JP2008108117A - 通信端末及び通信セッション確立方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の通信端末間で通信セッションを確立する場合において、通信セッションの確立処理の進み具合を利用者が容易に把握することのできる技術を提供する。
【解決手段】通信端末10の記憶部12には、複数の通信端末10間における通信セッションを複数の段階(フェーズ)に分けて順番に確立するための確立処理の順番を示すリストと、音を表す音データとが記憶されている。通信端末10の制御部11は、現フェーズにおいて代表となる通信端末10が自端末であるか否かを判定し、判定結果が肯定的である場合には、自端末に記憶された音データをスピーカ18に出力する一方、それ以外の場合には、現フェーズにおいて代表となる通信端末10からストリーミング配信されてくる音データをスピーカ18に出力する。
【選択図】図1
【解決手段】通信端末10の記憶部12には、複数の通信端末10間における通信セッションを複数の段階(フェーズ)に分けて順番に確立するための確立処理の順番を示すリストと、音を表す音データとが記憶されている。通信端末10の制御部11は、現フェーズにおいて代表となる通信端末10が自端末であるか否かを判定し、判定結果が肯定的である場合には、自端末に記憶された音データをスピーカ18に出力する一方、それ以外の場合には、現フェーズにおいて代表となる通信端末10からストリーミング配信されてくる音データをスピーカ18に出力する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の通信端末の間に通信セッションを確立して通信する技術に関する。
近年、通信網を介して接続された複数の通信端末を用いて会議を行う遠隔会議システムが普及している。この種の遠隔会議システムにおいては、各通信端末は、映像や音声などの情報を他の全ての端末へ同時に送信する必要があるため、他の全ての通信端末の各々との間に通信セッションを予め確立しておく必要がある。この場合、通信端末の利用者は、通信セッションを確立する相手端末の通信アドレスの入力や選択といった操作を行う必要があり、これらの操作は利用者にとって煩わしいものである場合が多い。特に、接続する相手端末の台数が多いほど、利用者が行うべき操作はより煩雑なものとなる。そこで、例えば、特許文献1には、遠隔会議システムにおいて、複数の通信端末を自動接続したり、回線の接続確認を行うことのできる技術が開示されている。
特開昭60−208124号公報
ところで、複数の通信端末間で通信セッションを確立する場合には、通信網上の問題などの種々の理由により、通信セッションが確立されない場合があり得る。従来の遠隔会議システムにおいては、通信セッションが確立されなかった場合であっても、そのことを利用者が容易に認識することはできなかった。特に、多数の通信端末との間で通信セッションを確立する場合には、どの通信端末との通信セッションの確立が成功してどの通信端末との通信セッションの確立が失敗しているのかを利用者が認識することは困難であった。また、利用者が会議の時間を忘れていた等の理由により、会議に参加すべき利用者が会議の開始に気付かない場合があった。
本発明は上述した背景に鑑みてなされたものであり、複数の通信端末間で通信セッションを確立する場合において、通信セッションの確立処理の進み具合を利用者が容易に把握することのできる技術を提供することを目的とする。
本発明の好適な態様である通信端末は、複数の通信端末間における通信セッションを複数の段階に分けて順番に確立するための確立処理の順番を示す順番情報であって、各段階において代表となる通信端末を示す代表端末情報と各段階において通信セッションの確立先となる通信端末を示す確立先情報とを含む順番情報を記憶する順番情報記憶手段と、音を表す音データを記憶する音データ記憶手段と、複数の通信端末間における通信セッションを複数の段階に分けて順番に確立するための各段階を示す段階情報を、通信網を介して受信する段階情報受信手段と、前記段階情報受信手段により受信された段階情報の示す段階において代表となる通信端末が自端末であるか否かを判定する段階判定手段と、前記段階判定手段による判定結果が肯定的である場合に、前記段階情報受信手段により受信された段階情報に対応する確立先情報を前記順番情報記憶手段から読み出し、読み出した確立先情報の示す通信端末との間で通信セッションを確立するための処理を行う通信セッション確立手段と、前記通信セッション確立手段により確立された通信セッションを用いて、前記段階情報受信手段により受信された段階情報に対応する確立先情報の示す通信端末へ、前記音データ記憶手段に記憶された音データを送信する音データ送信手段と、他端末から音データを受信する音データ受信手段と、前記段階判定手段による判定結果が肯定的である場合には、前記音データ記憶手段に記憶された音データを放音手段に出力する一方、それ以外の場合には、前記音データ受信手段により受信される音データであって前記段階情報受信手段により受信された段階情報に対応する代表端末情報の示す通信端末から受信する音データを前記放音手段に出力する音データ出力手段と、前記通信セッション確立手段により通信セッションが確立された場合に、前記段階情報受信手段により受信された段階情報の示す段階の次の段階を示す段階情報を他端末へ送信する段階情報送信手段とを備えることを特徴とする。
この態様において、信号の入力を受け付ける入力受付手段と、前記入力受付手段に前記信号が入力された場合に、予め定められた段階に対応する確立先情報を前記順番情報記憶手段から読み出し、読み出した確立先情報の示す通信端末との間で通信セッションを確立するための処理を行う第2の通信セッション確立手段と、前記第2の通信セッション確立手段により確立された通信セッションを用いて、前記予め定められた段階に対応する確立先情報の示す通信端末へ、前記音データ記憶手段に記憶された音データを送信する第2の音データ送信手段とを備え、前記音データ出力手段は、前記段階判定手段による判定結果が肯定的である場合又は前記入力受付手段に前記信号が入力された場合に、前記音データ記憶手段に記憶された音データを前記放音手段に出力する一方、それ以外の場合には、前記音データ受信手段により受信される音データであって前記段階情報受信手段により受信された段階情報に対応する代表端末情報の示す通信端末から受信する音データを前記放音手段に出力し、前記第2の通信セッション確立手段により通信セッションが確立された場合に、前記予め定められた段階情報の示す段階の次の段階を示す段階情報を他端末へ送信する第2の段階情報送信手段を備えてもよい。
また、上述した態様において、前記音データ送信手段は、前記音データ記憶手段に記憶された音データに符号化処理を施してリアルタイム伝送用の音データを生成して生成した音データを送信し、前記音データ送信手段の送信処理の処理状況に基づいて、前期通信網の混雑状況を判定する混雑状況判定手段と、前記混雑状況判定手段による判定結果に基づいて、前記音データ送信手段の符号化処理におけるビットレートを調整するビットレート調整手段とを備えてもよい。
また、本発明の好適な態様である通信セッション確立方法は、複数の通信端末間における通信セッションを複数の段階に分けて順番に確立するための確立処理の順番を示す順番情報であって、各段階において代表となる通信端末を示す代表端末情報と各段階において通信セッションの確立先となる通信端末を示す確立先情報とを含む順番情報を記憶する順番情報記憶手段と、音を表す音データであって前記複数の通信端末のそれぞれで異なる音データを記憶する音データ記憶手段とを備える複数の通信端末を有するシステムを用いた通信セッション確立方法であって、第1の通信端末が、複数の通信端末間における通信セッションを複数の段階に分けて順番に確立するための各段階を示す段階情報を、通信網を介して受信する第1の工程と、前記第1の通信端末が、前記受信された段階情報の示す段階において代表となる通信端末が自端末であるか否かを判定し、判定結果が肯定的である場合に、当該段階情報に対応する確立先情報を前記順番情報記憶手段から読み出し、読み出した確立先情報の示す通信端末との間で通信セッションを確立するための処理を行い、確立された通信セッションを用いて前記音データ記憶手段に記憶された音データを送信する第2の工程と、前記第1の通信端末が、前記音データ記憶手段に記憶された音データを放音手段に出力する第3の工程と、第2の通信端末が、前記第1の通信端末から前記音データを受信する第4の工程と、前記第2の通信端末が、受信される音データを放音手段に出力する第5の工程と、前記第1の通信端末が、通信セッションの確立処理が完了したときに、前記受信された段階情報の示す段階の次の段階を示す段階情報を、他端末へ送信する第6の工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の通信端末間で通信セッションを確立する場合において、通信セッションの確立処理の進み具合を、利用者が容易に把握することができる。
<構成>
図1は、この発明の一実施形態である遠隔会議システム1の構成を示すブロック図である。この遠隔会議システム1は、各地に設置された複数の通信端末10A,10B,10C,10Dが、例えばインターネットなどの通信網20に有線接続されて構成される。この遠隔会議システム1は、複数の通信端末10A,10B,10C,10D間で、通信セッションを複数の段階に分けて順番に確立して通信を行う。なお、図1に示す例においては、4つの通信端末10A,10B,10C,10Dを例示しているが、遠隔会議システム1に接続される通信端末の数は4に限定されるものではなく、これより多くても少なくてもよい。また、以下の説明においては、説明の便宜上、通信端末10A,10B,10C,10Dを各々区別する必要がない場合には、これらを「通信端末10」と称して説明する。
図1は、この発明の一実施形態である遠隔会議システム1の構成を示すブロック図である。この遠隔会議システム1は、各地に設置された複数の通信端末10A,10B,10C,10Dが、例えばインターネットなどの通信網20に有線接続されて構成される。この遠隔会議システム1は、複数の通信端末10A,10B,10C,10D間で、通信セッションを複数の段階に分けて順番に確立して通信を行う。なお、図1に示す例においては、4つの通信端末10A,10B,10C,10Dを例示しているが、遠隔会議システム1に接続される通信端末の数は4に限定されるものではなく、これより多くても少なくてもよい。また、以下の説明においては、説明の便宜上、通信端末10A,10B,10C,10Dを各々区別する必要がない場合には、これらを「通信端末10」と称して説明する。
各通信端末10は、他の通信端末10との間にメッシュ形態の通信セッションを確立し、自装置の利用者の音声を示す音声データを各通信セッションを介して送信する一方、各通信セッションを介して送信されてくる音声データを受信し、各音声データに応じた音声を合成して再生することによって、遠隔会議を実現する。より詳細に説明すると、各通信端末10は、所定のメッセージフォーマットを有する通信メッセージを相手装置の通信アドレス宛に送信することによって、その相手装置に対する通信セッションの確立要求、通信セッションの確立許可などの処理を行う。以下では、相手装置へ通信セッションの確立を要求する旨の通信メッセージを「確立要求メッセージ」と称する。
図2は、通信端末10のハードウェア構成を示すブロック図である。図において、制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備え、ROM又は記憶部12に記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、バスBUSを介して通信端末10の各部を制御する。記憶部12は、制御部11によって実行されるプログラムやその実行時に使用されるデータを記憶するための記憶手段であり、例えばハードディスク装置である。表示部13は、液晶表示パネルなどを備え、制御部11による制御の下に各種の画像を表示する。操作部14は、利用者による操作に応じた操作信号を制御部11に出力する。通信部15は、各通信端末10の間で通信網20を介した通信を行うための通信手段であり、通信網20に有線接続されている。この通信部15は、制御部11から引き渡された通信メッセージや音声データを通信網20へ送出する一方、通信網20から送信されてくる通信メッセージや音声データを受信し制御部11へ引き渡すものである。なお、この実施形態では、通信部15が、通信網20に有線接続されている場合について説明するが、通信網20と無線通信する無線通信部であっても良いことは勿論である。マイクロフォン16は、会議に参加している者が発声した音声を収音し、収音した音声を表す音声信号(アナログ信号)を出力する。音声処理部17は、マイクロフォン16が出力する音声信号(アナログ信号)をデジタルデータに変換して制御部11に出力する。スピーカ18は、音声処理部17でデジタルデータからアナログ信号に変換され出力される音声信号に応じた強度で放音する放音手段である。計時部19は、計時を行う計時手段であり、予め定められた時刻になるとその旨を示す信号を制御部11に出力する。
なお、この実施形態では、マイクロフォン16とスピーカ18とが通信端末10に含まれている場合について説明するが、音声処理部17へ入力端子及び出力端子を設け、オーディオケーブルを介してその入力端子に外部マイクロフォンを接続するとしても良く、同様に、オーディオケーブルを介してその出力端子に外部スピーカを接続するとしても勿論良い。また、本実施形態では、マイクロフォン16から音声処理部17へ入力される音声信号及び音声処理部17からスピーカ18へ出力される音声信号がアナログ音声信号である場合について説明するが、デジタル音声データを入出力するようにしても勿論良い。なお、このような場合には、音声処理部17にてA/D変換やD/A変換を行う必要はない。
記憶部12は、図示のように、リスト記憶領域121と、音データ記憶領域122とを有している。リスト記憶領域121には、通信端末10を識別する端末情報が並べられて構成されたリストが、会議を識別する会議IDに対応付けて記憶されている。このリストは、複数の通信端末10間における通信セッションを複数の段階に分けて順番に確立するための確立処理の順番を示す順番情報であって、各段階において代表となる通信端末10を示す代表端末情報と各段階において通信セッションの確立先となる通信端末10を示す確立先情報とを含む順番情報である。
図3は、リスト記憶領域121に記憶されたリストの内容の一例を示す図である。なお、この実施形態においては、通信端末10A,10B,10C,10Dの端末IDを、それぞれ「10A」,「10B」,「10C」,「10D」として説明する。図3に示す例においては、リストは、図示のように、端末IDが、通信端末10A,10B,10C,10Dの順番で並べられて構成されている。この実施形態においては、通信端末10間の通信セッションをこのリストの順番で確立する。より具体的には、まず、通信端末10Aが、通信端末10B,10C,10Dとの通信セッションを確立するための確立要求メッセージを通信端末10B,10C,10Dに送信し、通信端末10B,10C,10Dとの間で通信セッションを確立する。次いで、通信端末10Bが、通信端末10C,10Dに確立要求メッセージを送信し、通信端末10C,10Dとの間で通信セッションを確立する。次いで、通信端末10Cが、通信端末10Dに確立要求メッセージを送信し、端末10Dとの間に通信セッションを確立する。これにより、通信端末10A,10B,10C,10Dの間で、メッシュ形態の通信セッションが確立される。
図3は、リスト記憶領域121に記憶されたリストの内容の一例を示す図である。なお、この実施形態においては、通信端末10A,10B,10C,10Dの端末IDを、それぞれ「10A」,「10B」,「10C」,「10D」として説明する。図3に示す例においては、リストは、図示のように、端末IDが、通信端末10A,10B,10C,10Dの順番で並べられて構成されている。この実施形態においては、通信端末10間の通信セッションをこのリストの順番で確立する。より具体的には、まず、通信端末10Aが、通信端末10B,10C,10Dとの通信セッションを確立するための確立要求メッセージを通信端末10B,10C,10Dに送信し、通信端末10B,10C,10Dとの間で通信セッションを確立する。次いで、通信端末10Bが、通信端末10C,10Dに確立要求メッセージを送信し、通信端末10C,10Dとの間で通信セッションを確立する。次いで、通信端末10Cが、通信端末10Dに確立要求メッセージを送信し、端末10Dとの間に通信セッションを確立する。これにより、通信端末10A,10B,10C,10Dの間で、メッシュ形態の通信セッションが確立される。
以下の説明では、説明の便宜上、通信端末10Aが確立要求メッセージを送信して通信セッションを確立する段階を「フェーズ1」とし、同様に、通信セッション10B,10C,10Dが確立要求メッセージを送信して通信セッションを確立する段階を、それぞれ「フェーズ2」,「フェーズ3」,「フェーズ4」として説明する。また、以下の説明では、説明の便宜上、その段階において他の端末に確立要求メッセージを送信する通信端末10、すなわち通信セッションの確立処理のトリガとなる処理を行う通信端末10を、「マスタ端末」と呼ぶ。
図3に例示するリストは、「フェーズ1」から「フェーズ4」の各段階のそれぞれについて、各段階において代表となる通信端末10(通信端末10A,10B,10C,10D)を示す端末ID(代表端末情報)と各段階において通信セッションの確立先となる通信端末10を示す確立先情報(「フェーズ1」の段階では「10B」,「10C」,「10D」、「フェーズ2」の段階では「10C」,「10D」、…)を含む。
図3に例示するリストは、「フェーズ1」から「フェーズ4」の各段階のそれぞれについて、各段階において代表となる通信端末10(通信端末10A,10B,10C,10D)を示す端末ID(代表端末情報)と各段階において通信セッションの確立先となる通信端末10を示す確立先情報(「フェーズ1」の段階では「10B」,「10C」,「10D」、「フェーズ2」の段階では「10C」,「10D」、…)を含む。
記憶部12の音データ記憶領域122には、音を表す音データが記憶されている。この実施形態では、通信端末10Aの音データ記憶領域121には、ドラムの演奏音を表す音データが記憶されており、通信端末10Bの音データ記憶領域122には、ドラムとベースの演奏音を表す音データが記憶されている。通信端末10Cの音データ記憶領域121には、ドラム、ベース及びギターの演奏音を表す音データが記憶されており、通信端末10Dの音データ記憶領域121には、ドラム、ベース及びギターの演奏音並びにボーカルの歌唱音声を表す音データが記憶されている。
<実施形態の動作>
まず、通信端末10個々の処理の流れを説明するに先立って、遠隔会議システム1の全体の動作例を、図4及び図5を参照しつつ説明する。図4は、遠隔会議システム1の全体の動作例を示すシーケンス図であり、図5は、遠隔会議システム1の通信セッションの確立の処理段階を概略的に示す図である。この動作例では、図1に示した通信端末10A,10B,10C,10Dの間でメッシュ形態の通信セッションを確立する場合について説明する。なお、以下の説明においては、説明の便宜上、通信端末10A,10B,10C,10Dのそれぞれの音データ記憶領域122に記憶されている音データを、それぞれ「音データMA」,「音データMB」,「音データMC」,「音データMD」と呼ぶ。
まず、予め定められた時刻(例えば、会議開始の5分前、等)になると、リストの先頭に配置された通信端末10Aの制御部11は、計時部19から出力される信号に基づいて、通信セッションの確立要求を示す確立要求メッセージを、他の通信端末10B,10C,10Dに送信し(r1,r2,r3)、通信セッションを確立するための処理を行う。通信端末10B,10C,10Dはそれぞれ、送信されてくる確立要求メッセージに応じて通信セッションを確立するための処理を行う。なお、通信セッションの確立処理は、一般的な通信端末で行われる処理と同様であるため、ここではその詳細な説明を省略する。
これにより、図5(a)に示すように、通信端末10Aと、通信端末10B,10C,10Dとのそれぞれの間で通信セッションが確立される。
まず、通信端末10個々の処理の流れを説明するに先立って、遠隔会議システム1の全体の動作例を、図4及び図5を参照しつつ説明する。図4は、遠隔会議システム1の全体の動作例を示すシーケンス図であり、図5は、遠隔会議システム1の通信セッションの確立の処理段階を概略的に示す図である。この動作例では、図1に示した通信端末10A,10B,10C,10Dの間でメッシュ形態の通信セッションを確立する場合について説明する。なお、以下の説明においては、説明の便宜上、通信端末10A,10B,10C,10Dのそれぞれの音データ記憶領域122に記憶されている音データを、それぞれ「音データMA」,「音データMB」,「音データMC」,「音データMD」と呼ぶ。
まず、予め定められた時刻(例えば、会議開始の5分前、等)になると、リストの先頭に配置された通信端末10Aの制御部11は、計時部19から出力される信号に基づいて、通信セッションの確立要求を示す確立要求メッセージを、他の通信端末10B,10C,10Dに送信し(r1,r2,r3)、通信セッションを確立するための処理を行う。通信端末10B,10C,10Dはそれぞれ、送信されてくる確立要求メッセージに応じて通信セッションを確立するための処理を行う。なお、通信セッションの確立処理は、一般的な通信端末で行われる処理と同様であるため、ここではその詳細な説明を省略する。
これにより、図5(a)に示すように、通信端末10Aと、通信端末10B,10C,10Dとのそれぞれの間で通信セッションが確立される。
また、このとき、通信端末10Aは、自端末に記憶されている音データMAを音声処理部17を介してスピーカ18に供給し、スピーカ18から放音させる。また、通信端末10Aは、確立した通信セッションを介して、自端末に記憶されている音データMAの他の通信端末10B,10C,10Dへのストリーミング配信を開始する(r4,r6,r8)。通信端末10B,10C,10Dはそれぞれ、通信端末10Aからストリーミング配信されてくる音データを音声処理部17を介してスピーカ18に供給し、スピーカ18から放音させる。
このとき、通信端末10B,10C,10Dはそれぞれ、通信端末10Aに対して、自端末に記憶されている音データMB,MC,MDを、確立した通信セッションを介してストリーミング配信する(r5,r7,r9)。これにより、通信端末10Aには、音データMB,MC,MDがストリーミング配信されることとなるが、通信端末10Aは、ストリーミング配信される音データではなく、自端末の記憶している音データMAに応じた音を放音する。
このとき、通信端末10B,10C,10Dはそれぞれ、通信端末10Aに対して、自端末に記憶されている音データMB,MC,MDを、確立した通信セッションを介してストリーミング配信する(r5,r7,r9)。これにより、通信端末10Aには、音データMB,MC,MDがストリーミング配信されることとなるが、通信端末10Aは、ストリーミング配信される音データではなく、自端末の記憶している音データMAに応じた音を放音する。
このように、「フェーズ1」の段階においては、通信端末10A,10B,10C,10Dの全ての通信端末から、通信端末10Aに記憶されている音データMAに応じた音が放音される。通信端末10Aから音データMAがストリーミング配信されることにより、全ての通信端末10から音データMAの表す音が放音され、これにより、通信端末10付近にいる会議の参加者は、通信セッションの確立処理の進み具合が、「フェーズ1」であることを認識できる。
通信端末10Aは、他の通信端末10(通信端末10B,10C,10D)との通信セッションの確立処理を完了すると、現段階(フェーズ1)の次の段階(フェーズ2)を示す段階情報を、他の通信端末10B,10C,10Dに送信する(r10,r11,r12)。通信端末10B,10C,10Dは、通信端末10Aから送信されてくる段階情報を受信することで、「フェーズ2」に移行したことを認識する。このとき、通信端末10A,10Bは、音データMAの表す音と音データMBの表す音とをクロスフェードさせて放音する。
次に、「フェーズ2」に移行した場合の動作例について説明する。通信端末10Aから段階情報を受信すると、通信端末10Bは、通信端末10C,10Dに対して、通信セッションを確立するための確立要求メッセージを送信し(r21,r22)、通信セッションを確立するための処理を行う。通信端末10C,10Dはそれぞれ、通信端末10Bから受信する確立要求メッセージに基づいて、通信端末10Bとの通信セッションの確立処理を行う。
これにより、図5(b)に示すように、通信端末10Bと、通信端末10C,10Dとのそれぞれの間で通信セッションが確立される。
これにより、図5(b)に示すように、通信端末10Bと、通信端末10C,10Dとのそれぞれの間で通信セッションが確立される。
通信端末10Bは、自端末に記憶されている音データを音声処理部17を介してスピーカ18に供給し、スピーカ18から放音させる。また、通信端末10Bは、確立した通信セッションを介して、自端末に記憶されている音データMBを、他の通信端末10C,10Dにストリーミング配信する(r23,r25)。このとき、通信端末10A,10C,10Dはそれぞれ、通信端末10Bからストリーミング配信されてくる音データMBを音声処理部17を介してスピーカ18に供給し、スピーカ18から放音させる。
このとき、通信端末10C,10Dはそれぞれ、通信端末10Bに対して、自端末に記憶されている音データMC,MDを、確立した通信セッションを介してストリーミング配信する(r24,r26)。これにより、通信端末10Bには、他の全ての通信端末10(通信端末10A,10C,10D)がストリーミング配信されることとなるが、通信端末10Bは、ストリーミング配信される曲ではなく、自端末に記憶されている音データMBに応じた音を放音する。
このとき、通信端末10C,10Dはそれぞれ、通信端末10Bに対して、自端末に記憶されている音データMC,MDを、確立した通信セッションを介してストリーミング配信する(r24,r26)。これにより、通信端末10Bには、他の全ての通信端末10(通信端末10A,10C,10D)がストリーミング配信されることとなるが、通信端末10Bは、ストリーミング配信される曲ではなく、自端末に記憶されている音データMBに応じた音を放音する。
このように、「フェーズ2」の段階においては、通信端末10A,10B,10C,10Dの全ての通信端末から、通信端末10Bに記憶されている音データMBの表す音が放音される。通信端末10Bから音データMBがストリーミング配信されることにより、全ての通信端末10から音データMBの表す音が放音され、これにより、通信端末10付近にいる会議の参加者は、通信セッションの確立処理の進み具合が、「フェーズ2」であることを認識できる。
通信端末10Bは、2つの通信端末10(通信端末10C,通信端末10D)との通信セッションの確立を完了すると、次の段階(フェーズ3)へ移行する旨を示す段階情報を、他の通信端末10A,10C,10Dへ送信する(r27,r28,r29)。これにより、通信端末10A,10C,10Dは、フェーズが「フェーズ3」に移行することを認識する。このとき、通信端末10A,通信端末10B,通信端末10Cは、音データMBの表す音と音データMCの表す音とをクロスフェードさせて放音する。
次に、「フェーズ3」に移行した場合の動作例について説明する。通信端末10Cは、通信端末10Dに対して確立要求メッセージを送信し(r31)、通信セッションを確立するための処理を行う。これにより、図5(c)に示すように、通信端末10Cと、通信端末10Dとの間で通信セッションが確立される。通信セッションが確立すると、通信端末10Cは、通信端末10Dに対して、音データMCを、ストリーミング配信する(r32)。また、通信端末10Dは、通信端末10Cに対して音データMDをストリーミング配信する(r33)。
通信端末10Cからストリーミング配信される音データMCに応じた音を、通信端末10A,10B,10C,10Dが放音することによって、遠隔会議システム1の参加者は、通信セッションの確立処理の進み具体が「フェーズ3」であると認識できる。
通信端末10Cは、通信端末10Dとのセッションの確立処理を終えると、他の通信端末10A,10B,10Cに対して、次のフェーズ(フェーズ4)に移行する旨を示す段階情報を送信する(r34,r35,r36)。通信端末10Cから段階情報を受信することによって、通信端末10A,10B,10Dは、次のフェーズに移行することを認識する。
次に、「フェーズ4」に移行した場合の動作例について説明する。「フェーズ4」の段階においては、図5(d)に示すように、遠隔会議システム1に含まれる全ての通信端末10の間でメッシュ形態の通信セッションが確立している。通信端末10Cから段階情報を受信すると、通信端末10A,10B,10C,10Dはそれぞれ、音データMCの表す音と音データMDの表す音とをクロスフェードさせて放音する。そして、通信端末10A,10B,10C、10Dは、音データMDの表す音を放音した状態で、会議開始時刻まで待機する。
会議の開始時刻になると、通信端末10Dは、会議の開始時刻である旨を示す情報、すなわち「フェーズ4」の次の段階に移行する旨の段階情報を、他の通信端末10A,10B,10Cにそれぞれ送信する(r41,r42,r43)。会議の開始時刻になると、通信端末10A,10B,10C,10Dは、全ての通信端末10から配信される音データをミキシングして放音させることによって、会議の開始時刻である旨を利用者に報知する。この動作例においては、通信端末10A,10B,10C,10Dは、音データMA,MB,MC,MDを全てミキシングして音声処理部17を介してスピーカ18に供給し、スピーカ18から音として放音させる。
以上が遠隔会議システム1の動作例についての説明である。
以上が遠隔会議システム1の動作例についての説明である。
次に、個々の通信端末10が行う通信セッションの確立処理の流れについて、図6に示すフローチャートを参照しつつ以下に説明する。
制御部11は、図6に示す処理を実行する際に、「現フェーズ番号nf」と「リストポインタnl」と「担当フェーズ番号Nfn」と「総フェーズ数Nfall」とを変数として用いる。「現フェーズ番号nf」は、遠隔会議システム1の通信セッション確立処理のその時点の段階を示す情報である。「リストポインタnl」は、リスト記憶領域121に記憶されたリストに含まれる通信端末10のいずれかを指し示す情報である。「担当フェーズ番号Nfn」は、自身の通信端末10が担当するフェーズを示す情報である。「総フェーズ数Nfall」は、フェーズの総数を示す情報である。
なお、以下の説明においては、説明の便宜上、通信セッションを確立する処理を、単に「接続処理」という。
制御部11は、図6に示す処理を実行する際に、「現フェーズ番号nf」と「リストポインタnl」と「担当フェーズ番号Nfn」と「総フェーズ数Nfall」とを変数として用いる。「現フェーズ番号nf」は、遠隔会議システム1の通信セッション確立処理のその時点の段階を示す情報である。「リストポインタnl」は、リスト記憶領域121に記憶されたリストに含まれる通信端末10のいずれかを指し示す情報である。「担当フェーズ番号Nfn」は、自身の通信端末10が担当するフェーズを示す情報である。「総フェーズ数Nfall」は、フェーズの総数を示す情報である。
なお、以下の説明においては、説明の便宜上、通信セッションを確立する処理を、単に「接続処理」という。
まず、通信端末10の制御部11は、予め定められた処理開始時刻(例えば、会議開始時刻の5分前、等)であるか否かを判定し、処理開始時刻でないと判定した場合には、処理開始時刻まで待機する。この判定は、計時部19から、処理開始時刻である旨を示す信号が供給されたか否かによって行われる。すなわち、制御部11は、計時部19からの信号の入力を受け付ける入力受付手段として機能する。ここで、計時部19から制御部11に信号が入力された場合、すなわち、処理開始時刻である場合には(ステップS1)、制御部11は、まず、「現フェーズ番号nf」を「1」にする初期化処理を行う(ステップS2)。すなわち、この実施形態では、予め定められた段階情報として「フェーズ1」を示す段階情報が用いられる。次いで、制御部11は、その会議に対応するリストをリスト記憶領域121から読み出すとともに、リストを参照して、自身の担当フェーズを特定し、特定した担当フェーズを示す「担当フェーズ番号Nfn」をRAMに記憶する(ステップS3)。
次に、制御部11は、「担当フェーズ番号Nfn」が「1」であるか否かを判定する(ステップS4)。「担当フェーズ番号Nfn」が「1」である場合には、現在のフェーズ(以下、「現フェーズ」という)がその通信端末10の担当フェーズであるということになる。「担当フェーズ番号Nfn」が「1」である場合には(ステップS4;YES)、制御部11は、現フェーズに対応する音データの表す音(現フェーズ曲)をスピーカ18から放音させる。すなわち、制御部11は、音データ記憶領域122から音データを読み出し、音声処理部17に供給する。音声処理部17は、制御部11から供給される音データをデジタルデータからアナログ信号に変換してスピーカ18に供給し、スピーカ18に音として放音させる(ステップS5)。
次いで、制御部11は、「リストポインタnl」の値を、「現フェーズ番号nf」に1を加算した値にする(ステップS6)。具体的には、例えば、「現フェーズ番号nf」が「1」である場合には、「リストポインタnl」の値は「2」となる。
制御部11は、ステップS7〜ステップS12までの処理を繰り返し実行することによって、この「リストポインタnl」で示される通信端末10との間で通信セッションを確立するための処理を行い、「リストポインタnl」をリストの最後まで順番にずらしていく。これにより、制御部11は、リストにおいて自端末より後ろに配置されたすべての通信端末10との間で、通信セッションを確立する。
詳細には、制御部11は、「リストポインタnl」が「総フェーズ数Nfall」より大きいか否か、すなわち「リストポインタnl」がリストの最後尾まで移動したか否かを判定する(ステップS7)。判定結果が否定的である場合には(ステップS7;NO)、制御部11は、「リストポインタnl」によって示される通信端末10に対して、接続処理(通信セッションを確立するための処理)を行う(ステップS8)。すなわち、制御部11は、リスト記憶領域121を参照して、「現フェーズ番号nf」に対応する確立先情報の示す通信端末10(「リストポインタnl」によって指し示される通信端末10)との間で通信セッションを確立するための処理を行う。次いで、制御部11は、ステップS8において確立された通信セッションを用いて、「現フェーズ番号nf」に対応する確立先情報の示す通信端末10(「リストポインタnl」によって指し示される通信端末10)へ、音データ記憶領域122に記憶された音データを送信する(ステップS9)。このとき、制御部11は音データに符号化処理を施してリアルタイム伝送用の音データを生成し、生成した音データをストリーミング配信する。
制御部11は、ステップS7〜ステップS12までの処理を繰り返し実行することによって、この「リストポインタnl」で示される通信端末10との間で通信セッションを確立するための処理を行い、「リストポインタnl」をリストの最後まで順番にずらしていく。これにより、制御部11は、リストにおいて自端末より後ろに配置されたすべての通信端末10との間で、通信セッションを確立する。
詳細には、制御部11は、「リストポインタnl」が「総フェーズ数Nfall」より大きいか否か、すなわち「リストポインタnl」がリストの最後尾まで移動したか否かを判定する(ステップS7)。判定結果が否定的である場合には(ステップS7;NO)、制御部11は、「リストポインタnl」によって示される通信端末10に対して、接続処理(通信セッションを確立するための処理)を行う(ステップS8)。すなわち、制御部11は、リスト記憶領域121を参照して、「現フェーズ番号nf」に対応する確立先情報の示す通信端末10(「リストポインタnl」によって指し示される通信端末10)との間で通信セッションを確立するための処理を行う。次いで、制御部11は、ステップS8において確立された通信セッションを用いて、「現フェーズ番号nf」に対応する確立先情報の示す通信端末10(「リストポインタnl」によって指し示される通信端末10)へ、音データ記憶領域122に記憶された音データを送信する(ステップS9)。このとき、制御部11は音データに符号化処理を施してリアルタイム伝送用の音データを生成し、生成した音データをストリーミング配信する。
次いで、制御部11は、ストリーミング配信の通信状況を確認することにより、ビットレート調整処理を行う(ステップS10)。より具体的には、通信端末10の制御部11は、他端末からストリーミング配信されてくる音データの再生におけるノイズの発生頻度を検出し、検出結果を示す情報を配信元の通信端末10へ送信する。通信端末10の制御部11は、検出結果を示す情報を受信すると、受信した情報に基づいて通信網20の混雑状況を判定し、判定結果に基づいてビットレートを調整する。すなわち、制御部11は、送信処理の処理状況に基づいて、通信網の混雑状況を判定する混雑状況判定手段として機能するとともに、該判定結果に基づいて、符号化処理におけるビットレートを調整するビットレート調整手段として機能する。
次いで、制御部11は、「リストポインタnl」に1を加算し(ステップS11)、「リストポインタnl」がリストの最後尾まで移動したか否かを判定する(ステップS12)。リストの最後尾まで移動していないと判定された場合には(ステップS12;NO)、制御部11は、ステップS8の処理に戻り、次の通信端末10との通信セッション確立処理、ストリーミング配信処理、ビットレート調整処理などを行う(ステップS8,9,10)。
一方、ステップS12において、「リストポインタnl」がリストの最後尾まで移動したと判定された場合には、制御部11は、「現フェーズ番号nf」の示す段階の次の段階を示す段階情報を、他端末へ送信することにより、次のフェーズへの以降を他の全ての通信端末10へ伝える(ステップS13)。このとき、制御部11は、他の通信端末10からストリーミング配信されてくる音データを通信部15を介して順次受信している。制御部11は、現フェーズ曲をスピーカ18から放音させる(ステップS14)。すなわち、制御部11は、「現フェーズ番号nf」に対応する端末IDの示す通信端末10から送信されてくる音データを、音声処理部17を介してスピーカ18に供給し、スピーカ18から放音させる。
次いで、制御部11は、他の通信端末10から、段階情報を受信するまで、すなわち次のフェーズに移行するまで待機する(ステップS15,ステップS16;NO)。他端末から段階情報を受信した場合、すなわち次のフェーズに移行すると判定した場合には(ステップS16;YES)、制御部11は、「現フェーズ番号nf」に1を加算する(ステップS17)。これにより、フェーズが次の段階へ移行される。次いで、制御部11は、「現フェーズ番号nf」が「総フェーズ数Nfall」より大きいか否かを判定する(ステップS18)。現フェーズ数が「総フェーズ数Nfall」より小さいと判定された場合、すなわち次に移行すべきフェーズがある場合には(ステップS18;NO)、制御部11は、ステップS14の処理に戻り、「現フェーズ番号nf」の示すフェーズを担当する通信端末10から送信されてくる音データを、音声処理部17を介してスピーカ18に供給し、スピーカ18から放音させる(ステップS14)。
ステップS15〜ステップS18の処理が繰り返されることによって、フェーズが移行する毎に、スピーカ18から放音される音が切り換わる。
ステップS15〜ステップS18の処理が繰り返されることによって、フェーズが移行する毎に、スピーカ18から放音される音が切り換わる。
一方、ステップS18において、次に移行すべきフェーズがないと判定された場合には(ステップS18;YES)、制御部11は、その時点において放音中の音の放音を停止させ、通信セッションが確立されている全ての通信セッションから送信されてくる音データを、音声処理部17に供給する。音声処理部17は、制御部11から供給される音データをミキシングしてスピーカ18に供給し、スピーカ18から放音させる(ステップS19)。
一方、ステップS7において、「リストポインタnl」がリストの最後尾まで移動したと判定された場合には(ステップS7;YES)、制御部11は、会議の開始時刻がくるまで待機する(ステップS20),(ステップS21;NO)。制御部11は、計時部19からの信号により会議の開始時刻になったか否かを判定し、開始時刻であると判定した場合には(ステップS21;YES)、制御部11は、会議の開始時刻である旨を示す情報、すなわちフェーズが移行する旨を示す情報を、他の通信端末10に対して送信することによって、最終フェーズへの移行を他の全ての通信端末10へ伝える(ステップS22)。
ステップS4において、自端末の「担当フェーズ番号Nfn」が「1」でない場合には(ステップS4;NO)、制御部11は、他の通信端末10から通信セッションの確立要求を受けるまで待機する。通信セッションの確立要求を示す確立要求メッセージを受信すると、制御部11は、確立要求メッセージを送信してきた通信端末10との通信セッションの確立処理を行う(ステップS23)。次いで、制御部11は、ステップS23において通信セッションの確立要求メッセージを送信してきた通信端末10、すなわち「現フェーズ番号nf」に対応する通信端末10から送信されてくる音データを音声処理部17を介してスピーカ18に供給し、スピーカ18から放音させる。また、このとき、制御部11は、音データ記憶領域122に記憶された音データ(自フェーズ曲)を、他の通信端末10に対してストリーミング配信する(ステップS24)。次いで、制御部11は、ストリーミング配信の通信状況を確認することにより、ビットレート調整処理を行う(ステップS25)。次いで、制御部11は、段階情報が他の通信端末10から送信されるのを待機する(ステップS26,ステップS27;NO)。段階情報を受信した場合、すなわち次のフェーズに移行すると判定した場合には(ステップS27;YES)、制御部11は、「現フェーズ番号nf」の値に1を加算する(ステップS28)。これにより、フェーズが移行されることとなる。次いで、制御部11は、「現フェーズ番号nf」が「担当フェーズ番号Nfn」と一致するか否か、すなわち、受信された段階情報の示す段階において代表となる通信端末10が自端末であるか否かを判定する(ステップS29)。ステップS29における判定結果が否定的である場合には(ステップS29;NO)、制御部11は、ステップS23の処理に戻り、他の通信端末10から接続されるのを待機する(ステップS23)。一方、ステップS29における判定結果が肯定的である場合には、制御部11は、ステップS5以降の処理を行う。
このように、制御部11は、「現フェーズ番号nf」の示す段階において代表となる通信端末10(マスタ端末)が自端末であるか否かを判定し(ステップS4,ステップS29)、判定結果が肯定的である場合には(ステップS4;YES,ステップS29;YES)、音データ記憶領域122に記憶された音データを音声処理部17を介してスピーカ18に出力する(ステップS5)一方、それ以外の場合には、他の通信端末10から受信する音データであって「現フェーズ番号nf」に対応する代表端末情報の示す通信端末10(マスタ端末)から受信する音データを、音声処理部17を介してスピーカ18に出力する(ステップS14,ステップS24)。
以上説明したようにこの実施形態によれば、遠隔会議システム1は、複数の通信端末10における通信セッションを複数の段階(フェーズ)に分けて順番に確立する。このとき、フェーズが移行する毎に、スピーカ18から放音される音を切り換える。具体的には、この実施形態においては、「フェーズ1」の段階では通信端末10からドラムの演奏音が放音され、「フェーズ2」の段階ではドラムとベースの演奏音が放音される。次いで、「フェーズ3」の段階ではドラム、ベース及びギターの演奏音が放音され、フェーズ4では、ドラム、ベース及びギターの演奏音並びにボーカルの歌唱音声が放音される。このように、フェーズが移行する毎に放音される音が切り換わるから、遠隔会議システム1の利用者は、通信端末10から放音される音を聴取することで、通信セッションの確立処理の進み具合を段階的に把握することができる。具体的には、例えば、「フェーズ2」に対応する音が通信端末10から放音されている場合には、利用者は、その音を聴取することで確立処理の処理段階が「フェーズ2」であることを認識できる。また、フェーズ毎に放音する音を変えることにより、利用者は、通信端末10の周辺にいるだけで、会議の開始時刻が近づいていることを認識できる。
特に、この実施形態では、楽器(又はボーカル)の演奏音(又は歌唱音声)がフェーズが移行する毎に順番に重なっていくように利用者に聴かせることができ、処理の進み具合を利用者により分かり易く報知することができる。
特に、この実施形態では、楽器(又はボーカル)の演奏音(又は歌唱音声)がフェーズが移行する毎に順番に重なっていくように利用者に聴かせることができ、処理の進み具合を利用者により分かり易く報知することができる。
また、この実施形態では、ストリーミング配信される音データを利用してビットレート調整を行うから、伝送路の混み具合も確認でき、ビットレートを調整するためのデータを別途配信する必要がなく、利用者に通信セッションの確立処理の進み具合を報知しつつビットレート調整を行うことができる。
<変形例>
以上、この実施形態について説明したが、この実施形態は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。
(1)上述した実施形態では、4台の通信端末10を有する遠隔会議システム1について説明した。遠隔会議システム1に含まれる通信端末10の数は4に限定されるものではなく、これより多くても少なくてもよい。例えば、図7(a)に示すように、6台の通信端末10を有する遠隔会議システムであってもよい。図7(b)は、図7(a)に示す遠隔会議システムのセッション確立の順番を示すリストである。図7に示す例においても、上述した実施形態と同様に、「フェーズ1」から「フェーズ6」の段階毎に順番に通信セッションの確立処理が行われる。具体的には、「フェーズ1」の段階では、通信端末10Aがマスタ端末として他の通信端末10(通信端末10B,10C,10D,10E,10F)との通信セッションの確立処理を行い、「フェーズ2」の段階では、通信端末10Bがマスタ端末として他の端末(通信端末10C,10D,10E,10F)との通信セッションの確立処理を行う。また、「フェーズ3」の段階では、通信端末10Cがマスタ端末として、他の通信端末10(通信端末10D,10E,10F)との通信セッションの確立処理を行う。同様にして、「フェーズ4」,「フェーズ5」の各段階でも、通信端末10E,10Fがそれぞれマスタ端末として通信セッションの確立処理を行い、メッシュ形態の通信セッションを確立する。
以上、この実施形態について説明したが、この実施形態は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。
(1)上述した実施形態では、4台の通信端末10を有する遠隔会議システム1について説明した。遠隔会議システム1に含まれる通信端末10の数は4に限定されるものではなく、これより多くても少なくてもよい。例えば、図7(a)に示すように、6台の通信端末10を有する遠隔会議システムであってもよい。図7(b)は、図7(a)に示す遠隔会議システムのセッション確立の順番を示すリストである。図7に示す例においても、上述した実施形態と同様に、「フェーズ1」から「フェーズ6」の段階毎に順番に通信セッションの確立処理が行われる。具体的には、「フェーズ1」の段階では、通信端末10Aがマスタ端末として他の通信端末10(通信端末10B,10C,10D,10E,10F)との通信セッションの確立処理を行い、「フェーズ2」の段階では、通信端末10Bがマスタ端末として他の端末(通信端末10C,10D,10E,10F)との通信セッションの確立処理を行う。また、「フェーズ3」の段階では、通信端末10Cがマスタ端末として、他の通信端末10(通信端末10D,10E,10F)との通信セッションの確立処理を行う。同様にして、「フェーズ4」,「フェーズ5」の各段階でも、通信端末10E,10Fがそれぞれマスタ端末として通信セッションの確立処理を行い、メッシュ形態の通信セッションを確立する。
(2)上述した実施形態では、通信端末10の制御部11が、ストリーミング配信する音データの再生具合で回線の太さを判断し、ビットレートを変更する構成としたが、必ずしもビットレートを変更する必要はなく、ビットレートを変更しない構成としてもよい。
(3)上述した実施形態において、あるフェーズでのマスタ端末からの応答がない場合には、予め定められたサーバ装置が、他の通信端末10に通信セッションの確立処理を指示する旨の指示情報を送信してもよい。また、他の通信端末10が、マスタ端末からの確立要求メッセージを、予め定められた時間待機した後、自端末をマスタ端末として処理を続行するようにしてもよい。このように、通信セッションの確立に失敗した場合の処理については、通信端末10の設計等に応じて変更可能である。
(4)上述した実施形態では、通信セッションを確立する順番を示すリストを、通信端末10の記憶部12に予め記憶させておく構成とした。これに代えて、通信セッションの確立処理を開始するタイミングで、予め定められたサーバ装置からリストを受信する構成としてもよい。また、上述した実施形態では、遠隔会議システム1に含まれる複数の通信端末10のそれぞれがリストを記憶している構成としたが、これに代えて、通信セッションの確立処理において最初にマスタ端末となる通信端末10にのみリストを記憶させておく構成としてもよい。この場合は、マスタ端末が、次のフェーズに移行する旨を示す段階情報を他の通信端末10に送信する際に、次のフェーズにおける接続台数と接続先の端末情報とを、次のフェーズでマスタ端末となる通信端末10に送信するようにしてもよい。また、例えば、接続台数や接続先情報を示すパラメータ群を含んだデータを送受信することによって、通信セッションの確立処理を行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、通信端末10を識別する端末情報が順番に並べられて構成されたリストを用いたが、通信セッションを確立する順番を示す情報はこれに限らず、例えば、図8に示すような、複数の通信端末10における通信セッションを複数の段階に分けて順番に確立するための各段階を示す段階情報が、通信端末を示す端末情報と、接続相手となる通信端末を示す相手先情報とに関連付けられて構成されたデータを順番情報として用いてもよい。図8は、順番情報の内容の一例を示す図である。図8に示す例においては、順番情報は、図示のように、「フェーズ番号」と「担当端末ID」と「接続先端末ID」との各項目が、互いに関連付けて記憶されている。これらの項目のうち、「フェーズ番号」の項目には、複数の通信端末10間で通信セッションを複数の段階に分けて順番に確立するための各段階を示すフェーズ番号(段階情報)が記憶されている。「担当端末ID」の項目には、その段階において通信セッション確立処理を行う通信端末(マスタ端末)を示す端末ID(端末情報)が記憶されている。「接続先端末ID」の項目には、その段階において通信セッションを確立すべき接続相手となる通信端末を示す接続先端末ID(接続先情報)が記憶されている。図8に示す例においては、「フェーズ1」から「フェーズ4」までの4段階に分けて、通信端末10間の通信セッションを確立する場合のデータの一例が示されており、「フェーズ1」の段階では、端末IDが「10A」の通信端末10Aが、通信端末10B,10C,10Dとの間で通信セッションを確立する処理を行い、次いで、「フェーズ2」の段階では、通信端末10Bが、通信端末10C,10Dとの間で通信セッションを確立する処理を行う場合のデータの内容を示している。同様にして、「フェーズ3」の段階では、通信端末10Cが、通信端末10Dとの間で通信セッションを確立する処理を行う。この場合は、「フェーズ1」から「フェーズ4」までの段階毎に、順番に通信セッションが確立されることにより、通信端末10A,10B,10C,10Dの間で通信セッションが確立される。
要するに、順番情報は、複数の通信端末10間の通信セッションを複数の段階に分けて順番に確立するための確立処理の順番を示すものであればどのようなものであってもよい。
要するに、順番情報は、複数の通信端末10間の通信セッションを複数の段階に分けて順番に確立するための確立処理の順番を示すものであればどのようなものであってもよい。
(5)上述した実施形態では、最初のフェーズ(フェーズ1)でマスタ端末となる通信端末10Aの制御部11は、計時部19から信号を受信することをトリガとして、通信セッションの確立処理を開始した。通信セッションの確立処理を開始するトリガはこれに限らず、例えば、予め定められたサーバ装置から、通信セッションの確立処理を開始する旨の指示情報を受信することをトリガとしてもよい。また、例えば、制御部11が、操作部14からの操作信号の入力を受け付ける構成として、操作部14から操作信号が入力された場合に、制御部11が、通信セッションの確立処理を開始してもよい。この場合は、利用者によって操作が行われると、通信端末10の制御部11が、通信セッションの確立処理を開始する。要するに、信号の入力を受け付ける入力受付手段は、操作部14からの信号を受信するものであってもよく、また、計時部19からの信号を受信するものであってもよく、また、予め定められたサーバ装置からの指示情報(信号)を受信するものであってもよい。
(6)上述した実施形態では、そのフェーズにおいてマスタ端末である通信端末10が、他の全ての通信端末に、次のフェーズに移行する旨を示す段階情報を送信する構成とした。これに代えて、マスタ端末が、次のフェーズでマスタ端末となる通信端末に、次のフェーズへ移行する旨を示す情報を送信する構成としてもよい。
(7)上述した実施形態では、フェーズが移行した場合に音をクロスフェードさせる構成としたが、必ずしもクロスフェードさせる必要はなく、クロスフェードさせない構成としてもよい。
(8)上述した実施形態では、会議の開始時刻になると、全ての通信端末10からストリーミング配信されてくる音データをミキシングして放音することによって、会議の開始時刻である旨を利用者に報知した。会議の開始時刻である旨を報知する態様はこれに限らず、例えば、一定時間経過後に音をフェードアウトさせることによって報知してもよく、また、例えば、拍子を表す音を放音することによって報知してもよい。また、例えば、「会議の開始時刻です」といった、音声メッセージを放音してもよく、また、表示ディスプレイにその旨を表示してもよい。要するに、会議の開始を報知する態様であればどのようなものであってもよい。
(9)上述した実施形態ではメッシュ形態の通信セッションを確立する場合について説明したが、本発明はメッシュ形態の通信セッションに限定されるものではなく、複数の通信端末間の通信セッションを複数の段階に分けて順番に確立するものであればどのような形態であってもよい。
また、上述した実施形態では、1フェーズにつき1台の通信端末がマスタ端末となる場合について説明した。1フェーズに対応するマスタ端末の台数は1台に限らず、複数であってもよい。
また、上述した実施形態では、1フェーズにつき1台の通信端末がマスタ端末となる場合について説明した。1フェーズに対応するマスタ端末の台数は1台に限らず、複数であってもよい。
(10)上述した実施形態においては、マスタ端末は、自端末に記憶されている音データに応じた音を放音させた後に、他の通信端末10との通信セッションを確立する処理を行った。本発明における処理の順序は上述した実施形態で示したものに限らず、例えば、通信セッションを確立した後に、自端末に記憶されている音データを放音する構成としてもよい。要するに、マスタ端末は、自端末に記憶された音データに応じた音を放音する処理と、他の通信端末10との間で通信セッションの確立を行うための処理と、次の段階を示す段階情報を他端末へ送信する処理とを行えばよく、その順序はどのようなものであってもよい。
(11)通信端末10の音データ記憶領域121に記憶される音データは、上述した実施形態で示したようなドラムなどの演奏音を表すデータや、歌唱音声を表すデータに限らず、例えば、トランペットやバイオリンなど他の種々の楽器の演奏音を表す音データであってもよい。また、例えば、ある特定の音高の音を表すデータであってもよい。例えば、「ド」、「ミ」、「ソ」、…といったそれぞれの音高の音を表すデータを記憶させておき、フェーズが移行する毎に放音される音高が高くなるような態様であってもよい。例えば、遠隔会議に参加する通信端末10の台数が常に同じ台数である場合には、利用者は、放音される音がある音になったときに会議の開始時刻であることに気付くことができる。なお、この場合には、音データを必ずしもストリーミング配信する必要はない。
また、例えば、「音データMA」としてドラムの演奏音を表すデータを、「音データMB」としてベースの演奏音を表すデータを、「音データMC」としてギターの演奏音を表すデータを、「音データMD」としてボーカルの歌唱音声を表すデータをそれぞれ記憶させておいてもよい。また、通信端末10毎に異なる楽曲を表す音データを記憶させておいてもよい。
要するに、音データ記憶領域121に記憶される音データは、音を表す音データであればどのようなものであってもよい。なお、遠隔会議システム1に含まれる複数の通信端末10のそれぞれで、異なる音データが記憶されていることが好ましい。
要するに、音データ記憶領域121に記憶される音データは、音を表す音データであればどのようなものであってもよい。なお、遠隔会議システム1に含まれる複数の通信端末10のそれぞれで、異なる音データが記憶されていることが好ましい。
また、上述した実施形態では、通信端末10は、段階(フェーズ)が移行する毎に、前の段階の音と次の段階の音とをクロスフェードさせた。これに代えて、通信端末10が、前の段階の音データと次の段階の音データとをミキシングして放音してもよい。すなわち、放音中の音に加えて現フェーズの音を放音してもよい。この場合は、楽器(又はボーカル)の演奏音(又は歌唱音声)が、フェーズが移行する毎に順番に重なっていくように利用者に聴かせることができ、処理の進み具合を利用者により分かり易く報知することができる。要するに、他端末から受信する音データ及び音データ記憶領域122に記憶された音データのうちの、少なくとも現フェーズを表す段階情報に対応する音データを、スピーカ18に出力すればよい。
(12)また、上述した実施形態では、遠隔会議システム1に含まれる全ての通信端末10の音データ記憶領域122に音データを予め記憶させておく構成とした。これに代えて、最初にマスタ端末となる通信端末10にのみ音データを記憶させておく構成としてもよい。この場合は、フェーズが移行する毎に、通信端末10が、受信する音データの表す音を検出し、検出結果に基づいて、音データに対して所定のアルゴリズムに基づいた処理を施して音データを加工し、加工した音データをスピーカ18に出力してもよい。具体的には、例えば、ピアノやギターの音色になるように音データを加工して出力してもよい。
このように、予め記憶された音データをスピーカ18に出力してもよく、また、受信される音データ又は予め定められた音データを加工してスピーカ18に出力してもよい。
このように、予め記憶された音データをスピーカ18に出力してもよく、また、受信される音データ又は予め定められた音データを加工してスピーカ18に出力してもよい。
また、上述した実施形態では、通信端末10は1種類の音データを音データ記憶領域122に記憶していた。これに代えて、複数の音データをフェーズ毎に記憶する構成としてもよい。この場合は、通信端末10の制御部11は、図6に示す通信セッションの確立処理を行う際に、順番情報に基づいて自端末がマスタ端末となるフェーズを特定し、特定したフェーズに対応する音データを用いてストリーミング配信処理や放音処理を行う。この場合は、複数の会議に参加する通信端末10であってマスタ端末となるフェーズが会議毎に異なる通信端末10であっても、それぞれの会議に応じたストリーミング配信処理や放音処理を行うことができる。
(13)上述した実施形態における通信端末10の制御部11によって実行されるプログラムは、磁気テープ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光記録媒体、光磁気記録媒体、RAM、ROMなどの記録媒体に記録した状態で提供し得る。また、インターネットのようなネットワーク経由で通信端末10にダウンロードさせることも可能である。
1…遠隔会議システム、10…通信端末、11…制御部、12…記憶部、13…表示部、14…操作部、15…通信部、16…マイクロフォン、17…音声処理部、18…スピーカ、19…計時部、20…通信網、121…リスト記憶領域、122…音データ記憶領域。
Claims (4)
- 複数の通信端末間における通信セッションを複数の段階に分けて順番に確立するための確立処理の順番を示す順番情報であって、各段階において代表となる通信端末を示す代表端末情報と各段階において通信セッションの確立先となる通信端末を示す確立先情報とを含む順番情報を記憶する順番情報記憶手段と、
音を表す音データを記憶する音データ記憶手段と、
複数の通信端末間における通信セッションを複数の段階に分けて順番に確立するための各段階を示す段階情報を、通信網を介して受信する段階情報受信手段と、
前記段階情報受信手段により受信された段階情報の示す段階において代表となる通信端末が自端末であるか否かを判定する段階判定手段と、
前記段階判定手段による判定結果が肯定的である場合に、前記段階情報受信手段により受信された段階情報に対応する確立先情報を前記順番情報記憶手段から読み出し、読み出した確立先情報の示す通信端末との間で通信セッションを確立するための処理を行う通信セッション確立手段と、
前記通信セッション確立手段により確立された通信セッションを用いて、前記段階情報受信手段により受信された段階情報に対応する確立先情報の示す通信端末へ、前記音データ記憶手段に記憶された音データを送信する音データ送信手段と、
他端末から音データを受信する音データ受信手段と、
前記段階判定手段による判定結果が肯定的である場合には、前記音データ記憶手段に記憶された音データを放音手段に出力する一方、それ以外の場合には、前記音データ受信手段により受信される音データであって前記段階情報受信手段により受信された段階情報に対応する代表端末情報の示す通信端末から受信する音データを前記放音手段に出力する音データ出力手段と、
前記通信セッション確立手段により通信セッションが確立された場合に、前記段階情報受信手段により受信された段階情報の示す段階の次の段階を示す段階情報を他端末へ送信する段階情報送信手段と
を備えることを特徴とする通信端末。 - 信号の入力を受け付ける入力受付手段と、
前記入力受付手段に前記信号が入力された場合に、予め定められた段階に対応する確立先情報を前記順番情報記憶手段から読み出し、読み出した確立先情報の示す通信端末との間で通信セッションを確立するための処理を行う第2の通信セッション確立手段と、
前記第2の通信セッション確立手段により確立された通信セッションを用いて、前記予め定められた段階に対応する確立先情報の示す通信端末へ、前記音データ記憶手段に記憶された音データを送信する第2の音データ送信手段とを備え、
前記音データ出力手段は、前記段階判定手段による判定結果が肯定的である場合又は前記入力受付手段に前記信号が入力された場合に、前記音データ記憶手段に記憶された音データを前記放音手段に出力する一方、それ以外の場合には、前記音データ受信手段により受信される音データであって前記段階情報受信手段により受信された段階情報に対応する代表端末情報の示す通信端末から受信する音データを前記放音手段に出力し、
前記第2の通信セッション確立手段により通信セッションが確立された場合に、前記予め定められた段階情報の示す段階の次の段階を示す段階情報を他端末へ送信する第2の段階情報送信手段
を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。 - 前記音データ送信手段は、前記音データ記憶手段に記憶された音データに符号化処理を施してリアルタイム伝送用の音データを生成して生成した音データを送信し、
前記音データ送信手段の送信処理の処理状況に基づいて、前期通信網の混雑状況を判定する混雑状況判定手段と、
前記混雑状況判定手段による判定結果に基づいて、前記音データ送信手段の符号化処理におけるビットレートを調整するビットレート調整手段と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。 - 複数の通信端末間における通信セッションを複数の段階に分けて順番に確立するための確立処理の順番を示す順番情報であって、各段階において代表となる通信端末を示す代表端末情報と各段階において通信セッションの確立先となる通信端末を示す確立先情報とを含む順番情報を記憶する順番情報記憶手段と、音を表す音データであって前記複数の通信端末のそれぞれで異なる音データを記憶する音データ記憶手段とを備える複数の通信端末を有するシステムを用いた通信セッション確立方法であって、
第1の通信端末が、複数の通信端末間における通信セッションを複数の段階に分けて順番に確立するための各段階を示す段階情報を、通信網を介して受信する第1の工程と、
前記第1の通信端末が、前記受信された段階情報の示す段階において代表となる通信端末が自端末であるか否かを判定し、判定結果が肯定的である場合に、当該段階情報に対応する確立先情報を前記順番情報記憶手段から読み出し、読み出した確立先情報の示す通信端末との間で通信セッションを確立するための処理を行い、確立された通信セッションを用いて前記音データ記憶手段に記憶された音データを送信する第2の工程と、
前記第1の通信端末が、前記音データ記憶手段に記憶された音データを放音手段に出力する第3の工程と、
第2の通信端末が、前記第1の通信端末から前記音データを受信する第4の工程と、
前記第2の通信端末が、受信される音データを放音手段に出力する第5の工程と、
前記第1の通信端末が、前記通信セッション確立処理が完了したときに、前記受信された段階情報の示す段階の次の段階を示す段階情報を、他端末へ送信する第6の工程と
を有することを特徴とする通信セッション確立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006291214A JP2008108117A (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | 通信端末及び通信セッション確立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006291214A JP2008108117A (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | 通信端末及び通信セッション確立方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008108117A true JP2008108117A (ja) | 2008-05-08 |
Family
ID=39441408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006291214A Pending JP2008108117A (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | 通信端末及び通信セッション確立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008108117A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI387305B (zh) * | 2008-09-26 | 2013-02-21 | Legend Beijing Ltd | User terminal communication method and device |
-
2006
- 2006-10-26 JP JP2006291214A patent/JP2008108117A/ja active Pending
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| TWI387305B (zh) * | 2008-09-26 | 2013-02-21 | Legend Beijing Ltd | User terminal communication method and device |
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