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JP2008183894A - 書物 - Google Patents

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JP2008183894A
JP2008183894A JP2007047965A JP2007047965A JP2008183894A JP 2008183894 A JP2008183894 A JP 2008183894A JP 2007047965 A JP2007047965 A JP 2007047965A JP 2007047965 A JP2007047965 A JP 2007047965A JP 2008183894 A JP2008183894 A JP 2008183894A
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JP
Japan
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book
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Pending
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JP2007047965A
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English (en)
Inventor
Seiko Matsubara
せい子 松原
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Individual
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Abstract

【課題】手指の微細な感覚が低下している人であっても確実に一枚ずつ頁を捲ることができる書物を提供すること。
【解決手段】複数枚の紙片3を一冊に綴じて成る書物Fにおいて、隣り合う紙片3,3相互を、綴じ部4近傍における上部域と下部域で交互に部分接着してある。部分接着5の左右方向の位置は「綴じ部4」と「文字、図画又は写真の配置域6」との間であり、部分接着5の上側の位置は「上下方向の中央ラインLより上側」であり、部分接着5の下側の位置は「上下方向の中央ラインLより下側」である。部分接着5は、紙片3の最上部近傍又は最下部近傍である。
【選択図】図6

Description

この発明は、文字や図画を書き、または印刷して一冊に綴じてなる書物に関するものである。
小説や週刊・月刊誌等の書物は、自宅のみではなく例えば通勤時の車中等においても読まれているが、人が書物を読む場合、「開いた状態を維持する行為」と「頁(紙片)を捲る行為」とを交互に行なっている。
例えば右行から左行に向って読む書物の場合、(1)これまで読んだ頁を右手の拇指と他の四指で、残りの頁を左手の拇指と他の四指で、それぞれ挟み持って、左右の頁の文字を視認可能とすべく開いた状態を維持し、(2)前記左右の頁を読み終えると、図11の実線から二点鎖線に示す如く左手の拇指のみを僅かに左側にずらして一枚の紙片(左頁)を開放状態にし、半捲れ状態になった紙片を右手の拇指により迎い入れて当該右手の拇指と他の四指で挟み持つようにしている。
ところが、従来の書物では、左手の拇指をずらす量を誤った場合には一度に二〜三枚の紙片が捲れたり、また紙片相互が静電付着している場合には紙片がうまく捲れないという問題がある。この問題については若い健常者であっても経験するところであるが、手指の微細な感覚が低下している読書が好きな高齢者や障害者にとっては非常に苦痛を感じるところである。
なお、上記問題を解決しようとして、頁の端縁が互い違いになっている書物が提案されている(特許文献1)が、この手段によると、紙片が薄いが故にかえって捲りにくくなると共に端縁が短期間で欠損するという事態を招くことが明らかである。
実願平5−58337
そこでこの発明は、手指の微細な感覚が低下している人であっても確実に一枚ずつ頁を捲ることができる書物を提供することを課題とする。
この請求項1記載の発明は、複数枚の紙片を一冊に綴じて成る書物において、隣り合う紙片相互を、綴じ部近傍における上部域と下部域で交互に部分接着してあることを特徴とする。
この請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明に関し、部分接着の左右方向の位置は「綴じ部」と「文字、図画又は写真の配置域」との間であり、部分接着の上側の位置は「上下方向の中央ラインより上側」であり、部分接着の下側の位置は「上下方向の中央ラインより下側」であることを特徴とする。
この請求項3記載の発明は、上記請求項1又は2記載の発明に関し、部分接着は、紙片の最上部近傍又は最下部近傍であることを特徴とする。
この請求項4記載の発明は、上記請求項1乃至3記載のいずれかの発明に関し、部分接着は、1個であることを特徴とする。
この請求項5の発明は、上記請求項1乃至4のいずれかに記載の発明に関し、紙片相互の部分接着の位置は、表面側から裏面側に向けて徐々に綴じ部から遠ざかるように設定してある。
この発明は上述のような構成であり、次の効果を有する。
この発明の書物であると、手指の微細な感覚が低下している人であっても確実に一枚ずつ頁を捲ることができる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1はこの発明の実施例の書物Fの正面図、図2は前記書物Fにおける綴じ部4付近の縦断面図、図3は前記書物Fを読むときの状態を示す略正面図、図4は前記書物の頁を捲るときの説明図、図5は前記頁を捲った後に書物Fを読むときの状態を示す略正面図、図6は再び頁を捲るときの説明図、図7は頁を捲った後に書物Fを読むときの状態の略正面図を示している。
この実施例の書物Fは以下のような構成である。
この実施例の書物Fは、図1や図2に示すように、表表紙・裏表紙1,2相互間に複数枚の紙片3を一冊に綴じて成るものであり、隣り合う紙片3,3相互を、綴じ部4近傍における上部域と下部域で交互に部分接着5してある。
ここで、上記部分接着5の左右方向の位置は、より具体的には「綴じ部4」と「文字、図画又は写真の配置域6(以下、文字配置域等6という)」との間であり、部分接着5の上側の位置は「上下方向の中央ラインLより上側」であり、部分接着5の下側の位置は「上下方向の中央ラインLより下側」であるものとしてある。また、この実施例では、図1や図2に示すように、部分接着5は、紙片3の最上部近傍又は最下部近傍であり、その個数は1個としてある。
次に、この実施例の書物F(右行から左行に向って読む書物)は、以下のように作用する。
この書物Fにおいても、「開いた状態を維持する行為」と「頁(紙片)を捲る行為」とを交互に行なわれるが、そのうち「頁(紙片)を捲る行為」におけるメカニズムが全く相違する。
(1)図3は、「開いた状態を維持する行為」をしている状態を示している。この状態では「文字配置域等6」のエリアには左右の親指は侵入しておらず、全ての文字等が読めるようになっている。なお、符号5に示したものは上述した如く部分接着5の部位であるが、この状態においては全く機能していない。
(2)図3の状態から図4に示す如く右手を矢印で示すように右側に移動する。すると、部分接着5の部位を介して右頁に接着されている左頁の上部が右側に引っ張られ、図4の二点鎖線に示す如き傾いて左手の拇指から左頁が外れていく(この際、捲れが生じる最初の一段階として綴じ部4近傍において空間Kが形成される)。この動作の継続によりに左側頁は図4の一点鎖線に示すように半捲れ状態になる。半捲れ状態になった紙片3を右手の拇指により迎い入れて当該右手の拇指と他の四指で挟み持ち、図5に示すように、書物Fを「開いた状態を維持する行為」となる。
(3)図5の状態から図6に示す如く右手を矢印で示すように右側に移動する。すると、部分接着5介して右頁に接着されている左頁の下部が右側に引っ張られ、図6の二点鎖線に示す如き傾き、左手の拇指から左頁が外れていく(この際、捲れが生じる最初の一段階として綴じ部4近傍において空間Kが形成される)。この動作の継続によりに左側頁は図4の一点鎖線に示すように半捲れ状態になる。半捲れ状態になった紙片3を右手の拇指により迎い入れて当該右手の拇指と他の四指で挟み持ち、図7に示すように、書物Fを「開いた状態を維持する行為」となる。
(4)上記(1)〜(3)を繰り返すことにより連続的に書物Fを読むことができる。
続いて、この実施例の書物Fは以上の如き作用を有することから、以下のように作用することが明らかである。
これまで読んだ頁を右手の拇指と他の四指で、残りの頁を左手の拇指と他の四指で、それぞれ挟み持って、左右の頁の文字を視認可能とすべく開いた状態を維持し、この状態から右手を右側に移動するだけで左側の一枚の紙片30(左頁)は半捲れ状態になり、従来の如き、左手の拇指のみを僅かに左側にずらして一枚の紙片(左頁)を開放状態にするという繊細な作業は不要となる。
ここで、この書物Fでは、捲れが生じる最初の一段階として綴じ部4近傍において空間Kが形成されることから、紙片3,3相互が静電付着している場合であっても、紙片がうまく捲れないという事態は生じない。
したがって、この書物Fによると、健常者は勿論のこと、手指の微細な感覚が低下している人であっても確実に一枚ずつ頁を捲ることができる。
(5)続いてこの書物Fの構成では、例えば、机に書物Fを置いて本を読むような場合や、うつ伏せで横になりながら書物Fを読む場合において、右手(逆に捲る場合は左手)に障害を持っている人であっても円滑に頁を捲ることができる。
書物Fを「開いた状態を維持する行為」をとる場合には、図8に示すように、読んでいない残り紙片3は通常の持ち方(拇指と他の四指で挟む)をし、読み終えた紙片3については拳で押さえておく。書物の内容を読む場合、読むべき位置から拳を移動させるようにすればよい。
「頁(紙片)を捲る行為」をとる場合、図9に示すように、左右頁が部分接着5されている上部域近傍を拳で強めに押さえ付ける。すると、上記したと同様のメカニズムにより頁を円滑に捲ることができる。なお、続いて頁を捲る場合は、図10に示すように、左右頁が接着している下部域近傍を押さえるようにすればよい。
(その他)
上記実施例の書物Fは、右行から左行に向って読むものであるが、当然のことながら、左から右側に読むものでもよい。
ここにいう書物Fは、文字や図画を書き、または印刷して一冊に綴じて成るものは全て含まれる。
また、書物Fの縦方向の寸法に対して、部分接着位置は適宜変更することができる。
更に、紙片3,3相互の部分接着5の位置は、書物の表面側から裏面側に向けて徐々に綴じ部4から遠ざかるように設定してあることが好ましい。これにより、厚みが大きい書物Fに対しても表面側から裏面側までの範囲において同様に円滑に頁を捲ることができる。
なお、この書物Fにおける従来の書物との相違点は、上述した如く隣り合う紙片3,3相互を綴じ部4近傍における上部域と下部域で交互に部分接着5してあるところであるが、この書物Fの製作において紙片3に対して部分接着5するための材料を塗布するタイミングは、紙片3に文字配置域等6を印刷する時点、または製本する直前に行なうとよい。
この発明の実施例の書物の正面図。 前記書物における綴じ部付近の縦断面図。 前記書物を読むときの状態を示す略正面図。 前記書物の頁を捲るときの説明図。 前記頁を捲った後に書物を読むときの状態を示す略正面図。 再び頁を捲るときの説明図。 頁を捲った後に書物を読むときの状態の略正面図。 拳により右頁を軽く押さえている状態を示す略正面図。 拳により右頁を強く押さえて頁を捲っている状態を示す略正面図。 拳により右頁を強く押さえて頁を捲っている状態を示す略正面図。 従来の書物の頁を捲る場合の説明図。
符号の説明
F 書物
1 表表紙
2 裏表紙
3 紙片
4 綴じ部
5 部分接着
6 文字配置域

Claims (5)

  1. 複数枚の紙片を一冊に綴じて成る書物において、隣り合う紙片相互を、綴じ部近傍における上部域と下部域で交互に部分接着してあることを特徴とする書物。
  2. 部分接着の左右方向の位置は「綴じ部」と「文字、図画又は写真の配置域」との間であり、部分接着の上側の位置は「上下方向の中央ラインより上側」であり、部分接着の下側の位置は「上下方向の中央ラインより下側」であることを特徴とする請求項1記載の書物。
  3. 部分接着は、紙片の最上部近傍又は最下部近傍であることを特徴とする請求項1又は2記載の書物。
  4. 部分接着は、1個であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の書物。
  5. 紙片相互の部分接着の位置は、表面側から裏面側に向けて徐々に綴じ部から遠ざかるように設定してあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の書物。
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