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JP2008181038A - 露光マスク、パターン形成方法、半導体装置の製造方法、および表示装置の製造方法 - Google Patents

露光マスク、パターン形成方法、半導体装置の製造方法、および表示装置の製造方法 Download PDF

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JP2008181038A
JP2008181038A JP2007015964A JP2007015964A JP2008181038A JP 2008181038 A JP2008181038 A JP 2008181038A JP 2007015964 A JP2007015964 A JP 2007015964A JP 2007015964 A JP2007015964 A JP 2007015964A JP 2008181038 A JP2008181038 A JP 2008181038A
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Akira Yamaoka
亮 山岡
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

【課題】露光装置を改造することなく特定の波長をカットしたパターン露光を行うことで微細なパターン形成が可能な露光マスクを提供する。
【解決手段】開口パターン5aが形成された遮光層5を有する露光マスク1において、遮光層5に形成された開口パターン5aを塞ぐ状態で特定波長の光のみを透過するフィルタ層9を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、リソグラフィーに用いる露光マスク、リソグラフィーによるパターン形成方法、このリソグラフィーを行う半導体装置の製造方法および表示装置の製造方法に関する。
リソグラフィー技術を適用したパターン形成においては、例えば図6に示すように、レジスト膜23が形成されたパターン形成基板21に近接させて露光マスク51を配置するプロキシミティ露光が行われている。プロキシミティ露光によってレジスト膜23に微小なパターン23aを形成するためには、光源から照射される露光光hのうち、パターンの細線化に悪影響を与える波長の光(例えば紫外線)をカットする必要がある。このため、プロキシミティ露光装置には、所定波長の光をカットするためのカットフィルタ61が装着されている。
このようなカットフィルタ61としては、例えば透明基体の表面にCuCI、CuBrまたはこれらの混晶からなる微粒子を含有するガラス薄膜層を設けた構成が提案されている(例えば下記特許文献1参照)。またこの他にも、SiO2に、Al23やLi2Oなどの所定の金属材料の酸化物を含有させた構成とすることにより、Pb,Asなどの有害物質を含まずに化学的耐久性、耐失透性、用優勢形成を向上させたカラーフィルタが提案されている(例えば下記特許文献2参照)。
特開平6−321579号公報 特開2005−75677号公報
しかしながら、このようなカットフィルタを露光装置に装着するには、装置の改造が必要となる。このため、装置停止時間が発生し、量産工場での適用が難しいという問題があった。
このような問題を解決するための本発明は、開口パターンが形成された遮光層を有する露光マスクにおいて、当該露光マスクの開口パターンを塞ぐ状態で特定波長の光のみを透過するフィルタ層を設けたことを特徴とする。
また本発明はこのような露光マスクを用いたパターン形成方法および、このパターン形成方法を適用した半導体装置の製造方法および表示装置の製造方法でもある。
このような構成の露光マスクを用いることにより、露光装置側にフィルタ層を設ける必要なく、特定波長以外の光をカットしたパターン露光を行うことができる。
以上説明したように本発明によれば、露光装置側にフィルタ層を設けることなる特定波長以外の光をカットしたパターン露光を行うことが可能である。このため、露光装置の改造のための装置停止時間を発生させることなく、量産工場において装置の稼働率を維持しつつ、特定波長以外の光をカットしたパターン露光によって微細パターンの形成を行うことが可能になる。
以下、本発明を適用した実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態を説明するための構成図であり、リソグラフィー技術によって基板上にレジストパターンを形成する場合の露光工程を示している。以下この図を用いて、この露光工程で用いる露光マスクの構成、露光マスクを用いたパターン形成方法の順に実施形態を説明する。
この図に示すように、この露光工程で用いる露光マスク1は、光透過性基板3の一主面側に、遮光層5および反射防止層7がこの順に設けられると共に、他主面側に本発明に特徴的なフィルタ層9を設けてなる。
光透過性基板3は、ガラス基板または石英(SiO2)基板のような光透過性野良好な材料基板からなる。
遮光層5は、例えばクロム(Cr)のような遮光性の良好な材料膜で構成され、ここで形成するパターンに応じた開口パターン5aを備えている。このような遮光層5は、この露光マスク1を用いたパターン露光が、ネガ型のレジスタト膜に対して行われる場合には、レジスト膜によるパターンの形成部に対応する開口パターン5aを備えている。一方、この露光マスク1を用いたパターン露光が、ポジ型のレジスタト膜に対して行われる場合には、レジスト膜によるパターンの形成部が遮光層5で覆われ、レジスト膜に形成される抜きパターンの形成部に対応する開口パターン5aを備えている。尚、図1においてはレジスト膜がネガ型である場合を例示している。
反射防止層7は、露光マスク1に照射される露光光hが光透過性基板3の一主面側の界面において反射することを防止するためのものである。この反射防止層7は、光透過性基板3の屈折率を考慮した材料を用いて構成され、光透過性基板3の全面にもうけられている。
フィルタ層9は、遮光層5に形成された開口パターン5aを塞ぐ状態で設けられたものであり、例えば光透過性基板3の全面にベタ膜状に設けられている。また、フィルタ層9は、この露光マスク1に照射される露光光hのうち、特定波長の光h’のみを透過する材料膜からなる。
例えば、露光装置の光源としてArFエキシマレーザ光源を用いている場合、この光源からは波長193nmの露光光hが照射される。そしてこの露光装置を用いて微細なパターンの形成を可能にすることを目的としている場合であれば、光源から照射される露光光hに含まれる波長200〜400nmの紫外線を遮光(カット)し、これよりも短波長側の波長の光を「特定波長の光h’」として透過する材料によって遮光層5が構成されていることとする。
このような遮光層5としては、例えば上述した特許文献1(特開平6−321579号公報)に記載の紫外線シャープカットフィルターからなる材料膜や、特許文献2(特開2005−75677号公報)に記載のシャープカットフィルタ用ガラスからなる材料膜が用いられる。
この他にも、以上のような遮光層5を構成する材料膜としては、露光光hのうちの目的とする特定波長の光h’のみを透過させてその他の波長の光をカットする材料であれば良い。例えば、波長200〜600nmの間の特定の波長を一つまたは複数カットする遮光層5であれば、ZnO、PbO、TiO2、CeO2、Sb23、B23、ITO、IZO、等の酸化膜や、Mo、Si、W、Ni、Ti、Cr、Zn、Pb、Ce、Sb、In、As、P、B、Na、K、Ca、Mg、Zr、C、Al、Fe、Cu、Zr、Ag、Sn、Pt、S、Mn、Co、Au等の材料膜、さらにはこれらを含む酸化物やハロゲン化物等の化合物薄膜が用いられる。
以上のような遮光層5は、スパッタリング、イオンプレーティング、蒸着、ディップ、スピン、スプレー、ゾルゲル、インクジェット等の周知の方法のうちから、適宜選択された方法によって成膜することができる。
以上で例示した遮光層5は、上述した材料膜の単層構造であっても複数層の積層構造であっても良い。さらに、この遮光層5は、特定波長の光h’を充分に透過させ、かつそれ以外の波長の光を充分にカットできる膜厚で形成されることする。例えば、上記で例示した材料膜からなる遮光層5であれば、膜厚0.05〜1μmの範囲であることが好ましい。
また遮光層5は、露光光hのうちの目的とする特定波長の光h’のみを透過させてその他の波長の光をカットする材料であれば有機膜でも無機膜でも良い。また遮光層5は、カットする波長の光を含む露光光hを、透過する特定波長の光h’に変換して透過させる波長変換機能を備えたものであっても良い。さらに遮光層5は、無色であることが好ましいが、着色していてもよい。
次に、上記構成の露光マスク1を用いたパターン形成方法を説明する。
先ず、半導体基板、薄膜トランジスタが形成される基板、さらには半導体素子によって駆動される薄型の表示装置を形成するためのパターン形成基板21上に、レジスト膜23を成膜する。そして、露光マスク1における遮光層5の形成面をレジスト膜23側に向けた状態で、露光マスク1をレジスト膜23上に対向配置する。この際、例えばプロキシミティ露光装置を用い、この露光装置のステージ上にパターン形成基板21を載置する。また、露光装置に対して所定状態で露光マスク1を装着し、パターン形成基板21に対して露光マスク1を近接させて対向配置させる。
以上の状態で、露光装置のArFエキシマレーザ光源から露光マスク1に対して、波長193nmの露光光hを照射する。そして、露光マスク1に設けられたフィルタ層9において、露光光hに含まれる波長200〜400nmの紫外線をカットしてこれ以外の特定波長の光h’のみを透過させる。さらに、遮光層5の開口パターン5aを通過させることで特定波長の光h’を露光光パターンHに成形し、レジスト膜23に照射する。これにより、レジスト膜23に対しては、紫外線がカットされた特定波長の光h’のみで構成された露光光パターンHを照射する。
次に、レジスト膜23の現像処理を行う。これにより、例えばレジスト膜23がネガ型であれば、露光光パターンHが照射された露光部にレジスト膜からなるパターン23aが形成される。一方、レジスト膜がポジ型であれば、露光光パターンHが照射された露光部にレジスト膜が除去された抜きパターンが形成され、露光光パターンHが照射されていない未露光部にレジスト膜からなるパターンが形成される。
以上説明した第1実施形態によれば、レジスト膜23に対して、露光光hに含まれる波長200〜400nmの紫外線をカットした短波長側の特定波長の光h’のみで構成された露光光パターンHが照射される。これにより、レジスト膜23のパターニング精度が向上し、レジスト膜23によって構成されるパターン23aの微細化を図ることが可能である。
そして特に本第1実施形態によれば、露光光hに含まれる波長200〜400nmの紫外線をカットするためのフィルタ層9を露光マスク1に設けた構成としている。このため、露光装置に対してカットフィルタを装着させるなどの改造を行う必要がない。これにより、露光装置の稼動を続けることが可能であり量産工場での適用が可能になる。またこれにより、この露光装置を用いて製造される製品(半導体装置および表示装置など)のスループットを低下させることもない。
<変形例>
次に、図1を用いて説明した露光マスク1の変形例を図2に基づいて説明する。尚、各層の材料は、図1を用いて説明したと同様であることとする。
図2(a)に示すように、第1実施形態の変形例としての露光マスク1aは、光透過性基板3と遮光層5との間にフィルタ層9を設けた構成であっても良い。
図2(b)に示すように、第1実施形態の変形例としての露光マスク1bは、光透過性基板3上に設けた遮光層5を覆う状態で、フィルタ層9を設けた構成であっても良い。この場合、遮光層5の開口パターン5a内を完全に塞ぐように、フィルタ層9が設けられていれば良く、遮光層5上においてフィルタ層9が開口部を備えていても良い。そして、このフィルタ層9上に反射防止層7が設けられる。
図2(c)に示すように、第1実施形態の変形例としての露光マスク1cは、反射防止層7上にフィルタ層9を設けた構成であっても良い。
図2(d)に示すように、第1実施形態の変形例としての露光マスク1dは、光透過性基板3が、フィルタ層9を兼ねる構成であっても良い。この場合、例えば特許文献2に記載されているような、SiO2(石英)に、Al23やLi2Oなどの所定の金属材料の酸化物を含有させた光透過性基板3をフィルタ層9として用いることができる。
図2(e)に示すように、第1実施形態の変形例としての露光マスク1eは、遮光層5を覆う反射防止層7がフィルタ層9を兼ねる構成であっても良い。
以上のような変形例として示した露光マスク1a〜1eを用いたパターン形成方法は、第1実施形態で説明したと同様に行うことができ、同様の効果を得ることができる。
<第2実施形態>
図3は第2実施形態を説明するための構成図であり、リソグラフィー技術によって基板上にレジストパターンを形成する場合の露光工程を示している。以下この図を用いて、この露光工程で用いる露光マスクの構成、露光マスクを用いたパターン形成方法の順に実施形態を説明する。
この図に示すように、この露光工程で用いる露光マスク11が、図1を用いて説明した第1実施形態の露光マスクと異なるところは、フィルタ層19がパターニングされている点にあり、他の構成は第1実施形態と同様であることとする。
すなわち、露光マスク11におけるフィルタ層19は、遮光層5に形成された開口パターン5aの一部を塞ぐ状態でパターン形成されている。フィルタ層19によって塞がれる開口パターン5aは、例えばこの露光マスク11を用いたリソグラフィーによって形成されるパターンのうち、高さまたは深さが異なるパターンに対応する開口パターン5aであることとする。
例えば、この露光マスク11を用いたパターン露光が、ネガ型のレジスタト膜に対して行われる場合には、遮光層5にはレジスト膜によるパターンの形成部に対応する開口パターン5aが設けられる。この場合、開口パターン5aに対応して形成されるレジスト膜のパターンうち、高さの低いパターンの形成部に対応する開口パターン5aを塞ぐ状態でフィルタ層19を設けることとする。尚、図3においてはレジスト膜がネガ型である場合を例示している。
一方、この露光マスク11を用いたパターン露光が、ポジ型のレジスタト膜に対して行われる場合には、遮光膜5にはレジスト膜に形成される抜きパターンの形成部に対応する開口パターン5aが設けられる。この場合、開口パターン5aに対応して形成されるレジスト膜の抜きパターンうち、深さの浅い抜きパターンの形成部に対応する開口パターン5aを塞ぐ状態でフィルタ層19を設けることとする。
また以上のようにパターニングされたフィルタ層19は、露光マスク11に照射される露光光hのうち、特定波長の光h’のみを透過する材料膜からなる。例えば、この露光マスク11を用いたパターン露光で用いられる露光光hが、第1波長λ1と第2波長λ2とを含んでいる場合を想定する。この場合、第1波長λ1の光のみを特定波長の光h’として透過し、第2波長λ2の光を遮光(カット)する材料膜によってフィルタ層9が構成されていることとする。尚、第1波長λ1と第2波長λ2とは、それぞれ有る程度の波長範囲を含んでいることとする。
以上のようなフィルタ層19を構成する材料膜は、第1実施形態で説明したフィルタ層を構成する材料膜の中から、第1波長λ1および第2波長λ2に対する遮光透過特性に合わせて適宜選択して用いられることとする。

さらに、このフィルタ層19は、このフィルタ層19によってカットするべき第2波長λ2の光を、このフィルタ層19を透過させるべき第1波長λ1の光に変換する波長変換機能を備えたものであっても良い。これは第1実施形態と同様である。この場合、露光マスク11に照射される露光光hは、第2波長λ2のみで構成されていても良い。
次に、上記構成の露光マスク11を用いたパターン形成方法を説明する。
先ず、半導体基板、薄膜トランジスタが形成される基板、さらには半導体素子によって駆動される薄型の表示装置を形成するためのパターン形成基板21上に、レジスト膜23を成膜する。このレジスト膜23は、特定波長である第1波長λ1の照射によって反応を開始する物質(反応開始剤)と共に、第2波長λ2の照射のみによって反応を開始する物質(反応開始剤)とを含有していることとする。
そして、露光マスク11における遮光層5をレジスト膜23側に向けた状態で、露光マスク1をレジスト膜23上に対向配置する。この際、例えばプロキシミティ露光装置を用い、この露光装置のステージ上にパターン形成基板21を載置し、さらに露光装置に対して所定状態で露光マスク11を装着する。
以上の状態で、露光装置の光源から露光マスク11に対して、第1波長λ1の光と第2波長λ2の光を含む露光光h(λ1+λ2)を照射する。そして、フィルタ層19が設けられた部分においては、当該フィルタ層19によって露光光hに含まれる第2波長λ2をカットし、これ以外の特定波長である第1波長λ1の光h’(λ1)のみを透過させる。一方、フィルタ層19が設けられていない部分においては、フィルタ層19の開口部分を通過した露光光h(λ1+λ2)をそのまま透過させる。
その後さらに、遮光層5の開口パターン5aを通過することで、第1波長λ1の光h’を第1露光パターンH1に成形し、第1波長λ1の光と第2波長λ2の光を含む露光光hを第2露光パターンH2に成形する。そして、レジスト膜23に対しては、特定波長である第1波長λ1の光h’のみを成形した第1露光光パターンH1(λ1)と、第1波長λ1の光と第2波長λ2の光を含む露光光h(λ1+λ2)を成形した第2露光光パターンH2(λ1+λ2)とを照射する。
これにより、例えばネガ型のレジスト膜23であれば、第1露光光パターンH1(λ1)が照射されたレジスト膜23部分は、第1波長λ1の照射によって反応が開始される物質の反応によって重合が進められる。一方、第2露光光パターンH2(λ1+λ2)が照射されたレジスト膜23分部は、第1波長λ1の照射によって反応が開始される物質の反応と共に、第2波長λ2の照射のみによって反応が開始される物質の反応によって重合が進められる。そして、第2露光光パターンH2(λ1+λ2)が照射されたレジスト膜23分部では、第1露光光パターンH1(λ1)が照射されたレジスト膜23部分と比較してより多くの重合反応が進められる。
次に、レジスト膜23の現像処理を行う。これにより、例えばレジスト膜23がネガ型であれば、第1露光光パターンH1が照射された露光部にレジスト膜からなるパターン23aが形成される。また、第2露光光パターンH2が照射された露光部には、レジスト膜からなるパターン23bが形成される。このパターン23bは、パターン23aよりも膜厚が高いパターンとなる。
尚、レジスト膜がポジ型であれば、第1露光光パターンH1(λ1)が照射されたレジスト膜23部分は、露光部にレジスタ膜が除去された抜きパターンが形成される。また、第2露光光パターンH2(λ1+λ2)が照射された露光部には、第1露光光パターンH1(λ1)が照射された部分よりも深い抜きパターンが形成される。
以上説明した第2実施形態によれば、露光マスク11を用いた一回のリソグラフィーによって、高さの異なるパターン23a,23bを形成することが可能になる。これにより、このようなパターン形成方法を適用して作製される半導体装置などにおいては、リソグラフィー回数の削減による高スループット化および低コスト化を実現することが可能である。
ここで、プロキシミティ露光装置を用いて異なった形状(寸法、厚さ)および膜硬度のレジスト膜からなるパターンを形成する手法の別の例として、ハーフトーンマスクを使用したプロセスも検討されている。しかしながら、ハーフトーンマスクを用いた方法では、露光量分布がマスクにより制限され、仕様変更や寸法、厚さ(残膜厚)の微調整ができないという問題がある。このため、後に説明するような液晶表示装置のような実際の製品を生産する上では、その使用は困難であった。
これに対して、上述した第2実施形態の方法であれば、露光光の波長を変更することにより、仕様変更や寸法、厚さ(残膜厚)、形状の微調整を行うことが可能である。したがって、実製品の生産工程への適用を実現することが可能である。
<変形例>
次に、図3を用いて説明した露光マスク11の変形例を図4に基づいて説明する。尚、各層の材料は、図3を用いて説明したと同様であることとする。
図4(a)に示すように、第2実施形態の変形例としての露光マスク11aは、光透過性基板3と反射防止層7との間にフィルタ層19を設けた構成であっても良い。この場合、遮光層5の開口パターン5a内を完全に塞ぐように、フィルタ層19が設けられていれば良く、遮光層5上にフィルタ層19が重ねられても良い。
図4(b)に示すように、第2実施形態の変形例としての露光マスク11bは、反射防止層7上にフィルタ層19をパターン形成した構成であっても良い。この場合であっても、遮光層5の開口パターン5aを完全に塞ぐように、遮光層5に端縁を重ねる状態でフィルタ層19がパターン形成されていることが好ましい。
図4(c)に示すように、第2実施形態の変形例としての露光マスク11cは、遮光層5を覆う反射防止層7の一部がフィルタ層19を兼ねる構成であっても良い。フィルタ層19を兼ねる反射防止層7の部分は、遮光層5の開口パターン5a内を完全に塞ぐように設けられていることとする。この場合であっても、遮光層5の開口パターン5a内を完全に塞ぐように、遮光層5に端縁を重ねる状態でフィルタ層19がパターン形成されていることが好ましい。
以上のような変形例として示した露光マスク11a〜11cを用いたパターン形成方法は、第2実施形態で説明したと同様に行うことができ、同様の効果を得ることができる。
<半導体装置の製造方法および表示装置の製造方法>
次に、上述した第2実施形態のパターン形成方法を適用した半導体装置の製造の具体例として、液晶表示装置の製造を例示する。
図5には、半透過半反射型のVAモードの液晶表示装置30における液晶セルの要部を示す。この液晶表示装置30は、薄膜トランジスタ(thin film transistor:TFT)が形成されたTFT基板31と、対向基板41との間に液晶層LCを狭持してなる。
TFT基板31の各画素には、透過表示部31aと反射表示部31bとが設定されている。そして、TFT基板31を覆う層間絶縁膜32の表面は、透過表示部31aにおいて平坦に成形され、反射表示部31bにおいて凹凸形状に成形されている。この層間絶縁膜32上には、透過表示部31aに設けられた透明電極33aと反射表示部31bに設けられた反射電極33bとからなる画素電極33が配置されている。この画素電極33は、層間絶縁膜32に形成された接続孔を介して、TFT基板31に設けられたTFTに接続されていることとする。またここでの図示は省略したが、画素電極33上は配向膜で覆われている。
一方、対向基板41の液晶層LCに向かう面上には、カラーフィルタ層42を介して、セルギャップg1,g2を調整するためのギャップ調整層43が設けられている。このギャップ調整層43を覆う状態で、透明電極44がベタ膜状に設けられている。そして、この透明電極44上に、TFT基板31−対向基板41間の間隔を規定するための柱状スペーサ45と、液晶分子mの配向を規制するための配向子46がパターン形成されている。またここでの図示は省略したが、透明電極44、柱状スペーサ45、および配向子46は配向膜で覆われている。
以上のような構成の液晶表示装置30の製造においては、例えば柱状スペーサ45と配向子46の形成に本発明のパターン形成方法を適用することができる。これにより、高さの異なる柱状スペーサ45と配向子46とを、一回のリソグラフィーで同時に形成することが可能になる。またこの他にも、セルギャップg1,g2を調整するための段差を備えたギャップ調整層43の形成に本発明のパターン形成方法を適用することができる。
尚、本発明のパターン形成方法は、上述した液晶表示装置における対向基板41側の構成要素の形成に適用されるだけではなく、TFT基板31側の構成要素や、他の表示装置の構成要素、さらには表示装置以外の半導体装置の構成要素のうち、高さの異なる複数の構成要素や段差を備えた構成要素の形成に適用することも可能である。
第1実施形態を説明する構成図である。 第1実施形態で用いる露光マスクの変形例を示す断面図である。 第2実施形態を説明する構成図である。 第2実施形態で用いる露光マスクの変形例を示す断面図である。 第2実施形態を適用して作製される表示装置の要部断面図である。 従来のリソグラフィー技術を説明する構成図である。
符号の説明
1,1a,1b,1c,1d,1e,11a,11b,11c…露光マスク、3…光透過性基板、5…遮光層、5a…開口パターン、7…反射防止層、9,19…フィルタ層、23…レジスト膜、23a…パターン、h…露光光、H…露光光パターン、H1…第1波長のみで構成される第1露光光パターン、H2…第1波長と第2波長とで構成される第2露光光パターン、λ1…第1波長、λ2…第2波長

Claims (10)

  1. 開口パターンが形成された遮光層を有する露光マスクにおいて、
    前記遮光層に形成された開口パターンを塞ぐ状態で特定波長の光のみを透過するフィルタ層を備えた
    ことを特徴とする露光マスク。
  2. 請求項1記載の露光マスクにおいて、
    前記フィルタ層が全面に設けられている
    ことを特徴とする露光マスク。
  3. 請求項1記載の露光マスクにおいて、
    前記フィルタ層は、前記遮光層に形成された開口パターンの一部を塞ぐ状態でパターン形成されている
    ことを特徴とする露光マスク。
  4. 露光光パターンをレジスト膜に照射した後、当該レジスト膜を現像処理することにより当該レジスト膜をパターニングするパターン形成方法であって、
    前記露光光パターンをレジスト膜に照射する際には、
    開口パターンが形成された遮光層と、当該開口パターンを塞ぐ状態で特定波長の光のみを透過するフィルタ層とを備えた露光マスクを、基板上に成膜したレジスト膜に対向配置し、
    前記露光マスク側から露光光を照射することにより、前記フィルタ層を透過し前記遮光層の開口パターンを通過して成形された露光光パターンを前記レジスト膜に照射する
    ことを特徴とするパターン形成方法。
  5. 請求項4記載のパターン形成方法において、
    前記露光マスクの全面に前記フィルタ層が設けられ、
    前記フィルタ層を透過した前記露光光パターンのみを前記レジスト膜に対して照射する
    ことを特徴とするパターン形成方法。
  6. 請求項4記載のパターン形成方法において、
    前記開口パターンの一部を塞ぐ状態で前記フィルタ層がパターン形成され、
    前記フィルタ層を透過し前記開口パターンを通過した露光パターンと、当該フィルタ層の開口部分および当該開口パターンを通過した露光光パターンとを、前記レジスト膜に対して照射する
    ことを特徴とするパターン形成方法。
  7. 請求項6記載のパターン形成方法において、
    前記露光光は、前記フィルタ層を透過する第1波長と当該フィルタ層で遮光される第2波長とを含み、
    前記レジスト膜には、前記フィルタ層を透過し前記開口パターンを通過することによって成形された前記第1波長のみで構成される第1露光光パターンと、当該フィルタ層の開口部分と共に前記開口パターンを通過することによって成形された前記第1波長と第2波長とで構成される第2露光光パターンとが照射され、
    前記第1露光光パターンの照射部と前記第2露光光パターンの照射部とに、異なる高さのパターンを形成する
    ことを特徴とするパターン形成方法。
  8. 請求項7記載のパターン形成方法において、
    前記レジスト膜は、前記第1波長の照射によって反応する材料と共に、前記第2波長の照射のみによって反応する材料を含有している
    ことを特徴とするパターン形成方法。
  9. 露光光パターンをレジスト膜に照射した後、当該レジスト膜を現像処理することにより当該レジスト膜をパターニングする工程を備えた半導体装置の製造方法であって、
    前記露光光パターンをレジスト膜に照射する際には、
    開口パターンが形成された遮光層と、当該開口パターンを塞ぐ状態で特定波長の光のみを透過するフィルタ層とを備えた露光マスクを、基板上に成膜したレジスト膜に対向配置し、
    前記露光マスク側から露光光を照射することにより、前記フィルタ層を透過し前記遮光層の開口パターンを通過して成形された露光光パターンを前記レジスト膜に照射する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 露光光パターンをレジスト膜に照射した後、当該レジスト膜を現像処理することにより当該レジスト膜をパターニングする工程を備えた表示装置の製造方法であって、
    前記露光光パターンをレジスト膜に照射する際には、
    開口パターンが形成された遮光層と、当該開口パターンを塞ぐ状態で特定波長の光のみを透過するフィルタ層とを備えた露光マスクを、基板上に成膜したレジスト膜に対向配置し、
    前記露光マスク側から露光光を照射することにより、前記フィルタ層を透過し前記遮光層の開口パターンを通過して成形された露光光パターンを前記レジスト膜に照射する
    ことを特徴とする表示装置の製造方法。
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