JP2008180836A - パーシャル表示機能を有する表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パーシャル表示機能を有し、回路量と消費電力が小さい表示装置を提供する。
【解決手段】画素回路14に非表示データ書き込み用TFT19を設け、非表示データ書き込み用TFT19のゲート端子には固定の電源電圧VPを印加する。走査信号線G1〜Gnのいずれかに選択電圧が印加されているときには、書き込み用TFT18がオン状態となり、非表示データ書き込み用TFT19がオフ状態となる表示データ電圧をデータ信号線D1〜Dmに印加する。パーシャル表示モードでは、走査信号線G1〜Gnのすべてに非選択電圧が印加されている間に、非表示データ書き込み用TFT19がオン状態となる非表示データ電圧をデータ信号線D1〜Dmに印加する。
【選択図】図1
【解決手段】画素回路14に非表示データ書き込み用TFT19を設け、非表示データ書き込み用TFT19のゲート端子には固定の電源電圧VPを印加する。走査信号線G1〜Gnのいずれかに選択電圧が印加されているときには、書き込み用TFT18がオン状態となり、非表示データ書き込み用TFT19がオフ状態となる表示データ電圧をデータ信号線D1〜Dmに印加する。パーシャル表示モードでは、走査信号線G1〜Gnのすべてに非選択電圧が印加されている間に、非表示データ書き込み用TFT19がオン状態となる非表示データ電圧をデータ信号線D1〜Dmに印加する。
【選択図】図1
Description
本発明は、表示装置に関し、特に、パーシャル表示機能を有する表示装置に関する。
表示装置では、消費電力を削減するために、画面内で必要な部分(以下、表示領域という)のみに画像を表示し、それ以外の部分には画像を表示しないパーシャル表示が行われることがある。パーシャル表示は、パーシャル駆動とも呼ばれる。液晶表示装置では、表示領域外の画素回路に非表示データ(例えば、黒データ)を書き込み、その後は表示領域外の走査信号線を選択しないことにより、パーシャル表示を行うことができる。
ところが、有機エレクトロルミネッセンス(Electro Luminescence:以下、ELという)素子を用いた有機EL表示装置では、上記の方法ではパーシャル表示を正しく行えない。その理由は、以下のとおりである。有機EL表示装置の画素回路では、有機EL素子に流れる電流の量を制御する駆動用TFT(Thin Film Transistor)のゲート端子とデータ信号線の間に、書き込み用TFTが設けられる。書き込み用TFTをオフ状態に制御しても、リーク電流やソース−ドレイン間の寄生容量があるために、表示領域外の画素回路の駆動用TFTのゲート端子に、表示領域内の画素回路に書き込まれる電圧(データ信号線の電圧)が印加される。この状態が続くと、表示領域外の画素回路の駆動用TFTが本来はオフ状態となるべきであるのにオン状態となり、非表示領域が発光してしまう。
そこで、有機EL表示装置でパーシャル表示を行うためには、液晶表示装置とは異なる方法が必要となる。具体的な方法は、例えば特許文献1や2に開示されている。特許文献1には、パーシャル表示モードでは、走査信号線駆動回路は通常と同様の走査を行い、表示領域内から表示領域外に走査が移るときに黒データをラッチし、表示領域外の走査期間ではデータ信号線駆動回路の動作を停止させる方法が開示されている。特許文献2には、駆動用TFTと有機EL素子の間に電流遮断用のトランジスタを設け、パーシャル表示モードでは電流遮断用トランジスタをオフ状態にする方法が開示されている。
特開2003−316315号公報
特開2003−122304号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、走査信号線駆動回路はパーシャル表示モードでも通常と同様の走査を行うので、消費電力低減の効果は小さい。また、特許文献2に開示された方法では、電流遮断用トランジスタを制御するための制御線が必要となるので、回路量が増大する。
それ故に、本発明は、パーシャル表示機能を有し、回路量と消費電力が小さい表示装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、パーシャル表示機能を有する表示装置であって、
2次元状に配置された複数の画素回路と複数の走査信号線と複数のデータ信号線とを含む画素アレイと、
前記走査信号線を駆動する走査信号線駆動回路と、
前記データ信号線を駆動するデータ信号線駆動回路とを備え、
前記画素回路は、
発光素子と、
前記発光素子を流れる電流の量を制御する駆動素子と、
前記駆動素子の制御端子と前記データ信号線との間に設けられ、制御端子が前記走査信号線に接続された第1のスイッチ素子と、
前記駆動素子の制御端子と前記データ信号線との間に設けられ、制御端子に固定の電圧が印加された第2のスイッチ素子と、
前記駆動素子の制御端子に印加された電圧を保持する容量素子とを含み、
いずれかの前記走査信号線に選択電圧が印加されているときには、前記第1のスイッチ素子がオン状態となり、前記第2のスイッチ素子がオフ状態となる表示データ電圧が前記データ信号線に印加され、
パーシャル表示モードでは、すべての前記走査信号線に非選択電圧が印加されている間に、前記第2のスイッチ素子がオン状態となる非表示データ電圧が前記データ信号線に印加されることを特徴とする。
2次元状に配置された複数の画素回路と複数の走査信号線と複数のデータ信号線とを含む画素アレイと、
前記走査信号線を駆動する走査信号線駆動回路と、
前記データ信号線を駆動するデータ信号線駆動回路とを備え、
前記画素回路は、
発光素子と、
前記発光素子を流れる電流の量を制御する駆動素子と、
前記駆動素子の制御端子と前記データ信号線との間に設けられ、制御端子が前記走査信号線に接続された第1のスイッチ素子と、
前記駆動素子の制御端子と前記データ信号線との間に設けられ、制御端子に固定の電圧が印加された第2のスイッチ素子と、
前記駆動素子の制御端子に印加された電圧を保持する容量素子とを含み、
いずれかの前記走査信号線に選択電圧が印加されているときには、前記第1のスイッチ素子がオン状態となり、前記第2のスイッチ素子がオフ状態となる表示データ電圧が前記データ信号線に印加され、
パーシャル表示モードでは、すべての前記走査信号線に非選択電圧が印加されている間に、前記第2のスイッチ素子がオン状態となる非表示データ電圧が前記データ信号線に印加されることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
パーシャル表示モードでは、表示領域外の走査信号線には前記非選択電圧が固定的に印加されることを特徴とする。
パーシャル表示モードでは、表示領域外の走査信号線には前記非選択電圧が固定的に印加されることを特徴とする。
第3の発明は、パーシャル表示機能を有する表示装置であって、
2次元状に配置された複数の画素回路と複数の走査信号線と複数のデータ信号線とを含む画素アレイと、
前記走査信号線を駆動する走査信号線駆動回路と、
前記データ信号線を駆動するデータ信号線駆動回路とを備え、
前記画素回路は、
発光素子と、
前記発光素子を流れる電流の量を制御する駆動素子と、
前記駆動素子の制御端子と前記データ信号線との間に設けられ、制御端子が前記走査信号線に接続されたスイッチ素子と、
前記駆動素子の制御端子に印加された電圧を保持する容量素子とを含み、
いずれかの前記走査信号線に選択電圧が印加されているときには、前記スイッチ素子がオン状態となる表示データ電圧が前記データ信号線に印加され、
パーシャル表示モードでは、表示領域内の走査信号線に第1の非選択電圧が印加され、表示領域外の走査信号線に第2の非選択電圧が印加されている間に、表示領域内の画素回路のスイッチ素子がオフ状態となり、表示領域外の画素回路のスイッチ素子がオン状態となる非表示データ電圧が前記データ信号線に印加されることを特徴とする。
2次元状に配置された複数の画素回路と複数の走査信号線と複数のデータ信号線とを含む画素アレイと、
前記走査信号線を駆動する走査信号線駆動回路と、
前記データ信号線を駆動するデータ信号線駆動回路とを備え、
前記画素回路は、
発光素子と、
前記発光素子を流れる電流の量を制御する駆動素子と、
前記駆動素子の制御端子と前記データ信号線との間に設けられ、制御端子が前記走査信号線に接続されたスイッチ素子と、
前記駆動素子の制御端子に印加された電圧を保持する容量素子とを含み、
いずれかの前記走査信号線に選択電圧が印加されているときには、前記スイッチ素子がオン状態となる表示データ電圧が前記データ信号線に印加され、
パーシャル表示モードでは、表示領域内の走査信号線に第1の非選択電圧が印加され、表示領域外の走査信号線に第2の非選択電圧が印加されている間に、表示領域内の画素回路のスイッチ素子がオフ状態となり、表示領域外の画素回路のスイッチ素子がオン状態となる非表示データ電圧が前記データ信号線に印加されることを特徴とする。
第4の発明は、第3の発明において、
パーシャル表示モードでは、表示領域外の走査信号線には前記第2の非選択電圧が固定的に印加されることを特徴とする。
パーシャル表示モードでは、表示領域外の走査信号線には前記第2の非選択電圧が固定的に印加されることを特徴とする。
第5の発明は、第1または第3の発明において、
前記発光素子が有機エレクトロルミネッセンス素子であることを特徴とする。
前記発光素子が有機エレクトロルミネッセンス素子であることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、パーシャル表示モードでは、データ信号線に非表示データ電圧を印加すれば、走査信号線を選択しなくても画素回路に非表示データ電圧を書き込めるので、パーシャル表示モードにおける消費電力を削減することができる。また、第2のスイッチ素子の制御端子には固定の電圧が印加されるので、第2のスイッチ素子を制御するための制御線は不要である。したがって、回路量を大幅に増大させずに、低消費電力でパーシャル表示を行う表示装置を得ることができる。
上記第2の発明によれば、パーシャル表示モードでは表示領域外の走査信号線の電圧を非選択電圧に固定することにより、パーシャル表示モードにおける消費電力を削減することができる。
上記第3の発明によれば、パーシャル表示モードでは、データ信号線に非表示データ電圧が印加すれば、走査信号線を選択しなくても表示領域外の画素回路に非表示データ電圧を書き込めるので、パーシャル表示モードにおける消費電力を削減することができる。また、パーシャル表示を行うために、画素回路に回路素子を追加する必要はない。したがって、回路量を大幅に増大させずに、低消費電力でパーシャル表示を行う表示装置を得ることができる。
上記第4の発明によれば、パーシャル表示モードでは表示領域外の走査信号線の電圧を第2の非選択電圧に固定することにより、パーシャル表示モードにおける消費電力を削減することができる。
上記第5の発明によれば、回路量を大幅に増大させずに、低消費電力でパーシャル表示を行う有機EL表示装置を得ることができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る有機EL表示装置の構成を示す図である。図1に示す有機EL表示装置1は、画素アレイ10、表示制御回路11、走査信号線駆動回路12、および、データ信号線駆動回路13を備えている。以下、mおよびnは2以上の整数、iは1以上n以下の整数、jは1以上m以下の整数であるとする。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る有機EL表示装置の構成を示す図である。図1に示す有機EL表示装置1は、画素アレイ10、表示制御回路11、走査信号線駆動回路12、および、データ信号線駆動回路13を備えている。以下、mおよびnは2以上の整数、iは1以上n以下の整数、jは1以上m以下の整数であるとする。
画素アレイ10は、(m×n)個の画素回路14、n本の走査信号線G1〜Gn、および、m本のデータ信号線D1〜Dmを含んでいる。画素回路14は、2次元状に並べて配置される。より詳細には、(m×n)個の画素回路14は、行方向(図1では横方向)にm個、列方向(図1では縦方向)にn個並べて配置される。走査信号線G1〜Gnは、同じ行に配置された画素回路14に共通して接続される。データ信号線D1〜Dmは、同じ列に配置された画素回路14に共通して接続される。
表示制御回路11は、走査信号線駆動回路12に制御信号C1を出力すると共に、データ信号線駆動回路13に制御信号C2と表示データDTを出力する。走査信号線駆動回路12は、制御信号C1に基づき、走査信号線G1〜Gnに選択電圧と非選択電圧を切り替えて印加する。データ信号線駆動回路13は、制御信号C2に基づき、表示データDTに応じた電圧(以下、表示データ電圧という)をデータ信号線D1〜Dmに印加する。
画素回路14は、いわゆる2TFT+1C構成の画素回路に非表示データ書き込み用TFT19を追加したものである。画素回路14は、有機EL素子15、駆動用TFT16、コンデンサ17、書き込み用TFT18、および、非表示データ書き込み用TFT19を含んでいる。画素回路14に含まれる3個のTFTは、いずれもPチャネル型である。
図1に示すように、有機EL素子15と駆動用TFT16は直列に接続され、駆動用TFT16のソース端子には電源電圧VPが、有機EL素子15のカソード端子には共通電極電圧VCOMが印加される。駆動用TFT16のゲート端子とソース端子の間には、コンデンサ17が設けられる。駆動用TFT16のゲート端子とデータ信号線Djの間には書き込み用TFT18が設けられ、書き込み用TFT18のゲート端子は走査信号線Giに接続される。駆動用TFT16のゲート端子とデータ信号線Djの間には、さらに非表示データ書き込み用TFT19が設けられ、非表示データ書き込み用TFT19のゲート端子には固定の電源電圧VPが印加される。
有機EL素子15は、流れる電流の量に応じた輝度で発光する発光素子である。駆動用TFT16は、ゲート端子電圧に応じて、有機EL素子15を流れる電流の量を制御する駆動素子である。コンデンサ17は、駆動用TFT16のゲート端子電圧を保持する容量素子である。書き込み用TFT18と非表示データ書き込み用TFT19は、互いに独立して動作し、データ信号線Djの電圧を駆動用TFT16のゲート端子に印加するか否かを切り替える。
有機EL表示装置1は、パーシャル表示機能を有し、通常表示モードでは画面全体に画像を表示し、パーシャル表示モードでは画面の一部(表示領域)に画像を表示する。以下、画面の1行目からk行目(kは1以上n未満の整数)が、パーシャル表示モードにおける表示領域になるものとする。表示制御回路11には、通常表示モードかパーシャル表示モードかを示すモード制御信号MCが供給される。表示制御回路11は、モード制御信号MCに応じて異なる制御信号C1、C2を出力する。走査信号線駆動回路12とデータ信号線駆動回路13は、モード制御信号MCに応じて異なる動作を行う。
図2は、有機EL表示装置1の通常表示モードの信号波形図である。図3は、有機EL表示装置1のパーシャル表示モードの信号波形図である。以下、電源電圧VPは10V、非表示データ書き込み用TFT19の閾値電圧Vthは−2V、表示データ電圧の範囲は0〜10Vであるとする。0Vの表示データ電圧は白表示を行うための電圧(白データ電圧)であり、10Vの表示データ電圧は黒表示を行うための電圧(黒データ電圧)である。パーシャル表示モードにおいて表示領域外の画素回路14に書き込む電圧(以下、非表示データ電圧という)を、黒データ電圧よりも高い14Vに定める。
通常表示モード(図2)では、走査信号線駆動回路12は、走査信号線G1〜Gnの中から1本の走査信号線を順に選択し、選択した走査信号線には選択電圧として−4Vを印加し、それ以外の走査信号線には非選択電圧として14Vを印加する。データ信号線駆動回路13は、データ信号線D1〜Dmに表示データ電圧(0〜10V)を印加する。
画素回路14では、走査信号線Giの電圧が選択電圧になると、書き込み用TFT18のゲート端子電圧は−4V、ソース端子電圧は0〜10Vとなり、書き込み用TFT18はオン状態となる。このため、駆動用TFT16のゲート端子にはデータ信号線Djの電圧(表示データ電圧)が印加され、コンデンサ17には電源電圧VPと表示データ電圧の差に応じた量の電荷が蓄積される。このようにして、画素回路14には書き込み用TFT18経由で、表示データ電圧が書き込まれる。
その後に走査信号線Giの電圧が非選択電圧になると、書き込み用TFT18のゲート端子電圧は14Vとなり、書き込み用TFT18はオフ状態となる。書き込み用TFT18がオフ状態となった後も、コンデンサ17の作用によって、駆動用TFT16のゲート端子電圧は従前のレベルに保たれる。したがって、走査信号線Giの電圧が再び選択電圧になるまで、有機EL素子15は、画素回路14に書き込まれた表示データ電圧(駆動用TFT16のゲート端子電圧)に応じた輝度で発光する。
なお、非表示データ書き込み用TFT19のゲート端子電圧は10Vに固定されているので、データ信号線Djの電圧が0〜10Vの範囲で変化しても、非表示データ書き込み用TFT19のゲート−ソース間電圧Vgsは常に0V以上となり、非表示データ書き込み用TFT19はオフ状態のままである。このため、通常表示モードでは、非表示データ書き込み用TFT19を無視することができる。
パーシャル表示モード(図3)では、走査信号線駆動回路12は、表示領域内の走査信号線G1〜Gkの中から1本の走査信号線を順に選択し、選択した走査信号線には選択電圧として−4Vを印加し、それ以外の走査信号線(表示領域外の走査信号線Gk+1〜Gnを含む)には非選択電圧として14Vを印加する。データ信号線駆動回路13は、走査信号線G1〜Gkのいずれかに選択電圧が印加されているときには、データ信号線D1〜Dmに表示データ電圧(0〜10V)を印加し、それ以外のとき(すなわち、走査信号線G1〜Gnのすべてに非選択電圧が印加されているとき)には、データ信号線D1〜Dmに非表示データ電圧(14V)を印加する。
表示領域内の画素回路14では、走査信号線Giの電圧が選択電圧になると、表示データ電圧が書き込まれ、その後、有機EL素子15は書き込まれた表示データ電圧に応じた輝度で発光する。
非表示データ書き込み用TFT19のゲート端子電圧は10Vに固定されているので、データ信号線D1〜Dmの電圧が非表示データ電圧になると、すべての画素回路14(表示領域内でも表示領域外でも)において、非表示データ書き込み用TFT19のソース端子電圧は14V、ゲート−ソース間電圧Vgsは−4Vとなり、非表示データ書き込み用TFT19はオン状態となる。このため、駆動用TFT16のゲート端子にはデータ信号線Djの電圧(非表示データ電圧)が印加され、コンデンサ17には電源電圧VPと非表示データ電圧の差に応じた量の電荷が蓄積される。このようにして、画素回路14には非表示データ書き込み用TFT19経由で、非表示データ電圧が書き込まれる。
なお、パーシャル表示モードにおいてデータ信号線D1〜Dmに非表示データ電圧を印加すると、表示領域外の画素回路14だけでなく、表示領域内の画素回路14にも非表示データ電圧が書き込まれる。したがって、パーシャル表示を行うためには、フリッカが発生しない周期で表示領域内の画素回路14に表示データ電圧を書き込む必要がある。
以上に示すように、有機EL表示装置1では、走査信号線G1〜Gnのいずれかに選択電圧(−4V)が印加されているときには、書き込み用TFT18がオン状態となり、非表示データ書き込み用TFT19がオフ状態となる表示データ電圧(0〜10V)がデータ信号線にD1〜Dm印加される。また、パーシャル表示モードでは、走査信号線G1〜Gnのすべてに非選択電圧(14V)が印加されている間に、非表示データ書き込み用TFT19がオン状態となる非表示データ電圧(14V)がデータ信号線D1〜Dmに印加される。
このようにパーシャル表示モードでは、データ信号線D1〜Dmに非表示データ電圧を印加すれば、走査信号線G1〜Gnを選択しなくても、画素回路14に非表示データ電圧を書き込むことができる。特に、パーシャル表示モードでは、表示領域外の走査信号線Gk+1〜Gnの電圧を非選択電圧に固定してもよい。これにより、パーシャル表示モードにおける消費電力を削減することができる。
また、パーシャル表示を行うために、画素回路14に非表示データ書き込み用TFT19が追加されているが、非表示データ書き込み用TFT19のゲート端子には固定の電源電圧VPが印加されているので、非表示データ書き込み用TFT19を制御するための制御線は不要である。したがって、有機EL表示装置1によれば、回路量を大幅に増大させずに、画素の開口率をあまり低下させずに、低消費電力でパーシャル表示を行うことができる。
なお、図3に示す例では、データ信号線駆動回路13は、パーシャル表示モードにおいて走査信号線G1〜Gnのすべてに非選択電圧が印加されているときに、データ信号線D1〜Dmに非表示データ電圧を印加することとしたが、非表示データ電圧を印加する期間はこれより短くてもよい。例えば、データ信号線駆動回路13は、パーシャル表示モードにおいて走査信号線G1〜Gnのすべてに非選択電圧が印加されている期間の一部において、データ信号線D1〜Dmに非表示データ電圧を印加してもよい。また、データ信号線駆動回路13は、すべてのフレーム時間内で非表示データ電圧を印加してもよく、一部のフレーム時間内で非表示データを印加してもよい。このように、パーシャル表示モードでは、走査信号線G1〜Gnのすべてに非選択電圧が印加されている間に、非表示データ書き込み用TFT19がオン状態となる非表示データ電圧がデータ信号線D1〜Dmに印加されればよい。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係る有機EL表示装置の構成を示す図である。図4に示す有機EL表示装置2は、画素アレイ20、表示制御回路11、走査信号線駆動回路22、および、データ信号線駆動回路13を備えている。本実施形態の構成要素のうち、第1の実施形態と同一の要素については、同一の参照符号を付して説明を省略する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る有機EL表示装置の構成を示す図である。図4に示す有機EL表示装置2は、画素アレイ20、表示制御回路11、走査信号線駆動回路22、および、データ信号線駆動回路13を備えている。本実施形態の構成要素のうち、第1の実施形態と同一の要素については、同一の参照符号を付して説明を省略する。
画素アレイ20は、(m×n)個の画素回路24、n本の走査信号線G1〜Gn、および、m本のデータ信号線D1〜Dmを含んでいる。画素アレイ20の構成は、第1の実施形態に係る画素アレイ10と同じである。画素回路24は、いわゆる2TFT+1C構成の画素回路である。画素回路24の構成は、非表示データ書き込み用TFT19を含まない点を除き、第1の実施形態に係る画素回路14と同じである。
有機EL表示装置2は、第1の実施形態と同様に、通常表示モードでは画面全体に画像を表示し、パーシャル表示モードでは所定の表示領域に画像を表示する。図5は、有機EL表示装置2の通常表示モードの信号波形図である。図6は、有機EL表示装置2のパーシャル表示モードの信号波形図である。有機EL表示装置2でも、第1の実施形態と同様に、電源電圧VPは10V、表示データ電圧の範囲は0〜10Vであるとし、非表示データ電圧を14Vに定める。
通常表示モード(図5)では、走査信号線駆動回路22は、走査信号線G1〜Gnの中から1本の走査信号線を順に選択し、選択した走査信号線には選択電圧として−4Vを印加し、それ以外の走査信号線には非選択電圧として10V(第1の実施形態とは異なる)を印加する。データ信号線駆動回路13は、データ信号線D1〜Dmに表示データ電圧(0〜10V)を印加する。通常表示モードの動作は、非選択電圧が10Vである点を除き、第1の実施形態と同じである。
パーシャル表示モード(図6)では、走査信号線駆動回路22は、表示領域内の走査信号線G1〜Gkの中から1本の走査信号線を順に選択し、選択した走査信号線には選択電圧として−4Vを印加し、それ以外の走査信号線(表示領域外の走査信号線Gk+1〜Gnを含む)には非選択電圧として10V(第1の実施形態とは異なる)を印加する。データ信号線駆動回路13は、走査信号線G1〜Gkのいずれかに選択電圧が印加されているときには、データ信号線D1〜Dmに表示データ電圧(0〜10V)を印加し、それ以外のとき(すなわち、走査信号線G1〜Gnのすべてに非選択電圧が印加されているとき)には、データ信号線D1〜Dmに非表示データ電圧(14V)を印加する。
走査信号線駆動回路22は、データ信号線D1〜Dmに非表示データ電圧が印加されているときには、表示領域内の走査信号線G1〜Gkには非選択電圧として14Vを印加し、表示領域外の走査信号線Gk+1〜Gnには非選択電圧として引き続き10Vを印加する。パーシャル表示モードでは、表示領域外の走査信号線Gk+1〜Gnには常に10Vの非選択電圧が印加される。
表示領域外の画素回路24では、データ信号線Djの電圧が非表示データ電圧になると、書き込み用TFT18のゲート端子電圧は10V、ソース端子電圧は14V、ゲート−ソース間電圧Vgsは−4Vとなり、書き込み用TFT18はオン状態となる。このため、駆動用TFT16のゲート端子にはデータ信号線Djの電圧(非表示データ電圧)が印加され、コンデンサ17には電源電圧VPと非表示データ電圧の差に応じた量の電荷が蓄積される。このようにして、表示領域外の画素回路24には書き込み用TFT18経由で、非表示データ電圧が書き込まれる。
これに対して、表示領域内の画素回路24では、データ信号線D1〜Dmの電圧が非表示データ電圧になると、書き込み用TFT18のゲート端子電圧とソース端子電圧はいずれも14V、ゲート−ソース間電圧Vgsは0Vとなり、書き込み用TFT18はオフ状態のままである。このため、表示領域内の画素回路24に非表示データ電圧は書き込まれない。
以上に示すように、有機EL表示装置2では、走査信号線G1〜Gnのいずれかに選択電圧(−4V)が印加されているときには、書き込み用TFT18がオン状態となる表示データ電圧(0〜10V)がデータ信号線D1〜Dmに印加される。また、パーシャル表示モードでは、表示領域内の走査信号線G1〜Gkに14Vの非選択電圧が印加され、表示領域外の走査信号線Gk+1〜Gnに10Vの非選択電圧が印加されている間に、表示領域内の画素回路24の書き込み用TFT18がオフ状態となり、表示領域外の画素回路24の書き込み用TFT18がオン状態となる非表示データ電圧(14V)がデータ信号線D1〜Dmに印加される。
このようにパーシャル表示モードでは、データ信号線D1〜Dmに非表示データ電圧を印加すれば、走査信号線G1〜Gnを選択しなくても、表示領域内の画素回路24に非表示データ電圧を書き込むことができる。特に、パーシャル表示モードでは表示領域外の走査信号線Gk+1〜Gnの電圧を10Vの非選択電圧に固定してもよい。これにより、パーシャル表示モードにおける消費電力を削減することができる。
パーシャル表示モードでは、表示領域内の走査信号線G1〜Gkに印加される非選択電圧は10Vと14Vの間で切り替られるが、表示領域外の走査信号線Gk+1〜Gnに印加される非選択電圧は10Vに固定されている。通常の使用形態では、パーシャル表示モードにおける表示領域は、非表示領域(画面全体から表示領域を除いた部分)よりも十分に小さい。したがって、通常の使用形態では、パーシャル表示モードにおける消費電力は、通常表示モードにおける消費電力よりも小さくなる。
また、パーシャル表示を行うために、画素回路24に回路素子を追加する必要はない。したがって、有機EL表示装置2によれば、回路量を大幅に増大させずに、画素の開口率をあまり低下させずに、低消費電力でパーシャル表示を行うことができる。
なお、有機EL表示装置2でも、第1の実施形態と同様に、データ信号線駆動回路13がデータ信号線D1〜Dmに非表示データ電圧を印加する期間を図6に示す例より短くしてもよい。
また、ここまでパーシャル表示機能を有する表示装置の例として有機EL表示装置について説明してきたが、有機EL表示装置以外の表示装置についても同様の方法で、パーシャル表示機能を有し、回路量と消費電力の小さい表示装置を構成することができる。
1、2…有機EL表示装置
10、20…画素アレイ
11…表示制御回路
12、22…走査信号線駆動回路
13…データ信号線駆動回路
14、24…画素回路
15…有機EL素子
16…駆動用TFT
17…コンデンサ
18…書き込み用TFT
19…非表示データ書き込み用TFT
10、20…画素アレイ
11…表示制御回路
12、22…走査信号線駆動回路
13…データ信号線駆動回路
14、24…画素回路
15…有機EL素子
16…駆動用TFT
17…コンデンサ
18…書き込み用TFT
19…非表示データ書き込み用TFT
Claims (5)
- パーシャル表示機能を有する表示装置であって、
2次元状に配置された複数の画素回路と複数の走査信号線と複数のデータ信号線とを含む画素アレイと、
前記走査信号線を駆動する走査信号線駆動回路と、
前記データ信号線を駆動するデータ信号線駆動回路とを備え、
前記画素回路は、
発光素子と、
前記発光素子を流れる電流の量を制御する駆動素子と、
前記駆動素子の制御端子と前記データ信号線との間に設けられ、制御端子が前記走査信号線に接続された第1のスイッチ素子と、
前記駆動素子の制御端子と前記データ信号線との間に設けられ、制御端子に固定の電圧が印加された第2のスイッチ素子と、
前記駆動素子の制御端子に印加された電圧を保持する容量素子とを含み、
いずれかの前記走査信号線に選択電圧が印加されているときには、前記第1のスイッチ素子がオン状態となり、前記第2のスイッチ素子がオフ状態となる表示データ電圧が前記データ信号線に印加され、
パーシャル表示モードでは、すべての前記走査信号線に非選択電圧が印加されている間に、前記第2のスイッチ素子がオン状態となる非表示データ電圧が前記データ信号線に印加されることを特徴とする、表示装置。 - パーシャル表示モードでは、表示領域外の走査信号線には前記非選択電圧が固定的に印加されることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
- パーシャル表示機能を有する表示装置であって、
2次元状に配置された複数の画素回路と複数の走査信号線と複数のデータ信号線とを含む画素アレイと、
前記走査信号線を駆動する走査信号線駆動回路と、
前記データ信号線を駆動するデータ信号線駆動回路とを備え、
前記画素回路は、
発光素子と、
前記発光素子を流れる電流の量を制御する駆動素子と、
前記駆動素子の制御端子と前記データ信号線との間に設けられ、制御端子が前記走査信号線に接続されたスイッチ素子と、
前記駆動素子の制御端子に印加された電圧を保持する容量素子とを含み、
いずれかの前記走査信号線に選択電圧が印加されているときには、前記スイッチ素子がオン状態となる表示データ電圧が前記データ信号線に印加され、
パーシャル表示モードでは、表示領域内の走査信号線に第1の非選択電圧が印加され、表示領域外の走査信号線に第2の非選択電圧が印加されている間に、表示領域内の画素回路のスイッチ素子がオフ状態となり、表示領域外の画素回路のスイッチ素子がオン状態となる非表示データ電圧が前記データ信号線に印加されることを特徴とする、表示装置。 - パーシャル表示モードでは、表示領域外の走査信号線には前記第2の非選択電圧が固定的に印加されることを特徴とする、請求項3に記載の表示装置。
- 前記発光素子が有機エレクトロルミネッセンス素子であることを特徴とする、請求項1または3に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007013370A JP2008180836A (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | パーシャル表示機能を有する表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2007013370A JP2008180836A (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | パーシャル表示機能を有する表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008180836A true JP2008180836A (ja) | 2008-08-07 |
Family
ID=39724794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007013370A Pending JP2008180836A (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | パーシャル表示機能を有する表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008180836A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011048319A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Samsung Mobile Display Co Ltd | 有機発光表示装置及びその駆動方法 |
| WO2014021159A1 (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-06 | シャープ株式会社 | 画素回路、それを備える表示装置、およびその表示装置の駆動方法 |
| WO2014021158A1 (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-06 | シャープ株式会社 | 表示装置およびその駆動方法 |
| KR20150143972A (ko) * | 2014-06-13 | 2015-12-24 | 삼성디스플레이 주식회사 | 표시 장치 및 표시 장치의 구동 방법 |
-
2007
- 2007-01-24 JP JP2007013370A patent/JP2008180836A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN104541320A (zh) * | 2012-07-31 | 2015-04-22 | 夏普株式会社 | 像素电路、具备其的显示装置和该显示装置的驱动方法 |
| CN104541320B (zh) * | 2012-07-31 | 2016-10-26 | 夏普株式会社 | 像素电路、具备其的显示装置和该显示装置的驱动方法 |
| KR20150143972A (ko) * | 2014-06-13 | 2015-12-24 | 삼성디스플레이 주식회사 | 표시 장치 및 표시 장치의 구동 방법 |
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