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JP2008220061A - モータ装置 - Google Patents

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JP2008220061A
JP2008220061A JP2007054553A JP2007054553A JP2008220061A JP 2008220061 A JP2008220061 A JP 2008220061A JP 2007054553 A JP2007054553 A JP 2007054553A JP 2007054553 A JP2007054553 A JP 2007054553A JP 2008220061 A JP2008220061 A JP 2008220061A
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terminal
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sensor
circuit
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JP2007054553A
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Masanori Kawai
正範 河合
Mitsuhiko Matsushita
満彦 松下
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Abstract

【課題】制御装置の取り付け及び交換が容易であり、コネクタ端子に制御装置の荷重又は取付荷重が加わらないモータ装置を提供すること。
【解決手段】モータハウジング11及び制御装置ハウジングには、両者が互いに一方向に挿入案内されるとともに該挿入方向と直交方向の移動を阻止する案内係合部22b及び被案内係合部40aがそれぞれ形成されている。前記制御装置ハウジング31及び前記モータハウジング11が、前記挿入案内方向と直交する方向に支持され又は接合対向位置に至らしめることにより、センサコネクタ18とセンサ回路コネクタ、及び回路側モータ巻線用端子とモータ側モータ巻線用端子21a〜21cとを電気接続して、前記モータハウジング11と前記制御装置ハウジング31とを一体固定している。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータに制御装置を一体的に組み付けたモータ装置及び電動パワーステアリング用ブラシレスモータに関するものである。
従来、EPS(電力パワーステアリング:Electric Power Steering)装置用モータとして、駆動回路を含む制御装置とブラシレスモータとを一体化したモータ装置が提案されている。例えば、特許文献1に開示されたモータ装置は、制御回路(ユニット本体)を収容するケースの取付部が、モータ本体のケースとブラケットとの間に挟持され、モータ本体に制御回路のユニット本体を取着している。また、特許文献2に開示されたモータ装置は、制御装置に設けられた回路端子をモータの径方向からモータ端子に押し込むようにしている。
特開2004−23841号公報 特開平9−247903号公報
ところで、特許文献1に開示されたモータ装置は、ユニット本体の取付部をモータ本体のケースとブラケットとの間に挟持させているため、組付け作業、及び回路又はモータの不良などによる取替え作業が容易ではない。
また、特許文献2に開示されたモータは、制御装置を回路端子によりモータに組み付けているため、制御装置の荷重が回路端子に加わり、回路端子に損傷を及ぼす虞がある。また、このモータは、回路端子がモータと対向する面に設けられているため、回路端子を目視してモータ端子に押し込むことができない。このため、モータに制御装置を組み付ける時に、ズレが生じないようモータ又は制御装置に位置決めとなるピン,刻印などを用意する必要がある。ズレが生じた場合、制御信号を伝達するコネクタ部への負荷が生じ、コネクタ部のコネクタ及び端子などに損傷を及ぼす虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、制御装置の取り付け及び交換が容易であり、モータ端子あるいは回路端子に制御装置の荷重又は取付荷重が加わらないモータ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、制御回路と該制御回路を収容するケースと該ケースから外部に露出する回路端子を備えた制御装置を、ステータ又は回転センサを固定するハウジングと該ハウジングから外部に露出するモータ端子を備えたモータに、一体に固定したモータ装置であって、前記ケース及び前記ハウジングには、両者が互いに所定の方向に挿入案内されるとともに当該案内方向以外で係合する案内係合部又は被案内係合部がそれぞれ形成されており、前記ケース及び前記ハウジングが、前記案内係合部及び被案内係合部により案内されて前記回路端子とモータ端子を接合位置に至らしめ、前記回路端子と前記モータ端子を電気接合して前記制御回路と前記モータを一体固定している。
この発明では、制御装置(ケース)が案内係合部及び被案内係合部により挿入案内されることにより容易に回路端子をモータ端子の接合位置に至らしめることができる。また、制御装置は、挿入方向以外は係合保持されているため、モータ端子及び回路端子には荷重が加わらず、しかも、安定した状態でこれら端子を接合することができる。従って、制御装置の取り付け及び交換が容易であり、コネクタ端子に制御装置の荷重又は取付荷重が加わらないモータ装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータ装置において、前記回路端子と前記モータ端子の一部が接合位置に達した際には、少なくとも、前記案内係合部及び前記被案内係合部が係合している。前記回路端子と前記モータ端子はその一部であっても接合位置にある場合には、案内係合部及び被案内係合部が係合しているので、回路端子とモータ端子に取付荷重を与えることを抑制できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のモータ装置において、前記ケース及び前記ハウジングはモータの軸方向に挿入案内されるものであり、前記モータ端子はモータの軸方向に延びモータコネクタ内に収容されるものであり、前記回路端子はモータの軸方向に延び前記回路コネクタに収容されるものであり、前記ケース及び前記ハウジングが前記案内係合部及び前記被案内係合部により係合された後に、前記モータコネクタと前記回路コネクタが嵌合される。このため、モータコネクタ、回路コネクタ、モータ端子及び回路端子に取付時の荷重が加わらない。また、モータコネクタと回路コネクタは挿入案内のストッパとなり、これらの嵌合終了により挿入案内が終了となり、挿入方向の位置出しが容易となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載のモータ装置において、前記ケース及び前記ハウジングはモータの軸方向に挿入案内されるものであり、前記モータ端子は、モータ側回転センサ用端子とモータ側モータ巻線用端子からなり、前記モータ側回転センサ用端子はセンサコネクタ内にあってモータの軸方向に延びて形成され、前記モータ側モータ巻線用端子はモータの軸方向に延びて形成され径方向に接合するように露出され、前記回路端子は、前記センサコネクタと嵌合するセンサ回路コネクタ内にあってモータの軸方向に延びて前記モータ側回転センサ用端子と接合する回路側回転センサ用端子と、モータの軸方向に延びて形成され前記モータ側モータ巻線用端子とモータの径方向に対向する回路側モータ巻線用端子から構成される。このため、センサコネクタとセンサ回路コネクタは挿入案内のストッパとなり、これらの嵌合終了により挿入案内が終了となり、挿入方向の位置出しが容易となる。また、モータ巻線用端子とモータ巻線用回路端子が、これら端子の嵌合を伴わず、センサコネクタとセンサ回路コネクタの嵌合のみで、挿入案内により径方向の対向位置に容易に案内されることとなり、これら端子の接合位置への案内が容易となる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のモータ装置において、前記モータ端子に係る前記モータ側回転センサ用端子を収容した前記センサコネクタをモータの周方向において前記モータ側モータ巻線用端子に挟まれる位置となるよう配置されている。センサコネクタが周方向中央に位置するため、案内係合部及び被案内係合部に係合した相手側のセンサコネクタも中央にあって傾斜しにくいので、両者は嵌合し易いものとなる。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載のモータ装置において、前記モータ端子に係る前記モータ側回転センサ用端子は、モータの周方向に前記巻線用端子に係る前記モータ側モータ巻線用端子と並んで配置されている。このため、モータ側回転センサ用端子及びモータ側モータ巻線用端子が周方向に並んでいることにより、前記軸方向の挿入案内による相手端子との接合位置に至るときが略同時になり、万一これら端子に荷重が加わる場合にも荷重が分散されることになる。また、周方向にモータ側回転センサ用端子とモータ側モータ巻線用端子とが並べて露出されるため、制御回路側の端子との接合が容易となる。
請求項7に記載の発明は、請求項4〜6の何れか一項に記載のモータ装置において、前記モータ端子に係る前記モータ側回転センサ用端子を収容した前記センサコネクタは、モータの軸方向外側から前記ハウジングに嵌め込まれている。このため、センサコネクタは干渉物のない外側から容易にハウジングに嵌合固定することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項4〜7の何れか一項に記載のモータ装置において、前記回転センサは前記モータ端子に係る前記モータ側回転センサ用端子と可撓性を有するリード線で接続されており、該回転センサとモータの周方向に相対回動可能に一体とされ前記モータ端子に係る前記モータ側回転センサ用端子を収容した前記センサコネクタは、前記回転センサとともにモータの軸方向外側から前記ハウジングに嵌め込まれ、該センサコネクタはモータの軸方向外側に対し脱落不能に位置決め固定され、前記制御装置を回転センサの嵌め込み方向とは逆の方向から前記案内係合部及び被案内係合部により挿入案内し、前記回路コネクタを前記センサ回路コネクタに嵌合する。可撓性を有するリード線に接続されたセンサコネクタは、回転センサと一体となった状態でハウジングに嵌合固定されるので、その嵌合固定が極容易となる。また、センサコネクタは、回転センサに対し相対回動可能であるので、回転センサを周方向に回転させることにより該回転センサの周方向の位置出しが可能となる。その一方、センサコネクタはハウジングに位置出しされて且つ軸方向外側に脱落不能に固定されているので、逆方向から挿入案内された制御装置の嵌合相手であるセンサ回路コネクタと確実強固に嵌合することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の何れか一項に記載のモータ装置において、モータ装置は、パワーステアリング装置に用いられる。各端子に荷重を加えることを抑制でき、また、制御装置のより確実なハウジングへの固定が可能となり、高い信頼性を要求されるパワーステアリング用ブラシレスモータの提供が可能となる。
従って、上記記載の発明によれば、制御装置の取り付け及び交換が容易であり、モータ端子あるいは回路端子に制御装置の荷重又は取付荷重が加わらないモータ装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
図1(a)及び図1(c)に示すように、モータ装置のモータ10には、制御装置30が、ネジ50により固定されている。図1(c)に示すように、モータ10のモータハウジング11は、有底筒状に形成されたモータケース本体12を備え、そのモータケース本体12の開口部はエンドプレート13により閉塞されている。そして、モータケース本体12とエンドプレート13とにより囲まれた空間には、図示しないステータ及びロータが収容されている。ステータはモータケース本体12の内周面に固定されるとともに、そのステータのティースにはモータコイルが巻回されている。ロータはステータの内側に配置されるとともに、モータケース本体12の底部及びエンドプレート13に設けられた軸受により回転可能に軸支されている。更に、ロータの回転軸14先端は、エンドプレート13から突出している。
図1(a)に示すように、エンドプレート13には回転センサとしてのレゾルバ15が収容されている。レゾルバ15は、エンドプレート13に凹設された図示しない収容部に収容されており、その収容部はホルダ16により覆われている。レゾルバ15は、回転軸14と一体回転可能に固定されたレゾルバロータ15aと、ホルダ16に回転不能に固定されたレゾルバステータ15bとから構成されている。ホルダ16は、上記収容部を覆うように円環状に形成され回転軸14が貫通されるカバープレート16aが設けられ、このカバープレート16aにはコネクタホルダ16bがスナップフィットなどにより連結されている。このホルダ16は、ネジ17により、エンドプレート13に固定されている。コネクタホルダ16bの先端には、制御装置30に接続されるモータコネクタとしてのセンサコネクタ18(図1(b)参照)が取着されている。センサコネクタ18内には、上記レゾルバステータ15bに巻回されている巻線と連結する可撓性を有するリード線を介し接続されたモータ側回路センサ端子(図示略)が配設されている。モータ側回路センサ端子は、モータ10の軸方向に沿って延びるように形成されている。センサコネクタ18は、レゾルバステータ15bと一体とされるとともに、モータ10の周方向の回動係合部16cにより相対回動可能とされている。ここでは、センサコネクタ18が取着されたコネクタホルダ16bがエンドプレート13に固定され、この状態でレゾルバステータ15bをモータ10の周方向に回動して位置調整後に前記ネジ17によりエンドプレート13に固定される。
エンドプレート13は直方体状に形成され、その上面には、上記センサコネクタ18と、モータコネクタとしてのモータ巻線端子コネクタ19,20とが、モータ10の軸と直交する方向に沿って配列されている。モータ巻線端子コネクタ19には、モータ側モータ巻線用端子21aが設けられており、モータ巻線端子コネクタ20にはモータ側モータ巻線用端子21b,21cが設けられている。図4に示すように、モータ巻線端子コネクタ19は、モータ10の軸方向に開口するコ字状に形成された側壁19aを備えており、モータ側モータ巻線用端子21aは側壁19a内に固定されている。モータ巻線端子コネクタ20は、モータ10の軸方向に開口するE字状に形成された側壁20aを備えており、モータ側モータ巻線用端子21b,21cはそれぞれ側壁20a内に固定されている。両モータ巻線端子コネクタ19,20の開口方向は一致している。
センサコネクタ18は、モータ巻線端子コネクタ19,20間、つまりモータ側モータ巻線用端子21a〜21cの間、より詳細にはモータ側モータ巻線用端子21aとモータ側モータ巻線用端子21bとの間に配置されている。このセンサコネクタ18は、上記したようにコネクタホルダ16bに取着されており、コネクタホルダ16bをモータ10の軸方向に沿ってエンドプレート13に取着することにより、モータ側モータ巻線用端子21a,21bに挟まれ、且つモータ側モータ巻線用端子21a〜21cとともに一列状に配列されている。
また、エンドプレート13上面の端部には、制御装置30を取り付けるためのガイドレール22が一体形成されている。ガイドレール22は、上記モータ側モータ巻線用端子21a〜21c及びセンサコネクタ18が配列された方向において、モータ側モータ巻線用端子21a〜21c及びセンサコネクタ18を挟むように配置されている。ガイドレール22は、エンドプレート13よりも、モータ10の軸方向両側に突出するように形成されている。そして、ガイドレール22の上面は、モータ10の軸と平行な案内面22aとして形成されている。更に、ガイドレール22の上端は、モータ10の軸と直交する方向に突出する案内係合部22bが形成されている。本実施の形態では、エンドプレート13には一対のガイドレール22が形成され、案内係合部22bは、互いに対向する方向に向かって突出形成されている。
更に、本実施の形態において、案内係合部22bは、図3に示すように、ガイドレール22において、回転軸14の反突出側の端部には形成されていない。つまり、ガイドレール22は、案内係合部22bが形成されている部分と、案内係合部22bが形成されていない部分とから構成されている。この案内係合部22bが形成されていない部分を挿入部とし、案内係合部22bが形成されている部分を固定部とする。そして、モータ10の軸と平行な方向において、エンドプレート13の中心に対して挿入部が形成されている側を挿入側といい、挿入部から固定部に向かう方向を挿入方向という。
図2(a)に示すように、制御装置30には、制御装置ハウジング31が設けられており、該制御装置ハウジング31には図示しない制御回路が搭載されており、その制御回路は、ハウジングカバー32にて覆われている。また、制御装置30には、駆動電源が供給される電源用コネクタ33aと、制御信号が供給される信号用コネクタ33bとが、モータ10の軸方向端部(第1端部)に設けられている。
図2(b)に示すように、制御装置30には、ステータのモータコイルに3相(U,V,W)の駆動電力をそれぞれ供給するための回路端子としての3つの回路側モータ巻線用端子35a〜35c、及び、モータ10のセンサコネクタ18と接続される回路コネクタとしてのセンサ回路コネクタ36が、モータ10の軸方向端部(第2端部)に設けられている。図2(c)に示すように、回路側モータ巻線用端子35a〜35cの先端部は、モータ10の軸方向(図2(c)において左右方向)に沿って延びる板状に形成されている。センサ回路コネクタ36内には、モータ10の軸方向に沿って延びる複数の回路側回転センサ用端子37が配置されている。これらの回路側回転センサ用端子37は、センサ回路コネクタ36を図4等に示すセンサコネクタ18と嵌合することにより、該センサコネクタ18内のモータ側回路センサ用端子と接続される。
図2(c)に示すように、制御装置ハウジング31には、モータ10の軸方向(図2(c)において左右方向)に沿って延びる取付部38が形成されている。取付部38は、図2(b)に示すように、各回路側モータ巻線用端子35a〜35c及びセンサ回路コネクタ36の先端を覆うコ字状に形成されている。図1(c)に示すように、取付部38は、下面がエンドプレート13の上端に設けられたガイドレール22の案内面22aに当接される。図2(b)に示すように、取付部38には上下方向(図2(b)において紙面表裏方向であって、図1(a)に示すように両ガイドレール22,及びガイド40が重ねられる方向)に沿って取付孔39が貫通形成されている。そして、エンドプレート13のガイドレール22には、取付孔39に対応する位置にネジ孔22cが形成されており、図1(b)に示すように、取付孔39を介してネジ50をネジ孔22cに螺入することにより、エンドプレート13に制御装置ハウジング31、つまりモータ10に制御装置30が取着される。
取付部38の下面には、ガイド40が形成されている。図1(a)に示すように、ガイド40はエンドプレート13に形成されたガイドレール22の内側に形成されている。従って、ガイド40がガイドレール22と図1(a)における左右方向において係合することにより、挿入方向と直交する方向(左右方向)におけるモータ10と制御装置30との相対移動が規制されるとともに、制御装置30が挿入方向(モータ10の軸方向)に沿って案内される。
更に、取付部38には、ガイドレール22と対向する面の下端に、挿入方向に沿って延びる被案内係合部40aが突出形成されている。この被案内係合部40aは、モータ10の上下方向(図1(a)の上下方向)において、ガイドレール22の案内係合部22bと係合する。従って、これら案内係合部22b,被案内係合部40aが係合することにより、挿入方向と直交する方向(上下方向)におけるモータ10と制御装置30との相対移動が規制されるとともに、制御装置30が挿入方向(モータ10の軸方向)に沿って案内される。以上より、制御装置30は、挿入方向以外の方向に相対移動が規制されて、挿入方向(モータ10の軸方向)に沿って案内される。
図2(a)に示すように、制御装置ハウジング31の下面には、円筒状に形成されたモータケース本体12に沿って湾曲する曲面部31aが形成されている。モータケース本体12の外周面に沿った形状とすることで、制御素子を収容するスペースを確保することができる。また、曲面部31aはモータケース本体12とは略一定の隙間を持ち、制御装置30がガイドレール22によって挿入案内される際に抵抗とならないようにされている。
上記のように構成されたモータ10及び制御装置30は、モータ10のガイドレール22に案内係合部22bが形成されていない部分が形成されているため、この部分の上面に制御装置30の取付部38の下面を当接させるように、制御装置30をモータ10の径方向から接近させる。すると、案内係合部22bが形成されていないため、一対のガイドレール22間にガイド40が容易に挿入される。
次いで、上記制御装置30を挿入方向に移動させると、制御装置30のセンサ回路コネクタ36がモータ10のセンサコネクタ18と嵌合する。これらセンサコネクタ18及びセンサ回路コネクタ36には、スナップフィット構造が適用されている。即ち、センサコネクタ18には係合部18aが形成され、センサ回路コネクタ36には被係合部としての被係合孔36aが形成されている。係合部18aには、差込み側が傾斜して形成されており、センサコネクタ18及びセンサ回路コネクタ36の締結を許容する。また、係合部18aには、反差込み側が平に形成されており、係合部18aが被係合孔36a内面と係合してセンサコネクタ18及びセンサ回路コネクタ36の離間を阻止する。尚、係合部18aを特殊工具によって押し下げることにより、係合部18aと被係合孔36aとの係合を解除し、係合部18aを損傷することなく両センサコネクタ18及びセンサ回路コネクタ36を離間させることができる。
両センサコネクタ18及びセンサ回路コネクタ36が嵌合されると、モータ10と制御装置30がそれ以上に相対移動することが規制される。即ち、両センサコネクタ18及びセンサ回路コネクタ36は、嵌合されることによりストッパとして機能し、モータ10に対して制御装置30が挿入方向へ移動することを規制する。そして、両センサコネクタ18及びセンサ回路コネクタ36はスナップフィット構造により連結されており、モータ10に対する制御装置30の反挿入方向への移動が規制される。モータ10に対して制御装置30が保持される。
両センサコネクタ18及びセンサ回路コネクタ36が嵌合されると、モータ10のガイドレール22に形成されたネジ孔22cの位置と、制御装置30の取付部38に形成された取付孔39の位置とが、ほぼ一致する。このため、各ネジ孔22cに取付孔39を介してネジ50を螺入することにより、図1(b)に示すように、モータ10に制御装置30が取着される。このとき、ガイドレール22及びガイド40により、モータ10と制御装置30との相対移動が規制されるため、コネクタや端子に負担がかからない。
また、両センサコネクタ18及びセンサ回路コネクタ36が嵌合されると、モータ10に設けられたモータ側モータ巻線用端子21a〜21cに、制御装置30に設けられた回路側モータ巻線用端子35a〜35cがモータ10の径方向に重ね合わされる。そして、重ねあわされるとともに、各モータ側モータ巻線用端子21a〜21cに形成されたネジ孔25a〜25c(図5参照)の位置と、回路側モータ巻線用端子35a〜35cに形成された貫通孔45a〜45cの位置とが、ほぼ一致する。このため、各ネジ孔25a〜25cに貫通孔45a〜45cを介してネジ51を螺入することにより、図1(b)に示すように、各モータ側モータ巻線用端子21a〜21cと各回路側モータ巻線用端子35a,35cとが、それぞれ接続される。
次に、本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)モータ10の軸方向に沿って、該モータ10に対して制御装置30を移動させることにより、モータ10のモータ側モータ巻線用端子21a〜21cと制御装置30の回路側モータ巻線用端子35a〜35cとが接続可能な位置(接合対向位置)に配置されるとともに、モータ10のセンサコネクタ18と制御装置30のセンサ回路コネクタ36とが嵌合される。モータ10には、該モータ10の軸方向に沿って延びるガイドレール22が設けられており、制御装置30には、前記ガイドレール22と嵌合するガイド40が設けられている。ガイドレール22に形成された案内係合部22bは、ガイド40に形成された被案内係合部40aと係合する。このガイドレール22とガイド40は、モータ10の軸方向におけるモータ10と制御装置30との相対移動が許容され、軸方向以外の方向におけるモータ10と制御装置30との相対移動を阻止する。従って、各端子21a〜21c,35a〜35c、センサコネクタ18及びセンサ回路コネクタ36に荷重が加わらず、安定した状態でセンサコネクタ18、センサ回路コネクタ36及び端子21a〜21c,35a〜35cを容易に固定することができる。また、ネジ締結時においても端子に負荷を与えることがないため、各端子に損傷を及ぼす虞がない。
(2)制御装置30は、モータ10に対して、そのモータ10の軸方向に沿って移動させることにより、各端子21a〜21c,35a〜35c、センサコネクタ18及びセンサ回路コネクタ36が脱着可能であり、制御装置30の取り付け及び交換が容易である。
(3)制御装置30の取付部38を、モータ10のガイドレール22に当接させて、一対のガイドレール22間に取付部38のガイド40を挿入し、制御装置30を挿入方向に移動させて、各端子21a〜21c,35a〜35c、センサコネクタ18及びセンサ回路コネクタ36を接続させるようにした。従って、前記回路側モータ巻線用端子35a〜35c,センサ回路コネクタ36と、前記モータ側モータ巻線用端子21a〜21c,センサコネクタ18が接合され又は接合対向位置に至るのは、少なくとも、前記制御装置ハウジング31及び前記モータハウジング11が被案内係合部40aと案内係合部22bとにより係合された後となるよう構成されている。そのため、各端子21a〜21c,35a〜35c、センサコネクタ18及びセンサ回路コネクタ36はその一部であっても互いに接合位置あるいは嵌合位置にある場合には、被案内係合部40aと案内係合部22bが係合しているため、各端子21a〜21c,35a〜35c、センサコネクタ18及びセンサ回路コネクタ36に取付け時に生じる荷重付加を抑制できる。
(4)モータケース本体12及び制御装置ハウジング31は軸方向に案内されるものであり、モータ側回路センサ用端子はモータ10の軸方向に延びセンサコネクタ18内に収容されるものである。また、回路側回転センサ用端子37はモータ10の軸方向に延び前記センサ回路コネクタ36内に収容されるものである。そして、センサコネクタ18とセンサ回路コネクタ36とが嵌合され、両端子が接続される。従って、コネクタ又は端子が接続されることにより、モータ10と制御装置30がそれ以上に相対移動することが規制される。即ち、両センサコネクタ18及びセンサ回路コネクタ36は、嵌合されることによりストッパとして機能し、モータ10に対して制御装置30が挿入方向へ移動することを規制する。このため、モータ10に対する制御装置30の位置だし(相対位置の決定)を容易に行うことができる。そして、モータ側モータ巻線用端子21a〜21cは軸方向に伸びて形成されモータ10の径方向に接合するように露出されているため、組立て時のねじの螺着作業を容易に行なうことができる。
(5)前記センサコネクタ18と前記センサ回路コネクタ36は、係合部18a及び被係合孔36aにより係合し、当該被係合孔36aは、係合を解除するための解除手段としても用いる解除孔としての被係合孔36aを備える。このため、係合部18a及び被係合孔36aを用いて容易にセンサコネクタ18とセンサ回路コネクタ36とを必要に応じて係合又は係合解除できる。
(6)前記解除孔としての被係合孔36aは、解除工具をセンサ回路コネクタ36の取り付け方向から挿入することのみにより解除するものである。このため、解除工具を用いてセンサコネクタ18及びセンサ回路コネクタ36を損傷させることなく解除できる。
(7)センサコネクタ18をモータ10の周方向においてモータ側モータ巻線用端子21a〜21cに挟まれる位置となるよう配置されている。センサコネクタ18が周方向中央に位置するため、係合部18a及び被係合孔36aに係合したセンサ回路コネクタ36も中央にあって傾斜しにくいので、両者は嵌合し易いものとなる。また、センサコネクタ18はモータ10の周方向にモータ側モータ巻線用端子21a〜21cと並んで配置されているため、モータ10の軸方向の挿入案内による相手端子(センサ回路コネクタ36及び回路側モータ巻線用端子35a〜35c)との接合位置に至るときが略同時になり、万一これら端子に荷重が加わる場合にも荷重が分散されることになる。
(8)モータ端子に係るモータ側回転センサ用端子を収容した前記センサコネクタ18が、モータ10の軸方向外側からエンドプレート13に嵌め込まれている。このため、センサコネクタ18は干渉物のない外側から容易にエンドプレート13に嵌合固定することが可能となる。
(9)可撓性を有するリード線に接続されたセンサコネクタ18は、レゾルバステータ15bと一体となった状態でエンドプレート13に嵌合固定されるので、その嵌合固定が極容易となる。また、センサコネクタ18は、レゾルバステータ15bに対し相対回動可能であるので、周方向にも不動に固定されているセンサコネクタ18に対しレゾルバステータ15bを周方向に回転させることにより該回転センサの周方向の位置出しが可能となる。その一方、センサコネクタ18はエンドプレート13に位置出しされて且つモータ10の軸方向外側に脱落不能に固定されているので、逆方向から挿入案内された制御装置30の相手であるセンサ回路コネクタ36と確実強固に嵌合することができる。
尚、上記一実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態において、制御装置ハウジング31にガイド40を設けるとともに、モータハウジング11にガイドレール22を設けたが、ガイド40とガイドレール22の構成を入れ替えて制御装置とモータハウジングを形成してもよい。
・制御装置ハウジング31のセンサ回路コネクタ36とモータハウジング11のセンサコネクタ18とを係合する係合部において、センサ回路コネクタ36の係合形状を逆にしてもよい。そして、コネクタ端子を複数用意しても、少なくとも1つが係合部を持ち、他はネジ止めなどの方法で螺着してもよく、逆に、全てをスナップフィット係合構造、クリップの様にはさみこむ構造等として端子を収容してもよい。また、制御装置ハウジング31とモータハウジング11とを接続するコネクタは複数個に別れていてもひとつにまとめて構成されてもよい。
・モータ装置は、パワーステアリング装置に用いられる。本発明により各端子に荷重を加えることを抑制でき、また、制御装置のより確実なハウジングへの固定が可能となり、高い信頼性を要求されるパワーステアリング用ブラシレスモータの提供が可能となる。
(a)はモータ装置の正面図、(b)はモータ装置の上面図、(c)はモータ装置の右側面図。 (a)は制御装置の正面図、(b)は制御装置の上面図、(c)は制御装置の右側面図。 モータ装置の分解斜視図。 モータ装置のガイド及びガイドレールを示す一部拡大斜視図。 モータ装置のコネクタ及び端子を示す一部拡大斜視図。
符号の説明
10…モータ、11…モータハウジング、18…センサコネクタ、18a…係合部、21a〜21c…モータ側モータ巻線用端子、被係合部、22b…案内係合部、30…制御装置、31…制御装置ハウジング、35a〜35c…回路側モータ巻線用端子、36…センサ回路コネクタ、36a…被係合孔、40a…被案内係合部。

Claims (9)

  1. 制御回路と該制御回路を収容するケースと該ケースから外部に露出する回路端子を備えた制御装置を、ステータ又は回転センサを固定するハウジングと該ハウジングから外部に露出するモータ端子を備えたモータに、一体に固定したモータ装置であって、
    前記ケース及び前記ハウジングには、両者が互いに所定の方向に挿入案内されるとともに当該案内方向以外で係合する案内係合部又は被案内係合部がそれぞれ形成されており、
    前記ケース及び前記ハウジングが、前記案内係合部及び被案内係合部により案内されて前記回路端子とモータ端子を接合位置に至らしめ、前記回路端子と前記モータ端子を電気接合して前記制御回路と前記モータを一体固定したことを特徴とするモータ装置。
  2. 前記回路端子と前記モータ端子の一部が接合位置に達した際には、少なくとも、前記案内係合部及び前記被案内係合部が係合していることを特徴とする請求項1に記載のモータ装置。
  3. 前記ケース及び前記ハウジングはモータの軸方向に挿入案内されるものであり、
    前記モータ端子はモータの軸方向に延びモータコネクタ内に収容されるものであり、
    前記回路端子はモータの軸方向に延び回路コネクタに収容されるものであり、
    前記ケース及び前記ハウジングが前記案内係合部及び前記被案内係合部により係合された後に、
    前記モータコネクタと前記回路コネクタが嵌合されることを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ装置。
  4. 前記ケース及び前記ハウジングはモータの軸方向に挿入案内されるものであり、
    前記モータ端子は、モータ側回転センサ用端子とモータ側モータ巻線用端子からなり、
    前記モータ側回転センサ用端子はセンサコネクタ内にあってモータの軸方向に延びて形成され、
    前記モータ側モータ巻線用端子はモータの軸方向に延びて形成され径方向に接合するよう露出され、
    前記回路端子は、前記センサコネクタと嵌合するセンサ回路コネクタ内にあってモータの軸方向に延びて前記モータ側回転センサ用端子と接合する回路側回転センサ用端子と、モータの軸方向に延びて形成され前記モータ側モータ巻線用端子とモータの径方向に対向する回路側モータ巻線用端子からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ装置。
  5. 前記モータ端子に係る前記モータ側回転センサ用端子を収容した前記センサコネクタをモータの周方向において前記モータ側モータ巻線用端子に挟まれる位置となるよう配置されていることを特徴とする請求項4に記載のモータ装置。
  6. 前記モータ端子に係る前記モータ側回転センサ用端子は、モータの周方向に前記巻線用端子に係る前記モータ側モータ巻線用端子と並んで配置されていることを特徴とする請求項4又は5に記載のモータ装置。
  7. 前記モータ端子に係る前記モータ側回転センサ用端子を収容した前記センサコネクタは、モータの軸方向外側から前記ハウジングに嵌め込まれていることを特徴とする請求項4〜6の何れか一項に記載のモータ装置。
  8. 前記回転センサは前記モータ端子に係る前記モータ側回転センサ用端子と可撓性を有するリード線で接続されており、
    該回転センサとモータの周方向に相対回動可能に一体とされ前記モータ端子に係る前記モータ側回転センサ用端子を収容した前記センサコネクタは、前記回転センサとともにモータの軸方向外側から前記ハウジングに嵌め込まれ、該センサコネクタはモータの軸方向外側に対し脱落不能に位置決め固定され、
    前記制御装置を回転センサの嵌め込み方向とは逆の方向から前記案内係合部及び被案内係合部により挿入案内し、前記回路コネクタを前記センサ回路コネクタに嵌合することを特徴とする請求項4〜7の何れか一項に記載のモータ装置。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載のモータ装置は、パワーステアリング装置に用いられることを特徴とするブラシレスモータ。
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