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JP2005113889A - 燃料噴射ノズル - Google Patents

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JP2005113889A JP2003352940A JP2003352940A JP2005113889A JP 2005113889 A JP2005113889 A JP 2005113889A JP 2003352940 A JP2003352940 A JP 2003352940A JP 2003352940 A JP2003352940 A JP 2003352940A JP 2005113889 A JP2005113889 A JP 2005113889A
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Yusuke Motoe
勇介 本江
Masaaki Kato
正明 加藤
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Abstract

【課題】噴射期間を増加させず、かつ噴射圧力も増加させないで噴射燃料の微粒化を促進できる燃料噴射ノズル1を提供することにある。
【解決手段】燃料噴射ノズル1のニードル先端部4に、環状に形成された周方向凹部16、および周方向凹部16よりも上流に形成された2以上の溝17からなる流れ攪乱手段を備える。なお、溝17は、周方向凹部16への開口部に向かい互いの間隔が小さくなっている。これにより、燃料は第2燃料通路15を通過するときに流れが乱され、流れ同士の衝突、およびキャビテーションによる気泡の発生と崩壊が生じる。このため、サック室9内における燃料の乱流エネルギーが増加するので、燃料は強い乱れを伴って噴射される。この結果、燃料は従来よりも微粒化されるとともに、噴霧角度も従来よりも大きく広がる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の気筒内に燃料を噴射する燃料噴射ノズルに関するものである。
従来より、直接噴射式内燃機関における燃料の燃焼特性は、燃料噴射ノズルから噴射された噴射燃料の粒径に影響を受けることが知られている。すなわち、噴霧粒径が小さいほど燃料の着火性が向上して良好な燃焼が確保される。これにより、排ガス中の黒煙を低減でき、燃費を向上させることができる。
噴射燃料の微粒化を促進する方法として、例えば噴孔径を縮小するなどの方法が考えられる。しかし、噴孔径を縮小すると噴射期間が長くなるため、黒煙の増加が懸念される。この噴射期間を短縮するために、噴射圧力を増加させることも考えられるが、コスト的にも、また材料強度的にも燃料噴射装置全体にかかる負荷が大きくなってしまう。
そこで、噴射期間も長くさせず、かつ噴射圧力も増加させない微粒化促進方法として、噴孔数を増やし噴霧同士の干渉により微粒化を促進する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、この方法によれば噴霧同士の衝突に伴う燃料粒子の合体も生じ、かえって微粒化が損なわれる場合がある。
特開平8−232809号公報
本発明が解決しようとする課題は、噴射期間を長くさせず、かつ噴射圧力も増加させないで噴射燃料の微粒化を促進することができる燃料噴射ノズルを提供することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の発明によれば、燃料噴射ノズルのニードルの先端部に、噴孔へ向かう燃料の流れを乱す流れ攪乱手段を有する。
これにより、ニードル先端部とシート面との隙間を流れる燃料は流れが乱され、流れ同士の衝突、およびキャビテーションによる気泡の発生と崩壊が生じる。このため、サック室内における燃料の乱流エネルギーが増加するので、燃料は強い乱れを伴って噴射される。この結果、燃料は従来よりも微粒化されるとともに、噴霧角度も従来よりも大きく広がる。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載の発明によれば、流れ攪乱手段は、環状に形成された周方向凹部を具備している。
これにより、ニードル先端部とシート面との隙間を流れる燃料は、この周方向凹部に流れ込み旋回する。この旋回により生じた燃料流が、新たに周方向凹部へ流れ込もうとする燃料流と衝突する。このため、サック室内の燃料の乱流エネルギーを増加させることができる(図11参照)。
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載の発明によれば、流れ攪乱手段は、周方向凹部と、この周方向凹部よりも燃料の流れ方向の上流に形成された2以上の溝とを具備している。また、これらの溝は、周方向凹部と交差するとともに、周方向凹部と交差する開口部に向かうほどに互いの間隔が小さく設定されている。
これにより、溝から流れ出た燃料流は周方向凹部で互いに衝突する(図3参照)。また、溝を流れた燃料は周方向凹部で旋回する。この旋回した燃料流が、溝の外側またはニードル先端部の表面を直線的に流れる燃料流と衝突する(図4参照)。さらに、周方向凹部からニードル先端部とシート面との隙間へ流れ出た燃料流は、はく離を生じキャビテーションによる気泡を発生する。この気泡はサック室内での圧力回復により崩壊する(図3参照)。以上により、サック室内の燃料の乱流エネルギーを増加させることができる。
〔請求項4の手段〕
請求項4に記載の発明によれば、流れ攪乱手段は、周方向凹部と、この周方向凹部よりも燃料の流れ方向の下流に形成された2以上の溝とを具備している。また、これらの溝は、周方向凹部と交差するとともに、サック室への開口部に向かうほどに互いの間隔が小さく設定されている。
これにより、溝から流れ出た燃料流はサック室で互いに衝突する。また、溝の外側またはニードル先端部の表面を流れた燃料はサック室で旋回する。この旋回した燃料流が、溝から直線的に流れ出る燃料流と衝突する(図6参照)。さらに、周方向凹部から溝へ流れ込む燃料流は、ニードル先端部の表面へ流れ出る燃料流よりもはく離を生じやすくキャビテーションによる気泡の発生および崩壊も生じやすい。以上により、サック室内の燃料の乱流エネルギーを増加させることができる。
〔請求項5の手段〕
請求項5に記載の発明によれば、流れ攪乱手段は、周方向凹部と、この周方向凹部よりも燃料の流れ方向の上流に形成された2以上の溝を具備している。また、これらの溝は、周方向凹部と交差するとともに、周方向凹部と交差する開口部に向かうほどに互いの間隔が等しい状態に維持され、周方向凹部に対し傾斜して合流している。
これにより、溝を流れる燃料の流れが、ニードル先端部の周囲を旋回するスワール流を形成する。このスワール流が周方向凹部でニードル先端部の表面を直線的に流れた燃料流と衝突する(図8参照)。以上により、サック室内の燃料の乱流エネルギーを増加させることができる。
〔請求項6の手段〕
請求項6に記載の発明によれば、流れ攪乱手段は、周方向凹部と、この周方向凹部よりも燃料の流れ方向の下流に形成された2以上の溝を具備している。また、これらの溝は、周方向凹部と交差するとともに、サック室への開口部に向かうほどに互いの間隔が等しい状態に維持され、サック室に対し傾斜して合流している。
これにより、溝を流れる燃料の流れが、ニードル先端部の周囲を旋回するスワール流を形成する。このスワール流がサック室でニードル先端部の表面を直線的に流れた燃料流と衝突する(図10参照)。以上により、サック室内の燃料の乱流エネルギーを増加させることができる。
噴射期間を長くさせず、かつ噴射圧力も増加させないで噴射燃料の微粒化を促進するという課題を、燃料噴射ノズルのニードル先端部に形成されたシート面に、噴孔へ向かう燃料の流れを乱す流れ攪乱手段を設けることにより解決した。
〔実施例1の構成〕
実施例1の燃料噴射ノズル1を図面に基づいて説明する。実施例1の燃料噴射ノズル1は、燃料噴射ポンプ(図示せず)により加圧された燃料を、内燃機関の気筒内に噴射供給するノズルである。燃料噴射ノズル1は、図1に示すごとくその軸方向に往復動可能なニードル2と、ニードル2を収容するボディ3とからなる。
ニードル2は、例えば炭素鋼等の金属材料により略丸棒形状に形成されている。このニードル2は、3段の円錐形状面からなる先端部4(以降、ニードル先端部4と呼ぶ)、先端部4と同軸の略円柱状をなす径小部5、径小部5と同軸の略円柱状であって径小部5よりも径大の径大部6とを有する。
ボディ3は、例えば炭素鋼等の金属材料により略円筒形状に形成されている。このボディ3は、内燃機関の気筒内に燃料を噴射するための噴孔7、ニードル先端部4が着座するシート面8、シート面8よりも燃料の流れ方向の下流に設けられて噴孔7により内燃機関の気筒内と連通するサック室9を有する(以下、燃料の流れ方向の上流または下流を、単に上流または下流と呼ぶ)。また、サック室9よりも上流で径小部5を所定の径方向クリアランスを保って収容する軸孔10、さらに軸孔10よりも上流で径大部6を軸方向に往復摺動自在に収容する摺動孔11、軸孔10と摺動孔11との間に形成されて燃料を一時的に蓄える油溜り室12、油溜り室12へ燃料を導く燃料孔13を有する。そして、図1および図3に示すごとく、径小部5と軸孔10との隙間は、油溜り室12からサック室9へ向かう第1燃料通路14をなしている。
またニードル2は、スプリング等のニードル付勢手段(図示せず)の付勢力により、サック室9を閉鎖する方向に、常時、付勢されている。そして、ニードル2は、ニードル先端部4がシート面8に着座することによりサック室9を閉鎖し、ニードル先端部4がシート面8から離脱することによりサック室9を開放する。なお、ニードル先端部4は、油溜り室12および第1燃料通路14の燃料圧力がニードル付勢手段による付勢力より大きくなったときにシート面8から離脱する。また、この離脱によりニードル先端部4とシート面8との間に形成される隙間は、第1燃料通路14からサック室9へ向かう第2燃料通路15をなす。
ニードル先端部4は、第2燃料通路15からサック室9を経由して噴孔7へ向かう燃料の流れを乱す流れ攪乱手段を具備する。流れ攪乱手段は、ニードル先端部4をなす3段の円錐形状面の内、2段目の円錐形状面に設けられている。実施例1の流れ攪乱手段は、図2に示すごとく、環状に形成された周方向凹部16、および周方向凹部16よりも上流に形成された2以上の溝17である。これらの溝17は、周方向凹部16と交差するとともに、周方向凹部16と交差する開口部に向かうほど互いの間隔が小さく設定されている。
また、ニードル先端部4は、シート面8の座部に液密的に接触して第2燃料通路15を遮断するシート部18を具備する。実施例1では、図2に示すごとく、2段目の円錐形状面の最下流部をなす略円環状の稜線(エッジ)がシート部18をなす。これにより、ニードル先端部4がシート面8に着座し、サック室9が閉鎖される。
〔実施例1の作用〕
実施例1の燃料噴射ノズル1の作用を説明する。燃料噴射ポンプから所定の時期に所定量の燃料が吐出されると、この燃料は燃料孔13を経由して油溜り室12および第1燃料通路14に供給される。そして、油溜り室12内および第1燃料通路14内の燃料圧力が、ニードル付勢手段による付勢力よりも大きくなると、ニードル先端部4はシート面8から離脱する。
この離脱により、ニードル先端部4のシート部18がシール面の座部から離れて、第2燃料通路15が開放される。これにより、油溜り室12、第1燃料通路14、第2燃料通路15、サック室9および噴孔7は連通状態となる。そして、油溜り室12→第1燃料通路14→第2燃料通路15→サック室9→噴孔7の順に流れる燃料の流れが形成され、噴孔7から気筒内へ燃料が噴射される。
この燃料の流れにおいて、燃料は第2燃料通路15で流れ攪乱手段により、流れが乱されて、乱流エネルギーが増加させられる。まず、図3に示すごとく、溝17から流れ出た燃料流19は、周方向凹部16で互いに衝突する。また、図4に示すごとく溝17を流れた燃料は、周方向凹部16で旋回する。この旋回した燃料流20が、溝17の外側またはニードル先端部4の表面を直線的に流れる燃料流21と衝突する。さらに、図3に示すごとく、周方向凹部16から第2燃料通路15へ流れ出た燃料流22は、はく離を生じキャビテーションによる気泡を発生する。この気泡はサック室9内での圧力回復により崩壊する。これら流れ同士の衝突と気泡の崩壊とにより燃料の流れが乱されて、燃料の乱流エネルギーが増加する。
〔実施例1の効果〕
実施例1の燃料噴射ノズル1は、ニードル先端部4に流れ攪乱手段を有する。
これにより、燃料は第2燃料通路15を流れるときに流れが乱され、流れ同士の衝突、およびキャビテーションによる気泡の発生と崩壊が生じる。このため、サック室9内における燃料の乱流エネルギーが増加するので、燃料は強い乱れを伴って噴射される。この結果、燃料は従来よりも微粒化されるとともに、噴霧角度も従来よりも大きく広がる。
実施例1の燃料噴射ノズル1の流れ攪乱手段は、環状に形成された周方向凹部16、および周方向凹部16よりも上流に形成された2以上の溝17である。これらの溝17は、周方向凹部16と交差するとともに、周方向凹部16と交差する開口部に向かうほど互いの間隔が小さく設定されている。
これにより、溝17から流れ出た燃料流19同士の衝突、溝17を流れ周方向凹部16で旋回する燃料流20と溝17の外側またはニードル先端部4の表面を直線的に流れる燃料流21との衝突、周方向凹部16から第2燃料通路15へ流れ出た燃料流22における気泡の発生および崩壊が生じる。このため、サック室9内の燃料の乱流エネルギーを増加させることができる。
〔実施例2の構成〕
実施例2の燃料噴射ノズル1の流れ攪乱手段は、図5に示すごとく、周方向凹部16、および周方向凹部16よりも下流に形成された2以上の溝17である。なお、流れ攪乱手段以外の燃料噴射ノズル1の構成は、図1ないし図3に示すとおりとする。溝17は、周方向凹部16と交差するとともに、サック室9への開口部に向かうほどに互いの間隔が小さく設定されている。また、実施例2では、1段目すなわち最上流段の円錐形状面の最下流部をなす略円環状の稜線(エッジ)がシート部18をなす。
〔実施例2の作用〕
実施例2では、まず、溝17から流れ出た燃料流は、サック室9で互いに衝突する。また、図6に示すごとく、溝17の外側またはニードル先端部4の表面を流れた燃料は、サック室9で旋回する。この旋回した燃料流23が、溝17から直線的に流れ出た燃料流24と衝突する。また、周方向凹部16から溝17へ流れ込む燃料流は、ニードル先端部4の表面へ流れ出る燃料流よりもはく離を生じやすくキャビテーションによる気泡の発生および崩壊も生じやすい。
〔実施例2の効果〕
実施例2の燃料噴射ノズル1の流れ攪乱手段は、環状に形成された周方向凹部16、および周方向凹部16よりも下流に形成された2以上の溝17である。これらの溝17は、周方向凹部16と交差するとともに、サック室9への開口部に向かうほどに互いの間隔が小さく設定されている。
これにより、溝17から流れ出た燃料流同士の衝突、溝17の外側またはニードル先端部4の表面を流れサック室9で旋回する燃料流23と溝17から直線的に流れ出た燃料流24との衝突が生じる。また、周方向凹部16から溝17へ流れ込む燃料流はニードル先端部4の表面へ流れ出る燃料流よりも、気泡の発生および崩壊が激しくなる。このため、サック室9内の燃料の乱流エネルギーを増加させることができる。
〔実施例3の構成〕
実施例3の燃料噴射ノズル1の流れ攪乱手段は、図7に示すごとく、周方向凹部16、および周方向凹部16よりも上流に形成された2以上の溝25である。なお、流れ攪乱手段以外の燃料噴射ノズル1の構成は、図1ないし図3に示すとおりとする。溝25は、周方向凹部16と交差するとともに、周方向凹部16と交差する開口部に向かうほどに互いの間隔が等しい状態に維持され、周方向凹部16に対し傾斜して合流している。また、実施例3では、2段目の円錐形状面の最下流部をなす略円環状の稜線(エッジ)がシート部18をなす。
〔実施例3の作用〕
実施例3では、溝25を流れる燃料流が、ニードル先端部4の周囲を旋回するスワール流26を形成する(図8参照)。このスワール流26が、図8に示すごとく、周方向凹部16でニードル先端部4の表面を直線的に流れる燃料流27と衝突する。
〔実施例3の効果〕
実施例3の燃料噴射ノズル1の流れ攪乱手段は、周方向凹部16、および周方向凹部16よりも上流に形成された2以上の溝25である。これらの溝25は、周方向凹部16と交差するとともに、周方向凹部16と交差する開口部に向かうほどに互いの間隔が等しい状態に維持され、周方向凹部16に対し傾斜して合流している。
これにより、ニードル先端部4の周囲を旋回するスワール流26とニードル先端部4の表面を流れた燃料流27との衝突が生じる。このため、サック室9内の燃料の乱流エネルギーを増加させることができる。
〔実施例4の構成〕
実施例4の燃料噴射ノズル1の流れ攪乱手段は、図9に示すごとく、周方向凹部16、および周方向凹部16よりも下流に形成された2以上の溝25である。なお、流れ攪乱手段以外の燃料噴射ノズル1の構成は、図1ないし図3に示すとおりとする。溝25は、周方向凹部16と交差するとともに、サック室9への開口部に向かうほどに互いの間隔が等しい状態に維持され、サック室9に対し傾斜して合流している。また、実施例4では、1段目すなわち最上流段の円錐形状面の最下流部をなす略円環状の稜線(エッジ)がシート部18をなす。
〔実施例4の作用〕
実施例4では、溝25を流れる燃料の流れが、ニードル先端部4の周囲を旋回するスワール流26を形成する(図10参照)。このスワール流26が、図10に示すごとく、サック室9でニードル先端部4の表面を直線的に流れる燃料流27と衝突する。
〔実施例4の効果〕
実施例4の燃料噴射ノズル1の流れ攪乱手段は、周方向凹部16、および周方向凹部16よりも下流に形成された2以上の溝25である。これらの溝25は、周方向凹部16と交差するとともに、サック室9への開口部に向かうほどに互いの間隔が等しい状態に維持され、サック室9に対し傾斜して合流している。
これにより、ニードル先端部4の周囲を旋回するスワール流26とニードル先端部4の表面を流れた燃料流27との衝突が生じる。このため、サック室9内の燃料の乱流エネルギーを増加させることができる。
〔実施例5の構成〕
実施例5の燃料噴射ノズル1の流れ攪乱手段は、図11に示すごとく、周方向凹部16である。また、実施例5では、2段目の円錐形状面の最下流部をなす略円環状の稜線(エッジ)がシート部18をなす。なお、流れ攪乱手段以外の燃料噴射ノズル1の構成は、図1ないし図3に示すとおりとする。
〔実施例5の作用〕
実施例5では、第2燃料通路15を流れる燃料が、周方向凹部16に流れ込み旋回する。この旋回により生じた燃料流28が、新たに周方向凹部16へ流れ込もうとする燃料流29と衝突する。
〔実施例5の効果〕
実施例5の燃料噴射ノズル1の流れ攪乱手段は、周方向凹部16である。
これにより、周方向凹部16に流れ込み旋回した燃料流28と、新たに周方向凹部16へ流れ込もうとする燃料流29との衝突が生じる。このため、サック室9内の燃料の乱流エネルギーを増加させることができる。また、流れ攪乱手段に溝が含まれていないので、ニードル先端部4への流れ攪乱手段の加工が極めて簡単になる。
〔変形例〕
本実施例では、燃料噴射ポンプにより加圧された燃料を内燃機関の気筒内に噴射供給する燃料噴射ノズル1に、本発明が適用されたが、燃料噴射ポンプにより加圧された燃料をコモンレール(蓄圧配管)に蓄圧し、このコモンレール内の燃料を各気筒に噴射供給する蓄圧式燃料噴射装置のインジェクタの燃料噴射ノズルに適用してもよい。
本実施例では、燃料噴射ノズル1は、シート面8よりも下流に噴孔7が形成されたミニサックノズルであったが、シート面8の中でシート部18と面接する部分よりも上流に噴孔7が形成されたVCOノズルに本発明を適用してもよい。
また、実施例1、実施例2、実施例3、および実施例4では溝17、25は直線状に形成されていたが、蛇行していてもよい。また、溝17、25の本数は2以上であれば任意である。
実施例1の燃料噴射ノズルを示す部分断面図である。 実施例1の燃料噴射ノズルのニードル先端部を示す説明図である。 実施例1の燃料噴射ノズルの第2燃料通路における燃料の乱流エネルギー増加を説明する説明図である。 実施例1の燃料噴射ノズルの第2燃料通路における燃料の乱流エネルギー増加を説明する説明図である。 実施例2の燃料噴射ノズルのニードル先端部を示す説明図である。 実施例2の燃料噴射ノズルの第2燃料通路における燃料の乱流エネルギー増加を説明する説明図である。 実施例3の燃料噴射ノズルのニードル先端部を示す説明図である。 実施例3の燃料噴射ノズルの第2燃料通路における燃料の乱流エネルギー増加を説明する説明図である。 実施例4の燃料噴射ノズルのニードル先端部を示す説明図である。 実施例4の燃料噴射ノズルの第2燃料通路における燃料の乱流エネルギー増加を説明する説明図である。 実施例5の燃料噴射ノズルの第2燃料通路における燃料の乱流エネルギー増加を説明する説明図である。
符号の説明
1 燃料噴射ノズル
2 ニードル
3 ボディ
4 ニードル先端部(ニードルの先端部)
7 噴孔
8 シート面
9 サック室
12 油溜り室
14 第1燃料通路
15 第2燃料通路(ニードルの先端部とシート面との隙間)
16 周方向凹部(流れ攪乱手段)
17 溝(流れ攪乱手段)
18 シート部
25 溝(流れ攪乱手段)

Claims (6)

  1. 軸方向に往復動可能なニードルと、
    このニードルの先端部が着座するシート面、およびこのシート面よりも燃料の流れ方向の下流に設けられて噴孔により内燃機関の気筒内と連通するサック室を有するボディとを備え、
    前記ニードルの先端部を前記シート面に着座させることにより、前記サック室を液密的に閉鎖すると共に、前記ニードルの先端部を前記シート面から離脱させることにより、前記サック室を開放して、燃料を前記サック室へ導き、前記噴孔から燃料を噴射させる燃料噴射ノズルにおいて、
    前記ニードルの先端部は、前記ニードルの先端部と前記シート面との隙間から前記噴孔へ向かう燃料の流れを乱す流れ攪乱手段を有することを特徴とする燃料噴射ノズル。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射ノズルにおいて、
    前記流れ攪乱手段は、環状に形成された周方向凹部を具備することを特徴とする燃料噴射ノズル。
  3. 請求項2に記載の燃料噴射ノズルにおいて、
    前記流れ攪乱手段は、前記周方向凹部よりも燃料の流れ方向の上流に形成された2以上の溝を具備し、
    これらの溝は、前記周方向凹部と交差するとともに、前記周方向凹部と交差する開口部に向かうほどに互いの間隔が小さく設定されていることを特徴とする燃料噴射ノズル。
  4. 請求項2に記載の燃料噴射ノズルにおいて、
    前記流れ攪乱手段は、前記周方向凹部よりも燃料の流れ方向の下流に形成された2以上の溝を具備し、
    これらの溝は、前記周方向凹部と交差するとともに、前記サック室への開口部に向かうほどに互いの間隔が小さく設定されていることを特徴とする燃料噴射ノズル。
  5. 請求項2に記載の燃料噴射ノズルにおいて、
    前記流れ攪乱手段は、前記周方向凹部よりも燃料の流れ方向の上流に形成された2以上の溝を具備し、
    これらの溝は、前記周方向凹部と交差するとともに、前記周方向凹部と交差する開口部に向かうほどに互いの間隔が等しい状態に維持され、前記周方向凹部に対し傾斜して合流していることを特徴とする燃料噴射ノズル。
  6. 請求項2に記載の燃料噴射ノズルにおいて、
    前記流れ攪乱手段は、前記周方向凹部よりも燃料の流れ方向の下流に形成された2以上の溝を具備し、
    これらの溝は、前記周方向凹部と交差するとともに、前記サック室への開口部に向かうほどに互いの間隔が等しい状態に維持され、前記サック室に対し傾斜して合流していることを特徴とする燃料噴射ノズル。
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