JP2008200728A - はんだ接合材及びその製造方法並びにこれを用いたパワーモジュール基板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】はんだ接合材11は、発泡金属材と、Ni又はNi合金膜と、はんだ材とを備える。発泡金属材はCu又はCu合金により三次元網状多孔質に形成される。またNi又はNi合金膜は発泡金属材の全部又は一部の表面を被覆する。更にはんだ材はSnを主成分とし、このはんだ材はNi又はNi合金膜により被覆された発泡金属材に充填される。
【選択図】図1
Description
このように構成されたはんだ接合材では、はんだ接合材の両面に接合部材をそれぞれ接合した状態で温度サイクルが作用しても、機械的強度が高い三次元網状多孔質構造を有する発泡金属材により、発泡金属材に含浸されたはんだ材への歪みの蓄積が阻止される。この結果、上記はんだ材にクラックが発生しないので、はんだ接合材の熱サイクル寿命を延すことができる。また発泡金属材に含浸されたはんだ材の熱伝導率は低いけれども、三次元網状多孔質構造の発泡金属材の熱伝導率が高いため、はんだ接合材の一方の面の熱は上記発泡金属材を通ってはんだ接合材の他方の面にスムーズに伝わる。この結果、はんだ接合材の熱伝導率を向上できるようになっている。
本発明の目的は、熱伝導率を低下させることなく、接合部におけるはんだ接合信頼性を向上できる、はんだ接合材及びその製造方法並びにこれを用いたパワーモジュール基板を提供することにある。
本発明の別の目的は、はんだ材が充填された発泡金属材を圧延等することにより、厚さ精度が良好となり、はんだ材中のミクロなポアや発泡金属材及びはんだの界面の隙間などの欠陥を低減できる、はんだ接合材の製造方法を提供することにある。
この請求項1に記載されたはんだ接合材では、Cu製又はCu合金製の発泡金属材12を含むはんだ接合材11を用いて接合部材を接合すると、発泡金属材12の全部又は一部の表面がNi又はNi合金膜により被覆されているため、発泡金属材12中のCuがはんだ材に溶出し難くなる。このため、予め正確に調整したはんだ材の成分比が殆ど変化しないので、はんだ材の液相線温度はほぼ所定値に保たれる。この結果、このはんだ接合材11を用いて接合部材を所定の温度、即ち接合前のはんだ材より僅かに高い温度で接合しても、はんだ材の液相線温度が殆ど変らないため、はんだ材の全てが溶融して接合部材が接合される。また発泡金属材12に充填されたはんだ材の熱伝導率は低いけれども、三次元網状多孔質構造の発泡金属材12の熱伝導率が高いため、はんだ接合材11の一方の面の熱は上記発泡金属材12を通ってはんだ接合材11の他方の面にスムーズに伝わる。
この請求項3に記載されたはんだ接合材の製造方法では、上記はんだ接合材11を効率良く製造することができる。
この請求項4に記載されたはんだ接合材の製造方法では、はんだ材を発泡金属材12に充填した後に圧延することにより、厚さ精度が良好となり、はんだ材中のミクロなポアや発泡金属材12及びはんだの界面の隙間などの欠陥が少ないはんだ接合材が得られる。
この請求項5に記載されたはんだ接合材の製造方法では、上記発泡金属材12をいわゆるスラリー発泡法により効率良く製造することができる。
請求項9に係る発明は、請求項3ないし7いずれか1項に記載の方法で製造されたはんだ接合材を用いたパワーモジュール基板である。
この請求項8又は9に記載されたパワーモジュール基板では、パワーモジュール基板20の接合部におけるはんだ接合信頼性を向上できるとともに、パワーモジュール基板20の熱伝導率の低下を防止できる。
また発泡金属材に含浸されたはんだ材の熱伝導率は低いけれども、Cu製又はCu合金製の発泡金属材の熱伝導率が高いため、はんだ接合材の一方の面の熱は上記発泡金属材を通ってはんだ接合材の他方の面にスムーズに伝わる。この結果、はんだ接合材の熱伝導率の低下を防止できる。
また用意した発泡金属材の表面にNi又はNi合金膜により被覆し、このNi又はNi合金膜により被覆された発泡金属材の気孔にSnを主成分とするはんだ材を充填し、更にこのはんだ材が充填された発泡金属材を圧延又は厚さ方向にプレスすれば、はんだ接合材の厚さ精度が良好となり、はんだ材中のミクロなポアや発泡金属材及びはんだの界面の隙間などの欠陥を低減できる。
またCu又はCu合金からなる原料粉末と水溶性樹脂結合剤とを含有する水系スラリーに非水溶性有機溶剤を混合して非水溶性有機溶剤含有スラリーを調製し、この非水溶性有機溶剤含有スラリーにより作製した成形体から非水溶性有機溶剤及び水を蒸発させて三次元網状多孔質の発泡構造成形体を作製し、この発泡構造成形体を脱バインダ処理した後に還元雰囲気中で焼結して発泡金属材を作製すれば、上記発泡金属材を効率良く製造することができる。
更に上記はんだ接合材を用いたパワーモジュール基板では、パワーモジュール基板の熱伝導率を低下させずに、パワーモジュール基板の接合部におけるはんだ接合信頼性を向上できる。
図1及び図2に示すように、はんだ接合材11は発泡金属材12とNi又はNi合金膜とはんだ材とを備える。発泡金属材12はCu又はCu合金により三次元網状多孔質に形成され、骨格12aで形成された互いに連なる気孔12bとを有する(図2)。またNi又はNi合金膜は発泡金属材の全部又は一部の表面、具体的には発泡金属材の各骨格12aの全部又は一部の表面を被覆するように構成される。ここで、『Ni膜』ではなく『Ni又はNi合金膜』としたのは、純粋なNi膜のみならず、合金化したNi膜(Ni合金膜)を含む場合があるからである。更にはんだ材はSnを主成分とし、Ni又はNi合金膜により各骨格12aの全部又は一部の表面が被覆された発泡金属材12に充填される。即ち、はんだ材は発泡金属材12の各骨格12a間の気孔12bに充填される。この実施の形態では、溶融したはんだ材に発泡金属材12を含浸することにより、はんだ材が発泡金属材12の各骨格12a間の気孔12bに充填される。これにより発泡金属材12表面に形成されたNi又はNi合金膜表面がはんだ材により被覆されるように構成される。ここで、発泡金属材をCu又はCu合金により形成したのは、Cuの熱伝導率が398W/(m・K)と極めて高いからである。また発泡金属材をCu合金により形成する場合のCu合金としては、Cu−Ag合金、Cu−Zn合金、Cu−Cr合金、Cu−Cr−Zr合金等が挙げられる。なお、Niの熱伝導率は90.5W/(m・K)であり、はんだ(Sn−3.0Ag−0.5Cu)の熱伝導率は60W/(m・K)であり、はんだ(Sn−15.5In)の熱伝導率は51W/(m・K)である。
なお、Snを主成分とするはんだ材としては、Sn−In系、Sn−Cu−Ni−Ge系、Sn−Sb系、Sn−Ag系、Sn−Ag−Cu系、Sn−Ag−Cu−Ni−Ge系、Sn−Ag−Cu−Sb系等のはんだ材が挙げられる。
先ず原料粉末と水溶性樹脂結合剤とを含有する通常のシート成形用の水系スラリーを調製する。上記原料粉末としては、Cu又はCu合金の粉末が用いられ、その原料粉末の平均粒径は1〜500μmの範囲が好ましく、より好ましくは5〜20μmである。次いで上記水系スラリーに、水より蒸気圧が高い非水溶性有機溶剤,水溶性樹脂結合剤,可塑剤及び水と必要に応じて界面活性剤を混合して、非水溶性有機溶剤含有スラリーを調製する。このスラリーは発泡剤となる非水溶性有機溶剤を含有している点を除けば、通常のシート成形法に用いる水系スラリーと同じである。非水溶性有機溶剤は蒸気圧が水より高ければ特に制限されないが、好ましいのは炭素数5〜8の炭化水素系溶剤である。その具体例としては、ネオペンタン,ヘキサン,イソヘキサン,ヘプタン,イソヘプタン,オクタン,ベンゼン,トルエン等が挙げられる。
なお、はんだ材を浸漬する前の三次元網状多孔質構造体を圧延又は厚さ方向にプレスすると、構造体の嵩密度を任意に制御することができる。
またはんだ材が充填された発泡金属材を圧延又は厚さ方向にプレスしてもよい。この場合、はんだ接合材の厚さ精度が良好となり、はんだ材中のミクロなポアや発泡金属材及びはんだの界面の隙間などの欠陥を低減できる。上記圧延又は厚さ方向へのプレスによる圧下率は0.5〜40%、好ましくは0.5〜10%に設定される。圧下率がこの上限値を越えると、材質によっては発泡金属材の骨格が破断し、熱伝導率が低下するなど所望の特性が得られない。上記「圧下率」は、圧延等による加工度を示す尺度であり、圧延等の前の厚さをh1とし、圧延等の後の厚さをh2とするとき、[(h1−h2)/h1]×100(%)で示される。
また発泡金属材12の気孔12bに侵入して充填されたはんだ材の熱伝導率は低いけれども、Cu製又はCu合金製の発泡金属材12の熱伝導率が高いため、半導体素子16で発生した熱は上側のはんだ接合材11の発泡金属材12を通って第1回路21にスムーズに伝わり、更に絶縁基板14、第2回路22及び下側のはんだ接合材11の発泡金属材12を通って放熱板13にスムーズに伝わる。この結果、半導体素子16の過熱を防止できる。
また、この実施の形態では、溶融したはんだ材に発泡金属材を含浸することにより発泡金属材の気孔にはんだ材を充填したが、トレーに入れたはんだ材の粉末に発泡金属材を埋めた状態で振動を付与して、はんだ材の粉末を発泡金属材の気孔に充填した後に、はんだ材の粉末を溶かすことにより、はんだ材の気孔にはんだ材を充填してもよく、或いはハンダ材の粉末を充填するのではなく、はんだ材のペーストを充填してもよい。
<実施例1>
先ず原料粉末として80重量%のCu粉末と、非水溶性有機溶剤として2重量%のヘキサンと、界面活性剤として2重量%の中性洗剤と、水溶性樹脂結合剤として10重量%のメチルセルロースと、可塑剤として3重量%のグリセリンと、3重量%の水とを混合して、非水溶性有機溶剤を含有する水系スラリーを調製し、ドクタブレード法により厚さ0.1mmの成形体を形成した。
次いで上記成形体を、温度及び湿度がそれぞれ40℃及び95%である雰囲気中に2時間保持した。この間に成形体中の非水溶性有機溶剤であるヘキサンが気化してガスとなり、成形体中に微細でかつ寸法の揃った気孔が多数形成され、厚さが0.4mmの三次元網状多孔質構造体を得た。この構造体を、ヒータ温度が150℃に設定された遠赤外線乾燥機に入れて水分を蒸発させて乾燥させてグリーンシートである発泡構造成形体を得た。この発泡構造成形体を、還元雰囲気中で500℃に1時間保持して脱バインダ処理を行った後に、還元雰囲気中で900℃に3時間保持して焼結した。これにより気孔の平均直径が300μmでありかつ気孔率が95%である三次元網状多孔質構造を有する発泡金属材を作製した。そしてこの発泡金属材を圧延して、厚さが0.1mmであり、気孔率が80%である発泡金属材を得た。
更に上記各骨格がNi又はNi合金膜により被覆された発泡金属材をSn−3.0Ag−0.5Cuはんだ(熱伝導率:60W/(m・K))の溶融したはんだ溶融槽に浸漬し、各骨格がNi又はNi合金膜で被覆された発泡金属材の多数の気孔にはんだ材を侵入させて充填するとともに、Ni又はNi合金膜の全部又は一部の表面を更にはんだ材により被覆することにより、厚さ約0.1mmのはんだ接合材を得た。このはんだ接合材を実施例1とした。なお、上記発泡金属材を走査型電子顕微鏡で撮影した写真を図2に示す。
はんだ材としてSn−3.0Ag−0.5Cuはんだ(熱伝導率:60W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが0.05μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例2とした。
<実施例3>
はんだ材としてSn−3.0Ag−0.5Cuはんだ(熱伝導率:60W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが1.5μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例3とした。
<実施例4>
はんだ材としてSn−3.0Ag−0.5Cuはんだ(熱伝導率:60W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが10μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例4とした。
はんだ材としてSn−15.5Inはんだ(熱伝導率:51W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが0.01μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例5とした。
<実施例6>
はんだ材としてSn−15.5Inはんだ(熱伝導率:51W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが0.05μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例6とした。
<実施例7>
はんだ材としてSn−15.5Inはんだ(熱伝導率:51W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが1.5μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例7とした。
<実施例8>
はんだ材としてSn−15.5Inはんだ(熱伝導率:51W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが10μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例8とした。
はんだ材としてSn−3.0Ag−0.5Cuはんだ(熱伝導率:60W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが0.005μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例9とした。
<実施例10>
はんだ材としてSn−3.0Ag−0.5Cuはんだ(熱伝導率:60.4W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが15μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例10とした。
<実施例11>
はんだ材としてSn−15.5Inはんだ(熱伝導率:51W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが0.005μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例11とした。
<実施例12>
はんだ材としてSn−15.5Inはんだ(熱伝導率:51W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが15μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例12とした。
発泡金属材の各骨格の表面をNi又はNi合金膜で被覆せずに直接はんだ材(Sn−3.0Ag−0.5Cuはんだ(熱伝導率:60W/(m・K)))で被覆したことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を比較例1とした。
<比較例2>
発泡金属材の各骨格の表面をNi又はNi合金膜で被覆せずに直接はんだ材(Sn−15.5Inはんだ(熱伝導率:51W/(m・K)))で被覆したことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を比較例2とした。
実施例1〜12と比較例1及び2のはんだ接合材の熱伝導率をレーザフラッシュ法により測定した。具体的には、先ず実施例1〜12と比較例1及び2のはんだ接合材の表面をパルスレーザで加熱し、このときのはんだ接合材の裏面での温度応答を赤外線検出器によりそれぞれ検出した。次にこの赤外線検出器にて検出された温度応答の曲線を解析することにより、はんだ接合材の熱伝導率を導出した。
また実施例1〜12と比較例1及び2のはんだ接合材を用いて2枚の銅板をはんだ付けし、このはんだ付けした2枚の銅板の接合強度を次の方法で測定した。先ず厚さ1mm、幅10mmの2枚の銅板を用意し、これらの銅板のクリアランスが0.1mmとなり、接合面積が30mm2(3mm×10mmの長方形)となるように、2枚の銅板ではんだ接合材を挟持した。次に上記はんだ接合材を挟持した2枚の銅板を水素還元雰囲気炉に入れ、表1に示した温度にてはんだ接合材を溶融させることにより接合した。この接合した2枚の銅板を200℃の高温環境下で引張って接合強度を測定した。
上記はんだ接合材の熱伝導率と接合強度とクラック進展率を、発泡金属材の厚さ及び気孔率と、Ni又はNi合金膜の厚さと、はんだ材の材質と、はんだ接合材の接合温度とともに表1に示す。
12 発泡金属材
12b 気孔
20 パワーモジュール基板
Claims (9)
- Cu又はCu合金により三次元網状多孔質に形成された発泡金属材(12)と、
前記発泡金属材(12)の全部又は一部の表面を被覆するNi又はNi合金膜と、
前記Ni又はNi合金膜により被覆された発泡金属材(12)に充填されSnを主成分とするはんだ材と
を備えたはんだ接合材。 - Ni又はNi合金膜の厚さが0.01〜5μmである請求項1記載のはんだ接合材。
- 発泡金属材(12)を用意する工程と、
前記発泡金属材(12)の表面をNi又はNi合金膜により被覆する工程と、
前記Ni又はNi合金膜により被覆された発泡金属材(12)の気孔(12b)に、Snを主成分とするはんだ材を充填する工程と
を含むはんだ接合材の製造方法。 - 発泡金属材(12)を用意する工程と、
前記発泡金属材(12)の表面をNi又はNi合金膜により被覆する工程と、
前記Ni又はNi合金膜により被覆された発泡金属材(12)の気孔(12b)に、Snを主成分とするはんだ材を充填する工程と、
前記はんだ材が充填された発泡金属材(12)を圧延又は厚さ方向にプレスする工程と
を含むはんだ接合材の製造方法。 - 発泡金属材(12)が、
Cu又はCu合金からなる原料粉末と水溶性樹脂結合剤とを含有する水系スラリーを調製する工程と、
前記水系スラリーに、水より蒸気圧が高い非水溶性有機溶剤を混合して非水溶性有機溶剤含有スラリーを調製する工程と、
前記非水溶性有機溶剤含有スラリーにより成形体を作製する工程と、
前記成形体から前記非水溶性有機溶剤を蒸発させて前記成形体に気孔を残した後に、水を蒸発させて三次元網状多孔質の発泡構造成形体を得る工程と、
前記発泡構造成形体を脱バインダ処理した後に還元雰囲気中で焼結して発泡金属材(12)を得る工程と
を含む方法により作製された請求項3又は4記載のはんだ接合材の製造方法。 - Ni又はNi合金膜の厚さが0.01〜10μmである請求項3又は4記載のはんだ接合材の製造方法。
- 発泡金属材(12)の表面を被覆するNi又はNi合金膜が、めっき法、スパッタリング法又は真空蒸着法により形成された請求項3又は4記載のハンダ接合材の製造方法。
- 請求項1又は2記載のはんだ接合材(11)を用いたパワーモジュール基板。
- 請求項3ないし7いずれか1項に記載の方法で製造されたはんだ接合材(11)を用いたパワーモジュール基板。
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