1の活性層5Gが形成されている。
図7に示すように、マスク10が選択的に除去される。このマスク10の除去にはフッ酸系エッチング液を用いるウエットエッチングが使用される。
図8に示すように、緑色光LEDユニットの第1のクラッド層6G上及び青色光LEDユニットつまり第2の活性層5Bを形成する第2の領域において第3のクラッド層4B上を含む基板2の全面にマスク11が形成される。マスク11には、その表面が非エピタキシャル成長面となる例えばSiO2膜を実用的に使用することができる。SiO2膜は、例えばCVD法、スパッタリング法等により成膜される。既に第1の領域において第3のクラッド層4G、第1の活性層5G及び第1のクラッド層6Gにより十分な膜厚が稼がれているので、マスク11の膜厚はマスク10の膜厚に比べて薄く形成される。
図9に示すように、第1の領域において第1のクラッド層6G上にマスク11は残存された状態において、第2の領域においてマスク11が除去される。このマスク11の部分的な除去は、例えばフォトリソグラフィ技術により形成したレジストマスクを用い、ウエットエッチングにより行われる。第3のクラッド層4Bの表面は露出される。ウエットエッチングには例えばフッ酸系エッチング液を実用的に使用することができる。ドライエッチングを使用した場合には結晶成長面となる第3のクラッド層4Bの表面にダメージが生じ、良質な結晶成長膜を成長することができない。
図10に示すように、マスク11から露出する第2の領域内において、第3のクラッド層4Bの一部の表面上にその表面を結晶成長面として第3のクラッド層4Bの残りの一部、第2の活性層5B、第2のクラッド層6Bのそれぞれを選択的に順次結晶成長させる。第3のクラッド層4Bの残りの一部は前述の第3のクラッド層4Bの一部と同様の条件おいて成膜される。
第2の活性層5Bは、第1の活性層5Gと同様に、バリア層と井戸層とを交互に成膜することにより形成される。第2の活性層5Bの基本的な製造方法は前述の第1の活性層5Gの製造方法と同一であるので、ここでの説明は省略する。更に、第2のクラッド層6Bの基本的な製造方法は前述の第1のクラッド層6Gの製造方法と同一であるので、ここでの説明は省略する。
図11に示すように、マスク11が選択的に除去される。このマスク11の除去にはフッ酸系エッチング液を用いるウエットエッチングが使用される。そして、このように製造された基板(ウエーハ)2は1つの緑色光LEDユニットと1つの青色光LEDユニットとを含む発光装置1毎に細分化される。
次に、細分化された発光装置1は電極製造プロセスに移行される。まず、図12に示すように、第1のクラッド層6G及び第2のクラッド層6B上を含む基板2の全面上に電極61及び62のZnO層(コンタクト層)601が形成される。ZnO層601は例えば200 nmの膜厚において成膜される。
ZnO層601上にマスク12が形成される(図13参照。)。このマスク12には例えばフォトリソグラフィ技術を用いて形成したレジスト膜を使用することができる。図13に示すように、マスク12を用い、エッチングによりZnO層601がパターンニングされる。この後、マスク12は除去される。
図14に示すように、ZnO層601上を含む基板2の全面に反射層(DBR)602が形成される。反射層602は例えば500 nmの膜厚において成膜される。反射層602上にマスク13が形成される(図15参照。)。のマスク13には例えばフォトリソグラフィ技術を用いて形成したレジスト膜を使用することができる。図15に示すように、マスク13を用い、エッチングにより反射層602がパターンニングされる。この後、マスク13は除去される。
更に、反射層602上にマスク14が形成される(図16参照。)。マスク14は少なくとも第3の領域に開口を有する。マスク14には例えばフォトリソグラフィ技術を用いて形成したレジスト膜を使用することができる。図16に示すように、マスク14を用い、メサエッチングにより第1のクラッド層6G及び第1の活性層5G並びに第2のクラッド層6B及び第2の活性層5Bをパターンニングし、第3のクラッド層4G及び4Bの引き出し部分(第3の領域)を露出させる。
図17に示すように、露出された第3のクラッド層4G及び4Bの引き出し部分上に電極40のAl層(コンタクト層)401が形成される。Al層401の形成方法にはリフトオフ法が使用され、このAl層401は例えば1400 nmの膜厚において成膜される。
図18に示すように、第1の領域及び第2の領域において反射層602上にAu層及びNi層の複合膜603が形成され、同一製造工程において第3の領域のAl層401上にAu層及びNi層の複合膜402が形成される。複合膜603及び402の形成方法にはリフトオフ法が使用され、この複合膜603及び402は例えば400 nmの膜厚において成膜される。
前述の図2に示すように、第1の領域及び第2の領域において複合膜603上にAuSn層604が形成され、同一製造工程において第3の領域の複合膜402上にAuSn層403が形成される。AuSn層604及び403の形成方法にはリフトオフ法が使用され、このAuSn層604及び403は例えば3000 nmの膜厚において成膜される。これら一連の製造工程が終了すると、第1の実施の形態に係る発光装置1を完成させることができる。
このような第1の実施の形態に係る発光装置1の製造方法においては、緑色光を発する第1の活性層5Gの結晶成長面となる第3のクラッド層4Gの表面、青色光を発する第2の活性層5Bの結晶成長面となる第3のクラッド層4Bの表面のそれぞれがウエットエッチングを用いて露出されているので、ドライエッチングダメージを例えばZnO層(コンタクト層)601に与えることがない。
更に、第1の実施の形態に係る発光装置1の製造方法においては、青色光を発する第2の活性層5Bを形成する工程に先駆けて、緑色光を発する第1の活性層5Gを形成する工程を組み込んでいるので、第1の活性層5Gの特にInの組成比の制御がし易く、緑色光LEDユニット及び青色光LEDとを混在させて製作し易い。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態に係る発光装置1において、緑色光LEDユニット、青色光LEDユニットの構造を代えた例を説明するものである。
[発光装置の断面構造]
図19に示すように、第2の実施の形態に係る発光装置1は、基本的には前述の第1の実施の形態に係る発光装置1と同様に、基板2と、基板2上の第1の領域(図1参照。)に配設され、緑色光を発する第1の活性層5Gと、第1の活性層5G上に配設され、この第1の活性層5Gに接続された第1の導電型の第1のクラッド層6Gと、基板2上の第1の領域に対して第1の方向(図1参照。)に隣接する第2の領域に配設され、青色光を発する第2の活性層5Bと、第2の活性層5B上に配設され、この第2の活性層5Bに接続された第1の導電型の第2のクラッド層6Bと、基板2上の第1の領域及び第2の領域に対して第1の方向と交差する第2の方向(図1参照。)に隣接する第3の領域に配設され、第1の導電型とは反対の第2の導電型を有し、第1の活性層5G及び第2の活性層5Bに接続された第3のクラッド層4G及び4Bとを備える。第2の実施の形態において、第1のクラッド層6G及び第2のクラッド層6Bの第1の導電型はp型に設定され、第3のクラッド層4G及び4Bの第1の導電型はn型に設定されている。
第2の実施の形態に係る発光装置1においては、第3のクラッド層4G、第1の活性層5G、第1のクラッド層6Gのそれぞれが順次基板2上に積層され、緑色光を発する緑色光LEDユニットが構築されている。更に、緑色光LEDユニットに隣接し、第3のクラッド層4B、第2の活性層5B、第2のクラッド層6Bのそれぞれが順次基板2上に積層され、青色光を発する青色光LEDユニットが構築されている。すなわち、1つの共通の基板2に2色光を発する緑色光LEDユニット及び青色光LEDユニットが混在され、搭載されている。
第2の実施の形態において、基板2にはサファイア基板を実用的に使用することができる。基板2上であって、基板2と第3のクラッド層4G及び4Bとの間にはバッファ層3が配設されている。バッファ層3には例えば1 nm−20 nmの膜厚を有するAlNを使用することができる。
第3のクラッド層4G、4Bのそれぞれは、第1の活性層5G並びに第2の活性層5Bに共通のクラッド層として基板2上に一体に構成されている。つまり、第3のクラッド層4G及び4Bは基板2上の第1の領域、第2の領域及び第3の領域に跨って配設され、第1の活性層5Gに重複する第1の領域において緑色光LEDユニットを構築する第3のクラッド層4Gとして使用され、第2の活性層5Bに重複する第2の領域において青色光LEDユニットを構築する第3のクラッド層4Bとして使用されている。第3のクラッド層4G、4Bには双方に共通の電極40が電気的に接続されている(図1及び図2参照。)。
第3のクラッド層4G及び4Bには第2の実施の形態においてIII族窒化物半導体であるnドープドアルミニウム窒化ガリウム(AlGaN)層が使用されている。AlGaN層は、例えば4.5 μm−5.5 μmの膜厚を有し、2 × 1018 atoms/cm3−4 × 1018 atoms/cm程度の不純物密度においてSiを含む。第3のクラッド層4G及び4Bには前述の図2に示す電極(カソード電極)40が電気的に接続されている。
第1の活性層5G及び第2の活性層5Bは図19に示すように基本的には同一構造により構成され、双方は特定の化合物の組成比を異にする。第1の活性層5G及び第2の活性層5Bは、その断面構造を図示していないが、第2の実施の形態において、複数の井戸層と、複数のバリア層とを交互に積層したMQW構造により構成されている。井戸層及びバリア層は、6 ペア−11 ペア、好ましくは8 ペアを有する。第2の実施の形態において、第1の活性層5G及び第2の活性層5Bのそれぞれの井戸層はノンドープのAlInGaNにより構成されている。また、それぞれのバリア層はノンドープのAlGaNにより構成されている。第1の活性層5G、第2の活性層5BのそれぞれのInの組成比は異なる。第1の活性層5Gは、22 %−24 %のInを有し、例えば530 nmの緑色光を発する。第2の活性層5Bは、14 %−16 %のInを有し、例えば470 nmの青色光を発する。
第1の活性層5G及び第2の活性層5Bは、第3のクラッド層4G及び4BすなわちAlGaN結晶の非極性面又は半極性面を結晶成長表面として使用し、この結晶成長表面の法線方向に積層して形成してもよい。例えば、結晶成長表面が非極性面であるm面とすると、このm面を主面とするIII族窒化物半導体により第1の活性層5G及び第2の活性層5Bを構成することができる。この場合、c面以外のa面、m面等の非極性面又は半極性面を結晶成長表面とするIII族窒化物半導体を用いて形成した活性層から光を取り出すことができる。
第1のクラッド層6G及び第2のクラッド層6Bには第2の実施の形態においてIII族窒化物半導体であるpドープドGaN層が使用されている。GaN層は、例えば180 nm−220 nmの膜厚を有し、2 × 1019 atoms/cm3−4 × 1019 atoms/cm3程度の不純物密度においてMgを含む。
第1の活性層5Gと第1のクラッド層6Gとの間にはバッファ層7Gが配設され、第2の活性層5Bと第2のクラッド層6Bとの間にはバッファ層7Bが配設されている。バッファ層7G及びバッファ層7Bには第2の実施の形態においてIII族窒化物半導体であるpドープドAlGaN層が使用されている。AlGaN層は、例えば35 nm−45 nmの膜厚を有し、2 × 1019 atoms/cm3−4 × 1019 atoms/cm3程度の不純物密度においてMgを含む。
第1のクラッド層6Gには前述の第1の実施の形態に係る発光装置1と同様に電極(アノード電極)61が電気的に接続され、第2のクラッド層6Bには電極(アノード電極)62が電気的に接続される(図2参照。)。
このように構成される第2の実施の形態に係る発光装置2においては、前述の第1の実施の形態に係る発光装置1と同様の効果を奏することができるとともに、緑色光を発光させやすいという効果を奏する。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態は、3色光を発する発光装置に本発明を適用した例を説明するものである。
[発光装置の断面構造並びに平面構造]
図20に示すように、第3の実施の形態に係る発光装置1は、基板2と、基板2上の第4の領域に配設され、波長が550 nm−610 nmの範囲内にメインピークを有する光(黄色光)を発する第3の活性層5Yと、第3の活性層5Y上に配設され、この第3の活性層Yに接続された第1の導電型の第4のクラッド層6Yと、基板2上の第4の領域に対して第1の方向(図20中、上側方向)に隣接する第1の領域に配設され、緑色光を発する第1の活性層5Gと、第1の活性層5G上に配設され、この第1の活性層5Gに接続された第1の導電型の第1のクラッド層6Gと、基板2上の第1の領域に対して更に第1の方向に隣接する第2の領域に配設され、青色光を発する第2の活性層5Bと、第2の活性層5B上に配設され、この第2の活性層5Bに接続された第1導電型の第2のクラッド層6Bと、基板2上の第1の領域、第2の領域及び第4の領域に対して第1の方向と交差する第2の方向(図20中、左側方向)に隣接する第3の領域に配設され、第1の導電型とは反対の第2の導電型を有し、第1の活性層5G、第2の活性層5B及び第3の活性層5Yに電気的に接続された第3のクラッド層4G、4B及び4Yとを備える。
すなわち、第3の実施の形態に係る発光装置1は、1つの共通の基板2に、第3のクラッド層5Y、第3の活性層5Y及び第4のクラッド層6Yを備えた黄色光LEDユニットと、第3のクラッド層5G、第1の活性層5G及び第1のクラッド層6Gを備えた緑色光LEDユニットと、第3のクラッド層5B、第2の活性層5B及び第2のクラッド層6Bを備えた青色光LEDユニットとを備えている。この発光装置1の特に黄色光LEDユニットの断面構造は、前述の図1及び図2に示す断面構造、又は図19に示す断面構造と同様である。
[発光装置の製造方法]
第3の実施の形態に係る発光装置1の製造方法は、前述の第1の実施の形態に係る発光装置1の製造方法と基本的には同様ではあるが、最初に黄色光LEDユニットの第3の活性層5Y、第4のクラッド層6Yが形成される。この後に、緑色光LEDユニットの第1の活性層5G、第1のクラッド層6Gが形成され、更に青色光LEDユニットの第2の活性層5B、第2のクラッド層6Bが形成される。
このように構成される第3の実施の形態に係る発光装置1においては、前述の第1の実施の形態又は第2の実施の形態に係る発光装置1により得られる効果と同様の効果を奏することができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は前述の第1の実施の形態乃至第3の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものでない。例えば、本発明は、半導体レーザを搭載する発光装置に適用することができる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含む。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の第1の実施の形態に係る発光装置の平面図である。 図1に示す発光装置の要部断面図である。 図1に示す発光素子の要部の概略的断面図である。 第1の実施の形態に係る発光装置の製造方法を説明する第1の工程断面図である。 第2の工程断面図である。 第3の工程断面図である。 第4の工程断面図である。 第5の工程断面図である。 第6の工程断面図である。 第7の工程断面図である。 第8の工程断面図である。 第9の工程断面図である。 第10の工程断面図である。 第11の工程断面図である。 第12の工程断面図である。 第13の工程断面図である。 第14の工程断面図である。 第15の工程断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る発光装置の概略的断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る発光装置の平面図である。
符号の説明
1…発光装置
2…基板
3…バッファ層
4G、4B、4Y…第3のクラッド層
40、61、62…電極
5G…第1の活性層
5B…第2の活性層
5Y…第3の活性層
6G…第1のクラッド層
6B…第2のクラッド層
6Y…第4のクラッド層
10〜14…マスク

Claims (8)

  1. 基板と、
    前記基板上の第1の領域に配設され、波長が480 nm−550 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第1の活性層と、
    前記第1の活性層上に配設され、この第1の活性層に接続された第1の導電型の第1のクラッド層と、
    前記基板上の前記第1の領域に対して第1の方向に隣接する第2の領域に配設され、波長が440 nm−480 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第2の活性層と、
    前記第2の活性層上に配設され、この第2の活性層に接続された第1の導電型の第2のクラッド層と、
    前記基板上の前記第1の領域及び前記第2の領域に対して前記第1の方向と交差する第2の方向に隣接する第3の領域に配設され、前記第1の導電型とは反対の第2の導電型を有し、前記第1の活性層及び前記第2の活性層に接続された第3のクラッド層と、
    を備えたことを特徴とする発光装置。
  2. 前記基板はサファイア基板であり、前記第1の活性層、前記第2の活性層、前記第1のクラッド層、前記第2のクラッド層及び前記第3のクラッド層はIII族窒化物半導体により構成されることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記第1の活性層、前記第2の活性層、前記第1のクラッド層、前記第2のクラッド層及び前記第3のクラッド層は非極性面又は半極性面を主面とするIII族窒化物半導体により構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
  4. 基板と、
    前記基板上の第4の領域に配設され、波長が550 nm−610 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第3の活性層と、
    前記第3の活性層上に配設され、この第3の活性層に接続された第1の導電型の第4のクラッド層と、
    前記基板上の前記第4の領域に対して第1の方向に隣接する第1の領域に配設され、波長が480 nm−550 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第1の活性層と、
    前記第1の活性層上に配設され、この第1の活性層に接続された第1の導電型の第1のクラッド層と、
    前記基板上の前記第1の領域に対して更に前記第1の方向に隣接する第2の領域に配設され、波長が440 nm−480 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第2の活性層と、
    前記第2の活性層上に配設され、この第2の活性層に接続された第1導電型の第2のクラッド層と、
    前記基板上の前記第1の領域、前記第2の領域及び前記第4の領域に対して前記第1の方向と交差する第2の方向に隣接する第3の領域に配設され、前記第1の導電型とは反対の第2の導電型を有し、前記第1の活性層、前記第2の活性層及び前記第3の活性層に電気的に接続された第3のクラッド層と、
    を備えたことを特徴とする発光装置。
  5. 基板上の互いに隣接する第1の領域及び第2の領域に第2の導電型の第3のクラッド層を形成する工程と、
    前記第3のクラッド層上に第1のマスクを形成する工程と、
    前記第3のクラッド層上の前記第1の領域において前記第1のマスクをウエットエッチングを用いて除去する工程と、
    前記第1の領域において前記第3のクラッド層上に波長が480 nm−550 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第1の活性層を形成する工程と、
    前記第1の活性層上に前記第1の導電型とは反対の第2の導電型の第2のクラッド層を形成する工程と、
    前記第3のクラッド層上の前記第2の領域において残存する前記第1のマスクをウエットエッチングを用いて除去する工程と、
    前記第1の活性層上に第2のマスクを形成する工程と、
    前記第3のクラッド層上の前記第2の領域において波長が440 nm−480 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第2の活性層を形成する工程と、
    前記第2の活性層上に第2導電型の第3のクラッド層を形成する工程と、
    前記第2のマスクをウエットエッチングを用いて除去する工程と、
    を備えたことを特徴とする発光装置の製造方法。
  6. 前記第1のマスクを形成する工程は前記第1の活性層が成長しない薄膜を形成する工程であり、前記第2のマスクを形成する工程は前記第2の活性層が成長しない薄膜を形成する工程であることを特徴とする請求項5に記載の発光装置の製造方法。
  7. 前記第1のマスクを形成する工程はシリコン酸化膜を形成する工程であり、前記第2のマスクを形成する工程はシリコン酸化膜を形成する工程であり、前記第1のマスクを除去する工程及び前記第2のマスク除去する工程はフッ酸系ウエットエッチングを用いて除去する工程であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の発光装置の製造方法。
  8. 基板上の互いに隣接する第1の領域、第2の領域及び第4の領域に第1の導電型の第3のクラッド層を形成する工程と、
    前記第3のクラッド層上に第1のマスクを形成する工程と、
    前記第3のクラッド層上の前記第4の領域において前記第1のマスクをウエットエッチングを用いて除去する工程と、
    前記第4の領域において前記第3のクラッド層上に波長が550 nm−610 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第3の活性層を形成する工程と、
    前記第3の活性層上に前記第1の導電型とは反対の第2の導電型の第4のクラッド層を形成する工程と、
    前記第3のクラッド層上の前記第1の領域及び第2の領域において残存する前記第1のマスクをウエットエッチングを用いて除去する工程と、
    前記第3の活性層上及び前記第3のクラッド層上の第2の領域に第2のマスクを形成する工程と、
    前記第3のクラッド層上の前記第1の領域において波長が480 nm−550 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第1の活性層を形成する工程と、
    前記第1の活性層上に第2導電型の第1のクラッド層を形成する工程と、
    前記第2のマスクをウエットエッチングを用いて除去する工程と、
    前記第3の活性層上及び前記第1の活性層上に第3のマスクを形成する工程と、
    前記第3のクラッド層上の前記第2の領域において波長が440 nm−480 nmの範囲内にメインピークを有する光を発する第2の活性層を形成する工程と、
    前記第2の活性層上に第2導電型の第2のクラッド層を形成する工程と、
    前記第3のマスクをウエットエッチングを用いて除去する工程と、
    を備えたことを特徴とする発光装置の製造方法。
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