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JP2008542548A - アルミニウム滑り軸受合金 - Google Patents

アルミニウム滑り軸受合金 Download PDF

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JP2008542548A JP2008515049A JP2008515049A JP2008542548A JP 2008542548 A JP2008542548 A JP 2008542548A JP 2008515049 A JP2008515049 A JP 2008515049A JP 2008515049 A JP2008515049 A JP 2008515049A JP 2008542548 A JP2008542548 A JP 2008542548A
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Abstract

本発明は、5ないし20重量%のビスマスと、3ないし20重量%の亜鉛と、1ないし4重量%の銅と、さらにマンガン、バナジウム、ニオブ、ニッケル、モリブデン、コバルト、鉄、タングステン、クロム、銀、カルシウム、スカンジウム、セリウム、ベリリウム、アンチモン、ホウ素、チタン、炭素およびジルコニウムのいくつかの成分を合計で5重量%以下と、100重量%にするアルミニウムとを含み、ストリップ鋳造で作られ、後の滑り軸受の製造工程の間、圧延または圧延結合の後に、およそ270ないし400℃の熱処理を受けた偏晶アルミニウム滑り軸受合金に関する。圧延または圧延結合によって作られた長いビスマス粒子またはシートは再凝固して、20μm以下のサイズをもつ微細分布した球状溶滴を与えることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は高耐久性のアルミニウム軸受合金(特に多層軸受)、その製造方法ならびに関連する滑り軸受シェルおよび滑り軸受に関する。
高耐久性滑り軸受は、軸受に必要とされる種々の要求を満たし、かつある程度相容れない、いくつかの層から作られる。主に鋼−アルミニウム複合材料が使用される。鋼の支持シェルは、機械的負荷を吸収し、強固な適合を保証するが、滑り軸受の材料は種々の摩擦負荷および疲労に耐えなければならない。この要求を満たすために、アルミニウムマトリクス中の滑り軸受の材料は、一方で例えばケイ素および金属間析出物のような硬質相と、他方で例えば鉛やスズのような軟質相を含む。高耐久性多層軸受は、しばしば、さらに機能層上に電解被覆された高い鉛含有量の滑り層をもつ。この軟質滑り層は、軸受の良好な緊急動作特性を与える。これは磨耗粒子を埋め込んで、滑り表面からそれらを離脱させることができる。
鉛を含んだアルミニウム滑り軸受合金に対する環境に優しい代替物は、アルミニウムスズ−ベースの滑り軸受であり、これは追加の滑り層なしに用いられる。しかしながら、これらの合金の機械的特性、例えば疲労耐性および耐熱性には限界がある。比較的高いスズ含有量は、鋳造の間に粒界にて互いに結合したスズのネットワークの形成をもたらす。これは、特に比較的高温において、これらの合金の耐荷重能力をかなり損なう。
スズと対比して、ビスマスはアルミニウムマトリクス中の軟質相としていくつかの利点をもつ。例えば、ビスマスは高い融点を持ち、より高い温度で使用することができる。加えて、特別な鋳造および熱処理手段によって、滑り軸受合金の粒界におけるビスマスの塊状濃縮を避け、微細構造中のビスマス溶滴の十分に均質かつ微細な分布を得ることが可能である。これは、アルミニウムスズ合金と比較して、耐荷重能力および摩擦特性の向上を最終的にはもたらす。
そこで、DE 4003018 A1においては、アルミニウム合金は、1ないし50重量%、好ましくは5ないし30重量%の鉛と、3ないし50重量%、好ましくは5ないし30重量%のビスマスと、15ないし50重量%のインジウムのうちの1つ以上の成分と、さらに0.1ないし20重量%のケイ素、0.1ないし20重量%のスズ、0.1ないし10重量%の亜鉛、0.1ないし5重量%のマグネシウム、0.1ないし20重量%の銅、0.05ないし3重量%の鉄、0.05ないし3重量%のマンガン、0.05ないし3重量%のニッケルおよび0.001ないし0.30重量%チタンのうちの1つ以上の成分を含んでもよいことが提案されている。DE 4003018 A1によって知られるこの合金は、連続鋳造によって垂直に鋳造され、厚さまたは直径で5ないし20mmのストリップまたはワイヤーにされ、溶融物は300ないし1500K/sの冷却速度で鋳造される。急冷速度は、マイナー相の大容量析出物が、偏析温度以下への温度降下とマトリクス金属の完全な凝固との間の時間に形成されるのを回避することを意図している。しかしながら、アルミニウム合金の連続鋳造における実際的経験から、非常に速い冷却速度はクラック形成のかなりのリスクがあり、大量生産に要求される加工安定性がかろうじて保証されるにすぎないという結果を与えることがわかっている。
EP 0940474 A1に記載されている方法は、15重量%以下のビスマスと、ケイ素、スズ、および亜鉛を含む群からの少なくとも1つの成分を合計で0.5ないし15重量%と、銅、マンガン、マグネシウム、ニッケル、クロム、亜鉛およびアンチモンを含む群からの可能な添加物を合計3重量%以下の程度までとを含む、鋳造が困難な偏晶アルミニウム滑り軸受合金を、ストリップ鋳造によって再現可能な品質で鋳造できるようにする。マイナー相の均質な分布は、この場合、電磁場中で溶融物を強く攪拌することによって達成される。結晶微細化剤を加えることによって、この合金の微細構造はさらに微細化される。これがもつ効果の中には、鋳造状態において最大40μmの直径をもつ溶滴の形状のビスマス析出物のサイズへの有利な効果もある。結晶微細化剤の添加量は、EP 0940474 A1によれば、溶融物中のビスマス含有量を考慮した式によって計算される。この発明は、特許に記載されている結果を得るために使用される結晶微細化添加物の類の指示を全く含んでいない。
EP 0190691は、4ないし7重量%のビスマスと、1ないし4.5重量%のケイ素と、0ないし1.7重量%の銅と、0ないし2.5重量%の鉛と、ニッケル、マンガンおよびクロムを含む群からの少なくとも1つの元素を合計1重量%以下の程度までと、さらにスズ、亜鉛およびアンチモンを含む群からの少なくとも1つの元素を合計5重量%以下とを含んだ合金を開示している。高いケイ素含有量はアルミニウムマトリクスを強化するが、それらはマイナー相のサイズに不利な影響を及ぼし、ストランド中の溶滴分布を明らかに悪くする。このような鋳造構造を圧延する間、元来は球状の鉛またはビスマス相が非常に太いフィラメントに変形する。このことは、材料の機械的な耐荷重能力および摩擦特性をかなり減じてしまう。
所望の材料特性を設定するために可能な1つの解決策は、マイナー相の細長い析出物を引き続いての熱処理によって密な構造の形状に変形させることである。例えばDE 4014430 A1によれば、偏晶アルミニウムケイ素−ビスマス合金を575〜585℃で熱処理してビスマス相の微細分布を達成し、圧延後にラメラの形態に延伸される。
さらなる利点として、熱処理は硬化効果によってアルミニウム滑り軸受の強度値を向上させる可能性を提供する。可能な硬化効果の達成に好適な元素は、例えばケイ素、マグネシウム、亜鉛およびジルコニウムである。銅の添加は硬化速度を増大させ、これらの元素と組み合わせて使用することができる。
US 5,286,445は、2〜15重量%の含有量のビスマスと、0.05ないし1重量%の含有量のジルコニウムと、1.5重量%以下の含有量の銅および/またはマグネシウムをもつアルミニウム滑り軸受合金を開示している。加えてこの合金は、スズ、鉛およびインジウムを含む群からの少なくとも1つの元素を合計で0.05ないし2重量%、またはケイ素、マンガン、バナジウム、アンチモン、ニオブ、モリブデン、コバルト、鉄、チタンおよびクロムを含む群からの少なくとも1つの元素を合計で0.05ないし5重量%含む。スズ、鉛およびインジウムの添加は、200〜350℃の温度で、延伸されたビスマス溶滴のより微細な析出物への再凝固を助ける。元素ジルコニウム、ケイ素およびマグネシウムは、480ないし525℃の温度範囲におけるアニール後に、実際の硬化効果をもたらす。これはUS 5,286,445によれば、圧延被覆の少し前に実施される。遷移元素は、材料の機械的な耐荷重能力のさらなる増大を確保することを意図している。
マイナー相のサイズおよび分布へのケイ素の好ましくない効果は既に報告されている。マグネシウムの添加は、さらに、マグネシウムが優先的にビスマスとともに金属間化合物MgBiを形成するという不都合を伴う。これはビスマス溶滴間に挿入され、磨耗粒子を埋め込むビスマス溶滴の能力を明らかに減じる。スズを添加することは、高温での滑り軸受材料の機械的な耐荷重能力をかなり損なう。さらに、DE 40144 30 A1およびUS 5,286,445において提案されている480℃を超える熱処理の温度は、鋼の支持シェルとアルミニウムとの間の脆い金属間相の形成に関して非常に不利に選択されている。先行技術によれば、アルミニウムを鋼で被覆するのに許容できる温度範囲は400℃未満である。
上述したビスマスを含んだ合金のうち、これまでにいかなる実用的な重要性も獲得したものはない。なぜならば、連続鋳造および滑り軸受シェルを形成するための後のさらなる加工によるそれらの製造の間に生じる、複雑な過程を適切に克服することは未だ不可能だからである。鋳造状態におけるマイナー相の微細分布のほかに、アルミニウム滑り軸受合金の最適な特性のための必要条件は、特に、必要な成形および圧延被覆操作の後でさえ、マイナー相の微細分布を確立できる可能性である。他の要求は、高い強度、機械的な耐荷重能力(高温時も含む)、アルミニウムマトリクスの耐磨耗性および良好な成形性である。
したがって、本発明は、高耐久性のアルミニウム滑り軸受合金を提供する目的に基づいており、これは先行技術の不都合を回避し、かつビスマス相の均質かつ微細な分布を達成し、および滑り軸受シェルを形成する加工段階における後のさらなるストリップの加工の間これを維持し、可能ならば向上させることを可能にする。
この目的は、以下の成分を含むアルミニウム滑り軸受合金によって達成される。およそ5ないし20重量%のビスマスと、およそ3ないし20重量%の亜鉛と、およそ1ないし4重量%の銅と、さらにマンガン、バナジウム、ニオブ、ニッケル、モリブデン、コバルト、鉄、タングステン、クロム、銀、カルシウム、スカンジウム、セリウム、アンチモン、ホウ素、ベリリウム、チタン、炭素およびジルコニウムのうち1以上の成分を合計で5重量%以下と、残りのアルミニウムであるが、スズ、鉛およびケイ素は精練に由来する不純物によって生じる量のほかに含まず、すなわち各々多くとも1重量%以下の量である。これは、原則的に、本発明による合金は合金成分としてスズおよびケイ素を含んではならないことが意図されていることを意味する。しかしながら、スズ(Sn)だけでなく鉛(Pb)およびケイ素(Si)は、およそ0.3重量%以下の不純物によって生じる量で、あるいはおよそ1重量%以下の少量であるが、より良好にはおよそ0.5重量%以下で存在していてもよく、本発明の利点を過剰に損なうことがない。本発明による滑り軸受合金は、好ましくは連続鋳造され、ビスマス相の微細分布によって鋳造状態において既に区別され、これは引き抜き速度および冷却速度に大きく依存しない。圧延および圧延被覆時のさらなる処理の途中で作られる長いビスマスのラメラは、その後に270〜400℃の温度で熱処理によって完全に再凝固して、微細に分布した球状溶滴を形成し、これらは工程が適切に行われた場合には20μmより小さい。
合金は好ましくはおよそ7〜12重量%のビスマスを含む。亜鉛含有量は好ましくはおよそ3〜6重量%であり、銅含有量はおよそ2〜4重量%、特に2〜3重量%である。種々の元素の含有量は、与えられた範囲内で互いに独立に可変である。
本発明による合金は、単一の軟質相形成剤としてのビスマスの使用によって、既知の合金と異なる。すなわち、ビスマスと鉛および/またはスズとの組み合わせがなく、亜鉛の含有量は最大20重量%以下に増大し、銅の含有量は最大4重量%以下に増大する。記載した量の添加した亜鉛および銅は、二元Al−Bi合金と比較して、鋳造状態におけるビスマス溶滴のサイズにわずかな悪化をもたらすが、それらは、被覆パスの後に高度に延伸されたビスマスフィラメントの完全な再凝固を可能にし、サイズで20μm以下の微細な球状溶滴を形成する。アニール時間は化学組成に依存する。加えて、増大した銅の含有量はアルミニウムマトリクスの強度増大をもたらし、我々の経験では、ビスマス含有滑り軸受材料の腐食耐性を向上させる。
およそ0.3ないし2重量%の添加量で加える商業的に入手できる結晶微細化剤AlTi5B1またはAlTi3CO、15を使用することは、本発明による合金に優れた結晶微細化効果があり、様々な冷却速度で連続鋳造の間に確実にヒートクラックの形成を防ぐことがわかっている。言及した結晶微細化剤の添加は、マイナー相のサイズを明らかに減じるさらなる効果をもつ。結晶微細化添加物の使用によって、比較的遅いおよそ5K/sの冷却速度でさえも、鋳造状態におけるビスマス溶滴の最大直径を30μm未満に減じることが可能となっている。
元素マンガン、バナジウム、ニオブ、ニッケル、モリブデン、コバルト、鉄、タングステン、クロム、銀、カルシウム、スカンジウム、セリウム、ベリリウム、アンチモン、ホウ素、チタン、ジルコニウムおよび炭素の助けにより、本発明による合金の特性を特にそれぞれの意図された用途に適合させることが可能である。
本発明はさらに、上述した本発明による組成物を使用したアルミニウム滑り軸受合金を製造する方法を含む。好ましくは、5ないし1000K/sの冷却速度の鋳造工程で合金化成分を結合させ、合金を形成する。あるいは、合金を他の通常の製造方法によって、特に他の鋳造方法によって製造することもできる。連続鋳造による製造が今のところ好ましい。したがって条件は、好ましくは溶滴形状のビスマスインターカレーションが形成されるように適合させる。連続鋳造の間、引き抜き速度は好ましくは2ないし15mm/sである。
この発明の好ましい実施態様によれば、鋳造によって得られる合金は、後の形成工程の途中でおよそ270〜400℃の温度で少なくとも1つの熱処理を受ける。このような熱処理は、好ましくは圧延および/または圧延被覆の後になされ、いくつかの圧延および/または被覆操作を、合金の鋳造と最終製品との間の製造工程内で実施することができ、かつ少なくとも1つの熱処理を最終的な圧延および/または圧延被覆操作の後またはこれらの操作のいくつかまたは全ての後に実施することができる。
半完成品の調製のため、または例えば滑り軸受のような製品の製造の途中で、鋳造合金は少なくとも1つの支持層を備えていてもよい。支持層は特に鋼の層でもよい。さらなる層、例えば粘着促進層または被膜を追加してもよい。
本発明はさらに、本発明による合金をそれに用いられる材料の1つとして含むかまたはこの合金からなる滑り軸受シェルを含む。
最後に、本発明はこのような滑り軸受シェルを備えた滑り軸受、または滑り軸受における本発明による滑り軸受シェルの使用を含む。
本発明を、例示的な実施態様に基づいて、以下により詳細に説明する。
滑り軸受材料を製造するために、この例においては10mm×100mmの断面をもつ鋳造ストリップを、先行技術において知られているように垂直連続鋳造装置で、0.6重量%のAlTi5B1を添加して作る。ストリップの製造において、引き抜き速度は8mm/sであり、冷却速度は600K/sである。ストランドを最初に広い面に水平に圧延して、およそ8mmの厚さにする。
続いて、つや消し、脱脂されたアルミニウム合金の粘着促進剤を、圧延スタンドにおける最初の圧延パスにより、同様につや消し、脱脂されたAlZn5Cu3Bi7合金に被覆する。被覆された原材料ストリップの厚さは4mmである。これを、引き続いていくつかの圧延パスで1.3mmに圧延する。これには5つの圧延パスが必要である。アルミニウム軸受材料ストリップの被覆特性を向上させるために、これは370℃で3時間以下の再生アニール操作を受ける。次の加工工程において、鋼ストリップとアルミニウム滑り軸受材料ストリップを被覆圧延機で互いに結合させる。
続いて、作られた材料の組み合わせに360℃の温度で3時間続く熱処理を施し、鋼とアルミニウム滑り軸受材料との間の結合を拡散過程によって増大させ、クラッディング後のアルミニウム−亜鉛−銅マトリクス中で高度に延伸されたビスマスフィラメントを完全に改質して、サイズが20μm以下の微細な球状溶滴にする。同様に熱処理から生じる少なくとも43 HB 2.5/62.5/30の高度な硬さも有利である。この熱処理後に、被覆ストリップを細分して軸受シェルに成形してもよい。
図1ないし図3は、本発明による合金(ここではAlZn5Cu3Bi7合金)が加工の間にその微細構造においてどのように変化するかを一例として示す。図1は、連続鋳造による製造後の合金の微細構造を示す。溶滴の形状のビスマス相は暗い部分として示される。
図2は、圧延後の合金の微細構造を示す。圧延によって延伸されたビスマスのラメラが圧延構造中に見える。
図3は360℃で3時間の熱処理後の圧延構造を示す。延伸されたBiラメラを、熱処理によって有効に再凝固することが可能になっている。大きな溶滴(その孤立した例が図1には未だ見られる)は、延伸および再凝固されることによって破壊されるので、処理によって全体の微細分布の程度は増大する。
例は単に説明のために役立つだけであり、本発明を限定しないことが言及されるべきである。当業者は、滑り軸受および軸受シェルがどのようにして製造されるか、ならびに本発明による合金の製造が結果として通常の軸受製造工程にどのようにして組み込まれるかがわかる。
図1は、AlZn5Cu3Bi7合金の鋳造構造を示す。 図2は、熱処理前の、総成形度(total forming degree)が94%であるAlZn5Cu3Bi7合金の圧延構造を示す。 図3は、360℃/3時間の熱処理後の、総成形度が94%であるAlZn5Cu3Bi7合金の圧延構造を示す。

Claims (13)

  1. 偏晶アルミニウム滑り軸受合金であって、5ないし20重量%のビスマスと、3ないし20重量%の亜鉛と、1ないし4重量%の銅と、さらにマンガン、バナジウム、ニオブ、ニッケル、モリブデン、コバルト、鉄、タングステン、クロム、銀、カルシウム、スカンジウム、セリウム、ベリリウム、アンチモン、ホウ素、チタン、炭素およびジルコニウムのうち1以上の成分を合計で5重量%以下と、合金を100重量%にするアルミニウムとを含む偏晶アルミニウム滑り軸受合金。
  2. 合金が7〜12重量%のビスマスを含むことを特徴とする請求項1に記載の偏晶アルミニウム滑り軸受合金。
  3. 合金が3〜6重量%の亜鉛を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の偏晶アルミニウム滑り軸受合金。
  4. 合金が2〜4重量%、特に2〜3重量%の銅を含むことを特徴とする請求項1ないし3の1項に記載の偏晶アルミニウム滑り軸受合金。
  5. 合金が2重量%以下のAl−Ti−BまたはAl−Ti−Cの結晶微細化剤を含むことを特徴とする請求項1ないし4の1項に記載の偏晶アルミニウム滑り軸受合金。
  6. 請求項1ないし5の1項に記載の組成物を用いてアルミニウム滑り軸受合金を製造する方法であって、冷却速度が5ないし1000K/sである鋳造工程で合金化成分を結合させて合金を形成することを特徴とする方法。
  7. 引き抜き速度が2ないし15mm/sであることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 鋳造工程として連続鋳造工程を使用することを特徴とする請求項6または7に記載の方法。
  9. 半完成品の調製のために、合金は少なくとも1つの支持層を備えていることを特徴とする請求項6ないし8の1項に記載の方法。
  10. 後の形成工程の途中で270〜400℃の温度で少なくとも1つの熱処理を合金に実施することを特徴とする請求項6ないし9の1項に記載の方法。
  11. 熱処理を圧延および/または圧延被覆操作の後に行うことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 請求項1ないし5の1項に記載の合金をそれに用いられる材料の1つとして含むかまたはこの合金からなる滑り軸受シェル。
  13. 請求項11に記載のシェルを備えた滑り軸受。
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