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JP2008201375A - 自動車の上部構造 - Google Patents

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JP2008201375A
JP2008201375A JP2007042730A JP2007042730A JP2008201375A JP 2008201375 A JP2008201375 A JP 2008201375A JP 2007042730 A JP2007042730 A JP 2007042730A JP 2007042730 A JP2007042730 A JP 2007042730A JP 2008201375 A JP2008201375 A JP 2008201375A
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harness
cross member
superstructure
automobile
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JP2007042730A
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Tadayoshi Watari
忠義 渡
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Abstract

【課題】ルーフ部の重量を大幅に増大させることなく電装品を高剛性に取り付ける。
【解決手段】車室の前部上面を覆うガラスルーフ3の下方にスライド自在に設置された遮光用のシェード装置4を備えた自動車の上部構造において、上記シェード装置4を、上記ガラスルーフ3の側方部下面に沿って前後方向に延びる左右一対のガイドレール25,25と、このガイドレール25に沿ってスライド自在に支持されたシェード本体26と、車幅方向に延びて上記一対のガイドレール25を互いに連結するレール連結部材29とによって構成するとともに、上記レール連結部材29の下方に、車幅方向に延びてその両端部が左右一対のルーフサイドレール1,1の車内側壁面に固定されるクロスメンバ30を設置し、このクロスメンバ30に、電装品としてのディスプレイ装置45を取り付ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、ルーフ部の左右両側辺部に沿って車体の前後方向に延びる一対のルーフサイドレールと、これら一対のルーフサイドレールの間に設置されて車室の前部上面を覆う透明ルーフパネルと、この透明ルーフパネルの下方にスライド自在に設置されたシェード装置とを備える自動車の上部構造に関する。
従来、下記特許文献1に示されるように、ガラス製の透明ルーフパネル(サンルーフパネル)の下方に、左右一対のガイドレールに両端部が支持されて上記透明ルーフパネルの下面をスライド自在に覆う遮光用のサンシェードが設けられた自動車の上部構造において、上記一対のガイドレールの間に、車幅方向に延びて両者を互いに連結する連結部材(テレビリインホース)を設け、この連結部材の略中央部にテレビブラケットを介してテレビ本体を取り付けることが行われている。
実開平5−13853号公報
ところで、上記特許文献1に開示された自動車の上部構造において、遮光用に設けられる上記サンシェードは、一般に、樹脂や布等の比較的軽量な材質から構成されるため、この軽量なサンシェードを支持する上記ガイドレールおよびその連結部材には、本来、それ程大きな剛性は要求されない。したがって、このような連結部材に、ある程度の重量を有するテレビ等の電装品を取り付けた上記特許文献1の構成では、上記電装品の支持状態が不安定になるおそれがあった。
もちろん、上記連結部材の剛性を高くするとともに、その両端部が固定される上記ガイドレールの剛性を高くすれば、上記電装品を高剛性に支持することが可能であるが、機能上高い剛性が必要とされなかったこれらの部材の剛性を、上記電装品の支持強度を充分に確保し得る程度にまで高めれば、ルーフ部の重量が大幅に増大することが避けられなくなる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、ルーフ部の重量を大幅に増大させることなく電装品を高剛性に取り付けることが可能な自動車の上部構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのものとして、本発明は、ルーフ部の左右両側辺部に沿って車体の前後方向に延びる一対のルーフサイドレールと、これら一対のルーフサイドレールの間に設置されて車室の前部上面を覆う透明ルーフパネルと、この透明ルーフパネルの下方にスライド自在に設置された遮光用のシェード装置とを備える自動車の上部構造であって、上記シェード装置は、上記透明ルーフパネルの側方部下面に沿って前後方向に延びる左右一対のガイドレールと、このガイドレールに沿ってスライド自在に支持されたシェード本体と、車幅方向に延びて上記一対のガイドレールを互いに連結するレール連結部材とを有し、上記レール連結部材の下方には、車幅方向に延びてその両端部が上記一対のルーフサイドレールの車内側壁面に固定されるクロスメンバが設置され、このクロスメンバに電装品が取り付けられたことを特徴とするものである(請求項1)。
本発明によれば、シェード本体用の一対のガイドレールを互いに連結するレール連結部材とは別に、車体構成部材としての一対のルーフサイドレールに両端部が固定されたクロスメンバを設け、このクロスメンバに対し電装品を取り付けたため、当該電装品を従来のようにレール連結部材に取り付けた場合と異なり、本来高い剛性が必要とされないガイドレールやレール連結部材を比較的低い剛性に維持したまま、上記電装品を高剛性に取り付けることができる。したがって、本発明によれば、ルーフ部の重量を大幅に増大させることなく、上記電装品の取付剛性を充分に確保することが可能である。
上記電装品としては、例えば、後席乗員用のディスプレイ装置が好適である(請求項2)。
この構成によれば、比較的重量が大きいディスプレイ装置を高剛性に取り付けることができる。
上記レール連結部材とクロスメンバとの間には、上記電装品から延びるハーネスを車幅方向に沿って配索するためのハーネス配索経路が形成されていることが好ましい(請求項3)。
このようにすれば、レール連結部材とクロスメンバとの間に所定の隙間を形成して両部材が干渉するのを有効に防止した上で、この隙間を利用して上記電装品から延びるハーネスを効率よく配索できるという利点がある。
上記構成においては、上記レール連結部材およびクロスメンバに、断面視で上記ハーネス配索経路の周壁を形成するように折り曲げられた折曲部が形成されていることが好ましい(請求項4)。
このようにすれば、レール連結部材およびクロスメンバの断面係数を増大させてその剛性を強化しつつ、上記ハーネス配索経路をより簡単に形成できるという利点がある。
さらに、上記ハーネスの外周に弾性体からなる被覆材が取り付けられ、上記レール連結部材およびクロスメンバの各折曲部の間に、上記ハーネスが上記被覆材を介して挟持されることが好ましい(請求項5)。
このようにすれば、上記ハーネス配索経路の内部において上記ハーネスを傷付かないように保護しながら安定した状態に保持することができ、例えば車両の走行時に上記ハーネスがばたつくことに起因した異音の発生等を効果的に防止することができる。
上記ハーネス配索経路が、上記レール連結部材およびクロスメンバの前後方向端縁部どうしの間に形成されている場合には、上記クロスメンバの前後幅が側端部で相対的に小さく設定されることにより、上記ハーネス配索経路の側端部に下方に向けて開放される開放部が形成されることが好ましい(請求項6)。
このように、クロスメンバの側端部の前後幅を相対的に小さくすることで上記ハーネス配索経路の側端部に下方に向けて開放される開放部を設けた場合には、例えばクロスメンバの側端部にハーネスを通すための挿通孔を設けるといった措置を採ることなく、上記ハーネスをハーネス配索経路の内部から上記開放部を通じて効率よく外部に配索できるという利点がある。
一方、上記クロスメンバの側端部に、上記ハーネス配索経路内のハーネスを外部に配索するための挿通孔を形成した場合には、クロスメンバの前後幅を変化させることなく(つまりクロスメンバの断面形状を車幅方向で一定に維持したまま)、上記ハーネスをハーネス配索経路の内部から上記挿通孔を通じて外部に配索できるという利点がある(請求項7)。
以上説明したように、本発明によれば、ルーフ部の重量を大幅に増大させることなく電装品を高剛性に取り付けることが可能な自動車の上部構造を提供することができる。
図1〜図3は、本発明にかかる自動車の上部構造の実施形態を示している。これらの図に示される自動車の上部構造は、ルーフ部の左右両側辺部に沿って車体の前後方向に延びる一対のルーフサイドレール1,1と、これらルーフサイドレール1,1の間に設置されて車室の前部上面を覆う透明なガラス製パネル材からなるガラスルーフ3(本発明にかかる透明ルーフパネルに相当)と、このガラスルーフ3の設置範囲以外の車室の上面を覆うように設置された金属製パネル材からなるルーフパネル2と、上記ガラスルーフ3およびルーフパネル2の下面に沿って車体の前後方向にスライド自在に設置された遮光用のシェード装置4とを備えている。なお、図中の5はフロントガラス、6はフロントピラー、7はセンターピラー、8はフロントルーフヘッダであり、当実施形態では、上記フロントルーフヘッダ8(もしくはフロントガラス5の上端部)からセンターピラー7の設置部までの範囲内における車室の上面が上記ガラスルーフ3によって覆われるようになっている。また、図3では、車体左側(図中では手前側)のルーフサイドレール1を省略して示しており、フロントルーフヘッダ8の左側端部に現れている切断面はそのための仮想断面である。
図1および図2に示すように、車体の後部側面には左右一対のリヤドア10が設置されており、後席シートに着座する乗員(後席乗員)のための乗降口としてセンターピラー7の設置部後方に形成された乗降用開口部9が、上記リヤドア10によって開閉されるようになっている。当実施形態におけるリヤドア10は、いわゆるスライドドアであり、車体の前後方向にスライド変位することで上記乗降用開口部9を開閉するように構成されている。このため、上記ルーフサイドレール1の内部における前後方向所定範囲には、上記リヤドア10をスライド自在に支持するアッパーガイドレール11が配設されている。なお、車体の下部側辺に沿って設置される図略のサイドシルにも、同様のガイドレール(ロアガイドレール)が配設されている。
上記アッパーガイドレール11の前端部には、車幅方向の内方側に向けて円弧状に湾曲する湾曲部11aが形成されている。この湾曲部11aは、例えばサイドドア10の閉止時にこのサイドドア10を車幅方向の内方側に案内することにより、サイドドア10を乗降用開口部9に密着させる機能を有している。上記ルーフサイドレール1のうちセンターピラー7の上端が接続される部位には、他の部位よりも車幅方向の内方側に膨出する膨出部12が形成されており、上記湾曲部11aは、この膨出部12の内壁に沿うような状態で上記ルーフサイドレール1の内部に収容されている。
図4および図5に示すように、上記ルーフサイドレール1は、アウタパネル13およびインナパネル14を有しており、その前方部(センターピラー7の設置部よりも前方側)では図4に示すように、上記アウタパネル13およびインナパネル14によって比較的大きな閉断面が形成されるようになっている。一方、ルーフサイドレール1の前後方向中間部に形成された上記膨出部12では、図5に示すように、アウタパネル13およびインナパネル14が、その側壁を車内側に大きく凹入させたような形状に形成されており、それによって得られた凹入部15内に、上記アッパーガイドレール11の湾曲部11aが配設されている。
上記ルーフサイドレール1の膨出部12は、上記凹入部15の上面を覆うアッパーパネル16と、このアッパーパネル16の下面に接合されるレールレインフォースメント17とをさらに有している。そして、このレールレインフォースメント17の下面に、上記アッパーガイドレール11がボルト締結等の手段により固定されている。
上記ルーフパネル2は、図4および図5に示すように、その左右両端部が各ルーフサイドレール1の上面にスポット溶接等により接合されることで、上記各ルーフサイドレール1の間の車室上面を覆うような状態で取り付けられている。ただし図3、図4、および図6に示すように、このルーフパネル2のうちセンターピラー7の設置部よりも前方側に位置する部分では、その左右両端部を残した車幅方向の大部分が切り欠かれており、それによって得られた開口部20が、上記ガラスルーフ3によって上方から覆われるようになっている。
上記ルーフパネル2の下方には、図4〜図6に示されるルーフトリム40が設置されている。具体的に、このルーフトリム40は、上記ガラスルーフ3の設置部を除くルーフパネル2の下面、およびルーフサイドレール1の車内側面を略全体に亘って覆うように設置されている。なお、図3では、上記ルーフトリム40を省略して示している。
上記ガラスルーフ3は、その周縁部下面に塗布された接着剤22を介して、上記開口部20周辺のルーフパネル2に接着固定されている。このガラスルーフ3の周縁部にはモールディングファスナ21が取り付けられており、このモールディングファスナ21を介して上記ガラスルーフ3の周縁部がルーフパネル2の上面と当接することにより、上記ガラスルーフ3回りから内部への水分等の浸入が防止されるようになっている。
図3〜図6に示すように、上記ガラスルーフ3の設置部(開口部20)周辺におけるルーフパネル2の下面側には、上記開口部20を囲むような枠状のパネル材からなる補強用パネル23が設置されている。この補強用パネル23は、その左右両側辺部に形成された複数の接合片23aや、開口部20の前辺部および後辺部に対応する部分等が、上記ルーフパネル2の下面に対しスポット溶接等により直接接合されるとともに、当該接合部以外の適宜の箇所が上記ルーフパネル2の下面と制振材24を介して当接することにより、上記ガラスルーフ3の設置部周辺のルーフパネル2の剛性を強化するように構成されている。なお、上記制振材24は、弾性を有するゴムや樹脂等からなり、上記ルーフパネル2と補強用パネル23との間に介在することによってルーフ部の振動を抑制する役割を果たしている。
上記シェード装置4は、図2〜図6に示すように、上記ガラスルーフ3の側方部下面に沿って前後方向に延びる左右一対のガイドレール25,25と、このガイドレール25に沿ってスライド自在に支持された不透明の樹脂製パネル材または布製シート材等からなるシェード本体26と、車幅方向に延びて上記一対のガイドレール25,25を互いに連結する補強用のレール連結部材29とを有している。
上記ガイドレール25は、図4に示すように、上記補強用パネル23の内縁部下面に締結ボルト38を介して固定される固定部33と、この固定部33の内側端部に連続して形成され、上記シェード本体26の外側端部を支持する支持部34とを有している。このようなガイドレール25は、例えばアルミニウム製の押出成形材のような、比較的軽量な材質によって構成されている。これは、樹脂や布等からなる軽量なシェード本体26が上記ガイドレール25に支持されることから、当該ガイドレール25に対してはそれ程大きな剛性が要求されないためである。なお、上記ガイドレール25は、図3および図7に示すように、上記補強用パネル23の設置部よりも後方側では、ルーフパネル2の下面に沿って車幅方向に延びるルーフレインフォースメント39等に固定されている。
上記ガイドレール25の支持部34は、シェード本体26の外側端部をスライド自在に支持する断面視コ字状の支持溝部35と、この支持溝部35の下方側に設けられた断面視L字状の係止部36とを有している。なお、係止部36には、上記開口部20側方のルーフトリム40のうち、その内側端部に形成された折り返し部41が係止されるようになっている。
図3に示すように、上記シェード本体26の前端部下面には、乗員が手を掛けるための手掛け用凹部27が設けられており、この手掛け用凹部27に手を掛けた乗員の操作に応じて、上記シェード本体26がガイドレール25に沿って前後方向にスライド変位するように構成されている。
図1〜図3は、上記シェード本体26がその可動範囲内の後端位置に配設された非使用状態を示しており、この状態ではシェード本体26がガラスルーフ3の設置部よりも後方側に位置するため、上記ガラスルーフ3を通じて外部光が車室内に取り込まれる。一方、このような位置からシェード本体26が前方にスライド操作されて可動範囲内の前端位置まで移動すると、図7に示すように、シェード本体26が上記ガラスルーフ3の直下方に位置する使用状態に変位し、上記ガラスルーフ3からの透過光がこのシェード本体26によって遮断されることになる。
図3、図5、および図6に示すように、上記レール連結部材29の下方には、車幅方向に延びてその両端部が上記一対のルーフサイドレール1,1の車内側壁面に固定されるクロスメンバ30が設置されている。具体的に、このクロスメンバ30の左右両端部には、上記各ルーフサイドレール1における膨出部12の車内側壁面に向かって斜め下方に延びる傾斜壁部31が形成されており、この傾斜壁部31の下端部が、上記膨出部12のインナパネル14に取付固定されることにより、上記クロスメンバ30が上記一対のルーフサイドレール1,1を車幅方向に橋渡すような状態で設置されている。なお図3では、車体左側(図中では手前側)の傾斜壁部31を省略して示しており、クロスメンバ30の左側端部に現われている切断面はそのための仮想断面である。
上記クロスメンバ30には、後席乗員のためにテレビ画像等の映像を表示するいわゆるリヤエンタとしてのディスプレイ装置45が取り付けられている。このディスプレイ装置45は、ルーフ部の下面に沿うように設置された本体部46と、この本体部46に支軸47を介して前端部が枢支されることにより、上記支軸47を支点に回動可能に取り付けられたモニター部48とを有している。
上記ディスプレイ装置45のモニター部48は、その一面(図3および図6において本体部46側を向いた面)にテレビ画像等の映像を表示するための表示部を有しており、図6の実線で示される非使用状態から、図中の矢印で示すように上記支軸47を支点に回動変位することにより、上記表示部を後方側に向けた使用状態(図中の2点鎖線参照)に変位するように構成されている。
上記ディスプレイ装置45の本体部46は、上記クロスメンバ30にブラケット44を介して取り付けられている。具体的には、上記本体部46の左右両側辺部における前後端位置から車幅方向外側に突出するように形成された取付辺部46aが、上記ブラケット44の対応する箇所に形成された取付辺部44aに締結ボルト49を介して固定されるとともに、上記ブラケット44が上記クロスメンバ30の下面に締結ボルト50を介して固定されることにより、上記ディスプレイ装置45の本体部46がクロスメンバ30に対し取付固定されている。なお、上記ルーフトリム40は、上記ブラケット44の取付辺部44aが設置される箇所に対応して形成された開口部42を有しており、上記本体部46およびブラケット44の各取付辺部46a,44aが、この開口部42を介し直接重ね合わされた状態でボルト締結されるようになっている。
このように構成されたディスプレイ装置45には、その本体部46の所定部位に、図3、図5、および図6に示されるハーネス52の一端が接続されるようになっている。このハーネス52は、例えば車室の前端部に設置されたインストルメントパネル内に存在するテレビ受信機等のAV機器(図示省略)と上記ディスプレイ装置45との間で電気信号等の送受信を行うための配線として設けられており、車体の前後方向に延びるように配索されて両者を電気的に接続している。具体的に、上記ハーネス52は、上記ディスプレイ装置45を起点として、上記レール連結部材29およびクロスメンバ30の間を通って車幅方向外方側に配索された後、ルーフサイドレール1やフロントピラー6の車内側壁面等に沿って車体の前方側に配索され、最終的に上記インストルメントパネル内のAV機器に接続されるように構成されている。
図6に示すように、上記クロスメンバ30は、その断面形状(車体の前後方向に沿った断面の形状)がクランク状に折れ曲がるように形成されており、これによって比較的高い断面係数を有するように構成されている。一方、このクロスメンバ30の上方側に配設された上記レール連結部材29も、その断面形状が上記クロスメンバ30と同様にクランク状に折れ曲がるように形成されている。
また、上記クロスメンバ30は、図3および図6に示すように、底面視で上記レール連結部材29の後端部と重複する状態で車幅方向に延びるように設置されている。すなわち、上記クロスメンバ30およびレール連結部材29は、クロスメンバ30の前端部に形成された折曲部30aと、レール連結部材29の後端部に形成された折曲部29aとが上下方向に対向する状態で設置されている。そして、これら各折曲部29a,30aの間に、上記ディスプレイ装置45から延びるハーネス52を配索する空間としてのハーネス配索経路53が形成され、このハーネス配索経路53に沿って上記ハーネス52が車幅方向に配索されるように構成されている。
図3および図8に示すように、上記クロスメンバ30は、その左右両端部の前後幅が、中央部に比べて相対的に狭くなるように形成されている。これにより、上記クロスメンバ30とレール連結部材29との前後方向の重複範囲が車幅方向の外側端部において減少し、当該部に上記ハーネス配索経路53を下方に開放する開放部54が形成される。上記ハーネス52は、この開放部54を通じて、上記ハーネス配索経路53からその外部へと配索されることになる。
図5および図6に示すように、上記ハーネス52のうち、上記ハーネス配索経路53内に収容された部分の長手方向複数箇所には、ゴムや樹脂等の弾性体からなる筒状の被覆材55が、ハーネス52の外周に密着した状態で設けられている。そして、上記ハーネス52は、上記レール連結部材29およびクロスメンバ30の各折曲部29a,30aの間に上記被覆材55を介して挟持されることにより、上記ハーネス配索経路53内に安定して保持されるように構成されている。
上記のようにルーフ部の左右両側辺部に沿って前後方向に延びる一対のルーフサイドレール1,1と、これら一対のルーフサイドレール1,1の間に設置されて車室の前部上面を覆うガラスルーフ3と、このガラスルーフ3の下方にスライド自在に設置された遮光用のシェード装置4とを備えた自動車の上部構造において、上記シェード装置4を、上記ガラスルーフ3の側方部下面に沿って前後方向に延びる左右一対のガイドレール25,25と、このガイドレール25に沿ってスライド自在に支持されたシェード本体26と、車幅方向に延びて上記一対のガイドレール25を互いに連結するレール連結部材29とによって構成するとともに、上記レール連結部材29の下方に、車幅方向に延びてその両端部が上記一対のルーフサイドレール1,1の車内側壁面に固定されるクロスメンバ30を設置し、このクロスメンバ30に、後席乗員用のディスプレイ装置45を取り付けた上記実施形態の構成によれば、ルーフ部の重量を大幅に増大させることなくディスプレイ装置45を高剛性に取り付けることができるという利点がある。
すなわち、上記構成によれば、シェード本体26用の一対のガイドレール25,25を互いに連結するレール連結部材29とは別に、車体構成部材としてのルーフサイドレール1,1に両端部が固定されたクロスメンバ30を設け、このクロスメンバ30に上記ディスプレイ装置45を取り付けたため、上記ディスプレイ装置45を従来のようにレール連結部材29に取り付けた場合と異なり、本来高い剛性が必要とされないガイドレール25やレール連結部材29を比較的低い剛性に維持したまま、上記ディスプレイ装置45を高剛性に取り付けることができるという利点がある。
具体的に、上記ディスプレイ装置45を従来のようにレール連結部材29に取り付けた場合には、上記ディスプレイ装置45の取付剛性を確保するために、上記レール連結部材29やその取付先であるガイドレール25の剛性を大幅に強化する必要が生じ、これらの部材が大型化することが避けられなくなる。特に、上記ガイドレール25は、前後方向に長尺な部材であって左右一対設けられるため、このガイドレール25やその連結部材29を大型化すると、その分だけルーフ部の重量が大幅に増大してしまう。これに対し、上記レール連結部材29とは別体に構成され、かつ上記ルーフサイドレール1,1に左右両端部が直接固定されたクロスメンバ30に上記ディスプレイ装置45を設けた上記実施形態の構成によれば、上記のような大幅な重量の増大を伴うことなく、上記ディスプレイ装置45を高剛性に取り付けることができる。
しかも、例えば車種に応じて上記ディスプレイ装置45の有無を設定し分ける必要がある場合には、ディスプレイ装置45が必要な車種にのみ上記クロスメンバ30を設置することにより、ルーフ部の重量が上記ディスプレイ装置45の有無にかかわらず増大してしまうのを有効に回避することが可能である。すなわち、上記ディスプレイ装置45をレール連結部材29に取り付けたような場合には、その取付剛性を確保するためにガイドレール25やレール連結部材29の剛性を強化する必要があり、その重量がディスプレイ装置45の有無にかかわらず一律に増大することとなるが、上記ディスプレイ装置45をクロスメンバ30に取り付けた上記実施形態の構成によれば、上記ディスプレイ装置45と合わせてクロスメンバ30の有無も設定し分けることにより、上記のような重量の増大を有効に回避することができる。
また、上記実施形態では、レール連結部材29とクロスメンバ30との間に、上記ディスプレイ装置45から延びるハーネス52を車幅方向に沿って配索するためのハーネス配索経路53を形成したため、上記レール連結部材29とクロスメンバ30との間に所定の隙間を形成して両部材が干渉するのを有効に防止した上で、この隙間を利用して上記ハーネス52を効率よく配索できるという利点がある。また、例えばクロスメンバ30の下面側にハーネス52を配索するようにした場合と異なり、車室の天井位置(ルーフトリム40の下面)をより高く設定できるという利点もある。
特に、上記実施形態のように、上記レール連結部材29およびクロスメンバ30の断面形状をクランク状に折り曲げることによって折曲部29a,30aを設け、これら各部材の折曲部29a,30aにより、上記ハーネス配索経路53の周壁が形成されるように構成した場合には、上記レール連結部材29およびクロスメンバ30の断面係数を増大させてその剛性を強化しつつ、上記ハーネス配索経路53をより簡単に形成できるという利点がある。
また、上記実施形態のように、ハーネス52の外周に弾性体からなる被覆材55を取り付け、上記レール連結部材29およびクロスメンバ30の各折曲部29a,30aの間に、上記被覆材55を介して上記ハーネス52を挟持させるようにした場合には、上記ハーネス配索経路53の内部において上記ハーネス52を傷付かないように保護しながら安定した状態に保持することができ、例えば車両の走行時に上記ハーネス52がばたつくことに起因した異音の発生等を効果的に防止することができる。
また、上記実施形態のように、レール連結部材29の後端部およびクロスメンバ30の前端部に形成された各折曲部29a,30aの間に上記ハーネス配索経路53を形成するとともに、上記クロスメンバ30の左右両端部の前後幅を相対的に小さく設定することにより、上記配索経路53の側端部に下方に向けて開放される開放部54を設けた場合には、例えばクロスメンバ30の側端部にハーネス52を通すための挿通孔を設けるといった措置を採ることなく、上記ハーネス52をハーネス配索経路53の内部から上記開放部54を通じて効率よく外部に配索できるという利点がある。
なお、上記実施形態では、クロスメンバ30に後席乗員用のディスプレイ装置45を取り付けるようにしたが、別の種類の電装品を上記クロスメンバ30に取り付けることも当然に可能である。例えば、スピーカ等の音響機器や、エアコンの吹き出し口等の空調機器を取り付けるようにしてもよい。いずれにしても、ある程度の重量を有する電装品をルーフ部に高剛性に取り付けたい場合に、本発明の自動車の上部構造を好適に適用することができる。
また、上記実施形態では、クロスメンバ30の左右両端部の前後幅を相対的に小さく設定することにより、上記ハーネス配索経路53の側端部に下方に向けて開放される開放部54を設け、この開放部54を通じてハーネス配索経路53内のハーネス52を外部に配索するようにしたが、図9に示すように、クロスメンバ130の側端部にハーネス52を通すための挿通孔60を形成し、この挿通孔60を通じて上記ハーネス配索経路53内のハーネス52を外部に配索するようにしてもよい。このようにすれば、上記実施形態のようにクロスメンバ30の前後幅を変化させることなく(つまり図9のようにクロスメンバ130の断面形状を車幅方向で一定に維持したまま)、上記ハーネス52をハーネス配索経路53の内部から上記挿通孔60を通じて外部に配索できるという利点がある。
本発明にかかる自動車の上部構造の実施形態を示す平面図である。 車体の基本骨格およびシェード装置の概略構成を示す平面図である。 車室内を下から見た底面斜視図であり、シェード装置の非使用状態を示す図である。 図1のIV−IV線に沿った断面図である。 図1のV−V線に沿った断面図である。 図1のVI−VI線に沿った断面図である。 シェード装置を使用状態に変位させた状態を示す図である。 レール連結部材およびクロスメンバを拡大して示す底面図である。 本発明の他の実施形態を説明するための図である。
符号の説明
1 ルーフサイドレール
3 ガラスルーフ(透明ルーフパネル)
4 シェード装置
25 ガイドレール
26 シェード本体
29 レール連結部材
29a (レール連結部材の)折曲部
30 クロスメンバ
30a (クロスメンバの)折曲部
45 ディスプレイ装置
52 ハーネス
53 ハーネス配索経路
54 開放部
55 被覆材
60 挿通孔

Claims (7)

  1. ルーフ部の左右両側辺部に沿って車体の前後方向に延びる一対のルーフサイドレールと、これら一対のルーフサイドレールの間に設置されて車室の前部上面を覆う透明ルーフパネルと、この透明ルーフパネルの下方にスライド自在に設置された遮光用のシェード装置とを備える自動車の上部構造であって、
    上記シェード装置は、上記透明ルーフパネルの側方部下面に沿って前後方向に延びる左右一対のガイドレールと、このガイドレールに沿ってスライド自在に支持されたシェード本体と、車幅方向に延びて上記一対のガイドレールを互いに連結するレール連結部材とを有し、
    上記レール連結部材の下方には、車幅方向に延びてその両端部が上記一対のルーフサイドレールの車内側壁面に固定されるクロスメンバが設置され、このクロスメンバに電装品が取り付けられたことを特徴とする自動車の上部構造。
  2. 請求項1記載の自動車の上部構造において、
    上記電装品が、後席乗員用のディスプレイ装置であることを特徴とする自動車の上部構造。
  3. 請求項1または2記載の自動車の上部構造において、
    上記レール連結部材とクロスメンバとの間に、上記電装品から延びるハーネスを車幅方向に沿って配索するためのハーネス配索経路が形成されたことを特徴とする自動車の上部構造。
  4. 請求項3記載の自動車の上部構造において、
    上記レール連結部材およびクロスメンバに、断面視で上記ハーネス配索経路の周壁を形成するように折り曲げられた折曲部が形成されたことを特徴とする自動車の上部構造。
  5. 請求項4記載の自動車の上部構造において、
    上記ハーネスの外周に弾性体からなる被覆材が取り付けられ、上記レール連結部材およびクロスメンバの各折曲部の間に、上記ハーネスが上記被覆材を介して挟持されたことを特徴とする自動車の上部構造。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の自動車の上部構造において、
    上記ハーネス配索経路が、上記レール連結部材およびクロスメンバの前後方向端縁部どうしの間に形成されるとともに、上記クロスメンバの前後幅が側端部で相対的に小さく設定されることにより、上記ハーネス配索経路の側端部に下方に向けて開放される開放部が形成されたことを特徴とする自動車の上部構造。
  7. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の自動車の上部構造において、
    上記クロスメンバの側端部に、上記ハーネス配索経路内のハーネスを外部に配索するための挿通孔が形成されたことを特徴とする自動車の上部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN119175996A (zh) * 2024-10-18 2024-12-24 福耀玻璃工业集团股份有限公司 车窗总成及车辆

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