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JP2008242325A - 着色感光性樹脂組成物、並びにそれを用いた色フィルタアレイ、固体撮像素子およびカメラシステム - Google Patents

着色感光性樹脂組成物、並びにそれを用いた色フィルタアレイ、固体撮像素子およびカメラシステム Download PDF

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JP2008242325A
JP2008242325A JP2007086044A JP2007086044A JP2008242325A JP 2008242325 A JP2008242325 A JP 2008242325A JP 2007086044 A JP2007086044 A JP 2007086044A JP 2007086044 A JP2007086044 A JP 2007086044A JP 2008242325 A JP2008242325 A JP 2008242325A
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photosensitive resin
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JP2007086044A
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Yoshiko Miya
芳子 宮
Kensaku Maeda
兼作 前田
Taichi Natori
太知 名取
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Sony Corp
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sony Corp
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】良好な分光特性を示す色フィルタアレイを形成し得る着色感光性樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】式(I)で表される色素、アルカリ可溶性樹脂、感光性化合物、硬化剤、および溶剤を含有することを特徴とする着色感光性樹脂組成物。

【選択図】なし

Description

本発明は、固体撮像素子(イメージセンサなど)や液晶表示素子をカラー化するために素子上に形成される色フィルタアレイの製造に有用な着色(有色)感光性樹脂組成物に関する。
固体撮像素子や液晶表示素子をカラー化(有色化)するための色フィルタアレイとしては、例えば、赤色フィルタ層(R)、緑色フィルタ層(G)、および青色フィルタ層(B)を素子上の同一平面に隣接して形成した色フィルタアレイが知られている。色フィルタアレイの各フィルタ層(R、G、B)の平面パターンは適宜設定されており、例えばベイヤー状(モザイク状)パターンや、帯状パターンが知られている。またフィルタ層は、前記赤色(R)、緑色(G)、青色(B)からなる原色系の組合せの他、黄色(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)からなる補色系の組合せが採用されることもある。
色フィルタアレイは、各フィルタ層に対応する着色感光性樹脂組成物を準備し、これらを順に露光、現像してパターン化していくカラーレジスト法によって製造されることが多く、この着色感光性樹脂組成物に含まれる色素としては、顔料が多用されている。しかし、顔料は現像液に溶解しないため、微細なパターンを形成するには不利であった。そこで近年、現像液に溶解する色素として、染料の使用が提案されている。
例えば特許文献1は、波長550〜650nmに吸収極大を有するトリアリールメタン系色素(染料)、具体的にはC.I.アシッド・ブルー7、C.I.アシッド・ブルー83、C.I.アシッド・ブルー90、C.I.ソルベント・ブルー38、C.I.アシッド・バイオレット17、C.I.アシッド・バイオレット49、C.I.アシッド・グリーン3などが、固体撮像素子の分野で、分光特性に優れた染料として紹介されている。特にC.I.アシッド・ブルー90は、式(II)で表される色素であり、非常に優れた分光特性を有することが、実施例でも現に確認されている。
なお青色染料として、数多くのものが知られているが、その分光特性は知られておらず、色フィルタアレイとしての適性は未知である。例えば、特許文献2は、疎水性繊維材料、特に新合繊と呼ばれるポリエステル系繊維材料を青色に染色するために、複数の染料を含有する分散染料組成物を開示している。また特許文献3は、感熱転写用シートにおけるシアン色材層の色素として、複数の色素(染料)を列挙している。但しこれら文献の対象分野は、色フィルタアレイとは全く異なる。また列挙されている青色染料が、色フィルタアレイ用の色素として分光特性に優れるか否かについては、何ら開示されていない。
特開2002−14222号公報 特開平11−29716号公報 特開2003−205686号公報
ところで近年、固体撮像素子のパターンが益々微細化していく傾向にあり、それに対応してフィルタパターンの微細化も必要になってくる。フィルタパターンの微細化の為には、色フィルタアレイの分光特性をさらに改善し、色フィルタアレイそのものを薄くすることが有効である。本発明は上記の様な事情に着目してなされたものであって、その目的は、さらに良好な分光特性を示す色フィルタアレイを形成し得る着色感光性樹脂組成物を提供することにある。なお「良好な分光特性」とは、所定の波長範囲の光を充分に吸収するが、それ以外の波長範囲の光は良好に透過させることを意味する。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、チアゾール環がトリアゾロピリジン骨格に結合した特定のチアゾール−トリアゾロピリジン系色素(以下、「チアゾール色素」ともいう。)は、特許文献1に記載のトリアリールメタン系色素よりもさらに分光特性が優れていることを見出し、本発明を完成した。即ち本発明の着色感光性樹脂組成物は、式(I)で表されるチアゾール色素を含有する点にその特徴がある。
式(I)中、Xは、窒素原子またはCHを示す。
11は、水素原子またはC1-4アルキル基を示す。
12は、水素原子、シアノ基、カルバモイル基、カルボキシル基またはC1-4アルコキシカルボニル基を示す。
13は、酸素原子、C(CN)2、C(CN)COOL1またはC(COOL12を示し、L1は、C1-8アルキル基を示す。但しL1がメチレン単位を有する場合には、該メチレン単位の1つまたは2つが酸素原子で置換されていてもよい。
14〜R16は、それぞれ独立して、水素原子、アミノ基またはハロゲン原子で置換されていてもよいC1-20アルキル基、C1-20アルキル基で置換されていてもよいアミノ基、1つ以上の酸素原子を含有するC1-20エーテル基、置換されていてもよい芳香族基、あるいはヒドロキシル基を示す。
なお本発明において、Ca-bとは、炭素数がa以上、b以下であることを意味する。
本発明の着色感光性樹脂組成物は、式(I)で表されるチアゾール系色素に加えて、アルカリ可溶性樹脂、感光性化合物(特にオキシム系化合物)、硬化剤および溶剤を含有する。本発明には、上記着色感光性樹脂組成物を用いて形成される色フィルタアレイ、該色フィルタアレイを具備する固体撮像素子、および該固体撮像素子を具備するカメラシステムも含まれる。
本発明によれば、着色感光性樹脂組成物において式(I)で表されるチアゾール系色素を用いているため、該着色感光性樹脂組成物を用いて形成される色フィルタアレイの分光特性をさらに改善できる。
本発明の着色感光性樹脂組成物は、式(I)で表されるチアゾール系色素(以下、チアゾール系色素(I)として示すことがある)を含有することを特徴とする。式(I)で表されるチアゾール系色素は、単独で用いても良く、数種を適宜組合せて用いてもよい。式(I)において好ましいR11は、C1-3アルキル基であり、より好ましくはメチル基である。好ましいR12はシアノ基であり、好ましいR13は酸素原子である。好ましいR14は、メチル基、エチル基、および全炭素数が3〜20程度(好ましくは4〜10程度)のジアルキルメチル基(特にジ直鎖状アルキルメチル基)である。好ましいR15は、2個のC1-10アルキル基(より好ましくはC3-6アルキル基)で置換されているアミノ基、特にN−ジイソプロピルアミノ基、N,N−ジ−n−ブチルアミノ基、N,N−ジ−n−ペンチルアミノ基、N,N−ジ−n−ヘキシルアミノ基である。好ましいR16は、水素原子、直鎖状または分岐鎖状C1-8アルキル基、ナフチル基またはフェニル基などであり、より好ましくは水素原子、分岐鎖状C3-4アルキル基(イソプロピル基、イソペンチル基、tert−ブチル基など)またはフェニル基である。
これらチアゾール系色素(I)としては、より具体的には、式(I−1)〜(I−5)で表される色素が例示できる。
チアゾール系色素(I)は分光特性に優れており、青色フィルタ層の青色色素として単独で使用できるが、調色のため、即ち分光特性を調整するために、波長600〜700nmに吸収極大を有する色素(染料)を併用してもよい。波長600〜700nmに吸収極大を有する色素としては、例えば式(III)で表されるような銅フタロシアニン系色素(以下、銅フタロシアニン系色素(III)と記載することがある。)が挙げられる。
[式(III)中、R30〜R33は、それぞれ独立して、スルホン酸基または式(III−1)で示されるスルホンアミド基を示す。
34HN−SO2− ・・・ (III−1)
{式(III−1)中、R34は、水素原子、C2-20アルキル基、シクロヘキシル基で置換されたC2-12アルキル基、C1-4アルキル基で置換されたシクロヘキシル基、C2-12アルコキシル基で置換されたC2-12アルキル基、C1-20アルキル基で置換されたフェニル基、フェニル基で置換されたC1-20アルキル基、式(III−2)で示されるアルキルカルボニルオキシアルキル基、または式(III−3)で示されるアルコキシカルボニルアルキル基を示す。
35−CO−O−R36− ・・・ (III−2)
37−O−CO−R38− ・・・ (III−3)
(式(III−2)および式(III−3)中、R35およびR37は、それぞれ独立して、C2-12アルキル基を示し、R36およびR38は、それぞれ独立して、C2-12アルキレン基を示す。)}
a、b、cおよびdは、それぞれ独立して、0〜2の整数を示す。]
式(III)で示される銅フタロシアニン系色素は、例えばR30〜R33のいずれかがスルホン酸基である場合、塩基と塩を形成することができる。塩の形態として、例えば、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属との金属塩、トリメチルアミン、2−エチルヘキシルアミン、1−アミノ−3−フェニルブタンなどのアミン類とのアミン塩などが挙げられる。
上記銅フタロシアニン系色素(III)には、例えばC.I.ソルベント・ブルー25、C.I.ソルベント・ブルー55、C.I.ソルベント・ブルー67、C.I.アシッド・ブルー249、C.I.ダイレクト・ブルー86などが含まれる。これら銅フタロシアニン系色素(III)は、単独で用いてもよく、2種以上を組合せてもよい。銅フタロシアニン系色素(III)の含有量は、チアゾール系色素(I)および銅フタロシアニン系色素(III)の合計含有量に対して、好ましくは30〜70質量%程度、より好ましくは40〜60質量%程度である。
また本発明の着色感光性樹脂組成物は、分光特性を調整するために、波長500〜600nmに吸収極大を有する色素(染料)を含有していてもよい。波長500〜600nmに吸収極大を有する色素としては、例えば式(IV)で示されるキサンテン系色素(以下、キサンテン系色素(IV)と記載することがある。)が挙げられる。
[式(IV)中、Z-は、BF4-、PF6-、X-またはXO4-(前記式中、Xはハロゲン原子である)を示す。
41およびR43は、それぞれ独立して、水素原子またはC1-8アルキル基を示す。
42は、スルホン酸基、カルボン酸基、これらのエステル若しくは塩、または式(IV−1)で表されるスルホンアミド基を示す。
45HN−SO2− ・・・ (IV−1)
{式(IV−1)中、R45は、水素原子、C2-20アルキル基、シクロヘキシル基で置換されたC2-12アルキル基、C1-4アルキル基で置換されたシクロヘキシル基、C2-12アルコキシル基で置換されたC2-12アルキル基、C1-20アルキル基で置換されていてもよいフェニル基、フェニル基で置換されていてもよいC1-20アルキル基、式(IV−2)で表されるアルキルカルボニルオキシアルキル基、または式(IV−3)で表されるアルコキシカルボニルアルキル基を示す。
46−CO−O−R47− ・・・ (IV−2)
48−O−CO−R49− ・・・ (IV−3)
(式(IV−2)および式(IV−3)中、R46およびR48は、それぞれ独立して、C2-12アルキル基を示し、R47およびR49は、それぞれ独立して、C2-12アルキレン基を示す。)}
40およびR44は、それぞれ独立して、水素原子、C1-8アルキル基、または式(IV−4)で示される置換フェニル基を示す。
{式(IV−4)中、R400およびR402は、それぞれ独立して、水素原子またはC1-3アルキル基を示し、R401は、スルホン酸基、カルボン酸基、これらのエステル若しくは塩、または式(IV−1)で表されるスルホンアミド基を示す。}]
キサンテン系色素(IV)としては、C.I.ベーシック・レッド1、C.I.アシッド・レッド289または式(IVa)で表される色素などを挙げることができる。
キサンテン系色素(IV)は、単独で用いてもよく、2種以上を組合せてもよい。またキサンテン系色素(IV)と銅フタロシアニン系色素(III)とを、調色用色素として併用してもよい。前記キサンテン系色素の含有量は、チアゾール系色素(I)およびキサンテン系色素(IV)の合計含有量に対して、好ましくは10〜70質量%程度、より好ましくは20〜50質量%程度である。
本発明の組成物中で使用されるチアゾール系色素(I)は、例えば特表平9−508403号公報に開示の方法に従えば入手できる。
本発明の着色感光性樹脂組成物は、チアゾール系色素(I)に加えて、アルカリ可溶性樹脂、感光性化合物、硬化剤および溶剤を含む。本発明の組成物は、好ましくはネガ型であるが、ポジ型であってもよい。
感光性化合物は、着色感光性樹脂組成物がポジ型組成物であるか、ネガ型組成物であるかに応じて、適宜使い分ける。ポジ型組成物用の感光性化合物は、一般に感光剤と称されており、公知のものが種々使用できる。より具体的には感光剤として、フェノール化合物とo−ナフトキノンジアジドスルホン酸化合物(o−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸、o−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸など)とのエステルが例示できる。
上記フェノール化合物としては、ジ、トリ、テトラまたはペンタヒドロキシベンゾフェノン(2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノンなど)、式(101)〜(111)で表される化合物などが挙げられる。
一方、ネガ型組成物用の感光性化合物としては、光酸発生剤が使用できる。光酸発生剤の種類は特に限定されず、公知の種々の光酸発生剤[例えば、ヨードニウム塩化合物、スルホニウム塩化合物、有機ハロゲン化合物(ハロアルキル−s−トリアジン化合物など)、スルホン酸エステル化合物、ジスルホン化合物、ジアゾメタンスルホニル化合物、N−スルホニルオキシイミド化合物、オキシム系化合物など]が使用できる。好ましい光酸発生剤は、オキシム系化合物である。
オキシム系化合物としては、例えば、α−(4−トルエンスルホニルオキシイミノ)ベンジルシアニド、α−(4−トルエンスルホニルオキシイミノ)−4−メトキシベンジルシアニド、α−(カンファースルホニルオキシイミノ)−4−メトキシベンジルシアニド、α−トリフルオロメタンスルホニルオキシイミノ−4−メトキシベンジルシアニド、α−(1−ヘキサンスルホニルオキシイミノ−4−メトキシベンジルシアニド、α−ナフタレンスルホニルオキシイミノ−4−メトキシベンジルシアニド、α−(4−トルエンスルホニルオキシイミノ)−4−N−ジエチルアニリルシアニド、α−(4−トルエンスルホニルオキシイミノ)−3,4−ジメトキシベンジルシアニド、α−(4−トルエンスルホニルオキシイミノ)−4−チエニルシアニドなどのシアニド類;α−[(4−トルエンスルホニルオキシイミノ)−4−メトキシフェニル]アセトニトリル、(5−トシルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル、(5−カンファースルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル、(5−n−プロピルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル、(5−n−オクチルオキシイミノ−5−カンファースルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリルなどのアセトニトリル類が挙げられる。
アルカリ可溶性樹脂として、フォトレジスト材料に使用される公知のアルカリ可溶性樹脂を使用でき、それらの中でもフェノール性水酸基を有する樹脂が好ましい。具体的には、ノボラック樹脂、ポリビニル樹脂などを使用できる。ノボラック樹脂として、例えばp−クレゾールノボラック樹脂、m−クレゾールノボラック樹脂、p−クレゾールとm−クレゾールとのノボラック樹脂、式(201)で表される繰り返し構造を有するノボラック樹脂などが挙げられる。
上記ポリビニル樹脂としては、例えばビニルフェノール(p−ビニルフェノール(p−ヒドロキシスチレンともいう)など)の重合体が挙げられる。この重合体は単独重合体であってもよく、共重合体(例えばスチレンとp−ビニルフェノールとの共重合体)であってもよい。また必要に応じて、ビニルフェノールの水酸基の水素原子を、有機基(例えばC1-6アルキル基)によって置換(マスク)してもよい。水酸基を有機基でマスクすると、フォトリソグラフィー法でパターンを形成する際の露光量を少なくでき、またパターン形状をカラーフィルタとして好ましい矩形にするのが容易になる。
ノボラック樹脂のポリスチレン換算重量平均分子量は、例えば3,000〜20,000程度であり、ポリビニル樹脂のポリスチレン換算重量平均分子量は、例えば1,000〜20,000程度、好ましくは2,000〜6,000程度である。
本発明の着色感光性樹脂組成物中で使用する硬化剤(架橋剤)としては、熱硬化作用を有する化合物を用いることができ、例えば式(301)で表されるメラミン化合物を使用できる。
[式(301)中、R300〜R305は、それぞれ独立して、水素原子、直鎖状C1-10アルキル基(好ましくは直鎖状C1-4アルキル基)または分岐鎖状C3-10アルキル基(好ましくはイソプロピル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基など)を示す。但し、R300〜R305のうち、少なくとも2個は水素原子ではない。]
好ましいメラミン化合物には、ヘキサメトキシメチルメラミン(ヘキサメトキシメチロールメラミンともいう)、ヘキサエトキシメチルメラミンなどが含まれる。
本発明の着色感光性樹脂組成物における、色素、感光性化合物、アルカリ可溶性樹脂および硬化剤の含有量(色素、感光性化合物、アルカリ可溶性樹脂(固形分)および硬化剤の合計100質量部に対する量)は、それぞれ以下の通りである。
色素:例えば5〜80質量部程度、好ましくは15〜80質量部程度、さらに好ましくは20〜70質量部程度、特に50〜70質量部程度。色素の量を前記範囲にすることで、カラーフィルタの色濃度を充分に高くでき、またパターン形成時の現像工程での膜減りを小さくできる。
感光性化合物:例えば0.001〜50質量部程度、好ましくは0.01〜40質量部程度、さらに好ましくは0.1〜30質量部程度、特に0.1〜10質量部程度。感光性化合物の量を前記範囲にすることで、パターン形成時の現像工程での膜減りを小さくでき、またフォトリソグラフィー法でパターンを形成する際の投影露光時間を短くできる。
アルカリ可溶性樹脂:1〜75質量部程度、好ましくは5〜60質量部程度、さらに好ましくは10〜50質量部程度。アルカリ可溶性樹脂の量が前記範囲であれば、現像液に対する溶解度が充分であり、また現像工程での膜減りを生じにくく、フォトリソグラフィー法でパターンを形成する際の露光量が少なくなり好ましい。
硬化剤:1〜40質量部程度、好ましくは5〜30質量部程度、さらに好ましくは10〜25質量部程度。硬化剤の量が前記範囲であれば、フォトリソグラフィー法でパターンを形成する際の露光量を少なくできる。また現像後のパターンの形状が良好であり、該パターンを加熱して硬化させた後のパターンの機械的強度も充分である。さらに現像工程で画素パターンの膜減りが発生しないので画像の色ムラが生じ難い。
溶剤は、着色感光性樹脂組成物中に含まれる色素、感光性化合物、アルカリ可溶性樹脂、および硬化剤などの溶解度(特に色素の溶解度)によって、適宜選択できる。例えば溶剤は、エチレングリコール類(メチルセルソルブ、エチルセルソルブ、メチルセルソルブアセテート、エチルセルソルブアセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテルなど)、プロピレングリコール類(プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートなど)、N−メチルピロリドン、γ−ブチロラクトン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、ケトン類(4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノン、シクロヘキサノンなど)、カルボン酸エステル類(酢酸エチル、酢酸n−ブチル、ピルビン酸エチル、乳酸エチル、乳酸n−ブチルなど)などが挙げられる。これら溶剤は、単独で用いてもよく、混合して用いてもよい。
溶剤の含有量は、着色感光性樹脂組成物に対して、例えば65〜95質量%程度、好ましくは70〜90質量%程度である。溶剤量が上記範囲にあると、塗布膜の均一性が良好となる。
本発明の着色感光性樹脂組成物は、必要に応じて、界面活性剤なども含有していてもよい。界面活性剤には、シリコーン系界面活性剤[例えば、トーレシリコーンDC3PA、同SH7PA、同DC11PA、同SH21PA、同SH28PA、同29SHPA、同SH30PA、ポリエーテル変性シリコーンオイルSH8400(以上はトーレシリコーン(株)製)、KP321、KP322、KP323、KP324、KP326、KP340、KP341(以上は信越シリコーン製)、TSF400、TSF401、TSF410、TSF4300、TSF4440、TSF4445、TSF−4446、TSF4452、TSF4460(以上はジーイー東芝シリコーン(株)製)などのシロキサン結合を有する界面活性剤など];フッ素系界面活性剤[例えば、フロラードFC430、同FC431(以上は住友スリーエム(株)製)、メガファックF142D、同F171、同F172、同F173、同F177、同F183、同R30(以上は大日本インキ化学工業(株)製)、エフトップEF301、同EF303、同EF351、同EF352(以上は新秋田化成(株)製)、サーフロンS381、同S382、同SC101、同SC105(以上は旭硝子(株)製)、E5844((株)ダイキンファインケミカル研究所製)、BM−1000、BM−1100(以上はBM Chemie社製)などのフルオロカーボン鎖を有する界面活性剤など];フッ素原子を有するシリコーン系界面活性剤[メガファックR08、同BL20、同F475、同F477、同F443(以上は大日本インキ化学工業(株)製)などのシロキサン結合およびフルオロカーボン鎖を有する界面活性剤など]が含まれる。これらの界面活性剤は、単独でも2種類以上を組合せて用いてもよい。
界面活性剤を用いる場合、その使用量は、着色感光性樹脂組成物に対して、例えば0.0005質量%〜0.6質量%程度、好ましくは0.001質量%〜0.5質量%程度である。界面活性剤を上記範囲で使用すると、着色感光性樹脂組成物の塗布時における平坦性がさらに良好になる。
本発明の着色感光性樹脂組成物がネガ型組成物である場合、さらにアミン系化合物を含有させてもよい。アミン系化合物を用いることにより、フォトリソグラフィーを行うときの露光量を、着色感光性樹脂組成物を長期間保存する前後で大きく変化しないようにすることができる。またアミン系化合物を用いることにより、露光後に基板を放置したときの光酸発生剤の失活によるレジストパターンの寸法変化を低減できる。
前者の露光量安定化効果を発揮するのに有用なアミン系化合物としては、例えば3−アミノ−1−プロパノール、1−アミノ−2−プロパノール、2−アミノ−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、3−メチル−2−アミノ−1−ブタノールなどのアミノアルコール類;1,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ[4,3,0]ノン−5−エンなどのジアザビシクロ構造を有する化合物などが含まれる。
後者の寸法安定化効果を発揮するのに有用なアミン系化合物としては、4−ニトロアニリン、エチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、4,4’−ジアミノ−1,2−ジフェニルエタン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジメチルジフェニルメタン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジエチルジフェニルメタン、4,4’−ジアミノ−3,3’,5,5’−テトラエチル−ジフェニルメタン、8−キノリノール、ベンズイミダゾール、2−ヒドロキシベンズイミダゾール、2−ヒドロキシキナゾリン、4−メトキシベンジリデン−4’−n−ブチルアニリン、サリチル酸アミド、サリチルアニリド、1,8−ビス(N,N−ジメチルアミノ)ナフタレン、1,2−ジアジン(ピリダジン)、ピペリジン、p−アミノ−安息香酸、N−アセチルエチレンジアミン、2−メチル−6−ニトロアニリン、5−アミノ−2−メチルフェノール、4−n−ブトキシアニリン、3−エトキシ−n−プロピルアミン、4−メチルシクロヘキシルアミン、4−tert−ブチルシクロヘキシルアミン、モノピリジン類(イミダゾール、ピリジン、4−メチルピリジン、4−メチルイミダゾール、2−ジメチルアミノピリジン、2−メチルアミノピリジン、1,6−ジメチルピリジンなど)、ビピリジン類(ビピリジン、2,2’−ジピリジルアミン、ジ−2−ピリジルケトン、1,2−ジ(2−ピリジル)エタン、1,2−ジ(4−ピリジル)エタン、1,3−ジ(4−ピリジル)プロパン、1,2−ビス(2−ピリジル)エチレン、1,2−ビス(4−ピリジル)エチレン、1,2−ビス(4−ピリジルオキシ)エタン、4,4’−ジピリジルスルフィド、4,4’−ジピリジルジスルフィド、1,2−ビス(4−ピリジル)エチレン、2,2’−ジピコリルアミン、3,3’−ジピコリルアミンなど)、アンモニウム塩類(テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトライソプロピルアンモニウムヒドロキシド、テトラブチルアンモニウムヒドロキシド、テトラ−n−ヘキシルアンモニウムヒドロキシド、テトラ−n−オクチルアンモニウムヒドロキシド、フェニルトリメチルアンモニウムヒドロキシド、3−(トリフルオロメチル)フェニルトリメチルアンモニウムヒドロキシド、コリンなど)などを例示できる。
アミン系化合物の含有量は、着色感光性樹脂組成物の固形分に対して、例えば0.01〜10質量%程度、好ましくは0.05〜5質量%程度、より好ましくは0.1〜0.8質量%程度である。
さらに本発明の着色感光性樹脂組成物は、本発明の効果を損なわない程度で、種々の添加成分(エポキシ系樹脂、オキセタン化合物、紫外線吸収剤、酸化防止剤、キレート剤など)を含んでいてもよい。
上記の着色感光性樹脂組成物は、溶剤中で各成分を混合することにより調製できる。この調製された着色感光性樹脂組成物は、通常、ポアサイズが0.2μm以下程度のフィルタでろ過される。ろ過により、着色感光性樹脂組成物を塗布する際の均一性が向上する。
本発明の着色感光性樹脂組成物は、通常の感光性組成物と同様にフォトリソグラフィー法により、色フィルタアレイにすることができる。フォトリソグラフィー法では、例えば支持体上に本発明の着色感光性樹脂組成物からなる被膜を形成し、この被膜を露光した後、現像し、必要に応じて加熱等の手段によって被膜を硬化させて画素を形成すればよい。前記の一連の工程が、色毎に繰り返されることによって、色フィルタアレイが形成される。
上記支持体としては、公知のものが使用でき、例えば固体結合素子などイメージセンサが形成されたシリコンウェハ、透明なガラス板、石英板などが使用できる。
支持体上に被膜を形成する方法も特に限定されず、スピンコート法、ロールコート法、バーコート法、ダイコート法、ディップ法、流延塗布法、ロール塗布法、スリット&スピンコート法などの通常の塗布方法を適宜採用できる。本発明の着色感光性樹脂組成物を支持体上に塗布した後、溶剤などの揮発成分を加熱(例えば70〜120℃の加熱)などによって除去することにより、被膜を形成できる。
被膜を露光する際には、目的のパターンに対応するマスクパターンを介して、被膜に光線を照射する。光線としては、例えばg線、i線などを用いることができ、これらにはg線ステッパー、i線ステッパーなどの露光機を利用すればよい。照射領域における光線の照射量は、感光性化合物の種類および含有量、硬化剤の種類および含有量、並びにアルカリ可溶性樹脂のポリスチレン換算重量平均分子量、単量体比および含有量などによって適宜選択される。また、こうして作成した被膜は加熱してもよい。加熱することで、硬化剤が硬化して、被膜の機械的強度が向上する。加熱する場合の加熱温度は、例えば80〜150℃程度である。
現像では、通常の感光性組成物を用いた場合と同様に、被膜が設けられた支持体を通常の現像液に接触させればよい。現像液としては、特に制限は無いが、例えばアルカリ水溶液などが用いられ、必要に応じて界面活性剤を混合してもよい。現像液を振り切り、次いで水洗して現像液を除去することにより、目的とする画素を形成できる。なお現像液を振り切った後、リンス液でリンスをしてから、水洗する場合もある。このリンスにより、現像時に支持体上に残った着色感光性組成物の残渣を取り除くことができる。
現像後の画素は、必要に応じて、紫外線を照射してもよい。紫外線照射により、残存する感光剤を分解することができる。また水洗後に画素を加熱してもよい。加熱により、画素の機械的強度を向上させることができる。加熱温度は、通常、160〜220℃程度である。加熱温度が上記の範囲にあると、色素が分解することなく、硬化剤による硬化が充分に進行する。
上記のようにして得られる色フィルタアレイの厚みは、例えば0.4〜2.0μm程度である。また各画素の縦および横の長さは、それぞれ独立に1.0〜20μm程度の範囲で設定できる。
本発明の色フィルタアレイは、固体撮像素子(CCDなど)や液晶表示素子などの素子上に形成でき、これらをカラー化するのに有用である。本発明の色フィルタアレイをCCDに形成する場合の典型例、およびこれらを用いたカメラシステムについて、図を参照しながらより詳細に説明する。
CCDイメージセンサ:
図1は、本発明の色フィルタアレイを形成したCCDイメージセンサの一例を示す部分拡大概略断面図であり、図2〜図7は図1のCCDイメージセンサに色フィルタを形成する手順を示す部分拡大概略断面図である。
図示例のCCDイメージセンサでは、シリコン基板1におけるP型不純物領域の表面の一部にPやAs等のN型不純物をイオン注入した後、熱処理を行うことにより、フォトダイオード2を形成する。またシリコン基板1の表面であってフォトダイオード形成部位とは異なる領域に、フォトダイオード2よりもN型不純物濃度が高い不純物拡散層からなる垂直電荷転送部3を形成する。この垂直電荷転送部3はPやAs等のN型不純物をイオン注入した後、熱処理を行うことにより形成でき、フォトダイオード2が入射光を受けることにより発生した電荷を転送する縦方向のBurried Channel層(CCD)の役割を果たす。
図示例のCCDイメージセンサでは、シリコン基板1の不純物領域をP型不純物層、フォトダイオード2および垂直電荷転送部3をN型不純物層としているが、シリコン基板1の不純物領域をN型不純物層、フォトダイオード2および垂直電荷転送部3をP型不純物層として実施することもできる。
シリコン基板1、フォトダイオード2および垂直電荷転送部3上には、例えばSiO2等の絶縁膜5aを形成し、垂直電荷転送部3の上方には上記絶縁膜5aを介して、例えばポリSi等からなる垂直電荷転送電極4を形成する。この垂直電荷転送電極4は、フォトダイオード2に発生した電荷を垂直電荷転送部3に転送するための転送ゲートとしての役割と、垂直電荷転送部3に転送された電荷をチップの縦方向に転送するための転送電極としての役割を果たす。
垂直電荷転送電極4の上方および側面には、例えばSiO2等の絶縁膜5bを介して遮光膜6を形成する。遮光膜6は、例えばタングステン、タングステンシリサイド、または、Al、Alシリサイド等の金属からなり、入射光が垂直電荷転送電極4や垂直電荷転送部3に入り込むのを防ぐ役割を果たす。また遮光膜6の側面のうち、フォトダイオード2の上方には遮光膜6に張り出し部を設け、入射光が垂直電荷転送部3に漏れこむのを防ぐこともできる。
遮光膜6の上方には、例えばBPSG膜7をフォトダイオード2に対して、下向きに凸型になるように形成し、さらにその上にはP−SiN膜8を積層する。BPSG膜7とP−SiN膜8は、これらの界面がフォトダイオード2の上方で下に湾曲するように積層されており、入射光を効率よくフォトダイオード2に導くための層内レンズの役割を果たす。P−SiN膜8表面には、この表面または画素領域以外の凹凸部を平坦化する目的で平坦化膜層9を形成する。
さらに平坦化膜層9の上には、色フィルタアレイ10を形成する。この色フィルタアレイ10の形成は、上述のフォトリソグラフィー法に従えばよいが、CCDイメージセンサの例で説明すると、図2〜図7に示した通りになる。なおこの図示例では、ネガ型の着色感光性樹脂組成物を例にとって説明するが、ポジ型を使用してもよい。
色フィルタアレイを形成するためには、まず始めに平坦化膜層9の上に、第一の色の着色感光性樹脂組成物(図示例では、青色感光性樹脂組成物10B)を塗布し(図2参照)、フォトマスク13を介してパターンの投影露光を行う(図3参照)。この露光によって露光領域14の樹脂組成物は現像液に対して不溶化するようになる。未露光領域15の樹脂組成物は現像液に対して可溶であり、現像液で溶解してパターンを形成する。その後、残った露光領域の不溶化樹脂組成物を加熱硬化し、所望の青色画素パターン10Bを形成する(図4)。
次いで、他の色の画素パターン(図示例では、緑色画素パターン10Gおよび赤色画素パターン10R)についても上記と同様の工程を繰り返し、3色の画素パターンをイメージセンサ形成基板の同一平面上に形成する(図5)。
上記のようにして形成された色フィルタアレイ10の表面に、その凹凸を平坦化する目的で平坦化膜11を形成し(図6)、さらにこの平坦化膜11の上面に、フォトダイオード2に入射する光を効率良く集光するためのマイクロレンズ12を形成することにより(図7)、CCDイメージセンサおよびこれを用いたカメラシステムが形成される。
カメラシステム:
図8は固体撮像素子(イメージセンサ)を組込んだカメラシステムの一例を示す構成図である。このカメラシステムでは、入射光はレンズ41を介して、イメージセンサ42に入射する。イメージセンサ42の光入射面側には、前述のオンチップレンズ12と色フィルタアレイ10とが形成されており、入射光の各色に応じた信号を出力する。このイメージセンサ42からの信号は、信号処理回路43で信号処理され、カメラ出力される。
なお図示例のカメラシステムでは、イメージセンサ42はデバイス駆動回路45により駆動される。デバイス駆動回路45の動作は、モード設定部44から静止画モード、動画モード等のモード信号を送ることにより、制御できる。
本発明はCCDイメージセンサだけでなく、CMOSイメージセンサなどの増幅型固体撮像素子及びこれを用いたカメラシステム並びに液晶表示装置にも適用できる。
以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例によって制限を受けるものではなく、上記・下記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも勿論可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
合成例1
ポリ(p−ヒドロキシスチレン)[商品名「マルカリンカーM」(丸善石油化学(株)製)、重量平均分子量(カタログ値)4,100、分散度(カタログ値)1.98]36.0質量部およびアセトン144質量部を反応容器に加え、攪拌して溶解させた。その中へ無水炭酸カリウム20.7質量部およびヨウ化エチル9.35質量部を加え、昇温して還流を開始した。還流を15時間継続した後、メチルイソブチルケトン72質量部を加え、2質量%の蓚酸水溶液92.8質量部で有機層を洗浄し、次いでメチルイソブチルケトン96質量部を加え、イオン交換水64.7質量部で有機層を洗浄した。洗浄後の有機層を78.3質量部まで濃縮し、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート187.9質量部を加えて、さらに117.4質量部まで濃縮した。この濃縮液の固形分は、30.6質量%であった。また1H−NMR測定によれば、反応後の樹脂では、ポリ(p−ヒドロキシスチレン)の水酸基のうち、19.5%がエチルエーテル化されていた。この樹脂を樹脂Aとする。
実施例1
色素として式(I−1)で表される色素を26質量部、感光性化合物(光酸発生剤)としてα−[(4−トルエンスルホニルオキシイミノ)−4−メトキシフェニル]アセトニトリルを4質量部、アルカリ可溶性樹脂として樹脂Aを固形分で53.45質量部、アミン系化合物として2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールを0.15質量部、硬化剤としてヘキサメトキシメチロールメラミンを16.4質量部、溶剤として4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノンを480質量部、溶剤としてプロピレングリコールモノメチルエーテルを120質量部混合した後、孔径0.2μmのメンブランフィルターでろ過して、青色の着色感光性樹脂組成物1を得た。
次に石英ウエハ上に、スピンコート法で膜厚が0.70μmとなるように、着色感光性樹脂組成物1を塗布し、100℃で1分間加熱して揮発成分を除去することにより被膜を形成した。次いで紫外線を照射し、200℃で3分間加熱し、青色フィルタ1を得た。
比較例1
実施例1と同様の手順で、色素(I−1)の代わりに、式(II)で表される色素(C.I.アシッド・ブルー90)を用いることにより、青色の着色感光性組成物2およびフィルタ2を得た。但し比較例1では、青色フィルタ1および2の波長630nmにおける光線透過率を一致させるために、色素(II)を24質量部の量で使用した。
分光評価
上記実施例1および比較例1で得られたフィルタの波長450nmおよび630nmにおける光線透過率を測定した。その結果を下記表1に示す。
表1の結果から、色素(I−1)を含む本発明の青色フィルタ1は、色素(II)を含む青色フィルタ2よりも、波長450nmでの光線透過率が高く、受光素子としての色再現性に優れていることが分かる。
本発明の着色感光性樹脂組成物は、固体撮像素子(イメージセンサなど)や液晶表示素子をカラー化するために素子上に形成する色フィルタアレイを製造するのに使用できる。
図1はCCDイメージセンサの一例を示す部分拡大概略断面図である。 図2は図1のイメージセンサの製造方法を示す第1番目の図である。 図3は図1のイメージセンサの製造方法を示す第2番目の図である。 図4は図1のイメージセンサの製造方法を示す第3番目の図である。 図5は図1のイメージセンサの製造方法を示す第4番目の図である。 図6は図1のイメージセンサの製造方法を示す第5番目の図である。 図7は図1のイメージセンサの製造方法を示す第6番目の図である。 図8はカメラシステムの一例を示す構成図である。
符号の説明
10 色フィルタアレイ
10B 青色フィルタ層(青色画素パターン)
10G 緑色フィルタ層(緑色画素パターン)
10R 赤色フィルタ層(赤色画素パターン)

Claims (5)

  1. 式(I)で表される色素、アルカリ可溶性樹脂、感光性化合物、硬化剤、および溶剤を含有することを特徴とする着色感光性樹脂組成物。
    [式(I)中、Xは、窒素原子またはCHを示す。
    11は、水素原子またはC1-4アルキル基を示す。
    12は、水素原子、シアノ基、カルバモイル基、カルボキシル基またはC1-4アルコキシカルボニル基を示す。
    13は、酸素原子、C(CN)2、C(CN)COOL1またはC(COOL12を示し、L1は、C1-8アルキル基を示す。但しL1がメチレン単位を有する場合には、該メチレン単位の1つまたは2つが酸素原子で置換されていてもよい。
    14〜R16は、それぞれ独立して、水素原子、アミノ基またはハロゲン原子で置換されていてもよいC1-20アルキル基、C1-20アルキル基で置換されていてもよいアミノ基、1つ以上の酸素原子を含有するC1-20エーテル基、置換されていてもよい芳香族基、あるいはヒドロキシル基を示す。]
  2. 感光性化合物がオキシム系化合物を含む請求項1に記載の着色感光性樹脂組成物。
  3. 請求項1または2に記載の着色感光性樹脂組成物を用いて形成される色フィルタアレイ。
  4. 請求項3に記載の色フィルタアレイを具備する固体撮像素子。
  5. 請求項4に記載の固体撮像素子を具備するカメラシステム。
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