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JP2008300378A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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JP2008300378A JP2007141307A JP2007141307A JP2008300378A JP 2008300378 A JP2008300378 A JP 2008300378A JP 2007141307 A JP2007141307 A JP 2007141307A JP 2007141307 A JP2007141307 A JP 2007141307A JP 2008300378 A JP2008300378 A JP 2008300378A
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Abstract

【課題】ゲート電極の完全シリサイド化とソース/ドレイン拡散層の表面シリサイド化とを同時に行うことが可能で、これにより製造工程数を削減して製造コストの低減を図ることが可能な半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板1上にpolySiゲート電極7をパターン形成する。次にpolySiゲート電極7脇の半導体基板1の表面層にソース/ドレイン拡散層19を形成する。また、polySiゲート電極7の側壁に絶縁性のサイドウォール21aを形成する。またソース/ドレイン拡散層19の表面に選択的に酸化膜31を形成する。以上の後、酸化膜31で覆われたソース/ドレイン拡散層19上、およびサイドウォール21aが形成されたpolySiゲート電極7を覆う状態で金属膜35を成膜し、熱処理を行うことによってpolySiゲート電極7をフルシリサイド化させると共に、酸化膜31下のソース/ドレイン拡散層19の表面層をシリサイド化してシリサイド層37を形成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特には基板上のゲート電極をフルシリサイド化する工程を備えた半導体装置の製造方法に関する。
先端CMOSトランジスタ開発において、高誘電率(High−k)のゲート絶縁膜と金属材料を用いたゲート電極(メタルゲート電極)の適用が検討されている。このメタルゲート電極のひとつに、完全シリサイド化メタルゲート、いわゆるFUSIゲート電極がある。FUSIゲート電極は、ゲート電極の多結晶シリコンをすべてシリサイド化することによって形成される。
ところで、FUSIゲート電極を適用しない従来の多結晶シリコンからなるゲート電極のトランジスタでは、ゲート電極とソース/ドレイン拡散層の上部のみを、同一工程で同時にシリサイド化していた。
この場合、シリサイド化工程の前に、ソース/ドレイン拡散層のみに非金属元素(例えば酸素原子)を導入注入しておくことにより、ソース/ドレイン拡散層においてのシリサイド化反応速度が抑えられる。このため、ソース/ドレイン拡散層上のシリサイド層と比較して、ゲート電極上に形成されるシリサイド層の膜厚を厚くすることができるとしている。またこの技術を適用した場合、ソース/ドレイン拡散層上のシリサイド層には酸素原子が含有される(下記特許文献1参照)。
特開2005−260047号公報
しかしながら、FUSIゲート電極を形成する場合、従来のシリサイド形成方法を用いて同時にシリサイド化しようとすると、ゲート電極を完全にシリサイド化する間に、ソース/ドレイン拡散層のシリサイド膜厚が厚くなりすぎ、接合リークが増大するという問題が生じる。
この問題を解決するために、上記特許文献1に記載の方法を適用することを考えた場合、酸素原子の導入によるシリサイド化の抑制には限度があり、またソース/ドレイン拡散層上のシリサイド層に酸素原子が含有されることからすれば酸素原子の導入量自体が制限されるため、有効な手段であるとは言い難い。
このため、FUSIゲート電極を形成する為には、ゲート電極のフルシリサイド化工程と、ソース/ドレイン拡散層のシリサイド化とを別々の工程で行う必要があった。
そこで本発明は、ゲート電極のフルシリサイド化とソース/ドレイン拡散層の表面シリサイド化とを同時に行うことが可能で、これにより製造工程数を削減して製造コストの低減を図ることが可能な半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明の半導体装置の製造方法は、次の工程を行うことを特徴としている。先ず第1工程では、半導体基板上にシリコンからなるゲート電極をパターン形成する。次に第2工程では、ゲート電極脇の半導体基板の表面層にソース/ドレイン拡散層を形成する。次いで、第3工程では、ゲート電極の側壁に絶縁性のサイドウォールを形成する。また第4工程では、ソース/ドレイン拡散層の表面に選択的に酸化膜を形成する。その後、第5工程では、サイドウォールが形成されたゲート電極および酸化膜で覆われたソース/ドレイン拡散層を覆う状態で金属膜を成膜した後、熱処理を行う。これにより、ゲート電極をフルシリサイド化させると共に、酸化膜下のソース/ドレイン拡散層の表面層にシリサイド層を形成する。
以上のような製造方法では、ゲート電極をフルシリサイド化させる際、ソース/ドレイン拡散層に対しては酸化膜を介してシリサイド化が行われる。このため、酸化膜の膜厚によってソース/ドレイン拡散層の反応速度を制御することで、ゲート電極をフルシリサイド化させる間に、ソース/ドレイン拡散層の表面に制御された膜厚のシリサイド層が形成される。
以上説明したように本発明によれば、ゲート電極をフルシリサイド化させる間に、ソース/ドレイン拡散層の表面に制御された膜厚のシリサイド層が形成されるため、ゲート電極のフルシリサイド化とソース/ドレイン拡散層の表面シリサイド化とを同時に行うことが可能になる。これにより、フルシリサイドゲート電極を備えた半導体装置の製造工程数を削減し、製造コストの低減を図ることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施形態では、n型のMOSトランジスタ(以下、nMOS)とp型のMOSトランジスタ(以下、pMOS)のゲート電極を、それぞれ異なる組成でフルシリサイド化したPhase Controlled FUSI電極を設けた半導体装置の製造に本発明を適用した手順を説明する。
<第1実施形態>
先ず、図1(1)に示すように、単結晶シリコンからなる半導体基板1を用意し、素子分離3およびウェル拡散層(図示省略)の形成、およびチャネルの不純物イオン注入工程を従来プロセスと同様に実施する。
次に、高誘電率材料からなるゲート絶縁膜5を介して、多結晶シリコンからなるpolySiゲート電極7をパターン形成する。この際先ず、HfSiONのような金属シリコン酸化物からなる高誘電率材料膜を成膜し、この上部に多結晶シリコン膜を100nmの膜厚で堆積成膜した後、polySiゲート電極7加工の為のマスク材を堆積成膜する。マスク材としては、例えばLP−CVD法によって形成した窒化シリコン膜(LP−SiN)およびTEOS膜、アモルファスシリコン膜をこの順に堆積してなる。そして、これらのマスク材をパターンエッチングしてオフセットパターン9を形成し、このオフセットパタ−ン9をマスクにしたドライエッチングにより多結晶シリコン膜および高誘電率材料膜をパターニングすることにより、polySiゲート電極7をパターン形成する。polySiゲート電極7形成後には、polySiゲート電極7の側壁酸化を行う。また、polySiゲート電極7上には、オフセットパターン9として窒化シリコン膜を除去せずに残しておく。
次に、図1(2)に示すように、polySiゲート電極7の側壁にLP−SiNからなるSiNサイドウォール11を形成する。次いで、不純物イオン注入とスパイクアニールを行うことにより、Halo(図示省略)およびソース/ドレイン拡散層のエクステンション13を形成する。尚、この工程は、レジストパターンをマスクに用いることにより、pMOS形成領域1pとnMOS形成領域1nとに対して個別に不純物イオン注入を行う。
その後、図1(3)に示すように、さらにSiNサイドウォール15、およびノンドープの酸化シリコンからなるNSGサイドウォール17を形成する。この際、先ずLP−SiN膜を成膜し、次に準常圧CVD法によって不純物を含有しない酸化シリコン(NSG)膜を成膜し、その後NSG膜およびLP−SiN膜をドライエッチングすることにより、所望の膜厚のSiNサイドウォール15およびNSGサイドウォール17を得る。
以上の後、不純物イオン注入と、活性化のためのスパイクアニールを行うことにより、ソース/ドレイン拡散層19を形成する。尚、この工程は、レジストパターンをマスクに用いることにより、pMOS形成領域1pとnMOS形成領域1nとに対して個別に不純物イオン注入を行う。
次に、図1(4)に示すように、NSGサイドウォール17を除去する。その後、ソース/ドレイン拡散層19の表面層に対してイオン注入を行う。ここでは、例えばフッ素、酸素、またはアルゴンのイオン注入を行う。このイオン注入においては、例えば、既に形成されているソース/ドレイン拡散層19の特性を変化させることのない元素または分子をイオン注入によって導入する。このようなイオン注入により、半導体基板1の結晶性を変化させる。尚、NSGサイドウォール17を除去する前に、このイオン注入を行い、その後NSGサイドウォール17を除去する手順であっても良い。
次に、図2(1)に示すように、polySiゲート電極7およびオフセットパターン9などを覆う状態で、LP−SiN膜(以下SiN膜)21を堆積成膜し、引き続きpolySiゲート電極7およびオフセットパターン9を埋め込む状態で酸化シリコン膜23を堆積成膜する。その後、SiN膜21をストッパとして酸化シリコン膜23をCMP(Chemical Mechanical Polishing)研磨する。
次に、図2(2)に示すように、ドライエッチングによりSiNサイドウォール11、SiN膜21、SiNからなるオフセットパターン(9)をドライエッチングによって除去し、polySiゲート電極7を露出させる。尚、このエッチングにおいては、酸化シリコン膜23も膜減りする。
尚、上述までの工程で、半導体基板1上に抵抗素子などの他の素子を形成した場合、これらの素子をレジストパターンで覆った状態で上記ドライエッチングを行う。これにより、他の素子上をLP−SiN膜21、SiNからなるオフセットパターン(9)で覆った状態に保つこととする。ドライエッチングの終了後にはレジストパターンを除去する。
次に、図2(3)に示すように、pMOS形成領域1p以外のpolySiゲート電極7をレジストパターン25で覆う。この状態で、pMOS形成領域1pのpolySiゲート電極7の上部を選択的にドライエッチングする。これにより、pMOS形成領域1pのpolySiゲート電極7の体積を、nMOS形成領域1nのpolySiゲート電極7の体積よりも小さくする。ドライエッチングの終了後にはレジストパターン25を除去する。
次に、図2(4)に示すように、酸化シリコン膜23をドライエッチングによって除去する。
次いで、図3(1)に示すように、SiNサイドウォール11、SiN膜21をドライエッチングすることにより、半導体基板1上から除去し、polySiゲート電極7の側壁のみにSiNサイドウォール21aとして残す。
次に、図3(2)に示すように、酸化処理を行うことによりソース/ドレイン拡散層19の表面に所定膜厚の酸化膜31を形成する。この場合、ソース/ドレイン拡散層19の表面には、先の図1(4)を用いて説明した工程でイオン注入が行われているため、酸化速度が速められて増速酸化が進む。これにより、所定膜厚の酸化膜31を形成する。また、この工程では、polySiゲート電極7の露出面においても酸化が進む。これにより、ソース/ドレイン拡散層19表面の酸化膜31と比較して充分に膜厚の薄い酸化薄膜33が、polySiゲート電極7の露出面に形成される。この酸化薄膜33は、無視できる程度に薄い膜であっても良い。
次に、図3(3)に示すように、酸化膜31および酸化薄膜33を覆う状態で、例えばニッケル(Ni)からなる金属膜35をスパッタ成膜する。
その後、図3(4)に示すように、熱処理を施すことにより、polySiゲート電極7をフルシリサイド化させたフルシリサイドゲート37a、37bとし、ソース/ドレイン拡散層19の表面層にシリサイド層39を形成する。ここでは、polySiゲート電極7がフルシリサイド化するまで熱処理を行う。このシリサイド化においては、酸化膜31および酸化薄膜33を介してこの下層のpolySiゲート電極7およびソース/ドレイン拡散層19に金属材料が供給されてシリサイド化が進行する。
この際、pMOS形成領域1pのpolySiゲート電極7の体積が、nMOS形成領域1nのpolySiゲート電極7の体積よりも小さいことから、pMOS形成領域1pのpolySiゲート電極7は、nMOS領域のpolySiゲート電極7よりも金属リッチにシリサイド化される。これにより、例えば金属膜35としてニッケル(Ni)を用いた場合、pMOS形成領域1pのpolySiゲート電極7を、Ni3Siの組成でフルシリサイド化されたフルシリサイドゲート37aとする。一方、nMOS形成領域1nのpolySiゲート電極7を、NiSi2の組成でフルシリサイド化されたフルシリサイドゲート37bとする。
これによりpMOS形成領域1pとnMOS形成領域1nとで、仕事関数の異なるフルシリサイドゲート37a,35bを形成し、高誘電率材料からなるゲート絶縁膜5においての、フェルミレベル・ピニングによるしきい値電圧のシフトを防止する。
また、ソース/ドレイン拡散層19上には、polySiゲート電極7の露出面の酸化薄膜33よりも膜厚が充分に厚い酸化膜31が形成されている。このため、polySiゲート電極7よりも金属の供給が抑えられてシリサイド化が進行し難い。これにより、ソース/ドレイン拡散層19の表面層のみがシリサイド化されたシリサイド層39が形成される。
以上のシリサイド化の後には、残された金属膜35をエッチング除去し、さらに必要に応じて酸化膜31および酸化薄膜33をエッチング除去する。
これにより、図3(5)に示すように、それぞれの組成でフルシリサイド化されたフルシリサイドゲート37a,37bと、表面がシリサイド層39で覆われたソース/ドレイン拡散層19を備えたpMOSおよびnMOSを有する半導体装置41が得られる。
以上説明した第1実施形態では、図3(4)を用いて説明したように、polySiゲート電極7の露出面に酸化薄膜33が設けられ、ソース/ドレイン拡散層19の表面に酸化薄膜33よりも充分に厚膜の酸化膜31を設けた状態でシリサイド化が行われる。このため、ソース/ドレイン拡散層19の表面に対しては、polySiゲート電極7よりもシリサイド反応の速度を充分に遅くすることができる。そして、酸化膜31の膜厚と酸化薄膜33の膜厚との差を制御することにより、polySiゲート電極7をフルシリサイド化させる間に、ソース/ドレイン拡散層19の表面に制御された膜厚のシリサイド層を形成することができる。
したがって、ゲート電極をフルシリサイド化したフルシリサイドゲート37a、37bと、ソース/ドレイン拡散層19表面のシリサイド層39とを、同一のシリサイド化工程で形成することが可能になる。これにより、フルシリサイドゲート37a、37bを備えた半導体装置の製造工程数を削減し、製造コストの低減を図ることが可能になる。
尚、上述した第1実施形態では、図1(4)を用いて説明した工程でイオン注入を行い、図2(1)〜図3(1)を用いて説明したようにpMOS形成領域1pとnMOS形成領域1nとでpolySiゲート電極7の体積を調整した後、図3(2)に示すように酸化処理によって酸化膜31を形成する工程を行った。しかしながら、図1(4)のイオン注入の後、図3(2)の酸化処理によって酸化膜31を形成し、その後図2(1)〜図3(1)、さらにはその後の図3(3)以降の工程を行っても良い。このようにすることで、酸化処理の工程では、polySiゲート電極7の露出表面に酸化薄膜が形成されることを防止できる。このため、シリサイド化の工程においては、ソース/ドレイン拡散層19表面のシリサイド化の反応速度に対して、polySiゲート電極7のシリサイド化の反応速度を効果的に速めることができる。
<第2実施形態>
第1実施形態において図1(1)〜図1(4)および図2(1)〜図2(3)を用いて説明したと同様の手順を行う。これにより、図4(1)に示すようにpMOS形成領域1pのpolySiゲート電極7の上部を選択的にドライエッチングし、pMOS形成領域1pのpolySiゲート電極7の体積を、nMOS形成領域1nのpolySiゲート電極7の体積よりも小さくする。その後、酸化シリコン膜23をドライエッチングによって除去する。
次に、図4(2)に示すように、pMOS形成領域1pのエッチングされたpolySiゲート電極7の上部のSiNサイドウォール11の内壁に、SiNサイドウォール51を形成する。ここでは、SiN膜を堆積成膜した後、ドライエッチングを行うことによりSiNサイドウォール51を形成する。このため、SiN膜21の外側側壁にもSiNサイドウォール51が形成される。
次に、図4(3)に示すように、pMOS形成領域1p以外のpolySiゲート電極7をレジストパターン53で覆う。この状態で、pMOS形成領域1pのpolySiゲート電極7の中心部を選択的にドライエッチングしてU型のpolySiゲート電極7とする。これにより、pMOS形成領域1pのpolySiゲート電極7の体積を、nMOS形成領域1nのpolySiゲート電極7の体積よりもさらに小さくする。ドライエッチングの終了後にはレジストパターン53を除去する。
以降は、第1実施形態において図3(1)〜図3(5)を用いて説明したと同様の手順を行う。
すなわち先ず、図4(4)に示すように、SiNサイドウォール11,(51)、SiN膜21をドライエッチングすることにより、半導体基板1上から除去し、polySiゲート電極7の側壁のみにSiNサイドウォール21aとして残す。
次に、図4(5)に示すように、酸化処理を行うことによりソース/ドレイン拡散層19の表面に酸化膜31を形成する。この場合、ソース/ドレイン拡散層19の表面には、先の図1(4)を用いて説明した工程でイオン注入が行われているため、酸化速度が速められて増速酸化が進む。これにより、所定膜厚の酸化膜31を形成する。また、この工程では、polySiゲート電極7の露出面においても酸化が進む。これにより、ソース/ドレイン拡散層19表面の酸化膜31と比較して充分に膜厚の薄い酸化薄膜33が形成される。この酸化薄膜33は、無視できる程度に薄い膜であっても良い。
次に、図5(1)に示すように、酸化膜31および酸化薄膜33を覆う状態で、例えばニッケル(Ni)からなる金属膜35をスパッタ成膜する。
次に、図5(2)に示すように、熱処理を施すことにより、polySiゲート電極7をフルシリサイド化させたフルシリサイドゲート37a,37bとし、ソース/ドレイン拡散層19の表面層にシリサイド層39を形成する。ここでは、polySiゲート電極7がフルシリサイド化するまで熱処理を行う。このシリサイド化においては、酸化膜31および酸化薄膜33を介してこの下層のpolySiゲート電極7およびソース/ドレイン拡散層19に金属材料が供給されてシリサイド化が進行する。
この際、pMOS形成領域1pのpolySiゲート電極7の体積が、nMOS形成領域1nのpolySiゲート電極7の体積よりも小さいことから、pMOS形成領域1pのpolySiゲート電極7は、nMOS領域のpolySiゲート電極7よりも金属リッチにシリサイド化される。これにより、例えば金属膜35としてニッケル(Ni)を用いた場合、pMOS形成領域1pのpolySiゲート電極7を、Ni3Siの組成でフルシリサイド化されたフルシリサイドゲート37aとする。一方、nMOS形成領域1nのpolySiゲート電極7を、NiSi2の組成でフルシリサイド化されたフルシリサイドゲート37bとする。
これによりpMOS形成領域1pとnMOS形成領域1nとで、仕事関数の異なるフルシリサイドゲート37a,35bを形成し、高誘電率材料からなるゲート絶縁膜5においての、フェルミレベル・ピニングによるしきい値電圧のシフトを防止する。
また、ソース/ドレイン拡散層19上には、polySiゲート電極7の露出面の酸化薄膜33よりも膜厚が充分に厚い酸化膜31が形成されている。このため、polySiゲート電極7よりも金属の供給が抑えられてシリサイド化が進行し難い。これにより、ソース/ドレイン拡散層19の表面層のみがシリサイド化されたシリサイド層39が形成される。
以上のシリサイド化の後には、残された金属膜35をエッチング除去し、さらに必要に応じて酸化膜31および酸化薄膜33をエッチング除去する。
これにより、図5(3)に示すように、それぞれの組成でフルシリサイド化されたフルシリサイドゲート37a,37bと、表面がシリサイド層39で覆われたソース/ドレイン拡散層19を備えたpMOSおよびnMOSを有する半導体装置61が得られる。また特に、pMOSのフルシリサイドゲート37aが、U字型に形成されたものとなる。
以上説明した第2実施形態であっても、図5(2)を用いて説明したようにpolySiゲート電極7の露出面に酸化薄膜33が設けられ、ソース/ドレイン拡散層19の表面に酸化薄膜33よりも充分に厚膜の酸化膜31を設けた状態でシリサイド化が行われる。このため、第1実施形態と同様に、ゲート電極をフルシリサイド化したフルシリサイドゲート37a,37bと、ソース/ドレイン拡散層19表面のシリサイド層39とを、同一のシリサイド化工程で形成することが可能になる。これにより、フルシリサイドゲート電極を備えた半導体装置の製造工程数を削減し、製造コストの低減を図ることが可能になる。
また、pMOSのフルシリサイドゲート37aをU字型としたことで、このフルシリサイドゲート37aの体積をさらに小さくすることができ、フルシリサイドゲート37aの低抵抗化を図ることが可能になる。
尚、上述した第2実施形態においても、図1(4)を用いて説明した工程でイオン注入の後、酸化処理によって酸化膜31し、その後図4(1)〜図3(4)で説明した工程を行い、次に図5(1)以降の工程を行っても良い。このようにすることで、ソース/ドレイン拡散層19表面のシリサイド化の反応速度に対して、polySiゲート電極7のシリサイド化の反応速度を効果的に速めることができるは、第1実施形態と同様である。
第1実施形態を説明する断面工程図(その1)である。 第1実施形態を説明する断面工程図(その2)である。 第1実施形態を説明する断面工程図(その3)である。 第2実施形態を説明する断面工程図(その1)である。 第2実施形態を説明する断面工程図(その2)である。
符号の説明
1…半導体基板、5…高誘電ゲート絶縁膜、7…ポリシリコンゲート電極、9…オフセットパターン、11,15,21a…SiNサイドウォール、19…ソース/ドレイン拡散層、31…酸化膜、35…金属膜、37a,37b…フルシリサイドゲート、39…シリサイド層、41,61…半導体装置

Claims (5)

  1. 半導体基板上にシリコンからなるゲート電極をパターン形成する第1工程と、
    前記ゲート電極脇の前記半導体基板の表面層にソース/ドレイン拡散層を形成する第2工程と、
    前記ゲート電極の側壁に絶縁性のサイドウォールを形成する第3工程と、
    前記ゲート電極の露出表面に対して前記ソース/ドレイン拡散層の表面に選択的に酸化膜を形成する第4工程と、
    前記サイドウォールが形成された前記ゲート電極および前記酸化膜で覆われた前記ソース/ドレイン拡散層を覆う状態で金属膜を成膜した後、熱処理を行うことによって当該ゲート電極をフルシリサイド化させると共に当該酸化膜下の前記ソース/ドレイン拡散層の表面層にシリサイド層を形成する第5工程とを行う
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    第4工程では、前記ソース/ドレイン拡散層の表面層へのイオン注入とその後の酸化処理とによって前記酸化膜を形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項2記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第4工程では、酸素、フッ素、またはアルゴンのイオン注入を行う
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1工程では、上部にオフセットパターンを積層させた状態で前記ゲート電極をパターン形成し、
    前記第4工程では、前記オフセットパターンをマスクに用いて前記ソース/ドレイン拡散層の表面に選択的に酸化膜を形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1工程では、金属酸化物を含有する高誘電体材料からなるゲート絶縁膜を介して前記ゲート電極をパターン形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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