JP2008131669A - 摩擦駆動アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】摩擦駆動アクチュエータは、超音波振動子1200をロータ122に押し付けるように超音波振動子1200を牽引するゴム129を有している。ゴム129は、巻取機構500によって巻き取られる。
【選択図】図1
Description
図1〜図11を用いて、本発明の実施の形態1の摩擦駆動アクチュエータが説明される。なお、本発明の目的は、振動子と可動子(たとえば、ロータ)との間の摩擦力を調整するための機構を改良することにある。そのため、以下においては、振動子の構造の代表的な一例として超音波振動子が示されているが、本発明の目的を達成することができるのであれば、振動子の構造自体はいかなるものであってもよく、振動子は超音波振動子以外の圧電振動子または磁気振動子であってもよい。
まず、図1および図2を用いて、本実施の形態の超音波アクチュエータの全体の構成が説明される。
本実施の形態における摩擦駆動アクチュエータの一例としての超音波アクチュエータは、図1に示されるように、振動子の一例としての超音波振動子1200と可動子の一例としてのロータ122とを有している。超音波振動子1200の接触部1215は、ロータ122に接触している。また、ロータ122は、環状のベアリング123に固定されている。ベアリング123には固定軸124が挿入されている。ベアリング123は、固定軸124に対して摺動可能に設けられている。
(主要な構成)
図3に示されるように、超音波振動子1200は、略矩形の振動板1211を有している。振動板1211の一方の主表面上および他方の主表面上には、それぞれ、矩形の上部圧電素子1212および矩形の下部圧電素子1213が設けられている。
超音波振動子1200は、図4に示される縦方向1次振動モード(以下、「縦振動」と称する)と、図5に示されるたわみ(屈曲)3次振動モード(以下、「たわみ振動」と称する)との2種類の振動モードを有する。本実施の形態においては縦振動およびたわみ振動における共振周波数のいずれもが、240kHzであり、それらは一致している。
次に、図8〜図10を用いて、ゴム129の構成および駆動原理を説明する。
図8は、ゴム129の断面図であって、図1におけるVIII−VIII線断面図である。図8に示されるように、ゴム129は、一方の導電性ゴム1291、他方の導電性ゴム1293、およびこれらに挟まれた中間絶縁性ゴム1292からなる。なお、前述の一方の導電性ゴム1291と他方の導電性ゴム1293とは交換可能である。
次に、本実施の形態の超音波アクチュエータの動作原理を説明する。
ゴム129の一方の導電性ゴム1291および他方の導電性ゴム1293が露出していると、それらと他構成要素との間に電気的な不具合が発生する場合がある。この不具合の発生を回避するために、図10に示されるように、一方の導電性ゴム1291および他方の導電性ゴム1293が絶縁被覆層1294で覆われてもよい。ただし、一方の導電性ゴム1291および他方の導電性ゴム1293が、それぞれ、牽引用突起113および押付用突起1224に接続される位置においては、絶縁被覆層1294が除去されている必要がある。
図11は、ゴム129を巻き取るための巻取機構500を示す。巻取機構500は、押付力調整用軸112、押付力調整用軸112に対して垂直に突出する牽引用突起113、および押付力調整用軸112の下端部が挿入された基礎部3000を含む。なお、図11に点線で示されるように、押付力調整用軸112を軸まわりに回転させる駆動機構4000が設けられていてもよい。しかしながら、本実施の形態においては、駆動機構4000は設けられていなくてもよい。この場合には、押付力調整用軸112の上端面に設けられたドライバー用凹部112aにドライバー(図示せず)の先端が挿入され、人力によって超音波振動子1200をロータ122に押し付ける力が調整されるものとする。
次に、図12および図13を用いて、本発明の実施の形態2の超音波アクチュエータを説明する。なお、本実施の形態の超音波アクチュエータは、環状のゴム129の構造において実施の形態1の超音波アクチュエータと異なっているため、以下の説明においては、環状のゴムのみの説明がなされ、その他の構造の説明は繰り返さない。
図12は、異なる断面形状を有するゴム129の一例を示す。本実施の形態のゴム129は、実施の形態1のゴム129と同様に、全体として環状をなしている。ゴム129の断面の外形は円形である。ゴム129は、一方の導電性ゴム1391、他方の導電性ゴム1393、およびそれらに挟まれた中間絶縁性ゴム1392を有する。他方の導電性ゴム1393および中間絶縁性ゴム1392のそれぞれの断面形状はドーナツ型である。つまり、他方の導電性ゴム1393および中間絶縁性ゴム1392のそれぞれは、円筒形状を有している。一方の導電性ゴム1391の断面形状は円形である。つまり、一方の導電性ゴム1391は円柱形状を構成している。一方の導電性ゴム1391、他方の導電性ゴム1393、および中間絶縁性ゴム1392は、同心円状の断面を有するように形成されている。
Claims (7)
- 可動子と、
前記可動子に接触して前記可動子に所定の運動をさせる振動子と、
前記振動子を移動可能に支持する支持用軸と、
前記振動子に取り付けられ、所定の方向に沿って延び、前記振動子を牽引して前記可動子に対して押し付けるゴムと、
前記振動子を前記可動子に押し付ける力を増加させるように前記ゴムを巻き取る巻取機構とを備えた、摩擦駆動アクチュエータ。 - 前記ゴムは、一方の導電性ゴム、他方の導電性ゴム、およびこれらによって挟まれた中間絶縁性ゴムを含み、それらは、前記振動子を牽引する方向に沿って延びる三層構造を構成し、
当該摩擦駆動アクチュエータは、前記一方の導電性ゴムと前記他方の導電性ゴムとの間に電圧を印加して前記ゴムの変形量を調整し得る可変電圧源をさらに備えた、請求項1に記載の摩擦駆動アクチュエータ。 - 前記ゴムは、
前記振動子を牽引する方向に沿って延びる円柱形状を有する一方の導電性ゴムと、
前記一方の導電性ゴムの外周面上に設けられ、前記振動子を牽引する方向に沿って延びる円筒形状を有する中間絶縁性ゴムと、
前記中間絶縁性ゴムの外周面上に設けられ、前記振動子を牽引する方向に沿って延びる円筒形状を有する他方の導電性ゴムとを含み、
当該摩擦駆動アクチュエータは、前記一方の導電性ゴムと前記他方の導電性ゴムとの間に電圧を印加して前記ゴムの変形量を調整し得る可変電圧源をさらに備えた、請求項1に記載の摩擦駆動アクチュエータ。 - 前記ゴムは、前記振動子および前記巻取機構のそれぞれに引っ掛けられた環状のゴムである、請求項1に記載の摩擦駆動アクチュエータ。
- 前記振動子は、
側方に突出する導電性の押付用突起を有する振動板と、
前記振動板を挟む一方および他方の圧電素子と、
前記一方および他方の圧電素子のそれぞれの表面上に設けられた複数の電極とを含み、
前記巻取機構は、
軸まわりに回転可能な絶縁性の押付力調整用軸と、
前記押付用力調整用軸から側方に突出する導電性の牽引用突起とを含み、
前記環状のゴムは、前記一方の導電性ゴムが前記押付用突起に接触し、かつ、前記他方の導電性ゴムが前記牽引用突起に接触するように、前記押付用突起と前記牽引用突起とに取り付けられた、請求項1に記載の摩擦駆動アクチュエータ。 - 前記中間絶縁性ゴムが圧電性高分子材料を含む、請求項1に記載の摩擦駆動アクチュエータ。
- 前記中間絶縁性ゴムが電歪性高分子材料を含む、請求項1に記載の摩擦駆動アクチュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2006310309A JP2008131669A (ja) | 2006-11-16 | 2006-11-16 | 摩擦駆動アクチュエータ |
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| JP2008131669A true JP2008131669A (ja) | 2008-06-05 |
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| JP2006310309A Ceased JP2008131669A (ja) | 2006-11-16 | 2006-11-16 | 摩擦駆動アクチュエータ |
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Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004159399A (ja) * | 2002-11-05 | 2004-06-03 | Seiko Epson Corp | 駆動機構およびこれを用いた装置 |
| JP2004312810A (ja) * | 2003-04-03 | 2004-11-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 多自由度超音波モータの予圧方法及び装置 |
| JP2007282421A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Toyota Industries Corp | 振動アクチュエータ |
-
2006
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