JP2008300462A - 半導体装置の製造方法、および半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】上面に蓋体が直接貼り付けられた半導体素子が、上部が開放された容器型の支持体の底部の内面に載置され、前記蓋体の上面が露出する状態で前記支持体の内部空間が封止樹脂で充填された半導体装置において、半導体装置を薄型化しながら、封止樹脂の硬化時の応力を低減して蓋体の露出面の端部の破損を回避できる半導体装置を提供する。
【解決手段】上部が開放された容器型の支持体11の底部の、上面に蓋体15が直接貼り付けられた半導体素子14が搭載された領域の周囲に、その領域の各辺に沿ってスリット状の貫通穴部12を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】上部が開放された容器型の支持体11の底部の、上面に蓋体15が直接貼り付けられた半導体素子14が搭載された領域の周囲に、その領域の各辺に沿ってスリット状の貫通穴部12を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体装置の製造方法、および半導体装置に関する。
従来、カメラモジュールに搭載する光モジュール(半導体装置)の製造方法として、例えば特許文献1には、CCDチップを実装したCCDモジュールの製造方法が提案されている。このCCDモジュールの製造方法は、セラミック等からなる絶縁基板上に光学素子であるCCDチップが載置され、そのCCDチップ上の電極パッドと絶縁基板上のリード(電極)とが金属細線により電気的に接続され、そのCCDチップを取り囲むようにガラスエポキシ等で構成したガードリングが配置され、そのガードリングの上にCCDチップの受光面を保護被覆するカバーガラスが載置され、絶縁基板とガードリングとカバーガラスにより囲まれた内部空間が透明樹脂により樹脂封止されたCCDモジュールを製造する方法であり、絶縁基板を上側にしてその下方に形成されたガードリングの下部をカバーガラスで密閉保持し、絶縁基板にガードリング内部と連通する一対の樹脂注入孔を設け、一方の樹脂注入孔から透明樹脂を注入して硬化させることで、透明樹脂の硬化後の熱収縮作用により、透明樹脂の内部にクラックや気泡等が発生したり、カバーガラスにクラックが発生することを防止している。
一方、近年、光モジュールの薄型化の要求から、受光面にガラス等の光透過性の蓋体が接着剤を介して直接貼り付けられたCCDチップやCMOSチップ等の半導体素子(光学素子)を、樹脂やセラミックで形成した容器型の支持体(パッケージ)のキャビティ内に固着し、蓋体の半導体素子とは反対側の面(上面)を露出させた状態で支持体の内部空間を樹脂封止した半導体装置(光モジュール)が登場してきた。この従来の半導体装置を図8に示す。
図8(a)は支持体の断面図、図8(b)は支持体を裏面側からみた平面図、図8(c)は支持体を上部側からみた平面図、図8(d)は半導体装置の断面図、図8(e)は半導体装置を裏面側からみた平面図、図8(f)は半導体装置を上面側(上部側)からみた平面図である。
図8(a)〜図8(c)に示すように、上部が開放された容器型の支持体11は、その側壁のうち対向する一対の側壁が底部から突出し、他の対向する一対の側壁が、底部より一段高い段部11aから突出している。また、段部11aには、それぞれ複数のリード(電極)13が等ピッチで列状に形成されている。また、支持体11の裏面には、複数の外部端子18が等ピッチで形成されている。
支持体11は、素材の層を複数積み重ねて焼結することで作製される。リード13や外部端子18は、素材の層に金属ペーストが印刷されて形成されており、リード13と外部端子18は、支持体11の側面を通して電気的に接続されている。
このように導体部(リード13)が一体に設けられた容器型の支持体11の底部の内面(上面)はダイアタッチ面となっており、図8(d)〜図8(f)に示すように、そのダイアタッチ面に、受光面にガラス等の光透過性の蓋体15が接着剤20を介して直接貼り付けられた半導体素子(光学素子)14が、ダイスボンド材19によりダイボンドされる。また、半導体素子14上の電極パッド(図示せず)と、ダイアタッチ面の両側の段部11a上のリード13とが金属細線16によりワイヤボンドされている。また、封止樹脂部17により、蓋体15の上面を露出させた状態で支持体11の内部空間が樹脂封止されている。封止樹脂部17を構成する封止樹脂には、一般的に熱硬化性樹脂や光硬化性樹脂が用いられる。
このように薄型化を図った半導体装置は、蓋体の周囲に封止樹脂を充填する構造であるため、封止樹脂の硬化時の膨張収縮による応力が、封止樹脂と支持体との界面や封止樹脂と半導体素子との界面に加えて、蓋体の側面(外周面)にもかかり、封止樹脂と支持体との剥離や封止樹脂と半導体素子との剥離に加えて、蓋体の露出している面(露出面)の端部の破損を招くという問題があり、上記した特許文献1のように、絶縁基板にガードリング内部と連通する一対の樹脂注入孔を設けるのみでは、蓋体の露出面の端部の破損を回避することはできなかった。
特開平8−236738号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、上部が開放された容器型の支持体の底部に、素子搭載領域の各辺に沿って貫通穴部を設けることにより、半導体装置を薄型化しながら、封止樹脂の硬化時の応力を低減して蓋体の露出面の端部の破損を回避できる半導体装置の製造方法、および半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載の半導体装置の製造方法は、上部が開放された容器型の支持体の底部内面の素子搭載領域に、上面の所定の領域に蓋体が接着された半導体素子の下面を接着させる工程と、前記支持体の内面に形成されている電極と前記半導体素子上の電極とを金属細線により電気的に接続する工程と、前記支持体の上部を覆う粘着性テープを前記支持体の側壁部の上面および前記蓋体の上面に貼り付ける工程と、前記素子搭載領域の各辺に沿って形成された貫通穴部の一部の前記支持体の裏面側の開口部から、前記支持体の内部空間に樹脂を注入して、前記蓋体の上面を露出させた状態で前記支持体の内部空間および前記貫通穴部の内部空間を樹脂封止する工程と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項2記載の半導体装置の製造方法は、上部が開放された容器型の支持体の底部内面の素子搭載領域に、上面の所定の領域に蓋体が接着された半導体素子の下面を接着させる工程と、前記支持体の内面に形成されている電極と前記半導体素子上の電極とを金属細線により電気的に接続する工程と、前記素子搭載領域の各辺に沿って形成された貫通穴部の前記支持体の裏面側の開口部を覆う粘着性テープを、前記支持体の裏面に貼り付ける工程と、前記支持体の上部から前記支持体の内部空間に樹脂を塗布して、前記蓋体の上面を露出させた状態で前記支持体の内部空間および前記貫通穴部の内部空間を樹脂封止する工程と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項3記載の半導体装置の製造方法は、請求項1記載の半導体装置の製造方法であって、前記樹脂を注入するに際し、注入ノズルにより注入することを特徴とする。
また、本発明の請求項4記載の半導体装置の製造方法は、請求項2記載の半導体装置の製造方法であって、前記樹脂を塗布するに際し、塗布ノズルにより塗布することを特徴とする。
また、本発明の請求項5記載の半導体装置の製造方法は、請求項3記載の半導体装置の製造方法であって、前記樹脂を注入するに際し、前記樹脂を注入する前記貫通穴部以外の前記貫通穴部の一部の前記支持体の裏面側の開口部から、脱気ノズルにより脱気を行うことを特徴とする。
また、本発明の請求項6記載の半導体装置の製造方法は、請求項1記載の半導体装置の製造方法であって、前記樹脂を注入するに際し、印刷法により注入することを特徴とする。
また、本発明の請求項7記載の半導体装置の製造方法は、請求項1ないし6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法であって、前記貫通穴部は、前記素子搭載領域の各辺ごとに設けられた長穴であることを特徴とする。
また、本発明の請求項8記載の半導体装置の製造方法は、請求項1ないし6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法であって、前記貫通穴部は、前記素子搭載領域の各辺ごとに複数個設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項9記載の半導体装置の製造方法は、請求項8記載の半導体装置の製造方法であって、前記貫通穴部は、さらに前記素子搭載領域の各コーナー部ごとに設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項10記載の半導体装置の製造方法は、請求項1ないし9のいずれかに記載の半導体装置の製造方法であって、前記貫通穴部は、前記素子搭載領域の周囲の領域に形成されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項11記載の半導体装置の製造方法は、請求項1ないし9のいずれかに記載の半導体装置の製造方法であって、前記貫通穴部は、前記素子搭載領域の周辺部の領域から周囲の領域にわたる形状で形成されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項12記載の半導体装置の製造方法は、請求項1ないし11のいずれかに記載の半導体装置の製造方法であって、前記半導体素子が光学素子であり、前記蓋体が光透過性の蓋体であることを特徴とする。
また、本発明の請求項13記載の半導体装置は、上部が開放された容器型の支持体と、前記支持体の底部内面の素子搭載領域の各辺に沿って形成された貫通穴部と、前記支持体の内面に形成されている電極と、前記素子搭載領域に下面が接着された半導体素子と、前記半導体素子の上面の所定の領域に接着された蓋体と、前記半導体素子の表面に形成された電極と、前記支持体の電極と前記半導体素子の電極とを電気的に接続する金属細線と、前記支持体の内部空間および前記貫通穴部の内部空間を、前記蓋体の上面を露出させた状態で樹脂封止する封止樹脂部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項14記載の半導体装置は、請求項13記載の半導体装置であって、前記貫通穴部は、前記素子搭載領域の各辺ごとに設けられた長穴であることを特徴とする。
また、本発明の請求項15記載の半導体装置は、請求項13記載の半導体装置であって、前記貫通穴部は、前記素子搭載領域の各辺ごとに複数個設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項16記載の半導体装置は、請求項15記載の半導体装置であって、前記貫通穴部は、さらに前記素子搭載領域の各コーナー部ごとに設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項17記載の半導体装置は、請求項13ないし16のいずれかに記載の半導体装置であって、前記貫通穴部は、前記素子搭載領域の周囲の領域に形成されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項18記載の半導体装置は、請求項13ないし16のいずれかに記載の半導体装置であって、前記貫通穴部は、前記素子搭載領域の周辺部の領域から周囲の領域にわたる形状で形成されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項19記載の半導体装置は、請求項13ないし18のいずれかに記載の半導体装置であって、前記半導体素子が光学素子であり、前記蓋体が光透過性の蓋体であることを特徴とする。
本発明の好ましい形態によれば、半導体素子に蓋体を直接貼り付けているので、半導体装置の薄型化を実現することができる。さらに、支持体の底部の素子搭載領域の各辺に沿って貫通穴部を設けたので、封止樹脂の硬化時の応力を低減することができる。すなわち、支持体の底部に貫通穴部を設けない場合、封止樹脂が膨張収縮する際、封止樹脂が露出している表面、つまり蓋体の表面が露出している方向にのみ応力が働き、封止樹脂と支持体との剥離や、封止樹脂と半導体素子との剥離、封止樹脂と蓋体との剥離に加えて、蓋体の露出面側の端部に破損が発生するが、支持体の底部の素子搭載領域の各辺に沿って貫通穴部を設けることで、封止樹脂の膨張収縮による応力は、蓋体の表面が露出している方向だけではなく、支持体の底部の貫通穴部の方向へも働き、貫通穴部から応力を逃がすことが可能になるので、封止樹脂の硬化時の応力を低減することができる。
よって、封止樹脂が膨張収縮する環境下に置かれても、封止樹脂と支持体との剥離や、封止樹脂と半導体素子との剥離、並びに蓋体の露出面の端部の破損を回避でき、品質および信頼性を向上することができる。
以上説明した構造は、半導体素子が光学素子であり、蓋体が光透過性蓋体である光モジュールに適している。例えば固体撮像装置では、剥離が生じた場合、剥離発生箇所に水分が浸入し品質に影響を与える。また、蓋体の表面が露出している端面の破損は、光の遮蔽効果を無くし固体撮像装置としての欠陥となる。本発明の好ましい形態によれば、光モジュールは、剥離や、蓋体の端面の破損を防止でき、高信頼性・高品質性を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図においては、構成部材の厚みや長さ等は実際とは異なる図示しやすい寸法で表示している。また構成部材のうち、支持体に形成されている電極パッドや外部端子の個数は実際とは異なる図示しやすい数としている。各構成部材の材料も以下に挙げる材料に限定されるものではない。また同一の部材には同一符号を付して、適宜説明を省略する。
図1は本発明の実施の形態にかかる半導体装置である光モジュールの概略構成の一例を示す図であり、図1(a)は光モジュールの断面図、図1(b)は光モジュールを裏面側からみた平面図、図1(c)は光モジュールを上面(上部)側からみた平面図である。なお、図1(a)に示す断面は、図1(c)のA−A’線部の断面である。
図1に示すように、この光モジュールは、上部が開放された容器型の支持体11を備える。支持体11は、その底部の内面がダイアタッチ面となっており、ダイアタッチ面の素子搭載領域の各辺に沿って貫通穴部12が形成されている。
また、支持体11は、その側壁のうち対向する一対の側壁が底部から突出し、他の対向する一対の側壁が、底部より一段高い段部11aから突出しており、段部11aには、それぞれ複数のリード(電極)13が等ピッチで列状に形成されている。また、支持体11の裏面には、複数の外部端子18が等ピッチで形成されている。
また、ここでは、支持体11としてセラミック製パッケージを用いている。セラミック製パッケージは、素材の層を複数積み重ねて焼結することで作製される。リード13や外部端子18は、素材の層に金属ペーストが印刷されて形成されており、リード13と外部端子18は、支持体11の側面を通して電気的に接続されている。なお、樹脂を基材としたパッケージを用いても構わないし、全体が導体材料にて構成され、その表面をリード部や外部端子部を露出させた状態で絶縁樹脂にて覆ったパッケージを用いても構わない。
半導体素子(光学素子)14は、その下面が支持体11のダイアタッチ面の素子搭載領域にダイスボンド材19を介して接着されており、その上面(受光面)の撮像領域(所定の領域)には、ガラス等の光透過性の蓋体15が接着剤20を介して直接貼り付けられている。このように蓋体15により半導体素子14の撮像領域を覆うことで、撮像領域を保護している。
また、半導体素子14の上面の周辺部に形成された電極パッド(図示せず)と、支持体11のダイアタッチ面の両側の段部11a上のリード13とが金属細線16によりワイヤボンドされて、電気的に接続されている。また、封止樹脂部17が、蓋体15の上面を露出させた状態で、支持体11の内部空間および貫通穴部12の内部空間を樹脂封止している。
また、貫通穴部12は、素子搭載領域の各辺ごとに設けられた長穴(スリット)であり、素子搭載領域の周囲の領域に形成されている。このように素子搭載領域の各辺ごとに貫通穴部12を設けることで、封止樹脂部17を構成する封止樹脂の硬化時の応力を開放して、その応力を内在させずに外へ逃すことができ、封止樹脂の硬化時の膨張収縮による応力を低減することができるので、封止樹脂部17と支持体11との剥離や封止樹脂部17と半導体素子14との剥離を低減するとともに、蓋体15の露出している面(露出面)の端部の破損を低減することができる。
このように、この光モジュールは応力低減構造を持つので、高信頼性を備えることになる。すなわち、この光モジュールは、封止樹脂が膨張収縮する環境下に置かれても、封止樹脂の膨張収縮による応力を受け難く、高い信頼性を確保することが可能である。また、半導体素子14に蓋体15を直接接着しているので、薄型となる。
続いて、本発明の他の実施の形態にかかる光モジュールについて説明する。図2は本発明の他の実施の形態にかかる半導体装置である光モジュールの概略構成の一例を示す図であり、図2(a)は光モジュールの断面図、図2(b)は光モジュールを裏面側からみた平面図、図2(c)は光モジュールを上面(上部)側からみた平面図である。なお、図2(a)に示す断面は、図2(c)のB−B’線部の断面である。
この光モジュールは、貫通穴部12の形状が、図1に示す光モジュールと異なる。すなわち、図2に示すように、貫通穴部12は、素子搭載領域の周辺部の領域から周囲の領域にわたる形状となるように形成されている。
このように貫通穴部12を形成することにより、封止樹脂の膨張収縮による応力を開放できる容積を大きくすることができ、その応力がより分散されるので、封止樹脂の膨張収縮による応力をより低減することができる。また、封止樹脂と半導体素子14との界面に生じる応力をより低減でき、封止樹脂と半導体素子14との剥離をより低減することが可能になる。
続いて、本発明の実施の形態にかかる光モジュールの他の例について説明する。図3は本発明の実施の形態にかかる半導体装置である光モジュールの概略構成の他の例を示す図である。
この光モジュールは、貫通穴部12が、素子搭載領域の各コーナー部に形成され、且つ素子搭載領域の各辺に沿って複数個形成されている点が、図1、2に示す光モジュールと異なる。図3(a)、図3(b)は、貫通穴部12が素子搭載領域の周囲の領域に形成されている光モジュールを裏面側、上面(上部)側からみた平面図である。また、図3(c)、図3(d)は、貫通穴部12が素子搭載領域の周辺部の領域から周囲の領域にわたる形状となるように形成されている光モジュールを裏面側、上面(上部)側からみた平面図である。
このように、貫通穴部12を素子搭載領域の各コーナー部に設けるとともに、素子搭載領域の各辺に沿って複数個設けることで、支持体11の底部の平坦度を保ちながら貫通穴部を設けることが可能になる。なお、貫通穴部はジグザグに並べても構わない。また、貫通穴部の形状は四角形に限らず、円形、楕円形、あるいは多角形であっても構わない。
続いて、上記した光モジュールの製造方法について説明する。以下では、貫通穴部12が素子搭載領域の周囲の領域に形成されている光モジュールの製造方法について説明するが、貫通穴部12が素子搭載領域の周辺部の領域から周囲の領域にわたる形状となるように形成されている光モジュールについても同様である。
図4は本発明の実施の形態にかかる半導体装置である光モジュールの第1の製造方法を示す工程断面図である。まず、図4(a)に示すように、底部に貫通穴部12が形成されている支持体11を準備する。なお、ここでは、支持体11を1個あるいは2個のみ示しているが、複数個ずつ作業を行う。
次に、図4(b)に示すように、支持体11のダイアタッチ面の素子搭載領域に、撮像領域に光透過性の蓋体15が接着剤(図示せず)を介して直接接着されている半導体素子14を、ダイスボンド材(図示せず)を用いてダイボンドした後、支持体11の内面に形成されているリード13と半導体素子14上の電極パッド(図示せず)とをAu線などの金属細線16によりワイヤボンドして、電気的に接続する。
なお、蓋体15を半導体素子14に接着する接着剤としては、例えばアクリル系UV硬化樹脂、エポキシ系UV硬化樹脂などを用いる。また、ダイスボンド材としては、Agペースト、LEテープなどを用いる。
次に、図4(c)に示すように、支持体11の上部を覆う粘着性テープ21を支持体11の側壁部の上面および蓋体15の上面に貼り付けるとともに、支持体11の底部を上側にする。粘着性テープ21は、樹脂注入の際、樹脂漏れが発生しない接着強度を保つように設定する。このように粘着性テープ21を支持体11と蓋体15に貼り付けて樹脂封止を行うことで、光モジュールとしての機能を損なうことなく封止樹脂を充填することができる。
次に、図4(d)に示すように、樹脂注入ノズル22により、任意の貫通穴部12の支持体11の裏面側の開口部から支持体11の内部空間に封止樹脂17aを注入すると同時に、封止樹脂17aの注入に使用される貫通穴部以外の任意の貫通穴部の支持体11の裏面側の開口部から、脱気ノズル23を用いて強制的に脱気吸引する。この際、支持体11の内面、半導体素子14の表面、金属細線16、および蓋体15の上面を除く表面が、封止樹脂17aによって被覆されるようにする。
このように、脱気吸引機構を用いることで、封止樹脂17aの充填時間を短くでき、且つ樹脂充填性が向上する。さらに、樹脂中のボイドが低減されるため品質および信頼性が向上する。また、ノズルを複数個用いて封止樹脂の注入、脱気を行うことで、一度に多数個の処理が可能となり、生産性を向上することができる。
次に、図4(e)に示すように、封止樹脂17aを硬化させる。封止樹脂の硬化は、封止樹脂として熱硬化性樹脂を用いる場合には、加熱することにより硬化する。また、光硬化性樹脂を用いる場合には、所定の周波数の光を照射して硬化する。その後、図4(f)に示すように、粘着性テープ21を剥がす。以上の工程を経ることで、蓋体15の上面を露出させた状態で支持体11の内部空間および貫通穴部12の内部空間が樹脂封止された光モジュールが完成する。
続いて、光モジュールの製造方法の他の例について説明する。図5は本発明の実施の形態にかかる半導体装置である光モジュールの第2の製造方法を示す工程断面図である。まず、図5(a)に示すように、図4(a)に示す工程と同様に、支持体11を準備する。なお、ここでは、支持体11を1個のみ示しているが、複数個ずつ作業を行う。
次に、図5(b)に示すように、図4(b)に示す工程と同様に、支持体11のダイアタッチ面の素子搭載領域に、撮像領域に蓋体15が接着剤(図示せず)を介して直接接着されている半導体素子14を、ダイスボンド材(図示せず)を用いてダイボンドし、支持体11のリード13と半導体素子14上の電極パッド(図示せず)とを金属細線16によりワイヤボンドして、電気的に接続する。
次に、図5(c)に示すように、貫通穴部12の支持体11の裏面側の開口部を覆う粘着性テープ21を、支持体11の裏面に貼り付ける。粘着性テープ21は、封止樹脂を塗布する際、樹脂漏れが発生しない接着強度を保つように設定する。このように粘着性テープ21を支持体11に貼り付けて樹脂封止を行うことで、光モジュールとしての機能を損なうことなく封止樹脂を充填することができる。
次に、図5(d)に示すように、塗布ノズル24により、支持体11の上部から支持体11の内部空間に封止樹脂17aを塗布する。この際、支持体11の内面、半導体素子14の表面、金属細線16、および蓋体15の上面を除く表面が、封止樹脂17aによって被覆されるようにする。なお、ノズルを複数個用いて封止樹脂を塗布することで、一度に多数個の処理が可能となり、生産性を向上することができる。また、塗布ノズルとしてマルチのものを用いても構わない。また、塗布ノズルを用いずに、印刷封止やインクジェットのような方法を用いても構わない。
次に、図5(e)に示すように、図4(e)に示す工程と同様に、封止樹脂17aを硬化させた後、図5(f)に示すように、粘着性テープ21を剥がす。以上の工程を経ることで、蓋体15の上面を露出させた状態で支持体11の内部空間および貫通穴部12の内部空間が樹脂封止された光モジュールが完成する。
続いて、光モジュールの製造方法の他の例について説明する。図6は本発明の実施の形態にかかる半導体装置である光モジュールの第3の製造方法を示す工程断面図である。まず、図6(a)に示すように、図4(a)に示す工程と同様に、支持体11を準備する。なお、ここでは、支持体11を1個あるいは2個のみ示しているが、複数個ずつ作業を行う。
次に、図6(b)に示すように、図4(b)に示す工程と同様に、支持体11のダイアタッチ面の素子搭載領域に、撮像領域に蓋体15が接着剤(図示せず)を介して直接接着されている半導体素子14を、ダイスボンド材(図示せず)を用いてダイボンドし、支持体11のリード13と半導体素子14上の電極パッド(図示せず)とを金属細線16によりワイヤボンドして、電気的に接続する。
次に、図6(c)に示すように、図4(c)に示す工程と同様に粘着性テープ21を貼り付けるとともに、支持体11の底部を上側する。ここでは、その後、支持体11の裏面にマスク板25を載置する。
次に、図6(d)に示すように、スキージ26を用いた印刷法により、任意の貫通穴部12の支持体11の裏面側の開口部から支持体11の内部空間に封止樹脂17aを注入する。この際、支持体11の内面、半導体素子14の表面、金属細線16、および蓋体15の上面を除く表面が、封止樹脂17aによって被覆されるようにする。また、この時、一部の貫通穴部12は注入口として使用しない。
次に、図6(e)に示すように、図4(e)に示す工程と同様に、封止樹脂17aを硬化させた後、図6(f)に示すように、粘着性テープ21を剥がす。以上の工程を経ることで、蓋体15の上面を露出させた状態で支持体11の内部空間および貫通穴部12の内部空間が樹脂封止された光モジュールが完成する。
続いて、本発明の実施の形態にかかる半導体装置である光モジュールを搭載したレンズモジュールについて説明する。図7は本発明の実施の形態にかかる半導体装置である光モジュールを搭載したレンズモジュールの一例を示す断面図である。
図7に示すように、このレンズモジュールは、レンズ31を取り付けたレンズケース32を、パッケージ押さえ33を介して、上記した光モジュールに取り付けた構成となっている。光モジュールが薄型で、高信頼性を備えるので、レンズモジュールも薄型で、高信頼性を備えたものとなる。
本発明にかかる半導体装置の製造方法、および半導体装置によれば、半導体装置を薄型化しながら、高信頼性を確保することができ、携帯電話やデジタルカメラなどに搭載する光モジュールとして特に有用である。
11 支持体
11a 支持体の段部
12 貫通穴部
13 リード(支持体の電極)
14 半導体素子
15 蓋体(光透過性)
16 金属細線
17 封止樹脂部
17a 封止樹脂
18 外部端子
19 ダイスボンド材
20 接着剤
21 粘着性テープ
22 樹脂注入ノズル
23 脱気ノズル
24 塗布ノズル
25 マスク板
26 スキージ
31 レンズ
32 レンズケース
33 パッケージ押さえ
11a 支持体の段部
12 貫通穴部
13 リード(支持体の電極)
14 半導体素子
15 蓋体(光透過性)
16 金属細線
17 封止樹脂部
17a 封止樹脂
18 外部端子
19 ダイスボンド材
20 接着剤
21 粘着性テープ
22 樹脂注入ノズル
23 脱気ノズル
24 塗布ノズル
25 マスク板
26 スキージ
31 レンズ
32 レンズケース
33 パッケージ押さえ
Claims (19)
- 上部が開放された容器型の支持体の底部内面の素子搭載領域に、上面の所定の領域に蓋体が接着された半導体素子の下面を接着させる工程と、
前記支持体の内面に形成されている電極と前記半導体素子上の電極とを金属細線により電気的に接続する工程と、
前記支持体の上部を覆う粘着性テープを前記支持体の側壁部の上面および前記蓋体の上面に貼り付ける工程と、
前記素子搭載領域の各辺に沿って形成された貫通穴部の一部の前記支持体の裏面側の開口部から、前記支持体の内部空間に樹脂を注入して、前記蓋体の上面を露出させた状態で前記支持体の内部空間および前記貫通穴部の内部空間を樹脂封止する工程と、
を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 上部が開放された容器型の支持体の底部内面の素子搭載領域に、上面の所定の領域に蓋体が接着された半導体素子の下面を接着させる工程と、
前記支持体の内面に形成されている電極と前記半導体素子上の電極とを金属細線により電気的に接続する工程と、
前記素子搭載領域の各辺に沿って形成された貫通穴部の前記支持体の裏面側の開口部を覆う粘着性テープを、前記支持体の裏面に貼り付ける工程と、
前記支持体の上部から前記支持体の内部空間に樹脂を塗布して、前記蓋体の上面を露出させた状態で前記支持体の内部空間および前記貫通穴部の内部空間を樹脂封止する工程と、
を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記樹脂を注入するに際し、注入ノズルにより注入することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
- 前記樹脂を塗布するに際し、塗布ノズルにより塗布することを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
- 前記樹脂を注入するに際し、前記樹脂を注入する前記貫通穴部以外の前記貫通穴部の一部の前記支持体の裏面側の開口部から、脱気ノズルにより脱気を行うことを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
- 前記樹脂を注入するに際し、印刷法により注入することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
- 前記貫通穴部は、前記素子搭載領域の各辺ごとに設けられた長穴であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
- 前記貫通穴部は、前記素子搭載領域の各辺ごとに複数個設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
- 前記貫通穴部は、さらに前記素子搭載領域の各コーナー部ごとに設けられていることを特徴とする請求項8記載の半導体装置の製造方法。
- 前記貫通穴部は、前記素子搭載領域の周囲の領域に形成されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
- 前記貫通穴部は、前記素子搭載領域の周辺部の領域から周囲の領域にわたる形状で形成されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
- 前記半導体素子が光学素子であり、前記蓋体が光透過性の蓋体であることを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
- 上部が開放された容器型の支持体と、
前記支持体の底部内面の素子搭載領域の各辺に沿って形成された貫通穴部と、
前記支持体の内面に形成されている電極と、
前記素子搭載領域に下面が接着された半導体素子と、
前記半導体素子の上面の所定の領域に接着された蓋体と、
前記半導体素子の表面に形成された電極と、
前記支持体の電極と前記半導体素子の電極とを電気的に接続する金属細線と、
前記支持体の内部空間および前記貫通穴部の内部空間を、前記蓋体の上面を露出させた状態で樹脂封止する封止樹脂部と、
を備えることを特徴とする半導体装置。 - 前記貫通穴部は、前記素子搭載領域の各辺ごとに設けられた長穴であることを特徴とする請求項13記載の半導体装置。
- 前記貫通穴部は、前記素子搭載領域の各辺ごとに複数個設けられていることを特徴とする請求項13記載の半導体装置。
- 前記貫通穴部は、さらに前記素子搭載領域の各コーナー部ごとに設けられていることを特徴とする請求項15記載の半導体装置。
- 前記貫通穴部は、前記素子搭載領域の周囲の領域に形成されていることを特徴とする請求項13ないし16のいずれかに記載の半導体装置。
- 前記貫通穴部は、前記素子搭載領域の周辺部の領域から周囲の領域にわたる形状で形成されていることを特徴とする請求項13ないし16のいずれかに記載の半導体装置。
- 前記半導体素子が光学素子であり、前記蓋体が光透過性の蓋体であることを特徴とする請求項13ないし18のいずれかに記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007142706A JP2008300462A (ja) | 2007-05-30 | 2007-05-30 | 半導体装置の製造方法、および半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007142706A JP2008300462A (ja) | 2007-05-30 | 2007-05-30 | 半導体装置の製造方法、および半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008300462A true JP2008300462A (ja) | 2008-12-11 |
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ID=40173723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007142706A Pending JP2008300462A (ja) | 2007-05-30 | 2007-05-30 | 半導体装置の製造方法、および半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008300462A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011249419A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 樹脂封止パッケージ |
| JP2019519087A (ja) * | 2016-03-12 | 2019-07-04 | ニンボー サニー オプテック カンパニー,リミテッド | アレイ撮像モジュール及び成形感光性アセンブリ、並びに電子機器向けのその製造方法 |
-
2007
- 2007-05-30 JP JP2007142706A patent/JP2008300462A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011249419A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 樹脂封止パッケージ |
| JP2019519087A (ja) * | 2016-03-12 | 2019-07-04 | ニンボー サニー オプテック カンパニー,リミテッド | アレイ撮像モジュール及び成形感光性アセンブリ、並びに電子機器向けのその製造方法 |
| US12298533B2 (en) | 2016-03-12 | 2025-05-13 | Ningbo Sunny Opotech Co., Ltd. | Manufacturing method of a molded photosensitive assembly for an array imaging module |
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