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JP2008198718A - 樹脂封止型半導体装置 - Google Patents

樹脂封止型半導体装置 Download PDF

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JP2008198718A
JP2008198718A JP2007030581A JP2007030581A JP2008198718A JP 2008198718 A JP2008198718 A JP 2008198718A JP 2007030581 A JP2007030581 A JP 2007030581A JP 2007030581 A JP2007030581 A JP 2007030581A JP 2008198718 A JP2008198718 A JP 2008198718A
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Mitsuhiro Takada
充裕 高田
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Asmo Co Ltd
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Abstract

【課題】モールド樹脂と端子部の合わせ目にモールド樹脂と端子部との剥離が生じることを防止すると共に、端子部のモールド樹脂からの抜けを防止する。
【解決手段】樹脂封止型半導体装置10によれば、端子部26のモールド樹脂20でモールドされた部分には、端子部26の板厚方向に突出するフック部30が設けられている。従って、例えば、熱によってモールド樹脂20が伸縮し、これに伴ってモールド樹脂20に応力が生じた場合でも、フック部30が発揮するフック効果によって、モールド樹脂20と端子部26の合わせ目にモールド樹脂20と端子部26との剥離が生じることを防止できると共に、端子部26のモールド樹脂20からの抜けも防止できる。
【選択図】図2A

Description

本発明は、樹脂封止型半導体装置に係り、特に、半導体素子と電気的に接続されたリードフレームをモールド成形してモールド樹脂と一体化した樹脂封止型半導体装置に関する。
この種の樹脂封止型半導体装置では、リードフレームに設けられた端子部(リード)がモールド樹脂によってモールドされているが、モールド樹脂の保持力が弱い場合には、端子部がモールド樹脂から抜けてしまう虞があった。そこで、従来の技術(例えば、特許文献1、特許文献2参照)では、端子部のモールド樹脂でモールドされた部分に、穴部や突出部等を設け、この穴部や突出部等のフック効果により端子部のモールド樹脂からの抜けを防止するようにしていた。
特許第3130239号公報 特開昭62−229865号公報
しかしながら、上記各従来の技術では、穴部や突出部等のフック効果により端子部のモールド樹脂からの抜けを防止することができるものの、例えば、熱によってモールド樹脂が伸縮し、これに伴ってモールド樹脂に応力が生じた場合には、モールド樹脂と端子部の合わせ目にモールド樹脂と端子部との剥離が生じる虞があった。このため、モールド樹脂とリードフレームの合わせ目にモールド樹脂とリードフレームとの剥離が生じることを防止するためには、改善の余地があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、モールド樹脂とリードフレームの合わせ目にモールド樹脂とリードフレームとの剥離が生じることを防止することが可能な樹脂封止型半導体装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の樹脂封止型半導体装置は、半導体素子と、前記半導体素子と電気的に接続されたリードフレームと、少なくとも前記リードフレームを一体にモールドするモールド樹脂と、前記リードフレームの前記モールド樹脂でモールドされた部分に、前記リードフレームの板厚方向に突出して設けられたフック部と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の樹脂封止型半導体装置によれば、リードフレームのモールド樹脂でモールドされた部分には、リードフレームの板厚方向に突出するフック部が設けられている。従って、例えば、熱によってモールド樹脂が伸縮し、これに伴ってモールド樹脂に応力が生じた場合でも、フック部が発揮するフック効果(すなわち、モールド樹脂の応力に対し抵抗力を発揮すること)によって、モールド樹脂とリードフレームの合わせ目にモールド樹脂とリードフレームとの剥離が生じることを防止できる。
請求項2に記載の樹脂封止型半導体装置は、請求項1に記載の樹脂封止型半導体装置において、前記フック部は、前記リードフレームにおける板厚方向の両側に一対設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の樹脂封止型半導体装置によれば、フック部は、リードフレームにおける板厚方向の両側に一対設けられているので、モールド樹脂がリードフレームに対し板厚方向の両側に剥離されることを防止できる。
請求項3に記載の樹脂封止型半導体装置は、請求項1又は請求項2に記載の樹脂封止型半導体装置において、前記フック部は、前記リードフレームの一部が切り起こされて形成されたことを特徴とする。
請求項3に記載の樹脂封止型半導体装置によれば、フック部は、リードフレームの一部が切り起こされて形成されたものであるので、リードフレームにフック部を容易に形成することができ、しかも、部品点数の増加、ひいてはコストアップも防止できる。
請求項4に記載の樹脂封止型半導体装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の樹脂封止型半導体装置において、前記フック部は、その先端側の部分が前記リードフレームの延在方向に沿って形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の樹脂封止型半導体装置によれば、フック部は、その先端側の部分がリードフレームの延在方向に沿って形成されているので、この先端側の部分でモールド樹脂に対し確実にフック効果を発揮することができる。
請求項5に記載の樹脂封止型半導体装置は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の樹脂封止型半導体装置において、前記リードフレームは、前記モールド樹脂でモールドされた本体部と、前記本体部と別体で構成され、一部が前記モールド樹脂でモールドされ残余部が前記モールド樹脂の外側に突出された端子部と、を有して構成され、前記フック部は、前記端子部の前記一部に設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の樹脂封止型半導体装置によれば、フック部は、リードフレームに本体部と別体で構成された端子部の一部に設けられているので、フック部が発揮するフック効果によって、モールド樹脂と端子部の合わせ目にモールド樹脂と端子部との剥離が生じることを防止できる。
また、フック部は、上述のように、リードフレームの板厚方向に突出して設けられているので、リードフレームの板厚方向だけでなく、リードフレームの延在方向にもフック効果(すなわち、モールド樹脂に対する端子部の相対変位を規制するように抵抗力を発揮すること)を発揮できる。従って、モールド樹脂と端子部との剥離が生じることを防止できることのみならず、端子部のモールド樹脂からの抜けも防止できる。
また、上記課題を解決するために、請求項6に記載の樹脂封止型半導体装置は、半導体素子と、前記半導体素子と電気的に接続されたリードフレームと、少なくとも前記リードフレームを一体にモールドするモールド樹脂と、前記リードフレームの前記モールド樹脂でモールドされた部分に、前記リードフレームの板厚方向に対する傾斜方向を向くように設けられた傾斜面と、を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の樹脂封止型半導体装置によれば、リードフレームのモールド樹脂でモールドされた部分には、リードフレームの板厚方向に対する傾斜方向を向くように傾斜面が設けられている。従って、例えば、熱によってモールド樹脂が伸縮し、これに伴ってモールド樹脂に応力が生じた場合でも、傾斜面が発揮するフック効果(すなわち、モールド樹脂の応力に対し抵抗力を発揮すること)によって、モールド樹脂とリードフレームの合わせ目にモールド樹脂とリードフレームとの剥離が生じることを防止できる。
請求項7に記載の樹脂封止型半導体装置は、請求項6に記載の樹脂封止型半導体装置において、前記傾斜面は、前記リードフレームにおける板厚方向の互いに異なる側にそれぞれ面して一対設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の樹脂封止型半導体装置によれば、傾斜面は、リードフレームにおける板厚方向の互いに異なる側にそれぞれ面して一対設けられているので、モールド樹脂がリードフレームに対し板厚方向の両側に剥離されることを防止できる。
請求項8に記載の樹脂封止型半導体装置は、請求項6又は請求項7に記載の樹脂封止型半導体装置において、前記リードフレームは、前記モールド樹脂でモールドされた本体部と、前記本体部と別体で構成され、一部が前記モールド樹脂でモールドされ残余部が前記モールド樹脂の外側に突出された端子部と、を有して構成され、前記傾斜面は、前記端子部の前記一部に設けられていることを特徴とする。
請求項8に記載の樹脂封止型半導体装置によれば、傾斜面は、リードフレームに本体部と別体で構成された端子部の一部に設けられているので、傾斜面が発揮するフック効果によって、モールド樹脂と端子部の合わせ目にモールド樹脂と端子部との剥離が生じることを防止できる。
請求項9に記載の樹脂封止型半導体装置は、請求項8に記載の樹脂封止型半導体装置において、前記傾斜面は、前記端子部における板厚方向又は幅方向に突出した部分に設けられていることを特徴とする。
請求項9に記載の樹脂封止型半導体装置によれば、傾斜面は、前記端子部における板厚方向又は幅方向に突出した部分に設けられているので、リードフレームの板厚方向だけでなく、リードフレームの延在方向にもフック効果(すなわち、モールド樹脂に対する端子部の相対変位を規制するように抵抗力を発揮すること)を発揮できる。従って、モールド樹脂と端子部との剥離が生じることを防止できることのみならず、端子部のモールド樹脂からの抜けも防止できる。
[第一実施形態]
以下、本発明の第一実施形態について説明する。
図1乃至図3は、本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置10の構成を示す図であり、図1は樹脂封止型半導体装置10の全体平面図、図2A,図2Bは樹脂封止型半導体装置10の要部拡大斜視図、図3A,図3Bは樹脂封止型半導体装置10の要部拡大図である。
はじめに、本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置10の構成について説明する。
図1に示される本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置10は、例えば、自動車に搭載されたモータを駆動するために該モータに一体的に取り付けられる制御回路用の装置である。この樹脂封止型半導体装置10には、回路基板12が設けられている。回路基板12は、セラミックス材料により構成され、その表面に図示しない回路パターンが形成されて構成されている。
回路基板12には、半導体素子14及びその他周辺の電気部品16(例えば、チップ規制など)が実装されている。この半導体素子14及びその他の周辺の電気部品16は、上述の回路基板12の回路パターンに半田付けにより電気的に接続されている。
また、この半導体素子14及びその他の周辺の電気部品16が半田付けされた回路基板12は、リードフレーム18の表面に接着材を用いて固定されている。リードフレーム18は、例えば銅合金等で構成された板が機械加工(例えば、打抜加工)されることにより構成されたものである。また、このリードフレーム18と回路基板12とは、アルミニウム又は金を用いた細線(不図示)により電気的に接続されている。この細線は、ワイヤボンディング工法により配線される。
そして、上述の半導体素子14、その他の周辺の電気部品16、回路基板12、及び、リードフレーム18は、モールド成形されることによってモールド樹脂20により封止されている。
ここで、リードフレーム18は、モールド樹脂20でモールドされた本体部22を有して構成されている。また、本体部22には、この本体部22と一体に構成された端子部24と、本体部22と別体に構成された端子部26とが設けられている。各端子部24,26は、一部がモールド樹脂20でモールドされ残余部がモールド樹脂20の外側に突出されている。そして、この端子部24,26のモールド樹脂20の外側に突出された部分は、それぞれ外部の装置と接続可能とされている。
また、端子部26のモールド樹脂20でモールドされた部分(なるべくモールド樹脂20の縁部20Aに近い部分)には、図1乃至図3に示されるように、端子部26の幅方向に突出する一対の突出部28が設けられている。そして、この突出部28の外方側(モールド樹脂20の縁部20A側)には、端子部26の板厚方向に突出するフック部30が設けられている。フック部30は、端子部26における板厚方向(Z方向)の両側に一対設けられており、それぞれ長手方向中間部で屈曲されることで、その先端側の部分30Aが端子部26の延在方向(X方向)に沿って形成されている。なお、このフック部30は、端子部26の一部が切り起こされて形成されたものである。
次に、本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置10の作用及び効果について説明する。
先ず、本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置10の作用及び効果を明確にするために、比較例に係る樹脂封止型半導体装置50について説明する。図7には、比較例に係る樹脂封止型半導体装置50の要部拡大斜視図が示されている。なお、便宜上、比較例に係る樹脂封止型半導体装置50では、本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置10と同一の構成については同一の符号を用いてある。
この比較例に係る樹脂封止型半導体装置50では、端子部26のモールド樹脂20でモールドされた部分に、端子部26の幅方向に突出する一対の突出部52が設けられている。また、端子部26のモールド樹脂20でモールドされた部分には、板厚方向(Z方向)に貫通する穴部54が設けられている。
しかしながら、この比較例に係る樹脂封止型半導体装置50では、穴部54や突出部52のフック効果により端子部26のモールド樹脂20からの抜けを防止することができるものの、例えば、熱によってモールド樹脂20が伸縮し、これに伴ってモールド樹脂20に応力が生じた場合には、モールド樹脂20と端子部26の合わせ目にモールド樹脂20と端子部26との剥離が生じる虞があった。
これに対し、本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置10によれば、端子部26のモールド樹脂20でモールドされた部分には、端子部26の板厚方向に突出するフック部30が設けられている。従って、例えば、熱によってモールド樹脂20が伸縮し、これに伴ってモールド樹脂20に応力が生じた場合でも、フック部30が発揮するフック効果(すなわち、モールド樹脂20の応力に対し抵抗力を発揮すること)によって、モールド樹脂20と端子部26の合わせ目にモールド樹脂20と端子部26との剥離が生じることを防止できる。
また、フック部30は、端子部26における板厚方向の両側に一対設けられているので、モールド樹脂20が端子部26に対し板厚方向の両側に剥離されることを防止できる。
また、フック部30は、その先端側の部分30Aが端子部26の延在方向(X方向)に沿って形成されているので、この先端側の部分30Aでモールド樹脂20に対し確実にフック効果を発揮することができる。
また、フック部30は、上述のように、端子部26の板厚方向に突出して設けられているので、端子部26の板厚方向(Z方向)だけでなく、端子部26の延在方向(X方向)にもフック効果(すなわち、モールド樹脂20に対する端子部26の相対変位を規制するように抵抗力を発揮すること)を発揮できる。従って、モールド樹脂20と端子部26との剥離が生じることを防止できることのみならず、端子部26のモールド樹脂20からの抜けも防止できる。
また、フック部30は、端子部26の一部が切り起こされて形成されたものであるので、端子部26にフック部30を容易に形成することができ、しかも、部品点数の増加、ひいてはコストアップも防止できる。
次に、本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置10の変形例について説明する。
(第一変形例)
上記実施形態では、フック部30が端子部26における幅方向の両側に一対設けられていたが、例えば、図4A,図4Bに示される変形例のようにしても良い。すなわち、この変形例のように、フック部30は、端子部26における幅方向の両側に一対設けられると共に、端子部26の幅方向中央部に設けられていても良い。このようにしても、モールド樹脂20と端子部26との剥離が生じることを防止できると共に、端子部26のモールド樹脂20からの抜けも防止できる。
(第二変形例)
また、上記実施形態では、フック部30は、それぞれ長手方向中間部で屈曲されることで、その先端側の部分30Aが端子部26の延在方向(X方向)に沿って形成されていたが、例えば、図5A,図5Bに示される変形例のようにしても良い。すなわち、この変形例のように、フック部30は、板厚方向(Z方向)に対する傾斜方向(A方向,B方向)に沿ってそれぞれ直線状に形成されていても良い。
なお、この場合には、フック部30に、端子部26の板厚方向(Z方向)に対する傾斜方向(A方向,B方向)を向くように傾斜面32がそれぞれ設けられる。従って、例えば、熱によってモールド樹脂20が伸縮し、これに伴ってモールド樹脂20に応力が生じた場合でも、傾斜面32が発揮するフック効果(すなわち、モールド樹脂20の応力に対し抵抗力を発揮すること)によって、モールド樹脂20と端子部26の合わせ目にモールド樹脂20と端子部26との剥離が生じることを防止できる。また、この傾斜面32が形成されたフック部30が発揮するフック効果によって、端子部26のモールド樹脂20からの抜けも防止できる。
(その他の変形例)
また、上記実施形態では、フック部30が、リードフレーム18の本体部22と別体に構成された端子部26に設けられていたが、リードフレーム18の本体部22と一体に構成された端子部24に設けられていても良い。このようにすると、モールド樹脂20と端子部24との剥離が生じることを防止できる。
また、上記実施形態では、フック部30が、リードフレーム18の端子部26に設けられていたが、リードフレーム18の本体部22に設けられていても良い。このようにすると、モールド樹脂20とリードフレーム18の本体部22又は端子部24,26との剥離が生じることを防止できる。
また、図5A,図5Bに示される第二変形例では、傾斜面32が、リードフレーム18の本体部22と別体に構成された端子部26に設けられていたが、リードフレーム18の本体部22と一体に構成された端子部24に設けられていても良い。
また、上記第二変形例において、傾斜面32は、リードフレーム18の本体部22に設けられていても良い。このようにすると、モールド樹脂20とリードフレーム18の本体部22又は端子部24,26との剥離が生じることを防止できる。
また、上記実施形態では、半導体素子14が、回路基板12に実装されて回路基板12を介してリードフレーム18と電気的に接続されていたが、回路基板12を省いた上で、リードフレーム18に直接的に実装されてリードフレーム18と電気的に接続されていても良い。
また、上記実施形態では、半導体素子14が、モールド樹脂20でモールドされていたが、モールド樹脂20上に実装されていても良い。
[第二実施形態]
以下、本発明の第二実施形態について説明する。
図6A,図6Bは、本発明の第二実施形態に係る樹脂封止型半導体装置40の構成を示す要部拡大斜視図である。
はじめに、本発明の第二実施形態に係る樹脂封止型半導体装置40の構成について説明する。
本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置40では、モールド樹脂20と端子部26との剥離、及び、端子部26のモールド樹脂20からの抜けを防止するために、端子部26にフック部30が設けられていたが、本発明の第二実施形態に係る樹脂封止型半導体装置40では、本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置10に対し、次のように変形されている。なお、本発明の第二実施形態に係る樹脂封止型半導体装置40において、本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置10と同一の構成については同一の符号を用いることとしてその説明を省略する。
本発明の第二実施形態に係る樹脂封止型半導体装置40では、端子部26に設けられた一対の突出部28の外方側(モールド樹脂20の縁部20A側)に、端子部26の板厚方向(Z方向)に対する傾斜方向(A方向,B方向)を向くように傾斜面34がそれぞれ設けられている。この一対の傾斜面34は、端子部26における板厚方向(Z方向)の互いに異なる側にそれぞれ面して設けられている。つまり、一方の傾斜面34は、板厚方向の一方側(Z1側)に面して設けられており、他方の傾斜面34は、板厚方向の他方側(Z2側)に面して設けられている。
また、端子部26のモールド樹脂20でモールドされた部分には、板厚方向(Z方向)に貫通する穴部36が設けられている。
次に、本発明の第二実施形態に係る樹脂封止型半導体装置40の作用及び効果について説明する。
本発明の第二実施形態に係る樹脂封止型半導体装置40によれば、端子部26のモールド樹脂20でモールドされた部分には、端子部26の板厚方向(Z方向)に対する傾斜方向(A方向,B方向)を向くように傾斜面34が設けられている。従って、例えば、熱によってモールド樹脂20が伸縮し、これに伴ってモールド樹脂20に応力が生じた場合でも、傾斜面34が発揮するフック効果(すなわち、モールド樹脂20の応力に対し抵抗力を発揮すること)によって、モールド樹脂20と端子部26の合わせ目にモールド樹脂20と端子部26との剥離が生じることを防止できる。
また、傾斜面34は、端子部26における板厚方向の互いに異なる側(Z1側,Z2側)にそれぞれ面して一対設けられているので、モールド樹脂20が端子部26に対し板厚方向の両側に剥離されることを防止できる。
また、傾斜面34は、端子部26の幅方向に突出した突出部28に設けられているので、端子部26の板厚方向(Z方向)だけでなく、端子部26の延在方向(X方向)にもフック効果(すなわち、モールド樹脂20に対する端子部26の相対変位を規制するように抵抗力を発揮すること)を発揮できる。従って、モールド樹脂20と端子部26との剥離が生じることを防止できることのみならず、端子部26のモールド樹脂20からの抜けも防止できる。
また、端子部26のモールド樹脂20でモールドされた部分には、板厚方向(Z方向)に貫通する穴部36が設けられている。従って、端子部26のモールド樹脂20からの抜けをより一層防止できる。
次に、本発明の第二実施形態に係る樹脂封止型半導体装置40の変形例について説明する。
上記実施形態では、傾斜面34が、端子部26の幅方向に突出した突出部28に設けられていたが、端子部26に板厚方向(Z方向)に突出する突出部が設けられ、この突出部に傾斜面34が設けられていても良い。このようにしても、モールド樹脂20と端子部26との剥離が生じることを防止できると共に、端子部26のモールド樹脂20からの抜けも防止できる。
また、上記実施形態では、傾斜面34が、リードフレーム18の本体部22と別体に構成された端子部26に設けられていたが、リードフレーム18の本体部22と一体に構成された端子部24に設けられていても良い。このようにすると、モールド樹脂20と端子部24との剥離が生じることを防止できる。
また、傾斜面34は、リードフレーム18の本体部22に設けられていても良い。このようにすると、モールド樹脂20とリードフレーム18の本体部22又は端子部24,26との剥離が生じることを防止できる。
本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置の構成を示す全体平面図である。 本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置の構成を示す要部拡大斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置の構成を示す要部拡大斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置の構成を示す要部拡大側面図である。 本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置の構成を示す要部拡大正面図である。 本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置の第一変形例の構成を示す要部拡大側面図である。 本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置の第一変形例の構成を示す要部拡大正面図である。 本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置の第二変形例の構成を示す要部拡大側面図である。 本発明の第一実施形態に係る樹脂封止型半導体装置の第二変形例の構成を示す要部拡大正面図である。 本発明の第二実施形態に係る樹脂封止型半導体装置の構成を示す要部拡大斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る樹脂封止型半導体装置の構成を示す要部拡大斜視図である。 比較例に係る樹脂封止型半導体装置の構成を示す要部拡大斜視図である。
符号の説明
10,40…樹脂封止型半導体装置、12…回路基板、14…半導体素子、16…電気部品、18…リードフレーム、20…モールド樹脂、22…本体部、24,26…端子部、28…突出部、30…フック部、32,34…傾斜面

Claims (9)

  1. 半導体素子と、
    前記半導体素子と電気的に接続されたリードフレームと、
    少なくとも前記リードフレームを一体にモールドするモールド樹脂と、
    前記リードフレームの前記モールド樹脂でモールドされた部分に、前記リードフレームの板厚方向に突出して設けられたフック部と、
    を備えたことを特徴とする樹脂封止型半導体装置。
  2. 前記フック部は、前記リードフレームにおける板厚方向の両側に一対設けられていることを特徴とする請求項1に記載の樹脂封止型半導体装置。
  3. 前記フック部は、前記リードフレームの一部が切り起こされて形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樹脂封止型半導体装置。
  4. 前記フック部は、その先端側の部分が前記リードフレームの延在方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の樹脂封止型半導体装置。
  5. 前記リードフレームは、
    前記モールド樹脂でモールドされた本体部と、
    前記本体部と別体で構成され、一部が前記モールド樹脂でモールドされ残余部が前記モールド樹脂の外側に突出された端子部と、
    を有して構成され、
    前記フック部は、前記端子部の前記一部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の樹脂封止型半導体装置。
  6. 半導体素子と、
    前記半導体素子と電気的に接続されたリードフレームと、
    少なくとも前記リードフレームを一体にモールドするモールド樹脂と、
    前記リードフレームの前記モールド樹脂でモールドされた部分に、前記リードフレームの板厚方向に対する傾斜方向を向くように設けられた傾斜面と、
    を備えたことを特徴とする樹脂封止型半導体装置。
  7. 前記傾斜面は、前記リードフレームにおける板厚方向の互いに異なる側にそれぞれ面して一対設けられていることを特徴とする請求項6に記載の樹脂封止型半導体装置。
  8. 前記リードフレームは、
    前記モールド樹脂でモールドされた本体部と、
    前記本体部と別体で構成され、一部が前記モールド樹脂でモールドされ残余部が前記モールド樹脂の外側に突出された端子部と、
    を有して構成され、
    前記傾斜面は、前記端子部の前記一部に設けられていることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の樹脂封止型半導体装置。
  9. 前記傾斜面は、前記端子部における板厚方向又は幅方向に突出した部分に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の樹脂封止型半導体装置。
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