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JP2008300574A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便に製造することのできる薄型の固体撮像装置を提供する。
【解決手段】本発明の固体撮像装置100は、配線基板1の開口部10内に固体撮像素子2が配置され、配線基板1と固体撮像素子2とが、ワイヤ5により互いにワイヤボンディングにより接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、薄型の固体撮像装置に関するものである。
撮像用の固体撮像装置には、固体撮像素子(CCD(charge-coupled device)またはCMOS(complementary metal-oxide semiconductor)センサーIC(integrated circuits))が搭載されている。この固体撮像装置は、携帯電話等の通信機器をはじめとする各種携帯用端末にも使用される。最近の携帯用端末は、益々小型および薄型の傾向にあるため、固体撮像装置に対する薄型化および小型化の要求も高まっている。
そこで、特許文献1には、薄型化を目指した固体撮像装置が開示されている。図3は、特許文献1の固体撮像装置の断面図である。
図3のように、固体撮像装置200は、配線基板201と、配線基板201に固定された固体撮像素子202と、固体撮像素子202上の撮像面203を覆うように固定された透光性蓋部204とを備えている。また、この固体撮像装置200では、配線基板201に厚さ方向に貫通する貫通孔205が形成されている。
固体撮像装置200では、薄型化を実現するために、貫通孔205に透光性蓋部204の少なくとも一部が嵌入される。また、固体撮像装置200では、互いに対向する、配線基板201の接続端子206と、固体撮像素子202の接続端子207とが、バンプ208を介して、フリップチップボンディングにより接続される。
特開2006−245246号公報(2006年9月14日公開)
しかしながら、特許文献1の構成では、固体撮像装置200の薄型化が不十分である上、配線基板201の製造が煩雑になるという問題がある。
具体的には、固体撮像装置200では、配線基板201と固体撮像素子202とをフリップチップボンディングにより接続するため、配線基板201には段差209を形成する必要がある。このため、貫通孔205に透光性蓋部204が嵌入されることによって、固体撮像装置200の薄型化が実現されているようにもみえるものの、段差209を形成する分、配線基板201が厚くなってしまう。このため、固体撮像装置200の薄型化は、まだまだ不十分である。固体撮像素子202に外部の光を導くレンズユニットを、配線基板201上に設ける場合には、特に固体撮像装置200が薄型化されたとはいえない。
しかも、配線基板201には、段差209が形成されるような貫通孔205を形成するとともに、固体撮像素子202の接続端子207に対応する位置に接続端子206も形成しなければならない。このため、配線基板201の製造が非常に煩雑となり、固体撮像装置200の生産効率が悪い。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡便に製造することのできる薄型の固体撮像装置を提供することにある。
本発明の固体撮像装置は、上記の課題を解決するために、厚さ方向に開口した開口部を有する配線基板と、開口内に配置された固体撮像素子とを備え、配線基板と固体撮像素子とが、互いにワイヤボンディングにより接続されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、配線基板の開口内に固体撮像素子が配置されており、配線基板と固体撮像素子とがワイヤボンディングにより互いに接続される。これにより、フリップチップボンディングにより接続する場合(特許文献1)のように、配線基板に段差を形成する必要はない。従って、配線基板の薄型化とともに、固体撮像装置の薄型化を実現することができる。
しかも、配線基板に段差を形成する必要がないため、配線基板の形成(配線基板への開口の形成)が容易である。従って、開口部を有する配線基板を簡便に製造することができ、それに伴い、簡便に固体撮像装置を製造することができる。それゆえ、固体撮像装置の生産効率を高めることができる。
このように、上記の構成によれば、簡便に製造することのできる薄型の固体撮像装置を提供することができる。なお、特許文献1は、配線基板と固体撮像素子との接続を、フリップチップボンディングに限定しており、ワイヤボンディングを全く意図していない(特許文献1の段落〔0014〕)。
本発明の固体撮像装置では、開口部の内側面と固体撮像素子との隙間を埋めるように、接着樹脂が充填されていることが好ましい。
上記の構成によれば、固体撮像素子の周囲に形成される開口部内側面と固体撮像素子との隙間が、接着樹脂により埋められる。これにより、接着樹脂により、配線基板と固体撮像素子とが固定される。従って、固体撮像装置の強度を高めることができる。さらに、固体撮像素子の位置も固定されるため、使用中に生じる固体撮像素子の位置ずれを防ぐことができる。
本発明の固体撮像装置では、配線基板上に、固体撮像素子の撮像面に外部の光を導くレンズユニットを備え、上記接着樹脂は、上記隙間から、配線基板とレンズユニットとの接着部にわたって形成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、接着樹脂が、開口部側面と固体撮像素子との隙間から、配線基板上のレンズユニット接着部にわたって形成されている。つまり、接着樹脂が、配線基板と固体撮像素子との接着、および、配線基板とレンズユニットとの接着を同時に行う。これにより、各々を接着する接着樹脂を1工程で同時に形成することができる。従って、固体撮像装置の生産効率をさらに高めることができる。
本発明の固体撮像装置では、上記接着樹脂は、遮光性を有するものであることが好ましい。
上記の構成によれば、遮光性の接着樹脂が、開口部側面と固体撮像素子との隙間に充填される、または、その隙間から、配線基板とレンズユニットとの接着部にわたって形成される。これにより、接着樹脂により外部から固体撮像素子に入り込む、撮像に不要な光を、確実に遮ることができる。
本発明の固体撮像装置は、配線基板の厚さと、固体撮像素子の厚さとが互いに等しい構成であってもよい。
上記の構成によれば、配線基板の厚さと固体撮像素子の厚さとが互いに等しい。つまり、本発明の固体撮像装置において、最も配線基板の厚さが薄い構成となる。これにより、より薄型の固体撮像装置を提供することができる。
本発明の固体撮像装置は、配線基板の厚さが、固体撮像素子の厚さよりも大きく、配線基板の底面と、固体撮像素子の底面とが同一平面上に配置されている構成であってもよい。
上記の構成によれば、配線基板と固体撮像素子とを接続するワイヤのループは、開口内に向かって形成される。また、配線基板上に固体撮像素子が配置される場合よりも、ワイヤのループが小さくなる。従って、ワイヤの切断を防止することができる。
本発明の固体撮像装置は、配線基板の開口内に固体撮像素子が配置され、配線基板と固体撮像素子とが、互いにワイヤボンディングにより接続された構成である。それゆえ、簡便に製造することのできる薄型の固体撮像装置を提供できるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の固体撮像装置の概略構成を示す断面図である。
固体撮像装置100は、開口部10を有する配線基板1、開口内に配置された固体撮像素子2、固体撮像素子2に外部の光を導くレンズユニット3、および、固体撮像素子2と対向して配置するようにレンズユニット3に設けられた透光性蓋部4を主要構成としている。固体撮像装置100では、配線基板1と固体撮像素子2とが、ワイヤ5により、互いにワイヤボンディング接続されている。
配線基板1は、固体撮像素子2の電気信号を取り出すものであり、図示しないパターニングされた配線を有する基板である。配線基板1は、例えば、プリント基板,またはセラミック基板などである。配線基板1は、厚さ方向に開口した開口部10を有している。言い換えれば、開口部10は、配線基板1を厚さ方向に貫通する貫通孔である。開口部10内には固体撮像素子2が配置されるため、開口のサイズは固体撮像素子2のサイズよりも大きい。なお、配線基板1の裏面には、外部接続用の電極(図示せず)が形成されている。
固体撮像素子2は、配線基板1の開口部10内に収納されており、半導体回路が形成された半導体基板(例えばシリコン単結晶基板)が平面視矩形形状に形成されたものである。固体撮像素子2は、例えば、CCD(charge-coupled device)イメージセンサ、CMOS(complementary metal-oxide semiconductor)イメージセンサ、VMISイメージセンサ(Threshold Voltage Modulation Image Sensor)である。固体撮像素子2には、複数の受光素子(画素)がマトリクス状に配置された有効画素領域(撮像面)3が形成されている。有効画素領域21は、固体撮像素子2の主面(表面)の中央部に、平面視矩形形状に形成されている。また、受光素子は、有効画素領域21に結像された被写体像(透光性蓋部4を透過した光)を電気信号に変換する。なお、本実施形態の固体撮像装置100では、配線基板1の厚さは、固体撮像素子2の厚さよりも厚くなっている。
レンズユニット3は、外部からの光を固体撮像素子2に導くためのものであり、レンズ31と、内部にレンズ31を保持するレンズホルダ(筒体,光路画定器)32とから構成されている。レンズユニット3は、配線基板1上の接着樹脂6を介して、配線基板1に接着される。
レンズホルダ32は中空となっており、レンズホルダ32内部には固体撮像素子2と対向するように透光性蓋部4が設けられている。透光性蓋部4は、固体撮像素子2の有効画素領域21を覆うように設けられる。透光性蓋部4は、ガラスなどの透光性部材から構成されている。
このような固体撮像装置100は、レンズユニット3を介して取り込まれた外部からの光を、透光性蓋部4を通して内部に取り込み、固体撮像素子2の有効画素領域21に配置された受光素子によりイメージ画像を受光する。固体撮像装置100は、有効画素領域21および透光性蓋部4の間が中空となっているため、透光性蓋部4を透過した外部からの光は、そのまま有効画素領域21へ入射されることになり、光路途中での光損失を生じることがない。
ここで、固体撮像装置100では、配線基板1の開口内に固体撮像素子2が配置されており、配線基板1と固体撮像素子2とがワイヤ5によるワイヤボンディングにより互いに接続されることを最大の特徴としている。これにより、フリップチップボンディングにより接続する場合(特許文献1)のように、配線基板1に段差を形成する必要はない。従って、配線基板1の薄型化とともに、固体撮像装置100の薄型化を実現することができる。
しかも、配線基板1に段差を形成する必要がないため、配線基板1の形状を簡素化することができ、その形成(配線基板1への開口の形成)も容易である。従って、開口部10を有する配線基板1を簡便に製造することができ、それに伴い、簡便に固体撮像装置100を製造することができる。それゆえ、固体撮像装置100の生産効率を高めることができる。
また、固体撮像素子2は、配線基板1の開口部10内に配置されるため、固体撮像素子2のサイズは、配線基板1の開口部10の開口のサイズよりも小さい。このため、開口部10の内側面11と固体撮像素子2との間には隙間が形成される。本実施形態の固体撮像装置100では、この隙間を埋めるように接着樹脂6が充填されている。つまり、この隙間は、接着樹脂6により埋められる。これにより、接着樹脂6により、配線基板1と固体撮像素子2とが固定される。従って、固体撮像装置100の強度を高めることができる。さらに、固体撮像素子2の位置も固定されるため、使用中に生じる固体撮像素子2の位置ずれを防ぐことができる。
しかも、本実施形態の固体撮像装置100では、開口部10の内側面11と固体撮像素子2との間には隙間から、配線基板1とレンズユニット3との接着部にわたって、接着樹脂6が形成されている。つまり、接着樹脂6が、配線基板1と固体撮像素子2との接着、および、配線基板1とレンズユニット3との接着を同時に行う。
このような接着樹脂6は、接着性を有するものであれば特に限定されるものではないが、接着性に加えて、遮光性を有する樹脂であることが好ましい。これにより、接着樹脂6により外部から固体撮像素子2に入り込む、撮像に不要な光を、確実に遮ることができる。
なお、接着樹脂6は、固体撮像素子2の外部に形成されているため、レンズユニット3と固体撮像素子2との間の光路は遮断されない。
一方、本実施形態の固体撮像装置100では、配線基板1の厚さが、固体撮像素子2の厚さよりも大きく、配線基板1の底面と、固体撮像素子2の底面とが同一平面上に配置されている。このため、配線基板1と固体撮像素子2とを接続するワイヤ5のループは、開口部10内に向かって形成される。また、配線基板1上に固体撮像素子2が配置される場合よりも、ワイヤ5のループが小さくなる。従って、ワイヤ5の切断を防止することができる。
配線基板1および固体撮像素子2の厚さは、固体撮像素子2が配線基板1の開口部10内に配置されれば特に限定されるものではない。つまり、配線基板1の厚さが、固体撮像素子2の厚さ以上であればよい。従って、配線基板1の厚さと固体撮像素子2の厚さとが互いに等しい場合、最も配線基板1の厚さが薄い構成となるとともに、最も薄型の固体撮像装置100を提供することができる。
次に、固体撮像装置100の製造例について、図2に基づいて説明する。図2は、固体撮像装置100の製造方法の各工程を示す断面図である。図2のように、固体撮像装置100は、厚さ方向に開口した開口部10を有する配線基板1の開口内に、固体撮像素子2を配置する工程と、配線基板1と固体撮像素子2とを、互いにワイヤボンディングにより接続する工程とを有している。
まず、図2の(a)のように、開口部10を有する配線基板1を、耐熱性を有するステージ50に載置し、一時的に固定(仮固定)する。この仮固定は、例えば、粘着性の接着剤により実現することができる。仮固定は、粘着性のあるシートへ配線基板1を貼り付け固定した後、固体撮像素子2を配線基板1開口部に露出する同一の粘着シートへダイボンドすることにより行う。つまり、この粘着シートは、配線基板1および固体撮像素子2を仮固定する役割と、接着樹脂6を充填した際の配線基板1裏面への樹脂流れ出しを防止する役割とを果たす。
次に、図2の(b)のように、配線基板1の開口部10内に、固体撮像素子2を配置する。これにより、ステージ50上に、配線基板1および固体撮像素子2が仮固定されることになる。
次に、図2の(c)のように、ステージ50上に仮固定された配線基板1と固体撮像素子2とを、ワイヤ5により互いにワイヤボンディング接続する。
次に、図2の(d)のように、開口部10の内側面11と固体撮像素子2との間に形成される隙間を埋めるように、充填機60を用いて接着樹脂6を充填する。このとき、この隙間から配線基板1とレンズユニット3との接着部にわたって、接着樹脂6を塗布する。つまり、上記隙間への接着樹脂6の充填と、配線基板1とレンズユニット3との接着部への接着樹脂6の供給とを1工程で同時に行う。
次に、図2の(e)のように、透光性蓋部4が設けられたレンズユニット3を、配線基板1上に設置する。そして、接着樹脂6を硬化させて、配線基板1とレンズユニット3とを接着する。
最後に、図2の(f)のように、ステージ50の仮固定を解除することにより、固体撮像装置100を製造することができる。
このように、この製造方法によれば、配線基板1に特許文献1のような段差を形成する必要がないため、配線基板1の形成(配線基板1への開口部10の形成)が容易である。従って、開口部10を有する配線基板1を簡便に製造することができ、それに伴い、簡便に固体撮像装置100を製造することができる。それゆえ、固体撮像装置100の生産効率を高めることができる。
また、図2の(d)では、開口部10の内側面11と固体撮像素子2との間に形成される隙間への接着樹脂6の充填、および、配線基板1とレンズユニット3との接着部への接着樹脂6の塗布を1工程で同時に形成するため、固体撮像装置100の生産効率をさらに高めることができる。
なお、図2の(d)では、例えば、ディスペンス方式によるキャピラリーフロー(毛細管現象)を利用して、接着樹脂6を充填することができる。これにより、開口部10の内側面11と固体撮像素子2との間に形成される隙間に確実に接着樹脂6を充填することができ、固体撮像素子2には接着樹脂6は充填されない。
なお、固体撮像装置100では、レンズユニット3に透光性蓋部4を設ける構成となっているが、透光性蓋部4は特許文献1のように固体撮像素子2上に、有効画素領域(撮像面)21を覆うように設ける構成であってもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合せて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、益々小型化および薄型化が要求される通信機器をはじめとする携帯用端末に搭載される固体撮像装置に好適に利用することができる。
本発明の固体撮像装置の概略構成を示す断面図である。 図1の固体撮像装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 特許文献1の固体撮像装置の断面図である。
符号の説明
1 配線基板
2 固体撮像素子
3 レンズユニット
4 透光性蓋部
5 ワイヤ
6 接着部(接着樹脂)
10 開口部
11 内側面
21 有効画素領域(撮像面)
31 レンズ
32 レンズホルダ
50 ステージ
60 充填機
100 固体撮像装置

Claims (6)

  1. 厚さ方向に開口した開口部を有する配線基板と、
    開口内に配置された固体撮像素子とを備え、
    配線基板と固体撮像素子とが、互いにワイヤボンディングにより接続されていることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 開口部の内側面と固体撮像素子との隙間を埋めるように、接着樹脂が充填されていることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 配線基板上に、固体撮像素子の撮像面に外部の光を導くレンズユニットを備え、
    上記接着樹脂は、上記隙間から、配線基板とレンズユニットとの接着部にわたって形成されていることを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 上記接着樹脂は、遮光性を有するものであることを特徴とする請求項2または3に記載の固体撮像装置。
  5. 配線基板の厚さと、固体撮像素子の厚さとが互いに等しいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 配線基板の厚さは、固体撮像素子の厚さよりも大きく、
    配線基板の底面と、固体撮像素子の底面とが同一平面上に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
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