JP2008118118A - Euvマスクブランク用の基板表面を平滑化する方法、および該方法により得られるeuvマスクブランク - Google Patents
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Abstract
【課題】ピットやスクラッチのような凹欠点を有するEUVマスクブランク用の基板表面を平滑化する方法の提供。
【解決手段】EUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の基板表面を平滑化する方法であって、凹欠点を有する基板表面に、ポリシラザン化合物を含む溶液を塗布し、加熱・硬化してシリカ被膜(またはSiO2を主骨格とする被膜)を形成することにより、前記凹欠点を有する基板表面を平滑化することを特徴とするEUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の基板表面を平滑化する方法。
【選択図】なし
【解決手段】EUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の基板表面を平滑化する方法であって、凹欠点を有する基板表面に、ポリシラザン化合物を含む溶液を塗布し、加熱・硬化してシリカ被膜(またはSiO2を主骨格とする被膜)を形成することにより、前記凹欠点を有する基板表面を平滑化することを特徴とするEUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の基板表面を平滑化する方法。
【選択図】なし
Description
本発明は、EUV(Extreme Ultra Violet:極端紫外)リソグラフィ用反射型マスクブランク(以下、本明細書において、「EUVマスクブランク」という。)用の基板表面の平滑化方法に関する。より具体的には、EUVマスクブランク用基板の凹欠点を有する表面の平滑化方法に関する。
また、本発明は、該平滑化方法により得られるEUVマスクブランク用の基板、および該基板を用いたEUVマスクブランクに関する。
また、本発明は、該平滑化方法により得られるEUVマスクブランク用の基板、および該基板を用いたEUVマスクブランクに関する。
EUVリソグラフィ用マスクブランク(以下、本明細書において、「EUVマスクブランク」という。)は、超研磨された基板上に反射膜および吸収層をこの順に形成することによって製造される。反射膜は、Mo膜とSi膜と、を交互に積層させた多層反射膜が最も一般的である。
EUVマスクブランクの製造に使用する基板表面に微少な凹凸が存在すると、該基板上に形成される反射膜および吸収層に悪影響を及ぼす。例えば、基板表面に微小な凹凸が存在すると、該基板上に形成される多層反射膜の周期構造が乱され、露光装置を用いてマスク上のパターンをSiウェハー上の感光性有機膜(いわゆるフォトレジスト膜)に転写した場合、所望のパターンの一部が欠損、あるいは所望のパターン以外に余分なパターンが形成される場合がある。基板上に存在する凹凸に起因する多層反射膜周期構造の乱れは位相欠点と呼ばれ、重大な問題であり、基板上には所定のサイズ以上の凹凸が無いことが望ましい。
EUVマスクブランクの製造に使用する基板表面に微少な凹凸が存在すると、該基板上に形成される反射膜および吸収層に悪影響を及ぼす。例えば、基板表面に微小な凹凸が存在すると、該基板上に形成される多層反射膜の周期構造が乱され、露光装置を用いてマスク上のパターンをSiウェハー上の感光性有機膜(いわゆるフォトレジスト膜)に転写した場合、所望のパターンの一部が欠損、あるいは所望のパターン以外に余分なパターンが形成される場合がある。基板上に存在する凹凸に起因する多層反射膜周期構造の乱れは位相欠点と呼ばれ、重大な問題であり、基板上には所定のサイズ以上の凹凸が無いことが望ましい。
非特許文献1および2には、EUVマスクおよびEUVマスクブランクの欠陥に関する要求が記載されており、これら欠点に関する要求は非常に厳しいものである。非特許文献1には、基板上に50nmを超える欠点が存在すると、反射コーティングの構造に乱れを生じさせ、Siウェハ上のレジストに投影されるパターンに予期せぬ形状を生じさせることから許容できないと記載されている。また、非特許文献1には、Siウェハ上のレジストに投影されるパターンで、ラインエッジの粗さが増加するのを防止するために、基板の表面粗さはRMS(二乗平均平方根粗さ)で0.15nm未満であることが必要であると記載されている。非特許文献2には、EUVリソグラフィに使用される、反射膜でコートされたレチクルに25nmを超える欠点が存在することは許容できないと記載されている。非特許文献3には、基板上のどの程度のサイズの欠点が、転写される可能性があるか記載されている。非特許文献3には、位相欠点がプリントされたイメージのライン幅を変える可能性があると記載されている。高さ2nm、FWHM(full width of half maximum)60nmの表面バンプを有する位相欠点が、該欠点が転写される可能性があるか否かの境目となるサイズであり、このサイズの位相欠点は35nmのラインに対して20%という許容不可能なライン幅の変化(マスク上、140nm)を生じると記載されている。
基板表面に存在する微小な凹凸のうち、異物(particle)やファイバのような凸欠点は、フッ酸やアンモニア水を用いた従来の湿式洗浄方法や、ブラシ洗浄、または精密研磨等によって除去することができる。
しかしながら、ピットやスクラッチのような凹欠点は、これらの方法では除去することができない。しかも、凸欠点を除去するために、フッ酸やアンモニア水を用いた湿式洗浄方法を用いた場合、基板から凸欠点をリフトオフして除去するために、基板表面をわずかにエッチングすることが必要であるため、基板表面に新たな凹欠点が生じるおそれがある。凸欠点を除去するために、ブラシ洗浄を用いた場合も、基板表面に新たな凹欠点が生じるおそれがある。
しかしながら、ピットやスクラッチのような凹欠点は、これらの方法では除去することができない。しかも、凸欠点を除去するために、フッ酸やアンモニア水を用いた湿式洗浄方法を用いた場合、基板から凸欠点をリフトオフして除去するために、基板表面をわずかにエッチングすることが必要であるため、基板表面に新たな凹欠点が生じるおそれがある。凸欠点を除去するために、ブラシ洗浄を用いた場合も、基板表面に新たな凹欠点が生じるおそれがある。
SEMI, P37-1102 (2002), "極端紫外リソグラフィマスクブランクに関する指定"(Specification for extreme ultraviolet lithography mask substrate)
SEMI, P38-1102 (2002), "極端紫外リソグラフィマスクブランクの吸収膜スタックおよび多層膜に関する指定"(Specification for absorbing film stacks and multilayers on extreme ultraviolet lithography mask blanks)
SPIE, vol. 4889, Alan Stivers., et. al., p.408-417 (2002), "EUVマスクブランクの検査用のマルチビーム共焦点評価システムの評価能力"(Evaluation of the Capability of a Multibeam Confocal Inspection System for Inspection of EUVL Mask Blanks)
本発明は、上記した従来技術における問題点を解決するために、ピットやスクラッチのような凹欠点を有するEUVマスクブランク用の基板表面を平滑化する方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、該基板表面を平滑化する方法により得られるEUVマスクブランク用の基板を提供することを目的とする。
また、本発明は、該EUVマスクブランク用基板を用いたEUVマスクブランク用の多層反射膜付基板およびEUVマスクブランクを提供することを目的とする。
また、本発明は、該基板表面を平滑化する方法により得られるEUVマスクブランク用の基板を提供することを目的とする。
また、本発明は、該EUVマスクブランク用基板を用いたEUVマスクブランク用の多層反射膜付基板およびEUVマスクブランクを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、EUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の基板表面を平滑化する方法であって、
凹欠点を有する基板表面に、ポリシラザン化合物を含む溶液を塗布し、加熱・硬化させてシリカ被膜(またはSiO2を主骨格とする被膜)を形成することにより、前記凹欠点を有する基板表面を平滑化することを特徴とするEUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の基板表面を平滑化する方法(以下、「本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法」という。)を提供する。
凹欠点を有する基板表面に、ポリシラザン化合物を含む溶液を塗布し、加熱・硬化させてシリカ被膜(またはSiO2を主骨格とする被膜)を形成することにより、前記凹欠点を有する基板表面を平滑化することを特徴とするEUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の基板表面を平滑化する方法(以下、「本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法」という。)を提供する。
本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法において、前記ポリシラザン化合物を含む溶液は、ポリシラザン化合物濃度が0.05〜2wt%であることが好ましい。
本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法において、前記加熱・硬化が、酸素含有雰囲気中または水蒸気含有雰囲気中、150〜500℃で実施されることが好ましい。
本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法において、前記基板表面の凹欠点の深さが、30nm以下であることが好ましい。
本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法において、前記加熱・硬化後、前記凹欠点の深さが3nm以下に改善されることが好ましい。
また、本発明は、本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法により、表面が平滑化されたEUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用基板(以下、「本発明のEUVマスクブランク用基板」という。)を提供する。
また、本発明は、本発明のEUVマスクブランク用基板を用いたEUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の多層反射膜付基板を提供する。
また、本発明は、本発明のEUVマスクブランク用基板を用いたEUVリソグラフィ用反射型マスクブランクを提供する。
本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法によれば、凹欠点を有するEUVマスクブランク用基板表面を平滑化し、EUVマスクブランクの製造上問題が無いサイズまで低減することができる。凹欠点がどの程度まで低減されるかは、凹欠点の形状によっても異なるが、一つの目安として、本発明によれば、表面研磨および洗浄を実施した後のEUVマスクブランク用基板の成膜面に存在することが多い、深さ30nm以下の凹欠点を有するEUVマスクブランク用基板表面を平滑化し、凹欠点の深さを3nm以下に低減することができる。
基板表面に存在する凸欠点は、フッ酸やアンモニア水を用いた従来の湿式洗浄方法や、ブラシ洗浄または精密研磨によって除去することができる。しかし、凸欠点を除去する目的でこれらの方法を実施した場合、基板表面に新たな凹欠点が発生する場合もあるが、この凹欠点は本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法によって低減することができる。
また、EUVマスクブランク用基板をポリッシング等のsurface figuringを実施した際に、副生成物として凹欠点が生成する場合があるが、このような凹欠点も本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法によって低減することができる。
また、EUVマスクブランク用基板をポリッシング等のsurface figuringを実施した際に、副生成物として凹欠点が生成する場合があるが、このような凹欠点も本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法によって低減することができる。
さらに、基板表面の凹欠点が問題であれば、基板の凹欠点を何らかの方法で覆った場合に、その覆った膜状物の表面にも凹欠点がないことが重要となる。本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法によれば、ポリシラザン化合物を加熱・硬化することにより得られるシリカ被膜(またはSiO2を主骨格とする被膜)を用いることで、被膜表面には、EUVマスクブランクの製造上問題となるサイズの凹欠点が存在しない状態となる。
なお、ポリシラザン化合物を加熱・硬化することにより形成されるシリカ被膜は、緻密なアモルファスのシリカ膜であると考えられる。
したがって、本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法によれば、成膜面にEUVマスクブランクの製造上問題となるサイズの凹欠点が存在しない、平滑性に優れたEUVマスクブランク用基板を提供することができる。
なお、ポリシラザン化合物を加熱・硬化することにより形成されるシリカ被膜は、緻密なアモルファスのシリカ膜であると考えられる。
したがって、本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法によれば、成膜面にEUVマスクブランクの製造上問題となるサイズの凹欠点が存在しない、平滑性に優れたEUVマスクブランク用基板を提供することができる。
以下、本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法について説明する。
本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法は、EUVマスクブランク用基板表面、より具体的には、EUVマスクブランクの製造工程で多層反射膜および吸収層が形成される側の基板表面(以下、「成膜面」という。)を平滑化する目的で使用される。なお、EUVマスクブランクを保持するための静電チャック用の膜を形成する面を、本発明の方法で平滑化してもよい。
本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法は、EUVマスクブランク用基板表面、より具体的には、EUVマスクブランクの製造工程で多層反射膜および吸収層が形成される側の基板表面(以下、「成膜面」という。)を平滑化する目的で使用される。なお、EUVマスクブランクを保持するための静電チャック用の膜を形成する面を、本発明の方法で平滑化してもよい。
本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法は、基板凹欠点平滑化方法を実施する場合、まず始めに、予め準備したEUVマスクブランク用基板の成膜面を酸化セリウム、酸化ジルコニウム、コロイダルシリカ等の研磨砥粒を用いて研磨し、その後フッ酸、ケイフッ酸、硫酸等の酸性溶液や、アンモニア水等のアルカリ溶液または純水を用いて成膜面を洗浄し、乾燥する。成膜面に異物やファイバのような凸欠点が存在する場合、これらの手順によって除去される。
本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法は、表面研磨および洗浄後の成膜面に凹欠点が存在しているものに対して好ましく使用される。なお、表面研磨および洗浄後の成膜面には極端に大きな凹欠点は存在せず、成膜面に存在する凹欠点の深さはせいぜい30nmである。
本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法は、表面研磨および洗浄後の成膜面に凹欠点が存在しているものに対して好ましく使用される。なお、表面研磨および洗浄後の成膜面には極端に大きな凹欠点は存在せず、成膜面に存在する凹欠点の深さはせいぜい30nmである。
EUVマスクブランク用基板は、成膜面全面において高い平滑性および平坦度を有していることが要求される。具体的には、基板の成膜面がRms(二乗平均平方根粗さ)が0.15nm以下の平滑な表面と50nm以下の平坦度を有していることが要求される。これらの要求値を満たしても、なお成膜面にはピットやスクラッチと呼ばれる凹欠点が存在している場合がある。
成膜面に存在する凹欠点のサイズが非常に小さい場合、製造されるEUVマスクブランクに悪影響が及ぶおそれはない。しかしながら、成膜面にあるサイズ以上の凹欠点が存在する場合、成膜面上に形成される多層反射膜表面または吸収層表面に凹欠点が現れ、EUVマスクブランクの欠点となる場合がある。また、多層反射膜表面や吸収層表面に凹欠陥が表されない場合であっても、それら膜中で構造が乱されることによって位相欠陥となる場合がある。
EUVマスクブランクの欠点となる凹欠点のサイズは、凹欠点の形状によっても異なるので一概には規定できないが、一つの目安として、基板の成膜面に深さ3nm超の凹欠点が存在する場合、成膜面上に形成される多層反射膜表面または吸収層表面に凹欠点が現れてEUVマスクブランクの欠点となる場合があり、多層反射膜表面や吸収層表面に凹欠陥が表されない場合であっても、それら膜中で構造が乱されることによって位相欠陥となる場合がある。
EUVマスクブランクの欠点となる凹欠点のサイズは、凹欠点の形状によっても異なるので一概には規定できないが、一つの目安として、基板の成膜面に深さ3nm超の凹欠点が存在する場合、成膜面上に形成される多層反射膜表面または吸収層表面に凹欠点が現れてEUVマスクブランクの欠点となる場合があり、多層反射膜表面や吸収層表面に凹欠陥が表されない場合であっても、それら膜中で構造が乱されることによって位相欠陥となる場合がある。
EUVマスクブランク用基板は、平滑性および平坦度に優れていることに加えて、低熱膨張係数(0±1.0×10-8/℃であることが好ましく、より好ましくは0±0.3×10-8/℃)を有するものが好ましい。具体的には、低熱膨張係数を有する基板の具体例としては、低熱膨張係数を有するガラス、例えばSiO2−TiO2系ガラス、製の基板が挙げられる。但し、これに限定されず、β石英固溶体を析出した結晶化ガラス製の基板を用いることもできる。
また、EUVマスクブランク用基板は、EUVマスクブランクまたはパターン形成後のフォトマスクの洗浄等に用いる洗浄液への耐性に優れたものであることが好ましい。
また、EUVマスクブランク用基板は、該基板上に形成される多層反射膜および吸収層の膜応力によって変形するのを防止するために、高い剛性を有しているものが好ましい。
特に、65GPa以上の高いヤング率を有しているものが好ましい。
EUVマスクブランク用基板の大きさや厚みなどは、マスクの設計値等により適宜決定されるものである。具体例を挙げると、例えば外形6インチ(152.4mm)角程度で、厚さ0.25インチ(6.3mm)程度のものがある。
また、EUVマスクブランク用基板は、EUVマスクブランクまたはパターン形成後のフォトマスクの洗浄等に用いる洗浄液への耐性に優れたものであることが好ましい。
また、EUVマスクブランク用基板は、該基板上に形成される多層反射膜および吸収層の膜応力によって変形するのを防止するために、高い剛性を有しているものが好ましい。
特に、65GPa以上の高いヤング率を有しているものが好ましい。
EUVマスクブランク用基板の大きさや厚みなどは、マスクの設計値等により適宜決定されるものである。具体例を挙げると、例えば外形6インチ(152.4mm)角程度で、厚さ0.25インチ(6.3mm)程度のものがある。
本発明のEUVマスクブランク用基板の平滑化方法では、基板の凹欠点を有する成膜面に、ポリシラザン化合物を含む溶液を塗布し、加熱・硬化させてシリカ被膜(またはSiO2を主骨格とする被膜)を形成することにより、凹欠点を有する成膜面を平滑化する。
本発明では、以下に挙げるポリシラザン化合物を使用することができる。
本発明では、以下に挙げるポリシラザン化合物を使用することができる。
ポリシラザン化合物の一例としては、下記一般式(A)で表される構造単位Aおよび下記一般式(B)で表される構造単位Bを有する有機ポリシラザン化合物が挙げられる。
上記の有機ポリシラザン化合物において、各構造単位(A),(B)は、一般に、m、nを正の整数としてAmまたはBnという形で存在する。この点については、以下で述べる構造単位(C)〜(I)についても同様である。
上記一般式(A)、(B)において、R1、R2、R3およびR4は、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルキルアミノ基、アルキルシリル基およびアルコキシ基からなる群から選ばれる基または水素である。但し、R1およびR2の両方が水素になることはなく、R3およびR4の両方が水素になることはない。
上記有機ポリシラザン化合物は、さらに下記一般式(C)で表される構造単位Cを有してもよい。
上記一般式(C)において、R5、R6、R8、R9はいずれも、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルキルアミノ基、アルキルシリル基およびアルコキシ基からなる群から選ばれる基または水素である。但し、R5、R6、R8およびR9の全てが水素となることはない。R7は2価の芳香族基である。
上記有機ポリシラザン化合物は、さらに下記一般式(D)で表される構造単位D、下記一般式(E)で表される構造単位Eおよび下記一般式(F)で表される構造単位Fからなる群から選ばれる1以上の構造単位を有するものでもよい。
上記一般式(D)、(E)および(F)において、R10、R11、R12、R13およびR14はいずれも、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルキルアミノ基、アルキルシリル基およびアルコキシ基からなる群から選ばれる基である。
上記有機ポリシラザン化合物は、さらに下記一般式(G)で表される構造単位G、下記一般式(H)で表される構造単位Hおよび下記一般式(I)で表される構造単位Iからなる群から選ばれる1以上の構造単位を有するものでもよい。
上記一般式(G)、(H)および(I)において、R15、R17、R18およびR20はいずれも、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルキルアミノ基、アルキルシリル基およびアルコキシ基からなる群から選ばれる基であり、R16、R19およびR21はいずれも2価の芳香族基である。
上記一般式(A)〜(I)において、アルキル基はC1〜C3アルキル基であり、アルケニル基はC1〜C2アルケニル基であり、シクロアルキル基はC6〜C8シクロアルキル基であり、アリール基はC6〜C8アリール基であり、アラルキル基はC1〜C3アラルキル基であり、アルキルアミノ基はC1〜C3アルキルアミノ基であり、アルキルシリル基はC1〜C3アルキルシリル基であり、アルコキシ基はC1〜C3アルコキシ基であることがそれぞれ好ましい。
上記一般式(C)、(G)、(H)および(I)において、2価の芳香族基はアラルキレン基またはアリーレン基であることが好ましく、特に好ましくはフェニレン基、トリレン基、キシリレン基、ベンジリデン基、フェネチリデン基、α−メチルベンジリデン基、シンナミリデン基またはナフチレン基である。
2価の芳香族基であるR7、R16、R19、R21の他の好ましい態様として下記一般式で表される基が挙げられる。
2価の芳香族基であるR7、R16、R19、R21の他の好ましい態様として下記一般式で表される基が挙げられる。
なお、上記一般式中のR22はハロゲン原子または低級アルキル基であり、好ましくはC1〜C3アルキル基である。
また、aは0〜4のいずれかの整数であり、Zは直接結合しているか、または下記一般式で表される基である。
上記一般式中のR23はハロゲン原子または低級アルキル基であり、好ましくはC1〜C3アルキル基である。bは0〜4のいずれかの整数であり、Yは直接結合しているかまたは二価の基であり、好ましくは、Yは直接結合しているか、−O−、−S−、−CH2−、または−CH2CH2−である。
また、aは0〜4のいずれかの整数であり、Zは直接結合しているか、または下記一般式で表される基である。
なお、2価の芳香族基であるR7、R16、R19、R21は、いずれもフェニレン基、トリレン基、キシリレン基、ベンジリデン基、フェネチリデン基、α−メチルベンジリデン基、シンナミリデン基およびナフチレン基からなる群から選ばれる基であることが特に好ましい。
上記有機ポリシラザン化合物において、Si−O結合の数をNSi-O、Si−N結合の数をNSi-Nとした場合、NSi-O/(NSi-N+NSi-O)が、0.50〜0.99であることが好ましく、特に好ましくは0.80〜0.95である。NSi-O/(NSi-N+NSi-O)が0.50より小さいと弾性率が上昇して脆くなる傾向があり、0.99を超えると有機ポリシラザン化合物中の架橋点が減少して硬度が不十分になることがある。
上記有機ポリシラザン化合物は、特開2005−36089号公報、特開2004−77874号公報等によって公知の方法によって合成できる。
たとえば、恒温槽内に設置した反応容器を乾燥窒素で置換した後、キシレン1000mlにフェニルトリクロロシラン(PhSiCl3)47g(0.222モル)、ジフェニルジクロロシラン(Ph2SiCl2)56g(0.222モル)、メチルジクロロシラン(MeSiHCl2)3.8g(0.033モル)、および1,4−ビス(ジメチルクロロシリル)ベンゼン50g(0.19モル)を溶解させたものを前記反応容器に投入する。
次に、反応容器内温度を−5℃とし、水13.0g(0.7222モル)をピリジンl000mlに溶解させた溶液を約30ml/分の速度で反応容器に注入する。この時、注入とともにハロシランと水との反応が起こり、容器内温度が−2℃まで上昇する。水とピリジン混合溶液の注入が終了した後、1時間撹拌を継続する。その後、未反応のクロロシランを完全に反応させる目的でアンモニアを2モル/分の速度で10分間注入し撹拌する。反応終了後、乾燥窒素を吹き込み未反応のアンモニアを除去した後、窒素雰囲気下で加圧濾過し、濾液約2300mlを得る。この濾液を減圧下で溶媒置換したところ、100gの無色透明な粘性樹脂である有機ポリシラザン化合物a1が得られる。
得られた有機ポリシラザン化合物a1は、その数平均分子量が2200であり、R1およびR2がフェニル基である構造単位A、R3およびR4がフェニル基である構造単位B、R5、R6、R8およびR9がCH3、R7がフェニル基である構造単位C、R10がCH3である構造単位D、R11がフェニル基である構造単位Eを有する有機ポリシラザン化合物である。
有機ポリシラザン化合物a1についてIRスペクトル分祈を行うと、波数3350cm-1にN−H基に基づく吸収、2160cm-1にSi−Hに基づく吸収、1140cm-1にSi−Ph基に基づく吸収、1060−1100cm-1にSi−Oに基づく吸収、1020−820cm-1にSi−HおよびSi−N−Siに基づく吸収、3140cm-1、2980cm-1および1270cm-1にC−Hに基づく吸収、810cm-1および780cm-1にベンゼン環のC−Hに基づく吸収がそれぞれ確認される。
有機ポリシラザン化合物a1についてIRスペクトル分祈を行うと、波数3350cm-1にN−H基に基づく吸収、2160cm-1にSi−Hに基づく吸収、1140cm-1にSi−Ph基に基づく吸収、1060−1100cm-1にSi−Oに基づく吸収、1020−820cm-1にSi−HおよびSi−N−Siに基づく吸収、3140cm-1、2980cm-1および1270cm-1にC−Hに基づく吸収、810cm-1および780cm-1にベンゼン環のC−Hに基づく吸収がそれぞれ確認される。
また、有機ポリシラザン化合物a1の1H−NMRスペクトルを測定すると、δ7.2ppm(br,C6H5)、δ4.8ppm(br,SiH)、δ1.4ppm(br,NH)、δ0.3ppm(br,SiCH3)の吸収がそれぞれ確認される。
なお、この有機ポリシラザン化合物a1のNSi-O/(NSi-N+NSi-O)の理論値は0.928である。
なお、この有機ポリシラザン化合物a1のNSi-O/(NSi-N+NSi-O)の理論値は0.928である。
上記以外で使用可能な有機ポリシラザン化合物として、特開2005−36089号公報および特開2004−77874号公報に開示の有機ポリシラザン化合物が挙げられる。
また、ポリシラザン化合物として、下記一般式(J)で表される構造単位Jを有する無機ポリシラザン化合物も使用することができる。
上記の無機ポリシラザン化合物において、構造単位Jは、一般にlを正の整数としてJlという形で存在する。ここで、lは、一般に10〜10000であり、典型的には10〜200である。
上記構造単位Jにおいて、末端基は特に限定されないが、一般にシリル基、メチル基、アミノ基、メトキシ基、アルコキシ基またはトリメチルシリル基である。また、有機ポリシラザン化合物等の他の成分と結合するために、末端基として、カルボキシル基、アミノ基、水酸基、カルボニル基等を有していてもよい。
上記構造単位Jの無機ポリシラザン化合物の具体例としては、たとえばペルヒドロポリシラザンが挙げられる。ペルヒドロポリシラザンの製造法は、たとえば特開昭60−145903号公報や、D.SeyferthらによるCommunication of Am.cer.sor.,c−13,January(1982)に記載されている。
たとえば、内容積1lの四つ口フラスコにガス吹き込み管、メカニカルスターラ、ジュワーコンデンサーを装着し、この反応器内部を脱酸素した乾燥窒素で置換した後、四つ口フラスコに乾燥ピリジンを490ml入れ、これを氷冷する。
次にジクロロシラン51.9gを加え、白色固体状のアダクト(SiH2Cl2・2C2H5N)を生成させる。この反応混合物を氷冷し、撹拌しながら水酸化ナトリウム管(吸収菅)および活性炭を通して精製したアンモニア51.0gを吹き込んだ後、100℃に加熱する。
反応終了後、反応混合物を遠心分離し、乾燥ピリジンを用いて洗浄した後、さらに乾燥窒素雰囲気下で濾過して濾液850mlを得る。濾液5mlから溶媒を除去し樹脂状固体のペルヒドロポリシラザン0.102gを得る。
次にジクロロシラン51.9gを加え、白色固体状のアダクト(SiH2Cl2・2C2H5N)を生成させる。この反応混合物を氷冷し、撹拌しながら水酸化ナトリウム管(吸収菅)および活性炭を通して精製したアンモニア51.0gを吹き込んだ後、100℃に加熱する。
反応終了後、反応混合物を遠心分離し、乾燥ピリジンを用いて洗浄した後、さらに乾燥窒素雰囲気下で濾過して濾液850mlを得る。濾液5mlから溶媒を除去し樹脂状固体のペルヒドロポリシラザン0.102gを得る。
このペルヒドロポリシラザンの数平均分子量は、GPC(ポリスチレン喚算)にて測定すると1100である。
また、IRスペクトル分祈を行うと、波数3390cm-1および1180cm-1のN−Hに基づく吸収、2170cm-1のSi−Hに基づく吸収、1040〜800cm-1のSi−N−Siに基づく吸収がそれぞれ確認される。
また、IRスペクトル分祈を行うと、波数3390cm-1および1180cm-1のN−Hに基づく吸収、2170cm-1のSi−Hに基づく吸収、1040〜800cm-1のSi−N−Siに基づく吸収がそれぞれ確認される。
また、上記した構造単位A〜Iを有する有機ポリシラザン化合物と、構造単位Jを有する無機ポリシラザン化合物と、を併用することもできる。この場合、両者の配合割合は目的に応じて任意に選択しうるが、有機ポリシラザン化合物と無機ポリシラザン化合物の合計を100質量部として無機ポリシラザン化合物の配合割合は90質量部以下であることが好ましく、50質量部以下であることが特に好ましい。
この配合割合を変化させることで、ポリシラザン化合物を含む溶液を塗布し、焼成することにより得られる膜の硬度が変化するので、両者の配合割合は必要に応じて適宜選択することが好ましい。
この配合割合を変化させることで、ポリシラザン化合物を含む溶液を塗布し、焼成することにより得られる膜の硬度が変化するので、両者の配合割合は必要に応じて適宜選択することが好ましい。
本発明で使用するポリシラザン化合物は、数平均分子量Mnが500〜2500程度のものが好ましい。
ポリシラザン化合物は、水酸基を有する物質と反応して加水分解されるため、ポリシラザン化合物の溶媒として、水やアルコール系溶媒を使用することはできない。また、ケトン系溶媒やエステル系溶媒も水を溶解するので好ましくない。ポリシラザン化合物の溶媒としては、溶解性、安定性、塗布性の点からキシレンのような高沸点芳香族系溶媒、ミネラルターペンが好ましく、ジブチルエーテルのようなエーテル系溶媒であってもよい。
本発明において、EUVマスクブランク用基板の成膜面に塗布する溶液は、ポリシラザン化合物の濃度が0.05〜2wt%であることが好ましい。ポリシラザン化合物の濃度が0.05wt%未満だと、ポリシラザン化合物を含有する溶液を塗布し、加熱・硬化しすることによって形成されるシリカ被膜(またはSiO2を主骨格とする被膜)の膜厚が小さすぎるため、凹欠点を有する成膜面を平滑化する効果が不十分となる。ポリシラザン化合物の濃度が2wt%超だと、ポリシラザン化合物を含有する溶液を塗布し、加熱・硬化することによって形成されるシリカ被膜(またはSiO2を主骨格とする被膜)の厚さの均一性が悪化し、基板の平坦度、表面粗さといったEUVマスクブランク用基板の特性が悪化する。また、使用する塗布方法にもよるが、ポリシラザン化合物を含む溶液の塗布性が悪化する。
EUVマスクブランク用基板の成膜面に塗布する溶液は、ポリシラン化合物および溶媒以外に必要に応じて他の成分を含有してもよい。溶液に含めることができる他の成分の具体例としては、ポリシラザン化合物からシリカへの転化反応の促進剤として、触媒や重合開始剤が挙げられる。このような触媒の具体例としては、無機系触媒としてPd化合物が挙げられる。また、有機系触媒として、アミン系触媒が挙げられる。これらの触媒を使用することで、より低温での硬化、例えば、室温での硬化も可能になると考えられる。また、別の具体例として、紫外線(UV)照射により、ポリシラザン化合物からシリカへの転化反応の進行させる場合に添加するUV開始剤が挙げられる。UV照射を用いた場合、室温での硬化も可能になると考えられる。
ポリシラザン化合物を含む溶液として、市販品を使用することもできる。このような市販品の具体例としては、クラリアントジャパン株式会社製のALCEDAR COATが挙げられる。
ポリシラザン化合物を含む溶液の塗布は、公知の方法、スピンコート、ディッピング、ローラコート、バーコート、スプレーコート、刷毛塗り等によって行うことができる。これらの中でも、成膜面に溶液を均一に塗布できることから、スピンコートまたはディッピングが好ましく、スピンコートが特に好ましい。スピンコートを実施する場合、均一な成膜を行うためには、回転速度が2000rpm以上であることが好ましい。
ポリシラザン化合物を含有する溶液の塗布後、酸素含有雰囲気中または水蒸気含有雰囲気中で加熱・硬化すると、ポリシラザン化合物が雰囲気中の酸素または水蒸気と反応して、シリカへと転化し、基板の成膜面上にシリカ被膜(またはSiO2を主骨格とする被膜)が形成される。ここで、酸素含有雰囲気とは、雰囲気中に酸素が存在すればよく、雰囲気中の酸素濃度は特に限定されない。また、水蒸気含有雰囲気とは、雰囲気中に水蒸気が存在すればよく、雰囲気中の水蒸気濃度は特に限定されない。したがって、加熱・硬化は大気中で実施してもよい。
加熱・硬化温度は、使用するポリシラザン化合物の種類や、溶液のポリシラザン化合物の濃度によって異なるが、150〜500℃で実施することが好ましい。加熱・硬化温度が150℃未満だと、ポリシラザン化合物からシリカへの転化が十分進行せず、凹欠点を平滑化するのに十分な厚さを有するシリカ被膜(またはSiO2を主骨格とする被膜)を形成することができない。加熱・硬化温度が500℃超だと、基板材料にもよるが、焼成温度が基板の歪み点よりも高くなるので、基板が変形するおそれがある。
加熱・硬化温度は、150〜400℃であることがより好ましい。
なお、上記したように、触媒や重合開始剤といった転化反応の促進剤を使用した場合、より低温での硬化、例えば、室温での硬化も可能になると考えられる。また、UV照射を用いた場合、室温での硬化も可能になると考えられる。
加熱・硬化温度は、使用するポリシラザン化合物の種類や、溶液のポリシラザン化合物の濃度によって異なるが、150〜500℃で実施することが好ましい。加熱・硬化温度が150℃未満だと、ポリシラザン化合物からシリカへの転化が十分進行せず、凹欠点を平滑化するのに十分な厚さを有するシリカ被膜(またはSiO2を主骨格とする被膜)を形成することができない。加熱・硬化温度が500℃超だと、基板材料にもよるが、焼成温度が基板の歪み点よりも高くなるので、基板が変形するおそれがある。
加熱・硬化温度は、150〜400℃であることがより好ましい。
なお、上記したように、触媒や重合開始剤といった転化反応の促進剤を使用した場合、より低温での硬化、例えば、室温での硬化も可能になると考えられる。また、UV照射を用いた場合、室温での硬化も可能になると考えられる。
本発明では、EUVマスクブランク用基板の凹欠点を有する成膜面上に、シリカ被膜(またはSiO2を主骨格とする被膜)、具体的には、緻密なアモルファスのシリカ被膜と考えられるもの、を形成することによって、凹欠点を有する成膜面が平滑化される。なお、被膜形成後の成膜面は、シリカ被膜(またはSiO2を主骨格とする被膜)表面を指す。ここで、凹欠点を有する成膜面が平滑化されると言った場合、成膜面、すなわち、被膜表面が、凹欠点が全く存在しない状態となっている必要はなく、被膜表面に存在する凹欠点が、EUVマスクブランク用基板として問題がないサイズまで平滑化されていればよい。
EUVマスクブランクの欠点となる凹欠点のサイズは、凹欠点の形状によっても異なるので一概には規定できないが、一つの目安として、基板の成膜面に深さ3nm超の凹欠点が存在する場合、成膜面上に形成される多層反射膜表面または吸収層表面に凹欠点が現れてEUVマスクブランクの欠点となる場合があり、多層反射膜表面や吸収層表面に凹欠陥が表されない場合であっても、それら膜中で構造が乱されることによって位相欠陥となる場合がある。したがって、被膜表面に存在する凹欠点の深さが3nm以下であることが好ましく、特に1nm以下であることが好ましい。
EUVマスクブランクの欠点となる凹欠点のサイズは、凹欠点の形状によっても異なるので一概には規定できないが、一つの目安として、基板の成膜面に深さ3nm超の凹欠点が存在する場合、成膜面上に形成される多層反射膜表面または吸収層表面に凹欠点が現れてEUVマスクブランクの欠点となる場合があり、多層反射膜表面や吸収層表面に凹欠陥が表されない場合であっても、それら膜中で構造が乱されることによって位相欠陥となる場合がある。したがって、被膜表面に存在する凹欠点の深さが3nm以下であることが好ましく、特に1nm以下であることが好ましい。
形成される被膜の組成、膜厚、成膜条件等にもよるが、被膜表面は、EUVマスクブランク用基板の成膜面に比べて、表面粗さが劣る場合がある。別の言い方をすると、被膜の形成によって、成膜面の表面粗さが悪化する場合がある。この場合、表面粗さだけを改善し、あらたに凹欠陥を生成しない公知の方法により、成膜面(被膜表面)の表面粗さを改善することができる。このような方法としては、具体的には、タッチポリッシュと呼ばれる低い面圧での機械研磨が好ましく例示される。但し、エッチングレートやエッチング時間を制御して、湿式エッチングまたは乾式エッチングすることによっても、表面粗さを改善することができる。
本発明のEUVマスクブランク用基板を用いて、EUVマスクブランクを製造する場合、上記の手順で形成された被膜表面に、公知の成膜方法、具体的には、マグネトロンスパッタリング法やイオンビームスパッタリング法といったスパッタリング法を用いて、多層反射膜および吸収層をこの順に成膜すればよい。
多層反射膜は、EUVマスクブランクの多層反射膜として所望の特性を有するものである限り特に限定されない。ここで、多層反射膜に特に要求される特性は、高EUV光線反射率の膜であることである。具体的には、EUV光の波長領域の光線を多層反射膜表面に照射した際に、波長13.5nm付近の光線反射率の最大値が60%以上であることが好ましく、65%以上であることがより好ましい。
上記の特性を満たす多層反射膜としては、Si膜とMo膜とを交互に積層させたSi/Mo多層反射膜、BeとMo膜とを交互に積層させたBe/Mo多層反射膜、Si化合物とMo化合物層とを交互に積層させたSi化合物/Mo化合物多層反射膜、Si膜、Mo膜およびRu膜をこの順番に積層させたSi/Mo/Ru多層反射膜、Si膜、Ru膜、Mo膜およびRu膜をこの順番に積層させたSi/Ru/Mo/Ru多層反射膜が挙げられる。
上記の特性を満たす多層反射膜としては、Si膜とMo膜とを交互に積層させたSi/Mo多層反射膜、BeとMo膜とを交互に積層させたBe/Mo多層反射膜、Si化合物とMo化合物層とを交互に積層させたSi化合物/Mo化合物多層反射膜、Si膜、Mo膜およびRu膜をこの順番に積層させたSi/Mo/Ru多層反射膜、Si膜、Ru膜、Mo膜およびRu膜をこの順番に積層させたSi/Ru/Mo/Ru多層反射膜が挙げられる。
多層反射膜を成膜する手順は、スパッタリング法を用いて多層反射膜を成膜する際に通常実施される手順であってよい。例えば、イオンビームスパッタリング法を用いてSi/Mo多層反射膜を形成する場合、ターゲットとしてSiターゲットを用い、スパッタガスとしてArガス(ガス圧1.3×10-2Pa〜2.7×10-2Pa)を使用して、イオン加速電圧300〜1500V、成膜速度0.03〜0.30nm/secで厚さ4.5nmとなるようにSi膜を成膜し、次に、ターゲットとしてMoターゲットを用い、スパッタガスとしてArガス(ガス圧1.3×10-2Pa〜2.7×10-2Pa)を使用して、イオン加速電圧300〜1500V、成膜速度0.03〜0.30nm/secで厚さ2.3nmとなるようにMo膜を成膜することが好ましい。これを1周期として、Si膜およびMo膜を40〜50周期積層させることによりSi/Mo多層反射膜が成膜される。
多層反射膜を成膜する際、均一な成膜を得るために、回転体を用いて基板を回転させながら成膜を行うことが好ましい。
多層反射膜を成膜する際、均一な成膜を得るために、回転体を用いて基板を回転させながら成膜を行うことが好ましい。
多層反射膜表面が酸化されるのを防止するため、多層反射膜の最上層は酸化されにくい材料の層とすることが好ましい。酸化されにくい材料の層は多層反射膜のキャップ層として機能する。キャップ層として機能する酸化されにくい材料の層の具体例としては、Si層を例示することができる。多層反射膜がSi/Mo膜である場合、最上層をSi層とすることによって、該最上層をキャップ層として機能させることができる。その場合キャップ層の膜厚は、11.0±1.0nmであることが好ましい。
本明細書において、上記手順で被膜表面に多層反射膜を成膜したものを「EUVマスクブランク用の多層反射膜付基板」という。この多層反射膜付基板を用いて、EUVマスクブランクを製造する場合、上記手順で成膜された多層反射膜上、多層反射膜の最上層がキャップ層である場合は該キャップ層上に、公知の成膜方法、具体的にはマグネトロンスパッタリング法やイオンビームスパッタリング法といったスパッタリング法を用いて吸収層を成膜すればよい。
多層反射膜上に成膜される吸収層の構成材料としては、EUV光に対する吸収係数の高い材料、具体的には、Cr、Taおよびこれらの窒化物などが挙げられる。中でも、TaNがアモルファスになりやすく、表面形状が平滑であるという理由で好ましい。吸収層の厚さは、50〜100nmであることが好ましい。吸収層の成膜方法は、スパッタリング法である限り特に限定されず、マグネトロンスパッタリング法またはイオンビームスパッタリング法のいずれであってもよい。
多層反射膜上に成膜される吸収層の構成材料としては、EUV光に対する吸収係数の高い材料、具体的には、Cr、Taおよびこれらの窒化物などが挙げられる。中でも、TaNがアモルファスになりやすく、表面形状が平滑であるという理由で好ましい。吸収層の厚さは、50〜100nmであることが好ましい。吸収層の成膜方法は、スパッタリング法である限り特に限定されず、マグネトロンスパッタリング法またはイオンビームスパッタリング法のいずれであってもよい。
イオンビームスパッタリング法を用いて、吸収層としてTaN層を成膜する場合、ターゲットとしてTaターゲットを用い、スパッタガスとしてN2ガス(ガス圧1.3×10-2Pa〜2.7×10-2Pa)を使用して、電圧300〜1500V、成膜速度0.01〜0.1nm/secで厚さ50〜100nmとなるように成膜することが好ましい。
スパッタリング法を用いて、吸収層を成膜する際、均一な成膜を得るために、回転体を用いて基板を回転させながら成膜を行うことが好ましい。
多層反射膜上、吸収層と、の間にバッファ層を成膜してもよい。バッファ層を構成する材料としては、たとえば、Cr、Al、Ru、Taおよびこれらの窒化物、ならびにSiO2、Si3N4、Al2O3などが挙げられる。バッファ層は厚さ10〜60nmであることが好ましい。
スパッタリング法を用いて、吸収層を成膜する際、均一な成膜を得るために、回転体を用いて基板を回転させながら成膜を行うことが好ましい。
多層反射膜上、吸収層と、の間にバッファ層を成膜してもよい。バッファ層を構成する材料としては、たとえば、Cr、Al、Ru、Taおよびこれらの窒化物、ならびにSiO2、Si3N4、Al2O3などが挙げられる。バッファ層は厚さ10〜60nmであることが好ましい。
以下、実施例を用いて本発明をさらに説明する。
本実施例では、EUVマスクブランク用基板表面に、ポリシラザン化合物を含む溶液をスピンコートし、大気中で加熱・硬化することにより、基板表面にシリカ被膜を形成した。この手順における個々の条件は以下の通り。
EUVマスクブランク用基板
SiO2−TiO2系ガラス基板、旭硝子株式会社製、品番6025
基板表面が表面粗さ0.15nm以下、平坦度100nm以下となるように研磨したものを使用し、基板表面の一部にはカプトンテープを貼付。
熱膨張率:0.2×10-7/℃
ヤング率:67GPa
歪点Ts:1100℃
寸法:外形6インチ(152.4mm角)、厚さ6.3mm
ポリシラザン化合物を含む溶液
名称:ALCEDAR COAT NN310−20(クラリアントジャパン株式会社製)
数平均分子量:900
溶媒:キシレン溶媒
ポリシラザン化合物含有量:20wt%
密度:0.92(ポリシラザン化合物含有量20wt%時のカタログ値)
粘度:1.10cp(ポリシラザン化合物含有量20wt%時のカタログ値)
上記の溶液をキシレンで希釈して、ポリシラザン化合物含有量が10wt%、5wt%、2wt%となるように調整した。
スピンコート
フィルタ:0.5μm
スピンコート条件:2000rpm、10sec
上記の条件で、ポリシラザン化合物含有溶液2ccを基板表面にスピンコートした。
加熱・硬化
スピンコート実施後の基板をクリーンオーブン中に置き、大気中、200℃で1時間加熱・硬化した。
加熱・硬化後、基板表面からカプトンテープを剥離し、シリカ被膜が形成された部分との段差を非接触3次元表面形状測定装置(Zygo Newview)で測定したところ、シリカ被膜の膜厚が150nm(ポリシラザン化合物含有量10wt%)、50nm(ポリシラザン化合物含有量5wt%)、20nm(ポリシラザン化合物含有量2wt%)であることが確認された。この結果は、溶液中のポリシラザン化合物含有量を変更することで、基板表面に形成されるシリカ被膜の膜厚を調節できることを示している。
本実施例では、EUVマスクブランク用基板表面に、ポリシラザン化合物を含む溶液をスピンコートし、大気中で加熱・硬化することにより、基板表面にシリカ被膜を形成した。この手順における個々の条件は以下の通り。
EUVマスクブランク用基板
SiO2−TiO2系ガラス基板、旭硝子株式会社製、品番6025
基板表面が表面粗さ0.15nm以下、平坦度100nm以下となるように研磨したものを使用し、基板表面の一部にはカプトンテープを貼付。
熱膨張率:0.2×10-7/℃
ヤング率:67GPa
歪点Ts:1100℃
寸法:外形6インチ(152.4mm角)、厚さ6.3mm
ポリシラザン化合物を含む溶液
名称:ALCEDAR COAT NN310−20(クラリアントジャパン株式会社製)
数平均分子量:900
溶媒:キシレン溶媒
ポリシラザン化合物含有量:20wt%
密度:0.92(ポリシラザン化合物含有量20wt%時のカタログ値)
粘度:1.10cp(ポリシラザン化合物含有量20wt%時のカタログ値)
上記の溶液をキシレンで希釈して、ポリシラザン化合物含有量が10wt%、5wt%、2wt%となるように調整した。
スピンコート
フィルタ:0.5μm
スピンコート条件:2000rpm、10sec
上記の条件で、ポリシラザン化合物含有溶液2ccを基板表面にスピンコートした。
加熱・硬化
スピンコート実施後の基板をクリーンオーブン中に置き、大気中、200℃で1時間加熱・硬化した。
加熱・硬化後、基板表面からカプトンテープを剥離し、シリカ被膜が形成された部分との段差を非接触3次元表面形状測定装置(Zygo Newview)で測定したところ、シリカ被膜の膜厚が150nm(ポリシラザン化合物含有量10wt%)、50nm(ポリシラザン化合物含有量5wt%)、20nm(ポリシラザン化合物含有量2wt%)であることが確認された。この結果は、溶液中のポリシラザン化合物含有量を変更することで、基板表面に形成されるシリカ被膜の膜厚を調節できることを示している。
上記と同じ組成のEUVマスクブランク用基板を6枚準備し、基板表面の凹欠点を欠点検出器で検出した。欠点検出器で検出された凹欠点の周囲にビッカースマーキングした後、凹欠点の形状を原子間力顕微鏡(AFM)を用いて測定した。結果を表1に示す。
次に、準備した6枚の基板表面に上記と同様の手順でポリシラザン化合物を含む溶液(ポリシラザン化合物含有量2wt%)をスピンコートし、加熱・硬化して、基板表面にシリカ被膜を形成した。加熱・硬化後、AFMを用いてシリカ被膜表面の凹欠点の形状測定を試みたが、基板表面に存在していた凹欠点は全てシリカ被膜によって埋まっており、その位置を確認することができなかった。
なお、表1から明らかなように、ポリシラザン化合物を含む溶液(ポリシラザン化合物含有量2wt%)をスピンコート・加熱・硬化し、基板表面にシリカ被膜を形成することにより、様々な形状の凹欠点を平滑化し、その深さは、基板の表面粗さと区別できなくなる程度として、RMS(二条平均平方根粗さ)が0.15nm以下の平滑面となることをAFMで確認した。
なお、表1から明らかなように、ポリシラザン化合物を含む溶液(ポリシラザン化合物含有量2wt%)をスピンコート・加熱・硬化し、基板表面にシリカ被膜を形成することにより、様々な形状の凹欠点を平滑化し、その深さは、基板の表面粗さと区別できなくなる程度として、RMS(二条平均平方根粗さ)が0.15nm以下の平滑面となることをAFMで確認した。
上記と同様、EUVマスクブランク用基板を6枚準備し、欠点検出器で検出された凹欠点の形状を原子間力顕微鏡(AFM)を用いて測定した。結果を表2に示す。
次に、準備した6枚の基板表面に上記と同様の手順でポリシラザン化合物を含む溶液(ポリシラザン化合物含有量0.2wt%)をスピンコートし、加熱・硬化して、基板表面にシリカ被膜を形成した。加熱・硬化後、AFMを用いてシリカ被膜表面の凹欠点の形状測定を行った。結果を表2に示す。
表2から明らかなように、本発明によれば、様々な形状の凹欠点を平滑化し、その深さを低減することができることが確認された。なお、表2では、シリカ被膜形成後の凹欠点の深さが3nm超となっているが、凹欠点の幅および形状を考慮すると、これらの凹欠点は、再度上記と同様の手順でポリシラザン化合物を含む溶液(ポリシラザン化合物含有量0.2wt%)をスピンコートし、加熱・硬化して、基板表面にシリカ被膜を形成することにより平滑化されAFMにて測定できない程度にその深さを低減することができ、EUVマスクブランクの製造上問題とならないと考えられる。
表2の凹欠点10〜12について、シリカ被膜形成前後のAFM画像を図1〜3に示す。図1(a)はシリカ被膜形成前の凹欠点10のAFM画像であり、図1(b)はシリカ被膜形成後の凹欠点10のAFM画像である。図2(a)はシリカ被膜形成前の凹欠点11のAFM画像であり、図2(b)はシリカ被膜形成後の凹欠点11のAFM画像である。図3(a)はシリカ被膜形成前の凹欠点12のAFM画像であり、図3(b)はシリカ被膜形成後の凹欠点12のAFM画像である。図から明らかなように、本発明によれば、新たな凸欠点を生じたり、顕著な表面粗さの増加を生じることなしに、様々な形状の凹欠点を平滑化し、その深さを低減することができる。
次に、準備した6枚の基板表面に上記と同様の手順でポリシラザン化合物を含む溶液(ポリシラザン化合物含有量0.2wt%)をスピンコートし、加熱・硬化して、基板表面にシリカ被膜を形成した。加熱・硬化後、AFMを用いてシリカ被膜表面の凹欠点の形状測定を行った。結果を表2に示す。
表2の凹欠点10〜12について、シリカ被膜形成前後のAFM画像を図1〜3に示す。図1(a)はシリカ被膜形成前の凹欠点10のAFM画像であり、図1(b)はシリカ被膜形成後の凹欠点10のAFM画像である。図2(a)はシリカ被膜形成前の凹欠点11のAFM画像であり、図2(b)はシリカ被膜形成後の凹欠点11のAFM画像である。図3(a)はシリカ被膜形成前の凹欠点12のAFM画像であり、図3(b)はシリカ被膜形成後の凹欠点12のAFM画像である。図から明らかなように、本発明によれば、新たな凸欠点を生じたり、顕著な表面粗さの増加を生じることなしに、様々な形状の凹欠点を平滑化し、その深さを低減することができる。
Claims (8)
- EUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の基板表面を平滑化する方法であって、
凹欠点を有する基板表面に、ポリシラザン化合物を含む溶液を塗布し、加熱・硬化させてシリカ被膜(またはSiO2を主骨格とする被膜)を形成することにより、前記凹欠点を有する基板表面を平滑化することを特徴とするEUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の基板表面を平滑化する方法。 - 前記ポリシラザン化合物を含む溶液は、ポリシラザン化合物濃度が0.05〜2wt%であることを特徴とする請求項1に記載のEUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の基板表面を平滑化する方法。
- 前記加熱・硬化が、酸素含有雰囲気中または水蒸気含有雰囲気中、150〜500℃で実施されることを特徴とする請求項1または2に記載のEUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の基板表面を平滑化する方法。
- 前記基板表面の凹欠点の深さが、30nm以下であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のEUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の基板表面を平滑化する方法。
- 前記加熱・硬化後、前記凹欠点の深さが3nm以下に改善されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のEUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の基板表面を平滑化する方法。
- 請求項1ないし5のいずれかに記載の方法により、表面が平滑化されたEUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の基板。
- 請求項6に記載のEUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の基板を用いたEUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の多層反射膜付基板。
- 請求項6に記載のEUVリソグラフィ用反射型マスクブランク用の基板を用いたEUVリソグラフィ用反射型マスクブランク。
Priority Applications (1)
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| JP2007259525A JP2008118118A (ja) | 2006-10-13 | 2007-10-03 | Euvマスクブランク用の基板表面を平滑化する方法、および該方法により得られるeuvマスクブランク |
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