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JP2008279569A - スリッターの刃位置決め装置 - Google Patents

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JP2008279569A
JP2008279569A JP2007127440A JP2007127440A JP2008279569A JP 2008279569 A JP2008279569 A JP 2008279569A JP 2007127440 A JP2007127440 A JP 2007127440A JP 2007127440 A JP2007127440 A JP 2007127440A JP 2008279569 A JP2008279569 A JP 2008279569A
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Akihira Terasawa
明衡 寺澤
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】刃ホルダをシート状物の幅方向の所望位置に移動させて固定することができると共に刃ホルダの固定時に刃ホルダ及び切断刃の姿勢の変化を防止し、高精度で切断刃の位置決めを行うことの可能な、スリッターの刃位置決め装置を提供する。
【解決手段】スライドガイド14に、切断刃を備えた刃ホルダ16を一対のスライドブロック22によって移動可能に保持させ、スライドガイド14に平行に移動する位置決めブロック31に、刃ホルダ16を押すための押しピン33を設け、位置決めブロック31の移動によって刃ホルダ16を所望位置に押してゆく構成とし、刃ホルダ16には、一対のスライドブロックの中間にロック部材23とそれを駆動するロック部材駆動手段24を設け、一対のスライドブロックの中間においてロック部材をスライドガイドに押し付けることで、刃ホルダの姿勢を変化させることなく刃ホルダをスライドガイドに固定する構成とする。
【選択図】図4

Description

本発明はフィルム等のシート状物を走行させながら縦方向に切断するスリッターにおいて、切断刃をシート状物の幅方向の所望位置に位置決めするための装置に関する。
従来、スリッターにおいては、スリットされるべきシート状物の幅方向に配置された支持軸上に、切断刃を備えた複数の刃ホルダが取り付けられており、切断刃の位置変更は手動で行われていた。しかし、切断刃の位置変更を手動で行うには、手で刃ホルダのボルトをゆるめ、刃ホルダを支持軸に沿って移動させて所望位置に位置決めし、ボルトを締め込んで固定し、一つの位置決めされた切断刃を基準として同様に他の刃ホルダについての位置決め及び固定を行うという作業を必要とし、手間がかかるという問題があった。
この問題を解決すべく従来の技術では、切断刃を自動的に位置決めする装置として以下のような文献がある。
(1)特開平7−241799号公報(特許文献1)
回転軸に複数の切断刃を位置変更自在に保持させ、その回転軸に平行に位置決め用ねじ軸を設けると共にその位置決め用ねじ軸には位置決め具を備えた移動体を螺合させ、位置決め用ねじ軸で位置決め具を所望位置に位置決めした後、位置決め具を切断刃の位置変更経路内に進入させ、切断刃を手でスライドさせて位置決め具に当接させて位置決めし、この当接状態にてクランプさせる機構が提案されている。
(2)特公平7−77717号公報(特許文献2)
刃物を支持した刃物台を帯状シートの幅方向に延びる案内支持梁の案内面に移動可能に設け、その刃物台を移動させるためのネジ軸を刃物台を貫通して設け、ネジ軸に螺合するメネジを刃物台に設けている係合離脱機構によって掴んだり、離したりすることで、刃物台をネジ軸で所望位置に送り且つ停止させて位置決めする機構が提案されている。
(3)特開平3−086494号公報(特許文献3)
刃物ユニットをスライドレールにスライド可能に保持させ、その刃物ユニットには刃物ユニットを固定するためのトグルロック機構と刃物ユニット移動の際に用いる係合片を設けておき、スライドレールに平行に所望位置に移動させられるように移動ユニットを設けると共にその移動ユニットには、トグルロック機構を操作するロックシリンダ、アンロックシリンダと、係合片をはさむ二つのローラを備えた係合部を設けておき、刃物ユニットの位置決め時には、移動ユニットを位置決めすべき刃物ユニットに対向する位置に移動させ、係合部の二つのローラで刃物ユニットの係合片をつかみ、アンロックシリンダで刃物ユニットのトグルロック機構を解除し、次いで移動ユニットを所望位置に移動させることで刃物ユニットを一緒に所望位置に移動させ、次いでロックシリンダで刃物ユニットのトグルロック機構をロックし、その後、係合部の二つのローラを開いて係合片を離すという動作によって刃物ユニットの位置決めを行う機構が提案されている。
しかしながら、上記の公知の技術にはいずれにも次のような問題点があった。すなわち、特許文献1に記載のものは、切断刃の移動、固定は手作業で行うため、作業負担が大きい。
特許文献2、3に記載のものは、構造が複雑化・大型化しており、高価なものとなっている。更に、刃物台や刃物ユニットを所望の位置に移動させた後、その位置に固定する機構として、刃物台に設けているクランプ片を案内面に押し付けて固定する機構(特許文献2)、又は、ロック棒をトグル機構を用いて基台のロック面に押し付けて固定する機構(特許文献3)を用いているが、刃物台や刃物ユニットとそれを移動可能に保持した案内面との間には微小な隙間が存在するため、クランプ片を案内面に押し付けて固定した時、或いはロック棒をロック面に押し付けて固定した時に、刃物台或いは刃物ユニットが微小ではあるが傾くことがあり、その傾きが刃先位置に大きく影響して刃先位置にずれを生じさせ、スリット幅に誤差が発生する。しかも、複数の刃物台や刃物ユニットすべてについて、固定のための押し当て圧力を一定にすることが困難であることから、固定後の刃物台や刃物ユニットの姿勢が一定となりにくく、この点からも刃先位置の位置決めが不正確になり、スリット幅に誤差が発生する。また、位置決め後の固定時に刃物台或いは刃物ユニットの姿勢が変化し、切断刃がシート状物の走行方向に対して傾斜した状態となってしまう場合があり、この場合、切断刃の切断面とシート状物との間に摩擦が発生し、刃面に切断後の屑が付着しやすく、刃の交換頻度が高くなっていた。更に、刃物台や刃物ユニットを移動させる際には、ネジ軸に螺合したメネジを刃物台に設けている係合離脱機構によって掴んだり(特許文献2)、移動ユニットの係合部の二つのローラで刃物ユニットの係止片をつかんだり(特許文献3)しているが、その際、つかむための二つの部材の中心位置とつかまれる部材の中心位置を正確に合わせることが困難であることから、芯がずれた状態で掴む動作が行われ、このため、掴んだ際にこれらの部材やねじ軸等に過大な力が加わって変形を生じさせ、切断刃の位置決め精度を低下させていた。
特開平7−241799号公報 特公平7−77717号公報 特開平3−086494号公報
本発明はかかる問題点を解決すべくなされたもので、切断刃を備えた刃ホルダを、スリットすべきシート状物の幅方向の所望位置に自動的に位置決めすることが可能で、且つ刃ホルダの固定時に刃ホルダ及び切断刃の姿勢の変化を防止し、きわめて高精度で切断刃の刃先の位置決めを行うことができる構造簡単な、スリッターの刃位置決め装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決すべくなされた本発明は、スリットされるべきシート状物の走行方向に対して直角方向に配置されたスライドガイドと、そのスライドガイドに移動可能に保持され、切断刃を保持した複数の刃ホルダと、該刃ホルダを前記スライドガイドに沿って移動させる刃ホルダ移動手段を備え、前記刃ホルダは、前記切断刃を保持する刃ホルダ本体と、該刃ホルダ本体に取り付けら、前記スライドガイドに移動可能に保持された一対のスライドブロックと、該一対のスライドブロックの中間位置において前記スライドガイドに押し当て可能に配置されたロック部材と、前記刃ホルダ本体に保持され、前記ロック部材を、前記スライドガイドから離れた位置と、前記刃ホルダ本体を前記スライドガイドに固定するよう前記スライドガイドに押し付けた位置とに移動させるロック部材駆動手段を備えており、前記刃ホルダ移動手段は、前記スライドガイドに平行に移動可能な位置決めブロックと、該位置決めブロックを前記スライドガイドに平行に所望位置に移動させて停止させる位置決めブロック移動手段と、前記位置決めブロックに設けられ、該位置決めブロックが移動した時に前記刃ホルダを押すように前記刃ホルダに接触可能な押しピンと、該押しピンを前記刃ホルダに接触する作動位置と前記刃ホルダに接触しない退避位置に移動させる押しピン移動手段を備えていることを特徴とするスリッターの刃位置決め装置を要旨とする。
ここで、前記位置決めブロック移動手段を、ねじ軸と、そのねじ軸を回転駆動する位置制御モータと、前記ねじ軸の回転によってねじ軸に平行に移動する移動子を備えたロッドレスシリンダで構成し、その移動子を前記位置決めブロックに連結した構成とすることが好ましい。
また、前記刃ホルダの刃ホルダ本体を、前記スライドガイドに平行に配置された第一部分と該第一部分の一端から直角に延びる第二部分とを備えたL型アングル材で構成し、前記第二部分の外面に前記切断刃を押し当てて取り付ける構成とすることが好ましい。
本発明の刃位置決め装置では、位置決めブロックの押しピンを退避位置とした状態で、位置決めブロック移動手段でその位置決めブロックを、移動させようとする刃ホルダの近傍に移動させ、次いで押しピン移動手段で押しピンを作動位置に移動させ、次いで、位置決めブロックを所定位置に移動させて停止させることで、刃ホルダを押しピンで押して所定位置に移動させて停止させることができ、その後、ロック部材駆動手段でロック部材をスライドガイドに押し付けることで刃ホルダをスライドガイドに固定することができ、この動作を複数の刃ホルダについて行うことで、複数の刃ホルダをそれぞれ所定位置に移動させて固定することができる。ここで、押しピンが単に刃ホルダを押して所定位置に移動させる構成としているので、押しピン、刃ホルダ、位置決めブロック移動手段等に無理な力が加わることがなく、刃ホルダを高精度で所定位置に位置決めして停止させることができる。また、刃ホルダをスライドガイドに固定するために、ロック部材を、一対のスライドブロックの中間位置においてスライドガイドに押し当てる構成としているので、ロック部材をスライドガイドに押し付けて刃ホルダを固定した際にも刃ホルダの姿勢が変化することはほとんどなく、このため、切断刃の刃先を正確に所定位置に位置決めし、且つ傾かせることなく固定することができる。かくして、本発明によれば、複数の刃ホルダを、保持した切断刃の刃先を正確に所定位置に位置決めし、且つ傾かせることなく固定することができ、この切断刃によって、シート状物を高精度で所定幅に切断することができると共に切断刃に切削屑が付着しにくく、長期間に渡って安定して切断できるといった効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態に係るスリッターの刃位置決め装置を備えたスリッターの概略構成図であり、1はスリットされるべきシート状物、2はそのシート状物1を繰り出す原反ロール、3はシート状物を搬送するローラ、4は、シート状物1をスリットする切断刃5を備えた刃位置決め装置、6は所定幅に切断されたシート状物を巻き取った巻取ロールである。原反ロール2から引き出されたシート状物1は、ローラ3で搬送されながら、シート状物の幅方向に離れた位置に配置された複数の切断刃5によって所定幅にスリットされ、巻取ロール6を形成するように巻き取られる。ここで、巻取ロール6に巻き取られるシート状物の幅は切断刃5の位置調整により調整可能である。
刃位置決め装置4は切断刃5をシート状物1の幅方向の所望位置に位置決めして固定するものである。図2はその刃位置決め装置4の概略正面図、図3は刃位置決め装置4の一部領域の概略正面図、図4は図3に示す部分を、一部を断面で示す概略平面図、図5は図3のA−A矢視概略断面図である。刃位置決め装置4は、スリッターのサイドフレーム(図示せず)に保持された支持シャフト11と、その支持シャフト11に保持された支持ブロック12と、その支持ブロック12に取り付けられ、スリットされるべきシート状物1の走行方向に対して直角方向に(すなわちシート状物の幅方向に)配置されたスライドガイド14と、そのスライドガイド14に移動可能に保持され、切断刃5を保持した複数の刃ホルダ16と、その刃ホルダ16をスライドガイド14に沿って移動させる刃ホルダ移動手段18等を備えている。支持シャフト11には、切断刃5のシート状物1に対する切込み角度を変化させることができるよう、支持シャフト11を回転させる角度調整機構(図示せず)が連結されている。
刃ホルダ16は、切断刃5を保持するための刃ホルダ本体21と、その刃ホルダ本体21に取り付けら、スライドガイド14に移動可能に保持された一対のスライドブロック22、22と、その一対のスライドブロック22、22の中間位置においてスライドガイド14に押し当て可能に配置されたロック部材23と、刃ホルダ本体21に保持され、ロック部材23を、スライドガイド14から離れた位置と、刃ホルダ本体16をスライドガイド14に固定するようスライドガイド14に押し付けた位置とに移動させるエアシリンダ等のロック部材駆動手段24を備えている。
刃ホルダ本体21は、図9にも示すように、スライドガイド14に平行に配置された第一部分21aとその第一部分21aの一端から直角に延びる第二部分21bとを備えたL型アングル材で構成されており、第一部分21aに一対のスライドブロック22、22が取り付けられ、第二部分21bの外面21baに切断刃5が押し当てられ、刃支持プレート27ではさみ付けることで取り付けられている(なお、切断刃5の取付け構造の詳細は後述する)。このように刃ホルダ本体21に、一般的に用いられる直角度に優れたL型アングル材を用いたことで、第一部分21aをスライドガイド14に平行に取り付けて第二部分21bの外面21baをシート状物1の搬送方向に平行となるようにすることができ、従って、切断刃5の取り付け角度を常にシート状物1の搬送方向に平行となるようにすることができ、このため、刃面に切削屑が付着しにくく、長期間に渡ってシート状物1を良好に切断することができる。
前記したスライドガイド14とスライドブロック22とは、スライドブロック22がスライドガイド14の長手方向には移動自在であるが、それに直角方向には移動できないように拘束される構造を有している。この構造により、ロック部材23をスライドガイド14に、或る程度以上の押し付け力で押し付けることで刃ホルダ16がスライドガイド14に沿って移動しないように固定することができる。ここで、ロック部材23を、一対のスライドブロック22、22の中間位置においてスライドガイド14に押し当てる構造としたことで、ロック部材23をスライドガイド14に押し付けて刃ホルダ16を固定した際にも刃ホルダ本体21の第一部分21aはスライドガイド14に対して平行状態を保っており、従って刃ホルダ本体21の姿勢が変化することはほとんどない。このため、刃ホルダ本体21の第二部分21bの外面21ba及びそれに当接して設けている切断刃5が傾くということはほとんどなく、従って、刃ホルダ16の固定の際に刃ホルダ16の姿勢が変化して切断刃5の刃先位置が変化したり、切断刃5がシート状物1の走行方向に対して傾いたりするということはほとんど生じない。従って、刃ホルダ16を所定位置に位置決めして、その位置に固定することで、切断刃5の刃先を正確に所定位置に位置決めし、且つ傾かせることなく固定することができる。ロック部材23のスライドガイド14に対する押し付け力は、刃ホルダ16が機械振動や外力によって動かないように定めればよく、例えば、通常の使用状況では、刃ホルダ16にスライドガイド14と平行方向に約4.0kgf程度の力を加えても動かないように定めることが好ましく、これに見合ったロックをするためには、押し付け力を約24.0kgf程度以上とすればよい。
刃ホルダ16をスライドガイド14に沿って移動させる刃ホルダ移動手段18は、スライドガイド14に平行に移動可能な位置決めブロック31と、位置決めブロック31をスライドガイド14に平行に所望位置に移動させる位置決めブロック移動手段32と、位置決めブロック31に設けられ、位置決めブロック31が移動した時に刃ホルダ16を押して移動させるようにその刃ホルダ16に接触可能な押しピン33と、その押しピン33を刃ホルダ16に接触する作動位置と刃ホルダ16に接触しない退避位置に移動させるエアシリンダ等の押しピン移動手段34を備えている。このように押しピン33を作動位置と退避位置に移動させる構成としているので、押しピン33を退避位置とした状態で位置決めブロック31を、複数の刃ホルダ16に干渉することなく所望の位置に、すなわち移動させようとする刃ホルダ16の近くに移動させることができ、その後押しピン33を作動位置に位置させた状態で位置決めブロック31を移動させることで、その押しピン33で刃ホルダ16を押して移動させることができる。
ここで、押しピン33は、位置決めブロック31がいずれの方向に移動する際にも、刃ホルダ16の一部に接触してそれを押すことができるように取り付け位置が定められている。すなわち、この実施の形態では、図6(d)に示すように位置決めブロック31が右方向に移動する際には押しピン33が刃ホルダ本体21の第二部分21bの内面に接触してそれを押すように、また、図7(c)に示すように位置決めブロック31が左方向に移動する際には押しピン33が刃ホルダ本体21の第二部分22bの外面に接触してそれを押すように定められている。なお、押しピン33が刃ホルダ16を押す位置は、図示した実施の形態のように、第二部分21bに限らず、他の位置としてもよく、更には、押しピン33で刃ブロック本体21を直接押す代わりに、刃ブロック本体21に押しピン33によって押されるための部材を適当な位置に取り付けておく構成としてもよい。このように、刃ホルダ16を位置決めブロック31によって移動させる際、単に押しピン33が刃ホルダ16に接触してこれを押す構成としたことにより、刃ホルダ16や刃ホルダ移動手段18に無理な力が加わることがなく、このため、刃ホルダ16を正確に所定位置に移動させることができる。なお、押しピン33が刃ホルダ16を押して所定位置に移動し、その位置に停止する時に減速度が大きいと刃ホルダ16がオーバーランすることがあるが、この減速度を小さく設定することで刃ホルダ16のオーバーランを防止し、所定位置に停止させることができる。また、刃ホルダ16がスライドガイド14を移動する際の移動抵抗を適当に大きくすることでもオーバーランを防止できる。
図2〜図5において、位置決めブロック移動手段32は、位置決めブロック31をスライドガイド14に平行に所望位置に移動させて停止させることができるものであれば、その構造は限定されるものではないが、この実施の形態では、ねじ軸36と、そのねじ軸36を回転駆動する位置制御モータ37と、ねじ軸36の回転によってねじ軸36に平行に移動する移動子38を備えたロッドレスシリンダが用いられており、その移動子38が位置決めブロック31に連結されている。このようなロッドレスシリンダとしては、構造の簡単な、小型のものが安価に市販されており、それを利用することで装置の安価化、構造簡易化、小型化を図ることができる。なお、市販の安価なロッドレスシリンダは、転造のボールネジを採用しており、ネジピッチ誤差が存在するためストロークに誤差が生じる場合がある。その場合、図8に示すように、ストローク指令値とストローク実測値の相関関係に誤差δ(例えば、1mストロークで最大0.76mm程度)が発生し、このままでは位置決め精度が悪くなる。安価にこの問題に対応するため、ストローク指令値に対して予め測定した誤差δを近似直線40に置き換え、ストローク指令値に補正量として加えることで、ほぼ問題のないストローク精度を実現できる。本発明者らが用いたロッドレスシリンダには、図8に示すような誤差が生じていたので、これを、
y=0.0007x+0.07
の補正量近似曲線40に置き換え、指令値を補正することで、補正後の最大ずれを0.09mmに抑えることができることを確認できた。
次に、刃ホルダ本体21に対する切断刃5の取付構造を説明する。図9は刃ホルダ本体21及びそれに取り付けた刃支持プレート27の概略斜視図、図10(a)は刃支持プレート27の概略斜視図、(b)は刃支持プレート27及び切断刃5の概略斜視図、(c)は切断刃5を取り付けた状態の刃支持プレート27の概略斜視図、図11(a)、(b)、(c)は、刃支持プレート27を旋回させて切断刃5の交換を行う動作を説明する概略正面図、図12(a)は図11(a)のB−B矢視概略断面図、図12(b)は刃支持プレートを図12(a)の状態より少し旋回させた状態で示す概略断面図である。刃ホルダ本体21の第二部分21bの外面21baには、刃支持プレート27が固定用ノブ41によって取り付けられている。この固定用ノブ41は、刃支持プレート27に形成している貫通穴27bに回転自在に挿入され且つ刃ホルダ本体21に螺合したねじ部41aを備えており、これをゆるめることで刃支持プレート27をねじ部41aを中心として旋回させることが可能である。
刃支持プレート27は、刃ホルダ本体21の外面21baとの間に切断刃5をはさんで保持するためのものであり、刃支持プレート27の刃ホルダ本体21への当接面27aには、常に同一位置に切断刃5を取り付けることができるよう、切断刃5を収容するための溝27cが形成されている。この溝27cの深さは、切断刃5の厚さよりもわずかに小さく設定されており、これによって切断刃5を刃ホルダ本体21の外面21baと刃支持プレート27の溝27cの底面とによって強固に挟んで保持できる。溝27cの底面には磁石42が埋め込まれており、溝27c内に入れた切断刃5を磁石42で吸着保持可能としている。切断刃5としてはレザー刃が用いられており、その両端に半円形の位置決め溝5a、5aが形成されている。刃支持プレート27の溝27cの奥には、切断刃5の一方の位置決め溝5aに嵌合する位置決め突起27dが形成されている。この位置決め突起27dは刃支持プレート27の当接面27aよりも少し高くなるように形成されており、刃ホルダ本体21の外面21baには、位置決め突起27dに嵌合可能な位置決め穴21bbが形成されている。刃ホルダ本体21の外面21baには更に、切断刃5の他方の位置決め溝5aに嵌合する位置決めピン43も取り付けられている。前記した固定用ノブ41の取り付け位置は、刃支持プレート27を図11(a)に示すように、切断刃5の一端側の一部領域を、シート状物を切断できるように露出させた状態に保持した作動位置から、図11(b)、(c)に示すように手前の方に(図11では左方向に)旋回させ、図11(c)に示すように刃支持プレート27が位置決めピン43に突き当たってそれ以上の旋回を阻止された位置であって、切断刃5の露出された領域が上方となる位置(刃交換位置)まで旋回させることができるように定められている。刃支持プレート27の外面には取っ手45が取り付けられている。
切断刃5の交換に当たっては、固定用ノブ41を少しだけゆるめ、刃支持プレート27の取っ手45を持ち、図11(b)、(c)に示すように手前に向かって旋回させる。これにより、切断刃5が刃支持プレート27内蔵の磁石42にくっついたま手前に出てくるので、その切断刃5を取り外す。この旋回の際、切断刃5は磁石42で吸着保持されているので、脱落する恐れはない。次に、新しい切断刃5を、刃支持プレート27の溝27cに取り付ける。この際も切断刃5は磁石42にくっつくため脱落の危険性はない。その後、刃支持プレート27の取っ手45を持ち、元の位置に旋回させて戻す。この際、図12(b)に示すように、位置決め突起27dが刃ホルダ本体21の外面21ba上を滑って移動するため、その外面21baと刃支持プレート27との間に微小な隙間が生じており、このため、外面21baと切断刃5との間にも隙間が生じ、切断刃5が外面21baで擦られて溝から飛び出すというトラブルが生じることはなく、刃支持プレート27を安定して旋回させることができる。そして、刃支持プレート27を更に旋回させると、位置決め突起27dが位置決め穴21bbに嵌合し、同時に、図11(a)に示すように、刃支持プレート27に保持されている切断刃5の下側の位置決め溝5aが位置決めピン43に嵌合する。これにより、切断刃5及び刃支持プレート27が所定位置に位置決めされることとなる。その後、固定用ノブ41を締めることで、切断刃5が刃支持プレート27と刃ホルダ本体21によって挟み付けられて固定される。以上のようにして、切断刃5を脱落させることなく容易に交換でき、且つ切断刃5を刃ホルダ本体21に対して常に一定位置に取り付けることができる。
次に、上記構成の刃位置決め装置4による刃位置決め動作を図6、図7を参照して説明する。図6、図7は刃位置決め装置4による刃位置決め動作を説明する概略正面図である。なお、刃位置決め動作を行う際には、シート状物1は刃位置決め装置4の下に通していないが、説明の便宜上、シート状物1を図示している。いま、図6(a)に示すように、複数の刃ホルダ16が、シート状物1の幅方向の適当な位置に固定されているものとし、これを所定の位置に位置決めする動作を行うものとする。まず、図6(b)に示すように、位置決めブロック31の押しピン33を退避位置とした状態で、位置決めブロック移動手段32が位置決めブロック31を移動させ、押しピン33が右端にある刃ホルダ16の第二部分21bの左側となる位置に停止させる。この際、押しピン33は退避位置にあるので、刃ホルダ16に干渉することなく、所望位置に移動させることができる。次に、図6(c)に示すように、押しピン移動手段34が押しピン33を、刃ホルダ16の第二部分21bに接触可能な位置(作動位置)に押し出す。その後、刃ホルダ16のロック部材駆動手段24(図4参照)がロック部材23をスライドガイド14から離して刃ホルダ16を移動自在とし、図6(d)に示すように、位置決めブロック移動手段32が位置決めブロック31を右方向に移動させ、押しピン33で刃ホルダ16を押してスライドガイド14の左端領域に移動させる。以下、他の刃ホルダ16についても同様の動作を繰り返し、図7(a)に示すように、複数の刃ホルダ16を一旦右側領域に集めておく。こられの動作は、この後の工程で複数の刃ホルダ16をそれぞれ移動させて所定位置に位置決めする際に、すべての刃ホルダ16を同一方向に送るようにして、位置決めブロック移動手段32のねじ軸のバックラッシュの影響を避けて正確な位置決めを行うためである。
次に、押しピン33を引っ込め、位置決めブロック31を移動させて、図7(b)に示すように、押しピン33が左端にある刃ホルダ16の第二部分21bの右側となる位置とし、次いで押しピン33を、刃ホルダ16の第二部分21bに接触可能な位置(作動位置)に押し出す。その後、刃ホルダ16のロック部材23がスライドガイド14から離した状態で、図7(c)に示すように、位置決めブロック移動手段32が位置決めブロック31を左方向に移動させ、予め設定している所定位置に停止させる。これにより、押しピン33が刃ホルダ16を押してゆき、その刃ホルダ16を所定位置に停止させる。この際、押しピン33は単に刃ホルダ16を押すのみであるので、押しピン33、刃ホルダ16、位置決めブロック移動手段32等に無理な力が加わることがなく、刃ホルダ16を高精度で所定位置に停止させることができる。刃ホルダ16が停止した後、刃ホルダ16のロック部材駆動手段24(図4参照)がロック部材23をスライドガイド14に押し付け、ロックする。これにより、刃ホルダ16がスライドガイド14に固定される。ここで、図4から良く分かるように、ロック部材23を、一対のスライドブロック22、22の中間位置においてスライドガイド14に押し当てる構成としているので、ロック部材23をスライドガイド14に押し付けて刃ホルダ16を固定した際にも刃ホルダ16の姿勢が変化することはほとんどなく、このため、切断刃5の刃先を正確に所定位置に位置決めし、且つ傾かせることなく固定することができる。
一つの刃ホルダ16について位置決め及び固定を行った後、他の刃ホルダ16についても同様の動作を行う。以上のようにして、図7(d)に示すように、複数の刃ホルダ16を自動的にそれぞれ所定位置に正確に位置決めして、固定することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明はこの形態に限らず、特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更可能であることは言うまでもない。
本発明の実施の形態に係るスリッターの刃位置決め装置を備えたスリッターの概略構成図 本発明の実施の形態に係る刃位置決め装置の概略正面図 刃位置決め装置の一部領域の概略正面図 刃位置決め装置の図3に示す部分を、一部を断面で示す概略平面図 図3のA−A矢視概略断面図 (a)、(b)、(c)、(d)は、位置決めブロックで刃ホルダを移動させて位置決めする手順を示す概略平面図 (a)、(b)、(c)、(d)は、位置決めブロックで刃ホルダを移動させて位置決めする手順を示す概略平面図 ロッドレスシリンダにおける位置指令値と誤差の関係を示すグラフ 刃ホルダ本体及びそれに取り付けた刃支持プレートの概略斜視図 (a)は刃支持プレートの概略斜視図、(b)は刃支持プレート及び切断刃の概略斜視図、(c)は切断刃を取り付けた状態の刃支持プレートの概略斜視図 (a)、(b)、(c)は、刃支持プレートを旋回させて切断刃の交換を行う動作を説明する概略正面図 (a)は図11(a)のB−B矢視概略断面図、(b)は刃支持プレートを(a)の状態より少し旋回させた状態で示す概略断面図
符号の説明
1 シート状物
2 原反ロール
3 ローラ
4 刃位置決め装置
5 切断刃
6 巻取ロール
11 支持シャフト
12 支持ブロック
14 スライドガイド
16 刃ホルダ
18 刃ホルダ移動手段
21 刃ホルダ本体
21a 第一部分
21b 第二部分
21ba 外面
22 スライドブロック
23 ロック部材
24 ロック部材駆動手段
27 刃支持プレート
27a 当接面
27b 貫通穴
27c 溝
27d 位置決め突起
31 位置決めブロック
32 位置決めブロック移動手段
33 押しピン
34 押しピン移動手段
36 ねじ軸
37 位置制御モータ
38 移動子
41 固定用ノブ
41a ねじ部
42 磁石
43 位置決めピン
45 取っ手

Claims (3)

  1. スリットされるべきシート状物の走行方向に対して直角方向に配置されたスライドガイドと、そのスライドガイドに移動可能に保持され、切断刃を保持した複数の刃ホルダと、該刃ホルダを前記スライドガイドに沿って移動させる刃ホルダ移動手段を備え、前記刃ホルダは、前記切断刃を保持する刃ホルダ本体と、該刃ホルダ本体に取り付けら、前記スライドガイドに移動可能に保持された一対のスライドブロックと、該一対のスライドブロックの中間位置において前記スライドガイドに押し当て可能に配置されたロック部材と、前記刃ホルダ本体に保持され、前記ロック部材を、前記スライドガイドから離れた位置と、前記刃ホルダ本体を前記スライドガイドに固定するよう前記スライドガイドに押し付けた位置とに移動させるロック部材駆動手段を備えており、前記刃ホルダ移動手段は、前記スライドガイドに平行に移動可能な位置決めブロックと、該位置決めブロックを前記スライドガイドに平行に所望位置に移動させて停止させる位置決めブロック移動手段と、前記位置決めブロックに設けられ、該位置決めブロックが移動した時に前記刃ホルダを押すように前記刃ホルダに接触可能な押しピンと、該押しピンを前記刃ホルダに接触する作動位置と前記刃ホルダに接触しない退避位置に移動させる押しピン移動手段を備えていることを特徴とするスリッターの刃位置決め装置。
  2. 前記位置決めブロック移動手段が、ねじ軸と、そのねじ軸を回転駆動する位置制御モータと、前記ねじ軸の回転によってねじ軸に平行に移動する移動子を備えたロッドレスシリンダで構成されており、該移動子が前記位置決めブロックに連結されていることを特徴とする請求項1記載のスリッターの刃位置決め装置。
  3. 前記刃ホルダの刃ホルダ本体が、前記スライドガイドに平行に配置された第一部分と該第一部分の一端から直角に延びる第二部分とを備えたL型アングル材で構成されており、前記第二部分の外面に前記切断刃が押し当てられて取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のスリッターの刃位置決め装置。
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