JP2009048128A - ドロップ光ケーブルとその布設方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】光ファイバの引き落としの布設作業が容易で、効率よく短時間で実施することができ、また布設後の余長処理を美観を損なうことなく効果的に行うことができ、しかも弛みのない確実な布設を行うことが可能なドロップ光ケーブルとその布設方法を提供する。
【解決手段】予め所定長さに切断された光ケーブルをコイル状に束ね、その両端に光コネクタ14a,14bを取り付けたドロップ光ケーブル11であって、コイル状に束ねた巻回部分13aを収納ケース15に収納保持し、収納ケース15の両端面部に建造物間に張設される支持線12を挿通させる貫通孔16a、18aを備え、一方の端面側の貫通孔18aは、巻回部分13aを支持線12に沿って繰出し可能とされている。
【選択図】図1
【解決手段】予め所定長さに切断された光ケーブルをコイル状に束ね、その両端に光コネクタ14a,14bを取り付けたドロップ光ケーブル11であって、コイル状に束ねた巻回部分13aを収納ケース15に収納保持し、収納ケース15の両端面部に建造物間に張設される支持線12を挿通させる貫通孔16a、18aを備え、一方の端面側の貫通孔18aは、巻回部分13aを支持線12に沿って繰出し可能とされている。
【選択図】図1
Description
本発明は、光ファイバを幹線光ケーブル等からクロージャを介して、加入者宅等に引き落すのに用いられるドロップ光ケーブルとその布設方法に関する。
近年の映像配信、データ通信等のブロードバンドサービスの拡大により、光ファイバによる家庭向けのデータ通信サービス(FTTH:Fiber To The Home)の加入者が増加している。このFTTHでは、光ファイバを架空の幹線光ケーブルからクロージャを介して加入者宅等に引き落とすのに、例えば、ドロップ光ケーブルと言われている光ケーブルが多く用いられている。加入者宅への光ファイバの引き落としは、例えば、市街の電柱等に布設された幹線光ケーブルを、通常、クロージャと称されている接続函で分岐し、分岐された光ファイバをドロップ光ケーブルに接続して行われている。
この場合に、光ファイバの引き落とし用のドロップ光ケーブルとして、ケーブル本体部と吊線部を切断容易な首部で一体に連結したものを用い、吊線部の両端を家屋等の建造物に固定してケーブル本体部を吊下げ支持する形態で引き落す方法がある。また、ドロップ光ケーブルに吊線部を有しない光ケーブルを用い、例えば、特許文献1に開示のように、金属線状体あるいは既設の電話線や電力線を支持線として、これに螺旋状に巻き付けて支持させる形態で引き落す方法もある。
図4は、上記特許文献1に開示の光ファイバの引き落し方法を示す図である。市街地の電柱3には、例えば、配電線系統の配電線1や通信光ケーブル配線系統の幹線光ケーブル2等が布設されている。そして、家屋6には、近接する電柱3上の配電線1からの引込み線4、幹線光ケーブル2からのドロップ光ケーブル5が引き落される。引込み線4は、その両端を電柱3と家屋6側に固定され、ドロップ光ケーブル5は、引込み線4に螺旋状に巻き付けるようにして支持される。なお、引込み線4は、単なるメッセンジャワイヤであってもよいとされている。
ドロップ光ケーブル5を布設する方法は、輪状に束ねられたドロップ光ケーブル輪状束5’を、引込み線4の一端を電柱3に引き留めた状態で、引き留めていない他端側(家屋6側)からくぐらせる。次いで、引込み線4の他端を家屋6側の取付部7に固定し、ドロップ光ケーブル輪状束5’の一端を家屋側の接続箱8に接続する。この後、ドロップ光ケーブル5を繰り出し、引込み線4に螺旋状に巻き付けながら、ドロップ光ケーブル輪状束5’を電柱3側に移動させる。そして、ドロップ光ケーブル5の先端を、光ケーブル配線系統の光ケーブル2に支持されているクロージャ9を介して、幹線光ケーブル2に接続し、光ファイバの家屋6への引き落としを行っている。
特開2002−142319号公報
上記の特許文献1に開示の方法(図4)によりドロップ光ケーブルを布設する場合、そのケーブル長は、寸足らずにならないように布設距離に対して多少長めにして余長を持たせている。このため、布設終了後に余長として残ったケーブル分の処理が必要となるが、特許文献1においては開示がなく、家屋壁等に束ねて支持させるとしても、美観上の問題や人が触れたり風によって束が崩れてしまう恐れがある。
また、特許文献1はドロップ光ケーブル輪状束を移動させるだけでは、支持線となる線状体(引込み線)とドロップ光ケーブルの螺旋状部分とが密着せず、隙間が大きくあいた状態となる。このため、車両等による引っ掛け事故や鳥類による悪戯により断線する恐れがある。
また、特許文献1はドロップ光ケーブル輪状束を移動させるだけでは、支持線となる線状体(引込み線)とドロップ光ケーブルの螺旋状部分とが密着せず、隙間が大きくあいた状態となる。このため、車両等による引っ掛け事故や鳥類による悪戯により断線する恐れがある。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、光ファイバの引き落としの布設作業が容易で、効率よく短時間で実施することができ、また、布設後の余長処理を美観を損なうことなく効果的に行うことができ、しかも弛みのない確実な布設を行うことが可能なドロップ光ケーブルとその布設方法の提供を目的とする。
本発明によるドロップ光ケーブルは、予め所定長さに切断された光ケーブルをコイル状に束ね、その両端に光コネクタを取り付けたドロップ光ケーブルであって、コイル状に束ねた巻回部分を収納ケースに収納保持し、収納ケースの両端面部に建造物間に張設される支持線を挿通させる貫通孔を備え、一方の端面側の貫通孔は、巻回部分を支持線に沿って繰出し可能とされていることを特徴とする。
また、前記の収納ケースから巻回部分を繰出す端面側に、繰り出しを容易にするためのテーパ状の貫通孔を有する絞り部材を設けることが好ましい。また、収納ケースに布設用の引張り紐を設けるようにしてもよい。
また、前記の収納ケースから巻回部分を繰出す端面側に、繰り出しを容易にするためのテーパ状の貫通孔を有する絞り部材を設けることが好ましい。また、収納ケースに布設用の引張り紐を設けるようにしてもよい。
また、本発明によるドロップ光ケーブルの布設方法は、上記のドロップ光ケーブルを用い、収納ケースの貫通孔に建造物間に張設される支持線を挿通させ、収納ケースを支持線の一方の端部側から他方の端部側に移動させ、収納ケース内の光ケーブルの巻回部分を順次繰り出して支持線の周りに螺旋状に巻き付け、収納ケース内の残りの巻回部分を余長として、収納ケースと共に建造物に固定保持させることを特徴とする。なお、前記の支持線として、既設の電話線を利用するようにしてもよい。
本発明のドロップ光ケーブルによれば、コイル状に束ねられた巻回部分が、収納ケースで保持されているので、運搬、布設作業時の取扱い性がよく、また、布設作業性を向上させて短時間で実施することが可能となる。しかも、支持線に光ケーブルを弛みなく巻き付けて布設することができ、車両等による引っ掛け事故や、鳥類等の悪戯による断線を防止することができる。さらに、残った光ケーブルの余長をそのまま収納ケースに収めて建造物等に保持固定することができ、美観を損なうことなく収納保持することができる。
図により本発明の実施の形態を説明する。図1(a)は本発明によるドロップ光ケーブルの概略を説明する図、図1(b)は本発明で使用される光ケーブルの一例を示す図、図1(c)は絞り部材の一例を示す図である。図中、11はドロップ光ケーブル、12は支持線、13は光ケーブル、13aは巻回部分、13bは繰り出し部分、14a,14bは光コネクタ、15は収納ケース、16はベース部材、16aは貫通孔、17はケース部材、18は絞り部材、18aはテーパ状の貫通孔、19は引張り紐、20は光ファイバ心線、21,21’は抗張力体、22,22’はケーブル外被を示す。
本発明によるドロップ光ケーブル11は、図1(a)に示すように、コイル状に束ねられた所定長さの光ケーブル13の両端に、予め光コネクタ14a,14b(SCコネクタ、FCコネクタ等)を取り付けて構成される。光ケーブル13のコイル状に束ねられる部分は巻回部分13aで示し、この巻回部分13aからコイル軸方向に螺旋状に繰り出された部分を繰り出し部分13bとして示している。また、本発明によるドロップ光ケーブル11は、光ケーブル13を収納ケース15に収納し、支持線12上に挿通させて布設するものである。
本発明によるドロップ光ケーブル11に用る光ケーブル13としては、図1(b)に一例として示ような、断面が長方形状(イ)、または、円形状(ロ)のもので、吊線部を有しない形状のものが用いられる。ただ、繰り出し性を良好にするには、収納ケース内で整列状態で巻き取られていることが好ましく、整列状に巻き取りやすい長方形状のものが望ましいと言える。また、光ケーブル13は、ケーブル内の光ファイバが1本〜数本の少ない心数で形成される。
(イ)図のような断面が長方形状のものは、例えば、光ファイバ心線20の両側に抗張力体21を配し、全体を難燃ポリエチレン等からなるケーブル外被22(例えば、長辺側3.1mm、短辺側2mm程度)で一体に被覆して形成される。光ファイバ心線20は、標準外径125μmのガラスファイバを外径250μm程度の保護被覆で被覆したものである。抗張力体21は、外径0.5mm程度の鋼線または高強度繊維を樹脂で固めたノンメタリックの線材(FRP)で形成されている。また、ケーブル外被22の長辺側の側面には、引裂き用のV字状のノッチが設けられていてもよいが、ノッチを有しない形状のものであってもよい。
また、(ロ)図のように、断面が円形状のものは、光ファイバ心線20の周囲に抗張力体21’として、アラミド繊維等の高強度繊維を配して、これらを断面円形状のケーブル外被22’(例えば、外径2mm程度)で被覆して形成される。抗張力体21’の高強度繊維は、光ファイバ心線20の抗張力体としての機能する以外に、外力に対する緩衝体としての機能も有している。
上記したような光ケーブル13は、その巻回部分13aを収納ケース15に収納して、コイル状の巻回状態が保持される。光ケーブル13として、上記(イ)の長辺側3.1mm、短辺側2mm程度の長方形状断面のものを用いるとして、巻回部分13aのコイル内径D1を30mm、コイル外径D2を120mm、高さHを30mm程度で巻回すると、50m程度の光ケーブル13を収納することができる。なお、巻回部分13aのコイル内径D1、コイル外径D2は、任意に設定することができるが、光ケーブルの曲げ径による伝送品質の劣化を抑えるためには、コイル内径D1は30mm以上とするのが望ましい。
また、収納ケース15を支持線に挿通させて延線する際に、近傍の障害物に引っ掛かることがなく、また、ケーブル余長の収納体として布設後に家屋の軒下等の建造物に固定設置しておくには、収納ケース15はあまり大きくすることは望ましくなく、コイル外径D2は200mm程度以下とするのが好ましい。また、コイル外径D2が過度に大きくなると、支持線12への巻き付けピッチが大きくなりすぎて、密着性が悪くなって弛みが生じやすくなり、この点からも、コイル外径D2は200m以下とするのが好ましい。
収納ケース15は、例えば、ベース部材16、ケース部材17、絞り部材16の3つの部材を接着材等で組付けて構成される。ベース部材16とケース部材17は、種々の材質のもので形成することができるが、例えば、プラスチック(ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネイド等)の成形で形成することができる。ベース部材16には、中央部に支持線12を貫通させるための貫通孔16aが設けられ、また、ドロップ光ケーブルの布設後に建造物等にビスで固定するための孔(図示せず)が設けられている。ベース部材16とケース部材17により形成される空間部には、光ケーブル13の巻回部分13aがドーナツ型のコアレスコイル形状で収納され、内側のコイルターンから順次繰り出され、絞り部材18を介して支持線12に螺旋状に巻き付けられながら繰り出される。
絞り部材18は、例えば、合成ゴムや天然ゴム、ポリエチレン等の軟質の材料で形成され、光ケーブル13の繰り出し時に、ケーブル外被を損傷しないようにされる。また、この絞り部材18は、スムーズな繰り出しを実現するために、繰り出し孔18aをテーパ状としてある。また、光ケーブル13の繰り出し部分13bが、支持線12に密接に巻き付けられて延線されるように、絞り口を適当な口径とすることができる。例えば、支持線12の外形を2mm、光ケーブル13の外寸が3mmの場合は、絞り口18bの口径Sは5mm程度とするとよい。
また、収納ケース15の適当な部分に引張り紐19を取り付けておくとよい。これは、ドロップ光ケーブル11を高所から低所に、あるいは反対の低所から高所に布設する際に、収納ケース15を支持線に沿って移動させるのに便なるもので、作業者は地上から引張り紐19を操作するだけで布設を可能とする。なお、引張り紐19には、種々の材質のものを用いることができるが、例えば、引張り強度のあるアラミド繊維紐等が好ましい。
図2は、上述した収納ケースに所定長さの光ケーブルを収納したドロップ光ケーブルを製造する手順の一例を説明する図である。まず、図2(a)に示すように、胴部23cの両側に鍔部23a,23bを有する分解可能なリール23を準備する。このリール23上に光ファイバの引き落しに用いる上述した光ケーブルを、整列巻で所定長さ巻き取り、巻回部分13aとする。
次いで、図2(b)に示すように、リール23の一方の鍔部23bを取り外し、巻回部分13aの片方の端面を露出させる。なお、リール23は、鍔部23a,23bは、胴部23cに接着剤やネジ止により、取り外しが容易に組み付けられているものとする。
次いで、図2(b)に示すように、リール23の一方の鍔部23bを取り外し、巻回部分13aの片方の端面を露出させる。なお、リール23は、鍔部23a,23bは、胴部23cに接着剤やネジ止により、取り外しが容易に組み付けられているものとする。
この後、図2(c)に示すように、鍔部23bが取り外された側を覆うようにケース部材17が取り付けられる。このケース部材17は、残っているもう一方の鍔部23aに接着材やネジ止めで固定され、巻回部分13aの崩れを防止する。また、ケース部材17には、巻回部分13aの巻き終わり端部13cを引き出す穴部が形成されていて、巻き終わりの端部13cに光コネクタ14bが取り付けられる。
次いで、図2(d)に示すように、鍔部23aと胴部23cの結合状態を解放し、巻回部分13aから胴部23cを抜き取る。この段階で、鍔部23aは収納ケースを形成するベース部材16とされ、巻回部分13aはコアレスのコイル形状となる。
次に、図2(e)に示すように、ケース部材17の開口に図1(c)で説明した絞り部材18を取り付け固定する。この絞り部材18のテーパ状の貫通孔から、巻回部材13aの内端側にある巻き始めの端部分13dを引き出し、光コネクタ14aを取り付けて図1(a)で説明したようなドロップ光ケーブルとすることができる。
次に、図2(e)に示すように、ケース部材17の開口に図1(c)で説明した絞り部材18を取り付け固定する。この絞り部材18のテーパ状の貫通孔から、巻回部材13aの内端側にある巻き始めの端部分13dを引き出し、光コネクタ14aを取り付けて図1(a)で説明したようなドロップ光ケーブルとすることができる。
図2(f)は、終端側の光コネクタ14bを宅内に引き込んで、家屋内に設置された光接続部に直接接続するようにする形態の例を示す図である。この場合、ドロップ光ケーブルを布設し、収納ケースと共にケーブル余長分を家屋等の建造物の軒下まで移動させた後、一旦、ベース部材16を取り外す。そして、光コネクタ14bをベース部材16の中央の支持線を挿通する貫通孔16a等を利用して通し、巻回部分13aの余長として残っている巻き終わり側の端部分13cを所定長さ繰り出し、家屋内の光接続部まで布設可能とする。所定長さの光ケーブルを繰り出した後、再度、ベース部材16をケース部材17と結合し家屋の軒下等に固定設置する。
図3Aおよび図3Bは、上述したドロップ光ケーブルを布設する布設方法の一例を説明する図である。ここでは、図3A(a)に示すように、電柱3上に架空配線されている幹線光ケーブル2からクロージャ9を介して、近くの家屋6に光ファイバを引き落すことを想定するものとする。この場合、電柱3を一方の建造物とし、家屋6を他方の建造物として、クロージャ9が電柱3あるいは幹線光ケーブル2で支持されているとし、電柱3と家屋6との間に支持線12を新たに張設して、この支持線12に沿わせてドロップ光ケーブルの布設を行うものとする。
支持線12は、例えば、外径1.2mm程度の鋼線に、外径2.0mm程度でポリエチレンの被覆を施したものが用いられる。この支持線12は、一方の端部を光ケーブルのユーザとなる家屋6の取付部7に引留具等を用いて固定し、他方の端部を電柱3の上部に向けて延線する。次いで、図3A(b)に示すように、支持線12の延線端に図1で説明した本発明によるドロップ光ケーブル11をくぐらせる。
ドロップ光ケーブル11の収納ケースの貫通孔に支持線12が挿通された後、図3A(c)に示すように、支持線12の他方の端部を、電柱3の上方に設けられている取付部に家屋側と同様に引留具等を用いて固定し、支持線12を弛みの無いように張設する。このとき、ドロップ光ケーブル11の収納ケース15は、支持線12の他方の端部側に支持されクロージャ9の近くに位置している。そこで、収納ケース15のケーブル繰り出し側に引き出されている光コネクタ14bを、さらに引き出して、クロージャ9内に予め準備されている接続部に接続し、ドロップ光ケーブル11の一方の端部側を固定する。
このとき、図3B(a)に示すように、ドロップ光ケーブル11の収納ケース15に引張り紐19を取り付けて、作業者が地上から引張れる長さで垂らす。次いで、図3B(b)に示すように、作業者は地上から引張り紐19をゆっくり引張りながら、収納ケース15を支持線12に沿って家屋6方向に移動させる。この結果、収納ケース15内にコイル状に巻回されて収納されている光ケーブル13が、支持線12の外周に螺旋状に巻き付くようにして繰り出され、布設される。
収納ケース15が、家屋6の軒下位置まで引き寄せられると、図3B(c)に示すように、内部にケーブル余長分が残った状態のまま収納ケース15を家屋の所定の取付部分に固定設置する。また、ドロップ光ケーブル11の終端側に設けられている光コネクタ14bは、家屋内の配線用の光ケーブルに取付けられている光コネクタ(図示せず)と適当な接続函等を用いて接続される。なお、ドロップ光ケーブル11の終端側の光コネクタを家屋内に引き込んで、家屋内で光接続する場合は、図2(f)で説明した方法で行うことができる。
図3Aおよび図3Bでは、新たに支持線を布設する例を示したが、既設のメタル電話線を支持線として、この外周に本発明によるドロップ光ケーブルを用いて布設することもできる。この場合、例えば、以下の手順で実施することができる。
(1)家屋の軒下まで来ている既設の電話線端末部で、電話線の支持線を固定具から外すと共に、電話線の通信線部を切断する。
(2)前記の作業でフリーとなった電話線と支持線の端部側に、図1で説明したドロップ光ケーブルをくぐらせ、収納ケースの貫通孔に電話線と支持線を挿通させる。
(3)次いで、固定具から外された電話線の支持線を再度固定具で固定し、張設された状態に戻す。
(1)家屋の軒下まで来ている既設の電話線端末部で、電話線の支持線を固定具から外すと共に、電話線の通信線部を切断する。
(2)前記の作業でフリーとなった電話線と支持線の端部側に、図1で説明したドロップ光ケーブルをくぐらせ、収納ケースの貫通孔に電話線と支持線を挿通させる。
(3)次いで、固定具から外された電話線の支持線を再度固定具で固定し、張設された状態に戻す。
(4)収納ケースを電話線およびその支持線に沿って、幹線光ケーブルのクロージャ方向に引張り上げる。
(5)ドロップ光ケーブルの一方の端部に取付けられている光コネクタを、クロージャ内の予め準備されている接続部に接続し、ドロップ光ケーブルの一方の端部側を固定する。
(6)次いで、図3B(a)〜図3B(c)で説明したのと同様な方法により、収納ケースを支持線に沿って家屋の軒下方向に移動させる。この結果、収納ケース内にコイル状に巻回収納されている光ケーブルが、支持線および電話線の外周に螺旋状に巻き付くようにして繰り出されて布設される。
(5)ドロップ光ケーブルの一方の端部に取付けられている光コネクタを、クロージャ内の予め準備されている接続部に接続し、ドロップ光ケーブルの一方の端部側を固定する。
(6)次いで、図3B(a)〜図3B(c)で説明したのと同様な方法により、収納ケースを支持線に沿って家屋の軒下方向に移動させる。この結果、収納ケース内にコイル状に巻回収納されている光ケーブルが、支持線および電話線の外周に螺旋状に巻き付くようにして繰り出されて布設される。
(7)収納ケースが、家屋の軒下位置まで引き寄せられると、内部にケーブル余長分が残った状態のまま収納ケースを家屋の所定の取付部分に固定設置する。ドロップ光ケーブルの終端側に設けられている光コネクタは、家屋内の配線用の光ケーブルに取付けられている光コネクタと適当な接続函等を用いて接続される。また、切断された既設の電話線は、電気接続部材を用いて再接続するようにしてもよいが、ドロップ光ケーブルの収納ケースのベース部材にメタル端子台を設けて接続するようにしてもよい。
なお、図3A〜図3Bの新規の支持線を用いる場合、あるいは、前記の既設の電話線等を用いる場合に、クロージャ側からユーザの家屋側に向けてドロップ光ケーブルを延線して布設する例で説明したが、ユーザの家屋側からクロージャ側に向けて延線して布設するようにしてもよい。
11…ドロップ光ケーブル、12…支持線、13…光ケーブル、13a…巻回部分、13b…繰り出し部分、13c,13d…端部分、14a,14b…光コネクタ、15…収納ケース、16…ベース部材、16a…貫通孔、17…ケース部材、18…絞り部材、18a…テーパ状の貫通孔、18b…絞り口、19…引張り紐、20…光ファイバ心線、21,21’…抗張力体、22,22’…ケーブル外被、22a23…リール、23a,23b…鍔部、23c…胴部。
Claims (5)
- 予め所定長さに切断された光ケーブルをコイル状に束ね、その両端に光コネクタを取付けたドロップ光ケーブルであって、
前記コイル状に束ねた巻回部分を収納ケースに収納保持し、前記収納ケースの両端面部に建造物間に張設される支持線を挿通させる貫通孔を備え、一方の端面側の貫通孔は、前記巻回部分を前記支持線に沿って繰出し可能とされていることを特徴とするドロップ光ケーブル。 - 前記収納ケースから前記巻回部分を繰出す端面側に、テーパ状の貫通孔を有する絞り部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のドロップ光ケーブル。
- 前記収納ケースに布設用の引張り紐が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のドロップ光ケーブル。
- 請求項1〜3に記載のいずれか1項に記載のドロップ光ケーブルを用い、収納ケースの貫通孔に建造物間に張設される支持線を挿通させ、前記収納ケースを前記支持線の一方の端部側から他方の端部側に移動させ、前記収納ケース内の光ケーブルの巻回部分を順次繰り出して前記支持線の周りに螺旋状に巻き付け、前記収納ケース内の残りの巻回部分を余長として前記収納ケースと共に建造物に固定保持させることを特徴とするドロップ光ケーブルの布設方法。
- 前記支持線が、既設の電話線であることを特徴とする請求項4に記載のドロップ光ケーブルの布設方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007216598A JP2009048128A (ja) | 2007-08-23 | 2007-08-23 | ドロップ光ケーブルとその布設方法 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017005892A (ja) * | 2015-06-11 | 2017-01-05 | 株式会社協和エクシオ | ケーブルの特定方法、ケーブルの特定ロール、ケーブルの特定ロールホルダー |
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2007
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Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
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