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JP2008275890A - レンズ交換式デジタルカメラ - Google Patents

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Kazuya Kobayashi
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Abstract

【課題】既存の交換レンズを含めた全ての交換レンズに対して、無限位置や至近位置においても山登りAF方式による高精度な焦点調節が可能なレンズ交換式カメラを提供すること。
【解決手段】交換レンズ2のレンズデータメモリ20に交換レンズ2のレンズタイプを判定するためのレンズタイプデータ、無限側・至近側駆動リミット位置を記憶させておく。AF時に制御部16は、レンズデータメモリ20からレンズタイプデータを取得し、このレンズタイプデータから交換レンズ2が山登りAFも行える位相差AF用の交換レンズであると判定した場合に、レンズデータメモリ20から無限側・至近側駆動リミット位置を取得し、これら取得した無限側・至近側駆動リミット位置を変更した後で、山登りAFを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ交換式デジタルカメラに関し、特に自動焦点調節装置を備えるレンズ交換式デジタルカメラに関する。
従来、銀塩フイルムを用いた或いはデジタルのレンズ交換式のオートフォーカス(AF)一眼レフレックスカメラのAF機構としては、TTL(Through The Lens)位相差AF等が多く用いられている。このTTL位相差AF方式においては、カメラ本体にAFの為のデフォーカス検出機構を設け、このデフォーカス検出機構によって検出されるデフォーカス量に基づいて交換レンズ内のフォーカスレンズをレンズ内若しくはカメラ内のモータにより駆動して焦点調節動作を行なっている。また、コンパクトデジタルカメラやビデオカメラ等では、撮像素子の信号の高周波成分によりコントラスト検知を行う所謂山登りAFが多く行われている。TTL位相差AFと山登りAFとは、例えばTTL位相差AFはより高速であり山登りAFはより高精度であるといったようにそれぞれ特徴があり、用途に応じて使い分けられている。
TTL位相差AFと山登りAFとを組み合わせたAFに関する技術として、例えば、特許文献1では、山登りAFとTTL位相差AFとを組み合わせて焦点調節を行う技術が開示されている。すなわち、特許文献1においては、位相差AFで粗調節を行った後に山登りAFで微調節を行っている。また、特許文献2においては、TTL位相差AFで検出した合焦位置が山登りAFのスキャン駆動範囲内にある場合と範囲外にある場合とでフォーカスレンズの駆動制御シーケンス、より具体的には駆動方向等を変更することが開示されている。
特開平7−43605号公報 特開2006−23653号公報
ここで、レンズ交換式一眼レフレックスデジタルカメラの場合には、フイルムカメラ用として発売されていた交換レンズを装着可能に構成されている。それらの交換レンズは、一般的にカメラ本体側の焦点検出機構がTTL位相差AF方式であり、デフォーカス量に相当するレンズ駆動量を駆動するシステムとして、交換レンズ内の焦点調節機構等が設計されている。そのため、カメラ本体側のAF機構が山登りAF方式になった場合には、必ずしも全ての交換レンズがそのまま適合するとは限らない。特に、山登りAFでは、原理的に合焦位置を越えた位置までフォーカスレンズを駆動して被写体像のコントラストのピークを検出する必要があるので、被写体が無限に位置する場合はフォーカスレンズを光学無限位置よりも無限側へ駆動する必要があり、また同様に被写体が最至近に位置する場合はフォーカスレンズを光学至近位置よりも至近側に駆動する必要がある。しかしながら、TTL位相差AF用に設計された交換レンズでは、無限端や至近端での駆動可能限界位置がTTL位相差AFに適した位置に設定されているので、その限界位置がそのまま山登りAFでも適合可能とは限らず、不適合の場合には、撮影可能であるはずの無限の被写体や至近の被写体に合焦することができなくなってしまう。これについて上記従来技術では特に言及されているものはない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、既存の交換レンズを含めた全ての交換レンズに対して、無限位置や至近位置においても山登りAF方式による高精度な焦点調節を行うことができるレンズ交換式デジタルカメラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様のレンズ交換式デジタルカメラは、カメラ本体と、前記カメラ本体に着脱自在な交換レンズとを有するレンズ交換式デジタルカメラにおいて、前記カメラ本体は、前記交換レンズとの通信を行うための通信手段と、山登りAF方式により前記交換レンズの焦点調節を行う制御手段と、前記交換レンズと前記通信手段との通信に基づき、前記交換レンズの特性を判別する判別手段とを有し、前記交換レンズは、当該交換レンズの焦点調節を行うためのフォーカスレンズを有し、前記制御手段は、前記判別手段の判別結果に基づいて前記フォーカスレンズの予め決められた駆動可能範囲を変更して前記交換レンズの焦点調節を行うことを特徴とする。
本発明によれば、既存の交換レンズを含めた全ての交換レンズに対して、無限位置や至近位置においても山登りAF方式による高精度な焦点調節が可能なレンズ交換式カメラを提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るレンズ交換式デジタルカメラの全体構成を示すブロック図である。図1に示すレンズ交換式デジタルカメラは、カメラ本体であるカメラボディ1と、交換レンズ2とを有している。
交換レンズ2は、フォーカスレンズ3と、レンズ駆動部4と、レンズコントロール部5と、レンズ接点部8と、エンコーダ15と、レンズデータメモリ20と、温度センサ22とを有している。フォーカスレンズ3は交換レンズ2の撮影レンズに含まれるレンズである。このフォーカスレンズ3の移動により撮影レンズの焦点調節がなされる。レンズ駆動部4は、フォーカスレンズ3をその光軸方向に移動させる。レンズコントロール部5は、交換レンズ2がカメラボディ1に装着されたときに、カメラボディ1と通信自在に接続されると共に、レンズ駆動部4をコントロールする。
レンズ接点部8はカメラボディ1に設けられたレンズ接点部8と結合され、カメラボディ1内の制御部16と交換レンズ2内のレンズコントロール部5との通信ライン等を結合させる。このレンズ接点部8は、カメラボディ1から交換レンズ2に供給されるレンズ用電源の信号線、通信用のクロック/データ信号や垂直同期信号等の信号線が接続される複数の接点を有している。
エンコーダ15は、フォーカスレンズ3の移動に応じてパルス信号を発生してレンズコントロール部5に出力する。エンコーダ15からのパルス信号をカウントすることでレンズコントロール部5はフォーカスレンズ3の位置を認識する。
レンズデータメモリ20は、詳細は後述する交換レンズ2のレンズタイプ及び無限側・至近側駆動リミット位置のほか、焦点距離、撮影可能距離、モータタイプ等の情報やAF等に関わる種々の補正値といった各種のデータを記憶している。温度センサ22は、レンズコントロール部5に接続され、環境温度を測定するために使用される。
カメラボディ1は、ハーフミラー6と、撮像素子7と、位相差AFセンサーユニット9と、LCDパネル10と、ファインダー光学系11と、第1焦点検出部12と、画像処理部13と、第2焦点検出部14と、制御部16と、レリーズスイッチ(SW)18と、温度センサ23とを有している。
ハーフミラー6は、交換レンズ2からの撮影光束を、撮像素子7への光束と位相差AFセンサーユニット9への光束とに分割する。撮像素子7は、ハーフミラー6からの透過光束を電気信号に変換して画像処理部13に出力する。位相差AFセンサーユニット9はハーフミラー6からの反射光束を瞳分割し、該瞳分割した光束をそれぞれ電気信号(画像信号)に変換して第1焦点検出部12に出力する。このような構成により、撮像動作と位相差AF検出動作とを同時に行うことができる。
LCDパネル10は、バックライトを内蔵した電子ビューファインダー用の表示パネルである。ファインダー光学系11は、LCDパネル10に表示される画像を観察するための光学系である。第1焦点検出部12は、位相差AFセンサーユニット9の出力から焦点ずれ量等を算出する。画像処理部13は、撮像素子7からの出力信号に対して種々の信号処理を施して撮影画像とファインダー用の画像を形成する。この信号処理としては、ホワイトバランス補正処理、Y処理、カラーマトリックス処理等が含まれる。画像処理部13により形成されたファインダー用の画像はLCDパネル10に送られ、LCDパネル10上に表示される。そしてこのファインダー用の画像はファインダー光学系11を介して観察される。また、画像処理部13は、山登りAFを実行するために画像のコントラスト情報を取り出す処理も行う。さらに画像処理部13は、制御部16から送信される不図示の基準クロックに基づいて撮像素子7の駆動制御信号の生成も行う。例えば、画像処理部13は、撮像素子7の積分開始/終了(露光開始/終了)のタイミング信号、各画素の受光信号の読出制御信号(水平同期信号、垂直同期信号、転送信号等)等のクロック信号を生成して、撮像素子7に出力する。また、垂直同期信号(以下、垂直同期信号VD)は、第2焦点検出部14、制御部16、レンズコントロール部5にも出力する。ただし、レンズコントロール部5へは、レンズ接点部8を介して垂直同期信号VDに一致する信号VDPとして出力される。
第2焦点検出部14は、画像処理部13から得られるコントラスト情報の履歴を判断することでAF評価値を出力する。ここで、AF評価値を算出する領域である焦点検出領域は、位相差検出の焦点検出領域と一致する画面内の複数の領域である。
制御手段及び判別手段としての機能を有する制御部16は、カメラボディ1の全体をコントロールする。また、制御部16は、カメラボディ1に交換レンズ2が装着された場合にレンズコントロール部5と通信自在に接続される。また、制御部16は、内部にはメモリを有し、各種補正データを記憶している。レリーズSW18はレリーズ釦の押下に応じて状態が切り替わるスイッチである。すなわち、レリーズSW18は第1レリーズスイッチ(1RSW)と第2レリーズスイッチ(2RSW)とから構成されている。そして、レリーズ釦が半押しされると1RSWがオンしてAFやAE等の撮影準備動作が実行される。一方、レリーズ釦が全押しされると2RSWがオンして撮影動作が実行される。撮影動作によって得られた画像は、制御部16内の不揮発メモリ等に記憶される。温度センサ23は、環境温度を測定するため、制御部16に接続される。
次に、山登りAFについて詳細に説明する。図2は第2焦点検出部14の内部構成を示すブロック図であり、図3は山登りAFの概念について説明するためのフォーカスレンズ位置とAF評価値との関係を示す図である。
図2に示すように、第2焦点検出部14の内部には、AF評価値を求めるための各種回路ブロックが含まれている。図2に示す第2焦点検出部14においては、A/D変換器131、ハイパスフィルタ(HPF)132、焦点検出エリア選択ゲート133、加算器134が順に接続されている。画像処理部13は、撮像素子7からの画像信号からY処理(画像信号のR,G,B成分に所定の係数を掛けてそれらを加算する処理)によって生成した輝度信号をA/D変換器131に出力するとともに、輝度信号に合わせて同期信号を焦点検出エリア選択ゲート133、加算器134、制御部16にそれぞれ出力する。
A/D変換器131は、輝度信号をデジタル信号に変換する。HPF132はA/D変換器131によってデジタル信号に変換された輝度信号に含まれる高周波成分を抽出する。この高周波成分は、画像の鮮鋭度が高い程、多く含まれるため、HPF132において抽出した高周波成分を積分することによって積分範囲での平均的な画像の鮮鋭度の高低を数値化することができる。HPF132を通過した高周波成分は、焦点検出エリア選択ゲート133に入力される。焦点検出エリア選択ゲート133は、撮像画面上の複数の焦点検出エリアに対応する信号のみを抽出する回路であり、この焦点検出エリアに写された被写体に関する情報のみを抽出する。
焦点検出エリア選択ゲート133によって抽出されたデジタル信号は加算器134に入力され、1フィールド分のデジタル信号が積算される。この積算された値は画像の鮮鋭度を示すAF評価値として制御部16に入力される。制御部16は、このAF評価値を使用して、公知の山登りAFを行う。
山登りAFを行う場合、制御部16はフォーカスレンズ3の駆動量と駆動方向を含むレンズ駆動コマンドを、交換レンズ2内のレンズコントロール部5に送信する。そして、レンズコントロール部5は受信したレンズ駆動量と駆動方向に基づき、フォーカスレンズ3を駆動する。また、フォーカスレンズ3の位置情報を、エンコーダ15を介して取得し、制御部16に送信する。
このようにして制御部16は、フォーカスレンズ3を山登り動作させてフォーカスレンズ位置情報を取得するとともに、加算器134からAF評価値を受けて図3に示すAF評価値カーブ(フォーカスレンズ位置PとAF評価値Hとの関係を示すカーブ。図3ではAF評価値カーブ上の3点(P1、H1)、(P2、H2)、(P3、H3)を示している)を得る。そして、AF評価値が最大となる位置(P2、H2)を検出して、複数のAF評価値より補間演算等により求められる真のAF評価値のピーク位置をフォーカス目標位置として求めた後、フォーカスレンズ3をフォーカス目標位置に移動させる。ここで、フォーカスレンズ3は、無限端(無限側駆動リミット位置)と至近端(至近側駆動リミット位置)との間の領域を移動可能である。
また、AF評価値は全ての焦点検出エリア内のデジタル信号を積算して求めなくとも良い。例えば、複数の焦点検出エリアから所定の選択アルゴリズム(例えば最至近選択)に基づいて選択された焦点検出エリアを採用することや、撮影者により選択された焦点検出エリアを採用することが可能である。以上が、山登りAFの概要である。
次に、TTL位相差検出について説明する。図4は、位相差AFセンサーユニット9の構成を示す図である。図4に示すように、位相差AFセンサーユニット9は、フォーカスレンズ3によって被写体像が形成される予定結像面近傍に配される視野マスク101及びコンデンサレンズ102と、それらの後方に配される多孔(図では2つ)の絞りマスク103A、103B及び2次結像レンズを有する2次光学系104A、104Bと、さらにそれらの後方に配される複数の光電変換素子列105A、105Bとを有している。
図4に示す構成において、フォーカスレンズ3の異なる瞳領域106A、106Bをそれぞれ通過した光束による被写体像をそれぞれ異なる光電変換素子列105A、105B上に再結像させる。そして、これらの被写体像の相対的位置関係が、フォーカスレンズ3の合焦状態により変化することを利用して焦点検出を行う。上述した被写体像間の相対的位置関係である位相差はその相関を求めることで得られる。
図5は、位相差検出の概略について説明するための図である。図5に示す1対の被写体像(A像、B像)のうち、一方の像(図5の例ではA像)を光電変換素子の1画素(1ビット)ずつシフトさせながら、両像が重ならない領域の面積S(A像、B像の対応する画素の差の絶対値の総和)が最小となるシフト量を求めていく。すなわち、A像とB像が一致すれば必然的に最小値となるので、最小値をもたらすシフト量がA像とB像の相対的ずれ量である位相差となる。
このような位相差検出を利用した焦点検出装置では、対をなす瞳領域の重心間隔が三角測量における基線長となり、光電変換素子上の相対的ずれ量である位相差に基づいてフォーカスレンズ3の焦点ずれ量を求めることができる。
図6は、図1において位相差検出にかかわる部分の詳細を示す構成図である。図6において、光電変換素子列105A、105Bは位相差AFセンサーユニット9に含まれ、A/D変換器111及び演算部112は第1焦点検出部12に含まれる。
光電変換素子列105A、105B内の各画素からのアナログ出力は第1焦点検出部12のA/D変換器111によりデジタル信号に変換される。また、演算部112はマイクロコンピュータ等から構成され、光電変換素子列105A、105Bにおいてそれぞれ受光された像の間の位相差を求め、この位相差に基づいてフォーカスレンズ3の制御を行う。
ここで、A/D変換器111においてデジタル変換された光電変換素子列105A、105Bの出力値をそれぞれL(1),L(2),…,L(n)、R(1),R(2),…,R(n)とし、2つの像の相対的ずれ量(位相差)=i・p(pは画素ピッチ)とするときの、像の一致度を示す相関関数F(i)は例えば(1)式で与えられる。
Figure 2008275890
もし、光電変換素子列105A、105B上の像が相対的にk画素ピッチずれているとすれば、F(k)=0となる。ただし、光電変換素子列105A、105Bからの像を示す信号の形が画素ノイズ等の影響で完全に同じになることは少ないので、通常はF(k)>0となる。
図7は、iとF(i)の関係の1例を示す図である。ここで、(i,F(i))は離散的なデータであるが、図7においては便宜上連続なグラフとして示している。iの所定の範囲において、F(i)の最小値を求めた後、高精度の検出を行うために最小値の前後の相関関数値を用いて補間計算を行う。
以上が、TTL位相差検出方式の原理的な説明であるが、このような演算処理は、第1焦点検出部12において実行される。
次に、TTL位相差検出に基づく焦点調節について説明する。上述した補間計算により求められた相対的ずれ量(位相差)は、AF光学系(視野マスク101、コンデンサレンズ102、絞りマスク103A、103B、2次光学系104A、104Bを有する)によって決まる光学的特性に基づく計算式により、第1焦点検出部12において焦点ずれ量に変換される。その後に、位相差検出可能であったか否かを判定するための信頼性判定処理や、合焦とみなせる範囲内か否かの判定処理、複数の測距点の焦点ずれ量を所定のアルゴリズム(例えば最至近選択)にて選択する処理等の処理が行われる。信頼性判定において、検出された位相差の信頼性が低い場合には、位相差検出が不能であったとして、その旨がLCDパネル10によるファインダー内表示等で表示される。なお、信頼性判定において、検出された位相差の信頼性が低い場合に、再び位相差検出を行うようにしても良い。
以上のような処理を経て、非合焦の場合は、合焦状態を得るためにフォーカスレンズ3を移動させる処理を行う。その場合は、第1焦点検出部12において、焦点ずれ量および交換レンズ2の光学特性に基づきフォーカスレンズ3の駆動量が算出される。制御部16は、算出したレンズ駆動量とレンズ駆動方向とを位相差AFレンズ駆動コマンドとして、交換レンズ2内のレンズコントロール部5に送信する。そして、レンズコントロール部5は受信したレンズ駆動量と駆動方向に基づきレンズ駆動部4を制御して、フォーカスレンズ3の駆動を行う。なお、制御部16が、焦点ずれ量を含む位相差AFレンズ駆動コマンドをレンズコントロール部5に送信し、レンズコントロール部5がフォーカスレンズ3の駆動量、駆動方向を計算するようにしてもよい。
ここで、フォーカスレンズ3が駆動端(無限端若しくは至近端)に位置する場合であって、合焦状態が得られず、合焦とするためにフォーカスレンズ3の駆動端を越えてフォーカスレンズ3を駆動させる(無限端でさらに無限方向、至近端でさらに至近方向)必要がある場合には、ファインダー表示等で位相差検出不能時と同様の非合焦表示を行って焦点調節動作を終了する。なお、焦点検出誤差が大きい等の原因でこのような状況になる場合も有りえるので、強制的に合焦としてもよい。
以上がTTL位相差検出に基づく焦点調節の概略説明である。次に、フォーカスレンズの駆動端(無限端、至近端)の動作に関連するフォーカスレンズの駆動リミット位置について説明する。
図8(A)に示すように、通常、交換レンズにおいては、フォーカスレンズ駆動に係る構造的な制限位置である無限側機械的当て付き位置・至近側機械的当て付き位置は、光学無限位置・光学至近位置に対して余裕をもった設計とされている。これは、部品バラツキ、組み立てバラツキ等の製造バラツキや温度等の環境による変化やその他機構的な余裕及び後述する制御上の余裕を見込んでいるためである。そして、フォーカスレンズの駆動範囲である無限側駆動リミット位置と至近側駆動リミット位置は、光学無限位置と光学至近位置に対して、それぞれ無限側、至近側方向にさらに余裕を持った位置に設定されており、フォーカスレンズの駆動範囲は必ず光学無限位置と光学至近位置を含むように設定されている。このような余裕は、交換レンズ個体の機構的なバラツキや温度による変化等の誤差・変化要因を見込んで設定されているものである。
また、無限側機械的当て付き位置・至近側機械的当て付き位置に対する駆動機構の機械的な衝突を防止するために、無限側駆動リミット位置・至近側駆動リミット位置は、それぞれ無限側機械的当て付き位置・至近側機械的当て付き位置に対しても余裕をもった位置に設定されている。
次に、位相差AF用の交換レンズにおいて、山登りAFを行う場合に上記駆動リミット位置に関係する問題点を、より具体的に説明する。山登りAFは、その方式の原理上、フォーカスレンズ3が合焦位置であるAF評価値のピーク位置(図3の(P2、H2))を一旦通り過ぎてからでないと、焦点調節を実行することができない。したがって、フォーカスレンズ3の駆動端である無限位置、至近位置においては、フォーカスレンズ3がAF評価値のピーク位置(原理的には光学無限位置・光学至近位置)を一旦通り過ぎた後で少なくとも1回はAF評価値を取得して、通り過ぎた位置がAF評価値のピークであることを確認する必要がある。しかしながら、位相差AF方式を前提に設計された交換レンズにおいては、上記の点が考慮されていないため、無限側駆動リミット位置と光学無限位置の間隔は、山登りAFに対応できる間隔が確保できているとは限らない。勿論、至近側駆動リミット位置と光学至近位置の間隔についても同様である。
このような必要な間隔が確保できていない場合は、無限の被写体や至近の被写体に合焦することができないという問題が発生することとなる。例えば、図9に示すように無限の被写体に対してフォーカス目標位置(=光学無限位置)にて合焦となる場合には、フォーカスレンズ位置P3においてもAF評価値を取得する必要がある。しかしながら、無限側リミット位置までの駆動のみが許可されているため、フォーカスレンズ位置P3においてAF評価値を取得することができず合焦不能となってしまう。
以下に、このような問題点を解決するための手法の概要について説明する。
無限側駆動リミット位置・至近側駆動リミット位置はそれぞれ、製造工程時等において、交換レンズ2内のレンズデータメモリ20に予め記憶させておく。そして、TTL位相差AFにて焦点調節を実行する際は、レンズコントロール部5がレンズデータメモリ20から読み出した無限側駆動リミット位置、至近側駆動リミット位置に基づいてフォーカスレンズ3の駆動制御を行う。
一方、山登りAF時には、無限側駆動リミット位置・至近側駆動リミット位置を山登りAF用に変更してから使用する。具体的には、図8(B)に示すように、変更分ΔPだけ無限側リミット位置を無限側に、至近側リミット位置を至近側にそれぞれ拡大させる。変更分ΔPは、最適値は交換レンズのレンズタイプ、光学特性、フォーカス機構等によって異なる量であるが、交換レンズ毎に計算する等の方法で求めれば良い。
このようにして、フォーカスレンズ駆動可能領域を拡大することにより、位相差AF用の交換レンズであっても山登りAFを可能とすることができる。
以下、図1に示すレンズ交換式デジタルカメラの詳細な動作について説明する。図10は図1に示す制御部16のメインの動作について示すフローチャートである。図10において、不図示の電源が投入されると、S100においてカメラボディ1の制御部16と交換レンズ2のレンズコントロール部5との間で通信が開始される。そして、交換レンズ2内に記憶されている種々のデータが読み出され、制御部16に含まれるメモリに格納される。
制御部16は、まず、S101において、レリーズ釦の半押しにより、レリーズSW18の1RSWがオンされたか否かを判定している。この判定は、1RSWがオンされ、撮影準備が指示されるまで行う。S101の判定において、レリーズSW18がオンされると、制御部16は、S102において、交換レンズ2のレンズタイプを判定する。交換レンズ2のレンズタイプは、S100のレンズ通信により取得されたレンズタイプデータを参照して判定する。図11は交換レンズ2のレンズタイプを示す図である。ここで、レンズタイプ0は位相差AFのみに対応している交換レンズ、レンズタイプ1は山登りAFのみに対応している交換レンズ、レンズタイプ2は両方に対応可能な交換レンズである。レンズタイプとAF動作の対応は、以下のようになっている。
レンズタイプ0は、山登りAF方式にはまったく適さないタイプの交換レンズで、例えば山登りAFを実行した場合にAF動作時間が非常に長くなる等の実用的ではないものである。このようなレンズタイプ0の交換レンズの場合には位相差AFのみを行う。
レンズタイプ1は、山登りAF方式に最適に設計されたタイプの交換レンズであるので山登りAFのみを行う。
レンズタイプ2は、位相差AF方式に最適に設計されたタイプであるが、山登りAFも可能なタイプの交換レンズである。このようなレンズタイプ2の交換レンズでは、位相差AFにて焦点調節の粗調整を行った後に山登りAFにて微調整を行う。
S103において、制御部16は交換レンズ2がレンズタイプ1であるか否かを判定する。S103の判定において交換レンズ2がレンズタイプ1の場合に、制御部16はS110の処理を行う。上述したように、レンズタイプ1の交換レンズ2は山登りAF方式に最適化されているので、後述するS130の「駆動リミット位置変更」の処理を行う必要がない。一方、S103の判定において、レンズタイプ1以外の場合に、制御部16はS104の処理を行う。
S104において、制御部16は、交換レンズ2がレンズタイプ0であるか否かを判定する。S104の判定において、交換レンズ2がレンズタイプ0の場合に制御部16はS115の処理を行い、レンズタイプ0でない、すなわちレンズタイプ2である場合に制御部はS105の処理を行う。
S105において、制御部16は、位相差AFのための位相差検出を実行させる。すなわち、位相差AFセンサーユニット9から像信号を取得し、第1焦点検出部12により焦点ずれ量を算出する。また、位相差検出が可能であったか否かの判定、検出の信頼性が高いか否かの判定等を行い、それらの判定結果等を制御部16のメモリにフラグ等として記憶させる。
S106において、制御部16は、位相差検出において信頼性の高い焦点ずれ量が求められたか否か、すなわち位相差が検出可能であったか否かを、フラグ等を参照することで判定する。S106の判定において、位相差が検出可能であった場合に制御部16はS107の処理を行う。一方、S106の判定において、位相差が検出可能でなかった場合に制御部16はS130の処理を行う。
S107において、制御部16は、検出された焦点ずれ量が所定範囲内であるか否かを、フラグ等を参照することで判定する。ここで、S107の所定範囲は、この範囲内にあれば山登りAFにより十分に高精度かつ高速に合焦動作が行われるとして予め決められた数値である。S107の判定において、焦点ずれ量が所定範囲内ではない場合に制御部16はS108の処理を行う。一方、S107の判定において、焦点ずれ量が所定範囲内である場合に制御部16はS130の処理を行う。
S108において、制御部16は、得られた焦点ずれ量から、フォーカスレンズ3を合焦状態にするためのフォーカスレンズ3の駆動量を算出する。そして、S109において、レンズ駆動を実行させる。すなわち、制御部16はS108において算出したレンズ駆動量と駆動方向とを位相差AFレンズ駆動コマンドとして、交換レンズ2内のレンズコントロール部5に送信し、レンズコントロール部5はレンズ駆動部4を制御してフォーカスレンズ3の駆動を行う。
S130において、制御部16は、フォーカスレンズの無限・至近の駆動リミット位置を変更する。前述のように、交換レンズ2内のレンズデータメモリ20に予め記憶された山登りAFのために必要な無限・至近の駆動リミット位置データをレンズコントロール部5との通信により取得し、これに基づき制御部16は、山登りAFに適した無限・至近側駆動リミット位置を設定する。
ここで、S130のサブルーチン「駆動リミット位置変更」について図12のフローチャートを参照して説明する。なお、駆動リミット位置の変更に関して、その変更量は交換レンズのレンズタイプ、特性に応じて適宜設定される。
山登りAFにおいては、所定量のAF評価値の変化が発生するフォーカスレンズ3の3点の位置のAF評価値に基づき補間処理を行って、真のAF評価値のピーク位置を求めるものであるが、所定量のAF評価値の変化が得られるフォーカスレンズ3の位置は、交換レンズ2の特性によって異なるものとなる。また、通常、フォーカスレンズ3の位置制御は、フォーカスエンコーダのパルス数や駆動用ステッピングモータのステップ数に基づいて制御されるが、例えば交換レンズ2の焦点距離等の光学条件に応じて1パルス(ステップ)当たりの像面の像移動量は異なるものとなる。そこで、S500において、制御部16は、交換レンズ2内のレンズデータメモリ20に記憶されている焦点距離や単位駆動パルス当たりの像移動量等のデータをパラメータとして、交換レンズ特性に応じた有効なAF評価値取得のために必要なフォーカスレンズ駆動量ΔPを算出する。ここで、フォーカスレンズ位置の基準位置は、無限側機械当て付き位置(図8(A)参照)とし、この位置から至近側を正方向とする。
S501において、制御部16は、現在の無限側駆動リミット位置からΔPを減算して無限側駆動リミット位置を変更する。また、S502において、制御部16は、現在の至近側駆動リミット位置にΔPを加算して至近側駆動リミット位置を変更する。以上でサブルーチン「駆動リミット位置変更」が終了する。
ここで、図10の説明に戻る。S110において、制御部16は、山登りAFを実行させる。なお、山登りAFの処理については後述する。
S111において、制御部16は、山登りAF動作の結果、合焦状態が得られたか否かを、フラグ等を参照して判定する。そして、S111の判定において合焦状態が得られた場合に制御部16は、S112において合焦となったことを示す合焦表示をLCDパネル10に表示させる。一方、S111の判定において、合焦状態が得られなかった場合に制御部16は、S113において非合焦であることを示す表示をLCDパネル10に表示させる。
S112又はS113の後、制御部16はS114において、撮影シーケンスを実行する。この撮影シーケンスはレリーズ釦が全押しされてレリーズSW18の2RSWがオンされ、撮影動作が指示されると行われるものである。撮影シーケンスが開始された場合には、撮像素子7による露光を開始させ、これによって得られる画像信号を画像処理した後、処理した画像を制御部16内の不揮発メモリ等に記憶させる。撮影シーケンスの終了後は、S101に戻り1RSWのオン待ちとなる。
また、S104の判定において、交換レンズ2がレンズタイプ0の場合に、制御部16は、S115において位相差検出を実行する。すなわち、位相差AFセンサーユニット9から像信号を取得し、第1焦点検出部12により焦点ずれ量を算出する。また、位相差検出が可能であったか否かの判定、検出の信頼性は高いか否かの判定等を行い、それらの判定結果等を制御部16のメモリにフラグ等として記憶させる。
S116において、制御部16は、位相差検出において信頼性の高い焦点ずれ量が求められたか否か、すなわち位相差が検出可能であったか否かを、フラグ等を参照することで判定する。S116の判定において、位相差が検出可能であった場合に制御部16はS117の処理を行う。一方、S116の判定において、位相差が検出可能でなかった場合に制御部16はS121の処理を行う。即ち、制御部16は、S121において、非合焦であることを示す表示をLCDパネル10に表示させる。
S117において、制御部16は、検出された焦点ずれ量が所定範囲内であるか否かを、フラグ等を参照することで判定する。ここで、S117の所定範囲は、この範囲内にあれば合焦状態であるとして予め決められた数値である。S117の判定において、焦点ずれ量が所定範囲内ではない場合に制御部16はS118の処理を行う。一方、S117の判定において、焦点ずれ量が所定範囲内である場合に制御部16はS120の処理を行う。即ち、制御部16は、S120において、合焦となったことを示す合焦表示をLCDパネル10に表示させる。
S118において、制御部16は、得られた焦点ずれ量から、フォーカスレンズ3を合焦状態にするためのフォーカスレンズ3の駆動量を算出する。S119において、制御部16は、レンズ駆動を行わせる。すなわち、S118において算出されたレンズ駆動量と駆動方向とを位相差AFレンズ駆動コマンドとして、交換レンズ2内のレンズコントロール部5に送信し、レンズコントロール部5はレンズ駆動部4を制御してフォーカスレンズ3の駆動を行う。
S120又はS121の後、制御部16はS114において、撮影シーケンスを実行する。
以上のように、レンズタイプ0の場合は位相差AFのみが実行され、レンズタイプ1の場合は山登りAFのみが実行され、レンズタイプ2の場合は位相差AFにより焦点調節の粗調節が行われた後に山登りAFにより焦点調節の微調節が行われる。
図13は、山登りAF動作による合焦検出動作の詳細を示すフローチャートである。S200において、制御部16は、既に位相差AFが実行されているか否かが判定される。S200の判定において、位相差AFが既に実行されている場合に制御部16はS201の処理を行う。一方、S200の判定において、位相差AFが実行されていない場合に制御部16はS202の処理を行う。
S201において、制御部16は、山登りAFのスキャン範囲を設定する。ここでのスキャン範囲は、現在のフォーカスレンズ3の位置を中心位置とし、その前後ΔXの範囲に設定する。なお、ΔXは、山登りAFにより十分に高精度かつ高速に合焦動作が行われるとして予め決められたスキャン範囲である。このΔXは、交換レンズ2内のレンズデータメモリ20に記憶されており、制御部16により読み出されて使用される。また、ΔXは、例えば交換レンズ2の焦点距離、フォーカスレンズ3の位置(距離)、位相差検出の信頼性の高さ等のパラメータにより適宜変更される数値である。一方、S202において、制御部16は、スキャン範囲をフォーカスレンズ3の可動領域の全域、すなわち至近側リミット位置から無限側リミット位置までに設定する。これは、事前に位相差AFが実行されていないため、フォーカスレンズ3が合焦位置の付近に位置していない可能性が高いためである。なお、S201又はS202において設定されたスキャン範囲はレンズコントロール部5に送信され、実際のスキャン範囲の動作判定はレンズコントロール部5で行われる。
S203において、制御部16は、レンズコントロール部5に所定のコマンドを送信する。これを受けてレンズコントロール部5は、レンズ駆動部4を制御して、フォーカスレンズ3の位置を、現在のフォーカスレンズ位置からスキャン範囲端の近い側に移動させる。
S204において、制御部16は、山登りAFレンズ駆動コマンドをレンズコントロール部5に送信してフォーカスレンズ3のスキャン動作を開始させる。S205において、制御部16は、画像処理部13からの垂直同期信号VDに同期した所定のタイミングで画像処理部13において求められる山登りAF用のAF評価値を取り込む。
S206において、制御部16は、画像処理部13からの垂直同期信号VDの次の立ち上りを受けたか否かを判定する。S207の判定において、垂直同期信号VDの立ち上りを受けた場合に、制御部16は、レンズコントロール部5から、フォーカスレンズ3の位置を取得する。
S220において、制御部16は、フォーカスレンズ3の位置が無限側リミット位置または至近側リミット位置に達したか否かを、レンズコントロール部5からのフラグやデータにより判定する。S220の判定において、フォーカスレンズ3の位置が無限側リミット位置または至近側リミット位置に達した場合に、制御部16は、山登りAFを中止してS215の処理を行う。一方、S220の判定において、フォーカスレンズ3の位置が無限側リミット位置または至近側リミット位置に達していない場合に、制御部16はS208の処理を行う。
S208において、制御部16は、S205で取得したAF評価値とS207で取得したフォーカスレンズ3の位置をAF評価値履歴として内部のメモリに記憶させる。このようなAF評価値履歴は、例えば図9に示されるものとなる。この際、前述したように、通常ではフォーカスレンズ3の駆動端でAF評価値を求めることができなくなるが、図9に示すように、変更分ΔPを考慮した変更後の無限側リミット位置に応じて山登りAFを行うことで無限端でのAF評価値のピーク検出が可能となる。なお、図9に示す、フォーカスレンズ3の位置P1、P2、P3の間隔(P2−P1)、(P3−P2)は、前述の、有効なAF評価値取得のために必要なフォーカスレンズ駆動量ΔPと等しくなるように設定されている。
S209において、制御部16は、AF評価値履歴を参照し、フォーカスレンズ3の位置が、合焦点(AF評価値のピーク値)を通過したか否かを判定する。S209の判定において、フォーカスレンズ3の位置が合焦点を通過している場合に、制御部16はS211の処理を行う。一方、S209の判定において、フォーカスレンズ3の位置が合焦点を通過してない場合に、制御部16はS210の処理を行う。
S210において、制御部16は、フォーカスレンズ3の位置がS201又はS202で設定したスキャン範囲内であるか否かを判定する。S210の判定において、スキャンする領域が残っている場合に、制御部16はS205の処理を行う。一方、S210の判定において、スキャンする領域が残っていない場合に、制御部16はS214の処理を行う。S205からS210のループでは、フォーカスレンズ3は移動し続けており、上記処理を繰り返すことで、山登りAFにおけるフォーカスレンズ3のピーク位置の探索が行われる。
S209の判定において、フォーカスレンズ3の位置が合焦点を通過している場合に、制御部16は、S211において、レンズコントロール部5にレンズ停止コマンドを送信してフォーカスレンズ3を停止させる。S212において、制御部16は、AF評価値履歴からピーク位置に対応するフォーカスレンズ3の位置を補間処理によって詳細に求める。そして、制御部16は、ピーク位置に対応するフォーカスレンズ3の位置をレンズコントロール部5に送信する。レンズコントロール部5はレンズ駆動部4により、制御部16より送信された位置にフォーカスレンズ3を移動させる。ここで、ピーク位置を求める補間処理は、例えば、AF評価値履歴における3点の情報(P1、H1)、(P2、H2)、(P3、H3)に基づく直線補間により演算処理してピーク位置を求める。S213では、制御部16は、山登りAFの結果として求められるピーク位置のAF評価値をメモリに記憶させて処理を終了後、メインルーチンに戻る。
一方、S210の判定において、スキャン範囲での処理を終了した場合に、制御部16は、スキャンの開始位置にフォーカスレンズ3を移動させる。その後、S215において、制御部16は、山登りAFが検出不能であった事をフラグ等としてメモリに記憶させて処理を終了し、メインルーチンに戻る。
次に、交換レンズ2の動作について、図14のレンズコントロール部5の動作フローチャートを参照して説明する。図14において、不図示のカメラボディ1の電源が投入されると、カメラボディ1側よりレンズ接点部8を介して交換レンズ2に電源が供給される。交換レンズ2にレンズ電源が供給されることにより、交換レンズ2内の各部が初期化されてレンズコントロール部5が動作可能となる。そして、レンズコントロール部5は、S300にて制御部16からの通信要求待ちとなる。
S300で、制御部16からの通信要求がなされた場合、レンズコントロール部5はS301の処理を行う。S301において、レンズコントロール部5は制御部16よりコマンドを受信する。
S302において、レンズコントロール部5は制御部16より受信したコマンドが山登りAFのためのレンズ駆動コマンドか否かを判定する。S302の判定において、受信したコマンドが山登りAFのためのレンズ駆動コマンドでない場合、レンズコントロール部5は、S303において、受信したコマンドが位相差AFのためのレンズ駆動コマンドか否かを判定する。S303の判定において、受信したコマンドが位相差AFのためのレンズ駆動コマンドでない場合、レンズコントロール部5は、S304において、受信したコマンドが初期通信コマンドか否かを判定する。また、S304の判定において、受信したコマンドが初期通信コマンドでない場合、レンズコントロール部5は、S305において、受信したコマンドが上述した以外のコマンドであるとして、それに応じた処理を行う。この処理の詳細については説明を省略する。
レンズ電源投入後の最初は、制御部16より初期通信コマンドが送信される。この場合、レンズコントロール部5は、S308において制御部16との初期通信を行う。この初期通信では、交換レンズ2内の初期設定を行うとともに、交換レンズ2内に記憶されている種々のデータを制御部16に送信する。この交換レンズ2内の種々のデータとしては、レンズタイプ、焦点距離、撮影可能距離、フォーカスレンズリミット位置、モータタイプ等の情報やAF等に関わる種々の補正値等が含まれている。S308の初期通信の終了後は、S300に戻り、制御部16からの通信要求待ちとなる。
また、S303の判定において、受信したコマンドが位相差AFのためのレンズ駆動コマンドである場合に、レンズコントロール部5は、S306において、位相差AFレンズ駆動コマンドに含まれるレンズ駆動量、駆動方向に基づいてフォーカスレンズ3を駆動させる。そしてレンズ駆動が終了すると、レンズコントロール部5は、S307において、レンズ駆動終了通知をカメラボディ1の制御部16に送信する。その後、S300に戻り、制御部16からの通信要求待ちとなる。
また、S302の判定において、受信したコマンドが山登りAFのためのレンズ駆動コマンドである場合に、レンズコントロール部5は、S309以後の山登りAFのためのレンズ駆動を開始させる。S320では、レンズコントロール部5は、フォーカスレンズ3の位置が、無限側リミット位置または至近側リミット位置に達したかをエンコーダ15の出力データにより判定する。S320の判定において、フォーカスレンズ3の位置が無限側リミット位置または至近側リミット位置に達した場合に、レンズコントロール部5は、フォーカスレンズ3の駆動機構の機械的な当て付きを回避するために、S315において、直ちにフォーカスレンズ3の駆動を停止させる。そして、無限側リミット位置または至近側リミット位置に達した旨を所定のフラグを設定する等の処理により記憶し、カメラボディ1との通信の際に、そのフラグデータを制御部16に送信する。
一方、S320の判定において、フォーカスレンズ3の位置が無限側リミット位置及び至近側リミット位置に達していない場合に、レンズコントロール部5は、S310において、制御部16からレンズ接点部8を介して入力される垂直同期信号VDに同期する信号VDPの立下りが来たか否かを判定し、VDPの立下りが来るまで待つ。S310の判定において、VDPの立下りを検出すると、レンズコントロール部5は、S311において、フォーカスレンズ3位置を示すエンコーダ15の出力データを取得する。続くS312において、レンズコントロール部5は、VDPの立上りが来たか否かを判定し、VDPの立上りがくるまで待つ。S312の判定において、VDPの立上りを検出するとレンズコントロール部5は、S313において、エンコーダ15から取得したフォーカスレンズ3の位置を制御部16に送信する。続くS314において、レンズコントロール部5は、レンズ停止コマンドが受信されたか否かを判定し、受信されればS315においてフォーカスレンズ3の駆動を停止させる。
一方、S314の判定において、レンズ停止コマンドが受信されない場合は、S310に戻り、レンズコントロール部5は、VDPの立下りを待つ。以後、レンズ停止コマンドを受信するまで、S310〜S314の動作を繰り返す。
このような山登りAFの動作を示すタイミングチャートを図15に示す。このタイミングチャートを参照して山登りAFについてさらに説明する。
カメラボディ1の制御部16において山登りAF処理が開始されると、制御部16からレンズコントロール部5にレンズ駆動コマンドが送信される。これを受けてレンズコントロール部5は、レンズ駆動を開始し、レンズ駆動部4を介してフォーカスレンズ3を駆動させる。このときエンコーダ15は、フォーカスレンズ3の移動に伴ったパルス信号を発生させ、このパルス信号をレンズコントロール部5に出力する。レンズコントロール部5は、このパルス信号をカウントすることにより、フォーカスレンズ3の位置を取得する。
カメラボディ1内では、画像処理部13により発生される垂直同期信号VDに応じた所定のタイミングに合わせて撮像素子7を動作させる。撮像素子7の露光(EXP)がなされた後、画像処理部13は、撮像素子7からの出力信号を読み出す(READ)。また、第2焦点検出部14は画像処理部13による撮像素子7の出力信号の読み出しと同期してAF評価値の検出(IAF)を行う。なお、AF評価値の計算の終了タイミングは、垂直同期信号VDの立ち上りの前に終了するように予め設定されているものである。
カメラボディ1におけるAF評価値検出の動作の間、レンズコントロール部5は、画像処理部13により発生される垂直同期信号VDに同期する信号VDPの立下りを待っており、VDPの立上りが入力されると、その時点でカウントされたエンコーダ15からのパルス信号の数からフォーカスレンズ3の位置データを取得する。その後、レンズコントロール部5は、信号VDPの立上りを待ち、VDPの立上りが入力されると、取得したフォーカスレンズ3の位置データを制御部16に送信する。
AF評価値の検出後、制御部16は、垂直同期信号VDの立上りを待ち、VDの立上りが入力されると、レンズコントロール部5から送信されるフォーカスレンズ3の位置データを受信する。このようにして、制御部16は、垂直同期信号VDの立上りに同期してフォーカスレンズ3の位置データを取得することができる。
以上のような動作は、山登りAF動作時のフォーカスレンズ3の駆動中に繰り返し実行される。そして、制御部16からレンズコントロール部5にレンズ停止コマンドが送信されると、レンズコントロール部5はフォーカスレンズ3の駆動を停止させる。
以上述べてきたように、本実施形態においては、位相差AF方式に最適に設計されたタイプであるが山登りAFも可能な交換レンズ(本実施形態ではレンズタイプ2)によって山登りAFを行う場合は、交換レンズ2内に記憶されている無限側駆動リミット位置及び至近側駆動リミット位置を通常よりも拡大するので、位相差AF用交換レンズを含む全ての交換レンズで、無限位置や至近位置において山登りAFによる高精度な焦点調節が可能である。なお、本実施形態では位相差AF方式と山登りAF方式の両方の構成を搭載したカメラボディ1を例に示したが、位相差AF方式のための構成は必須ではなく山登りAF方式のみを搭載したカメラボディ1にも適用可能である。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態においては、無限側駆動リミット位置に関しては、交換レンズ2内のレンズデータメモリ20に記憶された無限側駆動リミット位置からΔPを減算して新たな無限側駆動リミット位置としており、至近側駆動リミット位置に関しては、レンズデータメモリ20に記憶された至近側駆動リミット位置にΔPを加算して新たな至近側駆動リミット位置としている。しかしながら、無限側駆動リミット位置または至近側駆動リミット位置をそれぞれ無限側機械当て付き位置または至近側機械当て付き位置にΔP分だけ変更する場合に、ΔP分だけ変更した後の無限側駆動リミット位置または至近側駆動リミット位置が無限側機械当て付き位置または至近側機械当て付き位置に重なってしまう場合が有り得る。この場合、フォーカスレンズ3が無限側(至近側)機械当て付き位置に当て付いてしまうことになり、フォーカスレンズ3の位置が制限されてしまうために山登りAFの精度低下を招いたり、フォーカスレンズ3が機械的に当て付くことにより機械機構が破壊したりするおそれがある。
そこで、第2の実施形態においては、図16に示す制御部16のサブルーチン「駆動リミット位置変更2」のフローチャートに従った処理を行うことにより上述の問題を対策する。なお、「駆動リミット位置変更2」の処理は、図12の「駆動リミット位置変更」に代えて行われるものである。また、交換レンズ2及びカメラボディ1の構成については図1で示したものをそのまま適用することが可能である。
図16のS600において、制御部16は、交換レンズ2のレンズデータメモリ20に記憶されているデータである焦点距離や単位駆動パルス当たりの像移動量等をパラメータとして、交換レンズ2の特性より、有効なAF評価値取得のために必要なフォーカスレンズ3の駆動量ΔPを算出する。ここで、フォーカスレンズ3の基準位置は無限側機械当て付き位置(図8(A)参照)とし、至近側を正とする。
S601において、制御部16は、光学無限位置から現在の無限側駆動リミット位置を減算した値がΔP以上であるか否かを判定する。S601の判定において、光学無限位置から現在の無限側駆動リミット位置を減算した値がΔP以上でない場合に、制御部16は、S602において、光学無限位置からΔPを減算した値を新たな無限側駆動リミット位置に設定する。
一方、S601の判定において光学無限位置から現在の無限側駆動リミット位置を減算した値がΔP以上である場合若しくはS602の後、制御部16は、現在の至近側駆動リミット位置から光学至近位置を減算した値がΔP以上であるか否かを判定する。S603の判定において、現在の至近側駆動リミット位置から光学至近位置を減算した値がΔP以上でない場合に、制御部16は、S604において、光学至近位置にΔPを加算した値を新たな至近側駆動リミット位置に設定する。
また、S603の判定において現在の至近側駆動リミット位置から光学至近位置を減算した値がΔP以上である場合若しくはS604の後、制御部16は図16の処理を終了する。
以上のような第2の実施形態の処理によって、図17に示すように、光学無限位置からΔPを減算した位置を無限側駆動リミット位置に、また光学至近位置にΔPを加算した位置を至近側駆動リミット位置に設定することにより、フォーカスレンズ3の駆動範囲を拡大しつつ、無限側機械当て付き位置または至近側機械当て付き位置までフォーカスレンズ3が達する可能性を小さくすることができる。したがって、フォーカスレンズ3が機械的に当て付くことによる機械機構の破壊の可能性を低減させつつ、無限位置、至近位置において高精度な山登りAFを実行することが可能となる。
[その他変形例]
以下、第1及び第2の実施形態の変形例について説明する。交換レンズ2が金属ではなくプラスチック材料で構成されている場合には、環境温度により鏡枠が変形して無限側機械的当て付き位置・至近側機械的当て付き位置あるいは光学無限位置・光学至近位置が変化する場合がある。
そこで、制御部16のメモリに交換レンズのレンズタイプに応じた温度補正データを製造工程において記憶させておくとともに、交換レンズ2内やカメラボディ1内に温度センサ22、23を持たせて、これら温度センサ22、23によってAF時に環境温度情報を取得し、上記温度補正データと環境温度情報に基づいて無限側・至近側駆動リミット位置を補正してもよい。
また、第1の実施形態において、山登りAF動作時にフォーカスレンズ3が変更後の無限側・至近側駆動リミット位置に達した場合であってΔP分のフォーカスレンズ位置間隔が確保できない場合であっても、補間方法を変更することで、山登りAF制御を有効化することも可能である。一般的な補間処理では、AF評価値履歴における3点の情報(P1、H1)、(P2、H2)、(P3、H3)に基づき、公知の直線補間により演算処理してピーク位置を求めている。この場合、フォーカスレンズ3の位置に関しては(P1−P2)=(P2−P3)の条件を必要としている。これに対し、変形例では、公知のラグランジュ補間等の補間方法を適用して補間処理を行うことで、(P1−P2)≠(P2−P3)であってもピーク位置を算出することができる。
[第3の実施形態]
次に本発明の第3の実施形態について説明する。様々な交換レンズにおいては、焦点調節の高速化を目的として撮影者が意図してフォーカスレンズ3の駆動範囲を制限する機能を有するものがある。例えば、交換レンズ2に図18に示す制限手段の一例としてのフォーカスリミットスイッチ(SW)21を設ける場合がある。このフォーカスリミットSW21は、例えば、焦点距離が300mmの望遠レンズにおいて、焦点調節可能な範囲が無限位置−2m(最至近位置)である場合に、無限位置−8mや8m−2m(最至近位置)の選択を可能とするための操作部材である。このようなフォーカスリミットSW21は、比較的長焦点の望遠レンズやマクロレンズにて多く採用されている。
例えば被写体が無限に位置しフォーカスレンズ3が最至近に位置する場合には、ピントが大きくぼけているため、位相差AF方式による焦点検出が不能となり、いわゆるレンズスキャン動作を行うため焦点調節時間が長くかかってしまう。また、同様の条件の場合には、山登りAF方式であってもAF評価値のピークに達するまでの時間が長くかかってしまう。そこで、撮影者が、フォーカスリミットSW21によって予め被写体距離に相当するフォーカスレンズ3の駆動範囲を設定できるようにしている。
第3の実施形態は、フォーカスリミットSW21が設けられたレンズ交換式カメラに本発明を適用する例である。
第3の実施形態においては、図19に示すように、フォーカスレンズ3の駆動範囲を、無限側(A領域)と至近側(B領域)とに分割し、フォーカスリミットSW21により、通常の無限−最至近領域、フォーカスレンズ3の駆動範囲が制限されるA領域、B領域の3種類から1種類の範囲を選択することが可能である。
山登りAFを実行する際には、A領域とB領域の境界付近においても適正な山登りAFを行うためにフォーカスレンズ3の駆動範囲を変更する。具体的には、A領域においては、変更前のA、B領域駆動リミット位置に対して変更分ΔP1を加算して変更後A領域フォーカスレンズ駆動可能駆動範囲を設定する。なお、符号は至近方向を正とする。また、B領域においては、変更前のA、B領域駆動リミット位置に対して変更分ΔP2を減算して変更後B領域フォーカスレンズ駆動可能駆動範囲を設定する。
図20は、図12の「駆動リミット位置変更」に相当するサブルーチン「駆動リミット位置変更3」の動作を示すフローチャートである。
図20のS700において、制御部16は、まず図16に示す「駆動リミット位置変更2」を実行する。続くS701において、制御部16は、フォーカスリミットSW21の位置情報をレンズコントロール部5から受け取り、フォーカスリミットSW21がA領域とB領域の何れかに設定されているか否かを判定する。S701の判定において、フォーカスリミットSW21がA領域とB領領域の何れにも設定されていない、すなわち、通常の無限−最至近の設定の場合に、制御部16は図20の処理を終了する。
一方、S701の判定において、フォーカスリミットSW21がA領域とB領領域の何れかに設定されている場合に、制御部16は、S702において、交換レンズ2のレンズデータメモリ20に記憶されているデータである焦点距離や単位駆動パルス当たりの像移動量等をパラメータとして、交換レンズ2の特性より、有効なAF評価値取得のために必要なフォーカスレンズ駆動量ΔP1、ΔP2を算出する。
S703において、制御部16は、フォーカスリミットSW21がA領域に設定されているか否かを判定する。S703の判定において、フォーカスリミットSW21がA領域に設定されている場合に、制御部16はS704の処理を行う。一方、フォーカスリミットSW21がB領域に設定されている場合に、制御部16はS705の処理を行う。
S704において、制御部16は、変更前のA領域駆動リミット位置にΔP1を加算した値を変更後のA領域駆動リミット位置に設定して、図20の処理を終了する。また、S705において、制御部16は、変更前のB領域駆動リミット位置からΔP2を減算した値を変更後のB領域駆動リミット位置に設定して、図20の処理を終了する。
以上説明したように、第3の実施形態に示すようにして、フォーカスレンズ3の駆動リミット位置を変更した後に、山登りAFを実行することにより、光学無限位置と光学至近位置の中間に位置するA領域とB領域の境界付近にてAF評価値がピークとなる場合であっても、AF評価値のピークを検出することができ適正な山登りAFを行うことが可能となる。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、上述したような課題を解決でき、上述したような効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係るレンズ交換式デジタルカメラの全体構成を示すブロック図である。 第2焦点検出部の内部構成を示すブロック図である。 山登りAFの概念について説明するためのフォーカスレンズ位置とAF評価値との関係を示す図である。 位相差AFセンサーユニットの構成を示す図である。 位相差検出の概略について説明するための図である。 図1において位相差検出にかかわる部分の詳細を示す構成図である。 相関関数F(i)の1例を示す図である。 第1の実施形態における無限側駆動リミット位置、至近側駆動リミット位置の変更について説明するための図である。 AF評価値履歴の1例を示す図である。 カメラボディの制御部のメインの動作について示すフローチャートである。 レンズタイプについて説明するための図である。 駆動リミット位置変更処理について示すフローチャートである。 山登りAF動作による合焦検出動作の詳細を示すフローチャートである。 レンズコントロール部の動作を示すフローチャートである。 山登りAF時のタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態としての駆動リミット位置変更2のフローチャートである。 第2の実施形態における無限側駆動リミット位置、至近側駆動リミット位置の変更について説明するための図である。 フォーカスリミットスイッチを有するレンズ交換式デジタルカメラの構成を示すブロック図である。 第3の実施形態における中間距離のリミット位置の変更について説明するための図である。 本発明の第3の実施形態としての駆動リミット位置変更3のフローチャートである。
符号の説明
1…カメラボディ、2…交換レンズ、3…フォーカスレンズ、4…レンズ駆動部、5…レンズコントロール部、6…ハーフミラー、7…撮像素子、8…レンズ接点部、9…AFセンサーユニット、10…LCDパネル、11…ファインダー光学系、12…第1焦点検出部、13…画像処理部、14…第2焦点検出部、15…エンコーダ、16…制御部、18…レリーズスイッチ(SW)、20…レンズデータメモリ、21…フォーカスリミットスイッチ(SW)、22,23…温度センサ

Claims (8)

  1. カメラ本体と、前記カメラ本体に着脱自在な交換レンズとを有するレンズ交換式デジタルカメラにおいて、
    前記カメラ本体は、
    前記交換レンズとの通信を行うための通信手段と、
    山登りAF方式により前記交換レンズの焦点調節を行う制御手段と、
    前記交換レンズと前記通信手段との通信に基づき、前記交換レンズの特性を判別する判別手段と、
    を有し、
    前記交換レンズは、当該交換レンズの焦点調節を行うためのフォーカスレンズを有し、
    前記制御手段は、前記判別手段の判別結果に基づいて前記フォーカスレンズの予め決められた駆動可能範囲を変更して前記交換レンズの焦点調節を行うことを特徴とするレンズ交換式デジタルカメラ。
  2. 前記交換レンズは、前記フォーカスレンズの駆動可能範囲に関するデータを記憶する記憶手段を含み、
    前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記フォーカスレンズの駆動可能範囲に関するデータを、前記通信手段を介して読み出し、該読み出したフォーカスレンズの駆動可能範囲に関するデータを変更することにより前記フォーカスレンズの駆動可能範囲を変更することを特徴とする請求項1に記載のレンズ交換式デジタルカメラ。
  3. 前記交換レンズは、前記フォーカスレンズの駆動可能範囲に関するデータを複数種類記憶する記憶手段を含み、
    前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記複数種類のフォーカスレンズの駆動可能範囲に関するデータを、前記通信手段を介して読み出し、該読み出した複数種類のフォーカスレンズの駆動範囲に関するデータの中から選択して前記フォーカスレンズの駆動可能範囲を変更することを特徴とする請求項1に記載のレンズ交換式デジタルカメラ。
  4. 前記交換レンズは、前記フォーカスレンズの駆動可能範囲に関するデータを複数種類記憶する記憶手段を含み、
    前記制御手段は、前記記憶手段の前記フォーカスレンズの駆動可能範囲に関するデータを、前記通信部を介して読み出し、該読み出した複数種類のフォーカスレンズの駆動範囲に関するデータから演算により前記フォーカスレンズの駆動可能範囲を変更することを特徴とする請求項1のレンズ交換式デジタルカメラ。
  5. 前記フォーカスレンズの駆動可能範囲に関するデータは、前記フォーカスレンズの無限に関する位置及び最至近に関する位置の少なくとも何れかに関連するデータであることを特徴とする請求項2又は3に記載のレンズ交換式デジタルカメラ。
  6. 前記制御手段は、前記フォーカスレンズの無限に関する位置のデータを無限側に拡大する及び前記フォーカスレンズの最至近に関する位置のデータを至近側に拡大するように演算することで前記フォーカスレンズの駆動可能範囲を変更することを特徴とする請求項5に記載のレンズ交換式デジタルカメラ。
  7. 前記交換レンズは、前記フォーカスレンズの駆動可能範囲を無限及び最至近を除く制限位置に制限する制限手段をさらに有し、
    前記フォーカスレンズの駆動可能範囲に関するデータは、前記フォーカスレンズの前記制限位置に関連するデータであることを特徴とする請求項2又は3に記載のレンズ交換式デジタルカメラ。
  8. 前記制御手段は、前記制限位置に関連するデータを無限側及び至近側に拡大するように演算することで前記フォーカスレンズの駆動可能範囲を変更することを特徴とする請求項7に記載のレンズ交換式デジタルカメラ。
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