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JP2008189146A - 電動パワーステアリング装置及び組付方法 - Google Patents

電動パワーステアリング装置及び組付方法 Download PDF

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JP2008189146A
JP2008189146A JP2007025775A JP2007025775A JP2008189146A JP 2008189146 A JP2008189146 A JP 2008189146A JP 2007025775 A JP2007025775 A JP 2007025775A JP 2007025775 A JP2007025775 A JP 2007025775A JP 2008189146 A JP2008189146 A JP 2008189146A
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control unit
electric motor
electrical contact
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gear box
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Shigeru Endo
茂 遠藤
Atsushi Horikoshi
敦 堀越
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Abstract

【課題】電動モータと制御ユニットとの間のモータハーネスを省略しながら制御ユニットで生じる発熱を減速ギヤボックスに効率良く伝熱して小型軽量化を図る。
【解決手段】トルクセンサ、電動モータ5及び制御ユニット19は、減速ギヤボックス4に組付けられ、前記電動モータ5はモータコイルに接続された外部接続用の電気的接点tm1〜tm3を有するブラシレスモータで構成され、前記制御ユニット19は前記電動モータ5の電気的接点に接続する電気的接点tc1〜tc3を有し、前記電動モータ5の電気的接点と前記制御ユニットの電気的接点とが当該電動モータ5及び制御ユニット19を前記減速ギヤボックス4に組付けた状態で互いに直接的に接続される部位に配置され、さらに前記制御ユニットは、前記電動モータ5を通電制御する際に生じる発熱を前記減速ギヤボックス4へ直接伝熱するように当該減速ギヤボックスに組付けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ステアリングシャフトに伝達される操舵トルクを検出して電動モータを駆動制御し、電動モータで発生される操舵補助力をステアリングシャフトに減速ギヤボックス内の減速機構を介して伝達するようにした電動パワーステアリング装置及び組付方法に関する。
近年、車両の燃費向上や統合制御を行うという要求が高まり、小型車だけではなく、大きな操舵補助推力が必要となる大型車にも電動パワーステアリング装置が採用され始めている。操舵補助力を発生させる電動モータを大出力化するためにはモータ電流を増大させる必要があるが、それに伴い電動モータを駆動制御する制御ユニットと電動モータとを接続しているモータハーネスの配線損失が大きくなり、効率が低下してしまう。
このため、従来、金属基板が密着状態で固定されたハウジングが電動モータの反対側に配置され、ハウジングの外側と電動モータに取付けられるカバーの内側と外側に放熱フィンを設け、ハウジングとカバーの内側にパワー基板、大電流基板及び制御基板が積層構造で内蔵され、大電流基板からカバーの外側に突出されるモータ端子が電動モータ内に挿入されて電動モータと電気的に接続された電動式パワーステアリング装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−267233号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来例にあっては、電動モータを制御する制御装置を構成するパワー基板、大電流基板及び制御基板が積層されてハウジング及びカバーに内蔵され、そのカバーが電動モータに直接取付けられた構成とされており、制御装置で発熱を生じるが電動モータも発熱源であるため、制御装置での発熱を、電動モータを介して熱容量が大きく且つ表面積の大きい減速機のギヤボックスへ効率良く伝熱することができず、この対策として放熱フィンを設けることにより放熱性を高めるようにしているが、放熱フィンを設けるため制御装置が大型化することを避けることはできないという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、電動モータと制御ユニットとの間のモータハーネスを省略しながら制御ユニットで生じる発熱を減速ギヤボックスに効率良く伝熱して小型軽量化を図ることができる電動パワーステアリング装置及び組付方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に係る電動パワーステアリング装置は、操舵トルクが伝達されるステアリングシャフトを内装するステアリングコラムと、前記操舵トルクを検出するトルクセンサと、前記ステアリングシャフトに減速ギヤボックス内の減速機構を介して操舵補助力を伝達する電動モータと、前記トルクセンサで検出した操舵トルクに基づいて前記電動モータを駆動制御する制御ユニットとを備えた電動パワーステアリング装置であって、前記トルクセンサ、前記電動モータ及び前記制御ユニットは、前記減速ギヤボックスに組付けられ、前記電動モータはモータコイルに接続された外部接続用の電気的接点を有するブラシレスモータで構成され、前記制御ユニットは前記電動モータの電気的接点に接続する電気的接点を有し、前記電動モータの電気的接点と前記制御ユニットの電気的接点とが当該電動モータ及び制御ユニットを前記減速ギヤボックスに組付けた状態で互いに直接的に接続される部位に配置され、さらに前記制御ユニットは、前記電動モータを通電制御する際に生じる発熱を前記減速ギヤボックスへ直接伝熱するように当該減速ギヤボックスに組付けられていることを特徴としている。
この請求項1に係る発明では、電動モータ及び制御ユニットを夫々熱容量が大きく且つ表面積の大きい減速ギヤボックスに組付けるので、制御ユニットの発熱を減速ギヤボックスに効率よく伝熱することができ、制御ユニットの放熱フィンを極力小さくしたり、省略したりすることができ、電動パワーステアリング装置の小型軽量化を図ることができる。
また、モータコイルと制御ユニットの出力段とがワイヤハーネスを介することなく接続できるので、モータ通電のためのワイヤハーネスを省略することができ、小型軽量、低コスト、且つ配線損失を低減した高効率な電動パワーステアリング装置を提供することができる。
さらに、電動モータはブラシレスモータであるので、ブラシの接触抵抗による損失がなく、モータ通電のためのワイヤハーネスを省略したことと相俟って、何れか一方の低損失の手法のみでは成し得ない大きな操舵補助推力が必要となる大型車へ電動パワーステアリング装置を適用することができる。
また、大きな操舵補助推力を必要としない中、小型車へ適用する場合には、損失が小さいので、電動モータや制御ユニットを現状よりも小型化することができる。
また、請求項2に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1に係る発明において、前記電動モータは、出力軸側に配設されたロータ回転角を検出すると共に、外部接続用の電気的接点を有するロータ回転角検出器を備え、前記制御ユニットは、前記ロータ回転角検出器の電気的接点と接続される電気的接点を備え、前記ロータ回転角検出器の電気的接点と前記制御ユニットの電気的接点とが当該電動モータ及び制御ユニットを前記減速ギヤボックスに組付けた状態で互いに直接的に接続される部位に配置されていることを特徴としている。
この請求項2に係る発明では、ロータ回転角検出器に接続された電気的接点と、制御ユニットにおけるロータ回転角検出器の信号を受けるための電気的接点とを直接接続できるので、ロータ回転角検出器と制御ユニットとがワイヤハーネスを介することなく接続できるので、ロータ回転角信号を制御ユニットへ伝達するためのワイヤハーネスも省略することができ、より小型軽量化及び低コストな電動パワーステアリング装置を提供することができる。
さらに、請求項3に係る電動パワーステアリング装置は、請求項12に係る発明において、前記電動モータは、前記減速ギヤボックスのモータ装着面に嵌合すると共に、ボルト締めされる連結部を備え、該連結部に前記ロータ回転角検出器が内装されていると共に、前記電動モータの電気的接点が前記減速ギヤボックス側端面に対して垂直方向及び水平方向の少なくとも一方に突出形成され、且つ前記ロータ回転角検出器の電気的接点が前記減速ギヤボックス側端面に対して垂直方向及び水平方向の少なくとも一方に突出形成されていることを特徴としている。
この請求項3に係る発明では、電動モータのモータコイルに接続された電気的接点は、連結部の端面から垂直方向及び水平方向の少なくとも一方に突出させており、減速ギヤボックスに組付けた制御ユニットの電気的接続端子との直接的な接続が容易となり、制御ユニットの出力段からモータコイルに至る配線を非常に短くできるので、配線損失を低減でき、高効率な電動パワーステアリング装置を提供することができる。
また、ロータ回転角検出器の電気的接点は、モータフランジの減速ギヤボックス側端面に対して垂直方向及び水平方向の少なくとも一方に突出形成されているので、減速ギヤボックスに組付ける制御ユニットの電気的接点との直接的な接続が容易となり、ブラシレスモータのコミテーョンに必要なロータ回転角信号を、ワイヤハーネスを用いることなく制御ユニットへ伝達できるので、低コストな電動パワーステアリング装置を提供することができる。
さらにまた、請求項4に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1乃至3の何れか1項に係る発明において、前記トルクセンサは、トルク検出素子及びその信号処理回路の何れかに接続された外部接続用の電気的接点を備え、前記制御ユニットは前記トルクセンサの電気的接点に接続される電気的接点を有し、前記トルクセンサの電気的接点と前記制御ユニットの電気的接点とが当該トルクセンサ及び制御ユニットを前記減速ギヤボックスに組付けた状態で互いに直接的に接続される部位に配置されていることを特徴としている。
この請求項4に係る発明では、トルクセンサに接続された電気的接点と、制御ユニットにおけるトルクセンサの電気的接点に接続される電気的接点とを直接接続することができるので、トルクセンサと制御ユニットとの間をワイヤハーネスを介することなく接続でき、操舵トルクを制御ユニットに伝達するためのワイヤハーネス省略することができ、さらに小型軽量且つ低コストの電動パワーステアリングを提供することができる。
なおさらに、請求項5に係る電動パワーステアリング装置は、請求項4に係る発明において、前記トルクセンサは、前記電気的接点が前記減速ギヤボックスに組付けた状態で前記制御ユニットの装着面に対して垂直方向に突出形成されていることを特徴としている。
この請求項5に係る発明では、トルクセンサの電気的接点が減速ギヤボックスに組付けられた状態において、減速ギヤボックスの制御ユニット装着面から垂直方向に突出しているので、減速ギヤボックスに組付ける制御ユニットの電気的接続端子との直接的な接続が容易となり、電動パワーステアリング装置の制御に不可欠な操舵トルクを、ワイヤハーネスを用いることなく制御ユニットに伝達することができ、電動パワーステアリング装置を小型化することができる。
また、請求項6に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1乃至5の何れか1つに係る発明において、前記減速機構は、ウォーム減速機で構成され、前記減速ギヤボックスの前記制御ユニット装着面がウォームホイール軸方向に対して垂直方向の平面とされていることを特徴としている。
この請求項6に係る発明では、制御ユニット装着面がウォームホイールの軸方向に対して垂直方向の平面であるので、ウォームホイールのステアリングホイール側に内蔵された操舵トルクセンサとウォーム軸の端部に配置された電動モータとを跨ぐ形で制御ユニットを配置することができ、トルクセンサと制御ユニットの端とを直接的に接続が容易となり、電動パワーステアリング装置の制御に不可欠な操舵トルクを、ワイヤハーネスを用いることなく制御ユニットに伝達することができ、電動パワーステアリング装置を小型化することができる。
さらに、請求項7に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1乃至3の何れか1つに係る発明において、前記制御ユニットは、その幅方向形状が前記電動モータの軸心に対して線対称に形成されていることを特徴としている。
この請求項7に係る発明では、制御ユニットの幅方向形状が電動モータの軸心に対して線対称であるので、右ハンドル車と左ハンドル車に応じて電動モータの取付方向を変えた場合であっても取付け高さに差が生じないため、電動モータ及び制御ユニットを変更する必要がなく、低コストな電動パワーステアリング装置を提供できる。
さらにまた、請求項8に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1乃至5の何れか1項に係る発明において、前記制御ユニットの前記電動モータに対する電気的接点は、ねじ軸力により当該電動モータの電気的接点に接触して電気的接続が行われるねじ止め端子で構成されていることを特徴としている。
この請求項8に係る発明では、制御ユニットは、電動モータの電気的接点に接続する電気的接点として、ねじ軸力によりモータ側電気的接点に接触して電気的接続がなされるねじ止め端子を用いているので、強固且つ確実に電気的接続が行われ、配線損失を低減でき、且つ接触抵抗のバラツキを抑えることができる。
なおさらに、請求項9に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1乃至5の何れか1つに係る発明において、前記制御ユニットの前記電動モータに対する電気的接点は、ばね圧力により当該電動モータの電気的接点に接触して電気的接続が行われるスプリングコンタクト端子で構成され、前記スプリングコンタクト端子の挿入口が前記制御ユニットを前記減速ギヤボックスに組付けた状態で当該減速ギヤボックスのモータ装着面に向けて開口されていることを特徴としている。
この請求項9に係る発明では、制御ユニットは、電動モータの電気的接点に接続する電気的接点として、ばね圧力により電動モータの電気的接点に接触して電気的接続がなされるスプリングコンタクト端子を用いており、その挿入口は、制御ユニットが減速ギヤボックスに組付けられた状態において、減速ギヤボックスにおけるモータ装着面に向けて開口しているので、電動モータをモータ装着面に取付ける際に、電動モータの電気的接点を挿入するだけで、電気的接続を行うことができ、配線損失を低減できると共に、工数を減らすことができ、さらに両電気的接点同士が機械的に固定されないため、組付け誤差や各々の部品精度並びに線膨張係数差などによって生じる応力を逃がすことができる。
また、請求項10に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1乃至5の何れか1つに係る発明において、前記制御ユニットの前記電動モータに対する電気的接点は、溶接及び半田付けの何れかにより当該電動モータの電気的接点との電気的接続が行われることを特徴としている。
この請求項10に係る発明では、制御ユニットと電動モータの電気的接点同士が溶接及び半田付けの何れかにより接続されるので、強固且つ確実な電気的接続が得られ、配線損失を低減でき、且つ接触抵抗のバラツキを抑えることができる。
さらに、請求項11に係る電動パワーステアリング装置は、請求項2又は3に係る発明において、前記制御ユニットの前記ロータ回転角検出器に対する電気的接点は、ばね圧力により当該ロータ角度検出器の電気的接点に接触して電気的接続が行われるスプリングコンタクト端子で構成されていることを特徴としている。
この請求項11に係る発明では、制御ユニットは、電動モータのロータ回転角検出器の電気的接点に接続する電気的接点として、ばね圧力によりロータ回転角検出器の電気的接点に接触して電気的接続が得られるスプリングコンタクト端子を用いており、その挿入口は、制御ユニットが減速ギヤボックスに組付けられた状態において、減速ギヤボックスにおけるモータ装着面に向けて開口しているので、電動モータをモータ装着面に組付ける際に、ロータ回転角検出器の電気的接点をスプリングコンタクト端子に挿入するだけで電気的接続が得られ、接続工数を減らすことができる。
さらにまた、請求項12に係る電動パワーステアリング装置は、請求項2又は3に係る発明において、前記制御ユニットの前記ロータ回転角検出器に対する電気的接点は、溶接又は半田付けの何れかにより当該ロータ回転角検出器の電気的接点との電気的接続が行われることを特徴としている。
この請求項12に係る発明では、制御ユニットとロータ回転角検出器の電気的接点とが溶接又は半田付けより強固且つ確実に電気的接続がなされるので、接点の接触不良を防止して接点の信頼性を高めることができる。
なおさらに、請求項13に係る電動パワーステアリング装置は、請求項4又は5に係る発明において、前記制御ユニットの前記トルクセンサに対する電気的接点は、ばね圧力により当該トルクセンサの電気的接点に接触して電気的接続が行われるスプリングコンタクト端子で構成されていることを特徴としている。
この請求項13に係る発明では、制御ユニットはトルクセンサの電気的接点に接続する電気的接点として、ばね圧力によりトルクセンサの電気的接点に接触して電気的接続が行われるスプリングコンタクト端子を用いており、その挿入口は、制御ユニットが減速ギヤボックスに組付けられた状態において、減速ギヤユニットにおける制御ユニット装着面に行けて開口しているので、制御ユニットを減速ギヤユニットに組付ける際に、トルクセンサの電気的接点をスプリングコンタクト端子に挿入するだけで、電気敵接続が行われ、接続工数を減らすことができる。
また、請求項14に係る電動パワーステアリング装置は、請求項4又は5に係る発明において、前記制御ユニットの前記トルクセンサに対する電気的接点は、溶接又は半田付けの何れかにより当該トルクセンサの電気的接点との電気的接続が行われることを特徴としている。
この請求項14に係る発明では、制御ユニット及びトルクセンサの電気的接続端子が溶接又は半田付けにより強固且つ確実に電気的接続されているので、接点の接触不良を防止して信頼性を高めることができる。
さらに、請求項15に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1乃至14の何れか1つに係る発明において、前記制御ユニットの前記電動モータに対する電気的接点は、防水及び防塵を行う封止機構が設けられていることを特徴としている。
この請求項15に係る発明では、制御ユニット及び電動モータの電気的接点の接合部に防水及び防塵のための封止機構を設けたので、車室内に設置されるコラムアシスト式電動パワーステアリング装置のみならず、ピニオンアシスト式やラックアシスト式の電動パワーステアリング装置といったエンジンルーム内に配置される電動パワーステアリング装置にも適用することができる。
さらにまた、請求項16に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1乃至15の何れか1つに係る発明において、前記制御ユニットの前記ロータ回転角検出器に対する電気的接点は、防水及び防塵を行う封止機構が設けられていることを特徴としている。
この請求項16に係る発明では、制御ユニット及びロータ回転角検出器の電気的接点の接合部に防水及び防塵のための封止機構を設けたので、車室内に設置されるコラムアシスト式電動パワーステアリング装置のみならず、ピニオンアシスト式やラックアシスト式の電動パワーステアリング装置といったエンジンルーム内に配置される電動パワーステアリング装置にも適用することができる。
なおさらに、請求項17に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1乃至16の何れか1つに係る発明において、記制御ユニットの前記トルクセンサに対する電気的接点は、防水及び防塵を行う封止機構が設けられていることを特徴としている。
この請求項17に係る発明では、制御ユニット及びトルク検出手段の電気的接点の接合部に防水及び防塵のための封止機構を設けたので、車室内に設置されるコラムアシスト式電動パワーステアリング装置のみならず、ピニオンアシスト式やラックアシスト式の電動パワーステアリング装置といったエンジンルーム内に配置される電動パワーステアリング装置にも適用することができる。
また、請求項18に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1乃至17の何れか1つに係る発明において、前記減速機構はウォーム減速機で構成され、前記減速ギヤボックスにおけるウォーム軸を内装している部位に前記制御ユニットを装着する制御ユニット用装着面が形成されていることを特徴としている。
この請求項18に係る発明では、前記減速機構はウォーム減速機で構成され、前記減速ギヤボックスにおけるウォーム軸を内装している部位に前記制御ユニットを装着する制御ユニット用装着面を形成したので、制御ユニットの長手方向がウォーム軸の軸方向と一致する向きで組付けることで、制御ユニットを突出させることなくレイアウトすることができる。また、制御ユニットの座面に応じた十分な接触面が得られ、且つ制御ユニットとの密着性が高まることで、減速ギヤボックスへの制御ユニットの熱を効率良く伝熱して、制御ユニットに設ける放熱フィンを省略することができ、電動パワーステアリング装置を小型化できる。
さらに、請求項19に係る電動パワーステアリング装置は、請求項3に係る発明において、前記減速機構はウォーム減速機で構成され、前記ウォーム軸と前記電動モータの出力軸とがスプライン結合され、その結合長さが前記電動モータの電気的接点及びロータ回転角検出器の電気的接点の前記取付フランジ端面からの突出長さよりも長く設定されていることを特徴としている。
この請求項19に係る発明では、ウォーム軸と電動モータの出力軸の継手はスプラインであって、その嵌合長さは、電動モータの電気的接点及びロータ回転角検出器の電気的接点の取付フランジ端面からの突出長さよりも長いので、スプライン同士が浅く嵌合した状態電動モータを回転させ、ロータ回転角検出器及び電動モータの電気的接点と制御ユニットの電気的接点との位置合わせを行うことが可能となり、軸継手としてスプライン結合を用いながらもロータ回転角信号を伝達するためのワイヤハーネス及びモータ通電のためのワイヤハーネスを省略することができる。
さらにまた、請求項20に係る電動パワーステアリング装置の組付方法は、操舵トルクが伝達されるステアリングシャフトを内装するステアリングコラムと、前記操舵トルクを検出するトルクセンサと、前記ステアリングシャフトに減速ギヤボックス内の減速機構を介して操舵補助力を伝達する電動モータと、前記トルクセンサで検出した操舵トルクに基づいて前記電動モータを駆動制御する制御ユニットとを前記減速ギヤボックスに組付ける電動パワーステアリング装置の組付方法であって、前記トルクセンサはトルク検出素子で構成され、前記制御ユニットに前記トルク検出素子で検出した操舵トルク検出信号を信号処理する信号処理回路を内装し、前記トルクセンサを前記減速ギヤボックスに内装し、次いで前記トルクセンサが内装された前記減速ギヤボックスに前記制御ユニットを組付けて前記トルク検出素子と前記制御ユニットとの電気的接続を行い、次いで前記電動モータを減速ギヤボックスに組付けて制御ユニットと電動モータとの電気的接続を行うようにしたことを特徴としている。
この請求項20に係る発明では、トルクセンサはトルク検出素子のみで構成され、その信号処理回路は制御ユニットに内装されており、トルク検出素子が内装された減速ギヤボックスに制御ユニットを組付けた状態で、制御ユニット及びトルク検出素子間の電気敵接続が行われ、その後に電動モータを減速ギヤボックスへ組付けるので、トルク検出素子が内装された減速ギヤボックスへ制御ユニットを組付けた段階で信号処理回路の校正を行うことができる。このため、ワイヤハーネスを省略しつつも信号処理回路を制御ユニットと別に設けることなく、且つ電動モータの影響を受けることなく信号処理回路の校正を行うことができ、トルクセンサの精度を落とすことなく部品点数を削減するとこができる。
なおさらに、請求項21に係る電動パワーステアリング装置の組付方法は、操舵トルクが伝達されるステアリングシャフトを内装するステアリングコラムと、前記操舵トルクを検出するトルクセンサと、前記ステアリングシャフトに減速ギヤボックス内の減速機構を介して操舵補助力を伝達する電動モータと、前記トルクセンサで検出した操舵トルクに基づいて前記電動モータを駆動制御する制御ユニットとを前記減速ギヤボックスに組付ける電動パワーステアリング装置の組付方法であって、前記トルクセンサは、トルク検出素子とその操舵トルク検出信号を信号処理する信号処理回路とで構成され、前記トルク検出素子及び前記信号処理回路を前記減速ギヤボックスへ組付け、次いで前記減速ギヤボックスに前記電動モータを組付け、次いで前記制御ユニットを前記減速ギヤボックスに組付けて、制御ユニット及びトルク検出素子間の電気的接続及び制御ユニット及び電動モータ間の電気的接続を行うようにしたことを特徴としている。
この請求項21に係る発明では、トルクセンサがトルク検出素子と信号処理回路で校正され、その信号処理回路は制御ユニットは別に配置されているので、減速ギヤボックス単体の状態でトルクセンサにおける信号処理回路の校正を行うことができる。そして、信号処理回路の校正が済んだ減速ギヤボックスへ電動モータを組付け、その後に制御ユニットを減速ギヤボックスに組付けた状態で、制御ユニット及びトルク検出素子間の電気的接続並びに制御ユニット及び電動モータ間の電気的接続を行うので組立が容易となり、トルクセンサの精度を落とすことなく組付工程を簡略化することができる。
本発明によれば、電動モータ及び制御ユニットを減速ギヤボックスに組付けるので、制御ユニットで生じる発熱を、熱容量が大きく且つ表面積も広い減速ギヤボックスに直接効率良く伝熱することができ、制御ユニットの放熱フィンを極力小さくしたり、省略したりして、制御ユニットの小型軽量化を図ることができると共に、電動モータとしてブラシレスモータを適用しているので、ブラシの接触抵抗による損失がなく、モータ通電のためのワイヤハーネスを省略することができ、大きな操舵補助推力を発生させることができ、大型車へ電動パワーステアリング装置を適用することができるという効果が得られる。
また、大きな操舵補助推力を必要としない中、小型車へ適用した場合には、損失が小さいので、電動モータも制御ユニットを現状よりも小型化することができるという効果が得られる。
さちには、制御ユニット及び電動モータ間のモータハーネスを省略できる他、電動モータに装着するレゾルバ等のロータ回転角検出器及び減速ギヤボックスに装着する操舵トルクセンサと制御ユニットとの間のワイヤハーネスも省略することができ、より小型軽量で且つ低コストな電動パワーステアリング装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を右ハンドル車に適用した場合の一例を示す斜視図、図2は図1の分解斜視図、図3は図1の電動モータを取り外した状態の斜視図、図4は減速ギヤボックスの縦断面図、図5は電動モータの斜視図、図6は電動モータの分解斜視図、図7は制御ユニットの斜視図である。
図1において、1はコラムアシスト型の電動パワーステアリング装置であり、ステアリングホイール(図示せず)に連結されたステアリングシャフト2を回転自在に内装するステアリングコラム3に、減速ギヤボックス4が連結され、この減速ギヤボックス4に、軸方向がステアリングコラム3の軸方向と直交する方向に延長されたブラシレスモータで構成される電動モータ5が配設されている。
ここで、ステアリングコラム3は、減速ギヤボックス4との連結部にコラプス時の衝撃エネルギを吸収して所定のコラプスストロークを確保する内管3a及び外管3bの2重管構造となっている。そして、ステアリングコラム3の外管3b及び減速ギヤボックス4がアッパ取付ブラケット6及びロア取付ブラケット7によって車体側に取付けられている。
ロア取付ブラケット7は、車体側部材(図示せず)に取付けられる取付板部7aと、この取付板部7aの下面に所定間隔を保って平行に延長する一対の支持板部7bとで形成されている。そして、支持板部7bの先端が、減速ギヤボックス4の下端側即ち車体前方側に配設したカバー4aに一体形成された支持部4bに枢軸7cを介して回動自在に連結されている。
また、アッパ取付ブラケット6は、車体側部材(図示せず)に取付けられる取付板部6aと、この取付板部6aに一体に形成された方形枠状支持部6bと、この方形枠状支持部6bに形成されたステアリングコラム3の外管3bを支持するチルト機構6cとを備えている。
また、チルト機構6cはチルトレバー6dを回動させて支持状態を解除することにより、ステアリングコラム3をロア取付ブラケット7の枢軸7cを中心として上下にチルト位置調整可能とされている。
さらに、ステアリングシャフト2は、図4に示すように、上端がステアリングホイール(図示せず)に連結される入力軸2aと、この入力軸2aの下端にトーションバー2bを介して連結されたトーションバー2bを覆う出力軸2cとで構成されている。
さらにまた、減速ギヤボックス4は、図2〜図4に示すように、高熱伝導性を有する材料例えばアルミニュウム、アルミニュウム合金、マグネシウム及びマグネシウム合金の何れか1つを例えばダイキャスト成型することにより形成されている。この減速ギヤボックス4は、電動モータ5の出力軸5fに連接されたウォーム11を収納するウォーム収納部12と、このウォーム収納部12の下側にその中心軸と直交する中心軸を有しウォーム11に噛合するウォームホイール13を収納するウォームホイール収納部14と、このウォームホイール収納部14の後方側に一体に同軸的に連結されたトルクセンサ15を収納するトルクセンサ収納部16と、ウォーム収納部12の開放端面に形成された電動モータ5を取付けるモータ装着部17と、トルクセンサ収納部16の後端面に形成されたステアリングコラム3の前端部に形成された取付フランジ3cを取付けるコラム取付部18と、ウォーム収納部12とウォームホイール収納部14の一部に跨がってウォームホイール収納部14及びトルクセンサ収納部16の中心軸線と直交する平面内に形成された制御ユニット(ECU)19を装着する制御ユニット装着部20とを備えている。ここで、制御ユニット装着部20は制御ユニット19との密着性を高めるために平面状に切削加工されている。
そして、減速ギヤボックス4が、コラム取付部18にステアリングコラム3の取付フランジ3cを当接させた状態でボルト18aによってステアリングコラム3に固定されている。
ここで、トルクセンサ15は、図4に示すように、ステアリングシャフト2の入力軸2a及び出力軸2c間の捩じれ状態を磁気的に検出してステアリングシャフトに伝達された操舵トルクをトルク検出素子としての一対の検出コイル15a及び15bで検出するように構成されている。
これら一対の検出コイル15a及び15bの巻き始め及び巻き終わりに夫々ステアリングコラム3の中心軸と直交する方向に平行に外部に突出する外部接続端子15c,15d及び15e,15fが接続され、これら外部接続端子15c〜15fの突出部が中央部でステアリングコラム3の中心軸と平行に折り曲げられてL字状に形成されて、図2に示すように、制御ユニット装着部20と直角に形成された制御ユニット19の下面を案内する案内面21に形成された開口22から上方に突出されている。
また、電動モータ5は、図5及び図6に示すように、前端を開放した有底円筒状のフレーム5aと、このフレーム5aの前端を覆い減速ギヤボックス4に装着される連結部5bと、フレーム5a内に配設されたモータステータ5cと、このモータステータ5c内に挿通されてフレーム5aの底部に固定される後側軸受5d及び連結部5bに固定される前側軸受5eによって回転自在に支持された出力軸5fと、この出力軸5fのモータステータ5cに対向する位置に固定された表面に永久磁石を形成した表面磁石型のモータロータ5gと、このモータロータ5gの連結部5bに対向する位置に配設されたロータ回転角を検出するロータ回転角検出器としてのレゾルバ5hとで構成されている。
ここで、フレーム5aには、図6に示すように、開放端側における外周面の180度離間した位置にフランジ部5iが形成されている。
また、連結部5bには、図6に示すように、フランジ部5iに対向する位置にフランジ取付部5jを形成すると共に、フランジ取付部5jの中間位置の外周面に後述する電気的接点を外部に露出させる開口5kが形成され、さらにフレーム5a側端面にフレーム5aにインロー結合されるインロー部5mが形成され、このインロー部5mとは反対側におけるフランジ取付部5jとは円周方向にずれた位置に前述した減速ギヤボックス4のモータ装着部17に装着する取付フランジ5nが形成され、この取付フランジ5nの内側にモータ装着部17にインロー結合されるインロー部5oが形成されている。
さらに、モータステータ5cには、円筒状の絶縁ケース5p内にステータ5qが配設され、ステータ5qに巻回された三相コイルの末端に接続する略円環状のバスバー5pと共に樹脂でインサート成形された外部接続用の電気的接点としてのモータ端子tm1〜tm3が配設されている。
これらモータ端子tm1〜tm3は、モータステータ5cのバスバー5pの前端面から電動モータ5の中心軸と直交する半径方向に突出する突出部5rと、この突出部5rの上端から電動モータ5の中心軸と並行に前方に延長する延長部5sと、この延長部5sの前端から突出部5rと同方向に延長する端子部5tとで構成されている。
さらに、後側軸受5d及び前側軸受5eは、深みぞ玉軸受で構成され、後側軸受5dの固定輪はフレーム5a底部に形成された突起の内径部に嵌合され、軸方向に図示しないウェーブワッシャを突起の底部と後側軸受5dにおける固定輪の端面との間に挿入してあり、軸方向予圧を与えている。一方、前側軸受5eの固定輪は、連結部5bに対して嵌合され、軸方向には図示しない留め輪で固定されている。
さらに、レゾルバ5hは、連結部5b内に固定されるレゾルバケース5uの内周面に固定されたレゾルバステータ5vと、このレゾルバステータ5v内に挿通される出力軸5fに固定されたレゾルバロータ5wとを有する。
レゾルバステータ5vは、外部の信号処理回路から正弦波の励磁信号f(t)=A・sin(ωt)が入力されると、ロータの回転角θに応じた正弦波及び余弦波のレゾルバ信号Ys(=k・sin(θ)・f(t))及びYc(=k・sin(θ)・f(t))を出力する。
このため、これら励磁信号f(t)及びレゾルバ信号Ys,Ycを入出力するための夫々1対の励磁信号入力端子とレゾルバ信号出力端子とでなるレゾルバ端子tr1、tr2及びtr3を備え、これらレゾルバ端子tr1〜tr3がレゾルバケース5uの外周面に形成された半径方向に延長し、連結部5bに形成された開口5kから外方に突出する突出部5xから電動モータ5の出力軸5fの中心軸と並行に即ち連結部5bの端面に対して垂直方向に前方に突出されている。
一方、突出部5xには、後端面にモータステータ5cのモータ端子tm1〜tm3の突出部5rが係合する係合溝5yが形成され、先端面にはモータ端子tm1〜tm3の延長部5sが係合する係合溝5zが形成されている。
そして、フレーム5a及び連結部5b内にモータステータ5c、後側軸受5d、前側軸受5e、出力軸5f、モータロータ5g、レゾルバ5hを装着した状態で、フレーム5aのフランジ部5iを連結部5bのフランジ取付部5jにねじ止めすることにより、図5に示すように、電動モータ5を組立てることができる。
このとき、レゾルバ5hは連結部5b内にレゾルバケース5uの突出部5xを開口5kから外方に突出させた状態で収容し、このレゾルバケース5uの突出部5xとモータ端子tm1〜tm3とが対向するようにモータステータ5cをフレーム5a内に嵌合することにより、フレーム5aに連結部5bをインロー結合したときに、モータステータ5cのモータ端子tm1〜tm3の突出部5rをレゾルバケース5uの突出部5xに形成した係合溝5yに係合させ、延長部5sを係合溝5zに係合させた状態で一体化される。
この状態で、モータ端子tm1〜tm3の端子部5dが取付フランジ5nの端面より僅かに後方側となる突出部5xの端面と面一となるように延長部5sの長さが設定されている。
このような部品配列で電動モータ5を構成することにより、組付誤差や各々の部品精度並びに線膨張係数差などによるレゾルバステータ5vとレゾルバロータ5wとの軸方向位置のずれを抑え、検出精度が低下することを防止している。
また、電動モータ5の出力軸5fの連結部から突出する端面には雌スプラインが形成されており、この雌スプラインは電動モータ5を減速ギヤボックス4へ組付ける際に、ウォーム11を取付けたウォーム軸11aに形成した雄スプラインへ嵌合するだけで軸継手を形成できるので、工数が少なく、且つ信頼性が高いことから電動パワーステアリング装置に好適に用いられている。
しかしながら、スプライン同士の嵌合は、それらの大と谷の位相が合っていないと嵌合することはできず、電動モータ5の組付けの際はスプライン同士の位相が合致するまで連結部5bを円周方向に任意に回転させながらウォーム軸11aに押し付け、若干でも嵌合できた時点で連結部5bの通し穴とモータ装着部17のタップ穴との位相が一致するように連結部5bを回転させ、その後に連結部5bの端面とモータ装着部17の端面とが接触するまで押し込む必要がある。
レゾルバ端子tr1〜tr3を後述する制御ユニット19のスプリングコンタクト端子19i〜19kに挿入する際にスプライン同士が抜けてしまうことは避けなければならない。よって、本実施形態では、スプライン同士の嵌合長さを、レゾルバ端子tr1〜tr3における連結部5bの端面からの突出長さより長く設定している。
これにより、スプライン同士が浅く嵌合した状態で連結部5bを回転させ、レゾルバ端子tr1〜tr3とスプリングコンタクト端子19i〜19kの挿入口との位相を一致させることが可能となり、軸継手としてスプラインを用いながらもレゾルバ端子tr1〜tr3とスプリングコンタクト端子19i〜19kとの間の信号伝達のためのワイヤハーネスを省略することができる。
また、制御ユニット19は、図7に示すように、パワーモジュール基板、制御基板等を積層して内装した、減速ギヤボックス4の制御ユニット装着部20に装着される熱伝動性の良好な例えばアルミニウムなどの導電性材料を鋳造して形成された制御ユニット装着部20とは反対側が開放された略直方体状の筐体19aと、この筐体19aの開放端面を閉塞する蓋体19bとを有する。ここで、筐体19aと蓋体19bとの間には図示しないがパッキンが設けてあり、防塵、防滴性を高めている。蓋体19bには調整窓19cが設けられており、蓋体19bを外すことなく回路基板状のトルクセンサ信号処理回路の構成を行うことが可能とされている。図3に示すように、電動モータ5を減速ギヤボックス4に組付ける前の状態で、制御ユニット19を減速ギヤボックス4に組付けた場合に、トルクセンサ信号回路の校正を行うことで、電動モータの影響を受けることなく正確に調整することができる。調整窓19cはトルクセンサ信号処理回路の校正の後に、図示しない封止ステッカーにより封止される。
筐体19aの制御ユニット装着部20に装着される座面19dの下端部にトルクセンサ15の外部接続端子15c〜15fが挿入されたときにばね力で挟持するスプリングコンタクト端子19e〜19hが配設されていると共に、電動モータ5と対向する側の端面にモータ端子tm1〜tm3と接触するねじ止め端子tc1〜tc3と、レゾルバ5hのレゾルバ端子tr1〜tr3が挿入されたときにはね力で挟持するスプリングコンタクト端子19i〜19kが配設されている。
また、筐体19aのねじ止め端子tc1〜tc3及びスプリングコンタクト端子19i〜19kを配設した端面とは反対側の端面に電源端子19m及び車体側の制御装置(ECU)と例えばCAN(Controller Area Network)通信によって接続するECU接続端子19nとが配設されている。
そして、制御ユニット19は、図2に示すように、座面19dを制御ユニット装着部20側としてこの座面19dに熱伝導率が高くスプリングコンタクト端子19e〜19hに対向する位置に切欠を有する伝熱シート23を接触させた状態で、制御ユニット装着部20と垂直方向から筐体19aの下面を案内面22に接触させながら減速ギヤボックス4の制御ユニット装着部20に装着することにより、トルクセンサ15の外部接続端子15c〜15fがスプリングコンタクト端子19e〜19hに挿入されてばね力によって挟持される。
この状態で、筐体19aと制御ユニット装着部20とをねじ止めすることにより図3に示すように制御ユニット19を制御ユニット装着部20への装着を完了する。
このように、制御ユニット19を減速ギヤボックス4の制御ユニット装着部20に対して垂直方向から装着するだけで、トルクセンサの外部接続端子15c〜15fとスプリングコンタクト端子19e〜19hとの電気的接続を完了することができ、制御ユニット19の蓋体19bを外すことなく減速ギヤボックス4へ制御ユニット19を組付けできるので、工数を削減することができる、且つトルクセンサ信号を伝達するためのワイヤハーネスも省略することができる。
そして、図3に示すように、減速ギヤボックス4の制御ユニット装着部20へ制御ユニット19を組付けた状態では、筐体19aに形成されたねじ止め端子tc1〜tc3及びスプリングコンタクト端子19i〜19kが減速ギヤボックス4のモータ装着部17と並行でモータ装着部17より僅かに突出した状態となる。
この制御ユニット19の組付状態で、図2に示すように、電動モータ5を減速ギヤボックス4のモータ装着部17へそのウォーム軸11aの軸心と電動モータ5の軸心を一致させ、且つモータ端子tm1〜tm3及びレゾルバ端子tr1〜tr4を夫々ねじ止め端子tc1〜tc3及びスプリングコンタクト端子19i〜19kと対向するようにして装着することにより、モータ端子tm1〜tm3の端子部5tがねじ止め端子tc1〜tc3に接触し、且つレゾルバ端子tr1〜tr3がスプリングコンタクト端子19i〜19kに挿入されて挟持される。
この状態で、モータ装着部17と電動モータ5の連結部5bにおける取付フランジ5nとをボルト締めすると共に、モータ端子tm1〜tm3をねじ止め端子tc1〜tc3にねじ止めすることより、図1に示すように減速ギヤボックス4への電動モータ5の組付けが完了する。
このように、電動モータ5を減速ギヤボックス4のモータ装着部17にその装着面と垂直方向から装着するだけで、モータ端子tm1〜tm3とねじ止め端子tc1〜tc3とを接触させることができ、モータ端子tm1〜tm3とねじ止め端子tc1〜tc3との間をワイヤハーネスを介することなく直接接続することができると共に、ねじ軸力により強固に且つ確実に接触されて電気的接続が行われるので、配線損失を低減することができ、且つ接触抵抗のバラツキを抑えることができる。
また、モータ端子tm1〜tm3は突出部5rと延長部5sと端子部5tとから複数段に折り曲げ形成されているので、電動モータ5と制御ユニット19との組付誤差や各々の部品精度並びに線膨張係数差などによって制御ユニット19のねじ止め端子tc1〜tc3及びモータ端子tm1〜tm3とバスバー5pの接続部へ過大な応力がかかることを防止することができる。
しかも、モータ端子tm1〜tm3は、モータステータ5cに巻回されたモータコイルの末端を接続する略円環状のバスバーと共に連結部5b側に配置されているので、モータ端子tm1〜tm3を短くして配線損失を低減することができる。
これと同時に、レゾルバ端子tr1〜tr3をスプリングコンタクト端子19i〜19kに挿入挟持することができ、レゾルバ端子tr1〜tr3とスプリングコンタクト端子19i〜19kとの間もワイヤハーネスを介することなく直接接続することができる。
次に、上記実施形態の組付動作を説明する。
先ず、電動パワーステアリング装置1を組立てるには、減速ギヤボックス4のトルクセンサ収納部16内に、トルクセンサ15をその外部接続端子15c〜15fの先端が案内面22に沿って車体後方に延長するように固定配置する。
次いで、減速ギヤボックス4の制御ユニット装着部20に制御ユニット19を装着する。この制御ユニット19の装着は、座面19dを制御ユニット装着部20側としてこの座面19dに熱伝導率の高い伝熱シート23を接触させた状態で、制御ユニット装着部20と垂直方向から筐体19aの下面を案内面22に接触させながら減速ギヤボックス4の制御ユニット装着部20にその垂直方向から装着することにより行なう。このように、制御ユニット19を減速ギヤボックス4の制御ユニット装着部20に対して垂直方向から組付けることにより、制御ユニット19と制御ユニット装着部20との間に伝熱性を高めるための伝熱シートを容易に挟み込むことができる。
また、制御ユニット19を減速ギヤボックス4の制御ユニット装着部20に装着すると、これと同時にトルクセンサ15の外部接続端子15c〜15fが制御ユニット19のスプリングコンタクト端子19e〜19hに挿入されてばね力により挟持されることになり、トルクセンサ15の外部接続端子15c〜15fとスプリングコンタクト端子19e〜19hとの間にワイヤハーネスを介在させる必要はなく、確実に電気的接続を行うことができる。
このとき、トルクセンサ15はトルク検出素子のみの構成とされて減速ギヤボックス4に内装され、その信号処理回路は制御ユニット19に組み込まれているので、この信号処理回路の校正を蓋体19bの調整窓19cから容易に行うことができ、しかも、電動モータを減速ギヤボックス4に組付ける前に信号処理回路の校正を行うことができるので、電動モータ5の影響を受けることなく、正確な校正を行うことができる。
さらに、トルクセンサ15の外部接続端子15c〜15fがL字状に折り曲げられているので、トルクセンサ15と制御ユニット19との組付誤差や各々の部品精度並びに線膨張係数差などによって制御ユニット19のスプリングコンタクト端子19e〜19h及びトルクセンサ15の外部接続端子15c〜15fとトルクセンサ15との接合部へ過大な応力がかかることを回避することができ、耐久性を向上させることができる。
その後、前述したように図5の状態に組み上げた電動モータ5を減速ギヤボックス4の制御ユニット19に隣接するモータ装着部17へウォーム軸11aの中心軸と電動モータ5の中心軸とを合致させ、且つモータ端子tm1〜tm3及びレゾルバ端子tr1〜tr3を制御ユニット19のねじ止め端子tc1〜tc3及びスプリングコンタクト端子19i〜19kに略対向させた状態でモータ装着部17の端面と垂直方向から接近させる。
このとき、先ず、出力軸5fの先端に形成した雌スプラインとウォーム軸11aに形成した雄スプラインとが接触し、両者の位相を合わせるように電動モータ5を回転させながら雌スプラインと雄スプラインとを所定長さ嵌合させる。この状態で、モータ端子tm1〜tm3及びレゾルバ端子tr1〜tr3を制御ユニット19のねじ止め端子tc1〜tc3及びスプリングコンタクト端子19i〜19kに対向させると共に、連結部5bの取付フランジ5nとモータ装着部17のフランジ部とを対向させて電動モータ5を押し込むことにより、電動モータ5の連結部5bのインロー部5oをモータ装着部17にインロー結合させると共に、連結部5bの端面とモータ装着部17の端面とを接触させる。
この状態となると、先ず、レゾルバ端子tr1〜tr3が制御ユニット19のスプリングコンタクト端子19i〜19kの挿入口に挿入され、次いでモータ端子tm1〜tm3の端子部5tが制御ユニット19のねじ止め端子tc1〜tc3に接触する。
この状態で、連結部5bの取付フランジ5nとモータ装着部17のフランジ部17aとをボルト締めすると共に、モータ端子tm1〜tm3の端子部5tと制御ユニット19のねじ止め端子tc1〜tc3とをねじ止めする。
このように、電動モータ5を減速ギヤボックス4のモータ装着部17にその端面と垂直方向から装着するだけで、モータ端子tm1〜tm3を制御ユニット19のねじ止め端子tc1〜tc3に接触させると共に、レゾルバ端子tr1〜tr3を制御ユニット19のスプリングコンタクト端子19i〜19kに挿入して両者の電気的接続が行われることになり、これらの接続工数を削減することができる。
このとき、モータ端子tm1〜tm3とねじ止め端子tc1〜tc3との結合がねじ止めによって行われるので、両者の結合を強固且つ確実に行って接触抵抗のバラツキを抑えることができると共に、レゾルバ端子tr1〜tr3とスプリングコンタクト端子19i〜19kとの結合もばね力によって確実に行うことができ、しかも両者がワイヤハーネスを介在することなく直接電気的に接続されるので、配線損失を低減することができると共に、低コスト化を図ることができる。
そして、電動モータ5としてブラシレスモータを適用しているので、ブラシの接触抵抗による損失が無く、モータ通電のためのワイヤハーネスを省略したことと相俟って、どちらか一方の低損失の手法のみでは成し得ない大きな操舵補助推力を必要とする大型車へ電動パワーステアリング装置を適用することができる。大型車に適用することなく、中、小型車に適用する場合には、損失が小さいので電動モータ5や制御ユニットを現状より小型することができる。
さらに、制御ユニット19を熱容量が大きく表面積も広く発熱源となりにくい減速ギヤボックス4に直接装着したので、制御ユニット19で生じる発熱を直接減速ギヤボックス4に効率良く伝熱することができ、制御ユニット19に設ける放熱フィンを極力小さくしたり省略したりすることができ、制御ユニット19の構成を小型軽量化することができる。
次に、本発明の第2の実施形態を図8について説明する。
この第2の実施形態では、モータ端子もレゾルバ端子と同様に連結部の端面と垂直方向に延長させるようにしたものである。
すなわち、第2の実施形態では、図8に示すように、前述した第1の実施形態にけるモータ端子tm1〜tm3の端子部5tを延長部5sの延長線上に形成して、レゾルバ端子tr1〜tr3と同様に連結部5bの端面に対して垂直方向に延長するようにし、これに応じて制御ユニット19のねじ止め端子tc1〜tc3を省略してこれらに変えてスプリングコンタクト端子ts1〜ts3を形成するようにしたことを除いては前述した第1の実施形態と同様の構成を有し、図1〜図3との対応部分には同一符号を付しその詳細説明はこれを省略する。
この第2の実施形態によると、電動モータ5を減速ギヤボックス4のモータ装着部17にその端面と垂直方向から装着する際に、モータ端子tm1〜tm3についてもレゾルバ端子tr1〜tr3と同様にスプリングコンタクト端子ts1〜ts3に挿入して挟持されるので、前述した第1の実施形態におけるモータ端子tm1〜tm3のねじ止め工程を省略することができる。また、ねじ止め工程における締付トルクの反力に耐えるための構造が不要とするので、さらに低コスト化を図ることができる。さらに、大電流に対応するために板厚を厚くせざるを得ないモータ端子が機械的に固定されないため、組付誤差や各々の部品精度並びにモータ発熱などにより生ずる応力を逃がすことができるので信頼性を高めることができる。
なお、上記第1及び第2の実施形態においては、本発明をコラムアシスト式の電動パワーステアリング装置に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ピニオンアシスト式やラックアシスト式の電動パワーステアリング装置に適用しても上記と同様の効果が得られる。この場合には、エンジンルーム内に配置されるので、制御ユニット19と電動モータ5との接点及び制御ユニット19とトルクセンサの接点に、防水及び防塵のための封止機構を設けるとよい。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、モータ端子tm1〜tm3と制御ユニット19との接点として、ねじ止め端子及びスプリングコンタクト端子を適用した場合について説明したが、これらに限定されるものではなく、溶接及び半田付けの少なくとも一方で電気的に接続するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態においては、モータ端子tm1〜tm3についてはねじ止め端子及びスプリングコンタクト端子を適用し、レゾルバ端子tr1〜tr3についてはスプリングコンタクト端子のみを適用した場合について説明したが、モータ端子tm1〜tm3及びレゾルバ端子tr1〜tr3の夫々についてねじ止め端子とスプリングコント端子とを混在させるようにしてもよい。
さらにまた、電動モータ5側にねじ止め端子やスプリングコンタクト端子を設け、制御ユニット側にモータ端子tm1〜tm3及びレゾルバ端子tr1〜tr3を設けるようにしてもよい。
なおさらに、上記第1及び第2の実施形態においては、電動モータ5として、表面磁石型のモータロータ5gを適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、磁石埋め込み型(IPM)のブラシレスモータや、誘導モータなど、他の形式のブラシレスモータを適用することができる。
また、上記実施形態においては、電動モータ5の出力軸5fに雌スプラインを形成し、ウォーム軸11aに雄スプラインを形成する場合について説明したが、これらを逆関係として、電動モータ5の出力軸5fに雄スプラインを形成し、ウォーム軸11aに雌スプラインを形成するようにしてもよく、さらにはスプライン嵌合に代えてセレーション嵌合を適用するようにしてもよい。
さらに、電動モータ5を減速ギヤボックス4に組付ける際に、スプライン同士が浅く嵌合した状態において、連結部5bの径方向に引き抜ける治具を端子に被せると、スプライン嵌合の際に端子を曲げてしまったり、破損したりすることを防止することができる。
さらにまた、上記第1及び第2の実施形態においては制御ユニット19が伝熱シート23を介して制御ユニット装着部20に装着されている場合について説明したが、伝熱シート23を省略するようにしてもよい。
なおさらに、上記第1及び第2の実施形態においては、3相のブラシレスモータを適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、4相以上の多相ブラシレスモータを適用するようにしてもよく、この場合にはモータ端子を相数に対応した個数とすればよいものである。同様に、レゾルバ5hについても120度位相の異なる3相レゾルバ信号を出力するようにしてもよく、この場合にはレゾルバ端子を励磁信号用を含めて4対設けるようにすればよい。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、トルクセンサ15をトルク検出素子のみで構成し、その信号処理回路を制御ユニット19に内装する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、トルクセンサ15をトルク検出素子15a,15b及びその信号処理回路で構成し、減速ギヤボックス4にトルク検出素子15a,15bを内装すると共に、トルク検出素子15a,15bに電気的に接続された信号処理回路を配設するようにしてもよく、この場合には減速ギヤボックス4単体の状態で、信号処理回路を校正することが可能であり、電動モータの影響を受けることなく信号処理回路の校正を行うことができる。そして、トルクセンサ15の信号処理回路の校正が済んだ減速ギヤボックス4へ電動モータ5を組付、その後に制御ユニット19を組付けた段階で制御ユニット19及びトルク検出素子間の電気的接続並びに制御ユニット19及び電動モータ5間の電気的接続を行うことができ、組付け作業を容易に行うことができ、トルクセンサの精度を落とすことなく組付工程を簡略化することができる。
本発明による電動パワーステアリング装置の一実施形態を示す斜視図である。 図1の分解斜視図である。 電動モータを取り外した状態を示す斜視図である。 減速ギヤボックスの縦断面図である。 電動モータを示す斜視図である。 電動モータの分解斜視図である。 制御ユニットを示す斜視図であって、(a)は正面側の斜視図、(b)は背面側の斜視図である。 本発明の第2の実施形態を示す電動モータを組付ける前の分解斜視図である。
符号の説明
1…電動パワーステアリング装置、2…ステアリングシャフト、3…ステアリングコラム、4…減速ギヤボックス、5…電動モータ、5a…フレーム、5b…連結部、5c…モータステータ、5g…モータロータ、5h…レゾルバ、5n…取付フランジ、5u…レゾルバケース、5v…レゾルバステータ、5w…レゾルバロータ、tm1〜tm3…モータ端子、tr1〜tr3…レゾルバ端子、6…アッパ取付ブラケット、7…ロア取付ブラケット、11…ウォーム、11a…ウォーム軸、12…ウォーム収納部、13…ウォームホイール、14…ウォームホイール収納部、15…トルクセンサ、15c〜15f…外部接続端子、16…トルクセンサ収納部、17…モータ装着部、18…コラム取付部、19…制御ユニット、19i〜19k…スプリングコンタクト端子、tc1〜tc3…ねじ止め端子、ts1〜ts3…スプリングコンタクト端子、20…制御ユニット装着部、21…案内面、22…開口、23…伝熱シート

Claims (21)

  1. 操舵トルクが伝達されるステアリングシャフトを内装するステアリングコラムと、前記操舵トルクを検出するトルクセンサと、前記ステアリングシャフトに減速ギヤボックス内の減速機構を介して操舵補助力を伝達する電動モータと、前記トルクセンサで検出した操舵トルクに基づいて前記電動モータを駆動制御する制御ユニットとを備えた電動パワーステアリング装置であって、
    前記トルクセンサ、前記電動モータ及び前記制御ユニットは、前記減速ギヤボックスに組付けられ、前記電動モータはモータコイルに接続された外部接続用の電気的接点を有するブラシレスモータで構成され、前記制御ユニットは前記電動モータの電気的接点に接続する電気的接点を有し、前記電動モータの電気的接点と前記制御ユニットの電気的接点とが当該電動モータ及び制御ユニットを前記減速ギヤボックスに組付けた状態で互いに直接的に接続される部位に配置され、さらに前記制御ユニットは、前記電動モータを通電制御する際に生じる発熱を前記減速ギヤボックスへ直接伝熱するように当該減速ギヤボックスに組付けられていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記電動モータは、出力軸側に配設されたロータ回転角を検出すると共に、外部接続用の電気的接点を有するロータ回転角検出器を備え、前記制御ユニットは、前記ロータ回転角検出器の電気的接点と接続される電気的接点を備え、前記ロータ回転角検出器の電気的接点と前記制御ユニットの電気的接点とが当該電動モータ及び制御ユニットを前記減速ギヤボックスに組付けた状態で互いに直接的に接続される部位に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記電動モータは、前記減速ギヤボックスのモータ装着面に嵌合すると共に、ボルト締めされる連結部を備え、該連結部に前記ロータ回転角検出器が内装されていると共に、前記電動モータの電気的接点が前記減速ギヤボックス側端面に対して垂直方向及び水平方向の少なくとも一方に突出形成され、且つ前記ロータ回転角検出器の電気的接点が前記減速ギヤボックス側端面に対して垂直方向及び水平方向の少なくとも一方に突出形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記トルクセンサは、トルク検出素子及びその信号処理回路の何れかに接続された外部接続用の電気的接点を備え、前記制御ユニットは前記トルクセンサの電気的接点に接続される電気的接点を有し、前記トルクセンサの電気的接点と前記制御ユニットの電気的接点とが当該トルクセンサ及び制御ユニットを前記減速ギヤボックスに組付けた状態で互いに直接的に接続される部位に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記トルクセンサは、前記電気的接点が前記減速ギヤボックスに組付けた状態で前記制御ユニットの装着面に対して垂直方向に突出形成されていることを特徴とする請求項4に記載の電動パワーステアリング装置。
  6. 前記減速機構は、ウォーム減速機で構成され、前記減速ギヤボックスの前記制御ユニット装着面がウォームホイール軸方向に対して垂直方向の平面とされていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  7. 前記制御ユニットは、その幅方向形状が前記電動モータの軸心に対して線対称に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  8. 前記制御ユニットの前記電動モータに対する電気的接点は、ねじ軸力により当該電動モータの電気的接点に接触して電気的接続が行われるねじ止め端子で構成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  9. 前記制御ユニットの前記電動モータに対する電気的接点は、ばね圧力により当該電動モータの電気的接点に接触して電気的接続が行われるスプリングコンタクト端子で構成され、前記スプリングコンタクト端子の挿入口が前記制御ユニットを前記減速ギヤボックスに組付けた状態で当該減速ギヤボックスのモータ装着面に向けて開口されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  10. 前記制御ユニットの前記電動モータに対する電気的接点は、溶接及び半田付けの何れかにより当該電動モータの電気的接点との電気的接続が行われることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  11. 前記制御ユニットの前記ロータ回転角検出器に対する電気的接点は、ばね圧力により当該ロータ角度検出器の電気的接点に接触して電気的接続が行われるスプリングコンタクト端子で構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の電動パワーステアリング装置。
  12. 前記制御ユニットの前記ロータ回転角検出器に対する電気的接点は、溶接又は半田付けの何れかにより当該ロータ回転角検出器の電気的接点との電気的接続が行われることを特徴とする請求項2又は3に記載の電動パワーステアリング装置。
  13. 前記制御ユニットの前記トルクセンサに対する電気的接点は、ばね圧力により当該トルクセンサの電気的接点に接触して電気的接続が行われるスプリングコンタクト端子で構成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の電動パワーステアリング装置。
  14. 前記制御ユニットの前記トルクセンサに対する電気的接点は、溶接又は半田付けの何れかにより当該トルクセンサの電気的接点との電気的接続が行われることを特徴とする請求項4又は5に記載の電動パワーステアリング装置。
  15. 前記制御ユニットの前記電動モータに対する電気的接点は、防水及び防塵を行う封止機構が設けられていることを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  16. 前記制御ユニットの前記ロータ回転角検出器に対する電気的接点は、防水及び防塵を行う封止機構が設けられていることを特徴とする請求項1乃至15の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  17. 前記制御ユニットの前記トルクセンサに対する電気的接点は、防水及び防塵を行う封止機構が設けられていることを特徴とする請求項1乃至16の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  18. 前記減速機構はウォーム減速機で構成され、前記減速ギヤボックスにおけるウォーム軸を内装している部位に前記制御ユニットを装着する制御ユニット用装着面が形成されていることを特徴とする請求項1乃至17の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  19. 前記減速機構はウォーム減速機で構成され、前記ウォーム軸と前記電動モータの出力軸とがスプライン結合され、その結合長さが前記電動モータの電気的接点及びロータ回転角検出器の電気的接点の前記取付フランジ端面からの突出長さよりも長く設定されていることを特徴とする請求項3に記載の電動パワーステアリング装置。
  20. 操舵トルクが伝達されるステアリングシャフトを内装するステアリングコラムと、前記操舵トルクを検出するトルクセンサと、前記ステアリングシャフトに減速ギヤボックス内の減速機構を介して操舵補助力を伝達する電動モータと、前記トルクセンサで検出した操舵トルクに基づいて前記電動モータを駆動制御する制御ユニットとを前記減速ギヤボックスに組付ける電動パワーステアリング装置の組付方法であって、
    前記トルクセンサはトルク検出素子で構成され、前記制御ユニットに前記トルク検出素子で検出した操舵トルク検出信号を信号処理する信号処理回路を内装し、前記トルクセンサを前記減速ギヤボックスに内装し、次いで前記トルクセンサが内装された前記減速ギヤボックスに前記制御ユニットを組付けて前記トルク検出素子と前記制御ユニットとの電気的接続を行い、次いで前記電動モータを減速ギヤボックスに組付けて制御ユニットと電動モータとの電気的接続を行うようにしたことを特徴とする電動パワーステアリング装置の組付方法。
  21. 操舵トルクが伝達されるステアリングシャフトを内装するステアリングコラムと、前記操舵トルクを検出するトルクセンサと、前記ステアリングシャフトに減速ギヤボックス内の減速機構を介して操舵補助力を伝達する電動モータと、前記トルクセンサで検出した操舵トルクに基づいて前記電動モータを駆動制御する制御ユニットとを前記減速ギヤボックスに組付ける電動パワーステアリング装置の組付方法であって、
    前記トルクセンサは、トルク検出素子とその操舵トルク検出信号を信号処理する信号処理回路とで構成され、前記トルク検出素子及び前記信号処理回路を前記減速ギヤボックスへ組付け、次いで前記減速ギヤボックスに前記電動モータを組付け、次いで前記制御ユニットを前記減速ギヤボックスに組付けて、制御ユニット及びトルク検出素子間の電気的接続及び制御ユニット及び電動モータ間の電気的接続を行うようにしたことを特徴とする電動パワーステアリング装置の組付方法。
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