JP2008301652A - 永久磁石式回転電機およびそれを用いた電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】循環電流による起磁力の空間次数と永久磁石の磁化分布の空間次数が一致したときに発生する、循環電流が原因で発生するトルク脈動を低減することができる永久磁石式回転電機を得る。
【解決手段】巻線に流れる循環電流による起磁力の向きが、所定の巻線と他の巻線で異なり、回転子の極対数がP、巻線の数がQであり、Q個の巻線における起磁力の向きの配列パターンが、R個の巻線における前記起磁力の向きの配列パターンの繰り返しで構成される永久磁石式回転電機において、永久磁石が作る磁束密度の空間nP=mQ/R(m、n:正の整数)次の高調波成分を低減する手段を回転子に備えることにより、循環電流が原因で発生するトルク脈動を低減する。
【選択図】図2
【解決手段】巻線に流れる循環電流による起磁力の向きが、所定の巻線と他の巻線で異なり、回転子の極対数がP、巻線の数がQであり、Q個の巻線における起磁力の向きの配列パターンが、R個の巻線における前記起磁力の向きの配列パターンの繰り返しで構成される永久磁石式回転電機において、永久磁石が作る磁束密度の空間nP=mQ/R(m、n:正の整数)次の高調波成分を低減する手段を回転子に備えることにより、循環電流が原因で発生するトルク脈動を低減する。
【選択図】図2
Description
本発明は、永久磁石式回転電機(以下、モータと記す。)に関するものであり、例えば車両用であり、電動パワーステアリング装置に関する。
近年様々な用途にトルク脈動の小さいモータが要求されている。例えば産業用のサーボモータやエレベータ用巻き上げ機などがある。車両用に着目すると、燃費向上、操舵性の向上のために電動パワーステアリングが普及している(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。電動パワーステアリングに用いられるモータには、そのトルク脈動がギヤを介して運転者に伝わるので、滑らかな操舵感覚を得るためには、モータのトルク脈動低減に対する強い要求がある。
特許文献1では、コギングトルクの低減によりトルク脈動を低減しているが、トルク脈動が発生する要因はコギングトルクによるものだけではないため、いまだトルク脈動の低減には課題が残されている。また、特許文献2では、モータをデルタ結線の2n極3nスロット構造とすることにより、トルク脈動を低減し、かつ循環電流損を解消している。しかしながら、2n極3nスロット構造のモータは巻線係数が低いため、モータの小型化、高効率化には不向きである。
本発明は、これらの課題を解決するためになされたもので、トルク脈動を低減することができるモータを提供することを目的とする。
環状に結線された多相の巻線を備え、巻線に流れる循環電流による起磁力の向きが、所定の巻線と他の巻線で異なり、回転子の極対数がP、巻線の全数がQであり、Q個の巻線における起磁力の向きの配列パターンが、R個の巻線における起磁力の向きの配列パターンによる繰り返しで構成されるモータにおいて、永久磁石が作る磁束密度の空間nP=mQ/R(m、n:正の整数)次の高調波成分を低減する手段を回転子に備えた。
本発明によれば、永久磁石の磁化分布における空間mQ/R次の高調波成分を低減することにより、循環電流が原因で発生するトルク脈動を低減できるという効果がある。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態1によるモータの構成を示す断面図である。実施の形態1によるモータは、固定子8と回転子9を備えている。固定子8は、固定子鉄心2と固定子鉄心2に集中的に巻き回された巻線1を有し、フレーム6に焼き嵌めや圧入などの方法で固定されている。一方、回転子9は回転子鉄心3と永久磁石4を有し、シャフト7に固定されている。シャフト7には、回転角度を検出するために回転センサ5が設けられている。回転センサ5は例えばレゾルバでも、磁石とホール素子で構成されるものでもよい。
本発明の実施の形態1について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態1によるモータの構成を示す断面図である。実施の形態1によるモータは、固定子8と回転子9を備えている。固定子8は、固定子鉄心2と固定子鉄心2に集中的に巻き回された巻線1を有し、フレーム6に焼き嵌めや圧入などの方法で固定されている。一方、回転子9は回転子鉄心3と永久磁石4を有し、シャフト7に固定されている。シャフト7には、回転角度を検出するために回転センサ5が設けられている。回転センサ5は例えばレゾルバでも、磁石とホール素子で構成されるものでもよい。
図2は、図1のA−A断面図である。以下の各実施の形態において、図中、図1と同一符号は同一又は相当の構成を示す。巻線1は固定子鉄心2のティース2Tに集中的に巻き回されているいわゆる「集中巻」の方式である。永久磁石4が回転子鉄心3の周りに計14個配置されており、巻線1が固定子8の周方向に12個配置されている、14極12スロットのモータの構成である。14個の永久磁石4は、回転子9の半径方向に着磁されており、隣り合う永久磁石4の着磁の方向が互いに逆になるように着磁されている。
本モータは3相の巻線1から構成されている。それぞれ、U相、V相、W相とする。12個ある巻線1の3相構成を図2に示す。同相で隣り合う巻線1には同じ添え字(例えばU1)をつけるが、電流が流れたとき発生する起磁力の向きが異なるものを区別するため+と−を付与して示した。例えば、U1+とU1−は同相で隣り合う巻線1であるが、巻線1の巻き方向を逆にすることや、渡り線の接続を工夫して巻線1に流れる電流の向きを逆にすることにより、起磁力の向きが逆向きとなる構成となっている。本実施の形態1では、巻線1を
U1+、U1-、W1-、W1+、V1+、V1-、U2-、U2+、W2+、W2-、V2-、V2+
の順に配置している。さらに、これらの巻線1を接続し、3相のモータを構成する。
U1+、U1-、W1-、W1+、V1+、V1-、U2-、U2+、W2+、W2-、V2-、V2+
の順に配置している。さらに、これらの巻線1を接続し、3相のモータを構成する。
図3および図4は、本発明の実施の形態1によるモータの巻線1の結線図である。図3においては、U相の巻線1であるU1+、U1−、U2+およびU2−を直列に接続し、他の2相についても同様に接続する。さらに各相の巻線1は環状になるように接続された、いわゆるデルタ結線となっている。このようなデルタ結線では、スター結線と異なり、循環電流が発生する。循環電流は、図3の中央部に黒の曲線状の矢印で示すように、3相の巻線1を循環するように流れる電流である。循環電流のU相電流10をIu、V相電流11をIv、W相電流12をIwとすると、
Iu=Iv=Iw
となる。また、別の接続方向としては、図4に示した方法がある。U1+とU1−は直列に接続し、U2+とU2−も直列に接続するが、「U1+、U1−」と「U2+、U2−」は並列に接続している。この場合にも図3の場合と同様に、図4の中央部に黒の曲線状の矢印で示すように、循環電流が発生する。以下では循環電流によってトルク脈動が発生するメカニズムについて説明する。
Iu=Iv=Iw
となる。また、別の接続方向としては、図4に示した方法がある。U1+とU1−は直列に接続し、U2+とU2−も直列に接続するが、「U1+、U1−」と「U2+、U2−」は並列に接続している。この場合にも図3の場合と同様に、図4の中央部に黒の曲線状の矢印で示すように、循環電流が発生する。以下では循環電流によってトルク脈動が発生するメカニズムについて説明する。
図5は、循環電流によりトルク脈動が発生するメカニズムを示す説明図である。循環電流が流れると、循環電流によって起磁力が発生する。図5(a)は、図2に示すモータの固定子8の展開図であり、巻線1の配置を直線状に示したものである。巻線1は、左から右の順に
W2+、U2+、U2-、V1-、V1+、W1+、W1-、U1-、U1+、V2+、V2-、W2-
と配列されている。循環電流により発生する起磁力の向きは、ティース2Tの先端部に示す“+”と“−”の配置となる。したがって、循環電流により発生する起磁力の波形は、図5(b)に示すような波形となる。これは、「++−−」の4個の巻線1で作られるパターンを3回繰り返す起磁力の波形となっている。これは、すなわち6極の成分を基本波とする分布であり、基本波は機械角360度で3周期となっている。
W2+、U2+、U2-、V1-、V1+、W1+、W1-、U1-、U1+、V2+、V2-、W2-
と配列されている。循環電流により発生する起磁力の向きは、ティース2Tの先端部に示す“+”と“−”の配置となる。したがって、循環電流により発生する起磁力の波形は、図5(b)に示すような波形となる。これは、「++−−」の4個の巻線1で作られるパターンを3回繰り返す起磁力の波形となっている。これは、すなわち6極の成分を基本波とする分布であり、基本波は機械角360度で3周期となっている。
一方、実施の形態1の回転子9は14極である。永久磁石4の極性配置の展開図を図5(c)に示す。ここで図5(c)に示すN極、S極は、永久磁石4の固定子8側に面している方の極性を示している。この場合は、永久磁石4の磁化分布の波形は、図5(d)に示すようになっている。当然これは14極の成分を基本波とした分布であり、基本波は機械角360度で7周期となっている。
固定子8の巻線1に流れる循環電流による起磁力および回転子9の永久磁石4の磁化分布(=永久磁石4が発生する磁束密度の分布)は高調波成分を有する。循環電流による起磁力と永久磁石4の磁化分布の基本波および高調波(3次、5次、7次、9次成分)について、その空間次数を図5(e)に示す。空間次数とは、機械角360度で1周期の成分を空間1次と表したものである。循環電流による起磁力(図5(e)中、固定子と記す。)の空間次数と、永久磁石の磁化分布(図5(e)中、回転子と記す。)の空間次数が一致したときにトルク脈動が発生する。この場合においては、循環電流による起磁力の7次高調波成分と、永久磁石4の磁化分布の3次高調波成分が、ともに空間次数が21次となって一致するため、循環電流によるトルク脈動が発生する。
一般化すれば、以下のようになる。回転子9の極対数をP、巻線1の数をQとし、Q個の全巻線1に同じ電流が流れた場合(循環電流を想定)の起磁力の向きの配列パターンがR個の巻線1における起磁力の向きの配列パターンによる繰り返しとなっているとする。このときn、mを正の整数とすれば、
nP=mQ/R
となる整数n、mが存在して、mQ/R次に一致する空間次数の磁束密度の分布が回転子9側にあり、かつnP次に一致する空間次数の循環電流による起磁力が固定子8側にあれば、循環電流によるトルク脈動が発生するのである。ここで、nは永久磁石4の磁化分布の高調波の次数を、mは循環電流による起磁力の高調波の次数を示している。
nP=mQ/R
となる整数n、mが存在して、mQ/R次に一致する空間次数の磁束密度の分布が回転子9側にあり、かつnP次に一致する空間次数の循環電流による起磁力が固定子8側にあれば、循環電流によるトルク脈動が発生するのである。ここで、nは永久磁石4の磁化分布の高調波の次数を、mは循環電流による起磁力の高調波の次数を示している。
図5(f)に、実施の形態1による14極12スロットのモータについて各パラメータの例を示す。本モータの場合は、P=7、Q=12、R=4である。m=7のときにmQ/R=21、n=3のときにnP=21となり、空間次数が一致する。しがたがって、空間次数が21次となる、循環電流による起磁力の高調波成分(m=7次高調波)と永久磁石4の磁化分布の高調波成分(n=3次高調波)が、トルク脈動の原因となっている。これらの高調波成分の内、少なくとも1つの高調波成分を少なくすれば、循環電流による起磁力の空間次数と、永久磁石の磁化分布の空間次数が一致することはなくなるため、循環電流によるトルク脈動を大幅に低減できる。
ここで、循環電流によるトルク脈動を低減するために、永久磁石4の磁化分布の高調波成分(n=3次高調波)を少なくすることを考える。永久磁石4の磁化分布においてn=3に対応する高調波成分が多く含まれるモータ(以下、通常モータと記す。)と、本発明の実施の形態1によりn=3に対応する高調波成分が少ないモータの循環電流によるトルク脈動の比較を、図6〜図9を参照して説明する。
図6は、通常モータの永久磁石4が発生する磁束密度の説明図である。図6(a)は、通常モータの永久磁石4が発生する磁束密度の波形を示している。横軸の位置(deg.)は、機械角で表示している(図7(a)も同様)。図6(a)は、回転子9をモータから取り出し、回転子9の表面部分の磁束密度を周方向にプロットしたものである(図7(a)も同様)。このようにすれば、固定子鉄心2によるパーミアンスの影響を受けず、永久磁石4が発生する磁束密度の高調波成分を測定し、評価することができる。
図6(b)は、図6(a)の波形の周波数成分を示したものである。横軸は永久磁石4の磁化分布における高調波の次数nであり、空間7次を基本波として、その高調波成分を示している(図7(b)、図8も同様)。縦軸は基本波成分を100%として各高調波成分の割合を示している(図7(b)、図8も同様)。図6(b)から、3次高調波成分(n=3の成分)が多く含まれていることが分かる。
図9は、循環電流によるトルク脈動を示した図である。図9の横軸は角度で、電気角で表示している。縦軸は定格トルクに対する循環電流によるトルク脈動の割合(%)である。図6で説明した回転子9をモータに組み込み、回転子9を回転させたときに発生する、循環電流によるトルク脈動は、図9の破線で示した波形となる。この結果から、電気角360度で6回の脈動成分が大きく現れていることがわかる。このようなトルク脈動は振動などの原因となり得る。また、循環電流が原因で発生するトルク脈動以外にも、トルク脈動はコギングトルクや電流の高調波成分など様々な原因で発生するため、循環電流に起因するものをできるだけ小さくしておく必要がある。
図7は、本発明の実施の形態1によるモータの永久磁石4が発生する磁束密度の説明図であり、永久磁石4の磁化分布における高調波を低減した例である。図7(a)は、本発明の実施の形態1によるモータの永久磁石4が発生する磁束密度の波形を示しており、図7(b)は、図7(a)の波形の周波数成分を示している。図7(b)は、図6(b)に比べて波形が変化していることがわかる。n=3の高調波はほぼゼロであり、n=5、7、9に対応する高調波も基本波の僅か1%程度しか含まない。
図7の例では、問題となるn=3の高調波のほか、n=5、7、9に対応する高調波も低減した例を示したが、実施の形態1はこれに限られたものではない。図8は、本発明の実施の形態1によるモータの永久磁石4が発生する磁束密度の周波数成分を示す図であり、n=3の高調波を低減した例である。図8に示すように、n=5、7、9に対応する高調波は図6(b)と同じ程度とし、n=3に対応する高調波を大幅に低減しておく。
図7で説明した永久磁石4を組み込んだモータが発生する循環電流によるトルク脈動は、図9の実線で示した波形となる。また、図8で説明した永久磁石4を組み込んだモータが発生する循環電流によるトルク脈動は、図9の一点鎖線で示した波形となる。ここで、図9の実線と一点鎖線は、縦軸0.0の付近で、ほぼ重なっている。図9によれば、通常モータ(図9の破線)と比較して、図7もしくは図8で説明した永久磁石4を組み込んだモータは大幅に循環電流によるトルク脈動が低減されていることがわかる。
さらに、永久磁石4の磁化分布の基本波に対する高調波成分の割合と、循環電流によるトルク脈動との関係について図10に示す。ここでの高調波成分とは、nP=mQ/Rを満たすn次高調波成分である。図10の横軸は、永久磁石4の磁化分布の基本波に対するn次高調波成分の割合(%)を、縦軸は定格トルクに対する循環電流によるトルク脈動の割合(%)を示している。例えば、モータを電動パワーステアリング装置に用いた場合、ステアリングホイールで人間が感じる循環電流によるトルク脈動の大きさとギヤ比から換算すると、循環電流によるトルク脈動は定格トルクの1%以下程度にするのが望ましい。
図10から、循環電流によるトルク脈動を定格トルクの1%以下にするには、n次高調波成分を基本波成分の20%以下とすればよいことが分かる。さらに、ステアリングホイールでトルク脈動をほとんど気付かないレベルにするには、上記トルク脈動の定格トルクに対する割合を0.5%以下とするのがよい。そのためには、n次高調波成分を基本波成分の12%以下とすればよいことがわかる。無論、循環電流によるトルク脈動は、ほぼゼロ(例えば定格トルクの0.05%以下)とすることが理想であるので、望ましくはn次高調波成分を基本波成分の5%以下とすればよいことがわかる。
従来例である特許文献2では、6極9スロット(2P:Q=2:3)のモータの例について示しており、巻線1の巻き方向が全て同じであるため、循環電流が流れても起磁力の高調波成分がなく、トルク脈動の原因とならない。しかしながら、6極9スロットの構成では巻線係数が0.866と低く、モータの永久磁石4の利用効率が低い。また、異なる組み合わせとして2P:Q=4:3のモータがあるが、6極9スロットのモータと同様の特徴を有しており、巻線係数が0.866と低い。巻線係数は、短節巻係数と分布巻係数の積で表される。短節巻係数はsin((π/2)×(2P/Q))であるため、2P/Qが1に近い程高くなる。よって、上記2つの例とは異なる組み合わせのうち、巻線係数の高い(2P/Qが1に近い)
2/3<2P/Q<4/3
の関係にあるモータでも、本発明の実施の形態1によれば、循環電流によるトルク脈動を大幅に低減できるという効果がある。例えば図2に示すモータではP=7、Q=12であるため、
2/3<2P/Q=7/6<4/3
の関係にあり、巻線係数は0.933と従来例よりも高いモータを提供できる。
2/3<2P/Q<4/3
の関係にあるモータでも、本発明の実施の形態1によれば、循環電流によるトルク脈動を大幅に低減できるという効果がある。例えば図2に示すモータではP=7、Q=12であるため、
2/3<2P/Q=7/6<4/3
の関係にあり、巻線係数は0.933と従来例よりも高いモータを提供できる。
なお、実施の形態1における説明では、固定子鉄心2にスロットを有するモータについて述べたが、スロットレスであってもよいことは言うまでもない。また、アキシャルギャップ型でも同様の効果が得られることは言うまでもない。
本発明の実施の形態1によれば、永久磁石4の磁化分布における空間mQ/R次の高調波成分を低減することにより、循環電流が原因で発生するトルク脈動を低減できるという効果がある。
実施の形態2.
実施の形態1では3相のモータについて述べたが、本発明はこれに限るものではない。
巻線1が環状に接続された4相、5相、6相モータなどN相(NはN≧3となる整数)モータについて図面を参照して説明する。図11は4相モータの巻線1の結線図である。また、図12および図13はそれぞれ、5相、6相モータの巻線1の結線図である。なお、モータの断面形状については、巻線1の数は異なるが、図1および図2とほぼ同等であるため説明を省略し、以下では図1に示す符号を用いて説明する。
実施の形態1では3相のモータについて述べたが、本発明はこれに限るものではない。
巻線1が環状に接続された4相、5相、6相モータなどN相(NはN≧3となる整数)モータについて図面を参照して説明する。図11は4相モータの巻線1の結線図である。また、図12および図13はそれぞれ、5相、6相モータの巻線1の結線図である。なお、モータの断面形状については、巻線1の数は異なるが、図1および図2とほぼ同等であるため説明を省略し、以下では図1に示す符号を用いて説明する。
巻線1が環状に接続されたN相モータの極対数をP、巻線1の数をQとし、Q個の全巻線1に同じ電流が流れた場合(循環電流を想定)の起磁力の向きの配列パターンがR個の巻線1における起磁力の向きの配列パターンによる繰り返しであるとする。このときn、mを正の整数とすれば、
nP=mQ/R
となる整数n、mが存在して、mQ/R次に一致する空間次数の磁束密度の分布が回転子9側にあり、かつnP次に一致する空間次数の循環電流による起磁力が固定子8側にあれば、循環電流によるトルク脈動が発生する。回転子9の永久磁石4が作る磁束密度の空間mQ/R次成分を低減すれば、循環電流によるトルク脈動を低減することができる。
nP=mQ/R
となる整数n、mが存在して、mQ/R次に一致する空間次数の磁束密度の分布が回転子9側にあり、かつnP次に一致する空間次数の循環電流による起磁力が固定子8側にあれば、循環電流によるトルク脈動が発生する。回転子9の永久磁石4が作る磁束密度の空間mQ/R次成分を低減すれば、循環電流によるトルク脈動を低減することができる。
以下では図11〜図13を用いてN相モータについて詳細に説明する。図11に示す4相モータの各相をそれぞれA相、B相、C相、D相とする。同相で隣り合う巻線1には同じ添え字をつけるが、電流が流れたとき発生する起磁力の向きが異なるものを区別するため+と−を付与して示した。例えば、A+とA−は同相で隣り合う巻線1であるが、巻き方向が異なり、起磁力の向きが逆向きとなる構成となっている(図12および図13についても同様)。巻線1は、
A-、A+、A-、A+、B-、B+、B-、B+、C-、C+、C-、C+、D-、D+、D-、D+
の順に配列されている。循環電流により発生する起磁力の向きの配列パターンは、「+−」の2個の巻線1で作られる配列パターンの繰り返しとなっている。極対数を7とした場合、P=7、Q=16、R=2となるので、
nP=mQ/R
となるのは、n=8、m=7のときである。この場合、永久磁石4の磁化分布における空間56次の高調波成分を低減する回転子9を備えることにより、循環電流が原因で発生するトルク脈動を低減できる。
A-、A+、A-、A+、B-、B+、B-、B+、C-、C+、C-、C+、D-、D+、D-、D+
の順に配列されている。循環電流により発生する起磁力の向きの配列パターンは、「+−」の2個の巻線1で作られる配列パターンの繰り返しとなっている。極対数を7とした場合、P=7、Q=16、R=2となるので、
nP=mQ/R
となるのは、n=8、m=7のときである。この場合、永久磁石4の磁化分布における空間56次の高調波成分を低減する回転子9を備えることにより、循環電流が原因で発生するトルク脈動を低減できる。
図12に示す5相モータの各相をそれぞれA相、B相、C相、D相、E相とする。巻線1は、
A-、A+、A-、A+、B-、B+、B-、B+、C-、C+、C-、C+、D-、D+、D-、
D+、E-、E+、E-、E+
の順に配列されている。循環電流により発生する起磁力の向きの配列パターンは、「+−」の2個の巻線1で作られる配列パターンの繰り返しとなっている。極対数を9とした場合、P=9、Q=20、R=2となるので、
nP=mQ/R
となるのは、n=10、m=9のときである。この場合、永久磁石4の磁化分布における空間90次の高調波成分を低減する回転子9を備えることにより、循環電流が原因で発生するトルク脈動を低減できる。
A-、A+、A-、A+、B-、B+、B-、B+、C-、C+、C-、C+、D-、D+、D-、
D+、E-、E+、E-、E+
の順に配列されている。循環電流により発生する起磁力の向きの配列パターンは、「+−」の2個の巻線1で作られる配列パターンの繰り返しとなっている。極対数を9とした場合、P=9、Q=20、R=2となるので、
nP=mQ/R
となるのは、n=10、m=9のときである。この場合、永久磁石4の磁化分布における空間90次の高調波成分を低減する回転子9を備えることにより、循環電流が原因で発生するトルク脈動を低減できる。
図13に示す6相モータの各相をそれぞれA相、B相、C相、D相、E相、F相とする。巻線1は、
A-、A+、A-、A+、B-、B+、B-、B+、C-、C+、C-、C+、D-、D+、D-、
D+、E-、E+、E-、E+、F-、F+、F-、F+
の順に配列されている。循環電流により発生する起磁力の向きの配列パターンは、「+−」の2個の巻線1で作られる配列パターンの繰り返しとなっている。極対数を11とした場合、P=11、Q=24、R=2となるので、
nP=mQ/R
となるのは、n=12、m=11のときである。この場合、永久磁石4の磁化分布における空間132次の高調波成分を低減する回転子9を備えることにより、循環電流が原因で発生するトルク脈動を低減できる。
A-、A+、A-、A+、B-、B+、B-、B+、C-、C+、C-、C+、D-、D+、D-、
D+、E-、E+、E-、E+、F-、F+、F-、F+
の順に配列されている。循環電流により発生する起磁力の向きの配列パターンは、「+−」の2個の巻線1で作られる配列パターンの繰り返しとなっている。極対数を11とした場合、P=11、Q=24、R=2となるので、
nP=mQ/R
となるのは、n=12、m=11のときである。この場合、永久磁石4の磁化分布における空間132次の高調波成分を低減する回転子9を備えることにより、循環電流が原因で発生するトルク脈動を低減できる。
本発明の実施の形態2によれば、N相(NはN≧3となる整数)モータにおいても、永久磁石4の磁化分布における空間mQ/R次の高調波成分を低減することにより、循環電流が原因で発生するトルク脈動を低減できるという効果がある。
実施の形態3.
実施の形態1によるモータにおいて、回転子9の永久磁石4が、以下の特徴を有しても良い。実施の形態3において、実施の形態1と同等部分については、以下では説明を省略する。
実施の形態1によるモータにおいて、回転子9の永久磁石4が、以下の特徴を有しても良い。実施の形態3において、実施の形態1と同等部分については、以下では説明を省略する。
図14は、本発明の実施の形態3によるモータの回転子9を示す断面図である。図14(a)は、本発明の実施の形態3によるモータの回転子9を示す断面図であり、図14(b)は、図14(a)に示す永久磁石4の拡大図である。図14(a)に示すように永久磁石4は、回転子鉄心3の表面に貼り付けられている。永久磁石4は、図14(b)に示すように、回転子半径方向の外周側表面が曲面状であり、かつ回転子軸方向の垂直断面の形状は、中央部の厚みh1が端部の厚みh2よりも大きくなっている。永久磁石4をこのようないわゆる「かまぼこ型」の形状とすることで、図5(d)に示した永久磁石4が発生する磁束密度の波形(矩形波)と比較して、永久磁石4が発生する磁束密度の波形は滑らかになる。矩形波から滑らかな波(例えば正弦波)となることで、永久磁石4が発生する磁束密度の波形が有する高調波成分は大幅に低減される。
本発明の実施の形態3によれば、永久磁石4の磁化分布における空間mQ/R次の高調波成分を効率的に低減することにより、循環電流が原因で発生するトルク脈動を低減できるという効果がある。
また、回転子9が発生する磁束密度の波形が滑らかであるため、コギングトルクも低減できるという効果がある。
実施の形態4.
実施の形態3では、永久磁石4の形状について述べたが、別の方法でも高調波成分を効率的に低減することができる。図15は、本発明の実施の形態4によるモータの回転子9を示す斜視図である。図15に示すようにリング形状の永久磁石4(以下、リング磁石と示す。)が回転子鉄心3の表面に備え付けられている。さらに、リング磁石は回転子9の半径方向に着磁されているが、その着磁が回転子9の軸方向で変化している、いわゆるスキュー構造となっている。極対数をP、巻線1の数をQとし、Q個の全巻線1に同じ電流が流れた場合(循環電流を想定)の起磁力の向きの配列パターンがR個の巻線1における起磁力の向きの配列パターンによる繰り返しであるモータにおいて、
nP=mQ/R
となる正の整数n、mが存在したとする。このとき、スキュー角θ(機械角)を
とするスキューを回転子9に設ける。図15に示す実施の形態4では、一定角度のスキューの例を示したが、階段状のスキューであってもよく、また、軸方向でスキューの角度が変化するものであってもよい。リング磁石については、ラジアル異方性のものでも、極異方性のものでもよい。また、極異方性のリング磁石の場合は、磁束に高調波成分が少ないためスキューがない構造であってもよいし、極異方性のリング磁石においてスキューを施す場合は、階段状のスキューとするのが製造上容易であるという効果がある。
実施の形態3では、永久磁石4の形状について述べたが、別の方法でも高調波成分を効率的に低減することができる。図15は、本発明の実施の形態4によるモータの回転子9を示す斜視図である。図15に示すようにリング形状の永久磁石4(以下、リング磁石と示す。)が回転子鉄心3の表面に備え付けられている。さらに、リング磁石は回転子9の半径方向に着磁されているが、その着磁が回転子9の軸方向で変化している、いわゆるスキュー構造となっている。極対数をP、巻線1の数をQとし、Q個の全巻線1に同じ電流が流れた場合(循環電流を想定)の起磁力の向きの配列パターンがR個の巻線1における起磁力の向きの配列パターンによる繰り返しであるモータにおいて、
nP=mQ/R
となる正の整数n、mが存在したとする。このとき、スキュー角θ(機械角)を
とするスキューを回転子9に設ける。図15に示す実施の形態4では、一定角度のスキューの例を示したが、階段状のスキューであってもよく、また、軸方向でスキューの角度が変化するものであってもよい。リング磁石については、ラジアル異方性のものでも、極異方性のものでもよい。また、極異方性のリング磁石の場合は、磁束に高調波成分が少ないためスキューがない構造であってもよいし、極異方性のリング磁石においてスキューを施す場合は、階段状のスキューとするのが製造上容易であるという効果がある。
本発明の実施の形態4によれば、永久磁石4の磁化分布における空間mQ/R次の高調波成分を効率的に低減することにより、循環電流が原因で発生するトルク脈動を低減できるという効果がある。
また、回転子9にスキューを施すことにより、コギングトルクも低減できるという効果がある。
実施の形態5.
実施の形態1では、極対数P=7、巻線1の数Q=12の例について述べたが、本発明はこれに限るものではなく、極対数Pと巻線1の数Qが、
2P:Q=12i±2i:12i(i:正の整数)
の関係にあるモータであっても良い。この場合でも、従来例のモータ(2P:Q=2:3または2P:Q=4:3のモータ)よりも巻線係数の高い
2/3<2P/Q=1±1/6<4/3
の関係が成り立ち、モータの利用効率を高めることができる。
実施の形態1では、極対数P=7、巻線1の数Q=12の例について述べたが、本発明はこれに限るものではなく、極対数Pと巻線1の数Qが、
2P:Q=12i±2i:12i(i:正の整数)
の関係にあるモータであっても良い。この場合でも、従来例のモータ(2P:Q=2:3または2P:Q=4:3のモータ)よりも巻線係数の高い
2/3<2P/Q=1±1/6<4/3
の関係が成り立ち、モータの利用効率を高めることができる。
図16は、本発明の実施の形態5によるモータの断面図である。i=1のときで、極対数P=5、巻線1の数Q=12の例を示したものである。なお、同相で隣り合う巻線1には同じ添え字をつけるが、電流が流れたとき発生する起磁力の向きが異なるものを区別するため+と−を付与して示した。巻線1は、図16に示すように、
U1+、U1-、V1-、V1+、W1+、W1-、U2-、U2+、V2+、V2-、W2-、W2+
の順に配置されている。循環電流による起磁力の向きの配列パターンは「++−−」の4個の巻線1で作られる配列パターンの繰り返しとなっている。また、巻線1はデルタ結線されている。
U1+、U1-、V1-、V1+、W1+、W1-、U2-、U2+、V2+、V2-、W2-、W2+
の順に配置されている。循環電流による起磁力の向きの配列パターンは「++−−」の4個の巻線1で作られる配列パターンの繰り返しとなっている。また、巻線1はデルタ結線されている。
図17は、図16に示すモータの巻線1の結線図である。図17においては、U1+とU1−は直列に接続し、U2+とU2−も直列に接続するが、「U1+、U1−」と「U2+、U2−」は並列に接続している。すなわち、U、V、W相がそれぞれ2並列になっている。また、これ以外にも、各相の4個の巻線1が全て直列に接続されたものでも良いことは言うまでもない。
実施の形態5によるモータは、極対数P=5、巻線1の数Q=12、R=4であるので、
nP=mQ/R
となるのは、n=3、m=5のときである。この場合、永久磁石4の磁化分布における空間15次の高調波成分(n=3次高調波成分)を低減する回転子9を備えたモータとすればよい。
nP=mQ/R
となるのは、n=3、m=5のときである。この場合、永久磁石4の磁化分布における空間15次の高調波成分(n=3次高調波成分)を低減する回転子9を備えたモータとすればよい。
図18は、本発明の実施の形態5によるモータの永久磁石4の磁化分布における周波数成分を示した図である。横軸は永久磁石4の磁化分布における高調波の次数nを示しており、縦軸は基本波成分を100%として各高調波成分の割合を示している。図18に示すようなn=3次高調波成分を低減する手段を回転子9に備えたことで、循環電流が原因で発生するトルク脈動を小さくできる。
なお、実施の形態5ではi=1のときを例として説明したが、i=1に限るものではないことは言うまでもない。
本発明の実施の形態5によれば、永久磁石4の磁化分布における空間mQ/R次の高調波成分を低減することにより、循環電流が原因で発生するトルク脈動を小さくすることができるという効果がある。
また、極対数Pと巻線1の数Qが、2P:Q=12i±2i:12i(i:正の整数)の関係にあるため、従来のモータよりも巻線係数が高く、モータの利用効率を高めることができるという効果がある。
実施の形態6.
実施の形態5では、極対数Pと巻線1の数Qが、2P:Q=12i±2i:12i(i:正の整数)の関係にあるモータについて述べたが、本発明はこれに限るものではなく、極対数Pと巻線1の数Qが、
2P:Q=9i±i:9i(i:正の整数)
の関係にあるモータであっても良い。この場合でも、従来例のモータ(2P:Q=2:3または2P:Q=4:3のモータ)よりも巻線係数の高い
2/3<2P/Q=1±1/9<4/3
の関係が成り立ち、モータの利用効率を高めることができる。
実施の形態5では、極対数Pと巻線1の数Qが、2P:Q=12i±2i:12i(i:正の整数)の関係にあるモータについて述べたが、本発明はこれに限るものではなく、極対数Pと巻線1の数Qが、
2P:Q=9i±i:9i(i:正の整数)
の関係にあるモータであっても良い。この場合でも、従来例のモータ(2P:Q=2:3または2P:Q=4:3のモータ)よりも巻線係数の高い
2/3<2P/Q=1±1/9<4/3
の関係が成り立ち、モータの利用効率を高めることができる。
図19および図21は、本発明の実施の形態6によるモータの断面図である。図20は、図19に示すモータの巻線1の結線図、図22は図21に示すモータの巻線1の結線図である。図19および図20に示すモータはi=1のときで、極対数P=4、巻線1の数Q=9の例を示したものである。また、図21および図22に示すモータはi=1のときで、極対数P=5、巻線1の数Q=9の例を示したものである。なお、同相で隣り合う巻線1には同じ添え字をつけるが、電流が流れたとき発生する起磁力の向きが異なるものを区別するため+と−を付与して示した。
まず、図19および図20に示すモータについて説明する。巻線1は、図19に示すように、
U+、U-、U+、V+、V-、V+、W+、W-、W+
の順に配列されている。循環電流による起磁力の向きの配列パターンは「++−」の3個の巻線1で作られる配列パターンの繰り返しとなっている。また、巻線1は、図20に示すように、デルタ結線されている。本モータは、極対数P=4、巻線1の数Q=9、R=3であるので、
nP=mQ/R
となるのは、n=3、m=4のときである。この場合、永久磁石4の磁化分布における空間12次の高調波成分(n=3次高調波成分)を低減する回転子9を備えたモータとすればよい。
U+、U-、U+、V+、V-、V+、W+、W-、W+
の順に配列されている。循環電流による起磁力の向きの配列パターンは「++−」の3個の巻線1で作られる配列パターンの繰り返しとなっている。また、巻線1は、図20に示すように、デルタ結線されている。本モータは、極対数P=4、巻線1の数Q=9、R=3であるので、
nP=mQ/R
となるのは、n=3、m=4のときである。この場合、永久磁石4の磁化分布における空間12次の高調波成分(n=3次高調波成分)を低減する回転子9を備えたモータとすればよい。
次に、図21および図22に示すモータについて説明する。巻線1の配置は、図21に示すように、
U+、U-、U+、W+、W-、W+、V+、V-、V+
の順に配列されている。循環電流による起磁力の向きの配列パターンは「++−」の3個の巻線1で作られる配列パターンの繰り返しとなっている。また、巻線1はデルタ結線されている。本モータは、極対数P=5、巻線1の数Q=9、R=3であるので、
nP=mQ/R
となるのは、n=3、m=5のときである。この場合、永久磁石4の磁化分布における空間15次の高調波成分(n=3次高調波成分)を低減する回転子9を備えたモータとすればよい。
U+、U-、U+、W+、W-、W+、V+、V-、V+
の順に配列されている。循環電流による起磁力の向きの配列パターンは「++−」の3個の巻線1で作られる配列パターンの繰り返しとなっている。また、巻線1はデルタ結線されている。本モータは、極対数P=5、巻線1の数Q=9、R=3であるので、
nP=mQ/R
となるのは、n=3、m=5のときである。この場合、永久磁石4の磁化分布における空間15次の高調波成分(n=3次高調波成分)を低減する回転子9を備えたモータとすればよい。
なお、巻線1の結線は、図20および図22に示すものに限られておらず、各相において巻線1が並列に接続される並列回路を有していても良く、各相における並列回路の数にも限定はないことは言うまでもない。また、i=1のときを例として説明したが、i=1に限るものではないことは言うまでもない。
本発明の実施の形態6によれば、永久磁石4の磁化分布における空間mQ/R次の高調波成分を低減することにより、循環電流が原因で発生するトルク脈動を小さくすることができるという効果がある。
また、極対数Pと巻線1の数Qが、2P:Q=9i±i:9i(i:正の整数)の関係にあるため、従来のモータよりも巻線係数が高く、モータの利用効率を高めることができるという効果がある。
実施の形態7.
これまでの実施の形態では、回転子9の外周面に永久磁石4を配置した、表面磁石型のモータに関するものについて説明したが、本発明の適用範囲はこれに限るものではない。
図23は、本発明の実施の形態7によるモータの断面図である。永久磁石4が回転子鉄心3の内部に埋め込まれた構造の埋め込み磁石型モータである。ここでは、極対数P=7、巻線1の数Q=12の3相モータを例として説明する。巻線1は、図23に示すように、
U1+、U1-、W1-、W1+、V1+、V1-、U2-、U2+、W2+、W2-、V2-、V2+
の順に配列されている。循環電流による起磁力の向きの配列パターンは「++−−」の4個の巻線1で作られる配列パターンの繰り返しとなっている。さらに、これらの巻線1は、図3または図4で示したようにデルタ接続されている。
これまでの実施の形態では、回転子9の外周面に永久磁石4を配置した、表面磁石型のモータに関するものについて説明したが、本発明の適用範囲はこれに限るものではない。
図23は、本発明の実施の形態7によるモータの断面図である。永久磁石4が回転子鉄心3の内部に埋め込まれた構造の埋め込み磁石型モータである。ここでは、極対数P=7、巻線1の数Q=12の3相モータを例として説明する。巻線1は、図23に示すように、
U1+、U1-、W1-、W1+、V1+、V1-、U2-、U2+、W2+、W2-、V2-、V2+
の順に配列されている。循環電流による起磁力の向きの配列パターンは「++−−」の4個の巻線1で作られる配列パターンの繰り返しとなっている。さらに、これらの巻線1は、図3または図4で示したようにデルタ接続されている。
本モータは、極対数P=7、巻線1の数Q=12、R=4であるので、
nP=mQ/R
となるのは、n=3、m=7のときである。この場合、永久磁石4の磁化分布における空間21次の高調波成分(n=3次高調波成分)を低減する回転子9を備えたモータとすればよい。例えば、回転子鉄心3の空隙部分に面した断面形状を、図23に示すように、曲面状として磁束波形を滑らかにするという手法が考えられる。さらに、永久磁石4の両端部付近に非磁性部分13を設けることで、高調波成分を調整することも可能である。また、図23では、永久磁石4の断面形状は長方形であるが、図14(b)に示したような「かまぼこ型」などでも良く、その場合は、「かまぼこ型」の凸部を回転子9の外周方向に向けて配置する。
nP=mQ/R
となるのは、n=3、m=7のときである。この場合、永久磁石4の磁化分布における空間21次の高調波成分(n=3次高調波成分)を低減する回転子9を備えたモータとすればよい。例えば、回転子鉄心3の空隙部分に面した断面形状を、図23に示すように、曲面状として磁束波形を滑らかにするという手法が考えられる。さらに、永久磁石4の両端部付近に非磁性部分13を設けることで、高調波成分を調整することも可能である。また、図23では、永久磁石4の断面形状は長方形であるが、図14(b)に示したような「かまぼこ型」などでも良く、その場合は、「かまぼこ型」の凸部を回転子9の外周方向に向けて配置する。
一般に、埋め込み磁石型のモータは、表面磁石型のモータに対して、振動・騒音面で不利となることが多い。しかし、今回示した構造にすることによって、循環電流が原因で発生するトルク脈動が低減されるため、トルク脈動によって発生する振動・騒音を低減することができる。
埋め込み磁石型モータの特徴として、巻線1のインダクタンスが大きいという点がある。埋め込み磁石型モータについての循環電流を定性的に考察する。回転子9の角周波数をω、永久磁石4が発生する磁束の高調波をφ、巻線1のインダクタンスをL、巻線1の抵抗をRとすると、循環電流の原因となる誘起電圧の高調波成分Eは
E=ωφ
となる。一方、この高調波電圧に対する巻線1のインピーダンスの大きさZは
となるので、循環電流Iは、
となる。回転数が十分大きければωが十分大きくなり、(2)式から循環電流Iは
と近似できる。
E=ωφ
となる。一方、この高調波電圧に対する巻線1のインピーダンスの大きさZは
となるので、循環電流Iは、
となる。回転数が十分大きければωが十分大きくなり、(2)式から循環電流Iは
と近似できる。
(3)式より、巻線1のインダクタンスLを大きくすれば循環電流を低減できることがわかる。したがって、巻線1のインダクタンスLが大きい埋め込み磁石型のモータの構造とすれば、循環電流を低減し、結果として、それが原因で発生するトルク脈動を小さくすることができるという効果がある。また、埋め込み磁石型モータは、永久磁石4が遠心力に対して保護されるため高速回転に有利であるという効果もある。
図24は、固定子鉄心2を分割鉄心20により構成する埋め込み磁石型モータの拡大図である。固定子鉄心2は巻線1の数だけ分割された構造をしている。すなわち、分割鉄心20が固定子8の周方向に配設されて固定子鉄心2を形成している。また、個々の分割鉄心20はジョイント部21において接続されている。ジョイント部21で固定子鉄心2が折り曲げられる構造となっているため、巻線1を固定子鉄心2に巻き回す作業をするときに、スロットを開くことができ、巻線1の作業性が向上するという効果がある。
なお、実施の形態7では、P=7、Q=12、R=4のモータの例を示したが、これに限ったものではないことは言うまでもない。
本発明の実施の形態7によれば、永久磁石4の磁化分布における空間mQ/R次の高調波成分を低減することにより、循環電流が原因で発生するトルク脈動を小さくすることができるという効果がある。
また、埋め込み磁石型モータとすることで、巻線1のインダクタンスLが大きくなり、循環電流を低減できるので、循環電流が原因で発生するトルク脈動を小さくすることができるという効果がある。
また、埋め込み磁石型モータとすることで、リラクタンストルクを利用可能なため、モータの利用効率を高めることができるという効果がある。
実施の形態8.
図25は、本発明の実施の形態8による電動パワーステアリング装置の構成を示す概略図である。35はステアリングホイール、34はステアリングホイール35に結合してステアリングホイール35の操舵力を受けるコラムシャフトである。さらに、コラムシャフト34にはウォームギヤ33(図では詳細は省略し、ギヤボックスのみ示している)が接続されており、操舵力はウォームギヤ33に伝わる。ウォームギヤ33は、制御部32によって駆動されるモータ31の出力(トルク、回転数)を、回転方向を直角に変えるとともに回転を減速しながら伝達して、操舵力にモータ31のアシストトルクを加えている。操舵力は、ウォームギヤ33に接続されたハンドルジョイント36を伝わり、方向も変えられる。ステアリングギヤ37(図では詳細は省略し、ギヤボックスのみ示している)は、ハンドルジョイント36の回転を減速し、同時にラック38の直線運動に変換し、所要の変位を得る。このラック38の直線運動により車輪を動かし、車両の方向転換等を可能とする。
図25は、本発明の実施の形態8による電動パワーステアリング装置の構成を示す概略図である。35はステアリングホイール、34はステアリングホイール35に結合してステアリングホイール35の操舵力を受けるコラムシャフトである。さらに、コラムシャフト34にはウォームギヤ33(図では詳細は省略し、ギヤボックスのみ示している)が接続されており、操舵力はウォームギヤ33に伝わる。ウォームギヤ33は、制御部32によって駆動されるモータ31の出力(トルク、回転数)を、回転方向を直角に変えるとともに回転を減速しながら伝達して、操舵力にモータ31のアシストトルクを加えている。操舵力は、ウォームギヤ33に接続されたハンドルジョイント36を伝わり、方向も変えられる。ステアリングギヤ37(図では詳細は省略し、ギヤボックスのみ示している)は、ハンドルジョイント36の回転を減速し、同時にラック38の直線運動に変換し、所要の変位を得る。このラック38の直線運動により車輪を動かし、車両の方向転換等を可能とする。
このような電動パワーステアリング装置では、モータ31にて発生するトルクの脈動がウォームギヤ33とコラムシャフト34を介して、ステアリングホイール35に伝達される。従って、モータ31が大きなトルク脈動を発生する場合、滑らかなステアリング感覚を得ることが出来ない。
そこで、本発明の実施の形態1〜7に示したいずれかのモータ31と、モータ31の巻線1に流す電流を制御する制御部32とを有し、制御部32によってモータ31が出力するトルク(アシストトルク)を制御する電動パワーステアリング装置を提供することにより、滑らかな操舵感覚を確保することができる。
本発明の実施の形態8によれば、使用するモータ31のトルク脈動が小さいため、滑らかな操舵感覚の電動パワーステアリング装置を得ることができるという効果がある。
1 巻線、 2 固定子鉄心、 3 回転子鉄心、 4 永久磁石、
9 回転子、 31 モータ、 32 制御部。
9 回転子、 31 モータ、 32 制御部。
Claims (11)
- 回転子鉄心および永久磁石を有する回転子と、固定子鉄心および前記固定子鉄心に集中的に巻き回され、環状に結線された多相の巻線を有する固定子とを備え、
前記巻線に流れる循環電流による起磁力の向きが、所定の巻線と他の巻線で異なり、前記回転子の極対数がP、前記巻線の全数がQであり、Q個の前記巻線における前記起磁力の向きの配列パターンが、R個の前記巻線における前記起磁力の向きの配列パターンによる繰り返しで構成され、
前記永久磁石が作る磁束密度の空間nP=mQ/R(m、n:正の整数)次の高調波成分を低減する手段を前記回転子に備えた永久磁石式回転電機。 - 永久磁石が作る磁束密度の空間nP=mQ/R次の高調波成分を、空間P次の基本波成分に対して5%以下としたことを特徴とする請求項1記載の永久磁石式回転電機。
- 永久磁石は、回転子半径方向の外周側表面が曲面状であり、かつ回転子軸方向の垂直断面の形状は、中央部の厚みh1が端部の厚みh2よりも大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の永久磁石式回転電機。
- 回転子にはスキューが施され、スキュー角度が機械角で2πR/mQ[rad]であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の永久磁石式回転電機。
- 永久磁石は、極異方性のリング磁石にて構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の永久磁石式回転電機。
- 2P:Q=12i±2i:12i(i:正の整数)の関係があり、R=4iとなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の永久磁石式回転電機。
- 2P:Q=9i±i:9i(i:正の整数)の関係があり、R=3iとなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の永久磁石式回転電機。
- 少なくとも1つの巻線の巻き方向が他の巻線の巻き方向と異なることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の永久磁石式回転電機。
- 3相の巻線を有し、前記巻線はデルタ結線されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の永久磁石式回転電機。
- 永久磁石が回転子鉄心に埋め込まれた方式であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の永久磁石式回転電機。
- 請求項1または請求項2に記載の永久磁石式回転電機と、前記永久磁石式回転電機の巻線に流す電流を制御する制御部とを備えた電動パワーステアリング装置。
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