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JP2008209690A - 表示装置、表示装置の駆動方法及び電子機器 - Google Patents

表示装置、表示装置の駆動方法及び電子機器 Download PDF

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JP2008209690A
JP2008209690A JP2007046582A JP2007046582A JP2008209690A JP 2008209690 A JP2008209690 A JP 2008209690A JP 2007046582 A JP2007046582 A JP 2007046582A JP 2007046582 A JP2007046582 A JP 2007046582A JP 2008209690 A JP2008209690 A JP 2008209690A
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display
voltage
display area
area
common electrode
Prior art date
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Application number
JP2007046582A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Ota
仁 太田
Minoru Nakayama
中山  実
Katsumi Maruyama
克己 丸山
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Epson Imaging Devices Corp
Original Assignee
Epson Imaging Devices Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】データ線及び共通電極にGND電圧を印加することに起因する焼き付きによって
、非表示領域と表示領域との境界に生じる濃淡差を緩和する。
【解決手段】非表示領域と表示領域との境界に隣接する境界領域を設定し、非表示領域に
ついては共通電極5及びデータ線S共にGNDを印加し、境界領域を除く領域の表示ライ
ンに対応する画素電極については数フレームに1回のみ書き込みを行うことで消費電力の
低減を図る。境界領域の表示ラインについては数フレームに1回のみ画素電極2及び共通
電極5間に、非表示状態と同等の状態とするオフ電圧ΔVを印加する。境界領域は、非表
示領域の他の部分に比較して焼き付きの度合が低減され、境界部分に焼き付きが緩和され
た領域が形成されることから境界部分の濃淡がなめらかに変化することになり、焼き付き
に起因する境界部分での濃淡差を目立ちにくくすることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、表示画面の一部の領域を表示状態とし他の領域を非表示状態とする部分表示
機能を備えた表示装置、その駆動方法及びこの表示装置を備えた電子機器に関する。
従来、例えばTFTを用いた表示パネルでは、待機画面等での低消費電力化を図るため
、表示画面の一部分だけを表示するパーシャル表示機能と呼ばれるモードが用いられてお
り、このパーシャル表示機能は、主にモバイル用途で用いられている。このようなパーシ
ャル表示機能においては、表示画面の所望の領域を表示領域、他の領域を非表示領域とし
、表示領域の範囲を任意に設定して、この表示領域を、全画面表示を行う場合と同様の複
数階調を有する通常駆動で駆動したり、2値のみで表示する2値駆動で駆動するようにし
たりしている(例えば、特許文献1参照)。
また、アクティブマトリクスパネル、とりわけ、アモルファスシリコンTFT素子やポ
リシリコンTFT素子を有した表示パネルにおいては、このパーシャル表示機能を使用す
る際に、非表示領域に対応する駆動回路では、その動作を簡略化することでさらなる低電
力化を図るようにしており、例えば、γ補正用のγアンプを停止したり、TFTのソース
電極と、共通電極と、ゲート電極とをグランド電圧GND等の同電圧に固定したり(例え
ば、特許文献2参照)、また、非表示領域をブロック毎に分割し、その領域をフレーム毎
にシフトして背景表示データを書き込むこと(例えば、特許文献3参照)、或いは、複数
フレームに1回の割合で非表示領域への書き込みを行うこと等により、非表示領域への書
き込み回数を低減することにより、低消費電力化を図るようにしたものも提案されている

特開平11−184434号公報 特開2002−99262号公報 特開2002−297105号公報
しかしながら、上述のように、表示領域と非表示領域とで駆動方法を異ならせた場合、
非表示領域と表示領域とで濃淡差が生じてしまうという問題がある。これは、非表示領域
への書き込みを複数回に1回の割合で行っているため、交流化の周期が長いこと、或いは
、ソース電極及び共通電極を同電圧にしているため、TFTのフィードスルー電圧分が常
時液晶に印加されてしまうこと、等により焼き付き等の表示不具合が生じてしまうことに
起因していると考えられる。特に、長時間パーシャル表示を行った場合に、表示領域と非
表示領域との境界に、顕著な濃淡差が現れ、表示画面全体で同一階調表示を行ったとして
も、異なった明るさに見えてしまう。
そこで、この発明は、上記従来の未解決の課題に着目してなされたものであり、パーシ
ャル駆動をすることに起因して、表示領域と非表示領域との境界部分に生じる濃淡差を緩
和することの可能な表示装置、その駆動方法及びこの表示装置を備えた電子機器を提供す
ることを目的としている。
上記した課題を解決するために、本発明の表示装置は、複数の走査線と複数のデータ線
との交差に対応して設けられ、且つ対応するデータ線にスイッチ素子を介して接続される
画素電極と、当該画素電極と対向する共通電極と、を有し、前記走査線に供給される選択
電圧により前記スイッチ素子が導通状態となったとき、前記データ線に供給されるデータ
信号が前記画素電極に書き込まれて階調表示が行われる表示装置において、画像表示領域
のうちの一部の領域を表示領域、残りの領域を非表示領域とし、前記表示領域のみを表示
状態とする部分表示機能を有する駆動回路を備え、前記部分表示機能を使用する場合、前
記駆動回路は、前記非表示領域のうちの前記表示領域と隣接する境界領域の走査線に対し
て複数フレームに1回の割合で前記選択電圧を供給するとともに、対応する前記画素電極
及び前記共通電極間に、前記画像表示領域を非表示状態とするオフ電圧を印加し、前記非
表示領域のうちの前記境界領域を除く領域の走査線に対して、複数フレームに1回の割合
で前記選択電圧を供給するとともに、対応する前記画素電極及び前記共通電極に接地電圧
を印加することを特徴としている。
ここで、非表示領域の水平走査期間中、例えばデータ線及び共通電極のそれぞれに接地
電圧を印加し、複数フレームに1回の割合で画素電極へのデータ信号の書き込みを行うよ
うにした場合、スイッチ素子のフィードスルーにより画素電極及び共通電極間に電圧差が
生じ、このため非表示領域に焼き付きが生じる可能性がある。しかしながら非表示領域の
うちの、表示領域との境界に隣接する境界領域の走査線に対しては、複数フレームに1回
の割合で画素電極及び共通電極間に、画像表示領域を非表示状態とするオフ電圧を印加す
るようにしているから、表示領域との境界に隣接する境界領域での焼き付きが、非表示領
域の他の領域での焼き付きに比較して緩和されることになる。このため、表示領域と、焼
き付きのある非表示領域との間に、焼き付きが緩和された領域、すなわち境界領域が形成
されることになって、同一階調で全画面表示を行ったときに、表示領域と非表示領域との
境界近傍に生じる、焼き付きに起因する濃淡の差を緩和することができる。
また、上記した表示装置において、前記境界領域には複数の走査線が属し、前記駆動回
路は、前記境界領域の複数の走査線のうち、境界に近い走査線に対応する前記画素電極及
び前記共通電極に対して前記オフ電圧を印加する頻度を高くすることを特徴としている。
このため、表示領域と非表示領域との境界に近い部分で焼き付きが緩和され、表示領域
から非表示領域の間で、焼き付き度合が比較的なめらかに変化することになって、焼き付
きによる濃淡差を、より目立ちにくくすることができる。
また、上記した表示装置において、前記オフ電圧は、前記スイッチ素子のフィードスル
ー電圧相当の値に設定されることを特徴としている。
これによって、フィードスルー電圧に起因する焼き付きを的確に緩和することができる
また、本発明に係る表示装置の駆動方法は、複数の走査線と複数のデータ線との交差に
対応して設けられ、且つ対応するデータ線にスイッチ素子を介して接続される画素電極と
、当該画素電極と対向する共通電極と、を有し、前記走査線に供給される選択電圧により
前記スイッチ素子が導通状態となったとき、前記データ線に供給されるデータ信号が前記
画素電極に書き込まれて階調表示が行われる表示装置の駆動方法において、画像表示領域
のうちの一部の領域を表示領域、残りの領域を非表示領域とし、前記表示領域のみを表示
状態とする部分表示機能を有し、前記部分表示機能を使用する場合、前記非表示領域のう
ちの前記表示領域と隣接する境界領域の走査線に対して、複数フレームに1回の割合で前
記選択電圧を供給するとともに、対応する前記画素電極及び前記共通電極間に、前記画像
表示領域を非表示状態とするオフ電圧を印加し、前記非表示領域のうちの前記境界領域を
除く領域の走査線に対して、複数フレームに1回の割合で前記選択電圧を供給するととも
に、対応する前記画素電極及び前記共通電極に接地電圧を印加することを特徴としている
このため、非表示領域の走査線に対して複数フレームに1回の割合で選択電圧を供給す
ると共に、対応する画素電極及び共通電極に接地電圧を印加することにより、スイッチ素
子のフィードスルーにより画素電極及び共通電極間に電圧差が生じ、非表示領域に焼き付
きが生じる可能性がある場合であっても、非表示領域のうちの、表示領域との境界に隣接
する境界領域の走査線に対しては、複数フレームに1回の割合で画素電極及び共通電極間
に、画像表示領域を非表示状態とするオフ電圧を印加するようにしているから、非表示領
域の、表示領域との境界に隣接する境界領域での焼き付きが、非表示領域の他の領域での
焼き付きに比較して緩和されることになる。つまり、表示領域と、焼き付きのある非表示
領域との間に、焼き付きが緩和された領域、すなわち境界領域が形成されることになって
、同一階調で全画面表示を行ったときに、表示領域と非表示領域との境界近傍に生じる、
焼き付きに起因する濃淡の差を緩和することができる。
また、本発明に係る電子機器は、上記した請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示装
置を備えることを特徴としている。
これによって、表示領域と非表示領域との境界の濃淡差が目立ちにくい表示装置を備え
た電子機器を容易に得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用した液晶表示装置100の一例を示す構成図である。
図1中、符号1は液晶パネル、符号10は液晶パネル1を駆動する液晶駆動回路、符号
20は液晶駆動回路10を制御するコントロール回路、符号50は液晶パネル1及び液晶
駆動回路10に電圧を供給する液晶駆動用電源回路である。なお、液晶駆動回路10、コ
ントロール回路20及び液晶駆動用電源回路50が駆動回路に対応している。
液晶パネル1は、公知の液晶パネルと同様であって、複数の走査線Gと複数のデータ線
Sとが略直交するように配置され、走査線Gとデータ線Sとの交点のそれぞれに対応して
、画素電極2が設けられている。すなわち、それぞれのデータ線Sに、スイッチング素子
としてのTFT3のソースが接続され、TFT3のドレインは画素電極2及び蓄電容量4
の一端に接続され、その他端には、共通電極5と同一の共通電極電圧Vcomが印加され
る。
TFT3のゲートは走査線Gに接続され、走査線Gの選択電圧によりTFT3が導通状
態となると、データ線Sと画素電極2とが導通状態となり、画素電極2と共通電極5との
間の電圧差によって、画素電極2が形成された基板及び共通電極5が形成された基板間に
形成された図示しない液晶層の配向状態を変移させると共に、画素電極2及び共通電極5
間の電圧差を蓄電容量4によって維持するようになっている。
前記共通電極5は、例えば前記走査線Gのそれぞれに対応してこれらに沿って配置され
、その共通電極電圧Vcomを個別に設定可能に構成されている。
液晶駆動回路10は、走査線駆動回路30とデータ線駆動回路40とを備えている。走
査線駆動回路30は、走査線Gに対して所定の順番で選択電圧を供給する。例えば、ある
走査線Gに選択電圧が供給されると、この走査線Gに接続されたTFT3が全てオン状態
となり、この走査線Gに対応する全ての画素電極2に対して書き込みが行われる。
データ線駆動回路40は、走査線駆動回路30により走査線Gが選択された際に、各デ
ータ線Sに画像信号を供給し、オン状態のTFT3を介して画素電極2に画像データを順
次書き込む。ここで、データ線駆動回路40は、共通電極5の共通電極電圧Vcomを基
準電圧として、この基準電圧よりも高い電圧でデータ線Sに画像信号を供給する正極性書
き込みと、基準電圧よりも低い電圧でデータ線Sに画像信号を供給する負極性書き込みと
を交互に行うものである。また、このデータ線駆動回路40は、液晶の焼き付きを防止す
るため、例えば、交流電圧を用いて1水平ライン毎に交互に正極性書き込み及び負極性書
き込みを行うHライン反転駆動方式で駆動される。
コントロール回路20は、表示制御部21と画像データ変換部22とを備えている。
表示制御部21は、図示しない上位装置から入力された表示切替信号に基づいて、全画
面を表示領域とする全面表示モード、又は全画面における一部の領域を表示領域とし残り
の領域を非表示領域とする部分(パーシャル)表示モードとの何れかを選択し、この選択
した表示モードを、モード信号として走査線駆動回路30、データ線駆動回路40及び液
晶駆動用電源回路50に出力する。また、これら走査線駆動回路30、データ線駆動回路
40及び液晶駆動用電源回路50間で動作タイミングを調整するための制御信号をこれら
回路に出力する。
画像データ変換部22は、上位装置から入力された画像信号を、正極性書き込み又は負
極性書き込みに応じて変換して、これをデータ線駆動回路40に出力する。
図2は、液晶駆動用電源回路50のブロック図である。
この液晶駆動用電源回路50は、走査線駆動回路30と、データ線駆動回路40と、液
晶パネル1とにそれぞれ電圧を供給する。
液晶駆動用電源回路50が走査線駆動回路30に供給する電圧としては、TFT3をオ
ン状態にするための電圧であるTFTオン電圧と、TFT3をオフ状態にするTFTオフ
電圧と、走査線駆動回路30のアナログ部を駆動するアナログ電圧及びアナログGNDと
、走査線駆動回路30のデジタル部を駆動するデジタル電圧と、デジタルGNDとがある
また、液晶駆動用電源回路50がデータ線駆動回路40に供給する電圧としては、正極
性書き込み時に用いる正極性書き込み電圧と、負極性書き込み時に用いる負極性書き込み
電圧と、データ線駆動回路40のアナログ部を駆動するアナログ電圧及びアナログGND
と、データ線駆動回路40のデジタル部を駆動するデジタル電圧及びデジタルGNDとが
ある。
また、液晶駆動用電源回路50が、液晶パネル1に供給する電圧としては、共通電極電
圧Vcomと、ポーチ期間の共通電極5の電圧として用いるハイインピーダンス又は任意
の電圧に設定されるポーチ期間電圧と、パーシャル表示モード時に、非表示領域と表示領
域との境界に隣接して予め設定された境界領域を除いた領域の表示ライン用の共通電極5
の電圧及びデータ線Sへの供給電圧として用いるGND(接地電圧)と、等がある。
前記共通電極電圧Vcomは、2値を取り、データ線駆動回路40からの正極性書き込
み電圧及び負極性書き込み電圧の切り替えに同期してその極性が反転する電圧である。こ
の共通電極電圧Vcomは、データ線駆動回路40による正極性書き込み電圧及び負極性
書き込み電圧の振幅中心となる基準電圧よりも、TFT3のフィードスルー電圧相当の予
め設定した、オフセット電圧だけ低い電圧を振幅中心とする2値の値をとる。このオフセ
ット電圧は、このオフセット電圧を画素電極2及び共通電極5間に印加したときに表示状
態が、非表示状態と同等の状態、すなわち黒表示又は白表示と同等程度とする電圧値に設
定される。
以上の液晶表示装置100は、全面表示モードでは以下のように動作する。
まず、走査線駆動回路30は、液晶駆動用電源回路50から供給されたTFTオン電圧
を、選択電圧として走査線Gに線順次で供給することで、所定の走査線Gに対応するTF
T3を全て選択する。そして、TFTオン電圧を供給した後、所定時間経過後、走査線G
にTFTオフ電圧を供給し、TFT3の選択を解除する。
また、このTFT3の選択に同期して、データ線駆動回路40は、各データ線Sに画像
信号を供給する。これにより、走査線駆動回路30で選択した全ての画素電極2に画像信
号が供給されて、画像データが画素電極2に書き込まれる。
また、液晶駆動電源回路50は、全面表示モードであるため、画像信号の極性に応じた
極性の共通電極電圧Vcomを各走査線Gに対応する共通電極5に供給する。
画素電極2に画像データが書き込まれると、画素電極2と共通電極5との電圧差により
、液晶に駆動電圧が印加される。したがって、画像信号の電圧レベルを変化させることで
、液晶の配向状態や秩序を変化させて、各画素の光変調による階調表示を行うことができ
る。
一方、液晶表示装置100は、パーシャル表示モードでは以下のように動作する。
図3は、パーシャル表示モードにおける液晶パネル1の表示画面を示す図である。
パーシャル表示モードでは、表示画面70は、画像表示を行う表示領域71と、この表
示領域71を挟んで設けられた非表示領域72とに分割される。表示領域71には、例え
ば電池残量や時刻等が表示され、非表示領域72には何も表示されない。すなわち、非表
示領域72は、ノーマリホワイトの場合は白が表示され、ノーマリブラックの場合は黒が
表示される。
このようなパーシャル表示モードにおいては、走査線駆動回路30は、液晶駆動用電源
50から供給されたTFTオン電圧を選択電圧とし、表示領域に相当する走査線Gに対し
てはフレーム毎にこの選択電圧を順次供給し、非表示領域に相当する走査線Gに対しては
表示領域の場合よりも少ない頻度で選択電圧を供給し、例えば3フレームに1回の割合で
選択電圧を供給する。
このTFT3の選択に同期して、データ線駆動回路40は各データ線Sに対して画像信
号を供給し、表示領域に相当する走査線Gが選択されたときには、表示領域用の画像信号
を供給し、非表示領域に相当する走査線Gが選択されたときには、非表示領域用の画像信
号としてGND電圧を供給する。
これにより、走査線駆動回路30で選択した画素電極2に、表示領域用の画像信号、又
は非表示領域用の画像信号が供給されて、画像データが画素電極2に書き込まれる。
そして、液晶駆動用電源回路50は、全面表示モードの場合は、図4に示すように、デ
ータ線Sに供給される画像信号に同期して極性が反転する共通電極電圧Vcomを共通電
極5に供給する。
また、パーシャル表示モードの場合は、図5に示すように、表示領域に相当する走査線
Gが選択されたときには、全面表示モードの場合と同様に、データ線Sに供給される画像
信号に同期して極性が反転する共通電極電圧Vcomを共通電極5に供給する。非表示領
域に相当する走査線Gが選択されたときには、この走査線Gが、非表示領域のうちの、表
示領域との境界に隣接する境界領域に属さない場合は、GND電圧を共通電極5に供給し
、境界領域に属す場合は、隣接する表示領域の走査線Gに対応する共通電極5への共通電
極電圧Vcomの極性に応じた極性を有する共通電極電圧Vcomを、共通電極5に供給
する。
なお、図4及び図5において、横軸は時間、縦軸は各走査線への選択信号の出力タイミ
ングを表したものである。また、走査線G1への選択信号の出力タイミングと合わせて、
各走査線が選択されたときの画像信号の出力タイミング及び共通電極への印加電圧を記載
している。また、VSは、1フレームのスタートを表す、垂直同期信号VSYNCである
。また、波線は、ポーチ期間中の電位を表し、ハイインピーダンス又は任意の電位に設定
される。
次に、本発明の動作を、コントロール回路20の表示制御部21の処理手順の一例を示
す図6及び図7のフローチャートに基づいて説明する。
表示制御部21では、上位装置から、モード信号をとして全面表示モードが指示される
と、図6の全面表示モード時の処理を実行し、まず、全表示ライン数を設定する(ステッ
プS1)。例えば、所定の記憶領域に格納されている、液晶パネル1の全画面領域に画像
表示を行う際の表示ライン数、すなわち走査線数を読み出し、これを全表示ライン数とし
て設定する。また、モード信号として全面表示モードを走査線駆動回路30、データ線駆
動回路40及び液晶駆動用電源回路50に通知する。
次いでステップS2に移行し、ラインカウンタを初期値零にセットした後、ステップS
3に移行し、ラインカウンタのカウント値に対応する走査線の選択を指示する制御信号を
走査線駆動回路30に出力する。また、カウンタ値に対応する走査線に接続された画素電
極2への画像信号の供給を指示する制御信号をデータ線駆動回路40に出力する。また、
液晶駆動用電源回路50に対し、データ線駆動回路40による画像信号の書き込み極性に
応じて極性の変化する共通電極電圧Vcomを共通電極5に供給するよう指示する。
これによって、1ライン目の走査線G1が選択され、これに接続された画素電極2に画
像データが書き込まれ、画素電極2と共通電極5との間の電圧差に応じて液晶の配向状態
が変移する。
続いて、ラインカウンタを“1”だけインクリメントし(ステップS4)、カウント値
が全表示ライン数に達していなければ、1フレームの書き込みが終了していないと判断し
てステップS5からステップS3に戻り、カウント値に相当する走査線に対する選択信号
の出力、画像信号の書き込み、共通電極電圧Vcomの印加を指示し、2ライン目の走査
線に接続された画素電極2への書き込みを行う。この処理を繰り返し行い、カウント値が
全表示ライン数に達したとき、1フレームの書き込みが終了したと判定する。そして、ス
テップS2に戻ってラインカウンタを初期値零にセットした後、次のフレームにおける書
き込みを行う。
これによって、図4に示すように、全ての走査線(図4の場合にはG1からG10)が
順次選択され、選択された走査線に対応する画像データが画素電極2に書き込まれる。こ
の処理がフレーム毎に行われることによって、フレーム毎に、各走査線に対応する画素電
極2に対する画像データの書き込みが行われ、表示画像が更新される。
この状態から、表示モードが切り替えられ、上位装置からモード信号としてパーシャル
表示モードが指示されると、図7のパーシャル表示モード時の処理を実行する。まず、所
定の記憶領域に格納されている、全画面領域で表示を行う際の全走査線数である全表示ラ
イン数、パーシャル表示モード時の表示領域の開始位置に相当する走査線を特定する開始
ラインPS及び表示領域の終了位置に相当する走査線を特定する終了ラインPE、非表示
領域への書き込みを何フレーム毎に行うかを表す書き込み周期RF、及び境界領域に含ま
れる表示ライン、つまり、走査線の数を表す表示ライン数BDを読み込む(ステップS1
1)。
次いで、フレームカウンタを初期値として、書き込み周期“RF”にセットし(ステッ
プS12)、ラインカウンタを初期値零にセットする(ステップS13)。
フレームカウンタのカウンタ値は“RF”に設定されていることから、ステップS13
aからステップS14に移行し、ラインカウンタのカウント値と、パーシャル表示モード
時における表示領域の開始ラインPSと、終了ラインPEと、境界表示ライン数BDとか
ら、次の選択対象の走査線が、予め設定した境界領域に含まれる境界表示ラインであるか
を判断する。この境界領域は、非表示領域のうち表示領域との境界に隣接する領域が設定
され、この境界領域に含まれる表示ラインの数が境界表示ライン数BDとして設定される
。この判断は、ラインカウンタのカウント値が、開始ラインPSから境界表示ライン数B
Dを減算した値と開始ラインPSとの間の値であるか、又は、終了ラインPEと終了ライ
ンPEに境界表示ライン数BDを加算した値との間の値であるか、を判断することにより
行い、これらの何れかを満足するとき境界表示ラインであると判断する。
図3の場合、1ライン目は非表示領域であり、境界表示ラインではないことから、ステ
ップS14からステップS16に移行し、表示領域に属するかどうかを判断する。すなわ
ち、ラインカウンタのカウント値が開始ラインPSと終了ラインPEとの間の値であるか
どうかを判断する。この場合、1ライン目は表示領域ではないことから、ステップS16
からステップS18に移行し、フレームカウンタのカウンタ値が書き込み周期RFと一致
するかを判断し、この場合フレームカウンタのカウンタ値は“RF”であることから、ス
テップS18からステップS19に移行し、カウント値に相当する走査線の選択を指示す
る制御信号を走査線駆動回路30に出力する。また、カウンタ値に対応する走査線に接続
された画素電極2に対する画像信号及び共通電極5への印加電圧として、GND電圧の印
加を指示する制御信号をデータ線駆動回路40及び液晶駆動用電源回路50に出力する。
続いて、ラインカウンタを“1”だけ更新し(ステップS21)、カウント値は、全表
示ライン数に達しておらず1フレームの書き込みが終了していないことからステップS2
2からステップS13aに戻る。2ライン目の走査線G2は非表示領域であり、境界表示
ラインではなく、また、表示領域にも属さないことから、ステップS13aからステップ
S14、ステップS16、ステップS18を経てステップS19に移行し、カウンタ値に
相当する走査線の選択を指示する制御信号を走査線駆動回路30に出力する。また、カウ
ンタ値に対応する走査線に接続された画素電極2への画像信号及び共通電極5への印加電
圧としてGND電圧の印加を指示する制御信号をデータ線駆動回路40及び液晶駆動用電
源回路50に出力する。
これによって、図5に示すように、1番目、及び2番目の走査線G1、G2に対応する
共通電極5及びデータ線Sが共にGND電圧となり、これが走査線G1に対応する画素電
極2に書き込まれ、共通電極5及び画素電極2は共にGND電圧となるから、液晶層は電
圧を印加しないときの配向状態となりすなわち、白表示又は黒表示の非表示状態となる。
このように、データ線S及び共通電極5を共にGND電圧に制御し、これらデータ線S及
び共通電極5に所定電圧を印加するための、図示しないアンプ等の駆動を停止することに
よって、消費電力の低減を図っている。
続いて、ラインカウンタを“1”だけ更新する(ステップS21)。この3ライン目の
走査線G3が、非表示領域に属し且つ境界表示ラインであるものとすると、ステップS1
3aからステップS14を経てステップS15に移行する。そして、3ライン目の走査線
G3の選択を指示する制御信号を走査線駆動回路30に出力すると共に、この走査線G3
に対応する液晶層にオフ電圧ΔVを印加するための指示を、データ線駆動回路40及び液
晶駆動用電源回路50に対して行う。つまり、ノーマリブラックタイプの液晶表示装置の
場合には、黒表示、ノーマリホワイトタイプの液晶表示装置の場合には白表示を行う場合
と同等の表示状態とするための画像信号及び共通電極5への電圧の印加を指示する。具体
的には、隣接する表示領域の走査線である走査線G4に対応する画素電極2への書き込み
を行う際の共通電極電圧Vcomの極性に応じて決定される極性を有する共通電極電圧V
comの出力を液晶駆動用電源回路50に対して指示する。図5の場合には、走査線G4
に対応する画素電極2への書き込みを行う際の共通電極電圧Vcomの極性は、高レベル
であることから、走査線G3に対応する共通電極5には、低レベルの共通電極電圧Vco
mが印加されることになる。
また、データ線駆動回路40に対しては、この共通電極電圧Vcomとの電圧差がフィ
ードスルー電圧に応じたオフセット電圧相当となり、且つ、このオフ電圧ΔVを印加する
ことによる液晶の配向状態が、フィードスルーによる液晶の配向状態と逆向きとなり得る
電圧を画像信号として印加するよう指示する。
これによって、図5のA部分に示すように、共通電極5には、低レベルの共通電極電圧
Vcomが印加される。また、共通電極電圧Vcomの振幅中心と、データ線駆動回路4
0による正極性書き込み電圧及び負極性書き込み電圧の振幅中心とはフィードスルー電圧
相当のオフセット電圧だけずれていることから、データ線Sに、例えばGND電圧を印加
すると、この状態で走査線G3に選択電圧が供給されることから、走査線G3に対応する
画素電極2及び共通電極5間にオフ電圧ΔVが印加されることになって、画素電極2及び
共通電極5の電圧差に応じて液晶層の配向状態が変移し、非表示状態と同等の状態で黒表
示又は白表示が行われる。
続いて、ラインカウンタが更新され(ステップS21)、4ライン目は表示領域である
ものとすると、ステップS13aからステップS14、ステップS16を経てステップS
17に移行し、4ライン目の走査線G4の選択を指示する制御信号を走査線駆動回路30
に出力し、データ線駆動回路40に、走査線G4に対する表示領域用の画像信号の出力を
指示し、データ線Sへの画像信号の極性に応じた共通電極電圧Vcomの供給を、液晶駆
動用電源回路50に指示する。
そして、5ライン目及び6ライン目も表示領域であることから、同様に処理を行い、5
ライン目及び6ライン目の画素電極2に対し、この表示領域に対応する画像データを書き
込む。
これによって、図5に示すように、4ライン目、5ライン目、及び6ライン目の画素電
極2に対して、それぞれに対応する画像データが書き込まれ、画像信号と、画像信号の極
性に応じて変化する共通電極電圧Vcomとの電圧差に応じて液晶層の配向状態が制御さ
れ、所定の画像が表示される。
続いて、7ライン目の走査線G7が境界表示ラインであるものとすると、ステップS1
3aからステップS14を経てステップS15に移行し、走査線G3の場合と同様に、走
査線G7が選択されると共に、共通電極5への印加電圧として例えば低レベルの共通電極
電圧Vcomが印加され、画像信号としてこの共通電極電圧Vcomとの電圧差がオフ電
圧ΔV相当となる電圧、例えばGND電圧を印加し、結果的に、図5のB部分に示すよう
に、画素電極2及び共通電極5間にオフ電圧ΔVが印加される。これによって、非表示状
態と同様の黒表示又は白表示を行う状態となる。
続いて、8ライン目、9ライン目及び10ライン目の走査線G8からG10は、非表示
領域の境界領域を除く領域に属すことから、ステップS13aからステップS14、ステ
ップS16、ステップS18を経てステップS19に移行し、データ線S及び共通電極5
にはGND電圧が印加され、これら走査線G8からG10が選択されることから、画素電
極2及び共通電極5共にGND電圧が印加されることになり、液晶層は、白表示又は黒表
示の非表示状態に制御される。
続いて、ラインカウンタが更新されると(ステップS21)、そのカウンタ値が全表示
ライン数に達することから、1フレーム目の書き込みが終了したと判断する。これによっ
て、全走査線に対応する画素電極に対して書き込みが行われ、すなわち、表示領域には画
像データが書き込まれ、また非表示領域ついては、境界領域には、共通電極5との電圧差
がオフ電圧ΔVとなり得る電圧が書き込まれ、境界領域を除く領域には、GND電圧が書
き込まれることになる。
続いて、ステップS22からステップS23に移行し、この場合、フレームカウンタは
初期値“RF”に設定されていることからステップS25に移行し、フレームカウンタを
零にリセットした後、ステップS13に戻る。
そして、2フレーム目の書き込みを行い、まず、1ライン目及び2ライン目の、非表示
領域のうちの境界領域を除く領域の走査線G1及びG2については、フレームカウンタが
“0”であることから、ステップS13aからステップS16、ステップS18を経てス
テップS20に移行し、これら走査線G1及びG2の選択は行わず、データ線S及び共通
電極5をGND電圧に制御して、非表示状態とする。3ライン目の走査線G3は境界領域
に含まれる境界表示ラインであるが、フレームカウンタが“0”であることから、ステッ
プS13aからステップS16、ステップS18を経てステップS20に移行し、境界領
域に属さない非表示領域の走査線G1及びG2と同様に、走査線G3の選択は行わず、デ
ータ線S及び共通電極5をGND電圧に制御して、非表示状態とする。
4ライン目から6ライン目の表示領域に含まれる走査線G4からG6については、ステ
ップS13aからステップS16を経てステップS17に移行し、それぞれのラインに対
応する画像データをその画素電極2に書き込んで、所定の画像表示を行う。
続いて7ライン目は、境界表示ラインであるが、フレームカウンタが“0”であること
からステップS13aからステップS16、ステップS18を経てステップS20に移行
し、走査線G7の選択は行わず、データ線S及び共通電極5をGND電圧に制御して、非
表示状態とする。
そして、8ライン目から10ライン目の走査線G8からG10は、非表示領域であるこ
とから、ステップS13aからステップS14、ステップS16、ステップS18を経て
ステップS20に移行し、走査線G8からG10の選択は行わず、データ線S及び共通電
極5をGND電圧に制御して、非表示状態とする。
以上によって、2フレーム目の書き込みが終了する。これによって、表示領域にのみデ
ータの書き込みが行われ、非表示領域については境界領域であるか否かに関わらず書き込
みは行われない。
続いて、フレームカウンタを“1”に更新し、ステップS13に戻って、3フレーム目
の書き込みを同様の手順で行い、3フレーム目の書き込みが終了したならば、フレームカ
ウンタを“2”に更新し、続いて、4フレーム目の書き込みを行う。
このとき、書き込み周期RFは“2”に設定されており、フレームカウンタのカウンタ
値“2”と書き込み周期RFとが一致した場合は、境界領域を除く非表示領域の走査線G
1及びG2については、ステップS13aからステップS14、ステップS16、ステッ
プS18を経てステップS19に移行し、データ線S及び共通電極5を共にGND電圧と
した状態で、走査線G1及びG2を選択して画素電極2にGND電圧を書き込む。そして
、境界表示ラインである走査線G3については、ステップS13aからステップS14を
経てステップS15に移行し、画素電極2及び共通電極5間にオフ電圧ΔVを印加するた
め、共通電極5には高レベル側の共通電極電圧Vcomを印加し、データ線Sには、この
高レベル側の共通電極電圧Vcomとの電圧差がオフセット電圧相当と成り得る電圧値を
印加する。
また、走査線G4からG6の表示領域については、ステップS13aからステップS1
4、ステップS16を経てステップS17に移行し、走査線G4からG6に対応する画像
データを対応する画素電極に書き込んで所定の画像表示を行う。そして、境界表示ライン
であるG7については、走査線G3の場合と同様に、ステップS15に処理で、画素電極
2及び共通電極5間にオフ電圧ΔVを印加するための電圧をデータ線S及び共通電極5に
印加し、続いて、境界領域ではない非表示領域の走査線G8からG10については、これ
ら走査線G8からG10の選択は行わず、データ線及び共通電極をGND電圧に維持する
これによって、図5に示すように、走査線G4からG6の表示領域についてはフレーム
毎に画像データの書き込みが行われて所定の画像表示が行われ、非表示領域については、
境界領域を除く、走査線G1、G2及びG8からG10については、これに対応する画素
電極2及び共通電極5に対して、書き込み周期RFで指定される書き込み周期(図5の場
合は3フレーム)毎に、画素電極2及び共通電極5共にGND電圧が印加されて、非表示
状態が維持され、且つ境界領域の走査線G3及びG7については、これに対応する画素電
極2及び共通電極5に対して、所定の書き込み周期毎に、画素電極2及び共通電極5間に
オフ電圧ΔVが印加され、非表示状態と同等の表示状態に維持される。
ここで、前述のように、非表示領域において、データ線S及び共通電極5を共にGND
電圧に保持し、書き込み周期毎に画素電極2への書き込みを行うようにした場合、フィー
ドスルー電圧等の影響によって、液晶層に焼き付きが生じる可能性がある。しかしながら
、非表示領域の、表示領域との境界に隣接する境界領域の境界表示ライン、すなわち図5
の場合は、走査線G3及びG7については、書き込み周期毎に、画素電極2及び共通電極
5間にオフ電圧ΔVを印加している。
したがって、このオフ電圧ΔVを印加することにより、液晶層にフィードスルー電圧相
当の直流電圧が印加され続けることが回避され、液晶層の配向状態が逆方向に変移するこ
とから、境界表示ラインでの焼き付きが緩和される。
ここで、非表示領域において、画素電極2及び共通電極5に対し共にGND電圧を印加
し続けたことにより焼き付きが生じた場合、電荷がたまった状態となるため、図3の点線
位置における輝度プロファイルは、図8(a)に示すように、非表示領域と表示領域とで
輝度差が顕著になり、同一階調を表示したとしても異なった明るさに見える可能性がある
しかしながら、境界領域の走査線については、これに対応する画素電極2及び共通電極
5間に、書き込み周期毎にオフ電圧ΔVを印加するようにしていることから、境界領域に
おける焼き付きの発生が緩和されるため、図8(b)に示すように、非表示領域と表示領
域との間で輝度が段階的に変化し、視覚的には、輝度がなだらかに変化するように見える
ことになる。このため、同一階調を表示した場合であっても、非表示領域と表示領域との
境界の輝度差が顕著に現れることを回避することができる。
また、オフ電圧ΔVを印加する際の共通電極5への印加電圧として、高レベル側又は低
レベル側の共通電極電圧Vcomを印加するようにしているから、境界領域の走査線を駆
動するタイミングで、通常用いられている共通電極電圧Vcomを印加するだけでよく、
共通電極電圧Vcomの出力タイミングを調整するだけで対応することができることから
、大幅な変更を伴うことなく実現することができる。
なお、上記実施の形態においては、境界表示ラインの走査線として走査線G3及び走査
線G7のそれぞれ1ラインずつを設ける場合について説明したが、これに限るものではな
く、表示領域と隣接する非表示領域毎に複数の境界表示ラインを設けるようにしてもよい
。この場合、境界表示ラインの走査線数が多いと、非表示領域と表示領域との間で輝度が
段階的に変化することになり、場合によっては、視覚的に輝度差が見える可能性があるこ
とから、輝度がなめらかに変化する程度のライン数を境界表示ライン数として設定すれば
よい。
また、非表示領域では、走査期間中、データ線S及び共通電極5にGND電圧を印加し
γアンプ等の駆動を停止させることや、走査線の選択回数を削減することで消費電力の削
減を図っているが、境界領域に含まれる走査線数、すなわち境界表示ライン数が多いと、
その分、消費電力が増加するため、これらを考慮して、境界表示ライン数を設定すること
が望ましい。
また、境界表示ラインの走査線として複数設定し、例えば図9に示すように、1又は数
本の走査線毎にオフ電圧ΔVを印加する頻度を異ならせて、焼き付きの度合を変化させる
ようにし、表示領域に近い走査線ほどオフ電圧ΔVを印加する頻度を高くし焼き付きが生
じにくくすることによって、焼き付きの度合をなめらかに変化させ、結果的に表示領域と
非表示領域との間で輝度を、なめらかに変化させるようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、図3に示すように、表示領域71を挟んで上下に非
表示領域72を形成した場合について説明したがこれに限るものではなく、任意の位置に
任意数の表示領域及び非表示領域を形成する場合であっても適用することができる。
また、上記実施の形態においては、液晶表示装置を例に説明したが、液晶以外の電気光
学物質を用いた、例えば有機エレクトロルミネッセンス装置に本発明を適用してもよい。
次に、上述した液晶表示装置100を適用した電子機器について説明する。
図10は、液晶表示装置100を適用した携帯電話120の構成を示す斜視図である。
この図10に示すように、携帯電話120は、複数の操作ボタン121のほか、受話口
122、送話口123と共に、上述した液晶表示装置100を備えるものである。なお、
液晶表示装置100のうち、液晶パネル1以外の構成要素については電話機に内蔵される
ので、外観としては現れない。
また、液晶表示装置100が適用される電子機器としては、図10に示される携帯電話
の他にも、デジタルスチルカメラや、ノートパソコン、液晶テレビ、ビューファインダ型
(またはモニタ直視型)のビデオレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手
帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパ
ネルを備えた機器等が挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示装置として、上
述した液晶表示装置100が適用可能であることはいうまでもない。
本発明を適用した液晶表示装置の一例を示す概略構成図である。 液晶駆動用電源回路のブロック図である。 パーシャル表示モードにおける表示画面の一例を示す図である。 全面表示モードにおけるタイミングチャートである。 パーシャル表示モードにおけるタイミングチャートである。 表示制御部の全面表示モードにおける処理手順の一例を示すフローチャートである。 表示制御部のパーシャル表示モードにおける処理手順の一例を示すフローチャートである。 全面表示モードで同一階調表示を行った場合の輝度プロファイルの一例である。 本発明のその他の例を示すパーシャル表示モードにおけるタイミングチャートである。 本発明の液晶表示装置を適用した携帯電話の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 液晶パネル、2 画素電極、3 TFT、5 共通電極、20 コントロール回路
、30 走査線駆動回路、40 データ線駆動回路、50 液晶駆動用電源回路

Claims (5)

  1. 複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応して設けられ、且つ対応するデータ線に
    スイッチ素子を介して接続される画素電極と、当該画素電極と対向する共通電極と、を有
    し、前記走査線に供給される選択電圧により前記スイッチ素子が導通状態となったとき、
    前記データ線に供給されるデータ信号が前記画素電極に書き込まれて階調表示が行われる
    表示装置において、
    画像表示領域のうちの一部の領域を表示領域、残りの領域を非表示領域とし、前記表示
    領域のみを表示状態とする部分表示機能を有する駆動回路を備え、
    前記部分表示機能を使用する場合、前記駆動回路は、
    前記非表示領域のうちの前記表示領域と隣接する境界領域の走査線に対して複数フレー
    ムに1回の割合で前記選択電圧を供給するとともに、対応する前記画素電極及び前記共通
    電極間に、前記画像表示領域を非表示状態とするオフ電圧を印加し、
    前記非表示領域のうちの前記境界領域を除く領域の走査線に対して、複数フレームに1
    回の割合で前記選択電圧を供給するとともに、対応する前記画素電極及び前記共通電極に
    接地電圧を印加することを特徴とする表示装置。
  2. 前記境界領域には複数の走査線が属し、
    前記駆動回路は、前記境界領域の複数の走査線のうち、境界に近い走査線に対応する前
    記画素電極及び前記共通電極に対して前記オフ電圧を印加する頻度を高くすることを特徴
    とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記オフ電圧は、前記スイッチ素子のフィードスルー電圧相当の値に設定されることを
    特徴とする請求項1又は2記載の表示装置。
  4. 複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応して設けられ、且つ対応するデータ線に
    スイッチ素子を介して接続される画素電極と、当該画素電極と対向する共通電極と、を有
    し、前記走査線に供給される選択電圧により前記スイッチ素子が導通状態となったとき、
    前記データ線に供給されるデータ信号が前記画素電極に書き込まれて階調表示が行われる
    表示装置の駆動方法において、
    画像表示領域のうちの一部の領域を表示領域、残りの領域を非表示領域とし、前記表示
    領域のみを表示状態とする部分表示機能を有し、
    前記部分表示機能を使用する場合、前記非表示領域のうちの前記表示領域と隣接する境
    界領域の走査線に対して、複数フレームに1回の割合で前記選択電圧を供給するとともに
    、対応する前記画素電極及び前記共通電極間に、前記画像表示領域を非表示状態とするオ
    フ電圧を印加し、
    前記非表示領域のうちの前記境界領域を除く領域の走査線に対して、複数フレームに1
    回の割合で前記選択電圧を供給するとともに、対応する前記画素電極及び前記共通電極に
    接地電圧を印加することを特徴とする表示装置の駆動方法。
  5. 前記請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示装置を備えることを特徴とする電子機器
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