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JP2008163760A - ラジアルインペラ、過給機 - Google Patents

ラジアルインペラ、過給機 Download PDF

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JP2008163760A JP2006351024A JP2006351024A JP2008163760A JP 2008163760 A JP2008163760 A JP 2008163760A JP 2006351024 A JP2006351024 A JP 2006351024A JP 2006351024 A JP2006351024 A JP 2006351024A JP 2008163760 A JP2008163760 A JP 2008163760A
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impeller
disk
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radial
radial impeller
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Akihiro Yamagata
章弘 山方
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IHI Corp
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IHI Corp
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Abstract

【課題】ラジアルインペラの重量の増大を最小限に抑えながらラジアルインペラの剛性を向上させる。
【解決手段】ディスクdの一面に複数の羽根wが立設されたラジアルインペラであって、ディスクdの厚さは、羽根w根元近傍で厚く他の領域で薄く成形されている。ディスクdの羽根wが立設された面を盛り上げることにより、ディスクdの厚さが羽根根元近傍で厚く成形されている。ディスクdの羽根wが立設された面の背面を盛り上げることにより、ディスクdの厚さが羽根根元近傍で厚く成形されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ラジアルインペラ、過給機に関する。
ラジアルインペラは、過給機のタービンインペラやコンプレッサインペラとして用いられている。過給機は、内燃機関の排気ガスによりタービンインペラを回転駆動させると共にタービンインペラに連結された回転軸を回転させ、この回転軸の回転駆動によってコンプレッサインペラを回転させて気体を圧縮し、高圧になった気体を内燃機関に供給することで、内燃機関の出力や効率を向上させるものである。
ラジアルインペラは、図4に示すように、高速回転中の遠心力により、羽根が外周方向に引張られるため、ディスクに(特に羽根とディスクとの接合部近傍である羽根根元)に高い応力が発生する。この高応力に耐えられるように、ディスクが所定の強度を有するよう形状を設計する必要がある。
この場合、従来は、図3(a)の模式断面図に示すように、ディスクdが一面に均一に厚くされたり、或いは、下記特許文献1に開示されているように、ディスク背面にインペラの軸心と同心の円形のリブが形成されたり、更には特許文献2に開示されているように、ディスク外周部が内周部よりも厚く形成されたりしている。
特開2005−155446号公報 特開2001−304181号公報
上記の従来のような手法によると、ラジアルインペラの強度が向上する効果は得られるが、その一方、重量が増すために慣性モーメントが増大し、回転に対する応答性が悪化するという不都合がある。
また、このようなラジアルインペラの素材が鋳物である場合、重量バランスが軸心に対して僅かに非対称である場合があり、重量アンバランスが大きくなり、回転が不安定になる。更に、上記特許文献2のようにラジアルインペラの軸心から遠い位置の重量を増した場合には、より回転が不安定になる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、ラジアルインペラの重量の増大を最小限に抑えながらラジアルインペラの強度を向上させることを目的とする。また、このようなラジアルインペラを備えた過給機を提案することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、第1の手段として、ディスクの一面に複数の羽根が立設されたラジアルインペラであって、前記ディスクの厚さは、前記羽根根元近傍で厚く他の領域で薄く成形されていることを特徴とするラジアルインペラを採用した。
ここで、ディスクの厚さとは、羽根がディスクに取り付けられたディスク面の所定の位置からラジアルインペラの回転軸に平行な方向に延びたディスク背面までの距離である。
また、第2の手段として、上記第1の手段に係るラジアルインペラにおいて、前記ディスクの前記羽根が立設された面を盛り上げることにより、前記ディスクの厚さが前記羽根根元近傍で厚く成形されているものを採用した。
第3の手段として、上記第1の手段に係るラジアルインペラにおいて、前記ディスクの前記羽根が立設された面の背面を盛り上げることにより、前記ディスクの厚さが前記羽根根元近傍で厚く成形されているものを採用した。
第4の手段として、上記第1又は2の手段に係るラジアルインペラにおいて、隣り合う前記羽根の根元が複数の円弧の組み合わせからなる曲線によって繋がれる形状にすることにより、前記ディスクの厚さが前記羽根根元近傍で厚く他の領域で薄く成形されているものを採用した。
第5の手段として、上記第1又は2の手段に係るラジアルインペラにおいて、隣り合う前記羽根の根元が複数の変曲点を有する曲線によって繋がれる形状にすることにより、前記ディスクの厚さが前記羽根根元近傍で厚く他の領域で薄く成形されているものを採用した。
第6の手段として、上記第1又は3の何れかの手段に係るラジアルインペラにおいて、前記ディスクの前記羽根が立設された面の背面に、放射状の稜線を有する凹凸が形成されることにより、前記ディスクの厚さが前記羽根根元近傍で厚く他の領域で薄く成形されているものを採用した。
第7の手段として、上記第6の手段に係るラジアルインペラにおいて、前記凹凸の輪郭は、複数の円弧の組み合わせからなるものを採用した。
更に、本発明では、第8の手段として、内燃機関からの排気ガスによりタービンインペラを回転駆動し該タービンインペラに連結され前記タービンインペラの回転駆動に伴って回転するコンプレッサインペラによって吸気した外気を圧縮して排出する過給機であって、前記タービンインペラ又は/及び前記コンプレッサインペラが、前記請求項1から7の何れかに記載のラジアルインペラであることを特徴とする過給機を採用した。
本発明によれば、ラジアルインペラが備えるディスクの羽根の根元近傍、即ち高応力発生領域でディスク厚が厚くされるので、ディスクの高応力発生領域の強度を高めることができると共に、発生応力を緩和することができる。更に、発生応力が低い羽根間のディスク厚は、所定の強度が得られる程度まで薄くできるため、ラジアルインペラの重量の増大を抑えることができる。この場合、ラジアルインペラがタービンインペラである場合には、ディスク外周部を薄くすることによってディスク縁部での排気ガスとの衝突による損失が低減されるので、効率を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における過給機10の構成を示す模式図である。過給機10は、タービンインペラ11、コンプレッサインペラ12、シャフト13、ハウジング14、軸受15、ノズル部16等を備えている。
図2は、タービンインペラ11の外観を示す斜視図である。
タービンインペラ11及びコンプレッサインペラ12は、ディスクdの一面に複数の羽根wが立設されたラジアルインペラである。タービンインペラ11は、その外周部から流入して隣り合う羽根w間を流れて軸線方向へ抜ける排気ガスGによってトルクを受けて回転する。コンプレッサインペラ12は、回転駆動されることによりディスクdの羽根wが立設された側に軸線方向から流入する外気を圧縮する。
図3は、タービンインペラ11のディスクd及び羽根wをタービンインペラ11の外周側から見た状態を展開した一部を示す展開図である。本実施形態のタービンインペラ11のディスクdの厚さは、羽根wの根元近傍で厚くされており、他の領域で所定の剛性を満足するに足る程度まで薄くされている。ディスクdの羽根wとの位置関係による厚さの変化させ方としては、例えば図3(b)〜(e)に示すものがある。
図3(a)は、比較のために示す従来のディスクd’である。図4は、従来のタービンインペラ11’のディスクd’にかかる応力を示す図である。この図に示すように、従来のディスクd’では、羽根wの根元近傍において高い応力が発生する傾向にある。従来のディスクd’は、羽根w’の根元近傍における高応力に耐えるものとするために、一面に均一に厚くされている。ここで、羽根w’の根元の円弧R11及びR12は、フィレットアールと呼ばれるもので、タービンインペラ11’の羽根根元の局所的な応力集中を緩和するにあたって必要なものである。
図3(b)は、ディスクdの排気ガスGの流路となる側、即ち羽根wが立設されている面を盛り上げたものであって、羽根wの根元が3つの円弧R21〜R23からなる曲線によって繋がれる形状にされている。ここで、円弧R21及びR22は、通常フィレットアールとして設けられる円弧よりも大径の円弧であって、円弧R23によって滑らかに連結されている。
図3(c)は、ディスクdの排気ガスGの流路とならない側、即ち羽根wが立設されている面の背面を盛り上げたものであって、各羽根wの根元にあたる位置を円弧R31で盛り上げ、隣り合う羽根wの間を円弧R32でへこませている。なお、羽根wの根元の円弧R33及びR34は、フィレットアールと呼ばれるもので、タービンインペラ11の羽根根元の局所的な応力集中を緩和するあたって必要なものである。
図3(d)は、ディスクdの両面において羽根wの根元近傍を厚くしたものであって、ディスクdの羽根wが立設されている面では羽根wの根元が3つの円弧R41〜R43からなる曲線によって繋がれる形状にされており、その背面では各羽根wの根元にあたる位置を円弧R44で盛り上げ、隣り合う羽根wの間を円弧R45でへこませている。ここで、円弧R41及びR42は、通常フィレットアールとして設けられる円弧よりも大径の円弧であって、円弧R23によって滑らかに連結されている。
図3(e)は、ディスクdの排気ガスGの流路となる側、即ち羽根wが立設されている面を盛り上げたものであって、隣り合う羽根wの根元が2つの変曲点p1,p2を有する曲線によって繋がれる形状にされている。言い換えると、ディスクdの羽根wが立設されている面が羽根wの根元から羽根間中央に向かうに従い、排気ガスGの流れ方向に対して凸形状の曲線から凹形状の曲線に変化するような変曲点を有する曲線によって繋がれる形状にされている。ここで、円弧R51及びR52は、フィレットアールと呼ばれるもので、タービンインペラ11の羽根根元の局所的な応力集中を緩和するにあたって必要なものである。
図1に戻り、シャフト13は、タービンインペラ11とコンプレッサインペラ12とを連結する。シャフト13の軸心と、タービンインペラ11及びコンプレッサインペラ12の回転軸とは、同心である。
タービンインペラ11とシャフト13とは溶接等により一体化され、コンプレッサインペラ12とシャフト13とはナット等を介して結合されている。
ハウジング14は、上記タービンインペラ11、コンプレッサインペラ12及びシャフト13を囲むものである。該ハウジング14は、タービンハウジング21、ベアリングハウジング22、シールプレート23、及びコンプレッサハウジング24等が順次連結されることにより構成されている。
軸受15は、ハウジング14内でシャフト13を回転自在に支持するものである。
タービンハウジング21は、外周部から突出した排気ガス導入路31を有している。この排気ガス導入路31は、内燃機関Eの排気口E2に接続されて、内燃機関Eが排出する排気ガスGをタービンハウジング21内に導き入れる。また、タービンハウジング21には、シャフト13の同軸上に位置させて排気ガス排出口32が形成されている。この排気ガス排出口32は、排気筒(図示せず)等に接続される。
ベアリングハウジング22は、軸受15を位置固定するものである。シールプレート23は、ベアリングハウジング22とコンプレッサハウジング24との間に設けられ、コンプレッサハウジング24からベアリングハウジング22への空気の流入を防ぐ。
コンプレッサハウジング24には、シャフト13と同軸上に位置させて吸気口33が形成されている。この吸気口33から外気が吸引される。
また、コンプレッサハウジング24は、外周側から突出した吐出流路34を有している。この吐出流路34は、内燃機関Eの給気口E1に接続されて、加圧空気を内燃機関Eへと導く。
このような構成により、内燃機関Eが排出する高温・高圧の排気ガスGが、排気ガス導入路31よりタービンハウジング21内に導入されて、タービンインペラ11を回転させた後に、排気ガス排出口32より外部へ排気される。そして、タービンインペラ11の回転は、シャフト13を介してコンプレッサインペラ12に伝達され、コンプレッサインペラ12を回転させる。これにより、吸気口33から外気が、コンプレッサハウジング24内に吸入され、圧縮された後に、吐出流路34を通過して、内燃機関Eに供給される。
タービンインペラ11の回転駆動中には羽根wの根元近傍に高応力が発生するが、本実施形態のディスクdは、羽根wの根元近傍において厚く形成されているので、ディスクの高応力発生領域の剛性を高めることができると共に、応力集中を緩和することができる。
また、本実施形態のタービンインペラ11は、ディスクdの羽根間の厚さを所定の剛性を満足するに足る程度まで薄くされているため、羽根wの根元近傍を厚くすることによるタービンインペラ11の重量の増大を抑えることができる。更に、タービンインペラ11のディスクdの羽根間を薄くしたことによってディスクdの縁部での排気ガスGとの衝突による損失が低減されるので、効率を向上させることができる。
なお、本実施形態では、タービンインペラ11を例として本発明のラジアルインペラの説明をしているが、コンプレッサインペラ12に同様の構成を適用してもよい。
また、斜流タービンや斜流コンプレッサのインペラに、本実施形態のタービンインペラ11のような構成を適用してもよい。即ち、斜流タービンや斜流コンプレッサのディスクの厚さを、上記実施形態のような構成により、羽根の根元近傍で厚く他の領域で薄く成形してもよい。
本発明の一実施形態における過給機の構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態におけるタービンインペラの外観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態におけるタービンインペラのディスク及び羽根をタービンインペラの外周側から見た状態を展開した一部を示す展開図である。 従来のタービンインペラのディスクにかかる応力を示す模式図である。
符号の説明
10…過給機、 11…タービンインペラ(ラジアルインペラ)、 d…ディスク、 w…羽根、 12…コンプレッサインペラ、 E…内燃機関、 G…排気ガス

Claims (8)

  1. ディスクの一面に複数の羽根が立設されたラジアルインペラであって、
    前記ディスクの厚さは、前記羽根根元近傍で厚く他の領域で薄く成形されている
    ことを特徴とするラジアルインペラ。
  2. 前記ディスクの前記羽根が立設された面を盛り上げることにより、
    前記ディスクの厚さが前記羽根根元近傍で厚く成形されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のラジアルインペラ。
  3. 前記ディスクの前記羽根が立設された面の背面を盛り上げることにより、
    前記ディスクの厚さが前記羽根根元近傍で厚く成形されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のラジアルインペラ。
  4. 隣り合う前記羽根の根元が複数の円弧の組み合わせからなる曲線によって繋がれる形状にすることにより、
    前記ディスクの厚さが前記羽根根元近傍で厚く他の領域で薄く成形されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のラジアルインペラ。
  5. 隣り合う前記羽根の根元が複数の変曲点を有する曲線によって繋がれる形状にすることにより、
    前記ディスクの厚さが前記羽根根元近傍で厚く他の領域で薄く成形されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のラジアルインペラ。
  6. 前記ディスクの前記羽根が立設された面の背面に、放射状の稜線を有する凹凸が形成されることにより、
    前記ディスクの厚さが前記羽根根元近傍で厚く他の領域で薄く成形されている
    ことを特徴とする請求項1又は3の何れかに記載のラジアルインペラ。
  7. 前記凹凸の輪郭は、複数の円弧の組み合わせからなる
    ことを特徴とする請求項6に記載のラジアルインペラ。
  8. 内燃機関からの排気ガスによりタービンインペラを回転駆動し該タービンインペラに連結され前記タービンインペラの回転駆動に伴って回転するコンプレッサインペラによって吸気した外気を圧縮して排出する過給機であって、
    前記タービンインペラ又は/及び前記コンプレッサインペラが、前記請求項1から7の何れかに記載のラジアルインペラであることを特徴とする過給機。
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