JP2004061690A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、情報機器等の表示部として用いられる液晶表示装置及びその製造方法に関し、液晶の注入時間を短縮できる液晶表示装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】一対の基板を貼り合わせて貼合せ基板20を作製し、互いに異なる表面張力を有する複数種類の液晶A〜Cを表面張力の大きい液晶Aから順に貼合せ基板20内に注入し、注入された複数種類の液晶A〜Cを貼合せ基板20内で混合する。
【選択図】 図4
【解決手段】一対の基板を貼り合わせて貼合せ基板20を作製し、互いに異なる表面張力を有する複数種類の液晶A〜Cを表面張力の大きい液晶Aから順に貼合せ基板20内に注入し、注入された複数種類の液晶A〜Cを貼合せ基板20内で混合する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報機器等の表示部として用いられる液晶表示装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、対向配置された一対の基板をシール剤を介して貼り合わせた貼合せ基板内に液晶を注入する方法として、真空注入法が用いられている。真空注入法を用いた種々の液晶注入工程のうち、生産性及び製造コスト等の面に優れ、一般的に実施されている方法について以下に説明する。
【0003】
まず、液晶注入用の真空チャンバ内に、貼合せ基板と液晶を満たした液晶皿とを配置する。真空チャンバには、真空チャンバ内の気圧を制御するための排気系及び加圧系が接続されている。排気系により真空チャンバ内を減圧し、貼合せ基板内の残存空気を排除した後、貼合せ基板の液晶注入口を液晶皿の液晶に浸す。
次に、加圧系により真空チャンバ内に空気又は不活性ガスを導入する。これにより、ほぼ真空状態の貼合せ基板内と大気圧に戻った真空チャンバ内との気圧差、及び貼合せ基板内面の表面張力による毛細管現象を利用して、貼合せ基板内に液晶が充填される。この真空注入法を用いた液晶注入工程は、一般に常温で行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の液晶注入工程では対角サイズの2乗にほぼ比例して注入時間が増加するため、近年の液晶表示装置の大型化に伴い、液晶注入に長時間を要してしまうという問題が生じている。この問題の解決策として、注入前の液晶を加熱して粘性係数を低下させ、液晶注入時の抵抗を低下させることにより注入時間を短縮させることが考えられる。しかし、液晶を加熱することにより、液晶が蒸発してしまうという問題が生じる。また、液晶の加熱に必要なヒータ等の諸設備を真空チャンバ内に設置するのは困難であるという問題が生じる。
【0005】
本発明の目的は、液晶の注入時間を短縮できる液晶表示装置及びその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、一対の基板を貼り合わせて貼合せ基板を作製し、互いに異なる表面張力を有する複数種類の液晶を前記表面張力の大きい方から順に前記貼合せ基板内に注入し、注入された前記複数種類の液晶を前記貼合せ基板内で混合することを特徴とする液晶表示装置の製造方法によって達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の製造方法について図1乃至図4を用いて説明する。図1は、本実施の形態による液晶表示装置の製造方法に用いる液晶注入装置の構成を示している。液晶注入装置1は、真空チャンバ10と、真空チャンバ10にそれぞれ接続された排気系(メイン排気ライン)及び加圧系(スローベントライン)とを有している。真空チャンバ10内の上方には、真空チャンバ10内の温度を制御するために、真空チャンバ10内を加熱するヒーティングユニット12と、真空チャンバ10内を冷却するクーリングユニット14とが設置されている。ヒーティングユニット12及びクーリングユニット14の下方には、液晶注入室16が配置されている。液晶注入室16には、複数の貼合せ基板20を保持したカセット18が取り付けられるようになっている。真空チャンバ10内の下方には、例えば鉛直方向及び水平方向に移動可能な移動装置24が設置されている。移動装置24上には、複数の液晶皿26(図1では1つのみ示している)が載置されるようになっている。真空チャンバ10内は、液晶注入室16と移動装置24との間に設けられたゲート弁22により2つに分離できるようになっている。
【0008】
排気系は、真空チャンバ10の上方に接続された排気用バルブ30と、真空チャンバ10の下方に接続された排気用バルブ31と、ロータリーポンプ等の真空ポンプ32とを有している。加圧系は、ガス導入用バルブ34とガス源(図示せず)とを有している。
【0009】
次に、本実施の形態による液晶表示装置の製造方法について説明する。本実施の形態では、互いに異なる表面張力を有する複数種類の液晶を用いる。
【0010】
【表1】
【0011】
表1は、複数種類の液晶A〜Dの表面張力γ(dyn/cm(1dyn/cm=10−3N/m))と、貼合せ基板20の対向面に塗布形成された配向膜表面(臨界表面張力約25〜45dyn/cm)に対する液晶A〜Dの接触角Θ(deg.)とを示している。表1に示すように、液晶Aの表面張力γは30.3dyn/cmであり、接触角Θは24.3°である。液晶Bの表面張力γは28.3dyn/cmであり、接触角Θは15.9°である。液晶Cの表面張力γは27.2dyn/cmであり、接触角Θは23.8°である。液晶Dの表面張力γは25.3dyn/cmであり、接触角Θは15.3°である。本実施の形態では、例えば3種類の液晶A〜Cを用いる。以下、液晶A〜Cの表面張力をそれぞれγA〜γCと表す。
【0012】
まず、真空チャンバ10内に、複数の貼合せ基板20を保持したカセット18を取り付ける。また、液晶A〜Cをそれぞれ満たした3つの液晶皿26を移動装置24上に載置する。次に、排気用バルブ30、31を開き、真空ポンプ32を用いて排気して、真空チャンバ10内を減圧する。これにより貼合せ基板20内が脱気される。真空チャンバ10内が所定の気圧(真空度)になったら移動装置24を上方に移動させ、各貼合せ基板20の液晶注入口を液晶皿26内の液晶Aに接触させる。
【0013】
図2乃至図4は、貼合せ基板20内に液晶A〜Cを注入する際の状態を模式的に示している。図2に示すように、貼合せ基板20のシール剤48の切れ目である液晶注入口40には、「く」の字形状の液晶注入管42が取り付けられている。液晶注入管42の途中には、液晶注入弁46が取り付けられている。液晶皿26a内の液晶Aに液晶注入管42の先端部を接触させた後、加圧部44を用いて液晶Aを加圧するとともに液晶注入弁46を開くことによって、貼合せ基板20内に液晶Aが注入されるようになっている。本例では加圧部44に代えて、貼合せ基板20内外の気圧差を用いている。
【0014】
液晶注入弁46を開くと、液晶Aは、まず毛細管現象により貼合せ基板20内に浸透する。次に、各貼合せ基板20の液晶注入口40を液晶Aに接触させた状態で、ガス導入用バルブ34を開き、空気又は不活性ガスを導入する。これにより、ほぼ真空状態の貼合せ基板20内と大気圧に戻った真空チャンバ10内との気圧差により、貼合せ基板20内に液晶Aが注入される。所定量の液晶Aが注入されたら、液晶注入弁46を閉じる。液晶Aの注入量は、例えば貼合せ基板20内に注入される液晶の総注入量の1/3程度とする。
【0015】
次に、図3に示すように、移動装置24を鉛直方向及び水平方向に移動させ、液晶注入管42の先端部を液晶皿26a内の液晶Aから離し、液晶皿26b内の液晶B(γB<γA)に接触させる。その後液晶注入弁46を開き、液晶Aと同様に液晶Bを貼合せ基板20内に注入する。所定量の液晶Bが注入されたら、液晶注入弁46を閉じる。液晶Bの注入量は、例えば液晶Aと同程度とする。
【0016】
次に、図4に示すように、移動装置24を鉛直方向及び水平方向に移動させ、液晶注入管42の先端部を液晶皿26b内の液晶Bから離し、液晶皿26c内の液晶C(γC<γB)に接触させる。その後液晶注入弁46を開き、液晶A、Bと同様に所定量の液晶Cを貼合せ基板20内に注入し、液晶注入弁46を閉じる。液晶Cの注入量は、例えば液晶A、Bと同程度とする。
【0017】
次に、貼合せ基板20内に注入された3種類の液晶A〜Cを貼合せ基板20内で混合させる。例えば、貼合せ基板20及び貼合せ基板20内の液晶A〜Cを70〜100℃程度に加熱することにより混合が促進される。液晶A〜Cは、混合された後に所望の電気的及び光学的特性が得られるように選択される。以上の工程を経て、液晶表示装置が完成する。
【0018】
本実施の形態では、互いに異なる表面張力を有する3種類の液晶A〜Cを表面張力の大きい方から順に貼合せ基板20内に注入している。互いに異なる表面張力を有する液晶間の界面では、相対的に表面張力の小さい液晶が表面張力の大きい液晶に引き寄せられて流れが発生する現象(マランゴニ効果又はマランゴニ対流)が生じる。すなわち、液晶A、B間及び液晶B、C間の界面では、液晶の注入を促進する方向への流れが生じる。このため、本実施の形態によれば、液晶の注入時間を短縮できる。なお、液晶の注入時間は、液晶間の表面張力の差や、液晶を加圧する圧力(すなわち減圧時の貼合せ基板20内の気圧)、貼合せ基板20の対角サイズ及びセルギャップ等によって異なる。
【0019】
本実施の形態では、互いに異なる表面張力を有する3種類の液晶A〜Cを用いているが、用いる液晶は2種類又は4種類以上であっても構わない。
また本実施の形態では、移動装置24を移動させることにより、各貼合せ基板20と複数の液晶皿26a〜26cとの間を相対的に移動させているが、各貼合せ基板20側を移動させるようにしてもよい。
【0020】
本実施の形態では、比較的表面張力の大きい液晶Aを最初に貼合せ基板20に注入している。液晶Aを迅速に貼合せ基板20に注入するために、注入前の液晶Aを70〜100℃程度に予備加熱してもよい。予備加熱することによって、液晶Aの表面張力及び粘性係数が低下し、注入時間がさらに短縮される。
【0021】
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置及びその製造方法について図5を用いて説明する。本実施の形態は、領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜を用いることを特徴としている。図5は、本実施の形態による液晶表示装置の貼合せ基板20の構成を示している。図5に示すように、貼合せ基板20を構成する一対の基板の各対向面には、領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜が形成されている。図5では、配向膜は5つの領域a〜eに分割されている。液晶注入口40側の端部は領域aになっている。領域aに隣接して領域b、cが配置されている。液晶注入口40の反対側の端部には、領域b、cに隣接する領域dと、領域bのみに隣接する領域eとが配置されている。液晶注入口40から注入された液晶は、図中の矢印方向に進行して充填される。
【0022】
配向膜の各領域a〜eでの臨界表面張力をそれぞれγca〜γceとすると、臨界表面張力γca〜γceは、γca<γcb、γca<γcc、γcb<γcd、γcb<γce、及びγcc<γcdの関係を満たしている。特に、γca<γcb<γcc<γcd<γceの関係が満たされるのが望ましい。例えば、臨界表面張力γcaは15dyn/cmであり、臨界表面張力γcbは20dyn/cm、臨界表面張力γccは30dyn/cmである。また、臨界表面張力γcdは40dyn/cmであり、臨界表面張力γceは50dyn/cmである。また、注入される液晶の表面張力は、例えば臨界表面張力γcaより小さくなっている。
【0023】
本実施の形態では、領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜が、液晶注入口側の領域に相対的に小さい臨界表面張力を有するように形成されている。互いに異なる臨界表面張力を有する領域間の境界部上の液晶には、マランゴニ効果により、相対的に臨界表面張力の大きい領域に向かう流れが生じる。すなわち液晶には、液晶の注入を促進する方向への流れが生じる。このため、本実施の形態によれば、液晶の注入時間を短縮できる。また、本実施の形態による貼合せ基板20に、第1の実施の形態による液晶注入方法を用いて液晶を注入すると、さらに液晶の注入時間が短縮する。
【0024】
次に、本実施の形態による液晶表示装置の製造方法について説明する。まず、薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)等がガラス基板上に形成されたTFT基板上、及びカラーフィルタ等がガラス基板上に形成された対向基板上に、固形分濃度6wt%の低臨界表面張力のポリイミドワニスを印刷形成する。その後、ポリイミドワニスを焼成硬化させて、例えば膜厚60〜70nmの配向膜を形成する。低臨界表面張力ポリイミドからなる配向膜の臨界表面張力は、約15dyn/cmである。次に、臨界表面張力を変化させる領域が開口されたフォトマスクを介して、超高圧水銀ランプにより所定の照射強度のUV光を照射する。UV光を例えば10分間程度照射することにより、配向膜の臨界表面張力が約40dyn/cmに増加する。このように、領域毎に異なる照射量のUV光を配向膜に照射することにより、図5に示すような貼合せ基板20が得られる。
【0025】
領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜は、領域毎に異なる配向膜形成材料を塗布することにより形成してもよい。
【0026】
【表2】
【0027】
表2は、複数種類の配向膜形成材料E〜Hの臨界表面張力γc(dyn/cm)の値の一例を示している。表2に示すように、配向膜形成材料Eの臨界表面張力γcは25dyn/cmであり、配向膜形成材料Fの臨界表面張力γcは35dyn/cmである。配向膜形成材料Gの臨界表面張力γcは40dyn/cmであり、配向膜形成材料Hの臨界表面張力γcは50dyn/cmである。このように、液晶注入口側の領域が相対的に小さい臨界表面張力γcを有するように、互いに異なる臨界表面張力γcの得られる配向膜形成材料を塗布形成することにより、図5に示すような貼合せ基板20が得られる。
【0028】
また、本実施の形態では、真空注入法を用いて液晶を注入しているが、滴下注入法を用いた液晶注入にも適用できる。滴下注入法を用いた液晶注入に本発明を適用した場合の効果としては、領域毎に異なる臨界表面張力γcを有する2種類以上の配向膜を基板上に形成することにより、滴下後の液晶が均一かつ迅速に基板面内に広がること等がある。
【0029】
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明の第3の実施の形態による液晶表示装置の製造方法について図6を用いて説明する。本実施の形態は、液晶の温度を変化させることにより、液晶の表面張力を異ならせていることを特徴としている。図6に示すように、液晶Aの満たされた液晶皿26aは、液晶ヒータ50上に配置されている。液晶ヒータ50は、少なくとも2段階の温度レベルに調整可能になっている。また、貼合せ基板20の外側の表面には、蛇腹状のヒータ52が取り付けられている。ヒータ52は、貼合せ基板20及び貼合せ基板20内に注入された液晶の温度を一定(例えば10〜20℃)に維持するために設けられている。
【0030】
まず、液晶ヒータ50により相対的に低い温度に調整された液晶Aを所定量だけ貼合せ基板20内に注入する。相対的に低い温度の液晶Aの注入量は、液晶の総注入量の1/2程度とする。注入後の液晶Aの温度は、ヒータ52により相対的に低い温度のままでほぼ一定に維持される。
【0031】
続いて、液晶ヒータ50の温度設定を変更し、液晶Aの温度を相対的に高い温度に調整する。相対的に高い温度に調整された液晶Aを所定量だけ貼合せ基板20内に注入する。注入が終了したら液晶注入弁46を閉じる。
【0032】
本実施の形態では、相対的に低い温度に調整された液晶Aを先に注入し、その後に相対的に高い温度に調整された液晶Aを注入している。液晶の表面張力γは温度に依存して変化する。表面張力γは、高温では小さくなり、低温では大きくなる。このため、第1の実施の形態と同様に、互いに異なる表面張力γを有する液晶間の界面ではマランゴニ効果が生じ、液晶の注入を促進する方向への流れが生じる。このため、本実施の形態によれば、液晶の注入時間を短縮できる。
【0033】
本実施の形態では、液晶Aの温度レベルを2段階としているが、温度レベルは3段階以上であっても構わない。
また、貼合せ基板20の外側の表面に取り付けられたヒータ52等を用いて、貼合せ基板20内の温度を領域によって異ならせるようにしてもよい。液晶注入口40側の領域を相対的に高い温度に調整し、液晶注入口40から離れた領域を相対的に低い温度に調整することにより、本実施の形態と同様の効果が得られる。
【0034】
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記第2の実施の形態では、アクティブマトリクス型の液晶表示装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、単純マトリクス型の液晶表示装置にも適用できる。
【0035】
以上説明した実施の形態による液晶表示装置及びその製造方法は、以下のようにまとめられる。
(付記1)
一対の基板を貼り合わせて貼合せ基板を作製し、
互いに異なる表面張力を有する複数種類の液晶を前記表面張力の大きい方から順に前記貼合せ基板内に注入し、
注入された前記複数種類の液晶を前記貼合せ基板内で混合すること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
【0036】
(付記2)
配向膜形成材料を基板上に塗布し、
領域毎に異なる照射量の紫外光を前記配向膜形成材料に照射し、
前記領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜を形成すること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
【0037】
(付記3)
領域毎に異なる配向膜形成材料を基板上に塗布し、
前記領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜を形成すること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
【0038】
(付記4)
付記3記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記配向膜は、液晶が注入される液晶注入口側の領域に相対的に小さい臨界表面張力を有するように形成されること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
【0039】
(付記5)
対向配置された一対の基板と、
前記一対の基板の対向面に形成され、領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜と、
前記一対の基板間に封止された液晶と
を有することを特徴とする液晶表示装置。
【0040】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、液晶の注入時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の製造方法に用いる液晶注入装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の製造方法を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の製造方法を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の製造方法を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置の貼合せ基板の構成を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態による液晶表示装置の製造方法を示す図である。
【符号の説明】
1 液晶注入装置
10 真空チャンバ
12 ヒーティングユニット
14 クーリングユニット
16 液晶注入室
18 カセット
20 貼合せ基板
22 ゲート弁
24 移動装置
26、26a、26b、26c 液晶皿
30、31 排気用バルブ
32 真空ポンプ
34 ガス導入用バルブ
40 液晶注入口
42 液晶注入管
44 加圧部
46 液晶注入弁
48 シール剤
50 液晶ヒータ
52 ヒータ
A、B、C 液晶
E、F、G、H 配向膜形成材料
a、b、c、d、e 領域
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報機器等の表示部として用いられる液晶表示装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、対向配置された一対の基板をシール剤を介して貼り合わせた貼合せ基板内に液晶を注入する方法として、真空注入法が用いられている。真空注入法を用いた種々の液晶注入工程のうち、生産性及び製造コスト等の面に優れ、一般的に実施されている方法について以下に説明する。
【0003】
まず、液晶注入用の真空チャンバ内に、貼合せ基板と液晶を満たした液晶皿とを配置する。真空チャンバには、真空チャンバ内の気圧を制御するための排気系及び加圧系が接続されている。排気系により真空チャンバ内を減圧し、貼合せ基板内の残存空気を排除した後、貼合せ基板の液晶注入口を液晶皿の液晶に浸す。
次に、加圧系により真空チャンバ内に空気又は不活性ガスを導入する。これにより、ほぼ真空状態の貼合せ基板内と大気圧に戻った真空チャンバ内との気圧差、及び貼合せ基板内面の表面張力による毛細管現象を利用して、貼合せ基板内に液晶が充填される。この真空注入法を用いた液晶注入工程は、一般に常温で行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の液晶注入工程では対角サイズの2乗にほぼ比例して注入時間が増加するため、近年の液晶表示装置の大型化に伴い、液晶注入に長時間を要してしまうという問題が生じている。この問題の解決策として、注入前の液晶を加熱して粘性係数を低下させ、液晶注入時の抵抗を低下させることにより注入時間を短縮させることが考えられる。しかし、液晶を加熱することにより、液晶が蒸発してしまうという問題が生じる。また、液晶の加熱に必要なヒータ等の諸設備を真空チャンバ内に設置するのは困難であるという問題が生じる。
【0005】
本発明の目的は、液晶の注入時間を短縮できる液晶表示装置及びその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、一対の基板を貼り合わせて貼合せ基板を作製し、互いに異なる表面張力を有する複数種類の液晶を前記表面張力の大きい方から順に前記貼合せ基板内に注入し、注入された前記複数種類の液晶を前記貼合せ基板内で混合することを特徴とする液晶表示装置の製造方法によって達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の製造方法について図1乃至図4を用いて説明する。図1は、本実施の形態による液晶表示装置の製造方法に用いる液晶注入装置の構成を示している。液晶注入装置1は、真空チャンバ10と、真空チャンバ10にそれぞれ接続された排気系(メイン排気ライン)及び加圧系(スローベントライン)とを有している。真空チャンバ10内の上方には、真空チャンバ10内の温度を制御するために、真空チャンバ10内を加熱するヒーティングユニット12と、真空チャンバ10内を冷却するクーリングユニット14とが設置されている。ヒーティングユニット12及びクーリングユニット14の下方には、液晶注入室16が配置されている。液晶注入室16には、複数の貼合せ基板20を保持したカセット18が取り付けられるようになっている。真空チャンバ10内の下方には、例えば鉛直方向及び水平方向に移動可能な移動装置24が設置されている。移動装置24上には、複数の液晶皿26(図1では1つのみ示している)が載置されるようになっている。真空チャンバ10内は、液晶注入室16と移動装置24との間に設けられたゲート弁22により2つに分離できるようになっている。
【0008】
排気系は、真空チャンバ10の上方に接続された排気用バルブ30と、真空チャンバ10の下方に接続された排気用バルブ31と、ロータリーポンプ等の真空ポンプ32とを有している。加圧系は、ガス導入用バルブ34とガス源(図示せず)とを有している。
【0009】
次に、本実施の形態による液晶表示装置の製造方法について説明する。本実施の形態では、互いに異なる表面張力を有する複数種類の液晶を用いる。
【0010】
【表1】
【0011】
表1は、複数種類の液晶A〜Dの表面張力γ(dyn/cm(1dyn/cm=10−3N/m))と、貼合せ基板20の対向面に塗布形成された配向膜表面(臨界表面張力約25〜45dyn/cm)に対する液晶A〜Dの接触角Θ(deg.)とを示している。表1に示すように、液晶Aの表面張力γは30.3dyn/cmであり、接触角Θは24.3°である。液晶Bの表面張力γは28.3dyn/cmであり、接触角Θは15.9°である。液晶Cの表面張力γは27.2dyn/cmであり、接触角Θは23.8°である。液晶Dの表面張力γは25.3dyn/cmであり、接触角Θは15.3°である。本実施の形態では、例えば3種類の液晶A〜Cを用いる。以下、液晶A〜Cの表面張力をそれぞれγA〜γCと表す。
【0012】
まず、真空チャンバ10内に、複数の貼合せ基板20を保持したカセット18を取り付ける。また、液晶A〜Cをそれぞれ満たした3つの液晶皿26を移動装置24上に載置する。次に、排気用バルブ30、31を開き、真空ポンプ32を用いて排気して、真空チャンバ10内を減圧する。これにより貼合せ基板20内が脱気される。真空チャンバ10内が所定の気圧(真空度)になったら移動装置24を上方に移動させ、各貼合せ基板20の液晶注入口を液晶皿26内の液晶Aに接触させる。
【0013】
図2乃至図4は、貼合せ基板20内に液晶A〜Cを注入する際の状態を模式的に示している。図2に示すように、貼合せ基板20のシール剤48の切れ目である液晶注入口40には、「く」の字形状の液晶注入管42が取り付けられている。液晶注入管42の途中には、液晶注入弁46が取り付けられている。液晶皿26a内の液晶Aに液晶注入管42の先端部を接触させた後、加圧部44を用いて液晶Aを加圧するとともに液晶注入弁46を開くことによって、貼合せ基板20内に液晶Aが注入されるようになっている。本例では加圧部44に代えて、貼合せ基板20内外の気圧差を用いている。
【0014】
液晶注入弁46を開くと、液晶Aは、まず毛細管現象により貼合せ基板20内に浸透する。次に、各貼合せ基板20の液晶注入口40を液晶Aに接触させた状態で、ガス導入用バルブ34を開き、空気又は不活性ガスを導入する。これにより、ほぼ真空状態の貼合せ基板20内と大気圧に戻った真空チャンバ10内との気圧差により、貼合せ基板20内に液晶Aが注入される。所定量の液晶Aが注入されたら、液晶注入弁46を閉じる。液晶Aの注入量は、例えば貼合せ基板20内に注入される液晶の総注入量の1/3程度とする。
【0015】
次に、図3に示すように、移動装置24を鉛直方向及び水平方向に移動させ、液晶注入管42の先端部を液晶皿26a内の液晶Aから離し、液晶皿26b内の液晶B(γB<γA)に接触させる。その後液晶注入弁46を開き、液晶Aと同様に液晶Bを貼合せ基板20内に注入する。所定量の液晶Bが注入されたら、液晶注入弁46を閉じる。液晶Bの注入量は、例えば液晶Aと同程度とする。
【0016】
次に、図4に示すように、移動装置24を鉛直方向及び水平方向に移動させ、液晶注入管42の先端部を液晶皿26b内の液晶Bから離し、液晶皿26c内の液晶C(γC<γB)に接触させる。その後液晶注入弁46を開き、液晶A、Bと同様に所定量の液晶Cを貼合せ基板20内に注入し、液晶注入弁46を閉じる。液晶Cの注入量は、例えば液晶A、Bと同程度とする。
【0017】
次に、貼合せ基板20内に注入された3種類の液晶A〜Cを貼合せ基板20内で混合させる。例えば、貼合せ基板20及び貼合せ基板20内の液晶A〜Cを70〜100℃程度に加熱することにより混合が促進される。液晶A〜Cは、混合された後に所望の電気的及び光学的特性が得られるように選択される。以上の工程を経て、液晶表示装置が完成する。
【0018】
本実施の形態では、互いに異なる表面張力を有する3種類の液晶A〜Cを表面張力の大きい方から順に貼合せ基板20内に注入している。互いに異なる表面張力を有する液晶間の界面では、相対的に表面張力の小さい液晶が表面張力の大きい液晶に引き寄せられて流れが発生する現象(マランゴニ効果又はマランゴニ対流)が生じる。すなわち、液晶A、B間及び液晶B、C間の界面では、液晶の注入を促進する方向への流れが生じる。このため、本実施の形態によれば、液晶の注入時間を短縮できる。なお、液晶の注入時間は、液晶間の表面張力の差や、液晶を加圧する圧力(すなわち減圧時の貼合せ基板20内の気圧)、貼合せ基板20の対角サイズ及びセルギャップ等によって異なる。
【0019】
本実施の形態では、互いに異なる表面張力を有する3種類の液晶A〜Cを用いているが、用いる液晶は2種類又は4種類以上であっても構わない。
また本実施の形態では、移動装置24を移動させることにより、各貼合せ基板20と複数の液晶皿26a〜26cとの間を相対的に移動させているが、各貼合せ基板20側を移動させるようにしてもよい。
【0020】
本実施の形態では、比較的表面張力の大きい液晶Aを最初に貼合せ基板20に注入している。液晶Aを迅速に貼合せ基板20に注入するために、注入前の液晶Aを70〜100℃程度に予備加熱してもよい。予備加熱することによって、液晶Aの表面張力及び粘性係数が低下し、注入時間がさらに短縮される。
【0021】
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置及びその製造方法について図5を用いて説明する。本実施の形態は、領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜を用いることを特徴としている。図5は、本実施の形態による液晶表示装置の貼合せ基板20の構成を示している。図5に示すように、貼合せ基板20を構成する一対の基板の各対向面には、領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜が形成されている。図5では、配向膜は5つの領域a〜eに分割されている。液晶注入口40側の端部は領域aになっている。領域aに隣接して領域b、cが配置されている。液晶注入口40の反対側の端部には、領域b、cに隣接する領域dと、領域bのみに隣接する領域eとが配置されている。液晶注入口40から注入された液晶は、図中の矢印方向に進行して充填される。
【0022】
配向膜の各領域a〜eでの臨界表面張力をそれぞれγca〜γceとすると、臨界表面張力γca〜γceは、γca<γcb、γca<γcc、γcb<γcd、γcb<γce、及びγcc<γcdの関係を満たしている。特に、γca<γcb<γcc<γcd<γceの関係が満たされるのが望ましい。例えば、臨界表面張力γcaは15dyn/cmであり、臨界表面張力γcbは20dyn/cm、臨界表面張力γccは30dyn/cmである。また、臨界表面張力γcdは40dyn/cmであり、臨界表面張力γceは50dyn/cmである。また、注入される液晶の表面張力は、例えば臨界表面張力γcaより小さくなっている。
【0023】
本実施の形態では、領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜が、液晶注入口側の領域に相対的に小さい臨界表面張力を有するように形成されている。互いに異なる臨界表面張力を有する領域間の境界部上の液晶には、マランゴニ効果により、相対的に臨界表面張力の大きい領域に向かう流れが生じる。すなわち液晶には、液晶の注入を促進する方向への流れが生じる。このため、本実施の形態によれば、液晶の注入時間を短縮できる。また、本実施の形態による貼合せ基板20に、第1の実施の形態による液晶注入方法を用いて液晶を注入すると、さらに液晶の注入時間が短縮する。
【0024】
次に、本実施の形態による液晶表示装置の製造方法について説明する。まず、薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)等がガラス基板上に形成されたTFT基板上、及びカラーフィルタ等がガラス基板上に形成された対向基板上に、固形分濃度6wt%の低臨界表面張力のポリイミドワニスを印刷形成する。その後、ポリイミドワニスを焼成硬化させて、例えば膜厚60〜70nmの配向膜を形成する。低臨界表面張力ポリイミドからなる配向膜の臨界表面張力は、約15dyn/cmである。次に、臨界表面張力を変化させる領域が開口されたフォトマスクを介して、超高圧水銀ランプにより所定の照射強度のUV光を照射する。UV光を例えば10分間程度照射することにより、配向膜の臨界表面張力が約40dyn/cmに増加する。このように、領域毎に異なる照射量のUV光を配向膜に照射することにより、図5に示すような貼合せ基板20が得られる。
【0025】
領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜は、領域毎に異なる配向膜形成材料を塗布することにより形成してもよい。
【0026】
【表2】
【0027】
表2は、複数種類の配向膜形成材料E〜Hの臨界表面張力γc(dyn/cm)の値の一例を示している。表2に示すように、配向膜形成材料Eの臨界表面張力γcは25dyn/cmであり、配向膜形成材料Fの臨界表面張力γcは35dyn/cmである。配向膜形成材料Gの臨界表面張力γcは40dyn/cmであり、配向膜形成材料Hの臨界表面張力γcは50dyn/cmである。このように、液晶注入口側の領域が相対的に小さい臨界表面張力γcを有するように、互いに異なる臨界表面張力γcの得られる配向膜形成材料を塗布形成することにより、図5に示すような貼合せ基板20が得られる。
【0028】
また、本実施の形態では、真空注入法を用いて液晶を注入しているが、滴下注入法を用いた液晶注入にも適用できる。滴下注入法を用いた液晶注入に本発明を適用した場合の効果としては、領域毎に異なる臨界表面張力γcを有する2種類以上の配向膜を基板上に形成することにより、滴下後の液晶が均一かつ迅速に基板面内に広がること等がある。
【0029】
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明の第3の実施の形態による液晶表示装置の製造方法について図6を用いて説明する。本実施の形態は、液晶の温度を変化させることにより、液晶の表面張力を異ならせていることを特徴としている。図6に示すように、液晶Aの満たされた液晶皿26aは、液晶ヒータ50上に配置されている。液晶ヒータ50は、少なくとも2段階の温度レベルに調整可能になっている。また、貼合せ基板20の外側の表面には、蛇腹状のヒータ52が取り付けられている。ヒータ52は、貼合せ基板20及び貼合せ基板20内に注入された液晶の温度を一定(例えば10〜20℃)に維持するために設けられている。
【0030】
まず、液晶ヒータ50により相対的に低い温度に調整された液晶Aを所定量だけ貼合せ基板20内に注入する。相対的に低い温度の液晶Aの注入量は、液晶の総注入量の1/2程度とする。注入後の液晶Aの温度は、ヒータ52により相対的に低い温度のままでほぼ一定に維持される。
【0031】
続いて、液晶ヒータ50の温度設定を変更し、液晶Aの温度を相対的に高い温度に調整する。相対的に高い温度に調整された液晶Aを所定量だけ貼合せ基板20内に注入する。注入が終了したら液晶注入弁46を閉じる。
【0032】
本実施の形態では、相対的に低い温度に調整された液晶Aを先に注入し、その後に相対的に高い温度に調整された液晶Aを注入している。液晶の表面張力γは温度に依存して変化する。表面張力γは、高温では小さくなり、低温では大きくなる。このため、第1の実施の形態と同様に、互いに異なる表面張力γを有する液晶間の界面ではマランゴニ効果が生じ、液晶の注入を促進する方向への流れが生じる。このため、本実施の形態によれば、液晶の注入時間を短縮できる。
【0033】
本実施の形態では、液晶Aの温度レベルを2段階としているが、温度レベルは3段階以上であっても構わない。
また、貼合せ基板20の外側の表面に取り付けられたヒータ52等を用いて、貼合せ基板20内の温度を領域によって異ならせるようにしてもよい。液晶注入口40側の領域を相対的に高い温度に調整し、液晶注入口40から離れた領域を相対的に低い温度に調整することにより、本実施の形態と同様の効果が得られる。
【0034】
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記第2の実施の形態では、アクティブマトリクス型の液晶表示装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、単純マトリクス型の液晶表示装置にも適用できる。
【0035】
以上説明した実施の形態による液晶表示装置及びその製造方法は、以下のようにまとめられる。
(付記1)
一対の基板を貼り合わせて貼合せ基板を作製し、
互いに異なる表面張力を有する複数種類の液晶を前記表面張力の大きい方から順に前記貼合せ基板内に注入し、
注入された前記複数種類の液晶を前記貼合せ基板内で混合すること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
【0036】
(付記2)
配向膜形成材料を基板上に塗布し、
領域毎に異なる照射量の紫外光を前記配向膜形成材料に照射し、
前記領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜を形成すること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
【0037】
(付記3)
領域毎に異なる配向膜形成材料を基板上に塗布し、
前記領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜を形成すること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
【0038】
(付記4)
付記3記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記配向膜は、液晶が注入される液晶注入口側の領域に相対的に小さい臨界表面張力を有するように形成されること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
【0039】
(付記5)
対向配置された一対の基板と、
前記一対の基板の対向面に形成され、領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜と、
前記一対の基板間に封止された液晶と
を有することを特徴とする液晶表示装置。
【0040】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、液晶の注入時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の製造方法に用いる液晶注入装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の製造方法を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の製造方法を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の製造方法を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置の貼合せ基板の構成を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態による液晶表示装置の製造方法を示す図である。
【符号の説明】
1 液晶注入装置
10 真空チャンバ
12 ヒーティングユニット
14 クーリングユニット
16 液晶注入室
18 カセット
20 貼合せ基板
22 ゲート弁
24 移動装置
26、26a、26b、26c 液晶皿
30、31 排気用バルブ
32 真空ポンプ
34 ガス導入用バルブ
40 液晶注入口
42 液晶注入管
44 加圧部
46 液晶注入弁
48 シール剤
50 液晶ヒータ
52 ヒータ
A、B、C 液晶
E、F、G、H 配向膜形成材料
a、b、c、d、e 領域
Claims (4)
- 一対の基板を貼り合わせて貼合せ基板を作製し、
互いに異なる表面張力を有する複数種類の液晶を前記表面張力の大きい方から順に前記貼合せ基板内に注入し、
注入された前記複数種類の液晶を前記貼合せ基板内で混合すること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 配向膜形成材料を基板上に塗布し、
領域毎に異なる照射量の紫外光を前記配向膜形成材料に照射し、
前記領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜を形成すること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 領域毎に異なる配向膜形成材料を基板上に塗布し、
前記領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜を形成すること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 対向配置された一対の基板と、
前記一対の基板の対向面に形成され、領域毎に異なる臨界表面張力を有する配向膜と、
前記一対の基板間に封止された液晶と
を有することを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002217573A JP2004061690A (ja) | 2002-07-26 | 2002-07-26 | 液晶表示装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2002217573A JP2004061690A (ja) | 2002-07-26 | 2002-07-26 | 液晶表示装置及びその製造方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004061690A true JP2004061690A (ja) | 2004-02-26 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2004061690A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008191579A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Toshiba Corp | 液晶セル、液晶セルの製造方法、液晶表示装置、および液晶表示装置の製造方法 |
| JP2008209509A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Nippon Zeon Co Ltd | 円偏光分離シート、製造方法及び液晶表示装置 |
| CN115755450A (zh) * | 2022-09-05 | 2023-03-07 | 长春市芳冠电子科技有限公司 | 一种小尺寸液晶显示屏的制作方法 |
-
2002
- 2002-07-26 JP JP2002217573A patent/JP2004061690A/ja not_active Withdrawn
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| CN115755450A (zh) * | 2022-09-05 | 2023-03-07 | 长春市芳冠电子科技有限公司 | 一种小尺寸液晶显示屏的制作方法 |
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