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JP2009048148A - 周期性を有する凹凸構造体を形成した基材を用いた偏光子 - Google Patents

周期性を有する凹凸構造体を形成した基材を用いた偏光子 Download PDF

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JP2009048148A
JP2009048148A JP2007216833A JP2007216833A JP2009048148A JP 2009048148 A JP2009048148 A JP 2009048148A JP 2007216833 A JP2007216833 A JP 2007216833A JP 2007216833 A JP2007216833 A JP 2007216833A JP 2009048148 A JP2009048148 A JP 2009048148A
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雄一郎 久保
Katsuhide Shinmo
勝秀 新毛
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract


【課題】
フォトニック結晶を作製するために多層成膜する過程において、多層膜の形状が基材に十分に追随し、設計通りの光学特性を実現するための基材の構造を規定し、偏光子を提供する。
【解決手段】
平板状基板に周期性を有する凹凸構造体を形成した基材であって、前記凹凸構造体の主成分がSiOであり、前記平板状基板の平面方向に平行に、互いに直交するx軸、y軸をとり、平面方向に垂直にz軸をとる場合に、x軸方向には凹凸構造が周期性を有し、y軸方向には凹凸構造が一様であり、前記周期性の周期間隔が80〜450nmであり、凹凸構造のz軸方向の高さが、前記周期間隔に対して、0.25〜0.75倍の範囲であり、前記高さのばらつきが、前記高さの平均hに対して、0.14h以下であることを特徴とする基材を用いた偏光子。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多層周期凹凸構造を有するフォトニック結晶構造体である偏光子に関する。
フォトニック結晶は、光の波長程度の周期で屈折率を変化させた構造体で、それにより光の特性を意図的に変えることができる。フォトニック結晶に光を入射させたときに得られる特性の一つとして偏光特性が挙げられ、その性質を利用したものとして偏光子がある。偏光子は特定の伝播方向の光のみを透過させる素子で、液晶ディスプレイなどに使用されている。
フォトニック結晶を作製する手段の一つとして、スパッタリングによる成膜とバイアスエッチングを組み合わせた自己クローニング法と呼ばれる方法がある(特許文献1)。この方法では、基材に屈折率の異なる材料を交互に積層することで、2次元または3次元の多層周期凹凸構造体を作製することができる。この方法でフォトニック結晶を作製する場合、成膜時に凹凸形状を追随させる周期性を有する凹凸構造体を形成した基材が必要となる。その基材を作製する手段としてはフォトリソグラフィ技術とエッチング技術が用いられる。
またインプリント技術により樹脂の凹凸形状層を平板状基板表面に作製することで基材の周期凹凸構造を形成する手法がある(特許文献2)。これは金型に樹脂を流し込み、硬化、離型することで、平板状基板表面に樹脂の凹凸構造を作製する技術で、金型からの転写を繰り返し行うことにより、加工コスト、加工時間を抑えることができる。
特開2001−83321号公報 特開2000−131522号公報
従来の技術では、設計値どおりの光学特性を有する偏光子を作製することは、多層周期構造体を作製するための理想的な基材の形状が不明であるために困難であった。特に基材に多層成膜する過程で形状が十分に追随しないことが光学特性を劣化させる主要因となっていた。設計値どおりの光学特性を有するフォトニック結晶の作製を可能とする好適な凹凸形状を有する基材が望まれていた。
本発明は、基材上に、屈折率の互いに異なる2種類以上の層で形成される多層膜を備えるフォトニック結晶構造体において、平板状基板に周期性を有する凹凸構造体を形成した基材であって、前記凹凸構造体の主成分がSiOであり、前記平板状基板の平面方向に平行に、互いに直交するx軸、y軸をとり、平面方向に垂直にz軸をとる場合に、x軸方向には凹凸構造が周期性を有し、y軸方向には凹凸構造が一様であり、前記周期性の周期間隔が80〜450nmであり、凹凸構造のz軸方向の高さが、前記周期間隔に対して、0.25〜0.75倍の範囲であり、前記高さのばらつきが、前記高さの平均hに対して、0.14h以下である基材を用いることを特徴とする偏光子である。この特徴により、基材上に屈折率の互いに異なる2種類以上の層で形成される多層膜を備えるフォトニック結晶構造体の作成において、多層成膜する際の形状劣化を抑え、設計値どおりの光学特性を有する偏光子を作製することが可能となる。
また本発明は、前記x軸とz軸で形成されるxz断面の形状が、周期性を有する三角形状であることを特徴とする前記基材を用いた偏光子である。この特徴により、異なる2種類以上の層からなるフォトニック結晶構造体を形成する際に、損失なく正確な三角形状の層を積層され、設計どおりの光学特性を得ることが可能になる。
さらにまた本発明は、前記凹凸構造体の凹部から前記平板状基板表面までの距離が、前記hに対して、4h以下、かつ500nm以下であることを特徴とする前記基材を用いた偏光子である。この特徴により、凹凸形状のz方向の歪みを最小限に抑えることができ、また、凹凸形状の高さのばらつきの発生を容易に0.14h以内に抑制することが可能になる。
さらにまた本発明は、前記凹凸構造体が、金属アルコキシド硬化物を主成分とすることを特徴とする前記基材を用いた偏光子である。この特徴により、前記基材をインプリントプロセスで容易に作成することができる。
本発明によれば、欠陥の少ない多層周期凹凸構造体を作製することが基材の周期凹凸形状を規定することによって可能となり、設計どおりの光学特性を有するフォトニック結晶の作製が可能となる。
本発明を実施するための最良の形態を示す。
本発明の基材の周期凹凸構造体は平板状基板表面に形成される。平板状基板に平行で互いに直交するx軸とy軸を取り、基板表面に直交するようにz軸を取ったとき、平板状基板表面には、y軸に平行でx軸方向に一定周期をもつ直線状の凹凸構造体が形成される。その凹凸周期は80nm以上であることが好ましい。これは周期が80nmより小さくなると、リソグラフィ技術によって形状を描画すること事体が困難になるためである。また、インプリントプロセスを用いて作製しようとした場合には80nm以下であると転写性の面で十分な形状確保が困難になると考えられる。
一方、周期が大きくなるとそれに伴って十分な凹凸高さが必要になるが、凹凸高さが大きくなると膜厚、形状そのものの制御が困難になることから、周期は450nm以下に抑える必要がある。以上のことから凹凸周期は80〜450nmの範囲が好ましいが、120〜300nmの範囲であるとさらに良く、140〜250nmの範囲であれば最も理想的である。
凹凸形状の高さは周期に対して0.2倍以上であることが望ましく、より正確に多層周期凹凸構造体を作製するためには周期に対して0.25倍以上の高さが必要である。これは周期に対する凹凸形状の高さが低い場合には多層成膜していく過程において、十分な形状追随がなされずに徐々に凹凸が平坦になってしまうためである。
一方、周期に対して高さが大きいものは、成膜時に形状の歪みが生じやすくなるため、凹凸形状の高さは周期に対して0.75倍までに抑える必要がある。以上のことから凹凸形状の高さは周期に対して0.25〜0.75倍であることが必要であるが、0.3〜0.6倍の範囲に入っているとより好ましく、0.35〜0.5倍の範囲に入っているとさらに好ましい。この場合の高さはSEM(走査型電子顕微鏡)により測定を行って得られた高さの平均を用いて表したものである。その測定方法は以下の通りである。
基材をxz平面で切断し、その断面の凹凸形状をSEMにより観察してその高さを測定する。その際、隣り合う凹部最底部と凸部最頂点部の高さの差を求め、得られた差について少なくとも20以上の連続する凹凸形状の高さデータをとって平均化し、その箇所近傍の凹凸形状の高さと定義する。
フォトニック結晶を作製するための基材を作製する際に重要なこととして、凹凸構造の高さばらつきを抑えることが挙げられる。高さが均一でない場合には、高さが十分でない場合と同様に多層成膜時に周期構造の乱れや平坦化が発生する。ここで、高さを求めるときに使用した2次元xz平面データから、凹凸高さhをそれぞれ隣り合う凹部底部と凸部頂点部の差から求めたときに、その標準偏差をばらつきと定義する。このばらつきは少なくとも20以上の連続する凹凸形状の高さデータから求める。このばらつきを0.14h以下に抑えたときに成膜後に欠陥の発生を十分に抑えることができる。部分的に0.14hを超えるばらつきのある箇所とない箇所が混在している場合には、多層成膜時にばらつきのある箇所に欠陥が生じる。このばらつきは0.1h以下であるとさらに好ましく、0.08h以下であることがよりいっそう好ましい。
スパッタ成膜とバイアスエッチングを組み合わせて多層成膜した周期凹凸構造体のxz平面で切断した断面は、三角形が連続した形状となる。基材の周期凹凸構造が三角形状でない場合にも、成膜過程で変形、整形されて三角形状となる。基材の凹凸周期を成膜時に追随させるためには、基材の断面形状は三角形状(図1)、矩形(図2)、台形形状、サインカーブ形状のいずれかもしくはそれに類似した形状が好ましい。例えば矩形形状の基材に多層成膜した場合には、形成される各層の断面形状は成膜過程において徐々に矩形から三角形状へと変形する。しかし設計どおりの光学特性を得るためには、損失なく正確な三角形状を成膜過程において積層する必要があるため、基材の周期凹凸形状は三角形状が連続したものであることが最も好ましい。
また、基材の凹凸形状が三角形状であることは、その基材をインプリントプロセスによって作製する場合にも好ましい。その理由として、三角形状であれば転写する際に型の凹部深くまで材料が十分に入り込みやすいこと、また三角形状の表面は離型の際に基板平坦面に対して斜め方向に生じる負荷に強いことが挙げられる。基材の断面形状を三角形状に形成することによって、インプリントプロセスによって基材を作製する際の高さのばらつきの発生を0.14h以内に抑制することが可能になる。
基材の周期凹凸形状の凹部から平板状基板表面までの距離は4h以下かつ500nm以下に抑えられていることが好ましい。これは膜の厚みが薄いほど、z方向における凹凸形状の歪みを最小限に抑えることができるからである。また、基材の周期凹凸形状の凹部から平板基板表面までの距離を上記範囲内に抑えることにより、凹凸形状の高さのばらつきの発生を0.14h以内に抑制することが容易になる。
基材をインプリントプロセスで作製する際に用いる材料は、金属アルコキシド硬化物が好ましい。金属アルコキシド硬化物からなる凹凸構造体は、金属アルコキシド含有液を用いたインプリントプロセスにより作製される。その方法は以下の通りである。
(1)平板状基板表面に金属アルコキシド含有液を塗布する工程
(2)金属アルコキシド含有液塗布基板に成形型を押し当てる工程
(3)成形型を押し当てた状態で金属アルコキシド含有液塗布基板を加熱して金属アルコ
キシド含有液を硬化し、成形型から形状の転写を行う工程
(4)金属アルコキシド硬化物層が形成された平板基板を成形型から引き剥がす工程
(5)金属アルコキシド硬化物層が形成された平板基板を加熱焼成する工程
この材料を用いることで低温でも容易にSiOを主成分とする周期凹凸形状を形成した基材を作製することができる。作製した基材は耐熱性に優れているため成膜時にも形状が歪むことなく形状追随性のよい多層成膜構造体の作製が可能となる。
金属アルコキシド含有液を塗布する工程においては、その塗布量の制御が重要になる。金属アルコキシド含有液の塗布量は、同材料塗布基板をそのまま焼成した際に得られる膜厚が、500nm以下であるようにすることが好ましい。これは、膜厚が500nmを超えると、インプリントする際のゲル化反応により揮発した水分が凹凸形状表面に残って、成膜時に異常成長の原因となるような欠陥を発生させるためである。また成形型を押し当てて作製した周期凹凸構造の形状凹部から平板状基板表面までの距離が500nm以下であれば、金属アルコキシド硬化膜の厚み分布を均一にすることができる。
塗布膜厚が薄すぎる場合には、基板と型の凸部が直接に接触して形状に歪みが生じたり、型の凹部に金属アルコキシド材料が十分に入り込まないなどの問題が発生することがある。そのため、塗布膜厚は50nm以上あることが好ましい。
前記範囲内の塗布膜厚であれば、結果として作製する周期凹凸構造の高さのばらつきを減らすことができる。さらに高さのばらつきを減らすためには、基材の周期凹凸形状の凹部から平板状基板表面までの距離が4h以内に抑えられていることが好ましい。
以下に本発明の具体的な実施例を示す。
周期200nmで凹凸形状の高さが77nm、断面形状が三角形状である凹凸構造体を成形型として用意した。メチルトリエトキシシランとテトラエトキシラン、エタノール、酸水溶液を混合させた溶液を作製し、スピンコーティングにより平板状基板上に塗布を行った。その際の塗布量は、そのまま160℃で焼成した際に90nmの膜厚みになるような条件であった。次にその塗布基板上に上記成形型を2.55MPa(26kg/cm)の圧力で押し当てた。その後、温度を60℃に30分間保持して材料を硬化させ、離型を行い、300℃で30分間焼成を行った。その結果得られた基材の周期凹凸形状は高さが74nmで高さのばらつきは6nm、凹凸形状凹部から基板表面までの距離は45nmであった。
次にバイアススパッタリング法により上記の周期凹凸構造を有する基材に成膜を行い、450〜500nmの波長範囲において偏光子としての機能を有する多層周期凹凸構造体(フォトニック結晶)の作製を試みた。SiOターゲットとTaターゲットを用い、Arガス雰囲気中でSiO膜とTa膜を交互に成膜した。その成膜においては、450nm〜500nmの波長範囲でTM偏光が90%以上透過し、TE偏光は膜表面で反射し0.5%以下の透過率になるように設計した結果から求めた必要膜総数を積層した。ここで、電界が溝に垂直に振動する偏光をTM偏光、電界が溝に平行に振動する偏光をTE偏光とする。成膜の結果得られた多層周期凹凸構造体は、SEM観察によりその表面で正確な周期構造が保たれていることが確認された。その光学特性は、450〜500nmの波長範囲においてTM偏光の透過率が92.6%、TE偏光の透過率が0.10%であった。これは偏光子としての機能を有することを示すものであり、この多層周期凹凸構造体がフォトニック結晶として機能するための構造を有することを示すものと考えられる。これらの結果から、基材の周期凹凸構造の高さ、高さのばらつき、凹凸形状凹部から基板表面までの距離について請求項の条件を満たしている場合には周期構造の乱れが少なく、光学特性を十分に満たした多層凹凸周期構造体である偏光子を作製可能であることが確認された。
周期が200nm、凹凸の高さ62nm、高さのばらつき7nm、凹凸形状凹部から基板表面までの距離180nm、断面形状が三角形状の周期凹凸構造を形成した基材に実施例1と同様の条件で膜総数を変更して多層成膜を行ったところ、その光学特性はTM偏光の透過率が91.4%、TE偏光の透過率が0.14%であった。これは偏光子としての機能を有しフォトニック結晶として十分な機能を満たしていると考えられる。この結果からも下地周期凹凸構造体が請求項の条件を満たしている場合には周期構造の乱れが少なく、光学特性を十分に満たした多層凹凸周期構造体である偏光子を作製可能であることが確認された。
周期が140nm、凹凸の高さ53nm、高さのばらつき6nm、凹凸形状凹部から基板表面までの距離45nm、断面形状が三角形状の周期凹凸構造を形成した基材に実施例1と同様の条件で膜総数を変更して多層成膜を行ったところ、その光学特性はTM偏光の透過率が91.7%、TE偏光の透過率が0.11%であった。これは偏光子としての機能を有することを示すものであり、この多層周期凹凸構造体がフォトニック結晶として機能するための構造を有することを示すものと考えられる。この結果からも下地周期凹凸構造体が請求項の条件を満たしている場合には周期構造の乱れが少なく、光学特性を十分に満たした多層凹凸周期構造体である偏光子を作製可能であることが確認された。
周期が140nm、凹凸の高さ81nm、高さのばらつき9nm、凹凸形状凹部から基板表面までの距離20nm、断面形状が矩形の周期凹凸構造を形成した基材に実施例1と同様の条件で膜総数を変更して多層成膜を行ったところ、その光学特性はTM偏光の透過率が86.5%、TE偏光の透過率が0.11%であった。これは偏光子としての機能を有することを示すものであり、この多層周期凹凸構造体がフォトニック結晶として機能するための構造を有することを示すものと考えられる。この結果からも下地周期凹凸構造体が請求項の条件を満たしている場合には周期構造の乱れが少なく、光学特性を十分に満たした多層凹凸周期構造体である偏光子を作製可能であることが確認された。
周期が240nm、凹凸の高さ68nm、高さのばらつき8nm、凹凸形状凹部から基板表面までの距離110nm、断面形状が三角形状の周期凹凸構造を形成した基材に実施例1と同様の条件で膜総数を変更して多層成膜を行ったところ、その光学特性はTM偏光の透過率が90.4%、TE偏光の透過率が0.1%であった。これは偏光子としての機能を有することを示すものであり、この多層周期凹凸構造体がフォトニック結晶として機能するための構造を有することを示すものと考えられる。この結果からも下地周期凹凸構造体が請求項の条件を満たしている場合には周期構造の乱れが少なく、光学特性を十分に満たした多層凹凸周期構造体である偏光子を作製可能であることが確認された。
周期が240nm、凹凸の高さ89nm、高さのばらつき8nm、下地構造体の凹凸形状凹部から基板表面までの距離35nm、断面形状が三角形状の周期凹凸構造を形成した基材に実施例1と同様の条件で膜総数を変更して多層成膜を行ったところ、その光学特性はTM偏光の透過率が92.1%、TE偏光の透過率が0.10%であった。これは偏光子としての機能を有することを示すものであり、この多層周期凹凸構造体がフォトニック結晶として機能するための構造を有することを示すものと考えられる。この結果からも下地周期凹凸構造体が請求項の条件を満たしている場合には周期構造の乱れが少なく、光学特性を十分に満たした多層凹凸周期構造体である偏光子を作製可能であることが確認された。
周期が400nm、凹凸の高さ115nm、高さのばらつき14nm、凹凸形状凹部から基板表面までの距離230nm、断面形状が三角形状の周期凹凸構造を形成した基材に実施例1と同様の条件で膜総数を変更して多層成膜を行ったところ、その光学特性はTM偏光の透過率が87.7%、TE偏光の透過率が0.08%であった。これは偏光子としての機能を有することを示すものであり、この多層周期凹凸構造体がフォトニック結晶として機能するための構造を有することを示すものと考えられる。この結果からも下地周期凹凸構造体が請求項の条件を満たしている場合には周期構造の乱れが少なく、光学特性を十分に満たした多層凹凸周期構造体である偏光子を作製可能であることが確認された。
(比較例1)
周期が200nm、凹凸の高さ58nm、高さのばらつき12nm、凹凸形状凹部から基板表面までの距離290nm、断面形状が三角形状の周期凹凸構造を形成した基材に実施例1と同様の条件で膜総数を変更して多層成膜を行ったところその光学特性はTM偏光の透過率が80.1%と低く、またTE偏光の透過率は0.11%であった。これは下地周期凹凸構造の凹部から平板状基板表面までの距離が凹凸高さ平均hに対して4h以上になってしまったために下地周期凹凸構造体の凹凸高さばらつきが12nmに増大したことが原因と考えられる。この結果から、凹凸高さばらつきは多層成膜時の形状追随性に大きな影響を与えており、本発明の寸法構造の条件を満たさない範囲では多層成膜時に欠陥が発生して光学特性が低下することが確認された。
(比較例2)
周期が200nm、凹凸の高さ37nm、高さのばらつき7nm、凹凸形状凹部から基板表面までの距離55nm、断面形状が三角形状の周期凹凸構造を形成した基材に実施例1と同様の条件で膜総数を変更して多層成膜を行ったところその光学特性はTM偏光の透過率が90.5%であったが、TE偏光の透過率は62.3%と非常に高くなってしまった。これは下地周期凹凸構造体の周期凹凸構造の凹凸高さが38nmと小さかったことが原因と考えられる。この結果から、凹凸高さばらつきは多層成膜時の形状追随性に大きな影響を与えており、本発明の寸法構造の条件を満たさない範囲では多層成膜時に欠陥が発生して光学特性が低下することが確認された。
(比較例3)
周期140nm、凹凸の高さ95nm、高さのばらつき17nm、凹凸形状凹部から基板表面までの距離430nm、断面形状が三角形状の周期凹凸構造を形成した基材に実施例1と同様の条件で膜総数を変更して多層成膜を行ったところその光学特性はTM偏光の透過率が76.6%と低く、またTE偏光の透過率は0.07%であった。これは下地周期凹凸構造体の周期凹凸構造の凹凸高さばらつきが17nmと大きかったことが原因と考えられる。この結果から、凹凸高さばらつきは多層成膜時の形状追随性に大きな影響を与えており、本発明の寸法構造の条件を満たさない範囲では多層成膜時に欠陥が発生して光学特性が低下することが確認された。
(比較例4)
周期140nm、凹凸の高さ126nm、高さのばらつき16nm、凹凸形状凹部から基板表面までの距離45nm、断面形状が矩形の周期凹凸構造を形成した基材に実施例1と同様の条件で膜総数を変更して多層成膜を行ったところその光学特性はTM偏光の透過率が77.4%と低く、またTE偏光の透過率は0.12%であった。これは下地周期凹凸構造体の周期凹凸構造の凹凸高さが126nmと凹凸周期に対して非常に大きかったことが原因と考えられる。この結果から、凹凸高さばらつきは多層成膜時の形状追随性に大きな影響を与えており、本発明の寸法構造の条件を満たさない範囲では多層成膜時に欠陥が発生して光学特性が低下することが確認された。
(比較例5)
周期240nm、凹凸の高さ85nm、高さのばらつき21nm、凹凸形状凹部から基板表面までの距離170nm、断面形状が三角形状の周期凹凸構造を形成した基材に実施例1と同様の条件で膜総数を変更して多層成膜を行ったところその光学特性はTM偏光の透過率が66.8%と低く、またTE偏光の透過率は0.12%であった。これは下地周期凹凸構造体の周期凹凸構造の凹凸高さばらつきが21nmと凹凸周期に対して非常に大きかったことが原因と考えられる。この結果から、凹凸高さばらつきは多層成膜時の形状追随性に大きな影響を与えており、本発明の寸法構造の条件を満たさない範囲では多層成膜時に欠陥が発生して光学特性が低下することが確認された。
(比較例6)
周期400nm、凹凸の高さ103nm、高さのばらつき18nm、凹凸形状凹部から基板表面までの距離585nm、断面形状が三角形状の周期凹凸構造を形成した基材に実施例1と同様の条件で膜総数を変更して多層成膜を行ったところその光学特性はTM偏光の透過率が76.4%と低く、またTE偏光の透過率は0.10%であった。これは下地周期凹凸構造の凹部から平板状基板表面までの距離が凹凸高さが500nm以上になったことが影響し、下地周期凹凸構造体の凹凸高さばらつきが18nmまで増大したことが原因と考えられる。この結果から、凹凸高さばらつきは多層成膜時の形状追随性に大きな影響を与えており、本発明の寸法構造の条件を満たさない範囲では多層成膜時に欠陥が発生して光学特性が低下することが確認された。
(比較例7)
周期が400nm、凹凸の高さ68nm、高さのばらつき8nm、凹凸形状凹部から基板表面までの距離95nm、断面形状が三角形状の周期凹凸構造を形成した基材に実施例1と同様の条件で膜総数を変更して多層成膜を行ったところその光学特性はTM偏光の透過率が90.8%であったが、TE偏光の透過率は51.6%と非常に高くなってしまった。これは下地周期凹凸構造体の周期凹凸構造の凹凸高さが68nmと周期に対して非常に小さかったことが原因と考えられる。この結果から、凹凸高さばらつきは多層成膜時の形状追随性に大きな影響を与えており、本発明の寸法構造の条件を満たさない範囲では多層成膜時に欠陥が発生して光学特性が低下することが確認された。
以上の実施例、比較例を以下の表1にまとめて示す。表1の記載から、本発明の基材を用いることにより、設計した光学特性を示すフォトニック結晶である偏光子が作製可能であることがわかる。
Figure 2009048148

断面形状が三角形状である基材の構造例。 断面形状が矩形状である基材の構造例。
符号の説明
1 凹凸高さ
2 凹部からの距離
3 周期
4 下地周期凹凸構造
5 平板状基板
6 凹凸高さ
7 凹部からの距離
8 周期
9 下地周期凹凸構造
10 平板状基板

Claims (4)

  1. 基材上に、屈折率の互いに異なる2種類以上の層で形成される多層膜を備えるフォトニック結晶構造体において、平板状基板に周期性を有する凹凸構造体を形成した基材であって、前記凹凸構造体の主成分がSiOであり、前記平板状基板の平面方向に平行に、互いに直交するx軸、y軸をとり、平面方向に垂直にz軸をとる場合に、x軸方向には凹凸構造が周期性を有し、y軸方向には凹凸構造が一様であり、前記周期性の周期間隔が80〜450nmであり、凹凸構造のz軸方向の高さが、前記周期間隔に対して、0.25〜0.75倍の範囲であり、前記高さのばらつきが、前記高さの平均hに対して、0.14h以下である基材を用いることを特徴とする偏光子。
  2. 前記基材のx軸とz軸で形成されるxz断面の形状が、周期性を有する三角形状であることを特徴とする請求項1に記載の偏光子。
  3. 前記凹凸構造体の凹部から前記平板状基板表面までの距離が、前記hに対して、4h以下、かつ500nm以下であることを特徴とする請求項1,2のいずれかに記載の偏光子。
  4. 前記凹凸構造体が、金属アルコキシド硬化物を主成分とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の偏光子。


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