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JP2009053382A - 画像表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

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JP2009053382A
JP2009053382A JP2007219249A JP2007219249A JP2009053382A JP 2009053382 A JP2009053382 A JP 2009053382A JP 2007219249 A JP2007219249 A JP 2007219249A JP 2007219249 A JP2007219249 A JP 2007219249A JP 2009053382 A JP2009053382 A JP 2009053382A
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理恵 小田原
Hideki Omae
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Abstract

【課題】画像表示の最中に選択された発光素子の駆動電流を測定して駆動能動素子の特性の不均一に起因する輝度ムラを補正できる画像表示装置及びその駆動方法を提供する。
【解決手段】補正値算出手段153は、各データ線について、ある走査線群の最後の走査線において基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されてからある走査線群の最初の走査線においてデータ書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間におけるその対応する電流線23-1~23-mの電流メモリ140に記憶された電流値と、ある走査線群の最初の走査線においてデータ書き込み期間に対応する選択信号が出力されてからある走査線群の次の走査線群の最初の走査線において基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間におけるその対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値との差分を算出し、この算出した差分に基づいて補正値を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は画像表示装置及びその駆動方法に関し、特に電流駆動型の発光素子を用いた画像表示装置及びその駆動方法に関する。
電流駆動型の発光素子を用いた画像表示装置として、有機EL素子(OLED:Organic Light Emitting Diode)を用いた画像表示装置(有機ELディスプレイ)が知られている。この有機ELディスプレイは、視野角特性が良好で、消費電力が少ないという利点を有するため、次世代のFPD(Flat Panal Display)候補として注目されている。
有機ELディスプレイでは、通常、画素を構成する有機EL素子がマトリクス状に配置される。複数の行電極(走査線)と複数の列電極(データ線)との交点に有機EL素子を設け、選択した行電極と複数の列電極との間にデータ信号に相当する電圧を印加するようにして有機EL素子を駆動するものをパッシブマトリクス型の有機ELディスプレイと呼ぶ。また、複数の走査線と複数のデータ線との交点に薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)を設け、このTFTにドライビングトランジスタのゲートを接続し、選択した走査線を通じてこのTETをオンさせてデータ線からデータ信号をドライビングトランジスタのゲートに入力し、そのドライビングトランジスタによって有機EL素子を駆動するものをアクティブマトリクス型の有機ELディスプレイと呼ぶ。
各行電極(走査線)を選択している期間のみ、それに接続された有機EL素子が発光するパッシブマトリクス型の有機ELディスプレイとは異なり、アクティブマトリクス型の有機ELディスプレイでは、次の走査(選択)まで有機EL素子を発光させることが可能であるため、デューティ比が上がってもディスプレイの輝度減少を招くようなことはない。従って、低電圧で駆動できるので、低消費電力化が可能となる。しかしながら、アクティブマトリクス型の有機ELディスプレイでは、ドライビングトランジスタの特性のばらつきに起因して、同じデータ信号を与えても、各画素において有機EL素子に流れる電流値が異なり、輝度むらが発生するという欠点があった。
従来の有機ELディスプレイにおける、ドライビングトランジスタの特性のばらつきや劣化(以下、特性の不均一と総称する)による輝度ムラの補償方法としては、複雑な画素回路による補償、代表画素によるフィードバック補償、また、全画素に流れる電流の合計によるフィードバック補償などが代表的である。
しかし、複雑な画素回路は歩留まりを下げてしまう。また、代表画素によるフィードバックや、全画素に流れる電流の合計によるフィードバックでは、画素ごとのドライビングトランジスタの特性の不均一を補償できない。
上記理由により、簡単な画素回路で、画素ごとにドライビングトランジスタの特性の不均一を検出する方法がいくつか提案されている。
例えば、特許文献1に開示された電気光学装置では、1本の走査線に走査電圧を与え、各データ線に所定のデータ電圧を供給し、電気発光素子に流れる電流値を測定するステップと、同一の走査線に再度走査電圧を与え、各データ線に電気発光素子を0階調にするデータ信号を供給するステップとを各走査線に対して行って、得られた電流測定値に基づいて、データ電圧を補正することで、均一な階調表示を実現できる。
特開2002−278513号公報
ところで、アクティブマトリクス型の有機ELディスプレイでは、画像を表示している状態では、選択されない画素においても有機EL素子の駆動電流が流れるので、1つのデータ線に接続された全ての画素単位で有機EL素子の駆動電流を測定すると、何らかの対策を講じない限り、選択された画素の有機EL素子の駆動電流を測定することができない。特許文献1に開示された電気光学装置も、1つのデータ線に接続された全ての画素単位で電気発光素子(有機EL素子)の駆動電流を測定するよう構成されているので、同様の問題が生じる。そこで、特許文献1に開示された電気光学装置では、選択された画素においてのみその電気発光素子の駆動電流を流す、換言すれば、選択された画素においてはその電気発光素子の駆動電流を流すが選択されない画素においてはその電気発光素子の駆動電流を流さない、ようにして、1つのデータ線に接続された全ての画素単位で電気発光素子の駆動電流を測定する構成において、選択された画素の電気発光素子の駆動電流を適切に測定している。
しかしながら、特許文献1に開示された電気光学装置では、選択されない画素においてはその電気発光素子の駆動電流を流さないようにすることが必要であるので、データ電圧補正のための電流測定を行う場合には、画像表示を行うことができないという課題を有していた。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、単純な画素回路を有していて、画像表示の最中に選択された発光素子の駆動電流を測定して駆動能動素子の特性の不均一に起因する輝度ムラを補正できる画像表示装置及びその駆動方法を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の画像表示装置は、複数の画素がマトリクス上に配列された画素マトリクスと、前記画素マトリクスの行及び列の一方(以下、一方のライン)に対応して設けられた複数の走査線と、前記画素マトリクスの行及び列の他方(以下、他方のライン)に対応して設けられた複数のデータ線と、前記画素に設けられ駆動電流が流れる駆動電流経路と、前記駆動電流経路上に設けられ、駆動電流に応じた輝度で発光する発光素子と、前記駆動電流経路上に設けられ、データ信号の値に応じて前記駆動電流を制御する駆動能動素子と、各前記画素に該各画素に対応する前記走査線に接続されて設けられ、該走査線からの選択信号の入力及び停止に応じて前記駆動能動素子への前記データ信号の伝達経路(以下、データ信号伝達経路)を開放及び遮断するスイッチング素子と、前記複数の走査線に、順次、データ書き込み期間に渡って前記選択信号を出力する走査線駆動回路と、前記走査線駆動回路による前記複数の走査線への順次の前記選択信号の出力に合わせて前記複数のデータ線にそれぞれその対応するデータ信号を出力するデータ線駆動回路と、前記画素マトリクスの他方のラインに対応して設けられ、各他方のラインに属する全ての画素の駆動電流経路に流入する駆動電流又は該各他方のラインに属する全ての画素の駆動電流経路から流出する駆動電流が流れる複数の電流線と、各前記電流線の電流を測定するための電流測定素子と、前記電流測定素子で測定された各前記流線の電流値を記憶する電流メモリと、前記電流メモリに記憶された電流値を用いて前記データ信号の値の補正値を算出する補正値算出手段と、前記補正値算出手段で算出された補正値を記憶する補正値メモリと、外部から入力される画像信号を前記補正値メモリに記憶された補正値を用いて前記複数の走査線に対応する前記データ信号に変換し、これを前記データ線駆動回路に出力する書き込み手段と、を備え、前記走査線駆動回路は、さらに、1以上の隣り合う前記走査線からなる走査線群毎に、順次、前記データ書き込み期間より前の基準値書き込み期間に渡って前記選択信号を出力するよう構成されており、前記書き込み手段は、基準値と前記入力される画像信号の画素の輝度に対応する値とを有する前記データ信号を生成してこれを前記データ線駆動回路に出力するよう構成されており、前記データ線駆動回路は、前記走査線駆動回路による前記複数の走査線への前記基準値書き込み期間及び前記データ書き込み期間に渡る前記選択信号の出力に合わせて前記複数のデータ線にそれぞれその対応する前記基準値及び前記画像信号の画素の輝度に対応する値を有するデータ信号を出力するよう構成されており、前記補正値算出手段は、各データ線について、ある前記走査線群の最後の走査線において前記基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の最初の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間におけるその対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値と、前記ある走査線群の最初の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の次の走査線群の最初の走査線において基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間における前記その対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値との差分を算出し、この算出した差分に基づいて前記補正値を算出するよう構成されている。
このような構成とすると、走査線駆動回路が、複数の走査線に、順次、データ書き込み期間に渡って選択信号を出力し、この走査線駆動回路による複数の走査線への順次の前記選択信号の出力に合わせてデータ線駆動回路が複数のデータ線にそれぞれその対応するデータ信号を出力することによって、画像マトリクスに画像信号に応じた画像が表示される。一方、前記走査線駆動回路が、さらに、1以上の走査線からなる走査線群毎に、順次、データ書き込み期間より前の基準値書き込み期間に渡って選択信号を出力し、データ線駆動回路が、この走査線駆動回路による複数の走査線への基準値書き込み期間及びデータ書き込み期間に渡る前記選択信号の出力に合わせて前記複数のデータ線にそれぞれその対応する前記基準値及び前記画像信号の画素の輝度に対応する値を有するデータ信号を出力することによって、各行の画素において、基準値書き込み期間の開始からデータ書き込み期間の開始までの期間に基準値に対応する駆動電流が流れ、データ書き込み期間の開始後は画像信号の画素の輝度に対応する値に対応する駆動電流が流れる。また、補正値算出手段が、各データ線について、ある前記走査線群の最後の走査線において前記基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の最後の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間におけるその対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値と、前記ある走査線群の最初の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の次の走査線群の最初の走査線において基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間における前記その対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値との差分を算出することによって、少なくとも、走査線群に対応する行群の画素毎の前記画像信号の画素の輝度に対応する値に対応する駆動電流と前記基準値に対応する駆動電流との差分が算出される。そして、この差分を、例えば、走査線群を構成する各走査線に対応する行の画素における画像信号の画素の輝度に対応する値を用いて分配することにより、走査線群を構成する各走査線に対応する行の画素における画像信号の画素の輝度に対応する値に対応する駆動電流と基準値に対応する駆動電流との差分を算出することができる。また、この差分は、画素の駆動能動素子の特性を反映している。そして、補正値算出手段がこの差分に基づいて補正値を算出し、書き込み手段が入力される画像信号をこの補正値を用いてデータ信号に変換するので、駆動能動素子の特性の不均一に起因する輝度ムラを補正できる。しかも、画素回路は従来と変わらないのでの単純である。すなわち、このような構成とすると、単純な画素回路を有していて、画像表示の最中に選択された発光素子の駆動電流を測定して駆動能動素子の特性の不均一に起因する輝度ムラを補正することができる。
前記走査線群を構成する走査線が1であってもよい。
前記走査線群を構成する走査線が2であってもよい。
前記補正値算出手段は、各データ線について、前記ある走査線群の最後の走査線において前記基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の最初の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間におけるその対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値と、前記ある走査線群の最後の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の次の走査線群の最初の走査線において基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間における前記その対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値との差分を算出し、前記走査線群を構成する各走査線に対応する行の画素における前記画像信号の画素の輝度に対応する値を用いて前記差分を分配することにより、前記走査線群を構成する各走査線に対応する行の画素における前記画像信号の画素の輝度に対応する値に対応する駆動電流と前記基準値に対応する駆動電流との差分を算出するよう構成されていてもよい。
このような構成とすると、走査線群に対応する行群の画素毎の前記画像信号の画素の輝度に対応する値に対応する駆動電流と前記基準値に対応する駆動電流との差分が算出されるが、これを分配して、前記走査線群を構成する各走査線に対応する行の画素における前記画像信号の画素の輝度に対応する値に対応する駆動電流と前記基準値に対応する駆動電流との差分を算出することが的確にできる。
前記走査線駆動回路は、前記前記基準値書き込み期間が垂直同期信号の垂直ブランキング期間に位置するように前記選択信号を出力するよう構成されていてもよい。
前記走査線駆動回路は、前記走査線群毎に、順に1以上のフレーム期間ずつ遅れるようにして、前記基準値書き込み期間に渡って前記選択信号を出力するよう構成されていてもよい。
前記画像表示装置は、1つの前記電流測定素子と前記複数の電流線を前記電流測定素子に順次選択的に接続するスイッチ回路とを備え、前記電流メモリは、前記電流測定素子で測定された電流値を前記各電流線と対応させて記憶するよう構成されていてもよい。
また、本発明の画像表示装置の駆動方法は、複数の画素がマトリクス上に配列された画素マトリクスと、前記画素マトリクスの行及び列の一方(以下、一方のライン)に対応して設けられた複数の走査線と、前記画素マトリクスの行及び列の他方(以下、他方のライン)に対応して設けられた複数のデータ線と、前記画素に設けられ駆動電流が流れる駆動電流経路と、前記駆動電流経路上に設けられ、駆動電流に応じた輝度で発光する発光素子と、前記駆動電流経路上に設けられ、データ信号の値に応じて前記駆動電流を制御する駆動能動素子と、各前記画素に該各画素に対応する前記走査線に接続されて設けられ、該走査線からの選択信号の入力及び停止に応じて前記駆動能動素子への前記データ信号の伝達経路(以下、データ信号伝達経路)を開放及び遮断するスイッチング素子と、前記複数の走査線に、順次、データ書き込み期間に渡って前記選択信号を出力する走査線駆動回路と、前記走査線駆動回路による前記複数の走査線への順次の前記選択信号の出力に合わせて前記複数のデータ線にそれぞれその対応するデータ信号を出力するデータ線駆動回路と、前記画素マトリクスの他方のラインに対応して設けられ、各他方のラインに属する全ての画素の駆動電流経路に流入する駆動電流又は該各他方のラインに属する全ての画素の駆動電流経路から流出する駆動電流が流れる複数の電流線と、各前記電流線の電流を測定するための電流測定素子と、前記電流測定素子で測定された各前記流線の電流値を記憶する電流メモリと、前記電流メモリに記憶された電流値を用いて前記データ信号の値の補正値を算出する補正値算出手段と、前記補正値算出手段で算出された補正値を記憶する補正値メモリと、外部から入力される画像信号を前記補正値メモリに記憶された補正値を用いて前記複数の走査線に対応する前記データ信号に変換し、これを前記データ線駆動回路に出力する書き込み手段と、を備えた画像表示装置の駆動方法であって、前記走査線駆動回路は、さらに、1以上の隣り合う前記走査線からなる走査線群毎に、順次、前記データ書き込み期間より前の基準値書き込み期間に渡って前記選択信号を出力し、前記書き込み手段は、基準値と前記入力される画像信号の画素の輝度に対応する値とを有する前記データ信号を生成してこれを前記データ線駆動回路に出力し、前記データ線駆動回路は、前記走査線駆動回路による前記複数の走査線への前記基準値書き込み期間及び前記データ書き込み期間に渡る前記選択信号の出力に合わせて前記複数のデータ線にそれぞれその対応する前記基準値及び前記画像信号の画素の輝度に対応する値を有するデータ信号を出力し、前記補正値算出手段は、各データ線について、ある前記走査線群の最後の走査線において前記基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の最初の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間におけるその対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値と、前記ある走査線群の最初の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の次の走査線群の最初の走査線において基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間における前記その対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値との差分を算出し、この算出した差分に基づいて前記補正値を算出する。
このような構成とすると、上述のように、単純な画素回路を有していて、画像表示の最中に選択された発光素子の駆動電流を測定して駆動能動素子の特性の不均一に起因する輝度ムラを補正することができる。
前記補正値算出手段は、各データ線について、前記ある走査線群の最後の走査線において前記基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の最初の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間におけるその対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値と、前記ある走査線群の最後の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の次の走査線群の最初の走査線において基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間における前記その対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値との差分を算出し、前記走査線群を構成する各走査線に対応する行の画素における前記画像信号の画素の輝度に対応する値を用いて前記差分を分配することにより、前記走査線群を構成する各走査線に対応する行の画素における前記画像信号の画素の輝度に対応する値に対応する駆動電流と前記基準値に対応する駆動電流との差分を算出してもよい。
このような構成とすると、上述のように、前記走査線群を構成する各走査線に対応する行の画素における前記画像信号の画素の輝度に対応する値に対応する駆動電流と前記基準値に対応する駆動電流との差分を算出することが的確にできる。
前記走査線駆動回路は、前記前記基準値書き込み期間が垂直同期信号の垂直ブランキング期間に位置するように前記選択信号を出力してもよい。
前記走査線駆動回路は、前記走査線群毎に、順に1以上のフレーム期間ずつ遅れるようにして、前記基準値書き込み期間に渡って前記選択信号を出力してもよい。
1つの前記電流測定素子と前記複数の電流線を前記電流測定素子に順次選択的に接続するスイッチ回路とを備え、前記電流メモリは、前記電流測定素子で測定された電流値を前記各電流線と対応させて記憶してもよい。
本発明は、以上のように構成され、画像表示装置及びその駆動方法において、単純な画素回路を有していて、画像表示の最中に選択された発光素子の駆動電流を測定して駆動能動素子の特性の不均一に起因する輝度ムラを補正できるという効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施形態を図に基づき説明する。なお、以下では、全ての図を通じて同一又は相当する要素には同じ符号を付して、その重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る画像表示装置の電気的な構成を示すブロック図である。図2は図1の画像表示装置の画素回路の構成を示す回路図である。図3は図1の画像表示装置の電流測定素子の構成を示す回路図である。
図1に示すように、画像表示装置170は、本実施の形態では、有機ELディスプレイで構成されている。画像表示装置170は、表示画面である画素マトリクス10と、走査線駆動回路100と、データ線駆動回路110と、電流供給電源120と、電流引出電源130と、電流測定素子24−1〜24−mと、制御器30と、を主な構成要素として備えている。
画素マトリクス10は、ここでは、n行m列のマトリクス状に配列された画素P11〜Pnmで構成されている。n行m列の画素P11〜Pnmは、表示画面の法線方向から見て、互いに直交する、n本の走査線20−1〜20−nとm本のデータ線21−1〜21−mとで区画された、表示画面上のマトリクス状の領域で構成されている。n本の走査線20−1〜20−nは、互いに等間隔で画素マトリクス10の行に沿って延びるように形成されていて、その基端が走査線駆動回路100に接続され、その先端は開放されている。m本のデータ線21−1〜21−mは、互いに等間隔で画素マトリクス10の列に沿って延びるように形成されていて、その基端がデータ線駆動回路110に接続され、その先端は開放されている。
電流供給電源120は、所定の電位を印加する電圧源で構成されていて、その出力端子に共通電流供給線22−0が接続されている。そして、共通電流供給線に画素マトリクス10の列に沿って延びるm本の電流供給線(電流線)22−1〜22−mが接続されている。
電流引出電源130は、所定の電位(ここでは電流供給電源が印加する電位より低い電位)を印加する電圧源で構成されていて、その出力端子に共通電流引出線23−0が接続されている。そして、共通電流引出線に画素マトリクス10の列に沿って延びるm本の電流引出線(電流線)23−1〜23−mが接続されている。電流引出線23−1〜23−mは、正確には、後述する電流測定素子24−1〜24−mを介して共通電流引出線23−0に接続されている。
次に、画素の構成を説明する。図2に示すように、各画素P11〜Pnmには、発光素子323を動作させるための画素回路300が形成されている。画素回路300は駆動電流経路324を有している。駆動電流経路324は、電流供給線23−1〜23−mと電流引出線24−1〜24−mとを接続するように形成されている。この駆動電流経路324上に電流駆動型の発光素子323と駆動能動素子としてのドライビングトランジスタ321とが設けられている。発光素子323は、ここでは、有機EL素子で構成されている。もちろん、これ以外の電流駆動型の発光素子で構成してもよい。ドライビングトランジスタ321は、ここでは、Pチャネル型のTFTで構成されている。ドライビングトランジスタ321のソースは電流供給線23−1〜23−mに接続され、ドライビングトランジスタ321のドレインは発光素子323のアノードに接続されている。発光素子323のカソードは電流引出線24−1〜24−mに接続されている。ドライビングトランジスタ321のソースとゲートとの間にはキャパシタ322が接続されている。ドライビングトランジスタ321のゲートは、スイッチングトランジスタ320を介してデータ線21−1〜21−mに接続されている。スイッチングトランジスタ320は、ここでは、Pチャネル型のTFTで構成されている。スイッチングトランジスタ320のドレイン(又はソース)はデータ線に接続され、スイッチングトランジスタ320のソース(又はドレイン)はドライビングトランジスタ321のゲートに接続されている。スイッチングトランジスタ320のゲートは走査線20−1〜20−nに接続されている。これにより、走査線20−1〜20−nに選択信号(図4の走査信号におけるLOWレベルの部分)が出力されると、スイッチングトランジスタ320がオンしてデータ線21−1〜21−mからデータ信号がドライビングトランジスタ321のゲートに入力される。データ信号はここでは電圧信号であり、このデータ信号の値に相当する電圧がドライビングトランジスタ321のゲートに印加されるとともにキャパシタ322に保持される。これにより、ドライビングトランジスタ321が駆動電流経路324にデータ信号の値に応じた駆動電流を流し、この駆動電流に応じた輝度で発光素子323が発光する。さらに、データ信号の値に相当する電圧がキャパシタ322に保持されているので、スイッチングトランジスタ320がオフした後も、次のデータ信号がドライビングトランジスタ321のゲートに入力されるまで、発光素子323は、このデータ信号の値に応じた輝度で発光し続ける。このように、発光素子323の駆動方式として、ここでは、電圧駆動方式が採用されているが、電流プログラム方式を採用してもよい。また、画素回路300は図2の構成に限られず、発光素子の323の駆動方式に適した回路であればよい。
図1に示すように、m本の電流引出線23−1〜23−mの下流端部にはそれぞれの電流を測定する電流測定素子24−1〜24−mがそれぞれ設けられている。電流測定素子24−1〜24−mは、図3に示すように、例えば、電流引出線23−1〜23−mの下流端部に設けられた抵抗Rと、この抵抗Rの両端の電圧を検出する電圧センサ40と、電圧センサ40から出力されるアナログの検出信号をデジタルの検出信号に変換するA/D変換器41とで構成されている。電圧センサ40で検出された電圧値は後述する制御器30の補正値演算部153で電流に変換される。なお、本実施の形態では、電流測定素子24−1〜24―mが、このように電流引出線23−1〜23―mに設けられているが、電流供給線22−1〜22−mの上流端部に設けられてもよい。
図1に示すように、電流測定素子24−1〜24−mで測定された電流値(図3の構成例では電圧値)は電流メモリ140に一時的に記憶される。電流メモリ140には、電流測定素子24−1〜24−m毎に記憶領域が設けられていて、電流測定素子24−1〜24−mで測定された電流値が各々の記憶領域に記憶される。この電流値は、順次、更新されるようにして記憶される。
制御器30は、演算部150と制御部151と補正値メモリ160とを備えている。演算部150は、書き込み部152と補正値演算部153とを有している。制御器30は、例えば、マイコンで構成されていて、その内部メモリに格納された所定のプログラムをCPUが実行することにより、書き込み部152の機能と補正値演算部153の機能と制御部151の機能とが実現される。補正値メモリ160は後述する補正値を記憶するためのものであり、例えばマイコンの内部メモリで構成されている。
書き込み部152には画像信号が入力される。書き込み部152は、入力される画像信号を、データ信号に変換する。このデータ信号は、画像信号における画素の輝度(階調)を、当該輝度で発光素子323を発光させるドライビングトランジスタ321のゲート電圧に対応したデジタル信号に変換してなる信号である。また、書き込み部152は、このデータ信号を、各画素において基準値(ここでは黒の値(輝度0))の表示が挿入されるよう加工する。基準値の表示の挿入の加工は、データ線駆動回路110で行ってもよい。補正値演算部153は、電流メモリ140から入力される電流測定素子24−1〜24−mの電流測定値を用いて、データ信号の値(発光素子323を画像信号における画素の輝度で発光させるドライビングトランジスタ321のゲート電圧に対応するデジタル値)の補正値を算出し、これを当該画像信号における画素と対応させて補正値メモリ160に記憶する。
そして、書き込み部152は、画像信号における画素の輝度をドライビングトランジスタ321のゲート電圧に対応するデジタル信号に変換する際に、補正値メモリ160に記憶された当該画素に対応する補正値を用いてデータ信号の値を補正する。この補正については後で詳しく説明する。書き込み部152は、このようにして生成したデータ信号をデータ線駆動回路110に出力する。また、書き込み部152は、この生成したデータ信号の値を、順次更新するようにして、所定のメモリ(図示せず)に記憶する。この記憶されたデータ信号の値は、後述するように、補正値演算部153による補正値の算出に用いられる。
データ線駆動回路110は、入力されたデータ信号を、各データ線21−1〜21−mに対応する信号に分割するとともにドライビングトランジスタ321を駆動するための電圧信号に変換する。そして、このように変換したデータ信号をデータ線21−1〜21−mに出力する。このデータ線21−1〜21−mに出力するデータ信号については、この後、詳しく説明する。
制御部151は、画像表示装置170の全体の動作を制御するもので、例えば、走査線駆動回路100及びデータ線駆動回路110を制御して、走査線駆動回路100の選択信号の出力に合わせてデータ線駆動回路110にデータ信号を出力させる。
なお、補正値メモリ160は電流メモリ140とともに単一のメモリで構成されてもよい。
次に、本発明を特徴付ける、ドライビングトランジスタ321の特性の不均一を補正する構成を図1及び図4を参照して説明する。
図4はデータ信号の補正に用いる電流値の取得タイミングを示すタイミングチャートである。
図4において、横軸は時間tを表している。図4の縦方向には、上から順に第1行の走査信号の波形図、第2行の走査信号の波形図、第3行の走査信号の波形図、データ信号の波形図、第1行の画素の発光状態を示す波形図、第2行の画素の発光状態を示す波形図、及び第3行の画素の発光状態を示す波形図が示されている。第1行の走査信号の波形図、第2行の走査信号の波形図、及び第3行の走査信号の波形図において縦軸は信号レベルを表す。なお、以下では、「ある行の走査線の走査信号」を「ある行の走査信号」と略記する。
図4の上段に示すように、走査線駆動回路100は、第1行の走査線20−1に対し、以下のような走査信号を出力する。この走査信号は、例えば、1フレーム期間において、時刻t3から時刻t4に渡る通常のデータ書き込み期間D2と、このデータ書き込み期間D2より少し前の時刻t1から時刻t2に渡る基準値書き込み期間D1と、においてLOWレベルとなり、これ以外の期間において、HIGHレベルとなる。この走査信号がLOWレベルとなると走査線20−1にそのゲートが接続されている全てのスイッチングトランジスタ320がオンする。これにより、第1行の全ての画素P11〜P1mが選択される。そして、この走査信号がHIGHレベルとなると走査線20−1にそのゲートが接続されている全てのスイッチングトランジスタ320がオフする。これにより、第1行の全ての画素P11〜P1mが非選択となる。つまり、走査信号のLOWレベルとなる部分が選択信号を構成し、走査信号のHIGHレベルとなる部分が非選択信号を構成している。
そして、走査線駆動回路100は、次の行である第2行の走査線20−2に対し、第1行の走査信号と同様に基準値書き込み期間D1(時刻t5から時刻t6に渡る期間)及びデータ書き込み期間D2(時刻t7から時刻t8に渡る期間)を有し、その基準値書き込み期間D1の開始時刻t5が第1行の走査信号の基準値書き込み期間D1の開始時刻t1より所定時間T0(時刻t1から時刻t5までの時間)だけ遅れた走査信号を出力する。所定時間T0は、基準値書き込み期間D1とデータ書き込み期間D2との合計時間より少し長い時間である。走査線駆動回路100は、以降の行の走査線に対し、これらの走査信号と同様に基準値書き込み期間D1及びデータ書き込み期間D2を有し、その基準値書き込み期間D1の開始時刻が直前の行の走査信号の基準値書き込み期間D1の開始より所定時間T0だけ遅れた走査信号を出力する。つまり、走査線駆動回路100は、1フレーム期間に、第1行〜第n行の走査線に対し、基準値書き込み期間D1及びデータ書き込み期間D2を有し、その基準値書き込み期間D1の開始時刻が直前の行の走査信号の基準値書き込み期間D1の開始時刻より所定時間T0だけ遅れた走査信号を出力する。これにより、1フレーム期間において、1つの走査線が所定時間T0ずつ遅れて、順次、選択される。従って、画素マトリクス10では、常に、1つの行の画素のみが選択され、1つの列においては1つの画素のみが選択される。
一方、図4の中段に示すように、データ線駆動回路110は、第1行の画素に対し、基準値書き込み期間D1において基準値(ここでは黒の値(輝度0))RF1となり、データ書き込み期間D2において画像信号の画素の輝度に対応する値DT1となるデータ信号を出力する。なお、このデータ信号は列によって異なることは言うまでもない。その後、データ線駆動回路110は、第2行の画素に対し、基準値書き込み期間D1において基準値RF2となり、データ書き込み期間D2において画像信号の画素の輝度に対応する値DT2となるデータ信号を出力する。以下、同様に、データ線駆動回路110は、時間の経過に伴って、順次、選択される行の画素に対し、基準値書き込み期間D1において基準値となり、データ書き込み期間D2において画像信号の画素の輝度に対応する値となるデータ信号を出力する。
これにより、1フレーム期間において、順次、1つの行の画素のみが選択される。この選択された行の画素において、まず基準値書き込み期間D1に基準値のデータ信号がドライビングトランジスタ321に入力されるとともにキャパシタ322に保持される(以下、これを〜値が書き込まれるという場合がある)。これにより、ドライビングトランジスタ321は駆動電流経路324に基準値に対応する駆動電流(ここでは0)を流し、それにより、発光素子323が基準値に応じた輝度で発光する(ここでは発光を停止する)。その後、基準値書き込み期間D1が終了すると、基準値のデータ信号のドライビングトランジスタ321への入力が停止されるが、このデータ信号の基準値に相当する電圧(黒の値に相当する電圧)がキャパシタ322に保持されているので、発光素子323は基準値に応じた輝度で発光し続ける(ここでは発光を停止し続ける)。
次いで、データ書き込み期間D2において画像信号の画素の輝度に対応する値のデータ信号がドライビングトランジスタ321に入力されるとともにキャパシタ322に保持される。これにより、ドライビングトランジスタ321は駆動電流経路324に画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流を流し、それにより、発光素子323が当該画像信号の画素の輝度で発光する。その後、データ書き込み期間D2が終了すると、画像信号の画素の輝度に対応する値のデータ信号のドライビングトランジスタ321への入力が停止されるが、このデータ信号の当該画像信号の画素の輝度に対応する値に相当する電圧がキャパシタ322に保持されているので、発光素子323は当該画像信号の画素の輝度で発光し続ける。
つまり、選択された行の画素では、1フレーム期間において、基準値書き込み期間D1が開始した後データ書き込み期間D2が開始するまで基準値に応じた駆動電流が流れ(ここでは駆動電流が流れない)、残りの期間において画像信号の画素の輝度に応じた駆動電流が流れる。つまり、この残りの期間がいわゆる発光期間となる。そして、この行の選択は全ての行に対して順次行われ、かつ、隣り合う2つの行の走査信号の間では、基準値書き込み期間D1の開始時刻が、基準値書き込み期間D1とデータ書き込み期間D2との合計時間より少し長い所定時間T0だけずれている。それ故、画素マトリクス10の全体では、選択された行の画素における基準値書き込み期間D1の開始からデータ書き込み期間D2の終了までの期間には、残りの全ての行の画素において画像信号の画素の輝度に応じた駆動電流が流れている。従って、1つの列に属する全ての画素に流れる駆動電流の合計値は、選択された画素の走査信号における基準値書き込み期間D1の開始からデータ書き込み期間D2の終了までの期間においては、当該選択された画素における、画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流と基準値に対応する駆動電流との差分だけ変化する。この駆動電流の差分は、ドライビングトランジスタ321の特性(正確にはゲート電圧−ドレイン電流特性(Vgs−Id特性))に依存するので、この駆動電流の差分を検出することにより、選択された画素のドライビングトランジスタ321の特性を補償するためのデータを得ることができる。しかも、画像表示時には、画素マトリクス10の全ての画素が選択されるので、全ての画素について個別にこのドライビングトランジスタ321の特性を補償するためのデータを得ることができる。
そこで、本実施の形態では、補正値演算部153は、電流測定素子24−1〜24−mで測定され、電流メモリ140に記憶される電流値のうち、ある行の走査信号における基準値書き込み期間D1の終了時刻とデータ書き込み期間D2の開始時刻との間の時刻における電流値と、当該ある行の走査信号におけるデータ書き込み期間D2の終了時刻と次の行の走査信号における基準値書き込み期間D1の開始時刻との間の時刻における電流値とを取得し、後者から前者を差し引くことにより、選択された画素における駆動電流の差分を算出する。なお、以下では、駆動電流の差分の算出対象である画素において基準値に対応する駆動電流が流れている場合における上記電流値(電流測定素子24−1〜24−mで測定され、電流メモリ140に記憶される電流値)を取得するタイミングを第1電流値取得タイミングといい、画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流が流れている場合における上記電流値を取得する時刻を第2電流値取得タイミングという。ここでは、TS1が第1電流値取得タイミングであり、TS2が第2電流値取得タイミングである。
例えば、補正値演算部153は、第1行の画素について、第1行の走査信号における基準値書き込み期間D1の終了時刻t2とデータ書き込み期間D2の開始時刻t3との間の第1電流値取得タイミングTS1おける電流値と、第1行の走査信号におけるデータ書き込み期間D2の終了時刻t4と第2行の走査信号における基準値書き込み期間D1の開始時刻t5との間の第2電流値取得タイミングTS2における電流値とを取得する。この場合、第1電流値取得タイミングTS1において、電流測定素子24−1により測定される電流は、電流引出線23−1に接続されたすべての画素P11〜Pn1の発光素子323に流れる電流の和となり、その内訳は、第1行の画素P11の発光素子323に流れる電流(基準値に対応する駆動電流(ここでは黒に対応する駆動電流、すなわち、ドライビングトランジスタ321のリーク電流))と、これ以外の画素の発光素子323に流れる電流(画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流)となっている。第2電流値取得タイミングTS2において、電流測定素子24−1により測定される電流は、電流引出線23−1に接続されたすべての画素P11〜Pn1の発光素子323に流れる電流(画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流)の和となっている。
ここで、第1電流値取得タイミングTS1と第2電流値取得タイミングTS2との間において、発光素子323に流れる駆動電流の値が変化したのは、第1行の画素のみであり、その他の行の画素の発光素子323に流れる駆動電流の値は変化していない。
電流測定素子24−1を例に取ると、第1行の画素11の発光素子323に流れる駆動電流のみが変化しており、その他の画素の発光素子323に流れる駆動電流は変化していない。よって、電流測定素子24−1により第1電流値取得タイミングTS1に測定された電流値をI(TS1)、第2電流値取得タイミングTS2に測定された電流値をI(TS2)、第1電流値取得タイミングTS1における画素P11の発光素子323に流れる駆動電流の値をI_P11(reference)、第2電流値取得タイミングTS2における画素P11の発光素子323に流れる駆動電流の値をI_P11(IMAGE)、とすると、以下の式が成り立つ。
I(TS2)−I(TS1)=I_P11(IMAGE)−I_P11(reference)・・・(1)
よって、基準値(ここでは黒の値)が書き込まれた際に流れる駆動電流を事前に測定しておくことで、画像信号の画素の輝度に対応するデータ信号の値(ここでは電圧値)をデータ線21−1から供給したときの駆動電流の値I_P11(IMAGE)が判る。つまり、ドライビングトランジスタ321において、あるゲート電圧を加えたときのドレイン電流を知ることができる。ここで、基準値が書き込まれた際に流れる駆動電流の測定は、画像表示装置170の出荷前に行ってもよく、画像表示装置170出荷後において、画像表示を終了して電源をオフする際などに自動的に行ってもよい。この基準値に対応する駆動電流は、1つの行を順次選択し、選択された行の画素においてはその発光素子に基準値に対応する駆動電流を流すが、選択されない画素においてはその発光素子に駆動電流を流さない(予め黒の値のデータ信号を書き込んで置く)ようにして行う。
基準値は黒の値(輝度0)である必要はなく、任意の輝度(階調)でよい。ただし、基準値が高輝度(明るい階調)であると、画像表示の合間に明るい画面が光るというようなフリッカが発生してしまうので、低輝度(暗い階調)が好適である。
補正値演算部153は、(1)式のような計算を各電流測定素子24−1〜24−mで測定された電流値について行うことにより、第1行の全ての画素P11〜P1mのドライビングトランジスタ321の、書き込まれたゲート電圧(データ信号の値)に対するドレイン電流の値を算出する。なお、この書き込まれたゲート電圧(データ信号の値)は上述の所定のメモリから読み出して用いる。
同様に、補正値演算部153は、第1電流値取得タイミングTS3と第2電流値取得タイミングTS4とにおける電流値を取得することで、第2行の全ての画素P21〜P2mのドライビングトランジスタ321の、書き込まれたゲート電圧(データ信号の値)に対するドレイン電流の値を算出する。
また、同様に、補正値演算部153は、第1電流値取得タイミングTS5と第2電流値取得タイミングTS6とにおける電流値を取得することで、第3行の全ての画素P31〜P3mのドライビングトランジスタ321の、書き込まれたゲート電圧(データ信号の値)に対するドレイン電流の値を算出する。
さらに、補正値演算部153は、複数のフレームに渡って、さまざまなデータ信号について、各電流測定素子24−1〜24−mで測定された電流値を取得し、(1)式のような計算を行うことで、各画素P11〜Pnmにおいてドライビングトランジスタ321のゲート電圧−ドレイン電流特性を求める。
そして、補正値演算部153は、このドライビングトランジスタ321のゲート電圧−ドレイン電流特性を適宜な形式で表してメモリ160に保存する。
次に、データ信号の補正方法を説明する。
本実施の形態では、入力される画像信号の画素の輝度をデータ信号に変換する際に用いるドライビングトランジスタ321のゲート電圧−ドレイン電流特性を補正することによりデータ信号の値を補正する。
図5はドライビングトランジスタのソースとゲートとの間の電圧(以下、ゲート電圧という)の変化に対するドレイン電流の変化の特性(以下、ゲート電圧−ドレイン電流特性という)を示すグラフである。図5において、横軸はゲート電圧(Vgs)表し、縦軸はドレイン電流(Id)を表す。
各画素P11〜Pnmのドライビングトランジスタ321について、上述のように算出したドレイン電流とこのとき書き込まれたゲート電圧とをゲート電圧−ドレイン電流平面にプロットすると、当該ドライビングトランジスタ321のゲート電圧−ドレイン電流特性が得られる。ここで、書き込まれたゲート電圧とは、入力される画像信号の画素の輝度に対応するゲート電圧(当該輝度を、各画素のドライビングトランジスタのゲート電圧−ドレイン電流特性を用いて変換してなるゲート電圧)である。
本実施の形態では、このゲート電圧−ドレイン電流特性を良く知られた以下の近似式(2)で表す。
Id=(W/2L)μCox(Vgs−Vt)^2・・・(2)
ここで、Wはゲート幅であり、Lはゲート長であり、μはキャリア移動度であり、Coxはゲート容量であり、Vtは閾値電圧である。補正値演算部153はこの(2)式を上述の所定のメモリに記憶している。
そして、補正値演算部153は、同一の画素における前回の測定データ(ドレイン電流Id1と書き込まれたゲート電圧Vgs1)と、今回の測定データ(ドレイン電流Id2と書き込まれたゲート電圧Vgs2)とを(2)式に代入して、μとVtとを求め、これらをデータ信号の値の補正値として、その対応する画素と対応させて補正値メモリ160に記憶する。そして、新しくドレイン電流Id及び書き込まれたゲート電圧Vgsが得られる度に、μ及びVtを算出して、メモリ160に記憶されているμ及びVtをこの新しく算出したμ及びVtに更新する。
次に、以上のように構成された画像表示装置の動作を簡単に説明する。
書き込み部152は、入力される画像信号をデータ信号に変換する。この際、補正値メモリ160から各画素のμとVtとを読み出し、このμと、Vtと、入力される画像信号の当該画素の輝度で発光素子323を発光させるドレイン電流Idと、を(2)式に代入して、Vgsを求める。そして、このVgsを当該画素のデータ信号の値とする。ここで、入力される画像信号の当該画素の輝度で発光素子323を発光させるドレイン電流Idは、発光素子323の所定の駆動電流−発光輝度特性から求められる。書き込み部152は、この発光素子323の所定の低駆動電流−発光輝度特性を上述の所定のメモリに記憶している。
このように、本実施の形態では、入力される画像信号の画素の輝度をデータ信号に変換する際に用いるドライビングトランジスタ321のゲート電圧−ドレイン電流特性そのものを補正することにより、データ信号の値が補正される。また、このドライビングトランジスタ321のゲート電圧−ドレイン電流特性の補正は、逐次かつ継続的に行われる。
書き込み部152は、この補正されたデータ信号をデータ線駆動回路110へ出力する。データ線駆動回路110は、入力されたデータ信号を各データ線21−1〜21−mに対応する信号に分割するとともにドライビングトランジスタ321を駆動するための電圧信号に変換し、各データ線21−1〜21−mに出力する。これに合わせて、走査線駆動回路100は、走査線20−1〜20−nに、該走査線20−1〜20−nを順次選択するように走査信号を出力する。これにより、画素マトリクス10に画像信号に応じた画像が表示される。この際、各画素P11〜Pnmのドライビングトランジスタ321の特性の不均一(ばらつきや劣化)が補償され、各画素P11〜Pnmの発光素子323に均一な駆動電流が流れる。その結果、ムラのない画像表示が行われる。また、各画素P11〜Pnmにおいて、基準値が書き込まれ、これを利用して、補正値演算部153及び書き込み部152により、逐次、データ信号の補正が行われる。これにより、ムラのない画像表示を継続的に行うことができる。
次に変形例を説明する。
[変形例1]
本変形例は、画素P11〜Pnmのスイッチトランジスタ320及びドライビングトランジスタ321における変形例である。
図6は本変形例の構成を示す回路図である。図6に示すように、スイッチトランジスタ330及びドライビングトランジスタ331がNチャネル型のTFTで構成されている。このような構成としても、図2の構成と同様の効果が得られる。
なお、スイッチトランジスタ及びドライビングトランジスタを互いにチャネル型の異なるTFTで構成してもよい。製造プロセスを考えた場合、Pチャネル型とNチャネル型の両方で構成するよりも、どちらか片方のみで構成する方が、製造コスト、タクトタイム、歩留まり等の観点から有効である。
[変形例2]
本変形例は、データ信号の値の補正値における変形例である。本変形例では、画素が変形例1のように構成されている。そして、Nチャネル型のドライビングトランジスタ321を構成するTFTがアモルファスシリコンで構成されている。このようなTFTにおいては、μは殆んど経時変化せず、Vtが経時変化する。そこで、本変形例では、初期に測定したゲート電圧−ドレイン電流特性からμを算出し、これを固定値とする。そして、上述のようにして得られるドレイン電流Idと書き込まれたゲート電圧Vgsとを(2)に代入してVtを算出し、この算出したVtを、データ信号の値の補正値として、その対応する画素と対応させて補正値メモリ160に記憶する。そして、新しくドレイン電流Id及び書き込まれたゲート電圧Vgsが得られる度に、Vtを算出して、メモリ160に記憶されているVtをこの新しく算出したVtに更新する。このような構成によれば、補正値の算出を簡略化することができる。
[変形例3]
本変形例は、データ信号の値の補正方法の変形例である。上述の実施の形態では、画像信号をデータ信号に変換する際に用いる、ドライビングトランジスタのゲート電圧−ドレイン電流特性そのものを補正したが、本変形例では、規定(標準)のドライビングトランジスタのゲート電圧−ドレイン電流特性によって変換されたデータ信号(ゲート電圧)を補正する。具体的には、書き込み部152が、入力される画像信号の画素の輝度を、規定の(標準の)ドライビングトランジスタのゲート電圧−ドレイン電流特性を用いてデータ信号に変換する。一方、補正値演算部153は、本来各画素において流れるべきドレイン電流(規定のドライビングトランジスタのドレイン電流)に対する補正値演算部153で算出される各画素の実際のドレイン電流の偏差を相殺する、規定のドライビングトランジスタのゲート電圧の補正値を算出し、この補正値を入力画像信号の各画素の輝度と対応させたルックアップテーブルを作成してこれを補正値メモリ160に記憶する。そして、書き込み部152は、画像信号が入力されると、これを規定のドライビングトランジスタのゲート電圧−ドレイン電流特性を用いてデータ信号に変換する。そして、入力された画像信号の各画素の輝度に対応するゲート電圧の補正値を補正値メモリ160のルックアップテーブルから読み出し、これらの補正値でデータ信号の値(ドライビングトランジスタのゲート電圧値)を補正する。
このような構成としても上記と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態2)
図7は本発明の実施の形態2に係る画像表示装置におけるデータ信号の補正に用いる電流値の取得タイミングを示すタイミングチャートである。
図7に示すように、本実施の形態は、電流測定素子で測定された電流値の補正値演算部153による取得タイミングが実施形態1と異なる。その他の点は実施の形態1と同じである。本実施の形態では、選択された画素において基準値に対応する駆動電流が流れている場合における電流測定素子24−1〜24−mで測定される電流値を取得する第1電流値取得タイミングTS1,TS3,TS5・・・が基準値書き込み期間D1内に位置(存在)し、画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流が流れている場合における電流測定素子24−1〜24−mで測定される電流値を取得する第2電流値取得タイミングTS2,TS4,TS6・・・がデータ書き込み期間D2内に位置する。このような構成としても図4の構成と同様の効果が得られる。
つまり、補正用の電流値取得のタイミングは、選択された画素における駆動電流が一定値に落ち着いた後であれば、基準値書き込み期間D1及びデータ書き込み期間D2中であってもよい。
(実施の形態3)
図8は本発明の実施の形態3に係る画像表示装置におけるデータ信号の補正に用いる電流値の取得タイミングを示すタイミングチャートである。
本実施の形態では、走査線駆動回路100は、1フレーム期間に、第1行〜第n行の走査線に対し、基準値書き込み期間D1及びデータ書き込み期間D2を有し、その基準値書き込み期間D1の開始時刻が直前の行の走査信号の基準値書き込み期間D1の開始時刻より所定時間T0だけ遅れた走査信号を出力する。所定時間TOは基準値書き込み期間D1とデータ書き込み期間D2との合計時間より少し長い時間である。これらの点は、実施の形態と同じである。しかし、本実施の形態では、その行の走査信号のデータ書き込み期間D2が次の行の走査信号の基準値書き込み期間D1と2行後の行の走査信号の基準値書き込み期間D1との間に位置している。
以下、理解を容易にするために、第1行乃至第3行を例に取って説明する。
第1行の走査信号のデータ書き込み期間D2(時刻t7〜時刻t8)は、次の行である第2行の走査信号の基準値書き込み期間D1(時刻t5〜時刻t6)と2行後の行である第3行の走査信号の基準値書き込み期間D1(時刻t9〜時刻t10)との間に位置している。
これにより、図8の上段に示すように、第1行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始すると、図8の中段に示すように、基準値RF1が第1行の画素に書き込まれ、図8の下段に示すように、第1行の画素の発光素子は基準値RF1に対応する輝度で発光し、この発光を継続する。つまり、第1行の画素には基準値RF1に対応する駆動電流が流れ、これが継続する。その後、第1行の走査信号の基準値書き込み期間D1の開始(時刻t1)から所定時間T0が経過すると、図8の上段に示すように、第2行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始し(時刻t5)、図8の中段に示すように、基準値RF2が第2行の画素に書き込まれ、図8の下段に示すように、第2行の画素の発光素子は基準値RF2に対応する輝度で発光し、この発光を継続する。つまり、第2行の画素には基準値RF2に対応する駆動電流が流れ、これが継続する。その後、第2行の走査信号の基準値書き込み期間D1が終了する(時刻t6)と、少し時間を置いて、図8の上段に示すように、第1行の走査信号のデータ書き込み期間D2が開始する(時刻t7)。すると、図8の中段に示すように、画像信号の画素の輝度に対応する値DT1が第1行の画素に書き込まれ、図8の下段に示すように、第1行の画素の発光素子は画像信号の画素の輝度に対応する輝度で発光する。つまり、第1行の画素には画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流が流れる。その後、第2行の走査信号の基準値書き込み期間D1の開始(時刻t5)から所定時間T0が経過すると、図8の上段に示すように、第3行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始し(時刻t9)、図8の中段に示すように、基準値RF3が第3行の画素に書き込まれ、図8の下段に示すように、第3行の画素の発光素子は基準値RF3に対応する輝度で発光し、この発光を継続する。つまり、第3行の画素には基準値RF3に対応する駆動電流が流れ、これが継続する。これ以降は、上記と同様の動作が第n行のデータ書き込み期間D2が終了するまで繰り返される。
これにより、画素マトリクス10では、第2行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始してから第1行の走査信号のデータ書き込み期間D2が開始するまでの期間(時刻t5〜時刻t7の期間)にはこれら2つの行の画素では基準値に対応する駆動電流が流れ、これら以外の行の画素には画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流が流れる。そして、第1行の走査信号のデータ書き込み期間D2が開始する(時刻t7)と、第2行の画素では基準値に対応する駆動電流が流れ、これ以外の行の画素には画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流が流れる。そして、第3行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始する(時刻t9)と、第2行及び第3行の2つの行の画素では基準値に対応する駆動電流が流れ、これら以外の行の画素には画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流が流れる。従って、画素マトリクス10では、第2行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始してから第3行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始するまでの期間(時刻t5〜時刻t9の期間)には、第1行の画素のみにおいて、これらを流れる駆動電流の値が基準値に対応する値から画像信号の画素の輝度に対応する値に変化する。
つまり、これを一般化すると、画素マトリクス10では、ある行の次の行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始してからある行の2行後の行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始するまでの期間には、当該ある行の画素のみにおいて、これらを流れる駆動電流の値が基準値に対応する値から画像信号の画素の輝度に対応する値に変化する。
そこで、本実施の形態では、第1電流値取得タイミングTS1,TS3,TS5・・・と第2電流値取得タイミングTS2,TS4,TS6・・・とが、ある行の次の行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始してからある行の2行後の行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始するまでの期間において、当該ある行の走査信号のデータ書き込み期間D2の開始時刻を挟むようにして位置するように設定されている。これにより、当該ある行の画素における画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流と基準値に対応する駆動電流との差分を適切に検出することができる。本実施の形態では、例えば、第1電流値取得タイミングTS1が、第2行の走査信号の基準値書き込み期間D1の終了から第1行の走査信号のデータ書き込み期間D2の開始までの期間(時刻t6〜時刻t7の期間)に設定され、第2電流値取得タイミングTS2が、第1行の走査信号のデータ書き込み期間D2の終了から第3行の走査信号の基準値書き込み期間D1の開始までの期間(時刻t8〜時刻t9の期間)に設定されている。
以上に例示したように、本発明においては、第1電流値取得タイミング及び第2電流値取得タイミングを適宜選択して基準値書き込み期間D1とデータ書き込み期間D2との時間差を任意に設定することができる。
(実施の形態4)
図9は本発明の実施の形態4に係る画像表示装置におけるデータ信号の補正に用いる電流値の取得タイミングを示すタイミングチャートである。なお、以下では隣り合う複数の行を行群と呼ぶが、この行群は隣り合う複数の行の走査線からなる走査線群と対応している。それ故、以下では、説明を簡略化するために、走査線群の概念に代えて行群の概念を使用して説明する。
本実施の形態では、走査線駆動回路100は、図9の上段に示すように、1フレーム期間に、第1行〜第n行の走査線に対し、基準値書き込み期間D1及びデータ書き込み期間D2を有し、隣り合う複数(ここでは2)の行(以下、行群という)毎に、この行群に対応する走査信号群の基準値書き込み期間D1の開始時刻が直前の行群に対応する走査信号群の基準値書き込み期間D1の開始時刻より所定時間T2だけ遅れた走査信号を出力する。所定時間T2は1つの行群を構成する全ての行(ここでは2行)の走査信号の基準値書き込み期間D1及びデータ書き込み期間D2の合計時間より少し長い時間である。そして、1つの行群に対応する走査信号群においては、基準値書き込み期間D1の開始時刻が、行の順に、基準値書き込み期間D1より少し長い所定時間T1ずつ遅れている。
以下、理解を容易にするために、第1行乃至第4行を例に取って説明する。
ここでは、隣り合う第1行と第2行とが当該行群を構成し、隣り合う第3行と第4行とが次の行群を構成している。そして、次の行群に対応する走査信号群の基準値書き込み期間D1の開始時刻t9が当該行群の基準値書き込み期間D1の開始時刻t1より所定時間T2だけ遅れた走査信号を出力する。所定時間T2は1つの行群を構成する第1行及び第2行の走査線信号の基準値書き込み期間D1とデータ書き込み期間D2との合計時間より少し長い時間(時刻t1〜時刻t9の時間)である。そして、1つの行群として当該行群を例に取ると、当該行群においては、第2行の走査信号の基準値書き込み期間D1の開始時刻t3が、第1行の基準値書き込み期間D1の開始時刻t1から、基準値書き込み期間D1より少し長い所定時間T1遅れている。これは、次の行群を構成する第3行及び第4行の走査信号群においても同様である。
これを時系列で見ると、まず、当該行群の最初の行である第1行の走査信号が基準値書き込み期間D1となり、次いで、当該行群の最後の行である第2行の走査信号が基準値書き込み期間D1となり、次いで、当該行群の最初の行である第1行の走査信号がデータ書き込み期間D2となり、次いで、当該行群の最後の行である第2行の走査信号がデータ書き込み期間D2となる。次いで、次の行群の最初の行である第3行の走査信号が基準値書き込み期間D1となり、次いで、次の行群の最後の行である第4行の走査信号が基準値書き込み期間D1となり、次いで、次の行群の最初の行である第3行の走査信号がデータ書き込み期間D2となり、次いで、次の行群の最後の行である第4行の走査信号がデータ書き込み期間D2となる。以降、1フレーム期間において、第n行まで同様の動作が繰り返される。
一方、データ線駆動回路110は、これらの走査線信号にタイミングを合わせて図9の中段に示すようなデータ信号を出力する。このデータ信号は、まず、当該行群の最初の行である第1行の走査信号の基準値書き込み期間D1に基準値RF1となり、次いで、当該行群の最後の行である第2行の走査信号の基準値書き込み期間D1に基準値RF2となり、次いで、当該行群の最初の行である第1行の走査信号のデータ書き込み期間D2に画像信号の画素の輝度に対応する値DT1となり、次いで、当該行群の最後の行である第2行の走査信号のデータ書き込み期間D2に画像信号の画素の輝度に対応する値DT2となる。次いで、次の行群の最初の行である第3行の走査信号の基準値書き込み期間D1に基準値RF3となり、次いで、次の行群の最後の行である第4行の走査信号の基準値書き込み期間D1に基準値RF4となり、次いで、次の行群の最初の行である第3行の走査信号のデータ書き込み期間D2に画像信号の画素の輝度に対応する値DT3となり、次いで、次の行群の最後の行である第4行の走査信号のデータ書き込み期間D2に画像信号の画素の輝度に対応する値DT4となる。以降、1フレーム期間において、第n行まで同様の動作が繰り返される。なお、基準値RF1〜RFNは全て同じ値(ここでは黒の値(輝度0))である。
これにより、図9の上段に示すように、第1行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始する(時刻t1)と、図9の中段に示すように、基準値RF1が第1行の画素に書き込まれ、図9の下段に示すように、第1行の画素の発光素子は基準値RF1に対応する輝度で発光し、この発光を継続する。つまり、第1行の画素には基準値RF1に対応する駆動電流が流れ、これが継続する。その後、第2行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始する(時刻t3)と、図9の中段に示すように、基準値RF2が第2行の画素に書き込まれ、図9の下段に示すように、第2行の画素の発光素子は基準値RF2に対応する輝度で発光し、この発光を継続する。つまり、第1行の画素には基準値RF2に対応する駆動電流が流れ、これが継続する。その後、図9の上段に示すように、第1行の走査信号のデータ書き込み期間D2が開始する(時刻t5)と、図9の中段に示すように、画像信号の画素の輝度に対応する値DT1が第1行の画素に書き込まれ、図9の下段に示すように、第1行の画素の発光素子は画像信号の画素の輝度に対応する値DT1に対応する輝度で発光し、この発光を継続する。つまり、第1行の画素には画像信号の画素の輝度に対応する値DT1に対応する駆動電流が流れ、これが継続する。その後、図9の上段に示すように、第2行の走査信号のデータ書き込み期間D2が開始する(時刻t7)と、図9の中段に示すように、画像信号の画素の輝度に対応する値DT2が第2行の画素に書き込まれ、図9の下段に示すように、第2行の画素の発光素子は画像信号の画素の輝度に対応する値DT2に対応する輝度で発光し、この発光を継続する。つまり、第2行の画素には画像信号の画素の輝度に対応する値DT2に対応する駆動電流が流れ、これが継続する。
その後、図9の上段に示すように、第3行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始する(時刻t9)と、図9の中段に示すように、基準値RF3が第3行の画素に書き込まれ、図9の下段に示すように、第3行の画素の発光素子は基準値RF3に対応する輝度で発光し、この発光を継続する。つまり、第3行の画素には基準値RF3に対応する駆動電流が流れ、これが継続する。その後、第4行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始する(時刻t11)と、図9の中段に示すように、基準値RF4が第4行の画素に書き込まれ、図9の下段に示すように、第4行の画素の発光素子は基準値RF4に対応する輝度で発光し、この発光を継続する。つまり、第4行の画素には基準値RF4に対応する駆動電流が流れ、これが継続する。その後、図9の上段に示すように、第3行の走査信号のデータ書き込み期間D2が開始する(時刻t13)と、図9の中段に示すように、画像信号の画素の輝度に対応する値DT3が第3行の画素に書き込まれ、図9の下段に示すように、第3行の画素の発光素子は画像信号の画素の輝度に対応する値DT3に対応する輝度で発光し、この発光を継続する。つまり、第3行の画素には画像信号の画素の輝度に対応する値DT3に対応する駆動電流が流れ、これが継続する。その後、図9の上段に示すように、第4行の走査信号のデータ書き込み期間D2が開始する(時刻t15)と、図9の中段に示すように、画像信号の画素の輝度に対応する値DT4が第4行の画素に書き込まれ、図9の下段に示すように、第4行の画素の発光素子は画像信号の画素の輝度に対応する値DT4に対応する輝度で発光し、この発光を継続する。つまり、第2行の画素には画像信号の画素の輝度に対応する値DT4に対応する駆動電流が流れ、これが継続する。以降、1フレーム期間において、第n行まで同様の動作が繰り返される。
これにより、画素マトリクス10では、第2行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始してから第1行の走査信号のデータ書き込み期間D2が開始するまでの期間(時刻t3〜時刻t5の期間)にはこれら2つの行の画素では基準値に対応する駆動電流が流れ、これら以外の行の画素には画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流が流れる。そして、第1行の走査信号のデータ書き込み期間D2が開始する(時刻t5)と、第2行の画素では基準値に対応する駆動電流が流れ、これ以外の行の画素には画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流が流れる。そして、第2行の走査信号のデータ書き込み期間D2が開始する(時刻t7)と、全ての画素で画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流が流れる。そして、第3行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始すると、次の行群において、上記と同様の動作が繰り返される。
従って、画素マトリクス10では、第2行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始してから第2行の走査信号のデータ書き込み期間D2が開始するまでの期間(時刻t3〜時刻t7の期間)には、当該行群の第1行の画素のみにおいて、これらを流れる駆動電流の値が基準値に対応する値から画像信号の画素の輝度に対応する値に変化する。そして、第2行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始してから第3行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始するまでの期間(時刻t3〜時刻t9の期間)には、当該行群すなわち第1行及び第2行の画素のみにおいて、これらを流れる駆動電流の値が基準値に対応する値から画像信号の画素の輝度に対応する値に変化する。
つまり、これを一般化すると、画素マトリクス10では、ある行群の最後の行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始してから当該ある行群の2番目の行(ここでは第2行)の走査信号のデータ書き込み期間D2が開始するまでの期間には、当該ある行群の最初の行の画素のみにおいて、これらを流れる駆動電流の値が基準値に対応する値から画像信号の画素の輝度に対応する値に変化する。そして、ある行群の最後の行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始してから次の行群の最初の行の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始するまでの期間には、当該ある行群を構成する全ての行の画素のみにおいて、これらを流れる駆動電流の値が基準値に対応する値から画像信号の画素の輝度に対応する値に変化する。
そこで、本実施の形態では、第1電流値取得タイミング(例えばTS1)がある行群の最後の行(例えば第2行)の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始してから当該ある行群の最初の行(例えば第1行)の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始するまでの期間(時刻t3〜時刻t5)に位置するよう設定され、第2電流値取得タイミング(例えばTS2)がある行群の最後の行(例えば第2行)の走査信号のデータ書き込み期間D2が開始してから次の行群の最初の行(例えば第3行)の走査信号の基準値書き込み期間D1が開始するまでの期間(時刻t7〜時刻t9)に位置するよう設定されている。これにより、当該ある行群を構成する全ての行の画素における画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流と基準値に対応する駆動電流との差分を適切に検出することができる。
ところで、本実施の形態では、第2電流値取得タイミングで取得する電流値と第1電流値取得タイミングで取得する電流値との差分は、1つの行群を構成する全ての行の画素における駆動電流の変化の合計値を表しているので、これらを各行の画素における駆動電流の変化に分ける必要がある。そこで、本実施の形態では、補正値演算部153が以下の計算を行う。
ここでは、第1行と第2行とで構成される行群の場合を例示する。また、基準値は黒の値(輝度0)である。
第1行の画素P1y(yは任意の列の順番を表す)に書き込まれたデータ信号の画像信号の画素の輝度に対応する値(ゲート電圧)をVg1で表し、このとき当該画素P1yに実際に流れた駆動電流(単独で測定不可)をId1で表し、第2行の画素P2yに書き込まれたデータ信号の画像信号の画素の輝度に対応する値をVg2で表し、このとき当該画素P2yに実際に流れた駆動電流(単独で測定不可)をId2で表し、Id1とId2との和をIで表す。この電流Iは、第2電流値取得タイミングで取得する電流値と第1電流値取得タイミングで取得する電流値との差分であり、補正値演算部153で実施の形態1で述べた方法で算出されるものである。
また、その時点における画素Pn1の駆動トランジスタ321のパラメータであるキャリア移動度μ及び閾値電圧Vtをそれぞれμ1及びVt1で表し、その時点における画素Pn2の駆動トランジスタ321のパラメータであるキャリア移動度μ及び閾値電圧Vtをそれぞれμ2及びVt2で表す。また、これらのパラメータが大幅に変化しておらず、これらの画素の駆動トランジスタ321のゲート電圧−ドレイン電流特性が大幅に劣化していないと仮定する。
そうすると、第1行の画素Pn1及び第2行の画素Pn2にそれぞれVg1及びVg2が書き込まれたときに、第1行の画素Pn1及び第2行の画素Pn2にそれぞれ流れると想定されている駆動電流をそれぞれId1’及びId2’で表すと、
Id1’=(W/2L)μ1Cox(Vgs1−Vt1)^2
Id2’=(W/2L)μ2Cox(Vgs2−Vt2)^2
となる。
従って、想定されている駆動電流と実際に流れた駆動電流との差
(Id1−Id1’)^2+(Id2−Id2’)^2
が最小となるようにIをId1とId2とに分配することにより、補正値演算部153で算出されるIから、Id1とId2とを算出することができる。ここで、想定されている駆動電流と実際に流れた駆動電流の差は、Vt、μの変化によるものである。
なお、上記では、基準値が黒の値である場合を説明したが、Id1とId2との和である電流Iは、第2電流値取得タイミングで取得する電流値と第1電流値取得タイミングで取得する電流値との差分であるので、基準値が所定の輝度(階調)である場合にも、全く上記と同様にして、Id1とId2とを算出することができる。1つの行群が3以上の行で構成されている場合も、上記と同様にして、Id1とId2とを算出することができる。
また、上記では、1つの行群に対応する走査信号群において、基準値書き込み期間D1を、行の順に異ならせたが、1つの行群に対応する走査信号群において、基準値書き込み期間D1を同時となるように設定してもよい。
以上に例示したように、本発明においては、必ずしも1つの行の画素毎に駆動電流の差分を検出する必要はなく、複数の行の画素毎に駆動電流の差分を検出してもよい。
(実施の形態5)
図10は本発明の実施の形態5に係る画像表示装置におけるデータ信号の補正に用いる電流値の取得タイミングを示すタイミングチャートである。
図10の最上段には、垂直同期信号の波形図が示されている。この垂直同期信号の波形図において縦軸は信号レベルを表している。この垂直同期信号がLOWレベルとなる期間(時刻t1〜時刻t4、時刻t11〜時刻t14・・・)は、垂直ブランキング期間であり、この垂直ブランキング期間には、全ての行の走査信号においてデータ書き込み期間D1は存在しない。つまり、垂直ブランキング期間には、画素マトリクス10の全ての画素において、画像信号の画素の輝度に対応する値のデータ信号は書き込まれない。また、ある垂直ブランキング期間の開始から次の垂直ブランキング期間の開始までが1フレーム期間となる。
本実施の形態では、データ信号における画像信号の画素の輝度に対応する値(DT1,DT2,・・・)は、第1行〜第n行の画素に対し、従来の画像表示装置と同様に、行の順に、順次、書き込まれる。その一方、データ信号における基準値(RF1,RF2・・・)が、垂直ブランキング期間において書き込まれる。この基準値は、隣り合う複数の行(ここでは2行)からなる行群に対応する走査信号群毎に、行群の順に、1フレーム期間ずつ遅らせて書き込まれる。1つの行群に対応する走査信号群においては、基準値書き込み期間D1は同時となるように設定されている。
そして、ある行群の最初の行の画素に対応する第1電流値取得タイミングが当該最初の行の走査信号における基準値書き込み期間D1の開始からデータ書き込み期間D2の開始までの期間に位置するよう設定され、当該最初の行の画素に対応する第2電流値取得タイミングが当該最初の行の走査信号におけるデータ書き込み期間D2の開始から当該ある行群の次の行のデータ書き込み期間D2の開始までの期間に位置するよう設定されている。第1行及び第2行を例に取ると、第1行と第2行とからなる行群の第1行の画素に対応する第1電流値取得タイミングTS1が第1行の走査信号における基準値書き込み期間D1の開始からデータ書き込み期間D2の開始までの期間(時刻T2〜時刻t6の期間)に位置するよう設定され、第1行の画素に対応する第2電流値取得タイミングTS2が第1行の走査信号におけるデータ書き込み期間D2の開始から第2行のデータ書き込み期間D2の開始までの期間(時刻t6〜時刻8の期間)に位置するよう設定されている。これにより、第1電流値取得タイミングTS1から第2電流値取得タイミングTS2までの間においては、画素マトリクス10において、ある行群の最初の行(第1行)の画素の駆動電流のみが、基準値に対応する電流値から画像信号の画素の輝度に対応する電流値へと変化する。従って、ある行群の最初の行(第1行)の画素について、画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流と基準値に対応する駆動電流との差分を検出することができる。
また、ある行群の次の行の画素に対応する第1電流値取得タイミングが上述の最初の行の画素に対応する第2電流値取得タイミングと同じに設定されている。つまり、最初の行の画素に対応する第2電流値取得タイミングが次の行の画素に対応する第1電流値取得タイミングを兼ねている。そして、当該次の行の画素に対応する第2電流値取得タイミングが当該次の行の走査信号におけるデータ書き込み期間D2の開始からある行群の次の行群の最初の行の走査信号におけるデータ書き込み期間D2の開始までの期間に位置するよう設定されている。第1行乃至第3行を例に取ると、第1行と第2行とからなる行群の第2行の画素に対応する第1電流値取得タイミングが第1の行の画素に対応する第2電流値取得タイミングと同じに設定されている。つまり、第1行の画素に対応する第2電流値取得タイミングTS2が第2行の画素に対応する第1電流値取得タイミングを兼ねている。そして、第2行の画素に対応する第2電流値取得タイミングTS3が第2行の走査信号におけるデータ書き込み期間D2の開始から第3行と第4行とからなる行群の第3行の走査信号におけるデータ書き込み期間D2の開始までの期間(時刻t8〜t10)に位置するよう設定されている。これにより、第1電流値取得タイミングTS2から第2電流値取得タイミングTS3までの間においては、画素マトリクス10において、ある行群の次の行(第2行)の画素の駆動電流のみが、基準値に対応する電流値から画像信号の画素の輝度に対応する電流値へと変化する。従って、ある行群の次の行(第2行)の画素について、画像信号の画素の輝度に対応する駆動電流と基準値に対応する駆動電流との差分を検出することができる。
このように、本実施形態は、基準値の書き込みが垂直ブランキング期間に行われる点と、行群に対応する走査信号群の基準値の書き込みが複数のフレーム期間に渡って行われる点とを除いて、概ね実施の形態1と同じである。
従って、このような構成としても実施の形態1と同様の効果が得られる。さらに、このような構成とすると、いわゆるデータ書き込み期間を実施の形態4よりも長くすることができる。
なお、上記の説明では、1つの行群が2行で構成されていたが、1つの行群が1行(つまり1行毎)又は3以上の行で構成されていてもよい。
(実施の形態1乃至5のまとめ)
以上の実施の形態1乃至5においては、本発明を特徴付ける、駆動能動素子(ドライビングトランジスタ321)の特性補正に関する構成の一例を個別に説明したが、ここでは、これらを普遍化して、この駆動能動素子の特性補正に関する構成の要件を説明する。なお、以下では、実施の形態4で述べたように、説明を簡略化するために、走査線群の概念に代えて行群の概念を使用して説明する。
この要件は、画像信号の画素の輝度に対応する値及び基準値を書き込む要件(以下、書き込み要件という)と、ライン(ここでは列)毎の発光素子の駆動電流の合計電流の取得に関する要件(以下、電流取得要件という)とに大別される。
書き込み要件は、以下の3つの要件を含む。
a.画像信号の画素の輝度に対応する値は、ある順序(以下、データ書き込み順序という)に従って、行単位で、データ書き込み期間が行同士間で重複しないようにして、全ての行に属する画素に書き込まれる。
この要件は、従来の画像表示装置においても要求される要件である。このようにしないと、各列において、画像信号の画素の輝度に対応する値を意図した画素に書き込むことができないからである。
b.基準値は、各行群において、画像信号の画素の輝度に対応する値より前に書き込まれる。
c.基準値は、データ書き込み順序において隣り合う(相前後する)1以上の行からなる行群毎に、データ書き込み順序に従って、書き込まれる。基準値書き込み期間は、同じ行群に属する行同士間では重複しても良いが、異なる行群に属する行同士間では重複しない。
b及びcの要件が満たされることによって、画素マトリクスにおいて、各行群の行に属する画素のみにおいて発光素子の駆動電流が基準値に対応する値から画像信号の画素の輝度に対応する値に変化し、当該行群以外の行群の行に属する画素では画像信号の画素の輝度に対応する値の発光素子の駆動電流が流れている(かつ変化しない)期間(以下、駆動電流差分検出可能期間という)が必ず存在することになる。
電流取得要件は、以下の通りである。
d.ある行群のデータ書き込み順序における最後の行の基準値書き込み期間の開始から当該行群のデータ書き込み順序における最初の行のデータ書き込み期間の開始までの期間におけるある列の発光素子の駆動電流の合計電流の値と、当該行群のデータ書き込み順序における最初の行のデータ書き込み期間の開始から当該行群のデータ書き込み順序における次の行群のデータ書き込み順序における最初の行の基準値書き込み期間までの期間における当該列の発光素子の駆動電流の合計電流の値との差分が算出される。
これにより、少なくとも、各行群の全行の画素毎の、画像信号の画素の輝度に対応する値に対応する駆動電流と基準値に対応する駆動電流との差分が算出される。この差分を、例えば、行群を構成する各行の画素における画像信号の画素の輝度に対応する値を用いて分配することにより、行群を構成する各行の画素における画像信号の画素の輝度に対応する値に対応する駆動電流と基準値に対応する駆動電流との差分を算出することができる。
このように、本発明は、以上の書き込み要件及び電流取得要件を満たすよう構成することにより、各行の画素における画像信号の画素の輝度に対応する値に対応する駆動電流と基準値に対応する駆動電流との差分を算出することができ、ひいては、この算出した差分に基づいて駆動能動素子の特性の不均一に起因する輝度ムラを補正できる。
なお、実施の形態1乃至5では、画像信号の画素の輝度に対応する値は、行の順序に従って(降順に)書き込まれたが、これに限らず、例えば、インターレース方式のように、奇数行の後に偶数行に書き込みむようにしても良い。
(実施の形態6)
図11は、本発明の実施形態6に係る画像表示装置の電気的な構成を示すブロック図である。
図11に示すように、本実施の形態では、画像表示装置170が、第1電流引出電源704と第2電流引出電源705との2つの電流引出電源を備えている。第1電流引出電源704の出力端子には電流測定素子703を通じて第1共通電流引出線23−0Aが接続され、第2電流引出電源705の出力端子には第2共通電流引出線23−0Bが接続されている。第1電流引出電源704と第2電流引出電源705とは、それぞれ、同じ電位を第1共通電流引出線23−0A及び第2電流引出線23−0Bに出力する。そして、スイッチ回路700が、m本の電流引出線23−1〜23−mを、第1共通電流引出線23−0Aと第2共通電流引出線23−0Bとにそれぞれ選択的に接続する。この選択的接続は、制御部151の制御により行われる。第1共通電流引出線23−0Aの下流端部には、電流測定素子703が接続されている。この電流測定素子703は、実施の形態1の電流測定素子24−1〜24−mと同様に構成されている。電流測定素子703で測定された電流値は補正値演算部153に送られ、補正値演算部153はこれを補正値メモリ160の所定の領域に電流引出線23−1〜23−m(又は画素マトリクス10の列)と対応させて記憶する。各電流引出線23−1〜23−mに対応する電流値は、逐次、新しい電流値で更新されるようにして記憶される。
スイッチ回路700は、制御部151の制御により、m本の電流引出線23−1〜23−mを、該m本の電流引出線23−1〜23−mのうちの1つの電流引出線を第1共通電流引出線23−0Aに接続し、残りの電流引出線を第2共通電流引出線23−0Bに接続するようにして、順次、選択的に第1共通電流引出線23−0A及び第1共通電流引出線23−0Aに接続する。
これにより、m本の電流引出線23−1〜23−mの電流値が、順次、単独で、電流測定素子703によって測定され、補正値演算部153を介して補正値メモリ160に記憶される。補正値演算部153は、補正値メモリ160に一旦記憶された電流値を読み出して、実施の形態1で説明したドライビングトランジスタ321のゲート電圧−ドレイン電流特性の補正値(μ、Vt)を算出する。これ以外の点は実施の形態1と同様である。
なお、電流を測定していない(スイッチ回路700により第1共通電流引出線23−0Aに接続されていない)電流引出線に接続されている画素には基準値のデータ信号を書き込まないようにしてもよい。
このように構成された本実施の形態によれば、電流測定素子の数を1つにすることができる。
(実施の形態7)
図12は本発明の実施の形態7に係る画像表示装置の電気的な構成を示すブロック図である。本実施の形態は、電流測定素子の配設位置の変形例を示すものである。本実施の形態は、実施の形態1と基本的な構成は同じであるが、以下の点が相違する。
図12に示すように、本実施の形態では、m個の電流測定素子24−1〜24−mが、それぞれ、m本の電流供給線22−1〜22−mに設けられている。また、電流引出線は形成されておらず、代わりに、全ての画素P11〜Pnmの発光素子323(図2参照)が1つの共通カソード50を共有するよう形成されている。そして、この共通カソード50が図示されない電流引出電源130(図1参照)に接続されている。
これ以外の点は実施の形態1と同様である。
このような構成とすると、電流引出線を省略できるので、画像表示装置の構成を簡素化することができる。
本発明の画像表示装置及びその駆動方法は、画像表示の最中に選択された発光素子の駆動電流を測定して駆動能動素子の特性の不均一に起因する輝度ムラを補正できる電流駆動型の発光素子を用いた画像表示装置及びその駆動方法等として有用である。
本発明の実施形態1に係る画像表示装置の電気的な構成を示すブロック図である。 図1の画像表示装置の画素回路の構成を示す回路図である。 図1の画像表示装置の電流測定素子の構成を示す回路図である。 データ信号の補正に用いる電流値の取得タイミングを示すタイミングチャートである。 ドライビングトランジスタのゲート電圧−ドレイン電流特性を示すグラフである。 画素のスイッチトランジスタ及びドライビングトランジスタにおける変形例の構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態2に係る画像表示装置におけるデータ信号の補正に用いる電流値の取得タイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3に係る画像表示装置におけるデータ信号の補正に用いる電流値の取得タイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態4に係る画像表示装置におけるデータ信号の補正に用いる電流値の取得タイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態5に係る画像表示装置におけるデータ信号の補正に用いる電流値の取得タイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の実施形態6に係る画像表示装置の電気的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態7に係る画像表示装置の電気的な構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 画素マトリクス
20−1〜20−n 走査線
21−1〜21−m データ線
22−0 共通電流供給線
22−1〜22−m 電流供給線
23−0 共通電流引出線
23−0A 第1共通電流引出線
23−0B 第2共通電流引出線
23−1〜23−m 電流引出線
24−1〜24−m,703 電流測定素子
30 制御器
40 電圧センサ
41 A/D変換器
50 共通カソード
100 走査線駆動回路
110 データ線駆動回路
120 電流供給電源
130 電流引出電源
140 電流メモリ
150 演算部
151 制御部
152 書き込み部
153 補正値演算部
160 補正値メモリ
170 画像表示装置
300 画素回路
320,330 スイッチングトランジスタ
321,331 ドライビングトランジスタ
322 キャパシタ
323 発光素子
324 駆動電流経路
700 スイッチ回路
701 ラッチ
702 シフトレジスタ
704 第1電流引出電源
705 第2電流引出電源
D1 基準値書き込み期間
D2 データ書き込み期間
P11〜Pnm 画素
R 抵抗
T0,T1,T2 所定期間

Claims (14)

  1. 複数の画素がマトリクス上に配列された画素マトリクスと、
    前記画素マトリクスの行及び列の一方(以下、一方のライン)に対応して設けられた複数の走査線と、
    前記画素マトリクスの行及び列の他方(以下、他方のライン)に対応して設けられた複数のデータ線と
    前記画素に設けられ駆動電流が流れる駆動電流経路と、
    前記駆動電流経路上に設けられ、駆動電流に応じた輝度で発光する発光素子と、
    前記駆動電流経路上に設けられ、データ信号の値に応じて前記駆動電流を制御する駆動能動素子と、
    各前記画素に該各画素に対応する前記走査線に接続されて設けられ、該走査線からの選択信号の入力及び停止に応じて前記駆動能動素子への前記データ信号の伝達経路(以下、データ信号伝達経路)を開放及び遮断するスイッチング素子と、
    前記複数の走査線に、順次、データ書き込み期間に渡って前記選択信号を出力する走査線駆動回路と、
    前記走査線駆動回路による前記複数の走査線への順次の前記選択信号の出力に合わせて前記複数のデータ線にそれぞれその対応するデータ信号を出力するデータ線駆動回路と、
    前記画素マトリクスの他方のラインに対応して設けられ、各他方のラインに属する全ての画素の駆動電流経路に流入する駆動電流又は該各他方のラインに属する全ての画素の駆動電流経路から流出する駆動電流が流れる複数の電流線と、
    各前記電流線の電流を測定するための電流測定素子と、
    前記電流測定素子で測定された各前記電流線の電流値を記憶する電流メモリと、
    前記電流メモリに記憶された電流値を用いて前記データ信号の値の補正値を算出する補正値算出手段と、
    前記補正値算出手段で算出された補正値を記憶する補正値メモリと、
    外部から入力される画像信号を前記補正値メモリに記憶された補正値を用いて前記複数の走査線に対応する前記データ信号に変換し、これを前記データ線駆動回路に出力する書き込み手段と、を備え、
    前記走査線駆動回路は、さらに、1以上の前記走査線からなる走査線群毎に、順次、前記データ書き込み期間より前の基準値書き込み期間に渡って前記選択信号を出力するよう構成されており、
    前記書き込み手段は、基準値と前記入力される画像信号の画素の輝度に対応する値とを有する前記データ信号を生成してこれを前記データ線駆動回路に出力するよう構成されており、
    前記データ線駆動回路は、前記走査線駆動回路による前記複数の走査線への前記基準値書き込み期間及び前記データ書き込み期間に渡る前記選択信号の出力に合わせて前記複数のデータ線にそれぞれその対応する前記基準値及び前記画像信号の画素の輝度に対応する値を有するデータ信号を出力するよう構成されており、
    前記補正値算出手段は、各データ線について、ある前記走査線群の最後の走査線において前記基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の最初の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間におけるその対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値と、前記ある走査線群の最初の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の次の走査線群の最初の走査線において基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間における前記その対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値との差分を算出し、この算出した差分に基づいて前記補正値を算出するよう構成されている、画像表示装置。
  2. 前記走査線群を構成する走査線が1である、請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記走査線群を構成する走査線が2である、請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 前記補正値算出手段は、各データ線について、前記ある走査線群の最後の走査線において前記基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間におけるその対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値と、前記ある走査線群の最後の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の次の走査線群の最初の走査線において基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間における前記その対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値との差分を算出し、
    前記走査線群を構成する各走査線に対応する行の画素における前記画像信号の画素の輝度に対応する値を用いて前記差分を分配することにより、前記走査線群を構成する各走査線に対応する行の画素における前記画像信号の画素の輝度に対応する値に対応する駆動電流と前記基準値に対応する駆動電流との差分を算出するよう構成されている、請求項1に記載の画像表示装置。
  5. 前記走査線駆動回路は、前記前記基準値書き込み期間が垂直同期信号の垂直ブランキング期間に位置するように前記選択信号を出力するよう構成されている、請求項1に記載の画像表示装置。
  6. 前記走査線駆動回路は、前記走査線群毎に、順に1以上のフレーム期間ずつ遅れるようにして、前記基準値書き込み期間に渡って前記選択信号を出力するよう構成されている、請求項1に記載の画像表示装置。
  7. 1つの前記電流測定素子と前記複数の電流線を前記電流測定素子に順次選択的に接続するスイッチ回路とを備え、前記電流メモリは、前記電流測定素子で測定された電流値を前記各電流線と対応させて記憶するよう構成されている、請求項1に記載の画像表示装置。
  8. 複数の画素がマトリクス上に配列された画素マトリクスと、
    前記画素マトリクスの行及び列の一方(以下、一方のライン)に対応して設けられた複数の走査線と、
    前記画素マトリクスの行及び列の他方(以下、他方のライン)に対応して設けられた複数のデータ線と
    前記画素に設けられ駆動電流が流れる駆動電流経路と、
    前記駆動電流経路上に設けられ、駆動電流に応じた輝度で発光する発光素子と、
    前記駆動電流経路上に設けられ、データ信号の値に応じて前記駆動電流を制御する駆動能動素子と、
    各前記画素に該各画素に対応する前記走査線に接続されて設けられ、該走査線からの選択信号の入力及び停止に応じて前記駆動能動素子への前記データ信号の伝達経路(以下、データ信号伝達経路)を開放及び遮断するスイッチング素子と、
    前記複数の走査線に、順次、データ書き込み期間に渡って前記選択信号を出力する走査線駆動回路と、
    前記走査線駆動回路による前記複数の走査線への順次の前記選択信号の出力に合わせて前記複数のデータ線にそれぞれその対応するデータ信号を出力するデータ線駆動回路と、
    前記画素マトリクスの他方のラインに対応して設けられ、各他方のラインに属する全ての画素の駆動電流経路に流入する駆動電流又は該各他方のラインに属する全ての画素の駆動電流経路から流出する駆動電流が流れる複数の電流線と、
    各前記電流線の電流を測定するための電流測定素子と、
    前記電流測定素子で測定された各前記電流線の電流値を記憶する電流メモリと、
    前記電流メモリに記憶された電流値を用いて前記データ信号の値の補正値を算出する補正値算出手段と、
    前記補正値算出手段で算出された補正値を記憶する補正値メモリと、
    外部から入力される画像信号を前記補正値メモリに記憶された補正値を用いて前記複数の走査線に対応する前記データ信号に変換し、これを前記データ線駆動回路に出力する書き込み手段と、を備えた画像表示装置の駆動方法であって、
    前記走査線駆動回路は、さらに、1以上の前記走査線からなる走査線群毎に、順次、前記データ書き込み期間より前の基準値書き込み期間に渡って前記選択信号を出力し、
    前記書き込み手段は、基準値と前記入力される画像信号の画素の輝度に対応する値とを有する前記データ信号を生成してこれを前記データ線駆動回路に出力し、
    前記データ線駆動回路は、前記走査線駆動回路による前記複数の走査線への前記基準値書き込み期間及び前記データ書き込み期間に渡る前記選択信号の出力に合わせて前記複数のデータ線にそれぞれその対応する前記基準値及び前記画像信号の画素の輝度に対応する値を有するデータ信号を出力し、
    前記補正値算出手段は、各データ線について、ある前記走査線群の最後の走査線において前記基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の最初の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間におけるその対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値と、前記ある走査線群の最初の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の次の走査線群の最初の走査線において基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間における前記その対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値との差分を算出し、この算出した差分に基づいて前記補正値を算出する、画像表示装置の駆動方法。
  9. 前記走査線群を構成する走査線が1である、請求項8に記載の画像表示装置の駆動方法。
  10. 前記走査線群を構成する走査線が2である、請求項8に記載の画像表示装置の駆動方法。
  11. 前記補正値算出手段は、各データ線について、前記ある走査線群の最後の走査線において前記基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の最初の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間におけるその対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値と、前記ある走査線群の最後の走査線において前記データ書き込み期間に対応する選択信号が出力されてから前記ある走査線群の次の走査線群の最初の走査線において基準値書き込み期間に対応する選択信号が出力されるまでの期間における前記その対応する電流線の前記電流メモリに記憶された電流値との差分を算出し、
    前記走査線群を構成する各走査線に対応する行の画素における前記画像信号の画素の輝度に対応する値を用いて前記差分を分配することにより、前記走査線群を構成する各走査線に対応する行の画素における前記画像信号の画素の輝度に対応する値に対応する駆動電流と前記基準値に対応する駆動電流との差分を算出する、請求項8に記載の画像表示装置の駆動方法。
  12. 前記走査線駆動回路は、前記前記基準値書き込み期間が垂直同期信号の垂直ブランキング期間に位置するように前記選択信号を出力する、請求項8に記載の画像表示装置の駆動方法。
  13. 前記走査線駆動回路は、前記走査線群毎に、順に1以上のフレーム期間ずつ遅れるようにして、前記基準値書き込み期間に渡って前記選択信号を出力する、請求項8に記載の画像表示装置の駆動方法。
  14. 1つの前記電流測定素子と前記複数の電流線を前記電流測定素子に順次選択的に接続するスイッチ回路とを備え、前記電流メモリは、前記電流測定素子で測定された電流値を前記各電流線と対応させて記憶する、請求項8に記載の画像表示装置の駆動方法。
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