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JP2008281780A - タッチパネル用レンズ付き光導波路およびそれに用いる光導波路 - Google Patents

タッチパネル用レンズ付き光導波路およびそれに用いる光導波路 Download PDF

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JP2008281780A
JP2008281780A JP2007125973A JP2007125973A JP2008281780A JP 2008281780 A JP2008281780 A JP 2008281780A JP 2007125973 A JP2007125973 A JP 2007125973A JP 2007125973 A JP2007125973 A JP 2007125973A JP 2008281780 A JP2008281780 A JP 2008281780A
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Noriyuki Juji
紀行 十二
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Nitto Denko Corp
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Nitto Denko Corp
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Abstract

【課題】光導波路とレンズとの位置合わせが容易であるタッチパネル用レンズ付き光導波路およびそれに用いる光導波路を提供する。
【解決手段】レンズ体2の載置面21に光導波路1a,1bが載置され、そのアンダークラッド層11の一端縁部側の端面11aがレンズ体2のレンズ22に当接するタッチパネル用レンズ付き光導波路であって、レンズ体2には、アンダークラッド層11の端面11aに対峙する対峙面22aに凸部Bが形成され、この凸部Bに対応する凹部Aがアンダークラッド層11の端面11aに形成され、凸部Bと凹部Aとの噛合により、アンダークラッド層11の端面11aとレンズ体2の対峙面22aとが密着状態になっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、タッチパネル用レンズ付き光導波路およびそれに用いる光導波路に関するものである。
タッチパネルは、指や専用のペン等で液晶ディスプレイ等の画面に直接触れることにより、機器を操作等する入力装置であり、その構成は、操作内容等を表示するディスプレイと、このディスプレイの画面での上記指等の触れ位置(座標)を検知する検知手段とを備えたものとなっている。そして、その検知手段で検知した触れ位置の情報が信号として送られ、その触れ位置に表示された操作等が行われるようになっている。このようなタッチパネルを用いた機器としては、金融機関のATM,駅の券売機,携帯ゲーム機等があげられる。
上記タッチパネルにおける指等の触れ位置の検知手段として、光導波路を用いたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、そのタッチパネルは、光導波路を四角形のディスプレイの画面周縁部に設置し、そのディスプレイの画面の一側部に設置された光導波路から多数の光をディスプレイの画面と平行かつ他側部に向かって出射し、それらの光を、他側部に設置された光導波路に入射させるようにしたものとなっている。この光導波路により、ディスプレイの画面上において、光を格子状に走らせた状態にしている。そして、この状態で指でディスプレイの画面に触れると、その指が光の一部を遮断するため、その遮断された部分の光を、光を入射する側の光導波路で感知することにより、上記指が触れた部分の位置を検知することができる。
また、光導波路から直接空気中に出射した光は放射状に発散する。この状態では、光伝送効率が低い状態となっている。そこで、光伝送効率を高めるために、光を出射する光導波路の前方にレンズを配設することにより、光の発散を防止するとともに、光を入射させる光導波路側にも上記と同様にレンズを配設することにより、光を集束させた状態で、光導波路に入射させるようにしたレンズ付き光導波路が提案されている。このレンズ付き光導波路を図10(a),(b)に示す。図10(a),(b)では、そのレンズ付き光導波路は、光導波路10を載置する載置面21と、この載置面21の一端縁部に突出形成されたレンズ22とを備えたレンズ体20に、光が上記レンズ22を通過するよう光導波路10を載置したものとなっている。そして、上記レンズ22の屈折作用により、上記のように、出射する光の発散を防止し、入射する光を集束させるようにしている。
US2004/0201579A1
しかしながら、上記レンズ付き光導波路では、光導波路10とレンズ22との位置合わせを正確に行わなければ、光がレンズ22を適正に通過せず、光伝送効率を充分に高めることができない。しかも、その位置合わせは困難で、手間と時間とを要する。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、光導波路とレンズとの位置合わせが容易であるタッチパネル用レンズ付き光導波路およびそれに用いる光導波路の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、アンダークラッド層と複数のコアとを備え各コアの端部が上記アンダークラッド層表面の一端縁部側に縁部に沿って並列形成された光導波路と、この光導波路を載置する載置面を有しこの載置面の端部をレンズに形成したレンズ体とからなり、このレンズ体の載置面に上記光導波路を載置した状態で、そのアンダークラッド層の上記コアの端部が形成された一端縁部側の端面が上記レンズ体のレンズに当接するタッチパネル用レンズ付き光導波路であって、上記レンズ体には、上記アンダークラッド層の端面に対峙する対峙面に凸部が形成され、この凸部に対応する凹部がアンダークラッド層の上記端面に形成され、上記凸部と凹部との噛合により、アンダークラッド層の上記端面とレンズ体の上記対峙面とが密着状態になっているタッチパネル用レンズ付き光導波路を第1の要旨とする。
また、本発明は、上記タッチパネル用レンズ付き光導波路に用いる光導波路であって、アンダークラッド層と、複数のコアとを備え、各コアの端部が上記アンダークラッド層表面の一端縁部側に縁部に沿って並列形成され、その一端縁部側の端面に凹部が形成されている光導波路を第2の要旨とする。
本発明のタッチパネル用レンズ付き光導波路は、光導波路のアンダークラッド層の端面に対峙する、レンズ体のレンズの対峙面に凸部が形成され、この凸部に対応する凹部がアンダークラッド層の上記端面に形成されているため、上記凸部と凹部とを噛合させるという簡単な作業により、光導波路とレンズとの位置合わせを行うことができ、アンダークラッド層の上記端面とレンズ体の上記対峙面とを密着させることができる。
上記凸部および凹部が、それぞれ複数形成されている場合には、光導波路とレンズとの位置合わせ精度が向上する。
本発明の光導波路は、アンダークラッド層の一端縁部の端面に凹部が形成されているため、複数の光導波路を重ねて仮置きする際に、上記凹部を利用して、その凹部を揃えて整理することができ、光導波路の管理を適正に行うことができる。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
図1および図2(a),(b)は、本発明のタッチパネル用レンズ付き光導波路の一実施の形態を示している。この実施の形態のタッチパネル用レンズ付き光導波路は、四角形の枠状のレンズ体2と、2つのL字状の光導波路1a,1bとを備えている。上記四角形の枠状のレンズ体2は、枠状の内周側がレンズ22のレンズ曲面に形成され、外周側に載置面21が形成されている。そして、上記2つのL字状の光導波路1a,1bが、そのレンズ体2の四角形に沿って、上記載置面21に載置されている。上記レンズ体2のレンズ22には、外周側に凸部Bが形成され(図3参照)、光導波路1a,1bには、内周側に凹部Aが形成され(図4参照)、この凸部Bと凹部Aとの噛合により、上記レンズ体2に光導波路1a,1bが正確に位置決めされ、アンダークラッド層11の端面11aがレンズ22の外周面(対峙面)22aに密着した状態になっている。なお、図1および図2(a),(b)において、符号12はコア、符号13はオーバークラッド層を示す。
より詳しく説明すると、上記レンズ体2は、図1〜図3に示すように、四角形の枠状をしており、その枠状の外周側に載置面21が形成され、内周側がレンズ曲面に形成されてレンズ22となっている。上記レンズ22は、載置面21側(外周側)が略直角の切欠状壁面に形成されてアンダークラッド層11の端面11a(図4参照)に対峙する対峙面22aになっている。この対峙面22aに直方体状の凸部Bが一体的に形成されている。この凸部Bは、この実施の形態では、枠状のレンズ22の四角形の各辺の両端部に形成されており、上記載置面21に対しても一体的になっている。
上記L字状の光導波路1a,1bにおいては、図1,図2(a),(b)および図4に示すように、アンダークラッド層11の表面に複数のコア12がアンダークラッド層11の長手方向に沿って所定間隔で並列形成されている。各コア12の一端部は、アンダークラッド層11の表面の内側端縁部側に並列した状態で配設されており、他端部側は、オーバークラッド層13に被覆された状態で、アンダークラッド層11のL字状に沿ってL字状の一端部a,b(図1では図の右下部)まで延びている。注目すべきは、上記アンダークラッド層11の内側端縁部側の端面11aに、上記レンズ体2の凸部B(図3参照)と噛合する凹部A(図4参照)が形成されており、凸部Bと凹部Aとの噛合(嵌め合い)により、アンダークラッド層11の、コア12の端部が形成された一端縁部側の端面11aとレンズ体2の対峙面22a(図3参照)とが密着状態になることである。これにより、簡単かつ正確な位置合わせができるようになる。なお、図1および図2(a),(b)では、コア12の数を略して図示している。
そして、上記レンズ体2に光導波路1a,1bが載置されてなる四角形の枠状のタッチパネル用レンズ付き光導波路は、図5(a),(b)に示すように、タッチパネル30の四角形のディスプレイ31の画面の周縁部に設置される。上記2つのL字状の光導波路1a,1bのうち一方は、光Lを出射する光導波路1aであり、そのL字状の一端部a(図の右下部)では、コア12に光源(図示せず)が接続される。また、光導波路1a,1bのうちの他方は、出射された光Lを入射する光導波路1bであり、そのL字状の一端部b(図の右下部)では、コア12に検出器(図示せず)が接続される。
そして、上記タッチパネル用レンズ付き光導波路では、光導波路1aのコア12の端部から出射した光Lは、上記レンズ体2のレンズ22の屈折作用により、発散が抑制され、その状態で、上記ディスプレイ31の画面に沿って進む。一方、入射する光Lは、上記レンズ体2のレンズ22の屈折作用により、集束した光Lとなって光導波路1bのコア12内に入射する。
なお、上記タッチパネル用レンズ付き光導波路の寸法等は、タッチパネル30のディスプレイ31の大きさ等に対応するよう設定すればよく、特に限定されるものではないが、例えば、上記枠状のレンズ体2の寸法は、40〜500mm(縦)×40〜500mm(横)程度、載置面21部分の厚み(高さ)が0.1〜5mm程度、その幅が1.5〜80mm程度、レンズ22部分の厚み(高さ)が0.5〜10mm程度、その幅が0.1〜20mm程度、凸部Bが20μm〜2mm(縦)×20μm〜2mm(横)×10μm〜5mm(高さ)程度に設定される。また、L字状の光導波路1a,1bの寸法は、縦も横も40〜500mm程度、幅が1〜40mm程度に設定される。凹部Aの縦と横は、上記凸部Bと同寸法に設定され、その高さはアンダークラッド層11と同寸法(5〜50μm)に設定される。光を出射する(光を入射する)コア12の数も、ディスプレイ31の画面に表示される操作内容の数等に対応するよう設定すればよく、特に限定されるものではないが、例えば、L字状の各辺に50〜3000本程度に設定される。
つぎに、本発明のタッチパネル用レンズ付き光導波路の製造方法の一例について説明する。この製造方法では、下記に詳述するように、光導波路1a,1bとレンズ体2とを別々に作製した後、両者を接着している。
すなわち、上記光導波路1a,1bの作製は、まず、図6(a)〜(c)に示すように、平板状の基台14を準備する。この基台14としては、特に限定されるものではなく、その形成材料としては、例えば、樹脂,ガラス,シリコン,金属等があげられ、上記樹脂としては、例えば、ポリエチレンナフタレート,ポリプロピレン,ポリエチレン,ポリエステル,ポリアクリレート,ポリカーボネート,ポリノルボルネン,ポリイミド等があげられる。また、基台14の厚みは、特に限定されないが、通常、20μm(フィルム状の基台14)〜5mm(板状の基台14)の範囲内に設定される。
ついで、上記基台14の表面の所定領域に、アンダークラッド層11を形成する。このアンダークラッド層11の形成材料としては、感光性樹脂,ポリイミド樹脂,エポキシ樹脂等があげられる。そして、アンダークラッド層11の形成の際には、まず、上記樹脂が溶媒に溶解しているワニスを基台14上に塗布する。このワニスの塗布は、例えば、スピンコート法,ディッピング法,キャスティング法,インジェクション法,インクジェット法等により行われる。ついで、これを硬化させる。この硬化に際して、アンダークラッド層11の形成材料として感光性樹脂が用いられる場合は、所望のアンダークラッド層11の形状(上記凹部Aが形成されている形状)に対応する開口パターンが形成されているフォトマスクを介して照射線により露光する。この露光された部分がアンダークラッド層11となる。または、アンダークラッド層11の形成材料としてポリイミド樹脂が用いられる場合は、通常、300〜400℃×60〜180分間の加熱処理により硬化させた後、上記凹部Aに対応する部分をカッター等により切り取る。アンダークラッド層11の厚みは、通常、5〜50μmの範囲内に設定される。このようにして、凹部Aが形成されたアンダークラッド層11を作製する。
つぎに、図7(a)〜(c)に示すように、上記アンダークラッド層11の表面に、後の選択露光によりコア12〔図8(a)〜(c)参照〕となる樹脂層12aを形成する。この樹脂層12aの形成材料としては、通常、感光性樹脂があげられ、上記アンダークラッド層11および下記オーバークラッド層13〔図9(a)〜(c)参照〕の形成材料よりも屈折率が大きい材料が用いられる。この屈折率の調整は、例えば、上記アンダークラッド層11,コア12,オーバークラッド層13の各形成材料の種類の選択や組成比率を調整して行うことができる。そして、上記樹脂層12aの形成は、特に制限されないが、上記と同様、例えば、感光性樹脂が溶媒に溶解しているワニスをアンダークラッド層11上に塗布した後、乾燥することにより行われる。なお、上記ワニスの塗布は、上記と同様、例えば、スピンコート法,ディッピング法,キャスティング法,インジェクション法,インクジェット法等により行われる。また、上記乾燥は、通常、50〜120℃×10〜30分間の加熱処理により行われる。
そして、上記樹脂層12aを、所望のコア12〔図8(a)〜(c)参照〕パターンに対応する開口パターンが形成されているフォトマスクを介して照射線により露光する。この露光された部分が、後にコア12となる。その露光用の照射線としては、例えば、可視光,紫外線,赤外線,X線,α線,β線,γ線等が用いられる。好適には、紫外線が用いられる。紫外線を用いると、大きなエネルギーを照射して、大きな硬化速度を得ることができ、しかも、照射装置も小型かつ安価であり、生産コストの低減化を図ることができるからである。紫外線の光源としては、例えば、低圧水銀灯,高圧水銀灯,超高圧水銀灯等があげられ、紫外線の照射量は、通常、10〜10000mJ/cm2 、好ましくは、50〜3000mJ/cm2 である。
上記露光後、光反応を完結させるために、加熱処理を行う。この加熱処理は、80〜250℃、好ましくは、100〜200℃にて、10秒〜2時間、好ましくは、5分〜1時間の範囲内で行う。その後、現像液を用いて現像を行うことにより、樹脂層12aにおける未露光部分を溶解させて除去し、樹脂層12aをパターン形成する〔図8(a)〜(c)参照〕。そして、そのパターン形成された樹脂層12a中の現像液を加熱処理により除去し、図8(a)〜(c)に示すように、コア12パターンを形成する。この加熱処理は、通常、80〜120℃×10〜30分間の範囲内で行われる。また、各コア12の厚みは、通常、10〜70μmの範囲内に設定され、その幅は、通常、5〜30μmの範囲内に設定される。さらに、各コア12の先端から出射する光の発散を防止したり、各コア12の先端に入射する光を集束させたりして、光伝送効率をより高めることができる観点から、各コア12の先端は、レンズ形状に形成されることが好ましい。なお、上記現像は、例えば、浸漬法,スプレー法,パドル法等が用いられる。また、現像剤としては、例えば、有機系の溶媒,アルカリ系水溶液を含有する有機系の溶媒等が用いられる。このような現像剤および現像条件は、感光性樹脂組成物の組成によって、適宜選択される。
つぎに、図9(a)〜(c)に示すように、上記コア12の端部以外の部分を埋設するように、オーバークラッド層13を形成する。このオーバークラッド層13の形成材料としては、上記アンダークラッド層11と同様の材料があげられる。そのうち、このオーバークラッド層13の形成材料は、上記アンダークラッド層11の形成材料と同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、オーバークラッド層13の形成方法も上記アンダークラッド層11の形成方法と同様にして行われる。そして、オーバークラッド層13の厚みは、通常、20〜100μmの範囲内に設定される。
ついで、基台14をアンダークラッド層11から剥離する。ここで、基台14とアンダークラッド層11とは、その形成材料から、接着力が弱く、基台14とオーバークラッド層13とをエアー吸着により引っ張ることにより、簡単に剥離することができる。これにより、光導波路1a,1bが得られる。
一方、上記レンズ体2の作製は、樹脂を型成形することにより行われ、これにより、載置面21,レンズ22,凸部Bが形成される。上記樹脂としては、例えば、ポリカーボネート,エポキシ樹脂,アクリル樹脂等があげられる。
そして、得られた上記レンズ体2(図3参照)の載置面21に接着剤を塗布した後、そのレンズ体2の凸部Bと光導波路1a,1b(図4参照)の凹部Aとを噛合させることにより〔図1,図2(a),(b)参照〕、レンズ体2に対して光導波路1a,1bを正確に位置決めし、アンダークラッド層11の端面11aをレンズ体2の外周面(対峙面)22aに密着させる。この状態で、光導波路1a,1bをレンズ体2の載置面21に載置し、レンズ体2と光導波路1a,1bとを接着させる。なお、上記接着剤として紫外線硬化型接着剤を用いた場合は、光導波路1a,1bを載置面21に載置した後、光導波路1a,1bを通して、紫外線を照射し、接着させる。このようにして、本発明のタッチパネル用レンズ付き光導波路〔図1,図2(a),(b)参照〕を製造することができる。
このように、本発明のタッチパネル用レンズ付き光導波路は、レンズ体2に凸部Bが形成され、そのレンズ体2に載置される光導波路1a,1bに、上記凸部Bと噛合する凹部Aが形成されているため、上記レンズ体2のレンズ22と光導波路1a,1bとの正確な位置合わせを容易に行うことができる。
さらに、光導波路1a,1bに凹部Aが形成されているため、複数の光導波路1a,1bを重ねて仮置きする際に、上記凹部Aを利用して、その凹部Aを揃えて整理ができ、光導波路1a,1bの管理を適正に行うことができる。
なお、上記実施の形態では、レンズ体2のレンズ22に当接するのはアンダークラッド層11のみとなっているため、アンダークラッド層11にのみ凹部Aを形成したが、アンダークラッド層11の端縁もオーバークラッド層13の端縁もレンズ体2のレンズ22に当接するように光導波路が形成されている場合は、オーバークラッド層13の端縁にも、アンダークラッド層11の端縁に形成した凹部Aと同様の凹部Aを形成し、それに対応するよう、レンズ体2の凸部Bを形成してもよい。
また、上記実施の形態では、レンズ体2の凸部Bを、枠状のレンズ22の四角形の各辺に2個形成したが、これに限定されるものではなく、1個でもよいし、3個以上でもよい。さらに、上記凸部Bの形状も、直方体状に限定されるものではなく、半円柱状等の他の形状でもよい。そして、それに対応して、凹部Aの形状も適宜設定される。
さらに、上記実施の形態では、オーバークラッド層13を形成しているが、このオーバークラッド層13は必須ではなく、場合によってオーバークラッド層13を形成しないで光導波路を構成してもよい。
また、上記実施の形態では、光導波路1a,1bの形状を、L字状の光導波路1a,1bを対向させて四角形の枠状にしたが、これに限定されるものではなく、4つのI字状の光導波路1a,1bで四角形の枠状を形成してもよいし、それらを一体化した四角形の枠状としてもよいし、また、その枠状の形状は、他でもよく、例えば、六角形等の多角形,円形等でもよい。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。但し、本発明は、実施例に限定されるわけではない。
〔アンダークラッド層およびオーバークラッド層の形成材料〕
下記の一般式(1)で示されるビスフェノキシエタノールフルオレングリシジルエーテル(成分A)35重量部、脂環式エポキシである3,4−エポキシシクロヘキセニルメチル−3’,4’−エポキシヘキセンカルボキシレート(ダイセル化学社製、セロキサイド2021P)(成分B)40重量部、シクロヘキセンオキシド骨格を有する脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学社製、セロキサイド2081)(成分C)25重量部、4,4’−ビス〔ジ(β−ヒドロキシエトキシ)フェニルスルフィニオ〕フェニルスルフィド−ビス−ヘキサフルオロアンチモネートの50%プロピオンカーボネート溶液(成分D)2重量部とを混合することにより、アンダークラッド層およびオーバークラッド層の形成材料を調製した。
Figure 2008281780
〔コアの形成材料〕
上記成分A:70重量部、1,3,3−トリス{4−〔2−(3−オキセタニル)〕ブトキシフェニル}ブタン:30重量部、上記成分D:1重量部を乳酸エチルに溶解することにより、コアの形成材料を調製した。
〔光導波路の作製〕
ポリエチレンナフタレート製基台〔160mm×160mm×188μm(厚み)〕の表面に、上記アンダークラッド層の形成材料をスピンコート法により塗布した後、形成するアンダークラッド層と同形状(2個の凹部が形成されている形状)の開口パターンが形成されたフォトマスクを介して、2000mJ/cm2 の紫外線照射による露光を行った。つづいて、100℃×15分間の加熱処理を行うことにより、アンダークラッド層を形成した。このアンダークラッド層の厚みを接触式膜厚計で測定すると30μmであった。また、形成した各凹部の寸法は、0.3mm×0.3mmとした。さらに、このアンダークラッド層の、波長830nmにおける屈折率は、1.542であった。
そして、上記アンダークラッド層の表面に、コアの形成材料をスピンコート法により塗布した後、100℃×15分間の乾燥処理を行った。ついで、その上方に、形成するコアパターンと同形状の開口パターンが形成された合成石英系のクロムマスク(フォトマスク)を配置し、その上方から、コンタクト露光法にて4000mJ/cm2 の紫外線照射による露光を行った後、120℃×15分間の加熱処理を行った。つぎに、γ−ブチロラクトン水溶液を用いて現像することにより、未露光部分を溶解除去した後、120℃×30分間の加熱処理を行うことにより、コアを形成した。形成した各コアの断面寸法は、SEMで測定したところ、幅12μm×高さ24μmであった。また、コアの、波長830nmにおける屈折率は、1.602であった。
ついで、上記各コアを包含するように、上記オーバークラッド層の形成材料をスピンコート法により塗布した後、形成するオーバークラッド層と同形状の開口パターンが形成されたフォトマスクを介して、2000mJ/cm2 の紫外線照射による露光を行った。つづいて、150℃×60分間の加熱処理を行うことにより、オーバークラッド層を形成した。このオーバークラッド層の厚み(アンダークラッド層表面からの厚み)を接触式膜厚計で測定すると40μmであった。また、このオーバークラッド層の、波長830nmにおける屈折率は、1.542であった。
そして、ポリエチレンナフタレート製基台をアンダークラッド層から剥離する。これにより、アンダークラッド層とコアとオーバークラッド層とからなり、アンダークラッド層の端縁に上記凹部が形成された光導波路を得た。
〔レンズ体の作製〕
エポキシ樹脂を材料として金型成形することにより、載置面,レンズ,2個の凸部が形成されたレンズ体を作製した。各凸部の寸法は、0.3mm×0.3mm×100μm(高さ)とした。
〔タッチパネル用レンズ付き光導波路の作製〕
そして、上記レンズ体の載置面に紫外線硬化型接着剤を塗布した後、レンズ体の凸部と光導波路の凹部とを噛合させることにより、レンズ体に対して光導波路を正確に位置決めし、アンダークラッド層の端面をレンズ体に密着させた。この状態で、光導波路をレンズ体の載置面に載置した。その後、光導波路を通して、紫外線を照射し、レンズ体の載置面に光導波路を接着させた。このようにして、タッチパネル用レンズ付き光導波路を作製した。
上記タッチパネル用レンズ付き光導波路の作製においては、レンズ体のレンズと光導波路との正確な位置合わせが容易であった。
本発明のタッチパネル用レンズ付き光導波路の一実施の形態を模式的に示す平面図である。 (a)は図1のX1 −X1 断面図、(b)は図1のX2 −X2 断面図である。 上記タッチパネル用レンズ付き光導波路を構成するレンズ体の要部を拡大して模式的に示す斜視図である。 上記タッチパネル用レンズ付き光導波路を構成する光導波路の要部を拡大して模式的に示す斜視図である。 上記タッチパネル用レンズ付き光導波路を用いたタッチパネルを模式的に示し、(a)はその平面図であり、(b)はその断面図である。 上記タッチパネル用レンズ付き光導波路の製造方法を模式的に示し、(a)はその平面図であり、(b)は(a)のX1 −X1 断面図であり、(c)は(a)のX2 −X2 断面図である。 上記タッチパネル用レンズ付き光導波路の製造方法を模式的に示し、(a)はその平面図であり、(b)は(a)のX1 −X1 断面図であり、(c)は(a)のX2 −X2 断面図である。 上記タッチパネル用レンズ付き光導波路の製造方法を模式的に示し、(a)はその平面図であり、(b)は(a)のX1 −X1 断面図であり、(c)は(a)のX2 −X2 断面図である。 上記タッチパネル用レンズ付き光導波路の製造方法を模式的に示し、(a)はその平面図であり、(b)は(a)のX1 −X1 断面図であり、(c)は(a)のX2 −X2 断面図である。 従来のタッチパネル用レンズ付き光導波路を模式的に示し、(a)はその平面図であり、(b)は(a)のX−X断面図である。
符号の説明
1a,1b 光導波路
2 レンズ体
11 アンダークラッド層
11a 端面
21 載置面
22a 外周面(対峙面)
A 凹部
B 凸部

Claims (4)

  1. アンダークラッド層と複数のコアとを備え各コアの端部が上記アンダークラッド層表面の一端縁部側に縁部に沿って並列形成された光導波路と、この光導波路を載置する載置面を有しこの載置面の端部をレンズに形成したレンズ体とからなり、このレンズ体の載置面に上記光導波路を載置した状態で、そのアンダークラッド層の上記コアの端部が形成された一端縁部側の端面が上記レンズ体のレンズに当接するタッチパネル用レンズ付き光導波路であって、上記レンズ体には、上記アンダークラッド層の端面に対峙する対峙面に凸部が形成され、この凸部に対応する凹部がアンダークラッド層の上記端面に形成され、上記凸部と凹部との噛合により、アンダークラッド層の上記端面とレンズ体の上記対峙面とが密着状態になっていることを特徴とするタッチパネル用レンズ付き光導波路。
  2. 上記凸部および凹部が、それぞれ複数形成されている請求項1記載のタッチパネル用レンズ付き光導波路。
  3. 上記請求項1または2記載のタッチパネル用レンズ付き光導波路に用いる光導波路であって、アンダークラッド層と、複数のコアとを備え、各コアの端部が上記アンダークラッド層表面の一端縁部側に縁部に沿って並列形成され、その一端縁部側の端面に凹部が形成されていることを特徴とする光導波路。
  4. 上記凹部が、複数形成されている請求項3記載の光導波路。
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