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JP2008189734A - アクリル系ゴム組成物およびその加硫物 - Google Patents

アクリル系ゴム組成物およびその加硫物 Download PDF

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JP2008189734A JP2007023689A JP2007023689A JP2008189734A JP 2008189734 A JP2008189734 A JP 2008189734A JP 2007023689 A JP2007023689 A JP 2007023689A JP 2007023689 A JP2007023689 A JP 2007023689A JP 2008189734 A JP2008189734 A JP 2008189734A
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Yasushi Abe
靖 阿部
Toshiaki Miyauchi
俊明 宮内
Uichiro Yamagishi
宇一郎 山岸
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

【課題】良好な加硫特性を有し、加工性、ゴムの機械的物性、圧縮永久歪みのバランスに優れたアクリル系ゴム組成物およびその加硫物を提供する。
【解決手段】
カルボキシル基含有アクリル系ゴムと、ポリアミン化合物と、一般式(化1)で表される三級アミン化合物を含有するアクリル系ゴム組成物。
【化1】

(式中、R1、R2、R3は、直鎖状、または分岐構造、環状構造を有する飽和脂肪族炭化水素あるいは不飽和脂肪族炭化水素、あるいはベンジル基をそれぞれ1個以上含む置換基を表す。)
【選択図】 なし

Description

良好な加硫特性を有し、加工性、ゴムの機械的物性、圧縮永久歪みのバランスに優れたアクリル系ゴム組成物およびその加硫物に関する。
アクリル系ゴム組成物は、耐熱性・耐油性に優れているため自動車のエンジンルーム内のホース部品やシール部品に用いられている。しかしながら、近年の排ガス対策、エンジンの高出力化等により、熱的条件が更に厳しさを増してきたため、これまで以上の耐熱性が望まれている。
また、ホース部品やシール部品等は、常態物性や圧縮永久歪み特性等の物性が要求され、更に近年、生産性向上を目的として加硫速度の向上、加工性向上を目的としてスコーチ性の改善が求められている。
このような要求に対応すべく、加工性、加硫速度、常態物性、圧縮永久歪み特性、耐熱性などのバランスを兼ね備えた材料として、カルボキシル基を架橋サイトとしたアクリルゴム組成物が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−100478号公報
カルボキシル基を架橋サイトとしたアクリルゴム組成物は、加工性、加硫速度、常態物性、圧縮永久歪み特性、耐熱性などのバランスを兼ね備えた材料であることも認められるが、使用条件の苛酷化から、更なる耐熱性の改良が求められている。
本発明は、良好な加硫特性を有し、加工性、ゴムの機械的物性、圧縮永久歪みのバランスに優れたアクリル系ゴム組成物およびその加硫物を提供するものである。
すなわち本発明は、カルボキシル基含有アクリル系ゴムと、ポリアミン化合物と、一般式(化3)で表される三級アミン化合物と、を含有するアクリル系ゴム組成物である。
(式中、R1、R2、R3は、直鎖状、または分岐構造、環状構造を有する飽和脂肪族炭化水素あるいは不飽和脂肪族炭化水素、あるいはベンジル基をそれぞれ1個以上含む置換基を表す。)
ここで、ポリアミン化合物が、芳香族ポリアミンまたは脂肪族ポリアミンのうちの少なくとも一種類以上の化合物であることが好ましい。
また、三級アミン化合物が、ジメチルオクチルアミン、ジメチルデシルアミン、ジメチルドデシルアミン、ジメチルラウリルアミン、ジメチルミスチリルアミン、ジメチルパルミチルアミン、ジメチルステアリルアミン、ジメチルベヘニルアミン、ジラウリルモノメチルアミン、トリオクチルアミン、メチルジオレイルアミン、メチルジデシルアミン、トリt−ブチルアミン、トリi−プロピルアミン、トリシクロヘキシルアミン、トリベンジルアミン、トリメチルアミン、トリn−ブチルアミン、トリn−ペンチルアミン、トリn−ヘキシルアミン、トリn−ヘプチルアミンのうちの少なくとも一種類以上の化合物であることが好ましく、芳香族ポリアミンが、一般式(化4)で表されるものであることが好ましい。
(式中、Mは、O、S、SO、CONHまたはO−R−Oのうちの1種を表す。O−R−OのRは、Ph、Ph−Ph、Ph−SO−Ph、(CH)m<但しm=3〜5>、Ph−CH−C(CX−CH−Ph<X=HまたはF>、(CH)C(CH(CH)のうちの1種を表す。Phはベンゼン環を表す。)
さらに、ポリアミン化合物が、芳香族ポリアミンとしての4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ビフェニル、4,4’−ジアミノジフェニルスルフィド、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)−2,2−ジメチルプロパン、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ペンタン、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]スルフォン、4,4’−ジアミノジフェニルスルフォン、ビス(4−3−アミノフェノキシ)フェニルサルフォン、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパン、3,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノベンズアニリド、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]スルフォン、および、脂肪族ポリアミンとしてのヘキサメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンカーバメート、N,N′−ジシンナミリデン−1,6−ヘキサンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミンのうちの少なくとも一種類以上の化合物であることが好ましい。
本願の他の発明は、本願のアクリル系ゴム組成物を加硫して得られる加硫物に関するものである。この加硫物は、ゴムホース、シール部品、防振ゴム部品として有用なものである。
良好な加硫特性を有し、加工性、ゴムの機械的物性、圧縮永久歪みのバランスに優れたアクリル系ゴム組成物およびその加硫物が得られる。
アクリル系ゴム組成物は、カルボキシル基含有アクリル系ゴムと、ポリアミン化合物と、特定構造の三級アミン化合物とを配合させて得られるものである。
カルボキシル基含有アクリル系ゴムは、アクリル酸アルキルエステル等の不飽和モノマーと、カルボキシル基含有不飽和脂肪酸とを、乳化重合、懸濁重合、溶液重合、塊状重合などの公知の方法により共重合することにより得られるものである。
アクリル酸アルキルエステルとしては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、イソブチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、n−ペンチルアクリレート、n−ヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレートがある。
更に、n−デシルアクリレート、n−ドデシルアクリレート、n−オクタデシルアクリレート、シアノメチルアクリレート、1−シアノエチルアクリレート、2−シアノエチルアクリレート、1−シアノプロピルアクリレート、2−シアノプロピルアクリレート、3−シアノプロピルアクリレート、4−シアノブチルアクリレート、6−シアノヘキシルアクリレート、2−エチル−6−シアノヘキシルアクリレート、8−シアノオクチルアクリレートなどを用いても良い。
また、2−メトキシエチルアクリレート、2−エトキシエチルアクリレート、2−(n−プロポキシ)エチルアクリレート、2−(n−ブトキシ)エチルアクリレート、3−メトキシプロピルアクリレート、3−エトキシプロピルアクリレート、2−(n−プロポキシ)プロピルアクリレート、2−(n−ブトキシ)プロピルアクリレートなどのアクリル酸アルコキシアルキルエステルなどを用いても良い。
更に、1,1−ジヒドロペルフルオロエチル(メタ)アクリレート、1,1−ジヒドロペルフルオロプロピル(メタ)アクリレート、1,1,5−トリヒドロペルフルオロヘキシル(メタ)アクリレート、1,1,2,2−テトラヒドロペルフルオロプロピル(メタ)アクリレート、1,1,7−トリヒドロペルフルオロヘプチル(メタ)アクリレート、1,1−ジヒドロペルフルオロオクチル(メタ)アクリレート、1,1−ジヒドロペルフルオロデシル(メタ)アクリレートなどの含フッ素アクリル酸エステル、1−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートなどの水酸基含有アクリル酸エステル、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジブチルアミノエチル(メタ)アクリレートなどの第3級アミノ基含有アクリル酸エステル、メチルメタクリレート、オクチルメタクリレートなどのメタクリレートを用いても良い。
アクリル酸アルキルエステルは、これらのモノマー単独だけでなく、2種以上のものを併用することもできる。
カルボキシル基含有不飽和脂肪酸としては、特に限定するものではないが、例えば、アクリル酸やメタクリル酸等の不飽和カルボン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸等の脂肪族不飽和ジカルボン酸、モノメチルマレート、モノエチルマレート、モノ−n−プロピルマレート、モノイソピルマレート、モノ−n−ブチルマレート、モノイソブチルマレート、モノメチルフマレート、モノエチルフマレート、モノ−n−プロピルフマレート、モノイソプロピルマレート、モノ−n−ブチルフマレート、モノメチルイタコネート、モノエチルイタコネート、モノ−n−プロピルイタコネート、モノ−n−プロピルシトラコネート、モノ−n−ブチルシトラコネート、モノイソブチルシトラコネート等の脂肪族不飽和ジカルボン酸モノエステルなどがあり、これらの化合物単独だけでなく、2種以上のモノマーを併用することもできる。
カルボキシル基含有不飽和脂肪酸は、得られるカルボキシル基含有アクリル系ゴム中に0.1〜20質量%、好ましくは0.1〜10質量%の割合となるように共重合させると、カルボキシル基含有アクリル系ゴムの加硫特性が向上するため好ましい。
カルボキシル基含有アクリル系ゴムには、本発明の効果を阻害しない範囲において、その目的にあわせて、アクリル酸アルキルエステル以外の架橋サイトとなるモノマーや、その他の共重合可能なモノマーを共重合させてもよい。
アクリル酸アルキルエステル以外の架橋サイトとなるモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、2−ペンテン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸などのカルボン酸基含有化合物、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アリルグリシジルエーテル、メタアリルグリシジルエーテルなどのエポキシ基含有化合物、2−クロルエチルビニルエーテル、2−クロロエチルアクリレート、ビニルベンジルクロライド、ビニルクロルアセテート、アリルクロロアセテートなどの活性塩素含有化合物があり、これらのモノマー単独だけでなく、2種以上のものを併用することもできる。
これら架橋サイトとなるモノマーの配合量は、得られるカルボキシル基含有アクリル系ゴム中に0.1〜10質量%の割合となるように共重合させることが好ましい。
共重合可能なモノマーとしては、メチルビニルケトンのようなアルキルビニルケトン、ビニルエチルエーテル、アリルメチルエーテルなどのビニル及びアリルエーテル、スチレン、α−メチルスチレン、クロロスチレン、ビニルトルエン、ビニルナフタレンなどのビニル芳香族化合物、アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどのビニルニトリル、アクリルアミド、酢酸ビニル、エチレン、プロピレン、ブタジエン、イソプレン、ペンタジエン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、プロピオン酸ビニル、アルキルフマレートなどのエチレン性不飽和化合物がある。
これら他の共重合可能なモノマーの配合量は、得られるカルボキシル基含有アクリル系ゴム中に0.1〜10質量%の割合となるように共重合させることが好ましい。
ポリアミン化合物は、芳香族ポリアミン化合物または脂肪族ポリアミン化合物のうちの少なくとも一種以上の化合物が用いられる。
芳香族ポリアミン化合物は、一般式(化5)で表される化合物であり、特に限定するものではないが、例えば、4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ビフェニル、4,4’−ジアミノジフェニルスルフィド、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)−2,2−ジメチルプロパン、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ペンタン、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]スルフォン、4,4’−ジアミノジフェニルスルフォン、ビス(4−3−アミノフェノキシ)フェニルサルフォン、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパン、3,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノベンズアニリド、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]スルフォンなどがある。
脂肪族ポリアミン化合物としては、特に限定するものではないが、ヘキサメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンカーバメート、N,N′−ジシンナミリデン−1,6−ヘキサンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミンなどがある。ポリアミン化合物は、これらの化合物単独だけでなく、2種以上のものを併用することもできる。
(式中、Mは、O、S、SO、CONHまたはO−R−Oのうちの1種を表す。O−R−OのRは、Ph、Ph−Ph、Ph−SO−Ph、(CH)m<但しm=3〜5>、Ph−CH−C(CX−CH−Ph<X=HまたはF>、(CH)C(CH(CH)のうちの1種を表す。Phはベンゼン環を表す。)
ポリアミン化合物の配合量は、アクリル系ゴム100質量部に対して、0.1〜10質量部の範囲、好ましくは0.3〜5質量部の範囲とすると、アクリル系ゴムを必要十分に加硫反応させることができ、得られるアクリル系ゴム組成物の機械的特性や高温での圧縮永久歪を向上させることができる。
三級アミン化合物は、三級アミンの3個の置換基が、アルキル基、シクロアルキル基、または、ベンジル基の1種以上の化合物であれば特に限定されないが、例えば、ジメチルオクチルアミン、ジメチルデシルアミン、ジメチルドデシルアミン、ジメチルラウリルアミン、ジメチルミスチリルアミン、ジメチルパルミチルアミン、ジメチルステアリルアミン、ジメチルベヘニルアミン、ジラウリルモノメチルアミン、トリオクチルアミン、メチルジオレイルアミン、メチルジデシルアミン、トリt−ブチルアミン、トリi−プロピルアミン、トリシクロヘキシルアミン、トリベンジルアミン、トリメチルアミン、トリn−ブチルアミン、トリn−ペンチルアミン、トリn−ヘキシルアミン、トリn−ヘプチルアミンなどがある。
三級アミン化合物の添加量は、アクリル系ゴム100質量部に対して0.1〜10質量部の範囲、好ましくは0.2〜5質量部の範囲とすると、加硫後のアクリル系ゴム組成物の表面に三級アミン化合物がブリードすることを防止しつつ、加硫促進性能が得られるため好ましい。
アクリル系ゴム組成物には、実用に供するに際してその目的に応じ、充填剤や補強剤、可塑剤、老化防止剤、安定剤、滑剤等を添加して成形、加硫を行うことができる。
充填剤や補強剤は、通常ゴム用として使用されている充填剤や補強剤が使用でき、特に限定するものではないが、カーボンブラック、シリカ等の無水ケイ酸、表面処理炭酸カルシウムなどがある。これらの充填剤や補強剤は、単体だけでなく2種類以上を併用してもよい。充填剤や補強剤の添加量は、アクリル系ゴム100質量部に対して、合計で30〜100質量部が好ましい。
可塑剤は、通常ゴム用として使用されている各種の可塑剤を使用でき、特に限定するものではないが、エステル系可塑剤、ポリオキシエチレンエーテル等のエーテル系可塑剤等がある。これらの可塑剤は、単体だけでなく2種類以上を併用してもよい。可塑剤の添加量は、アクリル系ゴム100質量部に対して50質量部程度までの範囲とすることが好ましい。
老化防止剤としては、通常ゴム用として使用されている老化防止剤を使用でき、特に限定するものではないが、アミン系、イミダゾール系、カルバミン酸金属塩、フェノール系、ワックス等がある。老化防止剤の添加量は、アクリル系ゴム100質量部に対して0.5〜10質量部までの範囲とすることが好ましい。
アクリル系ゴム組成物におけるゴム成分は、アクリル系ゴムを主成分とするものであるが、アクリル系ゴムの他に、必要に応じて天然ゴム、合成ゴムとして例えばIIR、BR、NBR、HNBR、CR、EPDM、FKM、Q、CSM、CO、ECO、CM等を配合させても良い。
アクリル系ゴム組成物及びその加硫物を混練、成型、加硫する機械としては、通常のゴム工業で使用されているものを使用することができる。
アクリル系ゴム組成物及びその加硫物は、特にゴムホースやガスケット、パッキング等のシール部品及び防振部材として用いられる。また、ゴムホースとしては、具体的には、トランスミッションオイルクーラーホース、エンジンオイルクーラーホース、ターボインタークーラーホース、ターボエアーダクトホース、パワーステアリングホース、ホットエアホース、ラジエーターホース、その他の産業機械、建設機械の高圧系を含むオイル系、燃料系ホース及びドレーン系ホース等に使用されるホースに用いられる。
シール部品としては、具体的には、エンジンヘッドカバーガスケット、オイルパンガスケット、オイルシール、リップシールパッキン、O−リング、トランスミッションシールガスケット、クランクシャフトおよびカムシャフトシールガスケット、ヴァルブステム、パワステアリングシールベルトカバーシール、CVJ及びR&Pブーツ材等がある。
防振ゴム部品としては、ダンパープーリー、センターサポートクッション、サスペンションブッシュ、エンジンマウント等がある。
特に、本発明のアクリル系ゴム組成物及びその加硫物は、機械的性質が優れていることに加えて、耐寒性、耐油性及び耐熱性に優れているため、最近使用環境が苛酷になっている自動車用ゴムホース及びガスケット等のオイルシール製品として極めて好適に用いられる。
ゴムホースの構成としては、本発明のアクリル系ゴム組成物から得た単一ホース、あるいは、ゴムホースの用途によっては、本発明のアクリル系ゴムからなる層に本発明のアクリル系ゴム以外の合成ゴム例えば、フッ素系ゴム、フッ素変性アクリルゴム、ヒドリンゴム、CSM、CR、NBR、HNBR、エチレン・プロピレンゴム等を内層、中間層、あるいは外層として組み合わせた複合ホースへの適用も可能である。
また、ゴムホースに要求される特性によっては、一般的によく行われているように補強糸あるいはワイヤーをホースの中間あるいは、ゴムホースの最外層に設けることも可能である。
以下に実施例をもって本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により特に限定されるものではない。
<カルボキシル基含有アクリル系ゴムの製造>
アクリル系ゴム(電気化学工業社製デンカER−A403)100質量部と、ステアリン酸1質量部と、4,4−ビス(α,α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン1質量部と、カーボンブラック(FEF;旭カーボーン社製旭#609)50質量部と、ステアリルアミン0.3質量部と、流動パラフィン1質量部とを、8インチロールを用いて、ロール表面温度40℃で40分間混練りし、カルボキシル基含有アクリル系ゴムを得た。
<実施例1>
カルボキシル基含有アクリル系ゴムの100質量部に対して、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン1.0質量部と、トリオクチルアミン0.5質量部を添加してアクリル系ゴム組成物を得た。
得られたアクリル系ゴム組成物について、JIS K6300に準拠して、L形ローターを使用して、試験温度125℃におけるスコーチタイムの評価を行った。
<加硫>
得られたアクリル系ゴム組成物を、電熱プレスを用いて、170℃、20分間の熱処理を行って一次加硫物を作製した。得られた一次加硫物を、更にギヤーオーブン内で170℃、4時間の熱処理を行って二次加硫物とした。
一次加硫物および二次加硫物について、JIS K6251に準拠して、100%モジュラス、引張強度、伸びを評価し、また、JIS K6253に準拠してデュロメータ硬度計を用いて、硬度の評価を行った。
さらに、得られた二次加硫物について、JIS K6262に準拠し、150℃、70時間における圧縮永久歪の評価を行った。
実施例2〜18及び比較例1、2
表1〜3に示した配合に基づいて実施例1と同様にアクリル系ゴム組成物および、一次加硫物と二次加硫物を得て、実施例1と同様に評価を行った。

Claims (8)

  1. カルボキシル基含有アクリル系ゴムと、ポリアミン化合物と、一般式(化1)で表される三級アミン化合物を含有するアクリル系ゴム組成物。
    (式中、R1、R2、R3は、直鎖状、または分岐構造、環状構造を有する飽和脂肪族炭化水素あるいは不飽和脂肪族炭化水素、あるいはベンジル基をそれぞれ1個以上含む置換基を表す。)
  2. 三級アミン化合物が、ジメチルオクチルアミン、ジメチルデシルアミン、ジメチルドデシルアミン、ジメチルラウリルアミン、ジメチルミスチリルアミン、ジメチルパルミチルアミン、ジメチルステアリルアミン、ジメチルベヘニルアミン、ジラウリルモノメチルアミン、トリオクチルアミン、メチルジオレイルアミン、メチルジデシルアミン、トリt−ブチルアミン、トリi−プロピルアミン、トリシクロヘキシルアミン、トリベンジルアミン、トリメチルアミン、トリn−ブチルアミン、トリn−ペンチルアミン、トリn−ヘキシルアミン、トリn−ヘプチルアミンのうちの少なくとも一種類以上の化合物であることを特徴とする請求項1記載アクリル系ゴム組成物。
  3. 芳香族ポリアミンが、一般式(化2)で表されるものであることを特徴とする請求項1〜請求項2のいずれか一項に記載したアクリル系ゴム組成物。
    (式中、Mは、O、S、SO、CONHまたはO−R−Oのうちの1種を表す。O−R−OのRは、Ph、Ph−Ph、Ph−SO−Ph、(CH)m<但しm=3〜5>、Ph−CH−C(CX−CH−Ph<X=HまたはF>、(CH)C(CH(CH)のうちの1種を表す。Phはベンゼン環を表す。)
  4. ポリアミン化合物が、芳香族ポリアミンとしての4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ビフェニル、4,4’−ジアミノジフェニルスルフィド、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)−2,2−ジメチルプロパン、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ペンタン、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]スルフォン、4,4’−ジアミノジフェニルスルフォン、ビス(4−3−アミノフェノキシ)フェニルサルフォン、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパン、3,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノベンズアニリド、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]スルフォン、および、脂肪族ポリアミンとしてのヘキサメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンカーバメート、N,N′−ジシンナミリデン−1,6−ヘキサンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミンのうちの少なくとも一種類以上の化合物であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載したアクリル系ゴム組成物。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載したアクリル系ゴム組成物を加硫して得られる加硫物。
  6. 請求項5記載の加硫物からなるゴムホース。
  7. 請求項5記載の加硫物からなるシール部品。
  8. 請求項5記載の加硫物からなる防振ゴム部品。
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