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JP2008141803A - ブラシレスモータ - Google Patents

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JP2008141803A
JP2008141803A JP2006322830A JP2006322830A JP2008141803A JP 2008141803 A JP2008141803 A JP 2008141803A JP 2006322830 A JP2006322830 A JP 2006322830A JP 2006322830 A JP2006322830 A JP 2006322830A JP 2008141803 A JP2008141803 A JP 2008141803A
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brushless motor
poles
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steering
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JP2006322830A
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Noboru Niiguchi
昇 新口
Hirohide Inayama
博英 稲山
Naotake Kanda
尚武 神田
Takashi Horikawa
傑 堀川
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JTEKT Corp
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JTEKT Corp
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Abstract

【課題】各相の巻線をそれぞれ直列に接続することなくロストルクの発生を抑止または抑制したブラシレスモータを提供する。
【解決手段】ブラシレスモータ6は10個の永久磁石651a〜651jを含むロータ65と、12個の巻線612a〜612lが1つずつ巻き付けられた12個のティース(突極)611a〜611lを含むステータ61とを備える。ここで、上記12個の巻線は、直列接続される同数の巻線からなる巻線群であって、それぞれの誘起電圧の大きさおよび位相が略一致するよう並列に接続される2個の巻線群を各相毎に含む。この結線により循環電流の発生を抑止することができ、また10極12スロットの構成により、モータのインピーダンスを小さくすることで、ブラシレスモータ6におけるロストルクの発生を抑止または抑制し、さらにコギングを抑制することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、界磁を形成するための永久磁石を備えるブラシレスモータに関し、より詳しくは車両のステアリング機構に操舵補助力を与える電動パワーステアリング装置に使用されるブラシレスモータに関する。
従来から、運転者がハンドル(ステアリングホイール)に加える操舵トルクに応じてブラシレスモータなどの電動モータを駆動することによりステアリング機構に操舵補助力を与える電動パワーステアリング装置が用いられている。
このような電動パワーステアリング装置に通常使用されるブラシレスモータは、巻線(コイル)が設けられた固定子(ステータ)と永久磁石が設けられた回転子(ロータ)とを備えた永久磁石電動モータであって、3相電力で駆動されるものが多い。
また、この固定子の巻線は、各相毎に通常複数が設けられている。これらの巻線は典型的には各相毎に直列に接続されることが多い。例えば、永久磁石の極数(以下単に「極数」という)が8であり、固定子(ステータ)に設けられる突極(ティース)の数(この数は突極間の空隙の数に等しいので以下「スロット数」とも呼ぶ)が9である電動パワーステアリング装置に使用される従来の電動モータには、各相毎に3つの巻線がそれぞれ直列に接続される構成のものがある(特許文献1を参照)。
しかし、上記従来の電動モータのように巻線を直列に接続する構成では、渡り線が長くなるためインピーダンスが大きくなり、その結果として銅損が大きくなる。そこで、各相毎に複数の巻線をそれぞれ全て並列に接続する従来の電動モータがある。図6は、このように巻線を接続した10極12スロットの従来の電動モータにおいて、U相巻線の結線を示す回路図である。図6に示されるように、4つのU相巻線としての第1から第4までのコイル901〜904は、それぞれその一端をU相端子910に接続されており、その他端を各相の中性点である中性点端子920に接続されている。
特開2001−275325号公報
しかし、図6に示すように並列の結線をすると、直列に結線する場合には生じない損失(ロストルク)が発生することになる。すなわち、第1のコイル901における誘起電圧をEc1=sin(θ)とするとき、第2から第4までのコイル902〜904における誘起電圧Ec2〜Ec4は次式(1)〜(3)のように表すことができる。
Ec2=sin(θ−π/6) …(1)
Ec3=sin(θ) …(2)
Ec4=sin(θ−π/6) …(3)
このように、第1のコイル901および第2のコイル902の間と、第3のコイル903および第4のコイル904の間とは、それぞれ誘起電圧にπ/6の位相ずれがあるので、これらのコイル間に図6に示す電流I1,I2(すなわち循環電流)が流れる。このような循環電流は電動モータのロストルクを発生させる。その結果、電動パワーステアリング装置におけるハンドル戻りの悪化などの操作フィーリングの低下が生じる。
また、上記のように永久磁石の極数が多くなると、相対的に突極(ティース)の幅が狭くなるのでその剛性が低下するとともに電動モータの騒音や振動を発生させることがある。この点にのみ着目すれば突極(ティース)の幅を広くすることが好ましいが、一般的に突極(ティース)の磁束密度が低下すると電動モータのインダクタンスが大きくなる。そして、インダクタンスが大きいモータは銅損が大きく、銅損は電動モータを発熱させてロストルクを発生させるので、上記循環電流が発生する場合と同様、結果として電動パワーステアリング装置におけるアシスト力不足などの操作フィーリングの低下が生じる。
そこで本発明は、各相の巻線をそれぞれ直列に接続することなく、ロストルクの発生を抑止または抑制したブラシレスモータおよびそれを備える電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、3相電力により駆動されるY結線された複数の巻線を含む円環状の固定子と、前記固定子の内側に配されて当該固定子に対して回転自在に支持されており周方向に複数の極を形成する永久磁石を含む回転子とを備えるブラシレスモータであって、
前記固定子は、
前記複数の巻線を1つずつ施されており、前記回転子に向かってそれぞれ突き出るよう円周方向に沿って等しい間隔を空けて配設された同じ大きさの複数のティース部と、
前記複数のティース部が結合される円環状のヨーク部と
を含み、
前記複数の巻線は、直列接続される同数の巻線からなる複数の巻線群であって、それぞれの誘起電圧の大きさおよび位相が略一致するように選ばれた複数の巻線群を並列接続して各相毎に含み、
前記永久磁石の極数は、9以上の3の倍数個が設けられる前記ティース部の数よりも少なく、かつ前記ティース部の数の2/3よりも多いことを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記複数の巻線群は、前記ティース部の数と前記永久磁石により形成される極の数との差の絶対値の約数のうちの1つと同じ数だけ設けられることを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、
前記ティース部は、12個設けられ、
前記永久磁石は、10個の極を形成することを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明に記載のブラシレスモータを備え、
とにより当該車両のステアリング機構に操舵補助力を与えることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、永久磁石の極数がティース部の数よりも少ないことによりインピーダンスを小さくすることができ、永久磁石の極数がティース部の数の2/3よりも多いことによりコギングを抑制することができる。また、複数の巻線が、直列接続される同数の巻線からなる巻線群であって、それぞれの誘起電圧の大きさおよび位相が略一致するように選ばれた複数の巻線群を並列接続して各相毎に含むことにより、循環電流の発生を抑止することができる。以上により、ロストルクの発生を抑止または抑制することができ、かつコギングを抑制することができる。
上記第2の発明によれば、巻線群が|(ティース部の数−永久磁石の極数)|の約数のうちの1つと同じ数だけ設けられるので、循環電流の発生を抑止することができ、ロストルクの発生を抑止または抑制することができる。
上記第3の発明によれば、実用的なブラシレスモータにおいて、特にロストルクの発生を抑止または抑制することができ、かつコギングを抑制することができる。
上記第4の発明によれば、上記第1の発明と同様の効果を奏するブラシレスモータを備える電動パワーステアリング装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
<1. 全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の構成を、それに関連する車両構成と共に示す概略図である。この電動パワーステアリング装置は、操舵のための操作手段としてのハンドル(ステアリングホイール)100に一端が固着されるステアリングシャフト102と、そのステアリングシャフト102の他端に連結されたラックピニオン機構104と、ハンドル100の回転位置を示す舵角を検出する舵角センサ2と、ハンドル100の操作によってステアリングシャフト102に加えられる操舵トルクを検出するトルクセンサ3と、ハンドル操作(操舵操作)における運転者の負荷を軽減するための操舵補助力を発生させるブラシレスモータ6と、その操舵補助力をステアリングシャフト102に伝達する減速ギヤ7と、車載バッテリ8からイグニションスイッチ9を介して電源の供給を受け、舵角センサ2や、トルクセンサ3、車速センサ4からのセンサ信号に基づきブラシレスモータ6の駆動を制御する電子制御ユニット(ECU)5とを備えている。
このような電動パワーステアリング装置を搭載した車両において運転者がハンドル100を操作すると、その操作による操舵トルクがトルクセンサ3によって検出されると共に舵角が舵角センサ2によって検出され、検出された操舵トルクおよび舵角と車速センサ4によって検出された車速とに基づいてECU5によりブラシレスモータ6が駆動される。これによりブラシレスモータ6は操舵補助力を発生し、この操舵補助力が減速ギヤ7を介してステアリングシャフト102に加えられることにより、操舵操作における運転者の負荷が軽減される。すなわち、ハンドル操作によって加えられる操舵トルクとブラシレスモータ6の発生する操舵補助力によるトルクとの和が、出力トルクとして、ステアリングシャフト102を介してラックピニオン機構104に与えられる。これによりピニオン軸が回転すると、その回転がラックピニオン機構104によってラック軸の往復運動に変換される。ラック軸の両端はタイロッドおよびナックルアームから成る連結部材106を介して車輪108に連結されており、ラック軸の往復運動に応じて車輪108の向きが変わる。
<2. ブラシレスモータの構成>
図2は、ブラシレスモータ6の回転軸に対する垂直断面図である。図2に示されるように、このブラシレスモータ6は回転軸であるモータ軸66の軸回りに回転するロータ(回転子)65と、このロータ65を囲むように狭い隙間(エアギャップ)を空けて設けられるステータ(固定子)61とを備えている。
ロータ65は、その周方向に10個の永久磁石651a〜651jが配されることにより、周方向に10極を有する状態となっている。これらの永久磁石651a〜651jは、径方向(回転軸に垂直な方向)に着磁する希土類ネオジウム系の磁石であって、周方向にN極とS極とが交互に配されるように並べられている。なお、前述したように、上記永久磁石の極数を単に「極数」と呼ぶ。
ステータ61は、筒状のヨーク615と、このヨーク615の内周面からモータ軸66に向かって突き出すように設けられる12個のティース(突極)611a〜611lとを含む。これらのティース611a〜611lには、対応する巻線612a〜612lが巻き付けられており、これらの巻線に所定の電流が流れることにより、ステータ61はその周方向に12極を有する状態となる。なお、前述したように、上記ステータ61の極数に対応するティース数(すなわち巻線数)を「スロット数」と呼ぶ。したがって、本ブラシレスモータ6は10極12スロットのモータであり、極数よりもスロット数が多い点に特徴を有しているが、詳しくは後述する。
ここで巻線612a〜612lは、具体的には4つずつ3組の巻線がU相、V相、またはW相の電力により駆動されるよう、図示されない三相電力源に適宜接続されている。なおここでは後述するようにY結線方式が採用されている。上記三相電力源は、例えば上記各相に対応するパルス幅を制御された電圧信号であるパルス幅変調(PWM)信号を出力することにより、ブラシレスモータ6の回転を制御する。なおこのような巻線の構成は、ロストルクの発生を抑止または抑制するように工夫された巻線の各相毎の結線(接続関係)を除いて周知であるので、各相毎の結線以外の詳しい説明は省略し、以下図3を参照して本ブラシレスモータ6に特有な巻線の結線について説明する。なお、3相に対応する3組の巻線は前述したようにY結線されており、各組の巻線をそれぞれU相巻線、V相巻線、およびW相巻線と呼ぶものとする。
図3は、10極12スロットである本ブラシレスモータ6において、U相巻線の結線を示す回路図である。図3に示されるように、U相巻線として機能する4つの第1から第4までの巻線612a〜612dのうち、第1および第2の巻線612a,612bが直列に接続され、かつ第3よび第4の巻線612c,612dが直列に接続されており、これら直列に接続されている2つの巻線同士は並列に接続されている。また、第1および第3の巻線612a,612cの一端は各相の中性点である中性点端子614に接続されており、第2および第4の巻線612b,612dの一端はU相端子613に接続されている。このように巻線を接続することにより、全ての巻線を直列に結線する従来の結線よりもインピーダンスを小さくすることができ、その結果として銅損を小さくすることができる。
また、このように結線しても、循環電流によるロストルクが生じることはない。すなわち、第1の巻線612aにおける誘起電圧をE1=sin(θ)とするとき、第2から第4までの巻線612b〜612dにおける誘起電圧E2〜E4は次式(4)〜(6)のように表すことができる。
E2=sin(θ−π/6) …(4)
E3=sin(θ) …(5)
E4=sin(θ−π/6) …(6)
したがって、直列に接続される第1および第2の巻線612a,612bの両端の電圧(E1+E2)の大きさおよび位相は、直列に接続される第3および第4の巻線612c,612dの両端の電圧(E3+E4)の大きさおよび位相と一致するので、これらの巻線の間に循環電流が生じることはない。したがって、循環電流によりブラシレスモータのロストルクが発生することがないので、電動パワーステアリング装置におけるハンドル戻りの悪化などの操作フィーリングの低下を未然に防止することができる。
次に、図4を参照して、スロット数よりも極数が少ないブラシレスモータは、スロット数よりも極数が多いブラシレスモータよりもインピーダンスが小さくなることを巻線の詳しい構成とともに説明する。
図4は、本ブラシレスモータにおけるヨークおよびティースの主要部を拡大した図である。図4に示されるように、例えばティース611aには巻線612aが巻き付けられている。より詳しく説明すると、底部に顎部を有する筒状のボビンに対して巻線612aを巻き付け、そのボビンの先端部分に巻線抑え板を圧入し、巻線612aが巻き付けられたボビンをティース611aに挿入することにより巻線612aをティース611aに巻き付けられた状態にする。このようにして巻線612a〜612lをティース611a〜611lに巻き付ける。このような集中巻きの方式は突極巻きとも呼ばれる。このように複数のスロットに分布して巻く分布巻きを行うことなく集中巻きを行うことにより、有効磁束を形成しない巻線部分をほとんどなくすことができるので、銅損を低減させることができる。
また、図4を参照すればわかるように、本ブラシレスモータ6は、10極12スロットであってスロット数よりも極数が少ないので、1つのティースを通過する磁束の密度が高くなる。そのため、ティースの磁束密度が高くなることからインダクタンスが低下し、インピーダンスが低下する。このようにインピーダンスが小さいモータは銅損が小さいので発熱によるロストルクを抑制することができる。
もっとも、永久磁石モータのコギングを抑制する(具体的にはコギングトルクの大きさおよびその変動幅を小さくする)には、スロット数と極数との最小公倍数が大きくなるようにそれらの値を設定することが効果的であることが知られている。この点、本ブラシレスモータ6は、10極12スロットであって最小公倍数は十分に大きいため、コギングを抑制することができるが、ロストルクの発生を抑止または抑制しつつ、コギングを抑制するために好適なスロット数と極数との組み合わせについて、図5を参照して説明する。
図5は、上記好適な極数とスロット数との組み合わせを示す図である。図5に示される×印は高い効率を有するがコギングの影響が大きく出ることが知られている極数とスロット数との組み合わせであり、具体的には極数とスロット数との比(すなわち極数:スロット数)が2:3または4:3となる組み合わせである。また、図5に示される○印はコギングが比較的小さいことが知られている実用的なブラシレスモータにおける組み合わせである。さらに、図5に示される◎印は本ブラシレスモータ6における極数とスロット数との組み合わせである。
この図5を参照すると、○印により示される組み合わせの上限および下限は、×印により示される組み合わせに事実上ほぼ一致している。すなわち、○印により示される組み合わせにおける極数は、3相電力で駆動されるため3の倍数個となるスロット数の2/3よりも多く、4/3よりも少なくなる。
もっとも、ブラシレスモータのインピーダンスを小さくすることにより発熱によるロストルクの発生を抑止または抑制するためには、前述したようにスロット数よりも極数を少なくすることが好ましいので、このことを考慮した好適な組み合わせにおける極数は、スロット数の2/3よりも多く、スロット数よりも少なくなる。なお、極数とスロット数とが同数である場合はロータが回転しないので考慮する必要がない。
ここで、さらに巻線間を流れる循環電流によるロストルクの発生を抑止することができる極数とスロット数との組み合わせについて考察する。まず、スロット数が9の場合(すなわち上記比が8:9の場合)、或る1つの相における3つの巻線のうちの1つについて生じる誘起電圧の位相を0°とするとき、当該相における残り2つの巻線について生じる誘起電圧の位相は、それぞれ−20°および+20°となる。したがって、循環電流の発生を防止するには、これら3つの巻線を全て直列に接続するしかない。なお、上記比が10:9の場合は、極数がスロット数よりも多くなるのでここでは考慮しない。
次に、スロット数が12の場合(すなわち上記比が10:12の場合)、或る1つの相における4つの巻線のうちの1つについて生じる誘起電圧の位相を0°とするとき、当該相における残り3つの巻線について生じる誘起電圧の位相は、それぞれ+30°、0°および+30°となる。したがって、循環電流の発生を防止するには、これら複数の巻線を全て直列に接続するか、または上記位相が0°となる1つの巻線と上記位相が+30°となる1つの巻線を直列に接続したものを1組として、この1組と残りの巻線を直列に接続した1組とを並列に接続することが考えられる。この並列に接続した結線が本ブラシレスモータ6における結線であって、前述した図3に示されるとおりである。
続いて、スロット数が15の場合(すなわち上記比が14:15の場合)、或る1つの相における5つの巻線のうちの1つについて生じる誘起電圧の位相を0°とするとき、当該相における残り4つの巻線について生じる誘起電圧の位相は、それぞれ+12°、−12°、+24°および−24°となる。したがって、循環電流の発生を防止するには、これら複数の巻線を全て直列に接続するしかない。
また、スロット数が21の場合(すなわち上記比が20:21の場合)、或る1つの相における7つの巻線のうちの1つについて生じる誘起電圧の位相を0°とするとき、当該相における残り6つの巻線について生じる誘起電圧の位相は、それぞれ+8.6°、−8.6°、+17.1°、−17.1°、+25.7°、および−25.7°となる。したがって、循環電流の発生を防止するには、これら複数の巻線を全て直列に接続するしかない。
このように、複数の巻線の組は、スロット数であるティース部の数と永久磁石により形成される極数との差の絶対値の約数のうちの1つと同じ数だけ設けられることになる。すなわち、8極9スロットの場合は、上記約数は1のみとなって、複数の巻線は直列、すなわち並列数1で接続される。このことは、例えば上記14極15スロットの場合および20極21スロットの場合も同様である。しかし、10極12スロットの場合には、上記約数は1および2となり、並列数2で接続される組み合わせは、全て直列に接続する場合よりもインピーダンスが小さくなる。したがって図5に示される組み合わせのうち、本ブラシレスモータ6において採用されている極数が10でありスロット数が12である組み合わせが実用的なブラシレスモータにおいて極めて好適であることがわかる。
<3. 効果>
以上のように、本ブラシレスモータ6は、10個の永久磁石651a〜651jにより形成される永久磁石の極数が(12個の巻線612a〜612lの数に等しい)12個のティース611a〜611lの数よりも少ないことによりインピーダンスが小さくなり、このティース数の2/3よりも多いことによりコギングを抑制することができる。また、巻線612a〜612lは、それぞれの誘起電圧の大きさおよび位相が略一致するよう並列に接続される第1および第2の巻線612a,612bと第3および第4の巻線612c,612dのように、直列接続される同数の巻線からなる巻線群であって、それぞれの誘起電圧の大きさおよび位相が略一致するよう並列に接続される2個の巻線群を各相毎に含むことにより、循環電流の発生を抑止することができる。
したがって、このようにロストルクの発生が抑止または抑制されコギングが抑制されたブラシレスモータ6を搭載した本実施形態に係る電動パワーステアリング装置は、ハンドル戻りの悪化などの操作フィーリングの低下を抑制することができる。
<4. 変形例>
上記実施形態では、第1の巻線612aがティース611aに巻き付けられ、第2の巻線612bがティース611bに巻き付けられ、第3の巻線612cがティース611cに巻き付けられ、第4の巻線612dがティース611dに巻き付けられる構成であるが、このような対応関係に限定されるわけではなく、例えば、第3の巻線612cがティース611bに巻き付けられ、第2の巻線612bがティース611dに巻き付けられる構成であってもよい。また、第2の巻線612bがティース611dに巻き付けられ、第3の巻線612cがティース611gに巻き付けられ、第4の巻線612dがティース611jに巻き付けられる構成、すなわち各相毎に巻線が3つのティース毎に右回りに順に巻き付けられる構成であってもよい。
本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の構成をそれに関連する車両構成と共に示す概略図である。 上記実施形態におけるブラシレスモータの回転軸に対する垂直断面図である。 上記実施形態におけるブラシレスモータにおいて、U相巻線の結線を示す回路図である。 上記実施形態におけるブラシレスモータのヨークおよびティースの主要部を拡大した図である。 上記実施形態において、ロストルクの発生を抑止または抑制しつつコギングを抑制するために好適なスロット数と極数との組み合わせを示す図である。 従来の10極12スロットのブラシレスモータにおいて、U相巻線の結線を示す回路図である。
符号の説明
2 …舵角センサ
3 …トルクセンサ
4 …車速センサ
5 …電子制御ユニット(ECU)
6 …ブラシレスモータ
61 …ステータ
65 …ロータ
66 …モータ軸
611a〜611l …ティース
612a〜612l …巻線
613 …U相端子
614 …中性点端子
615 …ヨーク
651a〜651j …永久磁石

Claims (4)

  1. 3相電力により駆動されるY結線された複数の巻線を含む円環状の固定子と、前記固定子の内側に配されて当該固定子に対して回転自在に支持されており周方向に複数の極を形成する永久磁石を含む回転子とを備えるブラシレスモータであって、
    前記固定子は、
    前記複数の巻線を1つずつ施されており、前記回転子に向かってそれぞれ突き出るよう円周方向に沿って等しい間隔を空けて配設された同じ大きさの複数のティース部と、
    前記複数のティース部が結合される円環状のヨーク部と
    を含み、
    前記複数の巻線は、直列接続される同数の巻線からなる複数の巻線群であって、それぞれの誘起電圧の大きさおよび位相が略一致するように選ばれた複数の巻線群を並列接続して各相毎に含み、
    前記永久磁石の極数は、9以上の3の倍数個が設けられる前記ティース部の数よりも少なく、かつ前記ティース部の数の2/3よりも多いことを特徴とする、ブラシレスモータ。
  2. 前記複数の巻線群は、前記ティース部の数と前記永久磁石により形成される極の数との差の絶対値の約数のうちの1つと同じ数だけ設けられることを特徴とする、請求項1に記載のブラシレスモータ。
  3. 前記ティース部は、12個設けられ、
    前記永久磁石は、10個の極を形成することを特徴とする、請求項1に記載のブラシレスモータ。
  4. 請求項1に記載のブラシレスモータを備え、
    前記ブラシレスモータは、車両操舵のための操作手段による操作に応じて駆動されることにより当該車両のステアリング機構に操舵補助力を与えることを特徴とする、電動パワーステアリング装置。
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