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JP2008210563A - 多心同軸ケーブルおよび多心同軸ケーブルの製造方法 - Google Patents

多心同軸ケーブルおよび多心同軸ケーブルの製造方法 Download PDF

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JP2008210563A
JP2008210563A JP2007044066A JP2007044066A JP2008210563A JP 2008210563 A JP2008210563 A JP 2008210563A JP 2007044066 A JP2007044066 A JP 2007044066A JP 2007044066 A JP2007044066 A JP 2007044066A JP 2008210563 A JP2008210563 A JP 2008210563A
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coaxial cable
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Keiji Koyama
惠司 小山
Hiroyuki Senba
弘之 仙波
Takayoshi Koinuma
孝佳 鯉沼
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

【課題】構成部材を減少するとともに、シールド効果を向上する多心同軸ケーブルおよび多心同軸ケーブルの製造方法を提供する。
【解決手段】多心同軸ケーブル100は、複数の同軸ケーブルと、第1のフィルム120と、第1の接続部材130とを備える。同軸ケーブルは、中心導体111と、絶縁体112と、外部導体113と、外被114とを含み、一方端部Rにおいて中心導体111と外部導体113とが露出している。第1のフィルム120は、複数の同軸ケーブルの少なくとも一方端部Rに配置されると共に、第1の絶縁層121と、第1の絶縁層121上に形成された導電層122とを含む。第1の接続部材130は、第1のフィルム120と露出した中心導体111とを接続する絶縁性の部材である。露出した外部導体113は、導電層122と電気的に接続されている。
【選択図】図3

Description

本発明は多心同軸ケーブルおよび多心同軸ケーブルの製造方法に関し、たとえば導電層を含むフィルムを備える多心同軸ケーブルおよび多心同軸ケーブルの製造方法に関する。
従来より、複数本の同軸ケーブルを基板の配線と接続するための多心同軸ケーブルが知られている。このような多心同軸ケーブルは、たとえば特開2005−302604号公報(特許文献1)などに開示されている。
図13は、特許文献1に開示の多心同軸ケーブルを示す断面図である。図13に示すように、多心同軸ケーブルは、リセプタクル(図示せず)に嵌着して同軸ケーブル6を電気的に接続するものである。多心同軸ケーブルは同軸ケーブル6と、プラスチック等の合成樹脂で形成された絶縁体のハウジング2と、ハウジング2の幅方向に沿って所定のピッチで配設された複数本の導電端子3と、ハウジング2の上面を覆うシールド板4とを備えている。また、各導電端子3は、ハウジング2の幅方向に沿って所定のピッチで互いに隣接するように形成された収容凹部5内にそれぞれ位置決め配置されている。導電端子3に接続される同軸ケーブル6は、導電端子3に半田等で接続される中心導体7と、中心導体7を囲繞する絶縁体8と、絶縁体8を囲繞する外部導体9と、外部導体9を囲繞する外被10とから構成されている。各同軸ケーブル6は、各中心導体7が対応する各導電端子3にそれぞれ接続され、各外部導体9はカシメ部材20によって一括接続されている。カシメ部材20は、連結片21とカシメ爪22と把持プレート30とを有している。
多心同軸ケーブルにおいて外部導体9とシールド板4とを接続するためには、カシメ部材20をシールド板4で覆うことにより、シールド板4の一部に形成された押圧舌片4aがカシメ爪22あるいは把持プレート30と接触することが開示されている。これにより、シールド板4を介して各外部導体9は一括してアース接続される(シールド処理が行なわれる)。
特開2005−302604号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の多心同軸ケーブルは、同軸ケーブル6と、導電端子3と、カシメ部材20と、シールド板4と、ハウジング2とが必要な構成部材であるため、必要な構成部材が多いという問題がある。特に、上記特許文献1に開示の多心同軸ケーブルでは、外部導体9とシールド板4とを接続してシールド効果を得ているが、外部導体9とシールド板4との接続において、カシメ部材20を介している。すなわち、シールド処理を行なうために必要な部材として、連結片21とカシメ爪22と把持プレート30とを有するカシメ部材20およびシールド板4が必要であり、シールド処理を行なうためにも必要な部材が多いという問題がある。
また、外部導体9とシールド板4とを接続するために、高価なカシメ部材20を用いている。そのため、コストが悪いという問題がある。
本発明の目的は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、構成部材を減少してコストを低減するとともに、シールド効果を維持する多心同軸ケーブルおよび多心同軸ケーブルの製造方法を提供することである。
本発明の多心同軸ケーブルは、複数の同軸ケーブルと、第1のフィルムと、第1の接続部材とを備えている。複数の同軸ケーブルは、中心導体と、中心導体の外周側に配置される絶縁体と、絶縁体の外周側に配置される外部導体と、外部導体の外周側に配置される外被とを含み、一方端部において中心導体と外部導体とが露出している。第1のフィルムは、複数の同軸ケーブルの少なくとも一方端部に配置されるとともに、第1の絶縁層と、第1の絶縁層上に形成された導電層とを含んでいる。第1の接続部材は、第1のフィルムと露出した中心導体とを接続する絶縁性の部材である。露出した外部導体は、導電層と電気的に接続されていることを特徴としている。
本発明の多心同軸ケーブルの製造方法は、同軸ケーブル準備工程と、第1のフィルム準備工程と、第1接続工程と、第2接続工程とを備えている。同軸ケーブル準備工程は、中心導体と、中心導体の外周側に配置される絶縁体と、絶縁体の外周側に配置される外部導体と、外部導体の外周側に配置される外被とを含み、一方端部において中心導体と外部導体とが露出している、複数の同軸ケーブルを準備する。第1のフィルム準備工程は、第1の絶縁層と、第1の絶縁層上に形成された導電層とを含む第1のフィルムを準備する。第1接続工程は、複数の同軸ケーブルの少なくとも一方端部に第1のフィルムを配置して、第1のフィルムと露出した中心導体とを絶縁性の第1の接続部材により接続する。第2接続工程は、露出した外部導体と導電層とを電気的に接続する。
本発明の多心同軸ケーブルおよび本発明の多心同軸ケーブルの製造方法によれば、第1のフィルムにより複数の同軸ケーブルを保持するとともに、第1のフィルムの導電層によりシールド処理ができる。また、第1の接続部材により中心導体の位置決めができる。そのため、シールド効果を有する多心同軸ケーブルの構成部材を減少できる。特に、第1のフィルムの導電層と外部導体とを電気的に接続することによってシールド効果が得られるため、シールド板を備えていなくてもシールド処理を行なうことができる。そのため、多心同軸ケーブルにおいてシールド処理を行なうための構成部材を減少できる。
また、第1のフィルムの導電層と外部導体とが電気的に接続されているので、電気的な接続性が安定する。そのため、シールド効果を維持できる。さらに、高価なカシメ部材を用いないとともに、多心同軸ケーブルの構造を簡単にしているので、コストを低減できる。
なお、上記「第1の接続部材」とは、導電層と外部導体とを接続できれば、特に限定されず、たとえば接着剤などを用いることができる。
上記多心同軸ケーブルにおいて好ましくは、第1のフィルムは、導電層上に形成された第2の絶縁層をさらに含み、第2の絶縁層には、導電層を露出させる開口部が形成されており、開口部を介して導電層と外部導体とが電気的に接続されていることを特徴としている。
また、上記多心同軸ケーブルの製造方法において好ましくは、第1フィルム準備工程では、導電層上に第2の絶縁層を形成する工程と、第2の絶縁層に導電層を露出させる開口部を形成する工程とをさらに含み、第2接続工程では、開口部を介して導電層と外部導体とを電気的に接続することを特徴としている。
これにより、開口部を外部導体の位置決めとして使うことができるので、外部導体の確実な位置決めができる。そのため、同軸ケーブルのずれをより防止できる。
上記多心同軸ケーブルにおいて好ましくは、第1のフィルムと露出した中心導体を介して対向する位置に配置される第3の絶縁層を含む第2のフィルムと、第2のフィルムにおける第3の絶縁層と、露出した中心導体とを接続する絶縁性の第2の接続部材とをさらに備えている。
また、上記多心同軸ケーブルの製造方法において好ましくは、第3の絶縁層を含む第2のフィルムを準備する第2のフィルム準備工程と、第1のフィルムと露出した中心導体を介して対向する位置に第2のフィルムを配置して、第2のフィルムにおける第3の絶縁層と、露出した中心導体とを絶縁性の第2の接続部材により接続する第3接続工程とをさらに備えている。
これにより、第2のフィルムを中心導体の位置決めとして使うことができるので、中心導体の確実な位置決めができる。そのため、同軸ケーブルのずれをより防止できる。
上記多心同軸ケーブルにおいて好ましくは、露出した外部導体と電気的に接続されるグランドバーをさらに備えている。
また、上記多心同軸ケーブルにおいて好ましくは、露出した外部導体と、グランドバーとを電気的に接続するグランドバー接続工程をさらに備えている。
これにより、グランドバーでもシールド効果を得られるため、シールド効果を向上できる。
上記多心同軸ケーブルにおいて好ましくは、グランドバーは、少なくとも1本の同軸ケーブルの外部導体を載置する係止部を含むことを特徴としている。
また、上記多心同軸ケーブルの製造方法において好ましくは、グランドバー接続工程は、係止部を有するグランドバーを準備する工程と、同軸ケーブルの外部導体を係止部に配置する工程とを含むことを特徴としている。
これにより、グランドバーを外部導体の位置決めとして使うことができるので、同軸ケーブルのずれをより防止できる。
上記多心同軸ケーブルにおいて好ましくは、第1のフィルムと露出した中心導体との間に配置された補強板をさらに備えている。
また、上記多心同軸ケーブルにおいて好ましくは、第1のフィルムと、露出した中心導体との間に補強板を配置する工程をさらに備えている。
これにより、補強板下に配置される第1のフィルムの剛性が高くなるので、補強板上に配置される中心導体を保持する効果が大きくなる。
本発明の多心同軸ケーブルおよび多心同軸ケーブルの製造方法によれば、露出した外部導体と電気的に接続する導電層を含むフィルムを備えているので、構成部材を減少してコストを低減するとともに、シールド効果を維持することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には、同一の参照符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1〜図4を参照して、本発明の実施の形態1における多心同軸ケーブルを説明する。なお、図1は、本発明の実施の形態1における多心同軸ケーブルを示す概略上面図である。図2は、本発明の実施の形態1における多心同軸ケーブルを示す概略斜視図である。図3は、図1における線分III−IIIでの概略断面図である。図4(A)は、本発明の実施の形態1におけるグランドバーを示す概略斜視図であり、(B)は、別のグランドバーを示す概略斜視図である。
図1〜図3に示すように、実施の形態1における多心同軸ケーブル100は、複数の同軸ケーブル110と、第1のフィルム120と、第1の接続部材130と、第2のフィルム140と、第2の接続部材150と、グランドバー161,162とを備えている。
同軸ケーブル110は、中心導体111と、中心導体111の外周側に配置される絶縁体112と、絶縁体112の外周側に配置される外部導体113と、外部導体113の外周側に配置される外被114とを含んでいる。同軸ケーブル110は、一方端部において中心導体111と外部導体113とが露出している。
中心導体111は、コネクタや、コネクタを介さずに機器の回路に接続される導電性の部材である。中心導体111は、柔軟で曲げに強いことが好ましく、たとえば導線からなる撚線や単線を用いることができる。絶縁体112は、中心導体111の外周側に配置される絶縁性の部材である。外部導体113は、絶縁体112の外周側に配置される導電性の部材である。外被114は、外部導体113の外周側に配置される絶縁性の部材である。
同軸ケーブル110は特に限定されないが、たとえば、AWG(American Wire Gauge)40−46などの外径寸法が1mm以下の極細同軸ケーブルが用いられる。
また、同軸ケーブル110の形状は、同軸ケーブル110の一方端部Rにおいて中心導体111および外部導体113が露出していれば特に限定されないが、図1〜図3に示すように、一方端部Rにおいて中心導体111と、絶縁体112と、外部導体113と、外被114とが露出していることが好ましい。なお、一方端部Rとは、図3に示すように、同軸ケーブル110において一方の端から他方の端に向けて(一方の端から同軸ケーブル110の延びる方向に向けて)所定の長さの領域であり、露出した中心導体111と、露出した絶縁体112と、露出した外部導体113とを含む領域を意味する。
露出している中心導体111がコネクタを介さずに機器の回路に接続される場合には、露出している中心導体111は、中心導体111の下に配置されるフィルム120の表面に沿って扁平であることが好ましい。これにより、中心導体111を回路に接続すると面接触となるので、接続安定性を向上することができる。また、絶縁体112において露出している中心導体111と接続されている側の一部も、中心導体111の下に配置されるフィルム120の表面に沿って扁平であることが好ましい。
また、露出している中心導体111がコネクタを介さずに機器の回路に接続される場合には、露出している中心導体111の端面の位置が第1のフィルム120の端面の位置と同じまたは後退していることが好ましい。これにより、第1のフィルム120から突き出た中心導体111が障害とならないので、露出した中心導体111と回路との導通を取ることができる。
露出している中心導体111がコネクタと接続される場合には、露出している中心導体111の端面は、第1のフィルム120の端面に沿って折り曲げられていることが好ましい。これにより、コネクタとの電気的な接続がより安定する。
露出している中心導体111と露出している外部導体113とが電気的に接続されていない同軸ケーブル110は、信号線の役割りを果たす。露出している中心導体111と露出している外部導体113とが、導体などにより電気的に接続されている同軸ケーブル110は、グランド線の役割りを果たす。
図3に示すように、第1のフィルム120は、複数の同軸ケーブル110の少なくとも一方端部Rに配置されるとともに、第1の絶縁層121と、第1の絶縁層121上に形成された導電層122とを含んでいる。露出した外部導体113は、導電層122と電気的に接続されている。
実施の形態1における第1のフィルム120は、第1の絶縁層121と、導電層122と、第2の絶縁層123と、接着剤124,125とを含んでいる。第2の絶縁層123は、導電層122上に形成されている。接着剤124は、第1の絶縁層121と導電層122とを接続するための部材である。接着剤125は、導電層122と第2の絶縁層123とを接続するための部材である。
また、第2の絶縁層123には、導電層122を露出させる開口部120aが形成されており、開口部120aを介して導電層122と外部導体113とが電気的に接続されている。
第1および第2の絶縁層121,123は、絶縁性の材料であれば特に限定されないが、たとえばポリイミド等の熱硬化性樹脂などからなる。第1および第2の絶縁層121,123は、同一の材料であっても異なる材料であってもよい。導電層122は、導電性であれば特に限定されないが、たとえばアルミニウム等の金属箔や、銀等の導電ペーストなどを用いることができる。接着剤124,125は、導電性接着剤であっても絶縁性接着剤であってもよいが、ポリエチレンやポリプロピレンなどの熱可塑性接着剤、エポキシ系などの熱硬化性接着剤、またはアクリル系の光硬化性接着剤であることが好ましい。
第1の接続部材130は、第1のフィルム120と露出した中心導体111とを接続する。第1の接続部材130は、絶縁性であり、たとえばポリエチレンやポリプロピレンなどの熱可塑性接着剤、エポキシ系などの熱硬化性接着剤、またはアクリル系の光硬化性接着剤であることが好ましい。第1の接続部材130は、絶縁性であるので中心導体111と外部導体113とを短絡させない。そのため、同軸ケーブル110を信号線として用いることができる。
第2のフィルム140は、第1のフィルム120と露出した中心導体111を介して対向する位置に配置されているとともに、第3の絶縁層を含んでいる。実施の形態1における第2のフィルム140は、1層の絶縁層(第3の絶縁層)からなる。第3の絶縁層は、絶縁性の材料であれば特に限定されないが、たとえばポリイミドなどの熱硬化樹脂などからなる。
なお、第2のフィルム140は、第3の絶縁層を含んでいれば特に限定されず、導電性あるいは絶縁性の他の層を1層以上含んでいてもよい。
第2の接続部材150は、第2のフィルム140における第3の絶縁層と、露出した中心導体111とを接続する。第2の接続部材150は、絶縁性であり、たとえばエポキシ系樹脂などである。
図1〜3に示すように、第2のフィルム140は開口部140aが形成されていることが好ましい。この場合には、開口部140aにおいて、中心導体111が露出するのでコネクタまたは回路との接続が容易になる。
グランドバー161,162は、露出した外部導体113と電気的に接続されている。グランドバー161は、少なくとも1本の同軸ケーブルの外部導体113を載置する係止部161b1を有していることが好ましい。
実施の形態1におけるグランドバー161は、図4(A)に示すように、金属からなる板状の本体部161aと、本体部161aの延びる方向における端部と略垂直方向に突出した金属からなる係止部161b1を有する側部161bとを含んでいる。係止部161b1は、上方先端(図4(A)において上方)に向けて先細りの形状であり、隣り合う係止部161b1との間に形成される凹部161b2に外部導体113を配置している。隣り合う係止部161b1の距離であるピッチPが、外部導体113の配列ピッチである。凹部161b2は、外部導体113の外径と略同じであることが好ましい。
なお、図4(B)に示すように、グランドバー161は、外部導体113と同じ数の凹部161b2を有することが好ましい。これにより、全ての露出した外部導体113をグランドバー161で位置決め固定できるので、同軸ケーブル110のずれをより確実に防止できる。
グランドバー162は、係止部161b1を含むグランドバー161と外部導体113を介して対向する位置に配置されている。グランドバー161,162は、互いに協働して外部導体113を押えて挟むことにより、外部導体113を確実に位置決め固定している、なお、グランドバー162は、係止部を含んでいてもよいし、グランドバー161と同じ形状であってもよい。
なお、実施の形態1では、多心同軸ケーブル100は、2つのグランドバー161,162を備えているが、グランドバーを1つ備えていてもよいし、グランドバーを備えていなくてもよい。
また、グランドバー161,162は、導電性の材料からなっていれば特に限定されないが、外部導体113との電気的な接続を良好にするために、銅や金などの導電性の高い材料からなることが好ましい。また、本体部と係止部を有する側部との材料は同じであっても、異なっていてもよい。
なお、多心同軸ケーブル100は、露出した中心導体111と第1の接続部材130との間、および露出した中心導体111と第2の接続部材150との間に配置される絶縁性のフィルムをさらに備えていてもよい。この場合には、中心導体111と外部導体113との短絡をより防止できる。
次に、図1〜図6参照して、本発明の実施の形態1における多心同軸ケーブル100の製造方法について説明する。なお、図5は、本発明の実施の形態1における多心同軸ケーブルの製造方法を示すフローチャートである。図6は、本発明の実施の形態1におけるフィルムを示し、(A)は概略断面図であり、(B)は概略上面図である。
まず、図1〜図3および図5に示すように、中心導体111と、中心導体111の外周側に配置される絶縁体112と、絶縁体112の外周側に配置される外部導体113と、外部導体113の外周側に配置される外被114とを含み、一方端部Rにおいて中心導体111と外部導体113とが露出している、複数の同軸ケーブル110を準備する同軸ケーブル準備工程(S10)を実施する。同軸ケーブル準備工程(S10)では、市販の同軸ケーブル110を入手することにより同軸ケーブル110を準備してもよいし、後述する露出工程を実施することにより同軸ケーブル110を準備してもよい。
同軸ケーブル準備工程(S10)では、中心導体111と、中心導体111の外周側に配置される絶縁体112と、絶縁体112の外周側に配置される外部導体113と、外部導体113の外周側に配置される外被114とを含む同軸ケーブルを準備した後に、一方端部Rにおいて中心導体111および外部導体113を露出する露出工程を実施してもよい。また、露出工程では、中心導体111と、絶縁体112と、外部導体113とが一方端部Rに向けて順に露出することが好ましい。
露出工程を実施する場合には、中心導体111および外部導体113を露出させる方法は、レーザを用いて行なう方法やメカニカルに剥ぐ方法など任意の方法を採用できる。実施の形態1では、たとえばレーザで焼き切ってスリットを入れることにより同軸ケーブル110の一方端部Rの外被114を除去する。そして、外被114近傍の外部導体113を一部残して、残部の外部導体113をレーザにより同様に除去する。そして、外部導体113近傍の絶縁体112を一部残して、残部の絶縁体112をレーザにより同様に除去する。これにより、中心導体111と、絶縁体112と、外部導体113とが一方端に向けて順に露出した同軸ケーブル110を形成できる。
同軸ケーブル準備工程(S10)では、中心導体111、または中心導体111および絶縁体112を圧延して、露出した中心導体111を扁平化する工程を実施してもよい。
次に、図4(A)、(B)、および図5に示すように、露出した外部導体113と、グランドバー161,162とを電気的に接続するグランドバー接続工程(S20)を実施する。グランドバー接続工程(S20)では、係止部161b1を有するグランドバー161を準備する工程と、同軸ケーブル110の外部導体113を係止部161b1に配置する工程とを含んでいる。なお、グランドバー接続工程(S20)は省略されてもよい。グランドバー接続工程(S20)では、たとえば以下の工程を実施する。
具体的には、まず、図4(A),(B)に示すような係止部161b1を有するグランドバー161を準備する。また、係止部を含むまたは含まないグランドバー162を準備する。そして、外部導体113をグランドバー161の係止部161b1に載置して、位置決め保持する。そして、他方のグランドバー162を、外部導体113を介してグランドバー161と対向する位置に配置する。そして、中心導体111をグランドバー161,162の上方から見て突出させた状態で、グランドバー161,162と外部導体113とを電気的に接続する。
なお、グランドバー161,162と外部導体113とを電気的に接続する方法は、特に限定されず任意の方法が採用できるが、たとえば半田、異方性導電性膜(ACF:Anisotropic Conductive Film)、および導電性接着剤などの接続部材を介して電気的に接続する方法や、接続部材を介さずに直接電気的に接続する方法などが挙げられる。
次に、図5、図6(A)および(B)に示すように、第1の絶縁層121と、第1の絶縁層121上に形成された導電層122とを含む第1のフィルム120を準備する第1のフィルム準備工程(S30)を実施する。第1のフィルム準備工程(S30)では、導電層122上に第2の絶縁層123を形成する工程と、第2の絶縁層123に導電層122を露出させる開口部120aを形成する工程とをさらに含んでいることが好ましい。第1のフィルム準備工程(S30)では、たとえば以下の工程を実施する。
具体的には、まず、第1の絶縁層121および導電層122を準備する。また、必要に応じて第2の絶縁層123を準備する。そして、第2の絶縁層123に、導電層122を露出させる開口部120aを形成する。そして、第1の絶縁層121上に接着剤124を配置するとともに、第2の絶縁層123上に接着剤125を配置する。そして、第1の絶縁層121と導電層122とを接着剤124により固着し、導電層122と第2の絶縁層123とを接着剤125により固着する。これにより、図6(A)および(B)に示す第1の絶縁層121と、第1の絶縁層121上に配置された接着剤124と、接着剤124上に配置された導電層122と、導電層122上に配置された接着剤125と、接着剤125上に配置された第2の絶縁層123とを備え、導電層122が露出した開口部120aが形成された第1のフィルム120を準備できる。
次に、図1〜図3および図5に示すように、複数の同軸ケーブル110の少なくとも一方端部Rに第1のフィルム120を配置して、第1のフィルム120と露出した中心導体111とを絶縁性の第1の接続部材130により接続する第1接続工程(S40)を実施する。第1接続工程(S40)において、中心導体111と第1の接続部材130とによって、同軸ケーブル110の位置決めができる。第1接続工程(S40)では、たとえば以下の工程を実施する。
具体的には、たとえば、まず、第1のフィルム120上に、複数の同軸ケーブル110の少なくとも一方端部Rを配置する。第1のフィルム120に開口部120aが形成されている場合には、開口部120aに外部導体113を位置決めして保持する。そして、露出している中心導体111と第1のフィルム120の第2の絶縁層123との間に第1の接続部材130を配置する。そして、第1の接続部材130により、同軸ケーブル110における中心導体111と、第1のフィルム120における第2の絶縁層123とを、第1の接続部材130を介して固定する。これにより、同軸ケーブル110と第1のフィルム120とを位置決め固定して、接続できる。
なお、グランドバー接続工程(S20)を実施しない場合には、開口部120aに露出した外部導体113を位置決め保持した状態で、露出している中心導体111と第1のフィルム120とを接続部材130により接続する。また、グランドバー接続工程(S20)を実施せず、かつ第1のフィルム120に開口部120aが形成されていない場合には、露出した中心導体111と、第1のフィルム120に接続する第1の接続部材130とを位置決め手段として用いることにより、第1のフィルム120と同軸ケーブル110とを固定できる。
次に、図1〜図3、および図5に示すように、露出した外部導体113と導電層122とを電気的に接続する第2接続工程(S50)を実施する。第1のフィルム準備工程(S30)で開口部120aを形成した場合には、第2接続工程(S50)では、開口部120aを介して導電層122と外部導体113とを電気的に接続する。第2接続工程(S50)では、たとえば以下の工程を実施する。
具体的には、グランドバー接続工程(S20)を実施して露出した外部導体113がグランドバー161と電気的に接続されている場合には、露出した外部導体113と電気的に接続されているグランドバー161と、導電層122とを電気的に接続する。これにより、露出した外部導体113と導電層122とを電気的に接続できる。
また、グランドバー接続工程(S20)でグランドバー161と露出した外部導体113とが電気的に接続されていない場合には、露出した外部導体113と導電層122とを電気的接続する。
なお、グランドバー161と導電層122とを電気的に接続する方法、および露出した外部導体113と導電層122とを電気的に接続する方法は、特に限定されず任意の方法が採用できるが、たとえば半田、ACF(ACF:Anisotropic Conductive Film)、および導電性接着剤などの接続部材を介して電気的に接続する方法や、接続部材を介さずに直接電気的に接続する方法などが挙げられる。
また、第1接続工程(S40)と第2接続工程(S50)とを時間的に間隔をあけて実施してもよいし、同時に実施してもよい。
次に、第3の絶縁層を含む第2のフィルム140を準備する第2のフィルム準備工程(S60)を実施する。第2のフィルム準備工程(S60)では、上述した第2のフィルム140を準備する。
次に、第1のフィルム120と露出した中心導体111を介して対向する位置に第2のフィルム140を配置して、第2のフィルム140における第3の絶縁層と、露出した中心導体111とを絶縁性の第2の接続部材150により接続する第3接続工程(S70)を実施する。第3接続工程(S70)では、たとえば以下の工程を実施する。
具体的には、たとえば、第1のフィルム120と露出した中心導体111を介して対向する位置に第2のフィルム140を配置する。そして、第2のフィルム140における第3の絶縁層と、露出した中心導体111との間に第2の接続部材150を配置する。そして、第2の接続部材150により、第2のフィルム140における第3の絶縁層と、露出した中心導体111とを接続する。なお、接続する方法は特に限定されない。また、第1接続工程(S40)および第3接続工程(S70)で用いられる第1および第2の接続部材130,150が絶縁性であるため、中心導体111と外部導体113とが電気的に接続されないので、同軸ケーブル110を信号線として用いることができる。
なお、第3接続工程(S70)は、第1接続工程(S40)および第2接続工程(S70)と時間的に間隔をあけて実施してもよいし、第1接続工程(S40)および第2接続工程(S70)の少なくとも一方と同時に行ってもよい。また、第1のフィルム準備工程(S30)と第2のフィルム準備工程(S60)とを実施した後に、同軸ケーブル110と位置合わせをして、第1接続工程(S40)、第2接続工程(S50)、および第3接続工程(S70)を実施してもよい。また、第2のフィルム準備工程(S60)および第3接続工程(S70)は省略されてもよい。
以上の工程(S10〜S70)を実施することによって、図1〜図3に示す多心同軸ケーブル100を製造できる。なお、実施の形態1における多心同軸ケーブル100の製造方法は、上述した工程(S10〜S70)の順序に特に限定されない。
また、第1接続工程(S40)および第2接続工程(S50)を実施する際に、露出した中心導体111と第1および第2の接続部材130,150との間の少なくとも一方に絶縁性のフィルムを配置する工程をさらに実施してもよい。
また、必要に応じて、露出している中心導体111の端面の位置が第1のフィルム120の端面の位置と同じまたは後退するように、中心導体111を切り揃える工程を実施してもよい。この工程を実施すると、第1のフィルム120から突き出た中心導体111が障害とならないので、露出した中心導体111と回路との導通を取ることができる。そのため、露出している中心導体111がコネクタを介さずに機器の回路に接続される場合に好適である。
また、必要に応じて、露出している中心導体111をフィルム120からはみ出るように配置して、はみ出した中心導体111を、フィルム120の端に沿って折り曲げる工程を実施してもよい。折り曲げられた中心導体111の端部は、フィルム120の端および同軸ケーブル110が配置されている面と反対の面と、たとえば接着剤などを介して固定されることが好ましい。この工程を実施すると、第1のフィルム120における同軸ケーブル110が配置されている面側および該面と反対の面側で、露出した中心導体111のずれを防止できる。そのため、露出している中心導体111がコネクタと接続される場合に好適である。
以上説明したように、本発明の実施の形態1における多心同軸ケーブル100によれば、露出した外部導体113は、第1のフィルム120の導電層122と電気的に接続されていることを特徴としている。第1のフィルム120により複数の同軸ケーブル110を保持するとともに、第1のフィルム120の導電層122によりシールド処理ができる。また、中心導体111と第1の接続部材130とによって、第1のフィルム120において同軸ケーブル110の位置決めができる。そのため、多心同軸ケーブル100の構成部材を減少できる。特に、第1のフィルム120の導電層122と外部導体113とを電気的に接続することによってシールド効果が得られるため、シールド板を備えていなくてもシールド処理を行なうことができる。そのため、多心同軸ケーブル100においてシールド処理を行なうための構成部材を減少できる。
また、実施の形態1における多心同軸ケーブル100では、第1のフィルム120の導電層122と外部導体113とは、簡単な接続構造で電気的に接続されているので、電気的な接続性が安定する。そのため、シールド効果を向上できる。
さらに、上記特許文献1に開示の多心同軸ケーブルは、図13に示すように、シールド板の一部に形成された押圧舌片がカシメ爪あるいは把持プレートと接触することにより、外部導体とシールド板とが電気的に接続されている。そのため、実施の形態1における多心同軸ケーブル100の構造全体は、上記特許文献1の構造と比較して、簡単にしている。よって、多心同軸ケーブル100の製造コストを低減できる。
(実施の形態2)
図7および図8を参照して、本発明の実施の形態2における多心同軸ケーブル200を説明する。なお、図7は、本発明の実施の形態2における多心同軸ケーブルを示す概略上面図である。図8は、図7における線分VIII−VIIIでの断面図である。
実施の形態2における多心同軸ケーブル200は、基本的には実施の形態1における多心同軸ケーブル100と同様の構成であるが、図7および図8に示すように、実施の形態2における多心同軸ケーブル200は、第1のフィルム120と露出した中心導体111との間に配置された補強板をさらに備えている点においてのみ、実施の形態1と異なる。
具体的には、補強板170は、中心導体111を第1のフィルム120側から補強するための部材である。補強板170は、多心同軸ケーブル200の幅方向(図7における上下方向)と略同じであることが好ましい。また、第2のフィルム140の開口部140aの大きさと略同じであることが好ましい。これにより、第1および第2のフィルム120,140で挟まれた部分の剛性を高めることができるので、中心導体111とコネクタまたは回路との接続の安定性を向上できる。
また、補強板170は、たとえばポリエステルなどの耐熱性の樹脂などからなっているものを用いることができる。また、補強板170は、第1のフィルムの剛性よりも高いことが好ましい。
なお、中心導体111に相手側の端子を押し付けると、押圧力に対して補強板170が抵抗することになる。その結果、中心導体111と端子とを電気的に確実に接続できる。また、第1および第2のフィルム120,140をレセプタクルに挿抜する接続方法とする際は、多心同軸ケーブル200の曲がりや破損を減少して挿抜できるので、第1および第2のフィルム120,140をコネクタとして用いることができる。
次に、図7および図8を参照して、実施の形態2における多心同軸ケーブル200の製造方法について説明する。実施の形態2における多心同軸ケーブル200の製造方法は、基本的には実施の形態1における多心同軸ケーブル100の製造方法と同様であるが、実施の形態2における多心同軸ケーブル200の製造方法は、図7および図8に示すように、第1のフィルム120と、露出した中心導体111との間に補強板170を配置する工程をさらに備えている点においてのみ異なる。
具体的には、第1接続工程(S40)を実施する際に、第1のフィルム120と、露出した中心導体111との間に補強板170を配置する工程を実施することが好ましい。この場合、まず、上述した補強板170を準備する。そして、第1のフィルム120上に補強板170を配置する。そして、補強板170上に同軸ケーブル110の中心導体111を配置するとともに、第1のフィルム120における補強板170が配置されていない部分上に少なくとも露出した外部導体113(必要に応じて、露出した絶縁体112、露出した外部導体113、および露出した外被の一部および全部)を配置する。そして、補強板170上の中心導体111と補強板170とを接続する。また、第1のフィルム120において補強板170が配置されていない部分と、同軸ケーブル110において補強板170上に配置されていない部分とを接続する。これにより、図7および図8に示す実施の形態2における多心同軸ケーブル200を製造できる。
以上説明したように、本発明の実施の形態2における多心同軸ケーブル200によれば、第1のフィルム120と露出した中心導体111との間に配置された補強板170をさらに備えている。これにより、補強板170下に位置する第1のフィルム120の剛性が高くなるので、補強板170上に配置される中心導体111を保持する効果が大きくなる。
(実施の形態3)
図9を参照して、本発明の実施の形態3における多心同軸ケーブルを説明する。なお、図9は、本発明の実施の形態3における多心同軸ケーブルを示す概略斜視図である。
図9に示すように、実施の形態3における多心同軸ケーブル300は、基本的には実施の形態1における多心同軸ケーブル100と同様の構成を備えているが、実施の形態3における多心同軸ケーブル300は、第2のフィルム140の形状が異なる点においてのみ、実施の形態1と異なる。
具体的には、第2のフィルム140は、露出している中心導体111における絶縁体112と接続されている側上に配置されるとともに、露出している中心導体111における絶縁体112と接続されている側と反対側上に配置されない、切り欠きを有する形状としている。すなわち、中心導体111の絶縁体112と接続されている側と反対側の先端部分において、露出した中心導体111の第1のフィルム120と接続されている側と反対側は、上方に露出している。
実施の形態3における多心同軸ケーブル300の製造方法は、第2のフィルム準備工程(S60)において、準備する第2のフィルムの形状が上述した形状である点においてのみ、実施の形態1と異なる。
以上説明したように、本発明の実施の形態3における多心同軸ケーブル300によれば、中心導体111における絶縁体112と接続されている部分と反対側の部分が露出しており、第2のフィルム140は切り欠きを有している。そのため、中心導体111における絶縁体112と接続されている部分と反対側の部分と突き合される方向(図9における右上から左下への方向)からのコネクタや回路と、中心導体111との接続が容易になる。
(実施の形態4)
図10を参照して、本発明の実施の形態4における多心同軸ケーブル400を説明する。なお、図10は、本発明の実施の形態4における多心同軸ケーブルを示す概略斜視図である。
図10に示すように、実施の形態4における多心同軸ケーブル400は、基本的には実施の形態1における多心同軸ケーブル100と同様の構成を備えているが、実施の形態4における多心同軸ケーブル400は、第2のフィルム140を備えていない点においてのみ、実施の形態1と異なる。そのため、露出した中心導体111の第1のフィルム120と接続されている側と反対側は上方に露出している。
実施の形態4における多心同軸ケーブル400の製造方法は、第2のフィルム準備工程(S60)および第3接続工程(S70)を備えていない点においてのみ、実施の形態1と異なる。
以上説明したように、本発明の実施の形態4における多心同軸ケーブル400は、第2のフィルム140を備えていない。そのため、多心同軸ケーブル400の構成部材をさらに減少することができる。よって、コストの低減を図ることができる。
(実施の形態5)
図11を参照して、本発明の実施の形態5における多心同軸ケーブルを説明する。なお、図11は、本発明の実施の形態5における多心同軸ケーブルを示す概略断面図である。
図11に示すように、本発明の実施の形態5における多心同軸ケーブル500は、基本的には実施の形態1における多心同軸ケーブル100と同様の構成を備えているが、実施の形態5における多心同軸ケーブル500は、第1のフィルム120において第2の絶縁層を備えていない点、およびグランドバー161,162を備えていない点においてのみ、実施の形態1と異なる。
具体的には、第1のフィルム120は、第1の絶縁層121と、第1の絶縁層121上に配置された導電層122と、導電層122上に配置された接着剤126とを備えている。
なお、第1のフィルム120は、接着剤126を備えていなくてもよい。また、第1のフィルム120において、接着剤126の代わりに、接着剤をラミネートしたシールドテープや、導電性ペーストなどを用いてもよい。
また、接着剤126が絶縁性の場合には、第1のフィルム120は、開口部120aが形成されている。
また、露出した外部導体113は、グランドバー161を介さずに、導電層122と電気的に接続されている。
次に、図11を参照して、実施の形態5における多心同軸ケーブル500の製造方法について説明する。実施の形態5における多心同軸ケーブル500の製造方法は、基本的には実施の形態1における多心同軸ケーブル100の製造方法と同様の構成を備えているが、実施の形態4における多心同軸ケーブル500の製造方法は、第1のフィルム準備工程(S30)において準備する第1のフィルム120の形状、およびグランドバー接続工程(S20)を実施していない点においてのみ異なる。
具体的には、第1のフィルム準備工程(S30)では、第1のフィルム120は、第1の絶縁層121と、第1の絶縁層121上に配置された導電層122と、導電層122上に配置された接着剤126とを備えている第1のフィルム120を準備する。詳細には、たとえば、まず、第1の絶縁層121を準備する。そして、第1の絶縁層121上に導電性金属を蒸着して、導電層122を形成する。そして、導電層122上に、接着剤126を配置する。
なお、接着剤126を形成する代わりに、接着剤をラミネートしたシールドテープや、導電性ペーストなどを形成してもよい。また、第2接続工程(S50)で、圧力をかけることによって、外部導体113と導電層122との電気的な接続において、接着剤126を介さずに開口部120aを形成することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態5における多心同軸ケーブル500によれば、第1のフィルム120は、第1の絶縁層121と、第1の絶縁層121上に形成された導電層122と、導電層上に形成された接着剤126とを備えているとともに、グランドバー161,162を備えていない。第1のフィルム120において構成部材を減少することができることから、多心同軸ケーブル300の構成部材をさらに減少することができる。よって、コストの低減をさらに図ることができる。
(実施の形態6)
図12を参照して、本発明の実施の形態6における多心同軸ケーブル600を説明する。なお、図12は、本発明の実施の形態6における多心同軸ケーブルを示す概略断面図である。
図12に示すように、本発明の実施の形態6における多心同軸ケーブル600は、基本的には実施の形態1における多心同軸ケーブル100と同様の構成を備えているが、実施の形態6における多心同軸ケーブル600は、第1のフィルム120において第2の絶縁層を備えていない点、およびグランドバー161,162を備えていない点においてのみ、実施の形態1と異なる。
具体的には、第1のフィルム120は、第1の絶縁層121と、第1の絶縁層121上に配置された導電層122とを備えている。導電層122は、たとえば接着剤の中に金属粉末が分散された導電性材料などの導電性接着剤を用いることができる。
また、露出した外部導体113は、グランドバー161を介さずに、導電層122と直接接続されている。
次に、図12を参照して、実施の形態6における多心同軸ケーブル600の製造方法について説明する。実施の形態6における多心同軸ケーブル600の製造方法は、基本的には実施の形態1における多心同軸ケーブル100の製造方法と同様の構成を備えているが、実施の形態6における多心同軸ケーブル600の製造方法は、第1のフィルム準備工程(S30)において準備する第1のフィルム120、およびグランドバー接続工程(S20)を実施していない点においてのみ異なる。
具体的には、第1のフィルム準備工程(S30)では、第1のフィルム120は、第1の絶縁層121と、第1の絶縁層121上に配置された導電層122とを備えている第1のフィルム120を準備する。詳細には、たとえば、まず、第1の絶縁層121を準備する。そして、第1の絶縁層121上に導電性接着剤などからなる導電層122を形成する。
以上説明したように、本発明の実施の形態6における多心同軸ケーブル600によれば、第1のフィルム120は、第1の絶縁層121と、第1の絶縁層121上に形成された導電層122とを備えているとともに、グランドバー161,162を備えていない。第1のフィルム120において構成部材を減少することができることから、多心同軸ケーブル600の構成部材をさらに減少することができる。よって、コストの低減をさらに図ることができる。
また、本発明の実施の形態6における多心同軸ケーブル600の製造方法によれば、第2接続工程(S50)では、導電層122と外部導体113とを直接接続している。導電層122が導電性接着剤である場合には、第2接続工程(S50)において、導電層122と外部導体113とを容易に接続できる点で、有利である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1における多心同軸ケーブルを示す概略上面図である。 本発明の実施の形態1における多心同軸ケーブルを示す概略斜視図である。 図1における線分III−IIIでの概略断面図である。 (A)は、本発明の実施の形態1におけるグランドバーを示す概略斜視図であり、(B)は、別のグランドバーを示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態1における多心同軸ケーブルの製造方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1におけるフィルムを示し、(A)は概略断面図であり、(B)は概略上面図である。 本発明の実施の形態2における多心同軸ケーブルを示す概略上面図である。 図7における線分VIII−VIIIでの断面図である。 本発明の実施の形態3における多心同軸ケーブルを示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態4における多心同軸ケーブルを示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態5における多心同軸ケーブルを示す概略断面図である。 本発明の実施の形態6における多心同軸ケーブルを示す概略断面図である。 特許文献1に開示の多心同軸ケーブルを示す断面図である。
符号の説明
100,200,300,400,500,600 多心同軸ケーブル、110 同軸ケーブル、111 中心導体、112 絶縁体、113 外部導体、114 外被、120 第1のフィルム、120a,140a 開口部、121 第1の絶縁層、122 導電層、123 第2の絶縁層、124〜126 接着剤、130 第1の接続部材、140 第2のフィルム、150 第2の接続部材、161,162 グランドバー、161a 本体部、161b 側部、161b1 係止部、161b2 凹部、170 補強板、P ピッチ、R 一方端部。

Claims (12)

  1. 中心導体と、前記中心導体の外周側に配置される絶縁体と、前記絶縁体の外周側に配置される外部導体と、前記外部導体の外周側に配置される外被とを含み、一方端部において前記中心導体と前記外部導体とが露出している、複数の同軸ケーブルと、
    前記複数の同軸ケーブルの少なくとも前記一方端部に配置されるとともに、第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層上に形成された導電層とを含む第1のフィルムと、
    前記第1のフィルムと露出した前記中心導体とを接続する絶縁性の第1の接続部材とを備え、
    露出した前記外部導体は、前記導電層と電気的に接続されていることを特徴とする、多心同軸ケーブル。
  2. 前記第1のフィルムは、前記導電層上に形成された第2の絶縁層をさらに含み、
    前記第2の絶縁層には、前記導電層を露出させる開口部が形成されており、前記開口部を介して前記導電層と前記外部導体とが電気的に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の多心同軸ケーブル。
  3. 前記第1のフィルムと露出した前記中心導体を介して対向する位置に配置される第3の絶縁層を含む第2のフィルムと、
    前記第2のフィルムにおける前記第3の絶縁層と、露出した前記中心導体とを接続する絶縁性の第2の接続部材とをさらに備える、請求項1または2に記載の多心同軸ケーブル。
  4. 露出した前記外部導体と電気的に接続されるグランドバーをさらに備える、請求項1〜3のいずれかに記載の多心同軸ケーブル。
  5. 前記グランドバーは、少なくとも1本の前記同軸ケーブルの前記外部導体を載置する係止部を含むことを特徴とする、請求項4のいずれかに記載の多心同軸ケーブル。
  6. 前記第1のフィルムと露出した前記中心導体との間に配置された補強板をさらに備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の多心同軸ケーブル。
  7. 中心導体と、前記中心導体の外周側に配置される絶縁体と、前記絶縁体の外周側に配置される外部導体と、前記外部導体の外周側に配置される外被とを含み、一方端部において前記中心導体と前記外部導体とが露出している、複数の同軸ケーブルを準備する同軸ケーブル準備工程と、
    第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層上に形成された導電層とを含む第1のフィルムを準備する第1のフィルム準備工程と、
    前記複数の同軸ケーブルの少なくとも前記一方端部に前記第1のフィルムを配置して、前記第1のフィルムと露出した前記中心導体とを絶縁性の第1の接続部材により接続する第1接続工程と、
    露出した前記外部導体と前記導電層とを電気的に接続する第2接続工程とを備える、多心同軸ケーブルの製造方法。
  8. 前記第1フィルム準備工程では、前記導電層上に第2の絶縁層を形成する工程と、
    前記第2の絶縁層に前記導電層を露出させる開口部を形成する工程とをさらに含み、
    前記第2接続工程では、前記開口部を介して前記導電層と前記外部導体とを電気的に接続することを特徴とする、請求項7に記載の多心同軸ケーブルの製造方法。
  9. 第3の絶縁層を含む第2のフィルムを準備する第2のフィルム準備工程と、
    前記第1のフィルムと露出した前記中心導体を介して対向する位置に前記第2のフィルムを配置して、前記第2のフィルムにおける前記第3の絶縁層と、露出した前記中心導体とを絶縁性の第2の接続部材により接続する第3接続工程とをさらに備える、請求項7または8に記載の多心同軸ケーブルの製造方法。
  10. 露出した前記外部導体と、グランドバーとを電気的に接続するグランドバー接続工程をさらに備える、請求項7〜9のいずれかに記載の多心同軸ケーブルの製造方法。
  11. 前記グランドバー接続工程は、係止部を有するグランドバーを準備する工程と、前記同軸ケーブルの前記外部導体を前記係止部に配置する工程とを含むことを特徴とする、請求項10に記載の多心同軸ケーブルの製造方法。
  12. 前記第1のフィルムと、露出した前記中心導体との間に補強板を配置する工程をさらに備える、請求項7〜11のいずれか1項に記載の多心同軸ケーブルの製造方法。
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