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JP2008109379A - Ip端末装置 - Google Patents

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JP2008109379A JP2006290044A JP2006290044A JP2008109379A JP 2008109379 A JP2008109379 A JP 2008109379A JP 2006290044 A JP2006290044 A JP 2006290044A JP 2006290044 A JP2006290044 A JP 2006290044A JP 2008109379 A JP2008109379 A JP 2008109379A
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Kazuto Kobayashi
和人 小林
Hiroshige Masuda
博茂 増田
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Abstract

【課題】IPアドレスの重複設定が発生したとしても、セッションを中断せずに通信を継続することができる。
【解決手段】相手先とのセッション開始時に相手先から受信した第1相手側MACアドレスを格納する第1相手側MACアドレス格納部22と、相手先IPアドレス宛のARPパケットを送信すると共に、自側のIPアドレス宛のARPパケット又はARP応答を受信するARP通信部23と、相手先から受信したARP応答に搭載の第2相手側MACアドレスを格納する第2相手側MACアドレス格納部25と、第1相手側MACアドレスと第2相手側MACアドレスとが異なる場合、IPアドレス重複設定の発生と判断するIPアドレス重複設定判定部26と、IPアドレス重複設定の発生と判断されると、第1相手側MACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを破棄するパケット選別部12とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばIPネットワーク上でMACアドレス及びIPアドレスを使用して相手端末とのセッションを確立する、例えばIP電話機、IPテレビ電話機及びIPドアホン装置等のIPネットワーク機器であるIP端末装置に関する。
従来、このようなIP端末装置のIPネットワーク機器としては、IPネットワーク上でIPアドレスを個々に設定され、このIPアドレスを使用して相手端末とのセッションを確立することになるが、例えばIPネットワーク上の他のIP端末装置でIPアドレス誤設定操作により自端末と同一のIPアドレス重複設定が発生した場合、IPネットワーク機器を音声通信のIP電話機に適用したとすると、例えばダイヤル発信不可、通話音声の劣化、通話の強制切断等が生じ、様々な正常動作が妨げられるといった事態が生じる。
そこで、このような事態に対処すべく、IPネットワーク上で音声通信を実現するIP電話機においては、IPアドレスの衝突(重複)による動作異常の発生を速やかに検出するIPアドレス衝突検出機能と、このIPアドレス衝突検出機能を通じてIPアドレスの衝突(重複)を検出すると、このIPアドレスの衝突をユーザ側に報知する衝突報知機能とを備えたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1のIP電話機としては、IPアドレス衝突検出機能を通じてIPネットワークに対して自側のIPアドレス宛のARPパケットを送信し、このARPパケットに対するARP応答を受信しなかった場合、IPアドレス重複設定が発生していないものと判断し、同ARPパケットに対するARP応答を受信した場合、IPアドレス重複設定の発生を検出し、衝突報知機能を通じてIPアドレスの衝突(IPアドレス重複設定の発生)を表示部に表示出力するものである。
従って、特許文献1のIP電話機によれば、IPアドレス衝突検出機能を通じてIPアドレス重複設定の発生を検出すると、このIPアドレス重複発生を報知すべく、自端末の表示部に表示出力するようにしたので、IP電話機(自端末)側のユーザは、表示部の表示内容を目視することで自端末のIPアドレス重複設定の発生を認識することができる。
特開2003−78526号公報(要約書及び図2参照)
しかしながら、上記特許文献1のIP電話機等のIP端末装置によれば、IPアドレス衝突検出機能を通じてIPアドレス重複設定の発生を検出すると、この重複設定の発生を報知すべく、自端末の表示部に表示出力するようにしたが、IP端末の管理者又はユーザは、この表示部の表示内容に基づき、IPアドレスの重複設定を解消すべく、手動で自端末のIPアドレスを新たなIPアドレスに変更する設定作業が必要になる。
また、上記特許文献1のIP端末装置によれば、例えば相手端末との通話中(セッション中)にIPアドレス重複設定の発生を検出した場合、手動で自端末のIPアドレスを変更して通話音声の劣化を解消することができるが、自端末のIPアドレスを変更する際には通話を中断しなければならず、通話の継続性を保持することができない。また、通話中(セッション中)においてはIPアドレス重複設定の発生を検出したとしても、手動で自端末のIPアドレスを変更しないことも考えられるが、このような場合には通話音声の劣化、若しくは通話の強制切断等で利用者は通話を正常に継続することができない。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、IPアドレスの重複設定が発生したとしても、IPアドレスの設定変更操作を要することなく、セッションを中断せずに通信を継続することができるIP端末装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のIP端末装置は、IPネットワーク上で相手端末とのセッション開始時に、この相手端末に対して自側のMACアドレスを送信すると共に、前記相手端末から相手端末側のMACアドレスを受信するMACアドレス通信手段と、このMACアドレス通信手段を通じて前記相手端末側のMACアドレスを受信すると、前記相手端末側のMACアドレスを格納する第1相手側MACアドレス格納手段と、前記相手端末のIPアドレス宛のARPパケットを繰り返し送信すると共に、自側のIPアドレス宛のARPパケット又はARP応答を受信するARP通信手段と、このARP通信手段を通じて前記相手端末からARPパケットを受信すると、このARPパケットに自側のMACアドレスを搭載して同ARPパケットに対するARP応答を返信するARP応答手段と、前記ARP通信手段を通じてARP応答を受信すると、この受信したARP応答に搭載のMACアドレスを格納する第2相手側MACアドレス格納手段と、前記第1相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスと前記第2相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、前記IPネットワーク上で前記相手端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断するIPアドレス重複判定手段と、このIPアドレス重複判定手段にて前記相手端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断されると、前記第1相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するパケット選別手段とを有するようにした。
上記のように構成された本発明のIP端末装置によれば、第1相手側MACアドレス格納手段に格納中のセッション開始時に受信した相手端末側のMACアドレスと、第2相手側MACアドレス格納手段に格納中のARP応答受信時に得たMACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、前記IPネットワーク上で前記相手端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断し、前記第1相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するようにした、すなわちセッション開始時に受信したMACアドレスを発信元にしたパケットのみを受信するようにしたので、IPアドレスの重複設定が発生したとしても、IPアドレスの設定変更操作を要することなく、セッションを中断せずに通信を継続することができる。
本願請求項1記載のIP端末装置は、IPネットワーク上で相手端末とのセッション開始時に、この相手端末に対して自側のMACアドレスを送信すると共に、前記相手端末からの相手端末側のMACアドレスを受信するMACアドレス通信手段と、このMACアドレス通信手段を通じて前記相手端末側のMACアドレスを受信すると、この相手端末側のMACアドレスを格納する第1相手側MACアドレス格納手段と、前記相手端末のIPアドレス宛のARPパケットを繰り返し送信すると共に、自側のIPアドレス宛のARPパケット又はARP応答を受信するARP通信手段と、このARP通信手段を通じて前記相手端末からARPパケットを受信すると、このARPパケットに自側のMACアドレスを搭載して同ARPパケットに対するARP応答を返信するARP応答手段と、前記ARP通信手段を通じてARP応答を受信すると、この受信したARP応答に搭載のMACアドレスを格納する第2相手側MACアドレス格納手段と、前記第1相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスと前記第2相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、前記IPネットワーク上で前記相手端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断するIPアドレス重複判定手段と、このIPアドレス重複判定手段にて前記相手端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断されると、前記第1相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するパケット選別手段とを有するようにした。
従って、本願請求項1記載のIP端末装置によれば、第1相手側MACアドレス格納手段に格納中のセッション開始時に受信した相手端末側のMACアドレスと、第2相手側MACアドレス格納手段に格納中のARP応答受信時に得たMACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、前記IPネットワーク上で前記相手端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断し、前記第1相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するようにした、すなわちセッション開始時に受信したMACアドレスを発信元にしたパケットのみを受信するようにしたので、相手端末側にIPアドレスの重複設定が発生したとしても、自端末及び相手端末側ではIPアドレスの設定変更操作を要することなく、セッションを中断せずに通信を継続することができる。
また、本願請求項2記載のIP端末装置は、IPネットワーク上で相手端末とのセッション開始時に、この相手端末に対して自側のMACアドレスを送信すると共に、前記相手端末からの相手端末側のMACアドレスを受信するMACアドレス通信手段と、このMACアドレス通信手段を通じて前記相手端末側のMACアドレスを受信すると、この相手端末側のMACアドレスを格納する第1相手側MACアドレス格納手段と、前記相手端末のIPアドレス宛のARPパケットを繰り返し送信すると共に、自側のIPアドレス宛のARPパケット又はARP応答を受信するARP通信手段と、このARP通信手段を通じて前記相手端末からARPパケットを受信すると、このARPパケットに自側のMACアドレスを搭載して同ARPパケットに対するARP応答を返信するARP応答手段と、前記ARP通信手段を通じてARP応答を受信すると、この受信したARP応答に搭載のMACアドレスを格納する第2相手側MACアドレス格納手段と、前記第1相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスと前記第2相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、前記IPネットワーク上で前記相手端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断するIPアドレス重複判定手段と、このIPアドレス重複判定手段にて前記相手端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断されると、前記第2相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するパケット選別手段とを有するようにした。
従って、本願請求項2記載のIP端末装置によれば、第1相手側MACアドレス格納手段に格納中のセッション開始時に受信した相手端末側のMACアドレスと、第2相手側MACアドレス格納手段に格納中のARP応答受信時に得たMACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、前記IPネットワーク上で前記相手端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断し、前記第2相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するようにした、すなわち相手端末と同一のIPアドレスが重複設定された他の装置からのパケットは受信しないようにしたので、相手端末側にIPアドレスの重複設定が発生したとしても、相手端末及び自端末側では、IPアドレスの設定変更操作を要することなく、セッションを中断せずに通信を継続することができる。
また、本願請求項3記載のIP端末装置は、IPネットワーク上で相手端末とのセッションを確立するための自側のMACアドレスを格納した自端末MACアドレス格納手段と、自側のIPアドレス宛のARPパケットを繰り返し送信すると共に、自側のIPアドレス宛のARPパケット又はARP応答を受信するARP通信手段と、このARP通信手段を通じてARPパケットを受信すると、このARPパケットに自側のMACアドレスを搭載して同ARPパケットに対するARP応答を返信するARP応答手段と、前記ARP通信手段を通じてARP応答を受信すると、この受信したARP応答に搭載のMACアドレスを格納する受信応答MACアドレス格納手段と、この受信応答MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスと前記自端末MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、前記IPネットワーク上で自端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断するIPアドレス重複判定手段と、このIPアドレス重複判定手段にて自端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断されると、前記受信応答MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスを搭載したIPアドレス重複通知を相手端末に通知するIPアドレス重複通知手段と、前記相手端末側のIPアドレス重複通知手段を通じてIPアドレス重複通知を受信するIPアドレス重複受信手段と、このIPアドレス重複受信手段を通じて前記相手端末側のIPアドレス重複通知を受信すると、このIPアドレス重複通知に搭載のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するパケット選別手段とを有するようにした。
従って、本願請求項3記載のIP端末装置によれば、自側のMACアドレスを自端末MACアドレス格納手段に格納しておき、自側のIPアドレス宛のARPパケットをIPネットワーク上に送信し、同ARPパケットに対するARP応答を受信すると、この受信したARP応答に搭載のMACアドレスを受信応答MACアドレス格納手段に格納し、自端末MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスと受信応答MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、前記IPネットワーク上で自端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断し、前記受信応答MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスを搭載したIPアドレス重複通知を相手端末に通知すると共に、相手端末側のIPアドレス重複通知手段からIPアドレス重複通知を受信すると、同IPアドレス重複通知に搭載のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するようにした、すなわち相手端末と同一のIPアドレスが重複設定された他の装置からのパケットは受信しないようにしたので、自端末側に同一のIPアドレスの重複設定が発生したとしても、自端末及び相手端末側ではIPアドレスの設定変更操作を要することなく、セッションを中断せずに通信を継続することができる。
また、本願請求項4記載のIP端末装置は、IPネットワーク上で相手端末とのセッションを確立するための自側のMACアドレスを格納した自端末MACアドレス格納手段と、相手端末とのセッション開始時に、この相手端末に対して自側のMACアドレスを送信すると共に、前記相手端末からの相手端末側のMACアドレスを受信するMACアドレス通信手段と、このMACアドレス通信手段を通じて前記相手端末側のMACアドレスを受信すると、この相手端末側のMACアドレスを格納する相手側MACアドレス格納手段と、自側のIPアドレス宛のARPパケットを繰り返し送信すると共に、自側のIPアドレス宛のARPパケット又はARP応答を受信するARP通信手段と、このARP通信手段を通じてARPパケットを受信すると、このARPパケットに自側のMACアドレスを搭載して同ARPパケットに対するARP応答を返信するARP応答手段と、前記ARP通信手段を通じてARP応答を受信すると、この受信したARP応答に搭載のMACアドレスを格納する受信応答MACアドレス格納手段と、この受信応答MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスと前記自端末MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、前記IPネットワーク上で自端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断するIPアドレス重複判定手段と、このIPアドレス重複判定手段にて自端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断されると、IPアドレス重複通知を前記相手端末に通知するIPアドレス重複通知手段と、前記相手端末側のIPアドレス重複通知手段を通じてIPアドレス重複通知を受信するIPアドレス重複受信手段と、このIPアドレス重複受信手段を通じて前記相手端末側のIPアドレス重複通知を受信すると、前記相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するパケット選別手段とを有するようにした。
従って、本願請求項4記載のIP端末装置によれば、自側のMACアドレスを自端末MACアドレス格納手段に格納しておき、セッション開始時に受信した相手端末側のMACアドレスを相手側MACアドレス格納手段に格納し、自側のIPアドレス宛のARPパケットをIPネットワーク上に送信し、同ARPパケットに対するARP応答を受信すると、この受信したARP応答に搭載のMACアドレスを受信応答MACアドレス格納手段に格納し、自端末MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスと受信応答MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、前記IPネットワーク上で自端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断し、IPアドレス重複通知を相手端末に通知すると共に、前記相手端末側のIPアドレス重複通知手段を通じてIPアドレス重複通知を受信すると、前記相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄する、すなわちセッション開始時に受信した相手端末側のMACアドレスを発信元にしたパケットのみを受信するようにしたので、自端末側に同一のIPアドレスの重複設定が発生したとしても、自端末及び相手端末側ではIPアドレスの設定変更操作を要することなく、セッションを中断せずに通信を継続することができる。
以下、図面に基づいて本発明のIP端末装置に関わる実施の形態を示すIPネットワークシステムについて説明する。
(実施の形態1)
図1は第1の実施の形態を示すIPネットワークシステム全体の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すIPネットワークシステム1Aは、IPネットワーク2を通じて複数台のIP端末3を通信接続した構成とし、各IP端末3は、IPネットワーク2との通信インタフェースを司るネットワークインタフェース部(以下、単にネットワークIF部と称する)11と、IPネットワーク2経由で他のIP端末3と音声パケット等のパケットを送受信するパケット選別部12と、音声通話を実現するハンドセット13と、ハンドセット13を通じて音声通話を符号化又は音声パケットを復号化するための処理を司る音声処理部14と、呼出操作や発信操作等の様々なコマンドを入力する操作部15と、操作部15からの呼制御コマンド入力に応じて音声通話機能の呼制御を司る呼制御部16と、IPネットワーク2に関わる通信制御を司るネットワーク制御部17と、後述する第1アドレス設定処理に関わる制御動作を司るアドレス設定処理部18Aとを有している。尚、各IP端末3としては、例えば一般住宅内の玄関外に配置した玄関子機や、室内に配置され、この玄関子機と通信接続する室内親機等のIPネットワーク機器を例とするが、例えばIP電話機、IPテレビ電話機の他に、PC上で動作するネットワークゲームのような音声通話機能の無いIPネットワーク機器もあるものとする。
アドレス設定処理部18Aは、IPネットワーク2上でIP端末3毎に付与されたIPアドレスの重複設定の検出及び、同IPアドレス重複設定による影響を解消するための処理部であって、IPネットワーク2上でIP端末3(自端末3A及び相手端末3B)同士のセッション(通話)を開始する時に、この相手端末3Bに対して自側のMACアドレスを送信すると共に、相手端末3Bから相手端末側のMACアドレスを受信するMACアドレス通信部21と、このMACアドレス通信部21を通じて相手端末3B側のMACアドレスを受信すると、この相手端末3B側のMACアドレスを第1相手側MACアドレスとして格納する第1相手側MACアドレス格納部22と、IPネットワーク2に対して相手端末3BのIPアドレス宛のARPパケットを繰り返しブロードキャスト送信すると共に、自側のIPアドレス宛のARPパケット又はARP応答を受信するARP通信部23と、このARP通信部23を通じて自側のIPアドレス宛のARPパケットを受信すると、このARPパケットに自側のMACアドレスを搭載して同ARPパケットに対するARP応答を同ARPパケットの発信元に返信するARP応答部24と、ARP通信部23を通じてARP応答を受信すると、この受信したARP応答に搭載のMACアドレスを第2相手側MACアドレスとして格納する第2相手側MACアドレス格納部25と、第1相手側MACアドレス格納部22に格納中の第1相手側MACアドレスと第2相手側MACアドレス格納部25に格納中の第2相手側MACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、IPネットワーク2上で相手端末3Bと同一のIPアドレスが他のIP端末3(他の端末3C)に重複設定されているものと判断するIPアドレス重複設定判定部26とを有している。尚、IP端末3の内、自端末3A及び相手端末3Bは音声通話機能(ピアツーピアのリアルタイム通信機能)を備えていることを前提とするが、IP端末3の他の端末3Cは音声通話機能を備えていなくても良いことは当然あり得るものである。
例えば自端末3A側のパケット選別部12は、IPアドレス重複設定判定部26にて相手端末3Bと同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断されると、第1相手側MACアドレス格納部22に格納中の第1相手側MACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄すべく、そのパケット選別内容を設定更新するものである。
尚、請求項1記載のIP端末装置はIP端末3(自端末3A、相手端末3B及び他の端末3C)、IPネットワークはIPネットワーク2、相手端末は相手端末3B、MACアドレス通信手段はMACアドレス通信部21、第1相手側MACアドレス格納手段は第1相手側MACアドレス格納部22、ARP通信手段はARP通信部23、ARP応答手段はARP応答部24、第2相手側MACアドレス格納手段は第2相手側MACアドレス格納部25、IPアドレス重複判定手段はIPアドレス重複設定判定部26、パケット選別手段はパケット選別部12に相当するものである。
次に第1の実施の形態を示すIPネットワークシステム1Aの動作について説明する。図2は自端末3A内部の第1アドレス設定処理に関わる処理動作を示すフロー図である。
図2に示す第1アドレス設定処理は、相手端末3Bとのセッション(通話)中に相手端末3B側にIPアドレス重複設定が発生したとしても、自端末3A側でIPアドレス重複設定による影響を解消しながら、相手端末3Bとの通話を継続するために、自端末3A側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新するための処理である。
図2において自端末3Aは、IPネットワーク2経由で相手端末3Bとのセッション(通話)を開始したか否かを判定する(ステップS11)。
自端末3A側のMACアドレス通信部21は、相手端末3Bとのセッションを開始したと判定されると、IPネットワーク2経由で相手端末3Bに対して自側のMACアドレスを送信すると共に、相手端末3Bから相手端末3B側のMACアドレスを受信する(ステップS12)。
自端末3A側のMACアドレス通信部21は、相手端末3B側のMACアドレスを受信すると、このMACアドレスを第1相手側MACアドレスとして第1相手側MACアドレス格納部22に格納する(ステップS13)。
自端末3A側のARP通信部23は、相手端末3BのIPアドレス宛のARPパケットをIPネットワーク2に対してブロードキャスト送信する(ステップS14)。尚、相手端末3B側のARP応答部24は、IPネットワーク2経由で自側のIPアドレス宛のARPパケットを受信すると、所定時間内に同ARPパケットに対して自側のMACアドレスを搭載してARP応答をARPパケットの発信元に返信するものである。
自端末3A側のARP通信部23は、ARPパケットのブロードキャスト送信後、所定時間内に同ARPパケットに対するARP応答を受信したか否かを判定する(ステップS15)。
自端末3A側のARP通信部23は、IPネットワーク2を通じてARP応答を受信したと判定されると、ARP応答に搭載の相手側MACアドレスを第2相手側MACアドレスとして第2相手側MACアドレス格納部25に格納する(ステップS16)。
自端末3A側のIPアドレス重複設定判定部26は、第1相手側MACアドレス格納部22に格納中の第1相手側MACアドレスと第2相手側MACアドレス格納部25に格納中の第2相手側MACアドレスとを比較し(ステップS17)、これらMACアドレスが異なるか否かを判定する(ステップS18)。
自端末3A側のIPアドレス重複設定判定部26は、MACアドレスが異なると判定されると、IPネットワーク2上に相手端末3Bと同一のIPアドレスが重複設定されている、すなわちIPアドレス重複設定が発生したものと判断する(ステップS19)。
自端末3A側のパケット選別部12は、IPアドレス重複設定判定部26にてIPアドレス重複発生と判断されると、第1相手側MACアドレス格納部22に格納中の第1相手側MACアドレス以外のMACアドレスを発信元とするパケットを破棄するようにパケット選別内容を設定更新する(ステップS20)。
その結果、パケット選別部12は、設定更新したパケット選別内容に基づき、第1相手側MACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても同パケットを破棄し、第1相手側MACアドレスを発信元にしたパケットのみを受信することになる。
さらに自端末3Aは、ステップS20にてパケット選別内容を設定更新すると、相手端末3Bとの通話が終了したか否かを判定する(ステップS21)。
自端末3Aは、相手端末3Bとの通話が終了したと判定されると、この第1アドレス設定処理に関わる処理動作を終了する。
また、自端末3Aは、ステップS11にて相手端末3Bとのセッション(通話)が開始したのでなければ、同様に、この処理動作を終了する。
また、自端末3A側のARP通信部23は、ステップS15にて所定時間内にARP応答を受信したのでなければ、相手端末3Bとの通話が終了したか否かを監視すべく、ステップS21に移行する。
また、自端末3A側のIPアドレス重複設定判定部26は、ステップS18にて第1相手側MACアドレスと第2相手側MACアドレスとが同一の場合、IPアドレス重複設定の発生はないものと判断し、相手端末3Bとの通話が終了したか否かを監視すべく、ステップS21に移行する。
また、自端末3Aは、ステップS21にて相手端末3Bとの通話が終了したのでなければ、相手端末3BのIPアドレス宛のARPパケットをブロードキャスト送信すべく、ステップS14に移行する。
図3は第1アドレス設定処理に関わる自端末3A、相手端末3B及び他の端末3Cの動作を端的に示すシーケンス図である。尚、説明の便宜上、自端末3AのMACアドレスはMAC−A、相手端末3BのMACアドレスはMAC−B、他の端末3CのMACアドレスはMAC−Cとし、相手端末3B及び他の端末3CのIPアドレスは同一(Addr−B)であるものとする。
自端末3Aは、IPネットワーク2経由で相手端末3Bからの呼出コマンドに相当するINVITEを受信した後(ステップS31)、この呼出コマンドに応答するOKを相手端末3Bに返信してセッション(通話)を開始することになる(ステップS32)。
次に相手端末3Bは、IPネットワーク2経由で自側のMACアドレス(MAC−B)を自端末3Aに通知すると共に(ステップS33)、自端末3Aは、IPネットワーク2経由で自側のMACアドレス(MAC−A)を相手端末3Bに通知する(ステップS34)。尚、相手端末3B側の第1相手側MACアドレス格納部22は、自端末3A側のMACアドレス(MAC−A)を第1相手側MACアドレスとして格納し、自端末3A側の第1相手側MACアドレス格納部22は、相手端末3B側のMACアドレス(MAC−B)を第1相手側MACアドレスとして格納するものである。
次に相手端末3B及び自端末3Aは、お互いに相手側MACアドレスを格納すると、IPネットワーク2経由で音声パケットを送受信することで(ステップS35,36)、相手端末3B及び自端末3A間の音声通話を確立することになる。
また、自端末3A側のARP通信部23は、相手端末3BのIPアドレス(Addr−B)宛のARPパケットをIPネットワーク2に対してブロードキャスト送信した場合(ステップS37)、当然ながら相手端末3Bから同ARPパケットに対するARP応答を受信することになるが、他の端末3Cが相手端末3Bと同一のIPアドレス(Addr−B)であるため、他の端末3CからもARPパケットに対するARP応答を受信することになる(ステップS38)。
自端末3A側のARP通信部23は、他の端末3CからARP応答を受信すると、同ARP応答に搭載のMACアドレス(MAC−C)を第2相手側MACアドレスとして第2相手側MACアドレス格納部25に格納する。
しかし、自端末3A側のIPアドレス重複設定判定部26は、第1相手側MACアドレス格納部22に格納中の第1相手側MACアドレス(MAC−B)と第2相手側MACアドレス格納部25に格納中の第2相手側MACアドレス(MAC−C)とを比較し、これらMACアドレスが異なるため、第1相手側MACアドレス(MAC−B)以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するように、自端末3A側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新することになる。
その結果、自端末3A側のパケット選別部12は、設定更新したパケット選別内容に基づき、他の端末3CのMACアドレス(MAC−C)を発信元にしたパケット、例えば切断コマンドに相当するBYEを受信したとしても同パケットを破棄し(ステップS39)、相手端末3Bに対して音声パケットを送信しながら(ステップS40)、相手端末3BのMACアドレス(MAC−B)を発信元にしたパケット、例えば音声パケット及びBYE等のパケットを受信することになる(ステップS41,42)。
従って、第1の実施の形態によれば、相手端末3Bとのセッション(通話)開始時に受信した相手端末3B側のMACアドレスを第1相手側MACアドレスとして格納し、相手端末3BのIPアドレス宛のARPパケットをブロードキャスト送信後、所定時間内に同ARPパケットに対するARP応答を受信して同ARP応答に搭載のMACアドレスを第2相手側MACアドレスとして格納し、これら第1相手側MACアドレスと第2相手側MACアドレスとが異なる場合、第1相手側MACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても同パケットを破棄するように、自端末3A側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新するようにしたので、IPネットワーク2上で相手端末3B側にIPアドレス重複設定が発生したとしても、自端末3A及び相手端末3B側では、IPアドレスの設定変更操作を要することなく、セッション(通話)を中断せずに通信を継続することができる。
(実施の形態2)
次に第2の実施の形態を示すIPネットワークシステム1Bについて説明する。図4は第2の実施の形態を示すIPネットワークシステム1B内部の概略構成を示すブロック図である。尚、図1に示すIPネットワークシステム1Aと同一の構成については同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図4に示すIPネットワークシステム1Bと図1に示すIPネットワークシステム1Aとが異なるところは、IP端末3内部のIPアドレス重複設定判定部26にて第1相手側MACアドレスと第2相手側MACアドレスとが異なる場合に、第1相手側MACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを破棄するのではなく、第2相手側MACアドレスを発信元にしたパケットを破棄するように、自端末3A側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新するアドレス設定処理部18Bにある。
図4に示すIP端末3内部のアドレス設定処理部18Bは、MACアドレス通信部21、第1相手側MACアドレス格納部22、ARP通信部23、ARP応答部24、第2相手側MACアドレス格納部25及びIPアドレス重複設定判定部26を備え、IPアドレス重複設定判定部26にて第1相手側MACアドレスと第2相手側MACアドレスとが異なる場合、第2相手側MACアドレスを発信元にしたパケットを破棄すべく、パケット選別部12のパケット選別内容を設定更新するものである。
尚、請求項2記載のIP端末装置はIP端末3(自端末3A、相手端末3B及び他の端末3C)、IPネットワークはIPネットワーク2、相手端末は相手端末3B、MACアドレス通信手段はMACアドレス通信部21、第1相手側MACアドレス格納手段は第1相手側MACアドレス格納部22、ARP通信手段はARP通信部23、ARP応答手段はARP応答部24、第2相手側MACアドレス格納手段は第2相手側MACアドレス格納部25、IPアドレス重複判定手段はIPアドレス重複設定判定部26、パケット選別手段はパケット選別部12に相当するものである。
次に第2の実施の形態を示すIPネットワークシステム1Bの動作について説明する。図5は第2の実施の形態に関わる自端末3Aの第2アドレス設定処理に関わる処理動作を示すフロー図である。
図5に示す第2アドレス設定処理は、相手端末3Bとのセッション(通話)中に相手端末3B側にIPアドレス重複設定が発生したとしても、自端末3A側でIPアドレス重複設定による影響を解消しながら、相手端末3Bとの通話を継続するために、自端末3A側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新するための処理であって、IPアドレス重複設定の発生を検出すると、第2相手側MACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するように、自端末側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新するための処理である。
図5において自端末3Aは、ステップS11乃至ステップS19の処理動作を実行した後、ステップS19にてIPアドレス重複設定判定部26を通じて第1相手側MACアドレスと第2相手側MACアドレスとが異なる場合、第2相手側MACアドレスを発信元にしたパケットを破棄するように、パケット選別部12のパケット選別内容を設定更新し(ステップS20A)、相手端末3Bとの通話が終了したか否かを監視すべく、ステップS21に移行するものである。
その結果、自端末3A側のパケット選別部12は、設定更新したパケット選別内容に基づき、第2相手側MACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても同パケットを破棄し、第2相手側MACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信することになる。
図6は第2アドレス設定処理に関わる自端末3A、相手端末3B及び他の端末3Cの動作を端的に示すシーケンス図である。尚、説明の便宜上、自端末3AのMACアドレスはMAC−A、相手端末3BのMACアドレスはMAC−B、他の端末3CのMACアドレスはMAC−Cとし、相手端末3B及び他の端末3CのIPアドレスは同一(Addr−B)であるものとする。
図6に示す自端末3A、相手端末3B及び他の端末3Cは、ステップS31乃至ステップS38の処理動作を実行すると、自端末3A側のIPアドレス重複設定判定部26は、第1相手側MACアドレス格納部22に格納中の第1相手側MACアドレス(MAC−B)と第2相手側MACアドレス格納部25に格納中の第2相手側MACアドレス(MAC−C)とを比較し、これらMACアドレスが異なるため、第2相手側MACアドレス(MAC−C)を発信元にしたパケットを破棄するように、自端末3A側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新することになる。
その結果、自端末3A側のパケット選別部12は、ステップS39にて他の端末3CのMACアドレス(MAC−C)を発信元にしたパケット、例えば切断コマンドに相当するBYEを受信したとしても破棄し、ステップS40にて相手端末3Bに対して音声パケットを送信しながら、ステップS41及び42にて相手端末3BのMACアドレス(MAC−B)を発信元にしたパケット、例えば音声パケット及びBYE等のパケットを受信することになる。
従って、第2の実施の形態によれば、相手端末3Bとのセッション(通話)開始時に受信した相手端末3B側のMACアドレスを第1相手側MACアドレスとして格納し、相手端末3BのIPアドレス宛のARPパケットをブロードキャスト送信後、所定時間内に同ARPパケットに対するARP応答を受信して同ARP応答に搭載のMACアドレスを第2相手側MACアドレスとして格納し、これら第1相手側MACアドレスと第2相手側MACアドレスとが異なる場合、第2相手側MACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても同パケットを破棄するように、自端末3A側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新するようにしたので、IPネットワーク2上で相手端末3B側にIPアドレス重複設定が発生したとしても、自端末3A及び相手端末3B側では、IPアドレスの設定変更操作を要することなく、セッション(通話)を中断せずに通信を継続することができる。
(実施の形態3)
次に第3の実施の形態を示すIPネットワークシステム1Cについて説明する。図7は第3の実施の形態を示すIPネットワークシステム1C内部の概略構成を示すブロック図である。尚、図1に示すIPネットワークシステム1Aと同一の構成については同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図7に示すIPネットワークシステム1Cと図1に示すIPネットワークシステム1Aとが異なるところは、自端末3A内で自側の自端末MACアドレスを格納しておき、相手端末3Bとのセッション(通話)開始時に、自側(自端末3A)のIPアドレス宛のARPパケットをブロードキャスト送信し、同ARPパケットに対応するARP応答を所定時間内に受信し、同ARP応答に搭載のMACアドレスと自端末MACアドレスとが異なる場合、IPアドレス重複通知を同ARP応答に搭載されたMACアドレスを含めて相手端末3Bに通知すると共に、相手端末3B側ではIPアドレス重複通知を受信すると、同IPアドレス重複通知に含まれたMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても同パケットを破棄するように、相手端末3B側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新するアドレス設定処理部18Cにある。
図7に示すIP端末3内部のアドレス設定処理部18Cは、IPネットワーク2上で相手端末3Bとのセッション(通話)を確立するための自側のMACアドレスを自端末MACアドレスとして格納した自端末MACアドレス格納部31と、IPネットワーク2に対して自側のIPアドレス宛のARPパケットを繰り返しブロードキャスト送信すると共に、自側のIPアドレス宛のARPパケット及びARP応答を受信するARP通信部32と、このARP通信部32を通じてARPパケットを受信すると、このARPパケットに自側のMACアドレスを搭載してARP応答として同ARPパケットの発信元に返信するARP応答部33と、ARP通信部32を通じてARP応答を受信すると、この受信したARP応答に搭載のMACアドレスを受信応答MACアドレスとして格納する受信応答MACアドレス格納部34と、この受信応答MACアドレス格納部34に格納中の受信応答MACアドレスと自端末MACアドレス格納部31に格納中の自端末MACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、IPネットワーク2上で自端末3Aと同一のIPアドレスが他のIP端末3(他の端末3C)に重複設定されているものと判断するIPアドレス重複設定判定部35と、IPアドレス重複設定判定部35にて自端末3Aと同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断されると、受信応答MACアドレス格納部34に格納中のMACアドレスを搭載したIPアドレス重複通知を相手端末3Bに通知するIPアドレス重複通知部36と、相手端末3B側のIPアドレス重複通知部36を通じてIPアドレス重複通知を受信するIPアドレス重複受信部37と、このIPアドレス重複受信部37にてIPアドレス重複通知を受信すると、このIPアドレス重複通知に搭載のMACアドレスを重複MACアドレスとして格納する重複MACアドレス格納部38とを有している。
また、相手端末3B側のパケット選別部12は、重複MACアドレス格納部38に格納中の重複MACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄すべく、そのパケット選別内容を設定更新するものである。
尚、請求項3記載のIP端末装置はIP端末3(自端末3A、相手端末3B及び他の端末3C)、IPネットワークはIPネットワーク2、相手端末は相手端末3B、自端末MACアドレス格納手段は自端末MACアドレス格納部31、ARP通信手段はARP通信部32、ARP応答手段はARP応答部33、受信応答MACアドレス格納手段は受信応答MACアドレス格納部34、IPアドレス重複判定手段はIPアドレス重複設定判定部35、IPアドレス重複通知手段はIPアドレス重複通知部36、IPアドレス重複受信手段はIPアドレス重複受信部37及び重複MACアドレス格納部38、パケット選別手段はパケット選別部12に相当するものである。
次に第3の実施の形態を示すIPネットワークシステム1Cの動作について説明する。図8は自端末3A内部の第1アドレス重複通知処理に関わる処理動作を示すフロー図である。
図8に示す第1アドレス重複通知処理は、相手端末3Bとのセッション(通話)中に自端末3A側にIPアドレス重複設定が発生した場合、重複設定のMACアドレス(受信応答MACアドレス)を搭載したIPアドレス重複通知を相手端末3B側に通知するための処理である。
図8において自端末3Aは、IPネットワーク2経由で相手端末3Bとのセッション(通話)を開始したか否かを判定する(ステップS51)。
自端末3A側のARP通信部32は、相手端末3Bとのセッションを開始したと判定されると、IPネットワーク2に対して自側のIPアドレス宛のARPパケットをブロードキャスト送信した後(ステップS52)、所定時間内に同ARPパケットに対するARP応答を受信したか否かを判定する(ステップS53)。
自端末3A側のARP通信部32は、所定時間内に同ARPパケットに対するARP応答を受信した判定されると、ARP応答に搭載のMACアドレスを受信応答MACアドレスとして受信応答MACアドレス格納部34に格納する(ステップS54)。
自端末3A側のIPアドレス重複設定判定部35は、受信応答MACアドレス格納部34に受信応答MACアドレスを格納すると、受信応答MACアドレス格納部34に格納中の受信応答MACアドレスと自端末MACアドレス格納部31に格納中の自端末MACアドレスとを比較し(ステップS55)、これらMACアドレスが異なるか否かを判定する(ステップS56)。
自端末3A側のIPアドレス重複設定判定部35は、MACアドレスが異なると判定されると、IPネットワーク2上に自端末3Aと同一のIPアドレスが重複設定されている、すなわちIPアドレス重複設定が発生したものと判断し(ステップS57)、IPアドレス重複通知部36を通じて受信応答MACアドレス格納部34に格納中の受信応答MACアドレスを搭載したIPアドレス重複通知を相手端末3Bに通知し(ステップS58)、相手端末3Bとの通話が終了したか否かを判定する(ステップS59)。
自端末3Aは、相手端末3Bとの通話が終了したのであれば、この処理動作を終了する。
また、自端末3Aは、ステップS51にて相手端末3Bとの通話を開始したのでなければ、この処理動作を終了する。
また、自端末3A側のARP通信部32は、ステップS53にて所定時間内にARP応答を受信したのでなければ、相手端末3Bとの通話が終了したか否かを監視すべく、ステップS59に移行する。
また、自端末3A側のIPアドレス重複設定判定部35は、ステップS56にて受信応答MACアドレスと自端末MACアドレスとが異ならないと判定されると、正常に通信が行われているものと判断し、相手端末3Bとの通話が終了したか否かを監視すべく、ステップS59に移行する。また、自端末3A側のARP通信部32は、ステップS59にて相手端末3Bとの通話が終了したのでなければ、自側のIPアドレス宛のARPパケットをブロードキャスト送信すべく、ステップS52に移行する。
図8に示す第1アドレス重複通知処理によれば、相手端末3Bとのセッション(通話)開始時に、IPネットワーク2に対して自側のIPアドレス宛のARPパケットをブロードキャスト送信した後、所定時間内に同ARPパケットに対するARP応答を受信して同ARP応答に搭載のMACアドレスを受信応答MACアドレスとして格納し、格納中の自端末MACアドレスと受信応答MACアドレスとが異なる場合、IPネットワーク2上に自端末3Aと同一のIPアドレスが重複設定されていることを示すIPアドレス重複通知に受信応答MACアドレスを搭載して相手端末3B側に通知するようにしたので、相手端末3B側では、自端末3AからのIPアドレス重複通知に基づき、自端末3A側でIPアドレス重複設定が発生したことを認識することができる。
次に図8に示す第1アドレス重複通知処理にて自端末3AからのIPアドレス重複通知を受信した相手端末3B側の処理動作について説明する。図9は相手端末3B側の第3アドレス設定処理に関わる処理動作を示すフロー図である。
図9に示す第3アドレス設定処理は、自端末3AからのIPアドレス重複通知を受信すると、同IPアドレス重複通知に搭載のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するように、相手端末3B側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新するための処理である。
図9において相手端末3Bは、相手先である自端末3Aとのセッション(通話)を開始したか否かを判定する(ステップS61)。
相手端末3B側のIPアドレス重複受信部36は、相手先である自端末3Aとのセッション(通話)を開始したと判定されると、IPネットワーク2経由で、相手先である自端末3AからIPアドレス重複通知を受信したか否かを判定する(ステップS62)。
相手端末3B側のIPアドレス重複受信部36は、相手先である自端末3AからのIPアドレス重複通知を受信したと判定されると、このIPアドレス重複通知に搭載のMACアドレスを重複MACアドレスとして重複MACアドレス格納部37に格納する(ステップS63)。
相手端末3B側のパケット選別部12は、重複MACアドレス格納部37に格納中の重複MACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するように、パケット選別内容を設定更新する(ステップS64)。
相手端末3Bは、相手先である自端末3Aとの通話を終了したか否かを判定する(ステップS65)。相手端末3Bは、相手先である自端末3Aとの通話を終了したのであれば、この処理動作を終了する。また、相手端末3Bは、ステップS61にて通話を開始したのでなければ、この処理動作を終了する。
また、相手端末3B側のIPアドレス重複受信部37は、ステップS62にて相手先である自端末3AからIPアドレス重複通知を受信したのでなければ、相手先である自端末3Aとの通話が終了したか否かを監視すべく、ステップS65に移行する。
また、相手端末3Bは、ステップS65にて相手先である自端末3Aとの通話を終了したのでなければ、相手先である自端末3AからIPアドレス重複通知を受信したか否かを監視すべく、ステップS62に移行する。
図9に示す第3アドレス設定処理によれば、例えば相手端末3B側のIPアドレス重複受信部37が自端末3A側のIPアドレス重複通知部36を通じてIPアドレス重複通知を受信すると、このIPアドレス重複通知に搭載のMACアドレスを重複MACアドレスとして重複MACアドレス格納部38に格納し、この重複MACアドレスを発信元にしたパケットを破棄するように、相手端末3B側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新するようにしたので、相手端末3B側では、自端末3A側にIPアドレス重複設定が発生したとしても、IPアドレス重複設定の影響を受けることなく、自端末3Aとの通話を継続することができる。
また、図10は第1アドレス重複通知処理及び第3アドレス設定処理に関わる自端末3A、相手端末3B及び他の端末3Cの動作を端的に示すシーケンス図である。尚、説明の便宜上、自端末3AのMACアドレスはMAC−A、相手端末3BのMACアドレスはMAC−B、他の端末3CのMACアドレスはMAC−Cとし、自端末3A及び他の端末3CのIPアドレスは同一(Addr−A)であるものとする。
自端末3Aは、IPネットワーク2経由で呼出コマンドに相当するINVITEを送信した後(ステップS71)、INVITEに対するOKの返信を相手端末3Bから受信すると(ステップS72)、セッション(通話)を開始することになる。
次に自端末3A及び相手端末3Bは、IPネットワーク2経由で音声パケットを送受信することで(ステップS73,74)、相手端末3B及び自端末3A間の音声通話を確立することになる。
また、自端末3A側のARP通信部32は、自側のIPアドレス宛のARPパケットをIPネットワーク2に対してブロードキャスト送信した場合(ステップS75)、他の端末3Cと自端末3Aとが同一のIPアドレス(Addr−A)であるため、他の端末3CからARPパケットに対するARP応答を受信することになる(ステップS76)。
自端末3A側のARP通信部32は、他の端末3CからARP応答を受信すると、同ARP応答に搭載のMACアドレス(MAC−C)を受信応答MACアドレスとして受信応答MACアドレス格納部34に格納する。
しかし、自端末3A側のIPアドレス重複設定判定部35は、自端末MACアドレス格納部31に格納中の自端末MACアドレス(MAC−A)と受信応答MACアドレス格納部34に格納中の受信応答MACアドレス(MAC−C)とを比較し、これらMACアドレスが異なるため、IPアドレス重複通知部36を通じて同受信応答MACアドレス(MAC−C)を搭載のIPアドレス重複通知を相手端末3Bに通知する(ステップS77)。
相手端末3B側のIPアドレス重複受信部37は、自端末3AからIPアドレス重複通知を受信すると、このIPアドレス重複通知に搭載のMACアドレスを重複MACアドレスとして重複MACアドレス格納部38に格納し、この格納中の重複MACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても同パケットを破棄するように、相手端末3B側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新することになる。
その結果、相手端末3B側のパケット選別部12では、設定更新したパケット選別内容に基づき、他の端末3CのMACアドレス(MAC−C)、すなわち重複MACアドレスを発信元にしたパケット、例えばBYEを受信したとしても同パケットを破棄し(ステップS78)、自端末3Aに対して音声パケットを送信しながら(ステップS79)、自端末3AのMACアドレス(MAC−A)を発信元にしたパケット、例えば音声パケット及びBYE等のパケットを受信することになる(ステップS80,81)。
従って、第3の実施の形態によれば、自側のMACアドレスを自端末MACアドレスとして格納しておき、IPネットワーク2に対して自側のIPアドレス宛のARPパケットをブロードキャスト送信し、同ARPパケットに対応するARP応答を所定時間内に受信し、同ARP応答に搭載の受信応答MACアドレスと自端末MACアドレスとが異なる場合、自端末3A側のIPアドレス重複設定発生を示すIPアドレス重複通知に同ARP応答に搭載のMACアドレスを搭載して相手端末3Bに通知すると共に、相手端末3B側ではIPアドレス重複通知を受信すると、同IPアドレス重複通知に搭載のMACアドレスを重複MACアドレスとして重複MACアドレス格納部38に格納し、この格納中の重複MACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても同パケットを破棄するように、相手端末3B側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新するようにしたので、IPネットワーク2上で自端末3A側にIPアドレス重複設定が発生したとしても、自端末3A及び相手端末3B側では、IPアドレスの設定変更操作を要することなく、セッション(通話)を中断せずに通信を継続することができる。
尚、上記第3の実施の形態においては、図8に示すステップS53にて所定時間内に自側のIPアドレス宛のARPパケットに対するARP応答を受信したか否かを判定し、ARP応答を受信したと判定されると、ARP応答に搭載のMACアドレスを受信応答MACアドレスとして格納し、これら受信応答MACアドレスと自端末MACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合にのみ、IPアドレス重複通知を相手端末3Bに通知するようにしたが、例えば自端末3Aが、自側のIPアドレス宛のARPパケットを送信後、自側が送信したARPパケットに対してはARP応答を返信しないような仕様の場合には、ステップS53にて所定時間内に自側のARPパケットに対するARP応答を受信した時点で、IPアドレス重複設定が発生したものと判断し、IPアドレス重複通知を相手端末3B側に通知するようにしても同様の効果が得られることは言うまでもない。
(実施の形態4)
次に第4の実施の形態を示すIPネットワークシステム1Dについて説明する。図11は第4の実施の形態を示すIPネットワークシステム1D内部の概略構成を示すブロック図である。尚、図1に示すIPネットワークシステム1Aと同一の構成については同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図11に示すIPネットワークシステム1Dと図1に示すIPネットワークシステム1Aとが異なるところは、IP端末3(自端末3A)が自側の自端末MACアドレスを格納しておき、相手端末3Bとのセッション(通話)開始時に相互受信した相手先のMACアドレスを相手側MACアドレスとして格納し、IPネットワーク2に対して自側のIPアドレス宛のARPパケットをブロードキャスト送信し、同ARPパケットに対応するARP応答を所定時間内に受信し、同ARP応答に搭載した受信応答MACアドレスと自端末MACアドレスとが異なる場合、IPアドレス重複通知を相手端末3Bに通知すると共に、相手端末3B側では相手先からIPアドレス重複通知を受信すると、相手側MACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても同パケットを破棄するように、相手端末3B側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新するアドレス設定処理部18Dにある。
図11に示すIP端末3内部のアドレス設定処理部18Dは、IPネットワーク2上で相手端末3Bとのセッション(通話)を確立するための自側のMACアドレスを自端末MACアドレスとして格納した自端末MACアドレス格納部41と、相手端末3Bとのセッション(通話)開始時に、この相手端末3Bに対して自側のMACアドレスを送信すると共に、この相手端末3Bから相手端末3B側のMACアドレスを受信するMACアドレス通信部42と、このMACアドレス通信部42を通じて相手端末3B側のMACアドレスを受信すると、相手端末3BのMACアドレスを相手側MACアドレスとして格納する相手側MACアドレス格納部43と、IPネットワーク2に対して自側のIPアドレス宛のARPパケットを繰り返しブロードキャスト送信すると共に、自側のIPアドレス宛のARPパケット又はARP応答を受信するARP通信部44と、このARP通信部44を通じてARPパケットを受信すると、このARPパケットに自側のMACアドレスを搭載して同ARPパケットに対するARP応答を返信するARP応答部45と、ARP通信部44を通じてARP応答を受信すると、この受信したARP応答に搭載のMACアドレスを受信応答MACアドレスとして格納する受信応答MACアドレス格納部46と、この受信応答MACアドレス格納部46に格納中の受信応答MACアドレスと自端末MACアドレス格納部41に格納中の自端末MACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、IPネットワーク2上で自端末3Aと同一のIPアドレスが他のIP端末3に重複設定されているものと判断するIPアドレス重複設定判定部47と、このIPアドレス重複設定判定部47にて同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断されると、IPアドレス重複通知を相手端末3Bに通知するIPアドレス重複通知部48と、相手端末3B側のIPアドレス重複通知部48を通じてIPアドレス重複通知を受信するIPアドレス重複受信部49とを有している。
また、パケット選別部12は、このIPアドレス重複受信部49を通じて相手先からIPアドレス重複通知を受信すると、相手側MACアドレス格納部43に格納中の相手側MACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するように、パケット選別内容を設定更新するものである。
尚、請求項4記載のIP端末装置はIP端末3(自端末3A、相手端末3B及び他の端末3C)、IPネットワークはIPネットワーク2、相手端末は相手端末3B、自端末MACアドレス格納手段は自端末MACアドレス格納部41、MACアドレス通信手段はMACアドレス通信部42、相手側MACアドレス格納手段は相手側MACアドレス格納部43、ARP通信手段はARP通信部44、ARP応答手段はARP応答部45、受信応答MACアドレス格納手段は受信応答MACアドレス格納部46、IPアドレス重複判定手段はIPアドレス重複設定判定部47、IPアドレス重複通知手段はIPアドレス重複通知部48、IPアドレス重複受信手段はIPアドレス重複受信部49、パケット選別手段はパケット選別部12に相当するものである。
次に第4の実施の形態を示すIPネットワークシステム1Dの動作について説明する。図12は自端末3A内部の第2アドレス重複通知処理に関わる処理動作を示すフロー図である。
図12に示す第2アドレス重複通知処理は、相手端末3Bとのセッション(通話)中に自端末3A側にIPアドレス重複設定が発生した場合、IPアドレス重複通知を相手端末3B側に通知するための処理である。
図12において自端末3Aは、IPネットワーク2経由で相手端末3Bとのセッション(通話)を開始したか否かを判定する(ステップS91)。
自端末3A側のMACアドレス通信部42は、相手端末3Bとのセッションを開始したと判定されると、IPネットワーク2経由で相手端末3Bに対して自側のMACアドレスを送信すると共に、この相手端末3Bから相手端末3B側のMACアドレスを受信する(ステップS92)。
自端末3A側のMACアドレス通信部42は、相手端末3B側のMACアドレスを受信すると、このMACアドレスを相手側MACアドレスとして相手側MACアドレス格納部43に格納する(ステップS93)。
自端末3A側のARP通信部44は、相手側MACアドレスを相手側MACアドレス格納部43に格納すると、IPネットワーク2に対して自側のIPアドレス宛のARPパケットをブロードキャスト送信した後(ステップS94)、所定時間内に同ARPパケットに対するARP応答を受信したか否かを判定する(ステップS95)。
自端末3A側のARP通信部44は、所定時間内に同ARPパケットに対するARP応答を受信した判定されると、ARP応答に搭載のMACアドレスを受信応答MACアドレスとして受信応答MACアドレス格納部46に格納する(ステップS96)。
自端末3A側のIPアドレス重複設定判定部47は、受信応答MACアドレス格納部46に受信応答MACアドレスを格納すると、受信応答MACアドレス格納部46に格納中の受信応答MACアドレスと自端末MACアドレス格納部41に格納中の自端末MACアドレスとを比較し(ステップS97)、これらMACアドレスが異なるか否かを判定する(ステップS98)。
自端末3A側のIPアドレス重複設定判定部47は、MACアドレスが異なると判定されると、IPネットワーク2上に自端末3Aと同一のIPアドレスが重複設定されている、すなわちIPアドレス重複設定が発生したものと判断し(ステップS99)、IPアドレス重複通知部48を通じてIPアドレス重複通知を相手端末3Bに通知し(ステップS100)、相手端末3Bとの通話が終了したか否かを判定する(ステップS101)。
自端末3Aは、相手端末3Bとの通話が終了したのであれば、この処理動作を終了する。また、自端末3Aは、ステップS91にて相手端末3Bとの通話を開始したのでなければ、この処理動作を終了する。
また、自端末3A側のARP通信部44は、ステップS95にて所定時間内にARP応答を受信したのでなければ、相手端末3Bとの通話が終了したか否かを監視すべく、ステップS101に移行する。
また、自端末3A側のIPアドレス重複設定判定部47は、ステップS98にて受信応答MACアドレスと自端末MACアドレスとが異ならないと判定されると、正常に通信が行われているものと判断し、相手端末3Bとの通話が終了したか否かを監視すべく、ステップS101に移行する。
また、自端末3A側のARP通信部44は、ステップS101にて相手端末3Bとの通話が終了したのでなければ、IPネットワーク2に対して自側のIPアドレス宛のARPパケットをブロードキャスト送信すべく、ステップS94に移行する。
図12に示す第2アドレス重複通知処理によれば、相手端末3Bとのセッション(通話)開始時に、IPネットワーク2に対して自側のIPアドレス宛のARPパケットをブローキャスト送信した後、所定時間内に同ARPパケットに対するARP応答を受信して同ARP応答に搭載のMACアドレスを受信応答MACアドレスとして格納し、格納中の自端末MACアドレスと受信応答MACアドレスとが異なる場合、IPネットワーク2上に自端末3Aと同一のIPアドレスが重複設定されていることを示すIPアドレス重複通知を相手端末3B側に通知するようにしたので、相手端末3B側では、自端末3AからのIPアドレス重複通知に基づき、自端末3A側でIPアドレス重複設定が発生したことを認識することができる。
次に図12に示す第2アドレス重複通知処理にて自端末3AからのIPアドレス重複通知を受信した相手端末3B側の処理動作について説明する。図13は相手端末3B側の第4アドレス設定処理に関わる処理動作を示すフロー図である。
図13に示す第4アドレス設定処理は、自端末3AからのIPアドレス重複通知を受信すると、相手側MACアドレス格納部43に格納中の相手側MACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するように、相手端末3B側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新するための処理である。
図13において相手端末3Bは、相手先である自端末3Aとのセッション(通話)を開始したか否かを判定する(ステップS111)。
相手端末3B側のMACアドレス通信部42は、相手先との間で相手先に対して自側のMACアドレスを送信すると共に、相手先から相手先のMACアドレスを受信し(ステップS112)、相手先のMACアドレスを受信すると、この受信したMACアドレスを相手側MACアドレスとして相手側MACアドレス格納部43に格納する(ステップS113)。
相手端末3B側のIPアドレス重複受信部49は、相手側MACアドレスを相手側MACアドレス格納部43に格納すると、IPネットワーク2経由で、相手先である自端末3AからIPアドレス重複通知を受信したか否かを判定する(ステップ114)。
相手端末3B側のパケット選別部12は、相手先である自端末3AからのIPアドレス重複通知を受信したと判定されると、相手側MACアドレス格納部43に格納中の相手側MACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても同パケットを破棄するように、パケット選別内容を設定更新する(ステップS115)。
相手端末3Bは、相手先である自端末3Aとの通話を終了したか否かを判定する(ステップS116)。相手端末3Bは、相手先である自端末3Aとの通話を終了したのであれば、この処理動作を終了する。また、相手端末3Bは、ステップS111にて通話を開始したのでなければ、この処理動作を終了する。
また、相手端末3B側のIPアドレス重複受信部49は、ステップS114にて相手先である自端末3AからIPアドレス重複通知を受信したのでなければ、相手先である自端末3Aとの通話が終了したか否かを監視すべく、ステップS116に移行する。
また、相手端末3Bは、ステップS116にて相手先である自端末3Aとの通話を終了したのでなければ、相手先である自端末3AからIPアドレス重複通知を受信したか否かを監視すべく、ステップS114に移行する。
図13に示す第4アドレス設定処理によれば、セッション(通話)開始時に相手先との間で自側のMACアドレスを相互に送受信し、同MACアドレスを相手側MACアドレスとして相手側MACアドレス格納部43に格納し、相手先のIPアドレス重複通知部48を通じてIPアドレス重複通知を受信すると、相手側MACアドレス格納部43に格納中の相手側MACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても同パケットを破棄するように、自側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新するようにしたので、相手端末3B側では、自端末3A側にIPアドレス重複設定が発生したとしても、IPアドレス重複設定の影響を受けることなく、自端末3Aとの通話を継続することができる。
また、図14は第2アドレス重複通知処理及び第4アドレス設定処理に関わる自端末3A、相手端末3B及び他の端末3Cの動作を端的に示すシーケンス図である。尚、説明の便宜上、自端末3AのMACアドレスはMAC−A、相手端末3BのMACアドレスはMAC−B、他の端末3CのMACアドレスはMAC−Cとし、自端末3A及び他の端末3CのIPアドレスは同一(Addr−A)であるものとする。
自端末3Aは、IPネットワーク2経由で呼出コマンドに相当するINVITEを送信した後(ステップS121)、INVITEに対するOKの返信を相手端末3Bから受信すると(ステップS122)、セッション(通話)を開始することになる。
次に自端末3Aは、IPネットワーク2経由で自側のMACアドレス(MAC−A)を相手端末3Bに通知すると共に(ステップS123)、相手端末3Bは、IPネットワーク2経由で自側のMACアドレス(MAC−B)を自端末3Aに通知する(ステップS124)。尚、相手端末3B側の相手側MACアドレス格納部43は、自端末3A側のMACアドレス(MAC−A)を相手側MACアドレスとして格納し、自端末3A側の相手側MACアドレス格納部43は、相手端末3B側のMACアドレス(MAC−B)を相手側MACアドレスとして格納するものである。
自端末3A及び相手端末3Bは、相手側MACアドレスを格納すると、IPネットワーク2経由で音声パケットを送受信することで(ステップS125,126)、相手端末3B及び自端末3A間の音声通話を確立することになる。
また、自端末3A側のARP通信部44は、自側のIPアドレス宛のARPパケットをIPネットワーク2に対してブロードキャスト送信した場合(ステップS127)、他の端末3Cと自端末3Aとが同一のIPアドレス(Addr−A)であるため、他の端末3CからARPパケットに対するARP応答を受信することになる(ステップS128)。
自端末3A側のARP通信部44は、他の端末3CからARP応答を受信すると、同ARP応答に搭載のMACアドレス(MAC−C)を受信応答MACアドレスとして受信応答MACアドレス格納部46に格納する。
しかし、自端末3A側のIPアドレス重複設定判定部47は、自端末MACアドレス格納部41に格納中の自端末MACアドレス(MAC−A)と受信応答MACアドレス格納部46に格納中の受信応答MACアドレス(MAC−C)とを比較し、これらMACアドレスが異なるため、IPアドレス重複通知部48を通じてIPアドレス重複通知を相手端末3Bに通知する(ステップS129)。
相手端末3B側のIPアドレス重複受信部49は、自端末3AからIPアドレス重複通知を受信すると、相手側MACアドレス格納部43に格納中の相手側MACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても同パケットを破棄するように、相手端末3B側のパケット選別部12のパケット選別内容を設定更新することになる。
その結果、相手端末3B側のパケット選別部12では、設定更新したパケット選別内容に基づき、他の端末3CのMACアドレス(MAC−C)、すなわち相手側MACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケット、例えばBYEを受信したとしても同パケットを破棄し(ステップS130)、自端末3Aに対して音声パケットを送信しながら(ステップS131)、自端末3AのMACアドレス(MAC−A)を発信元にしたパケット、例えば音声パケット及びBYE等のパケットを受信することになる(ステップS132,133)。
従って、第4の実施の形態によれば、自側の自端末MACアドレスを格納しておき、相手端末3Bとのセッション(通話)開始時に受信した相手端末3B側のMACアドレスを相手側MACアドレスとして格納し、IPネットワーク2に対して自側のIPアドレス宛のARPパケットをブロードキャスト送信し、同ARPパケットに対応するARP応答を所定時間内に受信し、同ARP応答に搭載の受信応答MACアドレスと自端末MACアドレスとが異なる場合、IPアドレス重複通知を相手端末側3Bに通知すると共に、相手端末3B側ではIPアドレス重複通知を受信すると、相手側MACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても同パケットを破棄するように、自端末3A側のパケット選別内容を設定更新するようにしたので、IPネットワーク2上で自端末3A側にIPアドレス重複設定が発生したとしても、自端末3A及び相手端末3B側では、IPアドレスの設定変更操作を要することなく、セッションを中断せずに通信を継続することができる。
尚、上記第4の実施の形態においては、図12に示すステップS95にて所定時間内に自側のIPアドレス宛のARPパケットに対するARP応答を受信したか否かを判定し、ARP応答を受信したと判定されると、ARP応答に搭載のMACアドレスを受信応答MACアドレスとして格納し、これら受信応答MACアドレスと自端末MACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合にのみ、IPアドレス重複通知を相手端末3Bに通知するようにしたが、例えば自端末3Aが、自側のIPアドレス宛のARPパケットを送信後、自側が送信したARPパケットに対してはARP応答を返信しないような仕様の場合には、ステップS95にて所定時間内に自側のARPパケットに対するARP応答を受信した時点で、IPアドレス重複設定が発生したものと判断し、IPアドレス重複通知を相手端末3B側に通知するようにしても同様の効果が得られることは言うまでもない。
本発明のIP端末装置によれば、第1相手側MACアドレス格納手段に格納中のセッション開始時に受信した相手端末側のMACアドレスと、第2相手側MACアドレス格納手段に格納中のARP応答受信時に得たMACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、前記IPネットワーク上で前記相手端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断し、前記第1相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するようにした、すなわちセッション開始時に受信したMACアドレスを発信元にしたパケットのみを受信するようにしたので、IPアドレスの重複設定が発生したとしても、IPアドレスの設定変更操作を要することなく、セッションを中断せずに通信を継続することができるため、例えば通話音声機能を備えた複数のIPネットワーク機器を収容したIPネットワークシステムに有用である。
本発明のIP端末装置に関わる第1の実施の形態を示すIPネットワークシステム内部の概略構成を示すブロック図 第1の実施の形態に関わる自端末内部の第1アドレス設定処理に関わる処理動作を示すフロー図 第1アドレス設定処理に関わる自端末,相手端末及び他の端末の動作を端的に示すシーケンス図 第2の実施の形態を示すIPネットワークシステム内部の概略構成を示すブロック図 第2の実施の形態に関わる自端末内部の第2アドレス設定処理に関わる処理動作を示すフロー図 第2アドレス設定処理に関わる自端末,相手端末及び他の端末の動作を端的に示すシーケンス図 第3の実施の形態を示すIPネットワークシステム内部の概略構成を示すブロック図 第3の実施の形態に関わる自端末内部の第1アドレス重複通知処理に関わる処理動作を示すフロー図 第3の実施の形態に関わる相手端末内部の第3アドレス設定処理に関わる処理動作を示すフロー図 第1アドレス重複通知処理及び第3アドレス設定処理に関わる自端末,相手端末及び他の端末の動作を端的に示すシーケンス図 第4の実施の形態を示すIPネットワークシステム内部の概略構成を示すブロック図 第4の実施の形態に関わる自端末内部の第2アドレス重複通知処理に関わる処理動作を示すフロー図 第4の実施の形態に関わる相手端末内部の第4アドレス設定処理に関わる処理動作を示すフロー図 第2アドレス重複通知処理及び第4アドレス設定処理に関わる自端末,相手端末及び他の端末の動作を端的に示すシーケンス図
符号の説明
2 IPネットワーク
3 IP端末(IP端末装置)
12 パケット選別部(パケット選別手段)
21,42 MACアドレス通信部(MACアドレス通信手段)
22 第1相手側MACアドレス格納部(第1相手側MACアドレス格納手段)
23,32,44 ARP通信部(ARP通信手段)
24,33,45 ARP応答部(ARP応答手段)
25 第2相手側MACアドレス格納部(第2相手側MACアドレス格納手段)
26,35,47 IPアドレス重複設定判定部(IPアドレス重複設定判定手段)
31,41 自端末MACアドレス格納部(自端末MACアドレス格納手段)
34,46 受信応答MACアドレス格納部(受信応答MACアドレス格納手段)
36,48 IPアドレス重複通知部(IPアドレス重複通知手段)
37,49 IPアドレス重複受信部(IPアドレス重複受信手段)
38 重複MACアドレス格納部(IPアドレス重複受信手段)
43 相手側MACアドレス格納部(相手側MACアドレス格納手段)

Claims (4)

  1. IPネットワーク上で相手端末とのセッション開始時に、この相手端末に対して自側のMACアドレスを送信すると共に、前記相手端末から相手端末側のMACアドレスを受信するMACアドレス通信手段と、
    このMACアドレス通信手段を通じて前記相手端末側のMACアドレスを受信すると、この相手端末側のMACアドレスを格納する第1相手側MACアドレス格納手段と、
    前記相手端末のIPアドレス宛のARPパケットを繰り返し送信すると共に、自側のIPアドレス宛のARPパケット又はARP応答を受信するARP通信手段と、
    このARP通信手段を通じて前記相手端末からARPパケットを受信すると、このARPパケットに自側のMACアドレスを搭載して同ARPパケットに対するARP応答を返信するARP応答手段と、
    前記ARP通信手段を通じてARP応答を受信すると、この受信したARP応答に搭載のMACアドレスを格納する第2相手側MACアドレス格納手段と、
    前記第1相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスと前記第2相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、前記IPネットワーク上で前記相手端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断するIPアドレス重複判定手段と、
    このIPアドレス重複判定手段にて前記相手端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断されると、前記第1相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するパケット選別手段とを有することを特徴とするIP端末装置。
  2. IPネットワーク上で相手端末とのセッション開始時に、この相手端末に対して自側のMACアドレスを送信すると共に、前記相手端末から相手端末側のMACアドレスを受信するMACアドレス通信手段と、
    このMACアドレス通信手段を通じて前記相手端末側のMACアドレスを受信すると、この相手端末側のMACアドレスを格納する第1相手側MACアドレス格納手段と、
    前記相手端末のIPアドレス宛のARPパケットを繰り返し送信すると共に、自側のIPアドレス宛のARPパケット又はARP応答を受信するARP通信手段と、
    このARP通信手段を通じて前記相手端末からARPパケットを受信すると、このARPパケットに自側のMACアドレスを搭載して同ARPパケットに対するARP応答を返信するARP応答手段と、
    前記ARP通信手段を通じてARP応答を受信すると、この受信したARP応答に搭載のMACアドレスを格納する第2相手側MACアドレス格納手段と、
    前記第1相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスと前記第2相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、前記IPネットワーク上で前記相手端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断するIPアドレス重複判定手段と、
    このIPアドレス重複判定手段にて前記相手端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断されると、前記第2相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するパケット選別手段とを有することを特徴とするIP端末装置。
  3. IPネットワーク上で相手端末とのセッションを確立するための自側のMACアドレスを格納した自端末MACアドレス格納手段と、
    自側のIPアドレス宛のARPパケットを繰り返し送信すると共に、自側のIPアドレス宛のARPパケット又はARP応答を受信するARP通信手段と、
    このARP通信手段を通じてARPパケットを受信すると、このARPパケットに自側のMACアドレスを搭載して同ARPパケットに対するARP応答を返信するARP応答手段と、
    前記ARP通信手段を通じてARP応答を受信すると、この受信したARP応答に搭載のMACアドレスを格納する受信応答MACアドレス格納手段と、
    この受信応答MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスと前記自端末MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、前記IPネットワーク上で自端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断するIPアドレス重複判定手段と、
    このIPアドレス重複判定手段にて自端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断されると、前記受信応答MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスを搭載したIPアドレス重複通知を相手端末に通知するIPアドレス重複通知手段と、
    前記相手端末側のIPアドレス重複通知手段を通じてIPアドレス重複通知を受信するIPアドレス重複受信手段と、
    このIPアドレス重複受信手段を通じて前記相手端末側のIPアドレス重複通知を受信すると、このIPアドレス重複通知に搭載のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するパケット選別手段とを有することを特徴とするIP端末装置。
  4. IPネットワーク上で相手端末とのセッションを確立するための自側のMACアドレスを格納した自端末MACアドレス格納手段と、
    相手端末とのセッション開始時に、この相手端末に対して自側のMACアドレスを送信すると共に、前記相手端末から相手端末側のMACアドレス受信するMACアドレス通信手段と、
    このMACアドレス通信手段を通じて前記相手端末側のMACアドレスを受信すると、この相手端末のMACアドレスを格納する相手側MACアドレス格納手段と、
    自側のIPアドレス宛のARPパケットを繰り返し送信すると共に、自側のIPアドレス宛のARPパケット又はARP応答を受信するARP通信手段と、
    このARP通信手段を通じてARPパケットを受信すると、このARPパケットに自側のMACアドレスを搭載して同ARPパケットに対するARP応答を返信するARP応答手段と、
    前記ARP通信手段を通じてARP応答を受信すると、この受信したARP応答に搭載のMACアドレスを格納する受信応答MACアドレス格納手段と、
    この受信応答MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスと前記自端末MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレスとを比較し、これらMACアドレスが異なる場合、前記IPネットワーク上で自端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断するIPアドレス重複判定手段と、
    このIPアドレス重複判定手段にて自端末と同一のIPアドレスが重複設定されているものと判断されると、IPアドレス重複通知を前記相手端末に通知するIPアドレス重複通知手段と、
    前記相手端末側のIPアドレス重複通知手段を通じてIPアドレス重複通知を受信するIPアドレス重複受信手段と、
    このIPアドレス重複受信手段を通じて前記相手端末側のIPアドレス重複通知を受信すると、前記相手側MACアドレス格納手段に格納中のMACアドレス以外のMACアドレスを発信元にしたパケットを受信したとしても、同パケットを破棄するパケット選別手段とを有することを特徴とするIP端末装置。

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