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JP2008138856A - 液封防振装置 - Google Patents

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JP2008138856A
JP2008138856A JP2006328647A JP2006328647A JP2008138856A JP 2008138856 A JP2008138856 A JP 2008138856A JP 2006328647 A JP2006328647 A JP 2006328647A JP 2006328647 A JP2006328647 A JP 2006328647A JP 2008138856 A JP2008138856 A JP 2008138856A
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Abstract

【目的】主液室に発生するキャビテーション現象の衝撃を車体側取付部材へ伝達しないよう、仕切部材の剛体共振により遮断して異音の発生を防止する。
【構成】第1取付金具1と車体側取付部材2をインシュレータ3で結合し、内側に形成される主液室5と副液室7を仕切部材6で仕切り、オリフィス通路8で連通する。仕切部材6はインシュレータ3の延長部12とダイヤフラム10の外周部で挟持する。ダイヤフラム10の外周厚肉部40に一体化された取付リング50の外フランジ52を延長部12にせん断方向で支持される連結金具60とカシメ固定することにより、仕切部材6とダイヤフラム10を延長部12で浮動支持して剛体共振させる。
【選択図】図1

Description

この発明は自動車のエンジンマウント等に使用される液封防振装置に係り、特にキャビテーション現象により発生する異音を効果的に低減できるものに関する。
この種の液封防振装置において、大荷重入力時に主液室内が瞬間的に負圧になることがあり、このとき作動液の一部が気化するキャビテーション現象が発生し、これに伴う異音が発生するので、この異音の伝達を防止できるようにしたものが種々提案されている。
キャビテーション現象による気泡が崩壊するときその振動が仕切部材から第2取付金具へ伝達されると、第2取付金具から車体側へ伝達され、異音として感知されることになる。そこで、このような異音を阻止するため、車体取付用ブラケットと第2取付金具との間に弾性体を介装させ、液封構造全体を車体へ浮動支持することにより、主液室内から車体への振動伝達を遮断したものがある(一例として特許文献1参照)。また弾性体を介して仕切部材を第2取付金具へ支持する構造も公知である(一例として特許文献2参照)。
特開2006−64089号公報 特開2004−316723号公報
上記公知例のように、液封構造全体を車体へ浮動支持すると、主液室内部でキャビテーション現象が発生しても、その振動が車体へ伝達されないので、感知できる異音の発生を阻止できるが、液封構造部全体が車体取付金具(ブラケット)に対して介在する弾性体の変形により横移動等するため、液封防振装置全体の支持が不安定になる。そのうえ装置が大型化し構成部品も増加するためコストアップとなる。
一方、このような装置全体の浮動支持ではなく、仕切部材だけを浮動支持する場合は、仕切部材をインシュレータの一部とダイヤフラムの外周部とで挟持することになり、浮動支持部は圧縮方向で荷重を受けるためバネ値が高くなり、浮動支持された仕切部材の剛体共振に対するチューニングの自由度が低くなる。しかも第2取付金具の端部をカシメ等してダイヤフラムに強い力を加えると、ダイヤフラムの外周部が圧縮で大きく変形され、仕切部材を浮動支持するバネ値が変化し、その結果、組立時に性能が大きく変化してしまうことがないようにしなければならない。そのうえシール性にも影響が出ないようにもしなければならない。
また、上記特許文献2はダイヤフラムの外周部に一体化されたリングをカシメ固定する連結金具を薄い弾性体の層を介して第2取付金具側の筒状部へ一体化しているため、キャビテーション現象等によって発生する振動の周波数域(実用上の考慮対象とすべき範囲として約800〜4000Hz程度)を効果的に遮断できるような剛体共振を仕切部材に生じさせることはできず、このようなことを企図したものでもない。
したがって車体側へ第2取付金具を確実に固定でき、かつキャビテーション現象等によって発生する異音を有効に防止でき、そのうえ装置を小型化でき、しかもチューニングの自由度を高め、さらには組立時のバネ値変化を防止できる構造が求められる。本願はこのような要請を実現するものである。
上記課題を解決するため液封防振装置に係る請求項1の発明は、取付相手の一方へ取付けられる第1取付金具と、他方へ取付けられる筒状の第2取付金具と、これら第1及び第2取付金具間を防振連結するインシュレータと、
このインシュレータを壁部の一部として作動液体が封入された主液室と、
この主液室と仕切部材により区画され、壁部の少なくとも一部がダイヤフラムで形成される副液室と、
これらの主液室と副液室を連通するよう前記仕切部材に形成されたオリフィス通路とを備え、
前記仕切部材を、前記インシュレータと前記ダイヤフラムの外周部との間で挟持した液封防振装置において、
前記インシュレータとダイヤフラムの外周部とを連結するとともに、
このインシュレータとダイヤフラムの連結部をインシュレータのせん断方向における変形にて支持することにより、
前記仕切部材を浮動支持してこの仕切部材を剛体共振させるようにしたことを特徴とする。
請求項2の発明は上記請求項1において、前記インシュレータに前記せん断方向の変形にて支持される連結金具を一体に設け、この連結金具の一部を前記インシュレータから延出し、
さらに前記ダイヤフラムの外周部に一体化されている取付リングの一部を延出し、これら連結金具と取付リングの各延出部を、前記外周部から外方へ離れた位置にて金属同士の直接接触により結合したことを特徴とする。
請求項3の発明は上記請求項2において、前記取付リングは前記ダイヤフラムの外周部の外側方へ張り出して前記連結金具と直接前記金属同士の接触で結合するとともに、
前記仕切部材の周囲に位置する弾性体が密着するシール面をなすことを特徴とする。
請求項4の発明は上記請求項3において、前記取付リングは断面略L字形をなすリング部とフランジ部とを備え、リング部は前記ダイヤフラムの外周部をリング状をなして支持し、
フランジ部は前記仕切部材に当接して支持するとともに、前記ダイヤフラムの外周部の外側方へ張り出して前記連結金具と結合することを特徴とする。
請求項5の発明は上記請求項1において、前記仕切部材の外周部とその周囲に位置する前記インシュレータとの間に間隙を設けたことを特徴とする。
請求項6の発明は上記請求項1において、前記仕切部材からなるマスと、これを浮動支持する前記インシュレータとダイヤフラムの外周部によるバネとの振動系において、前記副液室の作動液と前記前記取付リングの質量とを前記マスに加えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、仕切部材を支持するダイヤフラムをインシュレータのせん断変形で支持することにより、仕切部材とダイヤフラムとをインシュレータで浮動支持して、仕切部材を剛体共振させるようにしたので、この仕切部材の剛体共振及び第2取付金具との間に存在するインシュレータにより、主液室から仕切部材を介して第2取付金具へ伝達される振動を低減できる。
このため主液室でキャビテーション現象等に基づく振動が発生しても、仕切部材を経て第2取付金具から車体へ伝達されないようして、車体側で知覚できる異音の発生を抑制できる。
そのうえ、装置全体を浮動支持する従来例と異なり、仕切部材とダイヤフラムを浮動支持するだけで済み、かつ比較的小さな構成の変更で済むため、装置を小型化できコストダウンも可能になる。また第2取付金具を車体側へ強固に取付けるので横移動等を生じさせず、安定支持できる。
さらに、インシュレータがダイヤフラムとの連結部をせん断方向で支持するので、仕切部材を振動させ易くなり、かつ浮動支持部のバネ値を広範囲に変化させることができるようになり、仕切部材の剛体共振に対するチューニングの自由度を大きくすることができる。
請求項2の発明によれば、インシュレータにせん断方向の変形にて支持される連結金具を一体に設け、この連結金具の一部をダイヤフラムの外周部に一体化されている取付リングの一部と外周部から外方へ離れた位置にて金属同士の直接接触により結合したので、この結合により仕切部材を浮動支持するダイヤフラムの外周部を圧縮しすぎることがなく、その結果、バネ値が変化しないため、組立時の性能変化を防止できる。
請求項3の発明によれば、取付リングをダイヤフラムの外周部から外側方へ張り出させて連結金具と直接金属同士の接触で結合させるとともに、この張り出した部分を仕切部材の周囲に位置する弾性体が密着するシール面にしたので、シール面を安定させ、シール性能を良好に維持することができる。
請求項4の発明によれば、取付リングを断面略L字形とし、リング部とフランジ部とを備えるので、リング部がダイヤフラムの外周部をリング状をなして支持でき、フランジ部が仕切部材に当接して支持するとともにシール面及び連結金具との結合部をなすため、シール部と連結固定部を1部材で構成でき、同時にシール部とダイヤフラムの外周部を補強できる。
請求項5の発明によれば、仕切部材の外周部とその周囲に位置する弾性体との間に間隙を設け、この間隙により仕切部材を振動し易くしたので、仕切部材の剛体共振を確実に行わせることができる。
請求項6の発明によれば、副液室の作動液と連結部材の質量を剛体共振のマスに加えたので、このマスの増加分だけ剛体共振の周波数を下げることができ、簡単に共振周波数の調整を行うことができる。
以下、図面に基づいて自動車用エンジンマウントとして構成された一実施例を説明する。図1はエンジンマウントの縦断面図、図2は構成各部を分解した図である。図1は主たる振動の入力方向Zに沿ってカットした断面でもある。なお、以下の説明において、上下左右等の各方向は図1における図示状態を基準とする。
これらの図において、このエンジンマウントは、振動源であるエンジン(図示省略)側へ取付けられる第1取付金具1と、振動受け側である車体(同上)へ取付けられる車体側取付部材2と、これらの間を連結するインシュレータ3とを備える。インシュレータ3はゴム等の公知の防振用弾性部材で構成され、振動に対する防振主体部材となる弾性体であり、Z方向より第1取付金具1へ入力した振動はまずインシュレータ3の弾性変形により吸収される。
インシュレータ3は略円錐台形断面で内側にドーム状部4を備え、このドーム状部4により図の下方へ開放された凹部が形成され、この凹部内に非圧縮性の作動液が封入されて主液室5をなしている。
主液室5は仕切部材6により副液室7と区画され、仕切部材6の外周部内にZ方向から見て円弧状に形成されたオリフィス通路8により連通されている。オリフィス通路8は、10〜11Hz程度のシェイク振動等からなる低周波数の振動に対して共振するよう設定されている。
副液室7はダイヤフラム10と仕切部材6の間に形成され、ダイヤフラム10を壁部の一部としている。
車体側取付部材2は円筒形の外筒金具11を備え、この外筒金具11を必要により筒状のホルダやブラケット(図示省略)を介して車体側へ取付けるようになっている。外筒金具11は車体側取付部材2の一部をなすとともに第2取付金具をなしている。
外筒金具11の内側には、インシュレータ3の延長部12が一体化され、延長部12は仕切部材6の外周面を囲む程度に下方へ延出して外筒金具11の内面を一体に覆っている。延長部12と仕切部材6の外周部との間に若干の間隙13を形成している。延長部12の上部で主液室5に臨む部分は厚肉の段差14をなし、ここで仕切部材6の外周端部の上面側を位置決めしている。
仕切部材6は中空の枠状体であり、上下に分離される上プレート15と下ホルダ16とを備える。上プレート15と下ホルダ16はそれぞれ剛性を有し、軽金属や硬質樹脂等の適宜剛性材料で構成される。
上プレート15は円板状であり、中央が一段低くなった中央段部17をなし、ここに主液室5と連通する中央上開口18が形成されている。
下ホルダ16には外周部にオリフィス通路8を形成するための上方へ開放された円弧状溝22が形成され、その内側壁をなす環状隔壁23を挟んで中央側には上方へ開放された中央凹部24が形成されている。
底部25は中央側が一段高くなって段差部26をなし、この段差部26近傍かつ外周側に環状溝27が形成されている。また、底部25の中央部には副液室7と連通する中央下開口28が形成されている。
仕切部材6の環状隔壁23より内側の空間内には、弾性膜30が収容されている。弾性膜30はゴム等の適宜弾性体からなり、主液室5の内圧変動を弾性変形で吸収するための部材であり、中央薄肉部31と固定部32を一体に有する。
中央薄肉部31は中央段部17及び底部25に設けられている段差部26間へ収容され、主液室5の内圧変動で弾性変形する部分であり、中央上開口18及び中央下開口28から出入りする作動液の液圧により弾性変形できる。
固定部32は中央薄肉部31の外周側に形成される厚肉で剛性のある環状壁であり、上部は上プレート15の中央段部17外周部における段差部15aで位置決めされ、下部は環状溝27へ嵌合して位置決めされることにより、上プレート15と下ホルダ16に上下から挟まれて固定される拘束部であり、中央薄肉部31の環状支持部をなしている。
これにより、中央薄肉部31は仕切部材6の環状隔壁23内側空間を仕切り、中央上開口18及び中央下開口28を介する主液室5と副液室7の連通を遮断する。したがって、中央薄肉部31と中央段部17間に入り込んでいる作動液は中央上開口18を介して主液室5と連通し、中央薄肉部31の弾性変形により、中央上開口18から主液室5へ出入りする。
同様に中央薄肉部31と段差部26間に入り込んでいる作動液は、中央薄肉部31の弾性変形により中央下開口28を介して副液室7へ出入りする。
19は上プレート15に形成されたオリフィス通路8の開口であり、主液室5と連通する。29は下ホルダ16の外周部において円弧状溝22の底部へ形成された開口であり、副液室7と連通する。
下ホルダ16の底部25は外周部がダイヤフラム10の外周部で支持される。ダイヤフラム10の外周部は外周厚肉部40と取付リング50で構成され、外周厚肉部40はダイヤフラム10を構成する薄肉の本体部41の外周部を囲む比較的剛性のある環状壁であり、本体部41と一体に形成されている。外周厚肉部40は本体部41と接続部42で肉厚が変化し、この例では、本体部41の一般的な肉厚の2〜3倍程度の肉厚になっている。本体部41の肉厚は、そのバネ値が防振作用における有意の数値をほとんど生じない程度になっている。
外周厚肉部40の外周側に略L字状断面の連結金具である取付リング50をインサート成形等で一体化してあり、内側の筒状部51は外周厚肉部40の外周側に一体化し、その外周面は露出している。筒状部51の上端部は外方へ折り返された外フランジ52をなし、外周厚肉部40の外方へ延出している。
この例では、外周厚肉部40の肉厚を筒状部51の肉厚の約2倍程度(筒状部51と径方向で重なる部分の肉厚は筒状部51と同程度)にしてある。外フラ
ンジ52は、外筒金具11の延長部近傍となる外方位置まで延出している。
取付リング50の筒状部51と外フランジ52間における屈曲部53及び外周厚肉部40の上端面とが下ホルダ16における底部25の外周へ当接している。
延長部12は筒状をなす連結金具60のリング部61がインサートされて一体化しており、リング部61の下部は延長部12から下方へ延出し、略U字状断面をなすカシメ部62となって外フランジ52と金属同士の直接接触により一体化されている。延長部12の下部外周部分には、リング部61のうち下部側の外周面を露出する切り欠き部63が形成され、ここへ図示省略の治具を当てることによりカシメ部62に対するカシメ作業を可能にしている。
切り欠き部63が形成されている延長部12の下部のうち、リング部61より内周側は切り欠かれずに残って内周部64をなし、下端は下ホルダ16の底部の高さまで下方へ延び、下端面に形成されたシールリップ65(図2参照)が外フランジ52の表面へ密着してシールを形成し、外フランジ52の表面はシール面になっている。
外筒金具11と間隙13間における延長部12の肉厚は、リング部61の肉厚の略4〜5倍程度であり、リング部61の内側となる内周部64の肉厚はリング部61の肉厚の略1〜1.5倍程度、リング部61より外周側部分の肉厚はリング部61の肉厚の略2〜2.5倍程度になっている。
仕切部材6の外側方にて、取付リング50の外フランジ52と連結金具60のカシメ部62とをカシメ固定すると、仕切部材6及びダイヤフラム10が連結金具60を介してインシュレータ3の延長部12へ浮動支持されることになる。このときの支持バネ延長部12で構成され、しかも連結金具60の上下動に対してはせん断変形で支持し、かつ外筒金具11と連結金具60間における延長部12の肉厚も十分に大きいため、せん断変形による適度なバネを形成できる。
なお、仕切部材6の外周部上端は延長部12における段差14による圧縮変形で支持され、これにより仕切部材6はインシュレータ3の延長部12により浮動支持される。このため仕切部材6及びダイヤフラム10は、延長部12のバネと振動部分のマスとによって決定される固有の周波数で剛体共振を行う。
この剛体共振後のより高い周波数域(具体的には、剛体共振のピーク周波数である固有値周波数のほぼルート2(2の平方根)倍を超えた周波数域)では周波数が高くなるほど剛体の振動が小さくなる。このため液室で発生した振動による剛体の振動は小さくなり、剛体から外部への振動伝達を小さくする。
すなわち、剛体共振後のより高い周波数域における振動は剛体共振により伝達を遮断されることになるので、この周波数域を振動遮断域ということにする。但し、本願における遮断とは厳密な意味ではなく低減を含む範囲のあるものとし、振動遮断域とは入力振動よりも伝達振動を小さくする領域を意味し、伝達遮断のみならず伝達低減を生じる周波数域を意味するものとする。
そこで、異音周波数域が振動遮断域と重なるようにすれば、主液室5内で発生した異音の振動を、剛体である仕切部材6を介して外部の外筒金具11からさらに車体側へ伝達することを遮断できることになる。具体的には遮断すべき異音周波数域より低い周波数にて剛体共振のピーク周波数が生じるようにチューニングすればよいことになる。
本実施例では、異音周波数域を主液室5で発生したキャビテーション現象に伴う振動の周波数域とし、この周波数域よりも低い周波数を剛体共振のピークとなるようにチューニングして、振動遮断域を異音周波数域と重ねてある。
具体的には、キャビテーション現象に伴う振動の周波数域そのものが広範囲で特定しにくいものであるが、仮にこれを800〜4000Hzとすれば、剛体共振のピーク周波数を600Hz程度に設定することにより、振動遮断域をキャビテーション現象に伴う振動周波数域と重ねることができる。
このようにチューニングすると、主液室5で発生したキャビテーション現象に伴う振動のうち、振動遮断域のものは仕切部材6から外筒金具11への振動伝達が遮断されることになり、主液室5内でキャビテーション現象が発生しても、この振動は車体側への伝達を遮断され、車体側で異音を感じなくなるので、車体側ではキャビテーション現象の異音を体感しにくくなり、キャビテーション現象による異音を無視できるようになる。
しかも、振動遮断域では仕切部材6の振動が抑制され、そのうえ仕切部材6を浮動支持する支持バネのバネ値は、中央薄肉部31のバネ値より遙かに大きいため、必要以上に内圧が低下することを防いで減衰低下を阻止できるようになっている。
この剛体共振を行う振動系のマスは、仕切部材6に加えてダイヤフラム10を含む副液室7の作動液並びに取付リング50及び連結金具60の各質量が加わる。その結果、浮動支持するバネ値が一定ならば.、マスの増加分に応じて共振周波数が下がり、例えば、共振周波数が570Hz,遮断域が800Hz〜4000Hz程度になる。
また、外筒金具11に対して浮動支持されている連結金具60と取付リング50を結合することにより、ダイヤフラム10を含む副液室7を浮動支持して副液室7の作動液質量を振動系のマスへ簡単に加えることができる。
そのうえ、剛体共振の共振周波数を一定とするならば、振動系のマスが増加することによりバネ値を高くすることができ、このバネ値が上がった分だけ高減衰を実現できる。
しかもこの振動系におけるバネ値は延長部12のせん断変形によるものであるから、バネ値を適度に下げる等、バネ値の設定も容易になる。
このエンジンマウントを組み立てるには、図2に示すように、まず第1取付金具1,外筒金具11、インシュレータ3及び連結金具60が一体化した小組体70を作り、これを図1の状態と上下反転させる。このとき連結金具60の延出部は略水平の段部62aとさらに略直角に屈曲して図の上方へ延出する先端部62bからなる屈曲形状をなしている。延長部12の内側へ仕切部材6を入れて段差14にて位置決めさせ、続いてダイヤフラム10の外周厚肉部40及び取付リング50の屈曲部53を仕切部材6の底部25外周へ当接させ、取付リング50の外フランジ52を連結金具60の段部62aへ重ね、外フランジ52に密着したシールリップ65をつぶしながら、先端部62bの先端を内側へ折り曲げてカシメ部62(図1)とし、ここでカシメ固定することにより一体化され、かつ延長部12の内周64下端と外フランジ52との間で最終シールする。
このとき、切り欠き63に入れた治具で段部62aを固定することにより、外フランジ52の固定位置を正確に位置決めできるので、仕切部材6に対する延長部12の締め代を一定にできる。このため締め代を変化させ過ぎてバネ値の変動を大きくしたり、シール性に影響を与えない。
このように各構成部材を順次積み重ねてから、取付リング50と連結金具60をカシメることのみにより全体を一体化して簡単に組み立てることができる。
次に、本実施例の作用を説明する。Z方向より第1取付金具1へ入力した振動は、まずインシュレータ3により吸収され、さらに大きな振動は、インシュレータ3が変形して主液室5の容積を変化させることにより、作動液を流動させ、オリフィス通路8の液柱共振及び弾性膜30の中央薄肉部31による弾性変形で吸収される。
さらに大振幅の振動が入力すると、主液室5はまず大きく圧縮され、その後の振動方向反転に伴い主液室5が復元して拡大するとき作動液の戻りが遅れるため、主液室5内は瞬間的に負圧となり、液中の空気が気化してキャビテーション現象を発生する。このキャビテーション現象に伴う気泡崩壊の振動は仕切部材6へ伝達される。
すると、仕切部材6とダイヤフラム10は一体となって、延長部12のバネと振動部分のマスとによって決定され、キャビテーション現象によって発生する振動と一致する周波数で剛体共振し、その後の遮断域において振動を低減させる。そのうえ、仕切部材6とダイヤフラム10は延長部12により浮動支持され、弾性体である延長部12の存在自体でも外筒金具11への振動伝達を低減する。
図3は振動伝達特性を示すグラフであり、横軸に伝達振動を周波数分析した構成周波数(Hz)、縦軸に第1取付部材1から第2取付部材2へ振動が伝わる大きさである伝達力(N)を対数目盛で示したものである。
この例では本実施例に係るエンジンマウント及び同様構造でありながら本願の振動遮断構造を備えない従来例をそれぞれ13Hzで加振したときの伝達振動につき周波数分析したものであり、広範囲の周波数域における成分振動の伝達状況を示し、伝達力が小さい程その周波数の振動が伝達されにくいことを示す。
この図において、本願の振動遮断構造を備えない従来例と、振動遮断構造を備えた本実施例では、約800Hz〜4000Hz程度の周波数域における振動成分に対して伝達力に著しい相違が見られ、実施例ではこの周波数域で伝達力が低減されているから、この周波数域における振動成分を伝達遮断していることが判る。
すなわち、キャビテーション現象により例えば800Hz〜4000Hz程度からなる不特定多数の振動成分を発生することがあり、そのような振動成分が伝達遮断されているグラフ上の事実から、キャビテーション現象によって発生した振動の伝達が有効に遮断されていることが判る。
この振動伝達遮断は、従来例との相違点である遮断構造、すなわち延長部12による伝達遮断と仕切部材6の剛体共振によることが明らかである。
このように、本実施例によれば、キャビテーション現象に伴う衝撃は外筒金具11を含む車体側取付部材2を介して車体側へ伝達されず、乗員側で異音として感知することはないので、キャビテーション現象が発生してもそれに伴う車体側における不快な異音の発生を抑制できる。
そのうえ、装置全体を浮動支持する従来例と異なり、仕切部材6とダイヤフラム10を浮動支持するだけで済み、かつ連結金具60等の比較的小さな構成変更で済むため、装置を小型化できコストダウンも可能になる。また外筒金具11を含む第2取付金具2を車体側へ強固に取付けて横移動等を生じさせず、安定支持できる。
さらに、インシュレータ3の延長部12が、ダイヤフラム10の外周厚肉部40に一体化された取付リング50との連結部である連結金具60をせん断方向で支持するので、仕切部材6を振動させ易くなり、かつ浮動支持部のバネ値を広範囲に変化させることができるようになるため、仕切部材6の剛体共振に対するチューニングの自由度を大きくすることができる。
また、仕切部材6の外周部とその周囲に位置する弾性体である内周部64との間に間隙13を設けたので、この間隙13により仕切部材6を振動し易くすることができ、仕切部材6の剛体共振を確実に行わせることができる。
さらに、副液室7の作動液と連結部材である取付リング50及び連結金具60並びにダイヤフラム10の各質量を剛体共振のマスに加えたので、このマスの増加分だけ剛体共振の周波数を下げることができ、簡単に共振周波数の調整を行うことができる。また、マスの増大に応じてバネ値を高くすることにより減衰を高めることができる。
しかも、延長部12にせん断方向の変形にて支持される連結金具60を一体に設け、この連結金具60の一部である固定端部62を、ダイヤフラム10の外周厚肉部40に一体化されている取付リング50の一部である外フランジ52と、仕切部材6の外周部及び外周厚肉部40から外方へ離れた位置にてカシメによる金属同士の直接接触で結合したので、この結合により仕切部材6を浮動支持するダイヤフラム10の外周厚肉部40を圧縮しすぎることがなく、その結果、バネ値が変化しないため、組立時の性能変化を防止できる。
また、取付リング50の外フランジ52をダイヤフラムの外周部から外側方へ張り出させて、連結金具60の固定端部62と直接金属同士の接触でカシメ結合させるとともに、この外フランジ52の表面を、仕切部材6の周囲に位置する弾性体である内周部64の下端部が密着するシール面にしたので、シール面を安定させ、シール性能を良好に維持することができる。
このため、液室の最終シール部分である延長部12の内周部64下端部と取付リング50の外フランジ52との密着を確実に維持できるから、仕切部材6の浮動支持によりキャビテーション現象を防止できると同時に、最終シール部分のシールを確実にし、マウント機能を正確に発揮できる。
さらに、取付リング50を断面略L字形とし、リング部51と外フランジ52とを備えるので、リング部51がダイヤフラムの外周厚肉部40をリング状をなして支持でき、リング部51と外フランジ52間の屈曲部53が仕切部材6に当接して支持するとともに、外フランジ52がシール面及び連結金具との結合部をなすため、シール部と連結固定部を1部材で構成でき、同時にシール部とダイヤフラムの外周厚肉部40を補強できる。また屈曲部53がアール状をなして曲面で仕切部材6側へ当接するので、固定時の当たり位置を微調整して締め付けすぎを回避することもできる。
なお、本願発明は上記の各実施例に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。例えば、本願発明を適用する対象はエンジンマウント以外でも、サスペンションマウント等種々可能である。
また、防止する異音はキャビテーションに起因するもののみならず、弾性膜30の打音等、設定範囲内の周波数域のものであれば主液室5内で発生する種々な音や振動を対象にできる。
実施例に係るエンジンマウントの縦断面図 上記の分解図 振動伝達特性を示すグラフ
符号の説明
1:第1取付金具、2:第2取付金具、3:インシュレータ、4:ドーム部、5:主液室、6:仕切部材、10:ダイヤフラム、11:外筒金具(第2取付金具の一部)、12:延長部、40:外周厚肉部、50:取付リング、51:筒状部、52:外フランジ、53:屈曲部、60:連結金具、61:リング部、62:カシメ部、64:内周部、65:シールリップ

Claims (6)

  1. 取付相手の一方側へ取付けられる第1取付金具と、他方側へ取付けられる筒状の第2取付金具と、これら第1及び第2取付金具間を防振連結するインシュレータと、
    このインシュレータを壁部の一部として作動液体が封入された主液室と、
    この主液室と仕切部材により区画され、壁部の少なくとも一部がダイヤフラムで形成される副液室と、
    これらの主液室と副液室を連通するよう前記仕切部材に形成されたオリフィス通路とを備え、
    前記仕切部材を、前記インシュレータと前記ダイヤフラムの外周部との間で挟持した液封防振装置において、
    前記インシュレータと前記ダイヤフラムの外周部とを連結するとともに、
    このインシュレータとダイヤフラムの連結部をインシュレータのせん断方向における変形にて支持することにより、
    前記仕切部材を浮動支持してこの仕切部材を剛体共振させるようにしたことを特徴とする液封防振装置。
  2. 前記インシュレータに前記せん断方向の変形にて支持される連結金具を一体に設け、この連結金具の一部を前記インシュレータから延出し、
    さらに前記ダイヤフラムの外周部に一体化されている取付リングの一部を延出し、これら連結金具と取付リングの各延出部を、前記外周部から外方へ離れた位置にて金属同士の直接接触により結合したことを特徴とする請求項1の液封防振装置。
  3. 前記取付リングは前記ダイヤフラムの外周部の外側方へ張り出して前記連結金具と直接前記金属同士の接触で結合するとともに、
    前記仕切部材の周囲に位置する弾性体が密着するシール面をなすことを特徴とする請求項2の液封防振装置。
  4. 前記取付リングは断面略L字形をなす前記リング部と前記フランジ部とを備え、リング部は前記ダイヤフラムの外周部をリング状をなして支持し、
    フランジ部は前記仕切部材に当接して支持するとともに、前記ダイヤフラムの外周部の外側方へ張り出して前記連結金具と結合することを特徴とする請求項3の液封防振装置。
  5. 前記仕切部材の外周部とその周囲に位置する前記インシュレータとの間に間隙を設けたことを特徴とする請求項1の液封防振装置。
  6. 前記仕切部材からなるマスと、これを浮動支持する前記インシュレータとダイヤフラムの外周部によるバネとの振動系において、前記副液室の作動液と前記取付リングの質量とを前記マスに加えたことを特徴とする請求項1の液封防振装置。


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