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JP2008118042A - 基板洗浄方法 - Google Patents

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JP2008118042A
JP2008118042A JP2006301848A JP2006301848A JP2008118042A JP 2008118042 A JP2008118042 A JP 2008118042A JP 2006301848 A JP2006301848 A JP 2006301848A JP 2006301848 A JP2006301848 A JP 2006301848A JP 2008118042 A JP2008118042 A JP 2008118042A
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JP2006301848A
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Inventor
Kosuke Yoshihara
孝介 吉原
Hiroshi Takeguchi
博史 竹口
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Tokyo Electron Ltd
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

【課題】基板を洗浄するにあたって、リンス液の必要供給量を減少させ、レジスト膜の現像欠陥の除去効率を向上させる。
【解決手段】ウェハWを回転数380〜1000rpmで回転させながら、リンス液供給ノズル40からウェハWの中心部に、リンス液Rを供給流量80〜500ml/minで1秒間吐出する。その後、リンス液Rの吐出を1秒間停止する。その後再び、ウェハWの中心部に、リンス液Rを供給流量80〜500ml/minで1秒間吐出する。このようなリンス液Rの間欠的な吐出、及び停止が15秒間行われる。リンス液RがウェハW上を拡散することで、ウェハW上のレジスト膜の現像欠陥を除去する。
【選択図】図3

Description

本発明は、基板の表面にリンス液を供給して基板を洗浄する基板洗浄方法に関する。
例えば半導体デバイスの製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程では、例えば半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)上にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布処理、当該レジスト膜に所定のパターンを露光する露光処理、露光されたレジスト膜を現像する現像処理などが順次行われ、ウェハ上に所定のレジストのパターンが形成される。
ウェハの現像処理では、例えばウェハを回転させながら、ウェハ上に現像液を供給して、現像処理が行われる。そして現像液の供給と同時に、あるいは現像処理が行われた後に、ウェハを回転させながら、ウェハ中心部の上方から連続的にリンス液が供給される。そして供給されたリンス液がウェハ上を拡散してレジスト膜の現像欠陥を除去することで、ウェハの洗浄が行われる。(特許文献1)
特開2001−284206号公報
しかしながら、ウェハを洗浄する際に、従来はリンス液が連続的に供給されているため、リンス液の一部は、先に供給されてウェハ上に拡散しているリンス液の上層部を流れて、ウェハ表面を流れないことがあった。したがって、この一部のリンス液はウェハ上に残存するレジスト膜の現像欠陥を除去できず、その結果、所定の程度にまで現像欠陥を除去するためには、リンス液の必要供給量が多くなるという問題があった。つまり、従来のようにリンス液を連続供給して洗浄する方法では、レジスト膜の現像欠陥を除去する効率が悪かった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、基板を洗浄するにあたって、リンス液の必要供給量を減少させ、レジスト膜の現像欠陥の除去効率を向上させることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明によれば、現像液によって基板を現像した後に、当該基板を洗浄する基板洗浄方法であって、基板を回転させながら、基板の表面にリンス液を間欠的に供給して基板を洗浄し、前記リンス液の供給流量は、80〜500ml/minであることを特徴とする、基板洗浄方法が提供される。
本発明によれば、基板を回転させながら、基板の表面にリンス液を間欠的に供給しているので、リンス液の吐出を停止したときに、基板の表面上にある程度乾燥するが完全乾燥には至らない領域(以下、本明細書においては「乾燥域」という)ができ、続いて供給されるリンス液がこの乾燥域を流れる。つまり、本発明では、供給されるリンス液の大部分が基板の表面を流れて、基板上のレジスト膜の現像欠陥を除去することができる。したがって、リンス液を連続的に供給する従来のように、リンス液の一部が先に供給されて基板上に拡散しているリンス液の上層部を流れるという状況が生じないので、供給されるリンス液で効率よく現像欠陥を除去することができ、所定の程度にまで現像欠陥を除去するために供給するリンス液の必要供給量を減少させることができる。
また、基板の表面に供給するリンス液の供給流量を低流量、具体的には発明者らの知見によりリンス液の供給流量を80〜500ml/minに設定しているので、基板の表面を流れるリンス液の膜厚を薄くすることができる。従来のようにリンス液の膜厚が厚い場合は、リンス液はリンス液の上層部を流れて、基板の表面を流れ難くなるが、リンス液の膜厚が薄くなると、リンス液の上層部と基板の表面の距離が近くなるため、たとえリンス液が上層部を流れても、その流れによって、基板表面のレジスト膜の現像欠陥を除去することができる。したがって、リンス液の必要供給量をさらに減少させて、現像欠陥を効率よく除去することができる。
別の観点による本発明によれば、現像液によって基板を現像した後に、当該基板を洗浄する基板洗浄方法であって、基板を回転させながら、基板の表面にリンス液を間欠的に供給して基板を洗浄し、前記基板の回転数は、380〜1000rpmであることを特徴とする、基板洗浄方法が提供される。
この方法によると、基板の表面にリンス液を供給している間、基板の回転数を高回転数にしているので、具体的には発明者らの知見により基板の回転数を380〜1000rpmに設定しているので、供給されたリンス液が基板全面に拡散することができ、基板全面のレジスト膜の現像欠陥を除去することができる。
さらに別の観点による本発明によれば、現像液によって基板を現像した後に、当該基板を洗浄する基板洗浄方法であって、基板を回転させながら、基板の表面にリンス液を間欠的に供給して基板を洗浄し、前記リンス液の供給流量は、80〜500ml/minであり、前記基板の回転数は、380〜1000rpmであることを特徴とする、基板洗浄方法が提供される。
この方法によると、基板を回転させながら、基板の表面にリンス液を間欠的に供給しており、リンス液の供給流量を80〜500ml/minにしているので、基板の表面を流れるリンス液の膜厚が薄くすることができ、その結果、リンス液の必要供給量を減少させて現像欠陥を効率よく除去することができる。また同時に、基板の回転数を380〜1000rpmにしているので、供給されたリンス液が基板全面に拡散することができ、レジスト膜の現像欠陥をさらに効率よく除去することができる。
前記リンス液の供給は、1秒間隔で間欠的に行われてもよい。発明者らの知見によると、1秒間隔で間欠的にリンス液を供給すると、レジスト膜の現像欠陥を極めて効率よく除去することができる。
前記リンス液を供給し始めてから所定の時間に供給されるリンス液の初期供給流量は、250ml/min以上であり、前記所定の時間経過後に供給されるリンス液の供給流量は、前記初期供給流量よりも少なくしてもよい。これによって、リンス液を供給し始めてから所定の時間に、リンス液を高流量、具体的には発明者らの知見によりリンス液を250ml/min以上で供給しているので、レジスト膜に付着した大きい現像欠陥を最初に除去することができる。すなわち、発明者らの知見によれば、洗浄工程の初期段階において、比較的大きい流量でリンス液を供給することで、レジスト膜に付着した大きい現像欠陥を効果的に除去することができ、その後は流量を少なくしても、洗浄レベルにあまり影響しないことが分かった。したがって、リンス液の必要供給量を少なくすることができる。
本発明によれば、リンス液の必要供給量を減少させて、レジスト膜の現像欠陥を効率よく除去することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかるウェハWの洗浄方法を実施するための現像処理装置1の構成の概略を示す。
現像処理装置1は、基板保持機構としてその上面にウェハWを水平に真空吸着保持するスピンチャック20を有している。このスピンチャック20はモータなどを含む回転駆動部21により鉛直回りに回転でき、かつ昇降できる。
スピンチャック20の周囲には、カップ体22が設けられている。カップ体22は、上面にスピンチャック20が昇降できるようにウェハWよりも大きい開口部が形成されている。カップ体22底部には、ウェハW上から零れ落ちる現像液あるいはリンス液Rを排出するための排液口23が形成されており、この排液口23には排液管24が接続されている。
スピンチャック20の上方には、ウェハW表面の中心部に現像液を供給するための現像液供給ノズル30と、ウェハW表面の中心部にリンス液Rを供給するためのリンス液供給ノズル40が配置されている。現像液供給ノズル30は、レジスト液供給管31を介して現像液を供給する現像液供給源32に接続されている。また現像液供給管31には、エアーオペレーティドバルブや電磁弁などの制御弁や流量調整部等を含む供給機器群33が介設されている。リンス液供給ノズル40は、リンス液供給管41を介してリンス液Rを供給するリンス液供給源42に接続されている。またリンス液供給管41には、エアーオペレーティドバルブや電磁弁などの制御弁や流量調整部等を含む供給機器群43が介設されている。
現像液供給ノズル30は、図2に示すようにL字状に屈曲したアーム34を介して移動機構35に接続されている。アーム34は移動機構35により、現像処理容器50の長さ方向(Y方向)に沿って設けられたガイドレール36に沿って、カップ体22の一端側(図2では右側)の外側に設けられた待機領域37から他端側に向かって移動できると共に、上下方向に移動できるように構成されている。待機領域37は、現像液供給ノズル30を収納できるように構成されていると共に、現像液供給ノズル30の先端部を洗浄できるように構成されている。
リンス液供給ノズル40は、図2に示すようにL字状に屈曲したアーム44を介して移動機構45に接続されている。アーム44は移動機構45により、ガイドレール36に沿ってカップ体22の他端側(図2では左側)の外側に設けられた待機領域47から一端側に向かって移動できると共に、上下方向に移動できる。待機領域47は、リンス液供給ノズル40を収納できるように構成されていると共に、リンス液供給ノズル40の先端部を洗浄できるように構成されている。
レジスト塗布装置は、図1に示すように後述する一連の動作を制御するコンピュータプログラムを有する制御部6を備えており、制御部6は回転駆動部21、供給機器群33、43等を制御するように構成されている。このコンピュータプログラムは、記憶媒体例えばフレキシブルディスク(FD)、メモリーカード、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルデスク(MO)、ハードディスク等に格納され、制御部6であるコンピュータにインストールされている。
本実施の形態にかかる洗浄方法を実施するための現像処理装置1は以上のように構成されており、次にこの現像処理装置1で行われるウェハWの現像処理、及び洗浄処理について説明する。
先ずウェハWを保持した、現像処理装置1の外部の搬送アーム(図示せず)が現像処理容器50内に進入し、その搬送アームからスピンチャック20にウェハWを受け渡す。この受け渡しはスピンチャック20を上昇させてもよいが、図示しない昇降ピンを介して行ってもよい。そしてウェハWをスピンチャック20に吸着して水平に保持する。
次に回転駆動部21を制御してウェハWを回転させると共に、現像液供給ノズル30をウェハWの中心部上方に移動させる。そして現像液供給ノズル30からウェハWの中心部に現像液を吐出する。その後、現像液供給ノズル30をウェハWの中心部上方から待機領域37に移動させると共に、ウェハWの回転を止めて、ウェハWに所定時間の現像処理を行う。
ウェハWの現像処理が終了すると、リンス液供給ノズル40をウェハWの中心部上方に移動させると共に、回転駆動部21を制御して回転数380〜1000rpmで、ウェハWを回転させる。
リンス液供給ノズル40がウェハWの中心部上方に移動すると、リンス液供給ノズル40からウェハWの中心部に、リンス液Rを供給流量80〜500ml/minで1秒間吐出する(図3(i))。その後、リンス液Rの吐出を1秒間停止する。このとき、吐出されたリンス液RはウェハW上を外縁方向に拡散し、ウェハWの中心部に乾燥域60ができる(図3(ii))。その後、ウェハWの中心部の乾燥域60に、リンス液Rを供給流量80〜500ml/minで1秒間吐出する(図3(iii))。このようなリンス液Rの間欠的な吐出、及び停止は例えば15秒間行われる。すなわち、リンス液Rの吐出は合計で8秒間行われ、リンス液Rの吐出の停止は合計で7秒間行われる。そしてリンス液RがウェハW上を拡散することにより、ウェハW上のレジスト膜の現像欠陥を除去することができる。
リンス液Rの間欠的な吐出を行った後、ウェハWを例えば2000rpmで回転させ、ウェハ上のリンス液Rを乾燥させて除去する。こうして一連のウェハWの現像処理、及び洗浄処理が終了する。
以上の実施の形態によれば、ウェハWを回転させながら、ウェハWの表面にリンス液Rを間欠的に供給するようにしたので、リンス液Rの吐出を停止したときにウェハWの表面上に乾燥域60ができ、続いて供給されるリンス液Rがこの乾燥域60を流れる。つまり、本実施の形態では、供給されるリンス液Rの大部分がウェハWの表面を流れて、ウェハW上のレジスト膜の現像欠陥を除去することができる。したがって、リンス液Rを連続的に供給した従来のように、リンス液Rの一部が先に供給されてウェハW上に拡散しているリンス液Rの上層部を流れるという状況が生じないので、供給されたリンス液Rはその大部分が現像欠陥の除去に寄与する。したがって、所定の程度にまで現像欠陥を除去するために供給するリンス液Rの必要供給量を減少させることができ、レジスト膜の現像欠陥の除去効率を向上させることができる。
また、ウェハWの表面に供給するリンス液Rの供給流量を低流量、具体的にはリンス液Rの供給流量を80〜500ml/minにしたので、ウェハWの表面を流れるリンス液Rの膜厚を薄くすることができ、膜厚が厚い場合と比べて、ウェハWの表面をリンス液Rが流れやすくなるので、レジスト膜の現像欠陥を除去しやすくなる。したがって、リンス液Rの必要供給量をさらに減少させて、現像欠陥を効率よく除去することができる。
さらに、ウェハWの表面にリンス液Rを供給している間、ウェハWの回転数を高回転数、具体的にはウェハWの回転数を380〜1000rpmにしたので、供給されたリンス液RをウェハW全面に拡散することができ、ウェハW全面のレジスト膜の現像欠陥を除去することができる。
なお、以上の実施の形態において、リンス液Rを供給し始めてから例えば3秒間、ウェハWに供給するリンス液Rの初期供給流量を250ml/min以上として、かつその後に供給されるリンス液Rの供給流量を、この初期供給流量よりも少なく、例えば100ml/minにしてもよい。
この場合、図4に示すように、先ずリンス液供給ノズル40からウェハWの中心部に、リンス液Rが初期供給流量で1秒間吐出される。そして、リンス液Rの吐出を1秒間停止した後、再びウェハWの中心部に、リンス液Rが初期供給流量で1秒間吐出される。次に初期供給流量よりも少ない供給流量で、リンス液Rが1秒間隔で間欠的に例えば12秒間吐出される。
以上のウェハWの洗浄方法によると、リンス液Rを供給し始めてから3秒間、リンス液Rが高流量、具体的にはリンス液Rが250ml/min以上で吐出されたので、先ずレジスト膜に付着した大きい現像欠陥を最初に除去することができる。
そしてその後は、リンス液Rが初期供給流量よりも少ない供給流量で吐出されても、残存する現像欠陥を除去することができる。したがって、リンス液Rの必要供給量を少なくすることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内であって、各種の変更例または修正例に相到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
以下、ウェハ上にリンス液を間欠的に供給する実施例において、リンス液の供給流量に依存するレジスト膜の現像欠陥の除去効率について説明する。また、リンス液を連続的に供給する従来の実施例との比較も同時に行う。なお、ウェハの洗浄処理を行う現像処理装置としては、先に図1及び図2で示した現像処理装置1を用いた。
ウェハW上へのリンス液Rの吐出は、以下の条件で行った。
(ケース1)
ウェハWを1000rpmで回転させながら、ウェハW上にリンス液Rを供給流量50ml/minで1秒間隔で間欠的に15秒間吐出する。すなわち、リンス液Rの吐出を合計8秒間行い、リンス液Rの吐出の停止を合計7秒間行う。その後、ウェハWを2000rpmで15秒間回転させ、ウェハ上のリンス液Rを乾燥させる。
(ケース2)
ウェハWを1000rpmで回転させながら、ウェハW上にリンス液Rを供給流量100ml/minで1秒間隔で間欠的に15秒間吐出する。すなわち、リンス液Rの吐出を合計8秒間行い、リンス液Rの吐出の停止を合計7秒間行う。その後、ウェハWを2000rpmで15秒間回転させ、ウェハ上のリンス液Rを乾燥させる。
(ケース3)
ウェハWを1000rpmで回転させながら、ウェハW上にリンス液Rを供給流量1000ml/minで1秒間隔で間欠的に15秒間吐出する。すなわち、リンス液Rの吐出を合計8秒間行い、リンス液Rの吐出の停止を合計7秒間行う。その後、ウェハWを2000rpmで15秒間回転させ、ウェハ上のリンス液Rを乾燥させる。
(ケース4)
ウェハWを1000rpmで回転させながら、ウェハW上にリンス液Rを供給流量250ml/minで連続的に15秒間吐出する。その後、ウェハWを2000rpmで15秒間回転させ、ウェハ上のリンス液Rを乾燥させる。
ケース1〜ケース4の洗浄処理を行った後、ウェハW上に残存するレジスト膜の現像欠陥について、欠陥検査装置を用いて検査した。その結果、表1に示すように、ケース2における現像欠陥数が最小であり、すなわち現像欠陥の除去効率が最もよいことが分かった。ここで、ケース1の現像欠陥のウェハW上の分布は図5に示したとおりであり、ケース2は図6に、ケース3は図7に、ケース4は図8にそれぞれ示したとおりであり、黒塗り部分が現像欠陥を示している。ケース3のリンス液Rの供給流量が高流量、あるいはケース4の連続吐出では、現像欠陥は濃く放射状に分布している。ケース2の低流量になると、現像欠陥は途切れて分布している。そして、ケース1の極低流量になると、現像欠陥はウェハWの外周部に現れる。以上の検査結果から、本発明にしたがって、リンス液Rを供給流量80〜500ml/minで間欠的に吐出した場合に、効率よく現像欠陥を除去することができ、従来のリンス液Rの連続吐出に比べて、レジスト膜の現像欠陥が減少することが分かった。
次に、ウェハ上にリンス液を間欠的に供給する実施例において、ウェハの回転数に依存するレジスト膜の現像欠陥の除去効率について説明する。なお、ウェハの洗浄処理を行う現像処理装置としては、先に図1及び図2で示した現像処理装置1を用いた。
ウェハW上へのリンス液Rの吐出は、以下の条件で行った。
(ケース5)
ウェハWを50rpmで回転させながら、ウェハW上にリンス液Rを供給流量250ml/minで1秒間隔で間欠的に15秒間吐出する。すなわち、リンス液Rの吐出を合計8秒間行い、リンス液Rの吐出の停止を合計7秒間行う。その後、ウェハWを2000rpmで15秒間回転させ、ウェハ上のリンス液Rを乾燥させる。
(ケース6)
ウェハWを500rpmで回転させながら、ウェハW上にリンス液Rを供給流量250ml/minで1秒間隔で間欠的に15秒間吐出する。すなわち、リンス液Rの吐出を合計8秒間行い、リンス液Rの吐出の停止を合計7秒間行う。その後、ウェハWを2000rpmで15秒間回転させ、ウェハ上のリンス液Rを乾燥させる。
(ケース7)
ウェハWを2000rpmで回転させながら、ウェハW上にリンス液Rを供給流量250ml/minで1秒間隔で間欠的に15秒間吐出する。すなわち、リンス液Rの吐出を合計8秒間行い、リンス液Rの吐出の停止を合計7秒間行う。その後、ウェハWを2000rpmで15秒間回転させ、ウェハ上のリンス液Rを乾燥させる。
ケース5〜ケース7の洗浄処理を行った後、ウェハW上に残存するレジスト膜の現像欠陥について、欠陥検査装置を用いて検査した。その結果、表2に示すように、ケース6における現像欠陥数が最小であり、すなわち現像欠陥の除去効率が最もよいことが分かった。ここで、ケース5の現像欠陥のウェハW上の分布は図9に示したとおりであり、ケース6は図10に、ケース7は図11にそれぞれ示したとおりであり、黒塗り部分が現像欠陥を示している。ケース7のウェハWの回転数が高回転である場合、現像欠陥は濃く放射状に分布している。ケース6の低回転になると、現像欠陥は途切れて分布している。そして、ケース5の極低回転になると、現像欠陥はウェハWの中心部に現れる。以上の検査結果から、本発明にしたがって、ウェハWを回転数380〜1000rpmで回転させながら、リンス液Rを間欠的に吐出した場合に、効率よく現像欠陥を除去することができ、従来のリンス液Rの連続吐出に比べて、レジスト膜の現象欠陥が減少することが分かった。
さらに、実施例1と実施例2において、それぞれ現像欠陥数が最小になった条件で、レジスト膜の現像欠陥の除去効率について検査を行った。
(ケース8)
ウェハWを500rpmで回転させながら、ウェハW上にリンス液Rを供給流量100ml/minで1秒間隔で間欠的に15秒間吐出する。すなわち、リンス液Rの吐出を合計8秒間行い、リンス液Rの吐出の停止を合計7秒間行う。その後、ウェハWを2000rpmで15秒間回転させ、ウェハ上のリンス液Rを乾燥させる。
ケース8の洗浄処理を行った後、ウェハW上に残存するレジスト膜の現像欠陥について、欠陥検査装置を用いて検査した結果、表3に示すように、実施例1または実施例2に比べてさらに現像欠陥数が減少し、さらに効率よく現像欠陥を除去できることが分かった。ここで、ケース8の現像欠陥のウェハW上の分布は図12に示すとおりである。以上の検査結果から、本発明にしたがって、ウェハWを回転数380〜1000rpmで回転させながら、リンス液Rを供給流量80〜500ml/minで間欠的に吐出した場合に、効率よく現像欠陥を除去することができ、従来のリンス液Rの連続吐出に比べて、レジスト膜の現像欠陥が減少することが分かった。
本発明は、基板の表面にリンス液を供給して基板を洗浄する基板洗浄方法に有用である。
本実施の形態にかかるウェハの洗浄方法を実施するための現像処理装置の構成を示す概略断面図である。 本実施の形態にかかるウェハの洗浄方法を実施するための現像処理装置の構成を示す概略平面図である。 本実施の形態において、ウェハ上のリンス液の状態を模式的に示す作用説明図である。 他の実施の形態にかかるリンス液の供給を時系列に示す説明図である。 ケース1の洗浄処理を行った後、ウェハに残存する現像欠陥の分布図である。 ケース2の洗浄処理を行った後、ウェハに残存する現像欠陥の分布図である。 ケース3の洗浄処理を行った後、ウェハに残存する現像欠陥の分布図である。 ケース4の洗浄処理を行った後、ウェハに残存する現像欠陥の分布図である。 ケース5の洗浄処理を行った後、ウェハに残存する現像欠陥の分布図である。 ケース6の洗浄処理を行った後、ウェハに残存する現像欠陥の分布図である。 ケース7の洗浄処理を行った後、ウェハに残存する現像欠陥の分布図である。 ケース8の洗浄処理を行った後、ウェハに残存する現像欠陥の分布図である。
符号の説明
1 現像処理装置
6 制御部
20 スピンチャック
21 回転駆動部
22 カップ体
30 現像液供給ノズル
32 現像液供給源
33 供給機器群
40 リンス液供給ノズル
42 リンス液供給源
43 供給機器群
R リンス液
W ウェハ

Claims (5)

  1. 現像液によって基板を現像した後に、当該基板を洗浄する基板洗浄方法であって、
    基板を回転させながら、基板の表面にリンス液を間欠的に供給して基板を洗浄し、
    前記リンス液の供給流量は、80〜500ml/minであることを特徴とする、基板洗浄方法。
  2. 現像液によって基板を現像した後に、当該基板を洗浄する基板洗浄方法であって、
    基板を回転させながら、基板の表面にリンス液を間欠的に供給して基板を洗浄し、
    前記基板の回転数は、380〜1000rpmであることを特徴とする、基板洗浄方法。
  3. 現像液によって基板を現像した後に、当該基板を洗浄する基板洗浄方法であって、
    基板を回転させながら、基板の表面にリンス液を間欠的に供給して基板を洗浄し、
    前記リンス液の供給流量は、80〜500ml/minであり、
    前記基板の回転数は、380〜1000rpmであることを特徴とする、基板洗浄方法。
  4. 前記リンス液の供給は、1秒間隔で間欠的に行われることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の基板洗浄方法。
  5. 前記リンス液を供給し始めてから所定の時間に供給されるリンス液の初期供給流量は、250ml/min以上であり、
    前記所定の時間経過後に供給されるリンス液の供給流量は、前記初期供給流量よりも少ないことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の基板洗浄方法。
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Cited By (4)

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