JP2008138840A - リニアガイド装置のスライダ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リターンガイド4の軸方向中心に通油穴41を形成する。エンドキャップ22の上下の凹部22a間のリターンガイド用溝22bに、上下の凹部22aを接続する接続溝5を形成する。本体21とリターンガイド4の凹面とで形成される油路45に入った潤滑剤は、通油穴41から接続溝5に入り、この接続溝5から上下の方向転換路(凹部22aとリターンガイド4の凸面4aとで形成される空間)24に入る。
【選択図】図4
Description
図14は、エンドキャップの右側半分を外した状態のリニアガイド装置を示す正面図である。図15は、循環経路の内部が分かるように部分的に断面で示したリニアガイド装置の平面図である。図16は、エンドキャップとリターンガイドを示す斜視図である。
これらの図に示すように、リニアガイド装置は、案内レール1と、スライダ(「ベアリング」とも称される。)2と、複数個のボール(転動体)3とで構成される。
また、スライダ本体21の各転動溝21aより外側に、直線状の戻し通路21bが、上下方向に間隔を開けて二本形成されている。この二本の戻し通路21bの間に、エンドキャップ22を取り付けるための雌ねじ21cが形成されている。また、スライダ本体21の胴部2BのグリースニップルNまたは給油配管用継手を取り付ける位置の両脇にも、エンドキャップ22を取り付けるための雌ねじ21dが形成されている。
各脚部22Aのスライダ本体21側の面に、二つの半円弧状の凹部22aと、リターンガイド40を取り付ける溝(リターンガイド用溝)22bが形成されている。各脚部22Aには、また、スライダ本体21の雌ねじ21cに対応する位置に貫通穴22cが設けてあり、二つの凹部22aはこの貫通穴22cを挟んだ上下に配置されている。
エンドキャップ22のスライダ本体21側の面には、さらに、方向転換路24に潤滑剤を導入する給油溝22fが形成されている。この給油溝22fは、給油口22dから左右(幅方向外側)に向かい、貫通穴22eに沿ってその周囲を通った後に、直角に曲がって凹部22aに至るように形成されている。
このようなリニアガイド装置を、スライダの胴部22Bを上側(または下側)に、両脚部22Aを下側(または上側)に向けて配置して使用する場合、供給される潤滑剤の量は下側の方向転換路よりも上側の方向転換路で多くなる。
よって、リニアガイド装置を、スライダの胴部を上側(または下側)に、両脚部を下側(または上側)に向けて配置して使用する場合に、各脚部の上下の方向転換路における給油量の差を小さくすることができる。
また、このスライダは、使用する潤滑剤が重力の影響を受けやすい潤滑油の場合に、前述の第1のスライダよりも、各脚部の上下の方向転換路における給油量の差を小さくできる効果が高い。
図1〜4を用いて第1実施形態について説明する。
図1は、この実施形態で用いるエンドキャップを示す正面図(スライダ本体側の面)を示すである。図2は、この実施形態で用いるリターンガイドを示す図であって、図2(a)は平面図、図2(b)は凸面側を手前にした図である。図3は、図1のエンドキャップに図2のリターンガイドを取り付けた状態を示す図である。図4は、図3のA−A断面図である。
この実施形態のエンドキャップ22は、上下の凹部(脚部22A毎に隣り合う二つの凹部)22aの間のリターンガイド用溝22bに、上下の凹部22aを接続する接続溝5が形成されている。また、このリターンガイド用溝22bの外側に、リターンガイド4の位置決め用突起42を嵌める位置決め用凹部6が形成されている。
よって、リニアガイド装置を、スライダの胴部2Bを上側(または下側)に、両脚部2Aを下側(または上側)に向けて配置して使用する場合に、各脚部2Aの上下の方向転換路24における給油量の差を小さくすることができる。
図5〜8を用いて第2実施形態について説明する。
図5は、この実施形態で用いるエンドキャップを示す正面図(スライダ本体側の面)を示すである。図6は、この実施形態で用いるリターンガイドを示す図であって、図6(a)は平面図、図6(b)は凸面側を手前にした図、図6(c)は図6(b)のB−B断面図である。図7は、図5のエンドキャップに図6のリターンガイドを取り付けた状態を示す図である。図8は、図7のA−A断面図である。
この実施形態のエンドキャップ22は、上下の凹部22aの間のリターンガイド用溝22bの外側に、リターンガイド4の位置決め用突起42を嵌める位置決め用凹部6が形成されている。
よって、リニアガイド装置を、スライダの胴部2Bを上側(または下側)に、両脚部2Aを下側(または上側)に向けて配置して使用する場合に、各脚部2Aの上下の方向転換路24における給油量の差を小さくすることができる。
図1、図9〜11を用いて第3実施形態について説明する。
図9は、この実施形態で用いるリターンガイドを示す図であって、凸面側を手前にした図である。この実施形態では、第1実施形態で用いた図1のエンドキャップを用いる。図10は、図1のエンドキャップに図9のリターンガイドを取り付けた状態を示す図である。図11は、図10のA−A断面図である。
この実施形態のスライダによれば、エンドキャップ22の給油口22dから導入された潤滑剤は、給油溝22fを通って、図11に示すように、スライダ本体21とリターンガイド4A(4B)の凹面とで形成される油路45に入る。次いで、リターンガイド4A(4B)の通油穴41からエンドキャップ22の上側の凹部22aと接続溝5に入り、接続溝5を通って落下した後の下側の凹部22aに入る。
図1、図9、図12、13を用いて第4実施形態について説明する。
リニアガイド装置を、スライダの胴部2Bを下側に、両脚部2Aを上側に向けて配置して使用する場合には、図12に示すように、図9のリターンガイド4A,4Bを、上側の凹部22aの中心に通油穴41が配置されるように、図1のエンドキャップ22に取り付ける。図13は、図12のA−A断面図である。
また、図1のエンドキャップと図6のリターンガイドを組み合わせてもよい。
11 転動溝
12 転動通路
2 スライダ
2A スライダの脚部
2B スライダの胴部
21 スライダ本体
21a 転動溝
21b 戻し通路
21c 雌ねじ
21d 雌ねじ
22 エンドキャップ
22A エンドキャップの脚部
22B エンドキャップの胴部
22a 方向転換路を構成する凹部
22b リターンガイド用溝
22c 貫通穴
22d 給油口
22e 貫通穴
22f 給油溝
24 方向転換路
25 循環経路
3 ボール(転動体)
4 リターンガイド
4A リターンガイド
4B リターンガイド
40 リターンガイド
4a 方向転換路を構成する凸面
41 通油穴
42 位置決め用突起
43 凹部(接続溝)
45 リターンガイドと本体とで構成される油路
5 接続溝
6 位置決め用凹部
N グリースニップル
Claims (2)
- 案内レールおよび転動体とともにリニアガイド装置を構成するスライダであって、
転動体の転動面および転動体の戻し通路を有する本体と、
本体の直動方向両端に配置されたエンドキャップと、
本体とエンドキャップの各脚部との間に配置されて、転動体の方向転換路を構成する凸面、本体との間に油路を形成する凹面、および前記凸面と凹面を貫通する通油穴、を有するリターンガイドと、を備え、
エンドキャップは、本体側の面に、各脚部で複数箇所に設けた、転動体の方向転換路を構成する凹部と、前記リターンガイドと本体とで形成される油路に潤滑剤を供給する給油溝を有するとともに、この給油溝に潤滑剤を導入する給油口を有し、
リターンガイドは、前記通油穴が、エンドキャップの各脚部で隣り合う二つの前記凹部間となる位置に形成され、
前記通油穴と各脚部の隣り合う二つの前記凹部を接続する接続溝が、リターンガイドの前記凸面またはエンドキャップの本体側の面に形成されていることを特徴とするリニアガイド装置のスライダ。 - 案内レールおよび転動体とともにリニアガイド装置を構成するスライダであって、
転動体の転動面および転動体の戻し通路を有する本体と、
本体の直動方向両端に配置されたエンドキャップと、
本体とエンドキャップの各脚部との間に配置されて、転動体の方向転換路を構成する凸面、本体との間に油路を形成する凹面、および前記凸面と凹面を貫通する通油穴、を有するリターンガイドと、を備え、
エンドキャップは、本体側の面に、各脚部で複数箇所に設けた、転動体の方向転換路を構成する凹部と、前記リターンガイドと本体とで形成される油路に潤滑剤を供給する給油溝を有するとともに、この給油溝に潤滑剤を導入する給油口を有し、
リターンガイドは、前記通油穴が、エンドキャップの使用状態で最も上側となる前記凹部に配置される1カ所に形成され、
前記通油穴と各脚部の全ての前記凹部を接続する接続溝が、リターンガイドの前記凸面またはエンドキャップの本体側の面に形成されていることを特徴とするリニアガイド装置のスライダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006328405A JP2008138840A (ja) | 2006-12-05 | 2006-12-05 | リニアガイド装置のスライダ |
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| JP2008138840A true JP2008138840A (ja) | 2008-06-19 |
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2006
- 2006-12-05 JP JP2006328405A patent/JP2008138840A/ja active Pending
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