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JP2008169721A - ノズルベーンの支持構造及び過給機 - Google Patents

ノズルベーンの支持構造及び過給機 Download PDF

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JP2008169721A
JP2008169721A JP2007002208A JP2007002208A JP2008169721A JP 2008169721 A JP2008169721 A JP 2008169721A JP 2007002208 A JP2007002208 A JP 2007002208A JP 2007002208 A JP2007002208 A JP 2007002208A JP 2008169721 A JP2008169721 A JP 2008169721A
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shaft
nozzle vane
flange
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exhaust gas
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JP2007002208A
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Akihiro Yamagata
章弘 山方
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IHI Corp
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Abstract

【課題】排気ガスの流れが妨げられず損失が少ないノズルベーンの支持構造を実現することにより、過給機の効率を向上させる。
【解決手段】羽根部51と、羽根部51の流体案内面に直交する両端面にそれぞれ突設され一対で羽根部51の回動軸を構成する軸部52,53と、軸部の根元周囲に設けられ軸部よりも大径の鍔部54,55とを有し、タービンインペラ11を覆うハウジング21内に固定される枠体42,43が有する孔61,62に軸部が挿し込まれることにより枠体に回動自在に支持され、タービンインペラ11の周囲に互いに所定間隔あけて複数配列されるノズルベーン41の支持構造であって、枠体42,43は、孔61,62の周囲に鍔部54,55の厚さと略同じ深さで鍔部54,55の径と略同じ径に形成された窪み部63,64を有し、ノズルベーン41の鍔部54,55が窪み部63,64内に配設される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ノズルベーンの支持構造及び過給機に関する。
過給機は、内燃機関の排気ガスによりタービンインペラを回転駆動させると共にタービンインペラに連結された回転軸を回転させ、この回転軸の回転駆動によって圧縮機を作動させて気体を圧縮し、高圧になった気体を内燃機関に供給することで、内燃機関の出力や効率を向上させるものである。
従来のノズルベーンには、特許文献1〜4に開示されたものがある。これら従来のノズルベーンは、羽根部と、該羽根部に突設されて羽根部の回動軸となる1本の軸部と、を有しており、タービンインペラを覆うハウジング内に固定される枠体が有する孔に前記軸部が挿し込まれることにより前記枠体に回動自在に支持される。
上記特許文献1〜4に開示されたノズルベーンは枠体に片持ち支持されているが、上記従来のノズルベーンよりも高い強度が必要である場合にはノズルベーンを両持ち支持にする。即ち、羽根部が表裏に有する流体を案内する面に直交する端面に、一対で羽根部の回動軸を構成する軸部を突設し、ハウジングに固定される枠体によって両軸部を回動自在に支持する。
図9は、従来の両持ちのノズルベーン110の形状を示す斜視図であって、図10は、ノズルベーン110の支持構造を示す断面図である。111は羽根部、112,113は羽根部111に突設された軸部である。また、120,130は枠体であり、121,131は枠体120,130に形成された孔である。これらの孔121,131に、軸部112,113がそれぞれ挿し込まれる。なお、140はタービンインペラである。図11は、タービンインペラ140及びノズルベーン110を排気ガスGの流れ方向下流側から見た図である。
図示するように、複数のノズルベーン110が、タービンインペラ140の周囲に互いに所定間隔あけて配設され、連動して回動すると、互いの間の隙間の開度が調節される。この開度の調節によって、タービンインペラ140に当たる排気ガスGの流速及び角度を最適に調節する。具体的には、内燃機関の低速回転時即ち排気ガス量が少ないときには開度を絞り、内燃機関の高速回転時即ち排ガス量が多いときには、開度を大きくする。排気ガスGは、隣り合うノズルベーン110の羽根部111と、枠体120,130とで囲まれて形成される流路を通って、タービンインペラ140に至る。
ところで、軸部112,113と該軸部112,113が挿し込まれる孔121,131との間の微小な隙間を通る流れがあると、ノズル翼間を通過する流量の減少と共に主流に乱れが生じ、圧損が増加し、タービン出力が低下するので、軸部112,113と孔121,131との間の隙間に流れが生じないように、軸部112,113の根元に、前記隙間を覆う鍔状の部分(鍔部)114,115を設けている。
ここで、図示するように、鍔部114,115は、製造し易さのために排気ガスGの流路に突出して形成されている。
実開昭63−57328号公報 実開昭63−79441号公報 実開昭63−83429号公報 実開平1−76524号公報
排気ガスGの流路に鍔部114,115が突出していると、鍔部114,115によって排気ガスGの流れが妨げられ、効率が低下する。この効率低下は、例えば始動時において各ノズルベーン110間の隙間を全閉に近い状態に狭めて排気ガスGの流速を速めたときに顕著である。
図示するような従来の構成のノズルベーン110の使用状態として想定されていた範囲では、鍔部114,115による効率への影響は少なかったので、効率よりも加工し易さが優先されたが、近年、図示するような従来の構成のノズルベーン110の使用範囲が広がり、上記のような各ノズルベーン110間の隙間を全閉に近い状態に狭めた状態をも用いるようになったため、鍔部114,115による効率低下が無視できなくなってきている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、排気ガスの流れが妨げられず損失が少ないノズルベーンの支持構造を実現することにより、過給機の効率を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、第1の手段として、流体案内面を表裏に有する羽根部と、該羽根部の前記流体案内面に直交する両端面にそれぞれ突設され一対で前記羽根部の回動軸を構成する軸部と、該軸部の根元周囲に設けられ該軸部よりも大径の鍔部と、を有し、タービンインペラを覆うハウジング内に固定される枠体が有する孔に前記軸部が挿し込まれることにより前記枠体に回動自在に支持され、前記タービンインペラの周囲に互いに所定間隔あけて複数配列されるノズルベーンの支持構造であって、前記枠体は、前記孔の周囲に前記鍔部の厚さと略同じ深さで前記鍔部の径と略同じ径に形成された窪み部を有し、前記ノズルベーンの前記鍔部が前記窪み部内に配設されることを特徴とするノズルベーンの支持構造を採用した。
第2の手段として、内燃機関からの排気ガスにより回転駆動されるタービンインペラと、該タービンインペラを覆うハウジングと、流体案内面を表裏に有する羽根部と、該羽根部の前記流体案内面に直交する両端面にそれぞれ突設され一対で前記羽根部の回動軸を構成する軸部と、該軸部の根元周囲に設けられ該軸部よりも大径の鍔部と、を有し、前記ハウジング内に固定される枠体が有する孔に前記軸部が挿し込まれることにより前記枠体に回動自在に支持され、前記タービンインペラの周囲に互いに所定間隔あけて複数配列されるノズルベーンと、前記ノズルベーンを回動する駆動機構と、を備える過給機であって、前記枠体は、前記孔の周囲に前記鍔部の厚さと略同じ深さで前記鍔部の径と略同じ径に形成された窪み部を有し、前記ノズルベーンの前記鍔部が前記窪み部内に配設されることを特徴とする過給機を採用した。
第3の手段として、内燃機関からの排気ガスにより回転駆動されるタービンインペラと、該タービンインペラを覆うハウジングと、流体案内面を表裏に有する羽根部と、該羽根部の前記流体案内面に直交する両端面にそれぞれ突設され一対で前記羽根部の回動軸を構成する軸部と、該軸部の根元周囲に設けられ該軸部よりも大径の鍔部と、を有し、前記ハウジング内に固定される枠体が有する孔に前記軸部が挿し込まれることにより前記枠体に回動自在に支持され、前記タービンインペラの周囲に互いに所定間隔あけて複数配列されるノズルベーンと、前記ノズルベーンを回動する駆動機構と、を備える過給機であって、前記枠体は、前記孔の周囲に前記鍔部の厚さと略同じ深さで前記鍔部の径と略同じ径に形成された窪み部を有し、前記ノズルベーンの前記鍔部は、前記排気ガス流れ方向の上流側から下流側へ向かうにしたがって前記窪み部内から前記窪み部外へ徐々に突出するように厚さが増して、前記羽根部との接合部が傾斜するように形成され、前記下流側において、該鍔部の外周面と前記羽根部とは、連続して滑らかに接合されていることを特徴とする。
また、前記鍔部のうち前記タービンインペラに背向する面側の背向側鍔部は、前記排気ガス流れ方向の上流側から下流側へ向かう全ての範囲において前記窪み部から突出する厚さを有しており、前記上流側においても、該背向側鍔部の外周面と前記羽根部とは、連続して滑らかに接合されていることを特徴とする。
本発明によれば、ノズルベーンの鍔部を、ノズルベーンを回動自在に支持する枠体に形成された窪み部内に位置させるようにしたので、鍔部が排気ガスの流路に突出しないため、排気ガスの流れが妨げられず、よって損失が少ないノズルベーンの支持構造を実現でき、これにより、過給機の効率を向上させることができる。
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態における過給機10の構成を示す模式図である。過給機10は、タービンインペラ11、コンプレッサインペラ12、シャフト13、ハウジング14、軸受15、ノズル部16等を備えている。
タービンインペラ11及びコンプレッサインペラ12は、ディスクの一面に複数の翼が立設されたラジアルインペラである。タービンインペラ11は、その外周部から流入して隣り合う翼間を流れて軸線方向へ抜ける排気ガスGによってトルクを受けて回転する。コンプレッサインペラ12は、回転駆動されることによりディスクの翼が立設された側に軸線方向から流入する外気を圧縮する。
シャフト13は、タービンインペラ11とコンプレッサインペラ12とを連結する。シャフト13の軸心と、タービンインペラ11及びコンプレッサインペラ12の回転軸とは、同心である。
タービンインペラ11とシャフト13とは溶接等により一体化され、コンプレッサインペラ12とシャフト13とはボルト等を介して結合されている。
ハウジング14は、上記タービンインペラ11、コンプレッサインペラ12及びシャフト13を囲むものである。該ハウジング14は、タービンハウジング21、ベアリングハウジング22、シールプレート23、及びコンプレッサハウジング24等が順次連結されることにより構成されている。
軸受15は、ハウジング14内でシャフト13を回転自在に支持するものである。
タービンハウジング21は、タービンインペラ11を覆うものであって、外側に突出した排気ガス導入路31を有している。この排気ガス導入路31は、内燃機関Eの排気口E2に接続されて、内燃機関Eが排出する排気ガスGをタービンハウジング21内に導き入れる。また、タービンハウジング21には、シャフト13の同軸上に位置させて排気ガス排出口32が形成されている。この排気ガス排出口32は、排気筒(図示せず)等に接続される。
ベアリングハウジング22は、軸受15を位置固定するものである。シールプレート23は、ベアリングハウジング22とコンプレッサハウジング24との間に設けられ、コンプレッサハウジング24からベアリングハウジング22への空気の流入を防ぐ。
コンプレッサハウジング24は、コンプレッサインペラ12を覆うものである。コンプレッサハウジング24には、シャフト13と同軸上に位置させて吸気口33が形成されている。この吸気口33から外気が吸引される。
また、コンプレッサハウジング24は、外周側から突出した吐出流路34を有している。この吐出流路34は、内燃機関Eの給気口E1に接続されて、加圧空気を内燃機関Eへと導く。
ノズル部16は、ノズルベーン41、枠体42,43及びベーン駆動機構44を有している。図2は、図1で示したノズルベーン41及びその周囲の拡大図である。図3は、ノズルベーン41の形状を示す斜視図である。
ノズルベーン41は、羽根部51、軸部52,53及び鍔部54,55を有している。羽根部51は、表裏に排気ガスGを案内する面51a,51bを有し、該面51a,51bによって排気ガスGを案内するものである。軸部52,53は、羽根部51の面51a,51bに直交する端面51c,51dに突設され、一対で羽根部51の回動軸を構成するものである。
鍔部54,55は、軸部52,53のそれぞれの根元に設けられ、各軸部52,53よりも大径の円盤状に形成されている。鍔部54,55と羽根部51の排気ガスGを案内する面51a,51bとは、フィレットアールr1がつけられて、連続して滑らかに接合されている。このフィレットアールr1は、所定の半径の円弧形状又は円筒内面形状であって、ノズルベーン41の強度を維持するために設けられるものである。
このようなノズルベーン41は、タービンインペラ11の周囲に互いに所定間隔あけて複数配設されて、互いの間の隙間の開度によって、タービンインペラ11の翼に当たる排気ガスGの流速及び角度を変化させる。
枠体42,43は、タービンハウジング21内に固定的に配設されている。
枠体42,43には、複数の孔61,62が形成されている。孔61,62は、ノズルベーン41の軸部52,53の径と略同径に形成されており、軸部52,53が挿し込まれることにより軸部52,53を回動自在に支持する。
更に、枠体42,43の各孔61,62の周囲には、窪み部63,64が形成されている。窪み部63,64は、鍔部54,55の厚さと略同じ深さで鍔部54,55の径と略同じ径に形成されており、鍔部54,55が窪み部63,64内に配設される。
ベーン駆動機構44は、ノズルベーン駆動リング71、ノズルベーン駆動軸72、ノズルリンク板73、駆動軸74、ピストンロッド75及び連結部76,77を備えている。
ノズルベーン駆動リング71は、枠体43(シュラウド)に対して回動自在に設置されている。ノズルベーン駆動軸72は、ノズルベーン41と同数設けられ、ノズルベーン駆動リング71に貫装されている。ノズルリンク板73は、各ノズルベーン41の軸部53と各ノズルベーン駆動軸72とを、クランク状に連結する。
駆動軸74は、一端部を連結部76によってピストンロッド75と連結されており、ピストンロッド75の往復運動によって回動される。また、駆動軸74は、他端部を連結部77によってノズルベーン駆動リング71に連結されており、ノズルベーン駆動リング71は、駆動軸74の回転運動によって回動される。
そして、ベーン駆動機構44は、各ノズルベーン41間の隙間を調節することによって、タービンインペラ11に供給される排気ガスの流量及び流速を調節する。
このような構成により、内燃機関Eが排出する高温・高圧の排気ガスGが、排気ガス導入路31よりタービンハウジング21内に導入されて、タービンインペラ11を回転させた後に、排気ガス排出口32より外部へ排気される。そして、タービンインペラ11の回転は、シャフト13を介してコンプレッサインペラ12に伝達され、コンプレッサインペラ12を回転させる。これにより、吸気口33から外気が、コンプレッサハウジング24内に吸入され、圧縮された後に、吐出流路34を通過して、内燃機関Eに供給される。
図4は、排気ガスGの流量に対する効率比を従来と比して示すグラフである。本実施形態における効率比は、各グラフの右側の「鍔埋め込み」と記してあるものである。従来の構成のノズルベーンによる効率比は、各グラフの左側の「鍔露出」と記してあるものである。
このグラフに示すように、何れの流量においても、本実施形態と従来との略同じ流量での効率は、本実施形態のノズルベーン41によるものの方が高い値となっている。特に矢印で示したところの流量においては効率が3〜4%向上している。
上記のことから、本実施形態のノズルベーン41によれば、従来の構成のノズルベーンよりも効率が向上すると言える。この効率向上の要因は、本実施形態のノズルベーン41は、鍔部54,55が枠体の窪み部内に位置していて排気ガスGの流路に突出しない構成であるので、排気ガスGの流れを妨げないためであると考えられる。
このように、本実施形態によれば、ノズルベーン41の鍔部54,55が排気ガスGの流路に突出しないため、排気ガスGの流れが妨げられず、よって損失が少なくなり、過給機10の効率を向上させることができる。
また、鍔部54,55は、軸部52,53と孔61,62との間の微小な隙間を通る流れが生じないように軸部52,53の根元で孔61,62との間の隙間を覆う役割の他に、ノズルベーン41の回動軸がぶれないようノズルベーン41を支える役割をも有しているので、十分な剛性を有していることが望ましい。
従来のノズルベーンは、鍔部が流路に突出する構成であったため、鍔部が可能な限り薄く形成されていたが、これに対して本実施形態のノズルベーンは、鍔部54,55を枠体42,43に埋め込む構成であるので、鍔部54,55の厚さを従来よりも厚くすることが可能になっている。これにより、鍔部54,55の剛性を増すことができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図5〜8を参照して説明する。図5は、本実施形態におけるノズルベーン80の形状を示す斜視図である。図6は、図5で矢印Aにて示す方向から見たノズルベーン80を示す図である。図7は、ノズルベーン80の図5におけるB−B線による断面を示すと共に、隣り合うノズルベーン80の位置関係を示す図である。
ノズルベーン80は、羽根部81、軸部82,83及び鍔部84,85を有している。羽根部81は、表裏に排気ガスGを案内する面81a,81bを有し、該面81a,81bによって排気ガスGを案内するものである。羽根部81の面81a,81bに直交する端面81c,81dに、軸部52,53が突設されている。
第1の実施形態では、鍔部54,55の全体を枠体42,43に埋め込むようにしたが、実施にあたっては、鍔部54,55の少なくとも排気ガスGの流路の上流となる側が埋め込まれていれば、第1の実施形態と同様の効果が期待できる。
そこで、本実施形態では、図示するように、鍔部84,85は、排気ガスGの流路の上流側から下流側へ向かうにしたがって徐々に隆起するように厚さが増して、羽根部81の排気ガスGを案内する面81a,81bとの接合部が傾斜するように形成されている。この接合部において、羽根部81と鍔部84,85とは、図示するようにフィレットアールr1がつけられて連続して滑らかに接合されている。
鍔部84,85は上述のように排気ガスGの流路の上流側から下流側へ向かって徐々に隆起するように厚さが増した形状であるので、鍔部84,85が窪み部63’,64’にはまり込んだ状態では、鍔部84,85は、排気ガスGの流路の上流側から下流側へ向かうにしたがって窪み部63’,64’内から窪み部63’,64’外へ徐々に突出して行く。
また、鍔部84,85は、排気ガスGの流路の下流側において、外周面が、羽根部81の排気ガスGを案内する面81a,81bと、フィレットアールr2によって滑らかに接合されている。
本実施形態では、第1の実施形態に比して、フィレットアールr2を設けることが可能であり、第1の実施形態と同様のフィレットアールr1だけでなくフィレットアールr2を設けたことによって、羽根部81と鍔部84,85との接合がより強固になっている。
このような構成によると、排気ガスGの流速損失への影響が大きい流路上流側では、鍔部84,85による損失を少なくすることができると共に、排気ガスGの流速損失への影響が小さい流路下流側では、鍔部84,85と羽根部81とをフィレットアールr2を介して接合することによって、接合強度を増強することができ、ノズルベーン80の剛性を向上させることができる。
また、流路が最も狭くなり流速が最大となるスロート部Sの付近に鍔部が突出していないので、従来の構成に比してスロート部Sでの抵抗が抑えられ、流速損失を抑えることができる。
また、図8は、本実施形態のノズルベーン80の変形例であるノズルベーン80’を示す図であって、ノズルベーン80’を図7に準じた方向から見た図である。
ノズルベーン80’は、羽根部81’、図示しない一対の軸部及び一方のみ図示する一対の鍔部84,85(85のみ図示)を有している。羽根部81’は、表裏に排気ガスGを案内する面81a’,81b’を有している。面81a’,81b’のうち、面81a’はタービンインペラに対向する面であり、面81b’はその背面(タービンインペラに背向する面)である。
タービンインペラ11に対向しない側の面81b’では、鍔部84,85がノズルベーン間のスロート部Sの上流に位置しているので、スロート部Sの下流に位置する面81a’側の鍔部に対し、排ガスGの流速が低いので、鍔部84,85による排気ガスGの流速損失への影響は小さい。そこで、ノズルベーン80’のように、鍔部84,85のうち、タービンインペラ11に背向する面側の鍔部84b,85b(85bのみ図示)を、排気ガスGの流路の上流側から下流側の全ての範囲において窪み部63’,64’外に突出するように形成して、排気ガスGの流路の上流側においてもフィレットアールr2’を設けてもよい。(鍔部84a,85aは、図5,6と同様に、排気ガスGの流路の上流側から下流側へ向かうにしたがって徐々に隆起するように厚さが増す。)
このような構成によると、鍔部84,85と羽根部81’との接合強度を更に増強することができ、ノズルベーン80’の強度を更に向上させることができる。
本発明の第1の実施形態における過給機の構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態における図1で示したノズルベーン及びその周囲の拡大図である。 本発明の第1の実施形態におけるノズルベーンの形状を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態における排気ガスの流量に対する効率比を従来と比して示すグラフである。 本発明の第2の実施形態におけるノズルベーンの形状を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態における図5で矢印Aにて示す方向から見たノズルベーン80を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるノズルベーンの図5のB−B線による断面を示すと共に、隣り合うノズルベーンの位置関係を示す図である。 本発明の第2の実施形態の変形例であるノズルベーンを示す図であって、図7に準じた方向から見た図である。 従来の一例における両持ちのノズルベーンの形状を示す斜視図である。 従来の一例における両持ちのノズルベーンの支持構造を示す断面図である。 従来の一例におけるタービンインペラ及びノズルベーンを排気ガスの流れ方向下流側から見た図である。
符号の説明
10…過給機、 11…タービンインペラ、 14…ハウジング、 21…タービンハウジング、 16…ノズル部、 41…ノズルベーン、 51…羽根部、 52,53…軸部、 54,55…鍔部、 42,43…枠体、 61,62…孔、 63,64…窪み部、 44…ベーン駆動機構、 80,80’…ノズルベーン、 81,81’…羽根部、 81a,81b,81a’,81b’…面(流体案内面)、 82,83…軸部、 84,85…鍔部、 84b,85b…背向側鍔部、 E…内燃機関、 G…排気ガス、 r1,r2,r2’…フィレットアール

Claims (4)

  1. 流体案内面を表裏に有する羽根部と、該羽根部の前記流体案内面に直交する両端面にそれぞれ突設され一対で前記羽根部の回動軸を構成する軸部と、該軸部の根元周囲に設けられ該軸部よりも大径の鍔部と、を有し、タービンインペラを覆うハウジング内に固定される枠体が有する孔に前記軸部が挿し込まれることにより前記枠体に回動自在に支持され、前記タービンインペラの周囲に互いに所定間隔あけて複数配列されるノズルベーンの支持構造であって、
    前記枠体は、前記孔の周囲に前記鍔部の厚さと略同じ深さで前記鍔部の径と略同じ径に形成された窪み部を有し、
    前記ノズルベーンの前記鍔部が前記窪み部内に配設される
    ことを特徴とするノズルベーンの支持構造。
  2. 内燃機関からの排気ガスにより回転駆動されるタービンインペラと、
    該タービンインペラを覆うハウジングと、
    流体案内面を表裏に有する羽根部と、該羽根部の前記流体案内面に直交する両端面にそれぞれ突設され一対で前記羽根部の回動軸を構成する軸部と、該軸部の根元周囲に設けられ該軸部よりも大径の鍔部と、を有し、前記ハウジング内に固定される枠体が有する孔に前記軸部が挿し込まれることにより前記枠体に回動自在に支持され、前記タービンインペラの周囲に互いに所定間隔あけて複数配列されるノズルベーンと、
    前記ノズルベーンを回動する駆動機構と、
    を備える過給機であって、
    前記枠体は、前記孔の周囲に前記鍔部の厚さと略同じ深さで前記鍔部の径と略同じ径に形成された窪み部を有し、
    前記ノズルベーンの前記鍔部が前記窪み部内に配設される
    ことを特徴とする過給機。
  3. 内燃機関からの排気ガスにより回転駆動されるタービンインペラと、
    該タービンインペラを覆うハウジングと、
    流体案内面を表裏に有する羽根部と、該羽根部の前記流体案内面に直交する両端面にそれぞれ突設され一対で前記羽根部の回動軸を構成する軸部と、該軸部の根元周囲に設けられ該軸部よりも大径の鍔部と、を有し、前記ハウジング内に固定される枠体が有する孔に前記軸部が挿し込まれることにより前記枠体に回動自在に支持され、前記タービンインペラの周囲に互いに所定間隔あけて複数配列されるノズルベーンと、
    前記ノズルベーンを回動する駆動機構と、
    を備える過給機であって、
    前記枠体は、前記孔の周囲に前記鍔部の厚さと略同じ深さで前記鍔部の径と略同じ径に形成された窪み部を有し、
    前記ノズルベーンの前記鍔部は、前記排気ガス流れ方向の上流側から下流側へ向かうにしたがって前記窪み部内から前記窪み部外へ徐々に突出するように厚さが増して、前記羽根部との接合部が傾斜するように形成され、前記下流側において、該鍔部の外周面と前記羽根部とは、連続して滑らかに接合されている
    ことを特徴とする過給機。
  4. 前記鍔部のうち前記タービンインペラに背向する面側の背向側鍔部は、前記排気ガス流れ方向の上流側から下流側へ向かう全ての範囲において前記窪み部から突出する厚さを有しており、前記上流側においても、該背向側鍔部の外周面と前記羽根部とは、連続して滑らかに接合されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の過給機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010071138A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Ihi Corp ターボチャージャ
JP2012102660A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Ihi Corp 可変容量型過給機
JP2013155640A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Ihi Corp ターボ機械の可変静翼機構
JP2014516133A (ja) * 2011-06-01 2014-07-07 ターボメカ ラジアルタービン、特に補助動力源タービン用の可変ピッチノズル

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