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JP2008196354A - 燃料噴射ノズル - Google Patents

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JP2008196354A
JP2008196354A JP2007031052A JP2007031052A JP2008196354A JP 2008196354 A JP2008196354 A JP 2008196354A JP 2007031052 A JP2007031052 A JP 2007031052A JP 2007031052 A JP2007031052 A JP 2007031052A JP 2008196354 A JP2008196354 A JP 2008196354A
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JP2007031052A
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Motonari Yarino
素成 鎗野
Tomojiro Sugimoto
知士郎 杉本
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】燃料噴射ノズルから内燃機関の燃焼室に燃料噴射する際に、より効率的に噴霧の微粒化を図ることができる技術を提供する。
【解決手段】ノズルボディ2に複数の噴孔6が同心円状に設けられており、その複数の噴孔6は、ノズルボディ2の中心軸2bに対して入口側から出口側に向かって外側に傾斜して形成されている。そして、燃料噴射の際にノズルボディ2内を流れる燃料の進行方向が各噴孔6に流入する前に一旦、横流れ部8において中心軸2bへ向かう方向に進み、各噴孔6に流入する際には燃料の進行方向が大きく変化する。このような燃料噴射ノズル1において噴孔6が、噴孔6のピッチ円11の内側における内壁の長さが、ピッチ円11の外側の内壁の長さより長くなるように形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関の燃料噴射ノズルの構造に関する。
近時、内燃機関の燃焼室内への燃料の均等噴射を図るために、燃料噴射ノズルの先端に噴孔を多数形成することが行なわれている。さらに、前記複数の噴孔を、燃料噴射ノズルの中心軸に対して、燃料の入口から出口に向かって外側に傾斜させて形成し、燃料噴射時において燃料が噴孔に流入する際に前記燃料の進行方向を大きく変化させる技術が提案されている。
この技術においては、例えば、燃料噴射時においてノズルボディにおけるニードルの着座部からノズルボディのガイド孔先端に向かう燃料を、一旦ノズルボディ中心軸側に横流れさせ、その後外側に傾斜した噴孔に流入させる。そうすることにより、噴孔に流入する際に燃料が噴孔のノズルボディ中心軸側(以下、「内側」ともいう)内壁に優先的に沿うことで、該噴孔中で燃料の流速分布を積極的に発生させることができる。また、噴孔における前記ノズルボディ中心軸と反対側(以下、「外側」ともいう)の内壁では燃料が噴孔壁面から剥離してキャビテーションの発生が促される。このような、噴孔の内側内壁と外側内壁における異なる作用によって、結果燃料が噴孔から噴出した際の噴霧の微粒化を促進することができる。
このような燃料噴射ノズルとしては、該燃料噴射ノズルの先端部をオリフィスプレートによって形成し、該オリフィスプレートに、その燃料入口から燃料出口に向かって、ノズル中心軸に対して傾斜するようにオリフィスを貫通形成し、オリフィスにおいて燃料出口側の噴孔面積を大きく形成し、これにより、オリフィスプレートの強度を確保するとともに噴孔に異物が付着しても燃料噴射量特性の変化を抑制する技術が公知である(例えば、特許文献1を参照。)。
ここで、噴孔の内側の内壁に対しては、内壁の長さを可及的に長くし、燃料を該内側の内壁に充分に長く沿わせる事が望ましいとされており、一方、噴孔の外側の内壁に対しては、内壁の長さが長いと、一度壁面から剥離した燃料の流れが再度壁面に戻るようになるため、内壁の長さがあまり長くない事が望ましいとされている。
これに対し、一般に上記噴孔の内壁の壁面長さは、噴孔全体(全周)に亘って一定となっているため、噴孔の内側内壁と外側内壁における異なる作用のそれぞれを最大限活用しているとは言えず、燃料が噴孔から噴出する際の噴霧微粒化が最適に行なえているとは言えなかった。
特開2001−263205号公報
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、燃料噴射ノズルから内燃機関の燃焼室に燃料噴射する際に、より効率的に噴霧の微粒化を行える技術を提供することである。
上記目的を達成するための本発明は、以下のような燃料噴射ノズルに適用される。すなわち、ノズルボディに複数の噴孔が設けられており、その複数の噴孔は、ノズルボディの
中心軸に対して入口側から出口側に向かって外側に傾斜して形成されている。そして、燃料噴射の際にノズルボディ内を流れる燃料の進行方向が各噴孔に流入する前に一旦、ノズルボディの中心軸へ向かう方向とされ、各噴孔に流入する際には燃料の進行方向が大きく変化するようになっている。
このような燃料噴射ノズルに適用される本発明は、前記噴孔が、前記噴孔における前記ノズルボディの中心軸側(以下、「内側」ともいう)の内壁の長さが、前記ノズルボディの中心軸と反対側(以下、「外側」ともいう)の内壁の長さより長くなるように形成されたことを最大の特徴とする。
より詳しくは、軸方向に設けられたガイド孔の先端に、略円錐状に孔径が細くなる着座部を有し、前記ガイド孔における前記着座部のさらに先端側に複数の噴孔が設けられたノズルボディと、
前記ガイド孔に往復動可能に挿入され、前記ガイド孔内を前進することによって先端に設けられた当接部を前記着座部に当接させて前記噴孔に通じる燃料経路を遮断するとともに前記ガイド孔内を後退することによって前記当接部の前記着座部への当接を解除して前記噴孔に通じる燃料経路を開放するニードルと、を備え、
前記ノズルボディをその中心軸を含む平面で切った断面において、前記噴孔が前記中心軸に対して該噴孔の入口側から出口側に向かって外側に傾斜して形成されるとともに、前記ガイド孔における前記着座部のさらに先端側には、燃料が前記噴孔に流入する前に該燃料の進行方向を一旦前記中心軸へ向かう方向とする横流れ部が形成された燃料噴射ノズルであって、
前記噴孔は、該噴孔における前記中心軸側の内壁の長さが前記中心軸と反対側の内壁の長さより長くなるように形成されたことを特徴とする。
本発明が適用される燃料噴射ノズルにおいては、上記のようにノズルボディに複数の噴孔が設けられている。また、その複数の噴孔は、ノズルボディの中心軸に垂直方向から見た場合に該中心軸に対して、噴孔の入口側から出口側に向かって外側に傾斜して形成されている。さらに、ノズルボディ内の燃料の流路は、着座部のさらに先端側に設けられた横流れ部によって一旦ノズルボディの中心軸方向に向けられている。従って、燃料噴射の際には、燃料は横流れ部において一旦ノズルボディの中心に向かう方向に流れ、その後各噴孔に流入する際にノズルから放射状に噴霧されるべく方向転換する。
このような燃料噴射ノズルにおいては、燃料が各噴孔に流入する際に燃料の進行方向が大きく変わるために、噴孔内の流速分布が大きくなる。具体的には、各噴孔における内側の内壁付近においては流速が大きくなり、各噴孔における外側の内壁付近においては流速が小さくなる。これにより、燃料が噴孔から噴出する際には、流速が大きい領域が限られている状態から一気に燃料が噴出するので、噴孔内の流速分布を均一とした場合と比較して噴霧の微粒化が促進される。
ここで、各噴孔における内側の内壁の長さをより長くすることにより、該内側の内壁に沿う、流速の大きい燃料の流れをより安定して形成させることができる。一方、各噴孔における外側の内壁については、燃料が噴孔に流入する際に内壁から一旦剥離し、その後剥離した燃料の流れが再度内壁に戻ることとなるので、内壁の長さが短い方が、噴出後の燃料の拡散及び微粒化を促進することができる。
従って、本発明においては、前記噴孔は、該噴孔における内側の内壁の長さが、外側の内壁の長さより長くするように形成されることとした。
各噴孔における内側の内壁の長さをより長くすることにより、噴孔に流入した燃料が内
側の内壁に沿う壁面面積を可及的に大きくし、流速の大きな領域を安定して形勢することができる。また、各噴孔における外側の内壁の長さをより短くすることにより、噴孔において一旦外側の内壁から剥離した燃料の流れが再度内壁の壁面に戻る前にそのまま噴出させることができる。従ってより効率よく、各噴孔からの燃料の噴霧の微粒化を促進することができる。
また、本発明においては、前記複数の噴孔は、前記中心軸に対して同心円状に設けられ、
前記噴孔は、前記複数の噴孔におけるピッチ円の内側における前記噴孔の内壁の長さが該ピッチ円の外側における前記噴孔の内壁の長さより長くなるように形成してもよい。
すなわち、噴孔が複数設けられた燃料噴射ノズルにおいては、噴孔が前記ノズルボディの中心軸に対して同心円状に配置されることが多いが、このような場合には、各噴孔において、前記複数の噴孔の配置に係るピッチ円の内側における噴孔の内壁の長さが、ピッチ円の外側における噴孔の内壁の長さより長くなるようにした。
そうすれば、複数の噴孔に対してより簡単に、より均一な条件で、その内側の内壁の長さが外側の内壁の長さより長くなるようにでき、効率よく噴霧の微粒化を促進することができる。
ここで、ピッチ円とは、各噴孔の中心を通る円を意味する。従って、複数の噴孔の配置に係るピッチ円の内側とは、厳密な意味で各噴孔の中心を通る円の内側と考えてもよいし、概略、各噴孔の中心より内側と考えてもよい。
また、本発明においては、前記噴孔における前記中心軸側の前記ノズルボディの厚みを、前記噴孔における前記中心軸と反対側の前記ノズルボディの厚みより厚くすることによって、前記噴孔が、該噴孔における前記中心軸側の内壁の長さが前記中心軸と反対側の内壁の長さより長くなるように形成してもよい。
すなわち、ノズルボディにおいて噴孔の内側に係る部分の厚みを、噴孔の外側に係る部分の厚みより厚くする。そうすれば、より簡単な形状または加工により、該噴孔における前記中心軸側の内壁の長さが前記中心軸と反対側の内壁の長さより長くなるように形成することができる。
また、本発明においては、前記ノズルボディの外壁における前記複数の噴孔の開口部付近に曲率を与えることによって、前記噴孔における前記中心軸側の前記ノズルボディの厚みを、前記噴孔における前記中心軸と反対側の前記ノズルボディの厚みより厚くしてもよい。
そうすれば、ノズル先端の外形をより滑らかな曲面で構成することができ、ノズルボディの強度を確保することができる。従って、ノズルボディの信頼性を向上させることができるとともにより高燃圧での使用が可能となる。
なお、上記した本発明の課題を解決する手段については、可能な限り組み合わせて用いることができる。
本発明にあっては、燃料噴射ノズルから内燃機関の燃焼室に燃料噴射する際に、より効率的に噴霧の微粒化を行うことができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。
図1は本発明が適用される燃料噴射ノズル1の全体断面図である。本実施例の燃料噴射ノズル1(以下ノズル1と言う)は、ノズルボディ2と、このノズルボディ2に内蔵されるニードル3とで構成され、内燃機関の気筒毎に取り付けられるインジェクタ(図示せず)に組み込まれている。
ノズルボディ2には、ニードル3を嵌挿するガイド孔4、燃料通路5、及び噴孔6が設けられている。ガイド孔4の下端部には、円錐状にガイド孔4の径が小さくされることによって着座部7が形成されている。燃料通路5は、ガイド孔4の途中に内径を拡大して形成される燃料溜室9に連通して設けられ、燃料通路5を介して燃料溜室9に高圧燃料が導入される。ニードル3は、ノズルボディ2のガイド孔4に挿入されて、軸方向に進退運動可能に設けられている。
ニードル3の先端部には、燃料噴射ノズル1の閉弁時に着座部7に当接する当接部10が設けられている。そして、ニードル3は、図示しないコイルスプリングによって図中下方に付勢されており、当接部10が着座部7に押し付けられることにより燃料噴射ノズル1が閉弁する。
ニードル3には、やはり図示しない電磁コイルに通電することによって図中上方向の作動力が働くようになっている。この作動力が上述のコイルスプリングによる付勢力より大きくなるとニードル3が上昇して当接部10の着座部7への当接が解除され、燃料噴射ノズル1が開弁する。
図2は、従来の燃料噴射ノズル1の先端付近の拡大断面図である。この従来例においては、ノズルボディ2の先端部に同心円状に4個の噴孔6が形成されている。図2(a)に示すように、燃料噴射ノズル1におけるニードル3の先端と、ガイド孔4の底面との間には、横流れ部8が形成されている。この横流れ部8においては、ニードル3がリフトして燃料噴射ノズル1が開弁した際には、当接部10と着座部7との隙間から流入した燃料が図中水平方向に、ノズルボディ2の中心軸2bに向かって流れるようになっている。
また、噴孔6は、横流れ部8における底面(内壁)8aと、ノズルボディ2の先端部2aとを連通している。なお、噴孔6は、中心軸2bに対して、先端方向に行くに従って広がるように傾斜して形成されている。
ここで、燃料噴射ノズル1の閉弁時は、図示しない燃料ポンプによって圧送された燃料は、ノズルボディ2の燃料通路5から燃料溜室9を経てガイド孔4(ニードル3の周囲に形成される環状の空間)を通り、着座部7に当接している当接部10まで充填されている。この状態から、燃料噴射ノズル1が開弁する際には、前述のようにニードル3がガイド孔4内をリフトして噴孔6に通じる燃料経路を開く。このことにより、着座部7と当接部10との間を通って燃料が横流れ部8に流れ込む。
図2(b)には、横流れ部8及び噴孔6付近の部分をさらに拡大した図を示す。前述のように、ニードル3がリフトすることで燃料噴射ノズル1が開弁した際には、図2(b)に示すように、着座部7と当接部10の隙間を通過した燃料は横流れ部8において、底面8aに沿って、中心軸2bに向かって一旦水平方向に流動する。そして、噴孔6の開口部付近で90度以上方向転換して噴孔6に流入する。ここで燃料経路は上述した、燃料が燃
料通路5から噴孔6に到るまでに通過するべき経路を意味している。
その際、噴孔6内には流速分布が生じる。具体的には、噴孔6に流入する燃料の進行方向の変化が大きいために、噴孔6における中心軸2b側を通過する燃料の流速が大きくなる。そして、噴孔6に流入した燃料は、主に中心軸2b側の内壁に沿って流動し噴出する。従って、この燃料が噴出した際には、噴孔6の一部を集中的に流動していた燃料が一気に外部に開放されることから効率的に拡散し、噴霧の微粒化が促進される。
一方、噴孔6において中心軸2bと反対側を通過する燃料の流速は比較的小さくなる。また、噴孔6における中心軸2bと反対側に流入した燃料は、その慣性によって、一旦噴孔6の中心軸2bの反対側の内壁から剥離する。この際、この流速が小さく、燃料の流れが剥離した領域でキャビテーションが発生する場合がある(以下、この領域を「キャビテーション発生領域6a」ともいう。)。その後、燃料の流れは噴孔6の中心軸2bと反対側の内壁に沿うように戻った後に噴出する。このように、燃料の内壁からの剥離や、キャビテーションの発生によっても、噴孔6からの噴出時における噴霧の微粒化を促進することができる。
そうすると、噴孔6における中心軸2b側の内壁については、内壁の長さが長いほど、前述の流速分布が安定して形成されるため、燃料が噴出した際の微粒化が促進される。一方、噴孔6における中心軸2aの反対側の内壁については、一旦内壁から剥離した燃料の流れが再び内壁に沿うように戻る前に噴出した方が微粒化が促進されるため、内壁の長さが短い方が、燃料が噴出した際の微粒化が促進される。
しかし、図2に示したような従来の燃料噴射ノズル1においては、ノズルボディ2の先端部2aの厚みtは一定値であった。従って、噴孔6の内壁の長さは場所によらず一定となるため、噴孔6の中心軸2b側の内壁と反対側の内壁における異なる作用のそれぞれを最大限活用しているとは言えなかった。その結果、噴孔6から噴出した燃料が最適に微粒化されているとは言えなかった。
そこで、本実施例においては、ノズルボディ2に同心円状に配置されている複数の噴孔6において、ピッチ円より内側の噴孔6の内壁の長さを、ピッチ円より外側の噴孔6の内壁の長さより短くすることとした。
図3には、本実施例における燃料噴射ノズル1の先端付近の構成の例を示す。図3(a)は、この場合の燃料噴射ノズル1の先端付近の拡大断面図である。図3(b)は、横流れ部8及び噴孔6付近の部分をさらに拡大した図である。この例では、図3(b)に示すように、ノズルボディ2の先端部2aの、噴孔6のピッチ円11の内側(中心軸2b側)の厚みをtからt1に厚くし、噴孔6のピッチ円11の外側(中心軸2bの反対側)の厚みをtからt2に薄くすることにより、各噴孔6における内側(中心軸2b側)の内壁の長さを外側(中心軸2bの反対側)の内壁の長さより長くした。
こうすることにより、図3(b)に示すように、噴孔6の内側(中心軸2b側)を流動する燃料については、より安定して内壁に沿わせることができる。また、噴孔6の外側(中心軸2bと反対側)を流動する燃料については、一旦内壁から剥離した後、再度内壁に沿うように戻る前に噴出させることができる。その結果、より効率的に燃料の噴霧の微粒化を促進することができる。また、図4には、本実施例における燃料噴射ノズル1を軸方向先端側から見た場合の図を示す。図を見て分かるように本実施例によれば、より簡単な加工によって、各噴孔6の内側(中心軸2b側)の内壁の長さを外側(中心軸2bの反対側)の内壁の長さより長くすることができる。
次に、図5には、本実施例における燃料噴射ノズル1の先端付近の構成の他の例を示す。この例では、ノズルボディ2の先端部2a全体に曲率をつけることにより、各噴孔6の内側(中心軸2b側)の内壁の長さを外側(中心軸2bの反対側)の内壁の長さより長くした。こうすれば、ノズルボディ2の先端部2aにおける厚みの急激な変化を抑制できる。その結果、ノズルボディ2の先端部2aの強度を確保しつつ、各噴孔6からの燃料噴霧の微粒化を促進することができる。
なお、上記の実施例においては、ノズルボディ2の先端部2aの形状として、ピッチ円11を境としてノズルボディ2の厚みtを2段階に変更する例と、ノズルボディ2の先端部2a全体に曲率をつける例について説明したが、噴孔6の内側の内壁の長さを外側の内壁の長さより長くするための先端部2aの形状はこれらに限られない。例えば、先端部2a全体をテーパ状に形成するなど、本発明の効果が得られる範囲での変更は可能である。
ノズルボディ2の厚みtを噴孔6の内側と外側で2段階に変更する例においても、その境界線はピッチ円11である必要はなく、本発明の効果が得られる範囲で適宜変更してよい。
内燃機関における従来の燃料噴射ノズルの全体構成を示す断面図である。 内燃機関における従来の燃料噴射ノズルの先端付近の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施例における燃料噴射ノズルの先端付近の概略構成の第1の例を示す断面図である。 本発明の実施例における燃料噴射ノズルの先端付近の第1の例を軸方向先端側から見た図である。 本発明の実施例における燃料噴射ノズルの先端付近の概略構成の第2の例を示す断面図である。
符号の説明
1・・・燃料噴射ノズル
2・・・ノズルボディ
2a・・・先端部
2b・・・中心軸
3・・・ニードル
4・・・ガイド孔
5・・・燃料通路
6・・・噴孔
6a・・・キャビテーション発生領域
7・・・着座部
8・・・横流れ部
9・・・燃料溜室
10・・・当接部
11・・・ピッチ円

Claims (4)

  1. 軸方向に設けられたガイド孔の先端に、略円錐状に孔径が細くなる着座部を有し、前記ガイド孔における前記着座部のさらに先端側に複数の噴孔が設けられたノズルボディと、
    前記ガイド孔に往復動可能に挿入され、前記ガイド孔内を前進することによって先端に設けられた当接部を前記着座部に当接させて前記噴孔に通じる燃料経路を遮断するとともに前記ガイド孔内を後退することによって前記当接部の前記着座部への当接を解除して前記噴孔に通じる燃料経路を開放するニードルと、を備え、
    前記ノズルボディをその中心軸を含む平面で切った断面において、前記噴孔が前記中心軸に対して該噴孔の入口側から出口側に向かって外側に傾斜して形成されるとともに、前記ガイド孔における前記着座部のさらに先端側には、燃料が前記噴孔に流入する前に該燃料の進行方向を一旦前記中心軸へ向かう方向とする横流れ部が形成された燃料噴射ノズルであって、
    前記噴孔は、該噴孔における前記中心軸側の内壁の長さが前記中心軸と反対側の内壁の長さより長くなるように形成されたことを特徴とする燃料噴射ノズル。
  2. 前記複数の噴孔は、前記中心軸に対して同心円状に設けられ、
    前記噴孔は、前記複数の噴孔におけるピッチ円の内側における前記噴孔の内壁の長さが該ピッチ円の外側における前記噴孔の内壁の長さより長くなるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射ノズル。
  3. 前記噴孔における前記中心軸側の前記ノズルボディの厚みを、前記噴孔における前記中心軸と反対側の前記ノズルボディの厚みより厚くすることによって、前記噴孔が、該噴孔における前記中心軸側の内壁の長さが前記中心軸と反対側の内壁の長さより長くなるように形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の燃料噴射ノズル。
  4. 前記ノズルボディの外壁における前記複数の噴孔の開口部付近に曲率を与えることによって、前記噴孔における前記中心軸側の前記ノズルボディの厚みを、前記噴孔における前記中心軸と反対側の前記ノズルボディの厚みより厚くしたことを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射ノズル。
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JP2009215981A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Denso Corp 燃料噴射弁

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