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JP2008509195A - ドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含有する薬学的組成物 - Google Patents

ドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含有する薬学的組成物 Download PDF

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ホセ, マリオ サクソン,
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ポミ, ホセ, ダニエル ラローサ
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ラボラトリオス リコンサ,エス.エー.
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Abstract

改善された溶解速度を有するドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含有する薬学的組成物。その溶解プロファイルを改善させるための、ドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含有する薬学的製剤の調製方法。前記製剤は、ヒトに正しく投与された場合には、排卵抑制効果を生じせしめるために使用することができる。

Description

(発明の分野)
本発明は、改善された溶解速度を有するドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含有する薬学的組成物について言及する。さらに、本発明は、溶解プロファイルを改善するための、ドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含有する薬学的製剤の調製方法について言及する。
前記製剤は、ヒトに正しく投与される場合、排卵抑制効果を生じせしめるために使用することができる。
(発明の背景)
エストロゲン及びプロゲスタゲン性ホルモンは、事実上、水に不溶性であるか、又はゆっくりと溶解し、それらの生物薬学的特性は、この挙動又は特徴に直接影響を受けることが知られている。
特に、独国特許第3022337号及び独国特許第2652761号から知られている合成プロゲスタゲンドロスピレノン、又は6β,7β,15β,16β-ジメチレン-3-オキソ-17α-プレグネ-4-エン-21,17-カルボラクトンは、ここでは200xに拡大された図1の顕微鏡写真において見られるように、50ミクロン以上の大きさで、その結晶状態で「スパチェラ」形態を有している。錠剤等の経口用薬学的製剤中でのこの結晶の溶解速度は、ここで図17に示すように非常にゆっくりとした溶解速度を示す(バッチLP01、LP02及びLP03を参照)。
公開出願の欧州特許出願公開第1216712号には、水中でのドロスピレノンの溶解度を増加させる目的で、シクロデキストリンとドロスピレノンの間の包接錯体の調製が開示されている。
薬剤の生物学的利用能は、投与直後の、身体内の水性液体、特に胃液中での同物質の乏しい溶解性により制約を受ける。よって、治療的に有効な薬物レベルに素早く到達せしめるため、又はさらにドロスピレノンの場合では、国際公開第01/15701号(欧州特許第1214076B1号のパテントファミリー)に開示されているように、非常に低いpHの胃液と長時間接するために、活性成分が分解されることによる影響を受ける可能性があるために、溶解速度は重要である。
この挙動は、様々な粒径を持つドロスピレノンのサンプルに対して、酸性媒体(0.1NのHCl)中でインビトロで見られる(本願の図16を参照)。粒径にかかわらず、酸性媒体中における薬剤の存在は、最初の溶解後に急速に低下することを観察することができる。よって、ドロスピレノンの生物学的利用能は、水性媒体中での溶解速度の遅さと非常に低いpHの胃液と長時間接することによる急速な分解という二重の影響を受ける。
発行特許の欧州特許第1214076号には、ドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含む薬学的組成物が開示されており、ここでドロスピレノンは、活性物質の粒子が10000cm/gを越える表面積を有する微粉化形態であり、粒径分布は顕微鏡下で測定すると、与えられたバッチ中わずか2つの粒子が30μmを越える直径を有し、好ましくは20の粒子又はそれ以下が10μm〜30μmの直径を有するもので、よって、特に経口避妊に使用すると、その溶解速度が増加する。
さらに、欧州特許第1214076号の段落[0017]の最終部分から、「微粉化形態でドロスピレノンを提供する代わりに、メタノール又は酢酸エチル等の適切な溶媒に溶解させ、不活性な担体粒子の表面に噴霧し、続いてそれらの表面にドロスピレノンを有する粒子を組成物に導入することができる」ことが読み取れる。しかしながら、この段落は欧州特許第1214076号の明細書中で独立している。全ての実施例と主要な独立請求項が微粉化製剤に言及している。
(発明の要約)
本発明が解決しようとする課題は、水及び体液中において改善された溶解速度を持ち、改善された生物学的利用能を有するドロスピレノンとエチニルエストラジオールの薬学的組成物を提供することにある。
本発明者は、結晶状態での存在ではなく、非晶質形態のドロスピレノンとエチニルエストラジオールの薬学的組成物にすると、双方の活性成分の溶解プロファイルを改善することができ、よってそれらの生物学的利用能を増大させることを発見した。
さらに、本発明者は、揮発性溶媒の塩化メチレンの使用、特に塩化メチレンとメタノールの溶媒混合物の組合せの使用により、メタノールの単独使用よりも、有意に改善された溶解速度が得られることを実証した。さらなる詳細については、本明細書の実施例4の表2と実施例5の表3を参照のこと。メタノールの単独使用については、理論的には、公知文献欧州特許第1214076号(上を参照)に示唆されている。
本明細書で説明するように、揮発性溶媒の塩化メチレンが薬剤を溶解させるために使用される。次の造粒工程では、溶媒の残留レベルが非常に低くなるまで乾燥させる(実施例1を参照)。しかしながら、残留レベルが如何に低くとも、最終薬学的組成物中の関心ある揮発性溶媒の少量をなお測定できることは当業者であれば分かる。当業者に知られているように、これは、例えばガスクロマトグラフィー(GC)及び質量分析(MS)を使用することにより、なすことができる。
よって、本発明の第1の側面では、製薬的に許容可能な賦形剤と組合せて、治療的に不活性な固形担体に吸着した、非晶質形態のドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含有する薬学的組成物において、測定可能な量の揮発性溶媒の塩化メチレンを含有することを特徴とする組成物について言及する。
上述したように、ここでは、塩化メチレンとメタノールの溶媒混合物を使用することが好ましい。従って、好ましい実施態様では、第1の側面の組成物は、該組成物が揮発性溶媒の塩化メチレンとメタノールの双方の測定可能な量を含有することを特徴とする。
ドロスピレノンとエチニルエストラジオールの溶解速度は、薬剤の溶解に必要なエネルギーが大きく低下するように、その結晶構造中に変化を導入することにより、増加させられる。この場合、溶解速度はかなり増加し、よって薬物吸収速度の増加が達成されるであろう。この方法で、pHが低すぎる胃媒質と薬剤との接触時間が減少し、よって上述したように、加水分解による高感度薬物の最終的な分解反応が回避される。
よって、本発明の目的は、結晶状態の存在を伴わないで、非晶質形態でドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含み、好ましくは非微粉化薬剤から開始し、その調製に、適切な溶解用/造粒用溶媒を使用して、薬学的組成物を提供することである。
驚くべきことに、最も早い溶解速度は、塩化メチレンとメタノールの溶媒混合物の適切な組合せ中にドロスピレノンとエチニルエストラジオールを可溶化させ、続いて適切な製薬的に不活性な賦形剤に吸着させることにより、得られることが発見された。
エタノール等の他の溶媒の使用は、薬剤の溶解にかかわらず、たとえ加熱しても、製薬的に適切な賦形剤上に適用することができないことが知見された。
さらに、塩化メチレンの使用、特に塩化メチレンとメタノールの溶媒混合物の組合せの使用により、メタノールの単独使用よりも、改善された結果が得られる。
本発明の新規な薬学的組成物は、参照溶媒としての水にドロスピレノンとエチニルエストラジオールが急速に溶解するように案出されている。
より詳細には、本発明は、治療的に不活性な担体に吸着した、非晶質状態のドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含有する固形粒子状組成物で、いくつかの成分が水に可溶性であり、他が水に不溶であり、薬学的製剤の急速な分解を容易にするという特徴を持つものを提供する。
さらに特定的には、ドロスピレノンとエチニルエストラジオールの改善された溶解性を提供し、製薬的に許容可能な賦形剤と組合せて、固形の治療的に不活性な担体に吸着した非晶質状態のドロスピレノンとエチニルエストラジオールからなる吸着質の固形粒子状製剤を含む薬学的組成物が、本発明のさらなる目的である。
好ましい実施態様では、固形粒子状組成物は、次の物質又はその適切な混合物群から選択される粒子からなる:非晶質状態のドロスピレノン及びエチニルエストラジオールで被覆されたコーンスターチ、アルファ化デンプン、ラクトース、クロスカルメロース(Croscarmellose)ナトリウム、黄酸化鉄、及びポビドン。
さらに、本発明の他の目的は、ドロスピレノンとエチニルエストラジオールの薬学的組成物の調製方法にあり、ここで前記活性化合物は非晶質状態であり、結晶形状ではないことが見出される。
従って、本発明の第2の側面は、次の工程を含む、第1の側面のドロスピレノンとエチニルエストラジオールの新規な薬学的組成物の調製方法に関する:i)揮発性溶媒又は揮発性溶媒混合物にドロスピレノンとエチニルエストラジオールを溶解させ、ii)場合によっては水溶性ポリマーを添加し、iii)溶解するまで混合し、iv)固形の治療的に不活性な粒子担体上に得られた溶液を適用し、v)得られた吸着質を乾燥させる。好ましくは、工程(i)の少なくとも一の揮発性溶媒(群)は塩化メチレンである。好ましくは、工程(ii)の水溶性ポリマーの添加がなされる。
本発明の薬学的組成物の調製に使用される活性化合物ドロスピレノンとエチニルエストラジオールは、好ましくは非微粉化粒子の形態、より好ましくは50μm以上の平均直径と、BET法で測定して約5000cm/g未満の比表面積を有するものである。
有利には、非微粉化形態の使用は、微粉化プロセス等、ホルモン操作における付加的段階に伴う環境上の不都合を低減させる。
本発明の第3の側面は、少なくとも21日の連続した期間、毎日経口投与するための多数の投与単位を含み、該投与単位が約1〜4mgのドロスピレノンと、約0.01〜0.05mgのエチニルエストラジオールを含有する薬学的製剤において、前記ドロスピレノンとエチニルエストラジオールが非晶質形態で、製薬的に許容可能な賦形剤と組合せて、本発明の第1の側面又はここに記載する実施態様の治療的に不活性な固形担体に吸着していることを特徴とする薬学的製剤に関する。
本発明の第4の側面は、哺乳動物、特にヒトの排卵抑制のための、本発明の第1の側面又はここに記載する実施態様の薬学的組成物の調製における、エチニルエストラジオールと組合せてのドロスピレノンの使用に関し、該組成物は、組成物の投与時に、約1mg〜4mgの毎日の投与量に対応するドロスピレノン量と、組成物の投与時に、約0.01mg〜0.05mgの毎日の投与量に対応するエチニルエストラジオール量を含有する。
あるいは、この第4の側面は、毎日経口投与されるための多数の投与単位から構成される本発明の第1の側面又はここに記載する実施態様の薬学的組成物を投与することからなる、哺乳動物、特にヒトの排卵抑制のための方法として記載してもよく、ここで該投与単位は、約1mg〜4mgのドロスピレノンと約0.01〜0.05mgのエチニルエストラジオールからなり、ここでドロスピレノンとエチニルエストラジオールは非晶質形状で、製薬的に許容可能な賦形剤と組合せて、治療的に不活性な担体上に吸着されている。
(発明の詳細な記載)
ドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含有する薬学的組成物とその調製方法:
第1の側面に一致して、本発明は、製薬的に許容可能で、治療的に不活性な担体に吸着した、非晶質状態のドロスピレノンとエチニルエストラジオールとからなる固形粒子状製剤を提供する。
ここで「治療的に不活性な固形担体に吸着した」なる用語は、「治療的に不活性な固形基剤に吸着した」とも言うことができ、これら用語は交換可能に用いられる。
好ましくは、固形粒子状製剤は、非晶質状態のドロスピレノンとエチニルエストラジオールで被覆され、その最終的な薬学的製剤への圧密化準備が整った製薬的に許容可能な賦形剤の粒子を含む。
本発明の組成物は、次の工程により得ることができる:i)揮発性溶媒混合物にドロスピレノンとエチニルエストラジオールを溶解させ、ii)水溶性であるか、及び/又は揮発性溶媒又は揮発性溶媒混合物に可溶性であるポリマーを添加し、iii)溶解するまで混合し、iv)製薬的に許容可能で、治療的に不活性な固形粒子の担体上に、得られた溶液を適用し、v)得られた吸着質を乾燥させる。
揮発性溶媒はメタノールであってよい。しかしながら、好ましくは、揮発性溶媒は塩化メチレンであり、さらに好ましくは塩化メチレンとメタノールの混合物であって、薬剤の製造プロセスに使用可能なものである。
好ましくは、揮発性溶媒は、[9ないし4]:[3ないし0.5]v/vの塩化メチレン/メタノールの混合物である。混合物の範囲において、揮発性溶媒は、6:1v/vの塩化メチレン/メタノールの混合物、又は5:2v/vの塩化メチレン/メタノールの混合物であることが好ましい。
ドロスピレノンは、例えば米国特許第4129564号に記載されているようにして調製することができる。本発明の薬学的組成物の調製に使用される薬剤ドロスピレノンは、好ましくは50μm以上の平均直径と、BET法で得て約5000cm/g未満の比表面積を有する非微粉化粒子の形態である。
エストロゲンエチニルエストラジオールは、英国特許第516444号、米国特許第2243887号、米国特許第2251939号、米国特許第2265976号及び米国特許第2267257号に記載されている方法に従い調製することができる。本発明の薬学的組成物の調製に使用される薬剤エチニルエストラジオールは、好ましくは50μm以上の平均直径と、BET法で得て約5000cm/g未満の比表面積を有する非微粉化粒子の形態である。
バインダー溶液を調製するのに許容可能な水溶性ポリマーは、好ましくは本発明の方法で好適なポリビニルピロリドン類、より好ましくはポリビニルピロリドンポビドン(Povidone)K30(例えばBASF社又はISP社から提供されているもの)から選択される。
他の適切な水溶性ポリマーの例には、アルギン酸、カルボマー(Carbomer)、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カラギーナン、デキストリン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリメタクリラート類、ポリビニルアルコール、及びポビドンK90からなる群から選択されるポリマーが含まれる。
得られた溶液は、製薬的に許容可能で、治療的に不活性な固形粒子基剤上に適用される。適用(被覆)は好ましくはポニー(Pony)ミキサーのようなミキサー/造粒機を使用してなされる。しかしながら、流動床ベースの噴霧等の他の技術を使用して行ってもよい。
本発明の基剤を作製するために使用される適切な粒子物質は、好ましくはデンプン、アルファ化デンプン、ラクトース、クロスカルメロースナトリウム、又は黄酸化鉄、及びそれらの混合物から選択される。
使用されるラクトースは、好ましくはラクトース一水和物であり、これは製薬工業において希釈剤及び賦形剤として一般的に使用されている。このラクトースは、MEGGLE, QUEST International、又はBORCULO Whey Products等の製造者から提供されている。
デンプンは、トウモロコシ又はジャガイモから得ることができ、製薬工業において希釈剤として一般的に使用されている。デンプンは:ORCON, OAVEBE, CERESTAR INT. SALES, GRAIN PROCESSING CORP., PARTICLE DYNAMICs INC., GLUTAL等から提供されうる。
アルファ化デンプンは、トウモロコシ又はジャガイモから得ることができ、製薬工業において希釈剤及び接着剤として一般的に使用されている。アルファ化デンプンは:COLORCON, OAVEBE, CERESTAR INT. SALES, GRAIN PROCESSING CORP., PARTICLE DYNAMICs INC., GLUTAL等から提供されうる。
製薬工業において、超崩壊剤(superdisintegrant)として一般的に使用されているクロスカルメロースナトリウムは、COLORCON, ALLCHEM INTERNATIONAL, METSA SPECIALITY CHEMICAL LTD, AVEBE等から提供されうる。
製薬工業において着色物質として一般的に使用されている黄酸化鉄は、COLORCONから提供されうる。
製薬工業において滑剤として一般的に使用されているステアリン酸マグネシウムは、LE STAR QUIMICAから提供されうる。
得られた顆粒は、当該技術で知られている任意の乾燥方法を使用して乾燥させることができ、好ましくは、固定床乾燥機で乾燥を行うことができる。
ヒトでの使用のための医薬品登録に対する技術的要求に関する国際ハーモナイゼーション会議によってその指針Q3Cで許容されているものの100倍以下の溶媒残留量の顆粒が得られるまで、乾燥を実施する。
顆粒を乾燥させることにより、ドロスピレノンとエチニルエストラジオール溶液中におけるポリビニルピロリドンの存在が、ポリマーの3次元構造の形成により作用し、ドロスピレノンとエチニルエストラジオールの結晶成長が防止され、薬剤が非晶質状態で賦形剤粒子上に付着する。その後、この混合物は、それを圧密化し、投与単位を付与する薬学的製剤を得るために、潤滑だけされるべきである。
本発明の別の側面は、本発明の第2の側面及びここに記載する実施態様の薬学的組成物の調製方法により得られた、製薬的に許容可能な賦形剤と組合せての、治療的に不活性な固形担体に吸着した非晶質形態のドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含有する薬学的組成物に関する。
特定の調製例を以下に付与する。これらの目的は単に例証のためのものであって、特許請求の範囲により確定される本発明の範囲を限定することは意図していない。
薬学的製剤:
好ましくは、本発明の第3の側面の薬学的製剤は、製薬的に許容可能な賦形剤と組合せて、コーンスターチ、アルファ化デンプン、ラクトース、クロスカルメロースナトリウム、黄酸化鉄、ポリビニルピロリドン、又はそれらの一又は複数の混合物からなる群から選択される粒子などから選択される固形基剤に吸着した、非晶質形態のドロスピレノン及びエチニルエストラジオールを含有していることを特徴とする。
さらに、薬学的調製物は、好ましくは、50rpmで攪拌する37℃の蒸留水900ml中で、米国薬局方、版番号27、アパレータス2の溶解装置において実施されるテストで、少なくとも80%のエチニルエストラジオールが20分以内に前記投与単位から溶解することを特徴とする。
さらなる実施態様では、薬学的調製物は、好ましくは、50rpmで攪拌する37℃の蒸留水900ml中で、米国薬局方、版番号27、アパレータス2の溶解装置において実施されるテストで、少なくとも80%のエチニルエストラジオールが20分以内に前記投与単位から溶解することを特徴とする。
経口投与に特に適切な組成物は、単位用量製剤、例えば錠剤、カプセル、丸薬、小包粉剤等である。これらの投与単位は、通常、約1mg〜約4mg、好ましくは3mgの範囲のドロスピレノン量と、約0.01〜約0.05mg、好ましくは0.02〜0.03mgの範囲のエチニルエストラジオール量を含むであろう。
哺乳動物の排卵抑制方法:
この第4の側面は、あるいは、毎日経口投与される多数の投与単位から構成された本発明の第1の側面又はここに記載する実施態様の薬学的組成物を投与することからなる、哺乳動物、特にヒトの排卵抑制方法として記載することができ、該投与単位は、約1mg〜4mgのドロスピレノンと、約0.01〜0.05mgのエチニルエストラジオールからなり、ここでドロスピレノンとエチニルエストラジオールは非晶質形態で、製薬的に許容可能な賦形剤と組合せられて、治療的に不活性な固形担体に吸着させられている。
本発明の第4の側面の、哺乳動物、特にヒトの排卵抑制方法に関し、毎日の経口投与は、好ましくは少なくとも21日の連続した期間、なされる。
さらに、活性剤を含まない前記毎日の投与単位は7以下であってよい。
あるいは、投与計画では、投与単位が摂取されない7日以下の期間も含めることができる。
適切な実施態様では、ドロスピレノンとエチニルエストラジオールを組合せて含有する毎日の投与単位の数は、21、22、23又は24であってよく、場合によっては、活性剤を含有しない毎日の投与単位の数は、7、6、5又は4であってよい。
あるいは、本発明の第1の側面又はここに記載する実施態様の薬学的組成物は、ホルモン補充療法(HRT)に使用することができる。当業者は、ホルモン補充療法に関して用量及び投与を如何にして最適化するかについては知っている。
製薬的に許容可能な賦形剤
「製薬的に許容可能な賦形剤」とは、バインダー、錠剤崩壊剤、希釈剤、滑剤、錠剤流動促進剤、錠剤用及びカプセル用の乳白剤、着色剤、甘味料、香料、酸化防止剤、緩衝剤等を含む、任意の製薬的に許容可能な一般的なビヒクルと理解すべきである。
ここで使用される場合、「バインダー」なる表現は、錠剤の顆粒におけるダスト粒子の付着を引き起こすために使用される物質を意味し、具体例としては、限定されるものではないが、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリビニルピロリドン、糖類、エチルセルロース、ゼラチン、グアールガム、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、又はそれらの組合せ、及び当業者に知られている類似のものが含まれる。
ここで使用される場合、「錠剤崩壊剤」なる表現は、小粒子への固体塊の破壊を促進させるために固形投薬用製剤に使用される化合物を意味する。崩壊剤の例には、限定されるものではないが、デンプン、アルファ化デンプン、ベントナイト、マイクロクリスタリンセルロースとそのエステル及び塩、カルボキシメチルセルロースのカルシウム又はナトリウム及びその変性物、アルギン酸塩、網状化ポビドン、ガム類、例えばグアー、寒天、ペクチン等、当業者に既知のものが含まれる。
ここで使用される場合、「錠剤用希釈剤又はフィラー」なる表現は、錠剤及びカプセルの調製において、所望の塊体を生産するための充填物質として使用される不活性物質を指し、具体例としては、限定されるものではないが、第二リン酸カルシウム、カオリン、ラクトース、サッカロース、マンニトール、マイクロクリスタリンセルロース、ソルビトール、デンプン及び糖類(単糖類及び多糖類)等、当業者に知られているものが含まれる。
ここで使用される場合、「滑剤」なる表現は、錠剤の圧密化中の摩擦を低減させるために錠剤調製中に使用される物質を意味し、具体例としては、限定されるものではないが、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、鉱物性油、ステアリン酸、1-ロイシン、ステアリン酸亜鉛、タルク等、当業者に知られているものが含まれる。
ここで使用される場合、「錠剤用流動促進剤」又は「流量促進剤(flow promoters)」なる表現は、造粒の流動性を促進させるために、カプセル及び錠剤の調製において使用される薬剤を意味し、具体例としては、限定されるものではないが、コロイド状シリカ、コーンスターチ、ケイ酸カルシウムタルク、ケイ酸マグネシウム等、当業者に知られているものが含まれる。
ここで使用される場合、「錠剤用及びカプセル用乳白剤」なる表現は、着色剤と組合せるか又は組合せられないで被覆する不透明体で、錠剤又はカプセルをコートするために使用される化合物を意味し、具体例としては、限定されるものではないが、二酸化チタン、炭酸マグネシウム、炭酸カリウム等、当業者に知られているものが含まれる。
ここで使用される場合、「着色剤」なる表現は、薬学的組成物に色を付与するために使用される化合物を意味し、具体例としては、限定されるものではないが、カラメル、酸化鉄、ベータカロチン、カルミン、クルクミン、着色ベース剤及びそれらのスプレー、及び当業者に知られている他の物質が含まれる。
ここで使用される場合、「甘味料」なる表現は、甘い風味を調製物に付与するために使用される化合物を意味し、具体例としては、限定されるものではないが、サッカロース、デキストロース、アスパルテーム、マンニトール、サッカリンナトリウム、ソルビトール等、当業者に知られているものが含まれる。
ここで使用される場合、「香料」なる表現は、薬学的製剤に風味及び/又は好ましい芳香を付与するために使用される化合物を意味する。香料の例には、限定されるものではないが、香味油及び芳香油、合成の香味油及び/又は天然油、及び植物抽出物、葉、花、果実及びそれらの他の組合せを含む。
ここで使用される場合、「酸化防止剤」なる表現は、酸化を防止し、よって酸化プロセスによる活性剤及び他の成分の劣化を防止する薬剤を意味し、具体例としては、限定されるものではないが、アスコルビン酸、パルミチン酸アルコルビル、重硫酸ナトリウム等、当業者に知られているものが含まれる。
ここで使用される場合、「緩衝剤」なる表現は、組成物に酸又はアルカリを溶解又は添加した場合のpH変化に抗するために使用される化合物を意味し、具体例としては、限定されるものではないが、メタリン酸カリウム、リン酸カリウム、一塩基性酢酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム等、当業者に知られているものが含まれる。
薬学的製剤の分野で使用される化合物は、一般的に、多様な機能及び目的を提供し、よって記載した薬剤は、特定の機能によるものではないし、またその機能が制限されるものではないことを意味すると理解すべきである。
本発明の別の独立した側面
ここで説明し実施例で実証したように(例えば、実施例4の表2及び実施例5の表3を参照)、ここに記載する薬学的組成物は、非常に良好な溶解プロファイルにより特徴付けられうる。より詳細には、認められた標準的溶解装置で実施されるテストでは、少なくとも80%のドロスピレノンとエチニルエストラジオールが20分以内に前記組成物から溶解することを特徴とする。
このような好ましい溶解プロファイルを有する薬学的組成物が記載されるのはこれが初めてであり、当該技術への有意な貢献である。ここで説明しているように、このような薬学的組成物は、好ましくは揮発性溶媒の一つとして塩化メチレンを使用することにより得られる。しかしながら、当業者がこのような薬学的組成物を得ることができることを一度理解すれば、問題点をさらに詳しく調査し、適切な薬学的組成物を作製するのに使用可能な、塩化メチレン以外の他の溶媒をおそらくは同定できるであろう。
従って、本発明の別の独立した側面は、製薬的に許容可能な賦形剤と組合せて、治療的に不活性な固形担体に吸着した、非晶質形態のドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含有する薬学的組成物において、50rpmで攪拌する37℃の蒸留水900ml中で、米国薬局方、版番号27、アパレータス2の溶解装置において実施されるテストで、少なくとも80%のエチニルエストラジオールが20分以内に前記組成物から溶解することを特徴とする組成物に関する。
上で検討したように、本発明のこの別の独立した側面の薬学的組成物は、揮発性溶媒として塩化メチレンを使用することにより製造することができる。しかしながら、塩化メチレンを含まない他の揮発性溶媒(群)を使用して製造することもまたできる。
これに従って、本発明の他の別の独立した側面は、次の工程:
i)揮発性溶媒又は揮発性溶媒混合物にドロスピレノンとエチニルエストラジオールを溶解させ、
ii)場合によっては水溶性ポリマーを添加し、
iii)溶解するまで混合し、
iv)治療的に不活性な固形粒子の基剤上に得られた溶液を適用し、
v)得られた顆粒状の吸着質を乾燥させる、
ことを含む、上述した本発明の別の独立した側面の薬学的組成物を調製するための方法に関する。
好ましくは、工程ii)の水溶性ポリマーの添加がなされる。
本明細書の実施例は、他の(塩化メチレンではない)適切な揮発性溶媒を同定するための指針を提供する。例えば、比較実施例2Bには、16mlのメタノール単独では、3.06gのドロスピレノンを完全に溶解させるには不十分であることが示されている。このことは、適切な溶媒を同定するための基礎として使用することができる。本明細書の実施例1に記載したような溶解プロトコルを、他の適切な溶媒候補のパネルを使用して、繰り返すことができる。ドロスピレノンを完全に溶解可能なものは、ここで好ましい溶媒である。
従って、上述した別の独立した側面の方法の好ましい実施態様では、工程i)の揮発性溶媒又は揮発性溶媒混合物は、次の溶解アッセイで、ドロスピレノンを完全に溶解できる溶媒(群)である:16.0mlの揮発性溶媒又は揮発性溶媒混合物をステンレス鋼製攪拌装置に配し、次に0.0306gのエチニルエストラジオール(50μm以上の粒径を有する非微粉化のもの)を、攪拌し続けながら添加し、完全に溶解するまで、混合物を振揺/攪拌し、次に3.06gのドロスピレノン(50μm以上の粒径を有する非微粉化のもの)を、ドロスピレノンが完全に溶解するまで、攪拌し続けながら添加する。
上述した本発明の側面に関して上述した全ての実施態様は、このセクションで記載された本発明の別の独立した側面に関してもまた好ましい実施態様である。
参照実施例
酸性媒質中における結晶性ドロスピレノンの溶解プロファイル
37℃に温度制御された、強酸性媒質0.1NのHCl中に900mlの硫酸ラウリル0.07%を含む50rpmの米国薬局方、版番号27、アパレータス2に指定された溶解装置を使用し、種々の粒径を有する結晶状態のドロスピレノンを含む錠剤から、溶解プロファイルを得た。種々の時点での溶解した薬剤量の結果を次表にまとめる:
サンプル:
LP01:平均粒径>100μmの非微粉化結晶性ドロスピレノンを含む錠剤のバッチ
LP02:平均粒径=100μmの非微粉化結晶性ドロスピレノンを含む錠剤のバッチ
LP04:平均粒径=10μmの微粉化結晶性ドロスピレノンを含む錠剤のバッチ
表1に示す結果をよりよく解釈するために、図16にも結果を示す。この図から、粒径に関係なく、酸性媒質中でドロスピレノンが不安定であることが分かる。
実施例1
1000個の錠剤を製造するために必要な量
顆粒:
ドロスピレノン(プロセス中の損失のため+2%過剰) 3.0600g
エチニルエストラジオール(プロセス中の損失のため+2%過剰) 0.0306g
コーンスターチ 12.7800g
アルファ化デンプン 15.4400g
ラクトース一水和物 44.0000g
クロスカルメロースナトリウム 0.4000g
黄酸化鉄 0.0900g
ポビドン 3.4000g
塩化メチレン/メタノール(6:1) 16.0000ml
滑剤及び最終混合物:
クロスカルメロースナトリウム 0.4000g
ステアリン酸マグネシウム 0.4000g
カバーリング/コーティング
水性の透明レーキ5% 0.0060g
(5%のOPADRY YS-1-7006)
II.調製法
II.1.活性成分とバインダーの溶解
6:1比のジクロロメタン/メタノール溶液16.00mlを、ステンレス鋼製攪拌装置に配した。次に、50μm以上の粒径を有する非微粉化エチニルエストラジオール0.0306g(プロセス中の損失を考慮して、2%過剰の添加とした)を、攪拌し続けながら添加した。完全に溶解するまで、混合物を振揺/攪拌した。50μm以上の粒径を有する非微粉化ドロスピレノン3.0600g(プロセス中の損失を考慮して2%過剰の添加とした)を、完全に溶解するまで攪拌し続けながら添加した。溶解すると直ぐに、3.4000gのポリビニルピロリドンK-30を、完全に溶解するまで攪拌し続けながら添加した。
II.2.造粒−乾燥
遊星型ミキサー中で、30メッシュの網により、予め適切にサイズ分けされた次のものを添加した:44.0000gのラクトース一水和物、12.7800gのコーンスターチ、15.4400gのアルファ化デンプン、0.4000gのクロスカルメロースナトリウム、及び0.0900gの黄酸化鉄。これらを15〜20分混合した。
次に、活性成分を含む予め調製されたバインダー溶液を添加し、造粒に適したコンシステンシーに到達するまで、それらを練った。必要ならば、さらなる溶媒(ジクロロメタン/メタノールの6:1混合物)を添加することも可能である。
湿塊を10メッシュの網を通過させて造粒した。ヒトでの使用のための医薬品登録に対する技術的要求に関する国際ハーモナイゼーション会議によってその指針Q3Cで許容されているものより100倍少ない溶媒残留量に達するまで、40℃で24時間、加熱器で乾燥させた。
別の実験では、バインダー溶液を、噴霧によって固形粒子基剤上に適用した。それは、次のようにして実施した。流動床乾燥機/造粒機において、予め30メッシュによりサイズ分けされた44.0gのラクトース一水和物、12.780gのコーンスターチ、15.44gのアルファ化デンプン、0.400gのクロスカルメロースナトリウム、及び0.0900gの黄酸化鉄を添加した。これらを15〜20分混合した。ついで、活性成分を含む予め調製されたバインダー溶液を噴霧した。湿塊を40℃で乾燥させた。
II.3.最終混合物−圧密化−被覆
乾燥させた顆粒をネット18に通し、続いて0.4000gのクロスカルメロースナトリウムと0.4000gのステアリン酸マグネシウムを添加した。これらを15分混合した。得られた顆粒を、6−12Stron Cobb単位の力と、80mg/錠剤の重量で、直径13/64''のフラット両凹面パンチャーセットを具備する回転機を使用して、錠剤に圧密化した。
圧密化された錠剤を水性の透明レーキ5%でコーティングした。遊星型ミキサーで造粒されたバッチ名:LPDIVuru、流動床乾燥機で造粒されたバッチ名称:LPDISpray。
プロセスの各工程における成分の形態を電子顕微鏡で分析した。200xに拡大した図1の顕微鏡写真には、50μmより大きなサイズで、特徴的な「スパチェラ」形態を有するドロスピレノンの結晶が示されている。図2Aないし2Lには、活性剤用の基剤として使用される治療的に不活性な物質の顕微鏡写真が示されている。特に、図2Aと2Bには、それぞれラクトース粒子とラクトース粒子群の顕微鏡写真が示されており;図2Cと2Dには、それぞれコーンスターチ粒子とコーンスターチ粒子群の顕微鏡写真が示されており;図2Eと図2Fには、それぞれアルファ化デンプン粒子とアルファ化デンプン粒子群の顕微鏡写真が示されており;図2Gと2Hには、それぞれクロスカルメロースナトリウム粒子とクロスカルメロースナトリウム粒子群の顕微鏡写真が示されており;図2Iと2Jには、それぞれ黄酸化鉄粒子と黄酸化鉄粒子群の顕微鏡写真が示されており;図2Kと2Lには、それぞれポビドン粒子とポビドン粒子群の顕微鏡写真が示されている。図3は種々の成分の物理的混合物の顕微鏡写真である。図4Aと4Bは、2つの視点における、不活性成分上のドロスピレノンとエチニルエストラジオールの吸着質粒子の顕微鏡写真である。
実施例2
1000個の錠剤のバッチを、実施例1に記載したものと類似したプロセスを使用して調製し、ここでは、揮発性溶媒の塩化メチレン/メタノールの混合物を5:2の割合で適用した。実施例1に記載したものと類似した結果が得られた。
実施例2B
これは比較例であり、ここではメタノールのみを溶媒として使用した。実施例1と比較した差異のみを以下に示す。残りは実施例1と同一に実施した。
第1の実施例において、16mlのメタノールのみを使用した。16mlとは、実施例1で使用した16mlの塩化メチレン/メタノール(6:1)と同容量である。工程「II.1.活性成分とバインダーの溶解」で作製された場合、重要なのは、メタノールの溶解度があまりに低いために、この16mlというメタノールの量では、ドロスピレノンを全て溶解させるには不十分であることに留意することである。実施例1においてドロスピレノンは完全に溶解していたことが想起される。しかしながら、実施例1に従ったプロセスを続けていたとしても、工程「II.2.造粒−乾燥」では、遊星型ミキサーを使用し、練った。造粒した最終バッチ名:LPDIMet-16ml。
上述のことを考慮して、さらなる実験を行い、ここでは、工程「II.1.活性成分とバインダーの溶解」において、完全に溶解するまでメタノールを添加した。必要な量は、メタノールで154.3mlであった。このような高いメタノールの必要量は、関連する工業的造粒プロセスでは一般的に過剰である。プロセスは実施例1に従って続き、工程「II.2.造粒−乾燥」で、流動床乾燥機を使用し、噴霧した。造粒した最終バッチ名:LPDIMet-154ml。
実施例3
示差走査熱量計(DSC)
パージガスとして30ml/分の窒素流を伴い、10℃/分でShimadzu DSC-60を使用するDSCにより、実施例1に従い得られた吸着質における結晶状態のドロスピレノンの溶解特性の吸熱シグナルの不在を実証した。
種々の不活性成分とドロスピレノンを、実施例1に従って、ドロスピレノンとエチニルエストラジオールの吸着質を調製する前に、DSCにより分析した。図5には、ラクトース一水和物単独でのDSCのグラフが示されており;図6には、結晶状態のドロスピレノンのDSCのグラフが示されている(吸熱の開始温度To=198.9±0.8℃)。図7には、ステアリン酸マグネシウムのDSCのグラフが示されており;図8には、コーンスターチのDSCのグラフが示されており;図9には、アルファ化デンプンのDSCのグラフが示されており;図10には、黄酸化鉄のDSCのグラフが示されており;図11には、クロスカルメロースナトリウム(AC-Di-Sol)のDSCのグラフが示されており;図12には、ポビドンK30のDSCのグラフが示されている。
図13には、ドロスピレノンとエチニルエストラジオールが欠如した不活性な賦形剤成分又はプラシーボの混合物のDSCのグラフが示されている。
図14には、単純混合物の状態における、吸着質の成分の混合物のDSCのグラフが示されており、ここで結晶状態でのドロスピレノンの溶解シグナル(197℃で溶解吸熱)が、特に際だっていた。
図15には、不活性賦形剤上に吸着したドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含む実施例1で得られた顆粒のDSCのグラフが示されており、ここでは、結晶状態のドロスピレノンの溶解ピークの欠如が分かる。ピークの欠如は、実施例1で適用されたプロセスの結果として、結晶状態のドロスピレノンの損失を示すものであり、実施例1では、顆粒を乾燥することにより、ドロスピレノン及びエチニルエストラジオール溶液中のポリビニルピロリドンの存在が、ポリマーの3次元構造の形成に作用し、薬剤が非晶質状態で賦形剤粒子に付着するよう、双方の活性化合物の結晶成長が防止される。
実施例4
ドロスピレノンの比較溶解プロファイル
ドロスピレノンの溶解プロファイルを、37℃の蒸留水900mlと50rpmで米国薬局方、版番号27、アパレータス2に指定されている溶解装置を使用し、実施例1と、「メタノールのみ」の比較例2Bに従い得られた圧密化錠剤から取得した。同様に、ドロスピレノンの溶解プロファイルを、種々の粒径を有する結晶状態のドロスピレノンを含む錠剤から得た。種々の時間において溶解した薬剤の量の結果を次表にまとめる:
サンプル:
LP01:平均粒径>100μmの非微粉化結晶性ドロスピレノンを含む錠剤バッチ
LP02:平均粒径=100μmの非微粉化結晶性ドロスピレノンを含む錠剤バッチ
LP03:平均粒径=70μmの非微粉化結晶性ドロスピレノンを含む錠剤バッチ
LPDIVuru及びLPDISpray:実施例1(すなわち、塩化メチレンとメタノールの混合物を使用)に従い得られた、非晶質形態のドロスピレノンとエチニルエストラジオールの吸着質を含む錠剤のバッチ。LPDIVuruでは、造粒は遊星型ミキサーで実施され、こねたものであり、またLPDISprayでは、造粒は流動床ドライヤーで実施され、スプレーされたものである。
LPDIMet-16ml及びLPDIMet-154ml:比較実施例2B(すなわちメタノールのみを使用)に従い得られた非晶質形態のドロスピレノンとエチニルエストラジオールの吸着質を含む錠剤バッチ。前者は16mlのメタノールを使用し(実施例1と同量。ドロスピレノンは完全には溶解しなかった。実施例2Bを参照)、後者は、ドロスピレノンを完全に溶解させるために154mlのメタノールを使用した。
表2に示す結果をよりよく解釈するために、図17にも結果を示す。この図から、種々の粒径を有する結晶状態のドロスピレノンの錠剤のバッチが、非常に遅い溶解速度を示すことを観察することができる。しかしながら、本発明のLPDIVuruバッチでは、少なくとも80%のドロスピレノンが20分以内に溶解する速度が示されている。
さらに、表2からは、溶媒として塩化メチレンを使用すると、溶媒としてメタノールのみを使用した場合と比較して、有意に良好な結果が得られることが理解できる。
実施例5
エチニルエストラジオールの比較溶解プロファイル
エチニルエストラジオールの溶解プロファイルを、37℃の蒸留水900mlと50rpmで、米国薬局方、版番号27、アパレータス2に指定されている溶解装置を使用し、実施例1と、「メタノールのみ」の比較例2Bに従い得られた圧密化錠剤から得た。同様に、エチニルエストラジオールの溶解プロファイルを、種々の粒径を有する結晶状態のエチニルエストラジオールを含有する錠剤から得た。種々の時間において溶解した薬剤の量の結果を次表にまとめる:
サンプル:
LP01:平均粒径>100μmの非微粉化結晶性ドロスピレノンを含む錠剤バッチ
LP02:平均粒径=90μmの非微粉化結晶性ドロスピレノンを含む錠剤バッチ
LP03:平均粒径=80μmの非微粉化結晶性ドロスピレノンを含む錠剤のバッチ
LPDIVuru及びLPDISpray:実施例1(すなわち、塩化メチレンとメタノールの混合物を使用)に従い得られた非晶質形態のドロスピレノンとエチニルエストラジオールの吸着質を含む錠剤バッチ。LPDIVuruでは、造粒は遊星型ミキサーで実施し、練って、またLPDISprayでは、造粒は流動床乾燥機で実施し、噴霧した。
LPDIMet-16ml及びLPDIMet-154ml:比較例2B(すなわちメタノールのみを使用)に従い得られた非晶質形態のドロスピレノンとエチニルエストラジオールの吸着質を含む錠剤バッチ。前者は16mlのメタノールを使用し(実施例1と同量−ドロスピレノンは完全には溶解しなかった)、後者は、ドロスピレノンを完全に溶解させるために、154mlのメタノールを使用した。
表3に示す結果をよりよく解釈するために図18にも結果を示す。この図から、種々の粒径を有する結晶状態のエチニルエストラジオールの錠剤バッチが、非常に遅い溶解速度を示すことを観察することができる。しかしながら、本発明のLPDIVuruでは、少なくとも80%のエチニルエストラジオールが20分以内に溶解する速度が示されている。
さらに、表3からは、溶媒として塩化メチレンを使用すると、溶媒としてメタノールのみを使用した場合と比較して、良好な結果が得られることが理解できる。
実施例6
水溶解度が低いために、多くの場合、ドロスピレノンとエチニルエストラジオールは、低い溶解速度を示す。水溶解性に乏しい薬剤の溶解速度を向上させることは、薬剤製品開発の最も挑戦すべき側面の一つである。水溶性の界面活性担体中における水溶解性に乏しい薬剤の固形分散は、薬剤溶解性と生物学的利用能を向上させる。
ポリビニルピロリドンK-30のマトリックス中に分散したドロスピレノンとエチニルエストラジオールの性質を研究した。
この比較例では、溶解工程でポビドン(ポリビニルピロリドンK-30)を使用しないことを除き、実施例1を繰り返した。電子顕微鏡による顕微鏡写真を得た。顕微鏡写真を得るために、UNLP(Universidad Nacional de La Plata-Argentina)の電子微視的特性を使用した。
ポリビニルピロリドンK-30を用いないことを除いて、実施例1と同じ方法で得られたドロスピレノンとエチニルエストラジオールの顕微鏡写真画像には、賦形剤上に微結晶沈殿物が存在することが示された。これに対して、実施例1(ポリビニルピロリドン-K-30を使用;固体分散マトリックス)のような湿式造粒により得られたドロスピレノンとエチニルエストラジオールを有する顆粒の顕微鏡写真は、画像には賦形剤上に微結晶沈殿物は示されなかった。
さらに、上述のUSP装置を用いる溶解テストを実施すると、ドロスピレノンとエチニルエストラジオールの固体分散体が、純粋な結晶性剤(ポリビニルピロリドンK-30を用いない)からよりも、固体分散体(ポリビニルピロリドンK-30を用いる)からの方が、より早く放出されるという結果が示された。
従って、改善された製品は、ここに記載した方法により、ポリビニルピロリドンK-30(ポビドン)等の水溶性ポリマーを添加することにより得られる。
結晶状態のドロスピレノンの顕微鏡写真を示す(200x倍)。 ラクトース粒子の顕微鏡写真を示す。 ラクトース粒子群の顕微鏡写真を示す。 コーンスターチ粒子の顕微鏡写真を示す。 コーンスターチ粒子群の顕微鏡写真を示す。 アルファ化デンプン粒子の顕微鏡写真を示す。 アルファ化デンプン粒子群の顕微鏡写真を示す。 クロスカルメロースナトリウム粒子の顕微鏡写真を示す。 クロスカルメロースナトリウム粒子群の顕微鏡写真を示す。 黄酸化鉄粒子の顕微鏡写真を示す。 黄酸化鉄粒子群の顕微鏡写真を示す。 ポビドン粒子の顕微鏡写真を示す。 ポビドン粒子群の顕微鏡写真を示す。 吸着質の2つの異なる成分の物理的混合物の顕微鏡写真を示す。 錠剤を得るのに適切な成分上のドロスピレノンとエチニルエストラジオールの吸着質の顕微鏡写真を示す。 錠剤を得るのに適切な成分上のドロスピレノンとエチニルエストラジオールの吸着質の顕微鏡写真を示す。 ラクトース単独のDSCのグラフを示す。 ドロスピレノンのDSCのグラフを示す。 ステアリン酸マグネシウムのDSCのグラフを示す。 コーンスターチのDSCのグラフを示す。 アルファ化デンプンのDSCのグラフを示す。 黄酸化鉄のDSCのグラフを示す。 クロスカルメロースナトリウム(Ac-Di-Sol)のDSCのグラフを示す。 ポビドンのDSCのグラフを示す。 プラシーボ(ドロスピレノンとエチニルエストラジオールが欠如した賦形剤成分の混合物)のDSCのグラフを示す。 吸着質の成分の単純混合物のDSCのグラフを示す。 不活性賦形剤に吸着したドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含む実施例1の顆粒のDSCのグラフを示す。 強酸性媒体である0.1NのHClにおける、ドロスピレノンの錠剤の溶解プロファイルを示す。 様々な粒径の結晶性ドロスピレノンを含む組成物のものと比較した、不活性賦形剤に吸着した非晶質ドロスピレノンを含む本発明の錠剤の溶解プロファイルを示す。 様々な粒径の結晶性エチニルエストラジオールを含む組成物のものと比較した、不活性賦形剤に吸着した非晶質エチニルエストラジオールを含む本発明の錠剤の溶解プロファイルを示す。

Claims (24)

  1. 製薬的に許容可能な賦形剤と組合せて、治療的に不活性な固形担体に吸着した非晶質形態のドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含有する薬学的組成物において、測定可能な量の揮発性溶媒の塩化メチレンを含有していることを特徴とする薬学的組成物。
  2. 揮発性溶媒の塩化メチレンとメタノールの双方を測定可能な量で含有していることを特徴とする請求項1に記載の薬学的組成物。
  3. 不活性な固形担体が、製薬的に許容可能な賦形剤と組合された、コーンスターチ、アルファ化デンプン、ラクトース、クロスカルメロースナトリウム、黄酸化鉄、及びポリビニルピロリドン、又はこれらの一又は複数の混合物からなる群から選択される粒子から選択される請求項1又は2に記載の薬学的組成物。
  4. 50rpmで攪拌する37℃の蒸留水900ml中で、米国薬局方、版番号27、アパレータス2の溶解装置において実施されるテストで、少なくとも80%のドロスピレノンと少なくとも80%のエチニルエストラジオールが20分以内に前記組成物から溶解することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の薬学的組成物。
  5. 次の工程:
    i)揮発性溶媒又は揮発性溶媒の混合物中にドロスピレノンとエチニルエストラジオールを溶解させ、ここで少なくとも一の揮発性溶媒が塩化メチレンであり、
    ii)場合によっては水溶性ポリマーを添加し、
    iii)溶解するまで混合し、
    iv)治療的に不活性な固体状粒子の基剤に得られた溶液を適用し、
    v)得られた顆粒状の吸着質を乾燥させる、
    ことを含む請求項1ないし4のいずれか一項に記載の薬学的組成物の調製方法。
  6. 揮発性溶媒が塩化メチレンとメタノールの混合物である請求項5に記載の方法。
  7. 塩化メチレンとメタノールの混合物が、塩化メチレン/メタノールの[9ないし4]:[3ないし0.5]v/v混合物である請求項6に記載の方法。
  8. 塩化メチレンの混合物が、塩化メチレン/メタノールの6:1v/v混合物である請求項7に記載の方法。
  9. 請求項5に記載の工程ii)の水溶性ポリマーの添加がなされる請求項5ないし8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 水溶性ポリマーがポリビニルピロリドンである請求項9に記載の方法。
  11. 治療的に不活性な固形担体が、コーンスターチ、アルファ化デンプン、ラクトース、クロスカルメロースナトリウム、黄酸化鉄、ポリビニルピロリドン、又はそれらの一又は複数の混合物の粒子から選択される請求項5ないし10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 乾燥された顆粒状吸着質が、錠剤への圧密化のための製薬的に許容可能な賦形剤と組合せられる請求項5ないし11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 少なくとも21日の連続した期間、毎日経口投与するための多数の投与単位を含み、該投与単位が約1〜4mgのドロスピレノンと、約0.01〜0.05mgのエチニルエストラジオールを含有する薬学的製剤において、該ドロスピレノンとエチニルエストラジオールが非晶質形態で、製薬的に許容可能な賦形剤と組合せて、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の治療的に不活性な固形担体に吸着していることを特徴とする薬学的製剤。
  14. 製薬的に許容可能な賦形剤と組合せて、コーンスターチ、アルファ化デンプン、ラクトース、クロスカルメロースナトリウム、黄酸化鉄、ポリビニルピロリドン、又はそれらの一又は複数の混合物の粒子から選択される固形基剤に吸着した、非晶質状態のドロスピレノン及びエチニルエストラジオールを含有していることで特徴とする請求項13に記載の薬学的製剤。
  15. 50rpmで攪拌する37℃の蒸留水900ml中で、米国薬局方、版番号27、アパレータス2の溶解装置において実施されるテストで、少なくとも80%のドロスピレノンが20分以内に前記投与単位から溶解することを特徴とする請求項13又は14に記載の薬学的製剤。
  16. 50rpmで攪拌する37℃の蒸留水900ml中で、米国薬局方、版番号27、アパレータス2の溶解装置において実施されるテストで、少なくとも80%のエチニルエストラジオールが20分以内に前記投与単位から溶解することを特徴とする請求項13ないし15のいずれか一項に記載の薬学的製剤。
  17. 哺乳動物、特にヒトの排卵抑制のための、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の薬学的組成物の調製のためのエチニルエストラジオールと組合せてのドロスピレノンの使用であって、該組成物が、組成物の投与時に、約1mg〜4mgの量の毎日の投与量に相当するドロスピレノン量を含有し、組成物の投与時に、約0.01mg〜0.05mgの量の毎日の投与量に相当するエチニルエストラジオール量を含有している使用。
  18. 前記投与単位が、製薬的に許容可能な賦形剤と組合せて、コーンスターチ、アルファ化デンプン、ラクトース、クロスカルメロースナトリウム、黄酸化鉄、ポリビニルピロリドン、又はそれらの一又は複数の混合物の粒子から選択される固形担体に吸着した、非晶質形態のドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含有していることを特徴とする請求項16に記載の使用。
  19. 50rpmで攪拌する37℃の蒸留水900ml中で、米国薬局方、版番号27、アパレータス2の溶解装置において実施されるテストで、少なくとも80%のドロスピレノンが20分以内に前記投与単位から溶解することを特徴とする請求項17又は18に記載の使用。
  20. 50rpmで攪拌する37℃の蒸留水900ml中で、米国薬局方、版番号27、アパレータス2の溶解装置において実施されるテストで、少なくとも80%のエチニルエストラジオールが20分以内に前記投与単位から溶解することを特徴とする請求項17ないし19のいずれか一項に記載の使用。
  21. 毎日の経口投与が、好ましくは少なくとも21日の連続した期間の間なされる請求項17ないし20のいずれか一項に記載の使用。
  22. 製薬的に許容可能な賦形剤と組合せて、治療的に不活性な固形担体に吸着した、非晶質形態のドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含有する組成物において、50rpmで攪拌する37℃の蒸留水900ml中で、米国薬局方、版番号27、アパレータス2の溶解装置において実施されるテストで、少なくとも80%のドロスピレノンと少なくとも80%のエチニルエストラジオールが20分以内に該組成物から溶解することを特徴とする薬学的組成物。
  23. 次の工程:
    i)揮発性溶媒又は揮発性溶媒混合物中にドロスピレノンとエチニルエストラジオールを溶解させ、
    ii)場合によっては水溶性ポリマーを添加し、
    iii)溶解するまで混合し、
    iv)治療的に不活性な固体状粒子の基剤に得られた溶液を適用し、
    v)得られた顆粒状吸着質を乾燥させる、
    ことを含む請求項22に記載の薬学的組成物の調製方法。
  24. 工程i)の揮発性溶媒又は揮発性溶媒混合物が、
    16.0mlの揮発性溶媒又は揮発性溶媒混合物をステンレス鋼製攪拌装置に配し、次に(50μm以上の粒径を有する非微粉化)エチニルエストラジオール0.0306gを、攪拌し続けながら添加し、完全に溶解するまで混合物を振揺/攪拌し、次に(50μm以上の粒径を有する非微粉化)ドロスピレノン3.06gを、ドロスピレノンが完全に溶解するまで攪拌し続けながら添加する、溶解アッセイにおいて、ドロスピレノンを完全に溶解可能な溶媒である請求項23に記載の方法。
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