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JP2008105015A - ワーククリーニング用のテープカートリッジ - Google Patents

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JP2008105015A
JP2008105015A JP2007230244A JP2007230244A JP2008105015A JP 2008105015 A JP2008105015 A JP 2008105015A JP 2007230244 A JP2007230244 A JP 2007230244A JP 2007230244 A JP2007230244 A JP 2007230244A JP 2008105015 A JP2008105015 A JP 2008105015A
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adhesive tape
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Takuji Okeyui
卓司 桶結
Kazuo Ouchi
一男 大内
Yoshimasa Nishida
佳正 西田
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Nitto Denko Corp
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Abstract

【課題】ワークである基板に付着している異物を粘着テープを用いて的確かつ効率よく除去するのに有効に活用できる基板クリーニング用のテープカートリッジを提供する。
【解決手段】粘着テープTを供給するテープ供給部22と、ワークである基板に貼り付けて剥離した後の粘着テープTを巻取り回収するテープ回収部24と、テープ供給部22とテープ回収部24とを収納するとともに、基板に粘着テープTを貼り付けるためのテープ露出部分を有するハウジング19とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体ウエハ、液晶パネル、多層基板やリードフレームなどのワークに付着しているパーティクルや塵埃などの異物を除去に使用する基板クリーニング用のテープカートリッジに関する。
半導体ウエハなどの基板においては、その表面に形成された半導体素子などの動作確認のための、例えば、アルミニウムなどで形成されたのバンプ電極にプローブ針の先端を擦りつけて酸化膜などを除去して電極との導通をとっている(例えば、特許文献1参照)。
このような検査工程においては、プローブ針の擦りつけによって電極から遊離された酸化膜の破片が異物となって基板に付着残存することになり、その後の工程を経た後に形成されるパッケージとしての信頼性に影響を与えることとなるので、この異物を除去する必要がある。基板に付着残存している異物を除去する手段としては、基板を洗浄する手段、あるいは、粘着テープを基板全面に貼付け剥離して異物を粘着テープに移し取り除去する手段、などが適宜選択されている。
特開平11−133116号公報〔段落(0002)〜(0005)〕
半導体ウエハなどの基板には洗浄耐性のないものがあり、このような基板に対しては粘着テープを基板に貼付け剥離しての異物除去が行われる。しかし、近年、大型、かつ、薄型化傾向にある基板の全面に粘着テープを貼付け剥離する場合、貼付け時の押圧力や、剥離時の剥離応力によって基板を損傷するおそれが高いものとなっている。つまり、粘着テープの慎重な貼付けおよび剥離が要求されて、処理に時間がかかるものとなる。
また、粘着テープの粘着剤である有機物が基板に残留して基板を汚損するおそれがある。さらに、基板全面に粘着テープを貼り付けるために、基板の外径以上の幅の粘着テープを用いる必要があり、大型の基板に対しては多量の粘着テープを使用してしまうので、廃棄物の増量を招くといった問題も生じている。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであって、各種基板やリードフレームなどのワークに付着している異物を粘着テープを用いて的確かつ効率よく除去することができるワーククリーニング用のテープカートリッジを提供することを主たる目的としている。
第1の発明は、粘着テープを供給するテープ供給部と、
ワークに貼り付けて剥離した後の粘着テープを巻取り回収するテープ回収部と、
前記テープ供給部とテープ回収部とを収納するとともに、前記ワークに粘着テープを貼り付けるためのテープ露出部分を有するハウジングと、
を備えたことを特徴とする。
(作用・効果)この構成によれば、ハウジングの一部から露出している粘着テープをワークにおける異物付着部位に局部的に貼り付けて剥離することで、必要以上に広く粘着テープを貼り付けることなく粘着テープからの転写物も極力抑えることができ、異物を粘着テープに移し取り除去することができる。異物を移し取った粘着テープはハウジング内に巻取り回収することで、処理済みの粘着テープから異物が遊離してワークに再付着するようなおそれはない。
第2の発明は、上記第1の発明において、
前記テープ供給部とテープ回収部とを仕切り壁によってハウジング内部に隔絶して構成してあることを特徴とする。
(作用・効果)この構成によれば、巻取り回収する際に処理済みの粘着テープを巻取り回収する際に、粘着テープから異物が遊離したとしても、テープ回収部がテープ供給部と隔絶されているので、遊離した異物が使用前の粘着テープに付着して、ワーク上に持ち込まれることはない。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、
前記テープ露出部分の粘着テープの非粘着面を押圧して、ワークに粘着テープを貼り付ける押圧部材を備えてあることを特徴とする。
(作用・効果)この構成によれば、ハウジングから露出しているテープ部分をワークの異物付着部位に目がけて確実に貼り付けることができる。
第4の発明は、上記第1ないし第3のいずれかの発明において、
前記粘着テープは、粘着面にセパレータが貼り合わされており、前記テープ供給部から供給される粘着テープからセパレータを剥離して回収するセパレータ回収部を備えたことを特徴とする。
(作用・効果)この構成によれば、粘着テープの粘着面を貼り付け処理の直前までセパレータで覆って粘着性能が劣化しない状態で供給することができ、良好な異物の移し取りを行うことができる。
第5の発明は、上記第1ないし第3のいずれかの発明において、
前記粘着テープは、粘着面にセパレータが貼り合わされており、
前記テープ供給部から供給される粘着テープから剥離されたセパレータと、異物を移し取った粘着テープとを貼り合わせる貼合せ機構を備えたことを特徴とする。
(作用・効果)この構成によれば、移し取った異物は、粘着テープとセパレータとにより封じ込められる。したがって、供給される未使用の粘着テープやワークに異物が再付着するのを防止することができる。
第6の発明は、上記第1ないし第3のいずれかの発明において、
前記粘着テープは、基材に粘着層の形成されたものであることを特徴とする。
(作用・効果)この構成によれば、テープ供給用の回転軸と粘着テープを巻き取り回収する回転軸の2本の構成となる。したがって、セパレータ回収部を備えた構成に比べ、構造を簡素化することができる。また、回転軸の同調をとりやすくなる。その結果、巻き取る粘着テープの巻き締まり、弛み、および巻きズレを抑制するの有効となる。
第7の発明は、上記第6の発明において、
前記テープ回収部は、ワークから剥離した粘着テープの粘着面を内側にして巻き取るよう構成してあることを特徴とする。
(作用・効果)この構成によれば、粘着面に移し取られた異物が遊離するおそれがなく、遊離した異物がハウジング内で移動して、使用前の粘着テープに付着したり、ハウジングから出てワークに再付着するようなことを確実に防止できる。
第8の発明は、上記第1ないし第7のいずれかの発明において、
前記粘着テープの繰出しおよび巻取り用の動力を伝達する駆動手段に係合連動される係合部を備えてあることを特徴とする。
(作用・効果)この構成によれば、駆動手段に対しての連動解除および連動連結が容易となるので、カートリッジの取替えのための処理休止時間を短くすますことができ、ワーククリーニング処理の能率アップに有効となる。
第9の発明は、上記第8の発明において、
前記動力伝動を行う駆動室を前記テープ供給部と別室として形成してあることを特徴とする。
(作用・効果)この構成によれば、駆動機構で発生する摩耗粉や潤滑オイルなどの異物が使用前の粘着テープに付着して貼り付け箇所に供給されることを防止することができる。
第10の発明は、上記第1ないし第9のいずれかの発明において、
テープ回収部で巻き取った粘着テープの逆行を阻止する規制手段を備えてあることを特徴とする。
(作用・効果)この構成によれば、巻き取った使用済みの粘着テープが弛んでテープ露出箇所に飛び出してワークに接触し、移し取った異物がワークに再付着することを防止することができる。
第11の発明は、上記第1ないし第10のいずれかの発明において、
前記テープ供給部またはテープ回収部の両回転軸の少なくともいずれかにラチェットを備えたことを特徴とする。
(作用・効果)この構成によれば、テープ供給部とテープ回収部の両回転軸の回転差を吸収させられる。したがって、巻き取る粘着テープの巻き締まり、弛み、および巻きズレを抑制するの有効に機能する。
以上のように、本発に係るワーククリーニング用のテープカートリッジによると、ワークに付着している異物を的確かつ効率よく除去するのに有効に活用することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例説明する。なお、本実施例ではワークとして半導体ウエハである基板から異物を除去する場合を例に採って説明するが、本発明のワークとしては、半導体ウエハ以外に液晶パネル、多層基板などの各種基板およびリードフレームなども含まれる。
図1は、本発明の1実施例形態に用いる基板クリーニング装置の側面図、図2は、基板クリーニング装置の平面図である。
本発明に係る基板クリーニング方法を実行する基板クリーニング装置が、図1に基本構成が示されている。この基板クリーニング装置は、基板である半導体ウエハwを位置決め載置して吸着保持するチャックテーブル1とクリーニングユニット2とを備えている。
図1および図2に示すように、チャックテーブル1は、前後移動可能な可動台3の上に案内レール4を介して左右に水平移動可能に支持されており、サーボ機能付きのモータ5で正逆転駆動される送りネジ6によって駆動移動される。可動台3は、基台7の上に案内レール8を介して前後に水平移動可能に支持されており、サーボ機能付きのモータ9で正逆転駆動されるる送りネジ10によって駆動移動される。
クリーニングユニット2は、基台7に立設された支柱11、この支柱11の上端から前方に向けて片持ち延出されたブーム12、ブーム12の先端部に備えられた案内枠13、案内枠13に上下移動可能に支持された昇降台14、昇降台14に支点x周りに上下揺動可能に支持されたブラケット15、このブラケット15に脱着可能に連結されたテープカートリッジ16などから構成されている。昇降台14は、モータ17によって上下にネジ送り駆動され、ブラケット15はエアーシリンダ18によって上下に揺動駆動されるようになっている。
図3〜5に示すように、テープカートリッジ16のハウジング19は側面形状が略三角形に形成されている。その内部は、3分割構造に構成されている。つまり、その内部が隔壁20でテープ幅方向に2室に隔絶されるとともに、隔壁20の正面側において、仕切り壁21によって、さらにテープ供給部22、セパレータ回収部23、およびテープ回収部24に仕切られている。
図3において下部に位置するテープ供給部22は前後に長く形成され、その後部にテープ供給軸25が配備されるとともに、テープ供給部22の前端部に押圧部材26が装備されている。また、テープ供給部22の後部上方に形成されたセパレータ回収部23にセパレータ回収軸27が配備されている。さらに、テープ供給部22の前部上方に形成されたテープ回収部24にテープ回収軸28が配備されている。
テープ供給軸25に、セパレータ付きの粘着テープTを巻回した供給リール29が外嵌装着されている。セパレータ回収軸27には、粘着テープTから剥離されたセパレータsを巻き取るセパレータ回収リール30が、セパレータ回収軸27と一体回動可能に装着されている。さらに、テープ回収軸28には、供給リール29から引き出された粘着テープTを巻き取るテープ回収リール31がテープ回収軸28と一体回動可能に装着されている。
供給リール29において、粘着テープTから剥離されたセパレータsは、ガイドロール32で案内されてセパレータ回収リール30に導かれる。セパレータsが剥離された粘着テープTは、ガイドロール33で案内されて、粘着面が下向き状態で押圧部材26に導かれ、押圧部材26の下面に受け止められて斜め上方の進行方向に後退する側に折り返し案内されるとともに、この粘着テープTがガイドロール33を介してテープ回収リール31に導かれるようになっている。
押圧部材26は、テープ供給部22の前端下面に形成された開口34から少し突出するように設けられ、押圧部材26に非粘着面がわから受け止められた粘着テープTの下向き粘着面が開口34から露出されるようになっている。
図4および図5に示すように、隔壁20の背面側には、外部と完全に隔絶された駆動室35が形成されている。この駆動室35には、セパレータ回収軸27、テープ回収軸28、および外部からの回転動力を受ける駆動軸36が支架されるとともに、駆動軸36とセパレータ回収軸27およびテープ回収軸28を駆動するための伝動機構37が収容されている。
伝動機構37は、セパレータ回収軸27およびテープ回収軸28のそれぞれに一体連結したギヤ38,39を、駆動軸36に一体連結したピニオンギヤ40に咬合させた構造となっている。図5に示すように、駆動軸36の一端はハウジング19の背面外部に露出されており、駆動軸36の突出端に設けられた溝状の係合部36aが、ブラケット15に装着されたモータ41の出力軸42に同心状に係合連動されている。
この伝動機構37は、図4において、モータ41によってピニオンギヤ40が時計方向に回動することで、テープ回収軸28が反時計方向に回動されて粘着テープTがテープ回収リール31に巻き取られるとともに、テープ供給リール29から粘着テープTが引き出される。これと同時にセパレータ回収軸27も反時計方向に同調回動されてセパレータsがセパレータ回収リール30に巻き取られる。
次に、上記構成を有する基板クリーニング装置を用いて、異物除去処理工程を図6に示す概略フローチャートに沿って説明する。
基板wは先ず適宜仕様の異物検査装置44(図2参照)に搬入され(ステップ1)、基板wの表面全面が走査されて(ステップ2)、異物の有無、および、異物の付着部位の位置情報が取得され、取得された情報は基板クリーニング装置の制御装置43(図2参照)に転送される(ステップ3)。
異物の付着が検出された基板wは基板クリーニング装置に移載され、チャックテーブル1に所定の姿勢で位置決め載置されて吸着保持される。この場合、クリーニングユニット2におけるテープカートリッジ16は上方位置に待機している(ステップ4)。
以下にステップ5における検査情報に基づく異物除去処理が行われる。チャックテーブル1に保持された基板wに関するデータが制御装置43によって読み出され、このデータに含まれる異物付着位置まで移動量をモータ5,9の回転量に変化された信号に基づいてモータ5,9が作動し、チャックテーブル1が前後左右に水平移動される。つまり、上方位置に待機しているテープカートリッジ16の下方に異物付着部位が位置するように基板wの位置決めが行われる。次にモータ17が作動し、昇降台14が下限まで下降されて、図7に示すように、異物付着部位の直上に押圧部材26が対向される。
次に、エアーシリンダ18が作動してテープカートリッジ16が支点x周りに下方揺動され、テープカートリッジ16の先端部の開口34に臨んでいる押圧部材26が基板表面に所定の圧力で押し付けられる。つまり、図8に示すように、粘着面nを下向きにして押圧部材26に巻き掛けられた粘着テープTが異物pの付着部位に小面積で貼り付けられる。
異物pの付着が、粘着テープTの繰り出しを静止した状態での露出したテープの貼り付け範囲内に収まる場合には、図9に示すように、テープカートリッジ16が支点x周りに上方揺動されて、貼り付けられた粘着テープTが基板wから剥離される。これによって、基板w上の異物は粘着テープTの粘着面に移し取られる。
テープカートリッジ16が持ち上げられるとモータ41が作動し、図10に示すように、粘着テープTがテープ回収リール31に所定少量だけ巻き取られ、押圧部材26の下面に新たな粘着テープTが供給される。
図11に示すように、異物pの付着が静止状態で露出したテープ貼り付け範囲内に収まらない場合には、図12に示すように、粘着テープTが最前方に在る異物pの付着部位に貼り付けられた後、図13に示すように、チャックテーブル1が前進移動され、基板wが異物付着範囲に応じた量だけ前方に水平移動されるとともに、モータ41が作動して粘着テープTの巻取りが行われる。基板wが前方に移動するに連れて押圧部材26が基板wに対して相対的に後方に移動し、粘着テープTは押圧部材26の下方において基板wの表面に貼り付けられながら、押圧部材26の先端における折り返しに伴って逐次基板wから剥離されてゆく。そして、基板w上の異物pは粘着テープTの粘着面に順次に移し取られてゆく。
所定範囲の異物pが粘着テープTに移し取られるとチャックテーブル1の前進移動が停止され、図14に示すように、テープカートリッジ16が支点x周りに上方揺動されて、貼り付けられた粘着テープTが基板wから剥離される。
この場合、剥離された処理済み粘着テープTは粘着面を上向きにした状態でテープ回収部24に送り込まれ、粘着面を内側にして巻き取られるので、移し取られた異物が粘着面から剥落および飛散してテープカートリッジ16からこぼれ落ちるようなことはない。
次に、次の異物付着部位がテープカートリッジ16の下方に位置するようにチャックテーブル1が移動され、以下、上記作動が繰り返される。
全ての異物付着部位での異物除去が終了すると、昇降台14が待機位置まで上昇復帰されるとともに、処理の済んだ基板wが搬出される(ステップS6)。
以上で、1枚の基板wの異物除去処理が終了し、次の基板wが搬入に備えられる。
なお、テープ供給リール29の粘着テープTが消費されると、テープカートリッジ16を新しいものと交換する。回収したテープカートリッジ16は、リール交換および清掃を行うことで再利用することができる。
以上のように、テープカートリッジ16を利用することにより、基板上の異物pの付着した部分を局部的に狙ってその異物pのみに粘着テープTを貼り付けて移し取り、基板wから除去することができる。したがって、洗浄できない基板に対して、その全面に粘着テープを貼り付ける必要がないので、粘着テープTの貼付け時の押圧力や粘着テープTの剥離時の剥離応力を極力小さく抑えることができる。すなわち、これら影響で基板に損傷を与えるのを抑制することができる。
また、剥離回収した粘着テープTは、テープ回収リール31に粘着面を内側(リール中心軸側)にして巻き取られるので、異物pの離落や飛散が防止される。さらに、テープ回収部24自体が、テープカートリッジ16の内部で仕切り壁21によって、隔絶されているので、例え異物が離落してもテープ供給部22側に飛散して粘着テープTを汚染することがない。
また、テープカートリッジ16は、内部で隔壁20によって駆動室35が隔絶されているので、伝達機構37で発生する摩耗粉や潤滑オイルなどの異物が使用前の粘着テープTに付着して汚染するのを防止することができる。
さらに、粘着テープTの粘着面nを貼り付け処理の直前までセパレータsで覆っておくことができるので、粘着性能が劣化しない状態で供給することができ、良好な異物pの移し取りを行うことができる。
なお、本発明は以下のような形態で実施することも可能である。
(1)テープ回収軸28あるいはセパレータ回収軸27の一方をモータ41に連動連結可能に構成するとともに、ピニオンギヤ40を遊転ギヤに構成して実施することもできる。
(2)テープ回収軸28あるいはセパレータ回収軸27の一方をモータ41に連動連結可能に構成するとともに、両軸28,27をベルトで巻き掛け連動して、テープ回収リール31とセパレータ回収リール30を同調して巻取り方向に回動させることもできる。
(3)上記実施例では、位置固定したテープカートリッジ16に対して、基板wをチャックテーブル1によって水平移動させるようにしているが、逆に、位置固定した基板wに対してテープカートリッジ16を前後左右に移動させる形態で実施することもできる。
(4)粘着テープTの引き出し力を利用してテープ回収軸28およびセパレータ回収軸27を巻取り駆動することも可能である。例えば、回転可能に支架したテープ供給軸25とセパレータ回収軸27とをアイドルギヤを介してギヤ連動して、粘着テープTの引き出しに伴うテープ供給軸25の回動でセパレータ回収軸27を巻取り方向に回動させ、かつ、セパレータ回収軸27とテープ回収軸28とをアイドルギヤを介してギヤ連動して、セパレータ回収軸27の巻取り方向への回動に連動してテープ回収軸28を巻取り方向に回動させることができる。この構成によると、巻取り駆動力を供給する前記モータ41を不要とすることができる。但し、この構成においては、必ず押圧部材26と基板wとを相対水平移動させての貼り付け剥離が必要となるので、基板wを固定させた状態での貼り付け剥離による異物除去処理はできないものとなる。
(5)上記実施例では、粘着テープTから剥離後のセパレータsを個別のセパレータ回収リール30に巻き取り回収していたが、異物除去後の粘着テープTに再度貼り合わせて巻き取り回収するように構成してもよい。例えば、図15に示すように、テープ供給リールから粘着テープTを繰り出すとともに、剥離されたセパレータsを図中上部に案内し、仕切り壁21の間隙を通過させてテープ回収部24に導く。このセパレータsを、さらにニップローラ50に導き、異物を移し取った粘着テープTと貼り合わせてテープ回収リール30に巻き取る。なお、ニップローラ50は、本発明の貼合せ機構に相当する。
この構成によれば、粘着テープTに移し取られた異物が粘着テープTとセパレータsにより封じ込まれるので、テープカートリッジ内で再度飛散することがない。すなわち、テープ供給リール31から供給される未使用の粘着面が異物によって汚染されるのを防止することができる。
(6)上記実施例では、押圧部材26にブロック状のものを利用していたが、図16に示すように、粘着テープTの幅方向の位置決めおよびガイドとして機能する側壁45を設けた構成にしてもよい。この場合、テープカートリッジ16を揺動させたときに、側壁45の先端側を切欠いて粘着テープTの露出面が基板Tに貼り付けやすいように構成することが好ましい。
(7)上記実施例では、テープカートリッジ16に押圧部材26を備えた構成であったが、押圧部材26を個別に駆動するように別の構成にしてもよい。例えば、図17に示すように、テープカートリッジ16Aを供給側と回収側とが下向きに突き出た形状とし、その両端に亘ってブリッジ状に粘着テープTを露出させ、その非粘着面側に形成された空間に押圧部材26Aを配備するように構成する。つまり、押圧部材26Aをその空間内で昇降させることにより、その先端で粘着テープTの粘着面nを基板上の異物pに局部的に貼り付けるようにできる。
(8)上記実施例において、テープ回収軸28が反転して巻き取った粘着テープTが弛まないように、ギア39の反転を規制する規制手段としてのラッチ機構などを備えた構成としてもよい。または、テープ供給軸25とテープ回収軸27の少なくとも一方にラチェットを取り付ける。この場合、両軸の回転差を吸収することができる。したがって、巻き取る粘着テープの巻き締まり、弛み、および巻きズレを抑制することができる。
(9)上記実施例では、テープカートリッジ16を基板クリーニング装置に装着して自動で基板wから異物pを除去していたが、テープカートリッジ16のみを利用して作業者が手動で基板wから異物pを除去するようにしてもよい。
(10)上記実施例では、セパレータ付きの粘着テープTを利用し、テープ供給部22からの粘着テープTの繰り出しと同時にセパレータsを剥離回収していたが、この粘着テープTに代えて基材に粘着層を形成したセパレータ無しの粘着テープTをリール状に巻回したものを利用してもよい。この場合、テープカートリッジ16としては、例えば、次のように構成することができる。
図18および図19に示すように、ハウジング19の内部を、仕切り壁21によってテープ供給部22とテープ回収部24に仕切る。テープ供給部22は、テープ供給軸25が配備されている。このテープ供給軸25は、遊転自在または適度の回転抵抗が付与されている。
テープ供給部22の前端下面に形成された開口から先端が少し突出するように押圧部材26が設けられている。この押圧部材26に非粘着面側から受け止められた粘着テープTが、下向き粘着面を開口から露出されるようになっている。また、押圧部材26の両側端には、粘着テープ走行時のテープ幅方向のふらつきを規制しながら先端に案内する側壁45が設けられている。
テープ回収部24は、テープ回収軸28にモータ41の出力軸42が直接に連結されている。したがって、モータ41の駆動と連動して粘着テープTを巻上げなら回収するよう構成されている。
このように構成することにより、上記実施例に比べて駆動軸を2軸にすることができるとともに、モータ41の出力軸42をテープ回収軸28に直接に連結することができるので、駆動機構を簡素化することができる。また、駆動軸を2本にすることにより、テープ巻き取り回収時の2軸の回転数の差を吸収(調整)しやすくなる。したがって、テープの巻き締まり、弛み、および巻きズレを抑制しやすくなる。
基板クリーニング装置の側面図である。 基板クリーニング装置の平面図である。 テープカートリッジの縦断側面図である。 テープカートリッジの縦断側面図である。 図3におけるa−a断面図である。 異物除去処理工程のフローチャートである。 異物除去処理作動を示す要部の拡大側面図である。 異物除去処理作動を示す要部の拡大側面図である。 異物除去処理作動を示す要部の拡大側面図である。 異物除去処理作動を示す要部の拡大側面図である。 異物除去処理作動を示す要部の拡大側面図である。 異物除去処理作動を示す要部の拡大側面図である。 異物除去処理作動を示す要部の拡大側面図である。 異物除去処理作動を示す要部の拡大側面図である。 変形例のテープカートリッジを示す側面図である 変形例の押圧部材を示す側面図である。 変形例のテープカートリッジを示す側面図である。 変形例のテープカートリッジの側面図である。 図18におけるa−a断面図である。
符号の説明
16 … テープカートリッジ
20 … 隔壁
22 … テープ供給部
23 … セパレータ回収部
24 … テープ回収部
26 … 押圧部材
36 … 係合部
p … 異物
s … セパレータ
T … 粘着テープ
w … 基板

Claims (11)

  1. 粘着テープを供給するテープ供給部と、
    ワークに貼り付けて剥離した後の粘着テープを巻取り回収するテープ回収部と、
    前記テープ供給部とテープ回収部とを収納するとともに、前記ワークに粘着テープを貼り付けるためのテープ露出部分を有するハウジングと、
    を備えたことを特徴とするワーククリーニング用のテープカートリッジ。
  2. 請求項1に記載のワーククリーニング用のテープカートリッジにおいて、
    前記テープ供給部とテープ回収部とを仕切り壁によってハウジング内部に隔絶して構成した
    ことを特徴とするワーククリーニング用のテープカートリッジ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のワーククリーニング用のテープカートリッジにおいて、
    前記テープ露出部分の粘着テープの非粘着面を押圧して、ワークに粘着テープを貼り付ける押圧部材を備えた
    ことを特徴とするワーククリーニング用のテープカートリッジ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のワーククリーニング用のテープカートリッジにおいて、
    前記粘着テープは、粘着面にセパレータが貼り合わされており、
    前記テープ供給部から供給される粘着テープからセパレータを剥離して回収するセパレータ回収部を備えた
    ことを特徴とするワーククリーニング用のテープカートリッジ。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のワーククリーニング用のテープカートリッジにおいて、
    前記粘着テープは、粘着面にセパレータが貼り合わされており、
    前記テープ供給部から供給される粘着テープから剥離されたセパレータと、異物を移し取った粘着テープとを貼り合わせる貼合せ機構を備えた
    ことを特徴とするワーククリーニング用のテープカートリッジ。
  6. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のワーククリーニング用のテープカートリッジにおいて、
    前記粘着テープは、基材に粘着層の形成されたものである
    ことを特徴とするワーククリーニング用のテープカートリッジ。
  7. 請求項6に記載のワーククリーニング用のテープカートリッジにおいて、
    前記テープ回収部は、ワークから剥離した粘着テープの粘着面を内側にして巻き取るよう構成した
    ことを特徴とするワーククリーニング用のテープカートリッジ。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のワーククリーニング用のテープカートリッジにおいて、
    前記粘着テープの繰出しおよび巻取り用の動力を伝達する駆動手段に係合連動される係合部を備えた
    ことを特徴とするワーククリーニング用のテープカートリッジ。
  9. 請求項8に記載のワーククリーニング用のテープカートリッジにおいて、
    前記動力伝動を行う駆動室を前記テープ供給部と別室として形成した
    ことを特徴とするワーククリーニング用のテープカートリッジ。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のワーククリーニング用のテープカートリッジにおいて、
    テープ回収部で巻き取った粘着テープの逆行を阻止する規制手段を備えた
    ことを特徴とするワーククリーニング用のテープカートリッジ。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のワーククリーニング用のテープカートリッジにおいて、
    前記テープ供給部またはテープ回収部の両回転軸の少なくともいずれかにラチェットを備えた
    ことを特徴とするワーククリーニング用のテープカートリッジ。
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