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JP2008200728A - はんだ接合材及びその製造方法並びにこれを用いたパワーモジュール基板 - Google Patents

はんだ接合材及びその製造方法並びにこれを用いたパワーモジュール基板 Download PDF

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JP2008200728A
JP2008200728A JP2007041052A JP2007041052A JP2008200728A JP 2008200728 A JP2008200728 A JP 2008200728A JP 2007041052 A JP2007041052 A JP 2007041052A JP 2007041052 A JP2007041052 A JP 2007041052A JP 2008200728 A JP2008200728 A JP 2008200728A
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Kazuichi Hamada
和一 浜田
Masahiro Wada
正弘 和田
Yoshio Kuromitsu
祥郎 黒光
Joji Kitahara
丈嗣 北原
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

【課題】熱伝導率を低下させることなく、接合部におけるはんだ接合信頼性を向上する。
【解決手段】はんだ接合材11は、発泡金属材と、Ni又はNi合金膜と、はんだ材とを備える。発泡金属材はCu又はCu合金により三次元網状多孔質に形成される。またNi又はNi合金膜は発泡金属材の全部又は一部の表面を被覆する。更にはんだ材はSnを主成分とし、このはんだ材はNi又はNi合金膜により被覆された発泡金属材に充填される。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路及び放熱板の積層接着や、めっき層及び回路の積層接着に適したはんだ接合材及びその製造方法と、このはんだ接合材を用いたパワーモジュール基板に関するものである。
従来、発泡金属材及びはんだ材を備え、発泡金属材が、はんだより融点が高くかつはんだ濡れ性のある金属材料により、三次元網状多孔質に形成されたはんだ接合材が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。このはんだ接合材では、はんだ材が発泡金属材に含浸されるとともに、発泡金属材表面を被覆するように構成される。また発泡金属材はCu、Ni、Ag又はFeにより形成される。
このように構成されたはんだ接合材では、はんだ接合材の両面に接合部材をそれぞれ接合した状態で温度サイクルが作用しても、機械的強度が高い三次元網状多孔質構造を有する発泡金属材により、発泡金属材に含浸されたはんだ材への歪みの蓄積が阻止される。この結果、上記はんだ材にクラックが発生しないので、はんだ接合材の熱サイクル寿命を延すことができる。また発泡金属材に含浸されたはんだ材の熱伝導率は低いけれども、三次元網状多孔質構造の発泡金属材の熱伝導率が高いため、はんだ接合材の一方の面の熱は上記発泡金属材を通ってはんだ接合材の他方の面にスムーズに伝わる。この結果、はんだ接合材の熱伝導率を向上できるようになっている。
特開2004−298962号公報(請求項1及び2、段落[0006])
しかし、上記従来の特許文献1に示されたはんだ接合材では、発泡金属材をCuにより形成し、この発泡金属材を含むはんだ接合材を用いて接合部材を接合(はんだ付け)すると、発泡金属材中のCuがはんだ材に溶出してしまうおそれがあった。このCuのはんだ材への溶出により、予め正確に調整したはんだ材の成分比(例えば、Sn−3.5Ag−0.7Cu)が変化してしまうため、はんだ材の特性が変る、具体的にははんだ材の液相線温度が上昇する。このため、はんだ接合材を用いて接合部材を所定の温度、即ち接合前のはんだ材より僅かに高い温度であって上記上昇した液相線温度より低い温度で接合したときに、はんだ材の一部が固体の状態で接合されて、はんだ接合材の接合強度が低下してしまうおそれがあった。
本発明の目的は、熱伝導率を低下させることなく、接合部におけるはんだ接合信頼性を向上できる、はんだ接合材及びその製造方法並びにこれを用いたパワーモジュール基板を提供することにある。
本発明の別の目的は、はんだ材が充填された発泡金属材を圧延等することにより、厚さ精度が良好となり、はんだ材中のミクロなポアや発泡金属材及びはんだの界面の隙間などの欠陥を低減できる、はんだ接合材の製造方法を提供することにある。
請求項1に係る発明は、図1及び図2に示すように、Cu又はCu合金により三次元網状多孔質に形成された発泡金属材12と、発泡金属材12の全部又は一部の表面を被覆するNi又はNi合金膜と、Ni又はNi合金膜により被覆された発泡金属材12に充填されSnを主成分とするはんだ材とを備えたはんだ接合材である。
この請求項1に記載されたはんだ接合材では、Cu製又はCu合金製の発泡金属材12を含むはんだ接合材11を用いて接合部材を接合すると、発泡金属材12の全部又は一部の表面がNi又はNi合金膜により被覆されているため、発泡金属材12中のCuがはんだ材に溶出し難くなる。このため、予め正確に調整したはんだ材の成分比が殆ど変化しないので、はんだ材の液相線温度はほぼ所定値に保たれる。この結果、このはんだ接合材11を用いて接合部材を所定の温度、即ち接合前のはんだ材より僅かに高い温度で接合しても、はんだ材の液相線温度が殆ど変らないため、はんだ材の全てが溶融して接合部材が接合される。また発泡金属材12に充填されたはんだ材の熱伝導率は低いけれども、三次元網状多孔質構造の発泡金属材12の熱伝導率が高いため、はんだ接合材11の一方の面の熱は上記発泡金属材12を通ってはんだ接合材11の他方の面にスムーズに伝わる。
請求項3に係る発明は、図1及び図2に示すように、発泡金属材12を用意する工程と、この発泡金属材12の表面をNi又はNi合金膜により被覆する工程と、このNi又はNi合金膜により被覆された発泡金属材12の気孔12bに、Snを主成分とするはんだ材を充填する工程とを含むはんだ接合材の製造方法である。
この請求項3に記載されたはんだ接合材の製造方法では、上記はんだ接合材11を効率良く製造することができる。
請求項4に係る発明は、図1及び図2に示すように、発泡金属材12を用意する工程と、この発泡金属材12の表面をNi又はNi合金膜により被覆する工程と、このNi又はNi合金膜により被覆された発泡金属材12の気孔12bに、Snを主成分とするはんだ材を充填する工程と、このはんだ材が充填された発泡金属材12を圧延又は厚さ方向にプレスする工程とを含むはんだ接合材の製造方法である。
この請求項4に記載されたはんだ接合材の製造方法では、はんだ材を発泡金属材12に充填した後に圧延することにより、厚さ精度が良好となり、はんだ材中のミクロなポアや発泡金属材12及びはんだの界面の隙間などの欠陥が少ないはんだ接合材が得られる。
請求項5に係る発明は、図1及び図2に示すように、発泡金属材12が、Cu又はCu合金からなる原料粉末と水溶性樹脂結合剤とを含有する水系スラリーを調製する工程と、この水系スラリーに、水より蒸気圧が高い非水溶性有機溶剤を混合して非水溶性有機溶剤含有スラリーを調製する工程と、この非水溶性有機溶剤含有スラリーにより成形体を作製する工程と、この成形体から非水溶性有機溶剤を蒸発させて成形体に気孔を残した後に、水を蒸発させて三次元網状多孔質の発泡構造成形体を得る工程と、この発泡構造成形体を脱バインダ処理した後に還元雰囲気中で焼結して発泡金属材12を得る工程とを含む方法により作製されたことを特徴とする。
この請求項5に記載されたはんだ接合材の製造方法では、上記発泡金属材12をいわゆるスラリー発泡法により効率良く製造することができる。
請求項8に係る発明は、請求項1又は2記載のはんだ接合材を用いたパワーモジュール基板である。
請求項9に係る発明は、請求項3ないし7いずれか1項に記載の方法で製造されたはんだ接合材を用いたパワーモジュール基板である。
この請求項8又は9に記載されたパワーモジュール基板では、パワーモジュール基板20の接合部におけるはんだ接合信頼性を向上できるとともに、パワーモジュール基板20の熱伝導率の低下を防止できる。
本発明によれば、発泡金属材をCu又はCu合金により三次元網状多孔質に形成し、発泡金属材の全部又は一部の表面をNi又はNi合金膜により被覆し、更にNi又はNi合金膜により被覆された発泡金属材にSnを主成分とするはんだ材を充填したので、このはんだ接合材を用いて接合部材を接合しても、発泡金属材中のCuがはんだ材に殆ど溶出しない。このため、予め正確に調整したはんだ材の成分比が殆ど変化しないので、はんだ材の液相線温度はほぼ所定値に保たれる。この結果、このはんだ接合材を用いて接合部材を所定の温度、即ち接合前のはんだ材より僅かに高い温度で接合すると、はんだ材の全てが溶融して接合部材が接合されるので、はんだ接合材の接合強度が低下するのを防止できる。
また発泡金属材に含浸されたはんだ材の熱伝導率は低いけれども、Cu製又はCu合金製の発泡金属材の熱伝導率が高いため、はんだ接合材の一方の面の熱は上記発泡金属材を通ってはんだ接合材の他方の面にスムーズに伝わる。この結果、はんだ接合材の熱伝導率の低下を防止できる。
また用意した発泡金属材の表面にNi又はNi合金膜により被覆し、このNi又はNi合金膜により被覆された発泡金属材の気孔にSnを主成分とするはんだ材を充填すれば、上記はんだ接合材を効率良く製造することができる。
また用意した発泡金属材の表面にNi又はNi合金膜により被覆し、このNi又はNi合金膜により被覆された発泡金属材の気孔にSnを主成分とするはんだ材を充填し、更にこのはんだ材が充填された発泡金属材を圧延又は厚さ方向にプレスすれば、はんだ接合材の厚さ精度が良好となり、はんだ材中のミクロなポアや発泡金属材及びはんだの界面の隙間などの欠陥を低減できる。
またCu又はCu合金からなる原料粉末と水溶性樹脂結合剤とを含有する水系スラリーに非水溶性有機溶剤を混合して非水溶性有機溶剤含有スラリーを調製し、この非水溶性有機溶剤含有スラリーにより作製した成形体から非水溶性有機溶剤及び水を蒸発させて三次元網状多孔質の発泡構造成形体を作製し、この発泡構造成形体を脱バインダ処理した後に還元雰囲気中で焼結して発泡金属材を作製すれば、上記発泡金属材を効率良く製造することができる。
更に上記はんだ接合材を用いたパワーモジュール基板では、パワーモジュール基板の熱伝導率を低下させずに、パワーモジュール基板の接合部におけるはんだ接合信頼性を向上できる。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、はんだ接合材11は発泡金属材12とNi又はNi合金膜とはんだ材とを備える。発泡金属材12はCu又はCu合金により三次元網状多孔質に形成され、骨格12aで形成された互いに連なる気孔12bとを有する(図2)。またNi又はNi合金膜は発泡金属材の全部又は一部の表面、具体的には発泡金属材の各骨格12aの全部又は一部の表面を被覆するように構成される。ここで、『Ni膜』ではなく『Ni又はNi合金膜』としたのは、純粋なNi膜のみならず、合金化したNi膜(Ni合金膜)を含む場合があるからである。更にはんだ材はSnを主成分とし、Ni又はNi合金膜により各骨格12aの全部又は一部の表面が被覆された発泡金属材12に充填される。即ち、はんだ材は発泡金属材12の各骨格12a間の気孔12bに充填される。この実施の形態では、溶融したはんだ材に発泡金属材12を含浸することにより、はんだ材が発泡金属材12の各骨格12a間の気孔12bに充填される。これにより発泡金属材12表面に形成されたNi又はNi合金膜表面がはんだ材により被覆されるように構成される。ここで、発泡金属材をCu又はCu合金により形成したのは、Cuの熱伝導率が398W/(m・K)と極めて高いからである。また発泡金属材をCu合金により形成する場合のCu合金としては、Cu−Ag合金、Cu−Zn合金、Cu−Cr合金、Cu−Cr−Zr合金等が挙げられる。なお、Niの熱伝導率は90.5W/(m・K)であり、はんだ(Sn−3.0Ag−0.5Cu)の熱伝導率は60W/(m・K)であり、はんだ(Sn−15.5In)の熱伝導率は51W/(m・K)である。
発泡金属材12の互いに連なる気孔12b(図2)の平均直径は10〜1000μm、好ましくは50〜500μmであり、発泡金属材12の気孔率は20〜95%、好ましくは40〜90%である。またNi又はNi合金膜の厚さは0.01〜5μmの範囲に形成されることが好ましく、0.05〜5μmの範囲に形成されることが更に好ましい。ここで、気孔12bの平均直径を10〜1000μmに限定したのは、10μm未満でははんだ接合材11の熱伝導率が低下し、1000μmを超えるとはんだ接合材11の機械的強度が低下するためである。また気孔率を20〜95%に限定したのは、20%未満でははんだ材を侵入させることが難しく気泡が残るとともにパワーモジュール基板とのはんだ接合強度が低下してしまい、95%を超えるとはんだ接合材11の熱伝導率が低下するためである。更にNi又はNi合金膜の厚さを0.01〜5μmの範囲に限定したのは、0.01μm未満では発泡金属材12中のCuがはんだ材に溶出してしまい、5μmを超えると熱伝導率が低下してしまうからである。
なお、Snを主成分とするはんだ材としては、Sn−In系、Sn−Cu−Ni−Ge系、Sn−Sb系、Sn−Ag系、Sn−Ag−Cu系、Sn−Ag−Cu−Ni−Ge系、Sn−Ag−Cu−Sb系等のはんだ材が挙げられる。
上記はんだ接合材11の発泡金属材12に充填されたはんだ材により、Al、Al合金、Cu、Cu合金、Au等の金属により形成された接合部材や、AlSiC、Al−C、Cu−C等の複合材により形成された接合部材が積層接着される。これらの接合部材の具体例としては、図1に詳しく示すように、Al、Al合金、Cu、Cu合金、AlSiC等により形成された放熱板13や、絶縁基板14の両面に積層接着されかつAl、Al合金、Cu、Cu合金等により形成された第1及び第2回路21,22や、半導体素子16の裏面に形成されたAuめっき等のめっき層16aが挙げられる。なお、図1に示す基板20はパワーモジュール基板であるが、本発明のはんだ接合材11はパワーモジュール基板20のみならず、金属ベース基板、厚膜基板等の積層接着に用いることができる。また図1の符号17,17はAl−Si系等のろう材層であり、符号18はグリース19により放熱板13に積層されたAl冷却器である。このAl冷却器18には冷却気体又は冷却液体が通る通路18aが形成される。
このように構成されたはんだ接合材11の製造法を説明する。
先ず原料粉末と水溶性樹脂結合剤とを含有する通常のシート成形用の水系スラリーを調製する。上記原料粉末としては、Cu又はCu合金の粉末が用いられ、その原料粉末の平均粒径は1〜500μmの範囲が好ましく、より好ましくは5〜20μmである。次いで上記水系スラリーに、水より蒸気圧が高い非水溶性有機溶剤,水溶性樹脂結合剤,可塑剤及び水と必要に応じて界面活性剤を混合して、非水溶性有機溶剤含有スラリーを調製する。このスラリーは発泡剤となる非水溶性有機溶剤を含有している点を除けば、通常のシート成形法に用いる水系スラリーと同じである。非水溶性有機溶剤は蒸気圧が水より高ければ特に制限されないが、好ましいのは炭素数5〜8の炭化水素系溶剤である。その具体例としては、ネオペンタン,ヘキサン,イソヘキサン,ヘプタン,イソヘプタン,オクタン,ベンゼン,トルエン等が挙げられる。
界面活性剤は特に制限されず、食器洗い用の中性洗剤でもよい。水溶性樹脂結合剤の例としては、メチルセルロース,ヒドロキシプロピルメチルセルロース,ヒドロキシエチルメチルセルロース,カルボキシメチルセルロースアンモニウム,エチルセルロース,ポリビニルアルコール等がある。可塑剤は必要に応じて使用すればよく、多価アルコール,油脂,エーテル,エステルから選ぶことができる。具体例としては、ポリエチレングリコール,オリーブ油,石油エーテル,フタル酸ジノルマルブチル,ソルビタンモノオレート,グリセリン等がある。上記各成分の配合割合は、原料粉末が5〜80重量%、非水溶性有機溶剤が0.05〜10重量%、水溶性樹脂結合剤が0.5〜20重量%、界面活性剤が0.05〜10重量%、可塑剤が15重量%以下(ゼロでもよい。)、残りが水となることが好ましい。
上記非水溶性有機溶剤含有スラリーをよく混合して、公知のドクタブレード法やスリップキャスティング法等のシート成形法によりシート状の成形体を作製する。この成形体を大気中5〜40℃で30〜180分間保持すると、水が蒸発するより先に、水より蒸気圧が高い非水溶性有機溶剤が気化して蒸発する。例えば、非水溶性有機溶剤が上記の炭化水素系溶剤である場合には、5℃以上の温度でこの有機溶剤の蒸発が起こる。上記保持温度は、水の蒸発が急激に起こらないように、比較的低温、例えば40℃以下であることが好ましい。蒸発する溶剤はスラリー中に分散して閉じ込められていたため、これが気化する際の体積膨張により溶剤蒸発後には成形体に大きな気孔が残る。水も蒸発させて乾燥が終了すると、大きな気孔が多数形成された三次元網状多孔質構造体が得られる。この大きな気孔は原料粉末の粒径より著しく大きいが、大きさは比較的よく揃っている。この構造体は樹脂結合剤と可塑剤を含むため、気孔率が大きくても、ハンドリング可能な強度を有する。
この構造体を乾燥させてグリーンシートである発泡構造成形体を作製し、この発泡構造成形体を還元雰囲気中で脱バインダ処理した後に還元雰囲気中で焼結すると、焼結後も三次元網状多孔質構造を有する発泡金属体が得られる。なお焼結前に、焼結温度より低温に加熱してシートから有機物(例えば、結合剤,可塑剤,界面活性剤)を除去する脱脂を行ってもよい。焼結後に得られた発泡金属材12は骨格12aを形成している原料粉末の粒径より著しく大きな気孔12b(大径気孔群)が多数存在し、三次元網状多孔質構造になっている(図2)。この大径気孔群に加えて、骨格12a自体が原料粉末の焼成により形成された多孔質体であるため小さい気孔(小径気孔群)が多数存在する。この発泡金属材12の作製方法は一般的にスラリー発泡法と呼ばれる。
次に上記発泡金属材12の各骨格12aにNi又はNi合金膜を形成する。ここで『Ni膜』ではなく『Ni又はNi合金膜』としたのは、Ni膜中にリンやボロン等の不純物を含んでNiが合金化する場合があるからである。このNi又はNi合金膜は、めっき法、スパッタリング法、真空蒸着法、CVD法などを用いて形成することが好ましい。例えば、電解めっき法を用いてNi又はNi合金膜を形成する場合には、図3に示すように、所定のめっき液31をめっき浴槽32に貯留し、このめっき液31に、陰極として発泡金属材12と、陽極としてニッケル板33とを所定の間隔をあけて浸し、この状態で電源34を用いて発泡金属材12とニッケル板33に直流電流を流すことにより、発泡金属材12の各骨格12aの表面に好ましくは0.01〜10μmの厚さ、更に好ましくは0.1〜1μmの厚さのNi又はNi合金膜を形成する。上記めっき液31は硝酸ニッケルと塩化アンモニウムとホウ酸とを所定の割合、例えば硝酸ニッケル:塩化アンモニウム:ホウ酸=10:1:1の割合で混合することにより調製される。めっき液31のpHは5.8〜6.2に調整され、めっき液31の温度は20〜30℃に調整されることが好ましい。更に上記直流電流の電流密度と、この直流電流の流す時間は、上記Ni又はNi合金膜の厚さに応じて適宜調整されるが、電流密度は0.5〜1.0A/dm2の範囲で調整され、直流電流を流す時間は10秒〜8時間、好ましくは2分〜45分間の範囲で調整される。なお、無電解めっきの例としては、無電解ニッケル−リン合金めっきが挙げられる。
更に各骨格12aの全部又は一部の表面がNi又はNi合金膜により被覆された発泡金属材12を、Sn−In系、Sn−Cu−Ni−Ge系、Sn−Sb系、Sn−Ag系、Sn−Ag−Cu系、Sn−Ag−Cu−Ni−Ge系、Sn−Ag−Cu−Sb系等のはんだの溶融したはんだ溶融槽に浸漬する。これにより発泡金属材12の多数の気孔12bにはんだ材が侵入して充填されるとともに、発泡金属材12の各骨格12aの全部又は一部の表面を被覆するNi又はNi合金膜表面が更にはんだ材により被覆されて、はんだ接合材11(図1)が得られる。
なお、はんだ材を浸漬する前の三次元網状多孔質構造体を圧延又は厚さ方向にプレスすると、構造体の嵩密度を任意に制御することができる。
またはんだ材が充填された発泡金属材を圧延又は厚さ方向にプレスしてもよい。この場合、はんだ接合材の厚さ精度が良好となり、はんだ材中のミクロなポアや発泡金属材及びはんだの界面の隙間などの欠陥を低減できる。上記圧延又は厚さ方向へのプレスによる圧下率は0.5〜40%、好ましくは0.5〜10%に設定される。圧下率がこの上限値を越えると、材質によっては発泡金属材の骨格が破断し、熱伝導率が低下するなど所望の特性が得られない。上記「圧下率」は、圧延等による加工度を示す尺度であり、圧延等の前の厚さをh1とし、圧延等の後の厚さをh2とするとき、[(h1−h2)/h1]×100(%)で示される。
このように製造されたはんだ接合材11では、Cu製又はCu合金製の発泡金属材12を含むはんだ接合材11を用いて接合部材を接合しても、発泡金属材12の各骨格12aの全部又は一部の表面がNi又はNi合金膜により被覆されているため、発泡金属材12中のCuがはんだ材に殆ど溶出しない。このため、予め正確に調整したはんだ材の成分比が殆ど変化しないので、はんだ材の液相線温度はほぼ所定値に保たれる。この結果、このはんだ接合材11を用いて接合部材を所定の温度、即ち接合前のはんだ材より僅かに高い温度、例えば、5〜50℃高い温度で接合しても、はんだ材の液相線温度が殆ど変らないため、はんだ材の一部が固体の状態で接合部材が接合されることはなく、はんだ材の全てが溶融して接合部材が接合される。従って、接合部におけるはんだ接合信頼性を向上できる。
また発泡金属材12の気孔12bに侵入して充填されたはんだ材の熱伝導率は低いけれども、Cu製又はCu合金製の発泡金属材12の熱伝導率が高いため、半導体素子16で発生した熱は上側のはんだ接合材11の発泡金属材12を通って第1回路21にスムーズに伝わり、更に絶縁基板14、第2回路22及び下側のはんだ接合材11の発泡金属材12を通って放熱板13にスムーズに伝わる。この結果、半導体素子16の過熱を防止できる。
なお、この実施の形態では、いわゆるスラリー発泡法を用いて発泡金属材を作製したが、めっき法やスペースホルダー法などを用いて発泡金属材を作製してもよい。
また、この実施の形態では、溶融したはんだ材に発泡金属材を含浸することにより発泡金属材の気孔にはんだ材を充填したが、トレーに入れたはんだ材の粉末に発泡金属材を埋めた状態で振動を付与して、はんだ材の粉末を発泡金属材の気孔に充填した後に、はんだ材の粉末を溶かすことにより、はんだ材の気孔にはんだ材を充填してもよく、或いはハンダ材の粉末を充填するのではなく、はんだ材のペーストを充填してもよい。
次に本発明の実施例を比較例とともに詳しく説明する。
<実施例1>
先ず原料粉末として80重量%のCu粉末と、非水溶性有機溶剤として2重量%のヘキサンと、界面活性剤として2重量%の中性洗剤と、水溶性樹脂結合剤として10重量%のメチルセルロースと、可塑剤として3重量%のグリセリンと、3重量%の水とを混合して、非水溶性有機溶剤を含有する水系スラリーを調製し、ドクタブレード法により厚さ0.1mmの成形体を形成した。
次いで上記成形体を、温度及び湿度がそれぞれ40℃及び95%である雰囲気中に2時間保持した。この間に成形体中の非水溶性有機溶剤であるヘキサンが気化してガスとなり、成形体中に微細でかつ寸法の揃った気孔が多数形成され、厚さが0.4mmの三次元網状多孔質構造体を得た。この構造体を、ヒータ温度が150℃に設定された遠赤外線乾燥機に入れて水分を蒸発させて乾燥させてグリーンシートである発泡構造成形体を得た。この発泡構造成形体を、還元雰囲気中で500℃に1時間保持して脱バインダ処理を行った後に、還元雰囲気中で900℃に3時間保持して焼結した。これにより気孔の平均直径が300μmでありかつ気孔率が95%である三次元網状多孔質構造を有する発泡金属材を作製した。そしてこの発泡金属材を圧延して、厚さが0.1mmであり、気孔率が80%である発泡金属材を得た。
次に上記発泡金属材にNiめっきを施した。具体的には、図3に示すように、150g/リットルの硝酸ニッケルと、15g/リットルの塩化アンモニウムと、15g/リットルのホウ酸とを混合してめっき液31を調製した後に、このめっき液31のpH及び温度をそれぞれ6及び25℃に調整して、めっき浴槽32に貯留した。このめっき浴槽32内のめっき液31に、陰極として縦40mm、横40mm、厚さ0.1mmのシート状の発泡金属材12と、陽極として縦40mm、横40mm、厚さ1.0mmのニッケル板33とを所定の間隔をあけて浸した。この状態で電源34を用いて発泡金属材12とニッケル板33に電流密度0.5A/dm2の直流電流を30秒間流すことにより、発泡金属材12の各骨格の表面に厚さ0.01μmのNi又はNi合金膜を形成した。
更に上記各骨格がNi又はNi合金膜により被覆された発泡金属材をSn−3.0Ag−0.5Cuはんだ(熱伝導率:60W/(m・K))の溶融したはんだ溶融槽に浸漬し、各骨格がNi又はNi合金膜で被覆された発泡金属材の多数の気孔にはんだ材を侵入させて充填するとともに、Ni又はNi合金膜の全部又は一部の表面を更にはんだ材により被覆することにより、厚さ約0.1mmのはんだ接合材を得た。このはんだ接合材を実施例1とした。なお、上記発泡金属材を走査型電子顕微鏡で撮影した写真を図2に示す。
<実施例2>
はんだ材としてSn−3.0Ag−0.5Cuはんだ(熱伝導率:60W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが0.05μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例2とした。
<実施例3>
はんだ材としてSn−3.0Ag−0.5Cuはんだ(熱伝導率:60W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが1.5μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例3とした。
<実施例4>
はんだ材としてSn−3.0Ag−0.5Cuはんだ(熱伝導率:60W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが10μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例4とした。
<実施例5>
はんだ材としてSn−15.5Inはんだ(熱伝導率:51W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが0.01μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例5とした。
<実施例6>
はんだ材としてSn−15.5Inはんだ(熱伝導率:51W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが0.05μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例6とした。
<実施例7>
はんだ材としてSn−15.5Inはんだ(熱伝導率:51W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが1.5μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例7とした。
<実施例8>
はんだ材としてSn−15.5Inはんだ(熱伝導率:51W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが10μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例8とした。
<実施例9>
はんだ材としてSn−3.0Ag−0.5Cuはんだ(熱伝導率:60W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが0.005μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例9とした。
<実施例10>
はんだ材としてSn−3.0Ag−0.5Cuはんだ(熱伝導率:60.4W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが15μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例10とした。
<実施例11>
はんだ材としてSn−15.5Inはんだ(熱伝導率:51W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが0.005μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例11とした。
<実施例12>
はんだ材としてSn−15.5Inはんだ(熱伝導率:51W/(m・K))を用い、はんだ材充填前のNi又はNi合金膜の厚さが15μmであったことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を実施例12とした。
<比較例1>
発泡金属材の各骨格の表面をNi又はNi合金膜で被覆せずに直接はんだ材(Sn−3.0Ag−0.5Cuはんだ(熱伝導率:60W/(m・K)))で被覆したことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を比較例1とした。
<比較例2>
発泡金属材の各骨格の表面をNi又はNi合金膜で被覆せずに直接はんだ材(Sn−15.5Inはんだ(熱伝導率:51W/(m・K)))で被覆したことを除いて、実施例1と同様にして厚さ0.1mmのはんだ接合材を作製した。このはんだ接合材を比較例2とした。
<比較試験及び評価>
実施例1〜12と比較例1及び2のはんだ接合材の熱伝導率をレーザフラッシュ法により測定した。具体的には、先ず実施例1〜12と比較例1及び2のはんだ接合材の表面をパルスレーザで加熱し、このときのはんだ接合材の裏面での温度応答を赤外線検出器によりそれぞれ検出した。次にこの赤外線検出器にて検出された温度応答の曲線を解析することにより、はんだ接合材の熱伝導率を導出した。
また実施例1〜12と比較例1及び2のはんだ接合材を用いて2枚の銅板をはんだ付けし、このはんだ付けした2枚の銅板の接合強度を次の方法で測定した。先ず厚さ1mm、幅10mmの2枚の銅板を用意し、これらの銅板のクリアランスが0.1mmとなり、接合面積が30mm2(3mm×10mmの長方形)となるように、2枚の銅板ではんだ接合材を挟持した。次に上記はんだ接合材を挟持した2枚の銅板を水素還元雰囲気炉に入れ、表1に示した温度にてはんだ接合材を溶融させることにより接合した。この接合した2枚の銅板を200℃の高温環境下で引張って接合強度を測定した。
更に実施例1〜12と比較例1及び2のはんだ接合材をそれぞれ2枚重ねて厚さ0.2mmとした後に、縦×横が23mm×23mmの正方形状に切出したものを用いて、はんだ接合材のクラック進展率を測定した。具体的には、Cu放熱板上に上記はんだ接合材を介してDBC基板を載せて積層体を作製した。ここでCu放熱板の縦×横×厚さは50mm×50mm×3mmであった。またDBC基板とは、Al23基板(縦×横×厚さが25mm×25mm×0.635mm)の上面及び下面に銅板(縦×横×厚さが23mm×23mm×0.3mm)をDBC(Direct Bonding Copper)法にてそれぞれ直接接合した、いわゆるセラミック回路基板である。上記積層体を水素還元炉に入れて、200℃に昇温してこの温度に5分間保持した後に、300〜320℃の間の所定の温度まで昇温してこの温度に5分間保持することにより、はんだ接合材を溶融してDBC基板とCu放熱板との接合体を作製した。このDBC基板とCu放熱板との接合体について、−40℃から125℃までの昇温及び125℃から−40℃までの降温を1サイクルとする冷熱サイクル試験を1000回行った。上記接合体のはんだ接合材のクラック面積率を超音波映像探査装置を用いてクラック進展エリアの面積を測定した。このクラック進展エリアの面積をはんだ接合面積で除した値をクラック進展率として算出した。
上記はんだ接合材の熱伝導率と接合強度とクラック進展率を、発泡金属材の厚さ及び気孔率と、Ni又はNi合金膜の厚さと、はんだ材の材質と、はんだ接合材の接合温度とともに表1に示す。
表1から明らかなように、比較例1及び2のはんだ接合材では、熱伝導率が108〜113W/(m・K)であったのに対し、実施例1〜12のはんだ接合材では、熱伝導率が100〜108W/(m・K)であり、比較例1及び2のはんだ接合材と同等であった。また比較例1及び2では、接合強度が320〜380MPaと低かったのに対し、実施例1〜12では、接合強度が400〜590MPaと高くなった。更に比較例1及び2では、クラック進展率が40〜46%と高かったのに対し、実施例1〜12では、クラック進展率が3〜20%と低くなった。
本発明実施形態のはんだ接合材を含むパワーモジュール基板の縦断面図である。 はんだ接合材の発泡金属材の走査型電子顕微鏡写真図である。 発泡金属材の各骨格の表面に電解めっき法によりNi又はNi合金膜を形成するための装置の構成図である。
符号の説明
11 はんだ接合材
12 発泡金属材
12b 気孔
20 パワーモジュール基板

Claims (9)

  1. Cu又はCu合金により三次元網状多孔質に形成された発泡金属材(12)と、
    前記発泡金属材(12)の全部又は一部の表面を被覆するNi又はNi合金膜と、
    前記Ni又はNi合金膜により被覆された発泡金属材(12)に充填されSnを主成分とするはんだ材と
    を備えたはんだ接合材。
  2. Ni又はNi合金膜の厚さが0.01〜5μmである請求項1記載のはんだ接合材。
  3. 発泡金属材(12)を用意する工程と、
    前記発泡金属材(12)の表面をNi又はNi合金膜により被覆する工程と、
    前記Ni又はNi合金膜により被覆された発泡金属材(12)の気孔(12b)に、Snを主成分とするはんだ材を充填する工程と
    を含むはんだ接合材の製造方法。
  4. 発泡金属材(12)を用意する工程と、
    前記発泡金属材(12)の表面をNi又はNi合金膜により被覆する工程と、
    前記Ni又はNi合金膜により被覆された発泡金属材(12)の気孔(12b)に、Snを主成分とするはんだ材を充填する工程と、
    前記はんだ材が充填された発泡金属材(12)を圧延又は厚さ方向にプレスする工程と
    を含むはんだ接合材の製造方法。
  5. 発泡金属材(12)が、
    Cu又はCu合金からなる原料粉末と水溶性樹脂結合剤とを含有する水系スラリーを調製する工程と、
    前記水系スラリーに、水より蒸気圧が高い非水溶性有機溶剤を混合して非水溶性有機溶剤含有スラリーを調製する工程と、
    前記非水溶性有機溶剤含有スラリーにより成形体を作製する工程と、
    前記成形体から前記非水溶性有機溶剤を蒸発させて前記成形体に気孔を残した後に、水を蒸発させて三次元網状多孔質の発泡構造成形体を得る工程と、
    前記発泡構造成形体を脱バインダ処理した後に還元雰囲気中で焼結して発泡金属材(12)を得る工程と
    を含む方法により作製された請求項3又は4記載のはんだ接合材の製造方法。
  6. Ni又はNi合金膜の厚さが0.01〜10μmである請求項3又は4記載のはんだ接合材の製造方法。
  7. 発泡金属材(12)の表面を被覆するNi又はNi合金膜が、めっき法、スパッタリング法又は真空蒸着法により形成された請求項3又は4記載のハンダ接合材の製造方法。
  8. 請求項1又は2記載のはんだ接合材(11)を用いたパワーモジュール基板。
  9. 請求項3ないし7いずれか1項に記載の方法で製造されたはんだ接合材(11)を用いたパワーモジュール基板。
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