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JP2008191579A - 液晶セル、液晶セルの製造方法、液晶表示装置、および液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶セル、液晶セルの製造方法、液晶表示装置、および液晶表示装置の製造方法 Download PDF

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JP2008191579A JP2007028302A JP2007028302A JP2008191579A JP 2008191579 A JP2008191579 A JP 2008191579A JP 2007028302 A JP2007028302 A JP 2007028302A JP 2007028302 A JP2007028302 A JP 2007028302A JP 2008191579 A JP2008191579 A JP 2008191579A
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Yasutada Nakagawa
泰忠 中川
Takahiro Terada
貴洋 寺田
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Abstract

【課題】本発明は、液晶の注入時において、液晶が存在しない領域が液晶セル内に発生することを抑制することで気泡の発生を抑制することができる液晶セル、液晶セルの製造方法、液晶表示装置、および液晶表示装置の製造方法を提供する。
【解決手段】一対の基板と、前記一対の基板の間に設けられたシール部材と、前記一対の基板とシール部材とにより形成された空間内に注入された液晶と、前記シール部材を貫通して設けられた前記液晶の注入口と、を備え、大気圧Pと、表面張力σと、接触角θと、流動先端の最大長さLと、注入口の幅方向寸法wと、注入口の高さ方向寸法hpと、が、以下の関係を満足すること、を特徴とする液晶セルが提供される。w・hp>(2Lσ・F・cosθ)/P ここで、ファクターF≧0.15である。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶セル、液晶セルの製造方法、液晶表示装置、および液晶表示装置の製造方法に関する。
テレビ、パソコン、携帯電話をはじめとする各種の家電機器や情報端末機器に、液晶表示装置が使用されている。この液晶表示装置に用いられる液晶セルは、ガラス等からなる一対の基板を対向させるようにして貼り合わせ、その内部に形成された空間に注入口から液晶を注入した後、注入口を紫外線硬化性樹脂や熱硬化性樹脂等からなる封止材で封止することにより製造される。
この液晶の注入に関しては、例えば、真空注入法が知られている。この真空注入法は、注入口を設けた液晶セルと液晶を貯溜した液晶貯溜部材とを減圧可能な容器内にセットし、この容器内を減圧した状態で液晶セルの注入口を液晶貯溜部材内の液晶中に浸し、その後、容器内を大気圧に戻して液晶セルの内外の気圧差により、液晶を液晶セル内に注入するものである。
ここで、この液晶の注入に際して、注入が速やかに行われないと液晶セルの表示領域内に気泡が発生する場合があり、このような気泡が発生すると、液晶表示装置の表示品質に悪影響を及ぼすことになる。そのため、液晶の注入を速やかに行うようにすることで、液晶セル内の気泡の残留を抑制する技術が提案されている(特許文献1を参照)。
しかしながら、この特許文献1に開示されている技術は、注入口の幅寸法と、注入口から液晶セル内の最も遠い位置までの寸法やバッファシールの寸法との関係を考慮することで、液晶セル内の気泡の残留を抑制しようとするものである。そのため、注入口の寸法やその位置、液晶注入時の流動先端(フローフロント)における表面張力、接触角などが考慮されておらず、液晶セル内における気泡の発生の抑制に課題を有していた。
特開平5−127180号公報
本発明は、液晶の注入時において、液晶が存在しない領域が液晶セル内に発生することを抑制することで気泡の発生を抑制することができる液晶セル、液晶セルの製造方法、液晶表示装置、および液晶表示装置の製造方法を提供する。
本発明の一態様によれば、一対の基板と、前記一対の基板の間に設けられたシール部材と、前記一対の基板とシール部材とにより形成された空間内に注入された液晶と、前記シール部材を貫通して設けられた前記液晶の注入口と、を備え、大気圧Pと、表面張力σと、接触角θと、流動先端の最大長さLと、注入口の幅方向寸法wと、注入口の高さ方向寸法hpと、が、以下の関係を満足すること、を特徴とする液晶セルが提供される。w・hp>(2Lσ・F・cosθ)/P ここで、ファクターF≧0.15である。
また、本発明の他の一態様によれば、一対の基板と、前記一対の基板の間に設けられたシール部材と、により形成された空間内に液晶を注入する工程を備え、注入圧力により前記液晶が受ける力F1と、流動先端の長さが最大となったときの表面張力により前記液晶が受ける力F2とが、以下の式の関係を満足すること、を特徴とする液晶セルの製造方法が提供される。F1/F2>F ここで、ファクターF≧0.15である。
また、本発明の他の一態様によれば、一対の基板と、前記一対の基板の間に設けられたシール部材と、により形成された空間内に液晶を注入する工程を備え、注入圧力Pと、表面張力σと、接触角θと、流動先端の最大長さLと、注入口の幅方向寸法wと、注入口の高さ方向寸法hpと、が、以下の関係を満足すること、を特徴とする液晶セルの製造方法が提供される。w・hp>(2Lσ・F・cosθ)/P ここで、ファクターF≧0.15である。
また、本発明の他の一態様によれば、上記の液晶セルを備えたこと、を特徴とする液晶表示装置が提供される。
またさらに、本発明の他の一態様によれば、上記の液晶セルの製造方法により液晶セルを製造し、前記液晶セルに機構部材を装着して液晶表示装置を製造すること、を特徴とする液晶表示装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、液晶の注入時において、液晶が存在しない領域が液晶セル内に発生することを抑制することで気泡の発生を抑制することができる液晶セル、液晶セルの製造方法、液晶表示装置、および液晶表示装置の製造方法が提供される。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明をする。
図1は、本発明の実施の形態に係る液晶セルを説明するための模式図である。
図1に示すように、液晶セル1は、辺1aと辺1aに略垂直な辺1bとを有し、その平面形状は略矩形となっている。また、辺1aの寸法はaであり、辺1bの寸法はbである。また、辺1aにおいて、端面から寸法cの位置に液晶の注入口2の中心が設けられ、注入口2の幅方向寸法はw、図示しない注入口2の高さ方向寸法(図1の紙面に垂直方向の寸法)はhpとなっている。
ここで、注入口2から注入圧力P(前述の真空注入法の場合は大気圧)で液晶3を注入すると、例えば、図中Aに示した部分などに液晶3が存在しない領域が発生する場合がある。そして、このような液晶3が存在しない領域が発生した場合、この部分に液晶3に溶存していたガスが排出されることにより気泡が形成され、その気泡が最終的に液晶セル1内に残留してしまうことがある。尚、図中のPは、後述する表面張力による圧力である。
本発明者の得た知見によれば、液晶3が存在しない領域の発生は、注入圧力Pにより液晶3が受ける力と、流動先端(フローフロント)4において表面張力により液晶3が受ける力とのバランスにより説明することができる。
すなわち、表面張力により液晶3が受ける力の方が、注入圧力Pにより液晶3が受ける力よりも大きければ、表面張力により液晶3が引っ張られ流動先端(フローフロント)4側の流速が注入口2付近の流速よりも速くなる。その結果、流動先端(フローフロント)4側の方が速く流れようとするため、液晶3がちぎられるようにして液晶3が存在しない領域が発生する。そして、このようにして発生した液晶3が存在しない領域は負圧となるため、液晶に溶存していたガスが排出されやすく、最終的には気泡として残存するおそれが高くなる。
本発明者は検討の結果、注入圧力Pにより液晶3が受ける力の方が、表面張力により液晶3が受ける力よりも大きくなるような条件を求めることができれば、液晶3が存在しない領域の発生を抑制することができ、ひいては気泡の発生、残留を抑制することができるとの知見を得た。
ここで、注入圧力Pにより液晶3が受ける力Fを求めると、以下の(1)式のようになる。

=P・w・hp (1)
尚、Pは注入圧力、wは注入口2の幅方向寸法、hpは注入口2の高さ方向寸法(図1の紙面に垂直方向の寸法)である。
次に、表面張力により液晶3が受ける力Fを求める。
ここで、図2は、流動先端(フローフロント)4における表面張力を説明するための模式図である。尚、図2は、図1のX−X線断面の模式拡大図である。
図2から分かるように、表面張力による圧力Pは以下の(2)式により求めることができる。

=(2σ・cosθ)/hc (2)
ここで、σは表面張力、θは接触角、hcはセルギャップである。

そのため、流動先端(フローフロント)4の長さが最大となるときの表面張力により液晶3が受ける力Fは、以下の(3)式のようになる。

=P・L・hc=2Lσ・cosθ (3)

ここで、Lは流動先端(フローフロント)4の最大長さである。
次に、流動先端(フローフロント)4の最大長さLについて説明をする。
図3〜図5は、流動先端(フローフロント)の最大長さLについて説明をするための模式図である。
これらの図から分かるように、注入が進み流動先端(フローフロント)4が、注入口2が設けられた辺1aと対向する辺1cに到達したときの長さが流動先端(フローフロント)4の最大長さLとなる。そのため、このときの流動先端(フローフロント)4部分の面積も最大となり、表面張力により液晶3が受ける力も最大となる。
ここで、流動先端(フローフロント)4の最大長さLは以下の(4)式で求めることができる。

L=b(φ1+φ2) (4)

ここで、bは注入口2が設けられた辺1aに略垂直な辺1bの長さ、φは流動先端(フローフロント)4と液晶セルの辺との交点と、注入口2の中心とを結ぶ線が、注入口2の中心を通り液晶セルの辺1aに垂直な線となす角度である。そして、注入口2の中心を通り液晶セルの辺1aに垂直な線の右側に現れるものがφ1、左側に現れるものがφ2である。
ただし、流動先端(フローフロント)の最大長さLは、液晶セル1の寸法a、寸法bと注入口2の位置(寸法c)により異なってくる。以下、場合分けをして説明をする。
図3は、a−c>b>cの場合を例示するものである。この場合は、図3から分かるように、φ1=sin−1(c/b)、φ2=π/2となる。
また、図4は、a−c≧c>bの場合を例示するものである。この場合は、図4から分かるように、φ1=π/2,φ2=π/2となる。
また、図5は、b>a−c≧cの場合を例示するものである。この場合は、図5から分かるように、φ1=sin−1(c/b),φ2=sin−1((a−c)/b)となる。
以上より、液晶3が存在しない領域の発生を抑制するためには、注入圧力Pにより液晶3が受ける力Fの方が、表面張力により液晶3が受ける力Fよりも大きくなるようにすればよいので、F/F>1となるような条件にすればよい。
ところが、本発明者のさらなる検討の結果、F/Fが1よりも小さい場合であっても、液晶3が存在しない領域の発生を抑制できることが判明した。
そこで、本発明者はF/FをファクターFとし、これをさらに検討した結果、F≧0.15とすれば、液晶3が存在しない領域の発生を抑制できるとの知見を得た。
以下の表1は、本発明者がファクターFの検討の過程で行った実験結果を説明するための表である。


表1のサンプルNo.2から分かるように、注入口2の幅方向寸法wを小さくすることで注入圧力Pにより液晶3が受ける力Fを小さくし、ファクターFを0.14としたところ液晶3が存在しない領域が発生した。これに対し、サンプルNo.1から分かるように、ファクターFを0.15とした場合には、液晶3が存在しない領域の発生は見られなかった。尚、この場合、表面張力σを0.028N/m、接触角θを5°とした。
以上より、液晶3が存在しない領域の発生を抑制するための条件は、F/F>Fとなり、これと(1)式、(3)式より以下の(5)式が導かれる。

w・hp>(2Lσ・F・cosθ)/P (5)
この時、F≧0.15である。

ここで、この条件を用いて液晶セルの各部の寸法を決定する際には、種々の応用が考えられる。
例えば、(5)式の左辺側の注入口2に関する寸法(w、hp)が、標準化などで所定の値に固定されているような場合においては、他のパラメータの値を検討することで(5)式の条件を満足させるようにすることができる。
具体例で説明をすれば、例えば、流動先端(フローフロント)4の最大長さLに関する検討をする際には、液晶セル1の寸法a、寸法bは製品によりある程度決められる場合が多いので、注入口2の位置(寸法c)を検討すればよいことになる。ただし、寸法a、寸法bが変更可能な場合には、これらの値も含めて検討するようにしてもよい。
また、表面張力σは液晶3の物性による影響を受けるので、液晶3の品種が変われば表面張力σの値も変わり得る。また、接触角θは液晶3が接触する相手側部材の表面性状の影響を受けるので、相手側部材が変われば接触角θの値も変わり得る。ただし、これらの値は予め実験などで求めることができる。
また、真空注入法においては、注入圧力Pは大気圧とするのが一般的であるが、本実施の形態に係る液晶セルはこれに限定されるわけではなく、差圧を利用して注入を行うものに広く適用させることができる。
また、ファクターFは、注入圧力Pにより液晶3が受ける力Fと、表面張力により液晶3が受ける力Fとの関係で決まるため、他のパラメータからの影響は少ない。そのため、生産効率や歩留まりなどを考慮の上、F≧0.15となる値を適宜選択するようにすることができる。
また、(5)式の右辺側のパラメータが標準化などで所定の値に固定されているような場合においては、注入口2に関する寸法(w、hp)を検討することで(5)式の条件を満足させるようにすることができる。
また、(5)式は便宜上、注入口2に関する寸法(w、hp)の条件を規定する形式をとっているが、検討対象となるパラメータの条件を規定する形式に変形するようにしてもよい。
図6、図7は、(5)式の条件のシミュレーション結果を説明するための模式グラフ図である。
シミュレーションの条件としては、注入圧力Pを0.1MPa、表面張力σを10mN/m,接触角θを5°とした。また、液晶セル1の寸法aを29cm、寸法bを18cm、注入口位置の寸法cを8cm、hcを5.2μmとした。尚、その場合の流動先端(フローフロント)4の最大長さLは36cmとなる。また、ファクターFを1とした。
このような条件下、注入口2の高さ方向寸法hpを5.2μmとすると、(5)式を満足させる注入口2の幅方向寸法wは1.4cm以上となる。
図6は、注入口2の幅方向寸法wを1cmとした場合である。
図6(a)から分かるように、流動先端(フローフロント)4の寸法が最大となったときに、流動先端(フローフロント)4の近傍に液晶3が存在しない領域が発生した。
図6(b)は、液晶3が存在しない領域の拡大図である。
図6(b)に示すように、液晶3が存在しない領域の内部は負圧であることが分かる。そのため、このような領域が発生すると、気泡が形成されやすく、また、気泡が最終的に残留するおそれが高くなる。
図7は、注入口2の幅方向寸法wを3cmとした場合である。
図7から分かるように、(5)式を満足させる注入口2の幅方向寸法wを選べば、液晶3が存在しない領域の発生を抑制することができる。
表2は、(5)式を満足させる液晶セルの各部の寸法を例示するものである。
表2の左側に記載された各条件を検討することで、(5)式に示した条件を満たすことができ、液晶3が存在しない領域の発生を抑制できることが確認できた。尚、この場合、表面張力σを0.028N/m、接触角θを5°とした。


ここで、本実施の形態に係る液晶セル1の断面構成について説明をする。
図8は、本実施の形態に係る液晶セルの断面構成を説明するための模式図である。
図8に示すように、液晶セル1に設けられたガラス基板11(対向基板)上には配向膜12が形成されている。また、ガラス基板11の外周縁に沿ってシール剤などからなるシール部材13が設けられている。このとき、図示しない液晶の注入口が形成される部分には、シール部材13を設けないようにする。そして、図示しない注入口部分の寸法は、(5)式を満足するような寸法とされている。
このガラス基板11に対向させるようにしてガラス基板14(アレイ基板)が設けられている。ガラス基板14には表示電極等15が形成され、この表示電極等15の上には配向膜16が形成されている。そして、ガラス基板11、13をスペーサビーズ17を介して対向配置させるようにしている。図示しない注入口から液晶3を注入した後には、注入口は紫外線硬化性樹脂や熱硬化性樹脂等からなる封止材で封止される。尚、この他にもカラーフィルターなどを適宜設けるようにすることもできる。
また、説明の便宜上、(5)式を満足させるための条件として注入口部分の寸法を説明しているが、前述したように、他の条件により(5)式を満足させるようにしてもよい。 尚、液晶セル1自体の作用については、既知の技術を適用させることができるので、その説明は省略する。
以上説明したように、本実施の形態にかかる液晶セル1によれば、液晶3が存在しない領域の発生を抑制することができ、ひいては液晶セル1内における気泡の発生とその残留を抑制することができる。
次に、本実施の形態に係る液晶セル1の製造方法について説明をする。
尚、説明の便宜上、TFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)カラー液晶表示装置の製造工程について説明をする。
TFT(Thin Film Transistor)カラー液晶表示装置の製造は、液晶セルの製造と液晶表示装置の組立てとに大きく分けることができる。
まず、液晶セル1の製造について説明をする。
液晶セル1の製造工程は、TFTアレイ形成工程、カラーフィルター形成工程、配向膜形成工程、基板貼り合わせ工程、液晶注入工程、基板分断工程からなる。
まず、TFTアレイ形成工程において、清浄な無アルカリガラスからなるガラス基板の表面に、複数の画素を備えた画素配列を形成させてアレイ基板を作成する。この画素配列を構成する画素は、TFTトランジスタ、表示電極、蓄積容量を有し、リソグラフィー技術を用いて形成させることができる。尚、TFTトランジスタ、表示電極、蓄積容量などの形成については、既知の技術を適用させるができるので、その説明は省略する。
次に、カラーフィルター形成工程において、前述の画素が形成されたガラス基板と対を成すガラス基板(対向基板)の表面にカラーフィルターを形成させる。尚、カラーフィルターの形成法には、印刷法、電着法、パターニング法等があるが、これらの方法には既知の技術を適用させるができるので、その説明は省略する。
次に、配向膜形成工程において、前述の画素とカラーフィルターの上にCVD (Chemical Vapor Deposition)法などを用いてポリイミド膜を積層させ、ラビングローラなどを用いてポリイミド膜を所定の方向に配向させて配向膜を形成させる。尚、薄膜形成やラビングなどに用いられる技術については、既知の技術を適用させるができるので、その説明は省略する。
次に、基板貼り合わせ工程において、前述の配向膜上にシール剤を塗布して、画素が形成されたガラスとカラーフィルターが形成されたガラス基板とを貼り合わせる。このとき配向膜の配向方向が平行になるように貼り合わせ、ノーマリホワイトとなるようにする。また、液晶の注入口が形成される部分には、シール剤を塗布しないようにする。そして、注入口部分の寸法は、(5)式を満足させるような寸法とする。このシール剤が硬化すると、前述のシール部材となる。尚、説明の便宜上、(5)式を満足させるための条件として注入口部分の寸法を説明しているが、前述したように、他の条件により(5)式を満足させるようにしてもよい。
この基板貼り合わせに用いられるシール剤の塗布技術自体については、既知の技術を適用させるができるので、その説明は省略する。
次に、液晶注入工程において、前述の基板貼り合わせ工程において形成された2枚のガラス基板の間隙に、注入口から液晶を注入する。尚、液晶の注入法には真空注入法などがあるが、既知の技術を適用させるができるので、その説明は省略する。
注入後は、注入口を紫外線硬化性樹脂や熱硬化性樹脂等からなる封止材で封止する。
以上の工程により、画素とカラーフィルターとが液晶を挟んで対向した液晶セル1の集合体が形成される。
次に、基板分断工程において、まず、レーザ割断法を用いて液晶セル1の集合体を割断予定線に沿って割断する。その後、割断された液晶セル1の集合体をブレーク加工することで分断する。尚、レーザ割断法、ブレーク加工については、既知の技術を適用させるができるので、その説明は省略する。
以上により液晶セルの製造が終了する。
本実施の形態にかかる液晶セル1の製造方法によれば、液晶3が存在しない領域の発生を抑制することができ、ひいては液晶セル1内における気泡の発生とその残留を抑制することができる。そのため、歩留まりや生産性が向上するとともに、表示品質の優れた液晶セルを得ることができる。
次に、液晶表示装置の組立てとして、液晶セル1に機構部材を装着する。機構部材としては、ドライバICと、それに入力する制御信号を生成する駆動回路、バックライトなどを例示することができる。
以上で、液晶表示装置の製造が終了する。
尚、本実施の形態に係る液晶セル以外の液晶表示装置の構成やその作用については既知の技術が適用できるので、その説明は省略する。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明をした。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。
前述の具体例に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
例えば、液晶セル1の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、説明の便宜上、液晶セル1に用いられる基板をガラス基板としているが、これに限定されるわけではなく、透明体からなる基板(例えば、透明な樹脂基板など)であってもよい。
また、前述した各具体例が備える各要素は、可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の要旨を含む限り本発明の範囲に包含される。
本発明の実施の形態に係る液晶セルを説明するための模式図である。 流動先端(フローフロント)おける表面張力を説明するための模式図である。 流動先端(フローフロント)の最大長さについて説明をするための模式図である。 流動先端(フローフロント)の最大長さについて説明をするための模式図である。 流動先端(フローフロント)の最大長さについて説明をするための模式図である。 シミュレーションの結果を説明するための模式グラフ図である。 シミュレーションの結果を説明するための模式グラフ図である。 本実施の形態に係る液晶セルの断面構成を説明するための模式図である。
符号の説明
1 液晶セル、1a 辺、1b 辺、1c 辺、2 注入口、3 液晶、4 流動先端(フローフロント)、a 辺1aの寸法、b 辺1bの寸法、c 端面から寸法、hc セルギャップ、L 流動先端(フローフロント)の最大長さ、P注入圧力、P表面張力による圧力、σ 表面張力、θ 接触角

Claims (7)

  1. 一対の基板と、
    前記一対の基板の間に設けられたシール部材と、
    前記一対の基板とシール部材とにより形成された空間内に注入された液晶と、
    前記シール部材を貫通して設けられた前記液晶の注入口と、
    を備え、
    大気圧Pと、表面張力σと、接触角θと、流動先端の最大長さLと、注入口の幅方向寸法wと、注入口の高さ方向寸法hpと、が、以下の関係を満足すること、を特徴とする液晶セル。
    w・hp>(2Lσ・F・cosθ)/P
    ここで、ファクターF≧0.15である。
  2. 前記流動先端の最大長さLは、以下の関係を満足すること、を特徴とする請求項1記載の液晶セル。
    L=b(φ1+φ2)
    ここで、bは注入口が設けられた液晶セルの辺に略垂直な辺の長さである。また、aを注入口が設けられた液晶セルの辺の長さ、cを液晶セルの端面から注入口中心までの寸法とすると、φ1とφ2は、以下の式で表される。
    a−c>b>cの場合は、φ1=sin−1(c/b)、φ2=π/2、
    a−c≧c>bの場合は、φ1=π/2,φ2=π/2、
    b>a−c≧cの場合は、φ1=sin−1(c/b),φ2=sin−1((a−c)/b)である。
  3. 一対の基板と、前記一対の基板の間に設けられたシール部材と、により形成された空間内に液晶を注入する工程を備え、
    注入圧力により前記液晶が受ける力F1と、流動先端の長さが最大となったときの表面張力により前記液晶が受ける力F2とが、以下の式の関係を満足すること、を特徴とする液晶セルの製造方法。
    F1/F2>F
    ここで、ファクターF≧0.15である。
  4. 一対の基板と、前記一対の基板の間に設けられたシール部材と、により形成された空間内に液晶を注入する工程を備え、
    注入圧力Pと、表面張力σと、接触角θと、流動先端の最大長さLと、注入口の幅方向寸法wと、注入口の高さ方向寸法hpと、が、以下の関係を満足すること、を特徴とする液晶セルの製造方法。
    w・hp>(2Lσ・F・cosθ)/P
    ここで、ファクターF≧0.15である。
  5. 前記流動先端の最大長さLは、以下の関係を満足すること、を特徴とする請求項4記載の液晶セルの製造方法。
    L=b(φ1+φ2)
    ここで、bは注入口が設けられた液晶セルの辺に略垂直な辺の長さである。また、aを注入口が設けられた液晶セルの辺の長さ、cを液晶セルの端面から注入口中心までの寸法とすると、φ1とφ2は、以下の式で表される。
    a−c>b>cの場合は、φ1=sin−1(c/b)、φ2=π/2、
    a−c≧c>bの場合は、φ1=π/2,φ2=π/2、
    b>a−c≧cの場合は、φ1=sin−1(c/b),φ2=sin−1((a−c)/b)である。
  6. 請求項1または2に記載の液晶セルを備えたこと、を特徴とする液晶表示装置。
  7. 請求項3〜5のいずれか1つに記載の液晶セルの製造方法により液晶セルを製造し、前記液晶セルに機構部材を装着して液晶表示装置を製造すること、を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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Citations (3)

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JP2004061690A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Fujitsu Display Technologies Corp 液晶表示装置及びその製造方法
JP2007010836A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Sanyo Epson Imaging Devices Corp 電気光学装置の製造方法

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