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JP2008193798A - ステッピングモータ及びステッピングモータの製造方法 - Google Patents

ステッピングモータ及びステッピングモータの製造方法 Download PDF

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JP2008193798A JP2007025065A JP2007025065A JP2008193798A JP 2008193798 A JP2008193798 A JP 2008193798A JP 2007025065 A JP2007025065 A JP 2007025065A JP 2007025065 A JP2007025065 A JP 2007025065A JP 2008193798 A JP2008193798 A JP 2008193798A
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phase stator
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Kenji Kawamura
賢次 川村
Kenji Shinohara
賢治 篠原
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Abstract

【課題】 各相内の磁場のバランスを良好とし、これにより、回転子が安定かつ均一に回転し、低振動や静音化を達成することのできるステッピングモータを提供する。
【解決手段】 ステッピングモータ1は、回転子10と、回転子10の外周域に配置される固定子20とを備える。固定子20は、回転軸方向に配列されたA相ステータ21AとB相ステータ21Bとからなるステータ21を有する。A相ステータとB相ステータの各々は、回転軸方向において実質的にミラー対称に形成された、一対の極歯付きのステータヨーク22、23、及び、極歯が収容される凹部の形成されたボビン25を含む。ステータヨーク22、23は、円筒状の外周部22a、23a及び該外周部の一端から内側に張り出すフランジ部22b、23bからなるケーシング部、並びに、フランジ部の内周縁から回転軸方向に突き出た複数の極歯22c、23cからなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レンズやアイリスの駆動などに使用される小型の2相PM型ステッピングモータに関する。特には、各相の磁力のバランスをとり、その結果、相間の磁力のバランスを良好としたステッピングモータ及びそのようなステッピングモータを製造する方法に関する。
従来の2相PM型ステッピングモータの構造の一例を説明する。
図9は、従来の2相PM型ステッピングモータの構造を示す分解斜視図である。
図10は、図9のステッピングモータの断面図である。
ステッピングモータ101は、回転子110と、同回転子110の外周域に配置される固定子120を含む。
回転子110は、外周にN極とS極が交互に複数着磁された永久磁石111と、回転軸112とを有する。回転軸112の一端は、固定子120の一端に取り付けられた軸受129に支持されるとともに、スラストバネ130で軸方向に付勢されている。
固定子120は、永久磁石111の磁極に対向する複数の磁極を有するステータ121と、ステータ121の磁極を磁化するコイル127(図9には図示されず)とを有する。
ステータ121は、回転軸方向に並んだA相ステータ121AとB相ステータ121Bとからなる。各相ステータは、極歯(クローポール)123が設けられたヨーク(ステータヨーク)122と、極歯124が設けられたステータフランジ126と、コイル127が収容されるボビン125と、を有する。ステータヨーク122は、円筒状のヨーク(ケーシング)122aと、同部の内周縁から内方向に張り出したフランジ部122bとを有し、フランジ部122bの内縁から複数の極歯123が回転軸方向に突出している。中央ヨーク126はリング状で、内縁から複数の極歯124が回転軸方向に突出している。極歯123、124は、回転軸方向の両側から突き合わされて、円周方向に等間隔で交互に重なるように配置されている。各相ステータにおいて、ステータヨーク122は回転軸方向外側に配置されており、ステータフランジ126は同方向内側に配置されている。
コイルボビン125に内周面には、略三角形状の凹部125aが形成されており、同凹部内に極歯123、124が収容されている。
また、コイルボビン125の外周面には、円周方向に延びる凹部125bが形成され、同凹部125b内にコイル127(図10参照)が収容されている。
ステータ121A、121Bは、コイルボビン125を両側から挟んで、極歯123、124が互いに1/2ピッチ円周方向にずれるように配置され、溶接などにより固定される。ここで、極歯123、124の位置関係は、組立精度に依存している。
また、図10に示すように、ステータフランジ126の端面は、ステータヨーク122の端部の内面に接している。
コイル127に通電されて形成される磁界は、ヨーク122やステータフランジ126によって強められる。この際、上述のように、ステータヨーク側の極歯123周りの構造は、ステータフランジ側の極歯124周りの構造と異なっているため、両者の磁路の構造が異なる。つまり、一方の極歯123はステータヨーク122と一体に形成されているが、他方の極歯124はステータヨーク122とステータフランジ126で接触する構成となっている。この原因により、相内の磁場のバランスが良好でなくなり、回転子の回転が不均一になったり、振動や騒音が発生することが予想される。
また、ステータフランジ126の端面は、ステータヨーク122の端部の内面に接しているが、接触面積の度合いにより磁気の伝達量が変化し、励磁される極歯の磁場の強さに影響することも予想される。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、各相内の磁場のバランスを良好とし、これにより、回転子のステップ密度が向上するとともに、低振動や静音化を達成することのできるステッピングモータを提供することを目的とする。
本発明の第1のステッピングモータは、 外周にN極とS極が交互に複数着磁された永久磁石及び回転軸を有する回転子と、 該回転子の磁極に対向する複数の磁極を有するステータ及び、該ステータの磁極を磁化するコイルを有し、前記回転子の外周域に配置される固定子と、を備え、 前記ステータが、前記回転軸方向に配列されたA相ステータとB相ステータとからなるステッピングモータであって、 前記A相ステータとB相ステータの各々が、前記回転軸方向において実質的にミラー対称に形成された、一対の極歯付きのステータヨーク及び、前記極歯が収容される凹部の形成されたボビンを含み、 前記ステータヨークが、円筒状の外周部及び該外周部の一端から内側に張り出すフランジ部からなるケーシング部、並びに、該フランジ部の内周縁から前記回転軸方向に突き出た複数の極歯からなることを特徴する。
本発明においては、 前記AステータとBステータもミラー対称に構成されていることとできる。
さらに、本発明においては、 前記一対のステータヨークが溶接にて固定されていることが好ましい。
本発明によれば、各相ステータを構成するステータヨークとボビンとが、回転軸方向において実質的にミラー対称に形成されているので、相内の磁場のバランスをとることができる。そして、A相ステータとB相ステータとを同じ構成とすることができるので、両相ステータ間の磁場のバランスを安定化できる。また、ステータヨークを溶接で固定することにより、ステータの磁路が安定し、励磁される極歯の磁気バランスが安定する。これらのことにより、モータの低振動化や静音化に効果がある。特に、モータを位置決め装置として使用した場合、位置決め精度を向上できる。
本発明の第2のステッピングモータは、 外周にN極とS極が交互に複数着磁された永久磁石及び回転軸を有する回転子と、 該回転子の磁極に対向する複数の磁極を有するステータ及び、該ステータの磁極を磁化するコイルを有し、前記回転子の外周域に配置される固定子と、を備え、 前記ステータが、前記回転軸方向に配列されたA相ステータとB相ステータとからなるステッピングモータであって、 前記A相ステータとB相ステータの電気角の位相のズレが90°となるように、両ステータの回転軸周りの位置を調整した後、前記A相ステータとB相ステータとが固定されていることを特徴とする。
従来では、部品の精度や組立精度の誤差により、A相ステータとB相ステータとは、厳密にいえば理想的な位置関係である、電気角の位相が90°ずれた位置に配置されていない場合があった。本発明によれば、A相ステータとB相ステータとを独立して構成し、両相ステータを固定する前に両相ステータの電気角の位相のズレを計測するので、電気角の位相のズレが90°となるように確実に調整できる。
本発明においては、 前記コイルが平角のコイル線を巻き回したものであることが好ましい。
コイルを平角のコイル線で形成することにより、断面におけるコイル線の密度を高くすることができるので、線積が多くなる。したがって、形成される磁場の強度を高くすることができ、トルクが向上する。
本発明のステッピングモータの製造方法は、 外周にN極とS極が交互に複数着磁された永久磁石及び回転軸を有する回転子と、 該回転子の磁極に対向する複数の磁極を有するステータ及び、該ステータの磁極を磁化するコイルを有し、前記回転子の外周域に配置される固定子と、を備え、 前記ステータが、前記回転軸方向に配列されたA相ステータとB相ステータとからなるステッピングモータの製造方法であって、 前記A相ステータとB相ステータを前記回転軸の周りに独立して回転可能に構成し、 該各相ステータの前記回転軸周りの位置を調整するための、以下のア)〜オ)を有する治具を用い、 ア)前記A相ステータとB相ステータとを回転軸を中心に位置決めする芯筒、 イ)前記回転子が回転可能にセットされ、前記各相ステータのうちの一方のステータ(固定ステータ)が移動不能にセットされる台座、 ウ)前記各相ステータのうちの他方のステータ(可動ステータ)を、前記回転軸を中心にして回転移動させる移動部材、 エ)前記回転子を一定速度で回転させる回転手段、 オ)該回転子の回転によって前記各相ステータで発生した電流を計測する手段、 該電流計測手段で計測された各相ステータの電気角の位相のズレが90°となるように、前記移動部材で前記可動ステータの前記固定ステータに対する位置を調整した後、両ステータを固定することを特徴とする。
本発明の治具を使用すれば、比較的簡単にA相ステータとB相ステータの電気角の位相のズレを90°に調整することができる。
本発明においては、 前記一対のステータヨークを溶接にて固定することが好ましい。
以上の説明から明らかなように、A相ステータとB相ステータとを略ミラー対称に構成することにより、各相内の磁場のバランスがとれていて、相間の磁場のバランスの良好なステッピングモータを提供できる。このようなステッピングモータにより、低振動や静音化が図れ、位置決め装置に使用した場合にも、送り精度を向上できるステッピングモータを提供できる。また、本発明のステッピングモータの製造方法によれば、A相ステータとB相ステータとの電気角の位相のズレを90°に正確に設定できる。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るステッピングモータの分解斜視図である。
図2は、図1のステッピングモータの固定子の断面図である。
ステッピングモータ1は、回転子10と、回転子10の外周域に配置される固定子20を有する。
回転子10は、外周にN極とS極が交互に複数着磁された永久磁石11と、回転軸12とを有する。回転軸12の一端は、固定子20の一端に取り付けられた軸受29に支持されるとともに、スラストバネ30で軸方向に付勢されている。
固定子20は、永久磁石11の磁極に対向する複数の磁極を有するステータ21と、ステータ21の磁極を磁化するコイル27(図1には図示されず)とを有する。ステータ21は、回転軸方向に配列されたA相ステータ21AとB相ステータ21Bとからなる。
A相ステータ21AとB相ステータ21Bは同じ形状で、各相ステータは、実質的にミラー対称に形成された一対の極歯(クローポール)付きのヨーク(ステータヨーク)22、23と、極歯が収容される凹部の形成されたボビン25と、からなる。ステータヨーク22、23は、短い円筒状の外周部22a、23aと、外周部の一端から内側に張り出したフランジ部22b、23bとからなるケーシング部と、同ケーシング部のフランジ部22b、23bの内周縁から回転軸方向に突き出した複数の略三角形状の極歯22c、23cからなる。
ステータヨーク22、23は、各ケーシング部の外周部22a、23aの反フランジ部側の端部同士が嵌合して組み合わされて、溶接により固定される。この際、ステータヨーク22、23の極歯22c、23cは、図2にわかりやすく示すように、円周方向に等間隔で交互に並ぶ。
ボビン25は、図1に示すように、外形が回転軸方向において略ミラー対称な形状を有し、組み合わされたステータヨーク22、23のケーシング部(外周部22a、23aとフランジ部22b、23b)、及び、極歯22c、23cで囲まれる空間内に配置される。ボビン25の内周面には、各極歯22c、23cが収容される略三角形状の凹部25aが形成されている。また、ボビン25の外周面には、環状の凹部25bが形成されており、図2に示すように、同凹部25bにコイル27が配置されている。
コイル27は、断面形状が平角の細線(径が100μm以下)を、ボビン25の凹部25b内に巻き回したものである。このような平角の細線を使用することにより、コイルと比べて、線積が約10%アップし、トルクを向上させることができる。このコイル27は、ボビン25により極歯22c、23cと絶縁されている。
つまり、A相ステータ121AとB相ステータ121Bの各々においては、ステータヨーク22、23の接合面を中心にして略ミラー対称な構造となる(極歯22c、23cやコイルボビン凹部25aについてはミラー対称ではない)。
そして、このように構成されたA相ステータ21AとB相ステータ21Bとは、図2に示すように、各相の極歯22c、23cが、1/2ピッチ円周方向にずれるように配置されて、軸方向に固定されている。これにより、A相ステータ121AとB相ステータ121Bとは、両ステータの接合面を中心にして略ミラー対称な構造となる(極歯22c、23cやコイルボビン凹部25aについてはミラー対称ではない)。
以上説明したように、このステッピングモータ1においては、A相ステータ21AとB相ステータ21Bのそれぞれを構成するステータヨーク22、23とボビン25とが、回転軸方向において実質的にミラー対称に形成されているので、各極歯22c、23cの周りの構造を同じにできる。そして、A相ステータ21AとB相ステータ21Bとを同じ構成としているので、両相ステータ間の磁場のバランスを安定化することができる。
図3は、本発明の他の実施の形態に係るステッピングモータの構成を示す分解斜視図である。
図4は、図3のステッピングモータの固定子の断面図である。
このステッピングモータ1´は、図1のステッピングモータ1とほぼ同様の構成を有するが、以下の構造が付加されている。
A相ステータ21A及びB相ステータ21Bのうちの一方のステータ(この例ではA相ステータ21A)の、内側のステータヨーク22に、中間板31が固定されている。中間板31は、ステータヨーク22のフランジ部22bに固定されるリング状部31aと、同部の外周から外方向に突き出すレバー31bを有する。もう一方のステータ(B相ステータ21B)の、内側のステータヨーク22のフランジ部22bには、リング状の中間板32が固定されている。中間板31、32は、ステータヨーク22の端面に形成された凸部(プロジェクション)に電気溶接されており、これらの凸部が、後述するステータの回転時の妨げにならないように設けられたものである。
また、各ボビン25に、端子台25cが立設されている。この端子台25cは、内側のステータヨーク22の外周に形成された窓から外方向に突き出ている。端子台25cには、各コイル27の両端に接続する端子26が立設されている。
さらに、図3に示すように、B相ステータ21Bの外側のステータヨーク23のフランジ部23bの内周縁には、後述する治具へセットする際の位置決め用の複数の切り欠き23dが形成されている。なお、フランジ部23bに設けられている複数の凸部は、電気溶接用のプロジェクションである。
この段階では、A相ステータ21AとB相ステータ21Bとは独立しており、軸方向に並んで固定されていない。そこで、以下に説明する治具を使用して、A相ステータ21AとB相ステータ21Bとの回転軸周り方向における適宜な位置を求める。
図5は、治具の全体の構成を示す斜視図である。
この治具50は、両相ステータの電気角の位相差調整用のものである。
治具50は、一方のステータ(固定ステータ、この例ではB相ステータ)を回転不能にセットする台座(固定部材)51と、他方のステータ(可動ステータ、この例ではA相ステータ)を、回転軸を中心にして回転移動させる回転ステージ(移動部材)55と、を備える。
台座51のほぼ中心には、モータ1の回転子10が回転可能にセットされるセット孔51aが形成されている。台座51の、セット孔51aの周囲には、固定ステータ位置決め用の突起51bが形成されている。これらの突起51bは、B相ステータ21Bの外側のステータヨーク23のフランジ部23bに形成された固定用の穴23dに嵌合し、B相ステータ21Bがセット孔51aの軸芯(回転子10の回転軸)を中心にしてセットされる。
また、台座51には、各ボビン25の端子台25cに立設された端子に接続するプローブ52が設けられている。プローブ52は、オシロスコープ(図示されず)に接続しており、同オシロスコープで、各コイル25に流れる逆起電圧による交流電流が計測される。さらに、台座51には、回転子10を回転させる回転ディスク59が回転可能に設けられている。回転ディスク59の外周には弾性体61が取り付けられており、同ディスク59は、弾性体61が、台座51のセット孔51aにセットされた回転子10の外周に接するように配置される。回転ディスク59が回転すると、回転子10は、弾性体61との摩擦により回転する。
回転ステージ55は、固定部56と、固定部56に対してダイヤル58で回転するステージ部57からなる。ステージ部57は、回転中心が、台座51のセット孔51aの軸芯となるように配置されている。ステージ部57には縦溝57aが形成されている。この縦溝57aに、A相ステータ21Aのステータヨーク22に固定された中間板31のレバー31bが噛み合う。これにより、ダイヤル58でステージ部57を回転させると、A相ステータ21Aが、ステージ部57の回転中心、すなわち、セット孔51aの軸芯を中心に回転する。固定部56とステージ部57には、台座51のセット孔51aの軸芯を中心にした、ステージ部57の回転角度(機械角)を示す目盛り56aが記されている。
次に、この治具50を使用して、A相ステータとB相ステータとを回転軸周りに位置決めする方法を説明する。
まず、モータ1´を治具50にセットする方法を説明する。
図6は、モータを治具にセットする状態を示す図である。
図7は、セットされたモータの断面図である。
まず、回転子10を台座51のセット孔51aに挿入してセットする。次に、固定子20を回転子10の外周域に配置するが、A相ステータ21AとB相ステータ21Bとを同軸上に配置するため、固定子20の内孔に芯筒63を嵌め込む(芯筒63と磁石11との間には、回転子10が回転可能なように少しスキマが開いている)。芯筒63は、例えば厚さが0.3mm程度で、非磁性の材料(例えばオーステナイト系ステンレス鋼など)で作製される。
回転子10の外側に芯筒63を挿入した後、B相ステータ21Bを芯筒63の外側に挿入して、切り欠き23dと突起51bとにより、B相ステータ21Bを台座51に回転不能にセットする。そして、A相ステータ21Aを、レバー31bを回転ステージ55のステージ部57の縦溝57aに噛み合わせながら芯筒63の外側に挿入し、軸受29に回転軸12の端部を嵌合させる。これにより、A相ステータ21AとB相ステータ21Bは、図7に示すように、回転軸方向に整列し、B相ステータ21Bは回転不能にセットされ、A相ステータ21Aは軸中心の周りを回動可能にセットされる。
次に、A相ステータとB相ステータとの回転軸周りの位置を決める方法を説明する。
図8は、位置決め方法を説明するフローチャートである。
まず、S1で、前述のように、回転子10、A相ステータ21A、B相ステータ21Bを台座51にセットする。
次に、S2に進み、回転ディスク59を一定の速度で回転させて、固定子10を回転させる。こうして回転子10の永久磁石11が回転すると、その周囲にある各相ステータ21A、21Bの磁極(極歯)と永久磁石11との間の磁場の強さが変化し、各コイル27に電流が流れる。そこで、S3で、この電流を端子26、プローブ52を通して取り出しオシロスコープで計測する。そして、S4で、A相ステータ21Aのコイル27で計測された逆起電圧による交流電流波形と、B相ステータ21Bのコイル27で計測された逆起電圧による交流電流波形の電気角の位相を調べる。A相、B相の位相差が90°でなければ、S5に進み、回転ステージ55を回転させて、A相ステータ21Aの回転軸周りの位置を変える。
この際、以下のように調整する。20ステップのステッピングモータの場合、各相ステータの極数は10個なので、電気角が機械角の5倍になる。つまり、オシロスコープで計測された各相ステータのコイルの逆起電圧による交流電流波形の電気角の位相の差と、90°との差の絶対値(α)を1/5倍した角度が、両者の機械角の差になる。そこで、回転ステージをα/5°回転させて、A相ステータをB相ステータに対して回転させ、両ステータの位相の差を90°とする。例えば、計測された位相の差が95°の場合、90°との差である5°を、1/5倍した1°が機械角の差になる。そこで、回転ステージ55においては、目盛り56aを見ながら、ダイヤル58でステージ部57を所定の方向に1°回転させる。
この作業を、各相ステータ21A、21Bの電気角の位相差が90°となるまで繰り返し、位相差を90°に調整した後、S6に進み、A相ステータ21AとB相ステータ21Bを固定する。この際、例えば、両ステータのステータヨークの外周部同士を数箇所でレーザーによるスポット溶接等により固定する。その後、固定子20を治具50から外し、S7で、固定子20と回転子10を組み立ててモータを組み立て、最後に、S8で、オプション(取付け板など)を取り付けて完成させる。
本発明の実施の形態に係るステッピングモータの分解斜視図である。 図1のステッピングモータの固定子の断面図である。 本発明の他の実施の形態に係るステッピングモータの構成を示す分解斜視図である。 図3のステッピングモータの固定子の断面図である。 治具の全体の構成を示す斜視図である。 モータを治具にセットする状態を示す図である。 セットされたモータの断面図である。 位置決め方法を説明するフローチャートである。 従来の2相PM型ステッピングモータの構造を示す分解斜視図である。 図9のステッピングモータの断面図である。
符号の説明
1 ステッピングモータ
10 回転子 11 永久磁石
12 回転軸
20 固定子 21 ステータ
22、23 ステータヨーク 25 ボビン
26 端子 27 コイル
29 軸受 30 スラストバネ
31 中間板 32 中間板
50 治具 51 台座
52 端子 55 回転ステージ
56 基部 57 ステージ部
58 ダイヤル 59 回転ディスク
61 弾性体 63 芯筒

Claims (7)

  1. 外周にN極とS極が交互に複数着磁された永久磁石及び回転軸を有する回転子と、
    該回転子の磁極に対向する複数の磁極を有するステータ及び、該ステータの磁極を磁化するコイルを有し、前記回転子の外周域に配置される固定子と、
    を備え、
    前記ステータが、前記回転軸方向に配列されたA相ステータとB相ステータとからなるステッピングモータであって、
    前記A相ステータとB相ステータの各々が、前記回転軸方向において実質的にミラー対称に形成された、一対の極歯付きのステータヨーク及び、前記極歯が収容される凹部の形成されたボビンを含み、
    前記ステータヨークが、円筒状の外周部及び該外周部の一端から内側に張り出すフランジ部からなるケーシング部、並びに、該フランジ部の内周縁から前記回転軸方向に突き出た複数の極歯からなることを特徴するステッピングモータ。
  2. 前記AステータとBステータもミラー対称に構成されていることを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ。
  3. 前記一対のステータヨークが溶接にて固定されていることを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ。
  4. 外周にN極とS極が交互に複数着磁された永久磁石及び回転軸を有する回転子と、
    該回転子の磁極に対向する複数の磁極を有するステータ及び、該ステータの磁極を磁化するコイルを有し、前記回転子の外周域に配置される固定子と、
    を備え、
    前記ステータが、前記回転軸方向に配列されたA相ステータとB相ステータとからなるステッピングモータであって、
    前記A相ステータとB相ステータの電気角の位相のズレが90°となるように、両ステータの回転軸周りの位置を調整した後、前記A相ステータとB相ステータとが固定されていることを特徴とするステッピングモータ。
  5. 前記コイルが平角のコイル線を巻き回したものであることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のステッピングモータ。
  6. 外周にN極とS極が交互に複数着磁された永久磁石及び回転軸を有する回転子と、
    該回転子の磁極に対向する複数の磁極を有するステータ及び、該ステータの磁極を磁化するコイルを有し、前記回転子の外周域に配置される固定子と、
    を備え、
    前記ステータが、前記回転軸方向に配列されたA相ステータとB相ステータとからなるステッピングモータの製造方法であって、
    前記A相ステータとB相ステータを前記回転軸の周りに独立して回転可能に構成し、
    該各相ステータの前記回転軸周りの位置を調整するための、以下のア)〜オ)を有する治具を用い、
    ア)前記A相ステータとB相ステータとを回転軸を中心に位置決めする芯筒、
    イ)前記回転子が回転可能にセットされ、前記各相ステータのうちの一方のステータ(固定ステータ)が移動不能にセットされる台座、
    ウ)前記各相ステータのうちの他方のステータ(可動ステータ)を、前記回転軸を中心にして回転移動させる移動部材、
    エ)前記回転子を一定速度で回転させる回転手段、
    オ)該回転子の回転によって前記各相ステータで発生した電流を計測する手段、
    該電流計測手段で計測された各相ステータの電気角の位相のズレが90°となるように、前記移動部材で前記可動ステータの前記固定ステータに対する位置を調整した後、両ステータを固定することを特徴とするステッピングモータの製造方法。
  7. 前記一対のステータヨークを溶接にて固定することを特徴とする請求項6記載のステッピングモータの製造方法。
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