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JP2008189102A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両の制御装置 Download PDF

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JP2008189102A
JP2008189102A JP2007024929A JP2007024929A JP2008189102A JP 2008189102 A JP2008189102 A JP 2008189102A JP 2007024929 A JP2007024929 A JP 2007024929A JP 2007024929 A JP2007024929 A JP 2007024929A JP 2008189102 A JP2008189102 A JP 2008189102A
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clutch
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torque
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Takeshi Yamanaka
剛 山中
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

【課題】 エンジン始動時間を短縮して駆動力不足を改善したハイブリッド車両の制御装置を提供する。
【解決手段】 エンジンと、モータジェネレータと、モータジェネレータに電力を供給するとともに、このモータジェネレータの回生電力を蓄電するバッテリと、エンジンとモータジェネレータとを接続する第1クラッチと、モータジェネレータと変速機とを接続する第2クラッチと、エンジン、モータジェネレータ、および第1、第2クラッチを制御する制御手段とを備え、第1クラッチと第2クラッチを制御することにより、エンジンとモータジェネレータの一方または両方によって走行するハイブリッド車両の制御装置において、制御手段は、エンジンを始動する際、エンジンが点火可能な回転角に達した際にエンジンを点火することとした。
【選択図】 図9

Description

本発明は、エンジンおよびモータジェネレータにより駆動力を得るハイブリッド車両の制御装置に関する。
従来、ハイブリッド車両においては、エンジンとモータジェネレータを直列に配置し、エンジンとモータジェネレータ間は第1クラッチを介して接続し、モータジェネレータの出力軸と変速機間は第2クラッチを介して接続するものがある。
このハイブリッド車両においては、発進時など必要駆動力が小さい場合は第1クラッチを解放してモータジェネレータのみで走行するEVモードを選択し、高速走行時など必要駆動力が大きい場合は第1クラッチを締結し、モータジェネレータに加えてエンジンからも駆動力を得るHEVモードを選択する(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−255285号公報
上記のようなエンジン−モータジェネレータ直列接続型のハイブリッド車両にあっては、停止時はEVモードが選択されており、発進時にアクセルを大きく踏み込むとEVモードからHEVモードへ変更することになる。
その際、第1クラッチを締結するとともに第2クラッチの締結力を下げてモータジェネレータの回転をエンジンに伝達し、エンジンを始動する。そのためモータジェネレータの発生するトルクは、第1クラッチを介してエンジンを回転させるトルクと、第2クラッチを介して変速機に伝達されるトルクに分割されることとなり、エンジン始動までの間変速機に入力されるトルクが小さくなる。そのためエンジン始動時間が長期化してエンジン始動タイミングが遅れた場合、遅れている間は駆動力が不足するという問題があった。
なお、ハイブリッド車両でのモータジェネレータによるエンジン始動は、クランキングにより安定したトルク制御を可能なエンジン回転数まで上昇した後に燃料を噴射し、エンジンを点火することが一般的である。
一方、駆動力不足を補うためにエンジンを回転させるトルクを減少させて変速機に振り向けた場合、発進トルクは上昇するがエンジン始動時間が長くなってしまう。逆にエンジン始動時間を早めるため変速機に入力されるトルクをエンジン始動に振り向けると、駆動力が減少してしまう。
本発明は上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、エンジン始動時間を短縮して駆動力不足を改善したハイブリッド車両の制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、エンジンと、モータジェネレータと、前記モータジェネレータに電力を供給するとともに、このモータジェネレータの回生電力を蓄電するバッテリと、前記エンジンと前記モータジェネレータとを接続する第1クラッチと、前記モータジェネレータと変速機とを接続する第2クラッチと、前記エンジン、前記モータジェネレータ、および前記第1、第2クラッチを制御する制御手段とを備え、前記第1クラッチと前記第2クラッチを制御することにより、前記エンジンと前記モータジェネレータの一方または両方によって走行するハイブリッド車両の制御装置において、前記制御手段は、前記エンジンを始動する際、前記エンジンが点火可能な回転角に達した際に前記エンジンを点火することとした。
よって、トルク制御が可能な回転数までエンジン回転数が上昇することを待たずにエンジンを点火することによりエンジン始動時間を短縮して駆動力不足を改善したハイブリッド車両の制御装置を提供できる。
以下、本発明のハイブリッド車両の制御装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
[システム構成]
図1は本願ハイブリッド車両のシステム図である。本願ハイブリッド車両は、エンジンE、モータジェネレータMG、第1、第2クラッチCL1,CL2、自動変速機AT、左後輪RL(駆動輪)、右後輪RR(駆動輪)を有する。なお、FLは左前輪、FRは右前輪である。
エンジンEはガソリンエンジンやディーゼルエンジンであり、エンジンコントローラ1からの制御指令に基づいて、スロットルバルブのバルブ開度等が制御される。
第1クラッチCL1はエンジンEとモータジェネレータMGとの間に介装され、第1クラッチコントローラ5からの制御指令に基づき第1クラッチ油圧ユニット6によって締結・開放制御される。
モータジェネレータMGは、ロータに永久磁石を埋設しステータにステータコイルが巻き付けられた同期型モータジェネレータであり、出力軸であるロータは、自動変速機ATの入力軸に連結されている。駆動の際はモータコントローラ2からの制御指令に基づき、パワーコントロールユニット3のインバータ3aによって制御される。
このモータジェネレータMGは、バッテリ4(蓄電装置)からの電力の供給を受けて回転駆動する電動機として機能する。また、外力により回転している際には発電機として機能し、バッテリ4を充電することも可能である。
パワーコントロールユニット3は、インバータ3a、強電回路3b、DC/DCコンバータ3cから構成される。インバータ3aは半導体スイッチング素子であり、バッテリ4の直流を三相交流に変換してモータジェネレータMGへ出力するとともに、モータジェネレータMGからの三相交流を直流に変換してバッテリ4へ出力する。
強電回路3bは、バッテリ4、インバータ3a、DC/DCコンバータ3cとの間に配設され、内部に備えたリレーにより電力の流通を遮断する。DC/DCコンバータ3cは、バッテリ4の電圧を降圧して補機バッテリ25(照明、表示、補機類等の電源)に電力を供給する。
第2クラッチCL2は自動変速機ATの発進クラッチであって、モータジェネレータMGと自動変速機ATの間に介装される。ATコントローラ7からの制御指令に基づいて第2クラッチ油圧ユニット8により締結・開放制御される。
自動変速機ATは車速やアクセル開度等に応じて変速段を自動的に変更する有段変速機であり、入力側は第2クラッチCL2を介してモータジェネレータMGのロータと接続し、出力側は左右後輪RL,RRに接続される。
[走行モード]
本願ハイブリッド車両は第1クラッチCL1の締結・開放状態に応じてEVモード(モータジェネレータMGの駆動力のみで走行)、およびHEVモード(モータジェネレータMGおよびエンジンEの駆動力を併用)の2走行モードを有する。
(EVモード)
第1クラッチCL1が開放状態にある場合、エンジンEの駆動力は自動変速機ATには伝達されず、車両はモータジェネレータMGの動力のみを動力源として走行するEVモードとなる。
(HEVモード)
第1クラッチCL1が締結状態にある場合、エンジンEの駆動力はモータジェネレータMGおよび第2クラッチCL2を介して自動変速機ATに伝達され、モータジェネレータMGに加えてエンジンEの駆動力を併用するHEVモードとなる。
なお、HEVモードにあっては、モータジェネレータMGが発生する駆動力T(MG)の大小および符号によってさらにモードが細分化される。
(エンジン走行モード)
駆動力T(MG)がゼロであればエンジンEの駆動力によってのみ走行するエンジン走行モードとなる。
(モータアシスト走行モード)
モータジェネレータMGから自動変速機ATに入力される駆動力T(MG)が正の値であれば、モータジェネレータMGとエンジンEの駆動力を併用して走行するモータアシスト走行モードとなる。
(走行発電モード)
モータジェネレータMGから自動変速機ATに入力される駆動力T(MG)が負の値、すなわちモータジェネレータMGがトルクを発生せずエンジンEまたは車両イナーシャによって回され、外部のトルクを消費している場合、モータジェネレータMGは発電機として機能する。これによりバッテリ4を充電する。
車両が加速状態または定速走行状態にあればモータジェネレータMGはエンジンEによって回され、車両が減速状態にあればモータジェネレータMGは車両イナーシャによって回され、発電を行う。
[制御構成]
本願ハイブリッド車両はエンジンコントローラ1、モータコントローラ2、パワーコントロールユニット3、バッテリ4、ATコントローラ7、統合コントローラ10を有し、それぞれ情報交換可能なCAN通信線11を介して接続されている。
エンジンコントローラ1にはエンジン回転数センサ12からのエンジン回転数情報が入力され、統合コントローラ10からの目標エンジントルク指令等に応じてエンジン動作点(Ne:エンジン回転数,Te:エンジントルク)を制御する。エンジン回転数NeはCAN通信線11を介して統合コントローラ10へ出力される。
モータコントローラ2はモータジェネレータMGのロータ回転位置(レゾルバ13により検出)、および目標モータジェネレータトルク指令(統合コントローラ10において演算)等に基づき、モータジェネレータMGのモータ動作点(モータジェネレータ回転数N、モータジェネレータトルクTm)を制御する指令をパワーコントロールユニット3へ出力する。
また、モータコントローラ2はバッテリ4の充電状態を示すバッテリSOCを監視する。このバッテリSOCはモータジェネレータMGの制御情報に用いられるとともに、CAN通信線11を介して統合コントローラ10へ供給される。
ATコントローラ7は、アクセル開度センサ16、車速センサ17と第2クラッチ油圧センサ18からのセンサ情報、および統合コントローラ10からの第2クラッチ制御指令に基づき、第2クラッチCL2の締結・開放制御指令を第2クラッチ油圧ユニット8に出力する。なお、アクセル開度APOと車速VSPの情報は、CAN通信線11を介して統合コントローラ10へ供給する。
統合コントローラ10は車両全体の消費エネルギーを管理し、最高効率で車両を走らせるための機能を担うものである。モータ回転数センサ21、第2クラッチ出力回転数センサ22、第2クラッチトルクセンサ23からそれぞれモータ回転数Nm、第2クラッチ出力回転数N2out、第2クラッチトルクTCL2が入力されるとともに、CAN通信線11を介して得られた情報が入力される。
これらの入力情報に基づき、統合コントローラ10はエンジンコントローラ1、モータコントローラ2、第1クラッチコントローラ5、およびATコントローラ7へ指令を出力し、それぞれエンジンE、モータジェネレータMG、第1、第2クラッチCL1,CL2を制御する。
[始動時間短縮制御]
(メインフロー)
図2はハイブリッド走行時におけるエンジン始動時間短縮制御のメインフローである。以下、各ステップにつき説明する。
ステップS1ではアクセル開度等に基づき車両の目標駆動力を演算し、ステップS2へ移行する。
ステップS2では目標変速段を演算し、ステップS3へ移行する。
ステップS3では目標モード(EV走行、HEV走行、エンジン走行の各モード)を演算し、ステップS4へ移行する。
ステップS4ではエンジン指令演算(各モードに合わせた始動・停止要求、目標回転数、目標トルク等)を行い、ステップS5へ移行する。
ステップS5ではEV走行、HEV走行、エンジン走行の各モード遷移状態を演算し、ステップS6へ移行する。
ステップS6では車両の目標駆動力過渡補正を行い、ステップS7へ移行する。
ステップS7では第1クラッチCL1の目標伝達トルクを演算し、ステップS8へ移行する。
ステップS8ではモータジェネレータMGの指令値(目標回転数、目標トルク等)を演算し、ステップS9へ移行する。
ステップS9では第2クラッチCL2の目標伝達トルクを演算し、制御を終了する。
(始動時間短縮制御におけるエンジン指令演算)
図3はエンジン始動時間短縮制御におけるエンジン指令演算(図2:ステップS4)のメインフローである。
ステップS11では目標モードがエンジン走行モードであるかどうかが判断され、YESであればステップS12へ移行し、NOであればステップS13へ移行する。
ステップS12では実制御モードがエンジン走行モードであるかどうかが判断され、YESであればステップS14へ移行し、NOであればステップS15へ移行する。
ステップS13では実制御モードがエンジン走行モードであるかどうかが判断され、YESであればステップS16へ移行し、NOであればステップS17へ移行する。
ステップS14ではエンジン走行中のエンジン指令演算を実行し、制御を終了する。
ステップS15ではEVモードからHEVモードへ遷移中のエンジン指令演算を実行し、制御を終了する。
ステップS16ではHEVモードからEVモードへ移行する際のエンジン指令演算を実行し、制御を終了する。
ステップS17ではEVモード走行中のエンジン指令演算を実行し、制御を終了する。
[始動時間短縮制御(EV−HEVモード移行時エンジン指令演算)]
図4はEV→HEVモード移行時(図3:ステップS15)におけるエンジン指令演算フローである。エンジン始動タイミングが遅れるとその間の発進トルクが不足するため、本フロー(ステップS106〜S113)においてエンジン始動時間を短縮する制御を実行し、エンジンEを点火可能な回転角に達した際に直ちに点火する。これにより、エンジン始動時間を短縮して発進トルク不足を改善する。
ステップS101では燃料カットフラグ=0とし、ステップS102へ移行する。
ステップS102では第2クラッチCL2の差回転≦スリップ判定差回転(スリップ判定閾値)であるかどうかが判断され、YESであればステップS103へ移行し、NOであればステップS106へ移行する。
ステップS103ではエンジン始動要求フラグ=0とし、ステップS104へ移行する。
ステップS104ではエンジントルク指令値=0とし、制御を終了する。
ステップS105ではエンジンアイドル要求=0とし、制御を終了する。
ステップS106ではエンジン回転数≧エンジン始動回転数(本願では1回転)であるかどうかが判断される。YESであればエンジン始動完了としてステップS107へ移行し、NOであればステップS103へ移行する。
4サイクルエンジンでは1回転以上回れば吸気、圧縮、膨張、排気の4行程がすべて行われるため、2回転目で点火可能回転角に達する。したがって、本願では1回転=エンジン点火可能回転数とし、エンジン回転数が1回転以上であれば点火可能と判断する。
ステップS107ではエンジン回転数≧エンジン全気筒点火完了回転数(本願では2回転)であるかどうかが判断され、YESであればステップS111へ移行し、NOであればステップS108へ移行する。
上述のように4サイクルエンジンでは2回転目で点火可能回転角に達するため、本願では2回転=エンジン全気筒点火完了回転数とし、エンジン回転数が2回転以上であれば点火完了と判断する。
ステップS108→S109→S110、およびステップS111→S112→S113の流れは、ステップS103→S104→S105と同様である。
このように、エンジン始動および点火タイミングを適切に判断することで、不要なアイドル時間を低減してエンジン始動時間を短縮し、モータジェネレータMGがエンジン始動のためにフリクションを負担する時間を低減する。始動後に大きなエンジントルクが発生した場合であっても、第2クラッチCL2のスリップにより吸収し、過大なトルクが駆動輪RL,RRに伝達することを防止できるため問題はない。
従来ではエンジン始動時のエンジントルク制御を行うため、トルク制御可能な回転数になって初めてエンジンを点火していたため、エンジン始動時間が長期化しがちであった。本願では点火可能な回転数(2回転目)で直ちに点火を行うため、従来例と比べエンジン始動時間の短縮が見込まれる。
また、スロットル開度は点火完了判断まではエンジン始動に適した開度に絞られているが、点火完了判断後はスロットル開度をエンジンEのトルク制御可能な開度まで拡大することで、速やかにエンジントルクを発生させる。
このエンジントルク発生により、エンジンEは自身のトルクによって回転が上昇し、エンジン回転上昇のために消費されるモータジェネレータトルクが低減する。よって、モータジェネレータMGの発生トルクのうち駆動力に配分される割合が増加し、エンジン始動時のトルクが確保される。
[始動時間短縮制御(第1クラッチ目標伝達トルク演算)]
図5は第1クラッチCL1の目標伝達トルク演算(図2:ステップS7)のフローである。エンジン始動タイミングをより早期化するため、第1クラッチCL1の差回転を検出した場合は第1クラッチCL1の締結力を増加させ、エンジンEにより大きなトルクを伝達してエンジンEの始動を容易なものとする(ステップS204→S205→S207→S211)。
また、始動後は自律的にエンジンEの回転が上昇するため、第1クラッチCL1のトルクによってエンジンEの回転数を増加させる必要はない。したがってエンジンE始動後、エンジン回転数が検出された場合は第1クラッチCL1の伝達トルクを前回制御のまま維持し(ステップS205→S206)、第1クラッチCL1の締結力増加を停止してモータジェネレータMGの余裕トルクを第2クラッチCL2を介して駆動力に振り向ける。
ステップS201では通常制御中(締結力一定でエンジントルク伝達中)であるかどうかが判断され、YESであればステップS202へ移行し、NOであればステップS210へ移行する。
ステップS202ではエンジン始動要求があるか否かが判断され、YESであればステップS203へ移行し、NOであればステップS209へ移行する。
ステップS203では第1クラッチCL1の制御モードを容量制御モード(伝達トルク=0でないモード)とし、ステップS204へ移行する。
ステップS204では第1クラッチCL1の差回転の有無を判断し、差回転があればステップS205へ移行し、なければステップS208へ移行する。
ステップS205ではエンジン回転の有無を判断し、回転があればステップS206へ移行し、なければステップS207へ移行する。上述のように4サイクルエンジンでは2回転目から始動可能であるため、エンジン回転数が検出されればエンジンEは始動開始と判断する。
ステップS206では第1クラッチトルク補正値を前回制御のまま維持し、ステップS211へ移行する。
ステップS207では第1クラッチトルク補正値を前回制御の補正値+補正量とし、ステップS211へ移行する。
ステップS208では第1クラッチ伝達トルク=0とし、ステップS212へ移行する。
ステップS209では第1クラッチCL1の制御モードをスタンバイモード(伝達トルク=0)とし、ステップS213へ移行する。
ステップS210では第1クラッチCL1の制御モードを解放モード(伝達トルク=0)とし、ステップS213へ移行する。
ステップS211では、第1クラッチ目標伝達トルクとしてエンジン始動トルク+第1クラッチトルク補正値とし、制御を終了する。
ステップS212では、第1クラッチ目標伝達トルクを伝達可能最大トルクとし、制御を終了する。
ステップS213およびステップS214では、第1クラッチ目標伝達トルク=0として制御を終了する。
[始動時間短縮制御(モータジェネレータ目標回転数演算)]
図6は、モータジェネレータMGの目標回転数演算(図2:ステップS8)フローである。なお、図6中ではモータジェネレータMGを単にモータと記載する。
エンジン回転数が上昇してエンジンのトルク制御が可能な回転数にまで達すれば、モータジェネレータMGによってエンジンEの回転数を増加させる必要はない(それ以上の回転数は、エンジンE自身の回転数上昇によって得られるため)。
したがって、モータジェネレータMGの目標回転数はエンジンのトルク制御可能回転数よりも低くてよい。よって、エンジン点火後、モータジェネレータMGの目標回転数がエンジンのトルク制御可能回転数(図6ではエンジン下限回転数と記載)を上回った場合、モータジェネレータMGの目標回転数=エンジンのトルク制御可能回転数に設定する(ステップS306→S307→S308)。
これにより、エンジン始動時におけるモータジェネレータMGの不要な回転数上昇を抑制する。エンジン始動後はモータジェネレータMGのトルクをエンジンEに伝達する必要はないため、モータジェネレータMGの余裕トルクを第2クラッチCL2を介して駆動力に振り向ける。
ステップS301では現在の制御モードがエンジン走行モードであるかどうかが判断され、YESであればステップS302へ移行し、NOであればステップS305へ移行する。
ステップS302では変速機ATの入力軸回転数>エンジン下限回転数であるかどうかが判断され、YESであればステップS304へ移行し、NOであればステップS303へ移行する。
ステップS303では目標エンジン回転数をマップから読み込み、ステップS309へ移行する。
ステップS304では目標モータ回転数=変速機入力軸回転数とし、ステップS309へ移行する。自動変速機ATの入力軸回転数がエンジン下限回転数を上回っているため、モータジェネレータMGの回転数=自動変速機AT入力軸回転数とすれば、エンジン始動に十分な回転数を保持しつつ自動変速機ATの回転も維持可能である。
ステップS305では目標モータ回転数=変速機入力軸回転数+第2クラッチスリップ回転数とし、ステップS306へ移行する。
ステップS306ではエンジン回転数≧エンジン全気筒点火完了回転数であるかどうかが判断され、YESであればステップS307へ移行し、NOであればステップS309へ移行する。
ステップS307では目標モータ回転数≧エンジン下限回転数であるかどうかが判断され、YESであればステップS308へ移行し、NOであればステップS309へ移行する。
ステップS308では目標モータ回転数=エンジン下限回転数(エンジンのトルク制御可能回転数)とし、ステップS309へ移行する。
エンジンのトルク制御可能回転数としては、最低アイドル回転数(550rpm程度)、油圧ポンプの必要回転数(1000rpm程度)、エンジンマウントとエンジン自身の共振領域以下の回転数(400rpm程度)などが考えられるが、本願ではエンジン始動時には第2クラッチCL2をスリップさせるため、第2クラッチCL2のスリップ維持が可能な限り低い回転数に設定する。
目標モータ回転数は低ければ低いほど第1クラッチCL1の差回転はゼロに収束しやすいため、目標モータ回転数を低く設定することで第1クラッチCL1の締結完了までの時間を短縮し、モータジェネレータMGの発生トルクのうち第1クラッチCL1に分配されるトルクを第2クラッチCL2に振り向け、駆動力を確保する。
また、第1クラッチCL1の締結によってエンジントルクを第2クラッチCL2に伝達させ、駆動力をさらに確保する。
なお、発進時(自動変速機ATの入力軸回転数=0)においては、エンジン下限回転数を100rpm(回転/分)とする。100rpmであれば、発進時にあっても第2クラッチCL2のスリップ維持は可能であるためである。
ステップS309では目標モータ回転数の比例分を演算し、ステップS310へ移行する。
ステップS310では目標モータ回転数の積分分を演算し、ステップS311へ移行する。
ステップS311では目標モータ回転数の比例分と積分分の和をとって目標モータ回転数とし、制御を終了する。
[始動時間短縮制御(第2クラッチ目標伝達トルク演算)]
図7は、第2クラッチ目標伝達トルク演算のメインフロー(図3:ステップS9)である。
ステップS21〜S23は、図3のステップS11〜S13と同様である。
ステップS24ではエンジン走行中に第2クラッチ目標伝達トルク演算を実行し、制御を終了する。
ステップS25ではEVモードからHEVモードへ遷移中に第2クラッチ目標伝達トルク演算を実行し、制御を終了する。
ステップS26ではHEVモードからEVモードへ移行する際に第2クラッチ目標伝達トルク演算を実行し、制御を終了する。
ステップS27ではEVモード走行中に第2クラッチ目標伝達トルク演算を実行し、制御を終了する。
[始動時間短縮制御(エンジン始動時第2クラッチ目標伝達トルク演算)]
図8は、エンジン始動時における第2クラッチCL2の目標伝達トルク演算フロー(図7:ステップS25)である。
始動時、エンジンEの初爆トルクは第2クラッチCL2をスリップさせることで吸収するが、モータジェネレータMGから第2クラッチCL2への入力トルクが不足すると、第2クラッチCL2に対する入力トルクが弱くなる。そのため第2クラッチCL2のスリップ状態が保てなくなり、初爆トルクが変速機に伝達されて駆動力が急変するおそれがある。
すなわち、運転者の要求駆動力に合わせて第2クラッチCL2の締結力を増加させた場合、モータジェネレータMGの発生トルクが要求駆動力よりも大きければ第2クラッチCL2はスリップ状態を保てるが、逆にモータジェネレータMGの発生トルクが小さいと第2クラッチCL2の締結力が上回り、第2クラッチCL2はスリップ状態を保てない。
したがって本願実施例では、要求駆動力がモータジェネレータMGの出力可能トルクを上回った場合、第2クラッチCL2の締結力を制限し、第2クラッチCL2の伝達トルク=モータジェネレータMGの出力可能トルクとする(ステップS414)。これにより第2クラッチCL2のスリップ状態を確保し、エンジン初爆時のショックを吸収する。
一方、要求駆動力がモータジェネレータMGの出力可能トルクよりも小さければ、第2クラッチCL2はスリップ状態を維持可能であるため、要求駆動力をそのまま第2クラッチCL2の目標伝達トルクとする(ステップS413)。なおエンジンEの始動判定はエンジン回転数が検出されたとき、とする(図4:ステップS106、S107等参照)。
ここで、モータジェネレータMGの出力可能トルクはバッテリ4からの供給電力に依存しており、バッテリ4の出力が下がればモータジェネレータMGの出力も連動して低下する。また、モータジェネレータMGの(定格)最大出力>バッテリ4の(定格)最大出力であれば、そもそもモータジェネレータMGは最大出力を発生できない。
したがって、バッテリ4の現在の出力値とモータジェネレータMGの設計上の最大出力(本願では定格最大出力とする)を比較し、大きい側をEVモード最大トルクに設定する(ステップS408、S409,S410)。
ステップS401では第1クラッチCL1の差回転≦0かどうか(エンジン側の回転数のほうが大きいかどうか)が判断され、YESであればステップS402へ移行し、NOであればステップS407へ移行する。
ステップS402ではエンジン回転数>自動変速機ATの入力軸回転数であるかどうかが判断される。YESであればエンジン走行モードであるためステップS403へ移行し、NOであればEVモードまたはEVモードからエンジン走行モードへ移行中であるためステップS407へ移行する。
ステップS403ではエンジン走行モードのエンジントルクに対応して第2クラッチトルク補正値前回値に補正量を加算し、第2クラッチトルク補正値を徐々に増加させてステップS404へ移行する。
ステップS404では第2クラッチ目標伝達トルク=第2クラッチトルク補正値今回値+要求駆動力(アクセル開度等から判断)とし、ステップS405へ移行する。
ステップS405では第2クラッチ差回転≧スリップ判定差回転(閾値)であるかどうかが判断され、YESであれば第2クラッチCL2のスリップ継続として制御を終了し、NOであればステップS406へ移行する。
ステップS406では第2クラッチCL2は非スリップ状態であり、実制御モードをHEVモード(エンジンEとモータジェネレータMGを併用)として制御を終了する。
ステップS407ではバッテリ4の出力可能分の電力をモータジェネレータMGに供給した際に発生可能な出力トルク(バッテリ出力可能分トルク)に変換し、ステップS408へ移行する。
ステップS408では、ステップS407で演算したバッテリ出力可能分トルクと、供給電力を無制限とした際のモータジェネレータ最大力行可能トルク(図8では定格最大トルクとする)の大小を判断する。バッテリ出力可能トルクのほうが小さければステップS409へ移行し、そうでなければステップS410へ移行する。
ステップS409では、EVモード時の最大トルク=バッテリ出力可能分トルク−エンジン始動トルクとし、ステップS411へ移行する。
ステップS410では、EVモード時の最大トルク=モータジェネレータMG定格最大トルク−エンジン始動トルクとし、ステップS411へ移行する。
ステップS411ではEVモード時の最大トルク>目標駆動力(図2:ステップS1参照)かどうかが判断され、YESであればステップS412へ移行し、NOであればステップS413へ移行する。
ステップS412ではエンジン回転数>始動可能回転数(エンジン自律回転可能な回転数)かどうかが判断され、YESであればステップS413へ移行し、NOであればステップS414へ移行する。
ステップS413では第2クラッチ目標伝達トルク基本トルク=目標駆動力とし、ステップS415へ移行する。
ステップS414では第2クラッチ目標伝達トルク基本トルク=EVモード時の最大トルクとし、ステップS415へ移行する。
ステップS415では第2クラッチ差回転>スリップ判定差回転(閾値)であるかどうかが判断され、YESであればステップS416へ移行し、NOであればステップS417へ移行する。
ステップS416では第2クラッチCL2はスリップ継続状態であり、第2クラッチトルク補正値前回値+(目標差回転−実差回転)×スリップ補正係数=第2クラッチトルク補正値今回値とし、ステップS417へ移行する。
ステップS417では第2クラッチ目標伝達トルク=第2クラッチトルク補正値今回値+目標駆動力とし、制御を終了する。
[始動時間短縮制御におけるEVモード−EHVモード移行時の経時変化]
図9、図10はEV→HEVモード移行時のタイムチャートである。図9は本願、図10は比較例(本願の始動時間短縮制御を行っていない例)を示す。
(時刻t1)
時刻t1ではEVモード(モータジェネレータMGのトルクのみで駆動)であってモータジェネレータMGの出力トルクは最大値である。本願、比較例ともに運転者の要求に基づき目標駆動力、モータジェネレータMGのトルク、および車速が立ち上がる。
(時刻t2)
時刻t2では走行モードがエンジン走行モードに切り替わり、スリップ確保のため第2クラッチ目標伝達トルクは低下する。
(時刻t3)
時刻t3においてアクセル開度が一定となり、目標駆動力がピーク値に達する。
本願ではエンジン始動タイミングをより早期化するため、第1クラッチCL1の差回転(差回転が一定値以上になった場合)を検出した場合は第1クラッチCL1の締結力を増加させる。これによりエンジンEにより大きなトルクを伝達してエンジンEの始動を容易なものとする(ステップS204→S205→S207→S211)。
一方、比較例ではこのような制御を行わないため、第1クラッチCL1の伝達トルクは未だ立ち上がらない。
(時刻t4)
時刻t4において比較例の第1クラッチ伝達トルクが立ち上がり、エンジンE始動のためにモータジェネレータMGの回転数が急上昇する。一方、本願ではモータジェネレータMGの回転数が自動変速機ATの回転とほぼ同じとなるため(ステップS304参照)、モータジェネレータMGの回転数は低く抑えられ、そのぶんトルクが上昇している。
(時刻t5)
時刻t5においてエンジン回転数が立ち上がる。
(時刻t6)
時刻t6においてエンジン回転が検出され、本願では第1クラッチCL1の締結力が増加し(ステップS204→S205→S207→S211)、エンジンEにより大きなトルクが伝達される。これによりエンジン回転数はモータジェネレータMGの回転数に追従して増加する。
一方、比較例においては第1クラッチCL1の締結力は増加しないため、エンジンEに入力されるトルクも増加しない。このためエンジン回転数の上昇はモータジェネレータMGの回転数に対し大きく遅れる。
(時刻t7)
時刻t7において本願ではエンジンEが点火し、エンジントルクが急増する。ほぼ同時に第1クラッチ伝達トルクの実際値が目標値に追いつき、第1クラッチCL1の差回転がゼロとなる。
本願では時刻t6においてエンジン回転数がモータジェネレータMG回転数に追従して増加するため、エンジン点火タイミングも早くなる。これに伴って第2クラッチ伝達トルクを増加させるため(ステップS401→S402→S403→S404)、駆動力が増加する。
これに対し、比較例では時刻t6の段階でエンジン回転数が低いままであるため、エンジンEは未だ点火せず、トルクも発生しない。
(時刻t8)
時刻t8において、すでに点火済みの本願エンジンEのトルクはモータジェネレータMGの最大トルクを上回り、実駆動力が目標駆動力に追いつく。
一方、比較例ではこの時点でエンジンEが点火し、トルクが上昇する。エンジン点火タイミングが遅れているため、駆動力の上昇は本願に比べ遅れており、実駆動力は目標駆動力に対し大きく遅れている。
[本願実施例の効果]
(1)エンジンEと、モータジェネレータMGと、モータジェネレータMGに電力を供給するとともに、このモータジェネレータMGの回生電力を蓄電するバッテリと、エンジンEとモータジェネレータMGとを接続する第1クラッチCL1と、モータジェネレータMGと自動変速機ATとを接続する第2クラッチCL2と、エンジンE、モータジェネレータMG、および第1、第2クラッチCL2を制御する統合コントローラ10(制御手段)とを備え、第1クラッチCL1と第2クラッチCL2を制御することにより、エンジンEとモータジェネレータMGの一方または両方によって走行するハイブリッド車両の制御装置において、
統合コントローラ10は、エンジンEを始動する際、エンジンEが点火可能な回転角に達した際にエンジンEを点火することとした(ステップS106〜S113)。
これにより、エンジンEを点火可能な回転角で直ちに点火することが可能となり、エンジン始動時間を短縮して発進トルク不足を改善することができる。
(2)統合コントローラ10は、エンジンEが点火可能な回転数に達した際、スロットル開度を拡大することとした。
これにより、点火完了判断後は速やかにエンジントルクが発生し、エンジンEは自身のトルクによって回転が上昇し、エンジン回転上昇のために消費されるモータジェネレータトルクが低減する。よって、モータジェネレータMGの発生トルクのうち駆動力に配分される割合が増加し、エンジン始動時のトルクを確保することができる。
(3)統合コントローラ10は、エンジンEの始動時に第1クラッチCL1の差回転を検出した場合、この第1クラッチCL1の締結力を増加させることとした(ステップS204→S205→S207→S211)。
これにより、第1クラッチCL1の差回転を検出した場合は第1クラッチCL1の締結力を増加させ、エンジンEにより大きなトルクを伝達してエンジンEを容易に始動することができる。
(4)統合コントローラ10は、エンジンEの始動後に第1クラッチCL1の差回転が検出され、かつエンジンEの回転が検出された場合、第1クラッチCL1の締結力増加を停止することとした(ステップS205→S206)。
これにより、始動後エンジン回転数が検出された場合は第1クラッチCL1の伝達トルクを前回制御のまま維持し(ステップS205→S206)、モータジェネレータMGの余裕トルクを第2クラッチCL2を介して駆動力に振り向けることで、駆動力を確保することができる。
(5)統合コントローラ10は、エンジンEの点火後、モータジェネレータMGの目標回転数がエンジンEのトルク制御可能回転数を上回った場合、モータジェネレータMGの目標回転数をエンジンEのトルク制御可能回転数に設定することとした(ステップS306→S307→S308)。
これにより、エンジン始動時におけるモータジェネレータMGの不要な回転数上昇を抑制するこが可能となり、モータジェネレータMGの余裕トルクを第2クラッチCL2を介して駆動力に振り向けて駆動力を確保することができる。
(6)エンジンEのトルク制御可能回転数とは、第2クラッチCL2のスリップ維持が可能な回転数領域の下限値であることとした。
目標モータ回転数は低ければ低いほど第1クラッチCL1の差回転はゼロに収束しやすいため、目標モータ回転数を低く設定することで第1クラッチCL1の締結完了までの時間を短縮し、モータジェネレータMGの発生トルクのうち第1クラッチCL1に分配されるトルクを第2クラッチCL2に振り向け、駆動力を確保することができる。
また、第1クラッチCL1の締結によってエンジントルクを第2クラッチCL2に伝達させ、駆動力をさらに確保することができる。
(7)統合コントローラ10は、運転者の要求駆動力がモータジェネレータMGの出力可能トルクを上回った場合、第2クラッチCL2の締結力を制限し、この第2クラッチCL2の伝達トルクをモータジェネレータMGの出力可能トルクとすることとした(ステップS414)。
これにより、エンジン始動時にあっても第2クラッチCL2のスリップ状態を確保し、エンジン初爆時のショックを吸収することができる。
(8)統合コントローラ10は、運転者の要求駆動力がモータジェネレータMGの出力可能トルクを下回った場合、第2クラッチCL2の伝達トルクを要求駆動力とすることとした(ステップS413)。
この場合第2クラッチCL2はスリップ状態を維持可能であるため、要求駆動力をそのまま第2クラッチCL2の目標伝達トルクとし、駆動力を確保することができる。
以上、本発明のハイブリッド車両の制御装置を実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
本願ハイブリッド車両のシステム図である。 エンジン始動時間短縮制御のメインフローである。 エンジン指令演算(図2:ステップS4)のメインフローである。 EV→HEVモード移行時(図3:ステップS15)におけるエンジン指令演算フローである。 第1クラッチCL1の目標伝達トルク演算(図2:ステップS7)のフローである。 モータジェネレータMGの目標回転数演算(図2:ステップS8)フローである。 第2クラッチ目標伝達トルク演算のメインフロー(図3:ステップS9)である。 エンジン始動時における第2クラッチCL2の目標伝達トルク演算フロー(図7:ステップS25)である。 本願におけるEV→HEVモード移行時のタイムチャートである。 比較例(本願の始動時間短縮制御を行っていない例)におけるEV→HEVモード移行時のタイムチャートである。
符号の説明
E エンジン
CL1 第1クラッチ
MG モータジェネレータ
CL2 第2クラッチ
AT 自動変速機
1 エンジンコントローラ
2 モータコントローラ
3 パワーコントロールユニット
4 バッテリ
6 第1クラッチ油圧ユニット
7 ATコントローラ
8 第2クラッチ油圧ユニット
10 統合コントローラ

Claims (8)

  1. エンジンと、
    モータジェネレータと、
    前記モータジェネレータに電力を供給するとともに、このモータジェネレータの回生電力を蓄電するバッテリと、
    前記エンジンと前記モータジェネレータとを接続する第1クラッチと、
    前記モータジェネレータと変速機とを接続する第2クラッチと、
    前記エンジン、前記モータジェネレータ、および前記第1、第2クラッチを制御する制御手段と
    を備え、
    前記第1クラッチと前記第2クラッチを制御することにより、前記エンジンと前記モータジェネレータの一方または両方によって走行するハイブリッド車両の制御装置において、
    前記制御手段は、前記エンジンを始動する際、前記エンジンが点火可能な回転角に達した際に前記エンジンを点火すること
    を特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  2. 請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記制御手段は、前記エンジンが点火可能な回転数に達した際、スロットル開度を拡大すること
    を特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記制御手段は、前記エンジンの始動時に前記第1クラッチの差回転を検出した場合、この第1クラッチの締結力を増加させること
    を特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  4. 請求項3に記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記制御手段は、前記エンジンの始動後に前記第1クラッチの差回転が検出され、かつ前記エンジンの回転が検出された場合、前記第1クラッチの締結力増加を停止すること
    を特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記制御手段は、前記エンジンの点火後、前記モータジェネレータの目標回転数が前記エンジンのトルク制御可能回転数を上回った場合、前記モータジェネレータの目標回転数をエンジンのトルク制御可能回転数に設定すること
    を特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  6. 請求項5に記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記エンジンのトルク制御可能回転数とは、前記第2クラッチのスリップ維持が可能な回転数領域の下限値であること
    を特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記制御手段は、運転者の要求駆動力が前記モータジェネレータの出力可能トルクを上回った場合、前記第2クラッチの締結力を制限し、この第2クラッチの伝達トルクを前記モータジェネレータの出力可能トルクとすること
    を特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  8. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記制御手段は、運転者の要求駆動力が前記モータジェネレータの出力可能トルクを下回った場合、前記第2クラッチの伝達トルクを前記要求駆動力とすること
    を特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
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