JP2008153430A - 放熱基板並びに熱伝導性シートおよびこれらを用いたパワーモジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】表面に凹凸を有する放熱部材の少なくともいずれか一方の表面の細かな凹凸が熱伝導性に優れた部材により充填された放熱基板を提供する。
【解決手段】放熱基板は、表面に凹凸を有する放熱部材(6、7)と上記凹凸部に接合される熱伝導性シート(8)を備えた放熱基板(1)において、上記熱伝導性シート(8)は、熱硬化性樹脂(2)、上記凹凸に対して10分の1以下の粒子径である熱伝導性微細充填剤(3)および平均粒径が3μm以上で100μm以下であり、且つ熱伝導性および絶縁性を有する無機充填剤(4、5)から構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】放熱基板は、表面に凹凸を有する放熱部材(6、7)と上記凹凸部に接合される熱伝導性シート(8)を備えた放熱基板(1)において、上記熱伝導性シート(8)は、熱硬化性樹脂(2)、上記凹凸に対して10分の1以下の粒子径である熱伝導性微細充填剤(3)および平均粒径が3μm以上で100μm以下であり、且つ熱伝導性および絶縁性を有する無機充填剤(4、5)から構成されている。
【選択図】図1
Description
この発明は、電気・電子機器等の発熱対象部から放熱部材へ熱を伝達させるのに用いる熱伝導性シートに関し、特にパワーモジュールの発熱を放熱部材に伝導させる絶縁性の熱伝導性シートおよびこれを用いたパワーモジュールに関するものである。
従来、電気・電子機器の発熱部から放熱部材へ熱を伝達させる熱伝導樹脂膜層には、高熱伝導性と絶縁性との要求から、熱硬化性樹脂に無機の充填剤を添加した熱伝導性樹脂組成物が広く用いられている。さらに該無機充填剤の粒径を限定している。
例えば、発熱性電子部品の放熱部材であって、樹脂組成物の熱伝導率を向上させるために窒化アルミニウム粉末の平均粒子径を限定している(例えば、特許文献1参照)。
また、表面に酸化アルミニウム被覆層を有する窒化アルミニウムを充填した高熱伝導性樹脂組成物であって、流動性と充填性を考慮して該窒化アルミニウムの平均粒径を限定している(例えば、特許文献2参照)。
例えば、発熱性電子部品の放熱部材であって、樹脂組成物の熱伝導率を向上させるために窒化アルミニウム粉末の平均粒子径を限定している(例えば、特許文献1参照)。
また、表面に酸化アルミニウム被覆層を有する窒化アルミニウムを充填した高熱伝導性樹脂組成物であって、流動性と充填性を考慮して該窒化アルミニウムの平均粒径を限定している(例えば、特許文献2参照)。
電子機器の小型化や電子部品の高性能化に伴い、電子機器や電子部品からの発熱量は大幅に増大しており、電気・電子機器の発熱部から放熱部材へ熱を伝達させる熱伝導性樹脂シートには、さらなる高熱伝導性が要求されている。従来の熱硬化性樹脂に高熱伝導性の無機充填剤を添加する絶縁性の熱伝導性シートでは、添加する無機充填剤の含有率を増やすことや無機充填剤の最密充填により熱伝導性を向上させている。しかし、発熱部材や放熱部材には細かな凹凸があり、その凹凸には無機充填剤が充填されず熱伝導性の低い熱硬化性樹脂層が形成される。そのため発熱部側から熱伝導性シート、及び熱伝導性シートから放熱部材への熱伝達が低下する問題があった。
この発明の目的は、表面に凹凸を有する放熱部材の少なくともいずれか一方の表面の細かな凹凸が熱伝導性に優れた部材により充填することができる放熱基板並びに熱伝導性シートおよびこれらを用いたパワーモジュールを提供することである。
この発明に係わる放熱基板は、表面に凹凸を有する放熱部材と上記凹凸部に接合される熱伝導性シートを備えた放熱基板であって、上記熱伝導性シートは、熱硬化性樹脂と、上記凹凸に対して10分の1以下の粒子径である熱伝導性微細充填剤と、平均粒径が3μm以上で100μm以下であり、且つ熱伝導性および絶縁性を有する無機充填剤とを備える。
この発明に係わる放熱基板の効果は、放熱部材の表面の凹凸に対して10分の1以下の熱伝導性微細充填剤を含有する熱硬化性樹脂が放熱部材の表面の凹凸に充填され、充填された熱硬化性樹脂に熱伝導性が良好な熱伝導性微細充填剤が含まれるので、凹凸に充填された熱硬化性樹脂を単位時間多くの熱が伝導して放熱部材に伝搬することができるということである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係わる放熱基板の断面模式図である。
この発明の実施の形態1に係わる放熱基板1は、図1に示すように、放熱部材6および放熱部材7、放熱部材6と放熱部材7との間に介設された熱伝導性シート8から構成され、一方の放熱部材6から他方の放熱部材7へ熱を伝導する。そして、放熱部材6と放熱部材7は、相対する面に細かな凹凸が存在する。
放熱部材6および放熱部材7は、銅またはアルミニウムなどの金属が用いられる。そして、放熱部材6および放熱部材7の表面にエッチング処理などによって15μm以下の凹凸を形成する。
図1は、この発明の実施の形態1に係わる放熱基板の断面模式図である。
この発明の実施の形態1に係わる放熱基板1は、図1に示すように、放熱部材6および放熱部材7、放熱部材6と放熱部材7との間に介設された熱伝導性シート8から構成され、一方の放熱部材6から他方の放熱部材7へ熱を伝導する。そして、放熱部材6と放熱部材7は、相対する面に細かな凹凸が存在する。
放熱部材6および放熱部材7は、銅またはアルミニウムなどの金属が用いられる。そして、放熱部材6および放熱部材7の表面にエッチング処理などによって15μm以下の凹凸を形成する。
この熱伝導性シート8は、マトリックスとなる熱硬化性樹脂2と、この熱硬化性樹脂2中に分散した粒子が放熱部材6および放熱部材7の表面の凹凸に対して10分の1以下の熱伝導性微細充填剤3と、平均粒径が3μm以上で100μm以下の数種類の熱伝導性無機充填剤4、5とから構成される。
粒子が放熱部材6および放熱部材7の表面の凹凸に対して10分の1以下の熱伝導性微細充填剤3は、熱伝導性に優れた銅(Cu)、鉄(Fe)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)などの金属類や、窒化ホウ素(BN)、窒化アルミニウム(AlN)、酸化アルミニウム(Al2O3)、炭化珪素(SiC)、結晶シリカ(SiO2)などである。なお、これらを2種類以上混ぜて用いてもよい。特に、窒化ホウ素または窒化アルミニウムは熱伝導率が高いので、好ましい。
熱伝導性無機充填剤4、5としては、電気絶縁性で熱伝導性に優れた窒化ホウ素(BN)、窒化アルミニウム(AlN)、酸化アルミニウム(Al2O3)、炭化珪素(SiC)、結晶シリカ(SiO2)などである。これらを2種類以上混ぜて用いてもよい。特に、窒化ホウ素または窒化アルミニウムは熱伝導率が高いので、好ましい。
また、この実施の形態1に係わる熱伝導性無機充填剤4、5の平均粒子径は3μm以上で100μm以下が好ましく、特に、平均粒子径が10〜70μmであれば熱伝導率と電気絶縁性のバランスがとれるので、さらに好ましい。
また、この実施の形態1に係わる熱伝導性無機充填剤4、5の平均粒子径は3μm以上で100μm以下が好ましく、特に、平均粒子径が10〜70μmであれば熱伝導率と電気絶縁性のバランスがとれるので、さらに好ましい。
熱伝導性シート8のマトリックスとなる熱硬化性樹脂2としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂などの組成物を用いることができるが、エポキシ樹脂は、熱伝導性シート8の製造が容易になるので、特に好ましい。
エポキシ樹脂組成物の主剤としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、脂環脂肪族エポキシ樹脂、グリシジルーアミノフェノール系エポキシ樹脂を用いることができる。これらエポキシ樹脂組成物の主剤を2種以上混合して用いても良い。
エポキシ樹脂組成物の硬化剤としては、例えば、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、無水ハイミック酸などの脂環式酸無水物、ドデセニル無水コハク酸などの脂肪族酸無水物、無水フタル酸、無水トリメリット酸などの芳香族酸無水物、ジシアンジアミド、アジピン酸ジヒドラジドなどの有機ジヒドラジド、トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、ジメチルベンジルアミン、1,8-ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン、およびその誘導体、2−メチルイミダゾール、2−エチルー4−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾールなどのイミダゾール類を用いることができる。これらエポキシ樹脂組成物の硬化剤を2種以上混合して用いても良い。
なお、熱伝導性シート8には、必要に応じてカップリング剤を含有させても良い。用いられるカップリング剤としては、例えばγ―グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ―アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−γ―アミノプロピルトリメトキシシラン、γ―メルカプトプロピルトリメトキシシランなどが挙げられる。これらカップリング剤を2種類以上併用しても良い。
そして、熱伝導性シート8にカップリング剤を含有させると、電気・電子機器の放熱部材6や放熱部材7に対する接着力が向上する。
放熱部材6、7の表面に凹凸を設けるためには、硫酸と過酸化水素の溶液処理、塩化第二鉄の溶液処理、エッチング処理、ブラスト処理、ブラッシング処理、ペーパー処理などがある。
また、放熱部材6、7の表面に熱伝導性シート8との接着性を向上するために、上記カップリング剤などの塗布やクロム酸処理、プラズマ処理やUV照射処理などを施しても良い。
そして、熱伝導性シート8にカップリング剤を含有させると、電気・電子機器の放熱部材6や放熱部材7に対する接着力が向上する。
放熱部材6、7の表面に凹凸を設けるためには、硫酸と過酸化水素の溶液処理、塩化第二鉄の溶液処理、エッチング処理、ブラスト処理、ブラッシング処理、ペーパー処理などがある。
また、放熱部材6、7の表面に熱伝導性シート8との接着性を向上するために、上記カップリング剤などの塗布やクロム酸処理、プラズマ処理やUV照射処理などを施しても良い。
次に、この発明の実施の形態1に係わる放熱基板用の熱伝導性シート用プリプレーグの製造方法について説明する。
まず、所定量の主剤とこの主剤を硬化するために必要な量の硬化剤とからなる熱硬化性樹脂組成物と、例えばこの熱硬化性樹脂組成物と同重量の溶剤とを混合して、熱硬化性樹脂組成物の溶液を作製する。
次に、熱硬化性樹脂組成物の溶液に、平均粒径が3μm以上で100μm以下の熱伝導性無機充填剤4、5と粒子径が放熱部材6および放熱部材7の表面の凹凸に対して10分の1以下の熱伝導性微細充填剤3との混合充填剤を添加して予備混合する。
次に、この予備混合物を例えば3本ロールやニーダなどで混練し、熱伝導性シート用コンパウンドを作製する。
次に、この熱伝導性シート用コンパウンドを、離型処理された樹脂シートや直接放熱部材6、7上に、ドクターブレード法により塗布する。
次に、この塗布物中の溶剤を揮発させて塗布物を乾燥して、熱伝導性シート用プリプレーグを作製する。放熱部材6、7の上に直接作製する場合は、放熱部材6、7に貼り付いている状態になる。
まず、所定量の主剤とこの主剤を硬化するために必要な量の硬化剤とからなる熱硬化性樹脂組成物と、例えばこの熱硬化性樹脂組成物と同重量の溶剤とを混合して、熱硬化性樹脂組成物の溶液を作製する。
次に、熱硬化性樹脂組成物の溶液に、平均粒径が3μm以上で100μm以下の熱伝導性無機充填剤4、5と粒子径が放熱部材6および放熱部材7の表面の凹凸に対して10分の1以下の熱伝導性微細充填剤3との混合充填剤を添加して予備混合する。
次に、この予備混合物を例えば3本ロールやニーダなどで混練し、熱伝導性シート用コンパウンドを作製する。
次に、この熱伝導性シート用コンパウンドを、離型処理された樹脂シートや直接放熱部材6、7上に、ドクターブレード法により塗布する。
次に、この塗布物中の溶剤を揮発させて塗布物を乾燥して、熱伝導性シート用プリプレーグを作製する。放熱部材6、7の上に直接作製する場合は、放熱部材6、7に貼り付いている状態になる。
なお、塗布物を乾燥するとき、必要に応じて加熱をして溶剤の揮発を促進させても良く、熱硬化性樹脂組成物の反応を進め、Bステージ化しても良い。
また、粘度が低い熱硬化性樹脂組成物の場合は、溶剤を添加することなしに、熱硬化性樹脂組成物そのものに、混合充填剤を添加しても良い。
また、カップリング剤などの添加剤は、熱硬化性樹脂組成物と混合充填剤との混練工程までに添加すれば良い。
また、粘度が低い熱硬化性樹脂組成物の場合は、溶剤を添加することなしに、熱硬化性樹脂組成物そのものに、混合充填剤を添加しても良い。
また、カップリング剤などの添加剤は、熱硬化性樹脂組成物と混合充填剤との混練工程までに添加すれば良い。
次に、このように作製された熱伝導性シート用プリプレーグを用いて放熱部材6と放熱部材7を接着する方法について説明する。
熱伝導性シート用プリプレーグは、マトリックスの熱硬化性樹脂2がBステージ状態であるので、放熱部材6と放熱部材7とで挟んで加熱硬化して、放熱部材6と放熱部材7を接着するとともに電気絶縁する。この放熱基板1は高熱伝導性を有するので、一方の放熱部材6からの熱を他方の放熱部材7へ効率よく伝導することができる。
また、放熱基板1を、放熱部材6または放熱部材7のいずれか一方に接着し、他方をこの硬化した熱伝導性シート8に圧接することにより、一方からの熱を他方へ伝導することができる。
また、熱伝導性シート用プリプレーグを硬化させて得られた熱伝導性シート8を、放熱部材6と放熱部材7とで機械的に挟むことにより、一方からの熱を他方へ伝導することができる。
熱伝導性シート用プリプレーグは、マトリックスの熱硬化性樹脂2がBステージ状態であるので、放熱部材6と放熱部材7とで挟んで加熱硬化して、放熱部材6と放熱部材7を接着するとともに電気絶縁する。この放熱基板1は高熱伝導性を有するので、一方の放熱部材6からの熱を他方の放熱部材7へ効率よく伝導することができる。
また、放熱基板1を、放熱部材6または放熱部材7のいずれか一方に接着し、他方をこの硬化した熱伝導性シート8に圧接することにより、一方からの熱を他方へ伝導することができる。
また、熱伝導性シート用プリプレーグを硬化させて得られた熱伝導性シート8を、放熱部材6と放熱部材7とで機械的に挟むことにより、一方からの熱を他方へ伝導することができる。
図2は、比較のため表面に凹凸を有する放熱部材とこの凹凸部に接合される熱伝導性シートを備えた放熱基板において、熱伝導性シートが粒子径の大きな無機充填剤だけを含有する放熱基板の断面模式図である。
粒子径の大きな無機充填剤を含有する熱伝導性シート13から構成される放熱基板11は、図2に示すように、放熱部材6および放熱部材7に設けられた細かな凹凸に無機充填剤が充填されず熱伝導性の低い熱硬化性樹脂層が形成される。そのため熱伝導性無機充填剤が充填されていない熱硬化性樹脂層で熱伝導が少なくなり、放熱基板11の熱伝導率は小さい。
粒子径の大きな無機充填剤を含有する熱伝導性シート13から構成される放熱基板11は、図2に示すように、放熱部材6および放熱部材7に設けられた細かな凹凸に無機充填剤が充填されず熱伝導性の低い熱硬化性樹脂層が形成される。そのため熱伝導性無機充填剤が充填されていない熱硬化性樹脂層で熱伝導が少なくなり、放熱基板11の熱伝導率は小さい。
他方、この発明の実施の形態1に係わる放熱基板1は、熱伝導性シート8における熱硬化性樹脂2のマトリックス中に平均粒径が3μm以上で100μm以下の熱伝導性無機充填剤4、5と粒子径が放熱部材6および放熱部材7の表面の凹凸に対して10分の1以下の熱伝導性微細充填剤3との混合充填剤を含有したものであり、絶縁性を有するとともに、粒子径の大きな無機充填剤を用いたものより、格段に優れた熱伝導性を有する。
また、この実施の形態1に係わる放熱基板1における熱伝導性シート8は、無機充填剤の含有率を極限までに増やさなくても、高い熱伝導率を有するので、熱伝導性シート用コンパウンドの粘度を下げることができ、厚さが薄く、表面が平坦な熱伝導性シート8を得ることができる。
すなわち、厚さを薄くできるので、熱伝導性シート8の厚さ方向の熱抵抗が小さいという効果がある。
また、得られる熱伝導性シート8の表面が平坦であるので、放熱部材6や放熱部材7への密着性が優れており、接触熱抵抗が小さく、熱伝達性が優れている。
すなわち、厚さを薄くできるので、熱伝導性シート8の厚さ方向の熱抵抗が小さいという効果がある。
また、得られる熱伝導性シート8の表面が平坦であるので、放熱部材6や放熱部材7への密着性が優れており、接触熱抵抗が小さく、熱伝達性が優れている。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2に係わる放熱基板12の断面模式図である。
この発明の実施の形態2に係わる放熱基板12は、図3に示すように、放熱部材6および放熱部材7、凹凸部に設けられた粒子径が放熱部材6および放熱部材7の表面の凹凸に対して10分の1以下の熱伝導性微細充填剤3を配合した第1の熱伝導性層9と、その間に設けられた平均粒径が3μm以上で100μm以下の熱伝導性無機充填剤4、5を配合した第2の熱伝導性層10とから構成される。
また、実施の形態2に係わる放熱基板12の第2の熱伝導性層10に、図1に示すように、熱伝導性微細充填剤3をも配合しても良い。
図3は、この発明の実施の形態2に係わる放熱基板12の断面模式図である。
この発明の実施の形態2に係わる放熱基板12は、図3に示すように、放熱部材6および放熱部材7、凹凸部に設けられた粒子径が放熱部材6および放熱部材7の表面の凹凸に対して10分の1以下の熱伝導性微細充填剤3を配合した第1の熱伝導性層9と、その間に設けられた平均粒径が3μm以上で100μm以下の熱伝導性無機充填剤4、5を配合した第2の熱伝導性層10とから構成される。
また、実施の形態2に係わる放熱基板12の第2の熱伝導性層10に、図1に示すように、熱伝導性微細充填剤3をも配合しても良い。
この実施の形態2に係わる放熱基板12においては、一方の放熱部材6から伝導してきた熱を第1の熱伝導性層9を介して第2の熱伝導性層10に伝導し、第2の熱伝導性層10を伝導してきた熱を第1の熱伝導性層9を介して放熱部材7に伝達することができるので、放熱基板12の熱伝導性の大幅向上を実現することができる。
次に、この発明の実施の形態2に係わる熱伝導性層用プリプレーグの製造方法を説明する。
まず、第1の熱伝導性層9に係わる第1の熱伝導性層用コンパウンドの製造方法を説明する。
所定量の主剤とこの主剤を硬化させるのに必要な量の硬化剤とからなる熱硬化性樹脂組成物と、例えばこの熱硬化性樹脂組成物と同重量の溶剤とを混合し、熱硬化性樹脂組成物の溶液を調整する。
次に、熱硬化性樹脂組成物の溶液に、粒子径が放熱部材6および放熱部材7の表面の凹凸に対して10分の1以下の熱伝導性微細充填剤3を添加して予備混合する。この予備混合物を例えば3本ロールやニーダなどで混練し、第1の熱伝導性層用コンパウンドを作製する。
まず、第1の熱伝導性層9に係わる第1の熱伝導性層用コンパウンドの製造方法を説明する。
所定量の主剤とこの主剤を硬化させるのに必要な量の硬化剤とからなる熱硬化性樹脂組成物と、例えばこの熱硬化性樹脂組成物と同重量の溶剤とを混合し、熱硬化性樹脂組成物の溶液を調整する。
次に、熱硬化性樹脂組成物の溶液に、粒子径が放熱部材6および放熱部材7の表面の凹凸に対して10分の1以下の熱伝導性微細充填剤3を添加して予備混合する。この予備混合物を例えば3本ロールやニーダなどで混練し、第1の熱伝導性層用コンパウンドを作製する。
次に、第2の熱伝導性層10に係わる第2の熱伝導性層用コンパウンドの製造方法を説明する。
所定量の主剤とこの主剤を硬化させるのに必要な量の硬化剤とからなる熱硬化性樹脂組成物と、例えばこの熱硬化性樹脂組成物と同重量の溶剤とを混合し、熱硬化性樹脂組成物の溶液を調整する。
次に、熱硬化性樹脂組成物の溶液に、平均粒径が3μm以上で100μm以下の熱伝導性無機充填剤4、5を、また必要に応じて熱伝導性微細充填剤3を添加して予備混合する。この予備混合物を例えば3本ロールやニーダなどで混練し、第2の熱伝導性層用コンパウンドを作製する。
所定量の主剤とこの主剤を硬化させるのに必要な量の硬化剤とからなる熱硬化性樹脂組成物と、例えばこの熱硬化性樹脂組成物と同重量の溶剤とを混合し、熱硬化性樹脂組成物の溶液を調整する。
次に、熱硬化性樹脂組成物の溶液に、平均粒径が3μm以上で100μm以下の熱伝導性無機充填剤4、5を、また必要に応じて熱伝導性微細充填剤3を添加して予備混合する。この予備混合物を例えば3本ロールやニーダなどで混練し、第2の熱伝導性層用コンパウンドを作製する。
次に、第1の熱伝導性層用コンパウンドおよび第2の熱伝導性層用コンパウンドを、離型処理された樹脂シートや直接放熱部材上に、ドクターブレード法により塗布する。
次に、この塗布物中の溶剤を揮発させて塗布物を乾燥して、第1の熱伝導性層用プリプレーグおよび第2の熱伝導性層用プリプレーグを作製する。
次に、この塗布物中の溶剤を揮発させて塗布物を乾燥して、第1の熱伝導性層用プリプレーグおよび第2の熱伝導性層用プリプレーグを作製する。
なお、この時、必要に応じて加熱をして、溶剤の揮発を促進させても良く、熱硬化性樹脂組成物の反応を進め、Bステージ化しても良い。
また、粘度が低い熱硬化性樹脂組成物の場合は、溶剤を添加することなしに、熱硬化性樹脂組成物そのものに、混合充填剤を添加しても良い。
また、カップリング剤などの添加剤は、熱硬化性樹脂組成物と混合充填剤との混練工程までに添加すれば良い。
また、粘度が低い熱硬化性樹脂組成物の場合は、溶剤を添加することなしに、熱硬化性樹脂組成物そのものに、混合充填剤を添加しても良い。
また、カップリング剤などの添加剤は、熱硬化性樹脂組成物と混合充填剤との混練工程までに添加すれば良い。
次に、このように作製された第1の熱伝導性層用プリプレーグおよび第2の熱伝導性層用プリプレーグを用いて放熱部材6と放熱部材7を接着する方法について説明する。
放熱部材6と放熱部材7の接着する面にそれぞれ第1の熱伝導性層用プリプレーグを接するように配置し、その第1の熱伝導性層プリプレーグの間に第2の熱伝導性層用プリプレーグを配置し、加圧下で加熱して硬化し、放熱部材6と放熱部材7を接着するとともに電気絶縁する。
放熱部材6と放熱部材7の接着する面にそれぞれ第1の熱伝導性層用プリプレーグを接するように配置し、その第1の熱伝導性層プリプレーグの間に第2の熱伝導性層用プリプレーグを配置し、加圧下で加熱して硬化し、放熱部材6と放熱部材7を接着するとともに電気絶縁する。
この放熱基板12は高熱伝導性を有するので、一方の放熱部材6からの熱を他方の放熱部材7へ効率よく伝導することができる。
また、熱伝導性シート13を放熱部材6または放熱部材7のいずれか一方に接着し、他方をこの硬化した熱伝導性シート13に圧接することにより、一方からの熱を他方へ伝導することができる。
また、第2の熱伝導性層用プリプレーグを両側から第1の熱伝導性層用プリプレーグで挟んだ状態で加熱硬化して得られた熱伝導性シート13を、放熱部材6と放熱部材7とで挟むことにより、一方の放熱部材6からの熱を他方の放熱部材7へ伝導することができる。
また、熱伝導性シート13を放熱部材6または放熱部材7のいずれか一方に接着し、他方をこの硬化した熱伝導性シート13に圧接することにより、一方からの熱を他方へ伝導することができる。
また、第2の熱伝導性層用プリプレーグを両側から第1の熱伝導性層用プリプレーグで挟んだ状態で加熱硬化して得られた熱伝導性シート13を、放熱部材6と放熱部材7とで挟むことにより、一方の放熱部材6からの熱を他方の放熱部材7へ伝導することができる。
この発明の実施の形態2に係わる放熱基板12は、放熱部材6側と放熱部材7側とに粒子径が放熱部材6および放熱部材7の表面の凹凸に対して10分の1以下の熱伝導性微細充填剤3を含有した第1の熱伝導性層を、その間に平均粒径が3μm以上で100μm以下の熱伝導性無機充填剤4、5、また必要に応じて熱伝導性微細充填剤3を含有した第2の熱伝導性層を形成することにより、絶縁性を有するとともに、粒子径の大きな無機充填剤のみを用いたものより、格段に優れた熱伝導性を有する。
次に、この発明に係わる放熱基板について6つの実施例と比較のための5つの比較例を示してさらに詳細に説明する。表1には6つの実施例の放熱基板を構成する組成比とレーザーフラッシュ法で測定した熱伝導率を示す。また、表2には5つの比較例の放熱基板を構成する組成比とレーザーフラッシュ法で測定した熱伝導率を示す。なお、表1の実施例6の熱伝導率の値は第1の熱伝導層と第2の熱伝導層を合わせた放熱基板の値である。
実施例1.
主剤である液状のビスフェノールA型エポキシ樹脂{エピコート828(ジャパンエポキシレジン株式会社製)}100重量部と、硬化剤である1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール{キュアゾール2PN−CN(四国化成工業株式会社製)}1重量部とからなる熱硬化性樹脂組成物を、溶媒であるメチルエチルケトンの101重量部に添加し、撹拌して、熱硬化性樹脂組成物の溶液を調製する。
次に、熱硬化性樹脂組成物の溶液に、無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを熱硬化性樹脂組成物と無機充填剤の合計体積に対して55体積%(なお、以下の説明において記載されている体積%は同様な意味である)と、熱伝導性微細充填剤として0.05μmの球形形状の窒化アルミニウムを5体積%とを添加し、予備混合する。この予備混合物をさらに、三本ロールにて混練し、熱硬化性樹脂組成物の溶液中に、無機充填剤を均一に分散させた熱伝導性シート用コンパウンドを作製する。
次に、熱伝導性シート用コンパウンドを表面の凹凸が15μmになるようにエッチング処理した厚さ105μmの放熱部材上にドクターブレード法で塗布し、110℃で15分間の加熱乾燥処理をし、厚さが100μmでBステージ状態の熱伝導性シート用プリプレーグを作製する。
次に、熱伝導性シート用プリプレーグを樹脂面が内側になるように2枚重ね、120℃で1時間と160℃で3時間の加熱を行い硬化し実施例1の放熱基板1を得た。そして、この実施例1の放熱基板1の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
主剤である液状のビスフェノールA型エポキシ樹脂{エピコート828(ジャパンエポキシレジン株式会社製)}100重量部と、硬化剤である1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール{キュアゾール2PN−CN(四国化成工業株式会社製)}1重量部とからなる熱硬化性樹脂組成物を、溶媒であるメチルエチルケトンの101重量部に添加し、撹拌して、熱硬化性樹脂組成物の溶液を調製する。
次に、熱硬化性樹脂組成物の溶液に、無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを熱硬化性樹脂組成物と無機充填剤の合計体積に対して55体積%(なお、以下の説明において記載されている体積%は同様な意味である)と、熱伝導性微細充填剤として0.05μmの球形形状の窒化アルミニウムを5体積%とを添加し、予備混合する。この予備混合物をさらに、三本ロールにて混練し、熱硬化性樹脂組成物の溶液中に、無機充填剤を均一に分散させた熱伝導性シート用コンパウンドを作製する。
次に、熱伝導性シート用コンパウンドを表面の凹凸が15μmになるようにエッチング処理した厚さ105μmの放熱部材上にドクターブレード法で塗布し、110℃で15分間の加熱乾燥処理をし、厚さが100μmでBステージ状態の熱伝導性シート用プリプレーグを作製する。
次に、熱伝導性シート用プリプレーグを樹脂面が内側になるように2枚重ね、120℃で1時間と160℃で3時間の加熱を行い硬化し実施例1の放熱基板1を得た。そして、この実施例1の放熱基板1の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
実施例2.
無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを55体積%と、熱伝導性微細充填剤として0.6μmの球形形状の窒化アルミニウムを5体積%とを用いた以外は、実施例1と同様にして実施例2の放熱基板1を作製した。それから、実施例1と同様にして、実施例2の放熱基板1の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを55体積%と、熱伝導性微細充填剤として0.6μmの球形形状の窒化アルミニウムを5体積%とを用いた以外は、実施例1と同様にして実施例2の放熱基板1を作製した。それから、実施例1と同様にして、実施例2の放熱基板1の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
実施例3.
無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを30体積%と、平均粒径が18μmで扁平形状の窒化ホウ素を28体積%と、熱伝導性微細充填剤として0.03μmの扁平形状の窒化ホウ素を2体積%とを用いた以外は、実施例1と同様にして実施例3の放熱基板1を作製した。それから、実施例1と同様にして、実施例3の放熱基板1の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを30体積%と、平均粒径が18μmで扁平形状の窒化ホウ素を28体積%と、熱伝導性微細充填剤として0.03μmの扁平形状の窒化ホウ素を2体積%とを用いた以外は、実施例1と同様にして実施例3の放熱基板1を作製した。それから、実施例1と同様にして、実施例3の放熱基板1の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
実施例4.
無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを30体積%と、平均粒径が18μmで扁平形状の窒化ホウ素を28体積%と、熱伝導性微細充填剤として0.7μmの扁平形状の窒化ホウ素を2体積%とを用いた以外は、実施例1と同様にして実施例4の放熱基板1を作製した。それから、実施例1と同様にして、実施例4の放熱基板1の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを30体積%と、平均粒径が18μmで扁平形状の窒化ホウ素を28体積%と、熱伝導性微細充填剤として0.7μmの扁平形状の窒化ホウ素を2体積%とを用いた以外は、実施例1と同様にして実施例4の放熱基板1を作製した。それから、実施例1と同様にして、実施例4の放熱基板1の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
実施例5.
無機充填剤として、平均粒径が18μmで扁平形状の窒化ホウ素を55体積%と、熱伝導性微細充填剤として0.05μmの球形形状の窒化アルミニウムを2体積%と、0.03μmの扁平形状の窒化ホウ素を3体積%とを用いた以外は、実施例1と同様にして実施例5の放熱基板1を作製した。それから、実施例1と同様にして、実施例5の放熱基板1の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
無機充填剤として、平均粒径が18μmで扁平形状の窒化ホウ素を55体積%と、熱伝導性微細充填剤として0.05μmの球形形状の窒化アルミニウムを2体積%と、0.03μmの扁平形状の窒化ホウ素を3体積%とを用いた以外は、実施例1と同様にして実施例5の放熱基板1を作製した。それから、実施例1と同様にして、実施例5の放熱基板1の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
実施例6.
主剤である液状のビスフェノールA型エポキシ樹脂{エピコート828(ジャパンエポキシレジン株式会社製)}100重量部と、硬化剤である1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール{キュアゾール2PN−CN(四国化成工業株式会社製)}1重量部とからなる熱硬化性樹脂組成物を、溶媒であるメチルエチルケトンの101重量部に添加し、撹拌して、熱硬化性樹脂組成物の溶液を2つ調製した。
次に、一方の熱硬化性樹脂組成物の溶液に、熱伝導性微細充填剤として0.03μmの扁平形状の窒化ホウ素を熱硬化性樹脂組成物と充填剤の合計体積に対して60体積%を添加し、予備混合した。この予備混合物をさらに、三本ロールにて混練し、熱硬化性樹脂組成物の溶液中に、熱伝導性微罪充填剤を均一に分散させた第1の熱伝導性層用コンパウンドを作製した。
次に、第1の熱伝導性層用コンパウンドを表面の凹凸が5μmになるようにエッチング処理した厚さ105μmの放熱部材上にドクターブレード法で塗布し、110℃で15分間の加熱乾燥処理をし、厚さが50μmでBステージ状態の第1の熱伝導性層用プリプレーグを作製した。
主剤である液状のビスフェノールA型エポキシ樹脂{エピコート828(ジャパンエポキシレジン株式会社製)}100重量部と、硬化剤である1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール{キュアゾール2PN−CN(四国化成工業株式会社製)}1重量部とからなる熱硬化性樹脂組成物を、溶媒であるメチルエチルケトンの101重量部に添加し、撹拌して、熱硬化性樹脂組成物の溶液を2つ調製した。
次に、一方の熱硬化性樹脂組成物の溶液に、熱伝導性微細充填剤として0.03μmの扁平形状の窒化ホウ素を熱硬化性樹脂組成物と充填剤の合計体積に対して60体積%を添加し、予備混合した。この予備混合物をさらに、三本ロールにて混練し、熱硬化性樹脂組成物の溶液中に、熱伝導性微罪充填剤を均一に分散させた第1の熱伝導性層用コンパウンドを作製した。
次に、第1の熱伝導性層用コンパウンドを表面の凹凸が5μmになるようにエッチング処理した厚さ105μmの放熱部材上にドクターブレード法で塗布し、110℃で15分間の加熱乾燥処理をし、厚さが50μmでBステージ状態の第1の熱伝導性層用プリプレーグを作製した。
次に、他方の熱硬化性樹脂組成物の溶液に、無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを熱硬化性樹脂組成物と無機充填剤の合計体積に対して30体積%と平均粒径が18μmの扁平形状の窒化ホウ素を30体積%とを添加し、予備混合した。この予備混合物をさらに、三本ロールにて混練し、熱硬化性樹脂組成物の溶液中に、無機充填剤を均一に分散させた第2の熱伝導性層用コンパウンドを作製した。
次に、第2の熱伝導性層用コンパウンドを厚さ50μmの片面離型処理したポリエチレンテレフタレート(PET)シートの離型処理面上にドクターブレード法で塗布し、110℃で15分間の加熱乾燥処理をし、厚さが100μmでBステージ状態の第2の熱伝導性層用プリプレーグを作製した。
次に、第2の熱伝導性層用コンパウンドを厚さ50μmの片面離型処理したポリエチレンテレフタレート(PET)シートの離型処理面上にドクターブレード法で塗布し、110℃で15分間の加熱乾燥処理をし、厚さが100μmでBステージ状態の第2の熱伝導性層用プリプレーグを作製した。
次に、1枚の第1の熱伝導性層用プリプレーグと1枚の第2の熱伝導性層用プリプレーグを重ねて真空ラミネーターで間に空気が存在しないように重ね合わせる。それから、重ね合わされた積層体の第2の熱伝導性層用プリプレーグの面に1枚の第1の熱伝導性層用プリプレーグを重ねて真空ラミネーターで間に空気が存在しないように重ね合わせる。これを120℃で1時間と160℃で3時間の加熱を行い実施例6の放熱基板12を作製した。それから、実施例1と同様にして、実施例6の放熱基板12の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
比較例1.
無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを60体積%を用いた以外は、実施例1と同様にして比較例1の放熱基板11を作製した。それから、実施例1と同様にして、比較例1の放熱基板11の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを60体積%を用いた以外は、実施例1と同様にして比較例1の放熱基板11を作製した。それから、実施例1と同様にして、比較例1の放熱基板11の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
比較例2.
無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを30体積%と、平均粒径が18μmの扁平形状の窒化ホウ素を30体積%とを用いた以外は、実施例1と同様にして比較例2の放熱基板11を作製した。それから、実施例1と同様にして、比較例2の放熱基板11の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを30体積%と、平均粒径が18μmの扁平形状の窒化ホウ素を30体積%とを用いた以外は、実施例1と同様にして比較例2の放熱基板11を作製した。それから、実施例1と同様にして、比較例2の放熱基板11の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
比較例3.
無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを55体積%と、粒子径が5μmの球形形状の窒化アルミニウムを5体積%とを用いた以外は、実施例1と同様にして比較例3の放熱基板11を作製した。それから、実施例1と同様にして、比較例3の放熱基板11の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを55体積%と、粒子径が5μmの球形形状の窒化アルミニウムを5体積%とを用いた以外は、実施例1と同様にして比較例3の放熱基板11を作製した。それから、実施例1と同様にして、比較例3の放熱基板11の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
比較例4.
無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを55体積%と、粒子径が50μmの球形形状の窒化アルミニウムを5体積%とを用いた以外は、実施例1と同様にして比較例4の放熱基板11を作製した。それから、実施例1と同様にして、比較例4の放熱基板11の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを55体積%と、粒子径が50μmの球形形状の窒化アルミニウムを5体積%とを用いた以外は、実施例1と同様にして比較例4の放熱基板11を作製した。それから、実施例1と同様にして、比較例4の放熱基板11の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
比較例5.
無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを30体積%と、平均粒径が18μmの扁平形状の窒化ホウ素を28体積%と、粒子径が8μmの扁平形状の窒化ホウ素を2体積%とを用いた以外は、実施例1と同様にして比較例5の放熱基板11を作製した。それから、実施例1と同様にして、比較例5の放熱基板11の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
無機充填剤として、平均粒径が80μmの球形形状の窒化アルミニウムを30体積%と、平均粒径が18μmの扁平形状の窒化ホウ素を28体積%と、粒子径が8μmの扁平形状の窒化ホウ素を2体積%とを用いた以外は、実施例1と同様にして比較例5の放熱基板11を作製した。それから、実施例1と同様にして、比較例5の放熱基板11の厚さ方向の熱伝導率をレーザーフラッシュ法で測定した。
図4は、放熱基板の厚さ方向の熱伝導率の無機充填剤として用いた窒化アルミニウムの粒子径に対する依存性を示すグラフである。また、図5は、放熱基板の厚さ方向の熱伝導率の無機充填剤として用いた窒化ホウ素の粒子径に対する依存性を示すグラフである。
図4と図5から分かるように、配合した熱伝導性の充填剤の粒子径が放熱部材の表面の凹凸15μmの10分の1である1.5μm以下になると放熱基板の熱伝導率は増大する。これに対して、配合した熱伝導性の充填剤の粒子径が放熱部材の表面の凹凸の10分の1を超えると熱伝導性の充填剤がその凹凸内に入り込めなくなり、放熱基板の熱伝導率は低下する。
また、熱伝導性の充填剤の粒子の形状が球形形状または扁平形状のいずれであっても放熱部材の表面の凹凸の10分の1以下の粒子径であれば熱伝導率を増大できる。
また、熱伝導性の充填剤の粒子の形状が球形形状または扁平形状のいずれであっても放熱部材の表面の凹凸の10分の1以下の粒子径であれば熱伝導率を増大できる。
また、粒子が球形形状の窒化アルミニウムを用いると窒化アルミニウムの熱伝導率が大きいので、例えば5体積%混合するだけで熱伝導性シートの熱伝導率を増大することができる。
また、粒子が扁平形状の窒化ホウ素を用いると窒化ホウ素の熱伝導率が大きいので、例えば2体積%混合するだけで放熱基板の熱伝導率を増大することができる。
また、実施例5の放熱基板のように球形形状の窒化アルミニウムと扁平形状の窒化ホウ素とを混合して用いても放熱基板の熱伝導率を増大することができる。
また、粒子が扁平形状の窒化ホウ素を用いると窒化ホウ素の熱伝導率が大きいので、例えば2体積%混合するだけで放熱基板の熱伝導率を増大することができる。
また、実施例5の放熱基板のように球形形状の窒化アルミニウムと扁平形状の窒化ホウ素とを混合して用いても放熱基板の熱伝導率を増大することができる。
また、粒子径の非常に細かい粒子を配合した第1の熱伝導性層9を第2の熱伝導性層10の両側に設けた放熱基板は、実施例6として示すように、熱伝導率が大きく増大することができる。
この発明に係わる放熱基板を放熱部材6と放熱部材7との間に介設されたパワーモジュールは、電力半導体素子で発生する熱が熱伝導率の大き放熱基板を経由して放熱部材7としてのヒートシンクに良好に伝搬されるので、大電力の用途に適用することができる。
実施の形態3.
上述の実施の形態に係わる熱伝導性シート8、14、または放熱基板1、12を用いて組み立てたパワーモジュールについて説明する。
図6は、表面に凹凸を有するリードフレームおよびヒートシンクを熱伝導性シートで接着し、リードフレーム上に電力半導体素子を実装し、樹脂封止して作製したパワーモジュールの断面図である。
放熱部材としてのリードフレーム19と放熱部材としてのヒートシンク23の表面は細かな凹凸が形成されている。そして、熱伝導性シート用プリプレーグをリードフレーム19とヒートシンク23で両側から挟み、120℃で1時間と160℃で3時間の加熱を行い硬化する。次に、リードフレーム19の熱伝導性シート8の反対の面に電力半導体素子20を実装し、電力半導体素子20の電極とリードフレーム19とをワイア21でワイアボンディングし、その後、樹脂22で封止してパワーモジュール17を作製する。
上述の実施の形態に係わる熱伝導性シート8、14、または放熱基板1、12を用いて組み立てたパワーモジュールについて説明する。
図6は、表面に凹凸を有するリードフレームおよびヒートシンクを熱伝導性シートで接着し、リードフレーム上に電力半導体素子を実装し、樹脂封止して作製したパワーモジュールの断面図である。
放熱部材としてのリードフレーム19と放熱部材としてのヒートシンク23の表面は細かな凹凸が形成されている。そして、熱伝導性シート用プリプレーグをリードフレーム19とヒートシンク23で両側から挟み、120℃で1時間と160℃で3時間の加熱を行い硬化する。次に、リードフレーム19の熱伝導性シート8の反対の面に電力半導体素子20を実装し、電力半導体素子20の電極とリードフレーム19とをワイア21でワイアボンディングし、その後、樹脂22で封止してパワーモジュール17を作製する。
図7は、熱伝導性シート用プリプレーグが貼付されたヒートシンクの断面図である。
放熱部材としてのヒートシンク23に熱伝導性シート用コンパウンドをドクターブレード法で塗布し、110℃で15分間の加熱乾燥処理をし、厚さが100μmでBステージ状態の熱伝導性シート用プリプレーグ18を貼付されたヒートシンク23を作製する。それから、ヒートシンク23とリードフレーム19とで熱伝導性シート用プリプレーグ18を介在させて挟み、120℃で1時間と160℃で3時間の加熱を行い硬化する。次に、リードフレーム19の熱伝導性シート8の反対の面に電力半導体素子20を実装し、電力半導体素子20の電極とリードフレーム19とをワイア21でワイアボンディングし、その後、樹脂22で封止してパワーモジュール17を作製する。
放熱部材としてのヒートシンク23に熱伝導性シート用コンパウンドをドクターブレード法で塗布し、110℃で15分間の加熱乾燥処理をし、厚さが100μmでBステージ状態の熱伝導性シート用プリプレーグ18を貼付されたヒートシンク23を作製する。それから、ヒートシンク23とリードフレーム19とで熱伝導性シート用プリプレーグ18を介在させて挟み、120℃で1時間と160℃で3時間の加熱を行い硬化する。次に、リードフレーム19の熱伝導性シート8の反対の面に電力半導体素子20を実装し、電力半導体素子20の電極とリードフレーム19とをワイア21でワイアボンディングし、その後、樹脂22で封止してパワーモジュール17を作製する。
図8は、熱伝導性シート用プリプレーグが貼付された電極材の断面図である。図9は、熱伝導性シートにより接着されたヒートスプレッダと電極材の断面図である。図10は、電極材上に電力半導体素子が実装されたパワーモジュールの断面図である。
放熱部材としての電極材25に熱伝導性シート用コンパウンドをドクターブレード法で塗布し、110℃で15分間の加熱乾燥処理をし、厚さが100μmでBステージ状態の熱伝導性シート用プリプレーグ18が貼付された電極材25を作製する。それから、ヒートヒートスプレッダ24と電極材25とで熱伝導性シート用プリプレーグ18を介在させて挟み、120℃で1時間と160℃で3時間の加熱を行い硬化する。次に、電極材25をパターン形成して電極を作製し、電極に電力半導体素子20を実装し、電力半導体素子20の電極とリードフレーム19とをワイア21でワイアボンディングし、その後、樹脂22で封止してパワーモジュール30を作製する。
放熱部材としての電極材25に熱伝導性シート用コンパウンドをドクターブレード法で塗布し、110℃で15分間の加熱乾燥処理をし、厚さが100μmでBステージ状態の熱伝導性シート用プリプレーグ18が貼付された電極材25を作製する。それから、ヒートヒートスプレッダ24と電極材25とで熱伝導性シート用プリプレーグ18を介在させて挟み、120℃で1時間と160℃で3時間の加熱を行い硬化する。次に、電極材25をパターン形成して電極を作製し、電極に電力半導体素子20を実装し、電力半導体素子20の電極とリードフレーム19とをワイア21でワイアボンディングし、その後、樹脂22で封止してパワーモジュール30を作製する。
図11は、両面に電極材が接着された熱伝導性シートの断面図である。図12は、一方の電極材上に電力半導体素子が実装されたパワーモジュールの断面図である。
放熱部材としての2枚の電極材25で熱伝導性シート用プリプレーグ18を挟み、120℃で1時間と160℃で3時間の加熱を行い硬化する。次に、一方の電極材25をパターン形成して電極を作製し、電極に電力半導体素子20を実装し、電力半導体素子20の電極とリードフレーム19とをワイア21でワイアボンディングし、その後、樹脂22で封止してパワーモジュール31を作製する。
放熱部材としての2枚の電極材25で熱伝導性シート用プリプレーグ18を挟み、120℃で1時間と160℃で3時間の加熱を行い硬化する。次に、一方の電極材25をパターン形成して電極を作製し、電極に電力半導体素子20を実装し、電力半導体素子20の電極とリードフレーム19とをワイア21でワイアボンディングし、その後、樹脂22で封止してパワーモジュール31を作製する。
図13は、スプレッダが放熱接着剤で放熱基板に接着されているパワーモジュールの断面図である。
放熱基板1、12の一方の放熱部材6、7をパターン形成して電極を作製する。それから、例えばシリコーングリスなどの放熱接着剤26でヒートスプレッダ24を接着する。次に、電極に電力半導体素子20を実装し、電力半導体素子20の電極とリードフレーム19とをワイア21でワイアボンディングし、その後、樹脂22で封止してパワーモジュール32を作製する。
放熱基板1、12の一方の放熱部材6、7をパターン形成して電極を作製する。それから、例えばシリコーングリスなどの放熱接着剤26でヒートスプレッダ24を接着する。次に、電極に電力半導体素子20を実装し、電力半導体素子20の電極とリードフレーム19とをワイア21でワイアボンディングし、その後、樹脂22で封止してパワーモジュール32を作製する。
1、11、12 放熱基板、2 熱硬化性樹脂、3 熱伝導性微細充填剤、4 熱伝導性無機充填剤、6、7 放熱部材、8、13、14 熱伝導性シート、9、10 熱伝導性層、17、30、31、32 パワーモジュール、18 熱伝導性シート用プリプレーグ、19 リードフレーム、20 電力半導体素子、21 ワイア、22 樹脂、23 ヒートシンク、24 ヒートスプレッダ、25 電極材、26 放熱接着剤。
Claims (10)
- 表面に凹凸を有する放熱部材と上記凹凸部に接合される熱伝導性シートを備えた放熱基板であって、
上記熱伝導性シートは、熱硬化性樹脂と、上記凹凸に対して10分の1以下の粒子径である熱伝導性微細充填剤と、平均粒径が3μm以上で100μm以下であり、且つ熱伝導性および絶縁性を有する無機充填剤とを備えることを特徴とする放熱基板。 - 上記熱伝導性微細充填剤が扁平形状であることを特徴とする請求項1に記載の放熱基板。
- 上記熱伝導性微細充填剤が球形形状であることを特徴とする請求項1に記載の放熱基板。
- 上記熱伝導性微細充填剤が扁平形状のものと球形形状のものとが混合されたものであることを特徴とする請求項1に記載の放熱基板。
- 上記扁平形状の熱伝導性微細充填剤が窒化ホウ素であることを特徴とする請求項2に記載の放熱基板。
- 上記球形形状の熱伝導性微細充填剤が窒化アルミニウムであることを特徴とする請求項3に記載の放熱基板。
- 表面に凹凸を有する放熱部材と少なくともいずれか一方に接合される熱伝導性シートを備えた放熱基板であって、
上記熱伝導性シートは、少なくとも上記放熱部材と接合されている部分が、熱硬化性樹脂と、上記凹凸に対して10分の1以下の粒子径である熱伝導性微細充填剤とを備える第1の熱伝導層を有することを特徴とする放熱基板。 - 表面に凹凸を有する放熱部材と接合される得る熱伝導性シートであって、
熱硬化性樹脂と上記凹凸に対して10分の1以下の粒子径である熱伝導性微細充填剤から構成される第1の熱伝導層を有することを特徴とする熱伝導性シート。 - 一方の放熱部材に実装された電力半導体素子と上記電力半導体素子で発生する熱を外部に放熱する他方の放熱部材とを備えるパワーモジュールにおいて、
上記一方の放熱部材から上記他方の放熱部材に上記電力半導体素子で発生する熱を伝達する請求項1乃至7のいずれか一項に記載の放熱基板を有することを特徴とするパワーモジュール。 - 一方の放熱部材に実装された電力半導体素子と上記電力半導体素子で発生する熱を外部に放熱する他方の放熱部材とを備えるパワーモジュールにおいて、
上記一方の放熱部材から上記他方の放熱部材に上記電力半導体素子で発生する熱を伝達する請求項8記載の熱伝導性シートを有することを特徴とするパワーモジュール。
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