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JP2008172454A - 情報処理装置 - Google Patents

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JP2008172454A JP2007002834A JP2007002834A JP2008172454A JP 2008172454 A JP2008172454 A JP 2008172454A JP 2007002834 A JP2007002834 A JP 2007002834A JP 2007002834 A JP2007002834 A JP 2007002834A JP 2008172454 A JP2008172454 A JP 2008172454A
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Abstract

【課題】防犯効果を高めることができるようにする。
【解決手段】本発明に係る情報処理装置に適用可能な携帯電話機1においては、防犯用報知音発生部50は、防犯用報知音を発生する発生し、記憶部47は、発信先リストを記憶し、主制御部31は、記憶されている発信先リストに登録されている複数の発信先の中から、予め設定された優先度に基づいて、発信先を決定し、変復調回路部39、送受信回路部43、およびアンテナ44を制御し、決定された発信先の他の情報処理装置に接続し、接続された発信先の他の情報処理装置に発信する。
【選択図】 図4

Description

本発明は情報処理装置に係り、特に、防犯機能を搭載した情報処理装置に関する。
近年、子供などを狙った略取誘拐などの犯罪が増加しており、子供をこれらの犯罪から未然に守るために、例えば子供向け携帯などの種々の防犯機能が搭載された携帯電話機が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に提案されている技術によれば、音声などを特定する録音ボタンを操作することなく自動的に連続して音声と位置などを関連付けて記録することができ、ユーザの指示に基づいて、これらの音声などに関する情報を遠隔地の記憶装置に送信することができる。
また、ユーザが特定の操作キーやスイッチを操作するなどにより、緊急・非常事態発生時に、防犯用報知音(すなわち、防犯ブザー)を鳴動させたり、発光素子(LED:Light Emitting Diode)を発光させるとともに、予め設定された所定の送信先にメールを送信したり、予め設定された所定の発信先に発信したりする技術も提案されている。
特開2003−249981号公報
しかしながら、従来の技術では、緊急・非常事態発生時に、防犯用報知音(すなわち、防犯ブザー)を鳴動させたり、発光素子を発光させるとともに、予め設定された所定の送信先にメールを送信したり、予め設定された所定の発信先に発信したりすることはできるが、メールの送信などは1つの送信先に対して単に1回しか送信することしかできず、防犯機能としては脆弱であるという課題があった。
このような課題は、特許文献1に提案されている技術では、解決することはできない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、防犯効果を高めることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、所定の操作がなされると、報知音を発生する発生手段と、所定の操作がなされた場合、発信先リストを記憶する記憶手段と、記憶手段により記憶されている発信先リストに登録されている複数の発信先の中から、予め設定された優先度に基づいて、発信先を決定する決定手段と、決定手段により決定された発信先に発信する発信手段を備えることを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、所定の操作がなされると、報知音を発生する発生手段と、予め記憶されている送信メールテキスト情報に基づいて、メールを作成する作成手段と、作成手段により作成されたメールを、予め設定された送信先に送信する送信手段と、発生手段による報知音の発生が停止されているか否かを判定する判定手段と、判定手段により報知音の発生が停止されていると判定された場合、送信手段によるメールを送信する送信処理を、予め設定された所定の送信間隔ごとに繰り返し実行するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、所定の操作がなされると、報知音を発生する発生手段と、情報処理装置の位置に関する情報である位置情報を取得する取得手段と、取得手段により取得された位置情報を用いて、メールを作成する作成手段と、作成手段により作成されたメールを送信する送信手段と、送信手段によるメールを送信する送信処理を終了するための条件である終了条件になったか否かを判定する判定手段と、判定手段により終了条件になっていないと判定された場合、送信手段によるメールを送信する送信処理を、予め設定された所定の送信間隔ごとに繰り返し実行するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、報知音を発生する発生手段と、情報処理装置の位置に関する情報である位置情報を取得する取得手段と、取得手段により取得された位置情報を用いて、他の情報処理装置に発信する発信手段と、発信手段による他の情報処理装置への発信処理を終了するための条件である終了条件になったか否かを判定する判定手段と、判定手段により終了条件になっていないと判定された場合、発信手段による他の情報処理装置への発信処理を、予め設定された所定の発信間隔ごとに繰り返し実行するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の情報処理装置においては、所定の操作がなされると、報知音が発生され、所定の操作がなされた場合、発信先リストが記憶され、記憶されている発信先リストに登録されている複数の発信先の中から、予め設定された優先度に基づいて、発信先が決定され、決定された発信先に発信される。
本発明の情報処理装置においては、所定の操作がなされると、報知音が発生され、予め記憶されている送信メールテキスト情報に基づいて、メールが作成され、作成されたメールが予め設定された送信先に送信され、報知音の発生が停止されているか否かが判定され、報知音の発生が停止されていると判定された場合、メールを送信する送信処理が、予め設定された所定の送信間隔ごとに繰り返し実行されるように制御される。
本発明の情報処理装置においては、所定の操作がなされると、報知音が発生され、情報処理装置の位置に関する情報である位置情報が取得され、取得された位置情報を用いて、メールが作成され、作成されたメールが送信され、メールを送信する送信処理を終了するための条件である終了条件になったか否かが判定され、終了条件になっていないと判定された場合、メールを送信する送信処理が、予め設定された所定の送信間隔ごとに繰り返し実行されるように制御される。
本発明の情報処理装置においては、報知音を発生する発生手段と、情報処理装置の位置に関する情報である位置情報が取得され、取得された位置情報を用いて、他の情報処理装置に発信され、他の情報処理装置への発信処理を終了するための条件である終了条件になったか否かが判定され、終了条件になっていないと判定された場合、他の情報処理装置への発信処理が、予め設定された所定の発信間隔ごとに繰り返し実行されるように制御される。
本発明によれば、防犯効果を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機1の外観の構成を表している。なお、図1[A]は、携帯電話機1を約180度に見開いたときの正面から見た外観の構成を表しており、図2[B]は、携帯電話機1を見開いたときの側面から見た外観の構成を表している。
図1[A]および[B]に示されるように、携帯電話機1は、中央のヒンジ部11を境に第1の筐体12と第2の筐体13とがヒンジ結合されており、ヒンジ部11を介して矢印X方向に折り畳み可能に形成される。携帯電話機1の内部の所定の位置には、送受信用のアンテナ(後述する図4のアンテナ44)が設けられており、内蔵されたアンテナを介して基地局(図示せず)との間で電波を送受信する。
第1の筐体12には、その表面に「0」乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話・電源キー、クリアキー、および電子メールキーなどの操作キー14が設けられており、操作キー14を用いて各種指示を入力することができる。
第1の筐体12には、操作キー14として上部に十字キーと確定キーが設けられており、ユーザが十字キーを上下左右方向に操作することにより当てられたカーソルを上下左右方向に移動させることができる。具体的には、第2の筐体13に設けられた液晶ディスプレイ17に表示されている電話帳リストや電子メールのスクロール動作、簡易ホームページのページ捲り動作および画像の送り動作などの種々の動作を実行する。
また、確定キーを押下することにより、種々の機能を確定することができる。例えば第1の筐体12は、ユーザによる十字キーの操作に応じて液晶ディスプレイ17に表示された電話帳リストの複数の電話番号の中から所望の電話番号が選択され、確定キーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、選択された電話番号を確定して電話番号に対して発呼処理を行う。
さらに、第1の筐体12には、十字キーと確定キーの左隣に電子メールキーが設けられており、電子メールキーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、メールの送受信機能を呼び出すことができる。十字キーと確定キーの右隣には、ブラウザキーが設けられており、ブラウザキーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、Webページのデータを閲覧することが可能となる。なお、十字キーと確定キーの左右隣に設けられた電子メールキーおよびブラウザキーは、液晶ディスプレイ17に表示される画面により例えば「Yes」や「No」などの種々の機能をもつことが可能であるため、それぞれ、soft1キーおよびsoft2キーと呼ばれる。
また、第1の筐体12には、操作キー14の下部にマイクロフォン15が設けられており、マイクロフォン15によって通話時のユーザの音声を集音する。また、第1の筐体12には、携帯電話機1の操作を行うサイドキー16が設けられている。
なお、第1の筐体12は、背面側に図示しないバッテリパックが挿着されており、終話・電源キーがオン状態になると、バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
一方、第2の筐体13には、その正面に液晶ディスプレイ17(メインディスプレイ)が設けられており、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番号及び送信履歴等の他、電子メールの内容、簡易ホームページ、CCD(Charge Coupled Device)カメラ(後述する図2のCCDカメラ20)で撮像した画像、外部のコンテンツサーバ(図示せず)より受信したコンテンツ、メモリカード(後述する図4のメモリカード46)に記憶されているコンテンツを表示することができる。
また、液晶ディスプレイ17の上部の所定の位置にはスピーカ18が設けられており、これにより、ユーザは音声通話することが可能である。
図2は、本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機1の他の外観の構成を表している。図2の携帯電話機1の状態は、図1の携帯電話機1の状態から矢印X方向に回動させた状態である。なお、図2[A]は、携帯電話機1を閉じたときの正面から見た外観の構成を表しており、図2[B]は、携帯電話機1を閉じたときの側面から見た外観の構成を表している。
第2の筐体13の上部には、CCDカメラ20が設けられており、これにより、所望の撮影対象を撮像することができる。CCDカメラ20の下部には、サブディスプレイ21が設けられており、現在のアンテナの感度のレベルを示すアンテナピクト、携帯電話機1の現在の電池残量を示す電池ピクト、現在の時刻などが表示される。
サブディスプレイ21の下部には、さらに、防犯用ライトとしての発光素子(LED:Light Emitting Diode)23が設けられている。この発光素子23は、緊急・非常事態発生時に、ユーザの所定の操作により、所定の周期で発光する。
図3は、本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機1の他の外観の構成を表している。図3の携帯電話機1の状態は、図1の携帯電話機1の状態から矢印X方向に回動させた状態であり、図3[A]および[B]は、携帯電話機1を閉じたときの背面から見た外観の構成を表している。
図3[A]に示されるように、第1筐体12の所定の位置には、緊急・非常事態発生時に、防犯用報知音発生部(図4の防犯用報知音発生部50)により防犯用報知音(すなわち、防犯ブザー)の発生など(発光素子23などにより防犯用報知ライトの点滅を含む)を開始させるための緊急用スイッチ22が上下方向に着脱可能に設けられている。
例えば緊急・非常事態発生時に防犯用報知音発生部により防犯用報知音の発生などを開始させる場合、ユーザは、この緊急用スイッチ22を矢印X方向にスライドさせて引き下げられることで、緊急・非常事態発生時に、防犯用報知音発生部により防犯用報知音の発生などを開始させることができる。なお、図3[B]に示されるように、この緊急用スイッチ22は、ユーザにより矢印Y方向にスライドされて引き上げられることで、第2の筐体13に装着されて元の位置に戻る。
勿論、このような着脱形式の緊急用スイッチ22以外にも、ストラップを引き抜くことにより防犯用報知音発生部により防犯用報知音(すなわち、防犯ブザー)の発生などを開始させるストラップ形式の緊急用スイッチ22を用いるようにしてもよいし、その他のスライド形式の緊急用スイッチ22などを用いるようにしてもよい。
図4は、本発明の第1実施形態に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機1の内部の構成を表している。
図4に示されるように、携帯電話機1は、第1の筐体12及び第2の筐体13の各部を統括的に制御する主制御部31に対して、発光素子23、電源回路部32、操作入力制御部33、画像エンコーダ34、カメラインタフェース部35、LCD(Liquid Crystal Display)制御部36、多重分離部38、変復調回路部39、音声コーデック40、記憶部47、GPS受信部49、および防犯用報知音発生部50がメインバス41を介して互いに接続されるとともに、画像エンコーダ34、画像デコーダ37、多重分離部38、変復調回路部39、音声コーデック40、および記録再生部45が同期バス42を介して互いに接続されて構成される。
主制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などからなり、CPUは、ROMに記憶されているプログラムまたは記憶部47からRAMにロードされた各種のアプリケーションプログラムに従って各種の処理を実行するとともに、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより携帯電話機1を統括的に制御する。RAMは、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなどを適宜記憶する。
なお、主制御部31には、現在の日付と時刻を正確に計測するタイマが内蔵されている。
携帯電話機1は、主制御部31の制御に基づいて、音声通話モード時にマイクロフォン15で集音した音声信号を音声コーデック40によってディジタル音声信号に変換、圧縮し、これを変復調回路部39でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部43でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ44を介して送信する。
また、携帯電話機1は、音声通話モード時にアンテナ44で受信した受信信号を増幅して周波数変換処理及びアナログディジタル変換処理を施し、変復調回路部39でスペクトラム逆拡散処理し、音声コーデック40によって伸張し、アナログ音声信号に変換した後、変換されたアナログ音声信号をスピーカ18を介して出力する。
さらに、携帯電話機1は、データ通信モード時に電子メールを送信する場合、操作キー14の操作によって入力された電子メールのテキストデータを操作入力制御部33を介して主制御部31に送出する。主制御部31は、テキストデータを変復調回路部39でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部43でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ44を介して基地局(図示せず)へ送信する。
これに対して携帯電話機1は、データ通信モード時に電子メールを受信する場合、アンテナ44を介して基地局(図示せず)から受信した受信信号を変復調回路部39でスペクトラム逆拡散処理して元のテキストデータを復元した後、LCD制御部36を介して液晶ディスプレイ17に電子メールとして表示する。
その後携帯電話機1は、ユーザの操作に応じて受信した電子メールを記録再生部45を介してメモリカード46に記録することも可能である。
携帯電話機1は、画像信号を送信しない場合には、CCDカメラ20で撮像した画像信号をカメラインタフェース部35及びLCD制御部36を介して液晶ディスプレイ17に直接表示する。
携帯電話機1は、データ通信モード時に画像信号を送信する場合、CCDカメラ20で撮像された画像信号をカメラインタフェース部35を介して画像エンコーダ34に供給する。
画像エンコーダ34は、CCDカメラ20から供給された画像信号を、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)4などの所定の符号化方式によって圧縮符号化することにより符号化画像信号に変換し、変換された符号化画像信号を多重分離部38に送出する。このとき同時に携帯電話機1は、CCDカメラ20で撮像中にマイクロフォン15で集音した音声を音声コーデック40を介してディジタルの音声信号として多重分離部38に送出する。
多重分離部38は、画像エンコーダ34から供給された符号化画像信号と音声コーデック40から供給された音声信号とを所定の方式で多重化し、その結果得られる多重化信号を変復調回路部39でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部43でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ44を介して送信する。
これに対して、携帯電話機1では、データ通信モード時に、Webページのデータを受信することができる。
すなわち、携帯電話機1において、データ通信モードに、例えばWebページを要求するデータを送信すると、その要求に応じて、Webページのデータが基地局(図示せず)を介して送信される。このWebページのデータは、アンテナ44を介して送受信回路部43および変復調回路部39で受信される。送受信回路部43および変復調回路部39は、受信したWebページのデータを主制御部31に送出する。
主制御部31は、Webページのデータを解釈し、その解釈に基づく画面(画像)を作成する。作成された画面は、主制御部31からLCD制御部36を介して液晶ディスプレイ17に供給されて表示される。すなわち、主制御部31のROMまたは記憶部47には、少なくともWebブラウザのアプリケーションプログラムがインストールされており、主制御部31のCPUは、RAM上でWebブラウザのアプリケーションプログラムを実行することで、Webブラウザとして機能し、Webページのデータの解釈などを行う。
また、携帯電話機1は、データ通信モード時に例えばWebページなどにリンクされた動画像ファイルのデータを受信する場合、アンテナ44を介して基地局(図示せず)から受信した受信信号を変復調回路部39でスペクトラム逆拡散処理し、その結果得られる多重化信号を多重分離部38に送出する。
多重分離部38は、多重化信号を分離することにより符号化画像信号と音声信号とに分け、同期バス42を介して符号化画像信号を画像デコーダ37に供給すると共に音声信号を音声コーデック40に供給する。画像デコーダ37は、符号化画像信号をMPEG4などの所定の符号化方式に対応した復号化方式でデコードすることにより再生動画像信号を生成し、生成された再生動画像信号をLCD制御部36を介して液晶ディスプレイ17に供給する。これにより、例えば、Webページなどにリンクされた動画像ファイルに含まれる動画像データが表示される。
このとき同時に音声コーデック40は、音声信号をアナログ音声信号に変換した後、これをスピーカ18に供給し、これにより、例えば、Webページなどにリンクされた動画像ファイルに含まる音声信号が再生される。この場合も電子メールの場合と同様に携帯電話機1は、受信したWebページなどにリンクされたデータをユーザの操作により記録再生部45を介してメモリカード46に記録することが可能である。
記憶部47は、例えば、電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ素子やHDD(Hard Disc Drive)などからなり、主制御部31のCPUにより実行される種々のアプリケーションプログラムや種々のデータ群を格納している。また、記憶部47は、必要に応じて、ユーザの操作に応じて受信した電子メールや、受信したWebページなどにリンクされた動画像ファイルに含まれる動画像データなどを記憶する。
GPS受信部49は、図示せぬGPS衛星からのGPS波(GPS情報)を受信する。このGPS情報には、例えばそれぞれのGPS衛星からの発信時刻情報が含まれている。その後、主制御部31においては、取得されたGPS情報を用いて、携帯電話機1の現在地を示す位置情報(緯度経度の情報)が計算され(例えば3つ乃至4つのGPS情報から計算することが望ましい)、携帯電話機1の現在地を示す位置情報が求められる。なお、このGPS情報に基づいて求められる位置情報として、緯度経度を取得することが一般的であるが、更に緯度経度に対応した住所情報を取得するようにしてもよい。緯度経度や、緯度経度に対応した住所情報を取得する際には、外部のサーバ(図示せず)などにアクセスして住所情報を得るようにしてもよい。従って、「位置情報」とはGPS情報から計算された位置情報(例えば緯度経度情報)や、その情報に対応する住所情報などの情報も含むものとする。
防犯用報知音発生部50は、バックアップ電源部51から供給される電源を用いて、主制御部31の制御に従い、緊急・非常事態発生時に、防犯用報知音(すなわち、防犯用ブザー)を発生する。なお、防犯用報知音発生部50は、この防犯用報知音発生部50と発光素子23に接続されるバックアップ電源部51から供給される電源により、携帯電話機1に内蔵された図示せぬ電池パックが意図的に取り外されたとしても、防犯用報知音と発光を発生し続けることが可能である。
ところで、従来の技術では、緊急・非常事態発生時に、防犯用報知音(すなわち、防犯ブザー)を鳴動させたり、発光素子23を発光させるとともに、予め設定された所定の送信先にメールを送信したり、予め設定された所定の発信先に発信したりすることはできるが、メールの送信などは1つの送信先に対して単に1回しか送信することしかできず、防犯機能としては脆弱であった。
そこで、従来の技術では、緊急・非常事態発生時に、防犯用報知音発生部50により防犯用報知音(すなわち、防犯ブザー)を鳴動させたり、発光素子23を発光させるとともに、予め発信先が登録された発信先リストを用いて、順次、その発信先に発信するようにする。これにより、防犯効果を高めることができる。以下、この方法を用いた図4の携帯電話機1における防犯処理について説明する。
図5のフローチャートを参照して、図4の携帯電話機1における防犯処理について説明する。この防犯処理は、ユーザにより例えば緊急用スイッチ22や操作キー14が操作されることにより、防犯処理を開始するとの指示が受け付けられることにより、開始される。
ステップS1において、主制御部31は、ユーザにより例えば緊急用スイッチ22や操作キー14が操作されることにより、防犯処理を開始するとの指示が受け付けられたか否かを判定し、ユーザにより例えば緊急用スイッチ22や操作キー14が操作されることにより、防犯処理を開始するとの指示が受け付けられると判定するまで待機する。
ステップS1においてユーザにより例えば緊急用スイッチ22や操作キー14が操作されることにより、防犯処理を開始するとの指示が受け付けられたと判定された場合、主制御部31はステップS2で、防犯用報知音発生部50を制御し、緊急・非常事態発生時における防犯用報知音を発生させる。防犯用報知音発生部50は、主制御部31の制御に従い、緊急・非常事態発生時における防犯用報知音を発生する。
ステップS3において、主制御部31は、発光素子23を制御し、緊急・非常事態発生時における防犯用ライトとしての発光素子23を、所定の周期で発光させる。発光素子23は、主制御部31の制御に従い、緊急・非常事態発生時における防犯用ライトとしての発光素子23を、所定の周期で発光する。
なお、ステップS2とステップS3の処理は、順番を入れ替えるようにしてもよいし、同時に並列的に処理を実行するようにしてもよい。
ステップS4において、主制御部31は、記憶部47に記憶されている、予め緊急・非常事態発生時に発信する発信先が登録されている発信先リストを読み出す。
例えば図6に示されるような発信先リストが読み出される。図6の例の場合、発信先として「090−××××−△△△△」、「090−××××−○○○○」、「090−△△△△−××××」…が登録されている。また、これらの発信先には、予め、緊急・非常事態発生時に発信する優先度が対応付けられて登録されている。例えば「090−××××−△△△△」の発信先には、優先度として「1」が予め対応付けられて登録されている。
なお、記憶部47に記憶されている発信先リストに登録されている発信先については、ユーザの好みなどに応じて適宜、追加、更新、および削除などを実行することができる。
ステップS5において、主制御部31は、読み出された発信先リスト(予め緊急・非常事態発生時に発信する発信先が登録されている発信先リスト)を参照して、この発信先リストに発信先が少なくとも1つ以上存在するか否かを判定する。
例えば発信先リストに、予め少なくとも1つ以上の緊急・非常事態発生時に発信する発信先が登録されていない場合には、この発信先リストに発信先が少なくとも1つ以上存在しないと判定される。
ステップS5においてこの発信先リストに発信先が少なくとも1つ以上存在すると判定された場合、主制御部31はステップS6で、読み出された発信先リスト(予め緊急・非常事態発生時に発信する発信先が登録されている発信先リスト)の中から、その優先度に基づいて、緊急・非常事態発生時に発信する発信先を決定する。
例えば図6の場合、優先度「1」の発信先は「090−××××−△△△△」であることから、まず、緊急・非常事態発生時に発信する発信先は「090−××××−△△△△」に決定される。
ステップS7において、主制御部31は、変復調回路部39、送受信回路部43、アンテナ44、および図示せぬ基地局を介して、決定された発信先(例えば他の携帯電話機1や固定電話機など)への接続を開始する。
ステップS8において、主制御部31は、変復調回路部39、送受信回路部43、アンテナ44、および図示せぬ基地局を介して、決定された発信先との接続が確立されたか否かを判定する。
すなわち、決定された発信先への接続処理を行った場合に、発信先からの応答が「通話中」や「呼び出し中」のままで通話状態とならないときがあり(勿論、発信先の電話番号が存在しないときも含まれる)、このような場合には、決定された発信先との接続が確立されていないと判定される。
ステップS8において決定された発信先との接続が確立されていないと判定された場合、主制御部31はステップS9で、内蔵されたタイマを用いて、予め設定された所定の時間(例えば20秒間など)が経過したか否かを判定し、予め設定された所定の時間(例えば20秒間など)が経過したと判定するまで待機する。勿論、予め設定された所定の時間は、事態の緊急性を考慮して、より短く設定するようにしてもよいし、多少長く設定するようにしてもよい。
ステップS9において予め設定された所定の時間(例えば20秒間など)が経過したと判定された場合、主制御部31はステップS10で、変復調回路部39、送受信回路部43、およびアンテナ44を制御し、決定された発信先への接続を切断する。これにより、決定された発信先への接続処理が一旦切断される。
ステップS11において、主制御部31は、予め設定された所定の回数(例えば2回や3回など)、1つの発信先に対して接続処理が実行されたか否かを判定する。ステップS11において予め設定された所定の回数(例えば2回や3回など)、1つの発信先に対して接続処理が実行されていないと判定された場合、処理はステップS7に戻り、ステップS7以降の処理が繰り返し実行される。すなわち、決定された発信先への接続処理が、再度、実行される。これにより、予め設定された所定の回数(例えば2回や3回など)だけ、決定された1つの発信先に対して接続処理が実行される。
一方、ステップS11において予め設定された所定の回数(例えば2回や3回など)、1つの発信先に対して接続処理が実行されたと判定された場合、処理はステップS6に戻り、ステップS6において、発信先リストを参照して、すでに接続処理を実行した発信先以外に発信先の中から、優先度に基づいて新たな発信先が決定される。
例えば図6の例の場合、優先度「1」の発信先である「090−××××−△△△△」への接続が確立されなかった場合、次に、発信先として優先度「2」の「090−××××−○○○○」が決定される。
一方、ステップS8において接続が確立されたと判定された場合、主制御部31はステップS12で、記憶部47に予め記憶されている、緊急・非常事態発生時における発信処理においてメッセージを送信するか否かに関する送信設定がONに設定されているか否かを判定する。
なお、緊急・非常事態発生時における発信処理においてメッセージを送信するか否かについては、予め、ユーザの好みに応じて、設定することができる。
ステップS12において記憶部47に予め記憶されている、緊急・非常事態発生時における発信処理においてメッセージを送信するか否かに関する送信設定がONに設定されていると判定された場合、主制御部31はステップS13で、記憶部47に予め記憶されている送信メッセージを読み出し、読み出された送信メッセージを音声コーデック40にて所定の符号化方式に対応する復号化方式で復号化(伸張)した後、復号化(伸張)した後のディジタル音声信号を、変復調回路部39、送受信回路部43、およびアンテナ44を介して送信する。
例えば送信メッセージとして「緊急事態が発生しました。」などの固定メッセージが発信先へ送信される。なお、このような固定メッセージに限られず、例えばユーザの好みに応じて適宜前もって録音されたメッセージ(例えば「助けて〜」など)を送信するようにしてもよいし、メッセージを送信する際にGPS受信部49により図示せぬGPS衛星から受信されたGPS情報を用いて求められるGPS測位に基づく位置情報を用いて、位置情報を変換した音声信号が含まれるメッセージを送信するようにしてもよい。これにより、ユーザの現在地を容易に、かつ、正確に通知することができる。勿論、GPS測位に基づく位置情報に代えて基地局(図示せぬ)の位置情報を用いるようにしてもよい。
ステップS14において、主制御部31は、記憶部47に予め記憶されている、メッセージ送信後に接続を切断するか否かに関する切断設定がONに設定されているか否かを判定する。
なお、メッセージ送信後に、自動的に接続を切断するか否かについては、予め、ユーザの好みに応じて、設定することができる。
ステップS14において記憶部47に予め記憶されている、メッセージ送信後に接続を切断するか否かに関する切断設定がONに設定されていると判定された場合、主制御ブ部31はステップS15で、変復調回路部39、送受信回路部43、およびアンテナ44を制御し、メッセージ送信された後に発信先への接続を切断する。これにより、メッセージ送信された後、発信先への接続処理が一旦切断される。
その後、処理はステップS6に戻り、ステップS6以降の処理が繰り返し実行される。すなわち、ステップS6において、発信先リストを参照して、すでに接続処理を実行した発信先以外に発信先の中から、優先度に基づいて新たな発信先が決定される。
ステップS14において記憶部47に予め記憶されている、メッセージ送信後に接続を切断するか否かに関する切断設定がONに設定されていないと判定された場合、主制御部31はステップS16で、変復調回路部39、送受信回路部43、およびアンテナ44を制御し、発信先への接続を維持し、ユーザが発信先の人と通話することが可能な通話状態にする。
なお、ステップS12において記憶部47に予め記憶されている、緊急・非常事態発生時における発信処理においてメッセージを送信するか否かに関する送信設定がONに設定されていないと判定された場合、ステップS13乃至S14の処理はスキップされる。
ステップS17において、主制御部31は、変復調回路部39、送受信回路部43、およびアンテナ44を介して、接続されている発信先から接続の切断がなされたか、あるいは、ユーザにより操作キー14が操作されることにより、接続されている発信先への接続を切断するとの指示が受け付けられて接続が切断されたか否かを判定し、接続が切断されたと判定するまで待機する。
ステップS17において接続が切断されたと判定された場合、主制御部31はステップS18で、読み出された発信先リストを参照して、すべての発信先に接続処理を行ったか否かを判定する。ステップS18においてすべての発信先に接続処理を行っていないと判定された場合、処理はステップS6に戻り、ステップS6以降の処理が繰り返し実行される。これにより、発信先リストに予め登録されているすべての発信先に対して接続処理が実行される。
一方、ステップS18においてすべての発信先に接続処理を行ったと判定された場合、主制御部31はステップS19で、防犯用報知音発生部50を制御し、緊急・非常事態発生時における防犯用報知音の発生を停止させる。防犯用報知音発生部50は、主制御部31の制御に従い、緊急・非常事態発生時における防犯用報知音の発生を停止する。
なお、本発明の実施形態においては、すべての発信先に接続処理を行った後、直ちに緊急・非常事態発生時における防犯用報知音の発生を停止するようにしたが、このような場合に限られず、例えばユーザにより緊急用スイッチ22や操作キー14が操作されることにより防犯処理を終了するとの指示がなされるまで、緊急・非常事態発生時における防犯用報知音の発生を停止しないようにして、緊急・非常事態発生時における防犯用報知音の発生し続けるようにしてもよい。
ステップS20において、主制御部31は、発光素子23を制御し、緊急・非常事態発生時における防犯用ライトとしての発光素子23の発光を停止させる。発光素子23は、主制御部31の制御に従い、緊急・非常事態発生時における防犯用ライトとしての発光素子23の発光を停止する。
その後、防犯処理は終了する。
一方、ステップS5において発信先リストに発信先が存在しないと判定された場合、ステップS6乃至S18の処理はスキップされる。これにより、発信先への接続処理は実行されない。
図5のフローチャートを参照して説明した防犯処理においては、記憶部47に予め記憶されている発信先リストを読み出し、読み出された発信先リストの中から、優先度に基づいて発信先を決定するとともに、決定された発信先への接続を開始することができる。このとき、決定された発信先への接続が確立されなかった場合には、予め設定された所定回数、接続処理を繰り返して実行することができる。
決定された発信先への接続が確立された場合、発信先へメッセージを送信するか否かに関する送信設定がONに設定されているときには、メッセージを発信先へ送信し、その後、接続を自動的に切断したり、そのまま通話状態にすることができる。一方、発信先へメッセージを送信するか否かに関する送信設定がONに設定されていないときには、メッセージは発信先へ送信されず、そのまま通話状態にすることができる。
また、メッセージ送信後に、自動的に接続を切断するか否かを設定することができる。
その後、発信先リストに予め登録されたすべての発信先に同様の接続処理を実行することができる。
これにより、緊急・非常事態発生時に、予め登録されている複数の発信先に発信処理を順次行うことができ、ユーザは、例えば緊急スイッチ24などを操作することにより、防犯処理を開始するとの指示を1度行うだけで予め登録した複数の発信先へ発信処理を行わせることができる。その結果、携帯電話機1での防犯処理における利便性を向上させることができる。また、緊急・非常事態発生時に、予め登録されている発信先のうちの1つがそのとき偶然にも通話中や留守であったために応答できないときなどに、その他の複数の発信先に順次発信処理を行うことができ、緊急・非常事態が発生しているという旨を通知することができない可能性を低減することができ、発信先の状況に影響を受けることなく、ユーザに生じている緊急・非常事態を例えば親や友人などに確実に通知することができる。
従って、防犯効果を高めることができる。
なお、図5のフローチャートを参照して説明した防犯処理においては、携帯電話機1におけるメールの送受信機能を同時に用いるようにしてもよい。
なお、図5のフローチャートを用いて説明した防犯処理においては、予め設定された所定の回数接続処理は行われたにもかかわらず、接続が確立されなかった発信先については、再度接続処理を行わないようにしているが、このような場合に限られず、例えば接続が確立されなかった発信先については後回しにした上で、後ほど、接続が確立されるまで再度接続処理を繰り返し行うようにしてもよい。以下、この方法を用いた図4の携帯電話機1における他の防犯処理について説明する。
図7のフローチャートを参照して、図4の携帯電話機1における他の防犯処理について説明する。なお、図7のステップS31乃至S41、およびS44乃至S52の処理は、図5のステップS1乃至S20の処理と同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
ステップS41において予め設定された所定の回数(例えば2回や3回など)、1つの発信先に対して接続処理が実行されたと判定された場合、主制御部31はステップS42で、読み出された発信先リストを用いて、接続が確立されなかった発信先の優先度を最下位の優先度に設定する。
例えば図8[A]の場合に、現在発信先として「090−××××−△△△△」が決定されているが、この発信先への接続処理が確立されなかったときには、図8[B]に示されるように、この発信先(「090−××××−△△△△」)の優先度が「1」から「n」(すなわち、最下位の優先度)に設定されて更新される。
その後、処理はステップS36に戻り、ステップS36以降の処理が繰り返し実行される。
一方、ステップS38において決定された発信先との接続が確立されたと判定された場合、主制御部31はステップS43で、例えば主制御部31内のRAMにおいて、接続が確立された発信先に関し、接続がすでに確立された状態であることを示すフラグ(状態フラグ)をONにし(フラグを立て)、接続が確立された発信先に関し、接続がすでに確立された状態であることを、主制御部31内のRAMにロードされている発信先リストに対応付けて一時的に例えばRAMの図示せぬレジスタなどに記憶させる。
例えば図8[A]の場合、発信先「090−××××−△△△△」への接続処理が確立されると、図8[C]に示されるようにフラグ(接続がすでに確立された状態であることを示すフラグ)が「0」から「1」に遷移する。
その後、処理はステップS44に進み、ステップS44以降の処理が繰り返し実行される。
これにより、接続がたまたま確立がされなかった発信先に対しても、接続が確立されるまで再度接続処理を繰り返し行うことができる。従って、優先度が高い発信先などに発信処理を行う場合において、接続がたまたま確立されない状況が生じたとしても、発信処理を再度時間をおいて繰り返し実行することで、優先度の高い発信先などに確実に接続し、緊急・非常事態である旨を優先度の高い人(例えば親など)に確実に通知することができる。その結果、防犯効果をより高めることができる。
次に、図9のフローチャートを参照して、図4の携帯電話機1における送信メッセージ設定処理について説明する。この送信メッセージ設定処理は、ユーザにより操作キー14が操作されることにより送信メッセージ設定処理を開始するとの指示が受け付けられることにより、開始される。
ステップS61において、主制御部31は、ユーザにより操作キー14が操作されることにより送信メッセージ設定処理を開始するとの指示が受け付けられたか否かを判定し、ユーザにより操作キー14が操作されることにより送信メッセージ設定処理を開始するとの指示が受け付けられたと判定するまで待機する。
ステップS61においてユーザにより操作キー14が操作されることにより送信メッセージ設定処理を開始するとの指示が受け付けられたと判定された場合、主制御部31はステップS62で、LCD制御部36を制御し、送信メッセージ設定画面を液晶ディスプレイ17に表示させる。液晶ディスプレイ17は、LCD制御部36の制御に従い、送信メッセージ設定画面を表示する。
ステップS63において、主制御部31は、ユーザにより操作キー14が操作されることにより、送信メッセージ設定画面上において固定メッセージ(予め固定されたメッセージ)の選択が受け付けられたか否かを判定する。
ステップS63において送信メッセージ設定画面上において固定メッセージの選択が受け付けられたと判定された場合、主制御部31はステップS64で、送信メッセージを固定メッセージに設定し、設定された固定メッセージに関する設定データを記憶部47に記憶させる。
その後、送信メッセージ設定処理を終了する。
ステップS63において送信メッセージ設定画面上において固定メッセージの選択が受け付けられていないと判定された場合、主制御部31はステップS65で、ユーザにより操作キー14が操作されることにより、送信メッセージ設定画面上においてユーザメッセージ(ユーザの好みに合わせた設定されるメッセージ)の選択が受け付けられたか否かを判定する。
ステップS65において送信メッセージ設定画面上においてユーザメッセージ(ユーザの好みに合わせた設定されるメッセージ)の選択が受け付けられたと判定された場合、主制御部31はステップS66で、マイクロフォン15を用いてユーザにより発声されるメッセージを録音する。
具体的には、主制御部31は、マイクロフォン15を制御し、マイクロフォン15に、ユーザにより発声されるメッセージを集音させる。マイクロフォン15は、主制御部31の制御に従い、ユーザにより発声されるメッセージを集音する。
例えばユーザの名前などを含むメッセージを集音する。
主制御部31は、音声コーデック40を制御し、集音されたユーザによるメッセージをディジタル音声信号に変換、圧縮し、圧縮後のディジタル音声信号を記憶部47に記憶させる。
ステップS67において、主制御部31は、送信メッセージをユーザメッセージに設定し、設定されたユーザメッセージに関する設定データを記憶部47に記憶させる。
その後、送信メッセージ設定処理を終了する。
ステップS65において送信メッセージ設定画面上においてユーザメッセージ(ユーザの好みに合わせた設定されるメッセージ)の選択が受け付けられていないと判定された場合、主制御部31はステップS68で、ユーザにより操作キー14が操作されることにより、位置情報メッセージの選択が受け付けられたか否かを判定する。
ステップS68において位置情報メッセージの選択が受け付けられていないと判定された場合、処理はステップS63に戻り、ステップS63以降の処理が繰り返し実行される。
一方、ステップS68において位置情報メッセージの選択が受け付けられたと判定された場合、送信メッセージを位置情報メッセージに設定し、設定された位置情報メッセージに関する設定データを記憶部47に記憶させる。なお、位置情報(例えばGPS測位に基づく位置情報など)を付加することで、よりユーザの現在地を正確に把握することができ、ユーザを捜索するなどの際に用いることができる。
その後、送信メッセージ設定処理を終了する。
これにより、ユーザの好みに応じて、発信先に送信するメッセージの内容などを設定することができる。従って、例えば親などにユーザが現在緊急・非常事態に遭遇していることを正確に通知することができる。その結果、防犯効果をより高めることができる。
なお、固定メッセージやユーザメッセージに位置情報を付加するようにしてもよい。
ところで、従来から、ユーザが特定の操作キーやスイッチを操作するなどにより、緊急・非常事態発生時に、防犯用報知音(すなわち、防犯ブザー)を鳴動させたり、発光素子23を発光させるとともに、予め設定された所定の送信先にメールを送信したり、予め設定された所定の発信先に発信したりする技術は提案されていた。しかし、必ずしも、緊急・非常事態発生時において十分にその旨を通知できているとまでにはなされていなかった。
そこで、緊急・非常事態発生時において、1度メールの送信や通話を行うだけでなく、メールの送信や通話を繰り返し実行するとともに、たとえ防犯用報知音の発生や防犯用ライトの発光が犯罪者などによる何らかの方法により、あるいは、ユーザ自身により、停止された場合などであっても、その後にメールの送信や通話などを繰り返し実行するようにする。これにより、防犯効果をより高めることができる。以下、この方法を用いた図4の携帯電話機1における防犯処理について説明する。
図10のフローチャートを参照して、図4の携帯電話機1における他の防犯処理について説明する。この防犯処理は、ユーザにより例えば緊急用スイッチ22や操作キー14が操作されることにより、防犯処理を開始するとの指示が受け付けられることにより、開始される。
なお、図10のフローチャートを用いて説明する防犯処理においては、説明を簡略化するために、緊急・非常事態発生時おいてメールを送信する場合についてのみ説明するが、通話を行うようにする場合についても基本的には同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
ステップS71において、主制御部31は、ユーザにより例えば緊急用スイッチ22や操作キー14が操作されることにより、防犯処理を開始するとの指示が受け付けられたか否かを判定し、ユーザにより例えば緊急用スイッチ22や操作キー14が操作されることにより、防犯処理を開始するとの指示が受け付けられると判定するまで待機する。
ステップS71においてユーザにより例えば緊急用スイッチ22や操作キー14が操作されることにより、防犯処理を開始するとの指示が受け付けられたと判定された場合、主制御部31はステップS72で、防犯用報知音発生部50を制御し、緊急・非常事態発生時における防犯用報知音を発生させる。防犯用報知音発生部50は、主制御部31の制御に従い、緊急・非常事態発生時における防犯用報知音を発生する。
ステップS73において、主制御部31は、発光素子23を制御し、緊急・非常事態発生時における防犯用ライトとしての発光素子23を、所定の周期で発光させる。発光素子23は、主制御部31の制御に従い、緊急・非常事態発生時における防犯用ライトとしての発光素子23を、所定の周期で発光する。
なお、ステップS72とステップS73の処理は、順番を入れ替えるようにしてもよいし、同時に並列的に処理を実行するようにしてもよい。
ステップS74において、主制御部31は、記憶部47に予め記憶されているメールの送信先に関する制御情報であるメール送信先制御情報と、送信するメールのテキスト情報である送信メールテキスト情報を読み出す。
ステップS75において、主制御部31は、読み出されたメール送信先制御情報と送信メールテキスト情報に基づいて、メールを作成する。なお、このとき、GPS受信部49を起動して、図示せぬGPS衛星から、GPS情報を受信し、受信されたGPS情報を用いて携帯電話機1の現在地を示すGPS測位に基づく位置情報を求め、求められたGPS測位に基づく位置情報をさらに用いてメールを作成するようにしてもよい。
ステップS76において、主制御部31は、変復調回路部39、送受信回路部43、およびアンテナ44を介して、予め設定された送信先に、作成されたメールを送信する。
ステップS77において、主制御部31は、防犯用報知音発生部50による防犯用報知音の発生や、防犯用ライトとしての発光素子23の発光が何らかの方法により、あるいは、ユーザ自身の指示により、停止されたか否かを判定する。
ステップS77において防犯用報知音発生部50による防犯用報知音の発生や、防犯用ライトとしての発光素子23の発光が何らかの方法により、あるいは、ユーザ自身の指示により、停止されていないと判定された場合、主制御部31はステップS78で、電源回路部32から供給される電源の残量が予め設定された所定の基準値(例えば30%など)よりも小さいか否かを判定する。
ステップS78において電源回路部32から供給される電源の残量が予め設定された所定の基準値(例えば30%など)よりも小さいと判定された場合、主制御部31はステップS79で、メール送信を繰り返す送信間隔(時間)を所定の時間(例えば5分間など)だけ延長する。
ステップS78において電源回路部32から供給される電源の残量が予め設定された所定の基準値(例えば30%など)よりも大きいと判定された場合、ステップS79の処理はスキップされ、メール送信を繰り返す送信間隔(時間)は延長されない。
ステップS80において、主制御部31は、内蔵されたタイマを用いて、予め設定された送信間隔(例えば5分間など)が経過したか否かを判定し、予め設定された送信間隔(例えば5分間など)が経過したと判定するまで待機する。なお、ステップS79の処理により送信間隔が延長された場合には、延長後の送信間隔が経過したか否かが判定される。
ステップS80において予め設定された送信間隔(例えば5分間など)が経過したと判定されたと判定された場合、処理はステップS75に戻り、その後、ステップS75以降の処理が繰り返し実行される。これにより、予め設定された送信間隔ごとに、メールが送信先に順次送信される。
一方、防犯用報知音発生部50による防犯用報知音の発生や、防犯用ライトとしての発光素子23の発光が何らかの方法により、あるいは、ユーザ自身の指示により、停止されたと判定された場合、主制御部31はステップS81で、防犯用報知音の発生や防犯用ライトとしての発光素子23の発光の停止後にメール送信を継続するか否かに関するメール送信設定がONに設定されているか否かを判定する。
このメール送信設定は、ユーザの好みに応じて、予め、設定される。
ステップS81において防犯用報知音の発生や防犯用ライトとしての発光素子23の発光の停止後にメール送信を継続するか否かに関するメール送信設定がONに設定されていないと判定された場合(すなわち、防犯用報知音の発生や防犯用ライトとしての発光素子23の発光の停止後にメール送信を継続するか否かに関するメール送信設定がOFFに設定されたと判定された場合)、防犯処理は終了する。これにより、防犯用報知音の発生や防犯用ライトとしての発光素子23の発光の停止後にメール送信を継続するか否かに関するメール送信設定がOFFに設定された場合には、防犯用報知音の発生や防犯用ライトとしての発光素子23の発光の停止後にメーは送信されない。
ステップS81において防犯用報知音の発生や防犯用ライトとしての発光素子23の発光の停止後にメール送信を継続するか否かに関するメール送信設定がONに設定されていると判定された場合、主制御部31はステップS82で、電源回路部32から供給される電源の残量が予め設定された所定の基準値(例えば30%など)よりも小さいか否かを判定する。
ステップS82において電源回路部32から供給される電源の残量が予め設定された所定の基準値(例えば30%など)よりも小さいと判定された場合、主制御部31はステップS83で、メール送信を繰り返す送信間隔(時間)を所定の時間(例えば5分間など)だけ延長する。
ステップS82において電源回路部32から供給される電源の残量が予め設定された所定の基準値(例えば30%など)よりも大きいと判定された場合、ステップS83の処理はスキップされ、メール送信を繰り返す送信間隔(時間)は延長されない。
ステップS84において、主制御部31は、内蔵されたタイマを用いて、予め設定された送信間隔(例えば5分間など)が経過したか否かを判定し、予め設定された送信間隔(例えば3分間など)が経過したと判定するまで待機する。なお、ステップS83の処理により送信間隔が延長された場合には、延長後の送信間隔が経過したか否かが判定される。
ステップS84において予め設定された送信間隔(例えば5分間など)が経過したと判定されたと判定された場合、処理はステップS82に戻り、その後、ステップS82以降の処理が繰り返し実行される。これにより、防犯用報知音の発生や防犯用ライトとしての発光素子23の発光の停止後においても、予め設定された送信間隔ごとに、メールが送信先に順次送信される。
なお、この繰り返しのメール送信処理は、例えばユーザにより操作キー14が操作されることにより終了される。このとき、通知機能(メールの送信や発信)の終了操作において暗証番号の入力受付処理などを実行するようにしてもよい。これにより、犯罪者などに意図的にメール送信などを中止されることを防止することができ、防犯効果をより高めることができる。
図10のフローチャートを参照して説明した防犯処理においては、緊急・非常事態発生時に、防犯用報知音(すなわち、防犯ブザー)を鳴動させたり、発光素子23を発光させるとともに、予め設定された送信間隔(例えば5分間など)ごとに、予め設定された所定の送信先にメールを送信したり、あるいは、予め設定された発信間隔(例えば10分間など)ごとに、予め設定された所定の発信先に発信することができる。
また、防犯用報知音の発生や防犯用ライトとしての発光素子23の発光の停止後に、メール送信を継続するか否かに関するメール送信設定がONに設定されている場合、防犯用報知音の発生や防犯用ライトとしての発光素子23の発光が停止された後であっても、停止前と同様に、予め設定された送信間隔(例えば5分間など)ごとに、予め設定された所定の送信先にメールを送信したり、あるいは、予め設定された発信間隔(例えば10分間など)ごとに、予め設定された所定の発信先に発信することができる。
このとき、防犯用報知音の発生や防犯用ライトとしての発光素子23の発光の停止後に、メール送信を継続するか否かに関するメール送信設定がOFFに設定されている場合には、防犯用報知音の発生や防犯用ライトとしての発光素子23の発光が停止された後には、メールの送信処理や発信処理は行われない。
さらに、メールの送信処理や発信処理の最中に、携帯電話機1の電池残量が所定の基準値よりも小さくなった場合、送信間隔や発信間隔を延長することができる。
これにより、ユーザによる簡単な操作だけで(複数回の操作をすることなく)、緊急・非常事態発生している最中において、予め設定された送信間隔や発信間隔で繰り返しメールの送信処理や発信処理を実行することができる。従って、携帯電話機1での防犯処理における利便性や操作性を向上させることができる。
その結果、防犯効果を高めることができる。
次に、図11のフローチャートを参照して、図4の携帯電話機1における送信間隔設定処理について説明する。この送信間隔設定処理は、ユーザにより操作キー14が操作されることにより、送信間隔設定処理を開始するとの指示が受け付けられることで、開始される。
ステップS91において、主制御部31は、ユーザにより操作キー14が操作されることにより、送信間隔設定処理を開始するとの指示が受け付けられたか否かを判定し、ユーザにより操作キー14が操作されることにより、送信間隔設定処理を開始するとの指示が受け付けられると判定するまで待機する。
ステップS91において送信間隔処理を開始するとの指示が受け付けられたと判定された場合、主制御部31はステップS92で、LCD制御部36を制御し、送信間隔の入力を受け付けるための送信間隔入力受付画面を液晶ディスプレイ17に表示させる。液晶ディスプレイ17は、LCD制御部36の制御に従い、送信間隔の入力を受け付けるための送信間隔入力受付画面を表示する。
ステップS93において、主制御部31は、操作入力制御部33を介して、ユーザにより操作キー14が操作されることにより、送信間隔の入力を受け付ける。
例えば送信間隔として「5分間」などの入力が受け付けられる。
ステップS94において、主制御部31は、ユーザにより操作キー14が操作されることにより、送信間隔設定処理を終了するとの指示が受け付けられたか否かを判定する。
ステップS94においてユーザにより操作キー14が操作されることにより、送信間隔設定処理を終了するとの指示が受け付けられていない場合、処理はステップS93に戻り、ステップS93において送信間隔の入力が受け付けられる。
一方、ユーザにより操作キー14が操作されることにより、送信間隔設定処理を終了するとの指示が受け付けられた場合、送信間隔設定処理は終了する。
これにより、緊急・非常事態発生時において、繰り返し送信するメールの送信間隔を、ユーザの好みに応じて設定することができる。
なお、図11のフローチャートを用いて説明した送信間隔設定処理においては、緊急・非常事態発生時において送信するメールの送信間隔について設定するようにしたが、これ以外にも、通話のための発信間隔(例えば10分間など)を設定するようにしてもよい。
勿論、送信間隔や発信間隔は、それぞれ、好適な間隔を設定することができる。
なお、緊急・非常事態発生時だけでなく、例えば子供が夜に塾などから帰宅する際に、緊急・非常事態などに巻き込まれないように予め設定された所定の送信先にメールを送信したり、予め設定された発信先に発信するようにしてもよい。これにより、緊急・非常事態が発生する前の段階における防犯効果をより高めることができる。以下、この方法を用いた防犯処理について説明する。
図12のフローチャートを参照して、図4の携帯電話機1における防犯処理について説明する。この防犯処理は、ユーザにより例えば緊急用スイッチ22や操作キー14が操作されることにより、防犯処理を開始するとの指示が受け付けられることにより、開始される。
なお、図12のフローチャートを用いて説明する防犯処理においては、説明を簡略化するために、メールを送信する場合についてのみ説明するが、通話を行うようにする場合についても基本的には同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
ステップS101において、主制御部31は、ユーザにより例えば緊急用スイッチ22や操作キー14が操作されることにより、防犯処理を開始するとの指示が受け付けられたか否かを判定し、ユーザにより例えば緊急用スイッチ22や操作キー14が操作されることにより、防犯処理を開始するとの指示が受け付けられると判定するまで待機する。
ステップS101においてユーザにより例えば緊急用スイッチ22や操作キー14が操作されることにより、防犯処理を開始するとの指示が受け付けられたと判定された場合、主制御部31はステップS102で、防犯用報知音発生部50を制御し、緊急・非常事態発生時における防犯用報知音を発生させる。防犯用報知音発生部50は、主制御部31の制御に従い、緊急・非常事態発生時における防犯用報知音を発生する。
ステップS103において、主制御部31は、発光素子23を制御し、緊急・非常事態発生時における防犯用ライトとしての発光素子23を、所定の周期で発光させる。発光素子23は、主制御部31の制御に従い、緊急・非常事態発生時における防犯用ライトとしての発光素子23を、所定の周期で発光する。
なお、ステップS102とステップS103の処理は、順番を入れ替えるようにしてもよいし、同時に並列的に処理を実行するようにしてもよい。
ステップS104において、主制御部31は、GPS受信部49を制御し、起動させる。GPS受信部49は、主制御部31の制御に従い、起動する。ステップS105において、GPS受信部49は、図示せぬGPS衛星から、携帯電話機1の現在地を示す位置情報であるGPS情報を受信する。このGPS情報には、例えばそれぞれのGPS衛星からの発信時刻情報が含まれている。
GPS受信部49は、図示せぬGPS衛星から受信されたGPS情報をメインバス41を介して、主制御部31に供給する。
ステップS106において、主制御部31は、GPS受信部49から供給されたGPS情報を取得する。その後、主制御部31は、取得されたGPS情報を用いて、携帯電話機1の現在地を示す位置情報(緯度経度の情報)を計算し(例えば3つ乃至4つのGPS情報から計算することが望ましい)、携帯電話機1の現在地を示す位置情報を取得する。ステップS107において、主制御部31は、記憶部47に予め記憶されているメールを作成するためのメール作成制御情報(例えばメールを作成するためのテキストデータなどが含まれている)を読み出すとともに、読み出されたメール作成制御情報と、取得された位置情報(携帯電話機1の現在地を示すGPS測位に基づく位置情報)に基づいてメールを作成する。
ステップS108において、主制御部31は、作成されたメール(測位メール)を、変復調回路部39、送受信回路部43、およびアンテナ44を介して、例えば予め設定された送信先である他の携帯電話機1やパーソナルコンピュータ(図示せず)に送信する。
ステップS109において、主制御部31は、ユーザにより操作キー14が操作されることにより、防犯処理を終了するとの指示が受け付けられたか否かを判定する。
ステップS109において防犯処理を終了するとの指示が受け付けられていないと判定された場合、主制御部31はステップS110で、予め設定されたメール送信終了時刻、所定の回数、所定の地域のいずれかになったか否かを判定する。
すなわち、現在の時刻が予め設定されたメール送信終了時刻になったか、予め設定された所定の回数(例えば3回など)以上メールを送信したか、予め設定された所定の地域に入ったか否かが判定される。
より具体的には、メール送信終了時刻の場合、例えば子供の塾が21時00分に終了すると予定されており、自宅まで30分必要とされる場合に、例えば21時45分などに設定される。また、所定の回数の場合、メールの送信間隔を例えば15分ごとにし、例えば子供の塾が21時00分に終了すると予定されているときに、21時00分から15分後とに3回メールを送信するように設定される。なお、所定の地域に入ったか否かについては、GPS情報を用いて求められたGPS測位に基づく位置情報を用いて判定される。
ステップS110において予め設定されたメール送信終了時刻、所定の回数、所定の地域のいずれにもなっていないと判定された場合、主制御部31はステップS111で、電源回路部32から供給される電源の残量が予め設定された所定の基準値(例えば30%など)よりも小さいか否かを判定する。
ステップS111において電源回路部32から供給される電源の残量が予め設定された所定の基準値(例えば30%など)よりも小さいと判定された場合、主制御部31はステップS112で、メール送信を繰り返す送信間隔(時間)を所定の時間(例えば5分間など)だけ延長する。
ステップ111において電源回路部32から供給される電源の残量が予め設定された所定の基準値(例えば30%など)よりも大きいと判定された場合、ステップS112の処理はスキップされ、メール送信を繰り返す送信間隔(時間)は延長されない。
ステップS113において、主制御部31は、内蔵されたタイマを用いて、予め設定された送信間隔(例えば5分間など)が経過したか否かを判定し、予め設定された送信間隔(例えば5分間など)が経過したと判定するまで待機する。なお、ステップS112の処理により送信間隔が延長された場合には、延長後の送信間隔が経過したか否かが判定される。
ステップS113において予め設定された送信間隔(例えば5分間など)が経過したと判定された場合、処理はステップS105に戻り、その後、ステップS105以降の処理が繰り返し実行される。これにより、予め設定された送信間隔ごとに、メールが送信先に順次送信される。
一方、ステップS110において予め設定されたメール送信終了時刻、所定の回数、所定の地域のいずれかになったと判定された場合、処理はステップS114に進む。
また、ステップS109において防犯処理を終了するとの指示が受け付けられたと判定された場合も、処理はステップS114に進む。
ステップS114において、主制御部31は、変復調回路部39、送受信回路部43、およびアンテナ44を介して、現在、メールの送信が終了しているか否かを判定し、現在、メールの送信が終了している判定するまで待機する。ステップS114において現在、メールの送信が終了していると判定された場合、主制御部31はステップS115で、防犯用報知音発生部50による防犯用報知音の発生を停止させ、ステップS116で、発光素子23の発光を停止させる。その後、防犯処理は終了する。
図12のフローチャートを参照して説明した防犯処理においては、緊急・非常時事態発生時あるいは非緊急・非常事態発生時に、通知としてメールを送信したり、発信したりする際に、予め設定されたメール送信終了時刻や回数、地域などの所定の条件になったか否かを判定し、予め設定されたメール送信終了時刻や回数、地域などの所定の条件になったと判定されるまで、繰り返しメールの送信や発信を行うことができる。また、メールの送信や発信の際には、位置情報(例えばGPS測位に基づく位置情報)を付加することができる。これにより、簡単な操作で、位置情報を付加した通知を繰り返し実行することができ、簡単に防犯効果をより高めることができる。
なお、GPS受信部49により受信されたGPS情報を用いて求められる位置情報(GPS測位に基づく位置情報)において差が少ない場合には、メールを作成しないようしてもよい。また、メールは作成し送信するが、GPS測位に基づく位置情報の履歴の保存方法を簡易的にしてもよいし、圧縮して保存するようにしてもよい。さらに、繰り返しのメール送信処理や発信処理は、例えばユーザにより操作キー14が操作されることにより終了される。このとき、通知機能(メールの送信や発信)の終了操作において暗証番号の入力受付処理などを実行するようにしてもよい。これにより、犯罪者などに意図的にメール送信などを中止されることを防止することができ、防犯効果をより高めることができる。
なお、図12のフローチャートを参照して説明した防犯処理においては、ユーザにより例えば緊急スイッチ24などが操作されることで、防犯処理を開始するとの指示がなされることにより、開始するようにしたが、このような場合に限られず、例えば予め設定された所定の開始時刻(例えば21時00分など)になったとき、所定の場所(例えば所定の駅付近)に入ったときなどにトリガとして開始するようにしてもよいし、光センサ(図示せず)により検知される光量を用いて周囲が暗くなったと検知されたときに開始するようにしてもよいし、マイクロフォン15により大きな音を集音したとき開始するようにしてもよい。なお、これらを「通知開始条件」と定義する。
また、図12のフローチャートを参照して説明した防犯処理においては、防犯用報知音や発光を同時に行うようにしたが、このような場合に限られず、防犯用報知音や発光を同時に行わないようにしてもよい。これにより、敢えて防犯用報知音や発光を同時に行う必要がないような場合(非緊急・非常事態発生時)においても、未然に、防犯効果を高めることができる。
なお、メール送信終了時刻や回数、地域などの所定の条件の設定処理は、ユーザにより操作キー14が操作されることで、条件設定処理を開始すると指示がなされたときに開始され、例えば送信終了時刻や送信回数、送信間隔などの入力や選択が受け付けられる。そして、受け付けられた例えば送信終了時刻や送信回数、送信間隔などの入力や選択に基づいて、これらの条件が設定される。なお、これらの条件を「通知終了条件」と定義する。
なお、本発明は、携帯電話機1以外にも、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、携帯型音楽再生機、携帯型動画再生機、その他の情報処理装置にも適用することができる。
また、本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。
さらに、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
本発明に係る情報処理装置に適用可能な携帯電話機の外観の構成を示す外観図。 本発明に係る情報処理装置に適用可能な携帯電話機の他の外観の構成を示す外観図。 本発明に係る情報処理装置に適用可能な携帯電話機の他の外観の構成を示す外観図。 本発明に係る情報処理装置に適用可能な携帯電話機の内部の構成を示すブロック図。 図4の携帯電話機における防犯処理を説明するフローチャート。 図4の記憶部に予め記憶されている発信先リストの構成例を示す図。 図4の携帯電話機における他の防犯処理を説明するフローチャート。 図4の記憶部に予め記憶されている発信先リストの構成例を示す図。 図4の携帯電話機における送信メッセージ設定処理を説明するフローチャート。 図4の携帯電話機における他の防犯処理を説明するフローチャート。 図4の携帯電話きにおける送信間隔処理を説明するフローチャート。 図4の携帯電話機における他の防犯処理を説明するフローチャート。
符号の説明
1…携帯電話機、11…ヒンジ、12…第1の筐体、13…第2の筐体、14…操作キー、15…マイクロフォン、16…サイドキー、17…液晶ディスプレイ、18…スピーカ、19a乃至19d…磁気センサ、20…CCDカメラ、21…サブディスプレイ、22…緊急用スイッチ、23…発光素子、31…主制御部、32…電源回路部、33…操作入力制御部、34…画像エンコーダ、35…カメラI/F部、36…LCD制御部、37…画像デコーダ、38…多重分離部、39…変復調回路部、40…音声コーデック、41…メインバス、42…同期バス、43…送受信回路部、44…アンテナ、45…記録再生部、46…メモリカード、47…記憶部、49…GPS受信部、50…防犯用報知音発生部、51…バックアップ電源部。

Claims (6)

  1. 所定の操作がなされると、報知音を発生する発生手段と、
    発信先リストを記憶する記憶手段と、
    前記所定の操作がなされた場合、前記記憶手段により記憶されている前記発信先リストに登録されている複数の前記発信先の中から、予め設定された優先度に基づいて、発信先を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記発信先に発信する発信手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記発信手段によって前記発信先に発信した後、前記発信手段による前記発信先への接続が確立されなかった場合、前記決定手段は、前記発信先リストの中から、予め設定された優先度に基づいて、新たな発信先を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記発信手段は、前記接続手段により接続された前記発信先に、予め設定されたメッセージを発信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 所定の操作がなされると、報知音を発生する発生手段と、
    予め記憶されている送信メールテキスト情報に基づいて、メールを作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された前記メールを、予め設定された送信先に送信する送信手段と、
    前記発生手段による前記報知音の発生が停止されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記報知音の発生が停止されていると判定された場合、前記送信手段による前記メールを送信する送信処理を、予め設定された所定の送信間隔ごとに繰り返し実行するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 所定の操作がなされると、報知音を発生する発生手段と、
    情報処理装置の位置に関する情報である位置情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記位置情報を用いて、メールを作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された前記メールを送信する送信手段と、
    前記送信手段による前記メールを送信する送信処理を終了するための条件である終了条件になったか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記終了条件になっていないと判定された場合、前記送信手段による前記メールを送信する送信処理を、予め設定された所定の送信間隔ごとに繰り返し実行するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  6. 報知音を発生する発生手段と、
    情報処理装置の位置に関する情報である位置情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記位置情報を用いて、他の情報処理装置に発信する発信手段と、
    前記発信手段による前記他の情報処理装置への発信処理を終了するための条件である終了条件になったか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記終了条件になっていないと判定された場合、前記発信手段による前記他の情報処理装置への発信処理を、予め設定された所定の発信間隔ごとに繰り返し実行するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
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