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JP2008155440A - ハードコート転写箔 - Google Patents

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JP2008155440A
JP2008155440A JP2006345335A JP2006345335A JP2008155440A JP 2008155440 A JP2008155440 A JP 2008155440A JP 2006345335 A JP2006345335 A JP 2006345335A JP 2006345335 A JP2006345335 A JP 2006345335A JP 2008155440 A JP2008155440 A JP 2008155440A
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Shinji Tajima
真治 田島
Hiromi Ito
浩巳 伊藤
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】
耐擦傷性や耐溶剤性などの高表面耐久性を有するハードコート層を、カードなどの媒体(被転写体)へ転写する際の箔キレなどの転写性よく転写することができるハードコート転写箔を提供する。
【解決手段】
基材11/離型層13/ハードコート層14/紫外線吸収層18/接着層19の層構成からなり、離型層13がメラミン系樹脂で、ハードコート層が電離放射線硬化樹脂とポリエチレンワックスを含み、紫外線吸収層18及び接着層19がマイクロシリカを含むことを特徴とし、また、ハードコート層が電離放射線硬化樹脂:ポリエチレンワックス=100:0.01〜10であり、紫外線吸収層が電離放射線硬化樹脂:マイクロシリカ=90〜94:6〜10であり、接着層がポリエステル系樹脂:マイクロシリカ=90〜94:6〜10であり、ハードコート層の厚さが5〜25μmであることも特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ハードコート転写箔に関し、さらに詳しくは、意匠性及び/又はセキュリティ性に優れるホログラムを転写性よく転写でき、転写後は耐擦傷性や耐溶剤性などの耐久性に優れるハードコート転写箔に関するものである。
本明細書において、配合を示す「比」、「部」、「%」などは特に断わらない限り質量基準であり、「/」印は一体的に積層されていることを示す。また、「PET」は「ポリエチレンテレフタレート」の略語、同意語、機能的表現、通称、又は業界用語である。
(主なる用途)本発明のハードコート転写箔を用いて転写した製品の主なる用途としては、社員証、会員証、学生証などのIDカード、ギフト券、入場証、通行証、サービスポイントなどの、一定の金額を払い込んだ(プリペイドという)権利や資格などを証明する媒体が適用できる。しかしながら、意匠性及びセキュリティ性に優れ、かつ、耐擦擦性や耐溶剤性などの耐久性が要求される用途であれば、特に限定されるものではない。
(背景技術)簡便な印刷方法として熱転写方法が広く使用される様になった。これらの熱転写方法では、各種の画像が簡便に形成されるので、印刷枚数が比較的少なくてもよい印刷物、例えば、身分証明書等のIDカードの作成等に利用される様になっている。又、顔写真等の如くカラー画像が好ましい場合には、連続した基材フイルム上に、例えば、イエロー、マゼンダ及びシアン(更に必要に応じてブラック)の着色熱転写層を面順次に繰返し多数設けた長尺熱転写フイルムを用いる熱転写方法が行なわれている。この様な熱転写フイルムは大別すると、それらの熱転写層が加熱によって軟化して画像状に被熱転写材に熱転写される、所謂溶融転写タイプの熱転写フイルムと、加熱によって熱転写層中の染料が昇華(熱移行)して染料のみが画像状に被熱転写材上に熱転写する、所謂昇華タイプの熱転写フイルムとに大別される。以上の如き熱転写フイルムで、身分証明書等のIDカードを作成する場合、溶融転写タイプの熱転写フイルムの場合は、文字や数字等の如き画像の形成は容易であるが、これらの画像は耐久性、特に耐摩擦性が劣るという欠点がある。一方、昇華転写型の熱転写フイルムの場合には、顔写真等の階調性画像を形成することが出来るが、形成された画像は通常の印刷インキとは異なり、ビヒクルが無い為、耐光性、耐候性、耐摩擦性等の耐久性に劣るという問題がある。上記問題を解決する方法として、透明樹脂層や硬化樹脂層などの保護層(本発明のハードコート層に相当する)を転写する方法が多数提案されている。しかしながら、画像は最表面に存在する為、長期間の間には機械的な摩擦、溶剤やその他の薬品或は環境の影響を受け経時的に耐久性が低下し、また、極めて過酷な環境で使用されるガソリンスタンドカードや工事現場カード、及び、使用期限がなかったり、長期にわたる入退室カードやポイントカード、金融機関などの多数のセキュリティ管理された部屋への入退室を繰り返す入退室カードなどが増加しており、未だ充分な耐久性が得られていない。しかしながら、保護層を厚くすると箔切れが著しく悪くなるので、2回重ねて転写したりしている。
従って、ハードコート層(保護層)転写箔は、極めて過酷な環境での使用、使用期限がなかったり、長期にわたる使用、及び/又は多数回の繰り返し使用などでも、透明性がよく、溶剤、機械的な摩擦、及び摩耗から表面を保護し、傷付きにくい耐久性に優れ、しかも、箔切れがよく1回で転写できることが求められている。また、上記のような媒体には、セキュリティ性を高めるために、顔写真や番号などの1枚毎に異なる固有情報を印字することも求められている。
(先行技術)従来、社員証カードの顔写真画像の表面の摩耗性などの耐久性を高めるために、剥離層を有する支持体から、少なくとも、剥離層、特定樹脂の硬化層、光学変化素子層、中間層、接着層を、顔写真上へ転写することが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
本出願人も、熱転写画像等に耐光性、耐摩擦性、耐可塑剤性、耐薬品性等の各種耐久性を付与できる保護層転写フィルムとして、基材フィルム/透明性樹脂層/極性基を有する成分を含有するアクリル系共重合樹脂で、且つ帯電防止性を有する樹脂で構成した耐可塑剤性樹脂層/熱接着性樹脂層の順に積層した積層体を開示している(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、本出願人は、熱転写画像の各種耐久性、特に耐薬品性、耐光性及び耐候性等が長期間維持される保護層転写フイルムとして、基材フイルム/透明樹脂層(剥離可能)/耐薬品性付与層、紫外線遮断層及びセキュリティ層のうちの少なくとも1層が設けられているものを開示している(例えば、特許文献3参照。)。
しかしながら、上記いずれでも、画像表面の耐久性が厳しい使用条件下では未だ不足しているという問題点がある。
特開2001−138674号公報 特開平07−156567号公報 特開平05−330259号公報
そこで、本発明はこのような問題点を解消するためになされたものである。その目的は、透明性がよく、耐擦傷性や耐溶剤性などの高表面耐久性を有するハードコート層を、カードなどの媒体(被転写体)へ転写する際の箔キレなどの転写性よく転写することができ、また、セキュリティ性を高めるために、顔写真や番号などの1枚毎に異なる固有情報を印字した後に転写できるハードコート転写箔を提供することである。
上記の課題を解決するために、
請求項1の発明に係わるハードコート転写箔は、基材と、該基材の一方の面へ少なくとも離型層、ハードコート層、紫外線吸収層及び接着層を設けてなるハードコート転写箔において、前記離型層がメラミン系樹脂であり、前記ハードコート層が電離放射線硬化樹脂及びポリエチレンワックスを含み、前記紫外線吸収層及び前記接着層がマイクロシリカを含むように、したものである。
請求項2の発明に係わるハードコート転写箔は、上記ハードコート層のポリエチレンワックスの含有が質量基準で、電離放射線硬化樹脂:ポリエチレンワックス=100:0.01〜10であるように、したものである。
請求項3の発明に係わるハードコート転写箔は、上記紫外線吸収層が少なくとも電離放射線硬化樹脂とマイクロシリカを含有し、前記電離放射線硬化樹脂と前記マイクロシリカとの割合が質量基準で電離放射線硬化樹脂:マイクロシリカ=90〜94:6〜10であるように、したものである。
請求項4の発明に係わるハードコート転写箔は、上記接着層が熱接着性ポリエステル系樹脂とマイクロシリカとを含有し、前記熱接着性ポリエステル系樹脂と前記マイクロシリカとの割合が質量基準でポリエステル系樹脂:マイクロシリカ=90〜94:6〜10であるように、したものである。
請求項5の発明に係わるハードコート転写箔は、上記ハードコート層の厚さが5〜25μmであるように、したものである。
請求項6の発明に係わる偽造防止媒体は、請求項1〜5のいずれかに記載のハードコート転写箔の接着層へ昇華転写法で固有情報画像を印画して中間転写記録媒体とし、該中間転写記録媒体の画像とハードコート層とが被転写体へ転写されてなるように、したものである。
請求項1の本発明によれば、耐擦傷性や耐溶剤性などの高表面耐久性を有するハードコート層を、カードなどの媒体(被転写体)へ転写する際の箔キレなどの転写性よく転写することができるハードコート転写箔が提供される。
請求項2〜4の本発明によれば、請求項1の効果に加えて、カードなどの媒体(被転写体)へ転写する際の箔キレなどの転写性がよりよく転写することができるハードコート転写箔が提供される。
請求項5の本発明によれば、請求項1〜4の効果に加えて、転写後の耐擦傷性や耐溶剤性などの表面耐久性がより優れたハードコート転写箔が提供される。
請求項6の本発明によれば、請求項1〜5のハードコート転写箔を用いて、該ハードコート転写箔の接着層へ昇華転写法で固有情報画像を印画して中間転写記録媒体とし、該中間転写記録媒体の画像とハードコート層とを被転写体へ転写されてなる偽造防止媒体が提供される。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら、詳細に説明する。
図1は、本発明の1実施例を示すハードコート転写箔の断面図である。
図2は、本発明のハードコート転写箔を用いて転写した偽造防止媒体である。
(ハードコート転写箔)本発明のハードコート転写箔10は、図1に示すように、基材11と、該基材11の一方の面へ少なくとも離型層13、ハードコート層14、紫外線吸収層18及び接着層19を設け、請求項1の本発明では基材11/離型層13/ハードコート層14/紫外線吸収層18/接着層19の層構成である。
本発明の偽造防止媒体100は、図2に示すように、本発明のハードコート転写箔10の接着層へ昇華転写法で固有情報画像を印画して中間転写記録媒体とし、該中間転写記録媒体の画像103とハードコート層とを被転写体101へ転写されてなるもので、ハードコート層14/紫外線吸収層18/接着層19(画像103を含む)/被転写体101の層構成である。
離型層13はメラミン系樹脂であり、ハードコート層14が電離放射線硬化樹脂及びポリエチレンワックスを含むことで、転写後は最表面を形成し、耐擦傷性(耐スクラッチ性ともいう)、耐摩耗性や耐溶剤性などの高耐久性を発揮する。ハードコート層14へはフィラーとしてポリエチレンワックスを含ませ、かつ、紫外線吸収層18及び接着層19へはフィラーとしてマイクロシリカを含ませて、転写する全部の層へフィラーを混入させることで、カードなどの媒体(被転写体101)へ転写する際の箔キレをよくさせて転写することができるのである。また、ハードコート層14へ含ませるポリエチレンワックスは、転写後にはハードコート層14が最表面層となり、溶剤、機械的な摩擦、及び摩耗から媒体を保護し、また後述する画像などの固有情報も保護する。
(基材)基材11としては、耐熱性、機械的強度、製造に耐える機械的強度、耐溶剤性などがあれば、用途に応じて種々の材料が適用できる。例えば、ポリエチレンテレフタレート・ポリブチレンテレフタレート・ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニルなどのビニル系樹脂、アクリル系樹脂、イミド系樹脂、ポリアリレートなどのエンジニアリング樹脂、ポリカーボネート、環状ポリオレフィン系樹脂、セロファンなどのセルロース系フィルムなどがある。該基材は、これら樹脂を主成分とする共重合樹脂、または、混合体(アロイでを含む)、若しくは複数層からなる積層体であっても良い。通常は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル系のフィルムが、耐熱性、機械的強度がよいため好適に使用され、ポリエチレンテレフタレートが最適である。
また、該基材11は、延伸フィルムでも、未延伸フィルムでも良いが、強度を向上させる目的で、一軸方向または二軸方向に延伸したフィルムが好ましい。該基材の厚さは、通常、2.5〜50μm程度が適用できるが、2.5〜12μmが好適で、4〜6μmが最適である。該基材11は、塗布に先立って塗布面へ、コロナ放電処理、プラズマ処理、オゾン処理、フレーム処理、プライマー(アンカーコート、接着促進剤、易接着剤とも呼ばれる)塗布処理、予熱処理、除塵埃処理、蒸着処理、アルカリ処理、などの易接着処理を行ってもよい。また、必要に応じて、充填剤、可塑剤、着色剤、帯電防止剤などの添加剤を加えても良い。
(離型層、剥離層)転写時の剥離性を向上させるために、離型層13を設け、必要に応じて、剥離層も設けてもよく、離型層13及び剥離層の両方を設けるとより転写性をより向上できる。
(離型層)離型層13としては、通常、離型性樹脂、離型剤を含んだ樹脂、電離放射線で架橋する硬化性樹脂などがあるが、本発明ではメラミン系樹脂を用い、後述するホログラム層15又はハードコート層14と組合わせることで、離型層13との剥離性が安定し、転写時の転写性を向上させることができる。
離型層13の形成は、該樹脂を溶媒へ分散又は溶解して、ロールコート、グラビアコートなどの公知のコーティング方法で、塗布し乾燥して、温度150℃〜200℃程度で焼き付ける。離型層13の厚さとしては、通常は0.01μm〜5.0μm程度、好ましくは0.5μm〜3.0μm程度である。
(剥離層)必要に応じて設ける剥離層としては、弗素系樹脂、シリコーン、各種のワックスなどの離型剤を添加または共重合させたアクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、繊維素系樹脂、ワックス、メラミン系樹脂等が例示でき、離型層13及び剥離層の両方を設ける場合には、適宜組み合わせて用いればよく、この場合には、剥離層は転写後に保護層としての機能を合わせ持つ。
(ハードコート層)ハードコート層14としては、少なくとも電離放射線硬化樹脂を主成分とし、ポリエチレンワックスを含むようにする。該電離放射線硬化性樹脂としては、好ましくは、(1)分子中にイソシアネート基を3個以上有するイソシアネート類、(2)分子中に水酸基を少なくとも1個と(メタ)アクリロイルオキシ基を少なくとも2個有する多官能(メタ)アクリレート類、又は(3)分子中に水酸基を少なくとも2個有する多価アルコール類の反応生成物であるウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する電離放射線硬化性樹脂を用い、ポリエチレンワックスを含ませて、塗布し乾燥して電離放射線で硬化させて、電離放射線硬化樹脂とすればよい。
前記ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する電離放射線硬化性樹脂(本明細書では電離放射線硬化性樹脂組成物Mと呼称する)は、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する電離放射線硬化性樹脂の硬化物、具体的には、特開2001−329031号公報で開示されている光硬化性樹脂などが例示できる。
(ポリエチレンワックス)ポリエチレンワックスとしては、ポリエチレン系樹脂の粒子やビーズが挙げられるが、好ましくは球状ビーズである。但し、ポリエチレンワックスを添加すると、箔切れ性は低下するので、その添加量は、電離放射線硬化樹脂100質量部に対して、0.01〜10質量部程度、好ましくは0.1〜5質量部とする。転写後にはハードコート層14が最表面層となり、含まれるポリエチレンワックスは、機械的な摩擦、及び摩耗から媒体を保護し、後述する画像などの固有情報も保護する。
(1)ポリエチレンワックスを含ませることで、転写後にはハードコート層14が最表面層となるが、極めて過酷な環境での使用、長期間にわたる使用、及び/又は多数回の繰り返し使用などでも、溶剤、機械的な摩擦、及び摩耗から被転写体に設けられた画像を保護し、傷付きにくく耐久性に優れる。
(2)ハードコート層14はメラミン系樹脂を用いた離型層13と界面を接しているので、ハードコート層14と離型層13との間で剥離し、安定した剥離性を有するので、転写時にはバリなどの発生も極めて少なくさせることができる。
(3)ハードコート層14へはフィラーとしてポリエチレンワックスを含ませ、かつ、紫外線吸収層18及び接着層19へはフィラーとしてマイクロシリカを含ませて、転写する全部の層へフィラーを混入させているので、カードなどの媒体(被転写体101)へ転写する際の箔キレをよくさせて、(2)の安定した剥離性とともに、転写性を向上させることができる。
(ハードコート層の形成)ハードコート層14の形成は、上記の電離放射線硬化性樹脂にポリエチレンワックス、必要に応じて光重合開始剤、可塑剤、安定剤、界面活性剤等を加え、溶媒へ分散または溶解して、ロールコート、グラビアコート、コンマコート、ダイコートなどの公知のコーティング方法で塗布し乾燥して、電離放射線で反応(硬化)させればよい。
(ハードコート層の厚味)ハードコート層14の厚さは、通常、1〜5μm程度であるが、本発明では、極めて過酷な環境での使用、使用期限がなかったり、長期にわたる使用、及び/又は多数回の繰り返し使用などでも、溶剤や機械的な摩擦及び摩耗、特に引掻きから画像を保護し、傷付きにくい耐久性を付与するために、ハードコート層14の厚みで5μm以上で、好ましくは10μm以上、さらに好ましくは15μm以上とする。上限は特に限定されないが、価格や箔切れ性から25μm以下程度である。ハードコート層14の厚味が5μm以上で、好ましくは10μm以上、さらに好ましくは15μm以上であるようにすることで耐久性が高まり、極めて過酷な環境での使用、使用期限がなかったり、長期にわたる使用、及び/又は多数回の繰り返し使用などでも、化学的機械的な外力から画像を保護できるハードコート転写箔が得られる。
実施例でも述べるが、転写する層がハードコート層14/紫外線吸収層18/接着層19と総厚さが8〜28μm程度にもなり、通常の転写箔の転写層数μmと比較すると著しく厚くなると、バリが発生したり、箔切れが悪く転写速度低下などの転写性が著しく低下するが、本発明のように、転写する層の全部にフィラー成分を含ませることで、剥離性もよく、箔切れ性もよくすることができるので、容易に転写することができる。
(紫外線吸収層)紫外線吸収層18としては、ハードコート層14と接着層19との間に設ければよい。紫外線吸収層18を設けることで、特に昇華転写型インクリボンを用いて形成した顔写真などの画像は主に耐光性の悪い染料で構成されているが、耐光性を向上させ長期間にわたって画像を維持できる。紫外線吸収層18としては、バインダ中へ、マイクロシリカと、ベンゾトリアゾール類、ベンゾフェノン類、置換オキザニリド類、シアノアクリレート類、又はトリアリールトリアジン類などの紫外線吸収剤を含む組成物へ、必要に応じて硬化剤、光重合開始剤、可塑剤、安定剤、界面活性剤等を加え、溶媒へ分散または溶解して、ロールコート、グラビアコート、コンマコート、ダイコートなどの公知のコーティング方法で塗布し乾燥するか、乾燥、若しくは乾燥した後のエージング(硬化)処理、又は電離放射線で反応(硬化)させればよい。紫外線吸収層18をハードコート層14面へ設ける際には、紫外線吸収層18とハードコート層14との接着力を向上させるために、図2に示すように、プライマ層21を設けることが好ましい。該プライマ層21へはフィラーを入れても入れずともよく、フィラーを入れなくでも、膜厚が0.1〜0.7μmと極めて薄いので、箔切れ性への影響は少ないでのある。
紫外線吸収層18へのマイクロシリカの含有割合は、質量基準で電離放射線硬化樹脂:マイクロシリカ=90〜94:6〜10である。マイクロシリカの含有割合がこの範囲未満では転写時の箔キレ性が悪く、この範囲を超えると透明性が低下し、画像が見えにくくなる。
(接着層)接着層19としては、公知の加熱されると溶融または軟化して接着効果を発揮する感熱接着剤が適用でき、具体的には、塩化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂などが挙げられる。該接着層19には、マイクロシリカなどのフィラーを含むことが、箔切れ性の点で好ましい。また、接着層19の樹脂としては、95℃程度の低温で溶融接着し、60℃程度になると固化して接着する融点が60〜95℃ものが好ましい。融点が上記範囲未満であると、被転写体との接着性が不十分であり、形成された画像を使用する温度が制限される。また、融点が上記範囲を越えるとサーマルヘッドによる加熱では転写性が不十分となり、又、ハードコート層の箔切れ性が低下し、バリなどが発生し易い。
好ましい接着層19としては、熱接着性ポリエステル系樹脂とマイクロシリカとを含有し、前記熱接着性ポリエステル系樹脂と前記マイクロシリカとの割合が質量基準でポリエステル系樹脂:マイクロシリカ=90〜94:6〜10である。マイクロシリカの含有割合がが上記範囲未満では箔キレ性が悪く、上記範囲を越えると透明性が低下し画像が見えにくくなる。
該材料樹脂を溶剤に溶解または分散させて、適宜顔料などの添加剤を添加して、公知のロールコーティング、グラビアコーティング、コンマコーティングなどの方法で塗布し乾燥させて、厚さ1〜30μmの層を得る。
(転写)このようにして得られた本発明のハードコート転写箔10を用いて、少なくともハードコート層14/紫外線吸収層18/接着層19を転写する。なお、転写時には離型層13とハードコート層14との間で剥離するが、若干離型層13の1部がハードコート層14へ移行する場合もあるが、本発明の範囲内である。
また、図2では、基材11/離型層13/ハードコート層14/紫外線吸収層18/接着層19のハードコート転写箔10を用いて、該ハードコート転写箔10の接着層19へ画像を昇華転写法で印画(第1転写)して中間転写記録媒体とした後に、該中間転写記録媒体を用いて被転写体101の表面へ、印画画像を含めてハードコート層14/紫外線吸収層18/接着層19を転写(第2転写)した例である。即ち、接着層19は受像層を兼ねているので固有情報を印画でき、転写時には箔キレ性がよく被転写体101の表面へ良好に接着することができる。もちろん、固有情報を印画せずに被転写体101の表面へ良好に接着することができ、予め被転写体101の表面へ印刷又は印画などで固有情報を設けておけば、該固有情報をも高耐久性の保護することができる。
(第1転写)第1転写は、公知のサーマルプリンタ(熱転写プリンタともいう)で、ハードコート転写箔10の接着層19面へ、昇華転写インクリボンのインキ層を重ねて、所望に印画操作を行うことで、画像を昇華転写(印画)すればよい。接着層19は、静電気などによるゴミなどの異物を吸着せず、サーマルプリンタへセットして引出しても容易に剥離して引出せ、また、昇華転写インクリボンのインキ層は密着性よく重ねられて、所望に印画操作で、画像がカスレたり、ムラが発生したりしにくいように、帯電防止剤を含有させることが好ましい。
(昇華転写インクリボン)昇華転写インクリボンとしては、ポリエチレンテレフタレ−ト又はポリエチレンナフタレ−トなどの基材シートと、基材の一方の面に、ホロンブリリアントイエローS−6GL、MSレッド、カヤセットブルー14などの昇華性の染料及び/又は顔料を、エチルセルロース等のセルロース系樹脂、又はポリビニルピロリドン等のビニル系樹脂などバインダ中に含有させた熱昇華性インキ層を、基材シートのもう一方の面に、必要に応じて、耐熱保護層が形成されているような、公知のものでよい。染料層は全面、部分、面順次でもよく、また、色調も単独、複数、フルカラー用など限定されるものではない。好ましくは、オンデマンド印画性などの点で面順次リボンである。
(第2転写)第2転写は、被転写基材への転写する方法で、公知の転写法でよく、例えば、熱刻印によるホットスタンプ(箔押)、熱ロールによる全面又はストライプ転写、サーマルヘッド(感熱印画ヘッド)によるサーマルプリンタ(熱転写プリンタともいう)などの公知の方法が適用できる。スポット状、文字、数字、イラストなどの任意の形状を転写してもよい。異なる任意の形状である顔写真などの可変情報を連続操作できたり、オンデマンドで印画できるサーマルプリンタが好ましい。
本発明のハードコート転写箔10によれば、別途保護層を設けなくても、充分な耐擦傷性や耐溶剤性などの高耐久性を有するハードコート層を、カードなどの媒体(被転写体)へ転写する際の箔キレなどの転写性よく転写することができるハードコート転写箔を提供でき、さらに、該ハードコート転写箔の接着層へ昇華転写法で固有情報画像を印画して中間転写記録媒体とし、該中間転写記録媒体の画像とホログラムとを被転写体へ転写した偽造防止媒体100を提供できる。
該偽造防止媒体100は、機械的化学的な損傷から長期間にわたって保護できるので、極めて過酷な環境で使用されるガソリンスタンドカードや工事現場カード、及び、使用期限がなかったり、長期にわたる入退室カードやポイントカード、金融機関などの多数のセキュリティ管理された部屋への入退室を繰り返す入退室カードなどにも好適に使用することができる。
(被転写体)被転写体101としては、特に限定されず、例えば天燃繊維紙、コート紙、トレーシングペーパー、転写時の熱で変形しないプラスチックフイルム、ガラス、金属、セラミックス、木材、布あるいは染料受容性のある媒体等いずれのものでもよく、用途によって、適宜選択すればよい。また、被転写体101の媒体はその少なくとも1部が、画像、着色、印刷、その他の加飾が施されていてもよい。なお、図4では昇華転写タイプの昇華転写方法による画像で、接着層19へ形成した画像を例示しているが、画像の有無には限定されない。
(画像)特に好ましい画像103としては、耐久性に劣る画像で、例えば、イエロー、マゼンダ及びシアン(更に必要に応じてブラック)の着色熱転写層を面順次に繰返し多数設けた長尺熱転写フイルムを用いる、溶融転写タイプ、昇華転写タイプの熱転写方法による画像である。該画像は、身分証明書等のIDカードを作成する場合、溶融転写タイプの場合は、文字や数字等の如き画像の形成は容易であるが、これらの画像は耐久性、特に耐摩擦性が劣るという欠点がある。一方、昇華転写タイプの場合には、顔写真等の階調性画像を形成することが出来るが、形成された画像は通常の印刷インキとは異なり、ビヒクルが無い為、耐光性、耐候性、耐摩擦性等の耐久性に劣るという問題がある。該画像を本発明のハードコート転写箔10の接着層19へ印画した後に、被転写体101の表面へ転写することで、高耐久性のハードコート層14/紫外線吸収層18/接着層19、が最表面に位置し、画像を保護し、耐久性を高める。特に、耐光性、耐候性、耐摩擦性等の耐久性に劣る昇華転写タイプの画像でも、ハードコート層14の効果で表面が保護され、かつ、紫外線吸収層18の効果で自然光や蛍光灯などの可視光や紫外線からも保護される。
(耐久性)転写後に最表面となるハードコート層14の鉛筆硬度試験は、JIS−K5400に準拠して測定し、H以上の硬度が好ましい。また、ハードコート層14のスクラッチ強度は、表面の充分な耐摩擦性の点から、サファイア150g以上、好ましくは200g以上である。なお、スクラッチ強度の測定方法は、23℃、55%RHの条件下で24時間調湿した試料に対して、耐摩耗性試験機(HEIDON−18)を用い、0.8mmφサファイア針を直角にあてがい、サファイア針に掛かる荷重を0gから200gまで徐々に増加させ、60cm/minで試料表面を摺動して移動させながら、表面に傷が付き始める時の荷重の測定を行った。荷重が大きいほど良好であることを表す。
以下、実施例及び比較例により、本発明を更に詳細に説明するが、これに限定されるものではない。なお、溶媒を除き、各層の各組成物は固形分換算の質量部である。
(実施例1)基材11として厚さ25μmのPETフィルムを用い、該基材11の一方の面へ、グラビアコート法で、TCM01メジューム(大日本インキ社製、メラミン樹脂商品名)塗工液を乾燥後2μmになるように塗布し乾燥して、180℃20秒間焼き付けて、離型層13を形成した。
該離型層13面へ、下記の電離放射線硬化性樹脂組成物をグラビアリバースコーターで乾燥後の塗布厚さが6μmになるように塗工し100℃で乾燥させた後に、高圧水銀灯を用いて紫外線を照射して硬化させてハードコート層14を形成した。
・<電離放射線硬化性樹脂組成物の作製手順>
まず、「電離放射線硬化性樹脂組成物M」は以下の手順で、生成した。撹拌機、還流冷却器、滴下漏斗及び温度計を取り付けた反応器に、酢酸エチル206.1g及びイソホロンジイソシアネートの三量体(HULS社製品、VESTANAT T1890、融点110℃)133.5gを仕込み、80℃に昇温して溶解させた。溶液中に空気を吹き込んだのち、ハイドロキノンモノメチルエーテル0.38g、ペンタエリスリトールトリアクリレート(大阪有機化学工業社製品、ビスコート300)249.3g及びジブチル錫ジラウレート0.38gを仕込んだ。80℃で5時間反応させたのち酢酸エチル688.9gを添加して冷却した。
該「電離放射線硬化性樹脂組成物M」と、造膜性樹脂(アクリル系オリゴマー)、ポリエチレンワックス、光重合開始剤、及び溶媒を下記の組成で配合して電離放射線硬化性樹脂組成物を調製した。
・<電離放射線硬化性樹脂組成物>
「電離放射線硬化性樹脂組成物M」 30質量部
ポリエチレンワックス(平均粒径5μm) 0.6質量部
光重合開始剤(チバ社製、商品名イルガキュア907) 0.9質量部
溶媒(酢酸エチル:メチルイソブチルケトン=1:1) 70質量部
次に、該ハードコート層14面へ、下記組成のプライマ層組成物途工液によりグラビアコーティングにより、乾燥時0.5μmの厚さになるように塗布、乾燥した後に、45℃で24時間エージングして、プライマ層を形成した。
・<プライマ層組成物途工液>
ポリエステル樹脂 10部
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 10部
トルエン 40部
メチルエチルケトン 40部
次に、該プライマ層面へ、下記の紫外線吸収層組成物をグラビアコーターで乾燥後の塗布量が4μmになるように、塗工し100℃で乾燥させ、50℃で1週間エージングして、紫外線吸収層18を形成した。
・<紫外線吸収層組成物>
UVA−C11(昭和インク社製、架橋性樹脂の商品名) 25質量部
マイクロシリカ(平均粒子径0.5μ) 2質量部
溶媒(MEK:トルエン=1:1) 73質量部
次に、該紫外線吸収層18面へ、下記の接着層組成物をグラビアコーターで乾燥後の塗布量が1μmになるように、塗工し100℃で乾燥させて、接着層19を形成した。
・<接着層組成物>
ポリエステル樹脂SP170(日本合成化学社製、商品名) 20質量部
マイクロシリカ(平均粒子径0.5μ) 1.5質量部
溶媒(MEK:トルエン=1:1) 78.5質量部
以上のようにして、基材11/離型層13/ハードコート層14/プライマ層/紫外線吸収層18/接着層19、の層構成からなる実施例1のハードコート転写箔10を得た。
(実施例2)ハードコート層14として、実施例1と同じ電離放射線硬化性樹脂組成物をグラビアリバースコーターで乾燥後の塗布厚さが6μmになるように塗工し100℃で乾燥させ、さらに、該乾燥した面へ電離放射線硬化性樹脂組成物をグラビアリバースコーターで乾燥後の塗布厚さが6μmになるように塗工し100℃で乾燥させた後に、高圧水銀灯を用いて紫外線を照射して硬化させて、2回コートして層の厚さが12μmのハードコート層14を形成する以外は、実施例1と同様にして、実施例3のハードコート転写箔10を得た。
(実施例3)ハードコート層14として、実施例1と同じ電離放射線硬化性樹脂組成物をグラビアリバースコーターで乾燥後の塗布厚さが6μmになるように塗工し100℃で乾燥させ、さらに、該乾燥した面へ電離放射線硬化性樹脂組成物をグラビアリバースコーターで乾燥後の塗布厚さが6μmになるように塗工し100℃で乾燥させ、さらにまた、該乾燥した面へ電離放射線硬化性樹脂組成物をグラビアリバースコーターで乾燥後の塗布厚さが6μmになるように塗工し100℃で乾燥させた後に、高圧水銀灯を用いて紫外線を照射して硬化させて、2回コートして層の厚さが18μmのハードコート層14を形成する以外は、実施例1と同様にして、実施例3のハードコート転写箔10を得た。
(比較例1)ハードコート層14の電離放射線硬化性樹脂組成物として、下記の電離放射線硬化性樹脂組成物を用いる以外は、実施例3と同様にして、比較例1のハードコート転写箔を得た。
・<ホログラム層の電離放射線硬化性樹脂組成物>
「電離放射線硬化性樹脂組成物M」 25質量部
メタアクリレートオリゴマー(日本合成化学社製、商品名紫光6630B)5質量部
光重合開始剤(チバ社製、商品名イルガキュア907) 0.9質量部
溶媒(酢酸エチル:メチルイソブチルケトン=1:1) 70質量部
(評価試験)評価は被転写体へ転写し、転写性、転写後の表面の硬度、スクラッチ性、及び印画した画像の耐光性で評価した。まず、実施例及び比較例のハードコート転写箔10の接着層19面へ、昇華型熱転写シート(大日本印刷(株)製、イエロー、マゼンタ、シアンの3色のカラー標準リボン)を用いて、600dpiの熱転写プリンターで固有情報である顔写真及び氏名を印画し画像を形成して、中間転写記録媒体とした。次に、被転写体101としてポリ塩化ビニール製のクレジットカード仕様のカードを用い、該被転写体101の表面へ、FARGO製のカード用プリンタHDP820で、前記の中間転写記録媒体の画像を有する接着層19面を重ねて、全面熱転写し基材を剥離し徐去して、偽造防止媒体100とした。
(評価結果)実施例1〜3では、転写時の剥離性もよく、箔切れ性もよく、正常に転写できた。特に実施例3では、転写する層がハードコート層14/紫外線吸収層18/接着層19と総厚さが約21μmにもなり、通常の転写箔の転写層と比較すると著しく厚いが、剥離性もよく、箔切れ性もよいので、問題なく転写することができた。
しかしながら、比較例1では剥離性が悪く剥離しにくく、転写時に箔キレ性が悪くバリが発生して正常に転写できなかった。
また、実施例1〜3のハードコート層14面の鉛筆硬度試験を、JIS−K−5400に準拠して測定したところ、2H以上の硬度を有し、さらに、実施例1〜3の表面のスクラッチ強度はサファイア200g以上であり、充分な耐久性を有していた。しかしながら、比較例1ではスクラッチ強度が悪く、充分な耐久性を有していなかった。
なお、耐光性に関しては偽造防止媒体100を用いて、JIS−B−7753(サンシャインカーボンアーク灯式耐光性及び耐候性試験機)に準拠して測定を行い、500時間の照射後における画像の色の変化を照射前と比較して目視で評価した。実施例1〜3及び比較例1のいずれのハードコート層転写箔10を用いた偽造防止媒体100でも、著しい変化はなく良好であった。
本発明の1実施例を示すハードコート転写箔の断面図である。 本発明の1実施例を示すハードコート転写箔の断面図である。 本発明のハードコート転写箔を用いて転写した偽造防止媒体である。
符号の説明
10:ハードコート転写箔
11:基材
13:離型層
14:ハードコート層
18:紫外線吸収層
19:接着層
21:プライマ層
100:偽造防止媒体
101:被転写体
103:画像層

Claims (6)

  1. 基材と、該基材の一方の面へ少なくとも離型層、ハードコート層、紫外線吸収層及び接着層を設けてなるハードコート転写箔において、前記離型層がメラミン系樹脂であり、前記ハードコート層が電離放射線硬化樹脂及びポリエチレンワックスを含み、前記紫外線吸収層及び前記接着層がマイクロシリカを含むことを特徴とするハードコート転写箔。
  2. 上記ハードコート層のポリエチレンワックスの含有が質量基準で、電離放射線硬化樹脂:ポリエチレンワックス=100:0.01〜10であることを特徴とする請求項1に記載のハードコート転写箔。
  3. 上記紫外線吸収層が少なくとも電離放射線硬化樹脂とマイクロシリカを含有し、前記電離放射線硬化樹脂と前記マイクロシリカとの割合が質量基準で電離放射線硬化樹脂:マイクロシリカ=90〜94:6〜10であることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のハードコート転写箔。
  4. 上記接着層が熱接着性ポリエステル系樹脂とマイクロシリカとを含有し、前記熱接着性ポリエステル系樹脂と前記マイクロシリカとの割合が質量基準でポリエステル系樹脂:マイクロシリカ=90〜94:6〜10であることをを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のハードコート転写箔。
  5. 上記ハードコート層の厚さが5〜25μmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のハードコート転写箔。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のハードコート転写箔の接着層へ昇華転写法で固有情報画像を印画して中間転写記録媒体とし、該中間転写記録媒体の画像とハードコート層とが被転写体へ転写されてなることを特徴とする偽造防止媒体。
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